JP2003013881A - 撹拌扇の動作確認装置 - Google Patents

撹拌扇の動作確認装置

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JP2003013881A
JP2003013881A JP2001200492A JP2001200492A JP2003013881A JP 2003013881 A JP2003013881 A JP 2003013881A JP 2001200492 A JP2001200492 A JP 2001200492A JP 2001200492 A JP2001200492 A JP 2001200492A JP 2003013881 A JP2003013881 A JP 2003013881A
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fan
sensor
stirring
fans
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Katsuhisa Mori
勝久 森
Takaharu Sonoda
敬治 園田
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Nichifu Co Ltd
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Nichifu Co Ltd
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  • Structures Of Non-Positive Displacement Pumps (AREA)
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  • Control Of Positive-Displacement Air Blowers (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 撹拌扇に簡単に取り付けて、離れた場所で動
作状態をモニターすることで、メンテナンス担当者が直
接に撹拌扇に接して動作確認をすることを要しない、撹
拌扇の動作確認装置を提供すること。 【解決手段】 複数個の撹拌扇1,1…を管理する撹拌
扇の動作確認装置であって、個々に動作状態検知用のセ
ンサーSを具備する複数個の撹拌扇1,1…と、夫々の
センサーS,S…に連結手段2,2…によって連結され
且つセンサーS,S…から得られた動作情報信号を平行
して受信し、夫々の動作情報信号の内容を個々に若しく
は一括して表示する表示灯や表示板を具備する動作確認
部3とからなる。センサーSは電磁誘導型、感温素子型
等があり、動作確認項目は回転の有無、回転数、異常報
知アラーム、動作異常状態にある撹拌扇の番号等であ
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明が属する技術分野】本発明は、例えば倉庫等、各
種の建造物内部において、該建造物の天井裏や床下など
に取り付けられている撹拌扇並びに排気扇の動作状態を
管理するための撹拌扇の動作確認装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、各種の建造物内部の空気の状態
を、例えば場所的に均一な温度分布としたり床下等に湿
気が籠るのを防ぐのに、内部の空気を撹拌したり吸気や
排気を積極的に行う目的で、天井裏や床下に撹拌扇を設
置していた。しかるにこれらの撹拌扇は天井裏や床下等
直接に目につかない場所に設置されるので、撹拌扇が本
当に正常に動作して空気を撹拌・排気・吸気をしている
のかと不安を訴える建造物の使用者即ち顧客が多数あ
り、満足のいく説明と不安を解消することが困難であっ
た。この事態に対処するためには撹拌扇設置工事を行っ
た担当者が直接に床下や天井裏に潜り一基づつ点検をし
ているのが現実である。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかるにこの様な撹拌
扇が設置されている場所は潜り込むのに困難を伴うのみ
ならず、暗くて、狭く、且つ汚くて、その上極めて暑い
場所でもあるので、作業着を着てそれ相当の準備をしな
いと簡単には点検できないという事情があり、この様な
撹拌扇の動作状態を簡単にモニターできる装置が望まれ
ているという解決すべき課題を有していた。
【0004】そこで、本発明は、上記撹拌扇のメンテナ
ンス面での需要に関する業界の要望を解消するために、
安価であって且つ撹拌扇に簡単に取り付けて、離れた位
置から動作状態を確実にモニターすることで、点検のた
めに担当者が直接に接触する必要のない、撹拌扇の動作
確認装置を提供することを目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】該目的を達成するための
本発明の構成を、実施例を示す図面中の符号を用いて説
明すると、複数個の撹拌扇1,1…を管理する撹拌扇の
動作確認装置であって、個々に動作状態検知用のセンサ
ーSを具備する複数個の撹拌扇1,1…と、夫々のセン
サーS,S…に連結手段2,2…によって連結され且つ
センサーS,S…から得られた複数の動作情報信号を、
表示灯32a,32bによって個々に若しくは一括して
表示する動作確認部3とからなる。
【0006】
【発明の実施の形態】本発明の撹拌扇の動作確認装置
は、例えば倉庫等、各種の建造物の天井裏や床下などに
取り付けられている撹拌扇並びに排気扇(以下便宜上一
括して撹拌扇と呼称する)の動作状態を管理することを
目的とし、その実施形態を、各種の実施例を基にして説
明すると、撹拌扇1の本体部11は周知の構造の扇風
機、送風機乃至排風機である。
【0007】動作状態検知用のセンサーSは、第1実施
例では撹拌扇1の本体部11のファン17が取り付けら
れている回転軸16に固定された永久磁石12と、該永
久磁石12の外周に接近させて本体部11の筐体(カバ
ー等)の一部に取り付けられたピックアップ13とから
なる。永久磁石12は、第1実施例では2極の磁石が磁
力線が回転軸と直交するように取り付けられているが、
他の一例を挙げると円板形とし、回転軸16に対して放
射状に着磁されて複数の磁極が形成されたものでもよ
い。回転軸16が回転すれば磁力線がピックアップ13
と鎖交し、電磁誘導作用によって交流電圧が発生する。
この交流電圧が動作情報信号であって、回転軸16(従
ってファン17)の回転速度が低下すると電圧並びに周
波数が低下し、回転軸16が停止すれば電圧、周波数共
に“0”となる。ピックアップ13の出力リード線は延
長して本体部11の外部に引き出して連結手段2として
も用いられるが、同じく本体部11の筐体にコネクタ1
8を設け、該コネクタ18を介してコード等の連結手段
2を接続する構造とすれば施工時に好都合である。尚、
センサーとしては上記構造以外にも、回転軸16に取り
付けた磁性体からなる歯車形のアーマチュア14(ファ
ン17が鉄板製の場合はこれをアーマチュアとして利用
してもよい)に電磁型ピックアップ15を接近させて配
置した構造としてもよい。この様なセンサーSのピック
アップ13や電磁型ピックアップ15に整流器を組み込
むことにより、センサー出力を直流電圧とすることがで
きる。この場合は出力電圧のみを監視する。
【0008】又、補助センサーとしてサーミスタのよう
な感温素子をモーターに接して取り付け、過負荷等に起
因するモーターの温度上昇を検知して動作異常を事前に
察知することも可能である。感温素子は前記した電磁誘
導型のセンサーと併用することが望ましい。
【0009】連結手段2はセンサーSの出力を後述する
動作確認部3に伝達するものであるから、通常の2芯の
ビニールコードでもよいが、撹拌扇1が天井裏とか床下
等、湿度や温度等の環境条件が劣悪な場所に設置される
ことが多く、管理上長期の信頼性が要求されるので信号
線用ケーブルの使用が望ましい。ケーブルの両端は、前
記撹拌扇1のコネクタ18及び動作確認部3のコネクタ
31に対応した差し込み構造とすれば好都合である。連
結手段2として3芯ケーブルを使用し、一方、撹拌扇に
前記した感温素子を装備しておき、1芯を共通の接地線
として残りの2芯のうち一方の芯線をセンサーSからの
動作情報信号伝達用に、他方の芯線を感温素子の情報信
号伝達用とすることができる。
【0010】動作確認部3は、建造物の天井裏や床下な
どに取り付けられている複数の撹拌扇1からの動作情報
信号を平行して受信し、夫々の撹拌扇1の動作状態を監
視し、且つ異常時には報知する機能を有する。筐体に複
数の連結手段2を個々に受容する多チャンネルコネクタ
31が設けられ、複数の撹拌扇に対応するチャンネルご
とに動作情報信号を点灯回路36,36…に加え、電圧
が基準値を満たしている場合は緑の表示灯32aを点灯
し、基準値以下の場合は赤の表示灯32bを点灯する。
この基準値は撹拌扇が停止するまでも無く、例えば回転
速度が異常に低下する等正常でないと判定される値であ
る。又は、前述の緑の表示灯32aを省略し、動作異常
の場合にだけ赤の表示灯32bのみを点灯し、同時に報
知回路37を作動させてアラーム33を吹鳴させて報知
する構造としてもよい。或いは更に進んで動作異常に該
当する撹拌扇の登録符号を表示板35上に表示させるよ
うにする。更に各チャンネルのセンサーSからの動作情
報信号をカウンタ回路38に印加して周波数をカウント
し、回転数を回転数表示板34に表示させることができ
る。
【0011】上記した様な回転数の検出するカウンタ回
路38と回転数表示板34を初めとし、点灯回路36と
動作状態の表示する表示灯32a,32b、及び動作異
常を報知させる報知回路37とアラーム33、並びに動
作異常の撹拌扇の登録番号を表示する表示板35は、複
数の撹拌扇に対応するすべてのチャンネルに設けてもよ
いが、複数のチャンネルをスイッチで切り換えることに
より、1回路とすることができる。尚、動作確認部3の
機能としては、少なくとも点灯回路36と動作状態を表
示する表示灯32a,32bを具備する構造とし、他の
回転数表示、動作異常を報知するアラーム、動作異常の
撹拌扇の登録番号表示のうちいずれか一つ又は二つの機
能を装備すれば十分であり、又は常時点灯管理する場合
は全部を装備すれば管理体制としては十分である。又、
感温素子によるモーターの温度上昇の検知は、この温度
上昇検知機能だけでは管理が十分でないので、必ず他の
センサーと併用する必要があり、必要があれば採用すれ
ばよい。
【0012】この様な動作確認部3は、移動型(携帯
型)又は定置型とすることができる。移動型或いは携帯
型は、例えば、一つの建造物の内部で複数の撹拌扇が類
似したシステム構造で配備されているような建造物が複
数箇所にある場合、すべての建造物に定置型の動作確認
部3を装備する代わりに、動作確認部3を撹拌扇の設置
システムから分離された構造とし、建造物には複数本の
連結手段2,2…が集中している多チャンネル接続部を
設け、動作確認部3には多チャンネル接続部を受納す
る、或いは多チャンネル接続部と連結可能な多チャンネ
ルのコネクタ31を装備して着脱構造とし、電源は電池
を使用をすれば便利である。又、内部の諸検出回路、表
示部を前述したスイッチ切り換え方式とすることによっ
て安価に、且つ軽量化を図ることができる。定置型の場
合は複数の撹拌扇1に電力を供給する配電盤4に併設し
たり、集中管理室等、管理が容易な部署に配設すればよ
い。このような場合、動作確認部3の点灯回路36と表
示灯32a,32b等の各機能部位が複数チャンネル分
装備され、且つ異常報知用のアラーム33も併設されて
常時点灯管理する方式となる場合が多いので、動作確認
部3の電源は電灯線等、撹拌扇1の電源と共用とすれば
よい。
【0013】
【実施例】以下本発明の実施例を図面に基づいて説明す
る。図1は第1実施例の撹拌扇と動作確認装置との関連
及び概略構造を示す説明図、図2は撹拌扇システムの使
用状態を示す概略説明図、図3はセンサーの主要部分の
概略斜視図、図4は動作確認部の外観の一例を示す斜視
図である。図5、図6は変形例センサーの概略斜視図で
ある。
【0014】本発明の第1実施例は、図1に示すように
センサーSを有する撹拌扇1と連結手段2及び動作確認
部3とが組となって作動する。センサーSは図1及び図
3に示すように撹拌扇1の回転軸16に固定された永久
磁石12と該永久磁石12に接近させて撹拌扇1の筐体
カバーに取り付けられたピックアップ13とからなる。
永久磁石12は、本実施例では一組のNS極からなる2
極の磁石であるが、これに限定されること無く複数組の
NSが放射状に形成されている多極構造であってもよ
い。ピックアップは鉄心13aに導体線13bを巻き付
けた単純な構造で、永久磁石12の磁束が導体線13b
と鎖交し、電磁誘導作用で交流電圧を発生する。鉄心1
3aは省略することができるがピックアップ13の感度
が低くなる。ピックアップ13の出力端部はコネクタ1
8に連結され、該コネクタ18を介して連結手段2と着
脱式に結合される。本実施例では、連結手段2は信号伝
達用の2芯ケーブルを使用しているが、3芯ケーブルで
あってもよい。
【0015】本実施例の動作確認部3は移動型で、内部
の構造を図1に、外観を図4に示す。撹拌扇1のセンサ
ーSからの動作情報信号を受容するコネクタ31が設け
られ、構成部材として、正常動作を表示する緑の表示灯
32aと異常動作を表示する赤の表示灯32bと動作情
報信号を検知して表示灯32a又は32bを点灯させる
点灯回路36、及び動作情報信号の周波数をカウントし
てファン17の回転数を検出、表示するカウンタ回路3
8並びに回転数表示板34を具備している。構成部材は
いずれも周知の構造のもので、点灯回路36は電圧比較
機能を有する双方向スイッチ回路であり、カウンタ回路
38はゲートを開閉してサイクル数を検知する係数回路
であり、又、回転数表示板34は通常のドライバ回路が
付属している液晶表示板である。これらの回路並びに表
示板は1チャンネル分だけ装備され、ロータリー形のス
イッチswによって複数のチャンネルを切り換える。ス
イッチswのポジションは夫々の撹拌扇の登録番号に対
応しているので、動作異常が発見されれば、スイッチs
wポジションの番号からどの登録番号の撹拌扇が不良で
あるか容易に察知することができる。移動型であるから
電源pwは電池を利用している。
【0016】図5、図6にセンサーに関して変形例を2
種類示す。図5に示す変形例センサーSは電磁型変換機
タイプであって、撹拌扇1の回転軸16に突出部を有す
る磁性体の歯車形のアーマチュア14を取り付け、該ア
ーマチュア14に接近させて、磁石15aに電磁コイル
15bを巻き付けた電磁型ピックアップ15を取り付け
て、アーマチュア14の回転に伴って生じる磁気抵抗の
変化によって電磁コイル15bに交流電圧を発生させて
動作情報信号を得る構造である。この変形例は磁気抵抗
の変化を得るのに歯車形の磁性体を使用しているが、簡
単には歯車形の凹凸に代えて回転軸16に鉄製の小捩子
等を固定して、歯車形の歯に相当する磁性体による突出
部を形成してもよい(図面省略)。又、図6に示す変形
例センサーSはファン17が鉄板製の場合に適用できる
構造で、ファン17に接近させて電磁型ピックアップ1
5を取り付け、ファン17の回転に伴って生じる磁気抵
抗の変化によって動作情報信号を得る構造である。
【0017】図7に第2実施例の動作確認部3の構造を
示す。撹拌扇1とセンサーS及び連結手段2は第1実施
例と同一である。この実施例の動作確認部3は移動型で
あって、第1実施例からカウンタ回路38並びに回転数
表示板34を省略してコストダウンを図った構造であ
る。点灯回路36と緑の表示灯32a及び赤の表示灯3
2bだけを装備し、プッシュボタンの番号を参照しなが
ら、プッシュ型のスイッチswを操作して所望の登録番
号の撹拌扇を点灯回路36に接続し、緑の表示灯32a
が点灯すれば動作が正常であることが確認され、赤の表
示灯32bが点灯すれば動作が異常であることが確認さ
れる。図8にこの実施例の外観を示す。この実施例は軽
量で且つ安価である特徴を有する。
【0018】図9に第3実施例の動作確認部3の構造を
示す。撹拌扇1とセンサーS及び連結手段2は第1実施
例と同一である。この実施例の動作確認部3は移動型で
あって、第1実施例と同じく動作状態を表示する表示灯
32a,32b及び動作情報信号を検知して表示灯32
a又は32bを点灯させる点灯回路36と、動作異常を
示す撹拌扇の登録番号を表示する表示板35を装備して
いる。チャンネル切り替えはロータリー型の2回路連動
スイッチswを使用し、連動スイッチswの片チャンネ
ルを利用して、スイッチポジションに相当する撹拌扇1
の登録番号を表示板35に表示する。そのための登録番
号情報信号を発生する表示板ドライバ回路39を備えて
いる。図10にこの実施例の外観を示す。
【0019】図11に第4実施例の構造を示す。撹拌扇
1とセンサーS及び連結手段2は第1実施例と同一であ
る。本実施例の動作確認部3は定置型で、内部の構造を
図11に、外観を図12に示す。定置型であるため常時
撹拌扇を監視し且つ異常動作を周囲に報知する機能を付
与されている。撹拌扇1のセンサーSからの動作情報信
号を受容するコネクタ31が設けられ、構成部材とし
て、正常動作を表示する緑の表示灯32aと異常動作を
表示する赤の表示灯32bと、動作情報信号を検知して
表示灯32a又は32bを点灯させる点灯回路36、及
び動作情報信号の周波数をカウントしてファン17の回
転数を検出、表示するカウンタ回路38並びに回転数表
示板34、及び赤の表示灯32bと連動して異常動作を
示した撹拌扇の登録番号(又は符号)を表示する表示板
35、並びに複数個の赤の表示灯32bのいずれかが点
灯した場合にアラーム33を吹鳴させるアラーム報知回
路37を具備している。定置型であるから電源pwは撹
拌扇の電源を共通して利用している。
【0020】図13,14に第5実施例の構造を示す。
この第5実施例は撹拌扇1としてシロッコファンを使用
している。シロッコファンは周知のようにブレード形の
ファン17aがケーシング11aの内部で回転し、遠心
力によって発生する風が吐出口11bから噴出する。セ
ンサーSの永久磁石12はファン17aの回転軸16に
取り付けられ、ピックアップ13は、例えばケーシング
11aのガード11cの銘板貼り付け部分に取り付けら
れている。この構造によるとセンサーS取り付けのため
に余分な加工をする必要が無く、既製品のシロッコファ
ンを使用することができる。センサーSの連結手段2は
第1実施例と同一である。図14の背面斜視図に示す1
1dはモーター、11eはモーターの電源コードであ
る。
【0021】センサーの変形例として、ファン17aが
鉄板製の場合、もしくはアルミ等の非磁気感知素材の場
合にはファンの一部に鉄板等の磁気感知素材を取付け
て、これをアーマチュアとしてもしくは磁性体として利
用してもよい。また、撹拌扇1のモーター部分に感温素
子を取付けてセンサーSと併用し、連結手段として3芯
ケーブルを使用して動作確認部3に導き、センサーSの
出力電圧と共に感温素子の出力電圧を基準値と比較し
て、いずれの出力電圧でも表示灯32bを点灯させる構
造としている(図示省略)。
【0022】本発明の実施態様としては、上記した各実
施例のごときすべての監視機能を具備する必要は無く、
最小限度撹拌扇の動作異常を検出し得る限りにおいて、
例えば緑の表示灯32a又は赤の表示灯32bを点灯さ
せる点灯回路36とファン17の回転数を検出、表示す
るカウンタ回路並びに回転数表示板34を、或いは表示
灯32a又は赤の表示灯32bを点灯させる点灯回路3
6と、赤の表示灯32bが点灯した場合にアラーム33
を吹鳴させるアラーム報知回路37を具備するだけの構
造とする等、管理体制に対応させて随時構成し得るもの
である。
【0023】以上本発明の代表的と思われる実施例につ
いて説明したが、本発明は必ずしもこれらの実施例構造
のみに限定されるものではなく、本発明にいう前記の構
成要件を備え、かつ本発明の目的を達成し、下記の効果
を有する範囲内において適宜改変して実施することがで
きる。
【0024】
【発明の効果】以上の説明から既に明らかなように、本
発明の撹拌扇の動作確認装置は、1個以上の撹拌扇の個
々の動作を検知するセンサーを備え、該センサーから得
られた動作情報信号を動作確認部で受信し、撹拌扇の個
々の動作状態を把握する構成であるから、全ての撹拌扇
の動作状態が遠隔操作によって把握し得る。従って、設
置された撹拌扇の管理をするのに際して、故障等の事態
に対して状態を把握するのに、作業環境がよくないため
に作業担当者に苦労を強いることがない。又、撹拌扇を
設置した顧客の立場から見て明白に且つ簡単に動作状態
が把握でき、管理が容易で信頼性が高いことから信用を
高める効果を有する。更に複数の撹拌扇の動作状態を個
々の撹拌扇ごとに若しくは一括して表示すると共に、必
要な場合にはアラームや報知灯により故障発生並びに故
障箇所を知ることができるので、回復作業の迅速化に寄
与するという効果をも期待することができるに至ったの
である。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1実施例の構造を示す説明図。
【図2】建造物内の使用状態の概略説明図。
【図3】第1実施例のセンサーの概略斜視図。
【図4】同、動作確認部の外観を示す概略斜視図。
【図5】変形例センサーの概略斜視図。
【図6】他の変形例センサーの概略斜視図。
【図7】第2実施例の構造を示す説明図。
【図8】同、動作確認部の外観を示す概略斜視図。
【図9】第3実施例の構造を示す説明図。
【図10】同、動作確認部の外観を示す概略斜視図。
【図11】第4実施例の構造を示す説明図。
【図12】同、動作確認部の外観を示す概略斜視図。
【図13】第5実施例の構造を示す正面斜視図。
【図14】第5実施例の構造を示す背面斜視図。
【符号の説明】
1 撹拌扇 11 本体部 12 永久磁石 13 ピックアップ 14 アーマチュア 15 電磁ピックアップ 16 回転軸 17 ファン 18 コネクタ 2 連結手段 3 動作確認部 31 コネクタ 32a 表示灯(緑) 32b 表示灯(赤) 33 アラーム 34 回転数表示板 35 表示板 36 点灯回路 37 報知回路 38 カウンタ回路 4 配電盤 5 建造物 51 床下 52 天井裏 S センサー sw チャンネル切り換え用のスイッチ pw 電源回路
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) F04B 49/10 F04B 49/10 331N 3L056 331P 5H223 F04D 25/08 303 F04D 25/08 303 25/16 25/16 29/00 29/00 B C F24F 7/007 F24F 7/007 B 101 101 G01P 13/00 G01P 13/00 A G05B 23/02 G05B 23/02 V 301 301X Fターム(参考) 2F034 AA09 AC04 AC06 AC08 AC13 AC15 BA11 3H021 AA01 AA04 AA08 AA10 BA11 BA20 BA21 CA04 CA07 DA21 EA07 EA19 EA20 3H022 AA03 AA05 BA07 CA50 DA09 DA16 DA20 3H032 CA09 DA16 EA12 NA05 3H045 AA06 AA09 AA12 AA14 AA26 AA31 BA31 BA41 CA08 CA21 DA02 EA17 EA20 EA22 EA26 EA34 EA49 EA50 3L056 BD07 BE00 BF00 BG02 5H223 AA19 AA20 BB02 BB06 BB08 DD07 DD09 EE05

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 複数個の撹拌扇(1),(1)…を管理する撹
    拌扇の動作確認装置であって、個々に動作状態検知用の
    センサー(S)を具備する複数個の撹拌扇(1),(1)…と、
    夫々のセンサー(S),(S)…に連結手段(2),(2)…によっ
    て連結され且つセンサー(S),(S)…から得られた動作情
    報信号を表示灯(32a),(32b)によって個々に若しくは一
    括して表示する動作確認部(3)とからなる撹拌扇の動作
    確認装置。
  2. 【請求項2】 前記センサー(S)が、撹拌扇(1)の回転軸
    (16)にとり付けられた磁石(12)と該磁石(12)に接近して
    取り付けられたピックアップ(13)とからなる請求項1に
    記載の撹拌扇の動作確認装置。
  3. 【請求項3】 前記センサー(S)が、撹拌扇(1)の回転軸
    (16)にとり付けられたアーマチュア(14)と該アーマチュ
    ア(14)に接近して取り付けられた電磁ピックアップ(15)
    とからなる請求項1に記載の撹拌扇の動作確認装置。
  4. 【請求項4】 前記連結手段(2)が、2芯又は3芯接続
    ケーブルである請求項1に記載の撹拌扇の動作確認装
    置。
  5. 【請求項5】 前記動作確認部(3)が、撹拌扇(1)の動作
    異常を表示する表示灯(32a),(32b)の他に、動作異常を
    報知するアラーム(33)、撹拌扇(1)の回転数を表示する
    回転数表示板(34)、動作異常を起こした撹拌扇(1)の順
    位符号を表示する表示板(35)の各機能の内、少なくとも
    1機能以上を具備している請求項1に記載の撹拌扇の動
    作確認装置。
JP2001200492A 2001-07-02 2001-07-02 撹拌扇の動作確認装置 Pending JP2003013881A (ja)

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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CN111894881A (zh) * 2020-08-10 2020-11-06 深圳市优顺达电气有限公司 一种乙烯裂解炉风机装置在线热备方法

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