JP2003011034A - 工作機械の安全扉 - Google Patents
工作機械の安全扉Info
- Publication number
- JP2003011034A JP2003011034A JP2001197584A JP2001197584A JP2003011034A JP 2003011034 A JP2003011034 A JP 2003011034A JP 2001197584 A JP2001197584 A JP 2001197584A JP 2001197584 A JP2001197584 A JP 2001197584A JP 2003011034 A JP2003011034 A JP 2003011034A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- frame
- safety door
- door
- work
- machine tool
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
Links
Landscapes
- Auxiliary Devices For Machine Tools (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】 安全扉を全開せずにワ−クの出し
入れが可能で、かつ、工作機械の安全扉を開いた際、安
全扉に付着していた冷却液滴が作業床を汚さない構造の
安全扉の提供。 【解決手段】 工具によりワ−クを加工する工作
機械のフレ−ムに片開き可能または横スライド可能に取
り付けられる安全扉であって、ワ−クを取り出しまたは
備え付け可能な位置の該安全扉1の下部または中央部に
上下に昇降可能な透明板の小扉8を設け、該小扉よりは
下の位置であって、安全扉の枠体の下枠6a上に左側枠
6cから左側枠6dに亘って水平方向に対し1〜10度
傾斜した樋7を設けた工作機械の安全扉。
入れが可能で、かつ、工作機械の安全扉を開いた際、安
全扉に付着していた冷却液滴が作業床を汚さない構造の
安全扉の提供。 【解決手段】 工具によりワ−クを加工する工作
機械のフレ−ムに片開き可能または横スライド可能に取
り付けられる安全扉であって、ワ−クを取り出しまたは
備え付け可能な位置の該安全扉1の下部または中央部に
上下に昇降可能な透明板の小扉8を設け、該小扉よりは
下の位置であって、安全扉の枠体の下枠6a上に左側枠
6cから左側枠6dに亘って水平方向に対し1〜10度
傾斜した樋7を設けた工作機械の安全扉。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、旋盤、研削盤、切
削盤、研磨盤、ラップ盤、フライス盤等、ドリル、バイ
ト、砥石、研磨布などの工具によりワ−クを加工する工
作機械のフレ−ムに、片開き可能または横スライド可能
に取り付けられる安全扉に関するものである。
削盤、研磨盤、ラップ盤、フライス盤等、ドリル、バイ
ト、砥石、研磨布などの工具によりワ−クを加工する工
作機械のフレ−ムに、片開き可能または横スライド可能
に取り付けられる安全扉に関するものである。
【0002】
【従来の技術】工作機械の加工ヘッドに取り付けられた
工具により、ワ−クテ−ブル上に載置されたワ−クを加
工する工作機械は、作業者の安全および、加工の際に用
いられた冷却液の飛散を防止するため、工作機械のフレ
−ムに片開き安全扉または横スライド安全扉が備え付け
られる。
工具により、ワ−クテ−ブル上に載置されたワ−クを加
工する工作機械は、作業者の安全および、加工の際に用
いられた冷却液の飛散を防止するため、工作機械のフレ
−ムに片開き安全扉または横スライド安全扉が備え付け
られる。
【0003】かかる安全扉の中には、ワ−ク加工中のワ
−クや工具の状態が観察できるよう透明板(ポリメチル
メタクリレ−ト板、ポリ塩化ビニル板、ポリスチレン板
など)を素材とする覗き窓が設けられた安全扉もある。
−クや工具の状態が観察できるよう透明板(ポリメチル
メタクリレ−ト板、ポリ塩化ビニル板、ポリスチレン板
など)を素材とする覗き窓が設けられた安全扉もある。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】従来の安全扉において
は、工具を取り替えるときも、ワ−クの出し入れのとき
も安全扉を全開していた。安全扉を全開すると、加工点
の雰囲気温度、工作機械内を流れる潤滑油温度の変化の
程度が大きく、冷却液温度調整器や潤滑油温度調整器の
作動が働き、エネルギ−効率がよくない。
は、工具を取り替えるときも、ワ−クの出し入れのとき
も安全扉を全開していた。安全扉を全開すると、加工点
の雰囲気温度、工作機械内を流れる潤滑油温度の変化の
程度が大きく、冷却液温度調整器や潤滑油温度調整器の
作動が働き、エネルギ−効率がよくない。
【0005】また、従来の安全扉においては、飛散した
冷却液が小窓に付着して加工中のワ−クが観察しづらい
欠点がある。特に、工作機械のシャットダウン時、加工
ワ−クを取り出し、ワ−クに異常がないか確認する必要
があり、ワ−クをもっと簡単に工作機械から取り出すこ
とのできる安全扉の提供が望まれている。
冷却液が小窓に付着して加工中のワ−クが観察しづらい
欠点がある。特に、工作機械のシャットダウン時、加工
ワ−クを取り出し、ワ−クに異常がないか確認する必要
があり、ワ−クをもっと簡単に工作機械から取り出すこ
とのできる安全扉の提供が望まれている。
【0006】さらに、安全扉が片開きのときは、安全扉
を作業者の前方側へと開いたときに安全扉に付着した冷
却液が垂れて床に落ち、作業現場を汚す欠点がある。こ
のことは、何故、工作機械の安全扉は横スライド方式
(特開平5−138491号公報参照)が多いかの理由
である。
を作業者の前方側へと開いたときに安全扉に付着した冷
却液が垂れて床に落ち、作業現場を汚す欠点がある。こ
のことは、何故、工作機械の安全扉は横スライド方式
(特開平5−138491号公報参照)が多いかの理由
である。
【0007】本発明は、工具やワ−クを取り付けるもし
くは取り外すときは安全扉を開くが、工作機械の緊急シ
ャットダウン時や異常運転によりインタ−ロック機能が
働いて運転が停止された時は安全扉に設けた透明板より
なる小扉を開いて加工ワ−クを取り出し、観察するのに
便利な安全扉の提供を目的とする。本発明はまた、安全
扉が片開き方式であっても、冷却液の滴が作業床を汚す
ことのない安全扉の提供を目的とする。
くは取り外すときは安全扉を開くが、工作機械の緊急シ
ャットダウン時や異常運転によりインタ−ロック機能が
働いて運転が停止された時は安全扉に設けた透明板より
なる小扉を開いて加工ワ−クを取り出し、観察するのに
便利な安全扉の提供を目的とする。本発明はまた、安全
扉が片開き方式であっても、冷却液の滴が作業床を汚す
ことのない安全扉の提供を目的とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】請求項1の発明は、工具
によりワ−クを加工する工作機械のフレ−ムに片開き可
能または横スライド可能に取り付けられる安全扉であっ
て、ワ−クを取り出しまたは備え付け可能な位置の該安
全扉の下部または中央部に上下に昇降可能な透明板の小
扉を設け、該小扉よりは下の位置であって、安全扉の枠
体の下枠上方に左側枠から右側枠に亘って水平方向に対
し1〜10度傾斜した樋を設けることを特徴とする、工
作機械の安全扉を提供するものである。
によりワ−クを加工する工作機械のフレ−ムに片開き可
能または横スライド可能に取り付けられる安全扉であっ
て、ワ−クを取り出しまたは備え付け可能な位置の該安
全扉の下部または中央部に上下に昇降可能な透明板の小
扉を設け、該小扉よりは下の位置であって、安全扉の枠
体の下枠上方に左側枠から右側枠に亘って水平方向に対
し1〜10度傾斜した樋を設けることを特徴とする、工
作機械の安全扉を提供するものである。
【0009】安全扉を全開せずとも、透明板の小扉を上
げることにより、ワ−クの出し入れをすることができ
る。また、ワ−クを直視することができる。安全扉の枠
体の下枠上に水平方向に対し1〜10度傾斜した樋を設
けたことにより、安全扉の内面を伝わって液滴が樋に集
められ、下枠に落下するので、安全扉を前開きしても作
業床を汚すことがない。
げることにより、ワ−クの出し入れをすることができ
る。また、ワ−クを直視することができる。安全扉の枠
体の下枠上に水平方向に対し1〜10度傾斜した樋を設
けたことにより、安全扉の内面を伝わって液滴が樋に集
められ、下枠に落下するので、安全扉を前開きしても作
業床を汚すことがない。
【0010】請求項2の発明は、工具によりワ−クを加
工する工作機械のフレ−ムに片開き可能または横スライ
ド可能に取り付けられる安全扉であって、ワ−クを取り
出しまたは備え付け可能な位置の該安全扉の下部または
中央部に小扉枠を設け、この小扉枠内に上下に昇降可能
な透明板の小扉を設け、該小扉よりは下の位置であっ
て、小扉枠の下枠上に左側枠から右側枠に亘って水平方
向に対し1〜10度傾斜した樋を設けることを特徴とす
る、工作機械の安全扉を提供するものである。
工する工作機械のフレ−ムに片開き可能または横スライ
ド可能に取り付けられる安全扉であって、ワ−クを取り
出しまたは備え付け可能な位置の該安全扉の下部または
中央部に小扉枠を設け、この小扉枠内に上下に昇降可能
な透明板の小扉を設け、該小扉よりは下の位置であっ
て、小扉枠の下枠上に左側枠から右側枠に亘って水平方
向に対し1〜10度傾斜した樋を設けることを特徴とす
る、工作機械の安全扉を提供するものである。
【0011】ワ−クの交換時、作業者が小扉を上昇させ
たとき、小扉内面に付着していた液滴は、樋を伝わって
小扉下枠端に追いやられるので、作業者の手または腕に
液滴が落下しないので、作業着が汚されることはない。
たとき、小扉内面に付着していた液滴は、樋を伝わって
小扉下枠端に追いやられるので、作業者の手または腕に
液滴が落下しないので、作業着が汚されることはない。
【0012】請求項3の発明は、上記安全扉において、
透明板の小扉は、複数片の透明プレ−トを順次重ね合わ
せて一対のスライドレ−間を上昇する構造の小扉である
ことを特徴とする。
透明板の小扉は、複数片の透明プレ−トを順次重ね合わ
せて一対のスライドレ−間を上昇する構造の小扉である
ことを特徴とする。
【0013】透明板の小扉は、上昇するに連れて順次重
ね合わせられるので、安全扉の丈を低くすることができ
る。
ね合わせられるので、安全扉の丈を低くすることができ
る。
【0014】
【実施例】以下、図面を用いて本発明を更に詳細に説明
する。図1は工作機械の一部を切り欠いた部分平面図、
図2は工作機械の加工ヘッドとワ−グテ−ブルを除いて
安全扉側を描いた背面図、図3は工作機械のフレ−ムに
取り付けられた安全扉の正面図、図4は安全扉の左側面
図、図5は安全扉の右側面図、図6は安全扉の下枠部分
の斜視図である。
する。図1は工作機械の一部を切り欠いた部分平面図、
図2は工作機械の加工ヘッドとワ−グテ−ブルを除いて
安全扉側を描いた背面図、図3は工作機械のフレ−ムに
取り付けられた安全扉の正面図、図4は安全扉の左側面
図、図5は安全扉の右側面図、図6は安全扉の下枠部分
の斜視図である。
【0015】図1において、100は工作機械、101
はフレ−ム、102は加工ヘッド、103はワ−クテ−
ブル、104はコラム、105は冷却液供給管、106
はク−リングファンの蓋、107は水切りブラシ、10
8は制御盤であり、安全扉1は工作機械の加工ヘッドと
ワ−クテ−ブル前面に右側前方に開くようにフレ−ムに
取り付けられている。この安全扉1は、安全扉の左側中
間部に設けた取手2を手前に引くことにより、蝶番4の
ピン4aを回転軸として図1で仮想線に示すように開
く。5はストッパ−である。
はフレ−ム、102は加工ヘッド、103はワ−クテ−
ブル、104はコラム、105は冷却液供給管、106
はク−リングファンの蓋、107は水切りブラシ、10
8は制御盤であり、安全扉1は工作機械の加工ヘッドと
ワ−クテ−ブル前面に右側前方に開くようにフレ−ムに
取り付けられている。この安全扉1は、安全扉の左側中
間部に設けた取手2を手前に引くことにより、蝶番4の
ピン4aを回転軸として図1で仮想線に示すように開
く。5はストッパ−である。
【0016】図1から図6に示すように、この安全扉
は、下枠60a、上枠60b、左側枠60cおよび右側
枠60dよりなる枠体60を備え、この枠体60の下枠
上であって右側枠から左側枠に亘って水平方向に対し1
〜10度傾斜した樋70が設けられている。図6におい
ては、樋70は、左側枠6cから右側枠6dに向けて下
がるように傾斜しており、右側枠60dの樋端半分は堰
止められており、左側枠60cの樋端は解放されてお
り、樋に溜まった液は、右側枠6cの樋端より下枠60
a内に落下するようになっている。安全扉の枠体60の
左側枠60cと右側枠60dが当接する箇所は、保護カ
バ−で覆って液の下枠60a内への落下を確実なものと
している。
は、下枠60a、上枠60b、左側枠60cおよび右側
枠60dよりなる枠体60を備え、この枠体60の下枠
上であって右側枠から左側枠に亘って水平方向に対し1
〜10度傾斜した樋70が設けられている。図6におい
ては、樋70は、左側枠6cから右側枠6dに向けて下
がるように傾斜しており、右側枠60dの樋端半分は堰
止められており、左側枠60cの樋端は解放されてお
り、樋に溜まった液は、右側枠6cの樋端より下枠60
a内に落下するようになっている。安全扉の枠体60の
左側枠60cと右側枠60dが当接する箇所は、保護カ
バ−で覆って液の下枠60a内への落下を確実なものと
している。
【0017】この安全扉1は、図1から図5に示すよう
に、ワ−クを出し入れ((取り出しまたは備え付け)可
能な位置、即ち、安全扉の下部または中央部に小扉枠6
を設け、この小扉枠内に上下に昇降可能な透明板の小扉
8を有している。小扉枠6は、下枠6a、上枠6b、左
側枠6cおよび右側枠6dよりなり、この小扉枠6の下
枠上であって右側枠から左側枠に亘って水平方向に対し
1〜10度傾斜した樋7が設けられている。
に、ワ−クを出し入れ((取り出しまたは備え付け)可
能な位置、即ち、安全扉の下部または中央部に小扉枠6
を設け、この小扉枠内に上下に昇降可能な透明板の小扉
8を有している。小扉枠6は、下枠6a、上枠6b、左
側枠6cおよび右側枠6dよりなり、この小扉枠6の下
枠上であって右側枠から左側枠に亘って水平方向に対し
1〜10度傾斜した樋7が設けられている。
【0018】図4、図5、図6においては、樋7は、左
側枠6cから右側枠6dに向けて下がるように傾斜して
おり、左側枠6cの樋端半分は堰止められており、右側
枠6dの樋端は解放されており、樋に溜まった液は、右
側枠6dの樋端より下枠6a内に落下するようになって
いる。下枠6の左側枠6cと右側枠6dが当接する箇所
は、保護カバ−6eで覆って液の下枠6a内への落下を
確実なものとする。樋の傾斜は左肩上がりでも右左肩上
がりでもよい。
側枠6cから右側枠6dに向けて下がるように傾斜して
おり、左側枠6cの樋端半分は堰止められており、右側
枠6dの樋端は解放されており、樋に溜まった液は、右
側枠6dの樋端より下枠6a内に落下するようになって
いる。下枠6の左側枠6cと右側枠6dが当接する箇所
は、保護カバ−6eで覆って液の下枠6a内への落下を
確実なものとする。樋の傾斜は左肩上がりでも右左肩上
がりでもよい。
【0019】小扉8は、透明板9を左右2組の一対のス
ライドレ−ル10a,10a(左)、10b,10b
(右)を走行する構造となっており、透明板9の右下端
にはこの透明板を昇降可能にする取手11が固定されて
いる。図2および図4と図5に示す小扉8は、透明板の
小扉8を複数の透明プレ−ト片9a,9b,9c,9
d,9e,9fで構成し、取手11が透明プレ−ト片9
aに固定され、これを上昇させることにより透明プレ−
トを順次重ね合わせながら一対のスライドレ−ルを上昇
するシャッタ−構造の小扉8である。小扉8の上昇速度
はスピ−ドコントロ−ラ12により調整することができ
る。また、小扉8の背面は、シャッタ−カバ−13で覆
われる。
ライドレ−ル10a,10a(左)、10b,10b
(右)を走行する構造となっており、透明板9の右下端
にはこの透明板を昇降可能にする取手11が固定されて
いる。図2および図4と図5に示す小扉8は、透明板の
小扉8を複数の透明プレ−ト片9a,9b,9c,9
d,9e,9fで構成し、取手11が透明プレ−ト片9
aに固定され、これを上昇させることにより透明プレ−
トを順次重ね合わせながら一対のスライドレ−ルを上昇
するシャッタ−構造の小扉8である。小扉8の上昇速度
はスピ−ドコントロ−ラ12により調整することができ
る。また、小扉8の背面は、シャッタ−カバ−13で覆
われる。
【0020】安全扉1のプレ−ト、枠体6,60、樋
7,70の素材としてはステンレス、アルミニウム等の
金属や、ガラス繊維補強プラスチックが用いられる。透
明板9の素材としては、ガラス:ポリメチルメタクリレ
−ト、メチルメタクリレ−ト・スチレン共重合体、ポリ
塩化ビニル、ポリカ−ボネ−ト、ポリイミド等の熱可塑
性樹脂の透明板が用いられる。中でもグリセリンオレイ
ン酸エステル、グリセリンパルミチン酸エステル、ポリ
グリセリントリステアリン酸エステル等の防曇剤を混入
した透明樹脂板が破損しにくく、帯電防止性、防曇性を
有するので、埃が付着しにくく、透明性が曇らず、好適
である。
7,70の素材としてはステンレス、アルミニウム等の
金属や、ガラス繊維補強プラスチックが用いられる。透
明板9の素材としては、ガラス:ポリメチルメタクリレ
−ト、メチルメタクリレ−ト・スチレン共重合体、ポリ
塩化ビニル、ポリカ−ボネ−ト、ポリイミド等の熱可塑
性樹脂の透明板が用いられる。中でもグリセリンオレイ
ン酸エステル、グリセリンパルミチン酸エステル、ポリ
グリセリントリステアリン酸エステル等の防曇剤を混入
した透明樹脂板が破損しにくく、帯電防止性、防曇性を
有するので、埃が付着しにくく、透明性が曇らず、好適
である。
【0021】
【発明の効果】本発明の安全扉1は、安全扉を全開せず
とも、透明板の小扉8を上げることにより、ワ−クの出
し入れをすることができる。また、ワ−クを直視するこ
とができる。また、安全扉の枠体の下枠70a上方に水
平方向に対し1〜10度傾斜した樋70を設けたことに
より、安全扉の内面を伝わって液滴が樋70に集めら
れ、下枠に落下するので、安全扉1を前開きしても作業
床を汚すことがない。
とも、透明板の小扉8を上げることにより、ワ−クの出
し入れをすることができる。また、ワ−クを直視するこ
とができる。また、安全扉の枠体の下枠70a上方に水
平方向に対し1〜10度傾斜した樋70を設けたことに
より、安全扉の内面を伝わって液滴が樋70に集めら
れ、下枠に落下するので、安全扉1を前開きしても作業
床を汚すことがない。
【0022】また、小扉8の小扉枠7の下枠7a上方に
水平方向に対し1〜10度傾斜した樋7を設けたことに
より、小扉8内面に付着した液滴が樋7に集められ、下
枠7aに落下するので、作業者がワ−クの交換時、小扉
8を上昇させ、ワ−クを取り出す、または新しいワ−ク
を取り付ける際、作業着が汚されることがない。
水平方向に対し1〜10度傾斜した樋7を設けたことに
より、小扉8内面に付着した液滴が樋7に集められ、下
枠7aに落下するので、作業者がワ−クの交換時、小扉
8を上昇させ、ワ−クを取り出す、または新しいワ−ク
を取り付ける際、作業着が汚されることがない。
【図1】 工作機械の一部を切り欠いた部分平面図であ
る。
る。
【図2】 工作機械の加工ヘッドとワ−グテ−ブルを除
いて安全扉側を描いた背面図である。
いて安全扉側を描いた背面図である。
【図3】 工作機械のフレ−ムに取り付けられた安全扉
の正面図である。
の正面図である。
【図4】 安全扉の左側面図である。
【図5】 安全扉の右側面図である。
【図6】 安全扉の下枠部分の斜視図である。
1 安全扉
6 小扉枠
6a 下枠
6c 左側枠
6d 右側枠
60 安全扉枠体
60a 下枠
60c 左側枠
60d 右側枠
7,70 樋
8 透明小扉
100 工作機械
101 フレ−ム
Claims (3)
- 【請求項1】 工具によりワ−クを加工する工作機械の
フレ−ムに片開き可能または横スライド可能に取り付け
られる安全扉であって、 ワ−クを取り出しまたは備え付け可能な位置の該安全扉
の下部または中央部に上下に昇降可能な透明板の小扉を
設け、該小扉よりは下の位置であって、安全扉の枠体の
下枠上に左側枠から右側枠に亘って水平方向に対し1〜
10度傾斜した樋を設けることを特徴とする、工作機械
の安全扉。 - 【請求項2】 工具によりワ−クを加工する工作機械の
フレ−ムに片開き可能または横スライド可能に取り付け
られる安全扉であって、 ワ−クを取り出しまたは備え付け可能な位置の該安全扉
の下部または中央部に小扉枠を設け、この小扉枠内に上
下に昇降可能な透明板の小扉を設け、該小扉よりは下の
位置であって、小扉枠の下枠上に左側枠から右側枠に亘
って水平方向に対し1〜10度傾斜した樋を設けること
を特徴とする、工作機械の安全扉。 - 【請求項3】 透明板の小扉は、複数片の透明プレ−ト
を順次重ね合わせて一対のスライドレ−間を上昇する構
造の小扉であることを特徴とする、請求項1または2に
記載の工作機械の安全扉。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2001197584A JP2003011034A (ja) | 2001-06-29 | 2001-06-29 | 工作機械の安全扉 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2001197584A JP2003011034A (ja) | 2001-06-29 | 2001-06-29 | 工作機械の安全扉 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2003011034A true JP2003011034A (ja) | 2003-01-15 |
Family
ID=19035160
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2001197584A Pending JP2003011034A (ja) | 2001-06-29 | 2001-06-29 | 工作機械の安全扉 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2003011034A (ja) |
Cited By (5)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2014200889A (ja) * | 2013-04-05 | 2014-10-27 | 株式会社ディスコ | 加工装置 |
CN104209804A (zh) * | 2014-08-20 | 2014-12-17 | 平湖市斯迈克机械制造有限公司 | 用于机床的安全门 |
CN105945648A (zh) * | 2016-06-29 | 2016-09-21 | 宁夏共享机床辅机有限公司 | 一种自导向全封闭式圆形机床导轨防护罩 |
CN106736834A (zh) * | 2015-11-24 | 2017-05-31 | 大族激光科技产业集团股份有限公司 | 一种铣床缓冲防护装置及其组装方法 |
US10450784B2 (en) | 2014-10-24 | 2019-10-22 | Fuji Corporation | Vertically sliding manual opening and closing door |
-
2001
- 2001-06-29 JP JP2001197584A patent/JP2003011034A/ja active Pending
Cited By (5)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2014200889A (ja) * | 2013-04-05 | 2014-10-27 | 株式会社ディスコ | 加工装置 |
CN104209804A (zh) * | 2014-08-20 | 2014-12-17 | 平湖市斯迈克机械制造有限公司 | 用于机床的安全门 |
US10450784B2 (en) | 2014-10-24 | 2019-10-22 | Fuji Corporation | Vertically sliding manual opening and closing door |
CN106736834A (zh) * | 2015-11-24 | 2017-05-31 | 大族激光科技产业集团股份有限公司 | 一种铣床缓冲防护装置及其组装方法 |
CN105945648A (zh) * | 2016-06-29 | 2016-09-21 | 宁夏共享机床辅机有限公司 | 一种自导向全封闭式圆形机床导轨防护罩 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
CN211491079U (zh) | 一种生铁铸件打磨设备 | |
JP2927100B2 (ja) | 工作機械 | |
CN210208738U (zh) | 一种具有防护功能的碎屑可回收刀具加工装置 | |
KR101117672B1 (ko) | 이동식 분진제거 안전 판재 면취기 | |
CN206241763U (zh) | 一种易清洁型的数控机床防护门 | |
WO2001085390A1 (fr) | Machine-outil de type a colonne fixe | |
US20050050669A1 (en) | Vacuum enclosure for confining and removing debris produced by tool operation | |
JP2003011034A (ja) | 工作機械の安全扉 | |
CN112497351A (zh) | 一种立式刨削的双面刨床 | |
JP5561716B2 (ja) | 表面処理装置 | |
JP5108361B2 (ja) | 工作機械 | |
CN216831652U (zh) | 一种自动除尘的石材切割机 | |
CN207746841U (zh) | 镜片磨边机 | |
CN214024793U (zh) | 一种新型车床挡板 | |
CN210487427U (zh) | 一种岩矿制片切片安全防护装置 | |
CN210587354U (zh) | 一种铝合金门窗仿形铣槽机 | |
CN213886543U (zh) | 一种pvc管生产用磨粉机 | |
CN214559942U (zh) | 一种便于收集废屑的抛光机 | |
CN216371322U (zh) | 一种加工中心用的智能安全防护装置 | |
CN211681197U (zh) | 一种新型机床钣金防护门 | |
TWM625492U (zh) | 具有提醒功能的車床防護罩 | |
CN217749684U (zh) | 金属齿轮加工用平面磨床的打磨机构 | |
CN212795145U (zh) | 一种无框眼镜镜片用开槽装置 | |
CN218592442U (zh) | 一种机械手配件加工用数控机床 | |
CN212527309U (zh) | 一种钛合金管道外表面抛光装置 |