JP2015027078A - 少なくとも1つのホーム基地局によって、無線セルラー電気通信ネットワークの基地局をオフロードする方法及びシステム、並びにその方法のコンピュータープログラム - Google Patents

少なくとも1つのホーム基地局によって、無線セルラー電気通信ネットワークの基地局をオフロードする方法及びシステム、並びにその方法のコンピュータープログラム Download PDF

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Abstract

【課題】少なくとも1つのホーム基地局によって、無線セルラー電気通信ネットワークの基地局をオフロードする。【解決手段】基地局によりサービングされる移動端末によって少なくとも1つのホーム基地局から受信された信号における信号対干渉雑音比を基地局及び/又はホーム基地局によって取得し、ホーム基地局の近傍に位置する移動端末を基地局及び/又はホーム基地局によって決定し、前記取得した信号対干渉雑音比からメトリックを決定し、無線セルラー電気通信ネットワークのサーバーによって、メトリックから移動端末のクラスターを決定し、各クラスターは、同じ数のホーム基地局の近傍である移動端末を特定する情報を含み、サーバーによって、最小数のホーム基地局の近傍である移動端末を特定する情報を含むクラスターにおいて特定される移動端末を優先するとともに、少なくとも1つのホーム基地局への優先された移動端末のハンドオーバーを実行する。【選択図】図1

Description

本発明は、包括的には、少なくとも1つのホーム基地局によって、無線セルラー電気通信ネットワークの基地局をオフロードする方法及びシステムに関する。
最近では、無線セルラー電気通信ネットワークが広く用いられている。そのようなネットワークのスループット及びユーザが利用可能なサービス数に関する要件はますます拡大しており、基地局によってはオーバーロードを引き起こす場合がある。
最近では、幾つかの基地局は、小さなカバレッジエリア内でそのようなネットワークへのアクセスを提供する。以下でホーム基地局と呼ばれるこれらの基地局は、無線セルラー電気通信ネットワークのマクロ基地局とも呼ばれる従来の基地局をオフロードすることができる。これらのホーム基地局は、ピコ基地局又はフェムト基地局と呼ぶこともできる。
ホーム基地局によるマクロネットワークのオフロードは、ホーム基地局によって行われるか、又はホーム基地局とマクロ基地局との間で協働して行われるか、又はマクロ基地局と、ホーム基地局と、コーディネーター又は中央ノードとの間で行われる手順によって移動端末のリソースを供給する手段として定義することができる。
例えば、ハンドオーバーと負荷バランシングとの組み合わせ又は選択的ハンドオーバーは、そのようなリソース供給を与える単純な方法とみなされる。この場合、移動端末による高いトラフィック需要は、それらの移動端末をハンドリングするのに十分なリソースを有する最も近くのホーム基地局にハンドオーバーすることができる。
この目的のために、本発明は、少なくとも1つのホーム基地局によって、無線セルラー電気通信ネットワークの基地局をオフロードする方法であって、前記基地局は移動端末をサービングし、該方法は、
前記基地局によりサービングされる前記移動端末によって前記少なくとも1つのホーム基地局から受信された信号における信号対干渉雑音比を前記基地局及び/又は前記ホーム基地局によって取得するステップと、
前記ホーム基地局の近傍に位置する移動端末を前記基地局及び/又は前記ホーム基地局によって決定するステップと、
前記基地局及び/又は前記ホーム基地局によって、少なくとも前記取得した信号対干渉雑音比からメトリックを決定するステップと、
前記無線セルラー電気通信ネットワークのサーバーによって、前記メトリックから移動端末のクラスターを決定するステップであって、各クラスターは、同じ数のホーム基地局の近傍である移動端末を特定する情報を含む、ステップと、
前記サーバーによって、最小数のホーム基地局の近傍である移動端末を特定する情報を含む前記クラスターにおいて特定される移動端末を優先するとともに、少なくとも1つのホーム基地局への前記優先された移動端末のハンドオーバーを実行するステップと、
を含むことを特徴とする、方法に関する。
本発明はまた、少なくとも1つのホーム基地局によって、無線セルラー電気通信ネットワークの基地局をオフロードするシステムであって、前記基地局は移動端末をサービングし、該システムは、
前記基地局によりサービングされる前記移動端末によって前記少なくとも1つのホーム基地局から受信された信号における信号対干渉雑音比を前記基地局及び/又は前記ホーム基地局によって取得する手段と、
前記ホーム基地局の近傍に位置する移動端末を前記基地局及び/又は前記ホーム基地局によって決定する手段と、
前記基地局及び/又は前記ホーム基地局によって、少なくとも前記取得した信号対干渉雑音比からメトリックを決定する手段と、
前記無線セルラー電気通信ネットワークのサーバーによって、前記メトリックから移動端末のクラスターを決定する手段であって、各クラスターは、同じ数のホーム基地局の近傍である移動端末を特定する情報を含む、手段と、
前記サーバーによって、最小数のホーム基地局の近傍である移動端末を特定する情報を含む前記クラスターにおいて特定される移動端末を優先するとともに、少なくとも1つのホーム基地局への前記優先された移動端末のハンドオーバーを実行する手段と、
を含むことを特徴とする、システムに関する。
このため、本発明によって、十分なリソースが移動端末に供給されるので、基地局における輻輳(congestion)が低減する。基地局及び/又はホーム基地局によってサービングされる移動端末に与えられるサービス品質は、ネットワークにアクセスする移動端末数が増えても低減しない。
特定の特徴によれば、本方法は反復的に実行される。
このため、少なくとも1つの移動端末をホーム基地局に再度アタッチすることができ、このため本方法は、移動端末のモビリティ及び/又は無線条件の変化を考慮する。
特定の特徴によれば、本方法は、前記基地局及びホーム基地局によって決定されるメトリックの和の変動が、1つ又は幾つかの反復にわたって閾値を下回る限り実行されることを特徴とする。
このため、本方法は、基地局の所定のレベルのオフロードが達成されると停止される。
特定の特徴によれば、本メトリックは、前記基地局において現在提供されているスループットと比較して、各移動端末MTを1つのホーム基地局にハンドオーバーすることによって各移動端末MTに提供されるスループット改善の、複数の移動端末にわたる和を最大にすることによって得られる、提供される最大のスループット改善である。
このため、本発明を実施する際の複雑度は、移動端末ごとに個々にメトリックの最大化が行われるのと比較して低減する。
特定の特徴によれば、本メトリックは、1つのホーム基地局によって所与の移動端末をサービングすることを決めた後に残っている空きリソース数である。
このため、移動端末のハンドオーバーが、1つの基地局によって少なくとも1つの移動端末をサービングするのに利用可能なリソース数を最大にする。
特定の特徴によれば、本メトリックは、総リソース量から、前記基地局によって空けられる必要があるリソース数を減算したものに対応する利用可能なリソースのみを用いて、近傍移動端末ごとに決定される。
このため、基地局においての各移動端末のスループットが最大になる。
特定の特徴によれば、本メトリックは、前記移動端末をハンドオーバーすることができる前記ホーム基地局において前記移動端末について同じスループットを維持するときの、少なくとも1つの移動端末の前記ハンドオーバー後の空きリソース数である。
このため、少なくとも1つのホーム基地局によって少なくとも1つの移動端末がサービングされるときの、移動端末のスループット劣化が最小になり、基地局におけるリソースは最大になる。
更に別の態様によれば、本発明は、プログラム可能デバイスに直接ロード可能とすることができるコンピュータープログラムであって、該コンピュータープログラムがプログラム可能デバイス上で実行されるとき、本発明による方法の前記ステップを実施する命令又はコード部分を含む、プログラム可能デバイスに直接ロード可能なコンピュータープログラムに関する。
コンピュータープログラムに関する特徴及び利点は、本発明による方法及び装置に関連して上述したものと同じであるので、ここでは繰り返さないことにする。
本発明の特徴は、一例の実施形態の以下の説明を読むことによってより明らかになるであろう。この説明は、添付図面に関して作成されたものである。
本発明が実施される無線セルラー電気通信ネットワークの複数の基地局及び/又はホーム基地局で構成されるシステムを表す図である。 本発明が実施される基地局のアーキテクチャを表す図である。 本発明が実施されるホーム基地局のアーキテクチャを表す図である。 本発明が実施されるサーバーのアーキテクチャを表す図である。 本発明による、基地局及び/又は各ホーム基地局によって実行されるアルゴリズムの第1の例を開示する図である。 本発明による、サーバーによって実行されるアルゴリズムの一例を開示する図である。 本発明による、基地局及び/又は各ホーム基地局によって実行されるアルゴリズムの第2の例を開示する図である。 第2の実現例による、各ホーム基地局及び/又は基地局によって実行されるメトリックの決定の一例を開示する図である。 本発明による、基地局及び/又は各ホーム基地局によって実行されるアルゴリズムの第3の例を示す図である。
図1は、本発明が実施される、無線セルラー電気通信ネットワークの複数の基地局及び/又はホーム基地局で構成されるシステムを表す。
無線セルラー電気通信ネットワークは複数の基地局を備えるが、明確にするために1つの基地局BS1のみが示される。
基地局BS1は、セルCEBSにおいて信号を発し、これらの信号はセルCEBSのエリア内に位置する移動端末によって受信されて処理され得る。基地局BS1は、セルCEBS内に位置する移動端末MTによって転送された信号を受信して、これらの信号を処理することができる。
移動端末MT1〜MT12はセルCEBS内に位置する。
複数のホーム基地局HBS1〜HBS4が基地局BS1のセルCEBS内に位置する。各ホーム基地局HBS1〜HBS4は、それぞれのセルCE1〜CE4において信号を発する。ホーム基地局HBS1〜HBS4は、ピコ基地局若しくはフェムト基地局又は中継ノードとすることができる。
移動端末MT1、MT2及びMT3は、ホーム基地局HBS1のセルCE1内に位置する。
移動端末MT2、MT3、MT4、MT6及びMT10は、ホーム基地局HBS2のセルCE2内に位置する。
移動端末MT2、MT3、MT4、MT6及びMT10は、ホーム基地局HBS2のセルCE2内に位置する。
移動端末MT2、MT3、MT4、MT6、MT9、MT10、MT11及びMT12は、ホーム基地局HBS3のセルCE3内に位置する。
移動端末MT7、MT8及びMT9は、ホーム基地局HBS4のセルCE4内に位置する。
無線セルラー電気通信ネットワークはサーバーServを備える。サーバーServは、専用デバイスとすることもできるし、無線セルラー電気通信ネットワークの基地局内に含めることもできる。
本発明によれば、
基地局及び/又はホーム基地局は、基地局によってサービングされる移動端末によって少なくとも1つのホーム基地局から受信された信号における信号対干渉雑音比を取得し、
基地局及び/又はホーム基地局は、ホーム基地局の近傍に位置する移動端末を決定し、
基地局及び/又はホーム基地局は、少なくとも取得された信号対干渉雑音比からメトリックを決定し、
サーバーは、メトリックから移動端末のクラスターを決定し、各クラスターは、同じ数のホーム基地局の近傍である移動端末を特定する情報を含み、
サーバーは、最小数のホーム基地局の近傍である移動端末を特定する情報を含むクラスターにおいて特定される移動端末を優先するとともに、これらの優先された移動端末の、少なくとも1つのホーム基地局へのハンドオーバーを実行する。
図2は、本発明が実施される基地局のアーキテクチャを表す図である。
基地局BS1は、例えば、バス201によってともに接続された構成要素と、図5又は図7及び図8又は図9に開示されるようなプログラムによって制御されるプロセッサとに基づくアーキテクチャを有する。
ここで、基地局BS1は、専用集積回路に基づくアーキテクチャを有することができることに留意しなくてはならない。
バス201は、プロセッサ200を、読み出し専用メモリROM202、ランダムアクセスメモリRAM203、ネットワークインターフェース204、無線インターフェース205にリンクする。
メモリ203は、変数と、図5又は図7及び図8又は図9に開示するようなアルゴリズムに関連したプログラムの命令とを受けるように意図されたレジスタを含む。
プロセッサ200は、無線インターフェース205の動作を制御する。
読み出し専用メモリ202は、図5又は図7及び図8又は図9に開示するようなアルゴリズムに関連したプログラムの命令を含む。これらの命令は、基地局BS1に電源が投入されると、ランダムアクセスメモリ203に転送される。
図5又は図7及び図8又は図9に関して本明細書において後に説明されるアルゴリズムのありとあらゆるステップは、
PC(パーソナルコンピューター)、DSP(デジタルシグナルプロセッサ)若しくはマイクロコントローラーのようなプログラム可能な計算機によって1組の命令若しくはプログラムを実行することによってソフトウェアにおいて実施することができるか、又は
FPGA(フィールドプログラマブルゲートアレイ)若しくはASIC(特定用途向け集積回路)のような、機械若しくは専用構成要素によってハードウェアにおいて実施することができる。
換言すれば、基地局BS1は、図5又は図7及び図8又は図9に関して以下で説明するアルゴリズムのステップを基地局BS1に実行させる回路又は回路を含むデバイスを備える。
図5又は図7及び図8又は図9に関して以下で説明するアルゴリズムのステップを基地局BS1に実行させる回路を含むそのようなデバイスは、基地局BS1に接続可能な外部デバイスとすることができる。
図3は、本発明が実施されるホーム基地局のアーキテクチャを表す図である。
ホーム基地局HBSは、例えば、バス301によってともに接続された構成要素と、図5又は図7及び図8又は図9に開示されるようなプログラムによって制御されるプロセッサ300とに基づくアーキテクチャを有する。
ここで、ホーム基地局HBSは、専用集積回路に基づくアーキテクチャを有することができることに留意しなくてはならない。
バス301は、プロセッサ300を、読み出し専用メモリROM302、ランダムアクセスメモリRAM203、ネットワークインターフェース304、無線インターフェース305にリンクする。
メモリ303は、変数と、図5又は図7及び図8又は図9に開示するようなアルゴリズムに関連したプログラムの命令とを受けるように意図されたレジスタを含む。
プロセッサ300は、無線インターフェース305の動作を制御する。
読み出し専用メモリ302は、図5又は図7及び図8又は図9に開示するようなアルゴリズムに関連したプログラムの命令を含む。これらの命令は、ホーム基地局HBSに電源が投入されると、ランダムアクセスメモリ303に転送される。
図5又は図7及び図8又は図9に関して本明細書において後に説明されるアルゴリズムのありとあらゆるステップは、
PC(パーソナルコンピューター)、DSP(デジタルシグナルプロセッサ)若しくはマイクロコントローラーのようなプログラム可能な計算機によって1組の命令若しくはプログラムを実行することによってソフトウェアにおいて実施することができるか、又は
FPGA(フィールドプログラマブルゲートアレイ)若しくはASIC(特定用途向け集積回路)のような、機械若しくは専用構成要素によってハードウェアにおいて実施することができる。
換言すれば、ホーム基地局HBSは、図5又は図7及び図8又は図9に関して以下で説明するアルゴリズムのステップをホーム基地局HBSに実行させる回路又は回路を含むデバイスを備える。
図5又は図7及び図8又は図9に関して以下で説明するアルゴリズムのステップをホーム基地局HBSに実行させる回路を含むそのようなデバイスは、ホーム基地局HBSに接続可能な外部デバイスとすることができる。
図4は、本発明が実施されるサーバーのアーキテクチャを表す図である。
サーバーServは、例えば、バス401によってともに接続された構成要素と、図6に開示されるようなプログラムによって制御されるプロセッサ400とに基づくアーキテクチャを有する。
ここで、サーバーServは、専用集積回路に基づくアーキテクチャを有することができることに留意しなくてはならない。
バス401は、プロセッサ400を、読み出し専用メモリROM402、ランダムアクセスメモリRAM403、ネットワークインターフェース404にリンクする。
メモリ403は、変数と、図6に開示するようなアルゴリズムに関連したプログラムの命令とを受けるように意図されたレジスタを含む。
プロセッサ400は、無線インターフェース405の動作を制御する。
読み出し専用メモリ402は、図6に開示するようなアルゴリズムに関連したプログラムの命令を含む。これらの命令は、サーバーServに電源が投入されると、ランダムアクセスメモリ403に転送される。
図6に関して本明細書において後に説明されるアルゴリズムのありとあらゆるステップは、
PC(パーソナルコンピューター)、DSP(デジタルシグナルプロセッサ)若しくはマイクロコントローラーのようなプログラム可能な計算機によって1組の命令若しくはプログラムを実行することによってソフトウェアにおいて実施することができるか、又は
FPGA(フィールドプログラマブルゲートアレイ)若しくはASIC(特定用途向け集積回路)のような、機械若しくは専用構成要素によってハードウェアにおいて実施することができる。
換言すれば、サーバーServは、図6に関して以下で説明するアルゴリズムのステップをサーバーServに実行させる回路又は回路を含むデバイスを備える。
図6に関して以下で説明するアルゴリズムのステップをサーバーServに実行させる回路を含むそのようなデバイスは、サーバーServに接続可能な外部デバイスとすることができる。
図5は、本発明による基地局及び/又は各ホーム基地局によって実行されるアルゴリズムの第1の例を開示している。
本アルゴリズムは、プロセッサ200によって本アルゴリズムが実行される一例において開示される。
ステップS500において、プロセッサ200は、ホーム基地局HBSから受信した信号におけるSINR(信号対干渉雑音比)の測定値を、セルCEBS内に位置する移動端末MTから受信する。少なくとも1つのMTがホーム基地局によってサービングされるか、又は各移動端末MTが基地局BS1によってサービングされる。
移動端末MTは、ホーム基地局BS1又はホーム基地局HBSを介して遠隔通信デバイスとの通信を確立又は受信することができるとき、基地局BS1又はホーム基地局HBS1によってサービングされる。
測定値は、無線インターフェース205又はネットワークインターフェース204を介して受信することができる。
次のステップS501において、プロセッサ200は、受信したSINR測定値から、ホーム基地局HBSごとに近傍移動端末MTを定義する。ホーム基地局HBSの近傍移動端末MTは、所定の閾値よりも高いSINRにおいてホーム基地局HBSが発した信号を受信する移動端末MTである。
次のステップS502において、プロセッサ200は、受信したSINRに関連付けられる1つ又は幾つかのメトリックを計算する。
メトリックMは、
基地局iにおいて現在提供されているスループットと比較して、各移動端末MTをホーム基地局HBSi又は基地局BSiにハンドオーバーすることによってその移動端末MTに提供されるスループット改善の、全てのサービングされる移動端末MTにわたる和を最大にすることによって得られる、
提供される最大のスループット改善とすることができる。
図1の例によれば、基地局BS1の場合、i=1であり、ホーム基地局HBS1〜HBS4の場合、i=1〜4である。
メトリックMi,jは、基地局BSiによってサービングされる移動端末MTjのスループット改善とすることができ、基地局BSiによってサービングされる移動端末MTは、提供される最大スループットを最大にすることによって決定される。
メトリックMは、
ホーム基地局HBSiによって各移動端末MTに提供されるスループットの、全てのサービングされる移動端末MTにわたる和を最大にすることによって得られる、
提供される最大スループットとすることができる。
メトリックMi,jは、ホーム基地局HBSiによってサービングされる各移動端末MTjのスループットとすることができ、サービングされる移動端末MTjは、提供される最大スループットを最大にすることによって決定される。
メトリックMi,jは、ホーム基地局HBSiによって所与の移動端末MTjをサービングすることを決めた後に残っている空きリソース数とすることができる。
次のステップS503において、プロセッサ200は、決定された1つ又は複数のメトリックを、基地局BS1によってサービングされる各移動端末MTを特定する情報とともに、ネットワークインターフェース204を介してサーバーServへ転送することを命令する。
次のステップS504において、プロセッサ200は、基地局BS1によってサービングされる移動端末MTごとに、ハンドオーバーが実行されなくてはならないか否かを示すメッセージを、ネットワークインターフェース204を介して受信する。
少なくとも1つのハンドオーバーが実行されなくてはならない場合、プロセッサ200は、ステップS505に進み、ハンドオーバーが実行されなくてはならない移動端末MTごとにハンドオーバーを実行する。その後、プロセッサ200はステップS506に進む。
実行されなくてはならないハンドオーバーがない場合、プロセッサ200はステップS504からステップS506に進む。
ステップS506において、プロセッサ200は、ステップS505においてハンドオーバーが実行されない移動端末のみについて、受信したSINRに関連付けられる1つ又は幾つかのメトリックを計算する。この1つ又は幾つかのメトリックは、ステップS502において開示されたように決定される。
その後、プロセッサ200はステップS503に戻る。
図6は、本発明による、サーバーによって実行されるアルゴリズムの一例を開示している。
より詳細には、本アルゴリズムは、サーバーServのプロセッサ400によって実行される。
本アルゴリズムは周期的に実行される。例えば、周期は、移動端末MTの速度に依拠することができる。移動端末MTがゼロの又は低い速度を有する場合、本アルゴリズムは、移動端末MTの新たな位置を考慮するために周期的に実行される。移動端末MTが中程度の/高い速度を有する場合、それらの移動端末の位置は、反復ごとに変化する場合がある。このため、ネットワーク構成は1つ又は幾つかの反復内で変化する場合がある。この場合、ステップS600〜S605は1回のみ実行することができる。
ここで、低い速度を有する移動端末MTのみが本アルゴリズムに関与することができることに留意しなくてはならない。
ステップS600において、プロセッサ400は、少なくとも1つのホーム基地局HBS及び基地局BS1によって転送されるメトリックを、基地局BS1及びホーム基地局HBSによってサービングされる各移動端末MTを特定する情報とともに、ネットワークインターフェース404を介して受信する。
次のステップS601において、プロセッサ400は移動端末MTのクラスターを構築する。各クラスターは、例えば、ステップS600において受信されたメトリックとともに移動端末MTを特定する情報を転送したホーム基地局HBS1の数である属性に対応する。
例えば、k個のホーム基地局HBS1によって移動端末MTjが特定される場合、移動端末MTjはクラスターkに属する。ここで、移動端末MTjが属するクラスターの属性が高いほど、移動端末MTjをホーム基地局HBSにハンドオーバーする柔軟度が高いことに留意しなくてはならない。
次のステップS602において、プロセッサ400は、最も低い属性を有するクラスター、すなわち、その移動端末MTを特定する情報を転送したホーム基地局HBSの数が最も小さい移動端末MTを含むクラスターを選択する。
次のステップS603において、プロセッサ400は、
1つの移動端末MTと、この移動端末MTを特定する情報を転送した1つのホーム基地局HBSとの少なくとも1つの対を構築するか、又は
クラスター内の移動端末MTごとに、1つの移動端末MTと、この移動端末MTを特定する情報を転送した1つのホーム基地局HBSとの1つの対を構築する。
この対は、この対のホーム基地局HBSへのハンドオーバーが実行されなくてはならない、この対の移動端末MTを特定する。
次のステップS604において、プロセッサ400は、特定された移動端末MTごとに、ハンドオーバーが実行されなくてはならないか否かを示すメッセージを、ネットワークインターフェース404を介して各ホーム基地局HBS及び/又は基地局BS1に転送する。
次のステップS605において、プロセッサ400は、全てのクラスターが処理されたか否かをチェックする。全てのクラスターが処理された場合、プロセッサ400はステップS607に進む。そうでない場合、プロセッサ400はステップS606に進む。
ステップS606において、プロセッサ400は以前に選択されたクラスターよりも高い属性を有する後続のクラスターを選択し、ステップS603に戻る。
ステップS607において、プロセッサ400は、ハンドオーバーが実行されることが要求される1つ又は複数の移動端末MTをクラスターから除去する。
次のステップS608において、プロセッサ400は、ステップS600において開示したようなホーム基地局HBS又は基地局BS1からのメトリックの受信を、ネットワークインターフェース404を介して検出する。
次のステップS609において、プロセッサ400は、基地局BS1及びホーム基地局HBSのメトリックの和の変動が、1つ又は幾つかの反復にわたって所与の閾値を下回るか否かをチェックする。
基地局BS1又はホーム基地局HBSによって提供されるスループットの和は、一変形において用いられ得る。
基地局BS1及びホーム基地局HBSのメトリックの和の変動が所与の閾値を下回る場合、本アルゴリズムは停止される。そうでない場合、プロセッサ400はステップS601に戻る。
図7は、本発明による、基地局及び/又は各ホーム基地局によって実行されるアルゴリズムの第2の例を開示している。
本アルゴリズムは、プロセッサ200によって実行される一例において開示される。
ステップS700において、プロセッサ200は、ホーム基地局HBSから受信した信号におけるSINR(信号対干渉雑音比(Signal to Interference plus Noise Ratio))の測定値を、セルCEBS内に位置する移動端末MTから受信する。
測定値は、無線インターフェース205を介して、又はネットワークインターフェース204を介して受信することができる。
次のステップS701において、プロセッサ200は、受信したSINRの測定値から、ホーム基地局HBSごとに近傍移動端末MTを定義する。
次のステップS702において、プロセッサ200は、受信したSINRに関連付けられる1つ又は幾つかのメトリックを計算する。
例えば、メトリックMは、基地局BSi又はホーム基地局HBSiについて提供される最大のスループット改善である。
メトリックMは、現在のスループットと比較して、各移動端末MTjをホーム基地局HBSiにハンドオーバーすることによってその移動端末MTjに提供されるスループット改善Mi,jの、全てのサービングされる移動端末MTjにわたる和
Figure 2015027078
を最大にすることによって得られる。ただし、Mi,jは、ホーム基地局HBSiによって移動端末MTjに提供されるスループットと、その移動端末MTjのサービング基地局BS1によって現在提供されているスループットとの差である。
計算される各Mメトリックは、ホーム基地局HBSiによってサービングされる移動端末MT、又はホーム基地局HBSiによってサービングすることができる近傍移動端末である移動端末MTの関連リストに対応する。
サービングされる移動端末MTの関連リストは、ホーム基地局HBSiによってサービングすることができる全ての近傍移動端末MTを含まない場合がある。
メトリックMi,jは、関連リストの移動端末MTごとに記憶することができる。
ここで、スループット改善メトリックは、近傍移動端末MTjのサービング基地局BS1が、近傍移動端末MTjに現在提供されているスループットもホーム基地局HBSiに通知することを要求することに留意しなくてはならない。
次のステップS703において、プロセッサ200は、決定された1つ又は複数のメトリックを、基地局BS1によってサービングされる各移動端末MTを特定する情報とともに、ネットワークインターフェース204を介してサーバーServへ転送することを命令する。サービングされる移動端末MT又は近傍移動端末の関連リスト及びメトリックMも転送される。
一変形において、メトリックMi,jの対(paris of the metricsMi,j)が転送される。
次のステップS704において、プロセッサ200は、基地局BS1によってサービングされる移動端末MTごとに、ハンドオーバーが実行されなくてはならないか否かを示すメッセージを、ネットワーク204を介して受信する。
少なくとも1つのハンドオーバーが実行されなくてはならない場合、プロセッサ200は、ステップS705に進み、ハンドオーバーが実行されなくてはならない移動端末MTごとにハンドオーバーを実行する。その後、プロセッサ200はステップS706に進む。
実行されなくてはならないハンドオーバーがない場合、プロセッサはステップS704からステップS706に進む。
ステップS706において、プロセッサ200は、ステップS705においてハンドオーバーが実行されない移動端末MTのみについて、受信したSINRに関連付けられる1つ又は幾つかのメトリックを計算する。この1つ又は幾つかのメトリックは、ステップS702において開示されたように決定される。
その後、プロセッサ200はステップS703に戻る。
図8は、本発明の第2の実現例による、各ホーム基地局及び/又は基地局によって実行されるメトリック決定の一例を開示している。
図8の例において、変数nは、移動端末MTに関連付けられるインデックスに対応し、変数kは、基地局BSi又はホーム基地局HBSiにおいて利用可能なリソースに関連付けられるインデックスに対応する。変数Number of MT(MT数)は、サービングされているか又はホーム基地局HBSiの近傍にある移動端末MTの総数を表す。
ステップS800において、プロセッサ200は、ホーム基地局HBSi又は基地局BSiに関連付けることができる移動端末nのメトリックM(i,n)を決定する。
次のステップS801において、プロセッサ200は、ホーム基地局HBSi又は基地局BSiによってサービングされる移動端末MTnごとに必要な、K(n,i)として与えられるリソースを評価する。
次のS802において、プロセッサ200は、Vと表記されるテーブル及びAssociationと表されるテーブルをヌル値に初期化し、変数nを値1に初期化し、変数kをヌル値に初期化する。
次のステップS803において、プロセッサ200は、変数nがNumber of MTに等しいか否かをチェックする。
変数nがNumber of MTに等しい場合、プロセッサ200はステップS810に進む。そうでない場合、プロセッサ200はステップS804に進む。
ステップS804において、プロセッサ200は、変数kがK、すなわちホーム基地局HBS1において利用可能な最大リソース数に等しいか否かをチェックする。kがKに等しくない場合、プロセッサ200はS805に進む。等しい場合、プロセッサ200は、ステップS803に進み、変数nをインクリメントする。
ステップS805において、プロセッサ200は、K(n,i)がk以下であるか否か、及びV(n−1,k−K(n,i))+M(i,n)>V(n−1,k)であるか否かをチェックする。
K(n,i)は、ホーム基地局HBSiによって移動端末MTnに割り当てることができるリソース数である。
K(n,i)がk以下である場合、かつV(i−1,k−K(n,i))+M(n,i)>V(i−1,k)である場合、プロセッサ200はステップS806に進む。そうでない場合、プロセッサ200はステップS808に戻る。
ステップS806において、プロセッサ200は、テーブルVのエントリV(n,k)を値V(n,k)=M(n,i)+V(n−1,k−K(n,i))で更新し、対応するエントリを、バイナリアソシエーションテーブルAssociation(n,k)=1に設定する。
テーブルAssociation(n,k)のエントリは、メトリックを最大にし、かつホーム基地局HBSiにおける空きリソースが最大リソースKを下回るような、移動端末MTnの基地局HBSiへのハンドオーバー判定を表す。
Association(n,k)=1である場合、ハンドオーバーが許可される。そうではなく、Association(n,k)=0である場合、ハンドオーバーは許可されない。
次のステップS807において、プロセッサ200は変数iを1だけインクリメントし、変数kを1だけインクリメントする。
その後、プロセッサ200はステップS804に戻る。
ステップS808において、プロセッサ200はV(n,k)=V(n−1,k)を計算し、バイナリアソシエーションテーブルのエントリをAssociation(n,k)=0に設定する。
次のステップS809において、プロセッサ200は変数iを1だけインクリメントし、変数kを1だけインクリメントする。
その後、プロセッサ200はステップS804に戻る。
ステップS810において、プロセッサ200は、メトリック値V(Number of MT,K)及びバイナリアソシエーションテーブルAssociationを、アソシエーションベクトルAssociation_MTの計算のエントリとして出力する。
移動端末MTnのハンドオーバーによって合計メトリックが最大になり、かつ移動端末MTnに必要なリソースK(n,i)をホーム基地局HBSiによってハンドリングすることができる場合、アソシエーションベクトルエントリAssociation_MT(n)=1である。
次のステップS811において、プロセッサ200は変数Uを、ホーム基地局HBSにおいて利用可能なリソース数に設定する。
次のステップS812において、プロセッサ200は、変数nがNumber of MTに等しいか否かをチェックする。変数nがNumber of MTに等しい場合、プロセッサ200はステップS813に進む。
そうでない場合、プロセッサ200は、図7のステップS703に進み、ホーム基地局HBSiの近傍移動端末MTのアソシエーションベクトルAssociation_MTを、メトリック値V(Number of MT,K)とともにサーバーServに転送する。
ステップS813において、プロセッサ200は、バイナリアソシエーションテーブルAssociation(n,U)のエントリが1に等しいか否かをチェックする。バイナリアソシエーションテーブルAssociation(i,U)のエントリが1に等しい場合、プロセッサ200はステップS814に進む。そうでない場合、プロセッサ200は図7のステップS703に進む。
次のステップS814において、プロセッサ200は、アソシエーションベクトルAssociation_MT(n)を1に設定する。これは、移動端末MTnのハンドオーバーが許可され、このハンドオーバーが累積メトリックを最大にすることを意味する。
次のステップS815において、プロセッサ200は変数Uを、UからK(n,i)を減算したものに進める(steps)。
次のステップS816において、プロセッサ200は図7のステップS703に進む。
図9は、本発明による、基地局及び/又は各ホーム基地局によって実行されるアルゴリズムの第3の例を開示している。
本発明の第3の実現例によれば、ホーム基地局HBSのセル内に位置する移動端末MTのみが検討される。
基地局BS1は、基地局BS1が現在サービングしている移動端末MTのうちの幾つかをオフロードし得るホーム基地局HBS1を特定し、サーバーServに、ホーム基地局HBSへのハンドオーバーが実行され得る移動端末MTの数に関して通知する。
メトリックは、基地局BS1から特定されたホーム基地局HBSへの後続のハンドオーバーを容易にするために、ホーム基地局HBSのそれぞれにおいて空きリソースを可能な限り多く維持することを目的とする。
ステップS900において、プロセッサ200は、ホーム基地局HBSから受信した信号におけるSINRの測定値を、セルCEi(ただしi=1〜4)内に位置する移動端末MTから受信する。
測定値は、無線インターフェース205又はネットワークインターフェース204を介して受信することができる。
次のステップS901において、プロセッサ200は、基地局BS1によって空けられる必要があるリソース量を取得する。基地局BS1によって空けられる必要があるリソース量は、無線インターフェース205又はネットワークインターフェース204を介して受信することができる。
次のステップS902において、プロセッサ200は、受信したSINRの測定値から、ホーム基地局HBSごとに近傍移動端末MTを定義する。
次のステップS903において、プロセッサ200は、基地局BSによって空けられる必要があるリソース数を総リソース量から減算したものに対応するL個の利用可能なリソースのみを用いて、近傍移動端末MTごとに受信したSINRに関連付けられる1つ又は幾つかのメトリックを計算する。
メトリックMi,jは、移動端末MTをハンドオーバーすることができるホーム基地局HBSiにおいて、移動端末MTjについて同じスループットを維持するときの、移動端末MTjを関連付けた後の空きリソース数である。
i,j=N−Ni,jであり、ここでNはホーム基地局HBSiにおけるL個の利用可能なリソースのうちの空きリソース数であり、Ni,jは、ホーム基地局HBSiにおける移動端末MTjによって必要とされるリソース数に等しい。移動端末MTjが基地局HBSによってサービングされる場合、Ni,jは0に設定される。
次のステップS904において、プロセッサ200は、特定されたホーム基地局HBSiにハンドオーバーされ得る基地局BS1によってサービングされる各移動端末MTを特定する情報とともに、決定された1つ又は複数のメトリックを、ネットワークインターフェース204を介してサーバーServへ転送することを命令する。
サービングされる移動端末MT又は近傍移動端末MTの関連リスト及びメトリックMが転送される。一変形において、メトリックMi,jの対が転送される。
次のステップS905において、プロセッサ200は、基地局BS1によってサービングされる移動端末MTごとに、ハンドオーバーが実行されなくてはならないか否かを示すメッセージを、ネットワークインターフェース204を介して受信する。
少なくとも1つのハンドオーバーが実行されなくてはならない場合、プロセッサ200は、ステップS906に進み、ハンドオーバーが実行されなくてはならない移動端末MTごとにハンドオーバーを実行する。その後、プロセッサ200はステップS907に進む。
実行されなくてはならないハンドオーバーがない場合、プロセッサ200はステップS905からステップS907に進む。
ステップS907において、プロセッサ200は、ステップS906においてハンドオーバーが実行されない移動端末MTのみについて、受信したSINRに関連付けられる1つ又は幾つかのメトリックを計算する。この1つ又は幾つかのメトリックは、ステップS903において開示されたように決定される。
その後、プロセッサ200はステップS904に戻る。
ステップS904〜S907は所定の反復数実行される。
当然のことながら、本発明の範囲から逸脱することなく、上述した本発明の実施形態に対して多くの変更を行うことができる。

Claims (9)

  1. 少なくとも1つのホーム基地局によって、無線セルラー電気通信ネットワークの基地局をオフロードする方法であって、前記基地局は移動端末をサービングし、該方法は、
    前記基地局によりサービングされる前記移動端末によって前記少なくとも1つのホーム基地局から受信された信号における信号対干渉雑音比を前記基地局及び/又は前記ホーム基地局によって取得するステップと、
    前記ホーム基地局の近傍に位置する移動端末を前記基地局及び/又は前記ホーム基地局によって決定するステップと、
    前記基地局及び/又は前記ホーム基地局によって、少なくとも前記取得した信号対干渉雑音比からメトリックを決定するステップと、
    前記無線セルラー電気通信ネットワークのサーバーによって、前記メトリックから移動端末のクラスターを決定するステップであって、各クラスターは、同じ数のホーム基地局の近傍である移動端末を特定する情報を含む、ステップと、
    前記サーバーによって、最小数のホーム基地局の近傍である移動端末を特定する情報を含む前記クラスターにおいて特定される移動端末を優先するとともに、少なくとも1つのホーム基地局への前記優先された移動端末のハンドオーバーを実行するステップと、
    を含むことを特徴とする、方法。
  2. 請求項1に記載の方法であって、該方法は反復的に実行されることを特徴とする、請求項1に記載の方法。
  3. 請求項2に記載の方法であって、該方法は、前記基地局及びホーム基地局のメトリックによって決まる前記メトリックの和の変動が、1つ又は幾つかの反復にわたって閾値を下回る限り実行されることを特徴とする、請求項2に記載の方法。
  4. 前記メトリックは、前記基地局において現在提供されているスループットと比較して、各移動端末を1つのホーム基地局にハンドオーバーすることによって各移動端末に提供されるスループット改善の、複数の移動端末にわたる和を最大にすることによって得られる、提供される最大のスループット改善であることを特徴とする、請求項1〜3のいずれか1項に記載の方法。
  5. 前記メトリックは、1つのホーム基地局によって所与の移動端末をサービングすることを決めた後に残っている空きリソース数であることを特徴とする、請求項1〜3のいずれか1項に記載の方法。
  6. 前記メトリックは、総リソース量から、前記基地局によって空けられる必要があるリソース数を減算したものに対応する利用可能なリソースのみを用いて、近傍移動端末ごとに決定されることを特徴とする、請求項1〜3のいずれか1項に記載の方法。
  7. 前記メトリックは、前記移動端末をハンドオーバーすることができる前記ホーム基地局において前記移動端末について同じスループットを維持するときの、少なくとも1つの移動端末の前記ハンドオーバー後の空きリソース数であることを特徴とする、請求項1〜3のいずれか1項に記載の方法。
  8. 少なくとも1つのホーム基地局によって、無線セルラー電気通信ネットワークの基地局をオフロードするシステムであって、前記基地局は移動端末をサービングし、該システムは、
    前記基地局によりサービングされる前記移動端末によって前記少なくとも1つのホーム基地局から受信された信号における信号対干渉雑音比を前記基地局及び/又は前記ホーム基地局によって取得する手段と、
    前記ホーム基地局の近傍に位置する移動端末を前記基地局及び/又は前記ホーム基地局によって決定する手段と、
    前記基地局及び/又は前記ホーム基地局によって、少なくとも前記取得した信号対干渉雑音比からメトリックを決定する手段と、
    前記無線セルラー電気通信ネットワークのサーバーによって、前記メトリックから移動端末のクラスターを決定する手段であって、各クラスターは、同じ数のホーム基地局の近傍である移動端末を特定する情報を含む、手段と、
    前記サーバーによって、最小数のホーム基地局の近傍である移動端末を特定する情報を含む前記クラスターにおいて特定される移動端末を優先するとともに、少なくとも1つのホーム基地局への前記優先された移動端末のハンドオーバーを実行する手段と、
    を含むことを特徴とする、システム。
  9. プログラム可能デバイスに直接ロード可能とすることができるコンピュータープログラムであって、該コンピュータープログラムがプログラム可能デバイス上で実行されるとき、請求項1〜7のいずれか1項に記載の方法の前記ステップを実施する命令又はコード部分を含む、プログラム可能デバイスに直接ロード可能なコンピュータープログラム。
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