JP2003018851A - 直接周波数変換回路の制御方法 - Google Patents

直接周波数変換回路の制御方法

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JP2003018851A JP2001195064A JP2001195064A JP2003018851A JP 2003018851 A JP2003018851 A JP 2003018851A JP 2001195064 A JP2001195064 A JP 2001195064A JP 2001195064 A JP2001195064 A JP 2001195064A JP 2003018851 A JP2003018851 A JP 2003018851A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 交流スイッチ部内のコンデンサの充電電流に
よって生じる入力電流の歪みを低減する。入力電流指令
波形の振幅を制御して出力電圧の制御と入力電流の波形
制御を同時に行う。 【解決手段】 直接形周波数変換回路において、一の交
流スイッチ部のスイッチング素子と他の交流スイッチ部
のスイッチング素子を共にオンさせた状態で、前記一の
交流スイッチ部の直列スイッチ部のスイッチング素子を
オン・オフさせることにより当該交流スイッチ部内のコ
ンデンサを当該交流スイッチ部の入力電流により予め充
電し、当該コンデンサの電圧を当該交流スイッチ部と他
の交流スイッチ部との間の入力線間電圧の全波整流電圧
よりも高く保持する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、直流平滑回路が不
要であって、入力交流電流を高効率で正弦波化すること
が可能であり、N相(例えば単相または3相)の交流入
力から任意周波数で任意の大きさを持つM相(例えば単
相または3相)交流出力を得る電源装置、いわゆる直接
周波数変換回路(昇降圧形直接AC/AC変換回路)の
制御方法に関するものである。
【0002】
【従来の技術】図1は、この種の直接周波数変換回路の
主回路を示している。なお、この回路は、特開2000
−316285号公報の図23に記載された回路と同一
である。
【0003】図1において、R,S,Tは3相交流入力
端子、U,V,Wは3相交流出力端子であり、これらの
入出力端子間にはリアクトルLR,LS,LTを介して
交流スイッチ部10,20,30が接続されている。交
流スイッチ部10は直列スイッチ部11と、スナバコン
デンサを兼ねたフィルタコンデンサC1と、3相ブリッ
ジインバータ回路12とによって構成され、同様にし
て、交流スイッチ部20は直列スイッチ部21とフィル
タコンデンサC2と3相ブリッジインバータ回路22と
によって構成され、交流スイッチ部30は直列スイッチ
部31とフィルタコンデンサC3と3相ブリッジインバ
ータ回路32とによって構成されている。
【0004】前記直列スイッチ部11は、IGBT(絶
縁ゲートバイポーラトランジスタ)等の半導体スイッチ
ング素子RP,RNとこれらに各々逆並列接続された環
流用のダイオードとから構成され、同様にして、直列ス
イッチ部21はスイッチング素子SP,SN及びこれら
の逆並列ダイオードにより構成され、直列スイッチ部3
1はスイッチング素子TP,TN及びこれらの逆並列ダ
イオードにより構成されている。また、3相ブリッジイ
ンバータ回路12は、3相ブリッジ接続されたIGBT
等のスイッチング素子U1,X1,V1,Y1,W1,
Z1とこれらに各々逆並列接続された環流用のダイオー
ドとから構成され、同様にして、3相ブリッジインバー
タ回路22は、スイッチング素子U2,X2,V2,Y
2,W2,Z2及びこれらの逆並列ダイオードから構成
され、3相ブリッジインバータ回路32は、スイッチン
グ素子U3,X3,V3,Y3,W3,Z3及びこれら
の逆並列ダイオードから構成されている。
【0005】そして、直列スイッチ部11のスイッチン
グ素子RP,RN同士の接続点PR4はリアクトルLR
を介して入力端子Rに接続され、直列スイッチ部21の
スイッチング素子SP,SN同士の接続点PS4はリア
クトルLSを介して入力端子Sに接続され、直列スイッ
チ部31のスイッチング素子TP,TN同士の接続点P
T4はリアクトルLTを介して入力端子Tに接続されて
いる。また、3相ブリッジインバータ回路12,22,
32内のU相に属する各上下アームの接続点PR1,P
S1,PT1は一括して出力端子Uに接続され、同様に
して、V相に属する各上下アームの接続点PR2,PS
2,PT2は一括して出力端子Vに接続され、W相に属
する各上下アームの接続点PR3,PS3,PT3は一
括して出力端子Wに接続されている。
【0006】この従来技術における降圧時の動作を説明
すると、例えば、R相入力電圧が正の期間では、スイッ
チング素子U1,V1,W1,X2,Y2,Z2を選択
的にオンさせる。すなわち、U1,Y2のオン時には出
力端子U,V間に正の電圧を、U1,Z2のオン時には
出力端子U,W間に正の電圧を、V1,X2のオン時に
は出力端子U,V間に負の電圧を、V1,Z2のオン時
には出力端子V,W間に正の電圧を、W1,X2のオン
時には出力端子U,W間に負の電圧を、W1,Y2のオ
ン時には出力端子V,W間に負の電圧をそれぞれ発生さ
せる。
【0007】このとき、出力の周波数に合わせて各出力
端子に正負の電圧を振り分けることで、各出力端子U,
V,W間に任意周波数の3相交流電圧を発生させること
ができる。R相入力電圧が負の期間では、スイッチング
素子U2,V2,W2,X1,Y1,Z1を同様に選択
的にオンさせれば、同様にして各出力端子U,V,W間
に任意周波数の3相交流電圧を発生させることができ
る。
【0008】なお、直列スイッチ部11,21,31を
構成するスイッチング素子は、回生動作の際にオンされ
るものであり、上述した3相ブリッジインバータ回路1
2,22,32のみのスイッチング動作時には、交流出
力電圧は常に交流入力電圧を降圧した値となる。
【0009】次に、昇圧時の動作を説明する。図6はこ
の時の直列スイッチ部11,21,31のスイッチング
素子RP,RN,SP,SN,TP,TNのタイミング
チャートである。昇圧時には、直列スイッチ部11,2
1,31のスイッチング素子RP,RN,SP,SN,
TP,TNをそれぞれスイッチングすることで、リアク
トルLR,LS,LTにエネルギーを蓄える。例えば、
入力線間電圧VRSが正であってスイッチング素子U
1,Y2がオンしている時にスイッチング素子RNをオ
ンする。これにより、入力端子R→LR→PR4→RN
→Y1の逆並列ダイオード→PR2→PS2→Y2→S
Nの逆並列ダイオード→PS4→LS→入力端子Sの経
路で電流が流れ、リアクトルLR,LSにエネルギーが
蓄積される。
【0010】更に、スイッチング素子RNがオフする
と、R→LR→PR4→RPの逆並列ダイオード→U1
→PR1→U→負荷→V→PS2→Y2→SNの逆並列
ダイオード→PS4→LS→入力端子Sの経路で電流が
流れ、負荷に電圧が供給される。よって、出力電圧は入
力線間電圧とリアクトルLR,LS両端間の電圧との和
になり、入力線間電圧よりも高い電圧を負荷に供給する
ことができる。スイッチング素子RP,SP,SN,T
P,TNも同様に制御することにより、リアクトルL
R,LS,LTにエネルギーを蓄え、そのエネルギーを
負荷に供給する昇圧動作が可能になる。
【0011】ここで、リアクトルLR,LS,LTに流
れる電流と負荷に流れる電流との差電流が流れるコンデ
ンサC1,C2,C3は、フィルタコンデンサとスナバ
コンデンサとの両方の機能を果たしている。
【0012】コンデンサC1,C2,C3に蓄積された
エネルギーは、各インバータ回路12,22,32内の
異なる相の上下アームのスイッチング素子を同時にオン
することで、負荷側または交流電源側に回生することが
できる。例えば、インバータ回路12のスイッチング素
子U1,Y1を同時にオンすると、C1→U1→PR1
→U→負荷→V→PR2→Y1→C1の経路で電流が流
れ、コンデンサC1のエネルギーを負荷側に回生するこ
とができる。
【0013】また、直列スイッチ部11のスイッチング
素子RP、直列スイッチ部21のスイッチング素子S
N、インバータ回路12のスイッチング素子X1を同時
にオンすることにより、C1→RP→PR4→LR→R
→交流電源→S→LS→PS4→SN→X2の逆並列ダ
イオード→PS1→PR1→X1→C1の経路で電流が
流れ、コンデンサC1のエネルギーを交流電源側に回生
することができる。コンデンサC2,C3に蓄積された
エネルギーも同様な方法によって負荷側または交流電源
側に回生することが可能である。
【0014】なお、低力率負荷やモータ負荷のように出
力電圧と極性が異なる出力電流は、入力側に接続された
異なる直列スイッチ部11,21,31のスイッチング
素子を同時にオンさせれば、入力側を通る経路で環流さ
せることができる。例えば、出力側のV相からU相に流
れる電流はスイッチング素子RP,SNを同時にオンさ
せることで、V→負荷→U→PR1→U1の逆並列ダイ
オード→RP→PR4→LR→交流電源→S→LS→P
S4→SN→Y2の逆並列ダイオード→PS2→Vの経
路、つまり入力側を通る経路で環流する。ここで、コン
デンサC1,C2,C3には負荷側の出力端子V,U間
に流れる電流とリアクトルLR,LSに流れる瞬時電流
との差分が流れ、負荷のエネルギーの一部はコンデンサ
C1,C2,C3に一時的に蓄積されるが、その蓄積エ
ネルギーは前述のように交流電源側や負荷側に回生する
ことができる。
【0015】さて、図1の回路において、交流スイッチ
部10,20,30の直流端子間に接続されたコンデン
サC1,C2,C3の電圧が入力線間電圧の全波整流電
圧よりも低くなると、コンデンサに充電電流が流れて入
力電流は増加し、その波形は歪んだ波形となる。例え
ば、スイッチング素子Y2またはY3がオンしている時
に、図7の期間t1や期間t1’のようにコンデンサ電
圧VC1が入力線間電圧VRSまたはV の全波整流
電圧よりも低くなると、R→LR→PR4→RPの逆並
列ダイオード→C1→Y1の逆並列ダイオード→PR2
→PS2またはPT2→Y2またはY3→SNまたはT
Nの逆並列ダイオード→PS4またはPT4→LSまた
はLT→SまたはT→交流電源→Rの経路でコンデンサ
C1の充電電流が流れ、図7に示すようにR相の入力電
流Iはプラス方向に増加する。
【0016】一方、スイッチング素子V2またはV3が
オンしている時に、図7の期間t2やt2’のようにコ
ンデンサ電圧VC1が入力線間電圧VRSまたはVTR
の全波整流電圧よりも低くなると、SまたはT→LSま
たはLT→PS4またはPT4→SPまたはTPの逆並
列ダイオード→V2またはV3→PS2またはPT2→
PR2→V1の逆並列ダイオード→C1→RNの逆並列
ダイオード→PR4→LR→R→交流電源→SまたはT
の経路でコンデンサC1の充電電流が流れ、図7に示す
ようにR相の入力電流Iはマイナス方向に増加する。
【0017】上述したコンデンサC1の充電電流によ
り、図7から明らかな如くR相の入力電流Iは歪んだ
波形となる。この現象は交流スイッチ部10ばかりでな
く、他の交流スイッチ部20,30に接続されているコ
ンデンサC2,C3の電圧が入力線間電圧よりも低くな
った場合にも、同様にコンデンサC2,C3の充電電流
によってR相の入力電流は歪んだ波形となる。更に、S
相やT相の入力電流に関しても、同様に歪んだ波形とな
る。
【0018】次に、図8は図1の回路を対象として、入
力電流波形の改善を図った従来の制御方法を示す波形図
であり、特開2000−316285号公報の図25と
同一のものである。この制御方法は特開2000−31
6285号公報の請求項17に記載された発明に相当す
る。直流平滑コンデンサ等の大容量のエネルギー蓄積要
素を持たない直接周波数変換回路では、交流入力電流が
出力波形の影響を受けやすく、入力電流波形は出力周波
数の整数倍の高調波成分を多く含んだ波形となる。この
ため、特開2000−316285号公報の請求項17
に記載された発明では、昇圧動作時における入力電流の
含有高調波を低減させて入力電流波形を正弦波状に補正
することとした。
【0019】図8において、高調波を含んだR相の入力
電流Iから基本波成分I'を取り除くと、高調波成
分IRDが得られる。なお、この信号は電圧信号として
用いられる。更に、R相電圧Vが正の区間には出力電
圧指令値VにIRDの反転波形を加え、Vが負の区
間には出力電圧指令値VにIRDをそのまま加えるこ
とで入力電流補正制御波形Iを得る。すなわち、R相
電圧Vが正の区間のIは数式(1)、R相電圧V
が負の区間のIは数式(2)によって表される。
【0020】 I=V−IRD (V>0) (1) I=V+IRD (V<0) (2)
【0021】ここで、Iとキャリア波形CRの大きさ
とを比較して得られるパルスを、R相電圧が正の区間に
おけるスイッチング素子RNのオン信号とし、R相電圧
が負の区間におけるスイッチング素子RPのオン信号と
する。このようにスイッチング素子RN,RPのオン信
号を決定することにより、R相入力電流Iが基本波成
分I'よりも正または負側に大きくなるとスイッチン
グ素子に対するパルス幅を減少させ、R相入力電流I
が基本波成分I'よりも正または負側に小さくなると
パルス幅を広げるように制御することができる。
【0022】例えば、図1のスイッチング素子Y2がオ
ンしている時にスイッチング素子RNがオンすると、R
相の入力電流Iは入力端子R→LR→PR4→RN→
Y1の逆並列ダイオード→PR2→PS2→Y2→SN
の逆並列ダイオード→PS4→LS→S→交流電源→R
の経路で流れる。また、スイッチング素子V2がオンし
ている時にスイッチング素子RPをオンすると、R相の
入力電流Iは入力端子S→LS→PS4→SPの逆並
列ダイオード→V2→PS2→PR2→V1の逆並列ダ
イオード→RP→PR4→LR→R→Sの経路で流れ
る。
【0023】よって、R相の入力電流Iはスイッチン
グ素子RN,RPの制御パルス幅で制御される。すなわ
ち、入力電流Iが増加したときには、スイッチング素
子RN,RPのパルス幅を狭くすることで入力電流を減
少させ、逆に、入力電流Iが減少したときには、スイ
ッチング素子RN,RPのパルス幅を広くすることで入
力電流Iを増加させることができる。
【0024】このような制御を行うことにより、入力電
流波形は正弦波状に補正され、高調波成分を低減させる
ことができる。ここでは、R相の入力電流Iについて
説明したが、S相やT相の入力電流についても同様の制
御によって各相の入力電流の高調波を低減することがで
きる。
【0025】また、図8における出力電圧指令値V
大きさを変えればスイッチング素子RP,RNに対する
パルス幅は変化するので、リアクトルLR,LSに流れ
る電流も変化する。よって、リアクトルLR,LS,L
Tに生じる電圧は、出力電圧指令値Vによって変化す
るということができる。
【0026】ここで、例えばスイッチング素子U1,Y
2がオンすると、R→LR→PR4→RPの逆並列ダイ
オード→U1→PR1→U→負荷→V→PS2→Y2→
SNの逆並列ダイオード→PS4→LS→Sの経路で
R,S間の入力線間電圧VRS及びリアクトルLR,L
Sに生じる電圧の和が負荷側の出力端子U,V間に分配
される。よって、3相全体で見ると、出力電圧指令値V
を調整してリアクトルLR,LS,LTに生じる電圧
を変化させることで、出力線間電圧も変化させることが
できる。このように図8の制御方法では、出力電圧の大
きさをVの値で制御すると共に、高調波成分IRD
出力電圧指令値Vに加算または減算して入力電流の歪
みをVにフィードバックすることで、入力電流の歪み
を低減させている。
【0027】
【発明が解決しようとする課題】直流平滑回路を使用し
ない直接周波数変換回路における入力電流の高調波低減
方法としては、前述した特開2000−316285号
公報の図25(同公報の請求項17)の他、同公報の図
26(同じく請求項18)に記載された降圧動作時にお
ける高調波低減方法が知られている。
【0028】特開2000−316285号公報の図2
5に示される方法は、要約すれば、出力電圧指令値V
によって出力電圧を変化させ、入力電流のフィードバッ
ク制御により入力電流の高調波を低減する方法である。
よって、出力電圧指令値と入力電流のフィードバック信
号とを個別に生成しなければならないという制御上また
は回路構成上の煩雑さがある。
【0029】更に、直接周波数変換回路における入力電
流の高調波低減方法の他の従来技術として、本出願人に
よる先願である特願2000−73952の請求項1ま
たは2に記載された発明がある。この先願の請求項1に
記載された制御方法は、図1に示した主回路を対象とし
て、各相の正弦波状の入力電流指令値の瞬時値を中心と
して正負側に一定の幅を持たせて上下限値を設定し、入
力電流検出値が前記上下限値に達した時点でオン・オフ
するように当該相の直列スイッチ部のスイッチング素子
に対する制御パルスパターンを決定するものである。
【0030】この先願の制御方法は、入力電流指令値に
追従するように直列スイッチ部のスイッチング素子R
P,RN,SP,SN,TP,TNに対する制御パルス
を保持するものであるが、交流スイッチ部10,20,
30の直流端子間に接続されたコンデンサC1,C2,
C3の電圧が入力線間電圧よりも低くなったときに、前
述した如くコンデンサC1,C2,C3の充電電流が流
れる結果、各相の入力電流が歪んでしまうという問題は
解決されていない。
【0031】そこで請求項1に記載した発明は、各相の
交流スイッチ部の直流端子間に接続されたコンデンサの
電圧を常に入力線間電圧よりも高くすることで、入力電
流の歪みを低減するようにした直接周波数変換回路の制
御方法を提供しようとするものである。
【0032】また、請求項2に記載した発明は、入力電
流指令波形の振幅で出力線間電圧を調整可能にすると同
時に、入力電流がその指令値に追従するように動作させ
ることによって入力電流の高調波も低減させることがで
きる直接周波数変換回路の制御方法を提供しようとする
ものである。
【0033】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するた
め、請求項1記載の発明は、N相の交流入力電圧を任意
周波数のM相(N,Mは2以上の整数)の交流出力電圧
に変換する直接周波数変換回路であって、ダイオードを
逆並列接続したスイッチング素子を2個直列に接続して
なる直列スイッチ部を、前記ダイオードのカソード側が
2M個のスイッチング素子からなるM相ブリッジインバ
ータ回路の正極端子側になるように前記インバータ回路
に並列接続し、かつ、前記直列スイッチ部にコンデンサ
を並列接続して一相分の交流スイッチ部を構成し、この
交流スイッチ部をN個設け、前記直列スイッチ部のダイ
オード同士の各接続点をリアクトルを介してN相の交流
入力端子にそれぞれ接続し、各相のブリッジインバータ
回路の交流出力端子のうち、同一相に属するもの同士を
一括してM相の交流出力端子にそれぞれ接続し、ある相
の直列スイッチ部のスイッチング素子のオン・オフ動作
により、当該相及び異なる相の前記ブリッジインバータ
回路のオン状態にあるスイッチング素子をそれぞれ介し
て電流を流すことにより当該相の入力電流を増減制御可
能とした直接形周波数変換回路において、一の交流スイ
ッチ部のスイッチング素子と他の交流スイッチ部のスイ
ッチング素子を共にオンさせた状態で、前記一の交流ス
イッチ部の直列スイッチ部のスイッチング素子をオン・
オフさせることにより当該交流スイッチ部内のコンデン
サを当該交流スイッチ部の入力電流により予め充電し、
当該コンデンサの電圧を当該交流スイッチ部と他の交流
スイッチ部との間の入力線間電圧の全波整流電圧よりも
高く保持するものである。
【0034】請求項2記載の発明は、N相の交流入力電
圧を任意周波数のM相(N,Mは2以上の整数)の交流
出力電圧に変換する直接周波数変換回路であって、ダイ
オードを逆並列接続したスイッチング素子を2個直列に
接続してなる直列スイッチ部を、前記ダイオードのカソ
ード側が2M個のスイッチング素子からなるM相ブリッ
ジインバータ回路の正極端子側になるように前記インバ
ータ回路に並列接続し、かつ、前記直列スイッチ部にコ
ンデンサを並列接続して一相分の交流スイッチ部を構成
し、この交流スイッチ部をN個設け、前記直列スイッチ
部のダイオード同士の各接続点をリアクトルを介してN
相の交流入力端子にそれぞれ接続し、各相のブリッジイ
ンバータ回路の交流出力端子のうち、同一相に属するも
の同士を一括してM相の交流出力端子にそれぞれ接続
し、ある相の直列スイッチ部のスイッチング素子のオン
・オフ動作により、当該相及び異なる相の前記ブリッジ
インバータ回路のオン状態にあるスイッチング素子をそ
れぞれ介して電流を流すことにより当該相の入力電流を
増減制御可能とした直接形周波数変換回路において、各
相の正弦波状の入力電流指令波形の瞬時値を中心として
正負側に一定の幅を持たせて上下限値を設定し、入力電
流検出値が前記上下限値に達した時点でオン・オフする
ように当該相の直列スイッチ部のスイッチング素子に対
する制御パルスのパターンを決定すると共に、前記入力
電流指令波形の振幅を変化させて前記直列スイッチ部の
スイッチング素子に対する制御パルスの幅を変化させる
ことにより、入力線間電圧と前記各リアクトルに発生す
る電圧との和である出力線間電圧を変化させるものであ
る。
【0035】
【発明の実施の形態】以下、図に沿って本発明の実施形
態を説明する。なお、本実施形態が適用される主回路の
構成は図1と同一である。まず、図2は請求項1に記載
した発明の実施形態に相当するものであり、以下では、
図1及び図2を参照しながら説明する。
【0036】この実施形態では、図1における交流スイ
ッチ部10のコンデンサC1の電圧VC1を常に入力線
間電圧の全波整流電圧よりも高くすることで、コンデン
サC1の充電電流により生じる入力電流波形の歪みを低
減する。例えば、交流入力端子R,S間の入力線間電圧
RSが正であってスイッチング素子U1,Y2がオン
している時に直列スイッチ部11内のスイッチング素子
RNをオンすると、入力端子R→LR→PR4→RN→
Y1の逆並列ダイオード→PR2→PS2→Y2→SN
の逆並列ダイオード→PS4→LS→S→交流電源→R
の経路で電圧VRSが線間短絡し、入力電流Iは増加
する。
【0037】ここでスイッチング素子RNがオフする
と、リアクトルLR,LSに流れる電流はR→LR→P
R4→RPの逆並列ダイオード→U1→PR1→U→負
荷→V→PS2→Y2→SNの逆並列ダイオード→PS
4→LS→S→交流電源→Rという負荷側に流れる経路
と、R→LR→PR4→RPの逆並列ダイオード→C1
→Y1の逆並列ダイオード→PR2→PS2→Y2→S
Nの逆並列ダイオード→PS4→LS→S→交流電源→
RというコンデンサC1を充電する経路とに分流する。
なお、U相に供給する電流は、スイッチング素子U1の
制御パルス幅によって一定に制御することができる。
【0038】いま、入力電流Iの指令波形I の振
幅を図2の点線から実線のように大きくしたとすると、
スイッチング素子RNのオン時には、実際の入力電流I
は指令波形I に従って上述の電圧VRSを線間短
絡する経路で流れ、スイッチング素子RNのオフ時に
は、前述した負荷側に流れる経路とコンデンサC1を充
電する経路とに分流し、このときコンデンサC1が充電
される。実際の入力電流Iは、スイッチング素子RN
のオン・オフのタイミングに同期して、後述するように
指令波形I を中心としたI *±の範囲で増減
を繰り返すことになり、図2の実線のような波形とな
る。また、直列スイッチ部11内の他方のスイッチング
素子RPのオン・オフ時にも、同様にして実際の入力電
流Iはスイッチング素子RPのオン・オフのタイミン
グに同期して指令波形I を中心としたI *±
の範囲で増減を繰り返すことになり、図2の実線で示す
波形となる。
【0039】このように指令波形I の振幅を大きく
してスイッチング素子RN,RPをオン・オフさせるこ
とにより、実際の入力電流Iは全体として増加し、こ
の入力電流Iの一部がコンデンサC1に流入してその
電圧VC1を上昇させる。よって、コンデンサ電圧V
C1が入力線間電圧VRSよりも低くならないように指
令波形I を設定することで、入力電流を正弦波状の
指令波形I に追従させながらコンデンサ電圧VC1
を常に入力線間電圧VRSよりも高くすることができ
る。上記のように入力電流Iの一部により予めコンデ
ンサC1を充電しておき、図2に示す如くコンデンサ電
圧VC1を常に入力線間電圧よりも高くなるように制御
することにより、図7に示したような入力電流Iの歪
みを低減することができる。
【0040】図3は、本実施形態を実現するための制御
ブロック図である。図3において、100は図1に示し
た主回路であり、各相入力電流、例えばR相入力電流I
は変流器によって検出され、制御回路200内に取り
込まれる。ここで、図3では変流器201a及び入力電
流検出部201bを分けて示してあるが、便宜上、これ
らをまとめて入力電流検出手段201と称する。
【0041】202は入力電流指令部であり、各相の入
力電流指令波形、例えばR相入力電流指令波形I
出力される。入力電流I及びその指令波形I はヒ
ステリシスコンパレータ203に入力され、R相電圧V
の正負に応じて各スイッチング素子RN,RPに対す
る制御パルスを決定する信号が出力されるようになって
いる。上記コンパレータ203はヒステリシス幅I
有しており、R相電圧Vが正の期間ではIがI
−Iと等しくなったらスイッチング素子RNをオンさ
せ、IがI +I と等しくなったらスイッチング
素子RNをオフさせると共に、R相電圧Vが負の期間
ではIがI +Iと等しくなったらスイッチング
素子RPをオンさせ、IがI −Iと等しくなっ
たらスイッチング素子RPをオフさせるような出力信号
を生成する。ヒステリシスコンパレータ203の出力信
号はパルス分配手段204に入力されており、この分配
手段204によりスイッチング素子RN,RPに対する
実際の制御パルスが生成され、ゲート駆動ユニット20
5を介して主回路100の直列スイッチ部11のスイッ
チング素子RN,RPにゲート信号として与えられる。
【0042】なお、図2に示したIの波形は動作を理
解しやすくするためにリプルを多く含んだ波形として描
いてあるが、前記ヒステリシス幅Iを小さくすること
でリプルは減少し、歪みの少ない正弦波状の波形を得る
ことができる。
【0043】このように、本実施形態によれば、直列ス
イッチ部11のスイッチング素子RN,RPのオン・オ
フによりコンデンサC1を予め充電してその電圧VC1
を常に入力線間電圧VRSよりも高くすることで、従来
のように入力線間電圧VRSがコンデンサ電圧VC1
りも高くなったときにコンデンサC1の充電によって増
加する入力電流Iを抑制し、入力電流の歪みを低減す
ることができる。また、多相の交流スイッチ部20,3
0におけるコンデンサC2やC3の電圧も同様な方法で
入力線間電圧よりも常に高く制御することができる。よ
って、S相やT相の入力電流の歪みも同様に低減させる
ことができる。
【0044】次に、請求項2に記載した発明の実施形態
を説明する。本実施形態が適用される主回路の構成も図
1と同一である。
【0045】図1において、例えば、スイッチング素子
U1,Y2がオンしている時には入力端子R→LR→P
R4→RPの逆並列ダイオード→U1→PR1→U→負
荷→V→PS2→Y2→SNの逆並列ダイオード→PS
4→LS→Sの経路で、また、スイッチング素子V1,
X2がオンしているときには入力端子R→LR→PR4
→RPの逆並列ダイオード→V1→PR2→V→負荷→
U→PS1→X2→SNの逆並列ダイオード→PS4→
LS→Sの経路で、入力端子R,S間の入力線間電圧V
RSとリアクトルLR,LSに生じている電圧との和が
負荷側の出力端子U,V間に分配される。
【0046】一方、リアクトルLR,LSに生じる電圧
は、入力電流指令波形I の振幅によって変化させる
ことができる。ここで、図4は、入力電流指令波形I
の振幅が小さい場合のI ,I等の波形、スイッ
チング素子RN,U1,X2,V1,Y2の制御パル
ス、及び出力線間電圧の波形VUVを示しており、図5
は、入力電流指令波形I の振幅が図4よりも大きく
なった場合の各波形を示している。I の振幅を大き
くすると、I に追従してスイッチング素子RNに対
する制御パルス幅が広がり、実際の入力電流Iが増加
する。
【0047】入力電流Iの増加によってリアクトルL
R,LSに流れる電流も増加し、これらのリアクトルL
R,LSに生じる電圧も増加する。前述したように出力
端子U,V間の出力線間電圧VUVは入力線間電圧V
RSとLR,LSに生じる電圧との和になるので、リア
クトルLR,LSに生じる電圧を増加させることで負荷
側に分配する電圧も増加させることができる。また、負
荷側におけるその他の線間電圧も同様な制御によって変
化させることができる。
【0048】従来技術である特開2000−31628
5号公報の図25に示される方法では、入力電流の歪み
をフィードバックすることで入力電流の歪みを低減して
いたが、図4,図5に示した本発明の実施形態では、入
力電流指令波形I の調節によって出力電圧の大きさ
を制御すると共に入力電流Iをその指令波形I
追従するように制御することが可能である。つまり、入
力電流をフィードバックすることなくその高調波成分を
低減しながら、同時に出力電圧の大きさを制御すること
ができるため、制御内容や回路構成の簡略化が可能にな
る。
【0049】
【発明の効果】以上のように本発明によれば、直接周波
数変換回路の交流スイッチ部に設けたコンデンサの電圧
を入力線間電圧よりも常に高く制御することにより、コ
ンデンサの充電電流によって生じる入力電流の歪みを低
減することができる。また、入力電流指令波形の振幅を
変化させることで出力電圧を調整することができ、同時
に入力電流波形を正弦波状に制御することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施形態が適用される直接周波数変換
回路の主回路を示す図である。
【図2】請求項1に記載した発明の実施形態を示す図で
ある。
【図3】請求項1に記載した発明の実施形態を実現する
ための制御ブロック図である。
【図4】請求項2に記載した発明の実施形態を示す図で
ある。
【図5】請求項2に記載した発明の実施形態を示す図で
ある。
【図6】従来技術を示す図である。
【図7】従来技術を示す図である。
【図8】従来技術を示す図である。
【符号の説明】
10,20,30……交流スイッチ部 11,21,31……直列スイッチ部 12,22,32……3相ブリッジインバータ回路 U1〜W1,U2〜W2,U3〜W3,X1〜Z1,X
2〜Z2,X3〜Z3,RP,SP,TP,RN,S
N,TN……スイッチング素子 LR,LS,LT……リアクトル C1〜C3……コンデンサ PR1〜PR4,PS1〜PS4,PT1〜PT4……
接続点 R,S,T……交流入力端子 U,V,W……交流出力端子 I……R相入力電流 I'……R相入力電流の基本波成分 I ……入力電流指令波形 VC1……コンデンサC1の電圧 V……R相入力電圧 VRS,VST,VTR……入力線間電圧 VUV……出力線間電圧 IRD……入力電流の高調波成分 V……出力電圧指令値 I……入力電流補正制御波形 CR……キャリア波形 200……制御回路 201……入力電流検出手段 201a……変流器 201b……入力電流検出部 202……入力電流指令部 203……ヒステリシスコンパレータ 204……パルス分配手段 205……ゲート駆動ユニット
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) H02M 7/5387 H02M 7/5387 Z Fターム(参考) 5H006 AA02 CA01 CA07 CA12 CA13 CB01 CC05 DA02 DB02 DC02 5H007 AA02 AA07 CA01 CB04 CB05 CC05 CC12 CC23 DA03 DA05 DA06 DC02 EA02 5H750 AA02 AA04 BA08 BA09 CC06 DD01 DD14 DD18 DD25 FF02

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 N相の交流入力電圧を任意周波数のM相
    (N,Mは2以上の整数)の交流出力電圧に変換する直
    接周波数変換回路であって、 ダイオードを逆並列接続したスイッチング素子を2個直
    列に接続してなる直列スイッチ部を、前記ダイオードの
    カソード側が2M個のスイッチング素子からなるM相ブ
    リッジインバータ回路の正極端子側になるように前記イ
    ンバータ回路に並列接続し、かつ、前記直列スイッチ部
    にコンデンサを並列接続して一相分の交流スイッチ部を
    構成し、この交流スイッチ部をN個設け、 前記直列スイッチ部のダイオード同士の各接続点をリア
    クトルを介してN相の交流入力端子にそれぞれ接続し、
    各相のブリッジインバータ回路の交流出力端子のうち、
    同一相に属するもの同士を一括してM相の交流出力端子
    にそれぞれ接続し、 ある相の直列スイッチ部のスイッチング素子のオン・オ
    フ動作により、当該相及び異なる相の前記ブリッジイン
    バータ回路のオン状態にあるスイッチング素子をそれぞ
    れ介して電流を流すことにより当該相の入力電流を増減
    制御可能とした直接形周波数変換回路において、 一の交流スイッチ部のスイッチング素子と他の交流スイ
    ッチ部のスイッチング素子を共にオンさせた状態で、前
    記一の交流スイッチ部の直列スイッチ部のスイッチング
    素子をオン・オフさせることにより当該交流スイッチ部
    内のコンデンサを当該交流スイッチ部の入力電流により
    予め充電し、当該コンデンサの電圧を当該交流スイッチ
    部と他の交流スイッチ部との間の入力線間電圧の全波整
    流電圧よりも高く保持することを特徴とする直接周波数
    変換回路の制御方法。
  2. 【請求項2】 N相の交流入力電圧を任意周波数のM相
    (N,Mは2以上の整数)の交流出力電圧に変換する直
    接周波数変換回路であって、 ダイオードを逆並列接続したスイッチング素子を2個直
    列に接続してなる直列スイッチ部を、前記ダイオードの
    カソード側が2M個のスイッチング素子からなるM相ブ
    リッジインバータ回路の正極端子側になるように前記イ
    ンバータ回路に並列接続し、かつ、前記直列スイッチ部
    にコンデンサを並列接続して一相分の交流スイッチ部を
    構成し、この交流スイッチ部をN個設け、 前記直列スイッチ部のダイオード同士の各接続点をリア
    クトルを介してN相の交流入力端子にそれぞれ接続し、
    各相のブリッジインバータ回路の交流出力端子のうち、
    同一相に属するもの同士を一括してM相の交流出力端子
    にそれぞれ接続し、 ある相の直列スイッチ部のスイッチング素子のオン・オ
    フ動作により、当該相及び異なる相の前記ブリッジイン
    バータ回路のオン状態にあるスイッチング素子をそれぞ
    れ介して電流を流すことにより当該相の入力電流を増減
    制御可能とした直接形周波数変換回路において、 各相の正弦波状の入力電流指令波形の瞬時値を中心とし
    て正負側に一定の幅を持たせて上下限値を設定し、入力
    電流検出値が前記上下限値に達した時点でオン・オフす
    るように当該相の直列スイッチ部のスイッチング素子に
    対する制御パルスのパターンを決定すると共に、前記入
    力電流指令波形の振幅を変化させて前記直列スイッチ部
    のスイッチング素子に対する制御パルスの幅を変化させ
    ることにより、入力線間電圧と前記各リアクトルに発生
    する電圧との和である出力線間電圧を変化させることを
    特徴とする直接周波数変換回路の制御方法。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2011147198A (ja) * 2010-01-12 2011-07-28 Mitsubishi Electric Corp 電力変換装置
JP2012085397A (ja) * 2010-10-07 2012-04-26 Nippon Soken Inc 電力変換装置

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