JP2003018640A - Cdma移動通信システム、及びその呼切断防止方法 - Google Patents

Cdma移動通信システム、及びその呼切断防止方法

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JP2003018640A
JP2003018640A JP2001195483A JP2001195483A JP2003018640A JP 2003018640 A JP2003018640 A JP 2003018640A JP 2001195483 A JP2001195483 A JP 2001195483A JP 2001195483 A JP2001195483 A JP 2001195483A JP 2003018640 A JP2003018640 A JP 2003018640A
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  • Computer Networks & Wireless Communication (AREA)
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Abstract

(57)【要約】 【課題】移動端末が必要以上の数の基地局/セクタから
の送信信号が届くような環境(セクタ密集地域)に置か
れている場合に、安定した通信を可能とする。 【解決手段】異なるキャリア周波数F1,F2の各々
を、基地局、または同一基地局内セクタの配置が異なる
ように割当てる。基地局A20,B21を用いて周波数
F1で通信中の端末30で、基地局C22からのパイロ
ット信号の信号強度が所定値を超えると、基地局制御装
置10に対し、通信中の基地局を経由して、パイロット
強度報告を行う。また、その他の契機によりハンドオー
バー中のパイロット強度報告も行う。基地局制御装置
は、その報告から、ハンドオーバーの対象とすることが
できるセクタの数を検出し、セクタ数が所定値を超える
場合、あるいは、全セクタのパイロット強度が所定値以
下の場合、端末を基地局またはセクタの配置が異なる他
の周波数F2にハードハンドオーバーさせる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明はCDMA移動通信シ
ステム、及びその呼切断防止方法に関し、特に複数のキ
ャリア周波数の各々に対応した無線エリアを複数のセク
タに分割し、それぞれ並行してパイロット信号を送信し
ながら移動端末との無線送受信を制御する基地局を、同
一サービスエリア内において各無線エリアが互いに一部
重複するように複数局配置し、移動端末に対し1つのキ
ャリア周波数を用いて複数の基地局の複数のセクタと同
時に接続可能としたCDMA移動通信システムと、その
セクタ密集地域での呼切断防止方法とに関する。
【0002】
【従来の技術】CDMA方式による移動体通信システム
では、複数の基地局/セクタが同一のキャリア周波数で
運用され、端末は1つの周波数を受信し、拡散符号によ
り各基地局/セクタからの信号を認識している。このシ
ステムでは、一つの受信機(移動端末)で複数の基地局
からの信号を同時に受信することが可能なために、ソフ
トハンドオーバーと呼ばれる瞬断の無いハンドオーバー
が可能とされている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】一方、基地局からの信
号を拡散符号で認識するためには、拡散率によって決ま
る最低限必要な信号対干渉波比(SIR)以上の信号強
度が必要である。複数の基地局/セクタからの信号が受
信されるような環境では、1つの基地局/セクタからの
信号を受信しようとする際に、他の基地局/セクタから
の信号はすべて干渉波となる。そのため、必要以上の基
地局/セクタからの信号が受信されるような場所では、
電界が強いにもかかわらず信号が復調できない場合が発
生する。
【0004】ここで、ある特定のセクタからのパイロッ
ト信号電力対干渉波の比(SNR)の例を計算してみ
る。端末ですべてのセクタの送信電力が等しく受信でき
るとし、あるセクタの送信電力に対するパイロット信号
電力の割合を20%と仮定すると、端末で受信されるあ
るセクタのパイロット信号電力対干渉波は、7セクタ受
信できる場合、 パイロット信号電力対干渉波比 = 0.2/7 = 0.028571428 = −15.5dB となる。
【0005】因みに、4セクタのみ受信できる場合で
は、 パイロット信号電力対干渉波比 = 0.2/4 = 0.05 = −13.0dB となり、その差は2.5dBとなる。
【0006】フェージングのある環境では、各基地局/
セクタからの信号強度が無相関に高速に変化する。ソフ
ト/ソフタハンドオーバーの対象にある基地局/セクタ
を追加するためには、フェージングに比べかなり長い処
理時間が必要となる。また、端末で受信できる基地局/
セクタの信号が多くなればなるほど、ある基地局/セク
タからの信号対干渉波比は小さくなり、少しのフェージ
ングで復調できないくらいまで下がってしまう可能性が
高くなる。
【0007】つまり、ある瞬間に復調するために十分強
く受信できる信号を送信している基地局/セクタを必ず
ソフト/ソフタハンドオーバーに含むことは、受信でき
る基地局/セクタ数が多くなればなるほど難しくなる。
このことが、必要以上の数の基地局/セクタからの送信
信号が届くような環境下で端末が安定して通信を行え
ず、通信中の呼が切断されてしまうこともある原因とな
っている。
【0008】本発明の目的は、移動端末が上記のような
必要以上の数の基地局/セクタからの送信信号が届くよ
うな環境(セクタ密集地域)に置かれている場合に、基
地局制御装置で、端末の送信するパイロット強度報告よ
りそのことを検出し、端末をセクタ構成または基地局構
成の異なる他のキャリア周波数へとハードハンドオーバ
ーさせることにより、端末が安定した通信を行うことを
可能としたCDMA移動通信システム、及びその呼切断
防止方法を提供することにある。
【0009】
【課題を解決するための手段】本発明の請求項1に係る
CDMA移動通信システムは、複数のキャリア周波数の
各々に対応した無線エリアを複数のセクタに分割し、そ
れぞれ並行してパイロット信号を送信しながら移動端末
との無線送受信を制御する基地局を、同一サービスエリ
ア内において各無線エリアが互いに一部重複するように
複数局配置し、移動端末に対し1つのキャリア周波数を
用いて複数の基地局の複数のセクタと同時に接続可能と
したCDMA移動通信システムにおいて、前記各基地局
が、少なくとも2つの異なるキャリア周波数で互いに異
なるセクタの配置構成を有し、あるキャリア周波数を用
いていずれかの基地局と接続中の前記移動端末が、同時
に所定のしきい値を超える数のセクタからそれぞれハン
ドオーバーの対象とすることが可能な信号強度のパイロ
ット信号を受信すると、当該移動端末に対しセクタの配
置が異なる他のキャリア周波数へのハードハンドオーバ
ーを行う構成を有する。
【0010】本発明の請求項2に係るCDMA移動通信
システムは、請求項1に係るCDMA移動通信システム
と同様の構成において、あるキャリア周波数を用いてい
ずれかの基地局と接続中の前記移動端末が受信したハン
ドオーバー中のすべてのセクタからのパイロット信号の
信号強度が、ハンドオーバーの対象とすることが可能な
信号強度の範囲内で任意に設定されたしきい値を下まわ
ると、当該移動端末に対しセクタの配置が異なる他のキ
ャリア周波数へのハードハンドオーバーを行う構成を有
する。
【0011】本発明の請求項3に係るCDMA移動通信
システムは、請求項1に係るCDMA移動通信システム
と同様の構成において、あるキャリア周波数を用いてい
ずれかの基地局と接続中の前記移動端末が、同時に所定
のしきい値を超える数のセクタからそれぞれハンドオー
バーの対象とすることが可能な信号強度のパイロット信
号を受信し、かつ、当該移動端末が受信したハンドオー
バー中のすべてのセクタからのパイロット信号の信号強
度が、前記ハンドオーバーの対象とすることが可能な信
号強度の範囲内で任意に設定されたしきい値を下まわる
と、当該移動端末に対しセクタの配置が異なる他のキャ
リア周波数へのハードハンドオーバーを行う構成を有す
る。
【0012】本発明の請求項4に係るCDMA移動通信
システムは、請求項1に係るCDMA移動通信システム
と同様の構成において、前記移動端末が、あるキャリア
周波数を用いていずれかの基地局と接続する手段と、受
信したパイロット信号の信号強度として信号対干渉波電
力比を測定する手段と、前記測定結果を判定し新たに所
定の強度以上のパイロット信号を受信したことを検出す
ると前記測定結果を含む該当セクタのハンドオーバー追
加要求を接続中の基地局に送信する手段と、あらかじめ
設定された契機に従いハンドオーバー中のすべてのセク
タからのパイロット信号の信号強度報告を接続中の基地
局に送信する手段とを有し、前記複数の基地局を統括し
て前記移動端末との接続を制御し、前記基地局を介した
前記移動端末からの前記ハンドオーバー追加要求及び前
記パイロット信号の信号強度報告を受信すると、あらか
じめ設定されたハードハンドオーバーを行うための条件
である、前記移動端末で同時に所定のしきい値を超える
数のセクタからそれぞれハンドオーバーの対象とするこ
とが可能な信号強度のパイロット信号を受信したか、及
び前記移動端末で受信したハンドオーバー中のすべての
セクタからのパイロット信号の信号強度が前記ハンドオ
ーバーの対象とすることが可能な信号強度の範囲内で任
意に設定されたしきい値を下まわったかのいずれか一
方、または両方の条件が成立するか判定し、前記条件が
成立すると前記移動端末に対しセクタの配置が異なる他
のキャリア周波数にハードハンドオーバーさせる基地局
制御装置を備える。
【0013】本発明の請求項5に係るCDMA移動通信
システムは、請求項1、2、3、及び4に係るCDMA
移動通信システムにおいて、少なくとも2つの異なるキ
ャリア周波数で互いに異なるセクタの配置構成を有する
前記各基地局の代りに、少なくとも2つの異なるキャリ
ア周波数のうち任意のいずれか1つのみをそれぞれ割り
当てられた互いに配置場所の異なる各基地局を備え、前
記移動端末に対するハードハンドオーバーを行う際、基
地局の配置が異なる他のキャリア周波数へのハードハン
ドオーバーを行う構成を有する。
【0014】本発明の請求項6に係るCDMA移動通信
システムは、請求項1、2、3、及び4に係るCDMA
移動通信システムにおいて、前記各基地局が、アダプテ
ィブアレイアンテナを用いて、同一のアンテナを用いな
がら、異なるキャリア周波数で異なるセクタ配置構成を
有している。
【0015】本発明の請求項7に係る呼切断防止方法
は、複数のキャリア周波数の各々に対応した無線エリア
を複数のセクタに分割し、それぞれ並行してパイロット
信号を送信しながら移動端末との無線送受信を制御する
基地局を、同一サービスエリア内において各無線エリア
が互いに一部重複するように複数局配置し、移動端末に
対し1つのキャリア周波数を用いて複数の基地局の複数
のセクタと同時に接続可能としたCDMA移動通信シス
テムのセクタ密集地域での呼切断防止方法において、少
なくとも2つの異なるキャリア周波数の各々を、互いに
配置場所の異なる前記各基地局にそれぞれ割り当てる
か、同一基地局の互いに異なる配置のセクタにそれぞれ
割り当てておき、あるキャリア周波数を用いていずれか
の基地局と接続中の前記移動端末で、同時に所定のしき
い値を超える数のセクタからそれぞれハンドオーバーの
対象とすることが可能な信号強度のパイロット信号を受
信すると、当該移動端末に対し基地局またはセクタの配
置が異なる他のキャリア周波数へのハードハンドオーバ
ーを行う工程を有する。
【0016】本発明の請求項8に係る呼切断防止方法
は、請求項7に係る呼切断防止方法と同様の工程におい
て、あるキャリア周波数を用いていずれかの基地局と接
続中の前記移動端末で受信したハンドオーバー中のすべ
てのセクタからのパイロット信号の信号強度が、ハンド
オーバーの対象とすることが可能な信号強度の範囲内で
任意に設定されたしきい値を下まわると、当該移動端末
に対し基地局またはセクタの配置が異なる他のキャリア
周波数へのハードハンドオーバーを行う工程を有する。
【0017】本発明の請求項9に係る呼切断防止方法
は、請求項7に係る呼切断防止方法と同様の工程におい
て、あるキャリア周波数を用いていずれかの基地局と接
続中の前記移動端末で同時に所定のしきい値を超える数
のセクタからそれぞれハンドオーバーの対象とすること
が可能な信号強度のパイロット信号を受信し、かつ、当
該移動端末で受信したハンドオーバー中のすべてのセク
タからのパイロット信号の信号強度が、前記ハンドオー
バーの対象とすることが可能な信号強度の範囲内で任意
に設定されたしきい値を下まわると、当該移動端末に対
し基地局またはセクタの配置が異なる他のキャリア周波
数へのハードハンドオーバーを行う工程を有する。
【0018】本発明の請求項10に係る呼切断防止方法
は、請求項7に係る呼切断防止方法と同様の工程におい
て、前記移動端末で、受信したパイロット信号の信号強
度として信号対干渉波電力比を測定し、新たに所定の強
度以上のパイロット信号を受信したことを検出すると前
記測定結果を含む該当セクタのハンドオーバー追加要求
を接続中の基地局に送信するとともに、あらかじめ設定
された契機に従いハンドオーバー中のすべてのセクタか
らのパイロット信号の信号強度報告を接続中の基地局に
送信し、前記複数の基地局を統括して前記移動端末との
接続を制御する基地局制御装置で、前記基地局を介した
前記移動端末からの前記ハンドオーバー追加要求及び前
記パイロット信号の信号強度報告を受信すると、あらか
じめ設定されたハードハンドオーバーを行うための条件
である、前記移動端末で同時に所定のしきい値を超える
数のセクタからそれぞれハンドオーバーの対象とするこ
とが可能な信号強度のパイロット信号を受信したか、及
び前記移動端末で受信したハンドオーバー中のすべての
セクタからのパイロット信号の信号強度が前記ハンドオ
ーバーの対象とすることが可能な信号強度の範囲内で任
意に設定されたしきい値を下まわったかのいずれか一
方、または両方の条件が成立するか判定し、前記条件が
成立すると前記移動端末に対し基地局またはセクタの配
置が異なる他のキャリア周波数にハードハンドオーバー
させる工程を有する。
【0019】
【発明の実施の形態】まず本発明の概要を説明する。C
DMA移動通信システムは、互いに一部重複する各基地
局のキャリア周波数対応の無線エリアを複数のセクタ
(セクタゾーン)に分割し、拡散符号による識別を可能
として並行して運用している。本発明では、異なるキャ
リア周波数の各々を、異なる基地局に割り当てるか、同
一基地局の異なる配置のセクタに割り当てておく。すな
わち、移動端末側からみると、周波数が変わることによ
り、通信可能な基地局の配置が異なったり、基地局の配
置が同一でもそのセクタの配置が異なることになる。こ
のような状態で、移動端末で同時に所定のしきい値を超
える数のセクタからそれぞれハンドオーバーの対象とす
ることが可能な信号強度のパイロット信号を受信する
か、移動端末で受信したハンドオーバー中のすべてのセ
クタからのパイロット信号の信号強度がハンドオーバー
の対象とすることが可能な信号強度の範囲内で任意に設
定されたしきい値を下まわるかのいずれか一方が起きる
か、あるいは、両方同時に起きると(これらのうち、ど
の条件とするかは、あらかじめ決めておくことができ
る)、基地局またはセクタの配置が異なる他のキャリア
周波数にハードハンドオーバーを行うことを特徴として
いる。
【0020】ここで、端末があるセクタをハンドオーバ
ーに追加する仕組みを説明する。通信中の端末は常にパ
イロット信号(Pilot)をサーチしているが、今ま
で十分な電力で受信できなかったあるパイロット信号が
十分なレベル(信号強度)まで上がってきて、決められ
た信号電力対干渉波電力比(IS−95システムではT
_ADDと呼ぶ:通常、パイロットの1チップ当りのエ
ネルギー対干渉波のエネルギーの比である「Ec/I
o」で−11から−16dBの範囲で設定される)を超
えると、そのパイロット信号を送信している基地局(B
TS)のセクタをハンドオーバー(H/O)に追加する
ための要求を現在通信中の基地局に対し送信する。ハン
ドオーバー追加要求を受信した基地局は基地局制御装置
(BSC)にそのメッセージを通知する。
【0021】基地局制御装置はそのメッセージを受信
後、ハンドオーバー追加が可能か判定し、可能ならば、
ハンドオーバー先の基地局に対しハンドオーバー追加の
準備を行った後、ハンドオーバー元基地局を経由して移
動端末に対しハンドオーバー追加許可を送信する。な
お、あるセクタのパイロット信号強度がT_ADDを超
えた場合でも、システムの制限等により、ハンドオーバ
ーに追加されるとは限らない。このように、パイロット
信号強度がT_ADDを越え、ハンドオーバーに追加さ
れているセクタはアクティブセットと呼ばれ、パイロッ
ト信号強度がT_ADDを越えているにもかかわらず、
ハンドオーバーに追加されていないセクタはキャンディ
デイトセットと呼ばれる。このハンドオーバーに追加さ
れていないセクタはすべて、ハンドオーバーに追加され
ているセクタに対する干渉源となる。
【0022】逆に、端末があるセクタをハンドオーバー
から削除する場合は、当該セクタからのパイロット信号
の信号強度(信号電力対干渉波電力比)が、T_ADD
を下まわっても、T_ADDより低く(例えば、3dB
程度低く)設定されたT_DROPを下まわらなければ
そのセクタをハンドオーバーから削除しない。パイロッ
ト信号強度がT_DROPを下まわった時点で、端末は
ハンドオーバー削除要求を基地局を介して基地局制御装
置へ送信する。端末はハンドオーバー削除要求を送信し
ても、ハンドオーバー削除許可が送られてくるまでその
セクタはハンドオーバーに追加されたままとなり、基地
局制御装置からハンドオーバー削除許可を受信した時点
でそのセクタの受信を停止する。
【0023】したがって、各セクタからのパイロット信
号における「ハンドオーバーの対象とすることが可能な
信号強度」とは、該当セクタがまだハンドオーバーに加
えられていない場合は、実際に加えられるかどうかは別
として、追加要求を行うT_ADDを超える信号強度、
該当セクタがすでにハンドオーバーに加えられている場
合は、その状態を維持するT_DROP以上の信号強度
のことを指す。
【0024】本発明のシステムでは、この端末が、ある
セクタをソフト/ソフタハンドオーバーに追加しようと
する際、基地局制御装置は、そのセクタを追加したとし
てもそのときのハンドオーバーの対象とすることが可能
なセクタ数(セクタの合計数)がしきい値よりも少ない
場合には通常のハンドオーバー追加処理を行う。追加し
たことによりセクタ数がしきい値を超えてしまう場合、
または、すべての基地局(セクタ)のパイロット電力対
干渉波比がしきい値よりも低い場合には、あるいは、こ
れらの両方が同時に起きる場合に、端末に対してセクタ
の配置が異なる他の周波数へハードハンドオーバーを指
示する。なお、ハードハンドオーバーを上記のどの場合
に行うかは、あらかじめ基地局制御装置で設定しておく
ことができる。このように、多セクタからの信号が一度
に受信される干渉波の強いエリアにいる端末を他の周波
数にハードハンドオーバーさせることによって、当該端
末の呼の切断を防ぐことができる。
【0025】次に、本発明の実施の形態について図面を
参照して詳細に説明する。
【0026】図1は本発明の一実施の形態を示すシステ
ム構成図である。図1において本例のCDMA移動通信
システムは、基地局制御装置10と、複数の基地局A2
0,B21,C22と、移動端末(以下、端末と略記)
30とを有しており、本発明に関わる部分のみを示して
いる。なお、端末30は複数台設けることができる。
【0027】基地局制御装置10は、データの蓄積,処
理,通信機能を有しており、基地局A20、基地局B2
1、及び基地局C22と接続され、これら基地局及び基
地局を介した端末30の制御を行う。基地局制御装置1
0はまた、図示していない移動通信網の交換局と接続さ
れ、端末30と通信網に接続された他の端末との通信を
制御する。
【0028】この基地局制御装置10は、端末30のハ
ンドオーバー制御の全てを管理しており、端末30ごと
のハンドオーバー対象のセクタ数を認識している。ま
た、システム運用者により、ハードハンドオーバーの条
件として、端末30で同時に所定のしきい値を超える数
のセクタからそれぞれハンドオーバーの対象とすること
が可能な信号強度のパイロット信号を受信する第1の条
件、端末30で受信したハンドオーバー中のすべてのセ
クタからのパイロット信号の信号強度がハンドオーバー
の対象とすることが可能な信号強度の範囲内で任意に設
定されたしきい値を下まわった第2の条件、第1の条件
及び第2の条件が同時に成り立つ第3の条件のいずれの
条件を採用するかをあらかじめ設定しておくことができ
る。
【0029】基地局A20、基地局B21、及び基地局
C22は、端末30との間の無線回線をそれぞれ複数の
キャリア周波数(例えば、F1及びF2の2周波数)、
複数のセクタで運用している。各セクタから端末30へ
送信されるキャリア周波数(以下、周波数と略記)には
通信データ信号の他にパイロット信号が多重され、変
調、拡散処理が施されている。また、端末30からの無
線信号の復調、復号を行う。基地局A20〜C22は、
基地局制御装置10との間を有線伝送路により接続され
ており、端末30及び基地局制御装置10間の通信デー
タ、制御データの中継を行う。
【0030】端末30は、基地局A20、基地局B2
1、及び基地局C22の各々と無線で接続され、音声及
びデータなどの通信の他、無線回線の接続制御(発着
呼、ハンドオーバーなど)のための通信も行う。また、
端末30は各基地局(セクタ)からのパイロット信号の
電力の強度(信号対干渉波比)を測定する機能を有す
る。
【0031】図5は、端末30の構成例を示すブロック
図であり、本発明に関する部分のみを示す。図5におい
て、端末30はアンテナから受信した基地局からの電波
を無線部31の受信部にてベースバンド信号に変換す
る。受信部から出力されたベースバンド信号は復調部3
2に入力される。復調部32にはフィンガ(Finge
r)と呼ばれる複数の復調器があり、それぞれの復調器
が独立のサンプルタイミングでデータを復調する。ま
た、復調器の一つはサーチャー(図5中、Finger
1がそれに相当)と呼ばれ、パイロット(Pilot)
信号を様々なタイミングで逆拡散し、どのタインミング
にどんな強度のパイロット信号が存在するかサーチして
いる。
【0032】IS−95のシステムでは全ての基地局の
全てのセクタで同じ信号を同じ拡散符号で送信してい
る。ただし、その送信タイミングがセクタごとに異なる
(PNオフセットとよばれる)。また、各基地局は自分
のパイロットの送信タイミングと隣接するセルの送信タ
イミングを報知情報として送信しており、あるタイミン
グ受信したパイロットがどの基地局のどのセクタからの
ものか、端末は知ることができる。
【0033】復調部32の各フィンガ(Finger1
〜n)には現在の受信レベルと逆拡散後の希望信号のレ
ベルを測定する機能があり、それらのレベルから「パイ
ロット信号の信号対干渉波比」や「希望信号の信号対干
渉波比」を計算することができる。制御部34は、これ
らの情報からパイロット信号強度報告を作成し、変調部
33の多重化部(MUX)に出力して通信データととも
に変調させ、無線部31の送信部より接続中の基地局に
送信させる。
【0034】ここで、端末30が送信するパイロット信
号強度報告についてさらに詳細に説明する。パイロット
信号強度情報を含むメッセージには、PSMM(Pil
otStrength Measurement Me
sssage)と、PMR(Power Measur
ement Report Message)との二つ
がある。
【0035】PSMMは端末が自発的に送信する、いわ
ゆる「ハンドオーバー追加要求」のようなものであり、
あらかじめ指定されたT_ADDの値を現在ハンドオー
バー中の基地局(セクタ)以外のセクタからのパイロッ
ト信号が越えた場合に送信される。また、ハンドオーバ
ー中のセクタからのパイロット信号強度がT_DROP
を下まわった場合にも送信される。IS−95のシステ
ムでは、最大15のセクタからのパイロット信号強度を
報告することが可能で、その15のパイロット信号強度
は、現在ハンドオーバーに追加してあるもの(アクティ
ブセット)だけでなく、T_ADDを超えながらハンド
オーバーに追加されていないもの(キャンディデイトセ
ット)も報告される。
【0036】PMRは基地局から端末に送信される「P
ower Control Parameter Me
ssage」にて、周期的なPMRの送信の設定、エラ
ーフレームがあるしきい値以上発生した場合にPMRを
送信するという設定等が行え、それぞれをきっかけとし
て送信される。さらに、PMRは基地局から送信される
「Pilot Measurement Reques
t Order」を端末が受信した場合にも送信され
る。PMRに関しては現在ハンドオーバーに追加されて
いるものだけが報告され、IS−95のシステムでは、
最大6のパイロット信号強度報告が行なえる。
【0037】一方、上述したように、基地局A20、基
地局B21、及び基地局C22は複数周波数、複数のセ
クタで運用を行っているが、そのセクタ構成は、異なる
周波数で異なるセクタ構成(セクタの向いている方向:
配置が異なる)となっている。図2及び図3は、周波数
によりセクタ(セクタゾーン)構成が異なる様子を説明
するための模式的セクタ構成図である。図2は周波数F
1、図3は周波数F2における各基地局におけるセクタ
の配置を示している。
【0038】各基地局において、周波数ごとに、物理的
に異なるアンテナを異なる方向に向けてセクタを構成し
ている。あるいは、アダプティブアレイアンテナ等を用
いて、同一のアンテナを用いながら、各周波数で異なる
セクタ構成とすることも可能である。アダプティブアレ
イアンテナは、複数のアンテナ素子をアレイ状に配置
し、各アンテナ素子の受信信号及び送信信号の信号処理
時の重み係数(ウエイト)を適応制御することにより、
特定方向にアンテナ利得(指向性)を大きく、また小さ
くさせることができる。なお両図においては、見易くす
るために、各セクタの大きさは実際より小さく記してあ
る。実際には、図の中心の端末に向かって矢印の記され
たセクタは、この端末の所在位置を十分カバーする大き
さとなる。
【0039】図2において、各基地局(BTS)A2
0,B21,C22,D23はそれぞれ、ある周波数F
1を使用する3つのセクタα,β,γを有しており、端
末30が存在する場所では、基地局A20の2つのセク
タβ,γ、基地局B21の1つのセクタβ、基地局C2
2の2つのセクタα,γ、基地局D23の2つのセクタ
α,γの7つのセクタからの電波を主に受信できること
になる。
【0040】一方、図3において、各基地局(BTS)
A20,B21,C22,D23はそれぞれ、他の周波
数F2を使用し、図2の配置とは異なる3つのセクタ
α,β,γを有しており、端末30が存在する場所で
は、基地局A20の1つのセクタγ、基地局B21の2
つのセクタα,β、基地局C22の1つのセクタγ、基
地局D23の1つのセクタαの5つのセクタからの電波
を主に受信できることになる。
【0041】次に、図1を用いて動作の説明をする。
【0042】基地局A20及び基地局B21を用いて周
波数F1で通信中の端末30は、通信しながら基地局A
20,B21(のセクタ)と共に他の基地局(のセク
タ)からのパイロット信号をサーチしその信号強度(信
号電力対干渉波電力比)を測定している。基地局C22
に近づき、ハンドオーバー中でない基地局C22からの
パイロット信号の信号強度がハンドオーバーに追加する
ためのしきい値(T_ADD)を超えると(S1)、端
末30は、基地局制御装置10に対し、現在通信中の基
地局A20及び基地局B21を経由してパイロット強度
報告(PSMM)を行う(S2)。
【0043】また端末30は、ハンドオーバ中の基地局
(セクタ)からのパイロット信号もサーチ(信号強度測
定)しており、ある基地局(セクタ)からのパイロット
信号の信号強度がハンドオーバーから削除するためのし
きい値(T_DROP)を下まわると、端末30は、基
地局制御装置10に対し、通信中の基地局を経由してパ
イロット強度報告(PSMM)を行う。
【0044】さらに端末30は、基地局からのメッセー
ジによって指定された内容に従い、随時、ハンドオーバ
中の各基地局(セクタ)からのパイロット信号に対する
信号強度を測定し、基地局制御装置10に対し、通信中
の基地局を経由してパイロット強度報告(PMR)を行
う(S2)。このPMR報告を行うための設定として
は、所定周期時間経過ごと(定期的な報告)、無線回線
上のフレームエラーが所定しきい値を超えた場合、基地
局から報告要求がある場合の3つの場合がある。
【0045】端末30からのこれらパイロット強度報告
(PSMM及びPMR)を受信した基地局制御装置10
は、パイロット強度報告の種類及び内容の分析を行い、
PSMMからは、新たにハンドオーバーに追加、あるい
はハンドオーバーから削除の要求がある基地局(セク
タ)の数を検出し、PMRからは、ハンドオーバー中の
各基地局(セクタ)ごとのパイロット信号電力対干渉波
電力比を検出する。
【0046】また基地局制御装置10は、本発明におけ
る特徴的なハードハンドオーバーを行うための条件が、
システム管理者によりあらかじめ設定されている。その
第1の条件とは、ハンドオーバー中(アクティブセッ
ト)のセクタの数とハンドオーバーに追加要求中(キャ
ンディデイトセット)のセクタの数との合計が所定のし
きい値(例えば、3〜7間の任意の数:以下、セクタ数
しきい値と称す)を超える場合。第2の条件とは、ハン
ドオーバー中の全セクタにおいてパイロット信号の信号
強度(信号電力対干渉波電力比)が、T_DROP以上
の任意のしきい値(例えば、T_DROP〜T_ADD
+2dB間の任意のレベル:以下、強度しきい値と称
す)を超えない場合。第3の条件とは、上記第1の条件
と第2の条件とが同時に成立する場合。以上3つの条件
のうち、実際にどの条件でハードハンドオーバーを行わ
せるかが、あらかじめ設定される。この設定は、端末3
0が複数ある場合、各端末ごとに3つの条件のうちのい
ずれかを任意に設定することができる。なお、ハンドオ
ーバー中の全セクタにおいてパイロット信号電力対干渉
波電力比が、T_DROPを下まわると、全セクタがハ
ンドオーバーからの削除の対象となり、ハードハンドオ
ーバーが必要となってくるのは従来と同様である。
【0047】さらに基地局制御装置10は、各端末30
ごとに、現在ハンドオーバー中の全セクタと、ハンドオ
ーバー追加要求中の全セクタとの情報を登録している。
【0048】基地局制御装置10は、上述したパイロッ
ト強度報告の分析結果を、設定,登録されたハードハン
ドオーバー条件と現在のハンドオーバー中及び追加要求
中のセクタ数と照合し、端末30に対し他の周波数へハ
ードハンドオーバーさせるか否かを判定する。
【0049】ハードハンドオーバーの条件として上記第
1の条件(ハンドオーバー中及び追加要求中のセクタ数
の合計数がセクタ数しきい値を超える場合)が設定され
ている場合は、パイロット強度報告(PSMM)でハン
ドオーバー追加要求されたセクタの数を、その報告以前
にすでにハンドオーバー中及び追加要求中とされたセク
タの数に加算し、その合計数とセクタ数しきい値とを比
較する。合計数がセクタ数しきい値を超えていなけれ
ば、報告のあったセクタを端末30におけるハンドオー
バーに追加させるか(アクティブセット)、追加要求中
とさせる(キャンディデイトセット)。合計数がセクタ
数しきい値を超えていれば、端末30に対し他の利用可
能な周波数にハードハンドオーバーさせる。
【0050】ハードハンドオーバーの条件として上記第
2の条件(ハンドオーバー中の全セクタのパイロット信
号強度が強度しきい値を超えない場合)が設定されてい
る場合は、パイロット強度報告(PMR)で報告された
ハンドオーバー中の各セクタのパイロット信号強度を強
度しきい値とそれぞれ比較する。いずれか1つのセクタ
でもそのパイロット信号強度が強度しきい値を超えてい
れば、端末30に対するハードハンドオーバーは行なわ
ない。すべのセクタにおいてそのパイロット信号強度が
強度しきい値を超えない場合は、端末30に対し他の利
用可能な周波数にハードハンドオーバーさせる。
【0051】ハードハンドオーバーの条件として上記第
3の条件(第1の条件、且つ、第2の条件)が設定され
ている場合は、第1の条件による判定結果と、第2の条
件による判定結果とで共にハードハンドオーバーが必要
と判定された場合に、端末30に対し他の利用可能な周
波数にハードハンドオーバーさせる。
【0052】基地局制御装置10は、上述の各種条件に
おける判定の結果、端末30に対しハードハンドオーバ
ーさせる必要があると判定した場合は、端末30と通信
中の各基地局に対し設定信号を送信し、端末30を他の
周波数F2にハードハンドオーバーさせるための設定を
行う(S3)。なお当然のことながら、この周波数F2
では、上記ハードハンドオーバーの条件が成立していな
いものとする。その後、基地局制御装置10は基地局A
20及び基地局B21を経由して端末30に対しハード
ハンドオーバー制御の信号を送信する(S4)。
【0053】ハードハンドオーバー制御の信号を受信し
た端末30は、周波数F2に移動する制御を行い、F2
で通信を再開する。これにより、周波数F1のままだっ
たら起きる可能性の高かった呼切断を防止することがで
きる。
【0054】次に、本発明の他の実施の形態について説
明する。
【0055】図4に示すように、基地局におけるセクタ
構成を変えるのではなく、基地局の配置そのものを周波
数ごとに変えることで同様な効果を得ることができる。
図4において、基地局(BTS)A20,B21,C2
2,D23はそれぞれ、周波数F1を使用する3つのセ
クタα,β,γを有している。基地局(BTS)E2
4,F25,G26,H27はそれぞれ、周波数F2を
使用する3つのセクタα,β,γを有している。端末3
0が周波数F2を使用するとき、基地局E24のセクタ
γ、基地局F25のセクタβ、基地局G26のセクタ
β、基地局H27のセクタγと接続可能となる。
【0056】
【発明の効果】本発明によれば、複数の基地局からの信
号が受信できる場所(セクタ密集地域)にある移動端末
において、各基地局からの送信波の電界は強いにもかか
わらず、各基地局からの送信波が互いに干渉波となり、
安定した下り信号の受信が行えない場合に、基地局配置
構成、または同一基地局内セクタ配置構成の異なる他の
キャリア周波数にハードハンドオーバーを行うので、通
信中の端末が異常切断してしまうことを防ぐことができ
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施の形態を示すシステム構成図で
ある。
【図2】周波数によりセクタ構成が異なる様子を説明す
るための模式的セクタ構成図であり、周波数F1の場合
を示す。
【図3】周波数によりセクタ構成が異なる様子を説明す
るための模式的セクタ構成図であり、周波数F2の場合
を示す。
【図4】周波数毎に基地局の配置そのものを変えた様子
を説明するための模式的セクタ構成図である。
【図5】図1の端末の構成例を示すブロック図である。
【符号の説明】
10 基地局制御装置 20 基地局A 21 基地局B 22 基地局C 30 移動端末
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き Fターム(参考) 5K022 EE01 EE21 EE31 5K067 AA03 AA23 BB02 CC10 DD25 DD44 DD45 DD48 EE02 EE10 EE16 EE24 EE46 EE56 GG01 GG11 JJ17 JJ38 JJ39

Claims (10)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 複数のキャリア周波数の各々に対応した
    無線エリアを複数のセクタに分割し、それぞれ並行して
    パイロット信号を送信しながら移動端末との無線送受信
    を制御する基地局を、同一サービスエリア内において各
    無線エリアが互いに一部重複するように複数局配置し、
    移動端末に対し1つのキャリア周波数を用いて複数の基
    地局の複数のセクタと同時に接続可能としたCDMA移
    動通信システムにおいて、 前記各基地局が、少なくとも2つの異なるキャリア周波
    数で互いに異なるセクタの配置構成を有し、 あるキャリア周波数を用いていずれかの基地局と接続中
    の前記移動端末が、同時に所定のしきい値を超える数の
    セクタからそれぞれハンドオーバーの対象とすることが
    可能な信号強度のパイロット信号を受信すると、当該移
    動端末に対しセクタの配置が異なる他のキャリア周波数
    へのハードハンドオーバーを行うことを特徴とするCD
    MA移動通信システム。
  2. 【請求項2】 複数のキャリア周波数の各々に対応した
    無線エリアを複数のセクタに分割し、それぞれ並行して
    パイロット信号を送信しながら移動端末との無線送受信
    を制御する基地局を、同一サービスエリア内において各
    無線エリアが互いに一部重複するように複数局配置し、
    移動端末に対し1つのキャリア周波数を用いて複数の基
    地局の複数のセクタと同時に接続可能としたCDMA移
    動通信システムにおいて、 前記各基地局が、少なくとも2つの異なるキャリア周波
    数で互いに異なるセクタの配置構成を有し、 あるキャリア周波数を用いていずれかの基地局と接続中
    の前記移動端末が受信したハンドオーバー中のすべての
    セクタからのパイロット信号の信号強度が、ハンドオー
    バーの対象とすることが可能な信号強度の範囲内で任意
    に設定されたしきい値を下まわると、当該移動端末に対
    しセクタの配置が異なる他のキャリア周波数へのハード
    ハンドオーバーを行うことを特徴とするCDMA移動通
    信システム。
  3. 【請求項3】 複数のキャリア周波数の各々に対応した
    無線エリアを複数のセクタに分割し、それぞれ並行して
    パイロット信号を送信しながら移動端末との無線送受信
    を制御する基地局を、同一サービスエリア内において各
    無線エリアが互いに一部重複するように複数局配置し、
    移動端末に対し1つのキャリア周波数を用いて複数の基
    地局の複数のセクタと同時に接続可能としたCDMA移
    動通信システムにおいて、 前記各基地局が、少なくとも2つの異なるキャリア周波
    数で互いに異なるセクタの配置構成を有し、 あるキャリア周波数を用いていずれかの基地局と接続中
    の前記移動端末が、同時に所定のしきい値を超える数の
    セクタからそれぞれハンドオーバーの対象とすることが
    可能な信号強度のパイロット信号を受信し、かつ、当該
    移動端末が受信したハンドオーバー中のすべてのセクタ
    からのパイロット信号の信号強度が、前記ハンドオーバ
    ーの対象とすることが可能な信号強度の範囲内で任意に
    設定されたしきい値を下まわると、当該移動端末に対し
    セクタの配置が異なる他のキャリア周波数へのハードハ
    ンドオーバーを行うことを特徴とするCDMA移動通信
    システム。
  4. 【請求項4】 複数のキャリア周波数の各々に対応した
    無線エリアを複数のセクタに分割し、それぞれ並行して
    パイロット信号を送信しながら移動端末との無線送受信
    を制御する基地局を、同一サービスエリア内において各
    無線エリアが互いに一部重複するように複数局配置し、
    移動端末に対し1つのキャリア周波数を用いて複数の基
    地局の複数のセクタと同時に接続可能としたCDMA移
    動通信システムにおいて、 前記各基地局が、少なくとも2つの異なるキャリア周波
    数で互いに異なるセクタの配置構成を有し、 前記移動端末が、あるキャリア周波数を用いていずれか
    の基地局と接続する手段と、受信したパイロット信号の
    信号強度として信号対干渉波電力比を測定する手段と、
    前記測定結果を判定し新たに所定の強度以上のパイロッ
    ト信号を受信したことを検出すると前記測定結果を含む
    該当セクタのハンドオーバー追加要求を接続中の基地局
    に送信する手段と、あらかじめ設定された契機に従いハ
    ンドオーバー中のすべてのセクタからのパイロット信号
    の信号強度報告を接続中の基地局に送信する手段とを有
    し、 前記複数の基地局を統括して前記移動端末との接続を制
    御し、前記基地局を介した前記移動端末からの前記ハン
    ドオーバー追加要求及び前記パイロット信号の信号強度
    報告を受信すると、あらかじめ設定されたハードハンド
    オーバーを行うための条件である、前記移動端末で同時
    に所定のしきい値を超える数のセクタからそれぞれハン
    ドオーバーの対象とすることが可能な信号強度のパイロ
    ット信号を受信したか、及び前記移動端末で受信したハ
    ンドオーバー中のすべてのセクタからのパイロット信号
    の信号強度が前記ハンドオーバーの対象とすることが可
    能な信号強度の範囲内で任意に設定されたしきい値を下
    まわったかのいずれか一方、または両方の条件が成立す
    るか判定し、前記条件が成立すると前記移動端末に対し
    セクタの配置が異なる他のキャリア周波数にハードハン
    ドオーバーさせる基地局制御装置を備えることを特徴と
    するCDMA移動通信システム。
  5. 【請求項5】 少なくとも2つの異なるキャリア周波数
    で互いに異なるセクタの配置構成を有する前記各基地局
    の代りに、少なくとも2つの異なるキャリア周波数のう
    ち任意のいずれか1つのみをそれぞれ割り当てられた互
    いに配置場所の異なる各基地局を備え、 前記移動端末に対するハードハンドオーバーを行う際、
    基地局の配置が異なる他のキャリア周波数へのハードハ
    ンドオーバーを行うことを特徴とする請求項1、2、
    3、及び4記載のCDMA移動通信システム。
  6. 【請求項6】 前記各基地局が、アダプティブアレイア
    ンテナを用いて、同一のアンテナを用いながら、異なる
    キャリア周波数で異なるセクタ配置構成としたことを特
    徴とする請求項1、2、3、及び4記載のCDMA移動
    通信システム。
  7. 【請求項7】 複数のキャリア周波数の各々に対応した
    無線エリアを複数のセクタに分割し、それぞれ並行して
    パイロット信号を送信しながら移動端末との無線送受信
    を制御する基地局を、同一サービスエリア内において各
    無線エリアが互いに一部重複するように複数局配置し、
    移動端末に対し1つのキャリア周波数を用いて複数の基
    地局の複数のセクタと同時に接続可能としたCDMA移
    動通信システムのセクタ密集地域での呼切断防止方法に
    おいて、 少なくとも2つの異なるキャリア周波数の各々を、互い
    に配置場所の異なる前記各基地局にそれぞれ割り当てる
    か、同一基地局の互いに異なる配置のセクタにそれぞれ
    割り当てておき、 あるキャリア周波数を用いていずれかの基地局と接続中
    の前記移動端末で、同時に所定のしきい値を超える数の
    セクタからそれぞれハンドオーバーの対象とすることが
    可能な信号強度のパイロット信号を受信すると、当該移
    動端末に対し基地局またはセクタの配置が異なる他のキ
    ャリア周波数へのハードハンドオーバーを行うことを特
    徴とする呼切断防止方法。
  8. 【請求項8】 複数のキャリア周波数の各々に対応した
    無線エリアを複数のセクタに分割し、それぞれ並行して
    パイロット信号を送信しながら移動端末との無線送受信
    を制御する基地局を、同一サービスエリア内において各
    無線エリアが互いに一部重複するように複数局配置し、
    移動端末に対し1つのキャリア周波数を用いて複数の基
    地局の複数のセクタと同時に接続可能としたCDMA移
    動通信システムのセクタ密集地域での呼切断防止方法に
    おいて、 少なくとも2つの異なるキャリア周波数の各々を、互い
    に配置場所の異なる前記各基地局にそれぞれ割り当てる
    か、同一基地局の互いに異なる配置のセクタにそれぞれ
    割り当てておき、 あるキャリア周波数を用いていずれかの基地局と接続中
    の前記移動端末で受信したハンドオーバー中のすべての
    セクタからのパイロット信号の信号強度が、ハンドオー
    バーの対象とすることが可能な信号強度の範囲内で任意
    に設定されたしきい値を下まわると、当該移動端末に対
    し基地局またはセクタの配置が異なる他のキャリア周波
    数へのハードハンドオーバーを行うことを特徴とする呼
    切断防止方法。
  9. 【請求項9】 複数のキャリア周波数の各々に対応した
    無線エリアを複数のセクタに分割し、それぞれ並行して
    パイロット信号を送信しながら移動端末との無線送受信
    を制御する基地局を、同一サービスエリア内において各
    無線エリアが互いに一部重複するように複数局配置し、
    移動端末に対し1つのキャリア周波数を用いて複数の基
    地局の複数のセクタと同時に接続可能としたCDMA移
    動通信システムのセクタ密集地域での呼切断防止方法に
    おいて、 少なくとも2つの異なるキャリア周波数の各々を、互い
    に配置場所の異なる前記各基地局にそれぞれ割り当てる
    か、同一基地局の互いに異なる配置のセクタにそれぞれ
    割り当てておき、 あるキャリア周波数を用いていずれかの基地局と接続中
    の前記移動端末で同時に所定のしきい値を超える数のセ
    クタからそれぞれハンドオーバーの対象とすることが可
    能な信号強度のパイロット信号を受信し、かつ、当該移
    動端末で受信したハンドオーバー中のすべてのセクタか
    らのパイロット信号の信号強度が、前記ハンドオーバー
    の対象とすることが可能な信号強度の範囲内で任意に設
    定されたしきい値を下まわると、当該移動端末に対し基
    地局またはセクタの配置が異なる他のキャリア周波数へ
    のハードハンドオーバーを行うことを特徴とする呼切断
    防止方法。
  10. 【請求項10】 複数のキャリア周波数の各々に対応し
    た無線エリアを複数のセクタに分割し、それぞれ並行し
    てパイロット信号を送信しながら移動端末との無線送受
    信を制御する基地局を、同一サービスエリア内において
    各無線エリアが互いに一部重複するように複数局配置
    し、移動端末に対し1つのキャリア周波数を用いて複数
    の基地局の複数のセクタと同時に接続可能としたCDM
    A移動通信システムのセクタ密集地域での呼切断防止方
    法において、 少なくとも2つの異なるキャリア周波数の各々を、互い
    に配置場所の異なる前記各基地局にそれぞれ割り当てる
    か、同一基地局の互いに異なる配置のセクタにそれぞれ
    割り当てておき、 前記移動端末で、受信したパイロット信号の信号強度と
    して信号対干渉波電力比を測定し、新たに所定の強度以
    上のパイロット信号を受信したことを検出すると前記測
    定結果を含む該当セクタのハンドオーバー追加要求を接
    続中の基地局に送信するとともに、あらかじめ設定され
    た契機に従いハンドオーバー中のすべてのセクタからの
    パイロット信号の信号強度報告を接続中の基地局に送信
    し、 前記複数の基地局を統括して前記移動端末との接続を制
    御する基地局制御装置で、前記基地局を介した前記移動
    端末からの前記ハンドオーバー追加要求及び前記パイロ
    ット信号の信号強度報告を受信すると、あらかじめ設定
    されたハードハンドオーバーを行うための条件である、
    前記移動端末で同時に所定のしきい値を超える数のセク
    タからそれぞれハンドオーバーの対象とすることが可能
    な信号強度のパイロット信号を受信したか、及び前記移
    動端末で受信したハンドオーバー中のすべてのセクタか
    らのパイロット信号の信号強度が前記ハンドオーバーの
    対象とすることが可能な信号強度の範囲内で任意に設定
    されたしきい値を下まわったかのいずれか一方、または
    両方の条件が成立するか判定し、前記条件が成立すると
    前記移動端末に対し基地局またはセクタの配置が異なる
    他のキャリア周波数にハードハンドオーバーさせること
    を特徴とする呼切断防止方法。
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