JP2003019133A - 画像表示方法、画像表示装置および超音波診断装置 - Google Patents
画像表示方法、画像表示装置および超音波診断装置Info
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- JP2003019133A JP2003019133A JP2001194963A JP2001194963A JP2003019133A JP 2003019133 A JP2003019133 A JP 2003019133A JP 2001194963 A JP2001194963 A JP 2001194963A JP 2001194963 A JP2001194963 A JP 2001194963A JP 2003019133 A JP2003019133 A JP 2003019133A
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Abstract
組織に対する穿刺針の相対位置が判るように、表示す
る。 【解決手段】 走査面が隣接する複数のBモード画像B
A,BB,BCの同位置の画素のうちで最大画素値をも
つ画素が属するBモード画像に応じて異なる彩色を加え
且つ最大画素値に応じた輝度値とした表示画像を表示す
る。 【効果】 穿刺針nの像の先端の表示色で、どのBモー
ド画像の走査面まで穿刺針nが侵入しているか判る。ま
た、腫瘍kの像の表示色で、どのBモード画像の走査面
に腫瘍kが在るか判る。従って、穿刺針nの先端と腫瘍
kの位置関係が判る。
Description
像表示装置および超音波診断装置に関し、さらに詳しく
は、穿刺針が奥行き方向に侵入していく様子を組織に対
する穿刺針の相対位置が判るように表示することができ
る画像表示方法、画像表示装置および超音波診断装置に
関する。
0340号公報に開示された画像表示方法の説明図であ
る。図8に示すように、穿刺針nが侵入していく奥行き
方向に隣接する3つの走査面をCT装置で走査し、各断
層像GA,GB,GCを得る。次に、各断層像GA,G
B,GCの同位置の画素のCT値を平均した値を同位置
の画素値とする合成画像を作成する。そして、各断層像
GA,GB,GCの同位置の画素のCT値を比較し、
(1)断層像GAのCT値≫断層像GBのCT値かつ断
層像GAのCT値≫断層 像GCのCT値なら同位置の画素を「青色」に彩色す
る。 (2)断層像GBのCT値≫断層像GAのCT値かつ断
層像GBのCT値≫断層像GCのCT値なら同位置の画
素を「緑色」に彩色する。 (3)断層像GCのCT値≫断層像GAのCT値かつ断
層像GCのCT値≫断層像GBのCT値なら同位置の画
素を「赤色」に彩色する。 (4)上記の(1)(2)(3)以外の画素はグレーで
表示する。 以上により、図9に示す表示画像Gjのように、合成画
像内の領域のうち、断層像GAに写っている穿刺針nの
像M1が「青色」で表示され、断層像GBに写っている
穿刺針nの像M2が「緑色」で表示され、断層像GCに
写っている穿刺針nの像M3が「赤色」で表示される。
また、各断層像GA,GB,GCの同位置の画素のCT
値に大差がない被検体hの組織の像Tはグレーで表示さ
れる。
行き方向に侵入していく様子を穿刺針nの像Mの表示色
により視認することが出来る。
は、CT値が組織に較べて著しく大きい穿刺針nだけが
彩色され、各断層像でCT値に大差がない組織は彩色さ
れない。しかし、組織が彩色されないと、組織の奥行き
方向の位置が判らないため、組織に対する穿刺針nの相
対位置が判らない問題点がある。例えば、図10に示す
合成画像Gkでは、穿刺針nの先端の像M1は、赤色で
表示されているため、断層像GCまで侵入していること
が判る。しかし、腫瘍の像Kがグレーであるため、断層
像GA,GB,GCのいずれに写っているのか判らな
い。すなわち、穿刺針nの先端が腫瘍を行き過ぎている
のか否かが判らない問題点がある。そこで、本発明の目
的は、穿刺針が奥行き方向に侵入していく様子を組織に
対する穿刺針の相対位置が判るように表示することがで
きる画像表示方法、画像表示装置および超音波診断装置
を提供することにある。
は、走査面が隣接する複数の断層像の同位置の画素のう
ちで最大画素値をもつ画素が属する断層像に応じて異な
る彩色を加え且つ最大画素値に応じた輝度値とした表示
画像を表示することを特徴とする画像表示方法を提供す
る。上記第1の観点による画像表示方法では、走査面が
隣接する複数の断層像の同位置の画素の画素値のうちで
最大画素値に応じた輝度値とする。つまり、MIP(Ma
ximum Intensity Projection)処理により、表示画像の
画素の輝度値を決める。また、走査面が隣接する複数の
断層像の同位置の画素のうちで最大画素値を持つ画素が
属する断層像に応じて異なる彩色を加える。よって、画
素値に大きな差がない組織でも彩色されるため、組織の
奥行き方向の位置も判るようになる。従って、穿刺針が
奥行き方向に侵入していく様子を組織に対する穿刺針の
相対位置が判るように表示することが出来る。
した関心領域内に位置する画素については、走査面が隣
接する複数の断層像の同位置の画素のうちで最大画素値
をもつ画素が属する断層像に応じて異なる彩色を加え且
つ最大画素値に応じた輝度値とし、前記関心領域外に位
置する画素については、彩色を加えず且つ走査面が隣接
する複数の断層像の同位置の画素の画素値のうちで最大
画素値に応じた輝度値とした表示画像を表示することを
特徴とする画像表示方法を提供する。上記第2の観点に
よる画像表示方法では、例えば、穿刺針の侵入する経路
を含む部分領域を関心領域として設定すれば、上記第1
の観点による画像表示方法と同様に、穿刺針が奥行き方
向に侵入していく様子を組織に対する穿刺針の相対位置
が判るように表示することが出来る。一方、関心領域外
では、彩色しないため、不要な彩色が目障りになること
を防止できる。
する複数の断層像の同位置の画素の画素値のうちで最大
画素値が閾値より大きい場合の該位置の画素について
は、走査面が隣接する複数の断層像の同位置の画素のう
ちで最大画素値をもつ画素が属する断層像に応じて異な
る彩色を加え且つ最大画素値に応じた輝度値とし、前記
最大画素値が閾値より小さい場合の該位置の画素につい
ては、彩色を加えず且つ走査面が隣接する複数の断層像
の同位置の画素の画素値のうちで最大画素値に応じた輝
度値とした表示画像を表示することを特徴とする画像表
示方法を提供する。上記第3の観点による画像表示方法
では、例えば、腫瘍の画素値より少し小さい値を閾値と
して設定すれば、上記第1の観点による画像表示方法と
同様に、穿刺針が奥行き方向に侵入していく様子を腫瘍
に対する穿刺針の相対位置が判るように表示することが
出来る。一方、正常な組織のほとんどは、画素値が閾値
より小さく、彩色しないため、不要な彩色が目障りにな
ることを防止できる。
する複数の断層像を記憶する断層像記憶手段と、走査面
が隣接する複数の断層像の同位置の画素のうちで最大画
素値をもつ画素が属する断層像に応じて異なる彩色を加
え且つ最大画素値に応じた輝度値とした表示画像を生成
し表示する表示手段とを具備したことを特徴とする画像
表示装置を提供する。上記第4の観点による画像表示装
置では、前記第1の観点による画像表示方法を好適に実
施できる。
する複数の断層像を記憶する断層像記憶手段と、走査面
に関心領域を設定する関心領域設定手段と、前記関心領
域内に位置する画素については、走査面が隣接する複数
の断層像の同位置の画素のうちで最大画素値をもつ画素
が属する断層像に応じて異なる彩色を加え且つ最大画素
値に応じた輝度値とし、前記関心領域外に位置する画素
については、彩色を加えず且つ走査面が隣接する複数の
断層像の同位置の画素の画素値のうちで最大画素値に応
じた輝度値とした表示画像を生成し表示する表示手段と
を具備したことを特徴とする画像表示装置を提供する。
上記第5の観点による画像表示装置では、前記第2の観
点による画像表示方法を好適に実施できる。
する複数の断層像を記憶する断層像記憶手段と、閾値を
設定する閾値設定手段と、走査面が隣接する複数の断層
像の同位置の画素の画素値のうちで最大画素値が閾値よ
り大きい場合の該位置の画素については、走査面が隣接
する複数の断層像の同位置の画素のうちで最大画素値を
もつ画素が属する断層像に応じて異なる彩色を加え且つ
最大画素値に応じた輝度値とし、前記最大画素値が閾値
より小さい場合の該位置の画素については、彩色を加え
ず且つ走査面が隣接する複数の断層像の同位置の画素の
画素値のうちで最大画素値に応じた輝度値とした表示画
像を生成し表示する表示手段とを具備したことを特徴と
する画像表示装置を提供する。上記第6の観点による画
像表示装置では、前記第3の観点による画像表示方法を
好適に実施できる。
の走査面を同時に又は時分割的に走査可能な超音波探触
子と、その超音波探触子を用いて隣接する複数の走査面
を走査する超音波走査手段と、走査により得られたデー
タに基づいて断層像を生成する断層像生成手段と、複数
の断層像を記憶する断層像記憶手段と、走査面が隣接す
る複数の断層像の同位置の画素のうちで最大画素値をも
つ画素が属する断層像に応じて異なる彩色を加え且つ最
大画素値に応じた輝度値とした表示画像を生成する表示
制御手段と、画像を表示する画像表示手段とを具備した
ことを特徴とする超音波診断装置を提供する。上記第7
の観点による超音波診断装置では、前記第1の観点によ
る画像表示方法を好適に実施できる。なお、隣接する複
数の走査面を同時に走査可能な超音波探触子とは、例え
ば2次元アレイの超音波探触子である。また、隣接する
複数の走査面を時分割的に走査可能な超音波探触子と
は、例えば走査面に直交する方向に走査面を機械的に移
動可能な超音波探触子である。
の走査面を同時に又は時分割的に走査可能な超音波探触
子と、その超音波探触子を用いて隣接する複数の走査面
を走査する超音波走査手段と、走査により得られたデー
タに基づいて断層像を生成する断層像生成手段と、複数
の断層像を記憶する断層像記憶手段と、走査面に関心領
域を設定する関心領域設定手段と、前記関心領域内に位
置する画素については、走査面が隣接する複数の断層像
の同位置の画素のうちで最大画素値をもつ画素が属する
断層像に応じて異なる彩色を加え且つ最大画素値に応じ
た輝度値とし、前記関心領域外に位置する画素について
は、彩色を加えず且つ走査面が隣接する複数の断層像の
同位置の画素の画素値のうちで最大画素値に応じた輝度
値とした表示画像を生成する表示制御手段と、画像を表
示する画像表示手段とを具備したことを特徴とする超音
波診断装置を提供する。上記第8の観点による超音波診
断装置では、前記第2の観点による画像表示方法を好適
に実施できる。
の走査面を同時に又は時分割的に走査可能な超音波探触
子と、その超音波探触子を用いて隣接する複数の走査面
を走査する超音波走査手段と、走査により得られたデー
タに基づいて断層像を生成する断層像生成手段と、複数
の断層像を記憶する断層像記憶手段と、閾値を設定する
閾値設定手段と、走査面が隣接する複数の断層像の同位
置の画素の画素値のうちで最大画素値が閾値より大きい
場合の該位置の画素については、走査面が隣接する複数
の断層像の同位置の画素のうちで最大画素値をもつ画素
が属する断層像に応じて異なる彩色を加え且つ最大画素
値に応じた輝度値とし、前記最大画素値が閾値より小さ
い場合の該位置の画素については、彩色を加えず且つ走
査面が隣接する複数の断層像の同位置の画素の画素値の
うちで最大画素値に応じた輝度値とした表示画像を生成
する表示制御手段と、画像を表示する画像表示手段とを
具備したことを特徴とする超音波診断装置を提供する。
上記第9の観点による超音波診断装置では、前記第3の
観点による画像表示方法を好適に実施できる。
により本発明をさらに詳しく説明する。なお、これによ
り本発明が限定されるものではない。
置を示す構成図である。この超音波診断装置100A
は、隣接する第1走査面S1,第2走査面S2および第
3走査面S3を同時に又は時分割的に走査可能な超音波
探触子1と、その超音波探触子1により各走査面S1,
S2,S3を循環的に走査して受信信号を出力する送受
信部2と、前記受信信号から各走査面S1,S2,S3
のBモード画像を循環的に生成するBモード処理部3
と、最新の第1走査面のBモード画像を記憶する第1走
査面画像記憶部41と、最新の第2走査面のBモード画
像を記憶する第2走査面画像記憶部42と、最新の第3
走査面のBモード画像を記憶する第3走査面画像記憶部
43と、各走査面S1,S2,S3のBモード画像の同
位置(x,y)の画素の画素値d1(x,y),d2(x,y),d3
(x,y)のうちで最大画素値dm(x,y)を選択して出力する
と共に該最大画素値dm(x,y)を持つ画素が属する走査面
が第1走査面S1か第2走査面S2か第3走査面S3か
を出力する最大値検出部5とを具備している。
が関心領域を設定するための関心領域設定部6Aと、あ
る位置(x,y)が関心領域外なら最大画素値dm(x,y)
をグレースケール部80へ出力し、ある位置(x,y)
が関心領域内で最大画素値dm(x,y)を持つ画素が属する
走査面が第1走査面S1なら最大画素値dm(x,y)を青ス
ケール部81へ出力し、ある位置(x,y)が関心領域
内で最大画素値dm(x,y)を持つ画素が属する走査面が第
2走査面S2なら最大画素値dm(x,y)を白スケール部8
2へ出力し、ある位置(x,y)が関心領域内で最大画
素値dm(x,y)を持つ画素が属する走査面が第3走査面S
3なら最大画素値dm(x,y)を赤スケール部83へ出力す
るカラー決定部7Aと、入力された最大画素値dm(x,y)
をグレースケールでグレーの輝度に変換するグレースケ
ール部80と、入力された最大画素値dm(x,y)を青スケ
ールで青色の輝度に変換する青スケール部81と、入力
された最大画素値dm(x,y)を白スケールで白色の輝度に
変換する白スケール部82と、入力された最大画素値d
m(x,y)を赤スケールで赤色の輝度に変換する赤スケール
部83と、グレースケール部80,青スケール部81,
白スケール部82または赤スケール部83の出力を合成
した表示画像を表示する表示部9とを具備している。
向に隣接する3つの走査面を超音波診断装置100Aで
走査し、各Bモード画像BA,BB,BCを得ている状
況を示す模式図である。穿刺針nはBモード画像BA,
BBの走査面を貫き、穿刺針nの先端はBモード画像B
Cの走査面にある。また、Bモード画像BCの走査面に
は、腫瘍kが含まれている。また、各Bモード画像B
A,BB,BCの走査面を貫いて、骨bが存在してい
る。P1は、穿刺針nがBモード画像BAの走査面に侵
入する第1走査面侵入点を表している。P2は、穿刺針
nがBモード画像BBの走査面に侵入する第2走査面侵
入点を表している。P3は、穿刺針nがBモード画像B
Cの走査面に侵入する第3走査面侵入点を表している。
の表示画面G1の例示図である。穿刺針nの像Mは、第
1走査面侵入点P1と第2走査面侵入点P2の間が青色
で表示され、第2走査面侵入点P2と第3走査面侵入点
P3の間が白色で表示され、第3走査面侵入点P3より
先が赤色で表示される。腫瘍kの像Kは、赤色で表示さ
れる。骨bの像Bは、青色と白色と赤色とで表示され
る。また、上記以外の全ての画素も、青色または白色ま
たは赤色で表示される。上記表示画面G1によれば、穿
刺針nの像Mの先端が赤色で表示されているため、Bモ
ード画像BCの走査面まで侵入していることが判る。ま
た、腫瘍kの像Kが赤色であるため、腫瘍kがBモード
画像BCの走査面に在ることが判る。従って、穿刺針n
の先端が腫瘍kに向けて正しく進んでいることが判る。
分領域を関心領域に設定した場合の表示画面G2の例示
図である。穿刺針nの像Mは、関心領域ROI内であ
り、青色と白色と赤色とで表示される。腫瘍kの像K
は、関心領域ROI内であり、赤色で表示される。ま
た、上記以外の関心領域ROI内の全ての画素も、青色
または白色または赤色で表示される。骨bの像Bは、関
心領域ROI外であり、グレーで表示される。また、上
記以外の関心領域ROI外の全ての画素も、グレーで表
示される。上記表示画面G2によれば、穿刺針nの像M
の先端が赤色で表示されているため、Bモード画像BC
の走査面まで侵入していることが判る。また、腫瘍kの
像Kが赤色であるため、腫瘍kがBモード画像BCの走
査面に在ることが判る。従って、穿刺針nの先端が腫瘍
kに向けて正しく進んでいることが判る。そして、関心
領域ROI外はグレーで表示されるため、不要な彩色が
目障りになることを防止できる。
置を示す構成図である。この超音波診断装置100B
は、隣接する第1走査面S1,第2走査面S2および第
3走査面S3を同時に又は時分割的に走査可能な超音波
探触子1と、その超音波探触子1により各走査面S1,
S2,S3を循環的に走査して受信信号を出力する送受
信部2と、前記受信信号から各走査面S1,S2,S3
のBモード画像を循環的に生成するBモード処理部3
と、最新の第1走査面のBモード画像を記憶する第1走
査面画像記憶部41と、最新の第2走査面のBモード画
像を記憶する第2走査面画像記憶部42と、最新の第3
走査面のBモード画像を記憶する第3走査面画像記憶部
43と、各走査面S1,S2,S3のBモード画像の同
位置(x,y)の画素の画素値d1(x,y),d2(x,y),d3
(x,y)のうちで最大画素値dm(x,y)を選択して出力する
と共に該最大画素値dm(x,y)を持つ画素が属する走査面
が第1走査面S1か第2走査面S2か第3走査面S3か
を出力する最大値検出部5とを具備している。
が閾値を設定するための閾値設定部6Bと、ある位置
(x,y)の最大画素値dm(x,y)が閾値以下なら最大画
素値dm(x,y)をグレースケール部80へ出力し、ある位
置(x,y)の最大画素値dm(x,y)が閾値より大きく且
つ最大画素値dm(x,y)を持つ画素が第1走査面S1に属
するなら最大画素値dm(x,y)を青スケール部81へ出力
し、ある位置(x,y)の最大画素値dm(x,y)が閾値よ
り大きく且つ最大画素値dm(x,y)を持つ画素が第2走査
面S2に属するなら最大画素値dm(x,y)を白スケール部
82へ出力し、ある位置(x,y)の最大画素値dm(x,
y)が閾値より大きく且つ最大画素値dm(x,y)を持つ画素
が第3走査面S3に属するなら最大画素値dm(x,y)を赤
スケール部83へ出力するカラー決定部7Bと、入力さ
れた最大画素値dm(x,y)をグレースケールでグレーの輝
度に変換するグレースケール部80と、入力された最大
画素値dm(x,y)を青スケールで青色の輝度に変換する青
スケール部81と、入力された最大画素値dm(x,y)を白
スケールで白色の輝度に変換する白スケール部82と、
入力された最大画素値dm(x,y)を赤スケールで赤色の輝
度に変換する赤スケール部83と、グレースケール部8
0,青スケール部81,白スケール部82または赤スケ
ール部83の出力を合成した表示画像を表示する表示部
9とを具備している。
侵入していく奥行き方向に隣接する3つの走査面を超音
波診断装置100Bで走査し、各Bモード画像BA,B
B,BCを得ている状況を想定する。
少しだけ小さく設定した場合の表示画面G3の例示図で
ある。穿刺針nの像Mは、第1走査面侵入点P1と第2
走査面侵入点P2の間が青色で表示され、第2走査面侵
入点P2と第3走査面侵入点P3の間が白色で表示さ
れ、第3走査面侵入点P3より先が赤色で表示される。
腫瘍kの像Kは、赤色で表示される。骨bの像Bは、青
色と白色と赤色とで表示される。上記以外の画素は、最
大画素値dm(x,y)が閾値以下ならグレーで表示され、最
大画素値dm(x,y)が閾値より大きいなら青色または白色
または赤色で表示される。実際には、ほとんどの画素が
閾値以下となり、グレーで表示される。上記表示画面G
3によれば、穿刺針nの像Mの先端が赤色で表示されて
いるため、Bモード画像BCの走査面まで侵入している
ことが判る。また、腫瘍kの像Kが赤色であるため、腫
瘍kがBモード画像BCの走査面に在ることが判る。従
って、穿刺針nの先端が腫瘍kに向けて正しく進んでい
ることが判る。
り少しだけ小さく設定した場合の表示画面G4の例示図
である。穿刺針nの像Mは、青色と白色と赤色とで表示
される。腫瘍kの像Kは、画素値が閾値以下であり、グ
レーで表示される。骨bの像Bも、画素値が閾値以下で
あり、グレーで表示される。上記以外の画素は、最大画
素値dm(x,y)が閾値以下ならグレーで表示され、最大画
素値dm(x,y)が閾値より大きいなら青色または白色また
は赤色で表示される。実際には、ほとんどの画素が閾値
以下となり、グレーで表示される。上記表示画面G4に
よれば、穿刺針nの像Mの先端が赤色で表示されている
ため、Bモード画像BCの走査面まで侵入していること
が判る。また、穿刺針nの像M以外はグレーで表示され
るため、不要な彩色が目障りになることを防止できる。
なお、この表示画面G4は、図10に示した従来の表示
画面Gjに近い画面になる。
としたが、2面でもよく、4面以上でもよい。また、彩
色は、黄色や緑色などを用いてもよい。
よび超音波診断装置によれば、穿刺針が奥行き方向に侵
入していく様子を組織に対する穿刺針の相対位置が判る
ように表示することが出来る。
置を示す構成図である。
明図である。
形態にかかる表示画面の例示図である。
した場合の第1の実施形態にかかる表示画面の例示図で
ある。
置を示す構成図である。
た場合の第2の実施形態にかかる表示画面の例示図であ
る。
した場合の第2の実施形態にかかる表示画面の例示図で
ある。
ある。
ある。
示図である。
Claims (9)
- 【請求項1】 走査面が隣接する複数の断層像の同位置
の画素のうちで最大画素値をもつ画素が属する断層像に
応じて異なる彩色を加え且つ最大画素値に応じた輝度値
とした表示画像を表示することを特徴とする画像表示方
法。 - 【請求項2】 走査面に設定した関心領域内に位置する
画素については、走査面が隣接する複数の断層像の同位
置の画素のうちで最大画素値をもつ画素が属する断層像
に応じて異なる彩色を加え且つ最大画素値に応じた輝度
値とし、前記関心領域外に位置する画素については、彩
色を加えず且つ走査面が隣接する複数の断層像の同位置
の画素の画素値のうちで最大画素値に応じた輝度値とし
た表示画像を表示することを特徴とする画像表示方法。 - 【請求項3】 走査面が隣接する複数の断層像の同位置
の画素の画素値のうちで最大画素値が閾値より大きい場
合の該位置の画素については、走査面が隣接する複数の
断層像の同位置の画素のうちで最大画素値をもつ画素が
属する断層像に応じて異なる彩色を加え且つ最大画素値
に応じた輝度値とし、前記最大画素値が閾値より小さい
場合の該位置の画素については、彩色を加えず且つ走査
面が隣接する複数の断層像の同位置の画素の画素値のう
ちで最大画素値に応じた輝度値とした表示画像を表示す
ることを特徴とする画像表示方法。 - 【請求項4】 走査面が隣接する複数の断層像を記憶す
る断層像記憶手段と、走査面が隣接する複数の断層像の
同位置の画素のうちで最大画素値をもつ画素が属する断
層像に応じて異なる彩色を加え且つ最大画素値に応じた
輝度値とした表示画像を生成し表示する表示手段とを具
備したことを特徴とする画像表示装置。 - 【請求項5】 走査面が隣接する複数の断層像を記憶す
る断層像記憶手段と、走査面に関心領域を設定する関心
領域設定手段と、前記関心領域内に位置する画素につい
ては、走査面が隣接する複数の断層像の同位置の画素の
うちで最大画素値をもつ画素が属する断層像に応じて異
なる彩色を加え且つ最大画素値に応じた輝度値とし、前
記関心領域外に位置する画素については、彩色を加えず
且つ走査面が隣接する複数の断層像の同位置の画素の画
素値のうちで最大画素値に応じた輝度値とした表示画像
を生成し表示する表示手段とを具備したことを特徴とす
る画像表示装置。 - 【請求項6】 走査面が隣接する複数の断層像を記憶す
る断層像記憶手段と、閾値を設定する閾値設定手段と、
走査面が隣接する複数の断層像の同位置の画素の画素値
のうちで最大画素値が閾値より大きい場合の該位置の画
素については、走査面が隣接する複数の断層像の同位置
の画素のうちで最大画素値をもつ画素が属する断層像に
応じて異なる彩色を加え且つ最大画素値に応じた輝度値
とし、前記最大画素値が閾値より小さい場合の該位置の
画素については、彩色を加えず且つ走査面が隣接する複
数の断層像の同位置の画素の画素値のうちで最大画素値
に応じた輝度値とした表示画像を生成し表示する表示手
段とを具備したことを特徴とする画像表示装置。 - 【請求項7】 隣接する複数の走査面を同時に又は時分
割的に走査可能な超音波探触子と、その超音波探触子を
用いて隣接する複数の走査面を走査する超音波走査手段
と、走査により得られたデータに基づいて断層像を生成
する断層像生成手段と、複数の断層像を記憶する断層像
記憶手段と、走査面が隣接する複数の断層像の同位置の
画素のうちで最大画素値をもつ画素が属する断層像に応
じて異なる彩色を加え且つ最大画素値に応じた輝度値と
した表示画像を生成する表示制御手段と、画像を表示す
る画像表示手段とを具備したことを特徴とする超音波診
断装置。 - 【請求項8】 隣接する複数の走査面を同時に又は時分
割的に走査可能な超音波探触子と、その超音波探触子を
用いて隣接する複数の走査面を走査する超音波走査手段
と、走査により得られたデータに基づいて断層像を生成
する断層像生成手段と、複数の断層像を記憶する断層像
記憶手段と、走査面に関心領域を設定する関心領域設定
手段と、前記関心領域内に位置する画素については、走
査面が隣接する複数の断層像の同位置の画素のうちで最
大画素値をもつ画素が属する断層像に応じて異なる彩色
を加え且つ最大画素値に応じた輝度値とし、前記関心領
域外に位置する画素については、彩色を加えず且つ走査
面が隣接する複数の断層像の同位置の画素の画素値のう
ちで最大画素値に応じた輝度値とした表示画像を生成す
る表示制御手段と、画像を表示する画像表示手段とを具
備したことを特徴とする超音波診断装置。 - 【請求項9】 隣接する複数の走査面を同時に又は時分
割的に走査可能な超音波探触子と、その超音波探触子を
用いて隣接する複数の走査面を走査する超音波走査手段
と、走査により得られたデータに基づいて断層像を生成
する断層像生成手段と、複数の断層像を記憶する断層像
記憶手段と、閾値を設定する閾値設定手段と、走査面が
隣接する複数の断層像の同位置の画素の画素値のうちで
最大画素値が閾値より大きい場合の該位置の画素につい
ては、走査面が隣接する複数の断層像の同位置の画素の
うちで最大画素値をもつ画素が属する断層像に応じて異
なる彩色を加え且つ最大画素値に応じた輝度値とし、前
記最大画素値が閾値より小さい場合の該位置の画素につ
いては、彩色を加えず且つ走査面が隣接する複数の断層
像の同位置の画素の画素値のうちで最大画素値に応じた
輝度値とした表示画像を生成する表示制御手段と、画像
を表示する画像表示手段とを具備したことを特徴とする
超音波診断装置。
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