JP2003018953A - 鮮魚搬送計量装置 - Google Patents

鮮魚搬送計量装置

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JP2003018953A
JP2003018953A JP2001208063A JP2001208063A JP2003018953A JP 2003018953 A JP2003018953 A JP 2003018953A JP 2001208063 A JP2001208063 A JP 2001208063A JP 2001208063 A JP2001208063 A JP 2001208063A JP 2003018953 A JP2003018953 A JP 2003018953A
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JP
Japan
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fresh fish
hopper
weighing
conveyor
chute
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Application number
JP2001208063A
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English (en)
Inventor
Shoichi Nakajima
祥一 中島
Kazuhiko Inoue
一彦 井上
Suetsugi Hamada
末次 濱田
Akiyoshi Ito
昭良 伊藤
Ken Miyamoto
憲 宮本
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SANCHI SHIJO KIKI KAIHATSU KYO
SANCHI SHIJO KIKI KAIHATSU KYODO KUMIAI
Original Assignee
SANCHI SHIJO KIKI KAIHATSU KYO
SANCHI SHIJO KIKI KAIHATSU KYODO KUMIAI
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Filing date
Publication date
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  • Supply Of Fluid Materials To The Packaging Location (AREA)
  • Basic Packing Technique (AREA)
  • Processing Of Meat And Fish (AREA)
  • Weight Measurement For Supplying Or Discharging Of Specified Amounts Of Material (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 鮮度を高めるために鮮魚を冷水に入れ又そこ
から引き上げる作業を自動化すると共に、鮮魚の計量及
び鮮魚を箱内に入れる作業も計量補正調整作業以外は自
動化することにある。 【解決手段】 投入ホッパー2と、傾斜コンベヤ3と、
傾斜コンベヤ3から搬送されてきた鮮魚のかたまりをほ
ぐして排出するホッパー4と、鮮魚を振動を利用して搬
送する振動型供給路5と、鮮魚を計量する一次計量ホッ
パー6と、冷水を入れた水槽7と、鮮魚を各バケット8
aに入れて上部側に搬送するバケット搬送コンベア8
と、シュート9と、一端側から空箱を該シュート9の出
口下方に移動させシュート9から排出される鮮魚を入れ
た箱を他端側に移動させる駆動ローラーコンベア10
と、シュート9から排出される所定重量の鮮魚を計量す
る二次計量装置11とからなる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、コンベヤを利用
して冷水で冷やされ身が引き締まって搬送されてくる鮮
魚を所定の重量分だけ計量して箱に入れて出荷するよう
にした鮮魚搬送計量装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、冷水で冷やされた鮮魚を所定の重
量分だけ計量して空箱に入れて出荷する作業は、一般に
作業員による手作業で行われている。即ち、この作業で
は、作業員は鮮魚を冷水で冷やして魚の身をしめて鮮度
を高めた後、計量器で計量して箱に魚を入れて出荷して
いる。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、前述し
たように、鮮魚を冷水で冷やして魚の身をしめて鮮度を
高める作業は、冷たい水の中に魚を入れ又冷たい水の中
から魚を引き上げる重労働であると共に特に冬場の寒い
時期には大変な作業であり、また、これらの魚を計量器
で計量して空箱に入れる作業も大変な重労働であった。
【0004】この発明は、上記のような課題に鑑み、そ
の課題を解決すべく創案されたものであって、その目的
とするところは、鮮度を高めるために鮮魚を冷水に入れ
又そこから引き上げる作業を自動化すると共に、鮮魚の
計量及び鮮魚を箱内に入れる作業も計量補正調整作業以
外は自動化することのできる鮮魚搬送計量装置を提供す
ることにある。
【0005】
【課題を解決するための手段】以上の目的を達成するた
めに、この発明は、鮮魚を投入する投入ホッパーと、該
投入ホッパーから投入された鮮魚を上部側に搬送する傾
斜コンベヤと、該傾斜コンベヤの傾斜上端の下方に配置
され傾斜コンベヤから搬送されてきた鮮魚のかたまりを
ほぐして排出するホッパーと、該ホッパーからほぐされ
て排出された鮮魚を振動を利用して搬送する振動型供給
路と、該振動型供給路から供給された所定重量の鮮魚を
計量する一次計量ホッパーと、該一次計量ホッパーで計
量されて排出された鮮魚を冷やしてその身を引き締める
冷水を入れた水槽と、該水槽内の冷水中に下部側が配置
され一次計量ホッパーで計量された所定重量の鮮魚を各
バケットに入れて上部側に搬送するバケット搬送コンベ
アと、該バケット搬送コンベアの上端下方に配置された
シュートと、一端側から空箱を該シュートの出口下方に
移動させシュートから排出される鮮魚を入れた箱を他端
側に移動させる駆動ローラーコンベアと、該駆動ローラ
ーコンベア内のシュートの出口下方に設けられシュート
から排出される所定重量の鮮魚を計量する二次計量装置
とを、少なくとも備えた手段よりなるものである。
【0006】ここで、好ましい態様として、バケット搬
送コンベアの上部側の上方にはバケット内の鮮魚を洗浄
する洗浄ノズルが配管され、駆動ローラーコンベアの上
方には二次計量装置で計量後の箱に入った鮮魚に海水及
び鮮魚保持剤を散布する海水・鮮度保持剤供給装置が設
けられているのがよい。
【0007】
【発明の実施の形態】以下、図面に記載の発明の実施の
形態に基づいて、この発明をより具体的に説明する。こ
こで、図1は鮮魚搬送計量装置の全体概略側面図、図2
は鮮魚搬送計量装置の全体概略平面図、図3はホッパ
ー、振動型供給路及び一次計量ホッパーの部分側面図、
図4はシュート側の概略後面図、図5は駆動ローラーコ
ンベアの側面図、図6は駆動ローラーコンベアの平面
図、図7は駆動ローラーコンベアの断面図、図8は海水
・鮮度保持剤供給装置の側面図である。
【0008】図において、鮮魚搬送計量装置1は、投入
ホッパー2、傾斜コンベヤ3、ホッパー4、振動型供給
路5、一次計量ホッパー6、水槽7、バケット搬送コン
ベア8、シュート9、駆動ローラーコンベア10、二次
計量装置11、フリーローラーコンベア12、海水・鮮
度保持剤供給装置13、制御盤14などから構成されて
いる。
【0009】投入ホッパー2は、この鮮魚搬送計量装置
1で処理される鮮魚を投入する箇所であり、上端の投入
口は鮮魚を投入し易いように広口になっており、下端出
口に向かって傾斜縮小している。投入ホッパー2の下端
出口の下方には傾斜コンベヤ3の下端側が配設されてい
る。
【0010】傾斜コンベヤ3は投入ホッパー2で投入さ
れた鮮魚を上部に配置されたホッパー4に搬送するコン
ベアである。傾斜コンベヤ3は幅広な無端のベルトコン
ベヤ3aが斜め上向きに傾斜して循環動自在に配設され
ており、この上向きに傾斜するベルトコンベヤ3aに鮮
魚を乗せて上部のホッパー4に搬送する。
【0011】傾斜コンベヤ3の傾斜上下両端側には、無
端のベルトコンベヤ3aの両端が回装される駆動ローラ
ーと従動ローラーとがそれぞれ配置されている。ベルト
コンベヤ3aは駆動ローラーと従動ローラーとの間に張
設されている。また、ベルトコンベヤ3aを張設状態に
調節するテンション具が設けられている。ベルトコンベ
ヤ3aは駆動ローラーの駆動により上向きに循環動す
る。駆動ローラー及び従動ローラーの左右両端側には駆
動スプロケット及び従動スプロケットが取り付けられ、
駆動スプロケットと従動スプロケットとの間には無端チ
ェーンが張設されている。また、駆動スプロケットは伝
動を介して駆動モーターに連動連結されている。
【0012】ベルトコンベヤ3aは斜め上向きに傾斜し
ていて、その上を鮮魚が傾斜下側に滑るおそれがある。
このため、上向きに傾斜するベルトコンベヤ3a上の鮮
魚が傾斜下側に滑るのを防ぐために、ベルトコンベヤ3
aには傾斜循環方向つまりベルトコンベヤ3aの長手に
一定間隔でその幅方向に複数の横桟3bが取り付けられ
ており、この横桟3bによって鮮魚が傾斜するベルトコ
ンベヤ3a上を傾斜下側に滑るのを防いでいる。
【0013】上部側に配置されたホッパー4は、傾斜コ
ンベヤ3によって上側に搬送されたきた鮮魚のかたまり
を一つ一つにほぐしてその下方に配置された振動型供給
路5に送るものである。ホッパー4は内部が空洞の箱型
の構造からなり、その上端開口部は傾斜コンベヤ3の上
端の下側に位置している。ホッパー4は機枠1aの上部
に取り付けられている。
【0014】ホッパー4の内部には鮮魚のかたまりを一
つ一つにほぐしてその下方に移動させるように、左右の
傾斜邪魔板4aが上下方向に交互に配置されており、鮮
魚のかたまりは交互に配置された傾斜邪魔板4aの間を
すり抜ける間に一つ一つにほぐされるのである。
【0015】振動型供給路5はホッパー4の下端出口下
方に斜め下向きに僅かに傾斜した状態で配置されてい
る。振動型供給路5は例えば断面溝型の形状からなり、
振動により鮮魚を一つずつ確実に傾斜下側に移動させる
ものである。振動型供給路5はその供給路内の鮮魚が滑
って傾斜下側に滑り落ちないように、その傾斜角度は非
常に緩やかな角度になっている。
【0016】振動型供給路5の傾斜上端の下方側には、
振動型供給路5を前後方向に振動または揺動させる振動
装置5aが設けられている。振動装置5aは振動型供給
路5内の鮮魚を一つずつ移動させるように振動型供給路
5を振動させる。振動装置5aはホッパー4がその上に
設置される機枠1aに取り付けられている。振動型供給
路5の傾斜下端の下方には一次計量ホッパー6が配置さ
れている。
【0017】この振動装置5aは一次計量ホッパー6と
連動していて、振動型供給路5から一次計量ホッパー6
に供給される鮮魚の重量が所定の重量に達すると、振動
装置5aは上記ホッパー4からの情報信号によって振動
型供給路5の振動を停止させて鮮魚の供給をストップさ
せるようになっている。
【0018】一次計量ホッパー6は、振動型供給路5を
通じて供給される鮮魚の重量を計測する機器で、例えば
ロードセルが使用されており、1回の計測で一つの空箱
に入れられる鮮魚を計量する。一次計量ホッパー6は上
述したように、振動型供給路5から一次計量ホッパー6
に供給される鮮魚の重量が所定の重量に達すると、その
情報信号によって振動装置5aを停止させる機構になっ
ている。
【0019】一次計量ホッパー6の上端開口部は、上記
振動型供給路5の傾斜下端の下方に位置し、又鮮魚が入
り易いように振動型供給路5側に傾いている。一次計量
ホッパー6の底部にはスライド開閉板6aが取り付けら
れていて、底部はスライド開閉板6aによって開閉して
一次計量ホッパー6内の鮮魚をその下方の冷水の入った
水槽7内の各バケット8aに落とすような構造になって
いる。
【0020】一次計量ホッパー6の底部のスライド開閉
板6aは、一次計量ホッパー6の側方下部に設けられた
シリンダー6bによって水平方向にスライドして底部を
開閉する。一次計量ホッパー6及びシリンダー6bは上
記振動型供給路5の傾斜下端の下方に設置された機枠1
b上に取り付けられている。
【0021】水槽7は一次計量ホッパー6の下方から後
方側に長方形状に配置されており、又この水槽7内には
冷水が入れられており、この冷水で各バケット8a内に
入って搬送される鮮魚を冷やしてその身を引き締めて鮮
度保持を図るようになっている。
【0022】バケット搬送コンベア8は、一次計量ホッ
パー6で計量された鮮魚を水槽7内の冷水で冷やしなが
ら移動させて上方に配置されたシュート9まで搬送する
機器である。バケット搬送コンベア8は、その下部水平
側が水槽7内の冷水中に取り付けられ、そこから斜め上
向きに傾斜して水槽7の上方側に延び、水槽7の後方側
に配置されたシュート9の上部側まで延設されている。
【0023】バケット搬送コンベア8には複数のバケッ
ト8aが無端チェーン8bに取り付けられている。各バ
ケット8aには一次計量ホッパー6で計量された重量の
鮮魚が入られる。各バケット8aは無端チェーン8bに
よって水槽7内とシュート9側との間を循環動し、シュ
ート9上で反転して内部の鮮魚をシュート9内に落とす
ようになっている。
【0024】バケット搬送コンベア8の傾斜上端側及び
下部水平端側には、無端チェーン8bの両端が回装され
る駆動スプロケット8cと従動スプロケット8dが取り
付けられている。駆動スプロケット8cは水槽7の上方
でシュート9の近くに位置しており、又駆動スプロケッ
ト8cは伝動チェーンを介して駆動モーターに連動連結
されている。従動スプロケット8dは水槽7内の冷水中
に位置している。
【0025】無端チェーン8bはこの駆動スプロケット
8cと冷水中の従動スプロケット8dとの間に張設され
ていて、駆動スプロケット8cと従動スプロケット8d
との間を循環動する。また、無端チェーン8bを下部水
平状態から斜め上向きの傾斜状態にガイドと、無端チェ
ーン8bを張設状態に調節するテンション具が設けられ
ている。
【0026】また、水槽7の上方となるバケット搬送コ
ンベア8の傾斜上部側の上方には、シュート9に向けて
移動中の各バケット8a内の鮮魚を洗浄する洗浄ノズル
8eが配管されており、各バケット8a内の鮮魚は洗浄
ノズル8eの下側と通過する際に洗浄ノズル8eからの
洗浄水によって洗浄される。
【0027】シュート9は、バケット搬送コンベア8の
バケット8aによって搬送されてきた鮮魚を、側方の駆
動ローラーコンベア10内に設置された二次計量装置1
1上に落とし入れるものである。シュート9は上端が開
口しており、その下部出口側は側方に下向きに傾斜縮小
している。シュート9の下部出口の外側には鮮魚飛び出
し防止板が取り付けられている。
【0028】駆動ローラーコンベア10は、水槽7の後
部側方にこれに平行に配設されている。駆動ローラーコ
ンベア10は空箱を一端側から当該駆動ローラーコンベ
ア10内に設置された二次計量装置11上に移動させ、
又二次計量装置11上で鮮魚が入れられた箱を他端側に
移動させる。駆動ローラーコンベア10には複数の横向
きのローラー10aが長さ方向に一定間隔で配置されて
いる。
【0029】駆動ローラーコンベア10の一端には幅方
向に駆動軸10bが取り付けられ、駆動軸10bの両端
には駆動スプロケットがそれぞれ取り付けられている。
又駆動ローラーコンベア10の他端には幅方向に従動軸
10cが取り付けられ、従動軸10cの両端には従動ス
プロケットがそれぞれ取り付けられている。左右の駆動
スプロケットと従動スプロケットとの間には無端チェー
ンが張設されていて、この無端チェーンが循環動するこ
とにより、複数の横向きの各ローラー10aを回転させ
て、空箱や鮮魚の入った箱を移動搬送させることができ
る。
【0030】また、駆動ローラーコンベア10の一端側
と二次計量装置11との間の駆動ローラーコンベア10
の幅端側の一方側にはガイドバー10dが取り付けら
れ、ガイドバー10dと反対側の幅端側には、空箱をガ
イドバー10dに押圧して整列させる押圧片10eが設
けられている。押圧片10eはローラー10aの下方に
幅方向に設けられたシリンダー10fのピストンロッド
の先端にローラー10aの上方に突出するように取り付
けられている。
【0031】二次計量装置11は、空箱に入れられる鮮
魚の重量を計測するもので、空箱に鮮魚を入れた状態で
全体の重量を計測し、全体の重量から空箱の重量を差し
引いて入れられる鮮魚の重量を計測するようになってい
る。二次計量装置11は前記の一次計量ホッパー6で計
量された鮮魚の重量を再度計量するものである。また、
この二次計量装置11で計量して所定の重量の範囲外で
あった場合には、作業員が直接、鮮魚を一部追加したり
一部取り除いたりして補正調整するようになっている。
【0032】二次計量装置11は駆動ローラーコンベア
10内の下部に設置されている。二次計量装置11はそ
の上部の計量枠11aが前後に一定間隔で配置されてい
るローラー同士の間からローラーの上方側に突出してい
て、この突出する計量枠11a上に空箱を載せ、この空
箱に鮮魚をシュート9側から落とし入れて計量するよう
になっている。
【0033】また、駆動ローラーコンベア10の他端側
にはフリーローラーコンベア12が配設されており、駆
動ローラーコンベア10の他端まで自動的に運ばれた鮮
魚入り箱は作業員によってこのフリーローラーコンベア
12に移されて、輸送車などに積み込まれる。
【0034】フリーローラーコンベア12と二次計量装
置11の間の駆動ローラーコンベア10の上方には、海
水及び鮮度保持剤を箱内の鮮魚に供給する海水・鮮度保
持剤供給装置13が下向きに取り付けられている。海水
・鮮度保持剤供給装置13は駆動ローラーコンベア10
の側方に立設された支持枠13aの駆動ローラーコンベ
ア10側の上部側面に側方に突出するようにして取り付
けられている。
【0035】また、前記機枠1aの一側方には制御盤1
4が設置されている。制御盤14は、前記傾斜コンベヤ
3、振動型供給路5の振動装置5a、一次計量ホッパー
6、バケット搬送コンベア8、駆動ローラーコンベア1
0、二次計量装置11、海水・鮮度保持剤供給装置13
などを制御するものである。
【0036】次に、上記発明の実施の形態の構成に基づ
く作用について以下説明する。制御盤14を操作して、
各機器を駆動させた後、投入ホッパー2の投入口に多数
の鮮魚を投入する。投入された鮮魚は、投入ホッパー2
の下端出口から傾斜コンベヤ3の傾斜下端側に入る。
【0037】傾斜コンベヤ3の下端側に入った鮮魚は、
ベルトコンベヤ3aによって斜め上方のホッパー4に向
けて搬送される。ベルトコンベヤ3aは傾斜している
が、一定間隔で横桟3bが取り付けられているので、鮮
魚がベルトコンベヤ3aの表面を滑ることなく、確実に
斜め上方のホッパー4に向けて搬送され、ベルトコンベ
ヤ3aの上端からホッパー4内に落ちて入る。
【0038】ホッパー4内に入った鮮魚のかたまりは、
ホッパー4内に取り付けられた傾斜邪魔板4aによっ
て、ホッパー4内を滑って落下中に一つ一つにほぐされ
る。一つ一つにほぐされた鮮魚は、ホッパー4の下端出
口から一つずつ振動型供給路5内に落下して入る。振動
型供給路5は、振動装置5aによって振動されており、
この振動によって、振動型供給路5内の鮮魚はその傾斜
下端側に向かって一つずつ確実に送られ、傾斜下端から
一次計量ホッパー6内に入る。
【0039】一次計量ホッパー6内に所定重量の複数の
鮮魚が入ると、一次計量ホッパー6はその重量を計測
し、その情報信号が制御盤14に送られ、制御盤14で
はその情報に基づいて振動型供給路5の振動装置5aを
停止させる。振動装置5aが停止すると、振動型供給路
5の振動は停止して振動型供給路5内の鮮魚は傾斜下端
側に移動することはなく、これにより、一次計量ホッパ
ー6内への鮮魚の供給は停止される。
【0040】その後、制御盤14からの制御により、一
次計量ホッパー6のシリンダー6bが作動して、一次計
量ホッパー6の底部のスライド開閉板6aをスライド移
動させて底部を開く。一次計量ホッパー6の底部が開く
と、一次計量ホッパー6内の所定重量の複数の鮮魚は下
方に落ちる。一次計量ホッパー6の下方には水槽7内の
冷水中にバケット搬送コンベア8のバケット8aが待機
しており、一次計量ホッパー6の底部から落下した所定
重量の複数の鮮魚はバケット8a内に入る。バケット8
a内に入った鮮魚は冷水中を30秒〜1分程度の時間を
かけてバケット8aが水平移動する間に冷やされてその
身が引き締まって鮮度保持が図られる。
【0041】冷水中を移動中に冷やされてその身が引き
締まった鮮魚は、バケット8aによって斜め上向きに搬
送されて水槽7の水面から出てその斜め上方に配置され
たシュート9に送られる。バケット8a内の鮮魚はシュ
ート9に送られる途中で、シュート9側の近くの上方に
配設された洗浄ノズル8eから噴射される洗浄水によっ
て洗浄される。
【0042】所定重量の複数の鮮魚を入れたバケット8
aはシュート9の上方に到達すると、そこで反転して内
部の鮮魚はシュート9の上端開口部からシュート9内に
落下して入る。シュート9内に入った所定重量の複数の
鮮魚はシュート9の下端出口から駆動ローラーコンベア
10内の二次計量装置11上に落下する。
【0043】一方、駆動ローラーコンベア10の一端側
には空箱が作業員によって載せられる。一端側に載せら
れた空箱は各ローラー10aの回転によって、二次計量
装置11側に搬送されるが、このとき、押圧片10eに
よって空箱はガイドバー10dに押し付けられ、ガイド
バー10dに沿って二次計量装置11上に移動してき
て、その位置で停止して待機し、シュート9から落ちて
くる鮮魚を待つ。
【0044】二次計量装置11上で待機する空箱に所定
重量の複数の鮮魚が入ると、二次計量装置11で空箱に
入る鮮魚の重量が計測される。計測された鮮魚の重量が
所定の重量の範囲外にある場合には、作業員が一部鮮魚
を追加したり一部を抜き取ったりして補正調整する。す
なわち、重量不足の場合には箱内に鮮魚を一部加え、又
重量過多の場合には箱内から鮮魚の一部を抜き取る。
【0045】このような、調整が済んだ後は、所定重量
の複数の鮮魚が入った箱は、ローラー10aの回転によ
って駆動ローラーコンベア10の他端側に向けて搬送さ
れる。他端側への搬送の途中で、その上方の海水・鮮度
保持剤供給装置13から海水及び鮮度保持剤が箱内の鮮
魚に向けて散布される。
【0046】駆動ローラーコンベア10の他端に搬送さ
れた鮮魚入り箱は、作業員によってフリーローラーコン
ベア12に移され、そこから輸送車などに入れられて出
荷される。
【0047】なお、この発明は上記発明の実施の形態に
限定されるものではなく、この発明の精神を逸脱しない
範囲で種々の改変をなし得ることは勿論である。
【0048】
【発明の効果】以上の記載より明らかなように、この発
明に係る鮮魚搬送計量装置によれば、鮮度を高めるため
に鮮魚を冷水に入れ又そこから引き上げる作業を自動化
することができ、これにより、作業員が直に冷水水槽内
で鮮魚を冷水で冷やす作業を不要にでき、作業環境を改
善することができると共に作業員を少なくすることがで
きる。これと相俟って、鮮魚の計量及びに鮮魚を箱内へ
入れる作業も計量補正調整作業以外は自動化することが
でき、作業効率を向上させることができる等、極めて新
規的有益なる効果を奏するものである。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の実施の形態を示す鮮魚搬送計量装置
の全体概略側面図である。
【図2】この発明の実施の形態を示す鮮魚搬送計量装置
の全体概略平面図である。
【図3】この発明の実施の形態を示すホッパー、振動型
供給路及び一次計量ホッパーの部分側面図である。
【図4】この発明の実施の形態を示すシュート側の概略
後面図である。
【図5】この発明の実施の形態を示す駆動ローラーコン
ベアの側面図である。
【図6】この発明の実施の形態を示す駆動ローラーコン
ベアの平面図である。
【図7】この発明の実施の形態を示す駆動ローラーコン
ベアの断面図である。
【図8】この発明の実施の形態を示す海水・鮮度保持剤
供給装置の側面図である。
【符号の説明】
1 鮮魚搬送計量装置 1a 機枠 1b 機枠 2 投入ホッパー 3 傾斜コンベヤ 3a ベルトコンベヤ 3b 横桟 4 ホッパー 4a 傾斜邪魔板 5 振動型供給路 5a 振動装置 6 一次計量ホッパー 6a スライド開閉板 6b シリンダー 7 水槽 8 バケット搬送コンベア 8a バケット 8b 無端チェーン 8c 駆動スプロケット 8d 従動スプロケット 8e 洗浄ノズル 9 シュート 10 駆動ローラーコンベア 10a ローラー 10b 駆動軸 10c 従動軸 10d ガイドバー 10e 押圧片 10f シリンダー 11 二次計量装置 11a 計量枠 12 フリーローラーコンベア 13 海水・鮮度保持剤供給装置 13a 支持枠 14 制御盤
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) G01G 17/00 G01G 17/00 C (72)発明者 濱田 末次 長崎県松浦市調川町下免695番地 東海産 業株式会社内 (72)発明者 伊藤 昭良 長崎県佐世保市沖新町3番20号 伊藤鉄工 造船株式会社内 (72)発明者 宮本 憲 長崎県佐世保市広田4丁目5番14号 宮本 電機株式会社内 Fターム(参考) 2F046 BA01 BA07 CA01 DA06 FA09 3E055 AA07 BA01 BA03 BB01 CA01 CA03 DA06 EA01 FA03 3E118 AA04 AB11 BA02 BB03 BB05 BB08 BB10 DA02 DA03 EA06 4B011 KA01 KB02 KD07 KK04

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 鮮魚を投入する投入ホッパーと、該投入
    ホッパーから投入された鮮魚を上部側に搬送する傾斜コ
    ンベヤと、該傾斜コンベヤの傾斜上端の下方に配置され
    傾斜コンベヤから搬送されてきた鮮魚のかたまりをほぐ
    して排出するホッパーと、該ホッパーからほぐされて排
    出された鮮魚を振動を利用して搬送する振動型供給路
    と、該振動型供給路から供給された所定重量の鮮魚を計
    量する一次計量ホッパーと、該一次計量ホッパーで計量
    されて排出された鮮魚を冷やしてその身を引き締める冷
    水を入れた水槽と、該水槽内の冷水中に下部側が配置さ
    れ一次計量ホッパーで計量された所定重量の鮮魚を各バ
    ケットに入れて上部側に搬送するバケット搬送コンベア
    と、該バケット搬送コンベアの上端下方に配置されたシ
    ュートと、一端側から空箱を該シュートの出口下方に移
    動させシュートから排出される鮮魚を入れた箱を他端側
    に移動させる駆動ローラーコンベアと、該駆動ローラー
    コンベア内のシュートの出口下方に設けられシュートか
    ら排出される所定重量の鮮魚を計量する二次計量装置と
    を、少なくとも備えたことを特徴とする鮮魚搬送計量装
    置。
  2. 【請求項2】 バケット搬送コンベアの上部側の上方に
    はバケット内の鮮魚を洗浄する洗浄ノズルが配管され、
    駆動ローラーコンベアの上方には二次計量装置で計量後
    の箱に入った鮮魚に海水及び鮮魚保持剤を散布する海水
    ・鮮度保持剤供給装置が設けられている請求項1記載の
    鮮魚搬送計量装置。
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