JP2003011442A - プリンタ - Google Patents

プリンタ

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JP2003011442A
JP2003011442A JP2001195670A JP2001195670A JP2003011442A JP 2003011442 A JP2003011442 A JP 2003011442A JP 2001195670 A JP2001195670 A JP 2001195670A JP 2001195670 A JP2001195670 A JP 2001195670A JP 2003011442 A JP2003011442 A JP 2003011442A
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Toshiyuki Hattori
俊幸 服部
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 印刷すべきページがどのような内容のもので
あっても、印刷データから2値画像データを生成する処
理が高速に行なわれるプリンタを、提供する。 【解決手段】 各2値オブジェクトに基づく描画は2値
データにて行われ、各多値オブジェクトに基づく描画は
多値データにて行われた後、それらの結果が、描画がい
ずれのタイプで行われたかを示す状況値とともに、ビデ
オ回路105内の2値データバッファメモリ112、多
値データバッファメモリ113、状況値バッファメモリ
111に供給され、データ切替・転送回路115によっ
て、状況値バッファメモリ111内の状況値に基づき、
2値データバッファメモリ112上の2値データ、或い
は、多値データバッファメモリ113上の多値データの
2値化回路114による2値化結果が、プリンタエンジ
ン12に供給されるように、プリンタを構成する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、多値画像を表す印
刷データから2値画像データを生成する処理が行なわれ
るプリンタに、関する。
【0002】
【従来の技術】プリンタの中には、多値画像を表す印刷
データに基づく印刷時に、その印刷データから2値画像
データを作成するものが、知られている。そして、その
ようなプリンタとしては、2値画像データを生成するた
めの2値化回路が設けられたものと、2値画像データが
ソフト的に生成されているもの(2値化回路が設けられ
ていないもの)とが、存在している。
【0003】以下、各タイプのプリンタにおける2値画
像データの作成手順を、簡単に、説明する。
【0004】前者のタイプのプリンタでは、図7に模式
的に示したように、印刷データに含まれる多値オブジェ
クトは、CPUによって、8ビット等の多値データとし
て、多値データメモリ上に展開される。一方、印刷デー
タに含まれる2値オブジェクトは、CPUによって、多
値化されて多値データメモリ上に展開される。なお、各
オブジェクトの処理時には、必要である場合、ROP(r
aster operation)演算が行なわる。
【0005】そして、このプリンタでは、このようにし
て多値データメモリ上に用意された多値データが、2値
化回路により2値化されて、プリンタエンジンに供給さ
れている。
【0006】これに対して、2値画像データがソフト的
に生成されるタイプのプリンタでは、図8に模式的に示
したように、印刷データに含まれる2値オブジェクト
は、CPUによって、2値データメモリ上に展開され
る。また、印刷データに含まれる多値オブジェクトは、
CPUによって、2値化されて2値データメモリ上に展
開される。なお、各オブジェクトの処理時には、必要で
ある場合、ROP演算が行なわる。
【0007】そして、このプリンタでは、このようにし
て2値データメモリ上に用意された2値データが、プリ
ンタエンジンに供給されている。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】図7に示したプリンタ
では、全てのオブジェクトに基づく描画が8ビット等の
多値データにて行なわれているので、白地上に黒文字の
ページ等、単純な内容のページの処理に時間がかかると
いう問題があった。一方、図8に示したプリンタでは、
2値化がソフト的に行なわれているので、写真を含むペ
ージの処理に時間がかかるという問題があった。
【0009】本発明は、このような事情に鑑みなされた
ものであり、本発明の課題は、印刷すべきページがどの
ような内容のものであっても、印刷データから2値画像
データを生成する処理が高速に行なわれるプリンタを、
提供することにある。
【0010】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
に、本発明のプリンタは、2値画像データの供給を受け
て機能するプリンタエンジンと、所定数の画素のそれぞ
れについて、2値データを記憶するための2値データ記
憶部と、所定数の画素のそれぞれについて、多値データ
を記憶するための多値データ記憶部と、この多値データ
記憶部に記憶された各多値データを2値化するための2
値化回路と、所定数の画素のそれぞれについて、その画
素用の有意なデータが、2値データ記憶部、多値データ
記憶部のいずれに記憶されているかを示す状況値を記憶
するための状況値記憶部と、印刷データに含まれる各2
値オブジェクトに対しては、2値データを2値データ記
憶部に展開し、当該印刷データに含まれる各多値オブジ
ェクトに対しては、多値データを多値データ記憶部に展
開する処理を実行するとともに、状況値記憶部に状況値
を記憶する処理を実行する制御部と、状況値記憶部に記
憶された状況値に基づき、多値データ記憶部に有意な多
値データが記憶されている画素については、その多値デ
ータの2値化回路による2値化結果を含み、2値データ
記憶部に有意な2値データが記憶されている画素につい
ては、その2値データを含む2値画像データを、プリン
タエンジンに供給するデータ選択供給部とを、備える。
【0011】すなわち、本発明のプリンタでは、各2値
オブジェクトに基づく描画は、2値記憶部に対して行わ
れ、各多値オブジェクトに基づく描画は、多値データ記
憶部に対して行なわれる。また、描画がいずれの記憶部
に対して行われたかを示す状況値が状況値記憶部に記憶
され、データをプリンタエンジンに供給すべきタイミン
グになったときには、状況値記憶部内の状況値に基づ
き、2値データ記憶部上の2値データ、或いは、多値デ
ータ記憶部上の多値データの2値化回路による2値化結
果(つまり、2値データ)が、プリンタエンジンに供給
される。
【0012】従って、本プリンタは、各オブジェクトに
基づく描画が、全て、多値データにより行なわれるプリ
ンタ(図7参照)よりも、2値オブジェクトに基づく描
画が2値データで行なわれる分、2値画像データを生成
する処理が早く完了する装置として機能することにな
る。また、本プリンタは、多値データがハードウェア
(2値化回路)により2値化される装置であるため、ソ
フトウェアにより2値画像データが生成されるプリンタ
(図8参照)よりも、2値画像データを生成する処理が
早く完了する装置として機能することになる。
【0013】本発明のプリンタを実現するに際しては、
制御部として、特定種類の多値オブジェクト(例えば、
グラフィックに関する多値オブジェクト等、2値データ
で処理した方が処理が早く完了するもの)に対しては、
2値データを2値データ記憶部に展開するものを採用す
ることが出来る。
【0014】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を、図
面を参照して詳細に説明する。
【0015】まず、図1及び図2を用いて、本発明の一
実施形態に係るプリンタの構成を、説明する。
【0016】図1に、示したように、本発明の一実施形
態に係るプリンタ10は、CPU101、RAM10
2、ROM103、ホストI/F104及びビデオ回路
105を含む制御部11と、プリンタエンジン12等
を、備える。また、プリンタ10は、プリンタドライバ
21がインストールされたパーソナルコンピュータ(P
C)20と、プリンタケーブル或いはネットワークケー
ブルにより接続された状態で、使用される。
【0017】プリンタエンジン12は、1ページ分の2
値画像データ(1ページ分の2値データの集合)の供給
を必要とするエンジンであり、ビデオ回路105は、プ
リンタエンジン12に対して、2値画像データを供給す
る回路である。
【0018】このビデオ回路105は、図2に示したよ
うに、状況値バッファメモリ111、2値データバッフ
ァメモリ112、多値データバッファメモリ113、2
値化回路114、データ切替・転送回路115等から、
構成されている。
【0019】2値データバッファメモリ112、多値デ
ータバッファメモリ113は、それぞれ、1バンド分の
2値画像データ、1バンド分の多値画像データを記憶す
ることが出来るメモリである。換言すれば、2値データ
バッファメモリ112は、1バンドを構成する各画素に
ついて、2値データを記憶できるメモリとなっており、
多値データバッファメモリ113は、1バンドを構成す
る各画素について、多値データを記憶できるメモリとな
っている。
【0020】2値化回路114は、多値データバッファ
メモリ113に記憶された多値データを2値化するため
の回路である。状況値バッファメモリ111は、1バン
ドを構成する各画素について、状況値を記憶するための
メモリである。ここで、状況値とは、対応する画素に関
する有意なデータ(対応する画素の値を規定するデータ
として実際に使用されるデータ;詳細は後述)が、2値
データバッファメモリ112、多値データバッファメモ
リ113のいずれに記憶されているかを示す値のことで
ある。
【0021】データ切替・転送回路115は、状況値バ
ッファメモリ111上の各状況値に基づき、2値データ
バッファメモリ112内の2値データ、或いは、2値デ
ータバッファメモリ112内の多値データの2値化回路
114による処理結果(つまり、2値データ)を、プリ
ンタエンジン12に供給する回路である。
【0022】以下、本プリンタ10の動作を、説明す
る。
【0023】ユーザが印刷を指示した場合、PC20で
は、プリンタドライバ21によって、既存のプリンタド
ライバと同様の処理が行なわれる。
【0024】すなわち、図3に示したように、まず、処
理すべきオブジェクト(以下、処理対象オブジェクトと
表記する)が特定される(ステップS101)。次い
で、処理対象オブジェクトが2値オブジェクトであるか
否かが判断(ステップS102)され、2値オブジェク
トであったとき(ステップS102;YES)には、処
理対象オブジェクトの属性値として、オブジェクトが2
値オブジェクトであることを示す“A”が記憶される
(ステップS103)。
【0025】また、処理対象オブジェクトが多値オブジ
ェクトであったとき(ステップS102;NO)には、
処理対象オブジェクトがイメージであるか否かに応じた
値が、処理対象オブジェクトの属性値として記憶される
(ステップS104〜S106)。具体的には、処理対
象オブジェクトがイメージであった場合(ステップS1
04;YES)には、その属性値として“C”が記憶さ
れる(ステップS103)。処理対象オブジェクトがイ
メージではなかった(グラフィックであった)場合(ス
テップS104;NO)には、その属性値として“B”
が記憶される(ステップS105)。
【0026】処理対象オブジェクトの属性値が“A”、
“B”、“C”のいずれかに決定された後、1ページ分
の処理が完了していない場合(ステップS107;N
O)には、次のオブジェクトに対してステップS101
からの処理が行なわれる。
【0027】そして、1ページ分の処理が完了していた
とき(ステップS107;YES)には、ステップS1
08にて、オブジェクト群とそれらの属性値とが含まれ
る印刷データをプリンタ10に送信する処理が、行なわ
れる。
【0028】一方、PC20が送信した印刷データを受
信したプリンタ10では、図4にその手順を示した処理
が、行なわれる。
【0029】すなわち、まず、CPU101によって、
各状況値バンド領域内の各状況値が、全て、或る値(以
下、“2値化未”と表記する)に初期化されるととも
に、各2値バンド領域及び各多値バンド領域が初期化
(“0”クリア)される(ステップS201)。ここ
で、状況値バンド領域とは、1バンド分の状況値を記憶
するために、バンド毎にRAM102上に確保される記
憶領域のことであり、2値バンド領域、多値バンド領域
とは、それぞれ、1バンド分の2値データ、多値データ
を記憶するために、バンド毎にRAM102上に、確保
される記憶領域のことである。なお、状況値バンド領域
に記憶される状況値“2値化未”は、後述するステップ
S211では、対応する画素に関するデータが多値デー
タバッファメモリ113に記憶されていることを示す状
況値として取り扱われる。
【0030】次いで、処理すべきオブジェクト(以下、
処理対象オブジェクトと表記する)が特定(ステップS
202)され、その処理対象オブジェクトの属性値が
“A”であった場合(ステップS203;YES)に
は、RAM102上に確保されている、その処理対象オ
ブジェクトが属するバンドに関する2値バンド領域に対
して、処理対象オブジェクト(この場合、2値オブジェ
クト)に基づく描画(2値データの書き込み)が、行な
われる(ステップS204)。このステップS204で
は、必要である場合、ROP演算を伴う処理が行なわれ
る。
【0031】その後、描画がなされた各画素に関する状
況値バンド領域上の状況値が、“2値化未”とは異なる
値(以下、“2値化済”と表記する)に書き換えられる
(ステップS205)。この“2値化済”が、後述する
ステップS211では、対応する画素に関するデータが
多値データバッファメモリ113に記憶されていること
を示す状況値として取り扱われる。
【0032】処理対象オブジェクトの属性値が“A”で
なかった場合(ステップS203;NO)、処理対象オ
ブジェクト(この場合、多値オブジェクト)の描画対象
となっている画素の中に、状況値バンド領域に記憶され
た状況値が“2値化済”となっている画素(以下、2値
化済画素と表記する)が含まれているか否かが判断され
る(ステップS206)。処理対象オブジェクトの描画
対象となっている画素に、2値化済画素が含まれていた
場合(ステップS206;YES)、その処理対象オブ
ジェクトが属するバンドに関する2値バンド領域に対し
て、その処理対象オブジェクトに基づく、2値データの
書き込みが行なわれる(ステップS208)。すなわ
ち、このステップS208では、多値オブジェクトの2
値化を伴い、ROP演算を伴うことがある処理が、行な
われる。
【0033】処理対象オブジェクトの描画対象となって
いる画素に2値化済画素が含まれていなかった場合(ス
テップS206;NO)、処理対象オブジェクトの属性
値が“B”、“C”のいずれであるかが判断される(ス
テップS207)。そして、処理対象オブジェクトの属
性値が“C”であった場合(ステップS207;YE
S)には、RAM102上に確保されている、その処理
対象オブジェクトが属するバンドに関する多値バンド領
域に対して、その処理対象オブジェクトに基づく描画
(多値データの書き込み)が行なわれる(ステップS2
09)。なお、このステップS209では、必要である
場合、ROP演算を伴う処理が行なわれる。
【0034】一方、処理対象オブジェクトの属性値が
“B”であった場合(ステップS207;YES)、そ
の処理対象オブジェクトに対して、ステップS208の
処理が施される。
【0035】ステップS205、S208或いはS20
9の処理の完了時には、全てのバンドに対する処理が完
了したか否かが判断(ステップS210)され、全バン
ドに対する処理が完了していなかった場合(ステップS
210;NO)には、再び、ステップS202からの処
理が実行される。
【0036】そして、ステップS203〜S209の処
理が、全てのバンドについて完了した際(ステップS2
10;YES)に、ビデオ回路105を利用してプリン
タエンジン12に1ページ分の2値データを供給する処
理が、行なわれる(ステップS211)。
【0037】このステップS211では、RAM102
上の状況値バンド領域、2値バンド領域及び多値バンド
領域にそれぞれ記憶された1バンド分の状況値、2値デ
ータ及び多値データを、ビデオ回路105に供給する処
理が、バンド毎に、行なわれる。ビデオ回路105に供
給された1バンド分の状況値、2値データ及び多値デー
タは、それぞれ、状況値バッファメモリ111、2値デ
ータバッファメモリ112、多値データバッファメモリ
113に一時記憶される。そして、既に説明したビデオ
回路105の構成から明らかなように、画素データが2
値データバッファメモリ112に記憶されていることを
示す状況値が状況値バッファメモリ111に記憶されて
いる各画素については、2値データバッファメモリ11
2内の2値データがプリンタエンジン12に供給され、
それ以外の画素については、多値データバッファメモリ
113内の多値データに対する2値化回路114の処理
結果(つまり、2値データ)が、プリンタエンジン12
に供給される。
【0038】すなわち、RAM102上の状況値バンド
領域群と状況値バッファメモリ111とからなる部分、
RAM102上の2値バンド領域群と2値データバッフ
ァメモリ112とからなる部分、RAM102上の多値
バンド領域群と多値データバッファメモリ113とから
なる部分を、それぞれ、状況値記憶部、2値データ記憶
部、多値データ記憶部と表記すると、本実施形態に係る
プリンタ10では、図5に模式的に示したような手順
で、1ページ分の2値データが生成されてプリンタエン
ジン12に供給される。
【0039】すなわち、プリンタ10では、各2値オブ
ジェクトに基づく描画は、2値データ記憶部に対して行
なわれる。また、属性値が“B”とされている多値オブ
ジェクトに基づく描画は、原則として、2値データ記憶
部に対して行なわれ、属性値が“C”とされている多値
オブジェクトに基づく描画は、原則として、多値データ
記憶部に対して行なわれる。そして、2値データ記憶部
に書き込まれた2値データに関しては、そのまま、プリ
ンタエンジン12に供給され、多値データ記憶部に書き
こまれた多値データに関しては、2値化回路114によ
り2値化されて、プリンタエンジン12に供給される。
【0040】このため、本プリンタ10では、2値オブ
ジェクトに基づく描画と、属性値が“B”とされている
多値オブジェクト(ソフトウェアによる2値化が高速に
行なえる多値オブジェクト)に基づく描画とが、2値デ
ータにて行なわれている分、2値画像データの生成が、
2値化回路を備えた従来のプリンタ(図7参照)よりも
短時間で完了することになる。また、本プリンタ10で
は、多値データがハードウェア(2値化回路114)に
より2値化されているため、ソフトウェアにより2値画
像データが生成される従来のプリンタ(図8参照)より
も、短時間で、2値画像データの生成が完了することに
なる。
【0041】従って、本プリンタ10は、図6に模式的
に示したような、写真とテキストとが混在したページに
関する処理が、既存のプリンタに比して高速に完了する
装置として機能することになる。
【0042】<変形形態>上記したプリンタ10は、各
種の変形を行なうことが出来る。たとえば、プリンタ1
0は、ある種の多値オブジェクトに関する描画(展開)
を、2値データで行なうものであったが、この機能を設
けずに、プリンタ10を構成しておいても良い。すなわ
ち、図4のステップS207が実行されないように、プ
リンタ10を構成しておいても良い。また、オブジェク
トの種類(属性値)を、ページ記述言語の描画コマンド
から判別するように、プリンタ10を構成しておいても
良い。
【0043】また、データ切替・転送回路115から出
力される2値データがそのままプリンタエンジン12に
供給されるのではなく、当該2値データに対してスムー
ジング処理等が施された後にプリンタエンジン12に供
給されるようにプリンタ10を構成しても良い。また、
プリンタドライバ21は、既存のプリンタドライバと同
様の処理を行なうものであったが、ステップS104の
判断が、処理対象オブジェクト(多値オブジェクト)
が、2値化回路114を利用した2値化が望ましいもの
であるかによって行なわれるように(望ましいものであ
る場合に属性値=“B”となるように)、プリンタドラ
イバ21を構成(作成)しておいても良い。
【0044】
【発明の効果】本発明によれば、印刷すべきページがど
のような内容のものであっても、印刷データから2値画
像データを生成する処理が高速に行なわれるプリンタ
を、得ることが出来る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施形態に係るプリンタの構成図で
ある。
【図2】実施形態に係るプリンタが備えるビデオ回路の
構成図である。
【図3】実施形態に係るプリンタ用のプリンタドライバ
の機能を説明するための流れ図である。
【図4】実施形態に係るプリンタにおける印刷データの
処理手順を示した流れ図である。
【図5】実施形態に係るプリンタによる印刷データの処
理手順を説明するためのブロック図である。
【図6】実施形態に係るプリンタの説明図である。
【図7】従来の、2値化回路が設けられたプリンタによ
る印刷データの処理手順を説明するためのブロック図で
ある。
【図8】従来の、2値化回路が設けられてないプリンタ
による印刷データの処理手順を説明するためのブロック
図である。
【符号の説明】
10 プリンタ 11 制御部 12 プリンタエンジン 20 パーソナルコンピュータ 21 プリンタドライバ 101 CPU 102 RAM 103 ROM 104 ホストI/F 105 ビデオ回路 111 状況値バッファメモリ 112 2値データバッファメモリ 113 多値データバッファメモリ 114 2値化回路 115 データ切替・転送回路

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 2値オブジェクトと多値オブジェクトと
    を含む印刷データを処理するプリンタであって、 2値画像データの供給を受けて機能するプリンタエンジ
    ンと、 所定数の画素のそれぞれについて、2値データを記憶す
    るための2値データ記憶部と、 前記所定数の画素のそれぞれについて、多値データを記
    憶するための多値データ記憶部と、 この多値データ記憶部に記憶された各多値データを2値
    化するための2値化回路と、 前記所定数の画素のそれぞれについて、その画素用の有
    意なデータが、2値データ記憶部、多値データ記憶部の
    いずれに記憶されているかを示す状況値を記憶するため
    の状況値記憶部と、 印刷データに含まれる各2値オブジェクトに対しては、
    2値データを前記2値データ記憶部に展開し、当該印刷
    データに含まれる各多値オブジェクトに対しては、多値
    データを前記多値データ記憶部に展開する処理を実行す
    るとともに、前記状況値記憶部に前記状況値を記憶する
    処理を実行する制御部と、 前記状況値記憶部に記憶された状況値に基づき、前記多
    値データ記憶部に有意な多値データが記憶されている画
    素については、その多値データの前記2値化回路による
    2値化結果を含み、前記2値データ記憶部に有意な2値
    データが記憶されている画素については、その2値デー
    タを含む2値画像データを、前記プリンタエンジンに供
    給するデータ選択供給部とを備えることを特徴とするプ
    リンタ。
  2. 【請求項2】 前記制御部は、特定種類の多値オブジェ
    クトに対しては、2値データを前記2値データ記憶部に
    展開することを特徴とする請求項1記載のプリンタ。
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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2008162146A (ja) * 2006-12-28 2008-07-17 Casio Electronics Co Ltd 印刷装置

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2008162146A (ja) * 2006-12-28 2008-07-17 Casio Electronics Co Ltd 印刷装置

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