JP2003017029A - 封口板及びこれを用いた溶接封口電池 - Google Patents
封口板及びこれを用いた溶接封口電池Info
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- Y02E60/10—Energy storage using batteries
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- Gas Exhaust Devices For Batteries (AREA)
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 電池が異常状態に陥ったときに、低い圧力設
定で電池内部を開放でき、電池が落下する等の衝撃が加
えられ、或いは安全弁として作用する部分に腐食が生じ
た場合であっても電解液が漏れたりするのを抑制し、且
つ製造コストを低減することができる封口板及びこれを
用いた溶接封口電池を提供することを目的とする。 【解決手段】 電池外装缶8の開口縁に溶接されて電池
を封口する板状の封口板6において、封口板6の周縁の
一部には、厚みが他の部分よりも小さな薄肉部19が形
成されていることを特徴とする。
定で電池内部を開放でき、電池が落下する等の衝撃が加
えられ、或いは安全弁として作用する部分に腐食が生じ
た場合であっても電解液が漏れたりするのを抑制し、且
つ製造コストを低減することができる封口板及びこれを
用いた溶接封口電池を提供することを目的とする。 【解決手段】 電池外装缶8の開口縁に溶接されて電池
を封口する板状の封口板6において、封口板6の周縁の
一部には、厚みが他の部分よりも小さな薄肉部19が形
成されていることを特徴とする。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、電極体が収納され
た電池外装缶の開口縁に溶接されて電池を封口する板状
の封口板、及びこの封口板を用いた溶接封口電池に関す
る。
た電池外装缶の開口縁に溶接されて電池を封口する板状
の封口板、及びこの封口板を用いた溶接封口電池に関す
る。
【0002】
【従来の技術】近年、LiCoO2 やLiMn2 O4 等
のリチウム含有複合酸化物を正極材料としリチウムイオ
ンを吸蔵、放出し得る炭素材料、酸化物等を負極材料と
する非水電解液電池が、小型軽量でかつ高エネルギー密
度化が可能な電池として注目されている。
のリチウム含有複合酸化物を正極材料としリチウムイオ
ンを吸蔵、放出し得る炭素材料、酸化物等を負極材料と
する非水電解液電池が、小型軽量でかつ高エネルギー密
度化が可能な電池として注目されている。
【0003】上記非水電解液電池では、火中に投下した
り、通常の条件とは異なるでの充放電を行う等、誤った
取り扱いにより電池内で多量のガスが発生することがあ
るが、この場合、電池内のガスを速やかに電池外に放出
する必要がある。そこで、上記電池には、上記のような
場合に、電池内のガスを速やかに電池外に放出するため
の安全弁(安全機構)が設けられている。このような安
全弁としては、特開平11−273640号公報(図9
及び図10参照)に示されるように、封口板28の開放
孔28aの下端部から、ドーム状を成す薄肉の弁体29
が形成されたものが提案されている。このような弁体を
用いた電池では、封口板28と弁体29とが一体成形さ
れているということから、弁体29は電池の内部圧力の
上昇にのみ起因して作動するような構造が提案されてい
る。
り、通常の条件とは異なるでの充放電を行う等、誤った
取り扱いにより電池内で多量のガスが発生することがあ
るが、この場合、電池内のガスを速やかに電池外に放出
する必要がある。そこで、上記電池には、上記のような
場合に、電池内のガスを速やかに電池外に放出するため
の安全弁(安全機構)が設けられている。このような安
全弁としては、特開平11−273640号公報(図9
及び図10参照)に示されるように、封口板28の開放
孔28aの下端部から、ドーム状を成す薄肉の弁体29
が形成されたものが提案されている。このような弁体を
用いた電池では、封口板28と弁体29とが一体成形さ
れているということから、弁体29は電池の内部圧力の
上昇にのみ起因して作動するような構造が提案されてい
る。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】ここで、携帯小型電子
機器の小型軽量化に伴い、非水電解液電池においては更
なる小型かつ高エネルギー密度化が求められている。非
水電解液電池を高エネルギー密度にすれば、一般的に
は、電池の熱安定性が低下する。即ち、異常反応による
熱とガスとが電池内部に蓄積され易くなる。そして、も
し、異常反応が起こったときには、できるだけ早い段階
で、蓄積した熱とともに電池内部で発生したガスを電池
外に放出して、電池内を冷却、減圧することが必要であ
る。そのためには、安全弁の作動圧力を従来より低く設
定しなければならないが、安全弁作動圧を低くするに
は、弁体の厚みを小さくし、更にその周縁に設けられる
溝部の肉厚を極めて小さく形成する必要がある。
機器の小型軽量化に伴い、非水電解液電池においては更
なる小型かつ高エネルギー密度化が求められている。非
水電解液電池を高エネルギー密度にすれば、一般的に
は、電池の熱安定性が低下する。即ち、異常反応による
熱とガスとが電池内部に蓄積され易くなる。そして、も
し、異常反応が起こったときには、できるだけ早い段階
で、蓄積した熱とともに電池内部で発生したガスを電池
外に放出して、電池内を冷却、減圧することが必要であ
る。そのためには、安全弁の作動圧力を従来より低く設
定しなければならないが、安全弁作動圧を低くするに
は、弁体の厚みを小さくし、更にその周縁に設けられる
溝部の肉厚を極めて小さく形成する必要がある。
【0005】しかしながら、弁体29の厚みを極めて小
さくすると、電池が落下する等の衝撃が加えられた場合
には、弁体29が傷ついてクラック等が生じ、電解液が
漏れることがある。また、高温高湿等の過酷な条件に曝
された場合には、弁体29が腐食するため、極めて小さ
な衝撃で(或いは、衝撃を加えなくても)、高頻度で電
解液が漏出する問題がある。
さくすると、電池が落下する等の衝撃が加えられた場合
には、弁体29が傷ついてクラック等が生じ、電解液が
漏れることがある。また、高温高湿等の過酷な条件に曝
された場合には、弁体29が腐食するため、極めて小さ
な衝撃で(或いは、衝撃を加えなくても)、高頻度で電
解液が漏出する問題がある。
【0006】加えて、上記の如く、弁体29の厚みを極
めて小さくした場合には、それに応じて製造上の弁体2
9の厚み公差も非常に小さな範囲に規制する必要があ
る。ところが、このように公差範囲が狭くなると、歩留
りが悪くなって、電池の製造コストが高くなるという課
題も有していた。さらに、電池の小型化に伴い、小面積
の安全弁を設置せざるを得ず、安全弁作動圧が上昇する
とともに、安全弁の成形加工が困難となり、歩留りが低
下する。
めて小さくした場合には、それに応じて製造上の弁体2
9の厚み公差も非常に小さな範囲に規制する必要があ
る。ところが、このように公差範囲が狭くなると、歩留
りが悪くなって、電池の製造コストが高くなるという課
題も有していた。さらに、電池の小型化に伴い、小面積
の安全弁を設置せざるを得ず、安全弁作動圧が上昇する
とともに、安全弁の成形加工が困難となり、歩留りが低
下する。
【0007】本発明は、以上の事情に鑑みなされたもの
であって、電池内部ガスが開放される圧力を低下させつ
つ、電池が落下する等の衝撃が加えられ、或いは安全機
構に腐食が生じた場合であっても電解液が漏れたりする
のを抑制し、且つ製造コストを低減することができる封
口板及びこれを用いた溶接封口電池を提供することを目
的とする。
であって、電池内部ガスが開放される圧力を低下させつ
つ、電池が落下する等の衝撃が加えられ、或いは安全機
構に腐食が生じた場合であっても電解液が漏れたりする
のを抑制し、且つ製造コストを低減することができる封
口板及びこれを用いた溶接封口電池を提供することを目
的とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、請求項1記載の発明は、電池外装缶の開口縁に溶接
されて電池を封口する板状の封口板において、上記封口
板の周縁の一部には、厚みが他の部分よりも小さな薄肉
部が形成されていることを特徴とする。上記構造であれ
ば、封口板の周縁の一部に形成された薄肉部と電池外装
缶とが溶接される部位が、安全機構として作用すること
になる。このように、溶接部位が安全機構として作用す
るならば、薄肉部の厚みを変えるだけで溶接部の溶け込
み深さを変えることができるので、電池内部ガスが開放
される圧力を容易に変えることができると共に、溶接部
位では、一体形成された安全弁と比べて、電池内部ガス
の圧力により部材が変形を受ける面積が大きくなるの
で、上記従来の技術で示した如く、弁体(本発明では薄
肉部の厚み)を極めて小さくする必要がない。したがっ
て、電池が落下する等の衝撃が加えられた場合や高温高
湿等の過酷な条件に曝されて薄肉部と電池外装缶との溶
接部分が腐食しても、当該部分から電解液が漏れるのを
抑制できる。
に、請求項1記載の発明は、電池外装缶の開口縁に溶接
されて電池を封口する板状の封口板において、上記封口
板の周縁の一部には、厚みが他の部分よりも小さな薄肉
部が形成されていることを特徴とする。上記構造であれ
ば、封口板の周縁の一部に形成された薄肉部と電池外装
缶とが溶接される部位が、安全機構として作用すること
になる。このように、溶接部位が安全機構として作用す
るならば、薄肉部の厚みを変えるだけで溶接部の溶け込
み深さを変えることができるので、電池内部ガスが開放
される圧力を容易に変えることができると共に、溶接部
位では、一体形成された安全弁と比べて、電池内部ガス
の圧力により部材が変形を受ける面積が大きくなるの
で、上記従来の技術で示した如く、弁体(本発明では薄
肉部の厚み)を極めて小さくする必要がない。したがっ
て、電池が落下する等の衝撃が加えられた場合や高温高
湿等の過酷な条件に曝されて薄肉部と電池外装缶との溶
接部分が腐食しても、当該部分から電解液が漏れるのを
抑制できる。
【0009】また、薄肉部の厚みを余り薄くしなくても
良いため、製造上要求される公差もある程度大きな範囲
で許容され、歩留りが高くなるので、電池の製造コスト
が低下する。加えて、薄肉部の厚みを変えるだけで電池
内部ガスが開放される圧力を変えることができるので、
電池容量、電池形状に応じて迅速な対応が可能となる。
良いため、製造上要求される公差もある程度大きな範囲
で許容され、歩留りが高くなるので、電池の製造コスト
が低下する。加えて、薄肉部の厚みを変えるだけで電池
内部ガスが開放される圧力を変えることができるので、
電池容量、電池形状に応じて迅速な対応が可能となる。
【0010】また、上記目的を達成するために、請求項
2記載の発明は、電極体が収納された電池外装缶と、こ
の電池外装缶の開口縁に溶接されて電池を封口する板状
の封口板とを有する溶接封口電池において、上記封口板
の周縁の一部には、厚みが他の部分よりも小さい薄肉部
が形成されており、薄肉部は他の周縁部とともに上記電
池外装缶に溶接されており、電池内部圧力が上昇したと
き、上記封口板または上記電池外装缶が変形することに
より、上記薄肉部の溶接が破断されて電池内部ガスが開
放されることを特徴とする。
2記載の発明は、電極体が収納された電池外装缶と、こ
の電池外装缶の開口縁に溶接されて電池を封口する板状
の封口板とを有する溶接封口電池において、上記封口板
の周縁の一部には、厚みが他の部分よりも小さい薄肉部
が形成されており、薄肉部は他の周縁部とともに上記電
池外装缶に溶接されており、電池内部圧力が上昇したと
き、上記封口板または上記電池外装缶が変形することに
より、上記薄肉部の溶接が破断されて電池内部ガスが開
放されることを特徴とする。
【0011】上記構成の如く、電池内部圧力が上昇に起
因する封口板または電池外装缶の変形に伴って、上記薄
肉部の溶接が破断されて電池内部ガスが開放されれば、
当該薄肉部が存在する位置で安全機構が構築される。し
たがって、上記請求項1に示した作用効果と同様の作用
効果を得ることができる。
因する封口板または電池外装缶の変形に伴って、上記薄
肉部の溶接が破断されて電池内部ガスが開放されれば、
当該薄肉部が存在する位置で安全機構が構築される。し
たがって、上記請求項1に示した作用効果と同様の作用
効果を得ることができる。
【0012】
【発明の実施の形態】本発明の実施の形態を、図1〜図
6に基づいて、以下に説明する。図1は本発明に係る封
口板の斜視図、図2は図1のA−A線矢視部分断面図、
図3は本発明に係る安全弁を用いた非水電解液電池の平
面図、図4は図3のB−B線矢視断面図、図5は薄肉部
における溶接状態を示す断面図、図6は薄肉部以外の部
分における溶接状態を示す断面図である。
6に基づいて、以下に説明する。図1は本発明に係る封
口板の斜視図、図2は図1のA−A線矢視部分断面図、
図3は本発明に係る安全弁を用いた非水電解液電池の平
面図、図4は図3のB−B線矢視断面図、図5は薄肉部
における溶接状態を示す断面図、図6は薄肉部以外の部
分における溶接状態を示す断面図である。
【0013】図3及び図4に示すように、本発明の非水
電解液電池は、有底筒状のアルミニウム合金製の外装缶
8(側面部の厚み:0.4mm)を有しており、この外
装缶8内には、アルミニウムから成る芯体にLiCoO
2 を主体とする活物質層が形成された正極と、銅から成
る芯体に黒鉛を主体とする活物質層が形成された負極
と、これら両電極を離間するセパレータとから成る偏平
渦巻き状の電極体7が収納されている。また、上記外装
缶8内には、エチレンカーボネート(EC)とジメチル
カーボネート(DMC)とが体積比で4:6の割合で混
合された混合溶媒に、LiPF6 が1M(モル/リット
ル)の割合で溶解された電解液が注入されている。更
に、上記外装缶8の開放孔にはアルミニウム合金から成
る封口板6がレーザー溶接されており、これによって電
池が封口される。
電解液電池は、有底筒状のアルミニウム合金製の外装缶
8(側面部の厚み:0.4mm)を有しており、この外
装缶8内には、アルミニウムから成る芯体にLiCoO
2 を主体とする活物質層が形成された正極と、銅から成
る芯体に黒鉛を主体とする活物質層が形成された負極
と、これら両電極を離間するセパレータとから成る偏平
渦巻き状の電極体7が収納されている。また、上記外装
缶8内には、エチレンカーボネート(EC)とジメチル
カーボネート(DMC)とが体積比で4:6の割合で混
合された混合溶媒に、LiPF6 が1M(モル/リット
ル)の割合で溶解された電解液が注入されている。更
に、上記外装缶8の開放孔にはアルミニウム合金から成
る封口板6がレーザー溶接されており、これによって電
池が封口される。
【0014】上記封口板6は、ガスケット11、絶縁板
12及び導電板14と共に、挟持部材16により挟持さ
れており、この挟持部材16上には負極端子10が固定
されている。また、上記負極から延設される負極タブ1
5は、上記導電板14と挟持部材16とを介して、上記
負極端子10と電気的に接続される一方、上記正極は正
極タブ(図示せず)を介して、上記外装缶8と電気的に
接続されている。
12及び導電板14と共に、挟持部材16により挟持さ
れており、この挟持部材16上には負極端子10が固定
されている。また、上記負極から延設される負極タブ1
5は、上記導電板14と挟持部材16とを介して、上記
負極端子10と電気的に接続される一方、上記正極は正
極タブ(図示せず)を介して、上記外装缶8と電気的に
接続されている。
【0015】ここで、図1及び図2に示すように、上記
封口板6の周縁の一部には切り欠き18が形成されてお
り、これにより、封口板6の厚みが他の部分よりも小さ
な薄肉部19が形成される。上記切り欠き18は封口板
6の一方の端部6aからの距離L1 が3mmの部位に形
成されており、また切り欠き18の長さ(薄肉部19の
長さ)L2 は12mm、切り欠き18の深さL3 は0.
3mm、上記薄肉部19の厚みL4 は0.15mmとな
るように形成されている。更に、封口板6の長さL5 は
29.2mm、封口板6の幅L6 は5.1mm、封口板
6の厚みL7 は1.0mmとなるように形成されてい
る。尚、切り欠き18及び薄肉部19は、封口板6の一
方の面(図1における正面側6b)のみならず、封口板
6の他方の面(図1における背面側6c)にも形成され
ている。
封口板6の周縁の一部には切り欠き18が形成されてお
り、これにより、封口板6の厚みが他の部分よりも小さ
な薄肉部19が形成される。上記切り欠き18は封口板
6の一方の端部6aからの距離L1 が3mmの部位に形
成されており、また切り欠き18の長さ(薄肉部19の
長さ)L2 は12mm、切り欠き18の深さL3 は0.
3mm、上記薄肉部19の厚みL4 は0.15mmとな
るように形成されている。更に、封口板6の長さL5 は
29.2mm、封口板6の幅L6 は5.1mm、封口板
6の厚みL7 は1.0mmとなるように形成されてい
る。尚、切り欠き18及び薄肉部19は、封口板6の一
方の面(図1における正面側6b)のみならず、封口板
6の他方の面(図1における背面側6c)にも形成され
ている。
【0016】上記構造の非水電解質電池を、以下のよう
にして作製した。先ず、正極活物質としてのLiCoO
2 を90質量%と、導電剤としてのカーボンブラックを
5質量%と、結着剤としてのポリフッ化ビニリデンを5
質量%と、溶剤としてのN−メチル−2−ピロリドン
(NMP)溶液とを混合してスラリーを調製した後、上
記スラリーを正極集電体としてのアルミニウム箔の両面
に塗布した。その後、溶剤を乾燥し、ローラーで所定の
厚みにまで圧縮した後、所定の幅及び長さになるように
切断し、更にアルミニウム合金製の正極集電タブを溶接
した。
にして作製した。先ず、正極活物質としてのLiCoO
2 を90質量%と、導電剤としてのカーボンブラックを
5質量%と、結着剤としてのポリフッ化ビニリデンを5
質量%と、溶剤としてのN−メチル−2−ピロリドン
(NMP)溶液とを混合してスラリーを調製した後、上
記スラリーを正極集電体としてのアルミニウム箔の両面
に塗布した。その後、溶剤を乾燥し、ローラーで所定の
厚みにまで圧縮した後、所定の幅及び長さになるように
切断し、更にアルミニウム合金製の正極集電タブを溶接
した。
【0017】これと並行して、負極活物質としての黒鉛
粉末を95質量%と、結着剤としてのポリフッ化ビニリ
デンを5質量%と、溶剤としてのNMP溶液とを混合し
てスラリーを調製した後、上記スラリーを負極集電体と
しての銅箔の両面に塗布した。その後、溶剤を乾燥し、
ローラーで所定の厚みにまで圧縮した後、所定の幅及び
長さになるように切断し、更にニッケル製の負極集電タ
ブを溶接した。
粉末を95質量%と、結着剤としてのポリフッ化ビニリ
デンを5質量%と、溶剤としてのNMP溶液とを混合し
てスラリーを調製した後、上記スラリーを負極集電体と
しての銅箔の両面に塗布した。その後、溶剤を乾燥し、
ローラーで所定の厚みにまで圧縮した後、所定の幅及び
長さになるように切断し、更にニッケル製の負極集電タ
ブを溶接した。
【0018】次に、上記正極と負極とをポリエチレン製
微多孔膜から成るセパレータを介して巻回して偏平渦巻
き状の電極体7を作製した。一方、上記の工程と並行し
て、封口板6の周縁の一部に切り欠き18を形成して、
封口板6の厚みが他の部分よりも小さな薄肉部19を形
成した。この後、封口板6、ガスケット11、絶縁板1
2及び導電板14を挟持部材16により挟持した。
微多孔膜から成るセパレータを介して巻回して偏平渦巻
き状の電極体7を作製した。一方、上記の工程と並行し
て、封口板6の周縁の一部に切り欠き18を形成して、
封口板6の厚みが他の部分よりも小さな薄肉部19を形
成した。この後、封口板6、ガスケット11、絶縁板1
2及び導電板14を挟持部材16により挟持した。
【0019】しかる後、導電板14と電極体7から導出
される負極集電タブとを溶接し、電極体7を外装缶8に
挿入した。そして、外装缶8と封口板6とをレーザー溶
接した後、封口板6の透孔より外装缶8内に電解液を注
入し、更に挟持部材16上に負極端子10を固定するこ
とにより非水電解液電池を作製した。
される負極集電タブとを溶接し、電極体7を外装缶8に
挿入した。そして、外装缶8と封口板6とをレーザー溶
接した後、封口板6の透孔より外装缶8内に電解液を注
入し、更に挟持部材16上に負極端子10を固定するこ
とにより非水電解液電池を作製した。
【0020】ここで、上記のようにして作製した非水電
解液電池では、図5及び図6に示すように、封口板6の
周縁と外装缶8との境界及びその近傍には、レーザー溶
接による溶融部21が形成されるが、切り欠き18が形
成されている部位(薄肉部19が存在する部位)におけ
る溶融部21の深さ(溶け込み深度であり、図5におけ
るL8 )は、切り欠き18が形成されていない部位(薄
肉部19が存在しない部位)における溶融部21の深さ
(溶け込み深度であり、図6におけるL9 )よりも小さ
くなっている。これにより、過充電や加熱により、電池
内部圧力が上昇すると共に、これに伴って外装缶8や封
口板6が変形した場合には、切り欠き18が形成されて
いる部分の溶融部21で破断し、電池内部のガスが放出
されることになる。即ち安全機構として作用する。
解液電池では、図5及び図6に示すように、封口板6の
周縁と外装缶8との境界及びその近傍には、レーザー溶
接による溶融部21が形成されるが、切り欠き18が形
成されている部位(薄肉部19が存在する部位)におけ
る溶融部21の深さ(溶け込み深度であり、図5におけ
るL8 )は、切り欠き18が形成されていない部位(薄
肉部19が存在しない部位)における溶融部21の深さ
(溶け込み深度であり、図6におけるL9 )よりも小さ
くなっている。これにより、過充電や加熱により、電池
内部圧力が上昇すると共に、これに伴って外装缶8や封
口板6が変形した場合には、切り欠き18が形成されて
いる部分の溶融部21で破断し、電池内部のガスが放出
されることになる。即ち安全機構として作用する。
【0021】尚、薄肉部19の位置、長さ、及び幅は上
記の寸法に限定するものではなく、電池の大きさや電池
容量等に応じて変えれば良い。具体的には、薄肉部19
の長さを大きくしたり、厚みを小さくすれば、より低圧
で溶融部21での破断が生じる。また、薄肉部19の位
置も封口板6がより変形し易い部位に設ければ、より低
圧で溶融部21での破断が生じる。但し、上記負極端子
10の如く、封口板6よりも突出している部分がある場
合には、電池を落下等が生じた場合には負極端子10が
衝撃を受け易くなるため、当該負極端子10と対応する
部位(図1における中央部近傍)に薄肉部19を形成す
るのは望ましくない。
記の寸法に限定するものではなく、電池の大きさや電池
容量等に応じて変えれば良い。具体的には、薄肉部19
の長さを大きくしたり、厚みを小さくすれば、より低圧
で溶融部21での破断が生じる。また、薄肉部19の位
置も封口板6がより変形し易い部位に設ければ、より低
圧で溶融部21での破断が生じる。但し、上記負極端子
10の如く、封口板6よりも突出している部分がある場
合には、電池を落下等が生じた場合には負極端子10が
衝撃を受け易くなるため、当該負極端子10と対応する
部位(図1における中央部近傍)に薄肉部19を形成す
るのは望ましくない。
【0022】また、封口板6及び外装缶8の材質として
はアルミニウム合金に限定するものではなく、鉄等の公
知の材質でも良く、また本発明は上記非水電解液電池に
限定するものではなく、ニッケル−水素電池等の他の電
池にも適用しうることは勿論である。更に、溶接法とし
てはレーザービーム法に限定するものではなく、電子ビ
ーム法等であっても良い。
はアルミニウム合金に限定するものではなく、鉄等の公
知の材質でも良く、また本発明は上記非水電解液電池に
限定するものではなく、ニッケル−水素電池等の他の電
池にも適用しうることは勿論である。更に、溶接法とし
てはレーザービーム法に限定するものではなく、電子ビ
ーム法等であっても良い。
【0023】
【実施例】(実施例)実施例としては、上記発明の実施
の形態に示す方法と同様の方法にて作製した電池を用い
た。このようにして作製した電池を、以下、本発明電池
Aと称する。
の形態に示す方法と同様の方法にて作製した電池を用い
た。このようにして作製した電池を、以下、本発明電池
Aと称する。
【0024】(比較例1)封口板6に薄肉部19を形成
しない以外は、上記発明の実施の形態に示す方法と同様
の方法にて電池を作製した。このようにして作製した電
池を、以下、比較電池Xと称する。
しない以外は、上記発明の実施の形態に示す方法と同様
の方法にて電池を作製した。このようにして作製した電
池を、以下、比較電池Xと称する。
【0025】(比較例2)従来の技術の特開平11−2
73640号公報(図9及び図10参照)に示されるも
のを用いた(弁体の厚みは20μmであり、安全弁作動
圧力は、1.5MPaで、本発明電池Aの開放圧力より
も若干高い弁作動圧を有する)。このようにして作製し
た電池を、以下、比較電池Yと称する。
73640号公報(図9及び図10参照)に示されるも
のを用いた(弁体の厚みは20μmであり、安全弁作動
圧力は、1.5MPaで、本発明電池Aの開放圧力より
も若干高い弁作動圧を有する)。このようにして作製し
た電池を、以下、比較電池Yと称する。
【0026】(予備実験)図7に示すように、前記図1
に示すように薄肉部19が形成された封口板6及び電池
外装缶8のみを用い(即ち、電極体7等を用いない
で)、封口板6と電池外装缶8とをレーザー溶接した。
そして、薄肉部19が存在する部位における溶融部の深
さ(図5におけるL8 であり、以下、薄肉部溶融深度と
称する)と、薄肉部19が存在しない部位における溶融
部の深さ(図6におけるL9 であり、以下、厚肉部溶融
深度と称する)とを測定した(試料数は10個であ
る)。
に示すように薄肉部19が形成された封口板6及び電池
外装缶8のみを用い(即ち、電極体7等を用いない
で)、封口板6と電池外装缶8とをレーザー溶接した。
そして、薄肉部19が存在する部位における溶融部の深
さ(図5におけるL8 であり、以下、薄肉部溶融深度と
称する)と、薄肉部19が存在しない部位における溶融
部の深さ(図6におけるL9 であり、以下、厚肉部溶融
深度と称する)とを測定した(試料数は10個であ
る)。
【0027】また、上記同様にしてして作製した加工品
における開口部(通常は電解液の注液口として用いられ
る部位)23から内部に空気を送り込んで加圧し、作動
圧力を測定した(試料数は50個である)。
における開口部(通常は電解液の注液口として用いられ
る部位)23から内部に空気を送り込んで加圧し、作動
圧力を測定した(試料数は50個である)。
【0028】その結果、薄肉部溶融深度は、0.142
〜0.167mm(平均0.158mm)であるのに対
して、厚肉部溶融深度は、0.302〜0.374mm
(平均0.341mm)であり、薄肉部溶融深度は厚肉
部溶融深度より小さくなっていることが認められた。
〜0.167mm(平均0.158mm)であるのに対
して、厚肉部溶融深度は、0.302〜0.374mm
(平均0.341mm)であり、薄肉部溶融深度は厚肉
部溶融深度より小さくなっていることが認められた。
【0029】また、作動圧力は、1.1〜1.4MPa
(平均:1.30MPa)であって、非常に小さな圧力
で作動した。(比較電池Xにおける溶接部分破断圧力
は、平均2.9MPa)尚、安全機構が作動したときの
状態を図8に示す。
(平均:1.30MPa)であって、非常に小さな圧力
で作動した。(比較電池Xにおける溶接部分破断圧力
は、平均2.9MPa)尚、安全機構が作動したときの
状態を図8に示す。
【0030】(実験1)上記本発明電池A及び比較電池
Yを、温度70℃、湿度90%の雰囲気下で90日間保
存し、安全機構の腐食による電解液の漏れ数を調べたの
で、その結果を表1に示す。尚、試料数は、各50個で
ある。
Yを、温度70℃、湿度90%の雰囲気下で90日間保
存し、安全機構の腐食による電解液の漏れ数を調べたの
で、その結果を表1に示す。尚、試料数は、各50個で
ある。
【0031】
【表1】
【0032】上記表1から明らかなように、比較電池Y
では、30日経過後に電解液の漏れが発生するものがあ
り、90日経過後には半数以上に漏れが発生しているの
に対して、本発明電池Aでは、90日経過後に初めて電
解液の漏れが発生し、その漏れ数も2個であって非常に
少ないことが認められた。これらのことから、本発明電
池Aの安全機構は比較電池Yの安全機構(安全弁)に比
べて、耐腐食性に優れていることがわかる。
では、30日経過後に電解液の漏れが発生するものがあ
り、90日経過後には半数以上に漏れが発生しているの
に対して、本発明電池Aでは、90日経過後に初めて電
解液の漏れが発生し、その漏れ数も2個であって非常に
少ないことが認められた。これらのことから、本発明電
池Aの安全機構は比較電池Yの安全機構(安全弁)に比
べて、耐腐食性に優れていることがわかる。
【0033】(実験2)上記本発明電池A及び比較電池
Yを、封口板が設けられている方を下向きにして1.5
mの高さからコンクリート上に落下させ、安全機構が作
動する回数を調べたので、その結果を表2に示す。尚、
試料数は、各10個である。
Yを、封口板が設けられている方を下向きにして1.5
mの高さからコンクリート上に落下させ、安全機構が作
動する回数を調べたので、その結果を表2に示す。尚、
試料数は、各10個である。
【0034】
【表2】
【0035】上記表2から明らかなように、比較電池Y
では、20回落下後に安全機構が作動するものがあり、
40回落下後には全ての安全機構が作動するのに対し
て、本発明電池Aでは、30回落下後に初めて安全機構
が作動し、40回落下後であっても安全機構が作動する
のは3個にすぎないことが認められる。これらのことか
ら、本発明電池Aの安全機構は比較電池Yの安全機構に
比べて、耐衝撃性に優れていることがわかる。
では、20回落下後に安全機構が作動するものがあり、
40回落下後には全ての安全機構が作動するのに対し
て、本発明電池Aでは、30回落下後に初めて安全機構
が作動し、40回落下後であっても安全機構が作動する
のは3個にすぎないことが認められる。これらのことか
ら、本発明電池Aの安全機構は比較電池Yの安全機構に
比べて、耐衝撃性に優れていることがわかる。
【0036】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
電池内部ガスが開放される圧力を低下させつつ、電池が
落下する等の衝撃が加えられ、或いは安全弁として作用
する部分に腐食が生じた場合であっても電解液が漏れた
りするのを抑制し、且つ製造コストを低減することがで
きるといった優れた効果を奏する。
電池内部ガスが開放される圧力を低下させつつ、電池が
落下する等の衝撃が加えられ、或いは安全弁として作用
する部分に腐食が生じた場合であっても電解液が漏れた
りするのを抑制し、且つ製造コストを低減することがで
きるといった優れた効果を奏する。
【図1】本発明に係る封口板の斜視図である。
【図2】図1のA−A線矢視部分断面図である。
【図3】本発明に係る安全機構を用いた非水電解液電池
の平面図である。
の平面図である。
【図4】図3のB−B線矢視断面図である。
【図5】薄肉部における溶接状態を示す断面図である。
【図6】薄肉部以外の部分における溶接状態を示す断面
図である。
図である。
【図7】予備実験に用いる加工品の斜視図である。
【図8】安全機構が作動したときの状態を示す斜視図で
ある。
ある。
【図9】従来例に係る安全弁を用いた電池の平面図であ
る。
る。
【図10】図9のC−C線矢視断面図である。
7:電極体
8:外装缶
6:封口板
18:切り欠き
19:薄肉部
21:溶融部
Claims (2)
- 【請求項1】 電池外装缶の開口縁に溶接されて電池を
封口する板状の封口板において、 上記封口板の周縁の一部には、厚みが他の部分よりも小
さな薄肉部が形成されていることを特徴とする封口板。 - 【請求項2】 電極体が収納された電池外装缶と、この
電池外装缶の開口縁に溶接されて電池を封口する板状の
封口板とを有する溶接封口電池において、 上記封口板の周縁の一部には、厚みが他の部分よりも小
さい薄肉部が形成されており、薄肉部は他の周縁部とと
もに上記電池外装缶に溶接されており、電池内部圧力が
上昇したとき、上記封口板または上記電池外装缶が変形
することにより、上記薄肉部の溶接が破断されて電池内
部ガスが開放されることを特徴とする溶接封口電池。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2001199686A JP2003017029A (ja) | 2001-06-29 | 2001-06-29 | 封口板及びこれを用いた溶接封口電池 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2001199686A JP2003017029A (ja) | 2001-06-29 | 2001-06-29 | 封口板及びこれを用いた溶接封口電池 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2003017029A true JP2003017029A (ja) | 2003-01-17 |
Family
ID=19036949
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2001199686A Withdrawn JP2003017029A (ja) | 2001-06-29 | 2001-06-29 | 封口板及びこれを用いた溶接封口電池 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2003017029A (ja) |
Cited By (10)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2005346966A (ja) * | 2004-05-31 | 2005-12-15 | Sanyo Electric Co Ltd | 電池 |
WO2008078724A1 (ja) * | 2006-12-26 | 2008-07-03 | Toyota Jidosha Kabushiki Kaisha | 電池、電池を搭載した車両、及び電池の製造方法 |
JP2008251206A (ja) * | 2007-03-29 | 2008-10-16 | Sanyo Electric Co Ltd | 円筒形電池 |
US7459232B2 (en) | 2003-06-19 | 2008-12-02 | Samsung Sdi Co., Ltd. | Secondary battery having safety valve and method of manufacturing same |
CN100461499C (zh) * | 2003-11-21 | 2009-02-11 | 日立麦克赛尔株式会社 | 密闭方形电池 |
KR101412344B1 (ko) | 2011-12-16 | 2014-06-25 | 미쯔비시 지도샤 고교 가부시끼가이샤 | 2차 전지 |
JP2014192054A (ja) * | 2013-03-27 | 2014-10-06 | Gs Yuasa Corp | 蓄電素子及び蓄電装置 |
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CN112054134A (zh) * | 2020-09-09 | 2020-12-08 | 江西安驰新能源科技有限公司 | 一种锂电池盖板及含有该结构的锂电池焊接工艺 |
WO2023070683A1 (zh) * | 2021-11-01 | 2023-05-04 | 宁德时代新能源科技股份有限公司 | 电池单体、电池、制造电池单体的方法和装置 |
-
2001
- 2001-06-29 JP JP2001199686A patent/JP2003017029A/ja not_active Withdrawn
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Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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KR100999281B1 (ko) | 2006-12-26 | 2010-12-07 | 도요타지도샤가부시키가이샤 | 전지, 전지를 탑재한 차량, 및 전지의 제조 방법 |
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US8597823B2 (en) | 2006-12-26 | 2013-12-03 | Toyota Jidosha Kabushiki Kaisha | Battery, vehicle using the battery, and battery manufacturing method |
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A621 | Written request for application examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621 Effective date: 20060703 |
|
A761 | Written withdrawal of application |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A761 Effective date: 20071210 |