JP2003011798A - 情報提供方法及び情報提供装置及びそのコンピュータ・プログラムとコンピュータ読み取り可能な記憶媒体 - Google Patents

情報提供方法及び情報提供装置及びそのコンピュータ・プログラムとコンピュータ読み取り可能な記憶媒体

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JP2003011798A
JP2003011798A JP2001204892A JP2001204892A JP2003011798A JP 2003011798 A JP2003011798 A JP 2003011798A JP 2001204892 A JP2001204892 A JP 2001204892A JP 2001204892 A JP2001204892 A JP 2001204892A JP 2003011798 A JP2003011798 A JP 2003011798A
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Kenichi Ikeda
健一 池田
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Mazda Motor Corp
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 車両へのオプション部品の取り付け可能性に
関する情報を、ユーザに提供する。 【解決手段】 情報センターでは、ユーザ端末より取得
したユーザまたは車両を特定する識別情報と、その車両
に取り付けを希望するオプション部品の識別情報とを検
索キーとして記憶装置を参照し、その識別情報に対応す
る特定車両の3次元形状に関する情報と、特定オプショ
ン部品の3次元形状に関する情報とを取得し、当該特定
車両への特定オプション部品の取り付け可能性を判断す
る。ユーザ端末には、判断結果を表わす画面情報が提供
される。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、情報提供方法及び
情報提供装置の分野に関し、例えば、インターネット等
の電気通信回線を利用して各種情報の提供を行なう情報
提供方法及び情報提供装置の分野に関する。
【0002】
【従来の技術】近年、インターネット等の電気通信回線
を利用して、情報センターから、ユーザが所有するパー
ソナル・コンピュータ、携帯電話、PDA(携帯情報端
末)等の各種の情報処理端末に対して、各種情報の提供
を行なう情報提供サービスが普及している。
【0003】このような情報提供サービスを利用すれ
ば、情報処理端末のユーザは、所望の情報を効率的に取
得することができ、利便性が高い。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】ところで、自動車の一
般的なユーザは、所望のオプション部品を購入するのに
先立って、そのオプション部品が当該ユーザの所有する
自動車に、物理的に、或いは性能的に、取り付けられる
かを判断する必要がある。この判断は、一般に、サービ
ス工場や自動車部品の販売店等の店頭で行われることが
多いが、正確な判断をユーザが短時間で行なうのは容易
なことではなく、判断に迷ったり、購入したオプション
部品を取り付けるに際して、はじめて取り付けられない
ことに気が付く場合もある。
【0005】そこで本発明は、近年普及している各種の
情報提供サービスを実現可能な通信設備環境において、
車両へのオプション部品の取り付け可能性に関する情報
を、ユーザに提供する情報提供方法及び情報提供装置及
びそのコンピュータ・プログラムとコンピュータ読み取
り可能な記憶媒体の提供を目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記の目的を達成するた
め、本発明に係る情報提供装置は、以下の構成を特徴と
する。
【0007】即ち、電気通信回線を介して双方向通信可
能に接続された情報処理端末に対して、情報提供を行な
う情報提供装置であって、第1の記憶装置にアクセス
し、その第1の記憶装置に格納されている複数種類の車
両の3次元形状に関する情報を取得可能な車両情報取得
手段と、前記車両情報取得手段を制御することにより、
前記情報処理端末より取得したところの、ユーザまたは
車両を特定する識別情報を検索キーとして前記第1の記
憶装置を参照し、その識別情報に対応する特定車両の3
次元形状に関する情報を取得する車両情報特定手段と、
第2の記憶装置にアクセスし、その第2の記憶装置に格
納されている複数種類のオプション部品の3次元形状に
関する情報を取得可能な部品情報取得手段と、前記部品
情報取得手段を制御することにより、前記情報処理端末
より取得したところの、前記特定車両に取り付けを希望
するオプション部品を特定する識別情報を検索キーとし
て前記第2の記憶装置を参照し、その識別情報に対応す
る特定オプション部品の3次元形状に関する情報を取得
する部品情報特定手段と、前記車両情報特定手段によっ
て取得した前記特定車両の3次元形状に関する情報と、
前記部品情報特定手段によって取得した前記特定オプシ
ョン部品の3次元形状に関する情報とに基づいて、前記
特定オプション部品の前記特定車両への取り付け可能性
を判断する取り付け可能性判断手段と、前記取り付け可
能性判断手段による判断結果を、前記情報処理端末に提
供する情報提供手段とを備えることを特徴とする。
【0008】好適な実施形態において、前記複数種類の
車両の3次元形状に関する情報と、前記複数種類のオプ
ション部品の3次元形状に関する情報とは、CAD/C
AEソフトウエアを利用して予め設計されたところの、
それら車両及びオプション部品の3次元形状を含むソリ
ッドモデルであって、前記取り付け可能性判断手段は、
前記特定オプション部品の前記特定車両への取り付け可
能性を判断すべく、前記特定車両のソリッドモデルと、
前記特定オプション部品のソリッドモデルとに基づい
て、前記特定オプション部品を前記特定車両に取り付け
た場合の物理的な干渉チェックを行なうと良い。
【0009】また、好適な他の実施形態において、前記
複数種類の車両の3次元形状に関する情報と、前記複数
種類のオプション部品の3次元形状に関する情報とは、
CAD/CAEソフトウエアを利用して予め設計された
ところの、それら車両及びオプション部品の3次元形状
を含むソリッドモデルであって、前記複数種類のオプシ
ョン部品のソリッドモデルには、それらオプション部品
が前記特定車両に取り付けられた場合の評価情報が含ま
れている場合において、前記取り付け可能性判断手段
は、前記特定オプション部品のソリッドモデルに含まれ
る評価情報に基づいて、前記特定オプション部品が前記
特定車両に取り付けられた場合の強度、信頼性、走行性
能、並びに快適性の少なくとも何れかの解析項目につい
て解析を行なうと共に、その解析の結果に従って取り付
け可能性を判断すると良い。
【0010】また、前記第2の記憶装置は、前記オプシ
ョン部品の製造メーカの管理下にある外部装置であっ
て、前記部品情報取得手段は、前記電気通信回線を介し
て前記第2の記憶装置にアクセスすることにより、前記
特定オプション部品の3次元形状に関する情報を取得す
ると良い。
【0011】また、例えば前記複数種類のオプション部
品の3次元形状に関する情報には、そのオプション部品
を取り付ける際の留意事項に関する情報が含まれてお
り、前記取り付け可能性判断手段は、前記判断結果と共
に、前記特定オプション部品を取り付ける際の留意事項
に関する情報を、前記情報処理端末に提供すると良い。
【0012】好ましくは、前記取り付け可能性判断手段
は、前記特定オプション部品の前記特定車両への取り付
けが不可能であると判断した場合に、取り付けを可能と
するため条件を模索し、条件付きで取り付け可能と判断
した場合には、前記判断結果としてその旨を表わす情報
を、前記情報処理端末に提供すると良い。
【0013】尚、上記の何れの装置構成の場合において
も、例えば、前記電気通信回線にはインターネットが含
まれ、且つ前記情報処理端末は、所定のデータ形式にて
記述されたWebページを閲覧可能なブラウザを備えて
おり、前記情報提供手段は、前記収納可能性判断手段に
よる判断結果を、前記所定のデータ形式にて記述された
Webページのデータファイルとして、前記情報処理端
末に提供すると良い。
【0014】尚、同目的は、上記の各構成を備える情報
提供装置に対応する情報提供方法によっても達成され
る。
【0015】また、同目的は、上記の各構成を備える情
報提供装置及び情報提供方法を、コンピュータによって
実現するプログラムコード、及びそのプログラムコード
が格納されている、コンピュータ読み取り可能な記憶媒
体によっても達成される。
【0016】
【発明の効果】上記の本発明によれば、車両へのオプシ
ョン部品の取り付け可能性に関する情報を、ユーザに提
供する情報提供方法及び情報提供装置及びそのコンピュ
ータ・プログラムとコンピュータ読み取り可能な記憶媒
体の提供が実現する。
【0017】即ち、請求項1、請求項2の発明によれ
ば、ユーザは、取り付けを希望する特定オプション部品
の識別情報と、自分または自分が使用する車両を特定す
る識別情報とを情報処理端末に入力するだけで、その車
両(特定車両)に特定オプション部品を取り付けること
ができるか否かを知ることができ、オプション部品を購
入する際のユーザの利便性の向上を図ることができる。
【0018】また、請求項3の発明によれば、干渉チェ
ックに使用する特定車両及び特定オプション部品のソリ
ッドモデルには、車両メーカや部品メーカにて車両やオ
プション部品が設計・製造される際に生成された3次元
形状情報を採用すれば良く、新たなコストを発生させる
ことなく物理的な干渉チェックを行なうことができ、係
る3次元形状情報の有効活用が図られる。
【0019】また、請求項4の発明によれば、干渉チェ
ックに使用する特定車両及び特定オプション部品のソリ
ッドモデルには、車両メーカや部品メーカにて車両やオ
プション部品が設計・製造される際に生成された3次元
形状情報を採用すれば良く、オプション部品が特定車両
に取り付けられた場合の評価情報には、実機による実験
結果や、CAEソフトウエア等に連携して動作する各種
解析ソフトウエアによる解析結果を採用すれば良く、新
たなコストを発生させることなく、強度、信頼性、走行
性能、或いは快適性の評価を行なうことができ、係る3
次元形状情報、並びに解析結果等の評価情報の有効活用
が図られると共に、特定オプション部品の取り付け後の
状況をユーザは事前に認識することができるので、ユー
ザの利便性の向上が図られる。
【0020】また、請求項5の発明によれば、膨大な種
類のオプション部品の3次元形状に関する情報を、自装
置(情報提供装置)に用意する必要が無いので、現実的
な運用を実現することができる。
【0021】また、請求項6の発明によれば、特定オプ
ション部品を特定車両に取り付ける際の作業を容易にす
ることができる。
【0022】また、請求項7の発明によれば、特定オプ
ション部品を特定車両に取り付ける場合の条件が提示さ
れるので、ユーザは、購入に先立って、オプション部品
を効率良く選択することができる。
【0023】また、請求項8の発明によれば、一般的な
通信設備環境を利用して、現実的な収納可能性判断を行
なうことができる。
【0024】
【発明の実施の形態】以下、本発明に係る情報提供装置
及び情報提供方法の一実施形態を、図面を参照して詳細
に説明する。
【0025】図1は、本実施形態における情報提供シス
テムの全体構成を示す概念図である。
【0026】同図において、2は、電気通信回線の一例
としてのインターネットである。1は、インターネット
2に接続可能な情報センターである。本実施形態におい
て、情報センター1は、ホスト・コンピュータ(Web
サーバを含む)11、ソリッドモデル・データベース1
2、並びにオプション部品データベース13を備える。
【0027】3は、本実施形態において情報センター1
より情報提供を受けることが可能な情報処理端末(以
下、ユーザ端末と称する)であって、情報センター1
は、ユーザが所有するユーザ端末3からの要求に応じ
て、車両へのオプション部品の取り付け可能性を判断
し、その判断結果に関する情報を、対象となるユーザ端
末3に提供する。
【0028】本実施形態において、ユーザ端末3として
は、公衆電話回線等を利用して接続されたプロバイダ
(不図示)を介してインターネット2に接続可能な据置
型のパーソナルコンピュータ31や、公衆無線電話回線
等を利用して接続された無線基地局5を介してインター
ネット2に接続可能な携帯電話33、携帯情報端末(P
DA)33、或いは車両に搭載されたナビゲーションユ
ニット34等の情報処理装置が想定される。これら各形
態のユーザ端末3の装置構成自体は、現在では一般的で
あるため、本実施形態における詳細な説明は省略する。
【0029】また、ホスト・コンピュータ11には、一
般的な汎用コンピュータと、インターネット2を介した
通信機能を備えるサーバ・コンピュータとを適用可能で
あるため、本実施形態における詳細な説明は省略する。
【0030】ここで、情報センター1とユーザ端末3と
は、インターネット通信を行うことが可能な一般的な通
信プロトコル及びインターネットブラウザ機能等のソフ
トウエア(ソフトウエアプログラム)の機能により、ユ
ーザ端末3にて情報センター1固有のURL(Uniform
Resource Locator)が入力されるのに応じて、情報セン
ター1とユーザ端末3とがインターネット2を介して双
方向通信可能に接続され、後述する荷物の収納可能性判
断のための各種データの送受信が可能となる。そして、
ユーザ端末3は、情報センター1から受信した情報に従
ってディスプレイに画面を表示する。
【0031】ソリッドモデル・データベース12には、
本実施形態においてユーザが利用し得る複数種類の車両
(自動車)の3次元形状に関する情報が、車両の識別番
号または車両のユーザを特定可能な識別番号と関連付け
された状態で格納されている。
【0032】本実施形態において、ソリッドモデル・デ
ータベース12に格納されている複数種類の車両の3次
元形状に関する情報は、それら車両の3次元形状を表わ
す所謂ソリッドモデルであって、CAD(Computer aide
d Design)/CAE(Computeraided Engineering)用の汎
用ソフトウエアを利用して、車両メーカ等によって予め
設計された情報であり、本情報提供システムでは、この
システムを構築するための新たなコストを発生させるこ
となく、車両メーカにて車両が設計・製造される際に生
成された3次元形状情報(ソリッドモデル)を有効活用
している。
【0033】そして、車両のソリッドモデルは、対象車
両に関して、少なくとも、完成車両における外形形状及
びその寸法、車室内形状及びその寸法、荷室内形状及び
その寸法を構成する複数種類の各種部材が組み付けられ
た状態を表わすと共に、ドアやトランク等の開閉構造、
座席の前後スライド構造及びリクライニング構造等のよ
うに、車体組み付け部材の可動許容範囲に関する情報が
関連付けされている。
【0034】オプション部品データベース13には、ユ
ーザ端末3のユーザによる車両への取り付け対象となり
得る複数種類のオプション部品(ユーザの車両に既に取
り付け済みのオプション部品を含む)の3次元形状に関
する情報として、CAD/CAE用の汎用ソフトウエア
を利用して、部品メーカ等によって予め設計された3次
元形状を表わすソリッドモデルが格納されており、本情
報提供システムでは、このシステムを構築するための新
たなコストを発生させることなく、部品メーカにてオプ
ション部品が設計・製造される際に生成された3次元形
状情報(ソリッドモデル)を有効活用している。
【0035】そして、オプション部品のソリッドモデル
には、オプション部品が各種車両(企画・設計段階で取
り付けが予め想定されている車両)に取り付けられた場
合の評価情報と、取り付ける際の留意事項に関する情報
とが関連付けされている。ここで、評価情報は、オプシ
ョン部品が設計されるに際して部品メーカにて収集され
たところの、CAEソフトウエア等に連携して動作する
構造解析等の各種解析ソフトウエアによって得られた解
析結果、或いは実験結果である。
【0036】尚、本実施形態では、ソリッドモデル・デ
ータベース12とオプション部品データベース13とが
情報センター1に設けらたシステム構成を例に説明する
が、このシステム構成に限られるものではなく、電気通
信回線を介して外部のデータ・ベースに適宜アクセス
し、必要な情報を取得する構成であっても良い。この場
合、膨大な種類のオプション部品の3次元形状に関する
情報を、自装置(情報提供装置)に用意する必要が無い
ので、現実的な運用を実現することができる。
【0037】次に、情報センター1にて行われるところ
の、オプション部品の取り付け可能性判断を含む情報提
供処理について説明する。
【0038】図2は、本実施形態において情報センター
1のホスト・コンピュータ11が行なう情報提供処理を
示すフローチャートであり、ホスト・コンピュータ11
の不図示のCPUが実行するソフトウエアの処理手順を
示す。
【0039】同図において、ステップS1〜ステップS
3:情報センター1による情報提供サービスの会員であ
る複数のユーザ端末3の何れかにおいて動作中のインタ
ーネットブラウザにおいて、情報センター1の固有のU
RLが入力されることにより、当該ユーザ端末3から情
報センター1に対して接続要求がなされたかを判断し
(ステップS1)、接続要求が検出されないときにはそ
の他の内部演算処理を実行し(ステップS2)、ステッ
プS1にリターンする。
【0040】一方、ステップS1の判断において接続要
求が検出されたときには、そのユーザ端末3(以下、対
象ユーザ端末3’)に対してメインメニュー画面(図
4)を構成するデータを送信する(ステップS3)。こ
れにより、対象ユーザ端末3’のディスプレイには、図
4に例示するメインメニュー画面が表示される。
【0041】ここで、本実施形態において情報センター
1からユーザ端末3に送信されるメニュー画面等の各種
画面データ(Webページ)の記述言語には、一例とし
て、一般的なHTML(Hyper Text Markup Language)が
採用されており、係る記述言語形式のデータファイル
が、対象ユーザ端末3’に送信される。
【0042】また、ユーザ端末3のユーザが情報センタ
ー1に接続する状況としては、例えば、ユーザ端末3が
据置型のパーソナル・コンピュータ31の場合には、イ
ンターネットショッピング等のWebサイトにおいて、
購入するオプション部品を自宅において検討するような
状況が想定され、ユーザ端末3がPDA32や携帯電話
33等のモバイル端末、或いは通信機能を有するナビゲ
ーションユニット34の場合には、購入するオプション
部品を、店舗等で目前にして検討するような状況が想定
される。
【0043】ステップS4,ステップS5:表示中のメ
インメニュー画面で対象ユーザ端末3’のユーザを特定
する識別情報(ユーザID)及びパスワードの入力が行
われたログイン状態において、部品取り付け判定モード
4−2の選択操作が行われたかを、対象ユーザ端末3’
から受信する情報に従って判断し(ステップS4)、こ
の判断で部品取り付け判定モード4−2以外の選択操作
が行われた場合には、その選択操作に応じた他の情報提
供処理を行なう(ステップS5)。ここで、その他の情
報提供処理としては、荷物収納判定モード4−1、車両
選択判定モード4−3があるが、本実施形態において特
徴的な構成ではないので説明は省略する。
【0044】ステップS6,ステップS7:メインメニ
ュー画面が表示された対象ユーザ端末3’において、車
両登録/オプション部品登録モード4−4の選択操作が
行われたかを、対象ユーザ端末3’から受信する情報に
従って判断し(ステップS6)、この判断で車両登録/
オプション部品登録モード4−4以外の選択操作が行わ
れた場合には、ステップS1にリターンする。一方、ス
テップS6の判断において車両登録/オプション部品登
録モード4−4の選択操作が行われた場合には、対象ユ
ーザ端末3’に対して入力画面B(図6)を構成するデ
ータを送信する(ステップS7)。これにより、対象ユ
ーザ端末3’のディスプレイには、図6に例示する入力
画面Bが表示される。
【0045】ステップS8,ステップS9:入力画面B
が表示された対象ユーザ端末3’において、その入力画
面Bの右側の所定欄に、ユーザが所有または利用する車
両の種類を特定する情報(車種、年式、グレード等)、
及び/またはその車両に既に取り付けられているオプシ
ョン部品を特定する情報(識別情報:ID)の登録操作
が行われたかを、対象ユーザ端末3’から受信する情報
(当該ユーザのユーザIDを含む)に従って判断し(ス
テップS8)、これらの情報を対象ユーザ端末3’から
受信した場合には、受信した情報を、ソリッドモデル・
データベース12の、対応する車両のソリッドモデルと
関連付けした状態で格納し(ステップS9)、ステップ
S1にリターンする。
【0046】上記のステップS8及びステップS9の処
理により、当該対応する車両のソリッドモデルは、対象
ユーザ端末3’及びそのユーザにとってオプション部品
の取り付け対象となる車両(以下、特定車両と称する)
として登録されたことになる。この車両登録/オプショ
ン部品登録モード4−4における登録操作は、以下に説
明する部品取り付け判定モード4−2を当該ユーザが利
用するのに先立って行われる必要がある。図6の例で
は、その表示画面の左側に、対象ユーザ端末3’のユー
ザが所有または使用可能な車両(車種)と、その車両に
既に取り付けられてオプション部品とに関する情報が登
録された状態が表示されている。
【0047】ステップS10:ステップS4の判断にお
いて、部品取り付け判定モード4−2が選択されたと判
断された場合には、対象ユーザ端末3’に対して入力画
面A(図5)を構成するデータを送信する。これによ
り、対象ユーザ端末3’のディスプレイには、図5に例
示する入力画面Aが表示される。図5に例示する入力画
面Aの左側には、上述した車両登録/オプション部品登
録モード4−4において既に登録されているところの、
オプション部品の取り付け対象となる車両(特定車両)
に関する情報と、その特定車両に既に取り付け済みのオ
プション部品に関する情報とが表示される。
【0048】ステップS11,ステップS12:入力画
面Aが表示された対象ユーザ端末3’において、ユーザ
が特定車両に取り付けようとしているオプション部品
(以下、特定オプション部品と称する)についてその識
別情報(ID)の入力操作が行われたかを、対象ユーザ
端末3’から受信する情報に従って判断し(ステップS
11)、特定オプション部品の識別情報を対象ユーザ端
末3’から受信した場合には、受信した特定オプション
部品の識別情報を検索キーとして、オプション部品デー
タ・ベース13を参照することにより、その特定オプシ
ョン部品について予め記憶されているソリッドモデル
(上述した評価情報及び留意事項に関する情報を含む)
を取得し、取得したこれらの情報を、後述する部品取り
付け判定処理(ステップS14)において利用すべく一
時記憶すると共に、対象ユーザ端末3’に送信する(ス
テップS12)。一方、ステップS11の判断において
特定オプション部品の識別情報を対象ユーザ端末3’か
ら受信できない場合には、ステップS13に進む。
【0049】図5に例示する入力画面Aの右側には、特
定オプション部品に関する名称、企画、並びにその特定
オプション部品の詳細情報を表示するための「詳細」ボ
タンが表示されており、これらの表示項目に表示された
情報は、ステップS11における特定オプション部品の
識別情報(ID)の入力に応じてオプション部品データ
・ベース13から自動的に取得した情報である。
【0050】ステップS13:対象ユーザ端末3’のデ
ィスプレイに表示された入力画面Aにおいて、特定オプ
ション部品に関する必須入力項目の情報の入力操作が行
われたかを、対象ユーザ端末3’から受信する情報に従
って判断し、必須入力項目の情報を受信できない場合に
はステップS10に戻り、受信できた場合にはステップ
S14に進む。
【0051】ここで、入力画面Aにおける必須入力項目
の情報は、図5に例示する各項目のうち■印が付された
項目であって、取り付け対象となる特定オプション部品
の商品ID(識別情報)または規格(寸法)情報が必須
入力項目である。
【0052】ステップS14,ステップS15:対象ユ
ーザ端末3’のユーザについての特定車両への特定オプ
ション部品の取り付け可能性を判断する部品取り付け判
定処理を行ない(ステップS14)、その判定結果を表
わす判定結果画面C(図7)を構成するデータを、対象
ユーザ端末3’に対して送信する(ステップS15)。
これにより、対象ユーザ端末3’のディスプレイには、
図7に例示する判定結果画面Cが表示される。尚、図7
に例示する入力画面Cにおける表示項目については、部
品取り付け判定処理を詳述する際に併せて説明する。
【0053】図3は、本実施形態において情報センター
1のホスト・コンピュータ11が行なう情報提供処理の
うち、部品取り付け判定処理の詳細を示すフローチャー
トである。
【0054】同図において、ステップS21:特定車両
のソリッドモデルを、ソリッドモデル・データベース1
2から読み出す。更に、このとき読み出された特定車両
のソリッドモデルに、上述した入力画面B(図6)を利
用した対象ユーザ端末3’のユーザによる登録操作に応
じて、その特定車両に既に取り付けられているオプショ
ン部品を特定する識別情報が関連付けされている場合に
は、その識別情報を検索キーとしてオプション部品デー
タベース13を参照することにより、当該識別情報に対
応するオプション部品のソリッドモデルを読み出す。
【0055】ステップS22:ステップS21にて読み
出された特定車両及びその特定車両に取り付け済みのオ
プション部品のソリッドモデル、並びに、ステップS1
1またはステップS12にて取得した特定オプション部
品のソリッドモデルに基づいて、その特定オプション部
品を特定車両(既に取り付け済みのオプション部品を含
む)に取り付けることができるかを判断する。
【0056】係る判断において、特定オプション部品の
外形形状と、特定車両の外形形状とが干渉するか否か
は、3次元空間において物体と他の物体との相対的な干
渉チェックを行なう一般的なソフトウエアを利用するこ
とができる。
【0057】また、特定車両に改造を施すことなく特定
オプション部品を取り付けられるか否かは、特定オプシ
ョン部品のソリッドモデルに含まれる取り付け用の部材
と、特定車両のソリッドモデルの取り付け用の台座や取
り付け穴等の部位とが対応する位置に設計されているか
否か、設計されていない場合は、適当な位置に改造を施
すことが可能かを判断すれば良い。また、何等かの条件
(例えば、タイヤチェーンを取り付けない、高さ制限が
一般的に厳しい立体駐車場へは入場しない等)が成立す
れば取り付けられる場合は、その条件を判断する。
【0058】ステップS23:ステップS21にて読み
出された特定車両及びその特定車両に取り付け済みのオ
プション部品のソリッドモデル、並びにその取り付け済
みのオプション部品に関連付けされている評価情報及び
留意事項に基づいて、CAEソフトウエア等に連携して
動作する構造解析等の各種解析ソフトウエアを利用し
て、特定オプション部品が特定車両に取り付ける前の現
時点の特定車両における強度、信頼性、走行性能、並び
に快適性等の解析項目について解析を行なう。
【0059】ステップS24:ステップS21にて読み
出された特定車両及びその特定車両に取り付け済みのオ
プション部品のソリッドモデル、ステップS11または
ステップS12にて取得した特定オプション部品のソリ
ッドモデル、並びにそれらオプション部品に関連付けさ
れている評価情報及び留意事項に基づいて、CAEソフ
トウエア等に連携して動作する構造解析等の各種解析ソ
フトウエアを利用して、特定オプション部品が特定車両
に取り付けられた場合の強度、信頼性、走行性能、並び
に快適性等の解析項目について解析を行なう。
【0060】更に、ステップS23及びステップS24
においてそれぞれ行なった解析処理の結果を比較するこ
とにより、特定車両のユーザが今回新たに取り付けよう
としている特定オプション部品の取り付け前後における
特定車両の各種状態の変化を検証する。
【0061】ステップS25:ステップS23及びステ
ップS24における判断の結果、特定車両に特定オプシ
ョン部品を取り付けるためには改造申請が必要であるか
を判断し、改造申請が必要ない場合はステップS27に
進み、改造申請が必要な場合は、その旨のガイダンス情
報を設定する。
【0062】ステップS27〜ステップS29:ステッ
プS23及びステップS24における判断の結果、対象
ユーザ端末3’のユーザが設定した希望条件を満足した
状態で特定オプション部品の取り付けが可能であるかを
判断し(ステップS27)、係る希望条件では収納不可
能な場合にはステップS31に進み、取り付け可能と判
断できた場合には、特定車両への特定オプション部品の
取り付けが可能と判定し(ステップS28)、ユーザに
よる希望条件を満足しない要因はない旨のガイダンスを
設定する(ステップS29)。
【0063】ステップS31〜ステップS33:ステッ
プS23及びステップS24における判断の結果、対象
ユーザ端末3’のユーザが設定した希望条件は満足しな
いが、必須条件を満足した状態で特定オプション部品の
取り付けが可能であるかを判断し(ステップS31)、
係る希望条件では取り付け不可能な場合にはステップS
34に進み、必須条件を満足した状態で取り付け可能と
判断できた場合には、基本的には取り付け不可能であっ
て条件付きで取り付け可能と判定し(ステップS3
2)、ユーザによる希望条件を満足しない要因及びその
要因を解決するための方法に関するガイダンスを設定す
る(ステップS33)。
【0064】ここで、必須条件は、収納性判断の結果に
おいてユーザが必ず満たされていなければならないと考
える条件であり、希望条件は、必須条件ではないが、収
納性判断の結果においてユーザができれば満たされてい
て欲しいと希望する条件である。これらの条件は、上述
したステップS7において送信したデータにより、対象
ユーザ端末3’において表示される入力画面B(図6)
に、当該端末のユーザが設定した情報であり、設定され
た情報がステップS9においてユーザ毎の希望条件及び
必須条件として、ソリッドモデル・データベース12
の、対応する車両のソリッドモデルと関連付けした状態
で登録されるように構成すれば良い。以下に必須条件及
び希望条件についてのより具体的な例を幾つか挙げる。
【0065】・特定車両に何等かの固定手段を新たに設
ければ特定オプション部品を取り付けることが可能なこ
とが必須条件であるのに対して、特定車両に既に固定手
段が存在することは希望条件である。
【0066】・特定車両に特定オプション部品を取り付
けた場合の車体強度が基準レベル以下にならないのは必
須条件であるのに対して、車体強度が現状より低下しな
いことは希望条件である。
【0067】・特定車両に特定オプション部品を取り付
けた場合の信頼性が基準レベル以下にならないのは必須
条件であるのに対して、信頼性が現状より低下しないこ
とは希望条件である。
【0068】・特定車両に特定オプション部品を取り付
けた場合の走行性能が基準レベル以下にならないのは必
須条件であるのに対して、走行性能が現状より低下しな
いことは希望条件である。
【0069】・特定車両に特定オプション部品を取り付
けた場合の快適性が基準レベル以下にならないのは必須
条件であるのに対して、快適性が現状より低下しないこ
とは希望条件である。
【0070】・特定車両に特定オプション部品を取り付
けた場合の燃費が基準レベルより悪化しないのは必須条
件であるのに対して、燃費が現状より悪化しないことは
希望条件である。
【0071】・特定車両に特定オプション部品を取り付
けた場合に物理的に干渉を起こすのは必須条件であるの
に対して、チェーン等の部材を装着した場合であっても
物理的な干渉を起こさないのは希望条件である。
【0072】ステップS34,ステップS35:特定車
両への特定オプション部品の取り付けは不可能であると
判定し(ステップS34)、その要因を表わすガイダン
スを設定する(ステップS35)。
【0073】ステップS30:ステップS23及びステ
ップS24における判断の結果に基づいて、特定車両へ
の特定オプション部品の取り付け状態を表わす画面を、
特定車両及びその特定車両に取り付け済みのオプション
部品のソリッドモデル、並びに特定オプション部品のソ
リッドモデルを利用して生成し、ステップS15(図
2)に進む。
【0074】上述した部品取り付け判定処理における判
定結果及びその判定結果を表わす画面を構成するデータ
は、ステップS15において対象ユーザ端末3’に対し
て送信され、これにより、対象ユーザ端末3’のディス
プレイには、判定結果画面C(図7)が表示される。こ
の画面には、図7に例示するように、その左側に部品取
り付け判定処理において設定されたガイダンスが表示さ
れ、表示されるガイダンスには、判定結果、留意事項、
並びに所定の条件を満たせば特定オプション部品の取り
付けが可能である場合に、その条件の説明が表示され
る。
【0075】更に、好適な実施形態では、ステップS1
5(図2)において情報センター1から取得した評価結
果や実験結果を利用して、特定オプション部品が取り付
けられる前と、取り付け後の状態の変化を、対象ユーザ
端末3’のユーザが体感可能に報知すると良い。図7に
例示する画面においては、「体験」ボタンが操作された
場合に、特定オプション部品であるアルミホイールが取
り付けられた場合の走行ノイズと、標準仕様のホイール
が取り付けられた場合の走行ノイズとが切り替え可能に
音声出力される。
【0076】また、同画面の右側には、判定結果を表わ
す画面が表示され、表示方向の変更と表示サイズの変更
が可能である。従って、上述したステップS30にて生
成される画面を構成するデータのデータ形式としては、
対象ユーザ端末3’が情報センター1にて取り扱われて
いた特定車両のソリッドモデルを3次元形状のままで描
画可能な描画機能(ビューワ)を備える場合にはそのデ
ータ形式のままのデータファイルを生成すれば良く、一
方、対象ユーザ端末3’がソリッドモデルの描画機能を
備えておらず、一般的なインターネットブラウザ機能を
備える場合には、ステップS28において、情報センタ
ー1は、3次元形状を表わすソリッドモデルに基づい
て、JPEG,GIF等の一般的な画像データ形式に変
換する必要がある。
【0077】このように、上述した本実施形態によれ
ば、ユーザは、取り付けを希望する特定オプション部品
の識別情報と、自分または自分が使用する車両を特定す
る識別情報とをユーザ端末3に入力するだけで、その車
両(特定車両)に特定オプション部品を取り付けること
ができるか否かを知ることができ、オプション部品を効
率良く選択することができるので、オプション部品を購
入する際のユーザの利便性の向上を図ることができる。
【0078】また、上述した本実施形態では、干渉チェ
ックに使用する特定車両及び特定オプション部品のソリ
ッドモデルには、車両メーカや部品メーカにて車両やオ
プション部品が設計・製造される際に生成された3次元
形状情報を採用すれば良く、オプション部品が特定車両
に取り付けられた場合の評価情報には、実機による実験
結果や、CAEソフトウエア等に連携して動作する各種
解析ソフトウエアによる解析結果を採用すれば良く、新
たなコストを発生させることなく、強度、信頼性、走行
性能、或いは快適性の評価を行なうことができ、係る3
次元形状情報、並びに解析結果等の評価情報の有効活用
が図られると共に、特定オプション部品の取り付け後の
状況をユーザは事前に認識することができるので、ユー
ザの利便性の向上が図られる。
【0079】尚、上述した本実施形態では、情報センタ
ー1とユーザ端末3とがインターネット2や公衆無線電
話回線を介して通信可能に接続されるシステム構成とし
たが、本発明は係るシステム構成に限られるものではな
く、情報センター1とユーザ端末3とが通信可能に接続
されるシステム構成であれば適用することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本実施形態における情報提供システムの全体構
成を示す概念図である。
【図2】本実施形態において情報センター1のホスト・
コンピュータ11が行なう情報提供処理を示すフローチ
ャートである。
【図3】本実施形態において情報センター1のホスト・
コンピュータ11が行なう情報提供処理のうち、部品取
り付け判定処理の詳細を示すフローチャートである。
【図4】情報センター1にログインした状態においてユ
ーザ端末3に表示されるメインメニュー画面を例示する
図である。
【図5】情報センター1にログインした状態においてユ
ーザ端末3に表示される入力画面Aを例示する図であ
る。
【図6】情報センター1にログインした状態においてユ
ーザ端末3に表示される入力画面Bを例示する図であ
る。
【図7】情報センター1にログインした状態においてユ
ーザ端末3に表示される判定結果画面Cを例示する図で
ある。
【符号の説明】
1:情報センター, 2:インターネット, 3:ユーザ端末, 5:無線基地局, 11:ホストコンピュータ, 12:ソリッドモデル・データベース, 13:オプション部品データベース, 31:パーソナル・コンピュータ, 32:PDA(携帯情報端末), 33:車載ナビゲーションユニット,
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) G06F 17/60 326 G06F 17/60 326 Fターム(参考) 3D026 BA22 BA27 BA29 5B046 AA04 BA04 CA06 DA08 FA07 GA01 JA02 KA05 5B075 KK07 KK13 KK33 KK38 ND20 ND22 ND23 PP02 PP03 PP12 PP13 PP30 PQ02 UU21 UU40

Claims (11)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 電気通信回線を介して双方向通信可能
    な、情報提供装置とユーザが所有する情報処理端末とを
    利用した情報提供方法であって、 前記情報処理端末より取得したところの、ユーザまたは
    車両を特定する識別情報を検索キーとして、複数種類の
    車両の3次元形状に関する情報が格納されている第1の
    記憶装置を参照し、その識別情報に対応する特定車両の
    3次元形状に関する情報を取得する車両情報特定工程
    と、 前記情報処理端末より取得したところの、前記特定車両
    に取り付けを希望するオプション部品を特定する識別情
    報を検索キーとして、複数種類のオプション部品の3次
    元形状に関する情報が格納されている第2の記憶装置を
    参照し、その識別情報に対応する特定オプション部品の
    3次元形状に関する情報を取得する部品情報特定工程
    と、 前記車両情報特定工程にて取得した前記特定車両の3次
    元形状に関する情報と、前記部品情報特定工程にて取得
    した前記特定オプション部品の3次元形状に関する情報
    とに基づいて、前記特定オプション部品の前記特定車両
    への取り付け可能性を判断する取り付け可能性判断工程
    と、 前記取り付け可能性判断工程による判断結果を、前記情
    報処理端末に提供する情報提供工程と、を有することを
    特徴とする情報提供方法。
  2. 【請求項2】 電気通信回線を介して双方向通信可能に
    接続された情報処理端末に対して、情報提供を行なう情
    報提供装置であって、 第1の記憶装置にアクセスし、その第1の記憶装置に格
    納されている複数種類の車両の3次元形状に関する情報
    を取得可能な車両情報取得手段と、 前記車両情報取得手段を制御することにより、前記情報
    処理端末より取得したところの、ユーザまたは車両を特
    定する識別情報を検索キーとして前記第1の記憶装置を
    参照し、その識別情報に対応する特定車両の3次元形状
    に関する情報を取得する車両情報特定手段と、 第2の記憶装置にアクセスし、その第2の記憶装置に格
    納されている複数種類のオプション部品の3次元形状に
    関する情報を取得可能な部品情報取得手段と、 前記部品情報取得手段を制御することにより、前記情報
    処理端末より取得したところの、前記特定車両に取り付
    けを希望するオプション部品を特定する識別情報を検索
    キーとして前記第2の記憶装置を参照し、その識別情報
    に対応する特定オプション部品の3次元形状に関する情
    報を取得する部品情報特定手段と、 前記車両情報特定手段によって取得した前記特定車両の
    3次元形状に関する情報と、前記部品情報特定手段によ
    って取得した前記特定オプション部品の3次元形状に関
    する情報とに基づいて、前記特定オプション部品の前記
    特定車両への取り付け可能性を判断する取り付け可能性
    判断手段と、 前記取り付け可能性判断手段による判断結果を、前記情
    報処理端末に提供する情報提供手段と、を備えることを
    特徴とする情報提供装置。
  3. 【請求項3】 前記複数種類の車両の3次元形状に関す
    る情報と、前記複数種類のオプション部品の3次元形状
    に関する情報とは、CAD/CAEソフトウエアを利用
    して予め設計されたところの、それら車両及びオプショ
    ン部品の3次元形状を含むソリッドモデルであって、 前記取り付け可能性判断手段は、前記特定オプション部
    品の前記特定車両への取り付け可能性を判断すべく、前
    記特定車両のソリッドモデルと、前記特定オプション部
    品のソリッドモデルとに基づいて、前記特定オプション
    部品を前記特定車両に取り付けた場合の物理的な干渉チ
    ェックを行なうことを特徴とする請求項2記載の情報提
    供装置。
  4. 【請求項4】 前記複数種類の車両の3次元形状に関す
    る情報と、前記複数種類のオプション部品の3次元形状
    に関する情報とは、CAD/CAEソフトウエアを利用
    して予め設計されたところの、それら車両及びオプショ
    ン部品の3次元形状を含むソリッドモデルであって、 前記複数種類のオプション部品のソリッドモデルには、
    それらオプション部品が前記特定車両に取り付けられた
    場合の評価情報が含まれており、 前記取り付け可能性判断手段は、前記特定オプション部
    品のソリッドモデルに含まれる評価情報に基づいて、前
    記特定オプション部品が前記特定車両に取り付けられた
    場合の強度、信頼性、走行性能、並びに快適性の少なく
    とも何れかの解析項目について解析を行なうと共に、そ
    の解析の結果に従って取り付け可能性を判断することを
    特徴とする請求項2または請求項3記載の情報提供装
    置。
  5. 【請求項5】 前記第2の記憶装置は、前記オプション
    部品の製造メーカの管理下にある外部装置であって、 前記部品情報取得手段は、前記電気通信回線を介して前
    記第2の記憶装置にアクセスすることにより、前記特定
    オプション部品の3次元形状に関する情報を取得するこ
    とを特徴とする請求項2記載の情報提供装置。
  6. 【請求項6】 前記複数種類のオプション部品の3次元
    形状に関する情報には、そのオプション部品を取り付け
    る際の留意事項に関する情報が含まれており、 前記取り付け可能性判断手段は、前記判断結果と共に、
    前記特定オプション部品を取り付ける際の留意事項に関
    する情報を、前記情報処理端末に提供することを特徴と
    する請求項2記載の情報提供装置。
  7. 【請求項7】 前記取り付け可能性判断手段は、前記特
    定オプション部品の前記特定車両への取り付けが不可能
    であると判断した場合に、取り付けを可能とするため条
    件を模索し、条件付きで取り付け可能と判断した場合に
    は、前記判断結果としてその旨を表わす情報を、前記情
    報処理端末に提供することを特徴とする請求項2記載の
    情報提供装置。
  8. 【請求項8】 前記電気通信回線にはインターネットが
    含まれ、且つ前記情報処理端末は、所定のデータ形式に
    て記述されたWebページを閲覧可能なブラウザを備え
    ており、 前記情報提供手段は、前記収納可能性判断手段による判
    断結果を、前記所定のデータ形式にて記述されたWeb
    ページのデータファイルとして、前記情報処理端末に提
    供することを特徴とする請求項2乃至請求項7の何れか
    に記載の情報提供装置。
  9. 【請求項9】 請求項1記載の情報提供方法を、通信機
    能を備えるコンピュータによって実現可能な動作指示を
    なすことを特徴とするコンピュータ・プログラム。
  10. 【請求項10】 請求項2記載の情報提供装置として、
    通信機能を備えるコンピュータを動作させる指示をなす
    ことを特徴とするコンピュータ・プログラム。
  11. 【請求項11】 請求項9または請求項10記載のコン
    ピュータ・プログラムのコードが格納されていることを
    特徴とするコンピュータ読み取り可能な記憶媒体。
JP2001204892A 2001-07-05 2001-07-05 情報提供方法及び情報提供装置及びそのコンピュータ・プログラムとコンピュータ読み取り可能な記憶媒体 Withdrawn JP2003011798A (ja)

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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2007193492A (ja) * 2006-01-18 2007-08-02 Nissan Motor Co Ltd 受発注システム
JP2012230580A (ja) * 2011-04-27 2012-11-22 Sumitomo Rubber Ind Ltd 車又は部品購入のための支援方法
JP2017182802A (ja) * 2016-03-24 2017-10-05 キヤノンマーケティングジャパン株式会社 情報処理装置、情報処理システム、その制御方法及びプログラム

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