JP3097255B2 - 物品収集装置 - Google Patents

物品収集装置

Info

Publication number
JP3097255B2
JP3097255B2 JP03348843A JP34884391A JP3097255B2 JP 3097255 B2 JP3097255 B2 JP 3097255B2 JP 03348843 A JP03348843 A JP 03348843A JP 34884391 A JP34884391 A JP 34884391A JP 3097255 B2 JP3097255 B2 JP 3097255B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
group
articles
combination
target amount
article
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Fee Related
Application number
JP03348843A
Other languages
English (en)
Other versions
JPH05124630A (ja
Inventor
南部  邦男
Original Assignee
株式会社南部電機製作所
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by 株式会社南部電機製作所 filed Critical 株式会社南部電機製作所
Priority to US07/862,573 priority Critical patent/US5319160A/en
Priority to PCT/JP1991/001708 priority patent/WO1992010728A1/ja
Priority to EP19920900923 priority patent/EP0515700A4/en
Publication of JPH05124630A publication Critical patent/JPH05124630A/ja
Priority to US08/206,394 priority patent/US5444749A/en
Application granted granted Critical
Publication of JP3097255B2 publication Critical patent/JP3097255B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Fee Related legal-status Critical Current

Links

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は少なくとも二つの物品群
を組合せて、目標数量又は目標重量を得る物品収集装
置、更には必要とする包装単位の数量又は重量より少な
い数量又は重量の物品を搬、その搬送中に少なくと
も二組の物品群を組合せて、包装単位としての数量又は
重量を得る物品収集装置に関する。
【0002】
【従来の技術】例えば、ねじ等の小物部品を袋詰めする
際には、特開平2−59888号に開示されている小物
部品計数装置のごとく、必要とする包装単位ずつCCD
カメラ等で撮像して、個数を計数しながら包装してい
る。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながらこの従来
の技術では、包装単位個数の計数後に物品投入装置の投
入動作を停止して包装するものであるため、所定個数計
数後においても尚物品投入装置により投入される物品が
包装されてしまう虞れを有し、これを防止するためには
包装単位に近い数を計数後、最終包装単位になるまで一
個又は数個ずつ投入する必要がある。
【0004】本発明は、包装単位に近い数を計数後、必
要とする包装単位の数量にするために、数個ずつあるい
は一個ずつ投入する微調整時間を省くために、包装単位
より少ない任意の数量を一つの単位として搬、組合
せ演算を実施することによって、搬送途上にある放出場
所で収集し、必要とする包装単位毎に包装しようとする
ものである。
【0005】そしてまた本発明は、従来装置のような目
標数量に近い数を計数後、必要とする目標数量にするた
めに数個ずつあるいは一個ずつ投入する微調整時間を省
くために、包装単位より少ない任意の数量を供給し、既
に収容された不揃いの数量との間で組合せ演算を実施し
て必要とする目標数量を得ようとするものである。ま
た、収集時間を削減するために、複数ある放出手段のい
ずれの放出手段との組合せが得られても、放出手段を搬
送させることなく同一放出場所に放出しようとするもの
である。
【0006】
【課題を解決するための手段】そこで本発明は、収集す
収集単位としての目標量より少ない量の物品を投入
する投入手段と、この投入手段で投入された物品
該物品群に搬送する搬送手段と、物品搬送手段
送される間に投入された物品群のうちの少なくと
も二つの物品群を組合せて、この組合せた少なくとも二
つの物品群が収集単位としての目標量になるか否かを判
し、目標量となる少なくとも二つの物品群の組合せを
決定する決定手段とを設け、この決定手段での組合せの
結果、目標量となる少なくとも二つの物品群の組合せを
搬送手段の搬送途上に設けられた収集手段に放出する
一方、組合せとして決定されなかった物品群を搬送手段
から排出するようにした物品定量収集装置を提供するも
のである。
【0007】また本発明は、収集する収集単位としての
目標量より少ない量の物品群を供給する手段と、この供
給する手段から供給される物品群を順次計量する計量
段と、計量された物品群の量を夫々記憶する記憶手段
と、計量された物品群であって、供給する手段から供給
された物品群当該物品群毎に収容し、収容した物品群
を放出指示にしたがって収集すべき物品として放出する
複数の放出手段とからなり、この放出手段に新たに供給
された物品群とすでに放出手段に収容された他の物品群
との組合せが目標量になるか否かを記憶手段に記憶され
た物品群の量に基づいて判断し、目標量であれば当該
合せられた物品群を、収集すべき物品として放出決定
し、当該組合せが目標量でなく、空の放出手段が存在す
場合に当該空の放出手段に新たな物品群を供給手
段から供給する一方、前記組合せが目標量でなく、空の
放出手段が存在しない際には、放出手段に収容された物
品群を排出するようになっている、目標量の物品群の組
み合わせを得る物品定量収集装置を提供するものであ
る。
【0008】更に本発明は、収集する目標量より少ない
不特定の既知の量の物品群を一時待機させる待機ホッパ
ーと、同一円周上に設けられた複数の受け皿と、この受
け皿の各々を次々に待機ホッパーの物品群放出位置に配
置すべく、受け皿を旋回させる旋回装置と、各受け皿に
収容された物品群の現在位置を物品群の量の情報ととも
に各受け皿の動きに対応して追跡する追跡手段と、受け
皿に収容された少なくとも二つの物品群を組合せて目標
量を得る演算手段と、この演算手段での組合せ結果、
目標量となる組合せの物品群を受け皿から放出させるべ
く、受け皿の旋回面より上方に設けられた放出手段と、
受け皿が旋回する間目標量の組合せを得られなかった
物品群を受け皿から排出すべく、受け皿の旋回面より上
方に設けられた排出手段とからる物品収集装置を提供
するものである。
【0009】本発明における物品としては、ねじ、ビ
ス、釘等の小物物品、粒状あるいは粉状の薬剤又はペッ
ト用餌等の物品、菓子、果実、野菜等の物品、その他形
状等が種々異なる物品をも含むのである。本発明におい
ては、物品群としては、物品一個の場合をも含むのであ
る。
【0010】
【作用】次に本発明を、図に示す具体例に基づき更に詳
細に説明する。これにより前記本発明の目的及び特徴並
びに他の目的及び特徴がより明瞭となるであろう。尚、
本発明はこれら具体例に何等限定されないのである。
【0011】
【具体例】図1及び図2に示すように本例の小物物品定
数量収集装置1において、部品受け皿3を多数連設した
分配手段としての循環コンベア2は、部品受け皿3に投
入された小物物品としての部品4を投入された単位毎に
循環搬送させる。
【0012】 循環コンベア2の上流端に設けられてお
り、収集する数量より少ない数の部品4を投入する投入
手段としての部品投入装置5は、図3に示すごとく部品
4を供給する供給シュート6と、供給シュート6から供
給された部品4を振動させることによりほぐしながら
れを前進させるほぐしシュート7と、ほぐしシュート7
の先端から落ちる部品4の個数を計算するために受容
、その後循環コンベア2の部品受け皿3に投入する投
入ホッパー8と、投入ホッパー8内の部品4の総重量を
計量する計量器9とからなる。
【0013】循環コンベア2の駆動軸(図示せず)に取
り付けられたエンコーダ10は、循環コンベア2の搬送
速度を検出する。エンコーダ10から得られた速度信号
によって各部品受け皿3の位置が確認される。
【0014】循環コンベア2の下流で、循環コンベア2
の搬送方向である矢印A方向に対して直角に下方を通っ
て設けられた集合コンベア11と循環コンベア2とが交
差した部位であって循環コンベア2側方には、開放信号
により部品受け皿3の底を開き、部品受け皿3内の部品
4を放出する放出手段としての開放装置12が設けてあ
る。また循環コンベア2下方には、部品受け皿3から放
出された部品4を受けて、収集単位としての数量を袋詰
めする収集手段としての袋詰包装装置13が設けてあ
る。
【0015】部品4が循環コンベア2で移送される間
に、部品4の少なくとも二つの単位、すなわち二組の部
品受け皿3内の部品数量を組合せて、予め設定された収
集単位としての数量になるか否かを判断し、当該数量と
なる二組の部品受け皿3の組合せを決定する決定手段と
しての演算装置14が、循環コンベア2の近傍に設けら
れている。
【0016】この他、演算装置14は以下の働きを有し
ている。投入ホッパー8に投入された部品4の総重量を
計量器9で計量し、その計量信号を受けて、この演算装
置14に予め入力され記憶されている部品一個の重量か
ら部品受け皿3に投入された部品4の個数を算出してい
る。この算出された部品受け皿3内の部品4の数量は、
この部品受け皿3と対応させて演算装置14に記憶され
る。
【0017】また演算装置14は、エンコーダ10から
入力される循環コンベア2の速度信号によって、各部品
受け皿3の位置を連続的に把握し、どの部品受け皿3が
開放装置12と相対した位置にあるかを判断する。演算
装置14で演算した組合せの結果、袋詰包装装置13で
開放すべき部品受け皿3が決定されると、決定された部
品受け皿3が開放装置12側方に搬送されてくる度に演
算装置14から開放信号が出力される。また袋詰包装装
置13に放出された部品4の数量が予め設定された収集
単位としての数量になる度に、すなわち組み合わされた
部品受け皿3の組が開放される度に、演算装置14から
袋詰包装装置13に対して包装信号を出力する。よって
この包装信号を受けてビニール袋等の口が封される。
【0018】以上の構成による小物物品定数量収集装置
1の動作を説明する。部品投入装置5の供給シュート6
からほぐしシュート7に供給された部品4は、ほぐしシ
ュート7の振動により徐々にほぐされながら投入ホッパ
ー8に流れ落ちる。投入ホッパー8に順次こぼれ落ちる
部品4の重量は計量器9で計量され、この計量された重
量は逐一演算装置14に送られる。演算装置14には予
め部品一個の重さが記憶されており、この一個の重さか
ら投入ホッパー8に入った部品4の個数が計算される。
【0019】本実施例では、10個の部品4を一つの収
集単位としており、その1/2である5個前後の数量を
一つの単位として不揃いに部品受け皿3に投入してい
る。よって循環コンベア2に連設された部品受け皿3に
は5個に近い数量の部品4が収容される。循環コンベア
2は矢印A方向に搬送しているので、部品投入装置5下
方に到達した部品受け皿3には、順次部品4が投入され
ていく。各部品受け皿3には、それぞれ異なった数の部
品4が収容されるが、これらの各部品受け皿3は循環コ
ンベア2の駆動軸に設けられたエンコーダ10からの搬
送速度信号に基づき常に現在位置が把握されている。
【0020】そして部品受け皿3に部品4が投入された
位置から部品受け皿3の底を開放する開放装置12が設
けられた位置まで移送されてくる間に、演算装置14で
は袋詰めするための収集単位としての数量を得るため
に、各部品受け皿3の個数間で組合せが実施される。
【0021】組合せが決まった部品受け皿3は、部品受
け皿3が開放装置12まで移送されてくると演算装置1
4からの開放信号によって、この位置の循環コンベア2
下方に設けられた袋詰包装装置13に部品受け皿3内の
部品4が放出される。組合せの組である二つの部品受け
皿3から部品4が放出されると、演算装置14から袋詰
包装装置13に対して包装信号が出力され、袋を密封し
て、集合コンベア11で一箇所に集められる。
【0022】次に、具体的組合せ演算について説明す
る。演算装置14内に内蔵されている組合せ演算のため
の記憶位置を図5に図示して、また部品受け皿3に収容
された個数及び搬送順位すなわち計数順序を表1にして
説明する。
【0023】演算装置14にはP1からP11までの1
1個の記憶位置が設定されている。順次計数されるたび
にP11からP10へ、P10からP9へと、記憶され
た個数がエンコーダ10からの搬送信号に基づきシフト
されていく。そして、シフトされるたびにP11に入力
された個数と、それまでに計数され、既に記憶位置P1
0からP1の間に記憶された個数とを組合せて、収集単
位としての10個になるか否かが判断される。
【0024】まず部品受け皿3に部品4が投入される
と、何個投入されたかが演算装置14で計算される。そ
こで例えば表1より、P11に計数順序第1番目の4個
が記憶される。P10からP1の間にはまだ何も記憶さ
れていないので組合せ演算は行われない。
【0025】記憶位置P11の4個が記憶位置P10に
シフトし、空いた記憶位置P11には計数順序第2番目
の6個が記憶される。そこで、今度は記憶位置P11の
6個と記憶位置P10の4個とを加算して収集単位とし
ての10個になるか否かが判断される。組合せ演算の結
果、10個になるので、計数順序第1番目の4個と計数
順序第2番目の6個が最初の組合せ組1aとして決定さ
れる。
【0026】次に記憶位置P10に記憶された4個が記
憶位置P9へ、そして空いた記憶位置P10に記憶位置
P11の6個がシフトし、空になった記憶装置P11に
は計数順序第3番目の3個が記憶される。その後で記憶
位置P11に記憶された3個と他の個数を組合せて10
個になるか否かが判断されるが、記憶位置P10及び記
憶位置P9は既に組合せとして決定されているため組合
せ演算は実施されない。
【0027】
【表1】
【0028】次に記憶位置P9の4個が記憶位置P8
へ、記憶位置P10の6個が記憶位置P9へ、記憶位置
P11の3個が記憶位置P10へシフトし、空になった
記憶位置P11へは5個が入力される。そして記憶位置
P11の5個と記憶位置P10の3個とで組合せ演算が
実施されるが収集単位である10個にはならないため、
今回の組合せはなかったものとして判断される。
【0029】各記憶位置P11からP9の間に記憶され
た個数がそれぞれシフトした後、表1に示すように計数
順序第5番目の5個が記憶位置P11に入力される。記
憶位置P11の5個とまだ組合せとして決定されていな
い記憶位置P9の3個とで組合せ演算されるが収集単位
を満足することはできず、記憶位置P11の5個と記憶
位置P10の5個との間で組合せ演算が実施される。そ
の結果、計数順序第4番目の5個と計数順序第5番目の
5個とが組合せ組2aとして決定される。このようにし
て組合せが決定されていく。その結果を表1の組合順序
欄に記入した。
【0030】その他の実施例として、図6に示したごと
く、袋詰包装場所を二箇所にすることによって、より効
率のよい定数量包装を実施することができる。すなわち
開放装置12及び12a及び袋詰包装装置13及び13
aを二箇所設け、それに伴う集合コンベア11も2台設
置する。
【0031】こうした場合の組合せ演算結果と演算装置
14内の記憶位置P11からP1の間の記憶状態を示し
たものが表2及び図7である。本実施例の場合は、計数
順序第1番目の4個と計数順序第2番目の6個が一方の
集合コンベア11へ組合せ組1bとして、また計数順序
第4番目の5個と計数順序第5番目の5個とが他方の集
合コンベア11へ組合せ組1cとして放出されるべく決
定される。組合せ組1bと1cとは放出場所が異なるた
め、図7に示すごとく記憶位置P11に入力された計数
順序第7番目の7個は記憶位置P7に記憶された計数順
序第3番目の3個とが組合せ演算され、その結果一方の
集合コンベア11へ組合せ組2bとして放出することが
できる。
【0032】
【表2】
【0033】また図8に示すように、部品4を部品受け
皿3に投入する場所を部品投入装置5及び5aとして二
箇所設け、更に組合せ組を放出する場所を二箇所設けて
も良く、このようにすることによって収集単位を複数設
定することができる。例えば収集単位を20個と30個
とした場合、10個前後を部品受け皿3に投入すること
によって、20個詰め、あるいは30個詰めを実施し、
また15個前後を部品受け皿3に投入することによっ
て、30個詰めを実施する。その他、必要とする収集単
位の1/N(N=3、4、5、・・・)の数に近い数を
不揃いに部品受け皿3に投入しても良い。
【0034】また例えば10個詰めを実施するために、
投入装置5で10個を超えないで10個に近い数を投入
し、投入装置5aでは数個投入するようにしても良い。
【0035】また図9に図示した投入装置15は、ほぐ
しシュート7の排出端から部品受け皿3に投入される部
品4を計数するために計量器の代わりにCCDカメラ1
6を設けて形成されたものである。この場合には演算装
置14に部品4の数が入力される。
【0036】また開放装置12は、図16から図18に
示すように、部品受け皿3の底板に設けられた突出部に
エアーシリンダの作動棒が突き出し、突出部に当たって
底板が開くようになっているが、その他部品受け皿3を
傾けて、中に入った部品4をこぼすべく搬送路を変形し
たものであっても良い。ここで図16に示す開放装置1
2は、一端で支柱23に回動自在に取付けられたエアー
シリンダ21と、一端がエアシリンダ21のピストンロ
ッド22に回動自在に連結されて、支柱23に軸24を
介して回動自在に支持されたクランク25と、一端がク
ランク25の他端に回動自在に連結された作動棒26と
を具備しており、作動棒26の他端は、支柱23に軸2
7を介して回動自在に支持された係合部材28に回動自
在に連結されており、エアーシリンダ21が作動されて
ピストンロッド22が伸長すると、クランク25が軸2
4を中心としてP方向に回動されてこれにより作動棒2
6がQ方向に突き出し、その結果係合部材28が軸27
を中心としてR方向に回動して図19に示すようA方向
に搬送されてくる受け皿3に設けられた突出部29のロ
ーラ30に当たるようになっている。また図17及び図
18に詳細に図示するように一方の側壁41に軸42を
介して突出部29が回動自在に設けられた受け皿3は、
二つの底板43及び44を具備しており、底板43及び
44はリンク45及び46に取付けられており、リンク
45及び46は軸47及び48を介して側壁41及び4
9に回動自在に取付けられている。リンク45及び46
は夫々軸50及び51を介してリンク52及び53に回
動自在に連結されており、リンク52及び53は軸54
を介してリンク55に回動自在に連結されており、リン
ク55は軸56を介して突出部29に回動自在に連結さ
れている。このように形成された受け皿3においては、
前述のように係合部材28がR方向に回動してA方向に
搬送されてくる受け皿3に設けられた突出部29のロー
ラ30に当たると、突出部29はこれにより軸42を中
心として回動され、その結果リンク55、52、53、
45及び46の夫々の回動が生じ、図20に示すように
底板43及び44が開かれるようになっている。尚、側
壁41及び49には、底板43及び44の閉鎖角及びリ
ンク45及び46の回動角を規制するストッパ57及び
58が取付けられている。以上のように本発明では開放
装置12として、図16に示すように部品受け皿3の底
板43及び44に設けられた突出部29にエアーシリン
ダ21の作動棒26が突き出し、突出部29に当たって
底板43及び44が開くようにしても良いのである。
【0037】記の例で組合せ組として決定されなかっ
たものは、搬送手段から一度排出して、空になった部品
受け皿3に新たに部品4を投入する。このようすること
によって、一度は組合せられなかったものを再び組合せ
演算に用いることができる。ところで上記では組合せ演
算として、記憶位置P11に記憶された数と他の記憶位
置に既に記憶された数との間での組合せの具体例を説明
したが、これに限ることなくいわゆる一般的組合せ演算
であるすべての組合せパターンの中で演算するnCrの
組合せであっても良い。
【0038】また、上記例では、定数量収集を実施して
いるが、これに代えて、定重量収集を実施しても良いの
である。この場合、計量器9で得られる重量をそのまま
利用して目標重量を得るようにする。
【0039】次に本発明の他の具体例を図10から図1
5を参照して説明する。本具体例の部品定数量収集装置
101は小物部品102を30個ずつ収集するために、
1/2の15個前後の数を一つの群として供給する。
【0040】供給ホッパー103はこれの下方に設けた
供給コンベア104に部品102を放出している。供給
コンベア104が矢印A方向に搬送することによって、
供給ホッパー103の下端部排出口から順次部品102
が放出される。
【0041】供給コンベア104の排出端に設けられた
供給する手段としてのほぐしシュート105の表面に
は、供給コンベア104の搬送方向と同一方向に多数の
溝が設けてある。ほぐしシュート105の下面には振動
体106が固定してある。振動体106が振動すること
によって、ほぐしシュート105上に固まった部品10
2がほぐされ、溝に沿って前進する。振動体106が振
動している間は供給コンベア104も駆動しており、振
動体106の振動が止まると供給コンベア104も停止
するようになっている。
【0042】ほぐしシュート105の先端の前方上方に
設けられた計数する手段としてのCCDカメラ107
は、ほぐしシュート105の先端から供給される部品1
02を撮像することによってこれを計数している。
【0043】ほぐしシュート105の先端から供給され
る複数の部品102を一つの群として受け、この部品群
を放出指示にしたがって放出する放出手段としてのホッ
パー181〜186の各々は、駆動部109(図11参
照)とベルトで連動させた駆動軸110を中心として同
一円周上に等間隔に位置づけられ、支持棒111によっ
て駆動軸110と連結してある。駆動軸110が矢印B
方向に回転すると、ホッパー181〜186は、各ホッ
パー181〜186の上部開口部を、ホッパー181か
らホッパー182へ、ホッパー182からホッパー18
3へと、ほぐしシュート105の先端下方に位置付けな
がら支持棒111の回りで回転される。各ホッパー18
1〜186の下方は図12に示すごとく放出口221〜
226として形成されており、解放機構231〜236
によって両側に開くようになっている。
【0044】各ホッパー181〜186の放出口221
〜226は収集ホッパー114開口枠内におさめてあ
り、いずれのホッパー181〜186が開放されても部
品102の群は収集ホッパー114に収集される。収集
ホッパー114の内壁には図13に示すように各ホッパ
ー181〜186の解放機構231〜236に対応させ
て、第一のエアーシリンダ251〜256が設けてあ
る。収集ホッパー114に集合された部品102の群は
第二のエアーシリンダ116が作動することによって、
収集ホッパー114の下端117が開口し部品群が放出
される。
【0045】演算装置118(図11参照)は、CCD
カメラ107で計数された部品群の数量を複数記憶する
手段としての記憶部119と、ほぐしシュート105か
らホッパー181〜186に供給された部品群とすでに
収容された他の部品群との組合せが目標数量になるか否
かを判断する組合せ演算を実施する演算部120と、演
算部120での組合せ演算の結果、目標数量であれば組
合せられた部品群を放出すべく、第一のエアーシリンダ
251〜256に対して作動信号を出力し、収集ホッパ
ー114に収集された目標数量の部品群を包装すべく放
出するために第二のエアーシリンダ116に同じく作動
信号を出力し、目標数量の組合せを得られない場合には
駆動軸110の駆動部109に回転信号を出力する制御
部121とから成る。そのほか制御部121では、駆動
軸110の回転によりホッパー181〜186が矢印B
方向へ回転し、隣のホッパー181〜186がほぐしシ
ュート105の排出端に位置づけられると、ほぐしシュ
ート105の振動体106に対して振動開始信号を出力
し、15個前後の部品102が投入されると振動停止信
号を出力する。
【0046】以上の構成による部品定数量収集装置10
1の動作を図14に図示したフローチャートに基づいて
説明する。供給ホッパー103には部品102が収容さ
れている。ほぐしシュート105排出端の下方(以下投
入位置と言う。)に位置付けられた、例えばホッパー1
81が空の場合(ステップS1)、演算装置118の制
御部121から振動体106に対して振動開始信号が出
力される(ステップS3)。
【0047】これを受けて振動体106が振動すると同
時に、供給コンベア104が矢印A方向に搬送する。供
給ホッパー103から放出され、供給コンベア104に
乗った部品102は、供給コンベア104からほぐしシ
ュート105に乗り移る。ほぐしシュート105上の部
品102の固まりは振動によりほぐされながら、ほぐし
シュート105の溝に沿って排出端に進み、投入位置に
位置付けられたホッパー181内に落ちる。
【0048】ほぐしシュート105の排出端から落ちる
部品102はCCDカメラ107によって撮像され、計
数されて記憶部119に記憶される。ホッパー181に
投入される部品102の数が15個前後の数量になると
(ステップS4)、制御部121から振動体106に対
して振動停止信号が出力される(ステップS5)。
【0049】部品102は振動体106の振動により、
ほぐしシュート105から任意の数量が不揃いに投入さ
れるため、15個である場合も含めて15前後の数量と
なる。ホッパー181に例えば13個の部品102が投
入されると、演算装置118の演算部120において、
13個の部品群を含んで組合せ演算が実施される(ステ
ップS6)。
【0050】ホッパー181の13個の部品群と、すで
に収容されたホッパー181以外のホッパー182〜1
86内の部品群との組合せの結果、目標数量としての3
0個になる組合せが得られると(ステップS7)、該当
するホッパーの部品群を収集ホッパー114に放出すべ
く、制御部121から第1のエアーシリンダ251〜2
56に作動信号が出力される。該当ホッパー181〜1
86の解放機構231〜236に対応したエアーシリン
ダ251〜256が作動すると、組合せられた部品群が
収集ホッパー114に放出される。その後、制御部12
1が収集ホッパー114の第2のエアーシリンダ116
に対して作動信号が出力され(ステップS8)、目標数
量30個になった部品群を包装すべく、収集ホッパー1
14の下端117が開口し、部品群が放出される。
【0051】組合せが得られない場合及び30個の部品
群が放出された場合、再び投入位置のホッパー181〜
186が空であるか否かを判断して空でなければ制御部
121から駆動部109に対して回転信号が出力され、
この駆動部109が作動することにより駆動軸110が
矢印B方向に回転しホッパー181〜186が一つ分移
動する(ステップS2)。以下同様な動作を繰り返す。
【0052】次に上述のフローチャートに従うより具体
的な組合せ演算について説明する。演算装置118の演
算部120では組合せ演算が実施されるが、この組合せ
演算のための記憶位置を図15に示し、具体的にホッパ
ー181〜186に投入された部品群の数量及び組合せ
結果を示した表3に基づき説明する。記憶位置P1はホ
ッパー181と、記憶位置P2はホッパー182と、以
下同様に記憶位置P3、P4、P5及びP6の夫々は、
ホッパー183、184、185及び186の夫々と対
応している。
【0053】まず投入位置にホッパー181が位置して
いると、13個の部品群が投入され、記憶位置P1に1
3が入力される。演算部120では、この状態で組合せ
演算を実施するが、組合せの組は得られず、駆動軸11
0が回転して投入位置にホッパー182が位置付けられ
る。ホッパー182には14個の部品群が投入され、ホ
ッパー182に対応した記憶位置P2に14が入力され
る。記憶位置P2の14と記憶位置P1の13とを加え
て、目標数量としての30になるか否かが判断される
が、この場合も組合せの組は得られない。
【0054】次に記憶位置P3に15が入力されるが、
組合せ演算の結果、組合せの組は得られず、記憶位置P
4に16が入力されると、すでに入力された記憶位置P
1〜P3との間での組合せの結果、記憶位置P2の14
とで目標数量としての30となり、記憶位置P4に対応
したホッパー184の16個の部品群と記憶位置P2に
対応したホッパー182の14個の部品群とが組合せの
組として収集ホッパー114に放出される。この組合せ
の組aが放出されるとホッパー186は空になる。よっ
て今度はホッパー181〜186は回転せず、再びホッ
パー184内に部品102が投入される。このようにし
て組合せが実施され、表3に示すごとく組合せの組b、
c、dが得られる。
【0055】本具体例ではCCDカメラ107で投入さ
れる部品102の個数を数えているが、ほぐしシュート
105がコンベアスケールであっても良く、この場合に
は予め設定された部品一個当りの重量に基づき数量を算
出する。
【0056】本例でもその他の具体例として放出手段に
投入するための排出場所を2箇所設けて、一方では目標
数量に近い数を投入し、他方では数個を投入するように
しても良い。
【0057】また放出手段としてのホッパー181〜1
86すべてに部品102が投入されても、組合せが得ら
れない場合には、各部品群の内、もっとも離れた数の部
品群を強制排出するか、一度すべて排出し、再び最初か
ら始めすなわち、組合せが目標量でなく、空の放出
手段が存在しない際には、放出手段に収容された物品群
を強制排出する。
【0058】ところで組合せ演算として、投入位置にあ
る投入手段に対応した記憶位置の数量と他の記憶位置に
ある数量との間での組合せ演算を説明したが、これに限
ることなく上述のとおりいわゆるすべての組合せパター
ンの中で演算するnCrの組合せであっても良い。この
場合の例として、今投入されたホッパー内の部品群の数
量を基準とせず、すべての組合せによる演算を実施し、
空になったホッパーが投入位置にくるまで回転させるこ
とによって達成することができる。
【0059】その他本例でも必要とする目標数量の1/
N(N=3、4、5、・・・)の数に近い数を不揃いに
投入するようにしても良い。更に本例でも定数量に代え
て定重量収集にしても良い。
【0060】
【表3】
【0061】 ところで部品定数量収集装置101で
は、受け皿としてのホッパー181〜186の上方から
これらホッパー181〜186をB方向に移動させてい
るが、図16を参照して先に説明した受け皿3等にこの
ような手段を用いて本発明の物品収集装置を形成しても
良い。即ち、図21から図24に示すようにホッパー1
81〜186に対応する複数の受け皿3を、当該受け皿
3の上方からB方向に移動させるようにした部品定重量
収集装置301は、並置された二つの待機ホッパー30
2及び303と、シュート304から供給される部品を
待機ホッパー302及び303に搬送する搬送装置30
5と、搬送装置305の二つの搬送路306及び307
の夫々の途中に並置されて搬送装置305で搬送される
部品の重量を計測する重量計308及び309と、待機
ホッパー302及び303の下方を通過するように環状
に配置された複数の受け皿3と、これら受け皿3を、受
け皿3の上方からB方向に移動(旋回)させる旋回装置
310と、受け皿3の移動路の下方に配された収集ホッ
パー311と、同じく受け皿3の移動路の下方に配され
た排出コンベア312と、収集ホッパー311及び排出
コンベア312の上方に配されており、図16から図2
0を参照して説明した開放装置12(排出コンベア31
2側の開放装置は図示せず)とを具備している。尚、図
示しないが本例の部品定重量収集装置301にも前述の
演算装置14又は118及び受け皿3の現在位置を検出
するエンコーダ5等が具備されている。
【0062】 待機ホッパー302及び303は夫々、
開閉自在な傾斜底板321及び322と、傾斜底板32
1及び322を開閉させるエアシリンダ323及び32
を有しており、演算装置14からの作動信号でエア
シリンダ323又は324が作動されると、傾斜底板3
21又は322が開かれて待機ホッパー302又は30
3に収容された部品が、待機ホッパー302又は303
の下方に移動されてきた受け皿3に投入されるようにな
っている。
【0063】 搬送装置305は、出力回転軸にスプロ
ケットホイールが取付けられてフレーム331に固定さ
れた電動モータ332と、フレーム331に軸受333
及び334を介して回転自在に設けられた二つの軸33
5及び336と、軸335及び336に夫々固着されて
おり、モータ332のスプロケットホイールに無端チェ
ーン337を介して連結されたスプロケットホイール3
38及び339と、軸335及び336の夫々に固着さ
れた揺動アーム340及び341と、揺動アーム340
及び341の夫々に回転自在に連結された支持アーム3
42及び343と、支持アーム342及び343に夫々
取付けられたロッド344(支持アーム343側のロッ
は図示せず)と、ロッド344に一端が取付けられた
二組の多数枚の薄板345及び346と、一端でシュー
ト304に支持されて薄板345及び346に対して交
互に配された二組の多数本の細棒347及び348と、
フレーム331に支持されて薄板345及び346に対
して交互に配された中間の二組の多数枚の薄板349及
び350と、同じくフレーム331に支持されて薄板3
45及び346に対して交互に配された二組の多数枚の
薄板351及び352とを具備している。両側を除く薄
板345及び346並びに薄板349及び350の夫々
の上縁は波形(半円状)に形成されており、また薄板3
51及び352の上縁も一端側で半円状に形成されてお
り、細棒347及び348は自由端側で上方に曲げられ
ている。尚、支持アーム342の一方は、対応する揺動
アーム340の一端に設けられた円板353の外周上を
摺動するように設けられている。支持アーム343の他
方も同様に形成されている。更に図示しないが軸335
の回転数を検出する検出器が搬送装置305には設けら
れている。
【0064】 このように形成された搬送装置305で
は、モータ332が作動されてその出力回転軸が回転す
ると、この回転はチェーン337及びスプロケットホイ
ール338及び339を介して軸335及び336に伝
達されて軸335及び336が回転され、その結果揺動
アーム340及び341も回転される。揺動アーム34
0及び341の回転で、支持アーム342及び343に
取付けられた薄板345及び346は円運動を行い、こ
の円運動は細棒347及び348並びに薄板349、3
50、351及び352の間を通過して且つ夫々に対し
て上下されて行われる結果、シュート304から細棒3
47及び348に供給された部品は、薄板345及び3
46の上縁の谷部に、次にこの谷部から薄板349及び
350の上縁の谷部に、この谷部から更に薄板345及
び346の上縁の次の谷部へと交互に順次A方向に搬送
され、最後に薄板351及び352の上縁の谷部を介し
て薄板351及び352の上縁の傾斜部まで搬送され
る。薄板351及び352の上縁の傾斜部まで搬送され
た部品は次に待機ホッパー302及び303に供給され
る。以上からも明らかであるように、搬送装置305は
細棒347並びに薄板345、349及び351からな
る搬送路306と、細棒348並びに薄板346、35
0及び352からなる搬送路307とを有している。ま
た搬送装置305においてモータ332は、本例では
機ホッパー302又は303に少なくとも一個の部品が
入れられると、その作動が停止されるように制御され
る。本制御は後述の重量計308及び309と軸335
の回転数を検出する検出器とからの信号に基づいて行わ
れる。
【0065】重量計308及び309は夫々、フレーム
331に取付けられた重量センサ361及び362と、
重量センサ361及び362上に取付けられた支持部材
363及び364と、支持部材363及び364に支持
されて薄板345及び346間に配された多数枚の薄板
365及び366とを具備しており、二組の薄板365
及び366の上縁は半円状に形成されており、部品の搬
送方向に関して薄板349及び350と薄板351及び
352との間に配されており、上述した薄板349及び
350から薄板351及び352への部品の搬送は、一
旦薄板365及び366の上縁の谷部に載置されてから
行われる。従って重量計308は搬送路306を通って
搬送される部品の重量を、重量計309は搬送路307
を通って搬送される部品の重量を夫々計量する。
【0066】旋回装置310は、受け皿3の上方で図示
しないフレームに取付けられた電動モータ371と、同
じく図示しないフレームに回転自在に支持された回転軸
372と、モータ371の出力回転軸及び回転軸372
に夫々固着されたスプロケットホイール373及び37
4と、スプロケットホイール373及び374間に掛け
渡されたチェーン375と、回転軸372の下端に取付
けられた円板376と、一端が円板376に取付けられ
ており、他端には受け皿3が取付けられている支持アー
ム377とを具備している。旋回装置310では、モー
タ371の作動でスプロケットホイール373、チェー
ン375及びスプロケットホイール374を介して回転
軸372が回転されると、受け皿3もまたB方向に移動
(旋回)される。このB方向の移動で各受け皿3は、待
機ホッパー302及び303の下方、排出コンベア31
2の上方及び収集ホッパー311の上方を通過する。
【0067】収集ホッパー311は、開放装置12の作
動で選択された受け皿3から落下してくる部品を収集
し、これを袋詰め等すべく下方に配置された袋等に部品
を供給する。
【0068】排出コンベア312は、組合せに利用され
ない受け皿3内の部品を、当該受け皿3から受けてこの
部品を再度の組合せに利用すべく排出する。上述したよ
うに排出コンベア312の上方にも係合部材28等から
なる開放装置12が設けられる。
【0069】尚、収集ホッパー311の上方に二組の開
放装置12を設けて、同時に二つの受け皿3から収集ホ
ッパー311に組合せに利用される部品が供給されるよ
うにしても良い。
【0070】以上のように形成された部品定重量収集装
置301は、上述の通りのプログラムで同様に作動され
る。そして本例の部品定重量収集装置301では、旋回
装置310のモータ371及び開放装置12のエアーシ
リンダ21等が、部品等で汚染されやすい受け皿3等の
上方に配されているため、受け皿3等の水洗いを、モー
タ371及び開放装置12のエアーシリンダ21等に水
を掛けることなしに行い得る。即ち本例の部品定重量収
集装置301では、保守を容易に行い得る。尚、本例で
も定重量収集に代えて定数量収集を実施するようにして
も良い。
【0071】
【発明の効果】以上詳述したように、本発明によれば、
収集単位より少ない量を任意に、不揃いの量にして搬送
し、組合せ演算をすることによって、従来の装置では時
間がかかっていた収集単位とするための数個あるいは一
個ずつ投入する微調整時間を省き、時間を短縮すること
ができる。また、放出手段の放出口を内側に設けて配さ
れた収集ホッパーを具備した例では、複数ある放出手段
のいずれの放出手段との組合せが得られても、放出手段
を搬送させることなく同一収集場所に放出することがで
き、収集するための時間を削減し得る。そしてまた、上
述のように、組合せとして決定されなかった物品群が、
搬送手段から排出されるために、排出された物品を再び
組み合わせのために用いることができる上に、搬送手段
によって搬送される物品群の殆どが組み合わせに適しな
い物品群となって組み合わせ効率が徐々に低下すること
を防ぐことができ、加えて、全てが組み合わせに適しな
い物品群となって組み合わせを得ることが不可能となっ
てもそれを知らずに装置が動作しているというような事
態をなくすことができ、また、装置を一時的に停止させ
て斯かる物品群を人手により除去しなければならなくな
るような不都合な事態をもなくすことができ、また、組
合せで目標量が得られなく且つ空の放出手段が存在しな
い際には、放出手段に収容された物品群が強制的に排出
されるために、前記と同様に、排出された物品を再び組
み合わせのために用いることができる上に、装置を一時
的に停止させなければならないような不都合な事態をな
くすことができ、一定以上の収集効率を維持でき、更
に、目標量の組合せを得られなかった物品群が受け皿か
ら排出されるために、上記と同様に、排出された物品を
再び組み合わせのために用いることができる上に、旋回
装置によって旋回される受け皿の物品群の殆どが組み合
わせに適しない物品群となって組み合わせ効率が徐々に
低下することを防ぐことができ、加えて、全てが組み合
わせに適しない物品群となって組み合わせを得ることが
不可能となってもそれを知らずに装置が動作していると
いうような不都合な事態をなくすことができ、また、装
置を一時的に停止させて斯かる物品群を人手により除去
しなければならなくなるような事態をもなくすことがで
きる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の好ましい一具体例の平面図である。
【図2】図1に示す具体例の概略側面図である。
【図3】図1に示す具体例の部品投入装置の側面図であ
る。
【図4】図1の具体例の電気関係のブロック図である。
【図5】図1に示す具体例の演算装置での組合せ演算の
説明図である。
【図6】本発明の好ましい他の具体例の電気関係のブロ
ック図である。
【図7】図6に示す具体例の演算装置での組合せ演算の
説明図である。
【図8】本発明の好ましい更に他の具体例の電気関係の
ブロック図である。
【図9】本発明における部品投入装置の他の具体例の側
面図である。
【図10】本発明の好ましい他の一具体例の斜視図であ
る。
【図11】図10に示す具体例の電気関係のブロック図
である。
【図12】図10に図示されたホッパーの解放機構を図
示した斜視図である。
【図13】図10に示す具体例の第一のエアーシリンダ
の側面図である。
【図14】図10に示す具体例の動作を説明したフロー
チャートである。
【図15】図14で実施される組合せ演算の説明図であ
る。
【図16】本発明における開放装置の一具体例の詳細側
面図である。
【図17】図16に示す受け皿の平面図である。
【図18】図17図に示す受け皿の側面図である。
【図19】図16に示す開放装置の動作説明図である。
【図20】図16に示す受け皿の動作説明図である。
【図21】本発明の好ましい更に他の具体例の側面図で
ある。
【図22】図21に示す具体例の概略平面図である。
【図23】図21に示す搬送装置の正面図であって、一
部が省略されている。
【図24】図21に示す搬送装置の平面図である。
【符号の説明】
1 小物物品定数量収集装置 2 循環コンベア 3 受け皿 4 部品 5 部品投入装置 10 エンコーダ 12 開放装置

Claims (3)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 収集する収集単位としての目標量より少
    ない量の物品を投入する投入手段と、この投入手段で
    投入された物品当該物品群に搬送する搬送手段
    と、物品搬送手段で送される間に投入された
    物品群のうちの少なくとも二つの物品群を組合せて、
    の組合せた少なくとも二つの物品群が収集単位としての
    目標量になるか否かを判断し、目標量となる少なくとも
    二つの物品群の組合せを決定する決定手段とを設け、
    の決定手段での組合せの結果、目標量となる少なくとも
    二つの物品群の組合せを搬送手段の搬送途上に設けら
    れた収集手段に放出する一方、組合せとして決定されな
    かった物品群を搬送手段から排出するようにした物品定
    量収集装置。
  2. 【請求項2】 収集する収集単位としての目標量より少
    ない量の物品群を供給する手段と、この供給する手段か
    ら供給される物品群を順次計量する計量手段と、計量さ
    れた物品群の量を夫々記憶する記憶手段と、計量され
    た物品群であって、供給する手段から供給された物品群
    当該物品群毎に収容し、収容した物品群を放出指示に
    したがって収集すべき物品として放出する複数の放出手
    段とからなり、この放出手段に新たに供給された物品群
    とすでに放出手段に収容された他の物品群との組合せが
    目標量になるか否かを記憶手段に記憶された物品群の量
    に基づいて判断し、目標量であれば当該組合せられた物
    品群を、収集すべき物品として放出決定し、当該組合せ
    目標量でなく、空の放出手段が存在する場合に
    該空の放出手段新たな物品群を供給手段から供給する
    一方、前記組合せが目標量でなく、空の放出手段が存在
    しない際には、放出手段に収容された物品群を排出する
    ようになっている、目標量の物品群の組み合わせを得る
    物品定量収集装置。
  3. 【請求項3】 収集する目標量より少ない不特定の既知
    の量の物品群を一時待機させる待機ホッパーと、同一円
    周上に設けられた複数の受け皿と、この受け皿の各々を
    次々に待機ホッパーの物品群放出位置に配置すべく、受
    け皿を旋回させる旋回装置と、各受け皿に収容された物
    品群の現在位置を物品群の量の情報とともに各受け皿の
    動きに対応して追跡する追跡手段と、受け皿に収容され
    た少なくとも二つの物品群を組合せて目標量を得る演算
    手段と、この演算手段での組合せ結果、目標量となる
    組合せの物品群を受け皿から放出させるべく、受け皿の
    旋回面より上方に設けられた放出手段と、受け皿が旋回
    する間目標量の組合せを得られなかった物品群を受け
    皿から排出すべく、受け皿の旋回面より上方に設けられ
    た排出手段とからる物品収集装置。
JP03348843A 1990-12-14 1991-12-04 物品収集装置 Expired - Fee Related JP3097255B2 (ja)

Priority Applications (4)

Application Number Priority Date Filing Date Title
US07/862,573 US5319160A (en) 1990-12-14 1991-12-13 Apparatus for collecting an article
PCT/JP1991/001708 WO1992010728A1 (en) 1990-12-14 1991-12-13 Device for collecting articles
EP19920900923 EP0515700A4 (en) 1990-12-14 1991-12-13 Device for collecting articles
US08/206,394 US5444749A (en) 1990-12-14 1994-03-07 Apparatus for collecting an article

Applications Claiming Priority (4)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP41090290 1990-12-14
JP2-410902 1990-12-20
JP2-413486 1990-12-20
JP41348690 1990-12-20

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH05124630A JPH05124630A (ja) 1993-05-21
JP3097255B2 true JP3097255B2 (ja) 2000-10-10

Family

ID=26582995

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP03348843A Expired - Fee Related JP3097255B2 (ja) 1990-12-14 1991-12-04 物品収集装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP3097255B2 (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2013145129A (ja) * 2012-01-13 2013-07-25 Yamato Scale Co Ltd 組合せ秤

Families Citing this family (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP5944747B2 (ja) * 2012-06-04 2016-07-05 株式会社前川製作所 物品の自動計量組み合せ装置及び方法
JP6180731B2 (ja) * 2012-12-12 2017-08-16 三光機械株式会社 搬送装置および包装システム

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2013145129A (ja) * 2012-01-13 2013-07-25 Yamato Scale Co Ltd 組合せ秤

Also Published As

Publication number Publication date
JPH05124630A (ja) 1993-05-21

Similar Documents

Publication Publication Date Title
WO1992010728A1 (en) Device for collecting articles
JPS61217421A (ja) 細長い物品の処理装置及びその方法
JPH063182A (ja) 秤量して分配する装置及び方法
JP3097255B2 (ja) 物品収集装置
JPH0360049B2 (ja)
KR20180125351A (ko) 정량 계량 컨베이어
JP3611914B2 (ja) 秤量箱詰め装置
JP3577378B2 (ja) 組合せ計量方法及び組合せ秤
JPH09189596A (ja) 投入物品の反転排出装置及び排出シュート
US4592434A (en) Machines for weighing and selecting market garden produce and the like
JPH0692318A (ja) 農産物のパック詰装置及びパック詰方法
JP2790996B2 (ja) 粉粒体の包装用計量装置
EP0515700A1 (en) Device for collecting articles
JP2020040749A (ja) 物品供給装置
JP2020144028A (ja) 投入ユニットおよび計量機ならびに計量方法
JP2002173210A (ja) 物品集合機構を持つ計量装置
JP3126431B2 (ja) 不定形物定量供給装置
EP0074827B1 (en) Combinatorial weighing apparatus
CN212710089U (zh) 自动称重包装机
JP2973584B2 (ja) 物品定重量収集装置
JPH0716655B2 (ja) 重量選別機
JPH05143808A (ja) 物品収集装置
JPH0763681B2 (ja) 重量選別機
JPH04318690A (ja) 物品定量収集装置
JPH0431975B2 (ja)

Legal Events

Date Code Title Description
R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees