JP2003013625A - 車止め - Google Patents

車止め

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JP2003013625A
JP2003013625A JP2001202431A JP2001202431A JP2003013625A JP 2003013625 A JP2003013625 A JP 2003013625A JP 2001202431 A JP2001202431 A JP 2001202431A JP 2001202431 A JP2001202431 A JP 2001202431A JP 2003013625 A JP2003013625 A JP 2003013625A
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JP
Japan
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roller
car stop
friction member
automobile
stop
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JP2001202431A
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English (en)
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Kyozo Maeda
恭造 前田
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MAEDA TEKKO KK
Original Assignee
MAEDA TEKKO KK
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 駐車場において徐行している自動車の駆動輪
が勢いよく車止めに当たった場合でも、自動車の進行を
止めることができるようにすること。 【解決手段】 駐車場に設置される車止め10は、ロー
ラー20と、支持具31、32とを備えている。支持具
31、32がローラー20を回転可能に支持している。
ローラー20が前記自動車の駆動輪の外周に接触したと
きに、ローラー20が前記自動車の駆動輪の回転により
回転する。そして、ローラー20の回転に対して摩擦力
を与える摩擦部材34が配置されている。さらに、ロー
ラー20を摩擦部材34の方向に付勢する圧縮コイルば
ね35が配設されている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本願発明は、車止めに関し、
特に、駐車場において自動車の駆動輪が車止めに接触し
たときに、容易に自動車の進行を止めることができる車
止めに関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来から、自動車の駐車場において車止
めが使用されている。図5は、従来の車止めを示してい
る。図5において、車止め60が駐車場の舗装面61に
設置されている。車止め60は、コンクリートブロック
製のものであり、舗装面61に接着されている。駐車場
にて矢印73の方向に徐行している自動車の車輪71の
外周の下部が車止め60に接触すると、車止め60が抵
抗となって自動車を停止させることができる。この時、
通常は車輪71が車止め60に当接したことを運転者が
感知して同時にブレーキを踏み込むことにより自動車を
停止させる。なお、前記自動車が前進して車止め60ま
で到達する場合は、車輪71は前記自動車の前輪であ
り、前記自動車が後進して車止め60まで到達する場合
は、車輪71は前記自動車の後輪である。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかし、従来の上記車
止め60では、矢印73の方向に徐行している自動車の
車輪71がこの車止め60に勢いよく当たると、車輪7
1が車止め60を乗り越えてさらに矢印73の方向に進
行するおそれがある。すなわち、車止め60の抵抗を上
回る勢いが車輪71にあるときには、車輪71が車止め
60に当接した状態を感知して運転者がブレーキを踏み
込んでも、ブレーキの操作遅れ・作動遅れ等により、車
輪71が車止め60を乗り越えてしまうおそれがある。
この状態は、車輪71が駆動輪のときには顕著である。
そこで、本願発明の課題は、駐車場において、徐行して
いる自動車の駆動輪が勢いよく車止めに当たった場合で
も、確実に自動車を所定の位置で止めることができる車
止めを提供することである。
【0004】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するた
め、本願の第1の発明は、請求項1記載のとおりであ
る。上記第1の発明に係る自動車の駐車場に設置される
車止めがローラーと支持具とを備えている。前記支持具
が前記ローラーを回転可能に支持し、前記ローラーが前
記自動車の駆動輪の外周に接触したときに、前記ローラ
ーが前記自動車の駆動輪の回転により回転する。このた
め、前記駆動輪と駐車場の路面(舗装面および舗装して
ない路面を含む。)との間の摩擦力が低下し、前記駆動
輪が駐車場の路面に対してスリップするので、車止めに
より自動車の進行を確実に止めることができる。
【0005】さらに、第2の発明は、請求項2記載のと
おりである。上記第2の発明により、上記第1の発明に
よる作用とともに、前記ローラーの回転に対して摩擦力
を与える摩擦部材が配置されているので、外力が前記ロ
ーラーに加わらない状態では、前記ローラーは回転しな
い。さらに、前記摩擦力を調節することにより、たとえ
ば、人が足で前記ローラーを踏んだ程度では、前記ロー
ラーが回転しないようにすることができる。
【0006】さらに、第3の発明は、請求項3記載のと
おりである。上記第3の発明により、上記第2の発明に
よる作用とともに、前記ローラーを前記摩擦部材により
付与する摩擦力を増大する方向に付勢する弾性体が配設
されているので、容易に前記ローラーの回転に対して摩
擦力を与えることができる。
【0007】さらに、第4の発明は、請求項4記載のと
おりである。上記第4の発明により、上記第2の発明に
よる作用とともに、前記摩擦部材の形状はリング状であ
り、前記摩擦部材が前記ローラーと前記支持具との間に
配置され、前記ローラーの軸が前記摩擦部材の貫通孔を
挿通するので、前記摩擦部材を車止めに装着するための
特別の取付け具が不要である。
【0008】
【発明の実施の形態】以下、本願発明における実施の形
態を図面に基づいて説明する。図1は、本願発明の実施
の形態に係る車止めの概略を示す。図1において、車止
め10は、ローラー20および一対の支持具31、32
を備えている。支持具31、32は駐車場の舗装面41
に接着剤で固定されるとともに、杭36により舗装面4
1に固定されている。なお、杭36が、支持具31、3
2の貫通孔31a、32aを挿通して、舗装面41から
地中に打込まれている。支持具31、32が、軸33の
両端部を支え、ローラー20が軸33により回転自在に
支えられている。車止め10の軸33方向の長さは、た
とえば600ないし750mmであり、ローラー20の
径は、たとえば60ないし75mmである。また、ロー
ラー20の最上部の舗装面41からの高さは、たとえ
ば、110ないし120mmである。
【0009】図2は、車止め10の正面を図1より拡大
して示す。図2において、ローラー20は、パイプを加
工したものである。ローラー20の材質は、鉄、ステン
レス等である。ローラー20の両端部23、24の内部
に、一対の軸受21、22が取付けられている。軸33
が軸受21、22を挿通しているので、ローラー20は
軸33を回転中心軸として回転することができる。
【0010】円板状の摩擦部材34がローラー20の図
示右端部23と支持具31との間に配置され、軸33が
摩擦部材34の中心の貫通孔34aを挿通している。そ
して、圧縮コイルばね35がローラー20の図示左端部
24と支持具32との間に配設され、軸33が圧縮コイ
ルばね35を挿通している。このため、ローラー20は
圧縮コイルばね35により摩擦部材34に押し付けられ
るように付勢されている。この摩擦部材34の摩擦力に
より、たとえば、人がローラー20を足で踏んでも、ロ
ーラー20は回転しないようにすることができる。この
ようにすると、人が誤ってローラー20を足で踏んだ場
合でも、人がローラー20の回転により転倒したりする
ことを防ぐことができる。なお、摩擦部材34の材質
は、強化ゴム、石綿等である。また、摩擦部材34が摩
耗したときは、摩耗した摩擦部材34を摩耗していない
摩擦部材34と取り替えることができる。
【0011】図3は、車止め10の使用例を示してい
る。図3において、自動車の駐車場の舗装面41に表示
された白線42、43、44、45、46で区画された
1台ごとの各駐車スペースに車止め10が配設されてい
る。なお、建物48と駐車場の舗装面41との間に通路
47が設けられている。前記各駐車スペースに駐車する
自動車の駆動輪が車止め10に接触すると、車止め10
で駆動輪が確実に止められる。したがって、自動車が通
路47にまで進むことがない。なお、車止め10で止め
られる駆動輪は、前輪駆動のときは、前進して各駐車ス
ペースに入った自動車の前輪であり、後輪駆動のとき
は、後進して各駐車スペースに入った自動車の後輪であ
る。また、車止め10が前輪または後輪の一対の駆動輪
の片方に接触するようにすればよい。また、自動車の駆
動輪以外の車輪が車止め10に接触した場合には、車止
め10は、従来の車止め60(図5参照)と同様の働き
をする。
【0012】図4は、車止め10の動作を説明してい
る。図4において、自動車50が矢印53の方向から駐
車場の前記各駐車スペース(段落0011参照)に徐行
して入ってきた場合、自動車50の一対の駆動輪51の
一方の外周が車止め10のローラー20に接触する。な
お、ローラー20の軸33は、駆動輪51の中心51a
よりも低い位置にある。このとき、駆動輪51は矢印5
2の方向に回転しているので、ローラー20が矢印26
の方向に回転する。このため、駆動輪51の回転力はロ
ーラー20の回転力となり、駆動輪51の外周と舗装面
41との間の摩擦力が小さくなって、駆動輪51は舗装
面41に対してスリップする。この結果、駆動輪51の
矢印53の方向の進行は、止められる。したがって、駆
動輪51が勢いよく車止め10に当接した場合でも、上
述のようにして、駆動輪51の矢印53の方向の進行が
止まる。このため、自動車50の矢印53の方向の進行
が止まり、自動車50が確実に停止する。
【0013】なお、この実施の形態のように、車止め1
0が駆動輪の一方にのみ設置されている場合でも、通
常、駆動輪間には差動装置が配置されているので、車止
め10が設置されている側の駆動輪がいわゆる空転する
ことにより、車止め10が設置されていない側の駆動輪
は舗装面41との間の摩擦力により停止状態を保持す
る。
【0014】なお、上記実施の形態において、車止め1
0が前輪または後輪の一対の駆動輪の両方に接触するよ
うにしてもよい。また、弾性体として圧縮コイルばね3
5が使用されているが、これに限定されず、弾性体とし
てゴム等を使用してもよい。また、摩擦部材34の形状
は、円板状に限定されず、たとえば、任意の形状の板状
にしてもよい。また、車止め10を設置する駐車場の舗
装面41の代わりに舗装してない路面としてもよい。こ
のときは、車止め10を舗装してない路面に接着するこ
とはできないので、杭36等により車止め10を舗装し
てない路面に固定することになる。
【0015】
【発明の効果】本願の第1の発明に係る車止めによれ
ば、ローラーが自動車の駆動輪の外周に接触したとき
に、前記ローラーが前記自動車の駆動輪の回転により回
転する。このため、前記駆動輪が路面に対してスリップ
するので、車止めにより自動車の進行を確実に止めるこ
とができる。
【0016】さらに、第2の発明により、上記第1の発
明の効果とともに、前記摩擦力を調節することにより、
たとえば、人が足で前記ローラーを踏んだ程度では、前
記ローラーが回転しないようにすることができる。これ
により、人が誤って前記ローラーを足で踏んだ場合にお
いても、前記ローラーの回転により人が転倒することを
防ぐことができる。
【0017】さらに、第3の発明により、上記第2の発
明の効果とともに、前記ローラーを前記摩擦部材の方向
に付勢する弾性体が配設されているので、容易に前記ロ
ーラーの回転に対して摩擦力を与えることができる。こ
のため、上記第2の発明に係る車止めを容易に構成する
ことができる。
【0018】さらに、第4の発明により、上記第2の発
明の効果とともに、摩擦部材を車止めに装着するための
特別の取付け具が不要である。このため、摩耗した摩擦
部材を摩擦してない摩擦部材と交換することが容易にな
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本願発明の実施の形態に係る車止めの概略を示
す斜視図である。
【図2】図1の車止めを拡大して示す正面図である。
【図3】図1の車止めの使用例を示す平面図である。
【図4】図1の車止めの動作を説明する説明図である。
【図5】従来の車止めを示す説明図である。
【符号の説明】
10 車止め 20 ローラー 31、32 支持具 33 軸 34 摩擦部材 34a 摩擦部材の貫通孔 35 圧縮コイルばね(弾性体) 50 自動車 51 自動車の駆動輪

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 自動車の駐車場に設置される車止めにお
    いて、 ローラーと、支持具とを備え、 前記支持具が前記ローラーを回転可能に支持し、 前記ローラーが前記自動車の駆動輪の外周に接触したと
    きに、前記ローラーが前記自動車の駆動輪の回転により
    回転することを特徴とする車止め。
  2. 【請求項2】 請求項1に記載した車止めにおいて、 前記ローラーの回転に対して摩擦力を与える摩擦部材が
    配置されていることを特徴とする車止め。
  3. 【請求項3】 請求項2に記載した車止めにおいて、 前記ローラーを前記摩擦部材により付与される摩擦力を
    増大する方向に付勢する弾性体が配設されていることを
    特徴とする車止め。
  4. 【請求項4】 請求項2に記載した車止めにおいて、 前記摩擦部材の形状はリング状であり、前記摩擦部材が
    前記ローラーと前記支持具との間に配置され、前記ロー
    ラーの軸が前記摩擦部材の貫通孔を挿通することを特徴
    とする車止め。
JP2001202431A 2001-07-03 2001-07-03 車止め Pending JP2003013625A (ja)

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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2006342638A (ja) * 2005-06-08 2006-12-21 Isamu Koitabashi 動輪キラー
CN110055916A (zh) * 2019-04-30 2019-07-26 黄珍 一种公路用限速装置
KR102599804B1 (ko) * 2023-04-04 2023-11-07 김태봉 부두용 회전형 차막이

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CN110055916B (zh) * 2019-04-30 2021-03-30 李雯雯 一种公路用限速装置
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