JP2003010094A - 食器洗浄装置 - Google Patents

食器洗浄装置

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JP2003010094A
JP2003010094A JP2001201943A JP2001201943A JP2003010094A JP 2003010094 A JP2003010094 A JP 2003010094A JP 2001201943 A JP2001201943 A JP 2001201943A JP 2001201943 A JP2001201943 A JP 2001201943A JP 2003010094 A JP2003010094 A JP 2003010094A
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water
washing
tank
dishwashing
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JP2001201943A
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English (en)
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Koji Oshima
功治 大島
Shuji Nishiyama
修二 西山
Aiko Mitsu
愛子 三津
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Toto Ltd
Original Assignee
Toto Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 洗浄槽および洗浄槽内部の設置部品等を使用
者の望む時に洗浄することができ、また、その洗浄槽洗
浄を効率的に行なうことによって、衛生的な食器類洗浄
装置を提供する。 【解決手段】 食器を収納する洗浄槽と、この洗浄槽の
下部に設けられ、外部より供給された洗浄水を貯める洗
浄水貯留部と、この洗浄水貯留部に貯まった洗浄水を洗
浄ポンプによって加圧して食器に向けて噴射して食器を
洗浄する食器洗浄装置において、使用者による洗浄モー
ド選択手段からの指示に基づいて、通常の食器洗浄時と
は異なる性状の洗浄水を前記洗浄水貯留部へ供給する洗
浄槽洗浄工程、または、前記ポンプの出力を低下させて
運転する洗浄槽洗浄工程、を実施する洗浄槽洗浄モード
を有することを特徴とする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は食器洗浄装置に係
り、特に食器を収納する洗浄槽、および、洗浄槽の設置
部品の洗浄機能を有する食器洗浄装置に関する。
【0002】
【従来の技術】通常、食器洗浄装置においては洗浄槽に
食器類を収納し該洗浄槽に水道水またはお湯を導入し、
ポンプにより洗浄槽底部の水を洗浄ノズルへ圧送し、食
器類に洗浄水を勢いよく噴射することにより食器類に付
着していた汚れを除去する。汚れた水は外部へ排出され
る。これらの洗浄工程を数回行い、食器類の清浄化を行
う構成となっている。
【0003】このような構成にて洗浄を行う食器類洗浄
装置において、しばらく使用していると汚れの条件や水
質等によっては洗浄槽内部の壁面や設置部品、洗浄水の
通水路等に無機物および有機物が付着し、衛生上好まし
くないあるいは、それらの汚れが食器類に再度付着する
という可能性もあった。さらに汚れが原因となって菌が
繁殖する危険性も考えられた。これらを解決する手段と
して特開平9−215650号に、食器類洗浄装置の洗
浄槽洗浄の実施する時期を食器類洗浄装置自体が自動的
に判断し、電解水を用いて洗浄を実施する方法等が開示
されている。また、特開平11−146858号に、電
解水を用いて槽内を殺菌する方法が開示されている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかし、上記の特許で
は洗浄槽の洗浄、殺菌に適した洗浄水質や洗浄工程等の
詳細な記載が無く、また洗浄槽洗浄の実施時期を判定
し、自動洗浄することについても汚れの量、種類、原水
の水質により汚れ具合が異なってくる。さらに使用者の
感覚の問題もあるため、最適な洗浄時期に自動洗浄する
ことは困難であった。本発明は、上記課題を解決するた
めになされたもので、本発明の目的は、洗浄槽および洗
浄槽内部の設置部品等を使用者の望む時に洗浄すること
ができ、また、その洗浄槽洗浄を効率的に行なうことに
よって、衛生的な食器類洗浄装置を提供することにあ
る。
【0005】
【課題を解決するための手段および作用・効果】上記目
的を達成するために請求項1記載の発明は、食器を収納
する洗浄槽と、この洗浄槽の下部に設けられ、外部より
供給された洗浄水を貯める洗浄水貯留部と、この洗浄水
貯留部に貯まった洗浄水を洗浄ポンプによって加圧して
食器に向けて噴射して食器を洗浄する食器洗浄装置にお
いて、使用者による洗浄モード選択手段からの指示に基
づいて、通常の食器洗浄時とは異なる性状の洗浄水を前
記洗浄水貯留部へ供給する洗浄槽洗浄工程、または、前
記ポンプの出力を低下させて運転する洗浄槽洗浄工程、
を実施する洗浄槽洗浄モードを有することを特徴とす
る。
【0006】本発明によれば、洗浄槽洗浄モードにおい
ては、通常の食器洗浄時とは異なる、洗浄槽の洗浄に適
した性状の洗浄水で、また、前記ポンプの出力を低下さ
せて洗浄槽を洗浄することができるため、効果的で且つ
効率的に洗浄槽の洗浄を行なえる。また、利用者が洗浄
槽を洗浄したい時に洗浄槽洗浄モードを選択するだけで
洗浄槽を洗浄できるため、使用者の感覚に応じた最適な
洗浄時期に洗浄槽を洗浄することが可能となる。
【0007】また、請求項2記載の発明は、前記洗浄槽
洗浄工程は、前記洗浄水貯留部の上部の食器に当たらな
い程度に洗浄水の噴射が弱くなるよう、前記洗浄ポンプ
の出力を制御することを特徴とする。
【0008】本発明によれば、汚れが蓄積しやすくかつ
利用者がメンテナンスすることのできない洗浄水貯留部
を含む洗浄槽の下部分をメインに洗浄槽の洗浄をするこ
とができ、また、通常の洗浄モードよりも消費電力や、
洗浄音が少なくなる。
【0009】また、請求項3記載の発明は、前記洗浄槽
洗浄工程は、洗浄水貯留部に洗浄水が供給された状態で
前記洗浄ポンプの運転を止めて所定時間放置することを
特徴とする。
【0010】本発明により、洗浄槽貯留部の汚れを浮か
せて除去することができ、さらに消費電力や、洗浄音が
少なくなる。
【0011】また、請求項4記載の発明は、前記洗浄槽
洗浄モードは、外部から供給されて洗浄槽の洗浄に使わ
れた洗浄水を排出手段により排出する洗浄槽洗浄工程を
複数回繰り返し行なうものであり、第1回目の洗浄槽洗
浄工程の洗浄温度の最高温度は通常の食器洗浄時の最高
温度より高く設定されると共に、その後の洗浄槽洗浄工
程よりも高いことを特徴とする。
【0012】本発明により、通常の食器洗浄時の最高温
度よりも高い温度にて洗浄槽を洗浄するため、通常の食
器洗浄時では落ちにくい頑固な汚れを落とすことができ
る。また、第1回目の洗浄槽洗浄工程においては高温に
て汚れが落ちやすくなる為、第2回目以降の洗浄槽洗浄
工程においては高温の湯を用いなくても汚れを落とすこ
とが出来る。
【0013】また、請求項5記載の発明は、前記洗浄水
貯留部へ洗浄水を供給する流路に少なくとも1対の金属
板からなる電極を有する電解水生成装置を有し、前記洗
浄槽洗浄工程に使用する洗浄水としてアルカリ性水を供
給することを特徴とする。
【0014】本発明によれば、アルカリ性水によって水
やお湯では落ちない特に有機物汚れを、洗剤を用いるこ
となく洗浄することができ、環境に優しく、洗浄槽を清
潔に保つことができる。
【0015】また、請求項6記載の発明は、前記電解水
生成装置は、洗浄水貯留槽のアルカリ性水を排出手段に
より排出した後、酸性水を前記洗浄水貯留部へ供給して
洗浄槽洗浄工程を実行することを特徴とする。
【0016】本発明によれば、アルカリ性水による有機
物汚れを洗浄後、酸性水によって無機物汚れを洗浄する
ことができ槽内をより清潔に保つことができる。
【0017】また、請求項7記載の発明は、前記洗浄水
貯留部へ洗浄水を供給する流路に少なくとも1対の金属
板からなる電極を有する電解水生成装置を有し、更に、
この電解水生成装置の上流部分に無機塩類添加機構を有
し、電解水生成装置の陽極側から出る陽極水と陰極側か
ら出る陰極水の混合電解水を前記洗浄槽洗浄工程に用い
ることを特徴とする。
【0018】本発明によれば、食塩添加した水を電気分
解することで通常の水よりも高い塩素濃度の水で洗浄を
洗浄することができる。
【0019】また、請求項8記載の発明は、洗浄水を加
熱するヒータが前記洗浄水貯留部に設けられていること
を特徴とする。
【0020】本発明によれば、洗浄ポンプを駆動する等
してヒータへ電解水を導かずとも、電解水を洗浄水貯留
部に給水するだけで電解水中にヒーターがつかり、ヒー
ターを洗浄することができる。
【0021】また、請求項9記載の発明は、前記洗浄水
貯留部のアルカリ性水を排出手段により排出する際に、
前記アルカリ性水へ、酸性水あるいは水道水を添加する
ことで中和または希釈することを特徴とする。
【0022】本発明によれば、排出手段からシンク等に
排出される洗浄水のpHを中性化する、または、弱アル
カリ性とすることによる、シンク等が腐食することを防
止することができる。
【0023】また、請求項10記載の発明は、前記洗浄
槽洗浄工程の実施要否を判定する洗浄槽洗浄判定部と、
この判定結果を報知する洗浄槽洗浄報知手段を有するこ
とを特徴とする。
【0024】本発明によれば、利用者が洗浄槽洗浄が必
要な時期を知ることができ、洗浄槽洗浄モードを選択す
る目安となる。
【0025】また、請求項11記載の発明は、前記洗浄
槽洗浄判定部は書き換え可能な不揮発性記憶装置を有
し、前回洗浄槽洗浄実施後の食器洗浄装置の運転状況を
前記不揮発性記憶装置に保持し、この不揮発性記憶装置
に保持された運転状況に基づいて前記洗浄槽洗浄工程の
実施要否を判定することを特徴とする。
【0026】本発明によれば、不揮発性記憶装置に記憶
された食器洗浄装置の運転状況に応じて洗浄槽洗浄の実
施要否を判断するので、食器洗浄装置の電源コンセント
が抜かれた場合であっても正確に判断することができ
る。
【0027】
【発明の実施の形態】以下に本発明の第一の実施の形態
を、添付図面により詳細に説明する。図1において1は
洗浄槽で、2は食器を洗浄する洗浄水を洗浄槽1に供給
する吐水口、3は食器を洗浄する洗浄水を噴射するノズ
ルであり、噴射口4を設けている。また5は洗浄水を循
環する洗浄ポンプであり、6は洗浄水を排水する排水ポ
ンプである。7は洗浄水を加熱するヒータであり、8は
水道水を電気分解することにより酸性水およびアルカリ
水を生成する電解槽であり、9は電解槽8により生成さ
れた陽極水または陰極水を洗浄槽1に導く導水路であ
り、10は他方の電解水を排水する排水路である。1
1、12は開閉弁であり、13は給水口、14は洗浄水
を供給する給水弁であり、15は給水口13から供給さ
れた洗浄水が貯留する洗浄水貯留部である。
【0028】まず、通常の食器洗浄を行なう食器洗浄モ
ードについて説明する。食器洗浄モードは使用者が運転
開始ボタンを押すと、給水弁14、開閉弁11が開き水
道水または水道水を加熱した温水が導水管9を通り、吐
水口2から洗浄槽1に供給される。その際開閉弁12は
閉じたままであり、電解槽8は陽極と陰極との間の仕切
りが無い無隔膜タイプであるため、電解槽8へ流れ込ん
だ水道水は全て洗浄槽1へ供給される。所定量の洗浄水
が洗浄槽内の洗浄水貯留部15に貯まった後、洗浄ポン
プ5が駆動され洗浄水がノズル3上の噴射口4より食器
類へ噴射され食器類の洗浄を行なう。一定時間食器類の
洗浄を行った後、洗浄ポンプ5を停止し、排水ポンプ6
を駆動し汚れた洗浄水の排水を行う。この食器洗浄工程
の複数回繰り返しからなる食器類の洗浄シーケンスが終
了し、次に食器類の乾燥シーケンスを実施し、食器洗浄
モードが完了する。
【0029】また、洗浄槽洗浄モードは、洗浄槽洗浄ボ
タンの操作に続いて食器洗浄モード用の運転開始ボタン
が押されると、食器洗浄モードと同様に給水口14から
洗浄水が洗浄槽1に供給され、洗浄ポンプ5が駆動され
てノズル3から洗浄水が噴射されて洗浄槽1の洗浄が行
われる。この時洗浄槽洗浄モードにおいては通常の食器
洗浄時とは異なる洗浄槽洗浄工程が実施される。通常の
食器洗浄時と洗浄槽洗浄工程との違いは後述するが、ポ
ンプの駆動法による噴射法の違いや、洗浄水のpH値や
温度の制御の違いなど水の性状が異なっている。一定時
間洗浄槽1の洗浄を行った後、洗浄ポンプ5を停止し、
排水ポンプ6を駆動し汚れた洗浄水の排水を行う。そし
て洗浄槽洗浄工程の複数回繰り返しからなる洗浄槽洗浄
シーケンスが実行される。
【0030】洗浄モード選択手段について添付図面を用
いて詳細に説明する。図2において100は運転開始ボ
タンであり、101が洗浄モード選択手段である。な
お、ボタン等のスイッチに代えて音声入力などで実現す
ることもできる。利用者は通常の食器洗浄を行なう場合
にはスイッチ100のみを操作して食器洗浄モードを実
行させる。洗浄槽が汚れていると判断した場合あるいは
図示されていない報知手段により洗浄槽の洗浄時期を示
す情報が得られた時洗浄モード選択手段101により、
洗浄槽洗浄モードを選択し、その後に運転開始ボタン1
00が操作されると洗浄槽洗浄シーケンスが実行され
る。
【0031】このような食器類洗浄装置において、図3
は食器洗浄モードと洗浄槽洗浄モードとの切替えの流れ
を表すフローチャートである。まずS30において洗浄
モード選択手段101が操作されておらず、その状態で
使用者が運転開始ボタン100が操作されると(S31
Yes)、食器洗浄モードS32となって前記洗浄シー
ケンスS33と乾燥シーケンスS34が作動し、通常の
食器洗浄モードが実施される。また、S30にて洗浄モ
ード選択手段101が操作されて運転開始ボタン100
を選択した場合(S30Yes)、洗浄槽洗浄モードS
35となって洗浄槽洗浄シーケンスS36が作動し、洗
浄槽1の洗浄が実施される。
【0032】また、図4は食器洗浄モードと洗浄槽洗浄
モードとの切替えの流れの別実施形態を表すフローチャ
ートであり、洗浄槽洗浄モードが食器洗浄シーケンスや
乾燥シーケンスと組み合わされて実行される例のフロー
チャートであり、まずS30において洗浄モード選択手
段101が操作されないで運転開始ボタン100が操作
されると(S41Yes)、食器洗浄モードS42とな
って前記洗浄シーケンスS43と乾燥シーケンスS44
が作動し、通常の食器洗浄モードが実施される。また、
洗浄モード選択手段101が操作されて運転開始ボタン
100を選択した場合(S41Yes)、洗浄槽洗浄モ
ードS45となって、前記洗浄シーケンスS46と乾燥
シーケンスS47が作動し、その後前記洗浄槽洗浄シー
ケンスS48が作動する。このように食器洗浄シーケン
スと洗浄槽洗浄シーケンスを組み合わせた洗浄モードを
食器洗浄モードとすることも可能である。こうすること
により食器を洗浄するついでいに洗浄槽を洗浄すること
ができるため、洗浄槽を洗浄する手間を省くことができ
る。
【0033】次に前記洗浄槽洗浄工程の水制御法の1つ
であるポンプ作動例について詳細に説明する。利用者が
汚れを拭き取るなど、洗浄槽1の上部の壁はメンテナン
スすることが可能であるが、洗浄水貯留部15や、ポン
プ5などの汚れは拭き取るなど利用者がメンテナンスす
ることが難しい。また、洗浄水貯留部15や、ポンプ5
は食洗機使用時に常に汚れた水に接触し、かつ洗浄終了
後も水が少量残存してしまう。そのため洗浄槽1の壁よ
りも洗浄水貯留部15やポンプ5部分の汚れが付着しや
すく、その汚れを落とすことが洗浄槽1の洗浄において
より重要となってくる。
【0034】本発明では洗浄槽洗浄工程として、洗浄ポ
ンプ5の駆動を制御することで、洗浄水の噴射を上部の
食器にとどかない程度に弱くし、洗浄水貯留部15やポ
ンプ5の内部の汚れを中心に落とすようにしている。こ
の結果通常の噴射で洗浄槽1を洗浄する場合と比較し
て、洗浄水貯留部15やポンプ5内部を効果的に洗浄す
ることができ、さらに低消費電力かつ低洗浄音を実現す
ることが可能となった。ポンプ5の出力を低減する方法
としては、ポンプ5の回転数を落とす方法や、ON,O
FFを繰り返すこと及びそのデューティー比を変えるこ
とで出力の低減の程度を変えることが可能である。
【0035】あるいは、洗浄水が洗浄水貯留部15に貯
まった状態で洗浄ポンプ5を停止させ、洗浄水貯留部1
5や、ポンプ5内部に洗浄水を浸すことで汚れを膨潤さ
せ、汚れを除去する工程を設けることも可能である。こ
の結果、消費電力は大幅に削減され、洗浄音も無くなる
ため夜間などに洗浄を行うことも可能となる。また、洗
浄槽洗浄シーケンスとして通常の食器洗浄時の噴射によ
る洗浄工程と、上部の食器にとどかない程度の噴射によ
る洗浄槽洗浄工程と、洗浄ポンプ5を停止させ、洗浄液
を配管や、ポンプ部分に浸すことによる洗浄槽洗浄工程
を組み合わすことで、より洗浄槽1を効率的に洗浄する
ことができる。
【0036】例えば洗浄槽洗浄シーケンスの最初の工程
としては通常の食器洗浄時の食器洗浄工程における強さ
の噴射により洗浄槽の壁の汚れを取り除き、次に洗浄槽
洗浄工程である洗浄ポンプ5を停止させ長時間洗浄液に
浸し汚れを膨潤させ、最後に洗浄槽洗浄工程である上部
の食器にとどかない程度の噴射により、膨潤した汚れを
取り除くような洗浄槽洗浄シーケンスなどが考えられ
る。
【0037】次に前記洗浄槽洗浄工程の水制御法の1つ
である温度制御作動例について説明する。通常の食器洗
浄シーケンスではタンパク固化を防ぐため、1回目の食
器洗浄工程では温度を60℃以上に上げないように制御
してある。しかし、洗浄槽に付着した汚れはすでにすす
ぎ温度で高温に加熱してあり、さらに通常の食器洗浄シ
ーケンスでは落ちない頑固な汚れであるため、洗浄槽洗
浄シーケンスにおいては、複数ある洗浄槽洗浄工程のう
ち一回目の工程において60℃以上の高温に加熱するこ
とが望ましい。また、通常の洗浄シーケンスの最高温度
よりも高い温度まで加熱することがより望ましい。
【0038】洗浄槽洗浄工程において、アルカリ水を用
いて洗浄槽を洗浄する場合について添付図面を用いて詳
細に説明する。図1において、給水口13から供給され
た洗浄水は電解槽8でアルカリ水と、酸性水に電気分解
され、アルカリ水は開閉弁11を通り、吐水口2から洗
浄槽1に供給され、酸性水は開閉弁12を通り排水管1
0から外部へ排水される。洗浄槽1にアルカリ水が所定
量貯まると給水弁14が閉弁すると共に電解槽8での電
気分解も停止し、洗浄ポンプ5が駆動されアルカリ水が
ノズル3の噴射口4より噴射されて洗浄槽1の洗浄を行
なう。一定時間洗浄槽の洗浄を行った後、洗浄ポンプ5
を停止し、排水ポンプ6を駆動しアルカリ水の排水を行
って洗浄槽洗浄工程が終了する。その後、すすぎのため
に、通常の食器洗浄工程と同じく電解しない水道水を洗
浄槽1へ供給して洗浄槽洗浄工程を実施し、洗浄槽洗浄
シーケンスが終了する。このことにより付着物質が有機
物の場合、より高い洗浄効果を得ることができるように
なる。また、電解槽8への通電制御においてポールチェ
ンジすることにより、すすぎの役割となる洗浄槽洗浄工
程では酸性水を洗浄槽1へ供給してアルカリ水を排水す
ることも可能である。
【0039】本発明の第二の実施の形態について添付図
面を用いて詳細に説明する。この実施形態においては図
1の第一の実施形態と比べて電解水を洗浄槽1へ供給す
る構成がことなっており、その点について説明する。図
5において200は酸性水貯水タンクであり、給水口1
4から供給された洗浄水は電解槽8を通過し、アルカリ
水と酸性水に電気分解される。生成した酸性水は酸性水
貯水タンク200に貯水され、生成したアルカリ水は開
閉弁12を通り、洗浄槽1に供給され、洗浄槽1の洗浄
が行われる。アルカリ水による洗浄終了後、アルカリ水
を排水し、図示されていない制御手段により開閉弁12
を制御することで、貯水タンク200に貯水されていた
酸性水を洗浄槽1に供給し、酸性水による洗浄が行われ
る。洗浄槽には無機物が最初に付着し、有機物が付着し
やすくなる問題があったが、このことによりアルカリ水
で洗浄することで有機物を落とし、さらに酸性水で洗浄
することで無機物を落とすため洗浄槽の洗浄性をよりた
かめることができるようになった。また未使用のアルカ
リ水または酸性水を排水しないため無駄な水が無く経済
的な洗浄槽洗浄機能付き食器洗浄機を提供することが可
能となる。
【0040】また酸性水の調製法は、低pHで生成した
酸性水を使用時に水で薄める方法と、あらかじめ洗浄に
適したpHの酸性水を生成し、そのまま利用する方法が
あるが、あらかじめ洗浄に適したpHの酸性水を生成す
ると、アルカリ水による洗浄を行っている間貯水するた
めのタンクの容量が大きくなりすぎる問題があるため、
低pHで生成した酸性水を使用時に水で薄める方法がよ
り望ましい。以上の方法により酸性水貯水タンク200
をそれほど大きくすることなく、アルカリ水および酸性
水で洗浄槽を洗浄することが可能となる。
【0041】本発明の第三の実施の形態を添付図面にお
いて詳細に説明する。この実施形態においては図1の第
一の実施形態と比べて電解水を洗浄槽1へ供給する構成
がことなっており、その点について説明する。電解水に
は水道水中の残留塩素により次亜塩素酸あるいは次亜塩
素酸イオンが含まれている。ここでは、このような遊離
塩素や、結合塩素を含めた全塩素を塩素濃度とする。通
常の水道水の電気分解において、塩素濃度は水道水中の
残留塩素の濃度により決まり、1ppmには達しないの
が普通であるため洗浄効果、殺菌効果に対する効果が不
足している可能性がある。そこで例えば食塩などを電解
の際に混ぜることで電解水の塩素濃度を高めることがで
きる。図6において、300は食塩添加機構である。利
用者が洗浄槽洗浄モードを選択し、運転開始ボタンを押
すと、給水口13から供給された洗浄水は食塩添加機構
300を通り、食塩水となる。食塩水となった洗浄水
は、電解槽8を通り、電気分解される。この時陽極側の
水と陰極側の水を混合した電解水を洗浄槽1に供給し、
電解水が所定量貯まった後、前記洗浄槽洗浄シーケンス
が作動し、洗浄槽の洗浄を行う。洗浄槽洗浄シーケンス
は洗浄工程とすすぎ工程からなり、洗浄工程中に電解を
かけることが望ましい。添加する食塩の量を制御するこ
とで塩素濃度を制御することが可能となる。
【0042】また、洗浄槽内に電極が備えてあり、塩を
適量洗浄槽に供給することで、洗浄水を洗浄のために循
環する際に洗浄水を電気分解し、塩素濃度の高い洗浄水
を得る構成とすることもできる。
【0043】食塩の添加機構300について添付図面を
用いて詳細に説明する。図7において318は食塩添加
口である。給水口14から供給された水は図示されてい
ない制御手段により開閉弁15を制御することにより食
塩添加機構300に貯まるようになっている。300に
水が貯まったところで利用者が食塩添加口301より食
塩を規定量添加し、貯水された水は規定濃度の食塩水と
なる。調製された食塩水を電解槽8に通水することで塩
素濃度が高い電解水を得ることができる。これにより特
別な機構を必要とせず低コストで所定濃度の食塩水の供
給を実現することができる。
【0044】しかし、食塩水をあらかじめ洗浄に必要な
量だけ調製する場合タンクが大きくなるため、水による
希釈工程を伴う必要がある。そこで食塩の添加機構に水
を流すことにより徐々に食塩が溶出するような食塩溶出
機構とすることも可能である。利用者が食塩を食塩添加
口から食塩を食塩溶出機構にあらかじめ供給し、給水口
から供給された水は食塩添加機構を通過すると一定濃度
の食塩水となり、連続的に電解槽で電気分解され、塩素
濃度が高い電解水を得ることができる。この方法では調
製された食塩水を連続的に電解槽に供給できるため、食
塩水を貯水するタンクや、水による希釈工程も必要が無
くなる。また、流量を制御することで、食塩の溶解する
速度を調整する方法も考えらる。
【0045】本発明の第四の実施の形態について添付図
面により詳細に説明する。この実施形態においては図1
の第一の実施形態と比べて電解水を洗浄槽1へ供給する
構成がことなっており、その点について説明する。図8
において16は開閉弁である。給水口13から供給され
た洗浄水は通常電解槽8を通り、洗浄槽1に供給される
が、開閉弁16を図示されていない制御手段により制御
することで水道水を直接洗浄槽1に供給することが可能
である。これにより水道水と電解水を選択的に使用する
ことが可能となる。
【0046】本発明の第四の実施の形態について添付図
面により詳細に説明する。ヒーター部分は高温に加熱さ
れるため、炭酸カルシウムが析出し、熱効率が下がる問
題があった。図1において、ヒーター7を洗浄水貯留部
15に設置し、酸性水を供給することによりヒーター部
分の炭酸カルシウムを除去することができる。また、そ
の場合には酸性水を供給した状態で一定時間放置するこ
とがより望ましい。それにより低電力かつ低騒音でヒー
タ洗浄を行うことができる。
【0047】本発明の第五の実施の形態について添付図
面を用いて詳細に説明する。この実施形態においては図
1の第一の実施形態と比べて電解水を洗浄槽1へ供給す
る構成がことなっており、その点について説明する。図
9において400はアルカリ水を貯めるアルカリ水貯水
タンクであり、401は酸性水を貯める酸性水貯水タン
クであり、405は洗浄水を排水する排水管であり、4
03、404は開閉弁である。酸性水による洗浄槽洗浄
時、給水口14から供給された洗浄水は電解槽8を通過
し、アルカリ水と酸性水に電気分解される。生成したア
ルカリ水はアルカリ水貯水タンク400に貯水され、生
成した酸性水は酸性水貯水タンク401に貯水される。
開閉弁403と三方弁201を制御することにより、酸
性水を洗浄槽1に供給し、洗浄を実施する。酸性水によ
る洗浄終了後、図示されていない制御手段により開閉弁
404、三方弁201を制御することで、アルカリ水貯
水タンク中のアルカリ水を洗浄槽に供給し、洗浄水であ
る酸性水を中和することができる。中和された電解水を
排水ポンプ6を駆動することで排水管405より外部に
排水される。このことにより、酸あるいはアルカリによ
るシンクの腐食を防止することができる。また、洗浄終
了後水道水を通水しながら洗浄水を排水する事により、
希釈することも可能である。また、洗浄槽で中和せず
に、酸性水による洗浄後、図示されていない制御手段に
より、酸性水を排水するタイミングに合わせ、アルカリ
水を直接排水管402に排水する方法もある。また、洗
浄水にアルカリ水を使用した場合も同様の方法で中和、
希釈することが可能である。
【0048】本発明の第六の実施の形態について詳細に
説明する。この実施形態においては図1の第一の実施形
態と比べて制御部分が異なっており、その点について説
明する。図2においてスイッチ101の横に報知手段を
設け、さらに制御部分には洗浄槽洗浄判定部と、不揮発
性記憶装置が設けられている。利用者が洗浄槽を洗浄す
るタイミングを判断するために、洗浄槽洗浄判定部から
の信号により報知手段が作動する。報知手段としては、
音声、画像表示、ランプ点滅、ランプ点灯、それらの組
み合わせなどが考えられる。
【0049】前記洗浄槽洗浄判定部500は不揮発性記
憶装置502を有し、前記食器洗浄モードと洗浄槽洗浄
モードの洗浄情報を記憶させることができる。前記洗浄
情報とは例えば食器洗浄モードの使用回数、使用時間
や、洗浄時の水の汚れ具合、使用頻度などが考えられ、
不揮発性記憶装置としてはフラッシュメモリーなどの半
導体メモリーを用いることができる。
【0050】洗浄槽洗浄判定部の作動例を図10のフロ
ーチャートを用いて詳細に説明する。通常の食器洗浄終
了後、不揮発性記憶装置に記録された累積洗浄回数nに
1を加え、それを新たに累積洗浄回数nとし、不揮発性
記憶装置に記録する。nがあらかじめ設定された値以上
であった場合報知手段が作動する。報知手段作動後、利
用者が洗浄槽の洗浄を実施した場合洗浄回数nは0にリ
セットされる。また、報知手段作動後利用者が洗浄槽の
洗浄を実施しない場合再度報知を行い洗浄槽洗浄を促す
構成としても良い。
【0051】また、洗浄回数だけでなく、累積洗浄時間
を不揮発性記憶装置に記憶させ、洗浄槽を洗浄するタイ
ミングの判定基準の一つとすることもできる。
【0052】また、洗浄時の水の汚れ具合を、例えば電
極により洗浄水の伝導度を測定し、伝導度の大きさによ
り汚れ量を推定しする。このような洗浄水の汚れ量に関
する情報を不揮発性記憶装置に記録することで、累積汚
れ量を推定し、洗浄槽を洗浄するタイミングの判定に使
用しても良い。
【0053】また、使用頻度は、電源のON・OFFの
の頻度も不揮発性記憶装置に記録することで洗浄槽の使
用タイミングの判定に利用することもできる。前記使用
頻度を利用した洗浄槽の洗浄判定部の作動例として図1
1のフローチャートを用いて説明する。電源をOFFに
した時点からの時間を計測し、その時間が規定時間以上
である場合、使用前に洗浄槽を洗浄する必要があるとみ
なし、そのことを利用者に報知する。このことにより長
期間食洗機を使用しなかった場合など雑菌が繁殖してい
る可能性や、汚れが固着して落ちにくくなっている可能
債があり、その状態のままで食洗機を使用することを防
止することができる。
【0054】また、1日に1回以上食洗機を使用してい
るなど使用頻度が高い場合、洗浄槽の汚れが固着する前
に次の洗浄に入るため比較的汚れが蓄積しにくく、同じ
使用回数でも洗浄槽の洗浄回数を減らすことができる。
このように洗浄頻度を不揮発性記憶装置に記録すること
で洗浄槽を洗浄するタイミングの判断基準とすることが
できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第一の実施形態を示す正面断面図であ
る。
【図2】本発明の選択手段の実施形態を示す正面断面図
である。
【図3】本発明の洗浄槽洗浄モードの1つ目の流れを示
すフローチャートである。
【図4】本発明の洗浄槽洗浄モードの2つ目の流れを示
すフローチャートである。
【図5】本発明の第二の実施形態を示す正面断面図であ
る。
【図6】本発明の第三の実施形態を示す正面断面図であ
る。
【図7】本発明の食塩添加機構を示す断面略図である。
【図8】本発明の第四の実施形態を示す正面断面図であ
る。
【図9】本発明の第五の実施形態を示す正面断面図であ
る。
【図10】本発明の洗浄槽洗浄判定部の第一の作動例を
示すフローチャートである。
【図11】本発明の洗浄槽洗浄判定部の第二の作動例を
示すフローチャートである。
【符号の説明】
1…洗浄槽 2…吐水口 3…ノズル 4…噴射口 5…洗浄ポンプ 6…排水ポンプ 7…ヒーター 8…電解槽 9…導水路 10…導水路 11…開閉弁 12…開閉弁 13…給水口 14…給水弁 15…洗浄水貯留部 16…三方弁 200…酸性水貯水タンク 201…三方弁 300…食塩添加機構 301…食塩投入口 400…アルカリ水貯水タンク 402…酸性水貯水タンク 403…開閉弁 404…開閉弁 405…排水管
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 三津 愛子 福岡県北九州市小倉北区中島2丁目1番1 号 東陶機器株式会社内 Fターム(参考) 3B082 BD01 BD02 BF02 BK02 DB01 DC02 DC04 4D061 DA03 DB07 DB08 DB10 EA02 EB02 EB05 EB14 EB19 EB39 ED13 GC16

Claims (11)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 食器を収納する洗浄槽と、この洗浄槽の
    下部に設けられ、外部より供給された洗浄水を貯める洗
    浄水貯留部と、この洗浄水貯留部に貯まった洗浄水を洗
    浄ポンプによって加圧して食器に向けて噴射して食器を
    洗浄する食器洗浄装置において、使用者による洗浄モー
    ド選択手段からの指示に基づいて、通常の食器洗浄時と
    は異なる性状の洗浄水を前記洗浄水貯留部へ供給する洗
    浄槽洗浄工程、または、前記ポンプの出力を低下させて
    運転する洗浄槽洗浄工程、を実施する洗浄槽洗浄モード
    を有することを特徴とする食器洗浄装置。
  2. 【請求項2】 前記洗浄槽洗浄工程は、前記洗浄水貯留
    部の上部の食器に当たらない程度に洗浄水の噴射が弱く
    なるよう、前記洗浄ポンプの出力を制御することを特徴
    とする請求項1記載の食器洗浄装置。
  3. 【請求項3】 前記洗浄槽洗浄工程は、洗浄水貯留部に
    洗浄水が供給された状態で前記洗浄ポンプの運転を止め
    て所定時間放置することを特徴とする請求項1記載の食
    器洗浄装置。
  4. 【請求項4】 前記洗浄槽洗浄モードは、外部から供給
    されて洗浄槽の洗浄に使われた洗浄水を排出手段により
    排出する洗浄槽洗浄工程を複数回繰り返し行なうもので
    あり、第1回目の洗浄槽洗浄工程の洗浄温度の最高温度
    は通常の食器洗浄時の最高温度より高く設定されると共
    に、その後の洗浄槽洗浄工程よりも高いことを特徴とす
    る請求項1乃至請求項3何れか記載の食器洗浄装置。
  5. 【請求項5】 前記洗浄水貯留部へ洗浄水を供給する流
    路に少なくとも1対の金属板からなる電極を有する電解
    水生成装置を有し、前記洗浄槽洗浄工程に使用する洗浄
    水としてアルカリ性水を供給することを特徴とする請求
    項1乃至請求項4何れかに記載の食器洗浄装置。
  6. 【請求項6】 前記電解水生成装置は、洗浄水貯留槽の
    アルカリ性水を排出手段により排出した後、酸性水を前
    記洗浄水貯留部へ供給して洗浄槽洗浄工程を実行するこ
    とを特徴とする請求項5記載の食器洗浄装置。
  7. 【請求項7】 前記洗浄水貯留部へ洗浄水を供給する流
    路に少なくとも1対の金属板からなる電極を有する電解
    水生成装置を有し、更に、この電解水生成装置の上流部
    分に無機塩類添加機構を有し、電解水生成装置の陽極側
    から出る陽極水と陰極側から出る陰極水の混合電解水を
    前記洗浄槽洗浄工程に用いることを特徴とする請求項1
    乃至請求項4何れかに記載の食器洗浄装置。
  8. 【請求項8】 洗浄水を加熱するヒータが前記洗浄水貯
    留部に設けられていることを特徴とする請求項5乃至請
    求項7何れか記載の食器洗浄装置。
  9. 【請求項9】 前記洗浄水貯留部のアルカリ性水を排出
    手段により排出する際に、前記アルカリ性水へ酸性水、
    あるいは水道水を添加することで中和または希釈するこ
    とを特徴とする請求項5または6記載の食器洗浄装置。
  10. 【請求項10】 前記洗浄槽洗浄工程の実施要否を判定
    する洗浄槽洗浄判定部と、この判定結果を報知する洗浄
    槽洗浄報知手段を有することを特徴とする請求項1乃至
    請求項9何れか記載の食器洗浄装置。
  11. 【請求項11】 前記洗浄槽洗浄判定部は書き換え可能
    な不揮発性記憶装置を有し、前回洗浄槽洗浄実施後の食
    器洗浄装置の運転状況を前記不揮発性記憶装置に保持
    し、この不揮発性記憶装置に保持された運転状況に基づ
    いて前記洗浄槽洗浄工程の実施要否を判定することを特
    徴とする請求項10記載の食器洗浄装置。
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