JP2003009733A - 魚釣用リ−ル - Google Patents
魚釣用リ−ルInfo
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- JP2003009733A JP2003009733A JP2001202833A JP2001202833A JP2003009733A JP 2003009733 A JP2003009733 A JP 2003009733A JP 2001202833 A JP2001202833 A JP 2001202833A JP 2001202833 A JP2001202833 A JP 2001202833A JP 2003009733 A JP2003009733 A JP 2003009733A
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 ア−ム本体に支軸を回り止めして支軸に
回転可能に支持された握持保持用ノブを安定して回転出
来る魚釣用リ−ルを提供すること。 【解決手段】 リ−ル本体1の一側に突出したア−ム本
体2がリ−ル本体1に回転可能に支持され、ア−ム本体
2の一側端に支軸3と軸受5、6を介して回転可能に握
持保持用ノブ4が支持されてネジ7で抜け止めされてい
る。ア−ム本体2の一側端には透孔2aと回り止め部2
bが形成されている。支軸3は軸部3aの一側に鍔部3
bと回り止め部3cと断面円形嵌合部3dが形成され、
他側にネジ穴3eが形成されている。回り止め部2bと
回り止め部3cは夫々非円形状の小判形に形成されてい
る。握持保持用ノブ4は筒状の握り部4aの中心に透孔
4bと透孔4bの両端に凹部4c、4dが形成されて凹
部4c、4dで段部が形成されている。
回転可能に支持された握持保持用ノブを安定して回転出
来る魚釣用リ−ルを提供すること。 【解決手段】 リ−ル本体1の一側に突出したア−ム本
体2がリ−ル本体1に回転可能に支持され、ア−ム本体
2の一側端に支軸3と軸受5、6を介して回転可能に握
持保持用ノブ4が支持されてネジ7で抜け止めされてい
る。ア−ム本体2の一側端には透孔2aと回り止め部2
bが形成されている。支軸3は軸部3aの一側に鍔部3
bと回り止め部3cと断面円形嵌合部3dが形成され、
他側にネジ穴3eが形成されている。回り止め部2bと
回り止め部3cは夫々非円形状の小判形に形成されてい
る。握持保持用ノブ4は筒状の握り部4aの中心に透孔
4bと透孔4bの両端に凹部4c、4dが形成されて凹
部4c、4dで段部が形成されている。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、リ−ル本体1に回
転可能に支持されたア−ム本体に取り付けるノブの支持
構造を改善した魚釣用リ−ルに関する。
転可能に支持されたア−ム本体に取り付けるノブの支持
構造を改善した魚釣用リ−ルに関する。
【0002】
【従来の技術】従来、魚釣用リ−ルはハンドルの巻取り
駆動回転で駆動装置を駆動し、釣糸をスプ−ルに巻回保
持する構成である。図11のように、前記ハンドルAは
リ−ル本体1に回転可能に支持されたア−ム本体2と、
ア−ム本体2にカシメ固定された支軸3と、該支軸3′
に軸受5、6を介して回転可能に支持された握持保持用
ノブ4を備えており、前記ノブ4は支軸3にネジ7等で
抜け止めされる。前記の如く構成することで、ハンドル
ノブ4は、分解してメンテナンスし易くなり、また、軸
受に不具合が生じた場合も容易に軸受を交換出来る、或
は、ハンドルノブをアフタ−パ−ツで販売されている好
みの形状のものに容易に交換出来るなどの効果がある。
駆動回転で駆動装置を駆動し、釣糸をスプ−ルに巻回保
持する構成である。図11のように、前記ハンドルAは
リ−ル本体1に回転可能に支持されたア−ム本体2と、
ア−ム本体2にカシメ固定された支軸3と、該支軸3′
に軸受5、6を介して回転可能に支持された握持保持用
ノブ4を備えており、前記ノブ4は支軸3にネジ7等で
抜け止めされる。前記の如く構成することで、ハンドル
ノブ4は、分解してメンテナンスし易くなり、また、軸
受に不具合が生じた場合も容易に軸受を交換出来る、或
は、ハンドルノブをアフタ−パ−ツで販売されている好
みの形状のものに容易に交換出来るなどの効果がある。
【0003】しかし、前記の如く支軸3′にネジ7を螺
着することでハンドルノブ4を抜け止めするので、ネジ
を締め付けると支軸に回転方向の力が加わるが、支軸の
ハンドルア−ムからなるア−ム本体2へのカシメ強度が
不足していると支軸がネジに連れ回りしてしまい、充分
な締付けトルクを得られない不具合が生じる。又、カシ
メ強度が充分足りている場合でも、長期の使用によりハ
ンドルア−ムと支軸の間にこじるような力が加わる、或
は捩じれ方向の力が加わることでカシメ部分が弱くなっ
てきた場合などにも前記と同じ不具合を生じることとな
り、分解不能になる不具合を生じる。同様に、海水の付
着による腐食や、長期の使用によるネジへの負担で支軸
にネジが固着してしまうと、充分なカシメ強度で固定さ
れていても、ネジを緩める際にカシメのみでは回転方向
の力に耐えることが出来ず、支軸が連れ回りしてしまう
ことがあり、やはり分解不能になってしまうことがあ
る。
着することでハンドルノブ4を抜け止めするので、ネジ
を締め付けると支軸に回転方向の力が加わるが、支軸の
ハンドルア−ムからなるア−ム本体2へのカシメ強度が
不足していると支軸がネジに連れ回りしてしまい、充分
な締付けトルクを得られない不具合が生じる。又、カシ
メ強度が充分足りている場合でも、長期の使用によりハ
ンドルア−ムと支軸の間にこじるような力が加わる、或
は捩じれ方向の力が加わることでカシメ部分が弱くなっ
てきた場合などにも前記と同じ不具合を生じることとな
り、分解不能になる不具合を生じる。同様に、海水の付
着による腐食や、長期の使用によるネジへの負担で支軸
にネジが固着してしまうと、充分なカシメ強度で固定さ
れていても、ネジを緩める際にカシメのみでは回転方向
の力に耐えることが出来ず、支軸が連れ回りしてしまう
ことがあり、やはり分解不能になってしまうことがあ
る。
【0004】前記不具合を避けるべく、更に強くカシメ
を行うと、ア−ム部の表面の防食層に傷を生じさせてし
まい、電食や単体腐食を起こしてしまうため、ア−ムへ
の支軸の固定方法を改善する必要がある。
を行うと、ア−ム部の表面の防食層に傷を生じさせてし
まい、電食や単体腐食を起こしてしまうため、ア−ムへ
の支軸の固定方法を改善する必要がある。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】解決しようとする問題
点は、支軸にネジを螺着することでハンドルノブを抜け
止めするので、ネジを締め付けると支軸に回転方向の力
が加わるが、支軸のハンドルア−ムへのカシメ強度が不
足していると支軸がネジに連れ回りしてしまい、充分な
締付けトルクを得られない不具合が生じる。又、カシメ
強度が充分足りている場合でも、長期の使用によりハン
ドルア−ムと支軸の間にこじるような力が加わる、或は
捩じれ方向の力が加わることでカシメ部分が弱くなって
きた場合などにも前記と同じ不具合を生じることとな
り、分解不能になる不具合を生じる。同様に、海水の付
着による腐食や、長期の使用によるネジへの負担で支軸
にネジが固着してしまうと、充分なカシメ強度で固定さ
れていても、ネジを緩める際にカシメのみでは回転方向
の力に耐えることが出来ず、支軸が連れ回りしてしまう
ことがあり、やはり分解不能になってしまうことがあ
る。
点は、支軸にネジを螺着することでハンドルノブを抜け
止めするので、ネジを締め付けると支軸に回転方向の力
が加わるが、支軸のハンドルア−ムへのカシメ強度が不
足していると支軸がネジに連れ回りしてしまい、充分な
締付けトルクを得られない不具合が生じる。又、カシメ
強度が充分足りている場合でも、長期の使用によりハン
ドルア−ムと支軸の間にこじるような力が加わる、或は
捩じれ方向の力が加わることでカシメ部分が弱くなって
きた場合などにも前記と同じ不具合を生じることとな
り、分解不能になる不具合を生じる。同様に、海水の付
着による腐食や、長期の使用によるネジへの負担で支軸
にネジが固着してしまうと、充分なカシメ強度で固定さ
れていても、ネジを緩める際にカシメのみでは回転方向
の力に耐えることが出来ず、支軸が連れ回りしてしまう
ことがあり、やはり分解不能になってしまうことがあ
る。
【0006】本発明の目的は前記欠点に鑑み、ア−ム本
体に支軸を回り止めして支軸に回転可能に支持された握
持保持用ノブを安定して回転出来る魚釣用リ−ルを提供
することである。
体に支軸を回り止めして支軸に回転可能に支持された握
持保持用ノブを安定して回転出来る魚釣用リ−ルを提供
することである。
【0007】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
に、請求項1に係わる本発明は、リ−ル本体に回転可能
に支持されたア−ム本体と、該ア−ム本体に支軸を介し
て回転可能に支持された握持保持用ノブを備えると共
に、該ア−ム本体の回転にて駆動される駆動装置を備え
た魚釣用リ−ルにおいて、前記支軸に回り止め部を形成
し、該回り止め部を介して前記支軸をア−ム本体に回り
止め固定したことを要旨とするものである。
に、請求項1に係わる本発明は、リ−ル本体に回転可能
に支持されたア−ム本体と、該ア−ム本体に支軸を介し
て回転可能に支持された握持保持用ノブを備えると共
に、該ア−ム本体の回転にて駆動される駆動装置を備え
た魚釣用リ−ルにおいて、前記支軸に回り止め部を形成
し、該回り止め部を介して前記支軸をア−ム本体に回り
止め固定したことを要旨とするものである。
【0008】請求項2に係わる本発明は、前記回り止め
部は、非円形状であることを要旨とするものである。請
求項3に係わる本発明は、前記回り止め部の軸方向に、
断面円形嵌合部を併設したことを要旨とするものであ
る。請求項4に係わる本発明は、前記握持保持用ノブは
ハンドルノブであり、前記ア−ム本体はハンドルア−ム
であることを要旨とするものである。
部は、非円形状であることを要旨とするものである。請
求項3に係わる本発明は、前記回り止め部の軸方向に、
断面円形嵌合部を併設したことを要旨とするものであ
る。請求項4に係わる本発明は、前記握持保持用ノブは
ハンドルノブであり、前記ア−ム本体はハンドルア−ム
であることを要旨とするものである。
【0009】
【発明の実施の形態】請求項1の本発明により、ア−ム
本体2に支軸3が非回転状態で嵌合固定されるので、握
持保持用ノブ4を支軸3に回転可能に支持するべく、支
軸3へ取り付ける際にネジ7を充分な締付トルクでねじ
込むことが可能となり、長期の使用によるネジの緩みを
防止できる。
本体2に支軸3が非回転状態で嵌合固定されるので、握
持保持用ノブ4を支軸3に回転可能に支持するべく、支
軸3へ取り付ける際にネジ7を充分な締付トルクでねじ
込むことが可能となり、長期の使用によるネジの緩みを
防止できる。
【0010】請求項2の本発明により、非円形状の回り
止め部2b、2c、2d、3c、3i、3jを形成を形
成することで、必要以上のカシメ力を必要とせず、強く
カシメることに付随する傷の発生、腐食を防止出来るか
ら、ア−ム本体2や本体表面の皮膜に傷を付け難くな
り、電食や単体腐食の発生を効果的に防ぐことが可能と
なる。又、カシメで固定と、長期の使用でカシメ部分の
緩みが発生したり、支軸3にネジ7が固着した際でも、
ネジ7を支軸3より緩めることができるので、握持保持
用ノブ4の交換や軸受5、6の交換を確実に行うことが
出来る。
止め部2b、2c、2d、3c、3i、3jを形成を形
成することで、必要以上のカシメ力を必要とせず、強く
カシメることに付随する傷の発生、腐食を防止出来るか
ら、ア−ム本体2や本体表面の皮膜に傷を付け難くな
り、電食や単体腐食の発生を効果的に防ぐことが可能と
なる。又、カシメで固定と、長期の使用でカシメ部分の
緩みが発生したり、支軸3にネジ7が固着した際でも、
ネジ7を支軸3より緩めることができるので、握持保持
用ノブ4の交換や軸受5、6の交換を確実に行うことが
出来る。
【0011】請求項3の本発明により、支軸3に非円形
状の回り止め部2b、2c、2d、3c、3i、3jと
断面円形嵌合部3dを併設することで、支軸3をア−ム
本体2に組み付ける時の組み付け誤差を極力無くすこと
が可能となり、製品のバラツキを抑え、安定した製品を
供給することが可能となる。又、非円形状の回り止め部
2b、2c、2d、3c、3i、3jで固定時に回転方
向のガタを抑えて組み付けできるため、支軸3を高い精
度で組み付けることが可能となる。請求項4の本発明に
より、ハンドルAのア−ム本体2に支軸3が非回転状態
で嵌合固定されるので、巻取トルクの掛かる部分に実施
しても、不具合が解消出来る。
状の回り止め部2b、2c、2d、3c、3i、3jと
断面円形嵌合部3dを併設することで、支軸3をア−ム
本体2に組み付ける時の組み付け誤差を極力無くすこと
が可能となり、製品のバラツキを抑え、安定した製品を
供給することが可能となる。又、非円形状の回り止め部
2b、2c、2d、3c、3i、3jで固定時に回転方
向のガタを抑えて組み付けできるため、支軸3を高い精
度で組み付けることが可能となる。請求項4の本発明に
より、ハンドルAのア−ム本体2に支軸3が非回転状態
で嵌合固定されるので、巻取トルクの掛かる部分に実施
しても、不具合が解消出来る。
【0012】
【実施例】以下、図示の実施例によって本発明を説明す
ると、図1から図3は第1実施例で、図1は魚釣用スピ
ニングリ−ルの背面図とハンドルの要部断面側面図、図
2はハンドルのア−ム本体と支軸と握持保持用ノブの拡
大断面側図、図3はア−ム本体の握持保持用ノブ側の側
面図である。
ると、図1から図3は第1実施例で、図1は魚釣用スピ
ニングリ−ルの背面図とハンドルの要部断面側面図、図
2はハンドルのア−ム本体と支軸と握持保持用ノブの拡
大断面側図、図3はア−ム本体の握持保持用ノブ側の側
面図である。
【0013】魚釣用リ−ルはリ−ル本体1の一側に突出
したハンドルAのハンドルア−ムからなるア−ム本体2
がリ−ル本体1に回転可能に支持され、ア−ム本体2に
支軸3を介して回転可能にハンドルノブからなる握持保
持用ノブ4が支持されている。ア−ム本体2が回転され
るとリ−ル本体1内の駆動装置が駆動される。ア−ム本
体2の一側端には透孔2aと凹部からなる回り止め部2
bが形成されている。支軸3は軸部3aの一側に鍔部3
bと回り止め部3cと断面円形嵌合部3dが形成され、
他側にネジ穴3eが形成されている。回り止め部2bと
回り止め部3cは夫々非円形状の小判形に形成されてい
る。握持保持用ノブ4は筒状の握り部4aの中心に透孔
4bと透孔4bの両端に凹部4c、4dが形成されて凹
部4c、4dで段部が形成されている。
したハンドルAのハンドルア−ムからなるア−ム本体2
がリ−ル本体1に回転可能に支持され、ア−ム本体2に
支軸3を介して回転可能にハンドルノブからなる握持保
持用ノブ4が支持されている。ア−ム本体2が回転され
るとリ−ル本体1内の駆動装置が駆動される。ア−ム本
体2の一側端には透孔2aと凹部からなる回り止め部2
bが形成されている。支軸3は軸部3aの一側に鍔部3
bと回り止め部3cと断面円形嵌合部3dが形成され、
他側にネジ穴3eが形成されている。回り止め部2bと
回り止め部3cは夫々非円形状の小判形に形成されてい
る。握持保持用ノブ4は筒状の握り部4aの中心に透孔
4bと透孔4bの両端に凹部4c、4dが形成されて凹
部4c、4dで段部が形成されている。
【0014】ア−ム本体2に支軸3が固定される時は、
透孔2aに断面円形嵌合部3dが圧入されると共に回り
止め部2bに回り止め部3cが挿入される。支軸3の軸
部3a外周に軸受5、6が嵌合されて軸受5、6の外周
に握持保持用ノブ4が嵌合されてネジ7で抜け止めさ
れ、ネジ7側の凹部4dにカバ−8が挿入固定されてい
る。
透孔2aに断面円形嵌合部3dが圧入されると共に回り
止め部2bに回り止め部3cが挿入される。支軸3の軸
部3a外周に軸受5、6が嵌合されて軸受5、6の外周
に握持保持用ノブ4が嵌合されてネジ7で抜け止めさ
れ、ネジ7側の凹部4dにカバ−8が挿入固定されてい
る。
【0015】前記のようにハンドルAのア−ム本体2に
支軸3が透孔2aに断面円形嵌合部3dが圧入されると
共に回り止め部2bに回り止め部3cが挿入される非回
転状態で嵌合固定されると、握持保持用ノブ4や軸受
5、6の交換等でネジ7を緩めたり、締め付ける時、ア
−ム本体2に対して支軸3が回ることがないので、確実
にネジ7を緩めたり、締め付けることが出来る。
支軸3が透孔2aに断面円形嵌合部3dが圧入されると
共に回り止め部2bに回り止め部3cが挿入される非回
転状態で嵌合固定されると、握持保持用ノブ4や軸受
5、6の交換等でネジ7を緩めたり、締め付ける時、ア
−ム本体2に対して支軸3が回ることがないので、確実
にネジ7を緩めたり、締め付けることが出来る。
【0016】魚釣用リ−ルが前記のように構成される
と、ハンドルAのア−ム本体2に支軸3が非回転状態で
嵌合固定されるので、握持保持用ノブ4を支軸3に回転
可能に支持するべく、支軸3へ取り付ける際にネジ7を
充分な締付トルクでねじ込むことが可能となり、長期の
使用によるネジの緩みを防止できる。非円形状の回り止
め部2b、3cを形成し、透孔2aに断面円形嵌合部3
dが圧入されることで、ア−ム本体2や本体表面の皮膜
に傷を付け難くなり、電食や単体腐食の発生を効果的に
防ぐことが可能となる。
と、ハンドルAのア−ム本体2に支軸3が非回転状態で
嵌合固定されるので、握持保持用ノブ4を支軸3に回転
可能に支持するべく、支軸3へ取り付ける際にネジ7を
充分な締付トルクでねじ込むことが可能となり、長期の
使用によるネジの緩みを防止できる。非円形状の回り止
め部2b、3cを形成し、透孔2aに断面円形嵌合部3
dが圧入されることで、ア−ム本体2や本体表面の皮膜
に傷を付け難くなり、電食や単体腐食の発生を効果的に
防ぐことが可能となる。
【0017】支軸3に非円形状の回り止め部3cと断面
円形嵌合部3dを併設することで、支軸3をア−ム本体
2に組み付ける時の組み付け誤差を極力無くすことが可
能となり、製品のバラツキを抑え、安定した製品を供給
することが可能となる。又、非円形状の回り止め部2
b、3cで固定時に回転方向のガタを抑えて組み付けで
きるため、支軸3を高い精度で組み付けることが可能と
なる。ハンドルAのア−ム本体2に支軸3が非回転状態
で嵌合固定されるので、巻取トルクの掛かる部分に実施
しても、不具合が解消出来る。
円形嵌合部3dを併設することで、支軸3をア−ム本体
2に組み付ける時の組み付け誤差を極力無くすことが可
能となり、製品のバラツキを抑え、安定した製品を供給
することが可能となる。又、非円形状の回り止め部2
b、3cで固定時に回転方向のガタを抑えて組み付けで
きるため、支軸3を高い精度で組み付けることが可能と
なる。ハンドルAのア−ム本体2に支軸3が非回転状態
で嵌合固定されるので、巻取トルクの掛かる部分に実施
しても、不具合が解消出来る。
【0018】図4は第2実施例で、図4はア−ム本体の
握持保持用ノブ側の側面図である。
握持保持用ノブ側の側面図である。
【0019】第2実施例では、ア−ム本体2の非円形状
の回り止め部2cは多角形の凹部で形成され、支軸に形
成される回り止め部も同形に形成されている。他の構成
は前記第1実施例と略同一である。
の回り止め部2cは多角形の凹部で形成され、支軸に形
成される回り止め部も同形に形成されている。他の構成
は前記第1実施例と略同一である。
【0020】図5は第3実施例で、図5はハンドルのア
−ム本体と支軸と握持保持用ノブの拡大断面側図であ
る。
−ム本体と支軸と握持保持用ノブの拡大断面側図であ
る。
【0021】第3実施例では、支軸3の断面円形嵌合部
3dの一端がア−ム本体2の透孔2aから突出してカシ
メ部3fが形成されてカシメ固定されている。他の構成
は前記第1実施例と略同一である。
3dの一端がア−ム本体2の透孔2aから突出してカシ
メ部3fが形成されてカシメ固定されている。他の構成
は前記第1実施例と略同一である。
【0022】第3実施例のようにカシメ固定する場合
も、非円形状の回り止め部2b、3cがあるので、必要
以上のカシメ力を必要とせず、強くカシメることに付随
する傷の発生、腐食を防止出来るから、ア−ム本体2や
本体表面の皮膜に傷を付け難くなり、電食や単体腐食の
発生を効果的に防ぐことが可能となる。
も、非円形状の回り止め部2b、3cがあるので、必要
以上のカシメ力を必要とせず、強くカシメることに付随
する傷の発生、腐食を防止出来るから、ア−ム本体2や
本体表面の皮膜に傷を付け難くなり、電食や単体腐食の
発生を効果的に防ぐことが可能となる。
【0023】図6は第4実施例で、図6はハンドルのア
−ム本体と支軸と握持保持用ノブの拡大断面側図であ
る。
−ム本体と支軸と握持保持用ノブの拡大断面側図であ
る。
【0024】第4実施例では、支軸3の断面円形嵌合部
3dの一端にネジ穴3gが形成されてア−ム本体2の透
孔2aに挿入嵌合された断面円形嵌合部3dがバネ座金
9とネジ10で抜け止めされている。他の構成は前記第
1実施例と略同一である。
3dの一端にネジ穴3gが形成されてア−ム本体2の透
孔2aに挿入嵌合された断面円形嵌合部3dがバネ座金
9とネジ10で抜け止めされている。他の構成は前記第
1実施例と略同一である。
【0025】第4実施例のようにカシメ固定ではなく、
バネ座金9とネジ10で支軸3の断面円形嵌合部3dが
抜け止めできるので、カシメることに付随する傷の発
生、腐食を防止出来るから、ア−ム本体2や本体表面の
皮膜に傷を付け難くなり、電食や単体腐食の発生を効果
的に防ぐことが可能となる。
バネ座金9とネジ10で支軸3の断面円形嵌合部3dが
抜け止めできるので、カシメることに付随する傷の発
生、腐食を防止出来るから、ア−ム本体2や本体表面の
皮膜に傷を付け難くなり、電食や単体腐食の発生を効果
的に防ぐことが可能となる。
【0026】図7は第5実施例で、図7はハンドルのア
−ム本体と支軸と握持保持用ノブの拡大断面側図であ
る。
−ム本体と支軸と握持保持用ノブの拡大断面側図であ
る。
【0027】第5実施例では、支軸3の断面円形嵌合部
3dの一端がア−ム本体2の透孔2aから突出される長
さに形成されると共に外周にネジ部3hが形成されてバ
ネ座金9を挾んでナット11が螺合されて抜け止めされ
ている。他の構成は前記第1実施例と略同一である。
3dの一端がア−ム本体2の透孔2aから突出される長
さに形成されると共に外周にネジ部3hが形成されてバ
ネ座金9を挾んでナット11が螺合されて抜け止めされ
ている。他の構成は前記第1実施例と略同一である。
【0028】図8は第6実施例で、図8はハンドルのア
−ム本体と支軸と握持保持用ノブの拡大断面側図であ
る。
−ム本体と支軸と握持保持用ノブの拡大断面側図であ
る。
【0029】第6実施例では、支軸3の断面円形嵌合部
3dの一端がア−ム本体2の透孔2aから突出してカシ
メ部3fが形成されてカシメ固定されると共に、断面円
形嵌合部3dの外周にロ−レッタ加工で回り止め部3i
が形成されている。他の構成は前記第1実施例と略同一
である。
3dの一端がア−ム本体2の透孔2aから突出してカシ
メ部3fが形成されてカシメ固定されると共に、断面円
形嵌合部3dの外周にロ−レッタ加工で回り止め部3i
が形成されている。他の構成は前記第1実施例と略同一
である。
【0030】図9、図10は第7実施例で、図9はハン
ドルのア−ム本体と支軸と握持保持用ノブの拡大断面側
図、図10はア−ム本体の握持保持用ノブ側の側面図で
ある。
ドルのア−ム本体と支軸と握持保持用ノブの拡大断面側
図、図10はア−ム本体の握持保持用ノブ側の側面図で
ある。
【0031】第7実施例では、支軸3の断面円形嵌合部
3dの一端がア−ム本体2の透孔2aから突出してカシ
メ部3fが形成されてカシメ固定されると共に、ア−ム
本体2と支軸3に夫々歯形からなる回り止め部2d、3
jが形成されている。回り止め部2dは凹部に形成され
ている。他の構成は前記第1実施例と略同一である。
3dの一端がア−ム本体2の透孔2aから突出してカシ
メ部3fが形成されてカシメ固定されると共に、ア−ム
本体2と支軸3に夫々歯形からなる回り止め部2d、3
jが形成されている。回り止め部2dは凹部に形成され
ている。他の構成は前記第1実施例と略同一である。
【0032】前記説明では、図1で魚釣用スピニングリ
−ルの背面図を図示したが、他の形式の魚釣用リ−ルに
実施してもよい。前記説明では、ア−ム本体2をハンド
ルア−ムとしたが、ア−ム本体をクラッチレバ−等とし
てもよい。
−ルの背面図を図示したが、他の形式の魚釣用リ−ルに
実施してもよい。前記説明では、ア−ム本体2をハンド
ルア−ムとしたが、ア−ム本体をクラッチレバ−等とし
てもよい。
【0033】
【発明の効果】本発明は、以上説明したような形態で実
施され、以下に記載されるような効果を奏する。
施され、以下に記載されるような効果を奏する。
【0034】請求項1により、ア−ム本体に支軸が非回
転状態で嵌合固定されるので、握持保持用ノブを支軸に
回転可能に支持するべく、支軸へ取り付ける際にネジ7
を充分な締付トルクでねじ込むことが可能となり、長期
の使用によるネジの緩みを防止できる。
転状態で嵌合固定されるので、握持保持用ノブを支軸に
回転可能に支持するべく、支軸へ取り付ける際にネジ7
を充分な締付トルクでねじ込むことが可能となり、長期
の使用によるネジの緩みを防止できる。
【0035】請求項2の本発明により、非円形状の回り
止め部を形成を形成することで、必要以上のカシメ力を
必要とせず、強くカシメることに付随する傷の発生、腐
食を防止出来るから、ア−ム本体や本体表面の皮膜に傷
を付け難くなり、電食や単体腐食の発生を効果的に防ぐ
ことが可能となる。又、カシメで固定と、長期の使用で
カシメ部分の緩みが発生したり、支軸にネジが固着した
際でも、ネジを支軸より緩めることができるので、握持
保持用ノブの交換や軸受の交換を確実に行うことが出来
る。
止め部を形成を形成することで、必要以上のカシメ力を
必要とせず、強くカシメることに付随する傷の発生、腐
食を防止出来るから、ア−ム本体や本体表面の皮膜に傷
を付け難くなり、電食や単体腐食の発生を効果的に防ぐ
ことが可能となる。又、カシメで固定と、長期の使用で
カシメ部分の緩みが発生したり、支軸にネジが固着した
際でも、ネジを支軸より緩めることができるので、握持
保持用ノブの交換や軸受の交換を確実に行うことが出来
る。
【0036】請求項3の本発明により、支軸に非円形状
の回り止め部と断面円形嵌合部を併設することで、支軸
をア−ム本体に組み付ける時の組み付け誤差を極力無く
すことが可能となり、製品のバラツキを抑え、安定した
製品を供給することが可能となる。又、非円形状の回り
止め部で固定時に回転方向のガタを抑えて組み付けでき
るため、支軸を高い精度で組み付けることが可能とな
る。請求項4の本発明により、ア−ム本体に支軸が非回
転状態で嵌合固定されるので、巻取トルクの掛かる部分
に実施しても、不具合が解消出来る。
の回り止め部と断面円形嵌合部を併設することで、支軸
をア−ム本体に組み付ける時の組み付け誤差を極力無く
すことが可能となり、製品のバラツキを抑え、安定した
製品を供給することが可能となる。又、非円形状の回り
止め部で固定時に回転方向のガタを抑えて組み付けでき
るため、支軸を高い精度で組み付けることが可能とな
る。請求項4の本発明により、ア−ム本体に支軸が非回
転状態で嵌合固定されるので、巻取トルクの掛かる部分
に実施しても、不具合が解消出来る。
【図1】第1実施例で、魚釣用スピニングリ−ルの背面
図とハンドルの要部断面側面図である。
図とハンドルの要部断面側面図である。
【図2】同ハンドルのア−ム本体と支軸と握持保持用ノ
ブの拡大断面側図である。
ブの拡大断面側図である。
【図3】同ア−ム本体の握持保持用ノブ側の側面図であ
る。
る。
【図4】第2実施例で、ア−ム本体の握持保持用ノブ側
の側面図である。
の側面図である。
【図5】第3実施例で、ハンドルのア−ム本体と支軸と
握持保持用ノブの拡大断面側図である。
握持保持用ノブの拡大断面側図である。
【図6】第4実施例で、ハンドルのア−ム本体と支軸と
握持保持用ノブの拡大断面側図である。
握持保持用ノブの拡大断面側図である。
【図7】第5実施例で、ハンドルのア−ム本体と支軸と
握持保持用ノブの拡大断面側図である。
握持保持用ノブの拡大断面側図である。
【図8】第6実施例で、ハンドルのア−ム本体と支軸と
握持保持用ノブの拡大断面側図である。
握持保持用ノブの拡大断面側図である。
【図9】第7実施例で、ハンドルのア−ム本体と支軸と
握持保持用ノブの拡大断面側図である。
握持保持用ノブの拡大断面側図である。
【図10】同ア−ム本体の握持保持用ノブ側の側面図で
ある。
ある。
【図11】従来の魚釣用スピニングリ−ルの背面図とハ
ンドルの要部断面側面図である。
ンドルの要部断面側面図である。
1 リ−ル本体
2 ア−ム本体(ハンドルア−ム)
2b、2c、2d、3c、3i、3j 回り止め部
3 支軸
3d 断面円形嵌合部
4 握持保持用ノブ(ハンドルノブ)
Claims (4)
- 【請求項1】リ−ル本体に回転可能に支持されたア−ム
本体と、該ア−ム本体に支軸を介して回転可能に支持さ
れた握持保持用ノブを備えると共に、該ア−ム本体の回
転にて駆動される駆動装置を備えた魚釣用リ−ルにおい
て、前記支軸に回り止め部を形成し、該回り止め部を介
して前記支軸をア−ム本体に回り止め固定したことを特
徴とする魚釣用リ−ル。 - 【請求項2】前記回り止め部は、非円形状であることを
特徴とする請求項1記載の魚釣用スピニングリ−ル。 - 【請求項3】前記回り止め部の軸方向に、断面円形嵌合
部を併設したことを特徴とする請求項1又は2記載の魚
釣用リ−ル。 - 【請求項4】前記握持保持用ノブはハンドルノブであ
り、前記ア−ム本体はハンドルア−ムであることを特徴
とする請求項1から3記載の魚釣用リ−ル。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2001202833A JP2003009733A (ja) | 2001-07-04 | 2001-07-04 | 魚釣用リ−ル |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2001202833A JP2003009733A (ja) | 2001-07-04 | 2001-07-04 | 魚釣用リ−ル |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2003009733A true JP2003009733A (ja) | 2003-01-14 |
Family
ID=19039562
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2001202833A Pending JP2003009733A (ja) | 2001-07-04 | 2001-07-04 | 魚釣用リ−ル |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2003009733A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2007117045A (ja) * | 2005-10-31 | 2007-05-17 | Daiwa Seiko Inc | 魚釣用リール |
-
2001
- 2001-07-04 JP JP2001202833A patent/JP2003009733A/ja active Pending
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2007117045A (ja) * | 2005-10-31 | 2007-05-17 | Daiwa Seiko Inc | 魚釣用リール |
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