JP2003016226A - 製品市場品質情報解析支援装置、製品市場品質情報解析支援システム及び製品市場品質情報解析支援用プログラム - Google Patents

製品市場品質情報解析支援装置、製品市場品質情報解析支援システム及び製品市場品質情報解析支援用プログラム

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JP2003016226A
JP2003016226A JP2001201864A JP2001201864A JP2003016226A JP 2003016226 A JP2003016226 A JP 2003016226A JP 2001201864 A JP2001201864 A JP 2001201864A JP 2001201864 A JP2001201864 A JP 2001201864A JP 2003016226 A JP2003016226 A JP 2003016226A
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Hidenori Umeda
秀徳 梅田
Hitoshi Fujiwara
仁 藤原
Yasuhiro Yamaguchi
康裕 山口
Sadayoshi Hori
貞芳 堀
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Ricoh Co Ltd
Original Assignee
Ricoh Co Ltd
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    • G06QINFORMATION AND COMMUNICATION TECHNOLOGY [ICT] SPECIALLY ADAPTED FOR ADMINISTRATIVE, COMMERCIAL, FINANCIAL, MANAGERIAL OR SUPERVISORY PURPOSES; SYSTEMS OR METHODS SPECIALLY ADAPTED FOR ADMINISTRATIVE, COMMERCIAL, FINANCIAL, MANAGERIAL OR SUPERVISORY PURPOSES, NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
    • G06Q10/00Administration; Management
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 市場におけるその製品についての市場品質の
改善向上、市場での品質トラブルの早期解決、再発防止
ひいては品質トラブル発生未然防止を図るのに寄与する
ことのできる製品市場品質情報解析支援装置を提供す
る。 【解決手段】 本発明の製品市場品質情報解析支援装置
は、納入先に納入された製品の保守実績情報が保存され
ている保守実績情報保存装置1にアクセスして製品の機
種毎に情報の中から製品の市場品質に関係する市場品質
情報を所定期間に渡る分抽出し、抽出した市場品質情報
を加工すると共に分析して市場品質推移状況を表示画面
3aに表示する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、製品の市場品質情
報を解析して製品品質の改善を支援するのに用いる製品
市場品質情報解析支援装置、製品市場品質情報解析支援
システム、及びこれらに用いられるプログラムに関す
る。
【0002】
【従来の技術】従来から、顧客に納入した製品につい
て、その保守実績を管理するデータベースの構築が行わ
れている。そのデータベースに基づいて作成される保守
実績リストには、例えば、管理項目として、その製品の
機種略号、機番、保守実施日、納入日、訪問区分、カウ
ンタ1、カウンタ2、保守コメント、製造年月、現象、
詳細場所現象、原因、処置、詳細処置場所、結果、交換
部品等の各項目がある(後述の図4参照)。
【0003】サービスマン(保守実施者)は保守、点
検、修理等の実施と共にその結果をパソコン上の画面上
で入力し、これらの各項目の入力情報が保守実績情報と
してデーターベースに保存される。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】ところで、この保守実
績情報には、市場でのその製品の品質トラブル情報、そ
の製品の品質トラブル発生の対処結果としての修理情報
等の市場品質情報が含まれており、これらの市場品質情
報をその製品についてのその保守実施日以降に製造され
るべき製品に反映させて改善できれば、市場におけるそ
の製品についての市場品質の改善向上、市場での品質問
題の早期解決、再発防止ひいては品質問題発生未然防止
を図ることができて望ましい。
【0005】一方、工場側でも、完成品に至るまでの各
製造工程において、製品の完成後の品質トラブルの低減
を図るために各種の管理項目、管理規格、検査項目、検
査規格を定めて、その各種項目、規格を逸脱した場合に
は、項目名、規格、その現象等を各工程毎に入力させる
と共に、その修理結果をも入力させ、その製品の製造番
号(機種略号と機番)毎にこれらの各製造工程での製品
履歴情報を管理するようにしている。
【0006】しかし、その製品が最終的に顧客に納入さ
れて、どのような品質問題が発生するのか予測がつかな
い現状にあり、その製品の納入先で生じる品質トラブル
と工程での製造履歴とを結びつけることができれば、設
計技術者、工場監督者が迅速にどの製造工程に原因があ
るのかを突き止めることができる一助となり、製造工程
への迅速なフィードバックを図ることができて望まし
い。
【0007】ところが、上記保守実績リストは、もとも
とサービスマンの保守実績を管理するためのものであ
り、製品の市場品質情報を管理するためのものではない
ので、製品の市場品質情報を管理しやすいように加工さ
れてはおらず、従来、工場側、設計者側では、その保守
実績リストを1ヶ月分まとめてその保守実績リストの中
から市場品質情報を製品毎に抽出して手作業により分析
して、分析表を作成していた。
【0008】従って、その製品の保守実施日から分析結
果を分析表としてまとめあげるまでに1ヶ月以上の期間
を要し、迅速にその製品の製造工程に反映させるのが難
しい現状にある。
【0009】また、その製品の分析表では、その製品の
市場品質情報とその製品の製造履歴情報との間に何らの
対応関係もつけられていないので、どの製造工程での何
が原因でその不具合が発生しているのか何らの予想もつ
かないという状況にある。
【0010】本発明は、上記の事情に鑑みて為されたも
ので、その目的は、市場におけるその製品についての市
場品質の改善向上、市場での品質トラブルの早期解決、
再発防止ひいては品質トラブル発生未然防止を図るのに
寄与することのできる製品市場品質情報解析支援装置、
製品市場品質情報解析支援システム及びそのプログラム
を提供することにある。
【0011】
【課題を解決するための手段】請求項1に記載の製品市
場品質情報解析支援装置は、納入先に納入された製品の
保守実績情報が保存されている保守実績情報保存装置に
アクセスして前記製品の機種毎に前記保守実績情報の中
から前記製品の市場品質に関係する市場品質情報を所定
期間に渡る分抽出し、抽出した市場品質情報を加工する
と共に分析して市場品質推移状況を表示画面に表示する
ことを特徴とする。
【0012】請求項1に記載の発明によれば、リアルタ
イムで製品の市場品質の動向を把握できる。
【0013】請求項2に記載の製品市場品質情報解析支
援装置は、前記市場品質情報は、会社内で開発した際に
名付けられた開発名称、機種略号を含む機種項目、市場
に製品が出荷された後にその製品の保守を実施した日を
表す保守実施日項目、製品が製造された日を表す製造年
月項目、納入先に製品を納入した日を表す納入日項目、
前記保守を行った際のコメントを表す保守コメント、市
場で製品の品質的な不具合が発生した内容を表す不具合
現象、前記現象が発生した製品内の場所を表す詳細場
所、前記不具合が発生したと思われることを表す不具合
原因、前記不具合に対する対策を表す処置、前記処置を
施した場所を表す詳細処置場所、前記処置によってその
製品の不具合が解消されたか否かを表す結果、前記処置
を施した際にその製品に対して交換部品を使用して不具
合を解消したか否かを表す品質トラブル情報であること
を特徴とする。
【0014】請求項2に記載の発明によれば、品質トラ
ブルを製造年月との関係で把握できる。
【0015】請求項3に記載の製品市場品質情報解析支
援装置は、前記品質トラブルを機種毎に分類し、納入先
への納入日から1ヶ月以内の機種毎の品質トラブルの件
数を製造年月毎にまとめて初期稼働品質とみなし、当該
機種毎の品質トラブルの件数を縦軸としかつ当該製造年
月を横軸として、その関係をグラフ化して前記表示画面
に表示することを特徴とする。
【0016】請求項3に記載の発明によれば、納品直後
の製品の品質動向の把握が容易である。
【0017】請求項4に記載の製品市場品質情報解析支
援装置は、前記機種の製造年月をパラメータとし、その
製造年月に製造された製品の納入月からその製品につい
ての品質トラブルが発生するまでの経過月単位で区切っ
て各経過月毎にその製品の品質トラブル件数をまとめて
当該機種の経時稼働品質とみなし、当該機種毎の品質ト
ラブル件数を縦軸としかつ当該製造年月を横軸としてそ
の関係を経過月毎にグラフ化して前記表示画面に前記市
場品質推移状況として表示することを特徴とする。
【0018】請求項4に記載の発明によれば、その製品
の経時稼働品質の動向の把握が容易である。
【0019】請求項5に記載の製品市場品質情報解析支
援装置は、前記製造年月の製造年月毎を前記縦軸及び横
軸にそれぞれ直交した第三軸として、前記縦軸と前記横
軸とともに経過月毎で実質的に立体的にグラフ化して表
示することを特徴とする。
【0020】請求項5に記載の発明によれば、初期稼働
品質と経時稼働品質とを同時に把握することができる。
【0021】請求項6に記載の製品市場品質情報解析支
援装置は、前記保守実績情報を用いて納入日から1ヶ月
以内に発生した保守実績件数を前記製造年月毎に求め、
かつ同一製品機番の重複件数を減算して、該減算により
得られた数を市場における前記機種の製造年月について
の製品の稼働台数とみなして、前記製造年月毎に前記保
守実績件数を前記稼働台数で除算することにより品質ト
ラブル発生率を求め、前記表示画面は当該機種の製造年
月毎に折れ線グラフ化して前記市場品質推移状況として
表示することを特徴とする。
【0022】請求項6に記載の発明によれば、製造年月
毎に製品の初期稼働品質の品質トラブル発生率を把握す
ることができる。
【0023】請求項7に記載の製品市場品質情報解析支
援装置は、前記保守実績情報を用いて前記経過月に属す
る製品についての保守実績件数を前記経過月毎に求め、
かつ同一製品機番の重複件数を減算して、該減算により
得られた数を市場における前記機種の前記経過月に属す
る製品の稼働台数とみなして、前記機種の前記経過月毎
の保守実績件数を前記稼働台数で除算することにより品
質トラブル発生率を求め、前記表示画面は当該機種の経
過月毎に折れ線グラフ化して前記市場品質推移状況とし
て表示することを特徴とする。
【0024】請求項7に記載の発明によれば、製造年月
毎に製品の経時稼働品質の品質トラブル発生率を把握す
ることができる。
【0025】請求項8に記載の製品市場品質情報解析支
援装置は、前記市場品質情報のうちの不具合現象に関し
て、不具合現象毎に分類して、縦横の一方を製造年月と
しかつ他方を前記不具合現象毎に区分して製造年月毎で
の品質トラブル件数をリストとして、前記表示画面に表
示することを特徴とする。
【0026】請求項9に記載の製品市場品質情報解析支
援装置は、前記市場品質情報のうちの不具合原因に関し
て、不具合原因毎に分類して、縦横の一方を製造年月と
しかつ他方を不具合原因毎に区分して製造年月毎の品質
トラブル件数をリストとして、前記表示画面に表示する
ことを特徴とする。
【0027】請求項10に記載の製品市場品質情報解析
支援装置は、前記市場品質情報のうちの前記処置に関し
て、処置毎に分類して、縦横の一方を製造年月としかつ
他方を処置毎に区分して製造年月毎の品質トラブル件数
をリストとして、前記表示画面に表示することを特徴と
する。
【0028】請求項11に記載の製品市場品質情報解析
支援装置は、前記市場品質情報のうちの前記結果に関し
て、結果毎に分類して、縦横の一方を製造年月としかつ
他方を結果毎に区分して製造年月毎でかつ結果毎の品質
トラブル件数をリストとして、前記表示画面に表示する
ことを特徴とする。
【0029】請求項12に記載の製品市場品質情報解析
支援装置は、前記市場品質情報のうちの保守コメントに
関して、保守コメント毎に分類して、縦横の一方を製造
年月としかつ他方を保守コメント毎に区分して製造年月
毎の品質トラブル件数をリストとして、前記表示画面に
表示することを特徴とする。
【0030】請求項8ないし請求項12に記載の発明に
よれば、品質トラブル件数をその内容と関連づけて把握
できる。
【0031】請求項13に記載の製品市場品質情報解析
支援装置は、前記リストが表示されている表示画面で、
製造年月と当該項目とによって特定される件数が表示さ
れている箇所を選択して実行すると、前記表示画面に当
該項目に関係する製品を特定するための固有番号付き対
象リストが表示されることを特徴とする。
【0032】請求項14に記載の製品市場品質情報解析
支援装置は、前記固有番号が表示されている表示画面に
おいて、当該固有番号のいずれか一つを選択して実行す
ると、各製品毎の製造工程での製造履歴を保存する工場
側の製造履歴データベースにリンクされて当該固有番号
に関係する生産、不良、特性値の製造履歴情報が表示さ
れることを特徴とする。
【0033】請求項13、請求項14に記載の発明によ
れば、納品先で発生している品質トラブルの内容とその
製品の製造時に発生した製造トラブルとを関連づけて把
握することができることになり、従って、設計技術者、
工場監督者等が迅速に製造工程のどこに原因があるのか
を突き止めるのが容易となり、製造工程への迅速なフィ
ードバックが可能となる。
【0034】請求項15に記載の製品市場品質情報解析
支援装置は、納入された製品についての前記市場品質情
報のうち監視したい詳細項目の基準を指定すると、該基
準を超えたときに製品の品質異常の警告を内容とする電
子メールが関係部署の端末に送信されることを特徴とす
る。
【0035】請求項15に記載の発明によれば、特に監
視したい品質トラブル項目について、自動的に電子メー
ルが関係部署に配送されるので、関係部署は、監視対象
である品質トラブルの異常を迅速に知ることができる。
【0036】請求項16に記載の製品市場品質情報解析
支援システムは、納入先に納入された製品の保守実績情
報を保存する保守実績データベースと、前記保守実績情
報の中から製品の市場品質に関係する市場品質情報を取
得して加工するために、前記保守実績データベースに定
期的又は不定期的にアクセスして前記市場品質情報を取
得して該市場品質情報を保存する加工側データベース
と、該加工側データベースにアクセスして前記市場品質
情報を抽出して加工すると共に分析する処理手段と該処
理手段によって処理された加工分析結果を市場品質推移
状況としてグラフ化して表示する表示手段とを含む端末
と、からなることを特徴とする。
【0037】請求項16に記載の発明は、請求項1に記
載の発明と同様の効果を奏する。
【0038】請求項17に記載の製品市場品質情報解析
支援システムは、前記市場品質情報は、機種項目、製造
年月項目、納入日項目、品質トラブルに関係する品質ト
ラブル関係項目を少なくとも含み、納入日から1ヶ月以
内の製品についての品質トラブル件数を製造年月毎に求
めて初期稼働品質とみなし、前記表示手段は当該機種の
製造年月毎にその品質トラブル件数と製造年月との関係
をグラフ化して前記市場品質推移状況として表示するこ
とを特徴とする。
【0039】請求項17に記載の発明は、請求項3に記
載の発明と同様の効果を奏する。
【0040】請求項18に記載の製品市場品質情報解析
支援システムは、前記処理手段は、前記機種の製造年月
をパラメータとし、その製造年月に製造された製品の納
入月からその製品についての品質トラブルが発生するま
での経過月単位で区切って各経過月毎にその製品の品質
トラブル件数を求めることにより当該機種の経時稼働品
質を求め、前記表示手段は前記経過月毎の品質トラブル
件数の推移状況を前記市場品質推移状況として表示する
ことを特徴とする。
【0041】請求項18に記載の発明は、請求項4に記
載の発明と同様の効果を奏する。
【0042】請求項19に記載の製品市場品質情報解析
支援システムは、前記処理手段は前記機種の製造年月毎
の品質トラブル件数を求め、前記表示手段は、前記製造
年月と前記経過月とを用いて当該品質トラブル件数を立
体表示することを特徴とする。
【0043】請求項19に記載の発明は、請求項5に記
載の発明と同様の効果を奏する。
【0044】請求項20に記載の製品市場品質情報解析
支援システムは、前記処理手段は、前記保守実績情報を
用いて前記納入日から1ケ月以内に属する製品について
の品質トラブル件数を前記製造年月毎に求めかつ同一製
品の重複件数を減算して、該減算により得られた数を市
場における前記機種の製造年月についての製品の稼働台
数とみなして、前記製造年月毎に前記品質トラブル件数
を前記稼働台数で除算することにより品質トラブル発生
率を求め、前記表示手段は当該機種の製造年月毎に折れ
線グラフ化して前記市場品質推移状況として表示するこ
とを特徴とする。
【0045】請求項20に記載の発明は、請求項6に記
載の発明と同様の効果を奏する。
【0046】請求項21に記載の製品市場品質情報解析
支援システムは、前記処理手段は、前記保守実績情報を
用いて前記経過月に属する製品についての保守件数を前
記経過月毎に求めかつ同一製品の重複件数を減算して、
該減算により得られた数を市場における前記機種の前記
経過月に属する製品の稼働台数とみなして、前記機種の
前記経過月の品質トラブル件数を前記稼働台数で除算す
ることにより品質トラブル発生率を求め、前記表示画面
は当該機種の経過月毎に折れ線グラフ化して前記市場品
質推移状況として表示することを特徴とする。
【0047】請求項21に記載の発明は、請求項7に記
載の発明と同様の効果を奏する。
【0048】請求項22に記載の製品市場品質情報解析
支援システムは、前記市場品質情報が、機種項目、製造
年月項目、納入日項目、品質トラブルに関係する品質ト
ラブル関係項目及び不良現象項目を少なくとも含み、前
記表示手段は、前記市場品質情報を不良現象項目毎に分
類して、縦横の一方を製造年月としかつ他方を前記不良
現象項目の詳細項目に区分して製造年月毎でかつ詳細項
目毎の品質トラブル件数をリストとして表示することを
特徴とする。
【0049】請求項23に記載の製品市場品質情報解析
支援システムは、前記市場品質情報が、機種項目、製造
年月項目、納入日項目、品質トラブルに関係する品質ト
ラブル関係項目及び結果項目を少なくとも含み、前記表
示手段は、前記市場品質関係情報を結果項目毎に分類し
て、縦横の一方を製造年月としかつ他方を結果項目の詳
細に区分して製造年月毎でかつ詳細項目毎の品質トラブ
ル件数をリストとして表示することを特徴とする。
【0050】請求項24に記載の製品市場品質情報解析
支援システムは、前記市場品質情報が、機種項目、製造
年月項目、納入日項目、品質トラブルに関係する品質ト
ラブル関係項目及び保守コメント項目を少なくとも含
み、前記表示画面は、前記市場品質情報を保守コメント
項目に分類して、縦横の一方を製造年月としかつ他方を
保守コメント項目の詳細に区分して製造年月毎でかつ詳
細項目毎の品質トラブル件数をリストとして表示するこ
とを特徴とする。
【0051】請求項22ないし請求項24に記載の発明
は、請求項8ないし請求項12に記載の発明と同様の効
果を奏する。
【0052】請求項25に記載の製品市場品質情報解析
支援システムは、前記表示手段により前記リストが表示
されている表示画面で、製造年月と詳細項目とによって
特定箇所が選択されると、前記処理手段は、前記表示手
段に当該詳細項目に関係する製品を特定するための固有
番号を表示させることを特徴とする。
【0053】請求項26に記載の製品市場品質情報解析
支援システムは、前記固有番号が表示されている画面
で、当該固有番号のいずれか一つを選択すると、各製品
毎の製造工程での製造履歴を保存する工場側の製造履歴
データベースにリンクされて当該固有番号に関係する製
造履歴が表示されることを特徴とする。
【0054】請求項25、請求項26に記載の発明によ
れば、請求項13、請求項14に記載の発明と同様の効
果を奏する。
【0055】請求項27に記載の製品市場品質情報解析
支援システムは、納入先に納入された製品の保守実績情
報を保存する保守実績データベースと、前記保守実績情
報の中から製品の市場品質に関係する市場品質情報を取
得して加工するために、前記保守実績データベースに定
期的又は不定期的にアクセスして前記市場品質情報を取
得して該市場品質情報を保存する加工側データベース
と、該加工側データベースにアクセスして前記市場品質
情報を抽出して加工すると共に分析する処理手段と、該
処理手段によって処理された加工分析結果を市場品質推
移状況としてグラフ化して表示する表示手段とを含む端
末と、各製品毎の製造工程での製造履歴情報を保存する
工場側の製造履歴データベースとを含み、前記端末は前
記製造履歴データベースの製造履歴情報にアクセス可能
であることを特徴とする。
【0056】請求項28に記載の製品市場品質情報解析
支援システムは、前記表示手段により前記リストが表示
されている表示画面で、製造年月と詳細項目とによって
特定箇所が選択されると、前記処理手段は、前記表示手
段に当該詳細項目に関係する製品を特定するための固有
番号を表示させることを特徴とする。
【0057】請求項27、請求項28に記載の発明によ
れば、設計技術者、製造技術者、工場長等の関係者は自
己の端末を介して市場品質情報と製造履歴情報とにアク
セス可能であり、従って、その製品の市場品質の動向と
その製品の製造履歴とを結びつけることができ、製造工
程への迅速なフィードバックが可能となる。
【0058】請求項29に記載の製品市場品質情報解析
支援用プログラムは、納入先に納入された製品の保守実
績情報が保存されている保守実績データベースにアクセ
スして納入製品の機種毎に保守実績情報の中から製品の
市場品質に関係する市場品質情報を所定期間に渡る分抽
出し、抽出した市場品質情報を加工すると共に分析して
市場品質推移状況をグラフ化して表示することを内容と
する。
【0059】請求項29に記載の発明は、請求項1に記
載の発明と同様の効果を奏する。
【0060】請求項30に記載に記載の製品市場品質情
報解析支援用プログラムは、前記市場品質情報は、機種
項目、製造年月項目、納入日項目、不良現象項目を少な
くとも含み、納入日から1ヶ月以内の製品についての品
質トラブル件数を製造年月毎に求めて初期稼働品質を求
めて、当該機種の製造年月毎にグラフ化して前記市場品
質推移状況として表示させることを内容とする。
【0061】請求項30に記載の発明は、請求項3に記
載の発明と同様の効果を奏する。
【0062】請求項31に記載の製品市場品質情報解析
支援用プログラムは、前記機種の製造年月をパラメータ
とし、その製造年月に製造された製品の納入月からその
製品についての品質トラブルが発生するまでの経過月単
位で区切って各経過月毎にその製品の品質トラブル件数
を求めて、品質トラブル件数の推移状況を表示させるこ
とを内容とする。
【0063】請求項31に記載の発明は、請求項4に記
載の発明と同様の効果を奏する。
【0064】請求項32に記載の製品市場品質情報解析
支援用プログラムは、前記機種の製造年月毎でかつ前記
経過月毎の品質トラブル件数を求めて、前記製造年月と
前記経過月とを用いて当該品質トラブル件数を立体表示
させることを内容とする。
【0065】請求項32に記載の発明は、請求項5に記
載の発明と同様の効果を奏する。
【0066】請求項33に記載の製品市場品質情報解析
支援用プログラムは、前記品質関係情報を縦横の一方を
製造年月としかつ他方を詳細項目に区分して製造年月毎
でかつ詳細項目毎の品質トラブル件数をリストとして表
示することを特徴とする。
【0067】請求項34に記載の製品市場品質情報解析
支援用プログラムは、前記リストが表示されている状態
で、製造年月と詳細項目とによって特定される箇所を選
択すると、詳細項目に関係する製品の固有番号を表示さ
せることを内容とする。
【0068】請求項35に記載の製品市場品質情報解析
支援用プログラムは、固有番号のいずれか一つを選択す
ると、各製品毎の製造工程での製造履歴を保存する工場
側の製造履歴データベースにリンクして当該固有番号に
関係する製造履歴情報を表示させることを内容とする。
【0069】請求項34、請求項35に記載の発明は、
請求項13、請求項14に記載の発明と同様の効果を奏
する。
【0070】請求項36に記載の製品市場品質情報解析
支援用プログラムは、監視したい詳細項目を指定すると
共にその基準を指定すると、該基準を超えたときに電子
メールを関係部署の各端末に送信することを内容とす
る。
【0071】請求項36に記載の発明は、請求項15に
記載の発明と同様の効果を奏する。
【0072】
【発明の実施の形態】本発明の実施の形態を図面に基づ
いて説明する。
【0073】図1は本発明に係る製品市場品質情報解析
支援システムの概要図である。このシステムは、製品
(ここでは、複写機)の市場品質の解析に供するもので
あって、保守実績情報保存装置としての保守実績データ
ベース1、SQLサーバー2、複写機を製造する工場に
設置された製品市場品質情報解析支援装置としてのコン
ピュータ(処理手段)3、その工場に設置されたコンピ
ュータ4及び製造履歴データベース5を有する。
【0074】なお、ここでは、コンピュータ4によって
加工処理するものとして説明するが、SQLサーバー2
を加工側データベースとして用いても良い。
【0075】コンピュータ4は、図2に示すように、複
写機の製造組立ライン6の組立I工程6a、組立II工程
6b、…、組立N工程6c、電気検査工程6d、画像検
査工程6e及び完成検査工程6fにおいてそれぞれ用い
られるとともに、その後の修理工程7及び製品検査工程
8においても用いられる。各コンピュータ4はLAN等
によりサーバー9に接続され、製造履歴データベース5
はこのサーバー9に接続又は内蔵されている。
【0076】コンピュータ3は、製造・製品検査部門1
0、部品検査部門11、製造技術部門12等に設けら
れ、LAN等によりサーバー9に接続されている。ま
た、各コンピュータ3はWAN(ワールドエリアネット
ワーク)やLAN(ローカルエリアネットワーク)を介
してSQLサーバー2に接続されている(図1参照)。
【0077】製造組立ライン6の各工程6a〜6f、修
理工程7及び製品検査工程8において、コンピュータ4
の画面4aには、機種略号、機番、作業者名、各種の管
理項目、管理規格、検査項目、検査規格、不良現象、処
置結果、製造年月等の項目についての入力画面が表示さ
れている。入力画面の該当する項目には、各工程の作業
者がその工程における組立作業等を行った際に情報が入
力されるようになっている。
【0078】なお、製造組立ライン6の最初の工程であ
る組立I工程6aにおいては、組立中の半製品を特定す
るための組付連番が付与されるが、この組付連番は後に
機種略号及び機番に置換され、出荷後においても製品が
特定されるようになっている(機種略号及び機番につい
ては後述する。)。また、完成年月日は最終工程である
製品検査工程8において入力され、各工程における入力
情報は製造履歴データベース5に送信されて保存され
る。
【0079】製造履歴データベース5に保存された製造
履歴情報の内容は、製造・製品検査部門10、部品検査
部門11、製造技術部門12等の各関係部署においてコ
ンピュータ3により参照することができる。すなわち、
サーバー9はコンピュータ3からの出力要求に応じて、
図3に示す工程別不良発生状況、不良項目別不良発生状
況、不良内容別発生状況等のリストを、その出力要求を
行った関係部署のコンピュータ3に出力する。これによ
り、各関係部署の担当者は製品製造工程の状況をリアル
タイムで監視することができ、例えば組立中にトラブル
が発生したときには迅速に対処することができるが、こ
れについては生産管理システムとして後述する。
【0080】保守実績データベース1には、上記工場で
製造され顧客に納入された複写機の保守実績情報が保存
されている。その保守実績情報は各地に配置されたコン
ピュータ13から定期的又は不定期的に入力され、この
入力項目としては図4に示すように以下のようなものが
ある。 機種略号(機種) :製品の機種を特定するための番号 項目名 :機種略号の内容(機種略号に対応して
定められている製品略称) 機番(機種番号) :同一の機種略号で表される製品を
区別するための個々の製品に固有の番号であって、機種
略号と一体となって製品機番(製品の固有番号(I
D))をなすもの 保守実施日 :保守(ここで、「保守」とは広義の保
守を意味し、製品の納入等をも含むものとする。)を実
施した年月日 訪問区分 :保守実施者が顧客を訪問した理由(き
っかけ)を示す番号 項目名1 :訪問区分の内容(訪問区分に対応して
定められている理由) カウンタ1 :保守実施時点(訪問時点)における通
算の白黒コピー枚数 カウンタ2 :保守実施時点(訪問時点)における通
算のカラーコピー枚数(カラーコピー可能な複写機のみ
入力) ACV :一ヶ月当たりの平均白黒コピー枚数 ACV2 :一ヶ月当たりの平均カラーコピー枚数
(カラーコピー可能な複写機のみ入力) 納入日 :顧客に製品を納入した年月日 製造年月 :製品の製造年月 稼働経過月数 :保守実施時点(訪問時点)における納
入日からの経過月数 保守コメント1:保守実施者が自由に入力することので
きる備考 不具合現象1 :製品にみられたトラブルを示す番
号 項目名2 :現象1の内容(現象1に対応して定め
られているトラブル) 詳細場所現象1:現象1のトラブルが生じた具体的箇所
を示す番号 項目名3 :詳細場所現象1の内容(詳細場所現象
1に対応して定められている具体的箇所) 不具合原因1 :現象1のトラブルが生じた原因を
示す番号 項目名4 :原因1の内容(原因1に対応して定め
られている原因) 処置1 :現象1のトラブルに対して保守実施者
が行った処置を示す番号 項目名5 :処置1の内容(処置1に対応して定め
られている処置) 詳細処置場所1:処置1の処置を施した具体的箇所を示
す番号 項目名6 :詳細処置場所1の内容(詳細処置場所
1に対応して定められている具体的箇所) 結果1 :処置1の処置を施した後の結果を示す
番号 項目名7 :結果1の内容(部品交換等の結果1に
対応して定められている結果) なお、図4に示す保守実績表では、保守コメント1と現
象1項目との間で、縦にずらして区分けされているが、
これは特許出願の際の便宜によるもので、実際には、機
種略号から項目名7まで横一列に記載され、機種略号に
対して、横方向に、項目名、機番、保守実施日、訪問区
分、項目名1、カウンタ1、カウンタ2、ACV、AC
V2、納入日、製造年月、稼働経過月数、保守コメント
1、現象1、項目名2、詳細場所現象1、項目名3、原
因1、項目名4、処置1、項目名5、詳細処置場所1、
項目名6、結果1、項目名7を見れば、その機種略号、
機番により特定される製品の市場における情報がわかる
ようになっている。
【0081】保守実績データベース1に入力された保守
実績情報は、保守実績データベース1からWAN(ワー
ルドエリアネットワーク)やLAN(ローカルエリアネ
ットワーク)等を介してSQLサーバー2に定期的、例
えば一日毎に送られる。この際、その情報のコンピュー
タ3による後述のような利用が容易となるように保存さ
れる。
【0082】コンピュータ3はその画面3aに上述のよ
うに製造履歴情報を表示可能であるとともに、SQLサ
ーバー2に蓄えられた保守実績情報のうち製品の市場品
質に関する情報(市場品質情報)を適宜抽出し、それを
加工するとともに分析を行って市場品質推移状況を画面
3aに表示することが可能となっている。
【0083】コンピュータ3のデスクトップ画面上には
図5に示すようにその加工・分析処理を開始するための
アイコン14が表示され、このアイコン14が実行され
ると画面(表示手段としてのモニタ装置の画面)3aの
表示は図6に示す抽出条件設定画面15に遷移する。抽
出条件設定画面15には、開発名称リストボックス1
6、機種略号リストボックス17、経時年月日入力ボッ
クス18、ACVラベル19、ACV2ラベル20、期
間検索ボタン21、データ検索ボタン22、終了ボタン
23等が表示されている。
【0084】この抽出条件設定画面15の開発名称リス
トボックス16において複写機の開発名称が選択される
と、機種略号リストボックス17にはその選択された開
発名称に対応する機種略号の選択肢が表示される(互い
に開発名称が同一な複写機であっても、電源電圧等の仕
様が異なる場合には異なる機種略号を有する。)。機種
略号リストボックス17において機種略号が選択され期
間検索ボタン21がクリックされると、図7に示すダイ
アログボックス24が表示される。図6及び図7におい
ては、機種略号ボックス17の選択肢は特に選択されて
いないが、このような場合には選択肢の全てが選択され
たものとして処理される。
【0085】なお、経時年月日入力ボックス18は、コ
ンピュータ3がSQLサーバー2から市場品質情報を抽
出する際にいつの期間までの稼働台数を規定するための
もので、稼働対象台数がここに入力された年月日以前で
ある情報だけが抽出されるようになっている。この経時
年月日入力ボックス18には、特に指定されない限りそ
の日の日付が表示される。
【0086】ACVラベル19及びACV2ラベル20
に表示されている各数値は、画面上部のメニューバー2
5から「ツール」−「オプション」が選ばれると図8に
示すオプション設定ボックス26が表示されるので、こ
のオプション設定ボックス26において設定・変更する
ことができる。例として、ここでは、ACVが低:0、
中:3000、高:6000と設定されることにより、
ACVラベル19に表示されているように一ヶ月当たり
の平均白黒コピー枚数が0〜2999枚であればACV
は「低」と判断され、3000〜5999枚であればA
CVは「中」と判断され、6000枚以上であればAC
Vは「高」と判断される。ACV2についても低:0、
中:3000、高:6000と設定されているので、A
CVと同様に「低」、「中」、「高」の判断がなされ
る。
【0087】また、終了ボタン23はこのアプリケーシ
ョンを終了するためのボタンである。
【0088】ダイアログボックス24には、「製造年月
期間」を指定するためのラジオボタン27、「保守実績
期間」を指定するためのラジオボタン28、任意の年月
が入力される期間入力ボックス29及びOKボタン30
が表示されている。ラジオボタン27がチェックされた
状態でOKボタン30がクリックされると、期間入力ボ
ックス29に入力された年月から遡って一年間分の市場
品質情報がSQLサーバー2からコンピュータ3に取り
込まれて一時保存される。ここでは、期間入力ボックス
29には2001年1月と入力されているので、「製造
年月」の項目に入力された年月が2000年2月から2
001年1月までに該当する情報だけがコンピュータ3
に抽出される。コンピュータ3はこの抽出した情報につ
いて加工分析処理を行い、その画面3aに図9に示す市
場品質推移状況表示画面31を表示する。
【0089】この市場品質推移状況表示画面31におい
て、表32は最上欄に示される年月に製造された製品に
ついてのコール件数、稼働台数及びコール率を示す。こ
の実施の形態では、最上欄には2000年2月から20
01年1月までの年月が表示され、各年月に属する「コ
ール件数」は図4に示した入力項目の「訪問区分」又は
「項目名1」として「6」が存在するもの又は「コー
ル」のものをカウントして算出される。
【0090】「稼働台数」は同入力項目の「機種略号」
及び「機番」に基づいて算出されるが、同一の「機種略
号」及び「機番」を有する製品、つまり同一製品につい
て複数の保守情報(例えば「納入」、「定期点検」等)
が存在する可能性があるため、ある「機種略号」及び
「機番」を有する製品についての保守情報が複数存在す
る場合にはそれらをまとめてカウントし、重複した算出
がなされないようになっている。
【0091】「コール率」は各年月毎に上記「コール件
数」を「稼働台数」で除して算出され、各年月に製造さ
れた製品に対する顧客からの注文の度合いを表してい
る。上述のように「稼働台数」のカウントでは同一製品
の重複を排除しているが、「コール件数」のカウントに
おいては同一製品であるか否かを考慮をすることなくカ
ウントを行っているため、理論的には「コール件数」が
「稼働台数」を上回って「コール率」が100%を超え
ることもある。よって、この「コール率」は厳密な数値
として利用されるのではなく、品質トラブルの度合いの
程度を目安として把握するために利用される。
【0092】表32の上方には、この表32の内容を表
したグラフ33が表示されている。グラフ33において
横軸は「製造年月」を、縦軸は「コール件数」及び「コ
ール率」を示し、「コール件数」、「コール率」はそれ
ぞれ棒グラフ、折れ線グラフとして表示されている。
【0093】市場品質推移状況表示画面31の上部に
は、複数の文字列とそれに対応するラジオボタン34a
〜34zが設けられている。ここでは、文字列「合計」
に対応するラジオボタン34aがチェックされており、
コンピュータ3に一時保存された「項目名1」が「コー
ル」に係る全情報(以下、この「「項目名1」が「コー
ル」に係る情報」を「コール情報」ともいう。)の集計
結果が表示されているが、他の文字列のラジオボタン3
4b〜34zが選択されると、以下に付記した説明のよ
うに情報が表示される。
【0094】稼動3D :抽出された全コール情報につ
いて、製造年月、稼動経過月数の双方をパラメータとし
てコール件数が立体表示される(図16参照)。
【0095】A低3D :ACVが「低」のコール情報
について(この場合であれば一ヶ月当たりの平均白黒コ
ピー枚数が0〜2999枚のコール情報について)、製
造年月、稼動経過月数の双方をパラメータとしてコール
件数が立体表示される。
【0096】A中3D :ACVが「中」のコール情報
について(一ヶ月当たりの平均白黒コピー枚数が300
0〜5999枚のコール情報について)、製造年月、稼
動経過月数の双方をパラメータとしてコール件数が立体
表示される。
【0097】A高3D :ACVが「高」のコール情報
について(一ヶ月当たりの平均白黒コピー枚数が600
0枚以上のコール情報について)、製造年月、稼動経過
月数の双方をパラメータとしてコール件数が立体表示さ
れる。
【0098】A2低3D:ACV2が「低」のコール情
報について(この場合であれば一ヶ月当たりの平均カラ
ーコピー枚数が0〜2999枚のコール情報につい
て)、製造年月、稼動経過月数の双方をパラメータとし
てコール件数が立体表示される。
【0099】A2中3D:ACV2が「中」のコール情
報について(一ヶ月当たりの平均カラーコピー枚数が3
000〜5999枚のコール情報について)、製造年
月、稼動経過月数の双方をパラメータとしてコール件数
が立体表示される。
【0100】A2高3D:ACV2が「高」のコール情
報について(一ヶ月当たりの平均カラーコピー枚数が6
000枚以上のコール情報について)、製造年月、稼動
経過月数の双方をパラメータとしてコール件数が立体表
示される。
【0101】カウ13D:抽出された全コール情報につ
いて、製造年月、カウンタ1の双方をパラメータとして
コール件数が立体表示される。このとき、カウンタ1の
軸はカウンタ1の最大値と最小値との間を12等分して
得られる領域毎に区分され、各領域毎にコール件数が集
計される。
【0102】カウ23D:抽出された全コール情報につ
いて、製造年月、カウンタ2の双方をパラメータとして
コール件数が立体表示される。このとき、カウンタ2の
軸はカウンタ2の最大値と最小値との間を12等分して
得られる領域毎に区分され、各領域毎にコール件数が集
計される。
【0103】初期 :稼動経過月数が一ヶ月に満た
ない製品のコール情報について、製造年月をパラメータ
としてコール件数が表示される。
【0104】経時 :特定の製造年月に係る製品の
コール情報について、稼動経過月数をパラメータとして
コール件数が表示される。
【0105】A低 :ACVが「低」のコール情報
について、製造年月をパラメータとしてコール件数が表
示される。
【0106】A中 :ACVが「中」のコール情報
について、製造年月をパラメータとしてコール件数が表
示される。
【0107】A高 :ACVが「高」のコール情報
について、製造年月をパラメータとしてコール件数が表
示される。
【0108】A2低 :ACV2が「低」のコール情
報について、製造年月をパラメータとしてコール件数が
表示される。
【0109】A2中 :ACV2が「中」のコール情
報について、製造年月をパラメータとしてコール件数が
表示される。
【0110】A2高 :ACV2が「高」のコール情
報について、製造年月をパラメータとしてコール件数が
表示される。
【0111】カウ1 :特定の製造年月に係る製品の
コール情報について、カウンタ1をパラメータとしてコ
ール件数が表示される。このとき、カウンタ1の軸はカ
ウンタ1の最大値と最小値との間を12等分して得られ
る領域毎に区分され、各領域毎にコール件数が集計され
る。
【0112】カウ2 :特定の製造年月に係る製品の
コール情報について、カウンタ2をパラメータとしてコ
ール件数が表示される。このとき、カウンタ2の軸はカ
ウンタ2の最大値と最小値との間を12等分して得られ
る領域毎に区分され、各領域毎にコール件数が集計され
る。
【0113】また、市場品質推移状況表示画面31に
は、図4に示した入力項目の「保守コメント1」、「現
象1」、「詳細場所現象1」、「原因1」、「処置
1」、「詳細処置場所1」及び「結果1」の内容を表示
するための項目別情報表示ボタン35a〜35hが設け
られている。例えば「保守コメント1」の内容を表示す
るための項目別情報表示ボタン35aがクリックされる
と、画面3aには図10に示す保守コメント情報一覧表
36が表示される。この保守コメント情報一覧表36で
は、特定のコメントが付されたコール情報の件数が製造
年月毎に表示され、例えば図10において「テイチャク
ジャム」(定着部の紙詰まり)とコメントされたコール
は2000年2月には2件あり、2000年2月から2
001年1月までの合計では26件ある。保守コメント
情報一覧表36の右側の棒グラフは、合計で最も多かっ
たコメントに係るコール件数を100としたときの、他
のコメントに係るコール件数の割合を示している。
【0114】保守コメント情報一覧表36における任意
のコール件数がクリックされると、コンピュータ3の画
面3aにはクリックされた件数を構成するコール情報の
詳細が表示される。例えば「テイチャクジャム」の年間
合計件数である「26」がクリックされると、この26
件の内訳をなすコール情報が図11に示すように個別情
報表示欄37に表示され、そのコール情報に係る全項目
の内容を見ることができる。
【0115】そして、個別情報表示欄37のいずれかの
機番、例えば(機種略号3103の)機番「11162
1」がクリックされると、その製品機番(固有番号31
03−111621)を有する複写機の製造履歴情報が
図12に示すように製造履歴情報表示画面38に表示さ
れる。
【0116】すなわち、納品先で発生している品質トラ
ブルの内容とその製品の製造時に発生した製造トラブル
とを関連づけて把握することができることになり、従っ
て、設計技術者、工場監督者等が迅速に製造工程のどこ
に原因があるのかを突き止めるのが容易となり、製造工
程への迅速なフィードバックが可能となる。
【0117】図13は、図6の抽出条件設定画面15に
おいてデータ検索ボタン22がクリックされた場合の画
面3aの表示を示している。データ検索ボタン22がク
リックされると、画面3aには所望の情報を条件検索す
るためのダイアログボックス39が表示され、このダイ
アログボックス39には、抽出対象とする保守実績情報
を「保守実施日」の項目で絞り込むために保守実施日の
開始日及び終了日が入力される開始日入力ボックス40
及び終了日入力ボックス41、図4に示した各入力項目
の文字列に対応するラジオボタン42a〜42j、検索
条件入力ボックス43並びにOKボタン44が表示され
ている。
【0118】例えば図13に示すように「現象1」に対
応するラジオボタン42bがチェックされると、検索条
件入力ボックス43には「現象1」として入力されてい
る選択肢が表示され、この選択肢の中から検索対象が選
択されてOKボタン44がクリックされると、画面3a
には該当する情報が列挙された検索情報一覧表が表示さ
れる。ここでは、図13において選択肢として「006
カスレ」、「017コスレ」が選択されているので、
図14の検索情報一覧表45においては「現象1」の項
目に「006」又は「017」が入力されているコール
情報が列挙される。
【0119】また、図15に示すように「保守コメント
1」に対応するラジオボタン42aがチェックされる
と、上述したように「保守コメント1」への入力は任意
であるから検索条件入力ボックス43には何も表示され
ず、この検索条件入力ボックス43に検索キーワードが
入力されてOKボタン44がクリックされると、その検
索キーワードを含む文字列が「保守コメント1」の項目
に入力されているコール情報が図14と同様に列挙され
る。
【0120】図16は、図9の市場品質推移状況表示画
面31において文字列「稼動3D」に対応するラジオボ
タン34bがチェックされた場合の画面3aの表示を示
している。この場合には、表46において抽出された全
コール情報につき製造年月、稼動経過月数の双方をパラ
メータとしてコール件数が平面表示されるとともに、グ
ラフ47においてその表46の内容が立体表示される。
【0121】なお、監視したい詳細項目を指定すると共
にその基準を指定すると、この基準を超えたときに電子
メールが関係部署の各端末としてのコンピュータ4に送
信されるようにデータベース2を構築していても良い。
【0122】以下、生産管理システムを説明する。
【0123】まず、この生産管理システムで使用してい
る用語について説明する。
【0124】組付連番 :製造側の管理番号 何変 :検査項目以外に何か変だと気づいた、発
見した不具合 情変 :情報として伝えたい事項 不再現 :不具合が発生したが、修理工程で確認を
したが同内容が再現しない不具合 完成製品台数:組立作業が完了し製品が完成した台数 直行機台数 :組立作業が完了して製品完成した台数の
中で不具合発生が全くない台数 不良件数 :組立作業後、検査点(チェック工程)で
不具合(不良)が発生した件数 直行率 :直行機台数/製品完成台数×100=値 台当欠点数 :不良件数/完成品台数=値 PQ値 :何変情報、不再現不良、工程内検査、検
査点以外の全ての不具合件数/検査台数=値 ライン落台数:組立ラインで不具合が発生してラインよ
りはずした台数 責任区:不具合発生の要因/原因となった部署(部品
区、組立区、技術区、設計区) 例えば、購入部品の原因で製品上の不具合を発生させた
場合には、「部品区」の責任となる。組立作業が原因で
製品上に不具合を発生させた場合には、「組立区」の責
任となる。組立作業に問題なく、部品がスペック上合格
で製品上不具合を発生させた場合には、「技術区」の責
任となる。技術区で調査解析の上、設計の不具合で製品
上不具合を発生させた場合には、「設計区」の責任とな
る。
【0125】以下、図17〜図55を参照して、[生産
管理システムの全体構成」、[生産管理システムのアプ
リケーション構成]、[入力系のクライアントの構
成]、[サーバの構成]、[出力系のクライアントの構
成]、[生産管理システムの概略の全体動作」[データ
入力工程]、[検索要求・出力工程]の順に詳細に説明
する。以下の説明では、カラー複写機を製造する製造組
立ラインの生産管理システムを例示して説明する。
【0126】図17は、生産管理システムの概略構成例
を示す図である。図17において、100はカラー複写
機の製造組立ラインを示しており、かかる製造組立ライ
ン100は、組立I工程101、組立II工程102、
・・・、組立N工程103、電気検査工程104、画像
検査工程105、完成検査工程106とからなる。ライ
ン外の工程として、110は修理工程、111は製品検
査工程を示す。
【0127】201〜203は、組立I工程101、組
立II工程102、・・・、組立N工程103の各工程
のデータを入力するためのクライアントを示す。クライ
アント201〜203には、それぞれ、作業者により、
組立工程で組み立てられる各部品・ユニット毎の生産・
組立内容のデータが入力され、入力されたデータは、製
造側データベース5としてのサーバ300に転送され
る。
【0128】204〜206は、電気検査工程104、
画像検査工程105、完成検査工程106の各工程のデ
ータを入力するためのクライアントを示す。クライアン
ト204〜206には、それぞれ、組立工程101〜1
03で組み立てられた製品に対して、作業者により、検
査・確認した内容・結果のデータが入力され、入力され
たデータは、製造履歴データベース5としてのサーバ3
00に転送される。
【0129】207は、修理工程110のデータを入力
するためのクライアントを示す。クライアント207に
は、作業者により、修理工程110のデータが入力さ
れ、入力されたデータは、製造側データベース5として
のサーバ300に転送される。
【0130】208は、組立I工程101から修理工程
110の各工程で入力されたデータのチェックを行うク
ライアントを示す。上述のクライアント201〜208
は入力系を構成する。なお、製造組立ライン100を、
製品本体、すなわち、カラー複写機本体の製造組立ライ
ンとしているが、これに限られるものではなく、部品ま
たはユニットの製造組立ラインについても適用可能であ
る。
【0131】300はサーバを示し、生産管理システム
の全体を管理するものである。サーバ300は、クライ
アント201〜208から転送されてくるデータをデー
タベースに保管する。また、サーバ300は、後述する
クライアント501〜502から転送されてくる検索要
求に応じて、データベースから該当するデータを検索し
てクライアント501〜503に送出する。かかるサー
バ300はデータベース系を構成する。
【0132】また、401は製造・製品検査部門、40
2は部品検査部門、403は製造技術部門を示す。50
1〜503は、製造・製品検査部門401、部品検査部
門402、および製造技術部門403に各々設けられた
クライアントを示す。かかるクライアント501〜50
3は、サーバ300に対して、設定した検索条件に基づ
く検索要求を出力し、これに応じて、サーバ300から
転送されてくる検索データを加工して表示等を行う。 [生産管理システムのアプリケーション構成]図18
は、図17の生産管理システムのアプリケーションシス
テムの概略構成を示す図である。入力系(クライアント
201〜208)のアプリケーションは、入力機能、更
新機能、登録機能、取消機能、選択機能、ガイド機能、
自動入力機能、ポップアップ機能、バーコード対応機
能、印刷プレビュー機能、単票入力機能、入力モレ防止
機能を備える。
【0133】また、入力系(クライアント201〜20
8)の入力情報としては、生産情報(工場名、製品分
野、機種、生産ステップ、ラインNO、工程名、機種コ
ード、組付連番、ヘッドNO、機械番号、組付け日、完
成日等)や、不具合情報(発生日、発生時刻、発生工
程、不良項目、不良内容、ランク、責任区、不良原因、
修理内容、修理担当者、対策内容、対策日等)が入力さ
れる。その他のデータとしては、検査表検査データ、チ
ェックシートチェックデータ、検査員名/合否データが
入力される。これら入力情報はデータベース系(サーバ
300)に転送される。
【0134】データベース系(サーバ300)は、入力
系から入力される入力情報を、管理するための各種テー
ブルを備えており、具体的には、例えば、生産情報テー
ブル、不具合情報テーブル、検査表データテーブル、チ
ェックシートデータテーブル、マスターデータテーブ
ル、目標/アラーム管理データテーブルを備えている。
データベース系(サーバ300)は、出力系(クライア
ント501〜503)から転送されてくる検索要求に応
じて、データベースから該当するデータを検索して出力
系(クライアント501〜503)に送出する。
【0135】出力系(クライアント501〜503)の
出力情報としては、品質管理情報(品質監視モニター、
品質情報管理、特性値管理、再発防止進捗管理等)や、
アラーム情報(品質目標超過アラーム、多発不良アラー
ム、再発不良アラーム、納期警告アラーム等)がある。
出力系(クライアント501〜503)は、サーバ30
0に対して、設定した検索条件に基づく検索要求を出力
し、これに応じて、サーバ300から転送されてくる検
索データを時系列に加工して上述の出力情報を出力す
る。[入力系のクライアントの構成」図19は、図17
で示した入力系のクライアント201〜208の概略構
成を示すブロック図である。入力系の各クライアント2
01〜208の構成は同一の構成となっている。図19
に示す如く、クライアント201〜208は、データを
入力するための入力部601と、表示部602と、デー
タ通信をおこなう通信部603と、装置全体の制御を司
るCPU604と、CPU604のワークエリアとして
使用されるRAM605と、記録媒体607のデータの
リード/ライトを行う記録媒体アクセス装置606と、
およびCPU604を動作させるための各種プログラム
等を記憶した記録媒体607とから構成されている。
【0136】入力部601は、カーソルキー、数字入力
キー及び各種機能キー等を備えたキーボード、マウス
や、バーコードリーダー等からなり、操作者がCPU6
04に操作指示を与えたり、データを入力するためのユ
ーザーインターフェースである。
【0137】表示部602は、CRTやLCD等により
構成され、CPU604から入力される表示データに応
じた表示が行われる。通信部603は、ネットワークに
接続され、ネットワークを介してサーバ300や他のク
ライアントとデータ通信を行うためのものである。
【0138】上記CPU604は、記録媒体607に格
納されているプログラムに従って、装置全体を制御する
中央制御ユニットであり、このCPU604には、入力
部601、表示部602、通信部603、RAM60
5、および記録媒体アクセス装置606が接続されてお
り、データ通信、メモリへのアクセスによるアプリケー
ションプログラムの読み出しや各種データのリード/ラ
イト、データ/コマンド入力、表示等を制御する。
【0139】上記RAM605は、指定されたプログラ
ム、入力指示、入力データ及び処理結果等を格納するワ
ークメモリと、表示部602の表示画面に表示する表示
データを一時的に格納する表示メモリとを備えている。
【0140】上記記録媒体607は、CPU604が実
行可能なOSプログラム607a(例えば、WINDO
WS95やWINDOWS NT)やアプリケーション
プログラム等の各種プログラムやデータを格納する。ア
プリケーションプログラムとしては、例えば、生産管理
システム入力用プログラム607b等がある。記録媒体
としては、例えば、フロッピーディスク、ハードディス
ク、CD−ROM、DVD−ROM、MOやPCカード
等の光学的・磁気的・電気的な記録媒体から成る。上記
各種プログラムは、CPU604が読み取り可能なデー
タ形態で記録媒体607に格納されている。また、上記
各種プログラムは、予め記録媒体に記録されている場合
や通信回線を介してダウンロードされて記録媒体に格納
される場合等がある。 [サーバの構成]図20は、図17で示したサーバ30
0の概略構成を示すブロック図である。図20に示す如
く、サーバ300は、データを入力するための入力部7
01と、表示部702と、データ通信をおこなう通信部
703と、生産管理システムの全体を管理すると共に、
装置全体の制御を司るCPU704と、CPU704の
ワークエリアとして使用されるRAM705と、記録媒
体707のデータのリード/ライトを行う記録媒体アク
セス装置706と、およびCPU704を動作させるた
めの各種プログラム等を記憶した記録媒体707と、ク
ライアントから送出されてくるデータを保管するための
データベース708とを備えている。
【0141】入力部701は、カーソルキー、数字入力
キー及び各種機能キー等を備えたキーボード、マウス等
からなり、操作者がCPU704に操作指示を与えた
り、データを入力するためのユーザーインターフェース
である。
【0142】表示部702は、CRTやLCD等により
構成され、CPU704から入力される表示データに応
じた表示が行われる。通信部703は、ネットワークに
接続され、ネットワークを介して入力系のクライアント
201〜208や出力系のクライアント501〜503
とデータ通信を行うためのものである。
【0143】上記CPU704は、記録媒体707に格
納されているプログラムに従って、装置全体を制御する
中央制御ユニットであり、このCPU704には、入力
部701、表示部702、通信部703、RAM70
5、および記録媒体アクセス装置706、データベース
708が接続されており、データ通信、記憶媒体707
へのアクセスによるプログラムの読み出しや各種データ
のリード/ライト、データ/コマンド入力、表示等を制
御する。
【0144】上記RAM705は、指定されたプログラ
ム、入力指示、入力データ及び処理結果等を格納するワ
ークメモリと、表示部702の表示画面に表示する表示
データを一時的に格納する表示メモリとを備えている。
【0145】上記記録媒体707は、CPU704が実
行可能なOSプログラム707a(例えば、WINDO
WS NT(登録商標) Server V4.0)や
アプリケーションプログラム等の各種プログラムやデー
タを格納する。アプリケーションプログラムとしては、
例えば、生産管理システムデータベース用プログラム7
07b等がある。記録媒体としては、例えば、フロッピ
ー(登録商標)ディスク、ハードディスク、CD−RO
M、DVD−ROM、MOやPCカード等の光学的・磁
気的・電気的な記録媒体から成る。上記各種プログラム
は、CPU704が読み取り可能なデータ形態で記録媒
体707に格納されている。また、上記各種プログラム
は、予め記録媒体707に記録されている場合や通信回
線を介してダウンロードされて記録媒体707に格納さ
れる場合等がある。
【0146】上記データベース708は、生産情報テー
ブル708a、不具合情報テーブル708b、検査表デ
ータテーブル708c、チェックシートデータテーブル
708d、マスターデータテーブル708e、目標/ア
ラーム管理データテーブル708f等を備える。 [出力系のクライアントの構成」図21は、図17で示
したクライアント501〜503の概略構成を示すブロ
ック図である。出力系の各クライアント501〜503
の構成は同一の構成となっている。図21に示す如く、
クライアント501〜503は、データを入力するため
の入力部801と、表示部802と、データ通信をおこ
なう通信部803と、装置全体の制御を司るCPU80
4と、CPU804のワークエリアとして使用されるR
AM805と、記録媒体807のデータのリード/ライ
トを行う記録媒体アクセス装置806と、およびCPU
804を動作させるための各種プログラム等を記憶した
記録媒体807とから構成されている。
【0147】入力部801は、カーソルキー、数字入力
キー及び各種機能キー等を備えたキーボード、マウス等
からなり、操作者がCPU804に操作指示を与えた
り、データを入力するためのユーザーインターフェース
である。
【0148】表示部802は、CRTやLCD等により
構成され、CPU804から入力される表示データに応
じた表示が行われる。通信部803は、ネットワークに
接続され、ネットワークを介してサーバ300や他のク
ライアントとデータ通信を行うためのものである。
【0149】上記CPU804は、記録媒体807に格
納されているプログラムに従って、装置全体を制御する
中央制御ユニットであり、このCPU804には、入力
部801、表示部802、通信部803、RAM80
5、記録媒体アクセス装置806、および印刷部808
が接続されており、データ通信、メモリへのアクセスに
よるアプリケーションプログラムの読み出しや各種デー
タのリード/ライト、データ/コマンド入力、表示等を
制御する。
【0150】上記RAM805は、指定されたプログラ
ム、入力指示、入力データ及び処理結果等を格納するワ
ークメモリと、表示部802の表示画面に表示する表示
データを一時的に格納する表示メモリとを備えている。
【0151】上記記録媒体807は、CPU804が実
行可能なOSプログラム807a(例えば、WINDO
WS95やWINDOWS NT)やアプリケーション
プログラム等の各種プログラムやデータを格納する。ア
プリケーションプログラムとしては、例えば、生産管理
システム出力用プログラム807b等がある。記録媒体
807としては、例えば、フロッピーディスク、ハード
ディスク、CD−ROM、DVD−ROM、MOやPC
カード等の光学的・磁気的・電気的な記録媒体から成
る。上記各種プログラムは、CPU804が読み取り可
能なデータ形態で記録媒体807に格納されている。ま
た、上記各種プログラムは、予め記録媒体に記録されて
いる場合や通信回線を介してダウンロードされて記録媒
体に格納される場合等がある。
【0152】印刷部808は、例えば、レーザプリンタ
からなり、CPU804の制御により、表示部802に
表示されるデータ等を紙等に印刷する。
【0153】つぎに、上記生産管理システムの動作を、
[生産管理システムの概略の全体動作」、[データ入力
工程]、[検索要求・出力工程]の順に詳細に説明す
る。 [生産管理システムの概略の全体動作」図22は図17
の生産管理システムの概略の全体動作を説明するための
フローチャートである。図22において、入力系(クラ
イアント201〜208)には、組立I工程101、組
立II工程102、・・・、組立N工程103、電気検
査工程104、画像検査工程105、完成検査工程10
6、修理工程110、製品検査工程111のデータが入
力され(ステップP100)、入力されたデータはデー
タベース系(サーバ300)に転送される(ステップP
101)。
【0154】データベース系(サーバ300)では、入
力系(クライアント201〜208)から転送されてく
るデータを受信して(ステップP200)、データベー
ス708の対応するテーブルに格納する(ステップP2
01)。
【0155】他方、出力系(クライアント501〜50
3)には、検索条件が入力され(ステップP300)、
入力された検索条件に基づく検索要求がデータベース系
(サーバ300)に転送される(ステップP301)。
サーバ300は、出力系(クライアント501〜50
3)から転送されてくる検索要求を受信し(ステップP
202)、検索要求に応じてデータベース708の対応
するテーブルからデータを検索して(ステップP20
3)、検索データを出力系(クライアント501〜50
3)に転送する(ステップP204)。
【0156】出力系(クライアント501〜503)
は、サーバ300から転送されてくる検索データを受信
し(ステップP302)、設定された出力対象に従って
検索データを時系列に加工して出力する(ステップP3
03)。この際、加工された検索データが予め設定され
たアクション基準値を超える場合には関係部署に警告を
出力する(ステップP304)。このアクション基準値
としては、PQ値、IQ値、同一不良項目、ポツポツ不
良発生や、製品検査不良等に関するアクション基準値が
設定される。 [データ入力工程]入力系のクライアント201〜20
6によるデータ入力工程を、1:組付連番登録工程(組
立I工程101〜組立N工程103の各工程でのクライ
アント201〜203へのデータ入力)、2:検査工程
(電気検査工程104、画像検査工程105、完成検査
工程106の各工程でのクライアント204〜206へ
のデータ入力)の順に説明する。 1:組付連番登録工程のデータ入力 この組付連番登録工程は、組立I工程101〜組立N工
程103の各工程で、クライアント201〜203へデ
ータ入力する工程である。組付連番登録工程を図23の
フローチャートに従って図24〜図26を参照して説明
する。
【0157】図23は組付連番登録工程のデータ入力を
説明するためのフローチャート、図24〜図26は組付
連番登録工程の表示画面を示す図である。
【0158】図23において、まず、組立I工程101
〜組立N工程103の各作業者は、各々クライアント2
01〜203の電源をONとした後(ステップP40
0)、生産管理システム入力用プログラム607bを選
択して、生産管理システム入力用プログラム607bを
起動させると(ステップP401)、図24に示すよう
な初期画面1000が表示される(ステップP40
2)。図24に示す初期画面の一部には、今日の日付お
よび現在の時刻を確認・変更するためのサブ画面100
1が表示される。
【0159】そして、作業者は、表示されている今日の
日付および現在の時刻を確認し、変更が無ければEnt
erキーを押下し、変更がある場合には正しい今日の日
付および現在の時刻を入力した後、Enterキーを押
下する(ステップP403)。今日の日付および現在の
時刻の確認・変更が終了すると、図25に示すような、
社員NO/パスワードを入力するためのサブ画面100
2が表示される(ステップP404)。そして、作業者
により、社員NO/パスワードが入力される(ステップ
P405)。以上が終了すると、図26に示すような工
程内データ入力画面が表示される(ステップP40
6)。
【0160】図26に示す工程内データ入力画面におい
て、1003は工場、1004は製品分野、1005は
機種名、1006は生産ステップ、1007はラインN
O、1008は工程名、1009は機種コード、101
0は組付連番の入力項目を示す。また、1011は入力
ガイド欄を示し、この入力ガイド欄1011には、入力
項目1003〜1009までの入力項目毎に、それに合
ったデータ項目が自動表示される。
【0161】作業者は、自己の担当している組付工程の
組付け作業の進行に合わせて、1003〜1010の入
力項目にデータを入力する(ステップP407)。具体
的には、入力ガイド欄1011に表示されるデータ項目
の中からマウスで選択クリックすると、選択データが入
力項目1003〜1009の枠内に自動表示される。ま
た、組付連番1010は、組み立て等を行うべき部品ま
たはユニットに貼付けされている組付連番を示すバーコ
ードをバーコードリーダーで読み取ることにより入力さ
れる。
【0162】そして、作業者は、登録キー1020を押
下して、入力したデータを登録する(ステップP40
8)。この登録されたデータは、サーバ300に転送さ
れる(ステップP409)。この際、日付や現在時刻の
データもサーバ300に併せて転送される。そして、終
了指示(ステップP410)があるまで、ステップP4
07〜ステップP409の処理が行われる。以後ライン
上で投入される機械毎に組付連番1010のデータのみ
その機械の連番に合わせて登録していく。 2:検査工程のデータ入力 この検査工程は、電気検査工程104、画像検査工程1
05、完成検査工程106の各工程で、クライアント2
04〜206へデータ入力する工程である。検査工程を
図27のフローチャートに従って、図24、図25、図
28〜図30を参照して説明する。図27は検査工程の
データ入力を説明するためのフローチャート、図24、
図25、図28〜図30は検査工程のデータ入力の表示
画面を示す図である。
【0163】図27において、まず、電気検査工程10
4、画像検査工程105、完成検査工程106の各作業
者は、各々クライアント204〜206の電源をONと
した後(ステップP500)、生産管理システム入力用
プログラム607bを選択して、生産管理システム入力
用プログラム607bを起動させると(ステップP50
1)、図24に示すような初期画面1000が表示され
る(ステップP502)。図24に示す初期画面の一部
には、今日の日付および現在の時刻を確認・変更するた
めのサブ画面1001が表示される。
【0164】そして、作業者は、表示されている今日の
日付および現在の時刻を確認し、変更が無ければEnt
erキーを押下し、変更がある場合には正しい今日の日
付および現在の時刻を入力した後、Enterキーを押
下する(ステップP503)。
【0165】今日の日付および現在の時刻の確認・変更
が終了すると、図25に示すような、社員NO/パスワ
ードを入力するためのサブ画面1002が表示される
(ステップP504)。そして、作業者により、社員N
O/パスワードが入力される(ステップP505)。以
上が終了すると、図28に示すような工程内データ入力
画面が表示される(ステップP506)。
【0166】図28において、1003は工場、100
4は製品分野、1005は機種名、1006は生産ステ
ップ、1007はラインNO、1008は工程名、10
09は機種コード、1010は組付連番の入力項目を示
す。1011は入力ガイド欄を示し、この入力ガイド欄
1011には、入力項目1003〜1009までの入力
項目毎に、それに合ったデータ項目が自動表示される。
【0167】作業者は、自己の担当している検査工程に
応じて、1003〜1009の入力項目にデータを入力
する(ステップP507)。具体的には、入力ガイド欄
1011に表示されるデータ項目の中からマウスで選択
クリックすると、選択データが入力項目1003〜10
09の枠内に自動表示される。
【0168】そして、作業者が、検査工程上の対象とす
る機械の組付連番のデータを読み出すために、「組連
呼」ボタン1021を押下すると(ステップP50
8)、これに応じて、現在ライン上を流れている機械と
ライン落ちしている機械の組付連番がリストボックス1
022に表示される(ステップP509)。
【0169】作業者が、リストボックス1022の中か
ら、目的の組付連番をクリックすると(ステップP51
0)、図29に示すように、その組付連番の現時点の品
質データが画面に表示される(ステップP511)。こ
のリストボックス1022に表示される組付連番や組付
連番の現時点の品質データは、サーバ300から読み出
されて表示される。具体的には、図29に示すように、
現在までに入力されているデータが入力項目に表示され
るとともに、不良データ(品質データ)が不良データ入
力項目欄1025に表示される。なお、不良データがな
い場合には不良データは表示されない。
【0170】そして、作業者は、対象工程で、対象組付
連番の不良が発生した場合には、不良データ入力項目欄
1025に不良関連データを入力する(ステップP51
2)。作業者は、対象工程で、対象組付連番の不良が発
生した場合、この欄に不良関連データを入力する。最初
に「不良項目」を入力すると、「発生日」、「発生時
刻」、「工程名」に自動的にデータが入力される。ま
た、この不良関連データの入力を単票形式で行うことも
可能である。図29の不良データ入力項目欄1025で
番号欄をクリックすると、図30に示すような単票入力
画面が表示される。
【0171】作業者は、登録キー1020を押下して、
入力した不良関連データを登録する(ステップP51
3)。この登録された不良関連データは、サーバ300
に転送される(ステップP514)。そして、サーバ3
00では、転送されてくる不良関連データをデータベー
ス708の対応するテーブルに格納する。そして、終了
指示(ステップP515)があるまで、ステップP51
0〜ステップP514の処理が行われる。 [検索要求・出力工程]出力系のクライアント501〜
503による検索要求・出力工程を、図31〜図55を
参照して説明する。この検索要求・出力工程は、製造・
製品検査部門401、部品検査部門402、および製造
技術部門403の各部門で、クライアント501〜50
3からサーバ300に検索要求を出力し、サーバ300
から転送されてくる検索データを時系列に加工して表示
等を行う工程である。
【0172】図31は出力系のクライアント501〜5
03の全体の概略の処理を説明するためのフローチャー
トである。図31において、まず、製造・製品検査部門
401、部品検査部門402、および製造技術部門40
3の各管理者は、各々クライアント501〜503の電
源をONとした後(ステップP600)、生産管理シス
テム出力用プログラム807bを選択して、生産管理シ
ステム出力用プログラム807bを起動させると(ステ
ップP601)、図32に示すような初期画面2000
が表示される(ステップP602)。その画面の一部
に、社員NO/パスワードの入力画面2001が表示さ
れ、管理者は社員NO/パスワードを入力する(ステッ
プP603)。以上が終了すると、画面へのキー入力が
可能となる。
【0173】そして、管理者によりキー操作が行われる
と(ステップP604)、キー操作の内容を解析し(ス
テップP605)、再発防止入力キー2002が選択さ
れた場合には、1:再発防止入力処理(ステップP60
6)を実行し、監視モニターキー2003が選択された
場合には、2:監視モニター処理(ステップP607)
を実行し、品質情報キー2004が選択された場合に
は、3:品質情報処理(ステップP608)を実行し、
特性値管理キー2005が選択された場合には、4:特
性値管理処理(ステップP609)を実行し、5:再防
進捗管理キー2006が選択された場合には、再防進捗
管理処理(ステップP610)を実行し、他のキーが選
択された場合には他の処理(ステップP611)を実行
する。
【0174】以下、1:再発防止入力処理(上記ステッ
プP606)、2:監視モニター処理(上記ステップP
607)、3:品質情報処理(上記ステップP60
8)、4:特性値管理処理(上記ステップP609)、
5:再防進捗管理処理(上記ステップP610)につい
て具体的に説明する。 1:再発防止入力処理 再発防止入力処理を、図33のフローチャートに従っ
て、図34〜図37を参照して説明する。図33は再発
防止入力処理を説明するためのフローチャート、図34
〜図37は再発防止入力処理の表示画面を示す図であ
る。
【0175】図34は再発防止入力キー2002が選択
された場合に表示される再発防止入力処理の初期画面2
009を示す。同図において、2010は選択されてい
る機種のデータ存在期間を表示するためのキーを示す。
このキー2010が押下されると、選択されている機種
のデータ存在期間が表示される。2011は検索対象と
する[製品分野]を選択するための製品分野選択BO
X、2012は検索対象とする[機種]を選択するため
の機種選択BOX、2013は検索対象とする[機種コ
ード]を選択するための機種コード選択BOX、201
4は検索対象とする[生産ステップ]を選択するための
生産ステップ選択BOXを示す。
【0176】また、2015は検索対象とする[責任
区]を選択するための責任区選択欄を示す。責任区選択
欄2015では、”部品”、”技術”、”組立”、”設
計”、”其他”、および”ALL”のいずれかが選択さ
れる。2016は検索対象とする[検索種別]を選択す
るための検索種別選択欄を示す。検索種別選択欄201
6では、”再防未入力データ”、”再防入力済デー
タ”、および”両方(ALL)”のいずれかが選択され
る。2017は検索対象とする[検索方法]を選択する
ための検索方法選択欄を示す。検索方法選択欄2017
では、”日付で検索”、”組付連番で検索”、および”
機番で検索”のいずれかが選択される。2018は「検
索対象」を選択するための検索対象選択欄を示す。検索
対象選択欄2018では、”工程内のみ”または”工程
外のみ”のいずれかが選択される。
【0177】図33のフローチャートにおいて、図34
の初期画面2009で、まず、管理者により、製品分野
選択BOX2011で、検索対象とする[製品分野]の
選択がおこなわれ(ステップP700)、ついで、機種
選択BOX2012で、検索対象とする[機種]が選択
される(ステップP701)。そして、機種コード選択
BOX2013で、検索対象とする[機種コード]が選
択され(ステップP702)、生産ステップ選択BOX
2014で、検索対象とする[生産ステップ]が選択さ
れる(ステップP703)。
【0178】また、責任区選択欄2015では、検索対
象とする[責任区]の選択がおこなわれ(ステップP7
04)、検索種別選択欄2016で検索対象とする[検
索種別]の選択が行われる(ステップP705)。さら
に、検索方法選択欄2017で検索対象とする[検索方
法]の選択が行われ(ステップP706)、検索対象選
択欄2018では、「検索対象」の選択が行われる(ス
テップP707)。
【0179】そして、管理者が、検索条件入力キー20
20を押下すると(ステップP708)、検索方法選択
欄2017で設定された検索方法を具体的に指定するた
めのサブ画面が表示される(ステップP709)。具体
的には、図35に示すように、検索方法選択欄2017
で”日付で検索”が選択されている場合には、サブ画面
2030が表示され、管理者により検索期間が入力さ
れ、また、”組付連番で検索”が選択されている場合に
は、サブ画面2031が表示され、管理者により、その
「START_NO」と「END_NO」とが入力さ
れ、また、”機番で検索”が選択されている場合には、
サブ画面2032が表示され、管理者により、その「S
TART_NO」と「END_NO」とが入力される。
【0180】そして、管理者により、検索方法が具体的
に指定されて、確認ボタンが押下されると(ステップP
710)、上記ステップP700〜ステップP710で
設定された検索条件に基づく検索要求をサーバ300に
転送する(ステップP711)。そして、サーバ300
では検索条件に基づいてデータの検索が行われ、検索デ
ータが転送されてくる。その検索データ(生データ)
は、図36に示すように、検索データ表示欄2035に
一覧表示される(ステップP712)。
【0181】検索データ表示欄2035は、”N
O”、”組付連番”、”機番”、”ヘッドNO”、”再
検”、”発生日”、”工程名”、”不良項目”、”不良
内容”、”ライン落ち”、”ランク”、”責任区”、”
不良原因”、修理内容”、”修理日”、”再発防止内
容”、”対策日”、”対時刻”、および”対担当”等の
項目からなり、どの項目を検索データ表示欄2035に
表示させるかは操作者が自由に設定可能となっている。
【0182】そして、検索データ表示欄2035で、目
的のデータの最左端のセルがクリックされると(ステッ
プP713)、図37に示すように、再発防止の入力画
面2040が表示される(ステップP714)。そし
て、管理者は、再発防止の入力画面2040で、”再発
防止内容”、”対策日”、”対時刻”、”対担当”を入
力し(ステップP715)、登録キーを押下して登録す
る(ステップP716)。この登録された再発防止デー
タはサーバ300に転送される(ステップP717)。
この転送される再発防止データは、サーバ300のデー
タベース708の対応するテーブルに格納される。そし
て、終了指示(ステップP718)があるまで、ステッ
プP700〜ステップP717の処理が行われる。 2:監視モニター処理 監視モニター処理を、図38のフローチャートに従っ
て、図39〜図42を参照して説明する。図38は監視
モニター処理を説明するためのフローチャート、図39
〜図42は監視モニター処理の表示画面を示す図であ
る。この監視モニター処理は、出力系クライアント50
1〜503の少なくとも1つで、製造組立ライン100
が稼働している間は常時行われる。
【0183】図39は、監視モニターキー2003が選
択された場合に表示される監視モニター処理の初期画面
2100を示す。同図において、2101は選択されて
いる機種のデータ存在期間を表示するためのキーを示
す。このキー2101が押下されると、選択されている
機種のデータ存在期間が表示される。2102は検索対
象とする[製品分野]を選択するための製品分野選択B
OX、2103は検索対象とする[機種]を選択するた
めの機種選択BOX、2104は検索対象とする[機種
コード]を選択するための機種コード選択BOX、21
05は出力対象を選択するための出力種別選択BOXを
示す。この出力種別選択BOX2105に表示されてい
る、”当日生産・品質実績情報”、工程別不良発生状
況”、”不良項目別発生状況”、”責任区別発生状
況”、”ランク別発生状況”、”ライン落ち/解除状
況”、および”不良内容別発生状況”の中から出力対象
が選択される。
【0184】ここで、”当日生産・品質実績情報”は、
品質実績、目標との差、バラツキを把握するための情報
である。”工程別不良発生状況”は、工程別の不良の発
生状況の推移と傾向を把握するためのものである。”不
良項目別発生状況”は、項目別の発生状況と推移・傾向
を把握するためのものである。”ランク別発生状況”
は、ランク別の不良発生と推移・傾向を把握するための
ものである。”ライン落ち/解除状況”は、ライン落ち
/解除状況と推移・傾向を把握するためのものであ
る。”不良内容別発生状況”は内容別の不良発生状況の
推移と傾向を把握するものである。この出力種別(出力
対象)は、データ検索前、データ検索後のいずれでも選
択可能である。
【0185】2106は検索対象の「日付」を選択する
欄を示す。2107は検索する情報の種類を選択する欄
であり、”工程内のみ”、”工程外のみ、および”工程
内+工程外”のいずれかが選択される。2108は表示
基準欄を示し、情報の表示を”不良の発生日”を基準に
表示するか、”機械の完成日”を基準にして表示するか
が選択される。この表示基準欄2108の設定は検索
前、検索後のいずれでも良い。
【0186】2109は[更新間隔]設定キーを示し、
この[更新間隔]設定キー2109が選択された場合に
は、図40のサブ画面2110が表示される。このサブ
画面2110では、情報の検索を自動更新するか否かが
選択され、自動更新を実行する場合は何分間隔で実行す
るかが設定される。ここで、自動更新とは、検索実行ボ
タンを押さなくてもシステムが、設定された時間間隔毎
に自動で情報を検索し最新情報を画面に表示する機能を
いう。2115は検索実行キーを示す。この検索実行キ
ー2115を押下することで、検索条件に適合する情報
の検索を実行し、検索された情報を画面表示することが
できる。
【0187】図38のフローチャートにおいて、図39
の初期画面で、管理者により、製品分野選択BOX21
02で、検索対象とする[製品分野]の選択がおこなわ
れ(ステップP800)、ついで、機種選択BOX21
03で、検索対象とする[機種]が選択される(ステッ
プP801)。そして、機種コード選択BOX2104
で、検索対象とする[機種コード]が選択され(ステッ
プP802)、出力種別選択BOX2105で、出力種
別(出力対象)が選択される(ステップP803)。さ
らに、更新間隔が設定され(ステップP805)、検索
する情報の種類が選択される(ステップP806)。
【0188】その後、管理者が、検索実行キー2115
を押下すると(ステップP807)、上記ステップP8
00〜ステップP807で設定される検索条件に基づく
検索要求をサーバ300に転送する(ステップP80
8)。そして、サーバ300で検索条件に基づいてデー
タの検索が行われ、検索データが転送されてくる。そし
て、図41に示すように、検索データ(生データ)を、
検索データ表示欄2116に一覧表示する(ステップP
809)。検索データ表示欄2116は、”NO”、”
組付連番”、”機番”、”ヘッドNO”、”再検”、”
発生日”、”工程名”、”不良項目”、”不良内
容”、”ライン落ち”、”ランク”、”責任区”、”不
良原因”、修理内容”、”修理日”、”再発防止内
容”、”対策日”、”対時刻”、および”対担当”等の
項目からなり、どの項目を検索データ表示欄2116に
表示させるか操作者が自由に選択可能となっている。
【0189】また、検索データのうち、出力種別選択B
OX2105で選択される出力種別(出力対象)のデー
タを時系列に加工(集計・計算)して出力対象表示欄2
117に一覧表示する(ステップP810)。また、こ
の出力対象表示欄に表示されたデータの選択された項目
はグラフ表示欄2118にグラフ化して表示される。こ
のグラフ化して表示する項目は操作者が任意に選択可能
となっている。
【0190】なお、図41は、出力種別選択BOX21
05で、”当日生産・品質実績情報”が選択された場合
に、出力対象表示欄2117に表示されるデータを示し
ている。図41に示す出力対象表示欄2117では、デ
ータ項目(生産(完成)台数、直行機台数、不良件数、
直行率、台当欠点数、PQ値、ライン落ち台数)に対応
させて、”TOTAL数”、”TOTAL数のグラ
フ”、”割合”、”時間毎(8時〜20時)の発生数”
が表示されている。また、図41に示すグラフ表示欄2
118は、出力対象表示欄2117で生産(完成)台数
が選択された場合のグラフ表示例を示している。
【0191】図42の(A)〜(F)は、出力種別選択
BOX2105で、”工程別不良発生状況”、”不良項
目別発生状況”、”ランク別発生状況”、”ライン落ち
/解除状況”、”不良内容別発生状況”がそれぞれ選択
された場合の出力対象表示欄2117の表示例を示す。
【0192】表示画面に表示されるデータは、印刷キー
2120を押下することにより、印刷部808で印刷出
力される。そして、予め設定したアクション基準値と出
力対象表示欄2117に表示される実績を比較し(ステ
ップP811)、実績がアクション基準値を超える場合
には、関係する部署(予め登録されている責任区または
関連する組立工程等)にアラームを発する(ステップP
812)。そして、終了指示(ステップP813)があ
るか否かを判断し、終了指示がある場合には、当該処理
を終了する一方、終了指示がない場合には、設定された
更新間隔時間の経過を判断して(ステップP814)、
更新間隔時間が経過した場合には、ステップP807に
戻り、検索データの更新等が行われる(ステップP80
8〜ステップP812)。このように、実績がアクショ
ン基準値を超えたか否かの判断は常時行われる。 3:品質情報処理 品質情報処理を、図43のフローチャートに従って、図
44〜図47を参照して説明する。図43は品質情報処
理を説明するためのフローチャート、図44〜図47は
品質情報処理の表示画面を示す図である。
【0193】図44は、品質情報キー2004が選択さ
れた場合に表示される品質情報処理の初期画面2200
を示す。2201は選択されている機種のデータ存在期
間を表示するためのキーを示す。このキー2201が押
下されると、選択されている機種のデータ存在期間が表
示される。2202は検索対象とする[生産ステップ]
を選択するための生産ステップ選択BOX、2203は
検索対象とする[製品分野]を選択するための製品分野
選択BOX、2204は検索対象とする[機種]を選択
するための機種選択BOX、2205は検索対象とする
[機種コード]を選択するための機種コード選択BO
X、2206は出力対象を選択するための出力種別選択
BOXを示す。この出力種別選択ボックス2206に表
示されている、”品質トレンド”、工程別不良発生状
況”、”不良項目別発生状況”、”ランク別発生状
況”、”ライン落ち/解除状況”、および”不良内容別
発生状況”の中から出力対象が選択される。
【0194】ここで、”品質トレンド”は、本質実績、
目標との差、バラツキを把握するための情報である。工
程別不良発生状況”は、工程別の不良の発生状況の推移
と傾向を把握するためのものである。”不良項目別発生
状況”は、項目別の発生状況と推移・傾向を把握するた
めのものである。”ランク別発生状況”は、ランク別の
不良発生と推移・傾向を把握するためのものである。”
ライン落ち/解除状況”は、ライン落ち/解除状況と推
移・傾向を把握するためのものである。”不良内容別発
生状況”は内容別の不良発生状況の推移と傾向を把握す
るものである。この出力種別は、情報の検索前、検索後
のいずれでも選択可能である。
【0195】2207は検索対象とする[検索方法]を
選択するための検索方法選択欄を示す。検索方法選択欄
2207では、”日付で検索”、”組付連番で検索”、
および”機番で検索”のいずれかが選択される。220
8は検索対象の[検索基準]を選択するための検索基準
選択欄を示す。検索基準選択欄2208では、”発生日
基準”または”完成日基準”のいずれかが選択される。
2214は検索する情報の種類を選択する欄であり、”
工程内のみ”、”工程外のみ”、および”工程内+工程
外”のいずれかが選択される。
【0196】図43のフローチャートにおいて、図44
に示す初期画面で、管理者により、生産ステップ選択B
OX2202で、検索対象とする[生産ステップ]の選
択が行われ(ステップP900)、製品分野選択BOX
2203で、検索対象とする[製品分野]の選択がおこ
なわれる(ステップP901)。ついで、機種選択BO
X2204で、検索対象とする[機種]が選択され(ス
テップP902)、機種コード選択BOX2205で、
検索対象とする[機種コード]が選択される(ステップ
P903)。さらに、出力種別選択ボックス2206
で、出力種別(出力対象)が選択され(ステップP90
4)、検索する情報の種類が選択される(ステップP9
05)。
【0197】そして、管理者が、検索条件入力キー22
09を押下すると(ステップP906)、検索方法選択
欄2207で設定された検索方法を具体的に指定するた
めのサブ画面が表示される(ステップP907)。具体
的には、図45に示すように、検索方法選択欄2207
で”日付で検索”が選択されている場合には、サブ画面
2210が表示され、管理者により検索期間が入力さ
れ、また、”組付連番で検索”が選択されている場合に
は、サブ画面2211が表示され、管理者により、その
「START_NO」と「END_NO」とが入力さ
れ、また、”機番で検索”が選択されている場合には、
サブ画面2212が表示され、管理者により、その「S
TART_NO」と「END_NO」とが入力される。
【0198】そして、管理者により、検索方法が具体的
に指定されて、確認ボタンが押下されると(ステップP
908)、上記ステップP900〜ステップP907で
設定される検索条件に基づく検索要求をサーバ300に
転送する(ステップP909)。そして、サーバ300
では検索条件に基づいてデータの検索が行われ、検索デ
ータが転送されてくる。そして、図46に示すように、
検索データ(生データ)を、検索データ表示欄2220
に一覧表示する(ステップP910)。検索データ表示
欄2220には、”NO”、”組付連番”、”機
番”、”ヘッドNO”、”再検”、”発生日”、”工程
名”、”不良項目”、”不良内容”、”ライン落
ち”、”ランク”、”責任区”、”不良原因”、修理内
容”、”修理日”、”再発防止内容”、”対策日”、”
対時刻”、および”対担当”等の項目からなり、どの項
目を検索データ表示欄2220に表示させるか操作者が
自由に選択可能となっている。
【0199】また、検索データのうち、出力種別選択ボ
ックス2206で選択される出力種別(出力対象)のデ
ータを時系列に加工(集計・計算)して出力対象表示欄
2221に一覧表示する(ステップP911)。また、
この出力対象表示欄2221に表示されたデータの選択
された項目はグラフ表示欄2222にグラフ化して表示
される。このグラフ化する項目は操作者が任意に選択可
能となっている。
【0200】なお、図46は、出力種別選択ボックス2
206で、”品質トレンド”が選択された場合に、出力
対象表示欄2221に表示されるデータ例を示してい
る。図46に示す出力対象表示欄2221では、データ
項目(生産(完成)台数、直行機台数、不良件数、直行
率、台当欠点数、PQ値、ライン落台数)に対応させ
て、”TOTAL数”、”TOTAL数のグラフ”、”
割合”、”時間毎の発生数”が表示されている。また、
図46に示すグラフ表示欄2222では、出力対象表示
欄2221で生産(完成)台数が選択された場合の表示
例を示している。
【0201】図47の(A)〜(F)は、出力種別選択
ボックス2206で、”工程別不良発生状況”、”不良
項目別発生状況”、”ランク別発生状況”、”ライン落
ち/解除状況”、”不良内容別発生状況”がそれぞれ選
択された場合の出力対象表示欄2221の表示例を示
す。
【0202】そして、終了指示(ステップP912)が
あるまで、ステップP900〜ステップP911の処理
が行われる。 4:特性値管理処理 特性値管理処理を、図48のフローチャートに従って、
図49〜図52を参照して説明する。図48は特性値管
理処理を説明するためのフローチャート、図49〜図5
2は特性値管理処理の表示画面を示す図である。
【0203】図49は、特性値管理キー2005が選択
された場合に表示される特性値管理処理の初期画面23
00を示す。2301は選択されている測定種別のデー
タ存在期間を表示するためのキーを示す。このキー23
01が押下されると、選択されている機種のデータ存在
期間が表示される。2302は検索対象とする[生産ス
テップ]を選択するための生産ステップ選択BOX、2
303は検索対象とする[測定種別]を選択するための
測定種別選択BOX、2304は検索対象とする[機
種]を選択するための機種選択BOX、2305は検索
対象とする[機種コード]を選択するための機種コード
選択BOX、2306は検索対象とする[検索方法]を
選択するための検索方法選択欄を示す。検索方法選択欄
2306では、”日付で検索”、”組付連番で検索”、
および”機番で検索”のいずれかが選択される。
【0204】図48のフローチャートにおいて、図49
の初期画面2300で、まず、管理者により、生産ステ
ップ選択BOX2302で、検索対象とする[生産ステ
ップ]の選択が行われ(ステップP1001)、測定種
別選択BOX2303で、検索対象とする[測定種別]
の選択がおこなわる(ステップP1002)。ついで、
機種選択BOX2304で、検索対象とする[機種]が
選択され(ステップP1003)、機種コード選択BO
X2305で、検索対象とする[機種コード]が選択さ
れ(ステップP1004)、また、検索方法選択欄23
03で[検索方法]が選択される(ステップP100
5)。
【0205】管理者が、検索条件入力キー2307を押
下すると(ステップP1006)、検索方法選択欄23
06で設定された検索方法を具体的に指定するためのサ
ブ画面が表示される(ステップP1007)。具体的に
は、図50に示すように、検索方法選択欄2306
で、”日付で検索”が選択されている場合には、サブ画
面2310が表示され、管理者により検索期間が入力さ
れ、また、”組付連番で検索”が選択されている場合に
は、サブ画面2311が表示され、管理者により、その
「START_NO」と「END_NO」を入力され、
また、”機番で検索”が選択されている場合には、サブ
画面2312が表示され、管理者により、その「STA
RT_NO」と「END_NO」が入力される。
【0206】そして、管理者により、検索方法が具体的
に指定されて、確認ボタンが押下されると(ステップP
1008)、上記ステップP1001〜ステップP10
07で設定される検索条件に基づく検索要求をサーバ3
00に転送する(ステップP1009)。、サーバ30
0では検索条件に基づいてデータの検索が行われ、検索
データが転送されてくる。この検索データを、例えば図
51に示すように、検索データ表示欄2320に一覧表
示し、また、ヒストグラム表示欄2321にヒストグラ
ム表示、Xバー表示欄2322にXバー表示、Rバー表
示欄2323にRバー表示、統計データ表示欄2324
に統計データを表示する(ステップP1010)。
【0207】そして、終了指示(ステップP1011)
があるまで、ステップP1001〜S1010の処理が
行われる。 5:再防進捗管理処理 再防進捗管理処理を、図52のフローチャートに従っ
て、図53〜図55を参照して説明する。図52は再防
進捗管理処理を説明するためのフローチャート、図53
〜図55は再防進捗管理処理の表示画面を示す図であ
る。
【0208】図53は再防進捗管理キー2006が選択
された場合に表示される再防進捗管理処理の初期画面2
400を示す。同図において、2401は選択されてい
る機種のデータ存在期間を表示するためのキーを示す。
このキー2401が押下されると、選択されている機種
のデータ存在期間が表示される。2402は検索対象と
する[製品分野]を選択するための製品分野選択BO
X、2403は検索対象とする[機種]を選択するため
の機種選択BOX、2404は検索対象とする[機種コ
ード]を選択するための機種コード選択BOX、240
5は検索対象とする[生産ステップ]を選択するための
生産ステップ選択BOXを示す。
【0209】また、2406は検索対象とする[責任
区]を選択するための責任区選択欄を示す。責任区選択
欄2406では、”部品”、”技術”、”組立”、”設
計”、”其他”、および”ALL”のいずれかが選択さ
れる。2407は検索対象とする[検索種別]を選択す
るための検索種別選択欄を示す。検索種別選択欄240
7では、”再防未入力データ”、”再防入力済デー
タ”、および”両方(ALL)”のいずれかが選択され
る。2408は「情報種別」を選択するための情報種別
選択欄を示す。情報種別選択欄2408では、”工程内
情報のみ”または”工程外情報のみ”のいずれかが選択
される。
【0210】また、2409は更新検索時間を設定する
ための[更新間隔]設定キーを示し、この[更新間隔]
設定キー2409が選択された場合には、図54のサブ
画面2410が表示される。このサブ画面2410で
は、情報の検索を自動更新するか否かが選択され、自動
更新を実行する場合は何分間隔で実行するかが設定され
る。
【0211】図52のフローチャートにおいて、図53
に示す初期画面2400で、まず、管理者により、製品
分野選択BOX2402で、検索対象とする[製品分
野]の選択がおこなわれ、また、機種選択BOX240
3で、検索対象とする[機種]が選択される(ステップ
P1100)。ついで、機種コード選択BOX2404
で、検索対象とする[機種コード]が選択され(ステッ
プP1101)、生産ステップ選択BOX2405で、
検索対象とする[生産ステップ]が選択される(ステッ
プP1102)。
【0212】さらに、責任区選択欄2406では、検索
対象とする[責任区]の選択がおこなわれ(ステップP
1103)、検索種別選択欄2407で検索対象とする
[検索種別]の選択が行われ(ステップP1104)、
情報種別選択欄2408で検索対象とする[情報種別]
の選択が行われる(ステップP1105)。さらに、更
新検索時間が設定される(ステップP1106)。
【0213】そして、管理者が、検索条件入力キー24
11を押下すると(ステップP1107)、図54に示
すような、対象とする検索期間を入力するためのサブ画
面2412が表示される(ステップP1108)。そし
て、管理者により、検索方法が具体的に指定されて、確
認ボタンが押下されると(ステップP1109)、上記
ステップP1100〜ステップP1109で設定される
検索条件に基づく検索要求をサーバ300に転送する
(ステップP1110)。サーバ300では検索条件に
基づいてデータの検索が行われ、検索データが転送され
てくる。その検索データは、図55に示すように、検索
データ表示欄2420に一覧表示され、また、責任区別
表示欄2421に、責任区別に発生割合が表示され、再
防未入力の経過時間/日数が表示される(ステップP1
111)。また、この責任区別表示欄2421に表示さ
れたデータの選択された項目はグラフ表示欄2422に
グラフ化して表示される。このグラフ化する項目は操作
者が任意に選択可能となっている。
【0214】なお、図55に示す例では、責任区選択欄
2406で、”ALL”が選択された場合に、責任区別
表示欄2421に表示されるデータ例を示している。図
55に示す責任区別表示欄2421では、責任区(AL
L、部品、組立、技術、設計、其他)に対応させて、”
件数”、”件数のグラフ”、”割合”、”経過時間(未
再発防止の場合:不良発生からの経過時間/日数、再発
防止済みの場合:不良発生から再発防止入力迄の経過時
間/日数)”が表示される。
【0215】そして、終了指示(ステップP1112)
があるまで、ステップP1100〜S1111の処理が
行われる。
【0216】以上説明したように、クライアント201
〜203では、各組立工程101〜103の組立に関す
るデータを各々入力し、クライアント204〜208で
は、電気検査工程104、画像検査工程105、完成検
査工程106、修理工程110、製品検査工程111の
データを入力し、サーバ300はクライアント201〜
208の入力データをデータベース708に蓄積し、出
力系のクライアント501〜503では、検索条件を指
定して検索要求をサーバ300に転送し、これに応じ
て、サーバ300では、データベース708から該当す
るデータを検索して出力系のクライアント501〜50
3に転送し、出力系のクライアント501〜503で
は、転送されてくる検索データを設定される出力対象に
基づき、検索されたデータを時系列に加工して出力(表
示または印刷)することとしたので、製造組立ラインで
製造される製造物の管理を効率的かつ迅速に行うことが
可能となる。また、検索データを設定される出力対象で
時系列に加工しているので、時間帯毎の管理が可能とな
る。
【0217】また、ここでは、クライアント501〜5
03は、監視モニター処理等で、時系列に加工されたデ
ータを、表およびグラフの形式で出力することとしたの
で、製造組立ラインを時系列で管理することが可能とな
る。
【0218】また、クライアント501〜503は、監
視モニター処理等で、品質実績別、工程別、不良項目
別、または責任区別の品質情報を作成して出力すること
としたので、品質実績別、工程別、不良項目別、または
責任区別の品質情報を知ることが可能となる。
【0219】また、クライアント501〜503は、監
視モニター処理等で、作成された品質情報が、アクショ
ン基準値を超えた場合に、品質情報の責任区、または品
質情報に関連する組立工程へ警告を発することとしたの
で、迅速に関連部署が問題を把握でき、迅速な問題対策
が可能となる。
【0220】この生産管理システムは以下に説明する構
成とすることもできる。
【0221】以下、図56〜図151を参照して、[生
産管理システムの全体構成」、[入力系および出力系の
クライアントの構成]、[工程監視サーバーの構成]、
[管理系クライアントの構成]、[入力系クライアント
による工程内データ入力処理]、[出力系クライアント
による工程監視/アラーム処理]、[管理系クライアン
トによるアラームメール送信処理]の順に詳細に説明す
る。
【0222】以下の説明では、カラー複写機を製造する
製造組立ラインの生産管理システムを例示して説明す
る。 [生産管理システムの全体構成]図56はこの生産管理
システムの概略構成例を示す図である。図56におい
て、3100はカラー複写機の製造組立ラインを示して
おり、かかる製造組立ライン3100は、組立I工程3
101、組立II工程3102、・・・、組立N工程3
103、電気検査工程3104、画像検査工程310
5、完成検査工程3106、修理工程3110、製品検
査工程3111からなる。
【0223】3201〜3203は、組立I工程310
1、組立II工程3102、・・・、組立N工程310
3の各工程のデータを入力するためのクライアントを示
す。クライアント3201〜3203には、それぞれ、
作業者により、組立工程で組み立てられる各部品・ユニ
ット毎の生産・組立内容のデータが入力され、入力され
たデータは、後述するサーバー3300に転送される。
【0224】3204〜3206は、電気検査工程31
04、画像検査工程3105、完成検査工程3106の
各工程のデータを入力するためのクライアントを示す。
クライアント3204〜3206には、それぞれ、組立
工程3101〜3103で組み立てられた製品に対し
て、作業者により、検査・確認した内容・結果のデータ
が入力され、入力されたデータは、後述するサーバー3
300に転送される。
【0225】3207は、修理工程3110のデータを
入力するためのクライアントを示す。クライアント32
07には、作業者により、修理工程3110のデータが
入力され、入力されたデータは、後述するサーバー33
00に転送される。
【0226】3208は、組立I工程3101から修理
工程3110の各工程で入力されたデータのチェックを
行う製品検査工程3111のクライアントを示す。上述
のクライアント3201〜3208は入力系を構成す
る。なお、製造組立ライン3100を、製品本体、すな
わち、カラー複写機本体の製造組立ラインとしている
が、本発明はこれに限られるものではなく、部品または
ユニットの製造組立ラインについても適用可能である。
【0227】3300aは、生産管理システムの全体を
管理する工程監視サーバー3300aを示す。工程監視
サーバー3300aは、クライアント3201〜320
8から転送されてくるデータをデータベースに保管す
る。また、工程監視サーバー3300aは、後述するク
ライアント3501〜3503から転送されてくる検索
要求に応じて、データベースから該当するデータをクラ
イアント3501〜3503に送出する。3300b
は、アラームメールの配信を行うメールサーバーを示
す。メールサーバー3330bは生産管理システムに接
続されると共に、外部のネットワーク3700にも接続
されている。メールサーバー3300bは、管理系クラ
イアント3600から送出されてくるアラームメールを
指定される送信先(生産管理システム内またはネットワ
ーク3700に接続された端末)に送信する。工程監視
サーバー3300aおよびメールサーバー3300bは
データベース系を構成する。
【0228】また、3401は製造・製品検査部門、3
402は部品検査部門、3403は製造技術部門を示
す。3501〜3503は、製造・製品検査部門340
1、部品検査部門3402、および製造技術部門340
3に各々設けられたクライアントを示す。かかるクライ
アント3501〜3503は、サーバー3300に対し
て、設定した検索条件に基づく検索要求を出力し、これ
に応じて、サーバー3300から転送されてくる検索デ
ータを加工して表示等を行う。クライアント3501〜
3503は、出力系を構成する。
【0229】3420は管理部門を示し、3600は管
理部門に設けられた管理系クライアントを示す。管理系
クライアント3600は、工程監視サーバー3300a
のデータベースに格納された組立製品の不良データ等が
基準値を超えた場合に、所定の送信先にアラームメール
を送信する。かかる管理系クライアント3600は、管
理系を構成する。
【0230】つぎに、組立工程3101〜3103の基
本作業を図57のフローチャートを参照して説明する。
図57は組立工程3101〜3103の基本作業を説明
するためのフローチャートである。図57において、組
立工程3101〜3103の各作業者は、入力系クライ
アント3201〜3203で、ライン上の組立製品に添
付されているバーコード表上で対象の組立製品のバーコ
ードデータ(機種コードおよび組付連番)を読み取る
(ステップT1)。読み取った機種コードおよび組付連
番が入力系クライアント3201〜3203の画面に表
示される(ステップT2)。そして、機種コードおよび
組付連番のデータと一致するデータ(ユニットデータ、
検査表データ、不良データ等)を工程監視サーバー33
00aのデータベースから検索する(ステップT3)。
組立工程3101〜3103の各作業者は、工程監視サ
ーバー3300aのデータを検索している間にライン上
の組立作業を実行する(ステップT4)。工程監視サー
バー3300aのデータベースを検索した後、検索した
データが入力系クライアント3201〜3203の画面
に表示される(ステップT5)。作業者は、この画面上
で必要なデータを入力する。また、ユニット取付工程が
ある場合には、バーコードリーダーでユニットのバーコ
ードデータ(ユニット管理NO)を読み取り、読み取っ
たユニット管理NOが画面に表示される(ステップT
6)。この画面で作業者は必要なデータの入力を行う。
作業者の登録指示に応じて、画面上のデータを工程監視
サーバー3300aのデータベースに登録する(ステッ
プT7)。
【0231】つぎに、検査工程3104〜3106の基
本作業を図58のフローチャートを参照して説明する。
図58は検査工程3104〜3106の基本作業を説明
するためのフローチャートである。図58において、検
査工程3101〜3103の各作業者(検査員)は、入
力系クライアント3204〜3206で、ライン上の組
立製品に添付されているバーコード表上で対象の組立製
品のバーコードデータ(機種コードおよび組付連番)を
バーコードリーダーにより読み取る(ステップT1
1)。読み取った機種コードおよび組付連番が入力系の
クライアント3204〜3206の画面に表示される
(ステップT12)。そして、機種コードおよび組付連
番のデータと一致するデータ(ユニットデータ、検査表
データ、不良データ等)を工程監視サーバー3300a
のデータベースから検索する(ステップT13)。検査
工程3101〜3103の各作業者は、工程監視サーバ
ー3300aのデータを検索している間にライン上の検
査作業を実行する(ステップT14)。工程監視サーバ
ー3300aのデータベースを検索した後、検索したデ
ータを入力系クライアント3204〜3206の画面に
表示する(ステップT15)。各作業者は、検査表項目
の検索結果を画面に入力する(ステップT16)。検査
者の登録指示に応じて、画面上のデータを工程監視サー
バー3300aのデータベースに登録する(ステップT
17)。
【0232】なお、ここでは、バーコード表からバーコ
ードデータ(機種コード及び組付連番)を読み取ること
としたが、組立製品にバーコードを貼り付けておき、当
該組立製品に貼り付けられたバーコードを読み取ること
にしても良い。
【0233】つぎに、製造・製品検査部門3401、部
品検査部門3402、および製造技術部門3403の基
本作業を図59のフローチャートを参照して説明する。
図59は、製造・製品検査部門3401、部品検査部門
3402、および製造技術部門3403の基本作業を説
明するためのフローチャートである。
【0234】図59において、製造・製品検査部門34
01、部品検査部門3402、製造技術部門3403の
各担当者は、出力系クライアント3501〜3503
で、生産管理システムの製品の状況を当日、日単位、ま
たは月単位等で把握するために、工程監視サーバー33
00aのデータベースに格納されているデータを検索す
るための検索条件を設定する(ステップT21)。そし
て、検索要求を工程監視サーバー3300bに送出して
(ステップT22)、工程監視サーバー3300bから
検索条件に合致するデータを検索する(ステップT2
3)。そして、検索したデータは時系列等に加工されて
出力系クライアント3501〜3503の画面に表示さ
れる(ステップT24)。
【0235】つぎに、管理部門420の基本作業を図6
0のフローチャートを参照して説明する。図60は管理
部門3420の基本作業を説明するためのフローチャー
トである。図60において、管理部門3420の管理者
は、管理系クライアント3600で、製品の製造等に問
題が発生していないかを把握するために、工程監視サー
バー3300aのデータベースに格納されているデータ
を検索するための検索条件を設定する(ステップT3
1)。そして、検索要求を工程監視サーバー3300b
に送出して(ステップT32)、工程監視サーバー33
00bから検索条件に合致するデータを検索する(ステ
ップT33)。そして、検索したデータのうち、アラー
ム基準値に引っ掛かるデータがある場合には、登録され
ている送信先に発生している問題を伝えるべく、アラー
ムメールを送信する(ステップT34)。 [入力系および出力系のクライアントの構成」図61
は、図56で示した入力系のクライアント3201〜3
208と出力系のクライアント3501〜3503の概
略構成を示すブロック図である。入力系の各クライアン
ト3201〜3208と出力系の各クライアント350
1〜3503の構成は同一の構成となっている。入力系
のクライアント3201〜3208および出力系のクラ
イアント3501〜3503は、図61に示す如く、デ
ータを入力するための入力部3601と、表示部360
2と、データ通信をおこなう通信部3603と、装置全
体の制御を司るCPU3604と、CPU3604のワ
ークエリアとして使用されるRAM3605と、記録媒
体3607のデータのリード/ライトを行う記録媒体ア
クセス装置3606と、CPU3504を動作させるた
めの各種プログラム等を記憶した記録媒体3607と、
印刷部3608と、およびスピーカ3609から構成さ
れている。
【0236】入力部3601は、カーソルキー、数字入
力キー及び各種機能キー等を備えたキーボード、マウス
等からなり、操作者がCPU3604に操作指示を与え
たり、データを入力するためのユーザーインターフェー
スである。
【0237】表示部3602は、CRTやLCD等によ
り構成され、CPU3604から入力される表示データ
に応じた表示が行われる。通信部3603は、ネットワ
ークに接続され、ネットワークを介してサーバー330
0や他のクライアントとデータ通信を行うためのもので
ある。
【0238】上記CPU3604は、記録媒体3607
に格納されているプログラムに従って、装置全体を制御
する中央制御ユニットであり、このCPU3604に
は、入力部3601、表示部3602、通信部360
3、RAM3605、記録媒体アクセス装置3606、
印刷部3608、およびスピーカ3609が接続されて
おり、データ通信、メモリへのアクセスによるアプリケ
ーションプログラムの読み出しや各種データのリード/
ライト、データ/コマンド入力、表示等を制御する。
【0239】上記RAM3605は、指定されたプログ
ラム、入力指示、入力データ及び処理結果等を格納する
ワークメモリと、表示部3602の表示画面に表示する
表示データを一時的に格納する表示メモリとを備えてい
る。
【0240】上記記録媒体3607は、CPU3604
が実行可能なOSプログラム3607a(例えば、WI
NDOWS95やWINDOWS NT)やアプリケー
ションプログラム等の各種プログラムやデータを格納す
る。アプリケーションプログラムとしては、例えば、生
産管理システムクライアント用プログラム3607b等
がある。記録媒体3607としては、例えば、フロッピ
ーディスク、ハードディスク、CD−ROM、DVD−
ROM、MOやPCカード等の光学的・磁気的・電気的
な記録媒体から成る。上記各種プログラムは、CPU3
604が読み取り可能なデータ形態で記録媒体3607
に格納されている。また、上記各種プログラムは、予め
記録媒体に記録されている場合や通信回線を介してダウ
ンロードされて記録媒体に格納される場合等がある。ま
た、上記各種プログラムは通信回線を介して配信可能で
ある。
【0241】印刷部3608は、例えば、レーザプリン
タからなり、CPU3604の制御により、表示部36
02に表示されるデータ等を紙等に印刷する。スピーカ
3609は、CPU3604の制御により、アラーム音
等を放音する。
【0242】入力系のクライアント3201〜3208
では、工程監視サーバー3300aから工程内入力プロ
グラム3707c(図62参照)をダウンロードして、
CPU3604は、当該工程内入力プログラム3707
cに従って、後述する工程内データ入力処理を実行す
る。
【0243】出力系のクライアント3501〜3503
は、工程監視サーバー3300aから工程監視/アラー
ムプログラム3707d(図62参照)をダウンロード
して、CPU604は、当該工程監視/アラームプログ
ラム3707dに従って、後述する工程監視/アラーム
処理を実行する。
【0244】また、出力系のクライアント3501〜3
503は、工程監視サーバー3300aから工程監視品
質プログラム3707eをダウンロードして、CPU3
604は、工程監視品質プログラム3707fに従っ
て、工程監視品質処理を実行する。
【0245】また、出力系のクライアント3501〜3
503は、工程監視サーバー3300aから日報/月報
プログラム3707f(図62参照)をダウンロード
し、CPU3604は、当該日報/月報プログラム37
07gに従って、日報/月報処理を実行する。
【0246】また、出力系のクライアント3501〜3
503は、工程監視サーバー3300aから自由検索プ
ログラム3707g(図62参照)をダウンロードし、
CPU3604は、当該自由検索プログラム3707g
に従って、自由検索処理を実行する。このように、工程
監視サーバー3300aからプログラムをダウンロード
して使用することにより、プログラムを変更した場合に
各クライアントへのインストールが不要となり、迅速
に、生産管理システム内で変更したプログラムを使用す
ることが可能となる。 [工程監視サーバーの構成]図62は、図56で示した
工程監視サーバー3300aの概略構成を示すブロック
図である。図62に示す如く、工程監視サーバー330
0aは、データを入力するための入力部3701と、表
示部3702と、データ通信をおこなう通信部3703
と、生産管理システムの全体を管理すると共に、装置全
体の制御を司るCPU3704と、CPU3704のワ
ークエリアとして使用されるRAM3705と、記録媒
体3707のデータのリード/ライトを行う記録媒体ア
クセス装置3706と、およびCPU3704を動作さ
せるための各種プログラム等を記憶した記録媒体370
7と、各種マスターテーブルを格納した第1のデータベ
ース3708と、各種データテーブルを格納した第2の
データベース3709とを備えている。
【0247】入力部3701は、カーソルキー、数字入
力キー及び各種機能キー等を備えたキーボード、マウス
等からなり、操作者がCPU3704に操作指示を与え
たり、データを入力するためのユーザーインターフェー
スである。
【0248】表示部3702は、CRTやLCD等によ
り構成され、CPU3704から入力される表示データ
に応じた表示が行われる。通信部3703は、ネットワ
ークに接続され、ネットワークを介して入力系のクライ
アント3201〜3208や出力系のクライアント35
01〜3503とデータ通信を行うためのものである。
【0249】上記CPU3704は、記録媒体3707
等に格納されているプログラムに従って、装置全体を制
御する中央制御ユニットであり、このCPU3704に
は、入力部3701、表示部3702、通信部370
3、RAM3705、および記録媒体アクセス装置37
06、データベース3708が接続されており、データ
通信、記憶媒体3707へのアクセスによるプログラム
の読み出しや各種データのリード/ライト、データ/コ
マンド入力、表示等を制御する。
【0250】上記RAM3705は、指定されたプログ
ラム、入力指示、入力データ及び処理結果等を格納する
ワークメモリと、表示部3702の表示画面に表示する
表示データを一時的に格納する表示メモリとを備えてい
る。
【0251】上記記録媒体3707は、CPU3704
が実行可能なOSプログラム3707a(例えば、WI
NDOWS NT Server V4.0)やアプリ
ケーションプログラム等の各種プログラムやデータを格
納する。アプリケーションプログラムとしては、例え
ば、生産管理システムサーバー用プログラム3707
b、工程内入力プログラム3707c、工程監視/アラ
ームプログラム3707d、工程監視品質プログラム3
707e、日報/月報プログラム3707f、自由検索
プログラム3707g等がある。記録媒体としては、例
えば、フロッピーディスク、ハードディスク、CD−R
OM、DVD−ROM、MOやPCカード等の光学的・
磁気的・電気的な記録媒体から成る。上記各種プログラ
ムは、CPU3704が読み取り可能なデータ形態で記
録媒体3707に格納されている。また、上記各種プロ
グラムは、予め記録媒体3707に記録されている場合
や通信回線を介してダウンロードされて記録媒体370
7に格納される場合等がある。また、記録媒体3707
に格納されているプログラムは、通信回線を介して配信
可能である。
【0252】図63は、図62の第1のデータベース3
708のフォーマットの一例を示す図である。同図に示
す如く、第1のデータベース3708には各種マスター
テーブルが格納されている。マスターテーブルは、同図
に示す如く、機種コード名マスターテーブル3708
a、工場名マスターテーブル3708b、製品分野マス
ターテーブル3708c、生産stepマスターテーブ
ル3708d、LineNOマスターテーブル3708
e、Lankマスターテーブル3708f、入力担当者
マスターテーブル3708g、責任区マスターテーブル
3708h、修理内容マスターテーブル3708i、U
nit検査項目マスターテーブル3708j、修理担当
者マスターテーブル3708k、工程内検査項目マスタ
ーテーブル3708l、担当者対策マスターテーブル3
708m、工程別作業設定マスターテーブル3708
n、アラーム受信者マスターテーブル3708o、検査
表項目マスターテーブル3708p、Unit名マスタ
ーテーブル3708q、機種名マスターテーブル370
8r、アラーム管理マスターテーブル3708s、アラ
ーム値マスターテーブル3708t、不良内容マスター
テーブル3708u、およびUnit検査表項目マスタ
ーテーブル3708vからなる。
【0253】図64は図56の第2のデータベース37
09のフォーマットの一例を示す図である。同図に示す
如く、第2のデータベース3709には、各種データテ
ーブルが格納されている。データテーブルは、同図に示
す如く、検査表データテーブル3709a、検査表改訂
履歴データテーブル3709b、Unit管理NOマス
ターテーブル3709c、Mainデータテーブル37
09d、UnitMainデータテーブル3709e、
工程内不良データテーブル3709f、工程外不良デー
タテーブル3709g、Unit不良データテーブル3
709h、Unit検査表データテーブル3709i、
およびUnitデータテーブル3709jからなる。
【0254】上記各マスターテーブル3708a〜37
08vのデータフォーマットの一例を図65〜図86に
示す。同図において、”◎”が付いている項目が検索キ
ーとして使用される項目である。
【0255】図65は、機種コード名マスターテーブル
3708aのフォーマットの一例を示す図である。同図
に示す如く、機種コード名マスターテーブル708aに
は、”NO”、”機種Code”、”機種略名”、”商
品名”、”電圧表示”、および”機種記号”のデータが
対応づけられて格納されている。この機種コード名マス
ターテーブル3708aは機種名毎に用意されている。
【0256】図66は、工場名マスターテーブル370
8bのフォーマットの一例を示す図である。同図に示す
如く、工場名マスターテーブル3708bには、”N
O”、”工場名”、および”略号”のデータが対応づけ
られて格納されている。
【0257】図67は、製品分野マスターテーブル37
08cのフォーマットの一例を示す図である。同図に示
す如く、製品分野マスターテーブル3708cには、”
製品分野”のデータが格納されている。
【0258】図68は、生産stepマスターテーブル
3708dのフォーマットの一例を示す図である。同図
に示す如く、生産stepマスターテーブル3708d
には、”NO”と”生産Step”のデータが格納され
ている。
【0259】図69は、LineNOマスターテーブル
3708eのフォーマットの一例を示す図である。同図
に示す如く、LineNOマスターテーブル3708e
には、”LineNO”のデータが格納されている。
【0260】図70は、Lankマスターテーブルのフ
ォーマット3708fの一例を示す図である。同図に示
す如く、Lankマスターテーブル3708fには、”
Lank”のデータ(検以(検討依頼の略)、情扱(情
報扱い))が格納されている。
【0261】図71は、入力担当者マスターテーブル3
708gのフォーマットの一例を示す図である。同図に
示す如く、入力担当者マスターテーブル3708gに
は、”社員NO”、”氏名”、および”パスワード(P
swd)”のデータが対応づけられて格納されている。
【0262】図72は、責任区マスターテーブル370
8hのフォーマットの一例を示す図である。同図に示す
如く、責任区マスターテーブル3708hには、”N
O”、”責任区1”、”責任区2”、および”責任区
3”のデータが対応づけられて格納されている。
【0263】図73は、修理内容マスターテーブル37
08iのフォーマットの一例を示す図である。同図に示
す如く、修理内容マスターテーブル3708iには、”
NO”、”修理内容1”、”修理内容2”、および”修
理内容3”のデータが対応づけられて格納されている。
【0264】図74は、Unit検査表担当者マスター
テーブル3708jのフォーマットの一例を示す図であ
る。同図に示す如く、Unit検査表担当者マスターテ
ーブル3708jには、”NO”、および”担当者名”
のデータが対応づけられて格納されている。
【0265】図75は、修理担当者マスターテーブル3
708kのフォーマットの一例を示す図である。同図に
示す如く、修理対策マスターテーブル3708kには、
修理担当の”担当者名”のデータが格納されている。
【0266】図76は、工程内検査担当者マスターテー
ブル3708lのフォーマットの一例を示す図である。
同図に示す如く、工程内検査担当者者マスターテーブル
3708lには、工程内検査担当の”担当者名”のデー
タが格納されている。
【0267】図77は、対策担当者マスターテーブル3
708mのフォーマットの一例を示す図である。同図に
示す如く、対策担当者マスターテーブル3708mに
は、”NO”と”担当者名”のデータが格納されてい
る。
【0268】図78は、工程別作業設定マスターテーブ
ル3708nのフォーマットの一例を示す図である。同
図に示す如く、工程別作業設定マスターテーブル370
8nには、”NO”、”工程名”、”表示工程”、”検
査員”、および”タブコントロール”のデータが対応づ
けられて格納されている。
【0269】図79は、アラーム受信者マスターテーブ
ル3708oのフォーマットの一例を示す図である。同
図に示す如く、アラーム受信者マスターテーブル370
8oには、”NO”、”責任区1”、”責任区2”、”
責任区3”、”NOTES_ID”、および”送信種
別”のデータが対応づけられて格納されている。
【0270】図80は、検査表項目マスターテーブル3
708pのフォーマットの一例を示す図である。同図に
示す如く、検査表項目マスターテーブル3708pに
は、”機種Code”、”NO”、”工程名”、”検査
項目”、”規格”、および”入力Type”のデータが
対応づけられて格納されている。この検査表項目マスタ
ーテーブル3708pは機種名毎に用意されている。こ
こで、”入力Type”の「1」は”直接入力”、
「2」は”合否”入力を示している。
【0271】図81は、Unit名マスターテーブル3
708qのフォーマットの一例を示す図である。同図に
示す如く、Unit名マスターテーブル3708qに
は、”NO”、”UnitNO”、”Unit記
号”、”UnitName”、”Unit区分”、”機
種Code”、”Unit機種Code”、”Unit
検査表有無”のデータが対応づけられて格納されてい
る。このUnit名マスターテーブル3708qは機種
名毎に用意されている。
【0272】図82は、機種名マスターテーブル370
8rのフォーマットの一例を示す図である。同図に示す
如く、”機種名マスターテーブル3708rには、”機
種名”、”製品分野”、”生産拠点”、生産開始年月
日”、”ServerName”、”IP_Addre
ss”、”DBName”、”HEAD_NO_FL
G”、および”Mail送信”のデータが対応付けられ
て格納されてる。
【0273】図83は、アラーム管理マスターテーブル
3708sのフォーマットの一例を示す図である。同図
に示す如く、アラーム管理マスターテーブル3708s
には、”管理区分”、”組織”、”目標値”、および”
アラーム値”のデータが対応づけられて格納されてい
る。
【0274】図84は、アラーム値マスターテーブル3
708tのフォーマットの一例を示す図である。同図に
示す如く、アラーム値マスターテーブル3708tに
は、”NO”、”管理区分”、”不良区分”、”工程
名”、”不良項目”、”不良内容1”、”不良内容
2”、”不良内容3”、”LineOut”、”何
変”、”Lank”、”責任区1”、”責任区2”、”
責任区3”、”不再現”、”不良原因”、”修理内容
1”、”修理内容2”、”修理内容3”、”修理担当
者”、”再発防止内容”、”対策担当者”、”アラーム
値”、”アラーム結果”、”アラーム時刻”、および”
メール送信日付”のデータが対応づけられて格納されて
いる。
【0275】図85は、不良内容マスターテーブル37
08uのフォーマットの一例を示す図である。同図に示
す如く、不良内容マスターテーブル3708uには、”
機種名”、”工程名”、”NO”、”不良項目”、”不
良内容1”、”不良内容2”、および”不良内容3”の
データが対応づけられて格納されている。
【0276】図86は、Unit検査表項目マスターテ
ーブル3708vのフォーマットの一例を示す図であ
る。同図に示す如く、Unit検査表項目マスターテー
ブル3708vには、”Unit記号”、”Unit区
分”、”NO”、”分類”、”検査項目”、”規格”、
および”検査方法”のデータが対応づけられて格納され
ている。このUnit検査表項目マスターテーブル37
08vは機種名毎に用意されている。
【0277】つぎに、上記各データテーブル3709a
〜3709jのデータフォーマットの一例を図87〜図
95に示す。同図において、”◎”が付いている項目が
検索キーとして使用される項目である。
【0278】図87は、検査表データテーブル3709
aのフォーマットの一例を示す図である。同図に示す如
く、検査表データテーブル3709aには、”組付連
番”、”機種コード(機種Code)”、”検査表連
結”、”NO”、”生産ステップ”、”工程名”、”検
査項目”、”規格”、”判定_完了”、”再検印”、お
よび”入力Type(入力タイプ)”のデータ(検査表
データ)が対応づけられて格納される。ここで、”入力
Type”の「1」は”直接入力”、「2」は”合否”
入力を示している。この検査表データテーブル3709
aには、入力系クライアント3201〜3208から送
出されてくるデータ(生データ)が順次追加される。こ
の検査表データテーブル3709aは機種名毎に用意さ
れている。
【0279】図88は、検査表改訂履歴データテーブル
3709bのフォーマットの一例を示す図である。同図
に示す如く、検査表改訂履歴データテーブル3709b
には、”機種Code”、”NO”、”項目”、”内
容”、”作成日”、”編集日”、及び”承認”のデータ
が対応づけられて格納される。
【0280】図89は、Unit管理NOデータテーブ
ル3709cのフォーマットの一例を示す図である。同
図に示す如く、Unit管理NOデータテーブル370
9cには、”組付連番”、”機種Code”、”Uni
t_NO”、”Unit記号”、”Unit区分”、”
生産Step”、”UnitName”、および”Un
it管理NO”のデータが対応づけられて格納される。
このUnit管理NOデータテーブル3709cは機種
名毎に用意されている。
【0281】図90は、Mainデータテーブル370
9dのフォーマットの一例を示す図である。同図に示す
如く、Mainデータテーブル3709dには、”工場
名”、”製品分野””機種名”、”生産Step”、”
LineNO”、”機種コード”、”組付連番”、”機
番”、”組付開始日”、”組付開始時刻”、”完成
日”、”完成時刻”、”LineoutFlg”、”工
程入力保留Flg”、”製検入力保留Flg”、”製検
SampleFlg”、”市場発生Flg”、”入力
日”、”不良件数”、”何変件数”、”不再現件
数”、”再検件数”、”情扱件数”、”特記事項”、お
よび”最新更新日時”のデータ(品質データ)が対応づ
けられて格納される。このMainデータテーブル37
09dは機種毎に用意されている。このMainデータ
テーブル3709dでは、入力系クライアント3201
〜3208で集計されたデータが、機種コードおよび組
付連番をキーとして上書きされる。
【0282】図91は、工程内不良データテーブル37
09fのフォーマットの一例を示す図である。同図に示
す如く、工程内不良データテーブル3709fには、”
工場名”、”製品分野”、”機種名”、”生産Ste
p”、”LineNO”、”機種コード”、”組付連
番”、”不良連番”、”機番”、”不良区分”、”再件
数”、”発生日”、”発生時刻”、”工程名”、”不良
項目”、”不良内容1”、”不良内容2”、”不良内容
3”、”Lineout”、”Lank”、”何変(何
か変という意味である)”、”責任区1”、”責任区
2”、”責任区3”、”不再現”、”不良原因”、”修
理内容1”、”修理内容2”、”修理内容3”、”修理
日”、”修理時間”、”修理担当者”、”再発防止内
容”、”対策日”、”対策時刻”、”対策担当者”、”
最新更新日”、および”Mail送信フラグ”のデータ
(品質データ)が対応づけられて格納される。ここ
で、”Mail送信フラグ”の「1」は”送信対象”、
「2」は”送信済み”を示している。この工程内不良デ
ータテーブル3709fには、入力系クライアント32
01〜3208から送出されてくるデータ(生データ)
が順次追加される。この工程内不良データテーブル37
09fは機種名毎に用意されている。
【0283】図92は、工程外不良データテーブル37
09gのフォーマットの一例を示す図である。同図に示
す如く、工程外不良データテーブル3709gには、”
工場名”、”製品分野”、”機種名”、”生産Ste
p”、”管理NO”、”不良連番”、”再件数”、”発
生日”、”発生時刻”、”UnitName”、”不良
項目”、”不良内容1”、”不良内容2”、”不良内容
3”、”Lineout”、”何変”、”Lan
k”、”責任区1”、”責任区2”、”不再現”、”不
良原因”、”修理内容1”、”修理内容2”、”修理
日”、”修理時間”、”修理担当者”、”再発防止内
容”、”対策日”、”対策時刻”、”対策担当者”、お
よび”最新更新日”のデータが対応づけられて格納され
ている。この工程外不良データテーブル3709gは機
種名毎に用意されている。
【0284】図93は、UnitMainデータテーブ
ル3709eのフォーマットの一例を示す図である。同
図に示す如く、Unit不良データテーブル709hに
は、”工場名”、”製品分野”、”機種名”、”生産S
tep”、”unit記号”、”Unit区分”、”U
nit管理NO”、”UnitName”、”組付開始
日”、”完成日”、”完成時刻”、”入力日”、”不良
件数”、”何変件数”、”不再現件数”、”再検件
数”、および”最新更新日付”のデータが対応づけられ
て格納される。このUnitMainデータテーブル3
709eは機種名毎に用意されている。
【0285】図94は、Unit検査表データテーブル
3709iのフォーマットの一例を示す図である。同図
に示す如く、Unit検査表データテーブル3709i
には、”Unit管理NO”、”Unit記号”、”U
nit区分”、”生産Step”、”NO”、”分
類”、”検査項目”、”規格”、”検査方法”、”判
定”、および”再検印”のデータが対応づけられて格納
されている。このUnit検査表データテーブル370
9iは機種名毎に用意されている。
【0286】図95は、Unitデータテーブル370
9jのフォーマットの一例を示す図である。同図に示す
如く、Unitデータテーブル3709jには、”Un
it管理NO”、”Unit記号”、”Unit区
分”、”生産Step”、”UnitName”、”検
査日”、”検査時刻”、”再検印”、および”合格印”
のデータが対応づけられて格納されている。このUni
tデータテーブル3709jには、入力系クライアント
3201〜3208から送出されてくるデータ(生デー
タ)が順次追加される。このUnitデータテーブル3
709jは機種名毎に用意されている。 [管理系のクライアントの構成」図96は、図56の管
理系クライアントント3600の概略構成を示すブロッ
ク図である。管理系クライアント3600は、図96に
示す如く、データを入力するための入力部3801と、
表示部3802と、データ通信をおこなう通信部380
3と、装置全体の制御を司るCPU3804と、CPU
3804のワークエリアとして使用されるRAM380
5と、記録媒体3807のデータのリード/ライトを行
う記録媒体アクセス装置3806と、CPU3804を
動作させるための各種プログラム等を記憶した記録媒体
3807とから構成されている。
【0287】入力部3801は、カーソルキー、数字入
力キー及び各種機能キー等を備えたキーボード、マウス
等からなり、操作者がCPU3804に操作指示を与え
たり、データを入力するためのユーザーインターフェー
スである。
【0288】表示部3802は、CRTやLCD等によ
り構成され、CPU3804から入力される表示データ
に応じた表示が行われる。通信部3803は、ネットワ
ークに接続され、ネットワークを介して工程監視サーバ
ー3300a、メールサーバー3300bや他のクライ
アントとデータ通信を行うためのものである。
【0289】上記CPU3804は、記録媒体3807
に格納されているプログラムに従って、装置全体を制御
する中央制御ユニットであり、このCPU3804に
は、入力部3801、表示部3802、通信部380
3、RAM3805、および記録媒体アクセス装置38
06が接続されており、データ通信、メモリへのアクセ
スによるアプリケーションプログラムの読み出しや各種
データのリード/ライト、データ/コマンド入力、表示
等を制御する。
【0290】上記RAM3805は、指定されたプログ
ラム、入力指示、入力データ及び処理結果等を格納する
ワークメモリと、表示部3802の表示画面に表示する
表示データを一時的に格納する表示メモリとを備えてい
る。
【0291】上記記録媒体3807は、CPU3804
が実行可能なOSプログラム3807a(例えば、WI
NDOWS95やWINDOWS NT)やアプリケー
ションプログラム等の各種プログラムやデータを格納す
る。アプリケーションプログラムとしては、例えば、ア
ラームメール送信プログラム3807bやマスターメン
テナンスプログラム3807c等がある。記録媒体38
07としては、例えば、フロッピーディスク、ハードデ
ィスク、CD−ROM、DVD−ROM、MOやPCカ
ード等の光学的・磁気的・電気的な記録媒体から成る。
上記各種プログラムは、CPU3804が読み取り可能
なデータ形態で記録媒体3807に格納されている。ま
た、上記各種プログラムは、予め記録媒体に記録されて
いる場合や通信回線を介してダウンロードされて記録媒
体に格納される場合等がある。また、上記各種プログラ
ムは通信回線を介して配信可能である。
【0292】管理系クライアント3600では、CPU
3804は、アラームメール送信プログラム3807b
に従って、後述するアラームメール送信処理を実行す
る。また、管理系クライアント3600では、CPU3
804は、マスターメンテナンスプログラム3807c
に従って、工程監視サーバー3300aの各マスターテ
ーブルのデータの入力・追加・変更・削除等を行う。具
体的には、管理系クライアント3600は、機種コード
名マスターテーブル3708a、工程別作業設定マスタ
ーテーブル3708n、修理担当者マスターテーブル3
708k、不良内容マスターテーブル3708u、対策
担当者マスターテーブル3708m、検査表項目マスタ
ーテーブル3708p、工程内検査担当マスターテーブ
ル3708l、Unit名マスターテーブル3708
q、Unit検査担当者マスターテーブル3708j、
Unit検査表項目マスターテーブル3708v、アラ
ーム受信者マスターテーブル3708o、およびアラー
ム値マスターテーブル3708tのデータの入力・追加
・変更・削除等を行う。 [入力系クライアントによる工程内データ入力処理]入
力系のクライアント3201〜3208による工程内デ
ータ入力処理を図97〜図100に示すフローチャート
に従って、図101〜図115の工程内データ入力処理
における画面表示例を参照しつつ説明する。図97〜図
100は入力系のクライアント3201〜3208によ
る工程内データ入力処理を説明するためのフローチャー
ト、図101〜図115は、工程内データ入力処理にお
ける画面表示例を示す図である。
【0293】図103は、工程内入力プログラム370
7cを起動した場合に表示される工程内データ入力画面
1000の一例を示している。図103に示す工程内デ
ータ入力画面において、4001は”工場”、4002
は”生産ステップ”、4003は”ラインNO”、40
04は”機種名”、4005は”工程名”、4006
は”作業者”、4007は”機種コード”、4008
は”組付連番”、4009は”機番”、4010は”組
付日”、4011は”組付時刻”、4012は”完成
日”、4013は”完成時刻”の入力欄を示す。これ
ら”工場4001”、”生産ステップ4002”、”機
種名4003”、”ラインNO4004”、”工程名4
005”、”作業者4006”、”機種コード400
7”、”組付連番4008”、”機番4009”、”組
付日4010”、”組付時刻4011”、”完成日40
12”、および”完成時刻4013”の入力欄でメイン
データ入力ブロック4016が構成される。
【0294】4020は不良内容のデータを入力するた
めの不良内容データ入力ブロックを示す。この不良内容
データ入力ブロック4020には、”再件数”、”発生
日”、”発生時刻”、”工程名”、”不良項目”、”不
良内容1”、”不良内容2”、”不良内容3”、”修理
内容1”、”修理内容2”、”修理内容3”、”不再
現”、”不良原因”、”責任区1”、”責任区2”、”
責任区3”、”修理日”、”修理時間”、”修理担当
者”、”ライン落ち”、”何変”、”ランク”、”再発
防止内容”、”対策日”、”対策時刻”、および”対策
担当者”等の項目が表示され、不良内容がある場合に、
作業者によりデータが入力される。
【0295】4017は不良内容データ入力ブロック4
020に入力するための項目(データ)が表示される選
択リストブロックを示す。また、4031は入力したデ
ータを工程監視サーバー3300aに登録するための
「登録F1」キー、4032は入力したデータを工程監
視サーバー3300aに自動登録するための「自動登録
(自登)F8」キーを示す。4033は「完成F5」キ
ーを示す。
【0296】図112は、図103の画面で、検査表デ
ータ入力ブロック4051およびユニットデータ入力ブ
ロック4051が選択リスト入力ブロック4051に重
ねて表示されている場合を示している。この検査表デー
タ入力ブロック4051およびユニットデータ入力ブロ
ック4051の表示/非表示は、後述するように、工程
別作業設定マスターテーブル3708nの”タブコント
ロール”のデータにより決定される。Unitデータ入
力ブロック4051のUnit項目のUnitデータを
ダブルクリックすると、ユニット検査表とユニット不良
内容を表示することができる。図113は、ユニット検
査表とユニット不良内容の表示画面4052の一例を示
している。
【0297】まず、各入力系クライアント3201〜3
208では、夫々起動条件の設定が行われる。図103
の工程内データ入力画面で、ツール(T)を選択する
と、図104に示す如き、起動条件を設定するためのプ
ルダウンメニュー4015が表示される。この起動条件
の設定は、各入力系クライアント3201〜3208で
夫々行われる。プルダウンメニュー4015には、”入
力条件設定”、”日付時刻設定”、”工程別作業設
定”、”検査表履歴”、”パスワード変更”、および”
起動条件設定”が表示されている。
【0298】ここで起動条件を設定するのは、入力のク
ライアントの起動時に毎回初期値(工場、生産ステッ
プ、ラインNO、機種名、工程名)を設定すると、入力
ミスが多く、また、毎回同じ内容を入力するのは無駄で
あるため、初期値を自動入力できる機能を採用して、入
力ミス防止と入力効率を向上させるためである。
【0299】このプルダウンメニュー4015で、”入
力条件設定”が選択されると、図105に示す如き、入
力条件を設定するためのダイアログボックス4041が
図104の画面に重ねて表示される。ダイアログボック
ス4041で入力条件の設定が行われる。このダイアロ
グボックス4041では、”完成データ登録時、検査表
データの入力漏れのチェックをするか否か”、”完成デ
ータ登録持、修理内容データ入力漏れをチェックするか
否か”、”Unit管理NO入力持、Unit検査表デ
ータのチェックをするか否か”、”F8登録時、検査表
の空白部分を自動入力するか否か”、”不良内容期
間”、および”修理内容期間”等の設定が行われ、設定
された内容(データ)は、入力条件設定ファイルとし
て、各入力系クライアント3201〜3208毎に記録
媒体3607に夫々登録される。なお、”不良内容期
間”および”修理内容期間”は日単位で設定される。
【0300】また、図104のプルダウンメニュー40
15で、”起動条件設定”が選択されると、図106に
示すような、起動条件を設定するためのダイアログボッ
クス4042が図104の画面に重ねて表示される。こ
のダイアログボックス4042で入力条件の設定が各入
力系クライアント3201〜3208毎に行われる。こ
のダイアログボックス4042では、”工場”、”生産
ステップ”、”ラインNO”、”機種名”、および”工
程名”の設定が行われる。設定された内容(データ)
は、起動条件設定ファイルとして、入力系クライアント
3201〜3208の記録媒体3607に夫々登録され
る。初期値は、各入力系クライアント3201〜320
8で異なるため、各入力系クライアント3201〜32
08毎に起動条件設定データを保存しておき、起動時に
その起動条件データを夫々読み込んで、上述の”工場4
001”、”生産ステップ4002”、”ラインNO4
003”、”機種名4004”、”工程名4005”の
各表示欄に起動条件データを設定する。
【0301】なお、図106に示す例では、起動条件デ
ータとして、”工場”として「厚木]、”生産ステッ
プ”として「量産」、”ラインNO”として「A611
2」、”機種名”として「CattleyaII」、”
工程名”として「ALL」が設定されている。
【0302】また、図104のプルダウンメニュー40
15で、”工程別作業設定”が選択されると、図107
に示すようなパスワードの入力画面が図105の画面に
重ねて表示され、当該パスワードの入力画面で、正しい
パスワードが入力されると、図108に示すような、工
程別の作業を設定するためのダイアログボックス404
4が図105の画面に重ねて表示される。ここで、パス
ワードを要求しているのは、作業者が勝手に工程別作業
設定を行えないようにするためで、パスワードを知って
いる権限のある者のみが、工程別作業設定を行えるよう
になっている。
【0303】ダイアログボックス4044では、工程別
作業設定が行われ、設定されたデータが工程監視サーバ
ー3300aの工程別作業設定マスターテーブル370
8nに登録される。このダイアログボックス4044で
は、”NO”、”工程名”、”表示工程名”、”検査
員”、および”タブコントロール”が対応づけて設定さ
れる。
【0304】ここで、”表示工程”とは、工程名に対し
て、表示工程で設定した工程を検査表で表示させる機能
で、工程毎の表示や複数の工程のグループ表示が可能と
なっている。生産変動により工程分割が頻繁に行う必要
があり、従来の工程単位の管理方法では対応ができない
ため、作業設定機能で工程のブロック化を実現してい
る。また、”検査員”とは、「自動登録F8」キー40
32で登録するときに、”表示工程”に対して”検査
員”を検査表に自動表示や登録させるための管理データ
である。
【0305】また、”タブコントロール”とは、工程毎
に如何なる表示(検査表やユニット名等)を行うかを設
定するためのものである。例えば、ある工程名のところ
で、”タブコントロール”の欄に「検査表」と設定して
おくと、当該工程を実行する入力系クライアント320
1〜3208では、「検査表」のデータが画面に表示さ
れる。これにより、工程毎に、「検査表」や「ユニット
名」の表示/非表示が可能となる。
【0306】このダイアログボックス4044で設定さ
れたデータは、「保存」キー4044を押下すること
で、工程監視サーバー3300aの工程別作業設定マス
ターテーブル3708nに登録される。
【0307】例えば、図109に示すように、”工程
名”が「機械検査02」であり、機械検査02に対応す
る工程別作業設定の”表示工程”が「機械検査0
1」、”検査員”が「小野」、”タブコントロール”が
検査表である場合には、検査表データ入力ブロック40
50には、機械検査01の検査表(検査員「小野」)が
表示される。また、図110に示すように、”工程名”
が「電気検査02」であり、電気検査02に対応する工
程別作業設定の”表示工程”が「電気検査02、電気検
査03」、”検査員”が「土持、小林」、”タブコント
ロール”が検査表+Unitである場合には、検査表デ
ータ入力ブロック4050には、検査表データ入力ブロ
ック4050には、電気検査02と電気検査03の検査
表(検査員「土持、小林」が表示されるるとともに、U
nitデータ入力ブロックが表示される。また、”工程
名”が「ALL」の場合には、全ての検査工程の検査表
が表示される。
【0308】なお、”タブコントロール”欄に「STA
RT」と入れておいた場合には、「START」が割り
当てられた工程が、最初の工程と認識され、「検査表」
のデータが全て画面の自動表示される。すなわち、「S
TART」は組立工程の最初の工程に割り当てられるこ
とになる。
【0309】また、図104のプルダウンメニュー40
15で、”検査表履歴”が選択されると、工程監視サー
バー3300aの検査表改訂履歴データテーブル370
9bの検査表履歴データをダウンロードする。そして、
図111に示すような、検査表履歴を確認するための検
査表履歴ダイアログボックス4045に、読み出した検
査表履歴データを表示する。
【0310】つぎに、入力系のクライアント3201〜
3208による工程内データ入力処理を図97〜図10
0のフローチャートを参照して説明する。図97におい
て、まず、入力系(組立工程3101〜3103、検査
工程3104〜3106、修理工程3110、製品検査
工程3111)の各作業者が、入力系クライアント32
01〜3208の電源をONとすると(ステップS
1)、記録媒体3607に格納されている生産管理シス
テムクライアント用プログラム3607bがRAM36
05に展開された後、起動して、表示部3602に図1
01に示すようなアイコンの選択画面が表示される(ス
テップS2)。そして、このアイコンの選択画面で工程
内入力プログラム3602aが選択されると(ステップ
S3)、工程監視サーバー3300aから工程内入力プ
ログラム3707cをダウンロードして、RAM360
5に格納する(ステップS4)。
【0311】そして、RAM3605に格納した工程内
入力プログラム3707cを起動させると(ステップS
5)、工程監視サーバー3300aから入力担当者マス
ターテーブル3708g(社員NO、氏名、パスワー
ド)のマスターデータをダウンロードして、RAM36
05に格納する(ステップS6)。ついで、表示部36
02に、図102に示すようなパスワード入力画面が表
示される(ステップS7)。同図に示すパスワード入力
画面には、”社員NO”と”パスワード”を入力する欄
が表示されている。そして、作業者により、パスワード
および社員NOが入力される(ステップS8)。
【0312】入力された社員NO/パスワードと、RA
M3605に格納した入力担当者マスターテーブル37
08gのマスターデータ(パスワードおよび社員NO)
とを照合し(ステップS9)、入力された社員NO/パ
スワードが正しいか否かを判断して(ステップS1
0)、入力された社員NO/パスワードが正しい場合に
はステップS11に移行する一方、入力された社員NO
/パスワードが正しくない場合には、ステップS8に戻
り、再度、社員NO/パスワードの入力が行われる。
【0313】ステップS11では、記録媒体3607に
格納されている起動条件設定ファイルおよび入力条件設
定ファイルのテキストファイルデータ(起動条件デー
タ、入力条件データ)を読み出して、RAM3605に
記憶する(ステップ12)。そして、上記図103に示
すようなデータ入力画面を表示し(ステップS13)、
その際、RAM3605に記憶した起動条件ファイルの
起動条件データを、データ入力画面の”工場名400
1”、”生産ステップ4002”、”ラインNO400
3”、”機種名4004”、および”工程名4005”
の各欄に表示する(ステップS14)。
【0314】そして、工程監視サーバー3303aか
ら、不良内容マスターテーブル3708u(機種名、工
程名、NO、不良項目、不良内容1、不良内容2、不良
内容3)、修理内容マスターテーブル3708i(N
O、修理内容1、修理内容2、修理内容3)、および工
程別作業設定マスターテーブル3708n(NO、工程
名、表示工程、検査員、タブコントロール)の対象機種
のマスターデータをダウンロードして(ステップS1
5)、ダウンロードした対象機種のマスターデータをR
AM3605に記憶する(ステップS16)。この後、
組立製品に添付されているバーコード表からバーコード
データ(機種コードおよび組付連番)をバーコードリー
ダーにより読み取って、”機種コード4007”およ
び”組付連番4008”の表示欄に入力する(ステップ
S17)。
【0315】つぎに、図98において、RAM3605
に記憶した工程別作業設定マスターテーブル3708n
のマスターデータの自機の工程(起動条件ファイルの起
動条件データとして登録されているもの)に対応する”
タブコントロール”のデータを参照して、START工
程か否かを判断する(ステップS21)。この判断の結
果、START工程である場合には、工程監視サーバー
3300aのUNITマスターテーブル3708q(U
nitNO、Unit記号、UnitName、Uni
t区分、機種Code、Unit検査表有無)および検
査表項目マスターテーブル3708p(機種Code、
NO、工程名、検査項目、規格、入力タイプ)から、読
み込んだ機種コードと一致するマスターデータをダウン
ロードしてRAM3605に格納した後(ステップS2
2)、ステップS24に移行する。
【0316】他方、ステップS21において、自機の工
程に対応するタブコントロールがSTART工程でない
場合には、工程監視サーバー3300aのMainデー
タテーブル3709d(工場名、製品分野、機種名、生
産Step、LineNO、機種コード、組付連番、H
EAD_NO、機番、組付開始日、組付開始時刻、完成
日、完成時刻、LineoutFlg、工程入力保証F
lg、製検入力保証Flg、製検SampleFlg、
市場発生Flg、入力日、不良件数、何変件数、不再現
件数、再検件数、特記事項、最新更新日時)、Unit
管理NOテーブル7709c(組付連番、機種Cod
e、Unit_NO、Unit記号、Unit区分、生
産Step、UnitName、およびUnit管理N
O)、検査表データテーブル3709i(組付連番、機
種コード、検査表連結、NO、生産ステップ、工程名、
検査項目、規格、判定_完了、再検印、入力Typ
e)、および工程内不良データテーブル3709f(工
場名、製品分野、機種名、生産Step、LineN
O、機種コード、組付連番、不良連番、機番、不良区
分、再件数、発生日、発生時刻、工程名、不良項目、不
良内容1、不良内容2、不良内容3、Lineout、
何変、責任区1、責任区2、責任区3、不再現、不良原
因、修理内容1、修理内容2、修理内容3、修理日、修
理時間、修理担当者、再発防止内容、対策日、対策時
刻、対策担当者、最新更新日)から、入力した「機種コ
ード」および「組付連番」と一致するマスターデータを
ダウンロードして、RAM3605に格納した後(ステ
ップS23)、ステップS24に移行する。
【0317】ステップS24では、自機に設定されてい
る工程に対応する、RAM3605に格納した工程別作
業設定マスターテーブル3708nの”タブコントロー
ル”のデータを判断する。”タブコントロール”が「ス
タート工程」である場合には、ステップS25に移行し
て、RAM3605に記憶した検査表項目マスターテー
ブル3708pのマスターデータを画面の検査表データ
入力ブロック4050に表示するとともに、RAM36
05に記憶したUnit名マスターテーブル3708q
のマスターデータを、Unitデータ入力ブロック40
51に表示する(ステップS25)。そして、不良内容
データ入力ブロック4020で、不良内容の入力を行い
(ステップS35)、「登録F1」キー4031を押下
して、画面上に入力された全データを工程監視サーバー
3300aの対応するデータテーブルに登録した後(ス
テップS36)、ステップS45に移行する。具体的に
は、Mainデータ入力ブロック4016および不良内
容データ入力ブロック4020で入力されたデータは、
不良内容マスターテーブル3708uに登録される。
【0318】また、ステップS24で、”タブコントロ
ール”が「Unit」である場合には、RAM3605
に記憶したMainデータテーブル3709dのマスタ
ーデータをMainデータ入力ブロック4016に、R
AM3605に記憶したUnitデータテーブル370
9kのマスターデータをUnitデータ入力ブロック4
051に、RAM3605に記憶した工程内不良データ
テーブル3709fのマスターデータを不良内容データ
入力ブロック4020に夫々表示する(ステップS2
6)。図114はこの場合の画面表示例を示しており、
Unitデータ入力ブロック4051が表示されてい
る。
【0319】そして、画面上のUnitデータ入力ブロ
ック4051の機種コード入力欄で、Unitに貼り付
けられた「Unit管理NO」のバーコードデータをバ
ーコードリーダーにより読み取り入力する(ステップS
27)。
【0320】ついで、不良内容データ入力ブロック10
20で、不良内容の入力を行う(ステップS35)。つ
づいて、「F1」キーを押下して、Mainデータ入力
ブロック4016、Unitデータ入力ブロック405
1、および不良内容データ入力ブロック4020のデー
タを工程監視サーバー3300aの対応するデータテー
ブルに登録した後(ステップS37)、ステップS44
に移行する。具体的には、Mainデータ入力ブロック
4016およびUnitデータ入力ブロック4051で
入力されたデータはUnitデータテーブル3709k
に登録され、また、Mainデータ入力ブロック401
6および不良内容データ入力ブロッ41020で入力さ
れたデータは、不良内容マスターテーブル3708uに
登録される。
【0321】また、ステップS24で、”タブコントロ
ール”が「検査表」である場合には、取り込んだMai
nデータテーブル3709dのマスターデータを、Ma
inデータ入力ブロック4016に、RAM3605に
記憶した検査表データテーブル3709iの対象工程の
検査表のデータを検査表データ入力ブロック4050
に、RAM3605に記憶した工程内不良データテーブ
ル3709fのデータを不良内容データ入力ブロック4
051に夫々表示する(ステップS28)。図115は
この場合の画面表示例を示しており、検査表データ入力
ブロック1050が表示されている。そして、不合格項
目が有る場合には、この不良内容データ入力ブロック4
051で対象工程の検査表データを入力する。検査表に
は不合格項目がある場合のみ入力し、合格の場合は入力
を行わない。後述するように、空欄は自動的に「合(合
格)」が入力されるようになっている。
【0322】この後、不良内容データ入力ブロック40
20で不良内容のデータを入力する(ステップS3
5)。つづいて、検査表データ入力ブロック4050の
検査表データに不合格項目があるか否かを判断し(ステ
ップS38)、検査表データに不合格項目がある場合に
は、「登録F1」キー4031を押下して、画面上のデ
ータを工程監視サーバー3300aの対応するデータテ
ーブルに登録した後(ステップS39)、ステップS4
4に移行する。他方、ステップS38で、検査表データ
に不合格項目がない場合には、「自動登録F8」キー4
032を押下して、検査表データ入力ブロックの検査表
の未入力項目に「合(合格の略称)」の文字を入力し
て、画面上のデータを工程監視サーバー3300aの対
応するデータテーブルに登録した後(ステップS4
0)、ステップS45に移行する。具体的には、Mai
nデータ入力ブロック4016および検索表データ入力
ブロック4050で入力されたデータは、検査表データ
テーブル3709iに登録される。
【0323】また、ステップS24で、”タブコントロ
ール”が「Unit+検査表」である場合には、RAM
3605に記憶したMainデータテーブル3709d
のデータを、Mainデータ入力ブロック4016に、
RAM3605に記憶した検査表データテーブル370
9iの対象工程のデータを検査表データ入力ブロック4
050に、RAM3605に記憶した工程内不良データ
テーブル3709fのデータを不良内容データ入力ブロ
ック4051に夫々表示する(ステップS30)。図1
12はこの場合の画面表示例を示しており、Unitデ
ータ入力ブロック4051および検査表データ入力ブロ
ック4050が表示されている。
【0324】この後、Unit入力欄4051の機種コ
ード入力欄で、Unitに貼り付けられた「Unit管
理NO」のバーコードデータをバーコードリーダーによ
り読み取る(ステップS31)。そして、不合格項目が
ある場合には、検査表データ入力ブロック4050の対
象工程の検査表データを入力する(ステップS32)。
この後、不良内容データ入力ブロック4020で不良内
容の入力を行う(ステップS35)。
【0325】つづいて、検査表データ入力ブロック40
50の検査表データに不合格項目があるか否かを判断し
(ステップS38)、検査表データに不合格項目がある
場合には、「登録F1」キー4031を押下して、画面
上のデータをサーバーの対応するデータテーブルに登録
した後(ステップS39)、ステップS44に移行す
る。具体的には、Mainデータ入力ブロック4016
および不良内容データ入力ブロック4020で入力され
たデータは、不良内容マスターテーブル3708uに登
録され、Mainデータ入力ブロック4016および検
索表データ入力ブロック4050で入力されたデータ
は、検査表データテーブル3709iに登録され、さら
に、Mainデータ入力ブロック4016およびUni
tデータ入力ブロック4051で入力されたデータはU
nitデータテーブル3709kに登録される。
【0326】他方、ステップS38で、検査表データに
不合格項目がない場合には、「自動登録F8」キー40
32を押下して、検査表の未入力項目に「合(合格の略
称)」の文字を入力して、画面上のデータを工程監視サ
ーバー3300aの対応するデータテーブルに登録した
後(ステップS40)、ステップS45に移行する。
【0327】また、ステップS24で、”タブコントロ
ール”が「END」である場合には、RAM3605に
記憶したMainデータテーブル3709dのメインデ
ータを、Mainデータ入力ブロック4016に、RA
M3605に記憶した検査表データテーブル3709i
の対象工程の検査表データを検査表データ入力ブロック
4050に、RAM3605に記憶した工程内不良デー
タテーブル3709fのマスターデータを不良内容デー
タ入力ブロック4051に夫々表示する(ステップS3
3)。
【0328】そして、検査表データ入力ブロック405
0で対象工程の検査表のデータを入力する(ステップS
34)。この後、不良内容データ入力ブロック4020
で不良内容の入力を行う。つづいて、「完成F5」キー
4033を押下して(ステップS41)、入力漏れがな
いか否かを判断し(ステップS42)、入力漏れがある
場合には、修理マンまたはリリーマン(工程にトラブル
が発生した場合に対策を行う人)に入力漏れの対応依頼
を行う。他方、入力漏れがない場合には、画面の”完成
日4012”入力欄に完成日のデータを自動入力すると
ともに、”完成時刻4013”入力欄に完成時刻のデー
タを自動入力する(ステップS43)。そして、「自動
登録F8」キー4032を押下して、検査表の未入力項
目に「合(合格の略称)」の文字を自動入力して、画面
上の全データを工程監視サーバー3300aの対応する
データテーブルに登録した後(ステップS44)、ステ
ップS45に移行する。
【0329】さて、ステップS45では、不良内容デー
タ入力ブロック4051で入力されている不良内容デー
タについて、何変件数、不再現件数、情扱件数、および
全不良件数等の不良に関する件数を集計して、生産ステ
ップ、機種コード、および組付連番をキーとして、工程
監視サーバー3300aのMainデータテーブル37
09dの該当場所に登録(上書き)する(ステップS4
5)。
【0330】その後、画面上のデータ入力部分のデータ
を消去して、ステップS48に移行し、プログラムの終
了指示がない場合には、図97のステップS17に戻
り、ラインから流れてくる次の組立製品の機種コードお
よび組付連番の入力を行う。
【0331】上記ステップS35の不良内容の入力を図
100のフローチャートを参照して詳細に説明する。図
100において、まず、不良内容があるか否かを判断し
(ステップS50)、不良内容がない場合には、ステッ
プS56に移行する一方、不良内容がある場合には、ス
テップS51に移行して、ラインの作業者、修理マンま
たはリリーマンが、不良内容データ入力ブロック402
0で不良内容を入力する(ステップS51)。そして、
修理マンまたはリリーマンが検討依頼対象か否かを判断
し(ステップS52)、検討依頼対象でない場合にはス
テップS56に移行する一方、検討依頼対象である場合
にはステップS53に移行して、不良内容データ入力ブ
ロック4020のランク欄4053に検衣(検討依頼の
略称)データを入力する。そして、検討依頼アラームメ
ールを送るか否かを判断し(ステップS54)、検討依
頼アラームメールを送らない場合にはステップS56に
移行する一方、検討依頼アラームメールを送る場合に
は、”検討依頼アラームメールを送る”に設定してステ
ップS56に移行する。ここで、検討依頼アラームメー
ルを送るに設定すると、工程内不良データテーブル37
09fでMai送信フラグが”1(送信対象)”に設定
される。ステップS56では、機番入力対象工程で機番
データを入力した後、リターンする。
【0332】なお、管理系クライアント3600によ
り、検査表項目マスターテーブル3708pの検査項
目、規格、入力Typeの追加、削除、変更は随時可能
である。この検査表項目マスターテーブル3708pの
改訂履歴は、検査表改訂履歴データテーブル3709d
に保存される。この検査表改訂履歴データテーブル37
09dに格納されているデータの内容は各クライアント
から確認可能となっている。
【0333】上述したように、工程別作業設定マスター
テーブル3708mの”タブコントロール”が「STA
RT(最初の工程)」の場合には、検査表として検査表
項目マスターテーブル3708pの検査項目等が表示さ
れる(ステップS22、ステップS25参照)。この表
示された検査表の検査項目等が、検査表項目データテー
ブル3709iに保存され(ステップS36参照)、以
降の工程では、検査表項目データテーブル3709iの
検査項目やデータ等を検査表に表示し(ステップS2
3、ステップS28参照)、当該工程でデータが入力さ
れた検査表が検査表項目データテーブル3709iに登
録され(ステップS39、ステップS40参照)、最終
工程まで同じ処理が繰り返される。従って、被組立体は
最初の工程から最終工程まで(製品が完成するまで)、
検査表項目マスターテーブル3708pの同じ検査項目
が使用されることになる。すなわち、検査表項目マスタ
ーテーブル3708pの検査項目、規格、入力Type
の追加、削除、変更の結果は、次の被組立体に反映され
ることになる。これにより、いつ検査表項目マスターテ
ーブル3709iを改訂しても、次工程では不具合は発
生しない。[出力系クライアントによる工程監視/アラ
ーム処理]出力系のクライアント3501〜3503に
よる工程監視/アラーム処理を図116〜図121のフ
ローチャートに従って、図122〜図140の工程内デ
ータ入力処理における画面表示例を参照しつつ説明す
る。図116〜図121は出力系のクライアント350
1〜3503による工程監視/アラーム処理を説明する
ためのフローチャート、図122〜図140は工程内デ
ータ入力処理における画面表示例を示す図である。
【0334】この工程監視/アラーム処理は、製造・製
品検査部門3401、部品検査部門3402、および製
造技術部門3403の各部門で、クライアント3501
〜3503から各々工程監視サーバー3300aに検索
要求を出力し、工程サーバー3300aから転送されて
くる検索データを時系列に加工して表示等を行う工程で
ある。
【0335】図122は、工程監視/アラームプログラ
ム3707dが起動された場合に表示される表示画面5
000の一例を示す。同図において、5001は選択さ
れている機種のデータ存在期間を表示するためのキーを
示す。このキー5001が押下されると、選択されてい
る機種のデータ存在期間が表示される。5002は検索
対象とする[製品分野]を選択するための製品分野選択
BOX、5003は検索対象とする[機種]を選択する
ための機種選択BOX、5004は検索対象とする[機
種コード]を選択するための機種コード選択BOX、5
005は出力対象を選択するための出力種別選択BOX
を示す。この出力種別選択BOX5105に表示されて
いる、”当日生産・品質実績情報”、工程別不良発生状
況”、”不良項目別発生状況”、”責任区別発生状
況”、”ランク別発生状況”、”ライン落ち/解除状
況”、”不良内容発生状況”、”修理内容状況”、およ
び”工程別品質発生状況”の中から出力対象が選択され
る。
【0336】ここで、”当日生産・品質実績情報”は、
本質実績、目標との差、バラツキを把握するための情報
である。”工程別不良発生状況”とは、工程別の不良の
発生状況の推移と傾向を把握するためのものである。”
不良項目別発生状況”とは、項目別の発生状況と推移・
傾向を把握するためのものである。”ランク別発生状
況”は、ランク別の不良発生と推移・傾向を把握するた
めのものである。”ライン落ち/解除状況”は、ライン
落/解除状況と推移・傾向を把握するためのものであ
る。”不良内容発生状況”は不良内容別の不良発生状況
の推移と傾向を把握するものである。この出力種別(出
力対象)は、データ検索前、データ検索後のいずれでも
選択可能である。
【0337】5006は検索対象の「日付」を選択する
ためのカレンダーを示す。5007は、検索対象の「日
付」を選択するための指定日欄を示す。検索対象の「日
付」の指定はカレンダ5006および指定日欄5007
のいずれでも可能になっている。5008はデータの検
索間隔を指定するための[検索間隔]キー、5009は
アラーム条件を設定するための[アラーム条件設定]キ
ー、5010はアラーム状況を確認するためのアラーム
状況確認キー、5011は検索を実行するための[検索
条件]キー、5012は表計算ソフトにデータを展開す
るための[表ソフト展開]キー、5013は画面に表示
されたデータを印刷出力するための「印刷」キー、51
04はアラームの発生/非発生を選択するためのアラー
ム設定欄を示す。5015は表示基準欄を示し、情報の
表示を”不良の発生日”を基準に表示するか、”機械の
完成日”を基準にして表示するかが選択される。この表
示基準欄5015の設定は検索前、検索後のいずれでも
良い。
【0338】上述の[検索間隔]キー5109が選択さ
れた場合には、図123に示す更新方法を設定するため
のサブ画面5020が図122の画面に重ねて表示され
る。このサブ画面5020では、情報の検索を自動更新
するか否かが選択され、さらに、自動更新を実行する場
合は何分間隔で実行するかが設定される。ここで、自動
更新とは、検索実行キー5011を押さなくてもシステ
ムが、設定された時間間隔毎に自動で情報を検索し最新
情報を画面に表示する機能をいう。同図に示す例では、
更新方法の設定として、”自動更新を実行する”が設定
されており、また、更新自動実行間隔として、1分毎が
設定されている。このように、1分毎の自動更新が設定
されれている場合には、出力系クライアント3501〜
3503は、工程監視サーバー3300aに1分ごとに
品質データの読み込み要求を発し、工程監視サーバー3
300aから1分毎に品質データを取り出して、品質デ
ータを更新する。
【0339】つぎに、アラームの設定方法を説明する。
アラームとしては、個別アラームと共通アラーム(重要
問題)がある。共通アラームは関連部署との連携による
品質改善のスピードUPのために使用され、個別アラー
ムは各自の品質改善、品質確認、是正確認、品質改善効
果確認等の状況確認に活用される。
【0340】図122の画面で、アラーム条件設定キー
5009が選択されると、例えば、図124に示すアラ
ーム条件設定ガイド画面5021が表示される。同図に
おいて、5023は個別アラームの設定を行うための
「個別アラーム設定」キー、5024は共通アラームの
設定を行うための「共通アラーム設定」キーを示す。図
124は、「個別アラーム設定」キー5023が選択さ
れ、個別アラームの設定欄5022が表示されている。
担当者により、個別アラームのアラーム設定欄5022
でアラーム条件(アラーム項目、アラーム基準)および
アラーム値が入力されて、設定OKボタンが選択される
と、個別アラームの設定が終了し、設定された個別アラ
ームの設定データは、記録媒体3607に格納される。
【0341】また、アラーム設定ガイド画面5021
で、「共通アラーム設定」キー5022が選択される
と、上記図107に示したパスワードの入力画面が表示
され、このパスワードの入力画面で、正しいパスワード
が入力された場合には、例えば、図125に示す共通ア
ラームの設定欄5025が表示される。この共通アラー
ムの設定欄5025で、担当者により、アラーム条件
(アラーム項目、アラーム基準)およびアラーム値が入
力されて、設定OKボタンが選択されると、共通アラー
ムの設定を終了させ、設定された共通アラームのデータ
を工程監視サーバー3300aに転送する。工程監視サ
ーバー3300aでは、受信した共通アラームのデータ
を、アラーム値マスターテーブル3708tに登録す
る。ここで、パスワードを要求しているのは、作業者が
勝手に工程別作業設定を行えないようにするためで、パ
スワードを知っている権限のある者のみが、工程別作業
設定を行えるようになっている。
【0342】アラームの設定方法を具体的に説明する。
上述の各アラーム設定欄5022、5025で、[不良
区分]〜[対担当]までの中でアラームを鳴らしたい項
目((アラーム条件(基準))を指定し、アラームを鳴
らす場合のその項目の発生件数を「アラーム値」欄に入
力する。アラーム条件に該当する件数がアラーム値とな
った場合にアラームが鳴ることになる。アラームを鳴ら
す対象が発生件数ではなく、指定した項目が発生する都
度鳴らしたい場合は、「アラーム値」欄に「*」を入力
する。例えば、アラーム値が「3*」の場合には、発生
件数が3件でまずアラームが鳴り、その後、指定したア
ラーム条件が発生する毎(1件毎)にアラームが鳴る。
【0343】つぎに、工程監視/アラーム処理を図11
6〜図121のフローチャートを参照して説明する。図
116において、まず、製造・製品検査部門3401、
部品検査部門3402、および製造技術部門3403の
各部門の各担当者が、出力系クライアント3501〜3
503の電源をONとすると(ステップS61)、記録
媒体3607に格納されている生産管理システムクライ
アント用プログラム3607bがRAM3605に展開
された後、起動して、表示部3602に、上記図101
に示すようなアイコンの選択画面が表示される(ステッ
プS62)。そして、このアイコンの選択画面で工程監
視/アラームプログラム3602bが選択されると(ス
テップS63)、工程監視サーバー3300aから工程
監視/アラームプログラム3706dをダウンロード
し、RAM3605に格納する(ステップS64)。
【0344】そして、RAM3605に格納した工程監
視/アラームプログラム3708cを起動させると(ス
テップS65)、工程監視サーバー3300aから入力
担当者マスターテーブル3708g(社員NO、氏名、
パスワード)のマスターデータをダウンロードして、R
AM3605に格納する(ステップS66)。ついで、
上記図102に示すような、パスワード入力画面が表示
される(ステップS67)。そして、作業者により、パ
スワードおよび社員NOが入力される(ステップS6
8)。
【0345】入力された社員NO/パスワードと、RA
M3605に格納した入力担当者マスターテーブル37
08g(社員NO、氏名、パスワード)のマスターデー
タ(パスワードおよび社員NO)とを照合し(ステップ
69)、入力された社員NO/パスワードが正しいか否
かを判断し(ステップS70)、入力された社員NO/
パスワードが正しい場合には、ステップS71に移行す
る一方、入力された社員NO/パスワードが正しくない
場合には、ステップS68に戻り、再度、社員NO/パ
スワードの入力が行われる。
【0346】そして、ステップS71では、工程監視サ
ーバー3300aの製品分野マスターテーブルc(製品
分野)および機種名マスターテーブル3708r(機種
名、製品分野、生産拠点、生産開始年月日、Serve
rName、IP_Address、DBName、H
EAD_NO_FLG、およびMail送信)からマス
ターデータをダウンロードして(ステップS71)、R
AM605に格納して(ステップS72)、例えば、上
記図122に示す如き画面を表示する(ステップS7
3)。この際、出力画面の「製品分野選択BOX」50
02に製品分野マスターテーブル3708cの製品分野
のマスターデータを、「機種選択BOX」5003に機
種コード名マスターテーブル3708aの機種名のマス
ターデータを、「機種コード選択BOX」5004に機
種コード名マスターテーブル3708aの機種コードの
データを夫々表示する。また、「出力種別選択BOX」
5005に、工程監視/アラームプログラム3707c
に書き込まれている出力種別のデータを表示する。
【0347】そして、「製品分野選択BOX」5002
の製品分野を選択し(ステップS74)、「機種選択B
OX」5003の機種名を選択する(ステップS7
5)。そして、記録媒体3607に保存されている個別
アラーム条件設定ファイルを読み出して(ステップS7
6)、個別アラーム条件設定データをRAM3605に
記憶する(ステップS77)。そして、「出力種別選択
BOX」5005で出力種別を選択し(ステップS7
8)、カレンダー5006の日付を選択する(ステップ
S79)。
【0348】つづいて、図117のステップS80にお
いて、上述の「更新方法の設定」のダイアログボックス
5020(図123参照)で設定されている検索条件
が、自動検索か手動検索かを判断する(ステップS8
0)。
【0349】この判断の結果、自動検索が設定されてい
る場合には、指定時間間隔が経過したか否かを判断し
(ステップS81)、指定時間が経過した場合にはステ
ップS83に移行する。他方、手動検索が設定されてい
る場合には、検索実行キー5011キーが押下されたか
否かを判断し(ステップS82)、検索実行キー501
1が押下された場合には、ステップS83に移行する。
【0350】ステップS83では、工程監視サーバー3
300aのアラーム値マスターテーブル3708t(N
O、不良区分、工程名、不良項目、不良内容1、不良内
容2、不良内容3、Lineout、何変、Lank、
責任区1、責任区2、責任区3、不再現、不良原因、修
理内容1、修理内容2、修理内容3、修理担当者、再発
防止内容、対策担当者、アラーム値、アラーム結果、ア
ラーム時刻、メール送信日付)のマスターデータをダウ
ンロードして(ステップS83)、RAM3605に記
憶する(ステップS84)。
【0351】そして、上記ステップS74、S75、S
78、およびS79で指定される指定機種および指定日
の品質データを、工程監視サーバー3300aのMai
nデータテーブル3709d(NO、不良区分、工程
名、不良項目、不良内容1、不良内容2、不良内容3、
Lineout、何変、Lank、責任区1、責任区
2、責任区3、不再現、不良原因、修理内容1、修理内
容2、修理内容3、修理担当者、再発防止内容、対策担
当者、アラーム値、アラーム結果、アラーム時刻、メー
ル送信日付)および工程内不良データテーブル709f
(機種名、工程名、NO、不良項目、不良内容1、不良
内容2、不良内容3)からダウンロードして(ステップ
S85)、RAM3605に記憶する(ステップS8
6)。そして、RAM3605に格納した品質データ
を、「出力種別選択BOX」5005で選択されている
出力対象に応じて集計し、集計結果をRAM3605に
記憶する(ステップS87)。
【0352】ここで、上記ステップS87の具体的処理
内容を図119のフローチャートを参照して説明する。
図119において、まず、「出力種別選択BOX」50
05で選択されている出力対象を判断し(ステップS1
02)、「出力種別選択BOX」5005で選択されて
いる出力対象が”当日計算・品質実績情報”である場合
には、不良件数、完成台数、直行率、台当欠台数、PQ
値、およびライン落ち台数の集計値を計算する(ステッ
プS103)。計算した集計値を時系列毎にRAM36
05に記憶する(ステップS104)。
【0353】他方、「出力種別選択BOX」5005で
選択されている出力対象が、その他の場合には、選択さ
れている出力対象の項目毎に品質データを件数の多い順
に並び替え(ステップS105)、並び替えたデータ
を、時系列毎に集計する(ステップS106)。そし
て、集計した結果を時系列毎にRAM3605に記憶す
る(ステップS107)。この後、図117のステップ
S88において、RAM3605に記憶している品質デ
ータおよび時系列毎の集計結果を画面に表示する(ステ
ップS88)。
【0354】図126は、品質データおよび時系列毎の
集計結果の画面の表示例を示している。同図に示す例
は、指定される”機種名、機種コード、および指定日”
に該当する、品質データ(検索データ、生データ)は、
検索データ表示欄2031に一覧表示される。検索デー
タ表示欄5031は、”NO”、”組付連番”、”機
番”、”ヘッドNO”、”再検”、”発生日”、”工程
名”、”不良項目”、”不良内容”、”ライン落
ち”、”ランク”、”責任区”、”不良原因”、修理内
容”、”修理日”、”再発防止内容”、”対策日”、”
対時刻”、および”対担当”等の項目からなり、どの項
目を検索データ表示欄5031に表示させるかは、操作
者が自由に選択可能となっている。また、検索データ表
示欄5031で項目(列)を指定して、「表示/非表示
する列の選択」キー3203を操作することで、指定し
た項目(列)のデータの表示/非表示が可能となってい
る。
【0355】また、時系列毎の集計結果は、出力対象表
示欄5032に一覧表示される。出力対象表示欄503
2に表示される不良件数の集計(計算)条件は、チェッ
クボックス5034で指定される。このチェックボック
ス5032で「何変を含まない」や「不再現を含まな
い」を選択することで、不良件数としてそれらを除外し
た件数とすることができる。また、出力対象表示欄50
32に表示された項目のうち選択された項目の時系列の
データが、グラフ表示欄5033に折れ線グラフ化して
表示される。なお、グラフ表示欄5033に折れ線グラ
フ化して表示する項目は、1つに限られず、出力対象表
示欄5032に表示された項目のうち複数の項目を選択
して複数の項目の時系列のデータが表示可能となってい
る。また、件数表示欄5030には、”何変件数”、”
不再現件数”、”再険件数”、および”入力保留台数”
が表示される。
【0356】なお、図127は、”機種コード”として
「ALL」、指定日として「5月1日」、”出力種別”
として「当日生産・品質実績情報」が選択された場合を
示している。同図の出力対象表示欄5032では、デー
タ項目(生産(完成)台数、直行機台数、不良件数、直
行率、台当欠点数、PQ値、ライン落台数)に対応させ
て、「TOTAL数」、「割合」、「棒グラフ」、「時
間毎(8時〜20時)の件数」が表示されている。ま
た、グラフ表示欄5033は、出力対象表示欄5020
で”生産完成台数”が選択された場合のグラフ表示例を
示している。
【0357】「出力種別選択BOX」5005の出力種
別として、「当日生産・品質実績情報」が選択された場
合に出力対象表示欄5032で表示されるデータ項目
(1:産(完成)台数、2:直行機台数、3:不良件
数、4:直行率、5:台当欠点数、6:PQ値、7:ラ
イン落台数)の計算方法について詳細に説明する。 1:生産完成台数 Mainデータテーブル3709dの「完成日」(或い
は「完成時刻」)が入力されている件数をカウントし
て、トータルの件数を「TOTAL」の項目に表示す
る。また、「割合」の項目には、(「生産完成台数」の
「TOTAL」件数)÷(「生産完成台数」の「TOT
AL」件数)*100を数字で表示する。また、「棒グ
ラフ」には、上記「割合」の計算結果をグラフ化して表
示する。さらに、「時刻毎の件数」には、その指定した
指定日の時刻毎の件数推移を件数で表示する。この時間
間隔は1時間毎または30分毎とすることが可能である
(画面表示は1時間毎となっている)。この「時刻毎の
件数」は、Mainデータテーブル3709dの「完成
時刻」を利用してカウントする。 2:直行機台数 (上述の「生産完成台数」の「TOTAL」)−(Ma
inデータテーブルの「不良件数」が入っている台数の
カウント値)の件数を、「TOTAL」の項目に表示す
る。また、「割合」の項目には、(「直行機台数」÷
「生産完成台数」)*100の結果を数字で表示する。
また、「棒グラフ」には、この「割合」の計算結果を表
示する。「棒グラフ」の長さの基準は、上記「生産完成
台数」とする。「時刻毎の件数」は、Mainデータテ
ーブル3709dの「完成時刻」を利用して、生産完成
台数をカウントして行う。 3:不良件数 (工程内不良データテーブル3709fの「不良項目」
のカウント値)−(工程内不良データテーブル3709
fの「何変」若しくは「不再現」フラグがあるもののカ
ウント値)の演算処理結果を、「不良件数」の「TOT
AL」として数字で表示する。なお、この場合は、図1
28に示すように、起動時に予めチェックボックス50
34で「何変を含まない」、「不再現を含まない」のチ
ェックマークが付されているので、かかる計算式とな
る。このチェックマークを付さなかったケースの計算式
は後述する。また、「割合」の項目には、(上記「不良
件数」の「TOTAL」)÷(上記「生産完成台数」の
TOTAL))*100という演算処理結果を数字で表
示する。また、「棒グラフ」には、この「割合」の結果
を棒グラフ化して表示する。「時刻毎の発生件数」は、
工程内不良データテーブル3709fの「発生時刻」に
基づいて不良件数をカウントして表示する。
【0358】なお、チェックボックス5034で、[何
変を含まない]がチェックされていない場合には、Ma
inデータテーブル3709dの「何変件数」を用い
て、「不良件数」+「何変件数」の演算処理結果を「不
良件数」とする。チェックボックス32034で、[不
再現を含まない]がチェックされていない場合には、M
ainデータテーブル3709dの「不再現件数」を用
いて、「不良件数」+「不再現件数」の演算処理結果を
「不良件数」とする。
【0359】また、チェックボックス5034で、[再
検を含まない]がチェックされていない場合には、Ma
inデータテーブル3709dの「再検件数」を用い
て、「不良件数」+「再検件数」の演算処理結果を「不
良件数」とする。なお、チェックボックス5034で、
複数の項目を選択することも可能である。かかる場合に
は、「不良件数」−(チェックした各件数の加算値)が
「不良件数」となる。図88は、チェックボックス50
34で、「何変を含まない」、「不再現を含まない」、
および[再検を含まない]がチェックされていない場合
の表示例を示している。 4:直行率 ((上記「直行機台数」のTOTAL)÷(「生産完成
台数」のTOTAL))*100の演算処理をした結果
を「TOTAL」に数字で表示する。「割合」は「TO
TAL」の表示と同じである。「棒グラフ」の表示は、
この「割合」の結果を表示する。表示方法は上記と同様
である。「時間毎の結果は、(上記「直行機台数」の時
間毎の結果)÷(「生産完成台数」の時間毎の結果)*
100の演算処理をした結果を時間毎のセルに数字で表
示する。 5:台当欠点数 (上記「不良件数」のTOTAL)÷(上記「生産完成
台数」のTOTAL)の演算結果を「TOTAL」に表
示する。「割合」の項目にも、この「TOTAL」と同
じ数字を表示する。また、「棒グラフ」は表示しない。
「時刻毎の件数」には、(上記「不良件数」の時間毎の
演算結果)÷(上記「生産完成台数」の時間毎の演算結
果)の演算の結果を各セルに数字で表示する。 6:PQ値 (工程内不良データテーブルの「不良項目」の件数)÷
(上記「生産完成台数」のTOTAL)の演算結果を
「TOTAL」に数字で表示する。「割合」には、「T
OTAL」と同じ数字を表示する。「棒グラフ」は非表
示とする。「時刻毎の件数」には、([工程内不良デー
タテーブル]の「不良項目」を「発生時刻」(若しくは
「発生日」)を利用して指定時刻/日毎のカウントした
値)÷(上記「生産完成台数」の指定時刻/日毎にカウ
ントした値)の演算結果を用いて指定した時刻/日毎の
各セルに数字で表示する。 7:ライン落ち台数 (Mainデータテーブル3709dの「line o
utFlg」([1]がライン落ち中、[2]がライン
落ちから再びラインに投入されたもの)が入力されてい
るデータをカウント)して、「TOTAL」の欄に数字
で表示する。「割合」には、((上記「TOTAL」の
件数)÷(「生産完成台数」の「TOTAL」))*1
00の演算結果を数字で表示する。「棒グラフ」には、
この「割合」に基づいてグラフ化する。「時刻毎の件
数」には、Mainデータテーブル3709dの「li
ne out」があった場合のMainデータテーブル
3709dの「完成時刻」(若しくは「完成日」)を指
定した時刻/日毎に各セルに数字で表示する。
【0360】図128は、出力種別選択BOX5005
で、”工程別不良発生状況”が選択された場合の出力画
面の表示例を示している。同図に示す如く、”工程別不
良発生状況”が選択された場合には、出力対象表示欄5
032には、工程名(TOTAL、画像検査01、調整
工程02、電気検査01、完成検査01)毎に、「件
数」、「棒グラフ」、「割合」、「時刻毎の件数」が、
出力対象表示欄5032に表示される。
【0361】ここで、「工程名」は、工程内不良データ
テーブル3709fの「工程名」、「発生日」、および
「発生時刻」を利用して件数をカウントする。各工程の
各件数と、その「TOTAL」の件数を表示する。この
場合の件数は、「工程名」*「発生日」で件数をカウン
トする。「割合」は、(各工程の件数÷TOTAL件
数)*100により算出する。なお、TOTALの「割
合」は(TOTALの件数÷TOTALの件数)*10
0となる。また、「棒グラフ」は、この「割合」を用い
てグラフ化する。「時刻毎の件数」には、「工程名」*
「発生日」*「発生時刻」で各時刻の件数をカウントし
て各セルに数字を表示する。
【0362】また、チェックボックス5034で「何変
を含まない」、「不再現を含まない」を選択すること
で、上述したように、不良件数から除外することができ
る。また、チックボックス5034で「再検を含まな
い」を選択すると、工程内不良データテーブル3709
fの「再検数」を利用して、上記で「工程名」としてカ
ウントした値から「再検数」を除外する。
【0363】また、図128では、出力対象表示欄50
32に表示するデータの種類を選択するためのラジオボ
タン5035が設けられており、このラジオボタン50
35で選択された項目(「件数」、「台欠」、「PQ
値」)のデータが出力対象表示欄5032に表示され
る。かかる場合の各計算式は、上述「当日生産・品質実
績情報」と同様である。なお、図128に示す例は、ラ
ジオボタン5035で「件数」が選択された場合を示し
ている。
【0364】図129は、出力種別選択BOX5005
で、”不良項目別発生状況”が選択された場合の出力画
面の表示例を示している。同図に示す如く、”工程別不
良発生状況”が選択された場合には、出力対象表示欄5
032には、不良項目名(TOTAL、画像不良、表示
不良、作動不良、搬送不良、組付不良、異常音、調整不
良)毎に、「件数」、「棒グラフ」、「割合」、「時刻
毎の件数」が、出力対象表示欄5032に表示される。
【0365】「不良項目名」は、工程内不良データテー
ブル3709fの「不良項目」、「発生日」、および
「発生時刻」を利用して件数をカウントする。各項目の
件数と各項目を総計した「TOTAL」の件数を表示す
る。計算式は、「不良項目」*「発生日」で件数をカウ
ントする。「割合」の計算は、(各工程の件数÷TOT
AL件数)*100とする。なお、TOTALの割合数
は(TOTALの件数÷TOTALの件数)*100と
なる。「棒グラフ」はこの「割合」数を用いてグラフ化
する。「時刻毎の件数」には、「不良項目」*「発生
日」*「発生時刻」で各時刻の件数をカウントして、各
セルに数字を表示する。
【0366】また、ラジオボタン5035で、「件
数」、「台欠(台欠点数)」、「PQ値」を選択する
と、各不良項目名の内容がその選択した情報に合わせて
表示される。各計算式は、上述の「当日生産・品質実績
情報」と同様である。なお、図90に示す例は、ラジオ
ボタン5035で「件数」が選択された場合を示してい
る。
【0367】また、チェックボックス5034で、「何
変を含まない」、「不再現を含まない」のチェックボッ
クスを選択することで、不良件数としてそれらを除外し
た件数とすることができる。その除外する計算式は上記
と同様である。チェックボックス5034で、「再検を
含まない」を選択すると、工程内不良データテーブル3
709fの「再検数」を利用して、「再検数」が入力さ
れていない「不良項目」を選択して各演算処理を行う。
【0368】図130は、出力種別選択BOX5005
で、”責任区別発生状況”が選択された場合の出力画面
の表示例を示している。同図に示す如く、”責任区別発
生状況”が選択された場合には、出力対象表示欄503
2には、責任区名(TOTAL、ゴミ、組立、技術、不
明、責任区未入力、部品)毎に、「件数」、「棒グラ
フ」、「割合」、「時刻毎の件数」が、出力対象表示欄
5032に表示される。
【0369】「責任区名」の「TOTAL」と「各項
目」は、工程内不良データテーブル3709fの「責任
区1、2、3」、「発生日」、および「発生時刻」を利
用して件数をカウントする。各項目の各「件数」と、そ
のTOTALの件数を表示する。計算式は、「責任区
1、2、3」*「発生日」で「件数」をカウントしたも
のとなる。「割合」数の計算は、(各工程の件数÷TO
TAL件数)*100で行う。なお、TOTALの「割
合」数は、(TOTALの件数÷TOTALの件数)*
100とする。「棒グラフ」は、この「割合」数を用い
てグラフ化する。「時刻毎の件数」は、「責任区1、
2、3」*「発生日」*「発生時刻」で各時刻の件数を
カウントして、各セルに数字を表示する。
【0370】また、ラジオボタン5035で、「件
数」、「台欠(台欠点数)」、「PQ値」を選択する
と、各責任区名のデータの内容がその選択した情報に合
わせて表示される。各計算式は、上述の「当日生産・品
質実績情報」と同様である。なお、図130に示す例
は、ラジオボタン5035で「件数」が選択された場合
を示している。
【0371】また、チェックボックス5034で、「何
変を含まない」、「不再現を含まない」のチェックボッ
クスを選択することで、不良件数としてこれらを除外し
た件数とすることができる。計算式は上記と同様であ
る。また、チェックボックス5034で、「再検を含ま
ない」を選択すると、工程内不良データテーブル370
9fの「再検数」を利用して、「再検数」が入力されて
いない「責任区1、2、3」を選択して各演算処理を行
う。
【0372】図131は、出力種別選択BOX5005
で、”ライン落ち/解除状況”が選択された場合の出力
画面の表示例を示している。同図に示す如く、”ライン
落ち/解除状況”が選択された場合には、出力対象表示
欄5032には、データ項目名(生産完成台数、ライン
落台数、ライン落解除台数)毎に、「件数」、「棒グラ
フ」、「割合」、「時刻毎の件数」が、出力対象表示欄
5032に表示される。
【0373】「データ項目名」の「生産完成台数」、
「ライン落ち台数」、および「ライン落解除台数」は、
Mainデータテーブル3709dの「LineOut
Flg」、「組付開始日」、「組付開始時刻」、「完成
日」、および「完成時刻」を利用してカウントする。
「生産完成台数」の「件数」は、Mainデータテーブ
ル3709dの「完成日」の件数とする。「生産完成台
数」の「割合」はMainデータテーブル3709dの
「完成日」の件数で割って、”%”で表示する。「生産
完成台数」の「時刻毎の件数」は、Mainデータテー
ブル3709dの「完成時刻」を利用してカウントす
る。また、「ライン落ち台数」の「件数」は、Main
データテーブル3709dの「LineOutFlg」
*「組付開始日」)をカウントする。「ライン落ち台
数」の「割合」(%)には((ライン落ち台数)÷(生
産完成台数))*100の計算結果を数字で表示する。
「ライン落ち台数」の「時刻毎の件数」は、Mainデ
ータテーブル3709dの「組付開示時刻」を用いてカ
ウントして、各時刻毎のセルに数字で表示する。「ライ
ン落ち解除台数」の「件数」は、Mainデータテーブ
ル3709dの「LineOutFlg」*「完成日」
でカウントする。「ライン落ち解除台数」の「割合」
(%)は、(「ライン落ち解除台数」の件数÷「生産完
成台数」の件数)*100の計算結果を数字で表示す
る。また、「ライン落解除台数」の「時刻毎の件数」
は、Mainデータテーブル3709dの「完成時刻」
を用いてカウントして、各時刻毎にセルに数字で表示す
る。
【0374】また、チェックボックス5034で、「何
変を含まない」、「不再現を含まない」を選択すること
で、不良件数としてそれらを除外した件数とすることが
できる。かかる計算式は上記と同様である。また、チェ
ックボックス5034で、「再検を含まない」を選択す
ると、工程内不良データテーブル3709fの「再検
数」を利用して、「再検数」が入力されていない「責任
区1、2、3」を選択して各演算処理を行う。
【0375】図132は、出力種別選択BOX5005
で、”不良内容別発生状況”が選択された場合の出力画
面の表示例を示している。同図に示す如く、”不良内容
別発生状況”が選択された場合には、出力対象表示欄5
032には、不良内容名(TOTAL、縦白帯、キズ、
塗工ムラ(OPC)、色ポチ、横黒スジ、縦帯、操作部
縦線、縦白黒帯、縦白スジ、縦黒帯)毎に、「件数」、
「棒グラフ」、「割合」、「時刻毎の件数」が、出力対
象表示欄5032に表示される。
【0376】「不良内容名」は工程内不良データテーブ
ル3709fの「不良内容1、2、3」、「発生日」、
および「発生時刻」を利用してカウントする。各項目の
各件数と、そのTOTALの件数を表示する。「不良内
容1、2、3」*「発生日」で件数をカウントする。
「割合」数は、(各内容の件数÷TOTAL件数)*1
00とする。なお、TOTALの「割合」数は(TOT
ALの件数÷TOTALの件数)*100となる。「棒
グラフ」は、この「割合」数を用いてグラフ化する。
「時刻毎の件数」は、「不良内容1、2、3」*「発生
日」*「発生時刻」で各時刻の件数をカウントして、各
セルに数字を表示する。
【0377】また、チェックボックス5034で「何変
を含まない」、「不再現を含まない」のチェックボック
スを選択することで、不良件数としてそれらを除外した
件数とすることができる。かかる計算式は上記と同様で
ある。また、チェックボックス5034で、「再検を含
まない」を選択すると、工程内不良データテーブル70
9fの「再検数」を利用して、「再検数」が入力されて
いない「責任区1、2、3」を選択して各演算処理を行
う。
【0378】図133は、出力種別選択BOX5005
で、”修理内容状況”が選択された場合の出力画面の表
示例を示している。同図に示す如く、”修理内容状況”
が選択された場合には、出力対象表示欄5032には、
不良内容名(TOTAL、清掃、交換、修正、グリース
塗布、セット)毎に、「件数」、「棒グラフ」、「割
合」、「時刻毎の件数」が、出力対象表示欄5032に
表示される。
【0379】「修理内容名」は工程内不良データテーブ
ル3709fの「修理内容1、2、3」、「修理日」、
および「修理時間」を利用してカウントする。各項目の
各「件数」と、そのTOTALの件数を表示する。計算
式は、「修理内容1、2、3」*「修理日」で件数をカ
ウントする。「割合」数の計算は、(各内容の件数÷T
OTALの件数)*100となる。なお、TOTALの
割合数は(TOTALの件数÷TOTALの件数)*1
00とする。「棒グラフ」は、この「割合」数を用いて
グラフ化する。「時刻毎の件数」は、「修理内容1、
2、3」*「修理日」*「修理時間」で各時刻の件数を
カウントして、各セルに数字で表示する。
【0380】また、チェックボックス5034で、「何
変を含まない」、「不再現を含まない」を選択すること
で、不良件数としてそれらを除外した件数とすることが
できる。かかる場合の計算式は上記と同様である。ま
た、チェックボックス5034で、「再検を含まない」
を選択すると、工程内不良データテーブル3709fの
「再検数」を利用して、「再検数」が入力されていない
「責任区1、2、3」を選択して各演算処理を行う。
【0381】図134〜図137は、出力種別選択BO
X5005で、”工程別品質状況”が選択された場合の
出力画面の表示例を示している。図134〜図137に
示す如く、”修理内容状況”が選択された場合には、出
力対象表示欄5032には、工程名(TOTAL、電気
検査01、調整工程01、機械検査01、画像検査0
1、完成検査01)毎に、「件数、台欠、PQ値、また
は台数」、「棒グラフ」、「割合」、「時刻毎の件数」
が、出力対象表示欄5032に表示される。図134
は、チェックボックス5034で「何変を含まない」、
「不再現を含まない」、および「再検を含まない」が選
択され、ラジオボタン5035で「件数」が選択された
場合の表示例を示している。図135は、チェックボッ
クス5034で「再検を含まない」が選択され、ラジオ
ボタン5035で「台数」が選択された場合の表示例を
示している。図136は、チェックボックス5034で
「何変を含まない」、「不再現を含まない」、および
「再検を含まない」が選択され、ラジオボタン5035
で「台欠」が選択された場合の表示例を示している。図
137はチェックボック5034で「再検を含まない」
が選択され、ラジオボタン5035で「PQ値」が選択
された場合の表示例を示している。
【0382】さて、図117のステップS89では、R
AM3605に記憶している個別アラーム条件設定デー
タと品質データとを照合する。ここで、ステップS89
の具体的処理内容を図120のフローチャートを参照し
て説明する。図120において、品質データの1件目の
データを取り出し(ステップS111)、個別アラーム
条件データのアラーム基準と照合し(ステップS11
2)、アラーム基準に該当するか否か判断する(ステッ
プS113)。この照合の結果、アラーム基準に該当し
ない場合にはステップS115に移行する一方、アラー
ム基準に該当する場合には、該当した項目と件数をRA
M3605に記憶した後(ステップS114)、ステッ
プS115に移行する。
【0383】ステップS115では、品質データの最後
か否かを判断し、品質データが最後である場合には、リ
ターンする一方、品質データの最後でない場合には、次
の品質データを取り出した後(ステップS116)、ス
テップS112に戻り、品質データが終了するまで同じ
処理を繰り返す。
【0384】さて、図117のステップS90では、R
AM3605に記憶している共通アラーム条件設定デー
タと品質データとを照合する(ステップS90)。ここ
で、ステップS90の具体的処理内容を図121のフロ
ーチャートを参照して説明する。図121において、ま
ず、品質データの1件目のデータを取り出し(ステップ
S121)、共通アラーム条件データのアラーム基準
(アラーム項目)と照合し(ステップS122)、アラ
ーム基準に該当するか否かを判断する(ステップS12
3)。この照合の結果、アラーム基準に該当しない場合
にはステップS125に移行する一方、アラーム基準に
該当する場合には、該当した項目と件数をRAM360
5に記憶した後(ステップS124)、ステップS12
5に移行する。ステップS125では、品質データの最
後か否かを判断し、品質データが最後である場合には、
リターンする一方、品質データの最後でない場合には、
次の品質データを取り出した後(ステップS126)、
ステップS122に戻り、品質データが終了するまで同
じ処理を繰り返す。
【0385】つづいて、図118のステップS91で
は、アラーム値に引っかかる品質データがあるか否か
を、RAM3605に記憶したアラーム基準に該当した
項目およびその件数を参照して判断し、アラーム値に引
っかかる品質データがない場合には、ステップS96に
移行する一方、アラーム値に引っかかる品質データがあ
る場合には、アラーム音の設定欄5014で”アラーム
音を鳴らす”が設定されているか否かを判断し(ステッ
プS92)、アラーム音の設定欄で”アラーム音を鳴ら
す”が設定されている場合には、ステップS93に移行
してスピーカ3607からアラーム音を鳴らすととも
に、RAM3605に記憶しているアラーム基準に該当
した項目と件数(アラームの結果状況)を画面に表示す
る(ステップS94)。他方、ステップS92でアラー
ム音の設定欄で”アラーム音を鳴らす”が設定されてい
ない場合には、アラーム音を鳴らさずに、ステップS9
4に移行して、RAM3605のRAM3605に記憶
しているアラーム基準に該当した項目と件数(アラーム
の結果状況)を画面に表示する(ステップS94)図1
38および図140は、アラームの状況結果の表示画面
の一例を示している。図138は個別アラーム発生状況
の画面の表示例、図140は共通アラーム発生状況の画
面の表示例を示している。図138および図140にお
いて、”結果”の欄には発生件数が表示される。また、
アラーム値に引っかかった項目は、赤色で識別表示され
る。この画面で項目を選択すると、図139に示すよう
な、アラームの詳細内容が表示される。
【0386】そして、アラーム状況を確認したら、閉じ
るボタンが押され(ステップS95)、アラームの結果
状況の画面を閉じる。以後は、システムの利用者の任意
の操作状況により替わる。ステップS96では、キー入
力がなされた場合には、キー入力内容を判断し、「表ソ
フト展開」キー5012が選択された場合には、画面上
のデータをそのまま表計算ソフトのシートに展開される
(ステップS98)。また、印刷キー5013が選択さ
れた場合には、画面上のデータをそのまま印刷して出力
される(ステップS99)。また、「表示/非表示する
列の選択」キーが押下された場合には、不良データの列
の表示/非表示を設定するための設定画面が表示され、
この画面で不良データの項目の選択が行われる(ステッ
プS100)。また、「単票形式で表示を選択する」キ
ーが押された場合には、不良データの内容が単票形式で
表示される(ステップS101)。また、その他のキー
が押された場合には、他の処理を実行する(ステップS
97)。
【0387】そして、プログラムの終了指示が有るか否
かを判断して(ステップS102)、プログラムの終了
指示がある場合には、当該プログラムを終了する一方、
プログラムの終了指示がない場合には、図116のステ
ップS78に戻る。 [管理系クライアントによるアラームメール送信処理]
管理系のクライアント3600によるアラームメール送
信処理を図141〜図145のフローチャートに従っ
て、図146〜図151のアラームメール送信処理にお
ける画面表示例を参照しつつ説明する。図146〜図1
45は管理系クライアント3600におけるアラームメ
ール送信処理を説明するためのフローチャート、図14
6〜図150は、アラームメール送信処理における画面
表示例を示す図である。このアラームメール送信処理
は、管理系クライアント3600で行われる。
【0388】かかるアラームメール送信処理では、製造
工程内で発生した不良データで、品質問題検討依頼対象
のデータと、全部署共通のアラーム設定対象のデータが
発生しているかをシステム側でリアルタイムに監視し、
発生している場合、画面にその状況をリアルタイムで表
示するとともに、アラームメール送信対象者にダイレク
トで不良内容をメール送信する。これにより、メールの
受信を受けた担当者は、自己の責任範囲または関連部署
との連携により、品質問題の早期解決に当たることが可
能となる。
【0389】図146は、アラームメール送信プログラ
ム3807bを起動させた場合に、表示部3802に表
示される画面5000の一例を示す。同図において、6
001は選択されている機種のデータ存在期間を表示す
るためのキーを示す。このキー6001が押下される
と、選択されている機種のデータ存在期間が表示され
る。6002は検索対象とする[製品分野]を選択する
ための製品分野選択BOX、6003は検索対象とする
[機種]を選択するための機種コード選択BOX、60
04は検索対象とする[機種コード]を選択するための
機種コード選択BOX、6006は検索対象の「日付」
を選択するためのカレンダーを示す。
【0390】6008はデータの検索間隔を指定するた
めの[検索間隔]キーを示す。[更新間隔]設定キー6
008が選択された場合には、上記図123と同様の更
新方法を設定するためのサブ画面が表示される。このサ
ブ画面では、情報の検索を自動更新するか否かが選択さ
れ、自動更新を実行する場合は何分間隔で実行するかが
設定される。ここで、自動更新とは、「検索実行」キー
6012を押さなくてもシステムが、設定された時間間
隔毎に自動で情報を検索し最新情報を画面に表示する機
能をいう。上述の「検索実行」キー6012を押下する
ことで、検索条件に適合する情報の検索を実行し、検索
された情報を画面表示することができる。
【0391】また、6009は起動条件を設定するため
の「起動時設定」キーを示す。「起動時設定」キー60
09が選択されると、図149に示す如く、起動時設定
のサブ画面6021が表示される。このサブ画面602
1で、「対象機種名」、「メールサーバー」、および
「メールファイル名」が入力されて、”設定OK”が選
択されると、「対象機種名」、「メールサーバー」、お
よび「メールファイル名」が設定されて、記録媒体38
07に格納される。この「対象機種名」、「メールサー
バー」、および「メールファイル名」は、最初のシステ
ム稼働時と変更時のみ設定される。
【0392】また、図146において、6015は共通
アラーム設定状況や共通アラーム結果を表示するための
「アラーム設定状況/結果」キー、6016は検討依頼
メール状況を表示するための「検討依頼メール状況」キ
ー、6017はアラームメールの宛先を表示するための
「アラームメール宛先」キーを示す。「アラーム設定状
況/結果」キー6015、「検討依頼メール状況」キー
6016、および「アラームメール宛先」キー6017
のいずれかを選択することで、「アラーム設定状況/結
果」、「検討依頼メール状況」、「アラームメール宛
先」の画面の選択切換が可能となっている。
【0393】図146は、「アラーム設定状況/結果」
キー6015が選択されている場合を示しており、アラ
ーム設定状況/結果表示領域6018には、アラーム値
マスターテーブル3708tのデータが表示される。ま
た、「検討依頼メール状況」キー6016が選択される
と、図147に示す如く、検討依頼メール状況表示領域
6019に工程内不良データテーブル3709fのデー
タが表示される。また、「アラームメール宛先」キー6
017が選択されると、図148に示す如く、アラーム
メール宛先表示領域6020にアラーム受信者マスター
テーブル3708oのデータが表示される。検討依頼メ
ールは、上述した「修理工程の入力画面」で、「検依」
を選択入力された場合に管理系クライアント3600か
ら送信される。図150は、入力系クライアント320
1〜3208で使用される不良内容の単票表示画面60
22の一例を示している。図151は検討依頼メール6
022の一例を示す図である。
【0394】つぎに、アラームメールの送信処理を図1
41〜図145のフローチャートを参照して説明する。
図142において、まず、管理系の責任者が、管理系ク
ライアント3600の電源をONとすると(ステップS
131)、プログラムを選択するためのアイコンの選択
画面が表示される(ステップS132)。そして、この
アイコンの選択画面でアラームメール送信プログラムが
選択されると(ステップS133)、記録媒体3807
からアラームメール送信プログラム3807bを読み出
して、RAM3805に展開した後、アラームメール送
信プログラム3807bを起動する(ステップS13
5)。アラームメール送信プログラム3807bが起動
されると、まず、上記図107に示すようなパスワード
入力画面が表示される(ステップS137)。そして、
管理者により、社員NOとパスワードが入力される(ス
テップS138)。
【0395】入力されたパスワードと予め登録されてい
るパスワードとを照合し(ステップS139)、パスワ
ードが正しいか否かを判断して(ステップS140)、
入力されたパスワードが正しい場合には、ステップS1
41に移行する一方、入力されたパスワードが正しくな
い場合には、ステップS138に戻り、再度、パスワー
ドの入力が行われる。
【0396】そして、ステップS141では、工程監視
サーバー3300aに、機種名マスターテーブル370
8r(機種名、製品分野、生産拠点、生産開始年月日、
ServerName、IP_Address、DBN
ame、HEAD_NO_FLG、Mail送信)、ア
ラーム値マスターテーブル3708t(NO、不良区
分、工程名、不良項目、不良内容1、不良内容2、不良
内容3、Lineout、何変、Lank、責任区1、
責任区2、責任区3、不再現、不良原因、修理内容1、
修理内容2、修理内容3、修理担当者、再発防止内容、
対策担当者、アラーム値、アラーム結果、アラーム時
刻、メール送信日付)、アラーム受信者マスターテーブ
ル3708o(責任区1、責任区2、責任区3、NOT
ES_ID、送信先)のマスターデータをダウンロード
してRAM3605に格納する(ステップS141)。
【0397】つづいて、図146に示すような画面を表
示する。その際、取り込んだ機種名マスターテーブル3
708r、アラーム値マスターテーブル3708t、お
よびアラーム受信者マスターテーブル3708oのマス
ターデータを画面の対応するエリアに表示する(ステッ
プS142)。
【0398】ついで、メールサーバー3300aへのロ
グインを行う(ステップS143)。ここでは、メール
のパスワードの確認が行われ、パスワードが正しい場合
に、メールサーバー3300bから肯定応答がなされ
る。
【0399】つづいて、上述の「更新方法の設定」のダ
イアログボックスで設定されている検索条件が、自動検
索か手動検索かを判断する(ステップS150)。この
判断の結果、自動検索が設定されている場合には、ステ
ップS151に移行して、指定時間間隔が経過したか否
かを判断する。指定時間間隔が経過した場合にはステッ
プS153に移行する。他方、ステップS150で自動
検索が設定されている場合には、ステップS152に移
行して、検索実行キーが押下されたか否かを判断し、検
索実行キーが押下された場合には、ステップS153に
移行する。
【0400】ステップS153では、工程監視サーバー
3300aの工程内不良データテーブル3709f(工
場名、製品分野、機種名、生産Step、LineN
O、機種コード、組付連番、不良連番、機番、不良区
分、再件数、発生日、発生時刻、工程名、不良項目、不
良内容1、不良内容2、不良内容3、Lineout、
何変、責任区1、責任区2、責任区3、不再現、不良原
因、修理内容1、修理内容2、修理内容3、修理日、修
理時間、修理担当者、再発防止内容、対策日、対策時
刻、対策担当者、最新更新日、メール送信フラグ)から
当日の品質データ(マスターデータ)をダウンロードし
て、RAM3605に格納する(ステップS153)。
【0401】そして、メール送信フラグが”1(検討依
頼メールを送るが設定されている)”に設定されている
品質データがあるか否かを判断し(ステップS15
4)、メール送信フラグが”1”に設定されている品質
データがない場合には、ステップS157に移行する一
方、メール送信フラグが”1”に設定されている品質デ
ータがある場合には、検討依頼メールを対象者(アラー
ム受信者マスターテーブル3708oで送信先として指
定されている者)に送信する(ステップS155)。上
述の図151は検討依頼メールの一例を示している。そ
して、工程監視サーバー3300aの工程内不良データ
テーブル3709fのメール送信フラグを”2”に書き
込む(ステップS156)。
【0402】ステップS157では、アラーム値マスタ
ーテーブルのアラーム基準と、品質データとを照合す
る。ここで、ステップS157の具体的処理内容を図1
44のフローチャートを参照して説明する。図144に
おいて、品質データの1件目のデータを取り出し(ステ
ップS170)、アラーム基準と照合し(ステップS1
71)、アラーム基準と合致するか否かを判断する(ス
テップS172)。この照合の結果、アラーム基準と合
致しない場合にはステップS174に移行する一方、ア
ラーム基準と合致した場合には、合致した項目と件数を
RAM3605に記憶した後(ステップS173)、ス
テップS174に移行する。ステップS174では、品
質データの最後か否かを判断し、品質データが最後であ
る場合には、リターンする一方、品質データの最後でな
い場合には、次の品質データを取り出した後(ステップ
S175)、ステップS171に戻り、品質データが終
了するまで同じ処理を繰り返す。
【0403】つづいて、図143のステップS158で
は、アラーム値に引っかかる品質データがあるか否かを
判断し、アラーム値に引っかかる品質データがない場合
には、図142のステップS150に戻る一方、アラー
ム値に引っかかる品質データがある場合には、アラーム
対象不良データを整理して、メール送信の準備を行う
(ステップS160)。
【0404】上記ステップS150の具体的な処理内容
を図145のフローチャートを参照して説明する。図1
45において、まず、RAM3605に記憶しているメ
ール送信対象の品質データの1件目を取り出し(ステッ
プS180)、メール送信対象データの不良責任区とア
ラーム受信者マスターデータの責任区別の宛先データを
照合し、メールの宛先を決定する(ステップS18
1)。そして、メール送信対象データとメール宛先デー
タをRAM3605に記憶する(ステップS182)。
そして、メール送信対象のデータの最後か否かを判断し
(ステップS183)、メール送信対象のデータの最後
である場合には、リターンする一方、メール送信対象の
データの最後でない場合には、RAM3605に記憶し
ている次のメール送信対象データを取り出した後(ステ
ップS184)、ステップS181に戻り、メール送信
対象の品質データが終了するまで同じ処理を繰り返す。
【0405】さて、図143のステップS160では、
共通アラームメールの送信対象者に不良データの共通ア
ラームメールを送信すべく、メールサーバー3300b
に共通アラームメールを送信する。この後、メールサー
バー300bから共通アラームメールが送信対象者に送
信される。
【0406】つづいて、プログラムの終了指示があるか
否かを判断し(ステップS162)、プログラムの終了
指示がない場合には、ステップS150に戻る一方、プ
ログラムの終了指示がある場合には、工程監視サーバー
3300aのアラーム値テーブル3708tのアラーム
結果、時刻、メール送信日付を書き込み(ステップS1
63)、当該プログラムを終了する。
【0407】以上説明したように、入力系クライアント
3201〜3208では、被組立品毎に付された機種コ
ードおよび組付連番と、品質データや検査表データ等の
データを工程監視サーバー3300aに転送し、工程監
視サーバー3300aは、対応するテーブル(工程内不
良データテーブル3709f、検査表データテーブル3
709a、Mainデータテーブル3709d等)に入
力系クライアント3201〜3208から入力されるデ
ータを格納し、出力系クライアント3401〜3403
では、機種コードや日付を指定し、指定された条件に合
致するデータを工程監視サーバー3300aの対応する
テーブル(工程内不良データテーブル3709f、Ma
inデータテーブル3709d)から検索し、選択され
る出力種別で規定される出力項目に応じて、検索したデ
ータを時系列に加工して画面に表示することとしたの
で、製造組立ラインで製造される製造物の管理を効率的
かつ迅速に行うことが可能となる。また、検索データを
設定される出力対象で規定される出力項目について時系
列に加工しているので、時間帯毎の管理が可能となる。
【0408】
【発明の効果】請求項1に記載の発明によれば、リアル
タイムで製品の市場品質の動向を把握できる。
【0409】請求項2に記載の発明によれば、品質トラ
ブルを製造年月との関係で把握できる。
【0410】請求項3に記載の発明によれば、納品直後
の製品の品質動向の把握が容易である。
【0411】請求項4に記載の発明によれば、その製品
の経時稼働品質の動向の把握が容易である。
【0412】請求項5に記載の発明によれば、初期稼働
品質と経時稼働品質とを同時に把握することができる。
【0413】請求項6に記載の発明によれば、製造年月
毎に製品の初期稼働品質の品質トラブル発生率を把握す
ることができる。
【0414】請求項7に記載の発明によれば、製造年月
毎に製品の経時稼働品質の品質トラブル発生率を把握す
ることができる。
【0415】請求項8ないし請求項12に記載の発明に
よれば、品質トラブル件数をその内容と関連づけて把握
できる。
【0416】請求項13、請求項14に記載の発明によ
れば、納品先で発生している品質トラブルの内容とその
製品の製造時に発生した製造トラブルとを関連づけて把
握することができることになり、従って、設計技術者、
工場監督者等が迅速に製造工程のどこに原因があるのか
を突き止めるのが容易となり、製造工程への迅速なフィ
ードバックが可能となる。
【0417】請求項15に記載の発明によれば、特に監
視したい品質トラブル項目について、自動的に電子メー
ルが関係部署に配送されるので、関係部署は、監視対象
である品質トラブルの異常を迅速に知ることができる。
【0418】請求項16に記載の発明は、請求項1に記
載の発明と同様の効果を奏する。
【0419】請求項17に記載の発明は、請求項3に記
載の発明と同様の効果を奏する。
【0420】請求項18に記載の発明は、請求項4に記
載の発明と同様の効果を奏する。
【0421】請求項19に記載の発明は、請求項5に記
載の発明と同様の効果を奏する。
【0422】請求項20に記載の発明は、請求項6に記
載の発明と同様の効果を奏する。
【0423】請求項21に記載の発明は、請求項7に記
載の発明と同様の効果を奏する。
【0424】請求項22ないし請求項24に記載の発明
は、請求項8ないし請求項12に記載の発明と同様の効
果を奏する。
【0425】請求項25、請求項26に記載の発明によ
れば、請求項13、請求項14に記載の発明と同様の効
果を奏する。
【0426】請求項27、請求項28に記載の発明によ
れば、設計技術者、製造技術者、工場長等の関係者は自
己の端末を介して市場品質情報と製造履歴情報とにアク
セス可能であり、従って、その製品の市場品質の動向と
その製品の製造履歴とを結びつけることができ、製造工
程への迅速なフィードバックが可能となる。
【0427】請求項29に記載の発明は、請求項1に記
載の発明と同様の効果を奏する。
【0428】請求項30に記載の発明は、請求項3に記
載の発明と同様の効果を奏する。
【0429】請求項31に記載の発明は、請求項4に記
載の発明と同様の効果を奏する。
【0430】請求項32に記載の発明は、請求項5に記
載の発明と同様の効果を奏する。
【0431】請求項34、請求項35に記載の発明は、
請求項13、請求項14に記載の発明と同様の効果を奏
する。
【0432】請求項36に記載の発明は、請求項15に
記載の発明と同様の効果を奏する。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明に係わる製品市場品質解析支援システ
ムの概要図である。
【図2】 図1に示す工場側の組み立て工程の一例を示
す概要図である。
【図3】 図1に示す工場側の製造履歴データベースに
保存されている製造履歴の一例を示す説明図であって、
製造履歴データを出力した状態を示す図である。
【図4】 図1に示す保守実績データベースに保存され
ている情報のリストの一例を示す図である。
【図5】 図1に示すパーソナルコンピュータのモニタ
装置の初期画面の説明図である。
【図6】 図1に示すパーソナルコンピュータの抽出条
件設定画面の説明図である。
【図7】 図1に示す抽出条件設定画面にダイアログボ
ックスが表示された状態を示す説明図である。
【図8】 図1に示す抽出条件設定画面にオプションが
表示された状態を示す説明図である。
【図9】 図1に示すパーソナルコンピュータのモニタ
装置の画面に市場品質推移状況表示画面が表示された状
態を示す説明図である。
【図10】 図1に示す市場品質推移状況表示画面に保
守コメントリストが一覧表として表示されている状態を
示す図である。
【図11】 図1に示す市場品質推移状況表示画面に個
別情報表示リストが表示された状態を示す図である。
【図12】 図1に示すパーソナルコンピュータのモニ
タ装置の画面に製造履歴情報表示画面が表示された状態
を示す説明図である。
【図13】 図6に示す抽出条件設定画面で、データ検
索ボタンをクリックしたときに図1に示すパーソナルコ
ンピュータのモニタ装置の画面に表示されるダイアログ
ボックスの説明図である。
【図14】 図13に示すダイアログボックスが表示さ
れた画面で、検索情報を指定したときに表示される検索
情報一覧表の表示画面である。
【図15】 図13に示す保守コメントを選択したとき
に表示される検索情報の一覧表の表示画面である。
【図16】 図1に示すパーソナルコンピュータのモニ
タ装置に市場品質状況が立体表示されている状態を示す
図である。
【図17】 生産管理システムの一例を示す概略構成図
であって、図1に示す工場側組立工程に対応する図であ
る。
【図18】 図17の生産管理システムのアプリケーシ
ョンシステムの概略構成を示す図である。
【図19】 図17の入力系のクライアントの概略構成
を示すブロック図である。
【図20】 図17のサーバーの概略構成を示すブロッ
ク図である。
【図21】 図17の出力系のクライアントの概略構成
を示すブロック図である。
【図22】 図17の生産管理システムの概略の全体動
作を説明するためのフローチャートである。
【図23】 組付連番登録工程のデータ入力を説明する
ためのフローチャートである。
【図24】 組付連番登録工程の表示画面を示す図であ
る。
【図25】 組付連番登録工程の表示画面を示す図であ
る。
【図26】 組付連番登録工程の表示画面を示す図であ
る。
【図27】 検査工程のデータ入力を説明するためのフ
ローチャートである。
【図28】 検査工程の表示画面を示す図である。
【図29】 検査工程の表示画面を示す図である。
【図30】 検査工程の表示画面を示す図である。
【図31】 図17の出力系のクライアントの全体の概
略の処理を説明するためのフローチャートである。
【図32】 出力系のクライアントの初期画面を示す図
である。
【図33】 図31の再発防止入力処理を詳細に説明す
るためのフローチャートである。
【図34】 再発防止入力処理の表示画面を示す図であ
る。
【図35】 再発防止入力処理の表示画面を示す図であ
る。
【図36】 再発防止入力処理の表示画面を示す図であ
る。
【図37】 再発防止入力処理の表示画面を示す図であ
る。
【図38】 図31の監視モニター処理を詳細に説明す
るためのフローチャートである。
【図39】 監視モニター処理の表示画面を示す図であ
る。
【図40】 監視モニター処理の表示画面を示す図であ
る。
【図41】 監視モニター処理の表示画面を示す図であ
る。
【図42】 監視モニター処理の表示画面を示す図であ
って、図3に示す製造履歴の一例を示す図である。
【図43】 品質情報処理を説明するためのフローチャ
ートである。
【図44】 品質情報処理の表示画面を示す図である。
【図45】 品質情報処理の表示画面を示す図である。
【図46】 品質情報処理の表示画面を示す図である。
【図47】 品質情報処理の表示画面を示す図である。
【図48】 特性値管理処理を説明するためのフローチ
ャートである。
【図49】 特性値管理処理の表示画面を示す図であ
る。
【図50】 特性値管理処理の表示画面を示す図であ
る。
【図51】 特性値管理処理の表示画面を示す図であ
る。
【図52】 再防進捗管理処理を説明するためのフロー
チャートである。
【図53】 再防進捗管理処理の表示画面を示す図であ
る。
【図54】 再防進捗管理処理の表示画面を示す図であ
る。
【図55】 再防進捗管理処理の表示画面を示す図であ
る。
【図56】 生産管理システムの他の例を示す概略構成
図である。
【図57】 入力系(組立工程)の基本動作を説明する
ためのフローチャートである。
【図58】 入力系(検査工程)の基本動作を説明する
ためのフローチャートである。
【図59】 出力系の基本動作を説明するためのフロー
チャートである。
【図60】 管理系の基本動作を説明するためのフロー
チャートである。
【図61】 図56の入力系および出力系クライアント
の概略構成を示すブロック図である。
【図62】 図56の工程監視サーバーの概略構成を示
すブロック図である。
【図63】 図62の第1のデータベースに格納される
マスターテーブルを示す図である。
【図64】 図62の第2のデータベースに格納される
マスターテーブルを示す図である。
【図65】 図63の機種コード名マスターテーブルの
フォーマットの一例を示す図である。
【図66】 図63の工場名マスターテーブルのフォー
マットの一例を示す図である。
【図67】 図63の製品分野マスターテーブルのフォ
ーマットの一例を示す図である。
【図68】 図63の生産stepマスターテーブルの
フォーマットの一例を示す図である。
【図69】 図63のLineNOマスターテーブルの
フォーマットの一例を示す図である。
【図70】 図63のLankマスターテーブルのフォ
ーマットの一例を示す図である。
【図71】 図63の入力担当者マスターテーブルのフ
ォーマットの一例を示す図である。
【図72】 図63の責任区マスターテーブルのフォー
マットの一例を示す図である。
【図73】 図63の修理内容マスターテーブルのフォ
ーマットの一例を示す図である。
【図74】 図63のUnit検査表担当者マスターテ
ーブルのフォーマットの一例を示す図である。
【図75】 図63の修理担当者マスターテーブルのフ
ォーマットの一例を示す図である。
【図76】 図63の工程内検査担当者マスターテーブ
ルのフォーマットの一例を示す図である。
【図77】 図63の対策担当者マスターテーブルのフ
ォーマットの一例を示す図である。
【図78】 図63の工程別作業設定マスターテーブル
のフォーマットの一例を示す図である。
【図79】 図63のアラーム受信者マスターテーブル
のフォーマットの一例を示す図である。
【図80】 図63の検査表項目マスターテーブルのフ
ォーマットの一例を示す図である。
【図81】 図63のUnit名マスターテーブルのフ
ォーマットの一例を示す図である。
【図82】 図63の機種名マスターテーブルのフォー
マットの一例を示す図である。
【図83】 図63のアラーム管理マスターテーブルの
フォーマットの一例を示す図である。
【図84】 図63のアラーム値マスターテーブルのフ
ォーマットの一例を示す図である。
【図85】 図63の不良内容マスターテーブルのフォ
ーマットの一例を示す図である。
【図86】 図63のUnit検査表項目マスターテー
ブルのフォーマットの一例を示す図である。
【図87】 図64の検査表データテーブルのフォーマ
ットの一例を示す図である。
【図88】 図64の検査表改訂履歴データテーブルの
フォーマットの一例を示す図である。
【図89】 図64のUnit管理NOデータテーブル
のフォーマットの一例を示す図である。
【図90】 図64のMainデータテーブルのフォー
マットの一例を示す図である。
【図91】 図64の工程内不良データテーブルのフォ
ーマットの一例を示す図である。
【図92】 図64の工程外不良データテーブルのフォ
ーマットの一例を示す図である。
【図93】 図64のUnitMainデータテーブル
のフォーマットの一例を示す図である。
【図94】 図64のUnit検査表データテーブルの
フォーマットの一例を示す図である。
【図95】 図64のUnitデータテーブルのフォー
マットの一例を示す図である。
【図96】 図56の管理系クライアントの概略構成を
示す図である。
【図97】 入力系クライアントの工程内データ入力処
理を説明するためのフローチャートである。
【図98】 入力系クライアントの工程内データ入力処
理を説明するためのフローチャートである。
【図99】 入力系クライアントの工程内データ入力処
理を説明するためのフローチャートである。
【図100】 入力系クライアントの工程内データ入力
処理を説明するためのフローチャートである。
【図101】 工程内データ入力処理における画面表示
例を説明するための図である。
【図102】 工程内データ入力処理における画面表示
例を説明するための図である。
【図103】 工程内データ入力処理における画面表示
例を説明するための図である。
【図104】 工程内データ入力処理における画面表示
例を説明するための図である。
【図105】 工程内データ入力処理における画面表示
例を説明するための図である。
【図106】 工程内データ入力処理における画面表示
例を説明するための図である。
【図107】 工程内データ入力処理における画面表示
例を説明するための図である。
【図108】 工程内データ入力処理における画面表示
例を説明するための図である。
【図109】 工程内データ入力処理における画面表示
例を説明するための図である。
【図110】 工程内データ入力処理における画面表示
例を説明するための図である。
【図111】 工程内データ入力処理における画面表示
例を説明するための図である。
【図112】 工程内データ入力処理における画面表示
例を説明するための図である。
【図113】 工程内データ入力処理における画面表示
例を説明するための図である。
【図114】 工程内データ入力処理における画面表示
例を説明するための図である。
【図115】 工程内データ入力処理における画面表示
例を説明するための図である。
【図116】 出力系クライアントの工程監視/アラー
ム処理を説明するためのフローチャートである。
【図117】 出力系クライアントの工程監視/アラー
ム処理を説明するためのフローチャートである。
【図118】 出力系クライアントの工程監視/アラー
ム処理を説明するためのフローチャートである。
【図119】 出力系クライアントの工程監視/アラー
ム処理を説明するためのフローチャートである。
【図120】 工程監視/アラーム処理における画面表
示例を説明するための図である。
【図121】 工程監視/アラーム処理における画面表
示例を説明するための図である。
【図122】 工程監視/アラーム処理における画面表
示例を説明するための図である。
【図123】 工程監視/アラーム処理における画面表
示例を説明するための図である。
【図124】 工程監視/アラーム処理における画面表
示例を説明するための図である。
【図125】 工程監視/アラーム処理における画面表
示例を説明するための図である。
【図126】 工程監視/アラーム処理における画面表
示例を説明するための図である。
【図127】 工程監視/アラーム処理における画面表
示例を説明するための図である。
【図128】 工程監視/アラーム処理における画面表
示例を説明するための図である。
【図129】 工程監視/アラーム処理における画面表
示例を説明するための図である。
【図130】 工程監視/アラーム処理における画面表
示例を説明するための図である。
【図131】 工程監視/アラーム処理における画面表
示例を説明するための図である。
【図132】 工程監視/アラーム処理における画面表
示例を説明するための図である。
【図133】 工程監視/アラーム処理における画面表
示例を説明するための図である。
【図134】 工程監視/アラーム処理における画面表
示例を説明するための図である。
【図135】 工程監視/アラーム処理における画面表
示例を説明するための図である。
【図136】 工程監視/アラーム処理における画面表
示例を説明するための図である。
【図137】 工程監視/アラーム処理における画面表
示例を説明するための図である。
【図138】 工程監視/アラーム処理における画面表
示例を説明するための図である。
【図139】 管理系クライアントのアラームメール送
信処理を説明するためのフローチャートである。
【図140】 管理系クライアントのアラームメール送
信処理を説明するためのフローチャートである。
【図141】 管理系クライアントのアラームメール送
信処理を説明するためのフローチャートである。
【図142】 管理系クライアントのアラームメール送
信処理を説明するためのフローチャートである。
【図143】 管理系クライアントのアラームメール送
信処理を説明するためのフローチャートである。
【図144】 アラームメール送信処理における画面表
示例を説明するための図である。
【図145】 アラームメール送信処理における画面表
示例を説明するための図である。
【図146】 アラームメール送信処理における画面表
示例を説明するための図である。
【図147】 アラームメール送信処理における画面表
示例を説明するための図である。
【図148】 アラームメール送信処理における画面表
示例を説明するための図である。
【図149】 アラームメール送信処理における画面表
示例を説明するための図である。
【図150】 アラームメール送信処理における画面表
示例を説明するための図である。
【図151】 アラームメール送信処理における画面表
示例を説明するための図である。
【符号の説明】
1…保守実績情報保存装置 3a…表示画面
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 山口 康裕 東京都大田区中馬込1丁目3番6号 株式 会社リコー内 (72)発明者 堀 貞芳 東京都大田区中馬込1丁目3番6号 株式 会社リコー内

Claims (36)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 納入先に納入された製品の保守実績情報
    が保存されている保守実績情報保存装置にアクセスして
    前記製品の機種毎に前記保守実績情報の中から前記製品
    の市場品質に関係する市場品質情報を所定期間に渡る分
    抽出し、抽出した市場品質情報を加工すると共に分析し
    て市場品質推移状況を表示画面に表示することを特徴と
    する製品市場品質情報解析支援装置。
  2. 【請求項2】 前記市場品質情報は、会社内で開発した
    際に名付けられた開発名称、機種略号を含む機種項目、
    市場に製品が出荷された後にその製品の保守を実施した
    日を表す保守実施日項目、製品が製造された日を表す製
    造年月項目、納入先に製品を納入した日を表す納入日項
    目、前記保守を行った際のコメントを表す保守コメン
    ト、市場で製品の品質的な不具合が発生した内容を表す
    不具合現象、前記現象が発生した製品内の場所を表す詳
    細場所、前記不具合が発生したと思われることを表す不
    具合原因、前記不具合に対する対策を表す処置、前記処
    置を施した場所を表す詳細処置場所、前記処置によって
    その製品の不具合が解消されたか否かを表す結果、前記
    処置を施した際にその製品に対して交換部品を使用して
    不具合を解消したか否かを表す品質トラブル情報である
    ことを特徴とする請求項1に記載の製品市場品質情報解
    析支援装置。
  3. 【請求項3】 前記品質トラブルを機種毎に分類し、納
    入先の納入日から1ヶ月以内の機種毎の品質トラブルの
    件数を製造年月毎にまとめて初期稼働品質とみなし、当
    該機種毎の品質トラブルの件数を縦軸としかつ当該製造
    年月を横軸として、その関係をグラフ化して前記表示画
    面に表示することを特徴とする請求項2に記載の製品市
    場品質情報解析支援装置。
  4. 【請求項4】 前記機種の製造年月をパラメータとし、
    その製造年月に製造された製品の納入月からその製品に
    ついての品質トラブルが発生するまでの経過月単位で区
    切って各経過月毎にその製品の品質トラブル件数をまと
    めて当該機種の経時稼働品質とみなし、当該機種毎の品
    質トラブル件数を縦軸としかつ当該製造年月を横軸とし
    てその関係を経過月毎にグラフ化して前記表示画面に前
    記市場品質推移状況として表示することを特徴とする請
    求項2に記載の製品市場品質情報解析支援装置。
  5. 【請求項5】 前記製造年月の製造年月毎を前記縦軸及
    び横軸にそれぞれ直交した第三軸として、前記縦軸と前
    記横軸とともに経過月毎で実質的に立体的にグラフ化し
    て表示することを特徴とする請求項4に記載の製品市場
    品質情報解析支援装置。
  6. 【請求項6】 前記保守実績情報を用いて納入日から1
    ヶ月以内に発生した保守実績件数を前記製造年月毎に求
    め、かつ同一製品機番の重複件数を減算して、該減算に
    より得られた数を市場における前記機種の製造年月につ
    いての製品の稼働台数とみなして、前記製造年月毎に前
    記保守実績件数を前記稼働台数で除算することにより品
    質トラブル発生率を求め、前記表示画面は当該機種の製
    造年月毎に折れ線グラフ化して前記市場品質推移状況と
    して表示することを特徴とする請求項2に記載の製品市
    場品質情報解析支援装置。
  7. 【請求項7】 前記保守実績情報を用いて前記経過月に
    属する製品についての保守実績件数を前記経過月毎に求
    め、かつ同一製品機番の重複件数を減算して、該減算に
    より得られた数を市場における前記機種の前記経過月に
    属する製品の稼働台数とみなして、前記機種の前記経過
    月毎の保守実績件数を前記稼働台数で除算することによ
    り品質トラブル発生率を求め、前記表示画面は当該機種
    の経過月毎に折れ線グラフ化して前記市場品質推移状況
    として表示することを特徴とする請求項4に記載の製品
    市場品質情報解析支援装置。
  8. 【請求項8】 前記市場品質情報のうちの不具合現象に
    関して、不具合現象毎に分類して、縦横の一方を製造年
    月としかつ他方を前記不具合現象毎に区分して製造年月
    毎での品質トラブル件数をリストとして、前記表示画面
    に表示することを特徴とする請求項2に記載の製品市場
    品質情報解析支援装置。
  9. 【請求項9】 前記市場品質情報のうちの不具合原因に
    関して、不具合原因毎に分類して、縦横の一方を製造年
    月としかつ他方を不具合原因毎に区分して製造年月毎の
    品質トラブル件数をリストとして、前記表示画面に表示
    することを特徴とする請求項2に記載の製品市場品質情
    報解析支援装置。
  10. 【請求項10】 前記市場品質情報のうちの前記処置に
    関して、処置毎に分類して、縦横の一方を製造年月とし
    かつ他方を処置毎に区分して製造年月毎の品質トラブル
    件数をリストとして、前記表示画面に表示することを特
    徴とする請求項2に記載の製品市場品質情報解析支援装
    置。
  11. 【請求項11】 前記市場品質情報のうちの前記結果に
    関して、結果毎に分類して、縦横の一方を製造年月とし
    かつ他方を結果毎に区分して製造年月毎でかつ結果毎の
    品質トラブル件数をリストとして、前記表示画面に表示
    することを特徴とする請求項2に記載の製品市場品質情
    報解析支援装置。
  12. 【請求項12】 前記市場品質情報のうちの保守コメン
    トに関して、保守コメント毎に分類して、縦横の一方を
    製造年月としかつ他方を保守コメント毎に区分して製造
    年月毎の品質トラブル件数をリストとして、前記表示画
    面に表示することを特徴とする請求項2に記載の製品市
    場品質情報解析支援装置。
  13. 【請求項13】 前記リストが表示されている表示画面
    で、製造年月と当該項目とによって特定される件数が表
    示されている箇所を選択して実行すると、前記表示画面
    に当該項目に関係する製品を特定するための固有番号付
    き対象リストが表示されることを特徴とする請求項7な
    いし請求項12のいずれか1項に記載の製品市場品質情
    報解析支援装置。
  14. 【請求項14】 前記固有番号が表示されている表示画
    面において、当該固有番号のいずれか一つを選択して実
    行すると、各製品毎の製造工程での製造履歴を保存する
    工場側の製造履歴データベースにリンクされて当該固有
    番号に関係する生産、不良、特性値の製造履歴情報が表
    示されることを特徴とする請求項12に記載の製品市場
    品質情報解析支援装置。
  15. 【請求項15】 納入された製品についての前記市場品
    質情報のうち監視したい詳細項目の基準を指定すると、
    該基準を超えたときに製品の品質異常の警告を内容とす
    る電子メールが関係部署の端末に送信されることを特徴
    とする請求項2に記載の製品市場品質情報解析支援装
    置。
  16. 【請求項16】 納品先に納入された製品の保守実績情
    報を保存する保守実績データベースと、前記保守実績情
    報の中から製品の市場品質に関係する市場品質情報を取
    得して加工するために、前記保守実績データベースに定
    期的又は不定期的にアクセスして前記市場品質情報を取
    得して該市場品質情報を保存する加工側データベース
    と、該加工側データベースにアクセスして前記市場品質
    情報を抽出して加工すると共に分析する処理手段と該処
    理手段によって処理された加工分析結果を市場品質推移
    状況としてグラフ化して表示する表示手段とを含む端末
    と、からなることを特徴とする製品市場品質情報解析支
    援システム。
  17. 【請求項17】 前記市場品質情報は、機種項目、製造
    年月項目、納入日項目、品質トラブルに関係する品質ト
    ラブル関係項目を少なくとも含み、納入日から1ヶ月以
    内の製品についての品質トラブル件数を製造年月毎に求
    めて初期稼働品質とみなし、前記表示手段は当該機種の
    製造年月毎にその品質トラブル件数と製造年月との関係
    をグラフ化して前記市場品質推移状況として表示するこ
    とを特徴とする請求項16に記載の製品市場品質情報解
    析支援システム。
  18. 【請求項18】 前記処理手段は、前記機種の製造年月
    をパラメータとし、その製造年月に製造された製品の納
    入月からその製品についての品質トラブルが発生するま
    での経過月単位で区切って各経過月毎にその製品の品質
    トラブル件数を求めることにより当該機種の経時稼働品
    質を求め、前記表示手段は前記経過月毎の品質トラブル
    件数の推移状況を前記市場品質推移状況として表示する
    ことを特徴とする請求項17に記載の製品市場品質情報
    解析支援システム。
  19. 【請求項19】 前記処理手段は前記機種の製造年月毎
    の品質トラブル件数を求め、前記表示手段は、前記製造
    年月と前記経過月とを用いて当該品質トラブル件数を立
    体表示することを特徴とする請求項18に記載の製品市
    場品質情報解析支援システム。
  20. 【請求項20】 前記処理手段は、前記保守実績情報を
    用いて前記納入日から1ケ月以内に属する製品について
    の品質トラブル件数を前記製造年月毎に求めかつ同一製
    品の重複件数を減算して、該減算により得られた数を市
    場における前記機種の製造年月についての製品の稼働台
    数とみなして、前記製造年月毎に前記品質トラブル件数
    を前記稼働台数で除算することにより品質トラブル発生
    率を求め、前記表示手段は当該機種の製造年月毎に折れ
    線グラフ化して前記市場品質推移状況として表示するこ
    とを特徴とする請求項17に記載の製品市場品質情報解
    析支援システム。
  21. 【請求項21】 前記処理手段は、前記保守実績情報を
    用いて前記経過月に属する製品についての保守件数を前
    記経過月毎に求めかつ同一製品の重複件数を減算して、
    該減算により得られた数を市場における前記機種の前記
    経過月に属する製品の稼働台数とみなして、前記機種の
    前記経過月の品質トラブル件数を前記稼働台数で除算す
    ることにより品質トラブル発生率を求め、前記表示画面
    は当該機種の経過月毎に折れ線グラフ化して前記市場品
    質推移状況として表示することを特徴とする請求項18
    に記載の製品市場品質情報解析支援システム。
  22. 【請求項22】 前記市場品質情報は、機種項目、製造
    年月項目、納入日項目、品質トラブルに関係する品質ト
    ラブル関係項目及び不良現象項目を少なくとも含み、前
    記表示手段は、前記市場品質情報を不良現象項目毎に分
    類して、縦横の一方を製造年月としかつ他方を前記不良
    現象項目の詳細項目に区分して製造年月毎でかつ詳細項
    目毎の品質トラブル件数をリストとして表示することを
    特徴とする請求項16に記載の製品市場品質情報解析支
    援システム。
  23. 【請求項23】 前記市場品質情報は、機種項目、製造
    年月項目、納入日項目、品質トラブルに関係する品質ト
    ラブル関係項目及び結果項目を少なくとも含み、前記表
    示手段は、前記市場品質関係情報を結果項目毎に分類し
    て、縦横の一方を製造年月としかつ他方を結果項目の詳
    細に区分して製造年月毎でかつ詳細項目毎の品質トラブ
    ル件数をリストとして表示することを特徴とする請求項
    16に記載の製品市場品質情報解析支援システム。
  24. 【請求項24】 前記市場品質情報は、機種項目、製造
    年月項目、納入日項目、品質トラブルに関係する品質ト
    ラブル関係項目及び保守コメント項目を少なくとも含
    み、前記表示画面は、前記市場品質情報を保守コメント
    項目に分類して、縦横の一方を製造年月としかつ他方を
    保守コメント項目の詳細に区分して製造年月毎でかつ詳
    細項目毎の品質トラブル件数をリストとして表示するこ
    とを特徴とする請求項16に記載の製品市場品質情報解
    析支援システム。
  25. 【請求項25】 前記表示手段により前記リストが表示
    されている表示画面で、製造年月と詳細項目とによって
    特定箇所が選択されると、前記処理手段は、前記表示手
    段に当該詳細項目に関係する製品を特定するための固有
    番号を表示させることを特徴とする請求項18ないし請
    求項24のいずれか1項に記載の製品市場品質情報解析
    支援システム。
  26. 【請求項26】 前記固有番号が表示されている画面
    で、当該固有番号のいずれか一つを選択すると、各製品
    毎の製造工程での製造履歴を保存する工場側の製造履歴
    データベースにリンクされて当該固有番号に関係する製
    造履歴が表示されることを特徴とする請求項25に記載
    の製品市場品質情報解析支援システム。
  27. 【請求項27】 納入先に納入された製品の保守実績情
    報を保存する保守実績データベースと、前記保守実績情
    報の中から製品の市場品質に関係する市場品質情報を取
    得して加工するために、前記保守実績データベースに定
    期的又は不定期的にアクセスして前記市場品質情報を取
    得して該市場品質情報を保存する加工側データベース
    と、該加工側データベースにアクセスして前記市場品質
    情報を抽出して加工すると共に分析する処理手段と、該
    処理手段によって処理された加工分析結果を市場品質推
    移状況としてグラフ化して表示する表示手段とを含む端
    末と、各製品毎の製造工程での製造履歴情報を保存する
    工場側の製造履歴データベースとを含み、前記端末は前
    記製造履歴データベースの製造履歴情報にアクセス可能
    であることを特徴とする製品市場品質情報解析支援シス
    テム。
  28. 【請求項28】 前記表示手段により前記リストが表示
    されている表示画面で、製造年月と詳細項目とによって
    特定箇所が選択されると、前記処理手段は、前記表示手
    段に当該詳細項目に関係する製品を特定するための固有
    番号を表示させることを特徴とする請求項26に記載の
    製品市場品質情報解析支援システム。
  29. 【請求項29】 納入先に納入された製品の保守実績情
    報が保存されている保守実績データベースにアクセスし
    て納入製品の機種毎に前記保守実績情報の中から製品の
    市場品質に関係する市場品質情報を所定期間に渡る分抽
    出し、抽出した市場品質情報を加工すると共に分析して
    市場品質推移状況をグラフ化して表示することを内容と
    する製品市場品質情報解析支援用プログラム。
  30. 【請求項30】 前記市場品質情報は、機種項目、製造
    年月項目、納入日項目、不良現象項目を少なくとも含
    み、納入日から1ヶ月以内の製品についての品質トラブ
    ル件数を製造年月毎に求めて初期稼働品質を求めて、当
    該機種の製造年月毎にグラフ化して前記市場品質推移状
    況として表示させることを内容とする請求項29に記載
    の製品市場品質情報解析支援用プログラム。
  31. 【請求項31】 前記機種の製造年月をパラメータと
    し、その製造年月に製造された製品の納入月からその製
    品についての品質トラブルが発生するまでの経過月単位
    で区切って各経過月毎にその製品の品質トラブル件数を
    求めて、品質トラブル件数の推移状況を表示させること
    を内容とする請求項30に記載の製品市場品質情報解析
    支援用プログラム。
  32. 【請求項32】 前記機種の製造年月毎でかつ前記経過
    月毎の品質トラブル件数を求めて、前記製造年月と前記
    経過月とを用いて当該品質トラブル件数を立体表示させ
    ることを内容とする請求項30に記載の製品市場品質情
    報解析支援用プログラム。
  33. 【請求項33】 前記品質関係情報を縦横の一方を製造
    年月としかつ他方を詳細項目に区分して製造年月毎でか
    つ詳細項目毎の品質トラブル件数をリストとして表示す
    ることを特徴とする請求項30に記載の製品市場品質情
    報解析支援用プログラム。
  34. 【請求項34】 前記リストが表示されている状態で、
    製造年月と詳細項目とによって特定される箇所を選択す
    ると、詳細項目に関係する製品の固有番号を表示させる
    請求項33に記載の製品市場品質情報解析支援用プログ
    ラム。
  35. 【請求項35】 固有番号のいずれか一つを選択する
    と、各製品毎の製造工程での製造履歴を保存する工場側
    の製造履歴データベースにリンクして当該固有番号に関
    係する製造履歴情報を表示させることを内容とする請求
    項34に記載の製品市場品質情報解析支援用プログラ
    ム。
  36. 【請求項36】 監視したい詳細項目を指定すると共に
    その基準を指定すると、該基準を超えたときに電子メー
    ルを関係部署の各端末に送信することを内容とする請求
    項35に記載の製品市場品質情報解析支援用プログラ
    ム。
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