JP2003016034A - 電子化マニュアル作成方法 - Google Patents

電子化マニュアル作成方法

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JP2003016034A
JP2003016034A JP2001197750A JP2001197750A JP2003016034A JP 2003016034 A JP2003016034 A JP 2003016034A JP 2001197750 A JP2001197750 A JP 2001197750A JP 2001197750 A JP2001197750 A JP 2001197750A JP 2003016034 A JP2003016034 A JP 2003016034A
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Katsuhisa Yamamoto
克久 山本
Noriko Nakamura
訓子 中村
Gen Seguchi
玄 瀬口
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Fujitsu Ltd
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Fujitsu Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 使用者の実環境に即した環境情報項目をマニ
ュアルデータと共にマニュアルとして出力を行い、ま
た、変更可能な環境情報項目の変更もマニュアル上でで
きる電子化マニュアル作成方法を提案する。 【解決手段】 アプリケーションプログラム30の環境
情報32と電子化されたマニュアルデータ20中のマニ
ュアル環境情報23とを関連付けるようにしているの
で、使用者の実環境に適合したこの使用者固有のマニュ
アルが作成できる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、アプリケーション
プログラムに付随して添付される電子化されたマニュア
ルを作成する電子化マニュアル作成方法に関し、特に、
使用者各々の実環境に適合した電子化マニュアルを作成
できる電子化マニュアル作成方法に関する。
【0002】
【従来の技術】ここ数年来のIT産業の発達はめざまし
く、多種多様なソフトウェアを生み出しており、そのソ
フトウェアを導入することで業務処理の効率化、サービ
ス向上等が図られている。そうした現状の中で導入する
ソフトウェアの数が多くなるにつれて、これらソフトウ
ェアの使用方法を記載した数多くの紙のマニュアルも増
加し、前記紙のマニュアルを管理、保管する人手もスペ
ースも比例するようにその分必要になってきた。そこ
で、省スペース省コスト目的でマニュアルの電子化が進
められている。
【0003】従来、電子化マニュアルとしては、紙のマ
ニュアルの使用方法と同様に、利用者が知りたい情報
を、目次又は索引から探し当て、記録装置から紙のマニ
ュアルと同様の内容がそのまま格納されている電子化マ
ニュアルの情報を読み出し該当ページをそのまま使用者
に対して表示するというものがあった。この電子化マニ
ュアルによれば、紙から記録媒体へ移行したためにスペ
ースが削減され、更にマニュアル管理も追加、削除、更
新が容易にできるため人件費の削減も望めた。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかし、従来の電子化
マニュアルは上記のように行われていたことから、内容
的には紙のマニュアルと変わるところはほとんどなく、
マニュアル上に例示されている環境情報項目も各ベンダ
ーが想定したものであり、その電子化マニュアル記載の
ソフトウェアを初めて使用する使用者にとってはわかり
にくいという課題を有する。
【0005】また、どの環境情報項目を変更すればよい
のかを電子化マニュアルにより理解しても、前記環境情
報項目を変更する場合にアプリケーションプログラムに
付属している設定ツールを電子化マニュアルの他に起動
し、この設定ツールが複数ある場合は適合する設定ツー
ルを選択して起動しなければならないという課題を有し
ていた。更に選択された設定ツール中の該当環境情報項
目と関連づけられた項目とを見つけるには通常の検索手
段が使用できず手間がかかり非効率的であったという課
題を有する。
【0006】本発明は前記課題を解消するためになされ
たもので、使用者の実環境に即した環境情報項目をマニ
ュアルデータと共にマニュアルとして出力を行い、ま
た、変更可能な環境情報項目の変更もマニュアル上でで
きる電子化マニュアル作成方法を提案することを目的と
する。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明に係る電子化マニ
ュアル作成方法は、アプリケーションプログラムの環境
情報と当該アプリケーションプログラムについての電子
化されたマニュアルであるマニュアルデータ中の前記環
境情報に対応するマニュアル環境情報とを関連付けるも
のである。このように本発明においては、アプリケーシ
ョンプログラムの環境情報と電子化されたマニュアルデ
ータ中のマニュアル環境情報とを関連付けるようにして
いるので、使用者の実環境に適合したこの使用者固有の
マニュアルが作成できる。
【0008】また、本発明に係る電子化マニュアル作成
方法は必要に応じて、アプリケーションプログラムをイ
ンストールプログラムによりインストールする際に、前
記アプリケーションプログラムの環境情報と当該アプリ
ケーションプログラムについての電子化されたマニュア
ルであるマニュアルデータ中の前記環境情報に対応する
マニュアル環境情報とを関連付ける関連情報を作成し、
前記関連情報に基づいてマニュアル環境情報を特定する
ものである。このように本発明においては、前記関連情
報に基づいて前記環境情報項目を前記マニュアル環境情
報項目に組み入れてマニュアルデータを出力するので、
現在の環境の設定状態に即したマニュアルであるために
マニュアルの内容が理解しやすく同時に現在の環境の設
定状態をも知ることができる。
【0009】また、本発明に係る電子化マニュアル作成
方法は必要に応じて、前記関連情報に基づいて前記アプ
リケーションプログラムの環境情報の構成要素である複
数環境情報項目の任意の項目を取得し、当該取得した環
境情報項目をマニュアル環境情報の構成要素である複数
マニュアル環境情報項目のうちの対応する項目へ挿入し
出力するものである。このように本発明においては、ア
プリケーションプログラムの環境情報と電子化されたマ
ニュアルデータ中のマニュアル環境情報とを関連付ける
ようにしているので、使用者の実環境に適合したこの使
用者固有のマニュアルが作成できる。
【0010】また本発明に係る電子化マニュアル作成方
法は必要に応じて、前記環境情報項目が変更可能な可変
環境情報項目と変更不可能な固定環境情報項目とを有
し、前記マニュアル環境情報項目が関連情報に基づき変
更可能な可変マニュアル環境情報項目と変更不可能な固
定マニュアル環境情報項目とを有し、編集が可能である
出力先で可変マニュアル環境情報項目を編集可能とし、
変更が生じた可変マニュアル環境情報項目を関連情報の
構成要素である複数関連情報項目に反映するものであ
る。このように本発明においては、編集が可能な出力先
で実行される可変マニュアル環境情報項目の変更を関連
情報の構成要素である複数環境情報項目に反映できるの
で、直接電子化マニュアルから設定ツールを介すること
なく環境情報項目を簡易且つ迅速に変更することができ
る。
【0011】また、本発明に係る電子化マニュアル作成
プログラムは、アプリケーションプログラムをインスト
ールする際に、前記アプリケーションプログラムの環境
情報と当該アプリケーションプログラムについての電子
化されたマニュアルであるマニュアルデータ中の前記環
境情報に対応するマニュアル環境情報とを関連付ける関
連情報を作成する処理をコンピュータに実行させるため
のものである。このように本発明においては、アプリケ
ーションプログラムの環境情報と電子化されたマニュア
ルのマニュアル環境情報とを関連付ける関連情報を、ア
プリケーションプログラムをインストールする際にコン
ピュータで作成できるので、使用者の実環境に適合した
使用者固有のマニュアルをインストールと同時に作成で
きる。
【0012】また、本発明に係る電子化マニュアル作成
方法は必要に応じて、マニュアル環境情報項目とマニュ
アルデータ上のマニュアル環境情報項目以外の情報項目
とを判別可能にし出力するものである。このように本発
明においては、マニュアル環境情報項目とマニュアルデ
ータ上のマニュアル環境情報項目以外の情報項目とを出
力先で判別可能にしていることから、マニュアル上で実
環境に依存している部分を区別して読むことができるこ
ととなり、マニュアルの理解とアプリケーションの現環
境の理解とを正確且つ容易にすることができる。
【0013】また、本発明に係る電子化マニュアル作成
方法は必要に応じて、マニュアルデータに挿入した可変
マニュアル環境情報項目と固定マニュアル環境情報項目
とを判別可能にし出力するものである。このように本発
明においては、可変マニュアル環境情報項目と変更不可
能なマニュアル環境情報項目とを出力先上で判別可能に
していることから、各項目のうち編集できる項目と編集
できない項目とが一目で判別できることとなり、アプリ
ケーションプログラムの設定変更をより正確且つ迅速に
実行できる。
【0014】
【発明の実施の形態】(本発明の第1の実施形態)以
下、本発明の第1の実施形態に係る電子化マニュアル作
成方法を用いた装置を図1、図2、図3(A)、図4な
いし図8に基づいて説明する。この図1は本実施形態に
係る電子化マニュアル作成方法を用いた装置の概要構成
ブロック図、図2は本実施形態に係る電子化マニュアル
作成方法における電子化マニュアルデータのデータフォ
ーマット、図3(A)は本実施形態に係る電子化マニュ
アル作成方法における環境情報のデータフォーマット、
図4は本実施形態に係る電子化マニュアル作成方法にお
けるアプリケーションプログラムのインストール処理に
よる電子化マニュアル作成動作フローチャート、図5は
本実施形態に係る電子化マニュアル作成方法における更
新処理フローチャート、図6は本実施形態に係る電子化
マニュアル作成方法における検索/ページ表示処理のフ
ローチャート、図7は本実施形態に係る電子化マニュア
ル作成方法における使用者に表示するマニュアル表示態
様図、図8は本実施形態に係る電子化マニュアル作成方
法における更新確定処理のフローチャートを示す。
【0015】前記図1において本実施形態に係る電子化
マニュアル作成方法を用いる装置は、アプリケーション
プログラム30及び当該アプリケーションプログラム3
0についての電子化されたマニュアルである電子化マニ
ュアルデータ20が格納されている記録装置11と、実
環境に沿った電子化マニュアルを前記アプリケーション
プログラム30における環境情報32で特定して作成す
る電子化マニュアル作成手段部25と、作成した電子化
マニュアルを表示する表示部12と、使用者が各種情報
を入力をするためのキーボード13とを備えて構成され
る。
【0016】この電子化マニュアル作成手段部25は、
前記環境情報32を構成する環境情報項目33と前記電
子化マニュアルデータ20の目次情報21、本文情報2
2及びマニュアル環境情報23とを前記記録装置11よ
り読み出す情報参照手段251と、実環境に基づいて前
記記録装置11に格納されている環境情報項目33に書
き込む情報書込み手段252と、前記情報参照手段25
1より読み出した前記環境情報項目33を前記電子化マ
ニュアルデータ20のマニュアル環境情報23により特
定して編集する編集手段253とを備えて構成される。
【0017】前記アプリケーションプログラム30は、
このアプリケーションプログラム30の実行形式情報で
あるアプリケーション情報31と、前記複数環境情報項
目33より構成される前記環境情報32とから構成され
る。前記環境情報項目33は、項目名称及び項目値等で
構成されており、項目値が変更可能な可変環境情報項目
と項目値が変更不可能な固定環境情報項目との2種類と
を有し、アプリケーションプログラム30をインストー
ルする際の環境に依存した情報である。前記可変環境情
報項目は、インストール後でも編集可能な情報であり、
アプリケーションプログラム30の動作を決定する情報
などがある。前記固定環境情報項目は、インストール終
了前から既に編集が不可能な情報であり、ソフトウェア
を識別するための情報や使用権情報などがある。
【0018】前記電子化マニュアルデータ20は、図2
が示すように使用者に表示する電子化マニュアルの元と
なる情報であり、目次情報21、本文情報22、マニュ
アル環境情報23からなる。前記目次情報21は、マニ
ュアルの目次からなり、前記本文情報22の各章、節に
双方向的に対応付いている。この本文情報22は、マニ
ュアルの説明文等からなり、実環境に依存する部分であ
る本文依存部221はマニュアル環境情報23と互いに
もつ一意なIDにより対応付けられている。また、前記
マニュアル環境情報23は、環境情報に関係する部分で
あり、複数のマニュアル環境情報項目24から構成され
る。また、このマニュアル環境情報項目24は、前記本
文情報22との対応に必要なID,項目名称及び環境情
報項目33との対応に必要な位置の各情報等から構成さ
れる。
【0019】次に、前記構成に基づく第1の実施形態に
係る電子化マニュアル作成方法を用いた装置の動作を、
前記アプリケーションプログラム30のインストール処
理による電子化マニュアルの作成動作及びそのインスト
ール後の変換される電子化マニュアルの作成動作に分け
て説明する。まず、前提として既に前記電子化マニュア
ルデータ20はインストール済みであるとする。前記ア
プリケーションプログラム30のインストール処理によ
る電子化マニュアルの作成動作を説明する。使用者がイ
ンストーラを起動し(ステップ101)、対話形式で各
項目ごとに環境設定を行う(ステップ102)。この環
境設定は、アプリケーションプログラム30の環境情報
32を所定のファイル形式に特定する等により電子化マ
ニュアル作成手段部25の制御で実行される。ここで、
全ての項目について環境設定が行われたかを判定する
(ステップ103)。
【0020】ステップ103において環境設定が完了し
たと判断された場合は、環境設定において設定された項
目ごとの情報を基に前記マニュアル環境情報項目に対し
て位置情報を格納し、前記所定のファイル形式で特定さ
れる環境情報32における各環境情報項目33の項目名
称に各々対応付ける。更に、前記インストール動作で実
環環に適合する内容が環境情報項目33の項目値として
順次入力され、この項目値と前記項目名称により環境情
報32を作成する(ステップ104)。前記ステップ1
03において環境設定が完了していないと判断された場
合は、環境設定の動作を完了するまで繰り返し実行され
る(ステップ102、103)。次に、前記アプリケー
ション情報31と前記作成された環境情報32とを電子
化マニュアル作成手段部25の制御により前記記録装置
11に格納する(ステップ105)。
【0021】次に、前記インストール後の変換される電
子化マニュアルの作成動作を新たな実環境に適合するよ
うに電子化マニュアルを更新する動作の更新処理、更新
後の電子化マニュアルの検索/ページ表示処理、更新さ
れた電子化マニュアルの更新確定処理の各動作に分けて
説明していく。まず、新たな実環境に適合するように電
子化マニュアルを更新する動作の更新処理について説明
する。使用者が前記電子化マニュアル作成手段部25へ
起動要求を行うと、前記情報参照手段251が前記電子
化マニュアルデータ20を読み出し、前記編集手段25
3へ出力する(ステップ201)。前記編集手段253
がこの電子化マニュアルデータ20の本文情報22にお
ける本文依存部221を検出し、この検出された本文依
存部221のIDと同一なマニュアル環境情報項目24
のIDを探し出す(ステップ202)。
【0022】この該当したマニュアル環境情報項目24
の位置情報よりそれに対応する環境情報項目33を特定
してこの環境情報項目33の項目値を取得する(ステッ
プ203)。次に、全ての前記本文依存部221のID
に対応する環境情報項目33の項目値を取得したかを判
定する(ステップ204)。ステップ204において前
記対応する環境情報項目33の項目値の取得が全て完了
した場合、前記編集手段253が取得した電子化マニュ
アルデータ20の目次情報21及び本文情報22と環境
情報項目33との情報をつき合わせることで(ステップ
205)、使用者に表示する図7のような電子化マニュ
アルが作成される。
【0023】ステップ204において、前記対応する環
境情報項目33の項目値の取得が全て完了していない場
合は更に取得の動作を完了するまで続ける(ステップ2
02ないし204)。そして、更新処理が正常に行われ
ていたかを判定し(ステップ206)、この判定におい
て更新処理が正常に行われたと判定された場合は、前記
表示部12は更新された電子化マニュアルの起動画面を
表示画面に表示する(ステップ207)。ステップ20
6において、更新処理が正常に行われなかった場合は、
前記表示部12がその旨のメッセージと原因を示すメッ
セージとを伴って表示する(ステップ208)。ここ
で、前記本文情報22の本文依存部221は、本文情報
22の本文依存部221でない部分とは異なる情報であ
ることを使用者に明示的にわかるように電子化マニュア
ルの表示画面上において文字色や文字種を変え、更にそ
の中でも前記可変環境情報項目33の項目値に対応する
本文情報22の本文依存221については電子化マニュ
アルの表示画面上において入力ボックス等で使用者がキ
ーボード13より編集可能とする。
【0024】次に、更新後の電子化マニュアルの検索/
ページ表示処理を説明する。表示部12は、起動画面を
表示させた後に前記更新された電子化マニュアルの初期
画面を表示する(ステップ301)。初期画面は、選択
できるメニューをいくつかを有し、この選択できるメニ
ューとしては、使用者が閲覧を行いたいページを検索に
より探し出す検索メニュー、使用者が閲覧を行いたいペ
ージを目次により決定する目次メニュー及びこの電子化
マニュアル自体のヘルプメニュー等が挙げられる。ここ
では検索/ページ表示処理の説明を行っているので検索
メニューを選択した場合についてのみ説明する。
【0025】検索メニューを使用者が選択すると、表示
部12が検索する語句をキーボード13から入力する入
力ボックスを有する画面が表示し(ステップ302)、
そのボックスに閲覧したいページに含まれているであろ
う語句が使用者により入力され、さらに検索開始の要求
がなされたかを判断する(ステップ303)。検索開始
が要求をされていると判断された場合は、検索する語句
を入力ボックスから前記編集手段253へ出力し(ステ
ップ304)、検索開始が要求されてない場合はステッ
プ303に処理を戻す。この編集手段253は、キーボ
ード13から入力された前記検索する語句に基づいて更
新処理で既に作成した電子化マニュアルを対象に検索を
行う(ステップ305)。
【0026】次に、該当ページが見つかったかを判断す
る(ステップ306)。ステップ306において該当す
るページが見つかった場合は、前記編集手段253が該
当するページを前記表示部12へ出力する(ステップ3
07)。この表示部12は、前記入力された該当するペ
ージを表示画面に表示する(ステップ309)。前記ス
テップ306において前記編集手段253で前記検索す
る語句を対象とした検索により該当ページが見つからな
かった場合は、使用者より終了する要求が有るかを判断
し(ステップ308)、終了する要求があった場合は更
新確定処理に移行し、終了する要求がなかった場合は再
度検索する語句を入力する入力ボックスを有する画面を
表示する動作であるステップ302に戻る。編集手段2
53は、更新確定処理の要求があるまでは現在表示部1
2に表示されているページにおいて、入力ボックス等と
して表示されている前記本文情報22の本文依存部22
1を変更する要求がキーボード13からあった場合は、
その変更要求を受け付ける。
【0027】次に、更新された電子化マニュアルの更新
確定処理を説明する。使用者が更新された電子化マニュ
アルを確定するための要求がキーボード13から入力さ
れると(ステップ401)、前記編集手段253は変更
が生じた前記本文情報22の本文依存部221を検出
し、検出された本文依存部221のIDと対応付いてい
るマニュアル環境情報23のマニュアル環境情報項目2
4を特定する(ステップ402)。前記更新処理とは逆
に前記マニュアル環境情報項目24に基づいて前記情報
書込み手段252は、インストール時に予め関連付けら
れている環境情報項目33の項目値に同様に変更を反映
させる(ステップ403)。
【0028】前記本文情報22の本文依存部221に対
して実行された総ての変更について前記編集手段253
は前記環境情報項目33に反映されたか否かを判断する
(ステップ404)。前記変更が終了していると判断さ
れた場合は、所定の終了処理と合わせて完了し、この変
更が終了していない場合は、変更を行う動作が完了する
まで繰り返し実行される(ステップ402ないし40
4)。
【0029】このように本実施形態に係る電子化マニュ
アル作成方法によれば、前記電子化マニュアル作成手段
部25が前記環境情報32を基にした電子化マニュアル
を使用者に表示部12上で表示するために、使用者は前
記アプリケーションプログラム30の実環境に即した前
記環境情報項目33の項目値を電子化マニュアル上で確
認できる。更に、電子化マニュアル作成手段部25は参
照及び更新する際にアプリケーションプログラム30の
環境情報32に基づいて可変環境情報項目33の項目値
を変更することから、前記アプリケーションプログラム
30を起動してこの環境情報項目33を探す手間が省け
設定が可能となり更新の利便性が高く、且つ電子化マニ
ュアルを読み下しながら同時に前記環境情報項目33の
変更が可能なため設定の間違いや設定し忘れなどのミス
を防止することができる。
【0030】なお、本実施形態において、前記電子化マ
ニュアルデータ20を前記アプリケーションプログラム
30より先にインストールした構成となっていたが、こ
のアプリケーションプログラム30を先にインストール
してその後でこの電子化マニュアルデータ20をインス
トールし前記環境情報項目33の位置情報を前記マニュ
アル環境情報項目24に電子化マニュアルデータ20の
インストールの契機で対応づける構成にすることもでき
る。
【0031】(本発明の第2の実施形態)本発明の第2
の実施形態を、図3(B)、図9、図10、図11、図
12に基づいて説明する。図3(B)は本実施形態に係
る電子化マニュアル作成方法における関連情報のデータ
ベース内のテーブル、図9は本実施形態に係る電子化マ
ニュアル作成方法を用いた装置の概要構成ブロック図、
図10は本実施形態に係る電子化マニュアル作成方法に
おけるアプリケーションプログラムのインストール処理
による電子化マニュアル作成動作フローチャート、図1
1は本実施形態に係る電子化マニュアル作成方法におけ
る更新処理フローチャート、図12は本実施形態に係る
電子化マニュアル作成方法における更新確定処理のフロ
ーチャートを示す。
【0032】本実施形態に係る電子化マニュアル作成方
法を用いた装置は、前記第1の実施形態に係る電子化マ
ニュアル作成方法における装置と同様に記録装置11及
び電子化マニュアル作成手段部25を備え、この記録装
置11に格納される一部の情報をデータベース40とし
て構築する構成である。このデータベース40には、前
記電子化マニュアルデータ20aと関連情報32aとが
格納され、他方記録装置11にそのままの形式でアプリ
ケーションプログラム30のアプリケーション情報31
のみが格納されている。
【0033】前記関連情報32aは、複数の関連情報項
目33aから構成され、この関連情報項目33aが前記
環境情報項目33と同様に項目名称及び項目値等で構成
される。また、この関連情報項目33aは、変更可能な
可変関連情報項目と変更不可能な固定関連情報項目の2
種類とを有し、アプリケーションプログラム30をイン
ストールする際の環境に依存した情報である。更に、こ
の関連情報32aは、別のアプリケーションプログラム
の環境情報で且つ共有できる情報項目についても関連情
報項目33aとして持つ。このように他のアプリケーシ
ョンと環境情報を共有することで、設定の手間を省くこ
とが可能となる。
【0034】前記電子化マニュアルデータ20aのマニ
ュアル環境情報23aを構成する複数のマニュアル環境
情報項目24aは、前記記録装置11内の対応する環境
情報項目33の位置情報に代えて、データベース40内
の対応する関連情報項目33aの各種情報を取得するた
めのデータベースへの問い合わせ情報等からなる。この
問い合わせ情報はデータベース操作言語を用いたもので
ある。また、前記電子化マニュアル作成手段部25は、
情報参照手段251がデータベース40の問い合わせ情
報により情報を読み出し、同様に情報書込み手段252
がデータベース40の問い合わせ情報により情報を書き
込む。
【0035】次に、前記構成に基づく第2の実施形態に
係る電子化マニュアル作成方法を用いた装置の動作を、
アプリケーションプログラム30のインストール処理に
よる電子化マニュアルの作成動作及びそのインストール
後の変換される電子化マニュアルの作成動作に分けて説
明する。まず、前提として既に前記電子化マニュアルデ
ータ20aはインストール済みであるとする。前記アプ
リケーションプログラム30のインストール処理による
電子化マニュアルの作成動作を説明する。使用者がイン
ストーラを起動し(ステップ501)、対話形式で各項
目ごとに環境設定を行う(ステップ502)。この環境
設定は、アプリケーションプログラム30の関連情報3
2aを所定のデータベース40内のテーブルに特定する
等により電子化マニュアル作成手段部25の制御で実行
される。ここで、全ての項目について環境設定が行われ
たかを判定する(ステップ503)。
【0036】ステップ503において環境設定が完了し
たと判断された場合は、環境設定において設定された項
目ごとの情報を基に前記マニュアル環境情報項目に対し
て問い合わせ情報を格納し、前記所定のデータベース4
0内のテーブルで特定される関連情報32aにおける各
関連情報項目33aの項目名称に各々対応付ける。更
に、前記インストール動作で実環環に適合する内容が関
連情報項目33aの項目値として順次入力され、この項
目値と前記項目名称により関連情報32aを作成する
(ステップ504)。
【0037】前記ステップ503において環境設定が完
了していないと判断された場合は、環境設定の動作を完
了するまで繰り返し実行される(ステップ502、50
3)。次に、前記アプリケーション情報31を記録装置
11に格納し、前記作成された関連情報32aを電子化
マニュアル作成手段部25の制御によりデータベース4
0へ追加する(ステップ505)。
【0038】次に、前記インストール後の変換される電
子化マニュアルの作成動作を新たな実環境に適合するよ
うに電子化マニュアルを更新する動作の更新処理、更新
後の電子化マニュアルの検索/ページ表示処理、更新さ
れた電子化マニュアルの更新確定処理の各動作に分けて
説明していく。まず、新たな実環境に適合するように電
子化マニュアルを更新する動作の更新処理についてを説
明する。使用者が前記電子化マニュアル作成手段部25
へ起動要求を行うと、前記情報参照手段251が前記デ
ータベース40から前記電子化マニュアルデータ20a
を読み出し、前記編集手段253へ出力する(ステップ
601)。この編集手段253が、この入力された電子
化マニュアルデータ20aの本文情報22aにおける本
文依存部221aを検出し、この検出された本文依存部
221aのIDと同一なマニュアル環境情報項目24a
のIDを探し出す(ステップ602)。
【0039】この該当したマニュアル環境情報項目24
aの問い合わせ情報より前記情報参照手段251でデー
タベース40に問い合わせを行い格納されている関連情
報項目33aの項目値を取得する(ステップ603)。
次に、全ての前記本文依存部221aのIDに対応する
関連情報項目33aの項目値を取得したかを判定する
(ステップ604)。ステップ604において前記対応
する関連情報項目33aの項目値の取得が全て完了した
場合、前記編集手段253が取得した電子化マニュアル
データ20aの目次情報21a及び本文情報22aと関
連情報項目33aとの情報をつき合わせることで(ステ
ップ605)、使用者に表示する図7のような電子化マ
ニュアルが作成される。
【0040】ステップ604において、前記対応する関
連情報項目33aの項目値の取得が全て完了していない
場合は更に取得の動作を完了するまで続ける(ステップ
602ないし604)。次に、更新処理が正常に行われ
たか判定し(ステップ606)、この判定において更新
処理が正常に行われたと判定された場合、前記表示部1
2は更新された電子化マニュアルの起動画面を表示画面
に表示する(ステップ607)。ステップ606におい
て、更新処理が正常に行われなかった場合は、表示部1
2がその旨のメッセージと原因を示すメッセージとを伴
って表示する(ステップ608)。ここで、前記本文情
報22aの本文依存部221aは、本文情報22aの本
文依存部221aでない部分とは異なる情報であること
を使用者に明示的にわかるように電子化マニュアルの表
示画面上において文字色や文字種を変え、更にその中で
も前記可変関連情報項目33aの項目値に対応する本文
情報22aの本文依存部221aについては電子化マニ
ュアル表示画面上において入力ボックス等で使用者がキ
ーボード13より編集可能とする。次に、更新後の電子
化マニュアルの検索/ページ表示の説明だが、前記第1
の実施形態に係る電子化マニュアル作成方法と同様な動
作である。
【0041】次に、更新された電子化マニュアルの更新
確定処理を説明する。使用者が更新された電子化マニュ
アルを確定するための要求がキーボード13から入力さ
れると(ステップ701)、前記編集手段253は、変
更が生じた本文情報22aの本文依存部221aを検出
し、検出された本文依存部221aのIDと対応付いて
いるマニュアル環境情報23aのマニュアル環境情報項
目24aを特定する(ステップ702)。前記更新処理
とは逆に前記マニュアル環境情報項目24aに基づいて
前記情報書込み手段252により前記データベース40
に問い合わせて関連付いている関連情報項目33aの項
目値に変更を反映させる(ステップ703)。
【0042】前記本文情報22aの本文依存部221a
に対して実行された総ての変更について前期編集手段2
53は前記関連情報項目33aに反映されたか否かを判
断する(ステップ704)、前記変更が終了していると
判断された場合は所定の終了処理と合わせて完了し、こ
の変更が終了していない場合は変更を行う動作が完了す
るまで繰り返し実行される(ステップ702ないし70
4)。
【0043】このように本実施形態に係る電子化マニュ
アル作成方法によれば、各種データをデータベース化し
ているので、大量のデータを高速に検索、アクセスがで
き迅速に更新、更新確定処理を行うことができ、更に複
数アプリケーションプログラム、複数使用者で共有する
場合に排他制御を考慮することなく安全にデータを使用
できる。なお、本実施形態において、前記電子化マニュ
アルデータ20aを前記アプリケーションプログラム3
0より先にインストールした構成となっていたが、この
アプリケーションプログラム30を先にインストールし
その後でこの電子化マニュアルデータ20aをインスト
ールし前記関連情報項目33aへの問い合わせ情報を前
記マニュアル環境情報項目24aにこの電子化マニュア
ルデータ20aのインストールの契機で対応づける構成
にすることもできる。
【0044】(その他の実施形態)前記第1または2の
実施形態に係る電子化マニュアル作成方法においては、
アプリケーションプログラム30の不具合があった場合
に自動的もしくは使用者がトリガとなって、ログデータ
やメモリーダンプデータ等の不具合の究明を手助けでき
る情報を自動的に集めベンダーのヘルプデスクの窓口に
電子メール等で送り、ベンダーに不具合を通知させる構
成にしてもよく、使用者の負担を減らし更には定式的な
説明などの時間を割きベンダーの窓口の手間も減らすこ
とができる。
【0045】また、前記第1または2の実施形態に係る
電子化マニュアル作成方法においては、使用者が前記電
子化マニュアルにおける入力ボックスを変更をした場合
に書式チェックを行ってもよく、不適切な値の入力を禁
止することで使用者のケアレスミスを防ぐことができ
る。また、前記第1または2の実施形態に係る電子化マ
ニュアル作成方法においては、前記本文情報22、22
aの本文依存部221、221aを使用者が変更する場
合に、予め過去に設定した値を履歴情報として前記記録
装置11や前記データベース40に書き込みを行い必要
に応じて別ウィンドウまたはリストボックス上に表示
し、表示した値から選択できるようにする構成でもよ
く、複雑な値を再入力する場合などの使用者の入力ミス
を防ぐことができる。
【0046】また、前記第1または2の実施形態に係る
電子化マニュアル作成方法においては、前記本文情報2
2、22aの本文依存部221、221aは電子化マニ
ュアルにおいて文字色や文字種を変え、更に変更可能情
報と対応づいているものについては入力ボックス等で使
用者が編集可能としているが、どのような文字色、文字
種または入力ボックス等にするかを使用者自身が好みで
設定する構成でもよく、前記本文情報22、22aの本
文依存部221、221aと前記本文情報22、22a
の本文依存部221、221aでない部分との差異を際
立たせ、使用者自身にとって分かりやすい電子化マニュ
アルにカスタマイズができる。
【0047】また、前記第1または2の実施形態に係る
電子化マニュアル作成方法においては、前記電子化マニ
ュアル作成手段部25が参照、更新可能な環境情報32
もしくは関連情報32aは、本アプリケーションプログ
ラムのみの環境情報32もしくは関連情報32aに限ら
ず、他アプリケーションプログラムの環境情報32もし
くは関連情報32aを参照し更新する構成でもよく、他
のアプリケーションプログラムと共通部分を持ち合わせ
ることにより、使用者が設定すべき項目数を減少させ、
設定の手間や間違いを削減することができる。
【0048】また、前記第1または2の実施形態に係る
電子化マニュアル作成方法においては、電子マニュアル
作成手段部25の更新処理で前記電子化マニュアルデー
タ20、20aを読み出し続いて前記環境情報項目33
もしくは関連情報項目33aを読み出し使用者に表示す
る電子化マニュアルを作成しているが、更新処理で全て
のページを作成するのではなく使用者に表示するタイミ
ングで使用者に表示する該当ページのみの電子化マニュ
アルを作成する構成としてもよく、必要に応じて主記録
装置等の資源を使用するために主記録装置等の資源の効
率的な使用ができる。
【0049】(1) アプリケーションプログラムの環
境情報と当該アプリケーションプログラムについての電
子化されたマニュアルであるマニュアルデータ中の前記
環境情報に対応するマニュアル環境情報とを関連付ける
ことを特徴とする電子化マニュアル作成方法。 (2) 前記(1)記載の電子化マニュアル作成方法に
おいて、アプリケーションプログラムをインストールプ
ログラムによりインストールする際に、前記アプリケー
ションプログラムの環境情報と当該アプリケーションプ
ログラムについての電子化されたマニュアルであるマニ
ュアルデータ中の前記環境情報に対応するマニュアル環
境情報とを関連付ける関連情報を作成し、前記関連情報
に基づいてマニュアル環境情報を特定することを特徴と
する電子化マニュアル作成方法。 (3) 前記(1)または(2)記載の電子化マニュア
ル作成方法において、前記関連情報に基づいて前記アプ
リケーションプログラムの環境情報の構成要素である複
数環境情報項目の任意の項目を取得し、当該取得した環
境情報項目をマニュアル環境情報の構成要素である複数
マニュアル環境情報項目のうちの対応する項目へ挿入し
出力することを特徴とする電子化マニュアル作成方法。 (4) 前記(3)記載の電子化マニュアル作成方法に
おいて、前記環境情報項目が変更可能な可変環境情報項
目と変更不可能な固定環境情報項目とを有し、前記マニ
ュアル環境情報項目が関連情報に基づき変更可能な可変
マニュアル環境情報項目と変更不可能な固定マニュアル
環境情報項目とを有し、編集が可能である出力先で可変
マニュアル環境情報項目を編集可能とし、変更が生じた
可変マニュアル環境情報項目を関連情報の構成要素であ
る複数関連情報項目に反映することを特徴とする電子化
マニュアル作成方法。 (5) アプリケーションプログラムをインストールす
る際に、前記アプリケーションプログラムの環境情報と
当該アプリケーションプログラムについての電子化され
たマニュアルであるマニュアルデータ中の前記環境情報
に対応するマニュアル環境情報とを関連付ける関連情報
を作成する処理をコンピュータに実行させるための電子
化マニュアル作成プログラム。 (6) また、前記(3)または(4)記載の電子化マ
ニュアル作成方法において、マニュアル環境情報項目と
マニュアルデータ上のマニュアル環境情報項目以外の情
報項目とを判別可能にし出力することを特徴とする電子
化マニュアル作成方法。 (7) また、前記(3)、(4)または(6)記載の
電子化マニュアル作成方法において、マニュアルデータ
に挿入した可変マニュアル環境情報項目と固定マニュア
ル環境情報項目とを判別可能にし出力することを特徴と
する電子化マニュアル作成方法。
【0050】
【発明の効果】以上のように本発明においては、アプリ
ケーションプログラムの環境情報と電子化されたマニュ
アルデータ中のマニュアル環境情報とを関連付けるよう
にしているので、使用者の実環境に適合したこの使用者
固有のマニュアルが作成できるという効果を奏する。ま
た、本発明においては、前記関連情報に基づいて前記環
境情報項目を前記マニュアル環境情報項目に組み入れて
マニュアルデータを出力するので、現在の環境の設定状
態に即したマニュアルであるためにマニュアルの内容が
理解しやすく同時に現在の環境の設定状態をも知ること
ができるという効果を奏する。
【0051】また、本発明においては、アプリケーショ
ンプログラムの環境情報と電子化されたマニュアルデー
タ中のマニュアル環境情報とを関連付けるようにしてい
るので、使用者の実環境に適合したこの使用者固有のマ
ニュアルが作成できるという効果を奏する。また、本発
明においては、編集が可能な出力先で実行される可変マ
ニュアル環境情報項目の変更を関連情報の構成要素であ
る複数環境情報項目に反映できるので、直接電子化マニ
ュアルから設定ツールを介することなく環境情報項目を
簡易且つ迅速に変更することができるという効果を奏す
る。
【0052】また、本発明においては、アプリケーショ
ンプログラムの環境情報と電子化されたマニュアルのマ
ニュアル環境情報とを関連付ける関連情報を、アプリケ
ーションプログラムをインストールする際にコンピュー
タで作成できるので、使用者の実環境に適合した使用者
固有のマニュアルをインストールと同時に作成できると
いう効果を奏する。また、本発明においては、マニュア
ル環境情報項目とマニュアルデータ上のマニュアル環境
情報項目以外の情報項目とを出力先で判別可能にしてい
ることから、マニュアル上で実環境に依存している部分
を区別して読むことができることとなり、マニュアルの
理解とアプリケーションの現環境の理解とを正確且つ容
易にすることができるという効果を奏する。
【0053】また、本発明においては、可変マニュアル
環境情報項目と変更不可能なマニュアル環境情報項目と
を出力先上で判別可能にしていることから、各項目のう
ち編集できる項目と編集できない項目とが一目で判別で
きることとなり、アプリケーションプログラムの設定変
更をより正確且つ迅速に実行できるという効果を奏す
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】第1の実施形態に係る電子化マニュアル作成方
法を用いた装置の概要構成ブロック図である。
【図2】第1の実施形態に係る電子化マニュアル作成方
法における電子化マニュアルデータのデータフォーマッ
トである。
【図3】第1及び2の実施形態に係る電子化マニュアル
作成方法における環境情報のデータフォーマット若しく
は関連情報のデータベース内のテーブルである。
【図4】第1の実施形態に係る電子化マニュアル作成方
法におけるアプリケーションプログラムのインストール
処理による電子化マニュアル作成動作フローチャートで
ある。
【図5】第1の実施形態に係る電子化マニュアル作成方
法における更新処理のフローチャートである。
【図6】第1の実施形態に係る電子化マニュアル作成方
法における検索/ページ表示処理のフローチャートであ
る。
【図7】第1の実施形態に係る電子化マニュアル作成方
法における使用者に表示するマニュアル表示態様図であ
る。
【図8】第1の実施形態に係る電子化マニュアル作成方
法における更新確定処理のフローチャートである。
【図9】第2の実施形態に係る電子化マニュアル作成方
法を用いた装置の概要構成ブロック図である。
【図10】第2の実施形態に係る電子化マニュアル作成
方法におけるアプリケーションプログラムのインストー
ル処理による電子化マニュアル作成動作フローチャート
である。
【図11】第2の実施形態に係る電子化マニュアル作成
方法における更新処理のフローチャートである。
【図12】第2の実施形態に係る電子化マニュアル作成
方法における更新確定処理のフローチャートである。
【符号の説明】
11 記録装置 12 表示部 13 キーボード 25 電子化マニュアル作成手段部 251 情報参照手段 252 情報書込み手段 253 編集手段 20、20a 電子化マニュアルデータ 21、21a 目次情報 22、22a 本文情報 221、221a 本文依存部 23、23a マニュアル環境情報 24、24a マニュアル環境情報項目 30 アプリケーションプログラム 31 アプリケーション情報 32 環境情報 33 環境情報項目 32a 関連情報 33a 関連情報項目 40 データベース
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 中村 訓子 熊本県上益城郡益城町田原2081番27号 株 式会社富士通南九州システムエンジニアリ ング内 (72)発明者 瀬口 玄 熊本県上益城郡益城町田原2081番27号 株 式会社富士通南九州システムエンジニアリ ング内 Fターム(参考) 5B085 AA03 CE03 CE05 CE09

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 アプリケーションプログラムの環境情報
    と当該アプリケーションプログラムについての電子化さ
    れたマニュアルであるマニュアルデータ中の前記環境情
    報に対応するマニュアル環境情報とを関連付けることを
    特徴とする電子化マニュアル作成方法。
  2. 【請求項2】 前記請求項1記載の電子化マニュアル作
    成方法において、 アプリケーションプログラムをインストールプログラム
    によりインストールする際に、前記アプリケーションプ
    ログラムの環境情報と当該アプリケーションプログラム
    についての電子化されたマニュアルであるマニュアルデ
    ータ中の前記環境情報に対応するマニュアル環境情報と
    を関連付ける関連情報を作成し、 前記関連情報に基づいてマニュアル環境情報を特定する
    ことを特徴とする電子化マニュアル作成方法。
  3. 【請求項3】 前記請求項1または2に記載の電子化マ
    ニュアル作成方法において、 前記関連情報に基づいて前記アプリケーションプログラ
    ムの環境情報の構成要素である複数環境情報項目の任意
    の項目を取得し、当該取得した環境情報項目をマニュア
    ル環境情報の構成要素である複数マニュアル環境情報項
    目のうちの対応する項目へ挿入し出力することを特徴と
    する電子化マニュアル作成方法。
  4. 【請求項4】 前記請求項3に記載の電子化マニュアル
    作成方法において、 前記環境情報項目が変更可能な可変環境情報項目と変更
    不可能な固定環境情報項目とを有し、 前記マニュアル環境情報項目が関連情報に基づき変更可
    能な可変マニュアル環境情報項目と変更不可能な固定マ
    ニュアル環境情報項目とを有し、編集が可能である出力
    先で可変マニュアル環境情報項目を編集可能とし、変更
    が生じた可変マニュアル環境情報項目を関連情報の構成
    要素である複数関連情報項目に反映することを特徴とす
    る電子化マニュアル作成方法。
  5. 【請求項5】 アプリケーションプログラムをインスト
    ールする際に、前記アプリケーションプログラムの環境
    情報と当該アプリケーションプログラムについての電子
    化されたマニュアルであるマニュアルデータ中の前記環
    境情報に対応するマニュアル環境情報とを関連付ける関
    連情報を作成する処理をコンピュータに実行させるため
    の電子化マニュアル作成プログラム。
JP2001197750A 2001-06-29 2001-06-29 電子化マニュアル作成方法 Withdrawn JP2003016034A (ja)

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2008140244A (ja) * 2006-12-04 2008-06-19 Canon Inc 情報処理装置およびその制御方法およびコンピュータプログラム
JP2019061534A (ja) * 2017-09-27 2019-04-18 東京瓦斯株式会社 業務マニュアルの管理システム、管理プログラム、管理装置および管理方法

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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