JP2003018214A - パケット通信装置,パケット通信装置におけるマルチキャストパケットの通信方法及びパケット通信装置の設定方法 - Google Patents

パケット通信装置,パケット通信装置におけるマルチキャストパケットの通信方法及びパケット通信装置の設定方法

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JP2003018214A
JP2003018214A JP2001200303A JP2001200303A JP2003018214A JP 2003018214 A JP2003018214 A JP 2003018214A JP 2001200303 A JP2001200303 A JP 2001200303A JP 2001200303 A JP2001200303 A JP 2001200303A JP 2003018214 A JP2003018214 A JP 2003018214A
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Norihiko Moriwaki
紀彦 森脇
Naohiko Ozaki
尚彦 小崎
Masami Takahashi
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Hitachi Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】マルチキャスト処理を行う際に,スイッチング
リソースを有効に使用可能なパケット通信装置を提供す
る。 【解決手段】マルチキャストを行えるパケット通信装置
において,当該パケット通信装置に収容される回線イン
タフェースの数に応じて,マルチキャストパケットに付
与するビットマップの長さを可変にするようにしたこと
である。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は,Internet Protoco
l(IP)パケットなどの可変長パケットをスイッチング
するパケットデータ通信装置に関する。
【0002】
【従来の技術】近年,インターネットをはじめとするデ
ータトラヒックは急激に増加している。また,従来の音
声通話や,専用線を使用して行なわれていたトランザク
ション処理などのサービスもインターネット上で行おう
とする動きがある。これに対応するため,パケットデー
タ通信装置は高速,大容量でかつスケーラブルな構成が
必要とされる。
【0003】一般的なパケット通信装置の構成を図21
に示す。パケット通信装置1は複数の入力回線対応部2
0,複数の出力回線対応部30,入出力回線の接続切替
を行うスイッチ部10,およびこれらの機能ブロックを
統括制御する制御部40より構成される。また,入力回
線対応部20と出力回線対応部30は物理的に同一のモ
ジュールで構成される場合もある。
【0004】このようなパケット通信装置をさらに大容
量化して,スケーラブルに拡張する方法としては,図2
2に示すように複数のパケット通信装置1を,大容量の
クロスバスイッチなどで構成した結合機構50で相互接
続する,もしくは図23に示すようにスイッチ部10を
多段に接続して大容量化し,交換可能な回線数を多くす
る方法がある。
【0005】今後,アプリケーションの側面からは遠隔
教育や情報配信等のサービスの需要が増加していくこと
が考えられる。これらのサービスをネットワーク上で効
率よく行うことを考えると,パケットデータ通信装置に
はパケットのマルチキャスト(分配)機能を備える必要
がある。
【0006】マルチキャストをサポートするパケット通
信装置としては,特開平5−235991号公報(以下
「文献1」という。)に開示されているものがある。文
献1が開示するATMベースのマルチキャスト方式を図
24に示す。本方式は,ユーザ情報100とATMの呼
識別子であるVPI/VCI等から構成されるセルヘッ
ダ101からなる固定長パケット(ATMセル)が交換
機に入力されると,スイッチの前段においてヘッダ変換
テーブルからVPI/VPI101をキーにしてスイッ
チの出力方路を検索し,対応する情報をセルに付与す
る。出力方路タグとしては,マルチキャストセルの場合
にはビットマップ化されたタグ110を付与し,また,
ユニキャストセルの場合にはコード化されたタグ112
を付与する。ここで,ビットマップ化されたタグとは全
出力方路に該当するビットを用意しておき所望の出力方
路に対して“1”をマーキングする方法(例えば方路数
が8存在する場合には8ビットで表示)であり,また,
コード化されたタグとは出力方路をバイナリ表示する方
法(例えば方路数が8存在する場合には3ビットで表
示)である。また,各セルに対しては,そのセルがマル
チキャストセルであるかユニキャストセルであるかを識
別できるように分配表示識別子120を付与しておく。
また,マルチキャストセルに対しては中間VPI/VC
I111を付加し,ユニキャストセルに対しては正規の
VPI/VCI113を付加する。スイッチに入力され
たマルチキャストセルは,ビットマップ化されたタグに
従って複数の出力方路にコピーされて出力される。ユニ
キャストセルの場合には,コード化されたタグにより指
定された出力方路に出力される。スイッチの後段におい
ては,分配表示識別子120によりマルチキャストセル
を識別し,マルチキャストセルについてのみ中間VPI
/VCI111を正規のVPI/VCIに付け替えて出
力回線に送出する。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】ATM技術はデータを
固定長のスロット単位で周期的にハードウエア処理でき
ることを特徴としている。ATMセルマルチキャスト方
式においては,固定長パケット(セル)に付与される内
部セルヘッダの領域が固定的に割り当てられる。例えば
256回線をサポートする大容量のパケット通信装置に
おいてマルチキャストをサポートしようとすると,25
6ビットのビットマップ領域を予めセルヘッダ内に確保
しておく必要がある。これは文献1で示されている方式
を用いても,ユニキャストの場合にはコード化タグに8
ビットを使用(256方路を識別可能)して,その他の
248ビット(31バイト)の領域は未使用領域となる
ことを意味している。つまり,可変長パケットスイッチ
において64バイト程度の短パケットが入力された場合
を想定すると,付加ヘッダとして常にマルチキャストを
意識した256(32ビット)のビットマップが付与さ
れ,パケット通信装置内部では64バイトのデータが
1.5倍の96バイトのデータに膨れ上がることになる
(実際にはさらに別の用途の内部ヘッダが付与され
る)。特にユニキャストの場合には,96バイトのうち
31バイトは未使用領域を転送していることになり,パ
ケット通信装置のスイッチングリソースが無駄になる。
【0008】また,大容量パケット通信装置においてス
ケーラビリティは非常に重要である。例えば,ネットワ
ークのエッジ部分や初期導入時には,図22に示す単体
ノード1を小数のみ結合機構50に接続して使用し,ネ
ットワークのコア部分やトラヒックが増加した場合に
は,結合機構50に単体ノード1を追加接続して使用す
るような導入形態が想定される。つまり,前述した25
6回線をサポート可能な大容量のパケット通信装置にお
いて,これを16回線のみ使用する場合,マルチキャス
トに必要なビットマップは16ビットのみで良く,25
6回線用に用意された領域の他の240ビットは冗長と
なる。つまり,大容量のパケット通信装置を小規模構成
で使用する場合には,装置内において最大構成に対応し
たマルチキャストビットマップを全て転送することにな
るため,装置内部のスイッチングリソースが無駄にな
る。
【0009】
【課題を解決するための手段】本発明の一側面は,マル
チキャストを行えるパケット通信装置において,当該パ
ケット通信装置に収容される回線インタフェースの数に
応じて,マルチキャストパケットに付与するビットマッ
プの長さを可変にするようにしたことである。
【0010】本発明の一実施例においては,パケット通
信装置に接続される管理端末から,収容される回線イン
タフェースの数を入力させるようにしている。
【0011】その他の本発明の側面は,発明の実施の形
態において明らかにされる。
【0012】
【発明の実施の形態】<第1の実施例>本発明によるパ
ケット通信装置の第1の実施例について説明する。
【0013】図1に,本発明のパケット通信装置の一実
施例を示す。パケット通信装置は複数の入力回線対応部
20,複数の出力回線対応部30,入出力回線に対して
スイッチングを行う可変長パケットスイッチ部60,お
よびこれらの機能ブロックを統括制御する制御部40よ
り構成される。入力側回線対応部#kと出力側回線対応
部#k(kは1≦k≦nである整数)とは対になってい
る。可変長パケットスイッチ60は,入力側回線部対応
に複数のヘッダ抽出部61,n個の入力ポート(I_P
ORT)とn個の出力ポート(O_PORT)とを有す
るn×nスイッチ62,及びスイッチ制御部63とより
構成される。n×nスイッチ62の方式としては,内部
にパケットの出力衝突を吸収するための出力方路別キュ
ーバッファを持つ方法や,もしくは,制御部40等の制
御手段により,同一のスイッチ出力ポートへのパケット
出力衝突を防止するよう回線対応部20からのパケット
送出を制御して,n×nスイッチはバッファレスとする
方法としても良い。I_PORT#kとO_PORT#
k(kは1≦k≦nである整数)とは対になっている。
入力側回線対応部#kから出力されるパケットはI_P
ORT#kに入力され,O_PORT#kから出力され
るパケットは出力側回線対応部#kに入力される。制御
部40には管理端末41が接続される。以後の説明にお
いて,入力側回線対応部と出力側回線対応部との対を回
線インタフェースと,入力ポートと出力ポートとの対を
単にポートと呼ぶ場合がある。回線インタフェースN
o.がkとは,入力側回線対応部#kと出力側回線対応
部#kとの対を意味し,回線インタフェースNo.は,
その回線インタフェースの入力側回線対応部から出力さ
れるパケットが入力される入力ポートの番号(または,
その回線インタフェースの出力側回線対応部にパケット
を出力する出力ポートの番号)と同じである。したがっ
て,たとえば,I_PORT#kが,障害発生等の理由
により使用されていない場合(この場合,O_PORT
#kも使用されない)には,回線インタフェースNo.
kは存在しない。図示していないが,パケット通信装置
は,n個の回線インタフェースを収容するためのn個の
スロットを有している。スロット#kに収容された回線
インタフェースの入力側回線インタフェースから出力さ
れるパケットはI_PORT#kに入力され,O_PO
RT#kから出力されるパケットはスロット#kに収容
された回線インタフェースの出力側回線対応部#kに入
力される。
【0014】図2に,入力側回線対応部20の一実施例
を示す。入力側回線対応部20は,光/電気信号変換部
21,PHY L2処理部22,宛先検索エンジン2
3,宛先テーブル24および入力部バッファ25より構
成される。パケットデータは入力回線を通じて装置に入
力されると,光/電気信号変換部21にて,電気信号に
変換される。その後,PHYL2処理部22にて物理レ
イヤ処理,およびレイヤフレームからのパケットの抽
出,エラーチェック処理が行なわれる。その後,検索エ
ンジン23にて,宛先IPアドレスをもとに,出力ポー
ト検索,品質クラス検索などの,レイヤ3処理が行なわ
れる。検索処理は,具体的には,検索エンジン23に接
続された宛先テーブル24を使用する。宛先テーブル2
4には,予め宛先IPアドレスと,これに関連付けられ
た出力ポート情報,品質クラス,次の転送先のIPアド
レスであるネクストホップIPアドレス(NHIP)が
テーブル形式で格納されている。検索結果は各パケット
のヘッダ部分に付与される。宛先検索エンジン23より
出力されたパケットは入力部バッファ25に格納され
て,出力方路毎のキューイング処理や品質クラス制御な
どの処理が行われた後,可変長パケットスイッチに対し
て出力される。
【0015】図3に,出力側回線対応部30の一実施例
を示す。出力側回線対応部30は出力部バッファ31,
PHY L2処理部32,レイヤ2テーブル33,およ
び電気/光信号変換部34より構成される。可変長パケ
ットスイッチから出力されたパケットは出力部バッファ
31に格納されて,品質クラス制御などが行われる。次
にPHY L2処理部32にて,まずレイヤ2の処理が
行なわれる。例えば,出力回線がイーサネット(登録商
標)の場合には,次の転送先のIPアドレスであるネク
ストホップIPアドレスから,接続先ルータのレイヤ2
アドレス(MACアドレス)を検索して付与する処理を
行なう。ネクストホップIPアドレスと,接続先ルータ
のレイヤ2アドレスの対応は,レイヤ2テーブル33に
格納されている。その後,可変長パケットは,レイヤ2
のフレームへマッピング処理が行なわれ,最後に電気/
光信号変換部34にて,光信号に変換された後,出力回
線へ送出される。
【0016】図4に,入力側回線対応部20に搭載され
る宛先検索エンジン23の一実施例を示す。宛先検索エ
ンジン23は,First In First Out(FIFO)キューバッ
ファ231,パケットヘッダ(PKTH)抽出部23
2,ビットマップ領域選択部233,ユニキャスト検出
・Coding部234,セレクタ235,内部ヘッダ
生成部236,および内部ヘッダ付与部237より構成
される。宛先検索エンジン23に入力されたパケットは
FIFOキューバッファ231に格納され,順次以下の
処理が施される。FIFOキューバッファ231先頭の
パケットからはパケットヘッダ,具体的にはIPの場合
にはデスティネーションIPアドレス(以下DIP24
1と呼ぶ)が取り出される。DIP241は宛先テーブ
ル24に送信されて,この情報をキーとして,所望の出
力回線対応部30を示す宛先ポート情報242,NHI
P243,および品質クラス識別子であるQOS情報2
44とがパケット毎に検索される。宛先ポート情報24
2には宛先ポートに対応するビットマップ情報が格納さ
れており,これは,ビットマップ領域選択部233とユ
ニキャスト検出・Coding部234の双方に送られ
る。また,NHIP243,およびQOS情報244は
内部ヘッダ生成部236に送られる。ビットマップ領域
選択部233は,マイクロプロセッサインタフェースM
P−I/F238に接続されるマイクロプロセッサを有
している。ビットマップ領域選択部233において,宛
先ポート情報242のビットマップのうち,そのマイク
ロプロセッサにより指示された領域のみを切り出す処理
が行われる。
【0017】ビットマップ領域の設定手順の一実施例を
図5に示す。ユーザは,パケット通信装置に接続される
管理端末から,そのパケット通信装置に搭載される回線
インタフェース数を入力する(ステップ401)。回線
インタフェース数はバイト単位の切り上げ処理が行わ
れ,有効なビットマップ領域の大きさMが求められる
(ステップ402)。この処理は,制御部40により行
われる。MP−I/F238経由で,有効なビットマッ
プ領域がビットマップ領域選択部233内のマイクロプ
ロセッサに設定される(ステップ403)。これらのス
テップを実行するとビットマップ領域の設定手順が終了
するなお,図5の例においては,ビットマップ領域を1
バイト(8ビット)単位に設定する処理の例を示した。
これは,ヘッダ抽出部61では,シリアルデータが8ビ
ット幅のパラレルデータに変換され処理が行われる。そ
のため,バイト単位の切り上げ処理を行った方が,その
処理がやりやすいからである。ビットマップの設定単位
は,1ビットとしても良いし,8ビットとは異なる大き
さのビット単位としても良い。また,本実施例は,ステ
ップ402の処理を制御部40で行い,MP−I/F2
38経由で,有効なビットマップ領域がビットマップ領
域選択部233内のマイクロプロセッサに設定するとし
たが,管理端末から入力された回線インタフェース数
を,直接,制御部40からビットマップ領域選択部23
3内のマイクロプロセッサに送り,そのマイクロプロセ
ッサでステップ402の計算及び求めたビットマップ領
域Mを設定するようにしてもよい。
【0018】ビットマップ領域選択部233の処理例を
図6に示す。パケット通信装置に最大256枚の回線イ
ンタフェースが搭載される,つまり最大で256方路の
マルチキャストをサポート可能であると仮定した場合,
宛先テーブル24の宛先ポート情報242には,エント
リあたり256ビットのビットマップ情報が格納されて
いる。この装置を最大構成で使用する場合には,宛先ポ
ート情報242の全ての256ビットが有効になるよう
にMP−I/F238よりビットマップ領域選択部23
3に指示を与える。ビットマップ領域選択部233で
は,宛先テーブル24から受け取った256ビットのビ
ットマップ242−1を,そのままBMP2331−1
としてセレクタ235に送出する。
【0019】ビットマップ領域選択部233の別の処理
例を図7に示す。上記の最大256枚の回線インタフェ
ースが搭載可能なパケット交換装置に,64枚の回線イ
ンタフェースをスロット#1〜64に搭載して使用する
場合には,宛先ポート情報242の64ビットのみが有
効になるようにMP−I/F238よりビットマップ領
域選択部233に指示を与える。ビットマップ領域選択
部233では,宛先テーブル24から受け取った256
ビットのビットマップ242−2のうち有効な64ビッ
トのみを切り出して,BMP2331−2としてセレク
タ235に送出する。
【0020】ユニキャスト検出・Coding部234
においては,宛先ポート情報242のビットマップを解
析して,所望の宛先がただ1つだけかどうか,つまり,
ユニキャストであるかどうかを判定し,ユニキャストの
場合には,ビットマップ情報を該当方路をダイレクトに
示すバイナリ値(ルーティングタグ,以下RTGと呼
ぶ)にコーディングする。ユニキャスト検出・Codi
ng部234の処理例について図8を用いて説明する。
ユニキャスト検出・Coding部234では,宛先テ
ーブル24から受け取った256ビットのビットマップ
242−3を解析して,1つの方路(本例では方路4)
のみ出力対象である,つまりユニキャストであることを
検出すると,これを8ビットのRTG2341−1(本
実施例では出力ポート#4を示す“0000010
0”)にコーディングしてセレクタ235に送出する。
【0021】再び図4を参照する。BMP2331およ
びRTG2341はセレクタ235に入力され,マルチ
キャストセルの場合にはBMP2331を出力し,ユニ
キャストセルの場合にはRTG2341を出力するよ
う,セレクタ235により選択される。セレクタ235
の切替は,ユニキャスト検出・Coding部234で
ユニキャストかどうかの識別信号239により行う。ま
た,識別信号239は内部生成ヘッダ生成部236にも
送られる。なお,DIP241の種別によりユニキャス
ト/マルチキャストの判定を行うこともできる。セレク
タ235の出力信号は,内部ヘッダ生成部236に送信
され,NHIP243,およびQOS情報244ととも
に,内部ヘッダ付与部237にて,FIFOキューバッ
ファ231の先頭に格納されているパケットに付与され
る。
【0022】次に本発明によるパケット通信装置で使用
されるパケットフォーマット例について説明する。ま
ず,ユニキャストパケットのフォーマット例を図9に示
す。ユニキャストパケット300は,回線からの入力パ
ケット部320と内部ヘッダ310より構成される。入
力パケット部320は,デスティネーションIPアドレ
スなどのパケットヘッダ(PKTH)321,および可
変長データ322より構成される。内部ヘッダ付与部2
37で付与される内部ヘッダ310は,マルチキャスト
/ユニキャスト識別子(M/U)311,パケット種別
情報(PKT)312,品質クラス情報(QOS)31
3,ルーティングタグ(RTG)2341,および,N
HIP315より構成される。RTG2341領域は1
バイト(8ビット)を用意してあり,256方路の識別
が可能になっている。本実施例では,出力ポート#5宛
てのルーティングタグ(“00000101”)を示し
てある。
【0023】次に,装置に搭載されている回線インタフ
ェース数が少ない場合における,マルチキャストパケッ
トのフォーマット例を図10に示す。図10のパケット
フォーマットでは説明を簡単にするため,図9と同じ部
分については説明を省略し,異なる部分のみを説明す
る。図10に示すマルチキャストパケット301では内
部ヘッダ310に,2バイト(16ビット)のビットマ
ップ(BMP)2331Sが用意してあり,16方路の
識別が可能となっている。本実施例においては,ビット
マップが“1001100000000000”の例を
示している。先頭から1番目,4番目,及び5番目のビ
ットに“1”が立っているので出力ポート#1,#4及
び#5宛てのマルチキャストパケットである。
【0024】装置に搭載されている回線インタフェース
数が多い場合の,マルチキャストパケットのフォーマッ
ト例を図11に示す。図11に示すマルチキャストパケ
ット302では内部ヘッダ310に,32バイト(25
6ビット)のビットマップ(BMP)2331Lが用意
してあり,256方路の識別が可能となる。
【0025】図12を用いて,本発明による装置内にお
いての冗長ビット削減効果2を示す。以下,64バイト
のパケットが入力された場合についての例を示す。ここ
で,各パケットに付加される内部ヘッダは,M/U31
1,PKT312,QOS313を合わせて2バイト,
NHIP315は4バイトであると仮定し,また,装置
の最大搭載回線インタフェース数つまり,マルチキャス
トサポート数は256であると仮定する。ユニキャスト
とマルチキャストパケットの内部ヘッダバイトが固定的
である従来の方式では,全ての装置構成で全てのパケッ
トに32バイト(256ビット)分のマルチキャスト用
ビットマップ領域が付与されるため,装置内部でのパケ
ット長は102バイトとなる。つまり,入力パケット長
に対して,内部では1.59倍の帯域を使用することに
なる。これに対して,本発明では,ユニキャストパケッ
トとマルチキャストパケットの内部ヘッダを最適化して
いるため,ユニキャストパケットについては,出力方路
識別子として,256方路を識別できる8ビット(1バ
イト)のルーティングタグを付加すればよい。よって,
装置構成に関わらず,装置内部でのパケット長は71バ
イトとなり,帯域増分は1.11倍に抑えられる。ま
た,マルチキャストパケットについては,付与されるビ
ットマップ領域の大きさを可変とし,16回線インタフ
ェース搭載時には16方路を識別できる2バイトのビッ
トマップを,64回線インタフェース搭載時には64方
路を識別できる8バイトのビットマップを,それぞれ付
与すれば良い。よって,16回線インタフェース搭載時
や64回線回線インタフェース搭載時などの小規模構成
の場合には,マルチキャストパケットの内部帯域の増分
は,それぞれ,1.13倍,1.22倍に抑制可能とな
ることがわかる。装置への最大搭載回線インタフェース
数,つまりマルチキャスト対象数がさらに大きい場合に
は本発明の効果はさらに大きくなる。
【0026】次に可変長パケットスイッチ部60におけ
るパケット処理について説明する。可変長パケットスイ
ッチ部60は図1に示すように,ヘッダ抽出部61とn
×nスイッチ62およびスイッチ制御部63より構成さ
れる。入力側回線対応部20から入力された可変長パケ
ットは,ヘッダ抽出部61にて内部ヘッダ310が取り
出されて,スイッチ制御部63に送信される。
【0027】図13にヘッダ抽出部での動作を示す。ヘ
ッダ抽出部610で取り出された内部ヘッダ310は,
まず,M/U311にて,マルチキャスト/ユニキャス
トの識別が行われる。内部ヘッダ310がユニキャスト
と識別された場合には,RTG→BMP変換部611に
てルーティングタグからビットマップに変換される。内
部ヘッダ310がマルチキャストと識別された場合に
は,ビットマップがそのまま出力される。後段におい
て,マルチキャスト/ユニキャスト識別信号613に従
って,ルーティングタグから変換されたビットマップも
しくは,元のマルチキャストパケットに付与されている
内部ヘッダ310内のビットマップの何れか一方がセレ
クタ612にて選択される。選択後,ビットマップ形式
に統一された出力方路情報614はスイッチ制御部63
に送出され,出力方路情報614に基づいてn×nスイ
ッチ62の制御が行われる。スイッチ制御部63は,た
とえば,ビットマップ“10011000000000
00”が入力されると,このビットマップでは先頭から
1番目,4番目,及び5番目のビットに“1”が立って
いるので出力ポート#1,#4及び#5宛てにパケット
がマルチキャストされるようにスイッチ62を制御す
る。具体的には,そのパケットがコピーされ,出力ポー
ト#1,#4及び#5宛てにマルチキャストされる。本
実施例は,マルチキャストパケットのビットマップの大
きさが,パケット通信装置に搭載される回線インタフェ
ース数により異なるので,ヘッダ抽出部61において
は,入力回線対応部20内で付与されたビットマップ領
域を正しく認識できるように,予めMP−I/F64に
接続され,ビットマップ領域を認識するヘッダ解析部6
10内のマイクロプロセッサに,ビットマップ領域の大
きさについての情報を設定しておく。
【0028】以上説明した実施例では,たとえば,64
枚の回線インタフェースがパケット通信装置に搭載され
る場合,それらがスロット#1〜#64に搭載される場
合を前提に説明した。しかし,スロット#2が障害発生
に使用できない場合等の理由により,64枚の回線イン
タフェースを,スロット#1,スロット#3〜#65に
搭載して使用する場合も考えられる。この場合,図5の
フロー,又はスイッチ制御部62の動作に変更を加える
必要がある。2つの変更例を示す。 (変更例1) 図5のステップ401において,搭載さ
れている回線インタフェース数である64に1を足した
数(すなわち,最大のスロット番号)を“N”とする。
スロット#2に回線インタフェースが搭載されていない
場合には,出力ポート#2にパケットが出力あされるこ
とがないので,マルチキャストパケットに付与されるビ
ットマップの2番目のビットは,“X0XX...”の
ように常に“0”となる。 (変更例2) 図5のフローを変えることなく,マルチ
キャストパケットに64ビットのビットマップを付与す
る。管理端末41から,スロット#2(又は回線インタ
フェース#2,又はI_PORT#2及びO_PORT
#2)が使用されていないという情報を入力する。この
情報は,制御部40を介してスイッチ制御部62に通知
される。その通知を受けたスイッチ制御部62は,ビッ
トマップの先頭から1番目のビットは通常通り出力ポー
ト#1に対応するビットと認識するが,先頭から2番目
のビットを出力ポート3に対応するビット,先頭から3
番目のビットを出力ポート4に対応するビット,...
と認識する。
【0029】以上の説明から明らかなように,本実施例
によれば,多数の回線に対するマルチキャストをサポー
トする大容量のパケット通信装置を構成する場合に,内
部パケットヘッダの領域をパケット種別および,回線搭
載数により可変に設定可能となる。マルチキャストパケ
ットおよび,ユニキャストパケットのそれぞれに対し
て,最低限必要な内部パケットヘッダのみを付加するこ
とで,装置内で無駄な冗長ビットを転送することなく,
スイッチングリソースを有効に使用可能なパケット通信
装置が提供できる。 <第2の実施例>本発明の第2の実施例として,入力側
回線対応部20に搭載される宛先検索エンジン23の他
の実施例を図14により説明する。以降,前述した図4
の説明と異なる部分のみを中心に説明する。宛先検索エ
ンジン23は,前述のユニキャスト検出・Coding
部234の変わりに,ユニキャスト領域選択部234A
を有する。宛先検索エンジン23に入力されたパケット
はFIFOキューバッファ231に格納され,順次以下
の処理が施される。FIFOキューバッファ231先頭
のパケットからはパケットヘッダ(具体的にはIPの場
合には,DIP241と呼ぶ)が取り出される。DIP
241は宛先テーブル24Aに送信されて必要な情報の
検索が行われる。宛先テーブル24Aにはエントリ別
に,予めマルチキャスト/ユニキャストの識別子(M/
U)242B,および宛先ポート情報242Aは,ユニ
キャストの場合には,該当方路をダイレクトに示すルー
ティングタグが格納されており,また,マルチキャスト
の場合にはビットマップが格納されている。宛先テーブ
ル24Aから出力された宛先ポート情報242Aに対し
ては以下の処理が施される。まず,マルチキャストの場
合には,図4で示したビットマップ領域選択部233と
同様に,ビットマップ領域選択部233にて宛先ポート
情報242のビットマップのうちマイクロプロセッサに
より指示された領域のみを切り出す処理を行う。また,
ユニキャストの場合にはユニキャスト領域選択部234
Aにおいて,宛先ポート情報242Aに対して固定の領
域のみが切り出される。ビットマップ領域選択部233
およびユニキャスト領域選択部234Aのそれぞれから
出力された信号に対しては,マルチキャスト/ユニキャ
ストの識別子(M/U)242Bを元に生成された識別
信号239Aに従ってセレクタ235により選択され,
該当する信号のみがヘッダ生成部236に送られる。ま
た,識別信号239Aは内部生成ヘッダ生成部236に
も送られる。セレクタ235の出力信号は,内部ヘッダ
生成部236に送信され,NHIP243,およびQO
S情報244とともに,内部ヘッダ付与部237にて,
FIFOキューバッファ231の先頭に格納されている
パケットに付与される。なお,ユニキャスト/マルチキ
ャストの判定は,DIP241の種別により行うことも
できる。
【0030】宛先検索エンジン23を本実施例のように
構成した場合には,宛先テーブル24Aに対して,ソフ
トウエアでユニキャスト/マルチキャスト別の格納処理
が予め行われているので,ハードウエアでのユニキャス
ト検出およびコーディング処理が不要となる。 <第3の実施例>第3の実施例として,本発明によるパ
ケット通信装置で使用されるパケットフォーマット例の
別の例について図15を用いて説明する。ユニキャスト
パケットについては図9で説明した構成と同様である。
マルチキャストパケット302は,回線からの入力パケ
ット部320と内部ヘッダ310より構成される。入力
パケット部320は,デスティネーションIPアドレス
などのパケットヘッダ(PKTH)321,および可変
長データ322より構成される。内部ヘッダ310は,
マルチキャスト/ユニキャスト識別子(M/U)31
1,パケット種別情報(PKT)312,品質クラス情
報(QOS)313,NHIP315に加え,ビットマ
ップ長情報(BMLN)330より構成される。BML
N330は,装置規模および搭載される回線インタフェ
ースの数量に応じてMP−I/F238より指示される
有効ビットマップ領域のバイト数もしくはビット数を示
す。マルチキャストパケットの場合には,BMLN33
0領域を参照することにより,後続のビットマップ(B
MP)2331Lの有効領域を切り出すことが可能とな
る。本パケットフォーマット構成を使用すれば,可変長
パケットスイッチ部60内のヘッダ抽出部61におい
て,MP−I/F64経由で切出し対象のビットマップ
領域についての情報をヘッダ解析抽出部610に設定す
ることなく,ビットマップ領域選択を正しく切出し可能
となる。つまり,通信装置に搭載される回線インタフェ
ース数が変更された場合,マルチキャスト対象数の変
更,具体的には,スイッチングリソースを有効に使用す
るためのビットマップ領域の伸縮がオンライン中にサー
ビス中断なしで可能になる。 <第4の実施例>第4の実施例を図16を用いて説明す
る。図16は,回線インタフェース20がバックパネル
500に搭載,または抜去されたことを検出すると,こ
れを回線インタフェース20毎に設けられた制御線51
0を用いて,制御部40に通知する装置構成を示してい
る。制御部40内には,それぞれの回線インタフェース
に対応したビットを有する実装レジスタ40−1が設け
られており,回線インタフェースの実装/未実装の状態
が自律的に設定される。本構成を用いれば,実装レジス
タを通じて搭載インタフェース数がわかるので,図5で
説明したような,ユーザによるビットマップ領域設定が
不要となる。つまり,回線インタフェースが搭載,また
は抜去されたことを装置が自律的に検出して,図5の手
順に相当する手順,つまり,ビットマップ領域選択部2
33およびヘッダ解析抽出部610への領域指定を自動
的に行うことが可能となるため,回線インタフェースの
プラグ・アンド・プレイ運用が可能となる。 <第5の実施例>第5の実施例について図17から図2
0を用いて説明する。上述の説明においては,通信装置
に搭載されている全ての回線インタフェースに対して
の,マルチキャストが前提であったが,マルチキャスト
サービスが特定の回線インタフェース対してのみに限定
されるような運用も考えられる。
【0031】図17に示すネットワーク図においては,
中継網410にLAN−A1,LAN−A2,LAN−
A3,LAN−Bおよび図示していない他のLANが接
続されているとする。具体的には,中継網内のパケット
中継ノード460を通じて,LAN間でパケットデータ
の送受が行われる。例えばLAN−A1〜A3のみ同一
企業網で,同一企業網内のみに閉ざされたマルチキャス
トサービスを行う場合が想定される。つまり,中継ノー
ド460において,LAN−A1〜A3がそれぞれ接続
されている回線インタフェースポートP0〜P3間での
みマルチキャスト要求が発生し,それ以外の回線インタ
フェースポート間でマルチキャストは行われないと仮定
する。この場合には,マルチキャスト対象の特定の回線
インタフェース対してのみ,ビットマップを与えること
で,更なる内部ヘッダの縮退が可能となる。
【0032】内部ヘッダの縮退について以下に説明す
る。図18においては,搭載されている回線インタフェ
ースの中で,回線インタフェース番号0〜3,12〜1
5のみがマルチキャスト対象であると仮定する。つま
り,宛先テーブル24内のDES_PORT(242)
領域で,回線インタフェース番号0〜3,12〜15に
対応するビットのみが,複数同時に“1”に設定される
可能性があるとする。この場合には,元の回線インタフ
ェース番号順に配列されたビットマップ450から,回
線インタフェース番号0〜3,12〜15に対しての8
ビット分のビットマップを切り出して統合し(45
1),マルチキャストパケットに付与する構成とする。
統合されたビットマップ451は,図19に示すよう
に,可変長パケットスイッチ60内の元BMP再生部6
15において,回線インタフェース順序に対応した元の
ビットマップ450に逆変換される。
【0033】ビットマップ領域の設定手順の一実施例を
図20に示す。ユーザは,パケット通信装置に接続され
る管理端末から,マルチキャスト対象の回線インタフェ
ース数をユーザが入力する(ステップ411)。入力さ
れたマルチキャスト対象の回線インタフェース数に対し
て,バイト単位の切り上げ処理が行われる(ステップ4
12)。次にマルチキャスト対象の回線インタフェース
#を,順次ユーザが入力する(ステップ413)。その
後,MP−I/F経由で,有効なビットマップ領域がビ
ットマップ領域選択部233および,可変長パケットス
イッチ60内のヘッダ抽出部61に対して設定され(ス
テップ414),ビットマップ領域の設定が終了する。
なお,図20の例においては,ビットマップ領域を1バ
イト(8ビット)単位に切り上げて領域の割当てをする
処理の例を示したが,ビットマップの設定単位は,他の
ビット単位とすることも可能である。また,回線インタ
フェース番号の変わりに,スロット番号,I_PORT
番号,又はO_PORT番号を入力するようにしてもよ
い。
【0034】以上のように,マルチキャスト対象の特定
の回線インタフェース対してのみ,ビットマップを与え
ることで,更なる内部ヘッダの縮退が可能となる。
【0035】以上説明した実施例によれば,次のような
効果が期待できる。 (1)多数の回線に対するマルチキャストをサポートす
る大容量のパケット通信装置を構成する場合に,内部パ
ケットヘッダの領域をパケット種別により可変に設定可
能とし,マルチキャストパケットおよび,ユニキャスト
パケットのそれぞれに対して,最低限必要な内部パケッ
トヘッダのみを付加することで,装置内で無駄な冗長ビ
ットを転送することなく,スイッチングリソースを有効
に使用可能なパケット通信装置が提供できる。 (2)多数の回線に対するマルチキャストをサポート
し,かつスケーラブルに拡張可能なパケット通信装置に
おいて,内部パケットヘッダの領域を通信装置の使用規
模により可変に設定可能とし,最低限必要な内部パケッ
トヘッダのみを付加することで,装置内で無駄な冗長ビ
ットを転送することなく,スイッチングリソースを有効
に使用可能なパケット通信装置が提供できる。 (3)多数の回線に対するマルチキャストをサポート
し,かつスケーラブルに拡張可能なパケット通信装置に
おいて,内部パケットヘッダの領域をパケット種別,通
信装置の使用規模により可変に設定可能とし,最低限必
要な内部パケットヘッダのみを付加することで,装置内
で無駄な冗長ビットを転送することなく,スイッチング
リソースを有効に使用可能であり,しかも,サービスの
中断無しで通信装置の使用規模が変更可能なパケット通
信装置が提供できる。
【0036】
【発明の効果】本発明によれば,スイッチングリソース
を無駄にしないマルチキャストが実現できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明のパケット通信装置の構成を示すブロッ
ク図である。
【図2】本発明のパケット通信装置の回線インタフェー
スカード(入力側)の構成を示すブロックである。
【図3】本発明のパケット通信装置の回線インタフェー
スカード(出力側)の構成を示すブロックである。
【図4】本発明のパケット通信装置の機能ブロックを示
すブロック図である。
【図5】本発明のパケット通信装置の設定方法を示すフ
ローチャートである。
【図6】本発明のパケット通信装置の回線インタフェー
スカード(入力側)の処理例である。
【図7】本発明のパケット通信装置の回線インタフェー
スカード(入力側)の処理例である。
【図8】本発明のパケット通信装置の回線インタフェー
スカード(入力側)の処理例である。
【図9】本発明のパケット通信装置で使用するパケット
フォーマット例である。
【図10】本発明のパケット通信装置で使用するパケッ
トフォーマット例である。
【図11】本発明のパケット通信装置で使用するパケッ
トフォーマット例である。
【図12】本発明のパケット通信装置の内部パケット長
削減効果の説明図である。
【図13】本発明のパケット通信装置のスイッチ部の構
成を示すブロック図である。
【図14】本発明のパケット通信装置の回線インタフェ
ースカード(入力側)の別の構成を示すブロック図であ
る。
【図15】本発明のパケット通信装置で使用するパケッ
トフォーマット例である。
【図16】本発明のパケット通信装置の回線インタフェ
ースカードの物理実装を示す図である。
【図17】本発明のパケット通信装置のネットワークへ
の適用例を示す図である。
【図18】本発明のパケット通信装置で使用するビット
マップデータの例である。
【図19】本発明のパケット通信装置のスイッチ部の構
成を示すブロック図である。
【図20】本発明のパケット通信装置の別の設定方法を
示すフローチャートである。
【図21】従来のパケット通信装置の構成を示すブロッ
ク図である。
【図22】従来の大容量パケット通信装置の構成を示す
ブロック図である。
【図23】従来の大容量パケット通信装置の構成を示す
ブロック図である。
【図24】従来のマルチキャストパケット方式の説明図
である。
【符号の説明】
10・・・クロスバスイッチ,20・・・入力側回線対応部,
30・・・出力側回線対応部,21・・・光/電気信号変換
部,22・・・PHYL2処理部,23・・・宛先検索エンジ
ン,24・・・宛先テーブル,25・・・入力部バッファ,3
1・・・出力部バッファ,32・・・PHYL2処理部,33
・・・レイヤ2テーブル,40・・・制御部。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 高橋 正美 神奈川県横浜市戸塚区戸塚町216番地 株 式会社日立製作所通信事業部内 Fターム(参考) 5K030 GA03 GA06 HA08 HB16 HB28 HC01 HD05 JA05 JL07 JL08 JT03 KA05 KX17 KX28 LB08 LC11 LD04 MA05 MD07

Claims (11)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】パケット通信装置であって,それぞれ,入
    力回線と出力回線とが接続される回線インタフェースを
    収容可能なn個(nは3以上の整数)のスロットと,前
    記n個のスロットの内のk個のスロット(kは2以上n
    以下の整数)に収容されたk個の回線インタフェースか
    ら出力されるパケットをスイッチングするスイッチ部と
    を有し,前記k個の回線インタフェースの各回線インタ
    フェースは,前記入力回線から入力されたマルチキャス
    トパケットにビットマップを付与して前記スイッチ部に
    出力し,前記スイッチ部は,前記ビットマップで指定さ
    れた前記k個の回線インタフェースの内の複数の回線イ
    ンタフェースに,前記マルチキャストパケットをマルチ
    キャストし,前記ビットマップの長さをkの値に応じて
    可変にすることを特徴とするパケット通信装置。
  2. 【請求項2】請求項1に記載のパケット通信装置であっ
    て,前記k個の回線インタフェースの各回線インタフェ
    ースは,k=nである場合は前記ビットマップの長さを
    nビットとし,k<nである場合は前記ビットマップの
    長さをnビットより小さくすることを特徴とするパケッ
    ト通信装置。
  3. 【請求項3】請求項1又は請求項2の何れかに記載のパ
    ケット通信装置であって,前記k個の回線インタフェー
    スと前記スイッチ部とを制御する制御部と,前記制御部
    に接続される管理端末とを更に有し,kの値は,前記管
    理端末から入力されることを特徴とするパケット通信装
    置。
  4. 【請求項4】請求項1又は請求項2の何れかに記載のパ
    ケット通信装置であって,前記スロットに前期回線イン
    タフェースが収容されたことを認識する手段をさらに有
    することを特徴とするパケット通信装置。
  5. 【請求項5】請求項1乃至請求項4の何れかに記載のパ
    ケット通信装置であって,前記スイッチ部は,n×nス
    イッチを有することを特徴とするパケット通信装置。
  6. 【請求項6】それぞれ,入力回線と出力回線とが接続さ
    れる回線インタフェースを収容可能なn個(nは3以上
    の整数)のスロットと,パケットスイッチとを有するパ
    ケット通信装置におけるマルチキャストパケットの通信
    方法であって,前記n個のスロットの複数のスロットに
    収容された複数の回線インタフェースの各回線インタフ
    ェースにおいて,前記収容された回線インタフェースの
    数に応じて,マルチキャストパケットに付与するビット
    マップの長さを決定し,前記複数のスロットに収容され
    た回線インタフェースの各回線インタフェースにおい
    て,前記長さのビットマップを付与したマルチキャスト
    パケットを前記パケットスイッチに出力し,前記パケッ
    トスイッチにおいて,前記長さのビットマップで指定さ
    れた前記複数のスロットに収容された回線インタフェー
    スの内の複数の回線インタフェースに,前記マルチキャ
    ストパケットをマルチキャストすることを特徴とするパ
    ケット通信装置におけるマルチキャストパケットの通信
    方法。
  7. 【請求項7】請求項6に記載のパケット通信装置におけ
    るマルチキャストパケットの通信方法であって,前記複
    数のスロットに収容された回線インタフェースの各回線
    インタフェースは,前記収容された回線インタフェース
    の数がnと等しい場合は前記ビットマップの長さをnビ
    ットとし,そうでない場合は前記ビットマップの長さを
    nビットより小さくすることを特徴とするパケット通信
    装置におけるマルチキャストパケットの通信方法。
  8. 【請求項8】請求項6又は請求項7の何れかに記載のパ
    ケット通信装置におけるマルチキャストパケットの通信
    方法であって,前記パケット通信装置には管理端末が接
    続され,前記管理端末から,前記収容された回線インタ
    フェースの数が入力されることを特徴とするパケット通
    信装置におけるマルチキャストパケットの通信方法。ら
    入力されることを特徴とするパケット通信装置。
  9. 【請求項9】管理端末が接続されるパケット通信装置の
    設定方法であって,前記パケット通信装置は,それぞ
    れ,入力回線と出力回線とが接続される回線インタフェ
    ースを収容可能なn個(nは3以上の整数)のスロット
    を有し,前記方法は,前記管理端末から,前記n個のス
    ロットの内の複数のスロットに収容した回線インタフェ
    ースの数を入力し,前記入力された回線インタフェース
    の数に応じて,前記複数のスロットに収容した複数の回
    線インタフェースの各回線インタフェースにおいて,マ
    ルチキャストパケットに付与するビットマップの大きさ
    を制御することを特徴とするパケット通信装置の設定方
    法。
  10. 【請求項10】請求項9に記載のパケット通信装置の設
    定方法であって,前記複数のスロットに収容された複数
    回線インタフェースの各回線インタフェースは,前記収
    容された回線インタフェースの数がnと等しい場合は前
    記ビットマップの長さをnビットとなり,そうでない場
    合は前記ビットマップの長さをnビットより小さくなる
    ように制御することを特徴とするパケット通信装置の設
    定方法。
  11. 【請求項11】請求項9又は請求項10の何れかに記載
    のパケット通信装置の設定方法であって,前記複数のス
    ロットに収容された複数回線インタフェースに入力され
    るマルチキャストパケットが,前記複数のスロットに収
    容された複数回線インタフェースの内の特定の複数の回
    線インタフェースにしかマルチキャストされない場合に
    は,前記管理端末から,前記特定の複数の回線インタフ
    ェースを識別するための情報を入力し,前記入力された
    回線インタフェースの数と,前記情報とに応じて,前記
    複数のスロットに収容した複数の回線インタフェースの
    各回線インタフェースにおいて,マルチキャストパケッ
    トに付与するビットマップの大きさを制御することを特
    徴とするパケット通信装置の設定方法。
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