JP2003018611A - 撮像装置 - Google Patents
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Abstract
ト)、かつ撮影対象となる物体反射光と再現画像との色
差の小さく、忠実な色再現を行うこと。 【解決手段】 CIE 1931XY等色関数から青、
緑及び赤のスペクトル3原色を基底にとった線形変換を
行って求められた第1の等色関数から、当該関数におけ
る負の分光感度の波長領域が実質的になくなるような線
形変換を行って求められた第2の等色関数に近似し、更
に第2の等色関数をガウス関数で近似して得られる分光
感度を固体撮像素子4にもたせるようにカラー・フィル
ター3を構成している。
Description
するビデオカメラや静止画を撮像する電子スチルカメラ
等の撮像装置に関する。
原色(プライマリー・カラー)とするディスプレーの色
再現範囲は、XY色度図上で、色三角形の頂点はスペクト
ル軌跡上に位置する。そのような、青、緑、赤のレーザ
ーを三原色とするディスプレーとしては、グレーティン
グ・ライト・バルブ(GLV)プロジェクターが公知であ
る。
赤のレーザーのように、三原色の波長を、例えば、青45
7ナノメートル、緑532ナノメートル、赤642ナノメート
ルに選ぶと、図25に示すように、色再現範囲は従来の
NTSC規格よりも、さらに広い色再現範囲を包含すること
になる。
ターの場合、赤から緑までの色再現範囲がスペクトル軌
跡とほぼ重なっている。よって、特に赤から緑までの範
囲で高い飽和度の色再現が可能である。
ビデオカメラ等の固体撮像装置は、NTSC規格や、CRT蛍
光体の色再現範囲を前提としていたため、このような撮
像装置によって撮像された画像を高い飽和度の色再現が
可能なGLVプロジェクターで再現したとしても撮像対象
物を小さな色差で忠実に色再現することができない、と
いう問題がある。
は、特に色再現範囲がひろく(ワイド・ガミュート)、
かつ撮影対象となる物体反射光と再現画像との色差の小
さく、忠実な色再現を可能とする撮像装置を提供するこ
とにある。すなわち、例えばGLVプロジェクターのよう
な高い飽和度の色再現が可能なディスプレーに表示する
のに好適な画像を撮像する好適な撮像装置を実現するこ
とにある。
め、本発明の主たる観点に係る撮像装置は、青、緑及び
赤の3原色の各光量を計測する撮像素子と、CIE 1
931XYZ等色関数から青、緑及び赤のスペクトル3
原色を基底にとった線形変換を行って求められた第1の
等色関数から、当該関数における負の分光感度の波長領
域が実質的になくなるような線形変換を行って求められ
た第2の等色関数に近似するような分光感度を前記撮像
素子にもたせるように光の所定波長領域を吸収または分
離する手段とを具備することを特徴とするものである。
関数から青、緑及び赤のスペクトル3原色を基底にとっ
た線形変換を行って求められた第1の等色関数から、当
該関数における負の分光感度の波長領域が実質的になく
なるような線形変換を行って求められた第2の等色関数
に近似するような分光感度を撮像素子にもたせるように
しているので、特に色再現範囲がひろく(ワイド・ガミ
ュート)、かつ撮影対象となる物体反射光と再現画像と
の色差の小さく、忠実な色再現をすることが可能とな
る。
分離手段が、前記第2の等色関数をガウス関数で近似し
て得られる分光感度をもたせる青、緑及び赤の各カラー
・フィルターであることを特徴とするものである。
分離手段が、前記第2の等色関数をガウス関数で近似し
て得られる分光感度をもたせる青、緑及び赤の各一対の
干渉フィルターとバンド・パス・フィルターとの組み合
わせであることを特徴とするものである。そして、前記
バンド・パス・フィルターはバンド・パス・フィルター
用多層膜がプリズム斜面上、もしくは光軸に対して一定
角度傾けた平板上に形成され、その膜面が前記干渉フィ
ルターの膜面と平行にならないようにすることが好まし
い。これにより、有害な多重反射を制限することができ
るからである。また、前記干渉フィルターの前後に長波
長側をカットするフィルターが挿入されていることが好
ましい。これにより、干渉フィルターとバンド・パス・
フィルターとの組み合わせによって除去しえないガウス
関数で近似される撮像素子の分光感度のリップルを除去
し、色差を改善することが可能となる。
色関数をガウス関数で近似して分光感度を得ようとする
とき、前記三原色のスペクトル波長を赤642ナノメート
ル、緑532ナノメートル、青457ナノメートルで近似し、
青のガウス関数の中心波長を454±5ナノメートル、青の
ガウス関数の標準偏差を23±1ナノメートル、緑のガウ
ス関数の中心波長を544±5ナノメートル、緑のガウス関
数の標準偏差を33±1ナノメートル、赤のガウス関数の
中心波長を584±5ナノメートル、赤のガウス関数の標準
偏差を39±1ナノメートルのガウス関数で近似すること
を特徴とするものである。
分離手段が、色分解プリズムであり、前記色分解プリズ
ムは、第2の等色関数をGram Schmidtの直交化法を用い
て直交化した青、緑、赤の第3の等色関数を求め、青の
分光感度が緑の分光感度より大きい波長帯から、その反
対に青の分光感度が緑の分光感度より小さくなる波長帯
への遷移波長を第1の波長、緑の分光感度が赤の分光感
度より大きい波長帯から、その反対に緑の分光感度が赤
の分光感度より小さくなる波長帯への遷移波長を第2の
波長としたときの、これらの第1及び第2の波長を前記
第3の等色関数から求め、前記求められた第1及び第2
の波長で色分解するものであることを特徴とするもので
ある。
スペクトル波長を赤642ナノメートル、緑532ナノメート
ル、青457ナノメートルで近似するとき、前記第1の波
長は490ナノメートル±5ナノメートル、前記第2の波長
は580ナノメートル±5ナノメートルであることを特徴と
するものである。
第1の光路と第2の光路とに分離する半透明鏡プリズム
又はビーム・スプリティッング・プリズムと、前記第1
の光路に分離された光を赤と青とに分離する色分解プリ
ズムと、前記第2の光路上に配置された緑用カラー・フ
ィルター及び第1の撮像素子と、前記色分解プリズムの
赤色分離側に配置された赤用カラー・フィルター及び第
2の撮像素子と、前記色分解プリズムの青色分離側に配
置された青用カラー・フィルター及び第3の撮像素子と
を具備することを特徴とするものである。かかる構成に
より、各撮像素子に対して最適化されたカラー・フィル
ターを使用することができる。そして、このように最適
化されたカラー・フィルターを用いることで、色差を非
常に小さくすることが可能である。
・フィルターは、CIE 1931XYZ等色関数から
青、緑及び赤のスペクトル3原色を基底にとった線形変
換を行って求められた第1の等色関数から、当該関数に
おける負の分光感度の波長領域が実質的になくなるよう
な線形変換を行って求められた第2の等色関数を求め、
更に前記第2の等色関数をガウス関数で近似して得られ
る分光感度を前記各撮像素子にもたせるものであること
を特徴とするものである。
・フィルターに代えて、それぞれ一対の青、緑及び赤用
の干渉フィルターとバンド・パス・フィルターとの組み
合わせを用いたことを特徴とするものである。
パス・フィルターにはバンド・パス・フィルター用多層
膜がプリズム斜面上、もしくは光軸に対して一定角度傾
けた平板上に形成され、その膜面が前記干渉フィルター
の膜面と平行にならないようにされていることを特徴と
するものである。
ルターの前後に長波長側をカットするフィルターが挿入
されていることを特徴とするものである。
色関数をガウス関数で近似して分光感度を得ようとする
とき、前記三原色のスペクトル波長を赤642ナノメート
ル、緑532ナノメートル、青457ナノメートルで近似し、
青のガウス関数の中心波長を454±5ナノメートル、青の
ガウス関数の標準偏差を23±1ナノメートル、緑のガウ
ス関数の中心波長を544±5ナノメートル、緑のガウス関
数の標準偏差を33±1ナノメートル、赤のガウス関数の
中心波長を584±5ナノメートル、赤のガウス関数の標準
偏差を39±1ナノメートルのガウス関数で近似すること
を特徴とするものである。
態によって明らかにされる。
に基づき説明する。
の構成を示すブロック図である。
ンズ2と、色分解プリズムやカラー・フィルター等の光
吸収・分離手段3と、3板の固体撮像素子4と、その出
力を変換しXY座標として出力するマトリックス回路5を
備えるものである。
・フィルター等の光吸収・分離手段3の設計と、これに
応じたマトリックス回路5の調整が重要である。
画素のフルHD方式でプログレッシブスキャン方式のもの
を想定しているが、特に動画に限定されるものではな
い。
光吸収・分離手段3と固体撮像素子素子4からなるセン
サーの分光感度は、例えば色分解プリズム上の誘電体多
層膜によって実現できる分光反射率特性に限定される。
人間の目の、三種の錐体の分光感度を線形変換したもの
であり、これを等色関数と呼ぶ。
色が決まれば、CIE 1931XYZ等色関数を線形変換して
求めることができる。すなわち、三原色から行列
を用いて、行列
B等色関数を以下のように作成する。
5と、GLVプロジェクターの三原色を用いて具体的に計算
した。
等色関数である。横軸は波長である。縦軸はカラー・セ
ンサーの分光感度である。
のような分光感度を有するカラー・センサーで計測し、
結果をするには、センス信号を前述の行列M0で変換すれ
ばXY出力が得られる。
際のカラー・センサーとして実現するのは、等色関数の
一部に負の分光感度を有しているから、物理的は困難で
ある。しかし、もしRGB等色関数を線形変換したものが
実現可能であれば、この変換された等色関数でセンス
し、変換分も含めて変換マトリックスで戻してやり、X
Y出力すればよい。
があるが、ここでは負の分光感度が発生しないことを優
先した。その変換行列は
を等価なRGB等色関数と呼ぶことにする。
ガウス関数で近似することができる。図4にガウス関数
で近似した変換後のRGB等色関数を示す。
えば赤について考えると、透過率0%から100%までほぼ波
長100ナノメートルにわたって透過率がゆっくり変化し
ている。このような大きな波長変化幅は誘電体多層膜で
実現するのは困難である。従って、本発明には、色ガラ
ス・フィルターのような無機の吸収フィルターや、TAC
ベースの有機色素フィルターが好適であると考えられ
る。
使用した撮像装置の構成の一例である。
る。7は撮像レンズを通過した光(像)を第1の光路7
aと第2の光路7bとに分離する半透明鏡プリズム又は
ビーム・スプリティッング・プリズム、8は第1の光路
7aに分離された光を赤と青とに分離する色分解プリズ
ムである。
ルター9a及び第1の撮像素子9bが配置され、色分解
プリズム8の赤色分離側には、赤用カラー・フィルター
10a及び第2の撮像素子10bが配置され、色分解プ
リズム8の青色分離側には、青用カラー・フィルター1
1a及び第3の撮像素子11bが配置されている。
半透明鏡プリズム又はビーム・スプリティッング・プリ
ズム7で分離される。赤と青の分離は両者のカラー・フ
ィルターの分光透過率特性が波長500 ナノメートルで交
わるので、分解波長を500ナノメートルに設計した色分
解プリズム8で行われる。
スしたときのCIELAB色差公式による、平均色差はΔE=1.
9であることを、マクベス色票18色で確認した。
ルターを用いたときの色差/レーザー三原色を示してい
る。ここで横軸はマクベスの色票の番号である。
色度点を示している。
はCIELAB色差公式を用いた。すなわち、
蛍光体を3原色とするディスプレーにおいては、RGB等
色関数は図8に示す如くである。
した後ガウス関数で近似した分光感度曲線をもつセンサ
ーでセンスしたときの色差は、図9に示す通りである。
均色差ΔE=2.75であることを確認した。ここにガウス関
数で近似したセンサー感度は 赤:xbar=577nm σ=39nm 緑:xbar=542nm σ=31nm 青:xbar=452nm σ=21nm である。
すると、蛍光体を3原色とするものより、原理的には色
差が小さくなる傾向にある。これは前者の方がRGB等色
関数の負の部分の面積が小さいことに関係していると考
えられる。
使用を前提にした設計であったが、この実施形態では、
色分解プリズムの使用を前提にした設計である。変換後
のRGB等色関数から出発して、青、緑、赤のセンサー感
度が互いに直交するようにGram Schmidtの直交化を行
う。
関数であり、λ0=420nm, λ1=490nm, λ2=570nm,
λ3=630nmである。ここで、波長λ1は青と緑の等色関
数の交点(第1の波長)、波長λ2は青との等色関数の
交点(第2の波長)である。さらにλ0とλ3を定義し
て、図10(b)に示すように、青:λ0〜λ1、緑:λ
1〜λ2、赤:λ2〜λ3で一定の透過率を有する色分解プ
リズムを考える。いまi番目のセンサーの感度をベクト
ルsiで表すとき、行列Aをベクトルsiと正規直交等色関
数の内積で以下のように定義すると、
る。
感度曲線より計算した。これより変換行列は
青、緑、赤で独立で、重なり合いの部分が少なく、図5
に示した実施形態の構成と比し、半透明鏡あるいはビー
ム・スプリティッング・プリズムの使用の必要性がない
から、2倍明るい。
ムのみを用いた撮像装置の構成例を示す。
ている。この撮像レンズ12を通過する光軸上には第1
及び第2の色分解プリズム13、14が順番に配置され
ている。第1の色分解プリズム13により分離された緑
の光は、全反射プリズム15反射して第1の撮像素子1
6aに入射し、第2の色分解プリズム14により分離さ
れた赤と青の各光は、それぞれ第2の撮像素子16b、
第3の撮像素子16cに入射されるようになっている。
もののセンサーの分光感度を図12に示す。図12にお
いて縦軸の単位は%である。
形態では緑から赤への色分解プリズムの分離波長が570
ナノメートルであったところが、試作品の色分解プリズ
ムの分離波長は580ナノメートルとなっている。この試
作品の色分解プリズムについて、マクベスの色票を用い
て、再現色の色差を評価すると、図13に示す通りであ
る。ここで、図13では色分解プリズムを用いてセンス
したときの色差/レーザー三原色であり、平均色差はΔ
E=7である。試作品の色分解プリズムの赤、緑の分離
波長は580ナノメートルで、青、緑の分離波長は490ナノ
メートルであるが、その前後5ナノメートルの範囲で、
ΔEは最小で、その平均値は7.2程度であることを確認し
た。
において、色分解プリズムを用いてセンスしたときの色
差は、図14に示す通りである。ここで、図14では分
解プリズムを用いてセンスしたときの色差/蛍光体三原
色であり、ΔEの平均値は7.5程度で、ほぼ同等である。
につきまとめると、マクべス・チャートの色票の範囲で
あるが、レーザーを3原色とするディスプレーと、蛍光
体を3原色とするディスプレーの色差が同等であるなら
ば、色再現範囲の広い前者が勝る。
ス関数型カラー・フィルターと比較すると、色分解プリ
ズムを用いた方が、ガウス関数型カラー・フィルターよ
り原理的に明るいが、色差をΔEで平均5以下にするのは
困難であるが、ガウス関数型カラー・フィルターの場
合、カラー・プリンターに迫る色差が実現されると結論
される。
及び標準偏差はについては、以下の範囲であっても構わ
ない。 (1)青のガウス関数の中心波長は454±5ナノメート
ル、ガウス関数の標準偏差は23±1ナノメートル (2)緑のガウス関数の中心波長は544±5ナノメート
ル、ガウス関数の標準偏差は33±1ナノメートル (3)赤のガウス関数の中心波長は584±5ナノメート
ル、ガウス関数の標準偏差は39±1ナノメートル ここで、ガウス関数の波長標準偏差の許容範囲について
考察する。
色差の平均値の変化をみる。色差の平均値の極小解の近
傍では、赤、緑、青カラーセンサーの波長標準偏差のう
ち、青は概して独立であるが、赤と緑は従属しており、
これを図示すると図15に示す通りである。ここで横
軸、縦軸は、赤と緑の標準偏差の相対値XとYである。
色差の変化が最小になる直線はY-1.028〜0.7(X-1.049)
のように近似され、これに直交する方向に、色差の変化
が数倍大きい。このXと青の標準偏差の相対値Zをパラメ
ータに色差の平均値の最小を求めた。色差の平均値の最
小を与えるのは、X=1.0584、Y=1.03458、Z=0.9212であ
った。ここで、図16は赤のガウス関数型カラーセンサ
ーの標準偏差に対する色差を示している。色差について
赤と緑のガウス関数型カラーセンサーの標準偏差は従属
関係にあるから、色差の変化について最急勾配方向と最
緩勾配方向が存在する。
方向で、色差の平均値の変化をプロットすると図16に
示すようになり、最急勾配方向の赤と緑の標準変化誤差
の組み合わせで考えると、色差の平均値を5以下にする
には、ΔX<0.015にする必要がある。ところで赤の標準
偏差は39ナノメートルであったから、その±1.5%は±0.
6ナノメートルである。
ンサーの標準偏差に対する色差を示している。青の場合
ΔZ<0.06にする必要がある。ところで青の標準偏差は23
ナノメートルであったから、その±6%は±1.4ナノメー
トルである。青のマージンが赤に比べひろく見えるが、
赤の場合は従属する緑の誤差分も含んだワーストケース
であることを勘案して、各色のガウス関数型フィルター
の標準偏差の許容値を一律に±1ナノメートルとする。
ついても赤と緑については従属性があるから、比較的独
立な青の場合を吟味し、赤と緑はこれに準拠するものと
する。
の中心波長に対する色差を示している。
5ナノメートルあっても色差の平均値は5.3程度である。
これより赤、緑、青のガウス関数型フィルターの中心波
長精度を±5ナノメートルとすればよい。
フィルターとして吸収フィルターを用いていたが、吸収
フィルター以外に、干渉フィルターとバンド・パス・フ
ィルターの組み合わせでガウス関数型フィルターを比較
的容易に実現できる。
の変形であって、図5に示した撮像装置では吸収フィル
ターによってガウス関数型フィルターを近似していたも
のを、これに代えて干渉フィルターとバンド・パス・フ
ィルターの組み合わせを用いて実現する方法を示してい
る。
の両側を振幅反射率rmの薄膜で挟んだもので、その分光
透過率はローレンツ型関数で近似される。その中心波長
をλとするとき、中間層の光学的厚みはnd=λ/2であ
る。中間層の両側の振幅反射率rmの薄膜は、高屈折率
nH、低屈折率nLのλ/4膜の多層膜で実現され、ここで
は図19に示すように干渉フィルタの膜を4層膜とし
た。図20には干渉フィルタの分光透過率を示す。
メートルで、中心波長はλ=444ナノメートル、緑は、n
H=2.2、nL=1.4、nd=134.5ナノメートルで、中心波長は
λ=538ナノメートル、赤は、nH=2.0、nL=1.4、nd=144.
5ナノメートルで、中心波長はλ=578ナノメートルであ
る。
ターと干渉フィルターの組み合わせを実現するための構
成図である。図21において、17は撮像レンズを示し
ている。この撮像レンズ17を通過する光軸上には赤外
カットフィルター18、偏光ビームスプリッター19、
半波長板20、青バンドパスフィルター21、赤バンド
パスフィルター22が順番に配置されている。
れたs偏光は、緑バンドパスフィルター23で緑干渉フ
ィルター24を介して第1の撮像素子25に入射し、透
過したp偏光は半波長板20を通りs偏光となし青バン
ドパスフィルター21により分離された青の光は、赤カ
ットフィルター26及び青干渉フィルター27を介して
第2の撮像素子28に入射し、赤バンドパスフィルター
22により分離された赤の光は、赤干渉フィルター29
を介して第3の撮像素子30に入射するようになってい
る。なお、偏光ビームスプリッター19により反射され
たs偏光を半波長板を通したp偏光が緑バンドパスフィ
ルター22側へ、透過したp偏光が青バンドパスフィル
ター20側に分離されるようにしても構わない。
バンド・パス・フィルターがバンド・パス・フィルター
用多層膜が光軸に対して一定角度傾けて形成され、その
膜面が前記干渉フィルターの膜面と平行にならないよう
にされているので、有害な多重反射を制限することがで
きる。また、干渉フィルターの前後に長波長側をカット
するフィルター18、26が挿入されているので、干渉
フィルターとバンド・パス・フィルターとの組み合わせ
によって除去しえないガウス関数で近似される撮像素子
の分光感度のリップルを除去し、色差を改善することが
可能となる。
°入射を仮定している。一方、上述した実施形態では垂
直入射が仮定されていた。バンドパス・フィルターは反
射モードで使用されるから、入射光と反射光が空間的に
分離される斜め入射が現実的である。斜め入射の場合、
分光反射率特性に偏光依存性がある。一般には、自然光
はp偏光成分強度とs偏光成分強度が等しいと考えられる
から、一方の偏光についてセンスしてもよい。本発明の
場合s偏光成分に対してバンドパス・フィルターを設計
した。そこで、図21中の半透明鏡は可視帯域の偏光板
と半波長板の組み合わせであってもよい。
ルターは高屈折率と高屈折率のl/4膜の11層膜であ
る。ここで青は、nH=1.68、nL=1.4、ndcosθ=109ナノ
メートルで、中心波長はλ=436ナノメートル、緑は、n
H=1.75、nL=1.4、ndcosθ =132.5ナノメートルで、中
心波長はλ=530ナノメートル、赤は、nH=1.68、nL=1.
4、ndcosθ=144ナノメートルで、中心波長はλ=576ナノ
メートルである。また基板の屈折率は1.76である。な
お、バンド・パス・フィルターの最終層は高屈折率膜で
終わっているが、膜厚1/2の低屈折率保護膜をつけて
もよい。
ターの分光透過率特性(45°入射、s偏光)を示してい
る。
前述の干渉フィルターと、シリコンセンサー総合分光感
度を組み合わせると、図23の分光透過率特性が得られ
る。すなわち、図23はバンド・パス・フィルターと干
渉フィルターの組み合わせ分光透過率特性を示してい
る。
になり、平均色差で2.06であった。なお、図24はバン
ド・パス・フィルターと干渉フィルターの組み合わせで
実現される色差を示している。
特に色再現範囲がひろく(ワイド・ガミュート)、かつ
撮影対象となる物体反射光と再現画像との色差の小さ
く、忠実な色再現を行うことができる。
すブロック図である。
分光感度特性を示す図である。
うな変換後のRGB等色関数を示す図である。
た変換後のRGB等色関数を示す図である。
示すブロック図である。
ルタを用いたときの色差/レーザー三原色を示す図であ
る。
示す図である。
である。
ときの色差/蛍光体三原色を示す図である。
ある。
構成を示すブロック図である。
リズムと固体撮像素子からなるセンサーの分光感度を示
す図である。
したときの色差/レーザー三原色を示す図である。
差/蛍光体三原色を示す図である。
サーの標準偏差の関数としての色差を示す図である。
ーの標準偏差に対する色差を示す図である。
ーの標準偏差に対する色差を示す図である。
ーの中心波長に対する色差を示す図である。
す図である。
示す図である。
ス・フィルターと干渉フィルターの組み合わせを実現す
る構成図である。
率特性(45°入射、s偏光)を示す図である。
の組み合わせ分光透過率特性を示す図である。
の組み合わせで実現される色差を示すずである。
離手段 4 固体撮像素子 5 マトリックス回路 6 撮像レンズ 7 半透明鏡プリズム又はビーム・スプリティッング・
プリズム 8 色分解プリズム 9a 緑用カラー・フィルター 9b 第1の撮像素子 10a 赤用カラー・フィルター 10b 第2の撮像素子 11a 青用カラー・フィルター 11b 第3の撮像素子 12 撮像レンズ 13 第1の色分解プリズム 14 第2の色分解プリズム 15 全反射プリズム 16a 第1の撮像素子 16b 第2の撮像素子 16c 第3の撮像素子 17 撮像レンズ 18 赤外カットフィルター 19 偏光ビームスプリッター 20 半波長板 21 青バンドパスフィルター 22 赤バンドパスフィルター 23 緑バンドパスフィルター 24 緑干渉フィルター 25、28、30 撮像素子 26 赤カットフィルター 27 青干渉フィルター 29 赤干渉フィルター
Claims (14)
- 【請求項1】 青、緑及び赤の3原色の各光量を計測す
る撮像素子と、CIE 1931XYZ等色関数から
青、緑及び赤のスペクトル3原色を基底にとった線形変
換を行って求められた第1の等色関数から、当該関数に
おける負の分光感度の波長領域が実質的になくなるよう
な線形変換を行って求められた第2の等色関数に近似す
るような分光感度を前記撮像素子にもたせるように光の
所定波長領域を吸収または分離する手段とを具備するこ
とを特徴とする撮像装置。 - 【請求項2】 請求項1に記載の撮像装置において、 前記光吸収・分離手段が、前記第2の等色関数をガウス
関数で近似して得られる分光感度をもたせる青、緑及び
赤の各カラー・フィルターであることを特徴とする撮像
装置。 - 【請求項3】 請求項1に記載の撮像装置において、 前記光吸収・分離手段が、前記第2の等色関数をガウス
関数で近似して得られる分光感度をもたせる青、緑及び
赤の各一対の干渉フィルターとバンド・パス・フィルタ
ーとの組み合わせであることを特徴とする撮像装置。 - 【請求項4】 請求項3に記載の撮像装置において、 前記バンド・パス・フィルターはバンド・パス・フィル
ター用多層膜がプリズム斜面上、もしくは光軸に対して
一定角度傾けた平板上に形成され、その膜面が前記干渉
フィルターの膜面と平行にならないようにされているこ
とを特徴とする撮像装置。 - 【請求項5】 請求項3に記載の撮像装置において、 前記干渉フィルターの前後に長波長側をカットするフィ
ルターが挿入されていることを特徴とする撮像装置。 - 【請求項6】 請求項2から請求項5のうちいずれか1
項に記載の撮像装置において、 前記第2の等色関数をガウス関数で近似して分光感度を
得ようとするとき、前記三原色のスペクトル波長を赤64
2ナノメートル、緑532ナノメートル、青457ナノメート
ルで近似し、青のガウス関数の中心波長を454±5ナノメ
ートル、青のガウス関数の標準偏差を23±1ナノメート
ル、緑のガウス関数の中心波長を544±5ナノメートル、
緑のガウス関数の標準偏差を33±1ナノメートル、赤の
ガウス関数の中心波長を584±5ナノメートル、赤のガウ
ス関数の標準偏差を39±1ナノメートルのガウス関数で
近似することを特徴とする撮像装置。 - 【請求項7】 請求項1に記載の撮像装置において、 前記光吸収・分離手段が、色分解プリズムであり、 前記色分解プリズムは、第2の等色関数をGram Schmidt
の直交化法を用いて直交化した青、緑、赤の第3の等色
関数を求め、青の分光感度が緑の分光感度より大きい波
長帯から、その反対に青の分光感度が緑の分光感度より
小さくなる波長帯への遷移波長を第1の波長、緑の分光
感度が赤の分光感度より大きい波長帯から、その反対に
緑の分光感度が赤の分光感度より小さくなる波長帯への
遷移波長を第2の波長としたときの、これらの第1及び
第2の波長を前記第3の等色関数から求め、前記求めら
れた第1及び第2の波長で色分解するものであることを
特徴とする撮像装置。 - 【請求項8】 請求項7に記載の撮像装置において、 前記三原色のスペクトル波長を赤642ナノメートル、緑5
32ナノメートル、青457ナノメートルで近似するとき、
前記第1の波長は490ナノメートル±5ナノメートル、前
記第2の波長は580ナノメートル±5ナノメートルである
ことを特徴とする撮像装置。 - 【請求項9】 光を第1の光路と第2の光路とに分離す
る半透明鏡プリズム又はビーム・スプリティッング・プ
リズムと、 前記第1の光路に分離された光を赤と青とに分離する色
分解プリズムと、 前記第2の光路上に配置された緑用カラー・フィルター
及び第1の撮像素子と、 前記色分解プリズムの赤色分離側に配置された赤用カラ
ー・フィルター及び第2の撮像素子と、 前記色分解プリズムの青色分離側に配置された青用カラ
ー・フィルター及び第3の撮像素子とを具備することを
特徴とする撮像装置。 - 【請求項10】 請求項9に記載の撮像装置において、 前記各カラー・フィルターは、CIE 1931XYZ
等色関数から青、緑及び赤のスペクトル3原色を基底に
とった線形変換を行って求められた第1の等色関数か
ら、当該関数における負の分光感度の波長領域が実質的
になくなるような線形変換を行って求められた第2の等
色関数を求め、更に前記第2の等色関数をガウス関数で
近似して得られる分光感度を前記各撮像素子にもたせる
ものであることを特徴とする撮像装置。 - 【請求項11】 請求項9又は請求項10に記載の撮像
装置において、 前記各カラー・フィルターに代えて、それぞれ一対の
青、緑及び赤用の干渉フィルターとバンド・パス・フィ
ルターとの組み合わせを用いたことを特徴とする撮像装
置。 - 【請求項12】 請求項11に記載の撮像装置におい
て、 前記バンド・パス・フィルターはバンド・パス・フィル
ター用多層膜がプリズム斜面上、もしくは光軸に対して
一定角度傾けた平板上に形成され、その膜面が前記干渉
フィルターの膜面と平行にならないようにされているこ
とを特徴とする撮像装置。 - 【請求項13】 請求項11に記載の撮像装置におい
て、 前記干渉フィルターの前後に長波長側をカットするフィ
ルターが挿入されていることを特徴とする撮像装置。 - 【請求項14】 請求項10から請求項13のうちいず
れか1項に記載の撮像装置において、 前記第2の等色関数をガウス関数で近似して分光感度を
得ようとするとき、前記三原色のスペクトル波長を赤64
2ナノメートル、緑532ナノメートル、青457ナノメート
ルで近似し、青のガウス関数の中心波長を454±5ナノメ
ートル、青のガウス関数の標準偏差を23±1ナノメート
ル、緑のガウス関数の中心波長を544±5ナノメートル、
緑のガウス関数の標準偏差を33±1ナノメートル、赤の
ガウス関数の中心波長を584±5ナノメートル、赤のガウ
ス関数の標準偏差を39±1ナノメートルのガウス関数で
近似することを特徴とする撮像装置。
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