JP2003014783A - 計量装置 - Google Patents

計量装置

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JP2003014783A JP2002124001A JP2002124001A JP2003014783A JP 2003014783 A JP2003014783 A JP 2003014783A JP 2002124001 A JP2002124001 A JP 2002124001A JP 2002124001 A JP2002124001 A JP 2002124001A JP 2003014783 A JP2003014783 A JP 2003014783A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 電力会社の取引用発信装置付電力量計や既設
の発信装置付電力量計の電力量パルス入力を利用する場
合や、発信装置付電力量計を必要としない場合でも、同
一機器でいろいろな状況の設備実態に応じて柔軟に対応
できるデマンド監視装置を提供することを目的とする。 【解決手段】 発信装置付電力量計4から出力される電
力量パルスを入力とし電力量を計量する外部パルス入力
計量手段と、高圧側の電圧と電流とから電力量を計量す
る高圧内部計量手段と、前記2手段の内から1つの手段
を選択する電力量計量選択手段10と、この電力量計量
選択手段10により選択された電力の計量値からデマン
ド電力演算を行うデマンド電力演算手段11とを備えて
いる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、電力を計量する
計量装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】図5において、72はトランス,73は
計器用変圧器(以下、PTと称す),74は変流器(以
下、CTと称す)でいずれも交流電路に接続されてい
る。75はPT73およびCT74の出力に接続した発
信装置付き電力量計,76は発信装置付き電力量計75
の出力に接続した電力量パルス入力部,77は電力量パ
ルス入力部76の出力に接続した電力量パルス入力計量
部,78は電力量パルス入力計量部77の出力に接続し
たデマンド電力演算手段で、電力量パルス入力部76,
電力量パルス入力計量部77およびデマンド電力演算手
段78によってデマンド監視装置が構成されている。
【0003】この構成において、発信装置付き電力量計
75は、PT73からの電圧入力とCT74からの電流
入力により電力量を計量し、電力量に応じたパルスを出
力し、その電力量パルスをデマンド監視装置にて受信し
てデマンド電力演算を行い、デマンド監視を行う。
【0004】デマンド監視装置では、発信装置付き電力
量計75から出力された電力量パルスを電力量パルス入
力部76で受信し、電力量パルス入力計量部77で電力
量を計量する。デマンド電力演算手段78は、電力量パ
ルス入力計量部77で計量された電力量からデマンド電
力演算を行う。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかし、上記の従来の
構成では、発信装置付き電力量計または電力会社の取引
用発信装置付き電力量計(図示せず)からの電力量パル
スを直接またはパルス受信用機器(図示せず)を介する
などしてデマンド監視装置に入力するのが一般的であ
る。
【0006】このため、電力会社の取引用発信装置付き
電力量計や既設の発信装置付き電力量計75の電力量パ
ルス入力を利用する場合には問題ないが、発信装置付き
電力量計を必要としない場合や、高圧側でPT、CTを
必要としない場合でも、前記と同様の構成をとらなけれ
ばならず、いろいろな状況の設備実態に応じて柔軟な対
応ができないという問題点を有していた。
【0007】この発明は、上記の様な場合に有益な計量
装置を提供することを目的とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】上記の目的を達成するた
め、本発明の計量装置は発信装置付き電力量計から出力
される電力量パルスを入力とし電力量を計量する外部パ
ルス入力手段と、電圧と電流とから電力量を計量する内
部計量手段と、前記外部パルス入力計量手段と前記内部
計量手段の1つを選択する電力量計量選択手段とを備え
る。
【0009】この計量装置によれば、外部パルス入力計
量手段か内部計量手段の1つを、電力量計量選択手段で
選択して電力演算を行うため、第1に外部パルス入力計
量手段を選択する例では、運用の1つとして、電力会社
の取引用発信装置付き電力量計のパルス入力を利用する
ことが可能であり、したがって取引メータと差異のない
管理ができる。いま1つの運用として、既設の発信装置
付き電力量計があれば、そのパルスを入力するだけとな
るので、入力配線は2芯入力線だけの工事となり、設置
が容易である。第2に内部計量手段を選択する例では、
PT、CTより電圧、電流を入力する必要があるが、こ
の場合別途外付の発信装置付き電力量計を必要としなく
なる。このようにいずれの電力量の計量手段でも電力量
計量選択手段により選択して1機種で前記のいろいろな
状況の設備実態に応じて柔軟に対応できる。
【0010】
【発明の実施の形態】以下、この発明の実施の形態につ
いて説明する。
【0011】(実施の形態1)この発明の第1の実施の
形態を図1により説明する。図1において、1は交流電
路に接続したトランスで、トランス1の高圧側の交流電
路には計器用変圧器(以下、PTと称す)2と変流器
(以下、CTと称す)3が接続されている。
【0012】4はPT2の2次側に接続した発信装置付
き電力量計,5は発信装置付き電力量計4の出力に接続
した電力量パルス入力部,6は電力量パルス入力部5の
出力に接続した電力量パルス入力計量部で、PT2,C
T3,発信装置付き電力量計4,電力量パルス入力部
5,および電力量パルス入力計量部6によって外部パル
ス入力計量手段を構成している。
【0013】7はPT2の2次側に接続した電圧入力
部,8はCT3の出力に接続した電流入力部,9は電圧
入力部7と電流入力部8のそれぞれの出力を接続した内
部計量部で、PT2,CT3,電圧入力部7,電流入力
部8および内部計量部9によって高圧内部計量手段を構
成している。また、10は電力量パルス入力計量部6と
内部計量部9の出力を接続した電力量計量選択手段で、
11は電力量計量選択手段10の出力を接続したデマン
ド電力演算手段である。
【0014】ここで、電力量パルス入力部5,電力量パ
ルス入力計量部6,電圧入力部7,電流入力部8,内部
計量部9,電力量計量選択手段10およびデマンド電力
演算手段11によってデマンド監視装置を構成してい
る。
【0015】以上のように構成されたデマンド監視装置
について、図1を用いてその動作を説明する。まず、電
力量計量選択手段10により外部パルス入力計量手段か
高圧内部計量手段かいずれか1つだけ選択する。
【0016】電力量計量選択手段10で外部パルス入力
計量手段を選択した場合、高圧のPT2からの電圧と高
圧のCT3からの電流とが発信装置付き電力量計4に入
力され、発信装置付き電力量計4により電力量を計量
し、その計量値を電力量パルスとして発信し、その電力
量パルスがデマンド監視装置の電力量パルス入力部5に
入力される。入力された電力量パルスは、電力量パルス
入力計量部6にて1パルスごとにパルス定数を乗算し、
電力量を計量する。また、発信装置付き電力量計4とデ
マンド監視装置の間にパルス受信用機器を経由してもよ
い。この方式では、電力会社の取付用発信装置付き電力
量計のパルス入力を利用することが可能であり、したが
って取引メータと差異のない管理ができる。また、既設
の発信装置付き電力量計があれば、そのパルスを入力す
るだけとなるので、入力配線は2芯入力線だけの工事と
なり、設置が容易である。
【0017】電力量計量選択手段10で高圧内部計量手
段を選択した場合、高圧のPT2からの電圧と高圧のC
T3からの電流とが発信装置付き電力量計4を経由せ
ず、直接デマンド監視装置の電圧入力部7と電流入力部
8とにそれぞれ入力される。内部計量部9にてその電圧
と電流との波形入力から電力を計測し、電力量を計量す
る。この方式では、高圧のPT、CTより電圧、電流を
入力する必要があるが、この場合別途外付の発信装置付
き電力量計を必要としなくなる。
【0018】また、電力量計量選択手段10で選択され
た電力量の計量値からデマンド電力演算手段11により
デマンド電力演算を行うため、いずれの電力量の計量手
段でも電力量計量選択手段10により選択して1機種の
デマンド監視装置でデマンド監視を行うことができる。
このため、いろいろな設備実態に応じて柔軟に対応する
ことができる。
【0019】なお、発信装置付き電力量計4とデマンド
監視装置との間にパルス受信用機器を経由しても同等の
効果が得られる。
【0020】(実施の形態2)この発明の第2の実施の
形態を図2により説明する。図2において、12は交流
電路に接続したトランスで、トランス12の高圧側の交
流電路には計器用変圧器(以下、PTと称す)13と変
流器(以下、CTと称す)14が接続されている。
【0021】15はPT13の2次側に接続した発信装
置付き電力量計、16は発信装置付き電力量計15の出
力に接続した電力量パルス入力部、17は電力量パルス
入力部16の出力に接続した電力量パルス入力計量部
で、PT13,CT14,発信装置付き電力量計15,
電力量パルス入力部16,および電力量パルス入力計量
部17によって外部パルス入力計量手段を構成してい
る。
【0022】また、トランス12の低圧側の交流電路に
はPT18,CT19を介した回路とPT20,CT2
1を介した回路の2回路が接続されている。22はPT
18の2次側に接続されたフィーダ電圧入力部、23は
CT19の出力に接続されたフィーダ電流入力部で、フ
ィーダ電圧入力部22の出力とフィーダ電流入力部23
の出力とはフィーダ電力量計量部26に接続されてい
る。また、24はPT20の2次側に接続されたフィー
ダ電圧入力部、25はCT21の出力に接続されたフィ
ーダ電流入力部で、フィーダ電圧入力部24とフィーダ
電流入力部25の出力とはフィーダ電力量計量部27に
接続されている。
【0023】そして、フィーダ電力量計量部26とフィ
ーダ電力量計量部27の各出力は低圧電力量合算計量部
28に接続されており、PT18,CT19,PT2
0,CT21,フィーダ電圧入力部22,フィーダ電流
入力部23,フィーダ電力量計量部26,フィーダ電圧
入力部24,フィーダ電流入力部25,フィーダ電力量
計量部27および低圧電力量合算計量部28によって低
圧電力量合算計量手段を構成している。
【0024】また、29は電力量パルス入力計量部17
の出力と低圧電力量合算計量部28の出力を接続した電
力量計量選択手段、30は電力量計量選択手段29の出
力を接続したデマンド電力演算手段であり、電力量パル
ス入力部16,電力量パルス入力計量部17,フィーダ
電圧入力部22,フィーダ電流入力部23,フィーダ電
力量計量部26,フィーダ電圧入力部24,フィーダ電
流入力部25,フィーダ電力量計量部27,低圧電力量
合算計量部28,電力量計量選択手段29およびデマン
ド電力演算手段30によってデマンド監視装置を構成し
ている。
【0025】以上のように構成されたデマンド監視装置
について、図2を用いてその動作を説明する。まず、電
力量計量選択手段29により外部パルス入力計量手段か
低圧電力量合算計量手段かいずれか1つだけ選択する。
【0026】電力量計量選択手段29で外部パルス入力
計量手段を選択した場合、高圧のPT13からの電圧と
高圧のCT14からの電流とが発信装置付き電力量計1
5に入力され、発信装置付き電力量計15により電力量
を計量し、その計量値を電力量パルスとして発信し、そ
の電力量パルスがデマンド監視装置の電力量パルス入力
部16に入力される。入力された電力量パルスは、電力
量パルス入力計量部17にて1パルスごとにパルス定数
を乗算し、電力量を計量する。また、発信装置付き電力
量計15とデマンド監視装置の間にパルス受信用機器を
経由してもよい。この方式では、電力会社の取付用発信
装置付き電力量計のパルス入力を利用することが可能で
あり、したがって取引メータと差異のない管理ができ
る。また、既設の発信装置付き電力量計があれば、その
パルスを入力するだけとなるので、入力配線は2芯入力
線だけの工事となり、設置が容易である。
【0027】電力量計量選択手段29で低圧電力量合算
計量手段を選択した場合、例えば、低圧2回路の場合、
1回路目では低圧のPT18からの電圧と低圧のCT1
9からの電流とがデマンド監視装置のフィーダ電圧入力
部22とフィーダ電流入力部23とにそれぞれ入力さ
れ、2回路目では低圧のPT20からの電圧と低圧のC
T21からの電流とがデマンド監視装置のフィーダ電圧
入力部24とフィーダ電流入力部25とにそれぞれ入力
される。フィーダ電力量計量部26にてその1回路目の
電圧と電流との波形入力からフィーダ電力を計測し、フ
ィーダ電力量を計量する。フィーダ電力量計量部27に
てその2回路目を前記と同様に行なう。フィーダ電力量
計量部26、27で計量された各フィーダ電力量を低圧
電力量合算計量部28にて全て合算し、電力量として計
量する。この方式では、低圧の各フィーダの電力量を計
量し、さらにフィーダ電力量の合算計量としてあるの
で、高圧側でのPT、CTを不要とするものである。
【0028】さらに、電力量計量選択手段29で1つだ
け選択された電力量の計量値から、デマンド電力演算手
段30によりデマンド電力演算を行うため、いずれの電
力量の計量手段でも電力量計量選択手段29により選択
して1機種のデマンド監視装置でデマンド監視を行うこ
とができる。このため、いろいろな設備実態に応じて柔
軟に対応することができる。
【0029】なお、発信装置付き電力量計15とデマン
ド監視装置の間にパルス受信用機器を経由してもよい。
また、低圧における分岐回路数は何回路であってもよ
い。
【0030】(実施の形態3)この発明の第3の実施の
形態を図3により説明する。図3において、31は交流
電路に接続したトランスで、トランス1の高圧側の交流
電路には計器用変圧器(以下、PTと称す)32と変流
器(以下、CTと称す)33が接続されている。
【0031】34はPT32の2次側に接続した電圧入
力部、35はCT33の出力に接続した電流入力部、3
6は電圧入力部34と電流入力部35の出力に接続した
内部計量部で、PT32,CT33,電圧入力部34,
電流入力部35および内部計量部36によって高圧内部
計量手段を構成している。また、トランス31の低圧側
の交流電路にはPT37,CT38を介した回路とPT
39,CT40を介した回路の2回路が接続されてい
る。
【0032】41はPT37の2次側に接続されたフィ
ーダ電圧入力部、42はCT38の出力に接続されたフ
ィーダ電流入力部で、フィーダ電圧入力部41の出力と
フィーダ電流入力部42の出力はフィーダ電力量計量部
45に接続されている。また、43はPT39の2次側
に接続されたフィーダ電圧入力部、44はCT40の出
力に接続されたフィーダ電流入力部で、フィーダ電圧入
力部43の出力とフィーダ電流入力部44の出力はフィ
ーダ電力量計量部46に接続されている。
【0033】そして、フィーダ電力量計量部45,46
のそれぞれの出力は低圧電力量合算計量部47に接続さ
れており、PT37,CT38,フィーダ電圧入力部4
1,フィーダ電流入力部42,フィーダ電力量計量部4
5,PT39,CT40,フィーダ電圧入力部43,フ
ィーダ電流入力部44,フィーダ電力量計量部46およ
び低圧電力量合算計量部47によって低圧電力合算計量
手段を構成している。
【0034】また、48は内部計量部36の出力と低圧
電力量合算計量部47の出力を接続した電力量計量選択
手段、49は電力量計量選択手段48の出力を接続した
デマンド電力演算手段であり、電圧入力部34,電流入
力部35,内部計量部36,フィーダ電圧入力部41,
フィーダ電流入力部42,フィーダ電力量計量部45,
フィーダ電圧入力部43,フィーダ電流入力部44,フ
ィーダ電力量計量部46,低圧電力量合算計量部47,
電力量計量選択手段48およびデマンド電力演算手段4
9によってデマンド監視装置を構成している。
【0035】以上のように構成されたデマンド監視装置
について、図3を用いてその動作を説明する。まず、電
力量計量選択手段48により高圧内部計量手段か低圧電
力量合算計量手段かいずれか1つだけ選択する。
【0036】電力量計量選択手段48で高圧内部計量手
段を選択した場合、高圧のPT32からの電圧と高圧の
CT33からの電流とが発信装置付き電力量計を経由せ
ず、直接デマンド監視装置の電圧入力部34と電流入力
部35とにそれぞれ入力される。内部計量部36にてそ
の電圧と電流との波形入力から電力を計測し、電力量を
計量する。この方式では、高圧のPT、CTより電圧、
電流を入力する必要があるが、この場合別途外付の発信
装置付き電力量計を必要としなくなる。
【0037】電力量計量選択手段48で低圧電力量合算
計量手段を選択した場合、例えば、低圧2回路の場合、
1回路目では低圧のPT37からの電圧と低圧のCT3
8からの電流とがデマンド監視装置のフィーダ電圧入力
部41とフィーダ電流入力部42とにそれぞれ入力さ
れ、2回路目では低圧のPT39からの電圧と低圧のC
T40からの電流とがデマンド監視装置のフィーダ電圧
入力部43とフィーダ電流入力部44とにそれぞれ入力
される。フィーダ電力量計量部45にてその1回路目の
電圧と電流との波形入力からフィーダ電力を計測し、フ
ィーダ電力量を計量する。フィーダ電力量計量部46に
てその2回路目を前記と同様に行なう。フィーダ電力量
計量部45、46で計量された各フィーダ電力量を低圧
電力量合算計量部47にて全て合算し、電力量として計
量する。この方式では、低圧の各フィーダの電力量を計
量し、さらにフィーダ電力量の合算計量としてあるの
で、高圧側でのPT、CTを不要とするものである。
【0038】さらに、電力量計量手段選択手段48で1
つだけ選択された電力量の計量値からデマンド電力演算
手段49によりデマンド電力演算を行うため、いずれの
電力量の計量手段でも電力量計量選択手段48により選
択して1機種のデマンド監視装置でデマンド監視を行う
ことができる。このため、いろいろな設備実態に応じて
柔軟に対応することができる。
【0039】なお、低圧における分岐回路数は何回路で
あってもよい。
【0040】(実施の形態4)この発明の第4の実施の
形態を図4により説明する。図4において、50は交流
電路に接続したトランスで、トランス50の高圧側の交
流電路には計器用変圧器(以下、PTと称す)51と変
流器(以下、CTと称す)52が接続されている。
【0041】53はPT2の2次側に接続した発信装置
付き電力量計,54は発信装置付き電力量計53の出力
に接続した電力量パルス入力部,55は電力量パルス入
力部54の出力に接続した電力量パルス入力計量部で、
PT51,CT52,発信装置付き電力量計53,電力
量パルス入力部54,電力量パルス入力計量部55によ
って外部パルス入力計量手段を構成している。
【0042】56はPT51の2次側に接続した電圧入
力部,57はCT52の出力に接続した電流入力部,5
8は電圧入力部56と電流入力部57のそれぞれの出力
を接続した内部計量部で、PT51,CT52,電圧入
力部56,電流入力部57および内部計量部58によっ
て高圧内部計量手段を構成している。また、トランス5
0の低圧側の交流電路にはPT59,CT60を介した
回路とPT61,CT62を介した回路の2回路が接続
されている。
【0043】63はPT59の2次側に接続されたフィ
ーダ電圧入力部、64はCT60の出力に接続されたフ
ィーダ電流入力部で、フィーダ電圧入力部63の出力と
フィーダ電流入力部64の出力とはフィーダ電力量計量
部67に接続されている。65はPT61の2次側に接
続されたフィーダ電圧入力部、66はCT62の出力に
接続されたフィーダ電流入力部で、フィーダ電圧入力部
65とフィーダ電流入力部66の出力とはフィーダ電力
量計量部68に接続されている。
【0044】そして、フィーダ電力量計量部67とフィ
ーダ電力量計量部68の各出力は低圧電力量合算計量部
69に接続されており、PT59,CT60,PT6
1,CT62,フィーダ電圧入力部63,フィーダ電流
入力部64,フィーダ電力量計量部67,フィーダ電圧
入力部65,フィーダ電流入力部66,フィーダ電力量
計量部68および低圧電力量合算計量部69によって低
圧電力量合算計量手段を構成している。
【0045】また、70は電力量パルス入力計量部55
の出力,内部計量部58の出力および低圧電力量合算計
量部69の出力を接続した電力量計量選択手段、71は
電力量計量選択手段70の出力を接続したデマンド電力
演算手段であり、電力量パルス入力部54,電力量パル
ス入力計量部55,電圧入力部56,電流入力部57,
内部計量部58,フィーダ電圧入力部63,フィーダ電
流入力部64,フィーダ電力量計量部67,フィーダ電
圧入力部65,フィーダ電流入力部66,フィーダ電力
量計量部68,低圧電力量合算計量部69,電力量計量
選択手段70およびデマンド電力演算手段71によって
デマンド監視装置を構成している。
【0046】以上のように構成されたデマンド監視装置
について、図4を用いてその動作を説明する。まず、電
力量計量選択手段70により外部パルス入力計量手段か
高圧内部計量手段か低圧電力量合算計量手段かいずれか
1つだけ選択する。電力量計量選択手段70で外部パル
ス入力計量手段を選択した場合、高圧のPT51からの
電圧と高圧のCT52からの電流とが発信装置付き電力
量計53に入力され、発信装置付き電力量計53により
電力量を計量し、その計量値を電力量パルスとして発信
し、その電力量パルスがデマンド監視装置の電力量パル
ス入力部54に入力される。入力された電力量パルス
は、電力量パルス入力計量部55にて1パルスごとにパ
ルス定数を乗算し、電力量を計量する。また、発信装置
付き電力量計53とデマンド監視装置の間にパルス受信
用機器を経由してもよい。この方式では、電力会社の取
付用発信装置付き電力量計のパルス入力を利用すること
が可能であり、したがって取引メータと差異のない管理
ができる。また、既設の発信装置付き電力量計があれ
ば、そのパルスを入力するだけとなるので、入力配線は
2芯入力線だけの工事となり、設置が容易である。
【0047】電力量計量選択手段70で高圧内部計量手
段を選択した場合、高圧のPT51からの電圧と高圧の
CT52からの電流とが発信装置付き電力量計53を経
由せず、直接デマンド監視装置の電圧入力部56と電流
入力部57とにそれぞれ入力される。内部計量部58に
てその電圧と電流との波形入力から電力を計測し、電力
量を計量する。この方式では、高圧のPT、CTより電
圧、電流を入力する必要があるが、この場合別途外付の
発信装置付き電力量計を必要としなくなる。
【0048】電力量計量選択手段70で低圧電力量合算
計量手段を選択した場合、例えば、低圧2回路の場合、
1回路目では低圧のPT59からの電圧と低圧のCT6
0からの電流とがデマンド監視装置のフィーダ電圧入力
部63とフィーダ電流入力部64とにそれぞれ入力さ
れ、2回路目では低圧のPT61からの電圧と低圧のC
T62からの電流とがデマンド監視装置のフィーダ電圧
入力部65とフィーダ電流入力部66とにそれぞれ入力
される。フィーダ電力量計量部67にてその1回路目の
電圧と電流との波形入力からフィーダ電力を計測し、フ
ィーダ電力量を計量する。フィーダ電力量計量部68に
てその2回路目を前記と同様に行なう。フィーダ電力量
計量部67、68で計量された各フィーダ電力量を低圧
電力量合算計量部69にて全て合算し、電力量として計
量する。この方式では、低圧の各フィーダの電力量を計
量し、さらにフィーダ電力量の合算計量としてあるの
で、高圧側でのPT、CTを不要とするものである。
【0049】さらに、電力量計量選択手段70で1つだ
け選択された電力量の計量値からデマンド電力演算手段
71によりデマンド電力演算を行うため、いずれの電力
量の計量手段でも電力量計量選択手段70により選択し
て1機種のデマンド監視装置でデマンド監視を行えるた
め、いろいろな状況の設備実態に応じて柔軟に対応する
ことができる。
【0050】なお、発信装置付き電力量計53とデマン
ド監視装置の間にパルス受信用機器を経由してもよい。
また、低圧における分岐回路数は何回路であってもよ
い。
【0051】
【発明の効果】本発明によれば、種々の設備に柔軟に対
応可能な計量装置を提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の第1の実施の形態における計量装置
のブロック図
【図2】この発明の第2の実施の形態における計量装置
のブロック図
【図3】この発明の第3の実施の形態における計量装置
のブロック図
【図4】この発明の第4の実施の形態における計量装置
のブロック図
【図5】従来例における計量装置のブロック図
【符号の説明】
1、12、31、50 トランス 2、13、18、20、32、37、39、51、5
9、61 計器用変圧器(PT) 3、14、19、21、33、38、40、52、6
0、62 変流器(CT) 4、15、53 発信装置付き電力量計 5、16、54 電力量パルス入力部 6、17、55 電力量パルス入力計量部 7、34、56 電圧入力部 8、35、57 電流入力部 9、36、58 内部計量部 10、29、48、70 電力量計量選択手段 11、30、49、71 デマンド電力演算手段 22、24、41、43、63、65 フィーダ電圧
入力部 23、25、42、44、64、66 フィーダ電流
入力部 26、27、45、46、67、68 フィーダ電力
量計量部 28、47、69 低圧電力量合算計量部
フロントページの続き (72)発明者 藤井 友弘 大阪府門真市大字門真1006番地 松下電器 産業株式会社内 Fターム(参考) 5G066 KA01

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 発信装置付き電力量計から出力される電
    力量パルスを入力とし電力量を計量する外部パルス入力
    手段と、電圧と電流とから電力量を計量する内部計量手
    段と、前記外部パルス入力計量手段と前記内部計量手段
    の1つを選択する電力量計量選択手段とを備えた計量装
    置。
  2. 【請求項2】 計測対象物から出力される計量パルスを
    入力とし計量演算する外部パルス入力計量手段と、電圧
    と電流とから電力量を計量する内部計量手段と、前記外
    部パルス入力計量手段と前記内部計量手段の1つを選択
    する計量選択手段とを備えた計量装置。
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