JP2003018202A - 論理チャネル及びトランスポート・チャネルを有するネットワーク - Google Patents

論理チャネル及びトランスポート・チャネルを有するネットワーク

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JP2003018202A JP2002145240A JP2002145240A JP2003018202A JP 2003018202 A JP2003018202 A JP 2003018202A JP 2002145240 A JP2002145240 A JP 2002145240A JP 2002145240 A JP2002145240 A JP 2002145240A JP 2003018202 A JP2003018202 A JP 2003018202A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 適切なトランスポート・フォーマットの組み
合わせを選択する最適化された選択工程を有するネット
ワークを提供すること。 【解決手段】 本発明は、第二のトランスポート・チャ
ネル群が関連付けられた第一の論理チャネル群を有し、
上記トランスポート・チャネルは上記論理チャネルのパ
ケット・ユニットから構成されたトランスポート・ブロ
ックを伝送するために設けられたネットワークであっ
て、各トランスポート・チャネル上で送信されるトラン
スポート・ブロックを指定する複数の妥当なトランスポ
ート・フォーマットの組み合わせが上記トランスポート
・チャネルに割り当てられ、上記トランスポート・フォ
ーマットの組み合わせを選択する選択アルゴリズムが設
けられ、各論理チャネルに対して適用可能な最小ビット
レートを維持しながら上記トランスポート・フォーマッ
トの組み合わせの選択が実行されることを特徴とするネ
ットワークに関する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、第一の論理チャネ
ル群と、第二のトランスポート・チャネル群とを有する
ネットワークであって、上記論理チャネルは該論理チャ
ネルのパケット・ユニットから構成されるトランスポー
ト・ブロックを伝送するように設計された上記トランス
ポート・チャネルに関連付けられるネットワークに関す
る。
【0002】
【従来の技術】このようなネットワークは、無線ネット
ワークのMAC(Medium Access Con
trol;媒体アクセス制御)レイヤの機能を説明する
rdGeneration Partnership
Project(3GPP);Technical
Specification Group(TSG)R
AN:Working Group 2(WG2);R
adio Interface Protocol A
rchitecture:TS 25.302 V.
3.6.0から知られている。物理レイヤは、MACレ
イヤへのトランスポート・チャネル又はトランスポート
・リンクを提供する。MACレイヤは、論理チャネル又
は論理リンクをRLC(Radio Link Con
trol;無線リンク制御)レイヤに対して使用可能に
する。RLCレイヤにおいて形成されたパケット・ユニ
ットは、MACレイヤにおいてトランスポート・ブロッ
クへとパッキングされる。これらトランスポート・ブロ
ックは、無線ネットワーク制御局によって、物理レイヤ
から端末へ、又は端末から物理レイヤへ、物理チャネル
を通じて送信される。このような多重化又は逆多重化機
能以外に、MACレイヤは、適切なトランスポート・フ
ォーマットの組み合わせ(TFC)を選択する機能を有
する。トランスポート・フォーマットの組み合わせは、
各トランスポート・チャネルに対するトランスポート・
フォーマットの組み合わせを表す。このトランスポート
・フォーマットの組み合わせは、特に、トランスポート
・チャネルが物理レイヤにおいてどのように物理チャネ
ルへと多重化されたかを示す。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】本発明の目的は、適切
なトランスポート・フォーマットの組み合わせを選択す
る最適化された選択工程を有するネットワークを提供す
ることである。
【0004】
【課題を解決するための手段】本発明によれば、この目
的は、第二のトランスポート・チャネル群が関連付けら
れた第一の論理チャネル群を有し、上記トランスポート
・チャネルは上記論理チャネルのパケット・ユニットか
ら構成されたトランスポート・ブロックを伝送するため
に設けられたネットワークであって、各トランスポート
・チャネル上で送信されるトランスポート・ブロックを
指定する複数の妥当なトランスポート・フォーマットの
組み合わせが上記トランスポート・チャネルに割り当て
られ、上記トランスポート・フォーマットの組み合わせ
を選択する選択アルゴリズムが設けられ、各論理チャネ
ルに対して適用可能な最小ビットレートを維持しながら
上記トランスポート・フォーマットの組み合わせの選択
が実行されることを特徴とするネットワークによって実
現される。
【0005】妥当なトランスポート・フォーマットの組
み合わせは、シグナリングされ得る組み合わせであるこ
とは明らかである。このトランスポート・フォーマット
の組み合わせのシグナリングは、いずれのトランスポー
ト・フォーマットの組み合わせが送信に用いられたかを
関連する受信側へ示すビットをシグナリングすることに
よって行われる。シグナリング可能なシグナリング・ビ
ット数は、特にワイヤレス・ネットワークにおいては、
限定される。この結果、考え得るすべてのトランスポー
ト・フォーマットの組み合わせをシグナリングすること
ができるわけではなく、又、考え得るすべてのトランス
ポート・フォーマットの組み合わせが上記定義によって
妥当と判断されるわけではない。代わりに、妥当なトラ
ンスポート・フォーマットの組み合わせの数は、使用可
能なシグナリング・ビット数によって制限される。
【0006】本発明は、個々の論理チャネルに対して適
切な最小ビットレートを保証し得るという条件を、適切
な又は最適なトランスポート・フォーマットの組み合わ
せ(TFC)を選択する選択アルゴリズムを統合化す
る、というアイディアに基づく。このような最小ビット
レートは、関連するアプリケーションによってしばしば
定義される。したがって、音声接続は、通常、一定のビ
ットレートを必要とするが、これはここでの所定の最小
ビットレートと一致する。このような最小ビットレート
は、論理チャネルにおけるアプリケーションによって要
求されるQoS(サービス品質)の特性として、例え
ば、3rd Generation Partners
hip Project(3GPP);Technic
al Specification Group Se
rvices and SystemAspect;
“QoS Concept and Architec
ture”TS23.107v350において、定義さ
れる。
【0007】このように最小ビットレート要件をTFC
選択アルゴリズムに統合化することの利点は、特に、2
つの機能(TFC選択及び最小ビットレート要件の遵
守)が移動局又はネットワークの共通ユニットにおいて
実行され得ることである。この実行は、ソフトウェアで
もハードウェアでも可能である。
【0008】最小ビットレートに準拠するための要件
は、ここでは、TFCの選択において、TFCの選択に
おける所定の測定インターバルに関して最小ビットレー
トに維持することが可能な限り試みられることは明らか
である。これが個々の論理チャネルにおいて使用可能な
パケット・ユニットのために不可能であれば、代替策と
して、最小ビットレートを下回るTFCが選択され得
る。
【0009】最小ビットレートを考慮し、準拠するセキ
ュリティ機能を実行することの有益的な可能性は、例え
ば、5送信時間インターバルTTI長の移動測定窓が設
けられることを含む。
【0010】送信時間インターバルTTIは、複数の無
線フレーム(RF)に対応し、少なくとも1つの無線フ
レームに等しい。送信時間インターバルTTIは、イン
ターリーブが及ぶ無線フレーム数を示す。インターリー
ブは、連続無線フレームからの情報ユニット(シンボ
ル)が送信器側において時間合成される合成手順であ
る。MACレイヤは、各送信時間インターバルにおい
て、複数のトランスポート・ブロックを物理レイヤへ供
給する。この送信時間インターバルは、トランスポート
・チャネル毎に固有であり、トランスポート・フォーマ
ットの半静的部分に属する。物理レイヤが、n個の無線
フレーム分の送信時間インターバルの冒頭においてトラ
ンスポート・チャネルを通じて送信されるべき複数のト
ランスポート・ブロックを受信すると、これら複数のト
ランスポート・ブロックの各ブロックは、n個のセグメ
ントに分割される(トランスポート・ブロックのセグメ
ント化)。各トランスポート・ブロックのn個のセグメ
ントは、該送信時間インターバルのn個の連続した無線
フレームにおいて送信される。そのとき、送信時間イン
ターバルのn個全部の無線フレームは、すべて同じセグ
メント・シーケンスを示す。
【0011】ビットレートを測定する移動測定窓は、最
後の4TTIのビットレートが毎回測定されるように、
一TTIによって都度スライドしてシフトされる。現在
の5番目のTTIにおいて送信されるべきトランスポー
ト・ブロック数は、最小ビットレートが維持されるよう
に、最後の4TTIのビットレート測定値から決定され
る。
【0012】本発明の別の利点は、最小ビットレートの
決定が、スライディング測定窓の実行を通じて行われ得
ること、及び、最小ビットレートの遵守がMACレイヤ
のレベルで実現され得ること、である。これは、例えば
アプリケーション・レベルにおけるビットレートの準拠
をモニタリングする機能の個別の実施を通じて、MAC
レイヤ・レベルにおける測定の精度を向上させるという
利点を提供する。なぜなら、MACレイヤ及びRLCレ
イヤにおいて付加される制御情報(例えば、MACヘッ
ダ及びRLCヘッダ)は、トランスポート・ブロックに
含まれるため、測定値に直接含まれ得るからである。
【0013】請求項2において定義された本発明の有益
的な実施形態において、適切な又は最適なトランスポー
ト・フォーマットの組み合わせを選択する選択アルゴリ
ズムは、論理チャネルに対して提供される最大ビットレ
ートが維持されるという条件を考慮し、統合化する。割
当アルゴリズムにおいて連続的に走査されることが好ま
しい個々の論理チャネルに対する上記のような最大ビッ
トレートを維持することは、高優先度の論理チャネルの
待ち行列が多くのパケット・ユニットを含みすぎ、最大
ビットレートが考慮されなければパケット・ユニットを
全く送信することができないときであって、低優先度の
論理チャネルがパケット・ユニットを送信することがで
きるようにする。このように、最大ビットレートを設け
ることによって、使用可能送信容量を個々の最大ビット
レートに応じて分配することができる。論理チャネルに
対するこのような最大ビットレートは、アプリケーショ
ンに対して望ましい特徴的なQoS特性として、例え
ば、3rd Generation Partners
hip Project;Technical Spe
cification Group Services
and System Aspect;“QoS C
oncept and Architecture”T
S23.107v350において、定義される。
【0014】最大ビットレートは、選択アルゴリズム全
体において、絶対的な上限として考慮され得る。これ
は、最後に選択されたTFCにおいて最大ビットレート
が上限を超えないことを意味する。しかし、最大ビット
レートは、例えば、アルゴリズムの一部のみにおいて、
又は、選択工程の一部のみにおいて、一時的に考慮され
るだけでもよい。特に、最大ビットレートの上限条件を
選択アルゴリズムの終端において解除し、依然として残
っているパケット・ユニットを最大可能長に割り当てる
ことも可能である。
【0015】請求項3の有益的選択アルゴリズムにおい
て、この選択アルゴリズムは、まず、割当シーケンスを
有する。この第一の割当シーケンスにおいて、論理チャ
ネルは、1つずつ用いられ、論理チャネルのストレージ
・ユニットにおいて待機中のパケット・ユニットは、毎
回2つの基準に基づいて個々のトランスポート・チャネ
ルへ割り当てられる。この第一の割当シーケンスにおい
て送信用トランスポート・チャネルへ割り当てられるパ
ケット・ユニットは、毎回、すなわち送信される度に、
選択アルゴリズムの終端において考慮される。個々の瞬
間に割り当てられきったパケット・ユニットの送信と新
しく割り当てられたパケット・ユニットの送信とを許可
する妥当なトランスポート・フォーマットの組み合わせ
の量は、パケット・ユニットの割当の度に連続して小さ
くなる。
【0016】論理チャネルの利用は、これら特性に従っ
て行われることが、すなわち最大優先度の論理チャネル
が最初に用いられ、次に2番目に高い優先度の論理チャ
ネルが送信される・・・等々、ことが好ましい。
【0017】考慮される第一の基準は、多くのパケット
・ユニットが割り当てられた各場合のみ、現時点までに
個々のチャネルに割り当てられたパケット・ユニットと
このトランスポート・チャネルに新たに割り当てられる
パケット・ユニットとの合計が妥当なトランスポート・
フォーマットの組み合わせに含まれるトランスポート・
フォーマットに対応することである。これは、以後トラ
ンスポート・チャネルに割り当てられるパケット・ユニ
ットがこれ以上存在しない場合であっても、空のパケッ
ト・ユニットが送信されないようにすることを意味す
る。空のパケット・ユニットの代用品は、しばしば「パ
ディング」という語でも示される。
【0018】第二の基準は、割り当てられたパケット・
ユニット数が個々の論理チャネルに対して提供される最
小ビットレートに可能な限り近くなるように毎回選択さ
れることを考慮する。第一の基準は第二の基準より優先
される。最小ビットレートを実現するのに必要なパケッ
ト・ユニット数よりも少ない数のパケット・ユニットが
論理チャネルにおいて使用可能である場合、従って、存
在するすべてのパケット・ユニットが妥当なTFCをも
たらす限り割り当てられる。最小ビットレートを実現す
るのに必要なパケット・ユニット数よりも多い数のパケ
ット・ユニットが論理チャネルにおいて使用可能である
場合、最小ビットレートに対応するいくつかのパケット
・ユニットのみが妥当なTFCをもたらす限り割り当て
られる。
【0019】第一の割当シーケンスの後、いまだ残って
いるパケット・ユニットの別の割当を行う別の割当シー
ケンスが提供される。論理チャネルは、再び、順番に、
好ましくは優先度順に、利用される。
【0020】このような二段階割当は、観測される最小
ビットレートが第一の割当シーケンスにおいて選択アル
ゴリズムへ統合化され、従ってすべての論理チャネルに
対して可能な限り最小ビットレートが保証されるという
利点を有する。これにより、割当におけるすべての論理
チャネルを適切に処置できる。
【0021】請求項4は、第二の割当シーケンスの有益
的実施形態に関する。空のパケット・ユニットが送信さ
れない(パディング)が最高優先度の基準とここでも提
供される。
【0022】個々の論理チャネルについて得られる最大
ビットレートを越えないようにしつつ、可能な限り多く
のパケット・ユニットを論理チャネルに割り当てること
がこの基準を守る際に試みられる。
【0023】これによって、割当におけるすべての論理
チャネルへの調整を向上させることができる。
【0024】第二の割当シーケンスに続く第三の割当シ
ーケンスは、請求項5によれば、最大ビットレートがも
はや観測されないという点のみが第一の割当シーケンス
と異なる。第三のシーケンスにおいてこの条件を解除す
ることは、送信されるパケット・ユニットの総数を可能
な限り多くする場合には有益的である。この解除は、本
発明のこの実施形態の第二の割当シーケンスにおいては
まだ行われていない。なぜなら、低優先度の論理チャネ
ルが最大ビットレート要件のために割当において不利な
状況におかれるからである。
【0025】しかし、別の方法として、第二の割当シー
ケンスの後でこの選択アルゴリズムを終了することも可
能である。これは、トータルのビットレートが低く、よ
って要求される送信電力も低い、という利点を有する。
これによって、結果として得られる隣接する無線セルと
の干渉も低減する。
【0026】請求項6に定義された本発明の有益的な実
施形態において、観測される最大ビットレートに関する
条件は、第二の割当シーケンスにおいて既に解除され、
少なくともトランスポート・チャネルに関連付けられる
最後の論理チャネルに対してだけは、もはや考慮されな
い。別の方法として、観測される最大ビットレートに関
する条件は、より早く、例えばトランスポート・チャネ
ルに関連付けられる最後から2番目の論理チャネルに対
して、解除されてもよい。その場合、最大ビットレート
が解除される最後の論理チャネルは、対応する適切な妥
当トランスポート・フォーマットの組み合わせが依然と
して使用可能である限り、可能な限り多くのパケット・
ユニットを伝送してもよい。
【0027】本発明は、更に、ワイヤレス・ネットワー
クにおける無線ネットワーク制御局及び端末と、トラン
スポート・フォーマットの組み合わせを選択する方法と
にも関する。
【0028】
【発明の実施の形態】本発明のいくつかの実施形態を図
1及び2を有する図面を参照して以下に詳細に説明す
る。
【0029】図1は、例えば、無線ネットワーク制御局
(RNC)1と複数の端末2〜9とを有する無線ネット
ワークである、ワイヤレス・ネットワークを示す。無線
ネットワーク制御局1は、無線トラフィックに参加する
すべての要素(例えば、端末2〜9など)の制御を担
う。制御データ及びペイロード・データは、少なくとも
無線ネットワーク制御局1と端末2〜9との間で交換さ
れる。無線ネットワーク制御局1は、ペイロード・デー
タ伝送用の個別のリンクを確立する。
【0030】通常、端末2〜9は移動局であり、無線ネ
ットワーク制御局1は固定的に設置される。しかし、無
線ネットワーク制御局1は、場合によっては、移動可能
なものでもよく、移動式なものでもよい。
【0031】このワイヤレス・ネットワークは、例えば
FDMA方式、TDMA方式、CDMA方式(FDMA
=周波数分割多重接続、TDMA=時分割多重接続、C
DMA=符号分割多重接続)、又は、これら方式の組み
合わせによる無線信号を送信する。
【0032】特殊な符号拡散方式であるCDMA方式に
おいて、ユーザから発せられたバイナリ情報(データ信
号)は、毎回異なるコード・シーケンスで変調される。
このようなコード・シーケンスは、擬似ランダム方形波
信号(PNコード)から成る。このPNコードのレート
は、チップレートと呼ばれ、通常はバイナリ情報のレー
トよりもはるかに高い。擬似ランダム方形波信号の方形
波パルスの持続時間は、チップインターバルTと呼ば
れる。1/Tがチップレートである。擬似ランダム方
形波信号によるデータ信号の乗算若しくは変調によっ
て、拡散係数N=T/Tでスペクトラムを拡散する
ことができる。ここで、Tはそのデータ信号の方形波パ
ルスの持続時間である。
【0033】ペイロード・データ及び制御データは、無
線ネットワーク制御局1によって指定されたチャネルを
通じて、少なくとも1つの端末(2〜9)と無線ネット
ワーク制御局1との間で送信される。チャネルは、周波
数レンジ、タイム・レンジ、例えばCDMA方式では拡
散コード、などによって定義される。無線ネットワーク
制御局1から端末2〜9への無線リンクは、ダウンリン
クと呼ばれ、端末から基地局への無線リンクは、アップ
リンクと呼ばれる。このように、基地局から端末へのデ
ータはダウンリンク・チャネルを通じて送信され、端末
から基地局へのデータはアップリンク・チャネルを通じ
て送信される。
【0034】例えば、コネクション・リンクが確立され
る前に、無線ネットワーク制御局1からの制御データを
すべての端末2〜9へ分配するのに用いられるダウンリ
ンク制御チャネルが設けられてもよい。このようなチャ
ネルは、ダウンリンク分配制御チャネル又は報知チャネ
ルと呼ばれる。コネクション確立前に端末2〜9から無
線ネットワーク制御局1へ制御データを送信するのに、
例えば無線ネットワーク制御局1によって指定された、
他の端末2〜9もアクセスし得るアップリンク制御チャ
ネルが用いられてもよい。複数の又はすべての端末2〜
9によって用いられ得るアップリンク・チャネルは、共
通アップリンク・チャネルと呼ばれる。例えば端末2〜
9と無線ネットワーク制御局1との間でコネクションが
確立された後、ペイロード・データはダウンリンク及び
アップリンク・ペイロード・チャネルを通じて送信され
る。一送信器と一受信器との間に排他的に確立されたチ
ャネルは専用チャネルと呼ばれる。通常、ペイロード・
チャネルは、リンク固有の制御データを送信するための
専用制御チャネルを有することが可能な専用チャネルで
ある。
【0035】無線ネットワーク制御局1と端末との間で
のペイロード・データの交換を可能にするためには、端
末2〜9が無線ネットワーク制御局1と同期が取れてい
ることが必要である。まず所定のパラメータに基づいて
適切な周波数レンジを決定し、次にデータ伝送用のタイ
ム・シーケンスを取得するためのフレーム時間位置(フ
レーム同期)を決定することが、例えば、FDMA及び
TDMA方式の組み合わせが用いられるGSMシステム
(GSM=Global System for Mo
bile communications)から知られ
ている。このようなフレームは、TDMA、FDMA、
及びCDMA方式の場合、端末及び基地局のデータ同期
のために常に必要である。このようなフレームは、複数
のサブフレームを含んでもよく、複数の他の連続したフ
レームと共にスーパーフレームを構成してもよい。
【0036】無線インターフェースと経由した無線ネッ
トワーク制御局1と端末2〜9との間での制御データ及
びペイロード・データの交換を、図2に例として示すレ
イヤ・モデル若しくはプロトコル構造を参照して説明す
る(例えば、「3rd Generation Par
tnership Project(3GPP);Te
chnical Specification Gro
up(TSG) RAN:Working Group
2(WG2);Radio Interface P
rotocol Architecture:TS 2
5.301 V.3.6.0」参照)。このレイヤ・モ
デルは、3つのプロトコル・レイヤ:物理レイヤPH
Y、サブレイヤMAC及びRLCを有するデータリンク
・レイヤ(図2は、サブレイヤRLCの複数のユニット
を示す)、及び、RRCレイヤ、を有する。サブレイヤ
MACは媒体アクセス制御を担い、サブレイヤRLCは
無線リンク制御を担い、レイヤRRCは無線リソース制
御を担う。レイヤRRCは、端末2〜9と無線ネットワ
ーク制御局1との間での信号送受信を担う。サブレイヤ
RLCは、端末2〜9と無線ネットワーク制御局1との
間の無線リンクを制御する。レイヤRRCは、制御線1
0及び11を通じて、レイヤMAC及びPHYを制御す
る。このように、レイヤRRCはレイヤMAC及びPH
Yの構成を制御することができる。物理レイヤPHY
は、MACレイヤへのトランスポート・チャネル若しく
はトランスポート・リンク12を提供する。MACレイ
ヤは、レイヤRLCに対して、論理チャネル若しくは論
理リンク13を使用可能にする。RLCレイヤは、アク
セス・ポイント14を通じて、アプリケーションにアク
セスすることができる。
【0037】パケット・ユニットは、RLCレイヤにお
いて形成され、MACレイヤにおいてトランスポート・
ブロックにパッキングされる。このトランスポート・ブ
ロックは、無線ネットワーク制御局から端末へ、又は、
端末から無線ネットワーク制御局へ、物理チャネルを通
じて送信される。このような多重化若しくは逆多重化機
能以外に、MACレイヤは、適切なトランスポート・フ
ォーマットの組み合わせ(TFC)を選択する機能も有
する。トランスポート・フォーマットの組み合わせは、
各トランスポート・チャネルについてのトランスポート
・フォーマットの組み合わせを表す。このトランスポー
ト・フォーマットの組み合わせは、特に、トランスポー
ト・チャネルが物理チャネルにおいてどのように物理チ
ャネルへと多重化(時間多重)されたかを示す。
【0038】各トランスポート・フォーマットは、動的
部分及び半静的部分を有する。動的部分は、送信時間イ
ンターバル(TTI)中にトランスポート・チャネルに
おいて送信されるトランスポート・ブロック群(TB
S)を示し、半静的部分は、例えば誤り訂正コーディン
グの性質に関する情報を含む。この半静的部分は、物理
チャネルの再認識によってのみ変化する。トランスポー
ト・ブロック群は、物理レイヤとMACレイヤとの間で
交換される複数のトランスポート・ブロックとして定義
される。一トランスポート・ブロックのサイズは、RL
Cレイヤの一パケット・ユニットのビット数と、MAC
レイヤの付加制御情報(ヘッダ)のビット数とによって
決まる。
【0039】以下の説明における「トランスポート・フ
ォーマット」という語が上述のトランスポート・フォー
マットの動的部分のみを示すことは明らかである。
【0040】送信時間インターバルは、無線フレーム
(RF)数に対応し、少なくとも一無線フレーム分であ
る。これは、インターリーブが及ぶ無線フレーム数を示
す。インターリーブは、送信器側における連続無線フレ
ームからの情報ユニット(シンボル)の時間合成であ
る。MACレイヤは、各送信時間インターバル中に、ト
ランスポート・ブロック群を物理レイヤへ供給する。こ
の送信時間インターバルは、トランスポート・チャネル
毎に固有であり、トランスポート・フォーマットの半静
的部分に属する。物理レイヤが、n個の無線フレーム分
の送信時間インターバルの冒頭において、MACレイヤ
からトランスポート・チャネルを通じて送信されるべき
トランスポート・ブロック群を受信すると、このトラン
スポート・ブロック群の各ブロックは、n個のセグメン
トに分割される(トランスポート・ブロックのセグメン
ト化)。各トランスポート・ブロックのn個のセグメン
トは、該送信時間インターバルのn個の連続した無線フ
レームにおいて送信される。そのとき、送信時間インタ
ーバルのn個の無線フレームは、すべて同じセグメント
・シーケンスを含む。
【0041】MACレイヤは、各トランスポート・チャ
ネルに対して適切なトランスポート・フォーマットを選
択する。この選択においては、RLCレイヤとMACレ
イヤとの間の論理チャネルの優先度(以下、MAC論理
優先度:MLPという)、RLCレイヤにおける待ち行
列の占有度(バッファ占有度:BO)、論理チャネルに
関連付けられたトランスポート・チャネルの送信時間イ
ンターバル(TTI)、及びトランスポート・フォーマ
ットの組み合わせのサブセットが考慮される必要があ
る。RLCレイヤにおける待ち行列は、RLCレイヤか
らMACレイヤを通じて物理レイヤへ送信されるべきパ
ケット・ユニットを含む。トランスポート・フォーマッ
トの組み合わせのサブセットは、トランスポート・フォ
ーマットの組み合わせの考えられ得るすべての組み合わ
せの一部である。このようなセブセットは、考えられる
トランスポート・フォーマットの組み合わせの数を制限
するのに用いられる。これにより、いずれのトランスポ
ート・フォーマットの組み合わせが送信に用いられたか
を受信側に示すビット数も制限されるからである。
【0042】トランスポート・チャネル(或いは、その
上にイメージされた一又は複数の論理チャネル)は、無
線フレームの先頭がトランスポート・チャネルの送信時
間インターバルの先頭と一致していない場合、無線フレ
ームにおいて非稼動状態で示される。一致している場
合、それ又はそれらは稼動状態で示される。送信時間イ
ンターバルが一無線フレーム長(例えば10ms)に対
応した最も短いものである場合、関連付けられたトラン
スポート・チャネルは決して非稼動状態とならない。な
ぜなら、トランスポート・ブロックはそのデータを送信
するために少なくともこの最短送信時間インターバルを
必要とするからである。この意味では、より長い送信時
間インターバル(例えば20ms)の場合に、トランス
ポート・チャネルは実際に非稼動状態となり得る。
【0043】最適なトランスポート・フォーマットの組
み合わせを選択する選択アルゴリズムは、各無線フレー
ムの開始時点において、MACレイヤにおいて実行され
る。このアルゴリズムは、ソフトウェアとして実現され
てもよく、ハードウェアとして実現されてもよい。ま
た、このアルゴリズムは、移動局において実行されても
よく、ネットワーク側において実行されてもよい。
【0044】まず、この選択アルゴリズムを描写し、説
明するためのいくつかのパラメータ及び変数を定義す
る。
【0045】各シンボルは以下の意味を有する。
【0046】S2:移動局の現在の最大送信電力から考
えてサポートされ得るすべてのトランスポート・フォー
マットの組み合わせのセットTFCSの中のトランスポ
ート・フォーマットの組み合わせTFCの数。
【0047】TF(t):トランスポート・チャネルT
を通じて送信されるいくつかの所定サイズのトラン
スポート・ブロック。ここで、t=1,・・・,NTC
であり、NTCはトランスポート・チャネル数である。
【0048】ここで、トランスポート・フォーマットの
組み合わせTFCは、TFC=(TF(1),TF
(2),・・・TF(NTC))と定義され、トランス
ポート・フォーマットが、更に、例えば誤り訂正コーデ
ィング方法などの半静的属性を有することは無視する。
【0049】BO(L):論理チャネルLCLのバッフ
ァ占有度(L=1,・・・,NLC)を示す。ここで、
LCは論理チャネル数を表す。
【0050】ここで、論理チャネルは、優先度が減る順
に番号が付けられる。すなわち、LC1が最も高い優先
度を有し、LCNLCが最も低い優先度を有し、番号が
低くなるほど優先度が高くなる。
【0051】異なるが隣接する番号を有する論理チャネ
ルが同じ優先度を有するようにしてもよい。
【0052】同じ優先度の(すなわち隣接する番号の)
論理チャネルが存在し、同時に稼動状態のトランスポー
ト・チャネル上にイメージ化される場合、割当の公正さ
が最適化されてもよい。なぜなら、論理チャネルは1つ
のTTIから次のTTIへと位置を周期的にシフトされ
るからである。LC3、4、及び5が同じ優先度を有す
る場合、最初のTTIの先頭におけるシーケンスは、
3、4、5であり、次のTTIにおいては、3=4、
=5、5=3となることもあり得る。
【0053】SLogCh(t):同じトランスポート
・チャネルTC上にイメージ化された(番号によって
識別される)論理チャネルの数。
【0054】SLogCh(t,L):同じトランスポ
ート・チャネルTC上にイメージ化された(番号によ
って識別される)論理チャネルのリスト。LC1から始
まり、番号が増えていく。但し、LCLは含まれない。
【0055】t(L):LCLがイメージ化されたトラ
ンスポートTC
【0056】N(L):一TFCにおいて、TF(t
(L))の一部としてLCLに割り当てられたトランス
ポート・ブロックの数。
【0057】トランスポート・ブロックは、トランスポ
ート・ブロック・サイズによって定義されたビット数を
有する。
【0058】minBr及びmaxBrは、所定の観測
時間に関する最小許容ビットレート及び最大許容ビット
レートをそれぞれ示す。minBr及びmaxBrは、
以下に定義される別の量を決定する。
【0059】平均ビットレートRaverageは、サ
イズWを有する「ウィンドウ」に基づいて定義される。
【0060】
【数1】 ここで、
【0061】
【数2】 である。sBits(l,W,L)は、l番目のTTI
から数えて最後のWTTI中にLCLによって送信され
たビット数を示す。なぜなら、送信はLCLから開始さ
れるからである。ここで、N(k,L)は、TTIkに
おける送信に割り当てられたLCLのトランスポート・
ブロック数を示す。l<Wの場合、すなわち送信開始時
点の場合、観察インターバルは明らかにlTTIのみで
ある。
【0062】Nmin(l,L)は、l番目のTTIま
でのTTIに先立つWに関する平均ビットレート
【0063】
【数3】 が、minBr値を下回らないように、l番目のTTI
における送信に対してLCLに割り当てられ得る最小ト
ランスポート・ブロック数を示す。
【0064】Nmax(l,L)は、l番目のTTIま
でのTTIに先立つWに関する平均ビットレート
【0065】
【数4】 が、maxBr値を下回らないように、l番目のTTI
における送信に対してLCLに割り当てられ得る最大ト
ランスポート・ブロック数を示す。
【0066】minBr及びmaxBrにある値を与え
ると、これら定義はNmin(l,L)及びN
max(l,L)に対する以下の条件を導く。
【0067】
【数5】
【0068】
【数6】
【0069】
【数7】
【0070】
【数8】 ここで、
【0071】
【数9】 はx以下であって最大の整数であり、
【0072】
【数10】 はx以上であって最小の整数である。
【0073】ここで、上記選択アルゴリズムは、以下の
工程で進むことが好ましい。
【0074】1.論理チャネルLCLに対する最小ビッ
トレートを下回らずに現TTIにおいて(W最後のTT
Iにわたる移動合計を構成している間に)トランスポー
トされ得る最小ブロック数Nmin(L)を各論理チャ
ネルLCLに対して求める。
【0075】論理チャネルLCLに対する最大ビットレ
ートを越えずに現TTIにおいて(W最後のTTIにわ
たる移動合計を構成している間に)トランスポートされ
得る最大ブロック数Nmax(L)を各論理チャネルL
CLに対して求める。
【0076】2.繰り返し変数ITERを1にセットす
る。
【0077】ここで、以下のループが繰り返される。
【0078】3.L:=1をセットする。
【0079】4.S1:=S2をセットする(S2は既
に定義済)。
【0080】5.ITER==1(minBr条件)で
あれば、LCLの待ち行列で待機中であって値Nmin
(L)に最も近くなる複数のトランスポート・ブロック
を含むS1か、或いは(パディング・ブロックを用い
て)既に調査された同じトランスポート・チャネル上に
イメージ化された論理チャネルのすべての割り当てられ
たトランスポート・ブロックを考慮して上記数よりも多
くを含む(すなわち、S LogCh(t(L),L)に
含まれる)S1におけるトランスポート・フォーマット
の組み合わせTFCの数としてS2を構成する。正式に
は、Lから独立したS2は、
【0081】
【数11】 によって与えられる。ここで、N(L)は、BO
(L)<Nmin(L)に対しては、Nmin(L)を
下回らないLCLの待ち行列に存在するトランスポート
・ブロックの最大数(≦min(BO(L),Nmin
(L)))であり、BO(L)≧Nmin(L)に対し
ては、Nmin(L)を下回らないLCLの待ち行列に
存在するトランスポート・ブロックの最小数(<N
max(L))であり、結果として、θは、TFCに含
まれるTC(L)に対するトランスポート・フォーマ
ットTF(t(L))となる。すなわち、パディング・
トランスポート・ブロックが不要となる。N(L)は
変数
【0082】
【数12】 に格納される。
【0083】ITER==2(maxBr条件)であれ
ば、LCLの待ち行列で待機中のトランスポート・ブロ
ックの最大数(≦min(BO(L),Nmax(L)
−N (L))を含むS1か、或いは(パディング・ブ
ロックが加えられた場合)最初の反復時に割り当てられ
たすべてのトランスポート・ブロックと同様に既に調査
された同じトランスポート・チャネル上にイメージ化さ
れた論理チャネルのすべての割り当てられたトランスポ
ート・ブロックを考慮して上記数よりも多くを含む(す
なわち、SLogCh(t(L),L)に含まれる)S
1におけるトランスポート・フォーマットの組み合わせ
TFCの数としてS2を構成する。正式には、Lから独
立したS2は、
【0084】
【数13】 によって与えられる。ここで、ΔN(L)は、LCL
の待ち行列に存在するトランスポート・ブロックの最大
数(≦min(BO(L),Nmax(L))−N
(L))であり、結果として、θは、TFCに含まれ
るTC(L)に対するトランスポート・フォーマット
TF(t(L))となる。すなわち、パディング・トラ
ンスポート・ブロックが不要となる。ΔN(L)は変
【0085】
【数14】 に加えられる。
【0086】条件:ΔN(L)≦min(BO
(L),Nmax(L))−N(L)が、別のΔN
(L)トランスポート・ブロックが割り当てられたとき
にLCLに対する最大データレートが過剰とならないこ
とを確実にする。なぜなら、この条件から、ΔN
(L)+N(L)≦min(BO(L),Nmax
(L))ということも分かるからである。
【0087】ITER==3(任意的:省略可。なぜな
ら、maxBr条件を和らげるものであるから。)であ
って、且つ、「少なくとも1つの論理チャネルLに対
して、N[L]<BO(L)」であり、且つ、「S
1は1つ以上の要素を含む」場合、LCLの待ち行列で
待機中のトランスポート・ブロックの最大数(≦BO
(L)―(N(L)+ΔN(L)))を含むS1
か、或いは(パディング・ブロックが加えられ)最初及
び二回目の反復時に割り当てられたすべてのトランスポ
ート・ブロックと同様に既に調査された同じトランスポ
ート・チャネル上にイメージ化された論理チャネルのす
べての割り当てられたトランスポート・ブロックを考慮
して上記数よりも多くを含む(すなわち、SLogCh
(t(L),L)に含まれる)S1におけるトランスポ
ート・フォーマットの組み合わせTFCの数としてS2
を構成する。正式には、Lから独立したS3は、
【0088】
【数15】 によって与えられる。ここで、ΔN(L)は、LCL
の待ち行列で待機中のトランスポート・ブロックの最大
数(≦BO(L)―(N(L)+ΔN(L)))で
あり、結果として、θは、TFCに含まれるTC
(L)に対するトランスポート・フォーマットTF
(t(L))となる。すなわち、パディング・トランス
ポート・ブロックは挿入されない。ΔN(L)は変数
【0089】
【数16】 に加えられる。
【0090】6.L:=L+1をセットする。
【0091】7.L>NLC且つITER>3であれ
ば、考え得る最小ビットレートが実現されるようにS2
におけるトランスポート・フォーマットの組み合わせT
FCのうちの1つを選択し、処理を終える。
【0092】選択されたトランスポート・フォーマット
の組み合わせは、
【0093】
【数17】 という形にもなることに注意。
【0094】L>NLC且つITER≦3であれば、I
TER:=ITER+1をセットし、本アルゴリズムの
工程3を繰り返す。
【0095】L≦NLC且つITER≦3であれば、本
アルゴリズムの工程4を繰り返す。
【0096】「ベストエフォート」トラフィックは、原
則として、越えてはならない最大ビットレートによって
特徴付けられない。したがって、ベストエフォート・ト
ラフィックには(ビットレートの制限無しで)最低の優
先度を与えるべきである。すると、TFCの残った空間
は、このタイプのトラフィックに用いられるため、三回
目の反復は不要となる。
【0097】ここで、上記選択アルゴリズムを行う処理
を一例を挙げて説明する。
【0098】TC1〜TC3の異なるトランスポート・
チャネル上にイメージ化された6つの論理チャネルLC
1〜LC6が存在するものとする。下記表は、LCとT
Cとの間の割当と、送信時間インターバル(TTI)の
先頭におけるバッファ占有度(BO)と、最小ビットレ
ートNmin、及び上記数式に従って考えられる送信時
間インターバルに対して求められる最大ビットレートN
maxの値とを示す。加えて、min(BO,Nmi
n)及びmin(BO,Nmax)もリストアップされ
る。なぜなら、これらは関連する計算において必要とさ
れるからである。
【0099】
【表1】 上記3つのトランスポート・チャネル上で所定の送信電
力においてサポートされ得るトランスポート・フォーマ
ットの組み合わせのセットは、
【0100】
【数18】 と表せる。
【0101】反復1(minBr条件のみの考察)によ
り、個々の論理チャネルに対して、条件B(L)が満た
されるとき、「N(L)はmin(BO(L),N
min(L))に可能な限り近いLCLのトランスポー
ト・ブロック数であり、よってθは(ここでは半静的属
性を考慮せずに)TCt(L)に対する妥当なトランス
ポート・フォーマットに対応する」ことが分かる。
【0102】L=1に対して、S2は、
【0103】
【数19】 を維持する。なぜなら、BO(1)≧Nmin(1)、
(1)≧Nmin(1)=2、及びN(1)=2
から、妥当なトランスポート・フォーマットTF(1)
∈{2,3,5,6,7}が得られ、N(1)=2と
なるからである。
【0104】
【数20】 が格納される。次の工程に対して、S1:=S2がセッ
トされる。
【0105】L=2に対して、S2は、
【0106】
【数21】 を維持する。なぜなら、BO(2)<Nmin(2)が
考慮され、N(2)≦min(BO(2),Nmin
(2))=2、及びθ=N(2)+N(1)=1+
2から、妥当なトランスポート・フォーマットTF
(1)∈{2,3,5,6,7}が得られ、N(2)
=1となるからである。
【0107】
【数22】 が格納される。次の工程に対して、S1:=S2がセッ
トされる。
【0108】L=3に対して、S2は、
【0109】
【数23】 を維持する。なぜなら、BO(3)≧Nmin(3)、
(3)≧Nmin(3)=1、及びθ=N(3)
=1から、妥当なトランスポート・フォーマットTF
(2)∈{0,1,2,3,4,5,6,7}が得ら
れ、N(3)=1となるからである。
【0110】
【数24】 が格納される。次の工程に対して、S1:=S2がセッ
トされる。
【0111】L=4に対して、S2は、
【0112】
【数25】 を維持する。なぜなら、BO(4)≧Nmin(4)、
(4)≧Nmin(4)=2、及びθ=N(4)
=4から、妥当なトランスポート・フォーマットTF
(3)∈{0,4,6,8,10,11,12,13}
が得られ、N(4)=4となるからである。
【0113】
【数26】 が格納される。次の工程に対して、S1:=S2がセッ
トされる。
【0114】L=5に対して、S2は、
【0115】
【数27】 を維持する。なぜなら、BO(5)≧Nmin(5)、
(5)≧Nmin(5)=2、及びθ=N(5)
+N(3)=2+1から、妥当なトランスポート・フ
ォーマットTF(2)∈{1,2,3,4,5,6,
7}が得られ、N(5)=2となるからである。
【0116】
【数28】 が格納される。次の工程に対して、S1:=S2がセッ
トされる。
【0117】L=6に対して、S2は、
【0118】
【数29】 を維持する。なぜなら、BO(6)≧Nmin(6)、
(6)≧Nmin(6)=6、及びθ=N(6)
+N(4)=6+4から、妥当なトランスポート・フ
ォーマットTF(3)∈{4,6,8,10,11,1
2,13}が得られ、N(6)=6となるからであ
る。
【0119】
【数30】 が格納される。次の工程に対して、S1:=S2がセッ
トされる。
【0120】このようにして、N(1)+N(2)
=2+1=3のトランスポート・ブロックがTC1に割
り当てられ、N(3)+N(5)=1+2=3のト
ランスポート・ブロックがTC2に割り当てられ、N
(4)+N(6)=4+6=10のトランスポート・
ブロックがTC3に割り当てられた。すなわち、1回目
の反復で決定されたトランスポート・フォーマットの組
み合わせは、(3,3,10)である。これは、最小ビ
ットレートを生成したS2に含まれるトランスポート・
フォーマットの組み合わせと一致する。LC2における
バッファ占有度が十分でないため、(5,3,10)は
実現されない。
【0121】maxBr条件は次の反復において考慮さ
れる。ここで、条件B(L)が満たされると、「ΔN
(L)は、min(BO(L),Nmax(L))−N
(L)を越えないLCLに存在するトランスポート・
ブロックの最大数であり、よってθは(ここでは半静的
属性を考慮せずに)TCt(L)に対する妥当なトラン
スポート・フォーマットに対応する」。
【0122】L=1に対して、S2は、
【0123】
【数31】 を維持する。なぜなら、ΔN(1)≦min(BO
(1),Nmax(1))−N(1)=3−2=1、
及びθ=ΔN(1)+N(1)+N(2)=1+
2+1から、妥当なトランスポート・フォーマットTF
(1)∈{3,5,6,7}は得られず、ΔN(1)
=0となるからである。
【0124】
【数32】 が格納される(変更無し)。次の工程に対して、S1:
=S2がセットされる。
【0125】L=2に対して、S2は、
【0126】
【数33】 を維持する。なぜなら、ΔN(2)≦min(BO
(2),Nmax(2))−N(2)=2−1=1、
及びθ=ΔN(2)+ΔN(1)+N(1)+N
(2)=1+2+1から、妥当なトランスポート・フ
ォーマットTF(1)∈{3,5,6,7}は得られ
ず、ΔN(2)=0となるからである。
【0127】
【数34】 が格納される(変更無し)。次の工程に対して、S1:
=S2がセットされる。
【0128】L=3に対して、S2は、
【0129】
【数35】 を維持する。なぜなら、ΔN(3)≦min(BO
(3),Nmax(3))−N(3)=2−1=1、
及びθ=ΔN(3)+N(3)+N(5)=1+
1+2=4から、妥当なトランスポート・フォーマット
TF(1)∈{3,4,5,6,7}が得られ、ΔN
(3)=1となるからである。
【0130】
【数36】 が格納される(変更無し)。次の工程に対して、S1:
=S2がセットされる。
【0131】L=4に対して、S2は、
【0132】
【数37】 を維持する。なぜなら、ΔN(4)≦min(BO
(4),Nmax(4))−N(4)=4−4=0、
すなわちΔN(4)=0となるからである。
【0133】
【数38】 が格納される(変更無し)。次の工程に対して、S1:
=S2がセットされる。
【0134】L=5に対して、S2は、
【0135】
【数39】 を維持する。なぜなら、ΔN(5)≦min(BO
(5),Nmax(5))−N(5)=2−2=0、
すなわちΔN(5)=0となるからである。
【0136】
【数40】 が格納される(変更無し)。次の工程に対して、S1:
=S2がセットされる。
【0137】L=6に対して、S2は、
【0138】
【数41】 を維持する。なぜなら、ΔN(6)≦min(BO
(6),Nmax(6))−N(6)=8−6=2、
及びθ=ΔN(6)+ΔN(4)+N(4)+N
(6)=2+0+4+6=12から、妥当なトランス
ポート・フォーマットTF(3)∈{10,11,1
2,13}が得られるからである。
【0139】
【数42】 が格納される。次の工程に対して、S1:=S2がセッ
トされる。
【0140】このようにして、N(1)+ΔN
(1)+N(2)+ΔN(2)=2+0+1+0
=3のトランスポート・ブロックがTC1に割り当てら
れ、N(3)+ΔN(3)+N(5)+ΔN
(5)=1+1+2+0=4のトランスポート・ブロ
ックがTC2に割り当てられ、N(4)+ΔN
(4)+N(6)+ΔN(6)=4+0+6+2
=12のトランスポート・ブロックがTC3に割り当て
られた。すなわち、2回目の反復で決定されたトランス
ポート・フォーマットの組み合わせは、(3,4,1
2)である。これは、最小ビットレートを生成したS2
に含まれるトランスポート・フォーマットの組み合わせ
と一致する。この2回目の反復の結果は、(4,4,1
2)とならない。なぜなら、TC1は「4つのブロッ
ク」というトランスポート・フォーマットを含まない
が、実際にはNmax(1)=3は4つの割り当てられ
たブロックの合計を導くからである。
【0141】3回目の反復においては、maxBr条件
を越えたトランスポート・ブロックを割り当てることが
試みられる。ここで、条件B(L)が満たされると、
「ΔN (L)は、BO(L)−(N(L)+ΔN
(L))を越えないLCLに存在するトランスポート・
ブロックの最大数であり、よってθは(ここでは半静的
属性を考慮せずに)TCt(L)に対する妥当なトラン
スポート・フォーマットに対応する」。
【0142】L=1に対して、S2は、
【0143】
【数43】 を維持する。なぜなら、ΔN(1)≦BO(1)−
(N(1)+ΔN(1))=4−2=2、及びθ=
ΔN(1)+ΔN(1)+ΔN(2)+N
(1)+N(2)=2+0+0+2+1=5から、
妥当なトランスポート・フォーマットTF(1)∈
{3,5,6,7}が得られ、ΔN(1)=2となる
からである。
【0144】
【数44】 が格納される。次の工程に対して、S1:=S2がセッ
トされる。
【0145】L=2に対して、S2は、
【0146】
【数45】 を維持する。なぜなら、ΔN(2)≦BO(2)−
(N(2)+ΔN(2))=2−1=1、及びθ=
ΔN(2)+ΔN(1)+ΔN(1)+ΔN
(2)+N(1)+N(2)=1+2+0+0+
2+1=6から、妥当なトランスポート・フォーマット
TF(1)∈{5,6,7}が得られ、ΔN(2)=
1となるからである。
【0147】
【数46】 が格納される。次の工程に対して、S1:=S2がセッ
トされる。
【0148】L=3に対して、S2は、
【0149】
【数47】 を維持する。なぜなら、ΔN(3)≦BO(3)−
(N(3)+ΔN(3))=3−(1+1)=1、
及びθ=ΔN(3)+ΔN(3)+ΔN(5)+
(3)+N(5)=1+1+0+1+2=5か
ら、妥当なトランスポート・フォーマットTF(1)∈
{4,5,6,7}が得られ、ΔN(3)=1となる
からである。
【0150】
【数48】 が格納される。次の工程に対して、S1:=S2がセッ
トされる。
【0151】L=4に対して、S2は、
【0152】
【数49】 を維持する。なぜなら、ΔN(4)≦BO(4)−
(N(4)+ΔN(4))=8−(4+0)=4、
及びθ=ΔN(4)+ΔN(4)+N(4)+Δ
(6)+N(6)=1+0+4+2+6=13か
ら、妥当なトランスポート・フォーマットTF(1)∈
{12,13}が得られ、ΔN(4)=1となるから
である。
【0153】
【数50】 が格納される。次の工程に対して、S1:=S2がセッ
トされる。
【0154】L=5に対して、S2は、
【0155】
【数51】 を維持する。なぜなら、ΔN(5)≦BO(5)−
(N(5)+ΔN(5))=5−(2+0)=3、
及びθ=ΔN(5)+ΔN(3)+ΔN(3)+
ΔN(5)+N(3)+N(5)=2+1+1+
0+1+2=7から、妥当なトランスポート・フォーマ
ットTF(1)∈{5,6,7}が得られ、ΔN
(5)=1となるからである。
【0156】
【数52】 が格納される。次の工程に対して、S1:=S2がセッ
トされる。
【0157】L=6に対して、S2は、
【0158】
【数53】 を維持する。なぜなら、ΔN(6)≦BO(6)−
(N(6)+ΔN(6))=9−(6+2)=1、
及びθ=ΔN(6)+ΔN(4)+ΔN(4)+
(4)+ΔN(6)+N(6)=1+1+0+
4+2+6=14から、妥当なトランスポート・フォー
マットTF(1)∈{13}は得られず、ΔN(6)
=0となるからである。
【0159】
【数54】 が格納される。次の工程に対して、S1:=S2がセッ
トされる。
【0160】このようにして、TC1は、N(1)+
ΔN(1)+ΔN(1)+N(2)+ΔN
(2)+ΔN(2)=2+0+2+1+0+1=6
となり、TC2は、N(3)+ΔN(3)+ΔN
(3)+N(5)+ΔN(5)+ΔN(5)=1
+1+1+2+0+2=7となり、TC3は、N
(4)+ΔN(4)+ΔN(4)+N(6)+
ΔN(6)+ΔN(6)=4+0+1+6+2+0
=13となる。すなわち、3回目の反復で決定されたト
ランスポート・フォーマットの組み合わせは、(6,
7,13)である。これは、最小ビットレートを生成し
たS2に含まれるトランスポートの組み合わせと一致す
る。
【0161】
【発明の効果】本発明によれば、適切なトランスポート
・フォーマットの組み合わせを選択する最適化された選
択工程を有するネットワークを提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】無線ネットワーク制御局と複数の端末とを有す
るワイヤレス・ネットワークを示す図である。
【図2】端末若しくは無線ネットワーク制御局の様々な
機能を説明するためのレイヤ・モデルを示す図である。
【符号の説明】
1 無線ネットワーク制御局 2〜9 端末 10、11 制御線 12 トランスポート・チャネル 13 論理チャネル 14 アクセス・ポイント
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 クリストフ ヘルマン ドイツ連邦共和国,52064 アーヘン,カ ゼルネンシュトラーセ 6 Fターム(参考) 5K030 HA08 JL01 LC01 LC09 5K033 CB06 CC01 DA17

Claims (13)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 第二のトランスポート・チャネル群が関
    連付けられた第一の論理チャネル群を有し、前記トラン
    スポート・チャネルは前記論理チャネルのパケット・ユ
    ニットから構成されたトランスポート・ブロックを伝送
    するために設けられたネットワークであって、 各トランスポート・チャネル上で送信されるトランスポ
    ート・ブロックを指定する複数の妥当なトランスポート
    ・フォーマットの組み合わせが前記トランスポート・チ
    ャネルに割り当てられ、 前記トランスポート・フォーマットの組み合わせを選択
    する選択アルゴリズムが設けられ、 各論理チャネルに対して適用可能な最小ビットレートを
    維持しながら前記トランスポート・フォーマットの組み
    合わせの選択が実行されることを特徴とするネットワー
    ク。
  2. 【請求項2】 請求項1記載のネットワークであって、 前記トランスポート・フォーマットの組み合わせの選択
    は、各論理チャネルに対して得られる最大ビットレート
    を考慮しながら実行されることを特徴とするネットワー
    ク。
  3. 【請求項3】 請求項1記載のネットワークであって、 前記論理チャネルのパケット・ユニットを前記トランス
    ポート・チャネルに割り当てる第一の割当シーケンスが
    前記選択アルゴリズムに提供され、 前記割当は、 a)各トランスポート・チャネルに割り当てられたパケ
    ット・ユニットの総数の合計が、既に考慮され同じトラ
    ンスポート・チャネル上にイメージ化された論理チャネ
    ルを考慮しても、妥当なトランスポート・フォーマット
    の組み合わせに属するトランスポート・フォーマットに
    一致する度に多くのパケット・ユニットのみが割り当て
    られる場合、又は、 b)割り当てられたパケット・ユニットの数が各論理チ
    ャネルに対して得られる最小ビットレートに可能な限り
    近くなるように選択された場合、に個々の論理チャネル
    に対して行われ、 前記基準a)は前記基準b)に優先し、 別のパケット・ユニットを割り当てる第二の割当シーケ
    ンスが設けられることを特徴とするネットワーク。
  4. 【請求項4】 請求項3記載のネットワークであって、 別のパケット・ユニットを割り当てる前記第二の割当シ
    ーケンスは、 a)各トランスポート・チャネルに割り当てられたパケ
    ット・ユニットの総数の合計が、既に考慮され同じトラ
    ンスポート・チャネル上にイメージ化された論理チャネ
    ルを考慮しても、妥当なトランスポート・フォーマット
    の組み合わせに属するトランスポート・フォーマットに
    一致する度に多くのパケット・ユニットのみが割り当て
    られる場合、 c)割り当てられたパケット・ユニットの数が各論理チ
    ャネルに対して得られる最大ビットレートを毎回越えな
    いように選択された場合、又は、 d)可能な限り多くのパケット・ユニットが毎回割り当
    てられた場合、に実行され、 前記基準a)は前記基準c)に優先し、前記基準c)は
    前記基準d)に優先することを特徴とするネットワー
    ク。
  5. 【請求項5】 請求項4記載のネットワークであって、 別のパケット・ユニットを割り当てる第三の割当シーケ
    ンスが、 a)各トランスポート・チャネルに割り当てられたパケ
    ット・ユニットの総数の合計が、既に考慮され同じトラ
    ンスポート・チャネル上にイメージ化された論理チャネ
    ルを考慮しても、妥当なトランスポート・フォーマット
    の組み合わせに属するトランスポート・フォーマットに
    一致する度に多くのパケット・ユニットのみが割り当て
    られる場合、又は、 d)可能な限り多くのパケット・ユニットが毎回割り当
    てられた場合、に提供され、 前記基準a)は前記基準d)に優先することを特徴とす
    るネットワーク。
  6. 【請求項6】 請求項3記載のネットワークであって、 別のパケット・ユニットを割り当てる前記第二の割当シ
    ーケンスは、 a)各トランスポート・チャネルに割り当てられたパケ
    ット・ユニットの総数の合計が、既に考慮され同じトラ
    ンスポート・チャネル上にイメージ化された論理チャネ
    ルを考慮しても、妥当なトランスポート・フォーマット
    の組み合わせに属するトランスポート・フォーマットに
    一致する度に多くのパケット・ユニットのみが割り当て
    られる場合、 c)割り当てられたパケット・ユニットの数が各論理チ
    ャネルに対して得られる最大ビットレートを毎回越えな
    いように選択された場合、又は、 d)可能な限り多くのパケット・ユニットが毎回割り当
    てられた場合、に提供され、 前記基準a)は前記基準c)に優先し、前記基準c)は
    前記基準d)に優先し、 前記基準c)はトランスポート・チャネルに割り当てら
    れた一又は複数の最後の論理チャネルに対して毎回解除
    されることを特徴とするネットワーク。
  7. 【請求項7】 請求項1記載のネットワークであって、 異なる優先度を有する論理チャネルは、それぞれ厳密に
    1つのトランスポート・チャネル上にイメージ化され、 前記ネットワークは前記論理チャネルの優先度順に前記
    パケット・ユニットの割当を実行するように設計される
    ことを特徴とするネットワーク。
  8. 【請求項8】 請求項1記載のネットワークであって、 前記ネットワークは、 無線ネットワーク制御局と複数の関連付けられた端末と
    を有するワイヤレス・ネットワークを有し、 前記端末は、それぞれ、少なくとも一無線フレームの送
    信時間インターバルを有し、その送信時間インターバル
    の先頭が一無線フレームの先頭と一致するときに稼動状
    態となるトランスポート・チャネルを通じて、論理チャ
    ネルのパケット・ユニットから構成されたトランスポー
    ト・ブロックを送信するように設計されることを特徴と
    するネットワーク。
  9. 【請求項9】 請求項8記載のネットワークであって、 前記無線ネットワーク制御局若しくは端末のMAC(媒
    体アクセス制御)レイヤは、各トランスポート・フォー
    マットを選択するように設計されることを特徴とするネ
    ットワーク。
  10. 【請求項10】 請求項8記載のネットワークであっ
    て、 前記無線ネットワーク制御局若しくは端末のRLC(無
    線リンク制御)レイヤは、送信すべきパケット・ユニッ
    トを格納するように設計され、 MACレイヤは、論理チャネルを通じて供給されたパケ
    ット・ユニットからトランスポート・ブロックを構成す
    るように設計されることを特徴とするネットワーク。
  11. 【請求項11】 第二のトランスポート・チャネル群が
    関連付けられた第一の論理チャネル群を有するネットワ
    ーク用であって、前記論理チャネルのパケット・ユニッ
    トからトランスポート・ブロックを構成し、該トランス
    ポート・ブロックを前記トランスポート・チャネルを通
    じて送信する無線ネットワーク制御局であって、 各トランスポート・チャネル上で送信されるトランスポ
    ート・ブロックを指定する複数の妥当なトランスポート
    ・フォーマットの組み合わせが前記トランスポート・チ
    ャネルに割り当てられ、 前記トランスポート・フォーマットの組み合わせを選択
    する選択アルゴリズムが前記無線ネットワーク制御局に
    設けられ、 各論理チャネルに対して得られる最小ビットレートを考
    慮しながら前記トランスポート・フォーマットの組み合
    わせの選択が実行されることを特徴とする無線ネットワ
    ーク制御局。
  12. 【請求項12】 第二のトランスポート・チャネル群が
    関連付けられた第一の論理チャネル群を有するネットワ
    ーク用であって、前記論理チャネルのパケット・ユニッ
    トからトランスポート・ブロックを構成し、該トランス
    ポート・ブロックを前記トランスポート・チャネルを通
    じて送信する端末であって、 各トランスポート・チャネル上で送信されるトランスポ
    ート・ブロックを指定する複数の妥当なトランスポート
    ・フォーマットの組み合わせが前記トランスポート・チ
    ャネルに割り当てられ、 前記トランスポート・フォーマットの組み合わせを選択
    する選択アルゴリズムが設けられ、 各論理チャネルに対して得られる最小ビットレートを考
    慮しながら前記トランスポート・フォーマットの組み合
    わせの選択が実行されることを特徴とする端末。
  13. 【請求項13】 第二のトランスポート・チャネル群が
    関連付けられた第一の論理チャネル群を有し、前記トラ
    ンスポート・チャネルは前記論理チャネルのパケット・
    ユニットから構成されたトランスポート・ブロックを伝
    送するために設けられたネットワークを制御する方法で
    あって、 各トランスポート・チャネル上で送信されるトランスポ
    ート・ブロックを指定する複数の妥当なトランスポート
    ・フォーマットの組み合わせが前記トランスポート・チ
    ャネルに割り当てられ、 前記トランスポート・フォーマットの組み合わせを選択
    する選択アルゴリズムが設けられ、 各論理チャネルに対して適用可能な最小ビットレートを
    維持しながら前記トランスポート・フォーマットの組み
    合わせの選択が実行されることを特徴とする方法。
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