JP2003012282A - 多用途ジャッキ - Google Patents

多用途ジャッキ

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JP2003012282A
JP2003012282A JP2001193204A JP2001193204A JP2003012282A JP 2003012282 A JP2003012282 A JP 2003012282A JP 2001193204 A JP2001193204 A JP 2001193204A JP 2001193204 A JP2001193204 A JP 2001193204A JP 2003012282 A JP2003012282 A JP 2003012282A
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Takashi Tomita
孝 冨田
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 自動車を幅広の側溝を通過させる際、側溝等
に車輪を落とした場合の脱出の際、或いは自動車の点検
修理で車体を持ち上げる際に、これを車両の下に配して
安定状態で容易に上昇させ又は通過させ得るようにする
こと。 【解決手段】 油圧ポンプ2と、これで駆動されるシリ
ンダ装置3と、自動車の車輪を載せ又は通過させるため
の台座5と、台座5を水平状態を保持して昇降動させる
昇降駆動機構であって、シリンダ装置3のシリンダロッ
ド4の伸縮で起伏動作する駆動アーム8及び従動アーム
9からなる昇降駆動機構と、これらを支持する本体枠1
とで構成し、台座5の両側部にこれを拡張する補助台座
を着脱自在に取り付け、かつ台座5の中央部に円形平板
を着脱自在かつ回転自在に配した多用途ジャッキ。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、自動車の車輪を幅
広の側溝を安全に通過させる際に、脱輪から脱出させる
際に、故障車両の修理又は点検の際に、車両を持ち上げ
るために使用する多用途ジャッキに関するものである。
【0002】
【従来の技術】これまで自動車の故障の際又は点検の際
等に車体の一部を持ち上げるために使用するジャッキは
よく知られている。しかしこの種のジャッキは、自動車
の底部のジャッキ掛けに係止させて使用するもので、他
の種々の目的のために兼用できるものではなかった。
【0003】たとえば、自動車の車輪を幅広の側溝を渡
って安全に通過させる際、溝中等に落輪した車輪を持ち
上げて脱出させる際、或いは故障で点検修理をするため
に車体を持ち上げる際等に、前記のようなジャッキを使
用することはできず、一つのジャッキで、これらを行う
ことができる多用途ジャッキはこれまでに無かった。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】本発明は、このような
従来技術の問題点を解決し、自動車の車輪を幅広の側溝
を渡って安全に通過させる際に、脱輪した車輪を上昇さ
せて脱出させる際に、或いは故障で点検修理をするため
に車体を持ち上げる際に、これを自動車の下に持ち込ん
で、この自動車を安定した状態で安全に持ち上げること
ができる多用途ジャッキを提供することを解決の課題と
する。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明の1は、油圧ポン
プと、上記油圧ポンプの供給する圧油で駆動されるシリ
ンダ装置と、対象物をその上に載せ又はその上を通過さ
せるための台座と、上記台座を水平状態を保持しながら
昇降させる昇降駆動機構であって、上記シリンダ装置の
シリンダロッドの伸縮で動作する昇降駆動機構と、以上
の構成要素を直接又は間接に支持する本体枠と、で構成
した多用途ジャッキに於いて、上記台座の両側部の一方
又は双方に該台座を拡張する補助台座を着脱自在に取り
付け、かつ上記台座の中央部に補助アダプタを着脱自
在、かつ回転自在に配した多用途ジャッキである。
【0006】本発明の2は、本発明の1の多用途ジャッ
キに於いて、前記昇降駆動機構を、前記シリンダ装置の
シリンダロッドの伸縮動作によって起伏駆動される駆動
アームであって、基端を前記本体枠に回動自在にピン結
合し、先端を前記台座に回動自在にピン結合した駆動ア
ームと、上記駆動アームと平行状態に配する従動アーム
であって、基端を前記本体枠に回動自在にピン結合し、
かつ先端を前記台座に、該台座に先端をピン結合した上
記駆動アームと相まって、これを水平に保持し得るよう
にピン結合した従動アームと、で構成した多用途ジャッ
キしである。
【0007】本発明の3は、本発明の1又は2の多用途
ジャッキに於いて、前記補助アダプタとして、表面に滑
り止めを形成し、かつ下部中央に前記台座の中央に開口
した結合孔に回動自在に挿入する結合棒を垂下した円形
平板を採用した多用途ジャッキである。
【0008】本発明の4は、本発明の1又は2の多用途
ジャッキに於いて、前記補助アダプタとして、上面に平
行に立ち上げた二条の突条でその間に係止溝を構成して
なる係止片と、該係止片をその係止溝と直交する方向に
スライド自在に支持する方形平板であつて、その下部中
央に前記台座の中央に開口した結合孔に回動自在に挿入
する結合棒を垂下した方形平板を採用した多用途ジャッ
キである。
【0009】
【発明の実施の形態】本発明は、道路の側溝の中などに
も入るように、幅狭の本体枠の中に組み込んだ多用途ジ
ャッキであって、これを溝中に配して上昇させ、渡り板
を構成して、自動車を安全に通過させたり、脱輪した車
輪を持ち上げて溝中から脱出させたり、或いは故障で点
検修理をするために車体を持ち上げたり等に用いる多用
途ジャッキに関するものである。その基本的な構成は、
本体枠と、これに組み込んだ油圧ポンプ、シリンダ装
置、台座、補助台座、昇降駆動機構及び補助アダプタと
からなるものでる。
【0010】前記本体枠は、前記各部材をこれに組み込
んで支持するものであり、充分な強度を有するものであ
る必要がある。概ね、平面から見て長方形の各辺に沿っ
た金属板状の枠部材からなり、道路の側溝の中に装入可
能なように幅狭に構成するのがよい。
【0011】前記油圧ポンプは、オイル物質を媒体とし
て用いた機械動力を流体動力に変換する圧力ポンプであ
って、後述のシリンダ装置を動かすことができる容量の
もので、加圧した状態を常圧に戻すためのバルブが付設
したものあればどのようなものでも良い。またその加圧
機構も、足踏み式でも、操作棒を手で上下に動かす方式
でもよく、その方式は問わない。
【0012】前記シリンダ装置は、概ね、その内部に往
復運動するピストンが装着されている円筒形装置及びそ
の円筒形装置の先端を貫通して上記ピストンに結合した
シリンダロッドからなるものであり、云うまでもなく、
前記油圧ポンプから供給された流体動力により上記ピス
トンが直線運動を生じ、これを上記シリンダロッドを介
して前記昇降駆動機構に伝達し、これを昇降駆動させる
ものである。
【0013】前記台座は、自動車の車輪や車両本体等の
対象物を安定した状態で受けることができるような構成
のものであれば良い。その表面は、上記の趣旨から、平
坦で広いものが好ましい。そして前記台座の両側部の一
方又は双方には前記補助台座を着脱自在に取り付けられ
るようにしたものである。該補助台座は、上記のよう
に、台座の両側部の一方又は双方に着脱自在に取り付け
て該台座を必要に応じて拡張するためのものである。
【0014】前記台座の両側部の一方又は双方への補助
台座の着脱自在な取付手段は、特に限定するものではな
く、車両のような大きな重量がかかっても耐えられるも
のであればどのような構成のものでも良い。たとえば、
着脱自在な取付手段は、前記台座の側部に取付枠として
構成することができる。この取付枠は、たとえば、前記
補助台座の側部に下向きの差し込み片を構成し、その差
し込み片を上から差し込むことができる結合スリットを
備えた構成としても良い。
【0015】前記補助台座は、既述のように、必要に応
じて前記台座を拡張するための部材で、その表面は平坦
で通常方形に形成するのが適当である。またその一側部
には前記台座の側部に着脱自在に取り付けるための取付
手段を構成する。この取付手段は、前記台座の側部に構
成する取付手段と対応する構成にすべきことは云うまで
もない。
【0016】たとえば、前記台座の取付手段を、前記の
ように、結合スリットを備えた取付枠に構成した場合
は、前記補助台座の側部に、前記結合スリットに上方か
ら差し込むことができる差し込み片を固設し、これを取
付手段とするのが適当であることになる。またこのよう
にして前記台座に取り付けた補助台座は、他の側部の外
端を他の何らかの部材で支えれば、前記台座は頑丈に拡
張されたものとなる。
【0017】そして前記台座が拡張されれば、たとえ
ば、幅広の側溝を渡る場合にその渡り板として使用する
のに好都合である。たとえば、幅広の溝中に本発明の多
用途ジャッキを配置し、その台座を上昇させて溝両側の
高さと一致させ、こうした上で、該台座に補助台座を結
合し、その外側部を溝の該当する側の縁に載せれば、該
台座及び補助台座によってしっかりとした渡り板を構成
したこととなり、自動車はその上を通って安全に溝を通
過することができる。
【0018】自動車が幅広の溝に脱輪した場合も同様に
用いられる。この場合も同様に、溝中に本発明の多用途
ジャッキを配置し、その台座を、これに溝に落ちた車輪
を載せた上で上昇させ、これを溝両側の高さと一致させ
る。その後、該台座に補助台座の一側部を結合し、他側
部を溝の該当する側の縁に載せ、こうした上で、自動車
を補助台座で渡り板を構成した側に移動させ、安全に広
い溝からの脱出を図ることができる。
【0019】前記昇降駆動機構は、前記台座を、常に水
平状態を保持しつつ昇降させ得る機構であればどのよう
な構成のそれを採用しても良い。たとえば、次のような
構成を採用することができる。前記昇降駆動機構は、前
記シリンダロッドの伸縮動作によって起伏駆動される駆
動アームであって、基端を前記本体枠に回動自在にピン
結合し、先端を前記台座に回動自在にピン結合した駆動
アームと、上記駆動アームと平行状態に配する従動アー
ムであって、基端を前記本体枠に回動自在にピン結合
し、かつ先端を前記台座に、該台座に先端をピン結合し
た上記駆動アームと相まって、これを水平に保持し得る
ようにピン結合した従動アームとで構成することができ
る。
【0020】前記補助アダプタは、前記台座の中央部に
着脱自在、かつ回動自在に取り付けるものである。たと
えば、前記補助アダプタは、その表面に滑り止めを形成
し、かつ下部中央には回動自在に挿入する結合棒を垂下
した円形平板に形成することができる。この場合は、云
うまでもなく、前記台座の中央部に、予め上記結合棒が
挿入できる結合孔を穿設しておく必要がある。このよう
に構成した補助アダプタを用いると、その上に脱輪した
自動車の車輪等を載せた際にスリップすることなく確実
に受け止め得るものであり、台座の上昇等に伴って車輪
の向きが多少変わっても、該補助アダプタが回動可能な
ので、問題なくこれに対応し、その結果、作業が容易に
なると共に安全が確保される。
【0021】前記補助アダプタは、また、その上面に平
行に立ち上げた二条の突条でその間に係止溝を構成して
なる係止片と、該係止片をその係止溝と直交する方向に
スライド自在に支持する方形平板であつて、その下部中
央に前記台座の中央に開口した結合孔に回動自在に挿入
する結合棒を垂下した方形平板に構成することもでき
る。
【0022】このような補助アダプタを用いた本発明の
多用途ジャッキで、自動車のジャッキアップを行った場
合は、上記係止溝に車両の底部に付設されている凸状ジ
ヤッキ掛けが該アダプタの係止溝に確実に係止されるの
で、車両を点検修理する際に車体を安全に持ち上げるこ
とができるようになる。車両が何らかの理由で若干回動
する場合にもこれに対応することができる。
【0023】次に本発明の多用途ジャッキの使用方法に
ついて説明する。まず自動車の片方の前輪を道路の側溝
に脱輪させてしまった場合の用法を説明する。初めに脱
輪した自動車のサイドブレーキを引いて、全ての車輪が
動かないように安全な状態にしておく。次いで側溝の中
の脱輪した車輪の直下の異物を取り除き、そうした上
で、該側溝の中の該位置に本発明の多用途ジャッキを配
置する。この多用途ジャッキは、側溝の幅との関係もあ
るが、通常、該側溝と平行な向きに置くのが適当であ
り、またそのようにしか置けない場合も多い。
【0024】その後、油圧ポンプを加圧操作し、これに
よってシリンダ装置のシリンダロッドを伸長させると、
該シリンダロッドの伸長に伴い、これに連結した昇降駆
動機構が動作してこれにピン結合した台座を水平状態を
保持しつつ上昇させる。該台座がこうして上昇すると、
いずれその上面に脱輪した車輪が当接し、載置状態にな
る。この状態で、一旦油圧ポンプの加圧操作を停止す
る。
【0025】この状態で脱輪した車輪が、前記台座上に
安全な状態で載っていることを確認し、その後、更に油
圧ポンプの加圧操作を行い、シリンダ装置のシリンダロ
ッドを伸長させ、昇降駆動機構を上昇動作させ、これに
よって上昇する台座で脱輪した車輪を上昇させ、該車輪
の下端を側溝の上端のレベルまで持ち上げる。ここで視
覚によって脱輪した車輪と側溝とに殆ど隙間が無く、脱
輪から脱出できると判断した場合には、自動車のエンジ
ンを掛けて、適切なハンドル操作を行って脱輪状態から
脱出する。
【0026】また視覚によって脱輪した車輪と側溝との
間に、車輪が落ち込むおそれのある隙間があると判断し
た場合には、台座の該当する側部にこれを拡張する補助
台座を取り付け、該補助台座の反対側の縁を側溝の該当
する側壁上縁に載せるようにする。こうして前記隙間に
渡り板を掛けた状態にした上で、前述のように自動車の
エンジンを掛けて、該補助台座の上を渡って脱輪状態か
ら脱出することができる。
【0027】脱輪状態から脱出した後は、油圧ポンプの
加圧状態を解除しバルブを開いて圧力を抜き、常圧に戻
せばシリンダロッドが収縮して、前記台座は下降し元の
位置に戻る。こうした上で後片付けをする。
【0028】また自動車が、その車輪直径より大きい溝
を越えて渡ろうとする場合は、次のように使用すること
ができる。この場合には、本発明の多用途ジャッキを該
溝中に配し、その台座を既述のようにしてその上面が溝
両側の上面と同一高さになるまで上昇させ、そうした上
で、該台座の一方の側部又は双方の側部にこれを拡張す
る補助台座を取り付け、該補助台座の反対側側部を該溝
の該当する側壁上端に載せるようにする。こうしてその
溝に台座と補助台座とにより渡り板を配した状態にし、
自動車を該台座及び該補助台座の上を通って、溝を通過
させることができる。
【0029】また自動車の点検修理を要する場合は、下
記のように、一般の用法に従って用いることができる。
即ち、この場合には台座に方形平板に形成した補助アダ
プタを取り付け、その補助アダプタの係止溝に自家用車
の下面に付設されている凸状ジヤッキ掛けを係止し、そ
の後、油圧ポンプを加圧操作すれば、既述のように、台
座を上昇させることができ、自動車を必要な高さに持ち
上げることができる。
【0030】
【実施例】以下、本発明の多用途ジャッキの一実施例を
図面を参照しながら詳細に説明する。図1は本発明の
1、2及び3を適用した多用途ジャッキの一実施例の平
面説明図、図2はその本体枠の側枠を切り欠いた状態の
側面説明図、図3は本発明の1を適用した多用途ジャッ
キの補助台座を示しており、(a)は該補助台座の概略斜
視図、(b)は補助台座を結合して片側を拡張した状態の
台座の一部切欠概略斜視図、(c)は該補助台座を用いて
台座の両側を拡張し幅広の側溝の上を渡れるようにした
状態の縦断側面説明図、図4は本発明の3を適用した多
用途ジャッキの補助アダプタを円形平板に構成したもの
を示しており、(a)は該円形平板の表面の概略斜視図、
(b)は該円形平板の下部の概略斜視図、(c)は台座の概略
斜視図、図5は本発明の4を適用した多用途ジャッキの
補助アダプタを方形平板に形成したものを示しており、
(a)は方形平板の概略平面図、(b)は該方形平板の概略側
面図、(c)は該方形平板の概略正面図である。
【0031】<実施例>図1、図2に示すように、本体
枠1を両側部枠1a、1a及び両端部枠1b、1bから
なる平面から見て長方形の箱枠状に構成し、この本体枠
1の内側に油圧ポンプ2と、シリンダ装置3と、台座5
と、昇降駆動機構とを取り付ける。
【0032】前記油圧ポンプ2は、その先端側をシリン
ダ装置3の後端に連結して一体に構成し、前記本体枠1
中に該シリンダ装置3及び油圧ポンプ2を配する。この
とき、シリンダ装置3の先端側を前記本体枠1の中央側
を向けて配し、かつその後端側の油圧ポンプ2の後端を
本体枠1の両側部枠1a、1aに起伏自在にピン結合す
る。図中2aは該ピン結合用の軸である。したがって前
記シリンダ装置3のシリンダロッド4は、前記本体枠1
の中央側で伸縮する状態になる。
【0033】前記台座5は、図1及び図2に示すよう
に、その平面形状を方形に、かつ上面を平坦に構成した
ものである。その両側部には後記補助台座11の取付用
の取付枠6をそれぞれ構成し、中央部には後記補助アダ
プタを取り付けるための結合孔7を穿設し、かつその下
部には前記昇降駆動機構を結合したものである。なお前
記各取付枠6は、その上方から下方に貫通する結合用の
スリットを備えたものである。
【0034】前記昇降駆動機構は、駆動アーム8と両側
の二つの従動アーム9、9とによって構成したものであ
る。図1及び図2に示すように、上記駆動アーム8は、
その基端を前記本体枠1の両側部枠1a、1aに回動自
在にピン結合し、先端を前記台座5の下部に回動自在に
ピン結合する。図中10aは前者のピン結合用の軸であ
り、10bは後者のピン結合用の軸である。また該駆動
アーム8の基部には、上記軸10aより更に端部側に前
記シリンダ装置3のシリンダロツド4の先端を回動自在
にピン結合する。
【0035】他方、前記従動アーム9、9は、それぞれ
前記駆動アーム8より側方で本体枠1の側部枠1a、1
aの内側に沿って配置し、それぞれの基部を側部枠1
a、1aに軸10c、10cを用いて回動自在にピン結
合する。両従動アーム9、9は、前記駆動アーム8と平
行状態を保持しつつその先端を前記台座5の下部にピン
結合する。これらのピン結合は軸10d、10dによっ
て行う。なおこのように両従動アーム9、9を前記台座
5の下部にピン結合する際に、該台座5の上面が水平を
保持するように結合部位の位置決めを行うべきことは云
うまでもない。
【0036】このように前記駆動アーム8及び二つの従
動アーム9、9を結合した昇降駆動機構を構成すると、
前記シリンダロッド4の伸縮によって前記駆動アーム8
が起伏し、これに伴って従動アーム9、9も該駆動アー
ム8に平行状態を維持しながら起伏することとなる。こ
れらの駆動アーム8及び従動アーム9、9をそれぞれの
端部で本体枠1の側部枠1a、1a又は台座5の該当す
る部位に結合する軸10a、10b、10d、10c間
を結ぶ仮装線は常に平行四辺形を描くように位置決めさ
れるものであり、これによって、図2に示すように、前
記台座5は、該駆動アーム8及び従動アーム9、9の起
伏による昇降動作をする際に、常に、当初の水平状態を
保持し得ることとなるものである。
【0037】ところで前記台座5には、補助台座11を
着脱自在に取り付ける。上記補助台座11は、図3(a)
に示すように、方形平板の一側部に板状の取付片12を
垂下して形成し、図3(b)に示すように、前記台座5の
側部に形成した取付枠6のスリットに該取付片12を挿
入して着脱自在に取り付け得るようにする。それ故、自
動車がその車輪の直径より広い幅広の溝を渡る必要があ
る際には、図3(c)に示すように、この実施例の多用途
ジャッキを該溝に配置し、かつその台座5を溝両側の高
さと一致するまで上昇させた上で、該台座5の両側部に
各々該補助台座11を取り付け、各補助台座11の反対
側側部を該溝の該当する側壁上部の縁部に載せ、こうし
て該台座5及び該補助台座11、11で該溝にいわゆる
渡り板を構成することにより、この上を通って、自動車
が溝を安全に通過できるようになる。
【0038】また前記台座5には、二種類の補助アダプ
タを回動自在かつ着脱自在に取り付け得るようにする。
その一つは、図4(a)に示すように、表面に滑り止めの
凹凸を設けた円形平板13であり、この円形平板13
は、図4(b)に示すように、その下部中央に結合棒13
aを垂下構成し、図4(c)に示すように、前記台座5
に、その中央部に開口した結合孔7に該結合棒13aを
挿入することで、回動自在に取り付け得るように構成し
たものである。
【0039】またもう一つは、図5(a)、(b)及び(c)に
示すように、方形平板15であり、これは、平行に立ち
上げた二条の突条15a、15bでその間に係止溝16
を構成してなる係止片17をその上面に配し、かつその
下面中央に前記台座5の中央に開口した結合孔7に回動
自在に挿入し得る結合棒13bを垂下固設したものであ
る。なお前記係止片17は、該方形平板15の上面に、
前記係止溝16と直交する方向にスライド自在に配され
ている。
【0040】図1及び図2中、14は本体枠1の中央部
付近を補強する補強軸である。
【0041】次にこの実施例の多用途ジャッキの用例を
説明する。まず片方の前輪を幅広の側溝に脱輪させてし
まった自動車の脱出に用いる使い方について説明する。
【0042】先ず側溝中の脱輪した自動車の車輪の直下
を異物を除く等をして平坦にした上で、その位置にこの
実施例の多用途ジャッキを置く。次いで、図1及び図2
に示すように、前記油圧ポンプ2の加圧操作部18に操
作棒19を差し込んで、これを上下に動かして加圧操作
する。これによって前記シリンダロッド4が伸長動作す
ると、昇降駆動機構の駆動アーム8が起立動作し、かつ
これに伴う前記従動アーム9の起立動作が生じ、それぞ
れの先端にピン結合した前記台座5を水平状態を保持し
つつ上昇させる。この上昇によって該台座5の上面に脱
輪した車輪が当接するに至った時点で、一旦油圧ポンプ
2への加圧操作を停止させる。この状態で車輪が前記台
座5に安全な状態で載ったことを確認し、次いで更に前
記油圧ポンプ2の加圧操作を加えて該台座5を上昇さ
せ、その上面が側溝の上端のレベルにほぼ一致するまで
持ち上げる。
【0043】ここで視覚によって前記台座5と側溝との
間に殆ど隙間が無く、そのまま移動させるだけで車輪が
溝から脱出できると判断した場合には、自動車のエンジ
ンを掛けて適切なハンドル操作を行って溝外に脱出すれ
ばよい。
【0044】また視覚によって台座5と側溝との間に、
車輪が落ち込むおそれのある隙間があると判断した場合
には、前記台座5にこれを拡張する前記補助台座11
を、前記のようにして取り付け、図3(c)に略示したよ
うに、該各補助台座11、11の反対側側部を側溝の側
壁上端付近に載せる。このようにして台座5側溝の側壁
との間に隙間を無くした上で、自動車のエンジンを掛
け、適切なハンドル操作によって補助台座11上を通過
して脱輪状態から脱出することができる。なお前記補助
台座11、11は、台座5の自動車が脱出する側の側部
にのみ取り付けることとしても良いが、両側に取り付け
た方が安定するので好ましい。
【0045】自動車が脱輪状態から脱出した後は、前記
補助台座11、11を取り外した上で、前記油圧ポンプ
2のバルブを開いて圧力を抜き常圧に戻せば前記シリン
ダロッド4が収縮して、前記駆動アーム8及び従動アー
ム9は伏動作し、これに伴って前記台座5は下降し元の
位置に戻る。その後、前記側溝から該多用途ジャッキを
取り出す。
【0046】また自動車がその車輪直径より大きい幅広
の側溝を渡ろうとする場合の用い方について説明する。
この場合には、まず、該当する側溝の底部にこの実施例
の多用途ジャッキを配し、その台座5を、既述のように
操作して、その上面の高さを該側溝の上面レベルと概ね
一致させる。その後、該台座5の両側部にこれを拡張す
る前記補助台座11を、既述のようにして、取り付け、
該補助台座11の反対側側部を側溝の側壁上端付近に載
せる。こうして必要な部位に渡り板を載せたような状態
にし、この上を通って自動車が通過できるようにする。
【0047】更にまた自動車の点検修理等に用いる場合
の用い方について説明する。この場合には、前記台座5
に、既述のようにして、前記方形平板15を取り付け、
該方形平板15の前記係止溝16に自動車の底面に付設
されている凸状ジヤッキ掛けを係止させ、確実に係止し
ていることを確認した上で、既述のように操作して、該
台座5を上昇させ、適度の高さのところで安全を確認し
た上で点検修理作業を行えばよい。
【0048】<実施例の多用途ジャッキのテスト使用結
果> 普通幅の側溝に脱輪した自動車の脱輪脱出に用いた結
果では、一人で容易かつ安全に短時間で車を傷つけるこ
と無く脱輪状態から脱出させることができた。 自動車がその車輪直径より大きい幅広の側溝を渡ろう
とする際に用いた結果では、前記台座5に前記補助台座
11を取り付けて幅広の側溝に渡り板を渡したようにし
たので、その上を安全に渡ることができた。 自動車の点検修理に用いた結果では、前記台座5に前
記方形平板15を取り付けて、その係止溝16に自動車
の底面に構成してある凸状ジャッキ掛けを確実に係止さ
せることができて、安定した状態で車を持ち上げて安全
に点検修理作業を行うことができた。
【0049】
【発明の効果】従って、本発明の1の多用途ジャッキに
よれば、コンパクトな本体枠中に収めた構成であるの
で、これを脱輪している側溝の中へ一人で運び入れて、
容易に、安全に、かつ短時間で自動車を傷つけること無
く、脱輪した車輪を持ち上げて脱出することができる。
また前記のようにコンパクトに構成した物であるため、
自動車のトランク等に収納して容易に持ち運びできるも
のである。
【0050】また持ち上げる台座を常に水平状態を維持
するように構成したので、安定した状態で脱輪した車輪
や車体を保持することができる。
【0051】また自動車の車輪が幅広の側溝を越えて渡
る場合や、幅広い側溝等への脱輪から車輪を脱出させる
場合に、台座と側溝との間に大きな隙間が生じていて
も、台座に補助台座を取り付けることによって上記側溝
の上に渡り板を構成したような状態になるので、この上
を通って安全に通過又は脱出することができる。
【0052】更に補助アダプタを用意したので、故障し
た自動車の点検修理の際に持ち上げたり、重量の重い物
体を持ち上げたりする際などの多目的用途に利用するこ
とができる。
【0053】本発明の2の多用途ジャッキによれば、そ
の昇降駆動機構を常に平行四辺形を形成する四節機構の
原理を応用して構成したので、台座を常に水平に維持し
ながら昇降させる機構を簡単に構成することができる。
【0054】本発明の3の多用途ジャッキによれば、台
座に補助アダプタとして円形平板を取り付けることで、
この上に載せる車輪や物体をスリップを起こさせること
なく安定した状態で受け止めて安全に上昇させることで
きるようになる。
【0055】本発明の4の多用途ジャッキによれば、台
座に補助アダプタとして方形平板を取り付けることで、
自動車の点検修理の際に、その係止溝に車の底面に付設
されている凸状ジヤッキ掛けを確実に係止することがで
きるので、自動車を安定した状態で持ち上げて作業を行
うことができるようになる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の1、2及び3を適用した多用途ジャッ
キの一実施例の平面説明図。
【図2】本発明の1、2及び3を適用した多用途ジャッ
キの一実施例の、本体枠の側枠を切り欠いた状態の側面
説明図。
【図3】(a)は本発明の1を適用した多用途ジャッキの
補助台座の概略斜視図。(b)は(a)の補助台座を結合して
片側を拡張した状態の台座の一部切欠概略斜視図。(c)
は側溝中に配した多用途ジャッキについて、その台座の
両側を(a)の補助台座を用いて拡張した状態を示した正
面説明図。
【図4】(a)は本発明の3を適用した補助アダプタであ
る円形平板の表面の概略斜視図。(b)は(a)の円形平板の
下部の概略斜視図。(c)は台座の概略斜視図。
【図5】(a)は本発明の4を適用した補助アダプタであ
る方形平板の概略平面図。(b)は(a)の方形平板の概略正
面図側面図。(c)は(a)の方形平板の概略正面図。
【符号の説明】
1 本体枠 1a 側部枠 1b 端部枠 2 油圧ポンプ 2a 軸 3 シリンダ装置 4 シリンダロッド 5 台座 6 取付枠 7 結合孔 8 駆動アーム 9 従動アーム 10a、10b、10c、10d 軸 11 補助台座 12 取付片 13 円形平板 13a、13b 結合棒 14 補強軸 15 方形平板 15a、15b 突条 16 係止溝 17 係止片 18 加圧操作部 19 操作棒

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 油圧ポンプと、 上記油圧ポンプの供給する圧油で駆動されるシリンダ装
    置と、 対象物をその上に載せ又はその上を通させるための台座
    と、 上記台座を水平状態を保持しながら昇降させる昇降駆動
    機構であって、上記シリンダ装置のシリンダロッドの伸
    縮で動作する昇降駆動機構と、 以上の構成要素を直接又は間接に支持する本体枠と、で
    構成した多用途ジャッキに於いて、 上記台座の両側部の一方又は双方に該台座を拡張する補
    助台座を着脱自在に取り付け、かつ上記台座の中央部に
    補助アダプタを着脱自在、かつ回転自在に配した多用途
    ジャッキ。
  2. 【請求項2】 前記昇降駆動機構を、 前記シリンダ装置のシリンダロッドの伸縮動作によって
    起伏駆動される駆動アームであって、基端を前記本体枠
    に回動自在にピン結合し、先端を前記台座に回動自在に
    ピン結合した駆動アームと、 上記駆動アームと平行状態に配する従動アームであっ
    て、基端を前記本体枠に回動自在にピン結合し、かつ先
    端を前記台座に、該台座に先端をピン結合した上記駆動
    アームと相まって、これを水平に保持し得るようにピン
    結合した従動アームと、で構成した請求項1の多用途ジ
    ャッキ。
  3. 【請求項3】 前記補助アダプタとして、表面に滑り止
    めを形成し、かつ下部中央に前記台座の中央に開口した
    結合孔に回動自在に挿入する結合棒を垂下した円形平板
    を採用した請求項1又は2の多用途ジャッキ。
  4. 【請求項4】 前記補助アダプタとして、上面に平行に
    立ち上げた二条の突条でその間に係止溝を構成してなる
    係止片と、該係止片をその係止溝と直交する方向にスラ
    イド自在に支持する方形平板であつて、その下部中央に
    前記台座の中央に開口した結合孔に回動自在に挿入する
    結合棒を垂下した方形平板を採用した請求項1又は2の
    多用途ジャッキ。
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