JP2003009161A - ディジタルカメラ - Google Patents

ディジタルカメラ

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JP2003009161A
JP2003009161A JP2001184650A JP2001184650A JP2003009161A JP 2003009161 A JP2003009161 A JP 2003009161A JP 2001184650 A JP2001184650 A JP 2001184650A JP 2001184650 A JP2001184650 A JP 2001184650A JP 2003009161 A JP2003009161 A JP 2003009161A
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Abstract

(57)【要約】 【構成】 CCDイメージャ14によって撮影された被
写体の画像データは、複数の代表色に対応する複数の第
1色調整値と複数の非代表色に対応する複数の第2色調
整値とに基づいて、信号処理回路22によって色調整を
施される。設定変更モードにおいて所望の代表色が選択
されかつダイヤルキー48が操作されると、所望の代表
色の第1色調整値が変更される。また、色相方向におい
て所望の第1色調整値に隣接する特定の第1色調整値
と、色相に関して所望の第1色調整値および特定の第1
色調整値によって挟まれる特定の第2色調整値と、キー
操作による所望の第1色調整値の第1変更量とが検出さ
れ、直線近似によって特定の第2色調整値の第2変更量
が算出される。特定の第2色調整値は、算出された第2
変更量に従って変更される。 【効果】 モニタのサイズや操作キーの数に制限があっ
たり、オペレータが十分な知識を持っていなかったりし
ても、適切な色調整が可能となる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、ディジタルカメ
ラに関し、特にたとえば、撮影手段によって撮影された
被写体の画像信号に複数の第1色調整値と少なくとも1
つの第2色調整値とに基づく色調整を施す、ディジタル
カメラに関する。
【0002】
【背景技術】ディジタルカメラで撮影された画像の色再
現性は、イメージセンサから出力された画像信号にどの
ような信号処理を施すかによって変動する。このため、
信号処理技術が撮影画像の色再現性を向上させる上で重
要な要素となる。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかし、従来のディジ
タルカメラでは、様々な条件で撮影される画像に適応し
た色調整が難しく、良好に撮影されるであろう被写体を
想定した色調整に限定される傾向にあった。また、ユー
ザが自分の好みで色調整値の設定を変更することはカメ
ラ上では不可能であり、撮影済みの画像に対してパーソ
ナルコンピュータ(PC)上で1枚ずつ色調整を施すし
かなかった。
【0004】一方、PCに搭載されるような色調補正ソ
フトウェアをディジタルカメラに搭載すれば、ディジタ
ルカメラ上での色調補正が可能となる。しかし、携帯型
のディジタルカメラではモニタのサイズおよび操作キー
の数に限界があるため、PC用の色調補正ソフトウェア
をそのままディジタルカメラに適用しても、快適な操作
性の確保は困難である。
【0005】それゆえに、この発明の主たる目的は、色
調整時の操作性を向上させることができる、ディジタル
カメラを提供することである。
【0006】
【課題を解決するための手段】この発明は、撮影手段に
よって撮影された被写体の画像信号に複数の第1色調整
値と少なくとも1つの第2色調整値とに基づく色調整を
施す色調整手段を備えるディジタルカメラにおいて、複
数の第1色調整値のうち所望の第1色調整値の変更指示
を入力する入力手段、変更指示に応答して所望の第1色
調整値を変更する第1変更手段、および所望の第1色調
整値の第1変更量に基づいて第2色調整値を変更する第
2変更手段をさらに備えることを特徴とする、ディジタ
ルカメラである。
【0007】
【作用】撮影手段によって撮影された被写体の画像信号
に対する色調整は、複数の第1色調整値と少なくとも1
つの第2色調整値とに基づいて、色調整手段によって実
行される。複数の第1色調整値のうち所望の第1色調整
値の変更指示が入力手段によって入力されると、所望の
第1色調整値が第1変更手段によって変更される。第2
色調整値は、所望の第1色調整値の第1変更量に基づい
て第2変更手段によって変更される。つまり、変更指示
を入力して所望の第1色調整値を変更すると、第2色調
整値もまた変更される。
【0008】好ましくは、複数の第1色調整値は原色系
および補色系の少なくとも一方の代表色に個別に対応す
る。原色系や補色系の代表色はこれ以外の色よりも親し
み易いため、このような代表色に関する変更指示の入力
を可能とすることで、操作性がより一層向上する。
【0009】複数の第1色調整値および第2色調整値の
うち複数の第1色調整値のみの変更を受け付ける受付画
面を表示する表示するようにすれば、変更指示の入力操
作が容易になる。
【0010】少なくとも所望の第1色調整値に従う色見
本を受付画面に含ませるようにすれば、変更指示に応じ
て色見本の色あいが変化するため、視覚による色調整が
可能となる。
【0011】また、正規化された第1色調整値を受付画
面に含ませるようにすれば、簡単かつ正確な色調整が可
能となる。
【0012】撮影手段から出力された画像信号に対して
リアルタイムで色調整を実行し、色調整が施された画像
信号に基づく画像をリアルタイムで表示するようにすれ
ば、表示画像の色調もまた変更指示に応答して変化す
る。このため、撮影された画像の色調がどのように変化
するかを容易に把握することができ、操作性がさらに向
上する。
【0013】好ましくは、第1色調整値および第2色調
整値の各々はパラメータの1つに色相を含む。第2変更
手段は、色相方向において所望の第1色調整値に隣接す
る特定の第1色調整値と、色相に関して所望の第1色調
整値および特定の第1色調整値によって挟まれる特定の
第2色調整値と、所望の第1色調整値の第1変更量とに
基づいて、特定の第2色調整値の第2変更量を求める。
そして、求められた第2変更量に従って第2色調整値を
変更する。
【0014】
【発明の効果】この発明によれば、変更指示を入力して
所望の第1色調整値を変更すると、第2色調整値も変更
されるため、モニタのサイズや操作キーの数に制限があ
ったり、オペレータが十分な知識を持っていなかったり
しても、適切な色調整が可能となる。つまり、携帯型の
一般消費者向けディジタルカメラにおける色調整時の操
作性が向上する。
【0015】この発明の上述の目的,その他の目的,特
徴および利点は、図面を参照して行う以下の実施例の詳
細な説明から一層明らかとなろう。
【0016】
【実施例】図1を参照して、この実施例のディジタルカ
メラ10は、携帯型の一般消費者向けディジタルカメラ
であり、フォーカスレンズ12を含む。被写体の光学像
は、このフォーカスレンズ12を経てCCDイメージャ
14の受光面に入射される。受光面では、入射された光
学像に対応するカメラ信号(生画像信号)が光電変換に
よって生成される。なお、受光面は、原色ベイヤ配列の
色フィルタ(図示せず)によって覆われ、カメラ信号を
形成する各々の画素信号は、R,GおよびBのいずれか
1つの色成分のみを持つ。
【0017】電源が投入されると、CPU52からタイ
ミングジェネレータ(TG)16に処理命令が与えら
れ、TG16によってCCDイメージャ14が駆動され
る。CCDイメージャ14は、光電変換によって生成さ
れるカメラ信号を所定のフレームレートで繰り返し読み
出す。読み出された各フレームのカメラ信号は、CDS
/AGC回路18における周知のノイズ除去およびレベ
ル調整を経て、A/D変換器20でディジタル信号に変
換される。
【0018】信号処理回路22は、CPU52からの処
理命令に応答して、A/D変換器20から出力された各
フレームのカメラデータに色分離,白バランス調整,色
調整(色調補正),YUV変換などの信号処理を施し、
輝度成分(Yデータ)および色差成分(Uデータ,Vデ
ータ)からなる画像データを生成する。生成された画像
データはメモリ制御回路24に与えられ、メモリ制御回
路24によってSDRAM26の画像データ格納エリア
26aに書き込まれる。
【0019】ビデオエンコーダ28は、CPU52から
の処理命令に応答して、画像データ格納エリア26aの
画像データをメモリ制御回路24に読み出させる。そし
て、読み出された各フレームの画像データをNTSCフ
ォーマットのコンポジット画像信号にエンコードし、エ
ンコードされたコンポジット画像信号をスイッチSW1
を通してモニタ30に供給する。モニタ30には、被写
体のリアルタイム動画像が表示される。
【0020】なお、スイッチSW1は、キャラクタ信号
発生回路34からキャラクタ信号が出力されるとき、キ
ャラクタ信号発生回路34側に接続され、色見本信号発
生回路36から色見本信号が出力されるとき、色見本信
号発生回路36側に接続される。キャラクタ信号または
色見本信号はスイッチSW1を介してモニタ30に与え
られ、これによって所望のキャラクタまたは色見本が画
面にOSD表示される。
【0021】オペレータによってシャッタボタン42が
押されると、CPU52はJPEGコーデック32に圧
縮命令を与える。JPEGコーデック32は、画像デー
タ格納エリア26aに格納された1フレーム分の画像デ
ータをメモリ制御回路24に読み出させ、読み出された
画像データにJPEGフォーマットに準じた圧縮処理を
施す。圧縮画像データが得られると、JPEGコーデッ
ク32は、生成された圧縮画像データをメモリ制御回路
24に与える。圧縮画像データは、メモリ制御回路24
によって圧縮データ格納エリア26bに格納される。
【0022】圧縮画像データの格納処理が完了すると、
CPU52は、メモリ制御回路24を通して圧縮データ
格納エリア26bから圧縮画像データを読み出し、読み
出した圧縮画像データをI/F回路38を通してメモリ
カード40に記録する。これによって、メモリカード4
0内に画像ファイルが作成される。なお、メモリカード
40は着脱自在な不揮発性の記録媒体であり、スロット
(図示せず)に装着されたときにCPU52によってア
クセス可能となる。
【0023】信号処理回路22は、図2に示すように構
成される。A/D変換器20から出力されたカメラデー
タは、色分離回路22aによって色分離を施される。つ
まり、カメラデータを構成する各々の画素データはR成
分,G成分およびB成分のいずれか1つしか持っていな
いため、各画素が不足する2つの色成分が色分離回路2
2aによって補完される。色分離回路22aからは、各
画素を形成するR成分,G成分およびB成分が同時に出
力される。1画素毎に出力されたR成分,G成分および
B成分は、白バランス調整回路22bを経てLCH変換
回路22cに与えられ、L成分(明度成分),C成分
(彩度成分)およびH成分(色相成分)に変換される。
【0024】変換されたL成分,C成分およびH成分
は、L調整回路22d,C調整回路22eおよびH調整
回路22fにそれぞれ与えられる。L調整回路22d,
C調整回路22eおよびH調整回路22fはそれぞれ、
入力されたL成分,C成分およびH成分に所定の演算を
施し、補正L成分,補正C成分および補正H成分を求め
る。求められた補正H成分,補正C成分および補正L成
分はその後、YUV変換回路22nによってY成分,U
成分およびV成分に変換され、変換されたY成分,U成
分およびV成分は、スイッチSW1,SW2およびSW
3を経て出力される。ここで、YUV変換回路22nは
いわゆる4:2:2変換(または4:1:1変換)を施
し、スイッチSW1〜SW3から出力されるY成分,U
成分およびV成分は4:2:2(または4:1:1)の
比率を持つ。
【0025】なお、スイッチSW1〜SW3は、検査工
程において検査装置から所定の命令が出力されたときだ
け、YUV変換回路22m側に接続される。このとき
は、白バランス調整回路22bから出力されたR成分,
G成分およびB成分に基づいてYUV変換回路22mで
生成されたY成分,U成分およびV成分が、スイッチS
W1〜SW3を経て出力される。YUV変換回路22m
もまたいわゆる4:2:2変換(または4:1:1変
換)を施し、スイッチSW1〜SW3からはY成分,U
成分およびV成分が4:2:2(または4:1:1)の
比率で出力される。
【0026】LCH変換回路22cから出力されたH成
分は、領域判別回路22gにも与えられる。領域判別回
路22gは、基準値テーブル22hを参照して、LCH
変換回路22cから与えられたH成分の属する領域を判
別する。そして、判別結果に対応する基準値を基準値テ
ーブル22hから読み出すとともに、判別結果に対応す
る目標値を目標値テーブル22i〜22kのいずれか1
つ、あるいは設定変更用テーブル22rから読み出す。
L調整回路22d,C調整回路22eおよびH調整回路
22fによる所定の演算は、読み出された基準値および
目標値に基づいて行われる。
【0027】図3を参照して、基準値テーブル22hに
は、12個の基準H成分値,12個の基準C成分値およ
び12個の基準L成分値が書き込まれている。H,Cお
よびLはそれぞれ色相,彩度および明度を意味し、いず
れも色調整のためのパラメータである。互いに関連する
基準H成分値,基準C成分値および基準L成分値には同
じ基準値番号N(0〜11)が割り当てられ、基準値番
号が共通する3つの成分値(基準H成分値,基準C成分
値,基準L成分値)によって基準値が規定される。この
12個の基準値は、図5および図6に示すようにYUV
空間に分布する。なお、図6には基準値番号が“5”の
基準値のみを示している。
【0028】一方、目標値テーブル22i〜22kは、
図4に示すように形成される。図3に示す基準値テーブ
ル22hと同様、色相(H),彩度(C)および明度
(L)の各々に関する12個の目標H成分値,12個の
目標C成分値および12個の目標L成分値が設定され、
同じ目標値番号N(=0〜11)に割り当てられた目標
H成分値,目標C成分値および目標L成分値によって目
標値が規定される。目標H成分値,目標C成分値および
目標L成分値が図4に示す数値を示すとき、12個の目
標値は図5および図6に示すようにYUV空間に分布す
る。なお、図6には目標値番号が“5”の目標値のみを
示している。
【0029】図5から分かるように、N=2の基準値お
よび目標値は“Mg”に対応し、N=3の基準値および
目標値は“R”に対応し、N=5の基準値および目標値
は“Ye”に対応し、N=8の基準値および目標値は
“G”に対応し、N=10の基準値および目標値は“C
y”に対応し、そしてN=11の基準値および目標値は
“B”に対応する。また、N=0,1,4,6,7およ
び9の基準値および目標値は、上述の色以外の色に対応
する。つまり、一部の基準値および目標値は原色系また
は補色系の代表色に対応し、残りの基準値および目標値
はこのような代表色と異なる非代表色に個別に対応す
る。
【0030】目標値テーブル22i〜22kが基準値テ
ーブル22hと異なるのは、代表色に対応する目標値を
変更できる点である。つまり、基準値テーブル22hに
設定された基準H成分値,基準C成分値および基準L成
分値が、製造段階で予め設定され、オペレータによって
自由に変更できないのに対して、目標値テーブル22i
〜22kに設定されたN=2,3,5,8,10および
11の目標H成分値,目標C成分値および目標L成分値
は、オペレータによって任意に変更できる。
【0031】なお、この実施例では、代表色に対応する
目標H成分値および目標C成分値を特に第1色調整値と
定義し、非代表色に対応する目標H成分値および目標C
成分値を特に第2色調整値と定義する。
【0032】目標値の変更のために目標値テーブル22
i〜22kのいずれか1つが選択されると、選択された
目標値テーブルに設定された目標値が、設定変更用テー
ブル22rにコピーされる。代表色に対応する目標値の
変更操作が行われると、当該目標値が変更されるととも
に、非代表色の目標値も直線近似によって変更される。
この目標値の変更は、設定変更用テーブル22r上で行
われる。
【0033】変更操作時、領域判別回路22gは、基準
値テーブル22hおよび設定変更用テーブル22rを参
照して領域判別ならびに判別結果に応じた基準値および
目標値の選択を行う。変更操作が完了すると、設定変更
用テーブル22rに設定された目標値が読み出し元の目
標値テーブルに戻される。領域判別に用いられるテーブ
ルもまた、設定変更用テーブル22rから読み出し元の
目標値テーブルに戻される。
【0034】なお、基準値テーブル22hおよび目標値
テーブル22i〜22kは不揮発性のメモリ22pに格
納され、設定変更用テーブル22rは揮発性のメモリ2
2qに格納される。また、目標値テーブル22i〜22
kはそれぞれ、モード1〜3に対応する。
【0035】領域判別回路22gは、画像データを形成
する各画素について領域判別と判別結果に応じた基準値
および目標値の選択とを行うべく、図7に示すフロー図
を1画素毎に実行する。まずステップS1でカウンタ2
2sのカウント値Nを“0”に設定し、ステップS3で
カウント値Nに対応する基準H成分値を基準値テーブル
22hから読み出す。ステップS5では、LCH変換回
路22cから入力した現画素のH成分値(現画素H成分
値)を基準値テーブル22hから読み出された基準H成
分値と比較する。
【0036】ステップS5で基準H成分値>現画素H成
分値と判断されると、ステップS11でカウント値Nを
“0”と比較する。ここでN=0であればステップS2
1〜S27を処理するが、N>1であればステップS1
3〜S19を処理する。一方、基準H成分値≦現画素H
成分値であれば、ステップS7でカウンタ22sをイン
クリメントし、続くステップS9で更新後のカウント値
Nを“11”と比較する。そして、N≦11であればス
テップS3に戻るが、N>11であればステップS21
〜S27を処理する。
【0037】ステップS13では、現時点のカウント値
Nに対応する基準H成分値,基準C成分値および基準L
成分値をHr1,Cr1およびLr1として基準値テー
ブル22hから選択し、ステップS15では、現時点の
カウント値Nに対応する目標H成分値,目標C成分値お
よび目標L成分値をHt1,Ct1およびLt1とし
て、目標値テーブル22i〜22kおよび設定変更用テ
ーブル22rのいずれか1つから選択する。また、ステ
ップS17では、カウント値N−1に対応する基準H成
分値,基準C成分値および基準L成分値をHr2,Cr
2もよびLr2として基準値テーブル22hから選択
し、ステップS19では、カウント値N−1に対応する
目標H成分値,目標C成分値および目標L成分値をHt
2,Ct2およびLt2として、目標値テーブル22i
〜22kおよび設定変更用テーブル22rのいずれか1
つから選択する。
【0038】一方、ステップS21では、カウント値N
=0に対応する基準H成分値,基準C成分値および基準
L成分値をHr1,Cr1およびLr1として基準値テ
ーブル22hから選択し、ステップS23では、カウン
ト値N=0に対応する目標H成分値,目標C成分値およ
び目標L成分値をHt1,Ct1およびLt1として、
目標値テーブル22i〜22kおよび設定変更用テーブ
ル22rのいずれか1つから選択する。また、ステップ
S25では、カウント値N=11に対応する基準H成分
値,基準C成分値および基準L成分値をHr2,Cr2
およびLr2として基準値テーブル22hから選択し、
ステップS27では、カウント値N=11に対応する目
標H成分値,目標C成分値および目標L成分値をHt
2,Ct2およびLt2として、目標値テーブル22i
〜22kおよび設定変更用テーブル22rのいずれか1
つから選択する。
【0039】このようにして、色相に関して現画素値を
挟む2つの基準値と、この2つの基準値に対応する2つ
の目標値とが検出される。なお、ステップS15,S1
9,S23およびS27における目標値の読み出し元
は、互いに同じである。
【0040】基準H成分値Hr1およびHr2ならびに
目標H成分値Ht1およびHt2はH調整回路22fに
与えられる。また、基準C成分値Cr1およびCr2な
らびに目標C成分値Ct1およびCt2はC調整回路2
2eに与えられる。さらに、基準L成分値Lr1および
Lr2ならびに目標L成分値Lt1およびLt2はL調
整回路22dに与えられる。
【0041】H調整回路22fは、LCH変換回路22
cから現画素H成分値Hinを取り込み、数1に従って
補正H成分値Houtを算出する。算出された補正H成
分値Houtは、図8に破線で示す角度にシフトする。
【0042】
【数1】 Hout=(Ht2・β+Ht1・α)/(α+β) α=|Hr2−Hin| β=|Hr1−Hin| H調整回路22fはまた、角度データα(=|Hr2−
Hin|)およびβ(=|Hr1−Hin|)をC調整
回路22eおよびL調整回路22dに出力するととも
に、角度データγ(=|Ht2−Hout|)およびδ
=(|Ht1−Hout|)をL調整回路22dに出力
する。
【0043】C調整回路22eは、LCH変換回路22
cから取り込んだ現画素C成分値Cinに数2に示す演
算を施し、図9に示す補正C成分値Coutを算出す
る。
【0044】
【数2】Cout=Cin・{Ct1+(Ct2−Ct
1)・β/(α+β)}/{Cr1+(Cr2−Cr
1)・β/(α+β)} C調整回路22eはまた、数3を演算して、CH系の座
標(0,0)および(Cin,Hin)を結ぶ直線と座
標(Cr1,Hr1)および(Cr2,Hr2)を結ぶ
直線との交点座標におけるC成分値Cr3、ならびにC
H系の座標(0,0)および(Cout,Hout)を
結ぶ直線と座標(Ct1,Ht1)および(Ct2,H
t2)を結ぶ直線との交点座標におけるC成分値Ct3
を算出する。そして、算出したC成分値Cr3およびC
t3を上述の現画素C成分値Cinおよび補正C成分値
CoutとともにL調整回路22dに出力する。
【0045】
【数3】 Cr3=Cr1+(Cr2−Cr1)・β/(α+β) Ct3=Ct1+(Ct2−Ct1)・δ/(γ+δ) L調整回路22dは、LCH変換回路22cから現画素
L成分値Linを取り込み、数4に従って図10に示す
補正L成分値Loutを求める。図10に示すLmax
およびLminはそれぞれ、再現できるL(明度)の最
大値および最小値である。現画素値(入力画素値)は、
LCH系の座標(Lmax,0,0)、(Lmin,
0,0)および(Lr3,Cr3,Hin)によって形
成される面(YUV空間を色相Hinで切り出した面)
上に存在する。一方、補正画素値は、LCH系の座標
(Lmax,0,0)、(Lmin,0,0)および
(Lt3,Ct3,Hout)によって形成される面
(YUV空間を色相Houtで切り出した面)上に存在
する。
【0046】
【数4】Lout=(Lin−La)・(Ld−Lc)
/(Lb−La)+Lc La=Cin/Cr3・(Lr3−Lmin) Lb=Cin/Cr3・(Lr3−Lmax)+Lma
x Lc=Cout/Ct3・(Lt3−Lmin) Ld=Cout/Ct3・(Lt3−Lmax)+Lm
ax Lr3=Lr1+(Lr2−Lr1)・β/(α+β) Lt3=Lt1+(Lt2−Lt1)・δ/(γ+δ) このようにして求められた補正H成分値Hout,補正
C成分値Coutおよび補正L成分値Loutによっ
て、補正画素値が規定される。なお、現画素値は、LC
H変換回路22cから出力された現画素H成分値Hi
n,現画素C成分値Cinおよび現画素L成分値Lin
によって規定される。
【0047】モニタ30にスルー画像が表示されている
状態で、オペレータが設定変更モードを選択すべく設定
変更キー44を操作すると、CPU52は、図11〜図
13および図17〜図20に示すフロー図を処理する。
まずステップS31でモード選択メニューをモニタ30
に表示し、ステップS33で現モードに対応する目標値
テーブル(22i〜22kのいずれか)に格納されたか
つ代表色に対応する目標H成分値および目標C成分値を
モニタ30に正規化表示し、ステップS35で現モード
を示すメニュー項目に第1カーソルC1をセットする。
ステップS31〜S33のいずれにおいてもキャラクタ
信号発生回路34が制御され、現モードがモード1であ
れば、図14に示すキャラクタがスルー画像に多重され
る。
【0048】図14によれば、“モード1”,“モード
2”,“モード3”および“EXIT”のメニュー項目
からなるモード選択メニューが画面左上に表示され、モ
ード1に対応する目標値テーブル22iから読み出され
かつ“−50”〜“+50”の範囲で正規化された6つ
の目標H成分値および6つの目標C成分値が画面中央に
表示され、そして第1カーソルC1が“モード1”を指
向する。
【0049】正規化された6つの目標H成分値は垂直方
向に並べられ、当該垂直列の上方に“色相”のキャラク
タが表示される。正規化された6つの目標C成分値もま
た垂直方向に並べられ、当該垂直列の上方には“彩度”
のキャラクタが表示される。目標H成分値および目標C
成分値のいずれも“Mg”,“R”,“Ye”,
“G”,“Cy”および“B”の順で垂直方向に並べら
れ、目標H成分値の左側には“Mg”,“R”,“Y
e”,“G”,“Cy”および“B”の順でキャラクタ
が表示される。これによって、各々の数値が色相および
彩度のいずれを示すものであるのか、および各々の数値
がいずれの代表色に対応するものであるのかを、容易に
認識することができる。なお、“色相”,“彩度”,
“Mg”,“R”,“Ye”,“G”,“Cy”および
“B”のキャラクタ表示は、ステップS33で行われ
る。
【0050】ステップS37ではカーソルキー46が操
作されたかどうかを判別し、NOであればそのままステ
ップS49に進むが、YESであればステップS39で
第1カーソルC1を所望の方向に移動させる。ステップ
S41では現時点の第1カーソルC1の指向先を判別
し、指向先が“EXIT”であれば、ステップS45で
目標H成分値および目標C成分値ならびに“色相”,
“彩度”,“Mg”,“R”,“Ye”,“G”,“C
y”および“B”のキャラクタの表示を中止してからス
テップS49に進む。
【0051】第1カーソルC1の指向先が“モード
1”,“モード2”および“モード3”のいずれか1つ
であれば、第1カーソルC1によって選択されたモード
の目標H成分値および目標C成分値をステップS43で
モニタ30に表示する。具体的には、選択されたモード
に対応する目標値テーブル(22i〜22kのいずれ
か)から目標H成分値および目標C成分値を読み出し、
読み出した目標H成分値および目標C成分値ならびに
“色相”,“彩度”,“Mg”,“R”,“Ye”,
“G”,“Cy”および“B”のキャラクタの表示をキ
ャラクタ信号発生回路34に命令する。モニタ30に表
示中の目標H成分値および目標C成分値は、読み出され
た目標H成分値および目標C成分値によって更新され
る。
【0052】ステップS47では、選択されたモードに
対応する目標値テーブルを有効化する。図2に示す領域
判別回路22gは、有効化された目標値テーブルと基準
値テーブル22hとを参照して図7に示す処理を実行す
る。したがって、モニタ30に表示されるスルー画像の
色調(色再現性)は、第1カーソルC1を“モード
1”,“モード2”および“モード3”の間で移動させ
る毎に変化する。
【0053】ステップS49ではセットキー50の操作
の有無を判別し、キー操作がなければステップS37に
戻るが、キー操作があればステップS51で第1カーソ
ルC1の指向先を判別する。第1カーソルC1が“EX
IT”を選択しているときは、ステップS51でNOと
判断し、ステップS73で当初モード(設定変更モード
処理の開始時点で選択されていたモード)の目標値テー
ブルを有効化してから設定変更モードを終了する。
【0054】一方、第1カーソルC1の指向先が“モー
ド1”,“モード2”または“モード3”のときは、ス
テップS51からステップS53に進み、第1カーソル
C1が選択するモードに対応する目標値テーブル(22
i〜22kのいずれか)の目標H成分値,目標C成分値
および目標L成分値を設定変更用テーブル22rにコピ
ーする。さらに、ステップS55で設定変更用テーブル
22rを有効化する。ステップS55の処理によって、
図2に示す領域判別回路22gは、設定変更用テーブル
22rと基準値テーブル22hとを参照して図7に示す
処理を実行する。
【0055】ステップS57では色選択メニューをモニ
タ30に表示し、ステップS59では目標H成分値およ
び目標C成分値の配置を変更し、ステップS61では第
2カーソルC2を色選択メニューの“OK”にセットす
る。ステップS57〜S61のいずれにおいてもキャラ
クタ信号発生回路34が制御され、モニタ30には図1
5に示すキャラクタがスルー画像に多重される。
【0056】図15によれば、“Mg”,“R”,“Y
e”,“G”,“Cy”,“B”,“OK”および“E
XIT”のメニュー項目からなる色選択メニューが画面
左側に表示され、6つの目標H成分値および6つ目標C
成分値が画面やや右側に表示され、そして第2カーソル
C2が“OK”を指向する。このとき、“Mg”,
“R”,“Ye”,“G”,“Cy”および“B”のキ
ャラクタの表示は中止され、代わりに“Mg”,
“R”,“Ye”,“G”,“Cy”および“B”を示
すメニュー項目が対応する目標H成分値および目標C成
分値に関連付けられる。
【0057】ステップS63ではセットキー46の操作
の有無を判別し、キー操作があったときは現時点の第2
カーソルC2の指向先をステップS65およびS71で
判別する。第2カーソルC2の指向先が“OK”であれ
ば、ステップS65からステップS67に進み、設定変
更用テーブル22rの目標H成分値,目標C成分値およ
び目標L成分値を読み出し元の目標値テーブルに格納す
る。その後、ステップS69で読み出し元の目標値テー
ブルを有効化してから処理を終了する。一方、第2カー
ソルC2の指向先が“EXIT”であれば、ステップS
71からステップS73に進み、当初モードの目標値テ
ーブルを有効化してから処理を終了する。
【0058】ステップS69またはS73で有効化され
た目標値テーブルに対応するモードが、次回の設定変更
モードのステップS33およびS35における“現モー
ド”となる。なお、第2カーソルC2が代表色を示すメ
ニュー項目を指向している状態でセットキー50が操作
された場合、当該キー操作は無効とされる。
【0059】ステップS63でNOと判断されると、カ
ーソルキー46が上下方向に操作されたかどうかをステ
ップS75で判断する。ここでNOであればステップS
63に戻るが、YESであれば、ステップS77で第2
カーソルC2を所望の方向に移動させる。続くステップ
S79では移動後の第2カーソルC2の指向先を判別
し、第2カーソルC2が “OK”または“EXIT”
を選択していればステップS63に戻る。
【0060】これに対して、第2カーソルC2がいずれ
かの代表色を示すメニュー項目を選択していれば、ステ
ップS79からステップS81に進み、選択された代表
色に対応する目標H成分値および目標C成分値のみをモ
ニタ30に表示する。ステップS83では、表示されて
いる目標H成分値に第3カーソルC3をセットし、ステ
ップS85およびS87の各々では、選択された代表色
に対応する目標色の見本を第1目標色Clr1および第
2目標色Clr2としてモニタ30に表示する。
【0061】ステップS85では、具体的には、選択さ
れた代表色の目標値(目標H成分値,目標C成分値,目
標L成分値)を設定変更用テーブル22rから検出し、
検出した目標値を第1目標値として第1レジスタ52a
に設定し、そして第1レジスタ52aに設定された第1
目標値に従う第1色見本信号(第1目標色信号)の出力
を色見本信号発生回路36に命令する。ステップS87
では、選択された代表色の目標値(目標H成分値,目標
C成分値,目標L成分値)を設定変更用テーブル22r
から検出し、検出した目標値を第2目標値として第2レ
ジスタ52bに設定し、そして第2レジスタ52bに設
定された第2目標値に従う第2色見本信号(第2目標色
信号)の出力を色見本信号発生回路36に命令する。色
見本信号発生回路36は命令に応答して第1目標色信号
および第2目標色信号を出力し、出力された第1目標色
信号および第2目標色信号はスイッチSW1を介してモ
ニタ30に与えられる。
【0062】したがって、図15に示す色選択メニュー
から代表色“R”が選択されたときは、画面表示が図1
5から図16に更新される。図16によれば、“R”に
対応する目標H成分値(=+10)および目標C成分値
(=+41)のみが表示され、目標H成分値に第3カー
ソルC3がセットされ、そして“R”の第1目標色(第
1色見本)Clr1および第2目標色(第2色見本)C
lr2が第2カーソルC2および第3カーソルC3の間
に互いに近接して表示される。
【0063】ステップS89ではカーソルキー46が上
下方向に操作されたかどうかを判別し、ステップS95
ではカーソルキー46が左右方向に操作されたかどうか
を判断し、そしてステップS99ではダイヤルキー48
が操作されたかどうかを判断する。
【0064】カーソルキー46が上下方向に操作された
ときは、ステップS89でYESと判断し、ステップS
91で第2カーソルC2を所望の方向に移動させる。ス
テップS93では移動後の第2カーソルC2によって選
択されたメニュー項目を判別し、選択されたメニュー項
目が代表色であればステップS81に、選択されたメニ
ュー項目が“OK”または“EXIT”であればステッ
プS63にそれぞれ戻る。カーソルキー46が左右方向
に操作されたときは、ステップS95でYESと判断
し、ステップS97で第3カーソルC3を所望の方向に
移動させる。第3カーソルC3の指向先は、目標H成分
値と目標C成分値との間で変化する。ステップS97の
処理を終えると、ステップS89に戻る。
【0065】ダイヤルキー48が操作されたときは、ス
テップS99でYESと判断し、ステップS101で第
3カーソルC3が指向する数値(目標H成分値または目
標C成分値)を更新するとともに、ステップS103で
非代表色の対応する数値(目標H成分値または目標C成
分値)を直線近似によって補正する。具体的には、設定
変更用テーブル22rおよび第1レジスタ52aにアク
セスし、第3カーソルC3によって選択された目標H成
分値または目標C成分値をダイヤルキー48の操作に応
答して更新するとともに、非代表色の目標H成分値また
は目標C成分値(第3カーソルC3の指向先)を図17
〜図24に示すサブルーチンに従って補正する。領域判
別回路22gは設定変更用テーブル22rおよび基準値
テーブル22hを参照するため、ダイヤルキー48の操
作に応答してスルー画像の色調が変化する。
【0066】ステップS105では、第1レジスタ52
aに設定された第1目標値(目標H成分値,目標C成分
値,目標L成分値)に従う第1目標色信号の出力を色見
本信号発生回路36に命令する。これによって、第1目
標色Clr1の色調もまたダイヤルキー48の操作に応
答して変化する。ステップS105の処理を終えると、
ステップS89に戻る。
【0067】続いて、図17〜図24を参照して、非代
表色の色調補正について説明する。まず第2カーソルC
2によって選択された代表色(所望の代表色)の目標値
番号をステップS201で検出し、検出した目標値番号
をステップS203,S221,S255,S293お
よびS311で判別する。
【0068】判別された目標値番号が“3”であればス
テップS203からステップS205に進み、目標値番
号が“3”の目標H成分値(キー操作による変更前)を
所望の代表色の目標H成分値として検出する。ダイヤル
キー46によって変更されたのが目標C成分値であれ
ば、ステップS205で検出された目標H成分値は現時
点の目標H成分値と一致する。ステップS207では、
目標値番号が“5”の目標H成分値を色相に関して所望
の代表色に隣接する代表色(特定代表色)の目標H成分
値として検出する。また、ステップS209では、目標
値が“4”の目標H成分値を色相に関して所望の代表色
と特定代表色とによって挟まれる非代表色(特定非代表
色)の目標H成分値として検出する。
【0069】なお、特定代表色の目標H成分値および特
定非代表色の目標H成分値は設定変更用テーブル22r
から検出される。また、所望の代表色の目標H成分値
は、設定変更用テーブル22rに設定された変更後の目
標H成分値とダイヤルキー46の操作量とに基づいて検
出される。
【0070】ステップS211では、第3カーソルC3
の指向先が目標H成分値および目標C成分値のいずれで
あるかを判別する。指向先が目標H成分値であれば、ス
テップS213に進み、所望の代表色(目標値=3)に
対応する目標H成分値の変化量(今回のダイヤルキー4
8の操作による変化量)を算出する。さらに、ステップ
S215で特定非代表色(目標値番号=4)の目標H成
分値を数5に従って変更する。具体的には、特定非代表
色の目標H成分値の変化量を直線近似によって算出し、
算出した変化量を現時点における特定非代表色の目標H
成分値に加算し、そして加算値を変更後の目標H成分値
として設定変更用テーブル22rの目標値番号“4”に
対応する欄に書き込む。
【0071】
【数5】HtYZ=|HtY−HtZ| HtYX=|HtY−HtX| ΔHtZ=ΔHtX*(HtYZ/HtYX) HtZ´=HtZ+ΔHtZ 但し、 X:所望の代表色の目標値番号 Y:特定代表色の目標値番号 Z:特定非代表色の目標値番号 HtYZ:特定代表色の目標H成分値と特定非代表色の
目標H成分値との差分絶対値 HtYX:特定代表色の目標H成分値と所望の代表色の
目標H成分値(変更前)との差分絶対値 ΔHtZ:特定非代表色の目標H成分値の変化量 ΔHtX:所望の代表色の目標H成分値の変化量 HtZ´:特定非代表色の目標H成分値(変更後) HtZ:特定非代表色の目標H成分値(変更前) 一方、第3カーソルC3が目標C成分値を指向していれ
ば、ステップS217で所望の代表色(目標値番号=
3)に対応する目標C成分値の変化量(今回のダイヤル
キー48の操作による変化量)を算出し、ステップS2
19で特定非代表色(目標値番号=4)の目標C成分値
を数6に従って変更する。具体的には、特定非代表色の
目標C成分値の変化量を直線近似によって算出し、算出
した変化量を現時点における特定非代表色の目標C成分
値に加算し、そして加算値を変更後の目標C成分値とし
て設定変更用テーブルの目標値番号“4”に対応する欄
に書き込む。
【0072】
【数6】HtYZ=|HtY−HtZ| HtYX=|HtY−HtX| ΔCtZ=ΔCtX*(HtYZ/HtYX) CtZ´=CtZ+ΔCtZ 但し、 ΔCtZ:特定非代表色の目標C成分値の
変化量 ΔCtX:所望の代表色の目標C成分値の変化量 CtZ´:特定非代表色の目標C成分値(変更後) CtZ:特定非代表色の目標C成分値(変更前) こうして、所望の代表色(目標値番号=3)の色相と特
定代表色(目標値番号=5)の色相とによって挟まれる
色相を持つ特定非代表色(目標値番号=4)について、
目標H成分値または目標C成分値が補正される。ステッ
プS211またはS217の処理を終えると、上階層の
ルーチンに復帰する。
【0073】色相および彩度を軸とする2次元平面上で
は、基準値テーブル22hに書き込まれた12個の基準
H成分値および12個の基準C成分値、ならびに設定変
更用テーブル22rに書き込まれた12個の目標H成分
値および12個の目標C成分値は、図25に示すように
分布する。目標値番号が“3”〜“5”の目標値を含む
領域は、図26に示すように描かれる。図26を参照し
て、目標値番号が“3”の目標H成分値Ht3および目
標C成分値Ct3をΔHt3およびΔCt3だけ増加さ
せると、目標値番号が“4”の目標H成分値Ht4およ
び目標C成分値Ct4はΔHt4およびΔCt4だけ増
加する。ΔHt4およびΔCt4はそれぞれ、数7およ
び数8によって求められる。
【0074】
【数7】ΔHt4=ΔHt3*(Ht54/Ht53)
【0075】
【数8】ΔCt4=ΔCt3*(Ht54/Ht53) この演算では、“3”が所望の代表色の目標値番号とな
り、“5”が特定代表色の目標値番号となり、そして
“4”が特定非代表色の目標値番号となる。そして、図
26ならびに数7および数8から分かるように、ΔHt
4およびΔCt4はいずれも、Ht54およびHt53
に基づく直線近似によって求められる。
【0076】判別された目標値番号が“5”であれば、
図18に示すステップS221でYESと判断し、ステ
ップS223で目標値番号が“5”の目標H成分値(ダ
イヤルキー48による変更前)を所望の代表色の目標H
成分値として検出する。続いて、ステップS225で目
標値番号が“3”の目標H成分値を特定代表色の目標H
成分値として検出し、ステップS227で目標値番号が
“4”の目標H成分値を特定非代表色の目標H成分値と
して検出する。
【0077】ステップS229では第3カーソルC3の
指向先を判別し、指向先が目標H成分値であればステッ
プS231およびS233を、指向先が目標C成分値で
あればステップS235およびS237を、それぞれ処
理する。ステップS231では所望の代表色(目標値番
号=5)に対応する目標H成分値の変化量を検出し、続
くステップS233では特定非代表色(目標値番号=
4)に対応する目標H成分値を数5に従って変更する。
一方、ステップS235では所望の代表色(目標値番号
=5)に対応する目標C成分値を検出し、ステップS2
37では特定非代表色(目標値番号=4)に対応する目
標C成分値を数6に従って変更する。
【0078】ステップS233またはS237の処理を
終えると、ステップS239で目標値番号が“8”の目
標H成分値を特定代表色の目標H成分値として新たに検
出し、ステップS241で目標値番号が“6”の目標H
成分値を特定非代表色の目標H成分値として新たに検出
する。ステップS243では第3カーソルC3の指向先
を判別し、指向先が目標H成分値であればステップS2
45に、指向先が目標C成分値であればステップS24
7にそれぞれ進む。ステップS245では特定非代表色
(目標値番号=6)の目標H成分値を数5に従って変更
し、ステップS247では特定非代表色(目標値番号=
6)の目標H成分値を数6に従って変更する。
【0079】ステップS245における演算には、ステ
ップS223で検出済みの目標H成分値とステップS2
31で検出済みの変化量とステップS239およびS2
41で新たに求められた目標H成分値とが用いられる。
また、ステップS247における演算には、ステップS
223で検出済みの目標H成分値とステップS235で
検出済みの変化量とステップS239およびS241で
新たに求められた目標H成分値とが用いられる。
【0080】ステップS249では目標値番号が“7”
の目標H成分値を特定非代表色の目標H成分値として新
たに検出し、続くステップS251では第3カーソルC
3の指向先を判別する。指向先が目標H成分値であれば
ステップS253に進み、特定非代表色(目標値番号=
7)の目標H成分値を数5に従って算出する。一方、指
向先が目標C成分値であればステップS255に進み、
特定非代表色(目標値番号=7)の目標C成分値を数6
に従って算出する。
【0081】ステップS253における演算には、ステ
ップS223およびS239で検出済みの目標H成分
値,ステップS231で検出済みの変化量,およびステ
ップS249で新たに検出された目標H成分値が用いら
れる。ステップS255の演算には、ステップS223
およびS239で検出済みの目標H成分値,ステップS
235で検出済みの変化量,およびステップS249で
新たに検出された目標H成分値が用いられる。
【0082】こうして、所望の代表色(目標値番号=
5)の色相と特定代表色(目標値番号=3または8)の
色相とによって挟まれる色相を持つ特定非代表色(目標
値番号=4,6または7)について、目標H成分値また
は目標C成分値が補正される。ステップS253または
S255の処理を終えると、上階層のルーチンに復帰す
る。
【0083】判別された目標値番号が“8”であれば図
20に示すステップS257でYESと判断し、ステッ
プS259で目標値番号が“8”の目標H成分値(変更
前)を所望の代表色の目標H成分値として検出する。ス
テップS261では目標値番号が“5”の目標H成分値
を特定代表色の目標H成分値として検出し、ステップS
263では目標値番号が“6”の目標H成分値を特定非
代表色の目標H成分値として検出する。
【0084】続いて、ステップS265で第3カーソル
C3の指向先を判別し、判別結果に応じてステップS2
67およびS269あるいはステップS271およびS
273を処理する。つまり、第3カーソルの指向先が目
標H成分値であれば、ステップS267で所望の代表色
(目標値番号=8)に対応する目標H成分値の変化量
(今回のダイヤルキー48の操作による変化量)を検出
し、ステップS269で特定非代表色(目標値番号=
6)に対応する目標H成分値を数5に従って変更する。
一方、第3カーソルC3の指向先が目標C成分値であれ
ば、ステップS271で所望の代表色(目標値番号=
8)に対応する目標C成分値の変化量(今回のダイヤル
キー48の操作による変化量)を検出するとともに、ス
テップS273で特定代表色(目標値番号=6)に対応
する目標C成分値を数6に従って変更する。
【0085】ステップS269またはS273の処理を
終えると、ステップS275で目標値番号が“7”の目
標H成分値を特定非代表色の目標H成分値として新たに
検出し、ステップS277で第3カーソルC3の指向先
を判別する。そして、指向先が目標H成分値であればス
テップS279に進み、特定非代表色(目標値番号=
7)の目標H成分値を数5に従って変更する。一方、第
3カーソルC3の指向先が目標C成分値であればステッ
プS281に進み、特定非代表色(目標値番号=7)の
目標C成分値を数6に従って変更する。
【0086】ステップS279の演算には、ステップS
259およびS261で検出済みの目標H成分値とステ
ップS267で検出済みの変化量とステップS275で
新たに検出された目標H成分値とが用いられる。ステッ
プS281の演算には、ステップS259およびS26
1で検出済みの目標H成分値とステップS271で検出
済みの変化量とステップS275で新たに検出された目
標H成分値とが用いられる。
【0087】ステップS283では目標値番号が“1
0”の目標H成分値を特定代表色の目標H成分値として
検出し、ステップS285では目標値番号が“9”の目
標H成分値を特定非代表色の目標H成分値として検出
し、ステップS287では第3カーソルC3の指向先を
判別する。指向先が目標H成分値であればステップS2
89で特定非代表色(目標値番号=9)の目標H成分値
を数5に従って変更し、指向先が目標C成分値であれば
ステップS291で特定非代表色(目標値番号=9)の
目標C成分値を数6に従って変更する。
【0088】ステップS289の演算には、ステップS
259で検出済みの目標H成分値とステップS267で
検出済みの変化量とステップS283およびS285で
新たに検出された目標H成分値とが用いられる。ステッ
プS291の演算には、ステップS259で検出済みの
目標H成分値とステップS271で検出済みの変化量と
ステップS283およびS285で新たに検出された目
標H成分値とが用いられる。
【0089】こうして、所望の代表色(目標値番号=
8)の色相と特定代表色(目標値番号=5または10)
の色相とによって挟まれる色相を持つ特定非代表色(目
標値番号=6,7または9)について、目標H成分値ま
たは目標C成分値が補正される。ステップS289また
はS291の処理を終えると、上階層のルーチンに復帰
する。
【0090】判別された目標値番号が“10”であれ
ば、ステップS293からステップS295に進み、目
標値番号が“10”の目標H成分値(変更前)を所望の
代表色の目標H成分値として検出する。続いて、ステッ
プS297で目標値番号が“8”の目標H成分値を特定
代表色の目標H成分値として検出し、ステップS299
で目標値番号が“9”の目標H成分値を特定非代表色の
目標H成分値として検出し、そしてステップS301で
第3カーソルC3の指向先を判別する。
【0091】指向先が目標H成分値であれば、ステップ
S303で所望の代表色(目標値番号=10)に対応す
る目標H成分値の変化量(今回のキー操作による変化
量)を検出し、ステップS305で特定非代表色(目標
値番号=9)の目標H成分値を数5に従って変更する。
一方、指向先が目標C成分値であれば、ステップS30
7で所望の代表色(目標値番号=10)の目標C成分値
の変化量(今回のキー操作による変化量)を検出し、ス
テップS309で特定非代表色(目標値番号=9)の目
標C成分値を数6に従って変更する。
【0092】こうして、所望の代表色(目標値番号=1
0)の色相と特定代表色(目標値番号=8)の色相とに
よって挟まれる色相を持つ特定非代表色(目標値番号=
9)について、目標H成分値または目標C成分値が補正
される。ステップS305またはS309の処理を終え
ると、上階層のルーチンに復帰する。
【0093】判別された目標値番号が“11”であれ
ば、図23に示すステップS311でYESと判断し、
ステップS313で目標値番号が“11”の目標H成分
値(変更前)を所望の代表色の目標H成分値として検出
する。ステップS315では目標値番号が“2”の目標
H成分値を特定代表色の目標H成分値として検出し、ス
テップS317では目標値番号が“0”の目標H成分値
を特定非代表色の目標H成分値として検出する。続くス
テップS319では第3カーソルC3の指向先を判別
し、判別結果に応じてステップS321およびS321
あるいはステップS325およびS327を処理する。
【0094】ステップS321では所望の代表色(目標
値番号=11)の目標H成分値の変化量(今回のキー操
作による変化量)を検出し、ステップS323では特定
非代表色(目標値番号=0)の目標H成分値を数9に従
って変更する。一方、ステップS325では所望の代表
色(目標値番号=11)の目標C成分値の変化量(今回
のキー操作による変化量)を検出し、ステップS327
では特定非代表色(目標値番号=0)の目標C成分値を
数10に従って変更する。
【0095】
【数9】HtX´=HtX−360 HtYZ=|HtY−HtZ| HtYX´=|HtY−HtX´| ΔHtZ=ΔHtX*(HtYZ/HtYX´) HtZ´=HtZ+ΔHtZ 但し、 X:所望の代表色の目標値番号 Y:特定代表色の目標値番号 Z:特定非代表色の目標値番号 HtX´:所望の代表色の補正目標H成分値 HtYZ:特定代表色の目標H成分値と特定非代表色の
目標H成分値との差分絶対値 HtYX´:特定代表色の目標H成分値と所望の代表色
の補正目標H成分値(変更前)との差分絶対値 ΔHtZ:特定非代表色の目標H成分値の変化量 ΔHtX:所望の代表色の目標H成分値の変化量 HtZ´:特定非代表色の目標H成分値(変更後) HtZ:特定非代表色の目標H成分値(変更前)
【0096】
【数10】HtX´=HtX−360 HtYZ=|HtY−HtZ| HtYX´=|HtY−HtX´| ΔCtZ=ΔCtX*(HtYZ/HtYX´) CtZ´=CtZ+ΔCtZ 但し、 ΔCtZ:特定非代表色の目標C成分値の
変化量 ΔCtX:所望の代表色の目標C成分値の変化量 CtZ´:特定非代表色の目標C成分値(変更後) CtZ:特定非代表色の目標C成分値(変更前) HtXから“360”を引き算して補正目標H成分値を
求めるのは、目標値番号が“0”,“1”および“2”
の目標値は第1象限に属するものの、目標値番号が“1
1”の目標値は第4象限に属し(図5参照)、数5およ
び数6では第1象限に属する特定非代表色の目標H成分
値および目標C成分値を適切に変更できないからであ
る。
【0097】ステップS323またはS327の処理を
終えると、ステップS329で目標値番号が“1”の目
標H成分値を特定非代表色の目標H成分値として新たに
検出し、続くステップS331で第3カーソルC3の指
向先を判別する。指向先が目標H成分値であれば、ステ
ップS333で特定非代表色(目標値番号=1)の目標
H成分値を数9に従って変更し、指向先が目標C成分値
であれば、ステップS335で特定非代表色(目標値番
号=1)の目標C成分値を数10に従って変更する。
【0098】ステップS333の演算には、ステップS
313およびS315で検出済みの目標H成分値とステ
ップS321で検出済みの変化量とステップS329で
新たに検出された目標H成分値とが用いられる。ステッ
プS335の演算には、ステップS313およびS31
5で検出済みの目標H成分値とステップS325で検出
済みの変化量とステップS329で新たに検出された目
標H成分値とが用いられる。
【0099】こうして、所望の代表色(目標値番号=1
1)の色相と特定代表色(目標値番号=2)の色相とに
よって挟まれる色相を持つ特定非代表色(目標値番号=
0または1)について、目標H成分値または目標C成分
値が補正される。ステップS333またはS335の処
理を終えると、上階層のルーチンに復帰する。
【0100】判別された目標値番号が“2”であれば、
図23に示すステップS311から図24に示すステッ
プS337に進み、目標値番号が“2”の目標H成分値
(変更前)を所望の代表色の目標H成分値として検出す
る。ステップS339では目標値番号が“11”の目標
H成分値を特定代表色の目標H成分値として検出し、ス
テップS341では目標値番号が“0”の目標H成分値
を特定非代表色の目標H成分値として検出する。続い
て、ステップS343で第3カーソルC3の指向先を判
別し、判別結果に応じてステップS345およびS34
7あるいはステップS349およびS351を処理す
る。
【0101】ステップS345では所望の代表色(目標
値番号=2)の目標H成分値の変化量(今回のキー操作
による変化量)を検出し、ステップS347では特定非
代表色(目標値番号=0)の目標H成分値を数11に従
って変更する。一方、ステップS349では所望の代表
色(目標値番号=2)の目標C成分値の変化量(今回の
キー操作による変化量)を検出し、ステップS351で
は特定非代表色(目標値番号=0)の目標C成分値を数
12に従って変更する。数11および数12においてH
tYから“360”を引き算して補正目標H成分値を求
めるのは、上述の数9および数10と同じ理由による。
【0102】
【数11】HtY´=HtY−360 HtY´Z=|HtY´−HtZ| HtY´X=|HtY´−HtX| ΔHtZ=ΔHtX*(HtY´Z/HtY´X) HtZ´=HtZ+ΔHtZ 但し、 X:所望の代表色の目標値番号 Y:特定代表色の目標値番号 Z:特定非代表色の目標値番号 HtY´:特定代表色の補正目標H成分値 HtY´Z:特定代表色の補正目標H成分値と特定非代
表色の目標H成分値との差分絶対値 HtY´X:特定代表色の補正目標H成分値と所望の代
表色の目標H成分値(変更前)との差分絶対値 ΔHtZ:特定非代表色の目標H成分値の変化量 ΔHtX:所望の代表色の目標H成分値の変化量 HtZ´:特定非代表色の目標H成分値(変更後) HtZ:特定非代表色の目標H成分値(変更前)
【0103】
【数12】HtY´=HtY−360 HtY´Z=|HtY´−HtZ| HtY´X=|HtY´−HtX| ΔCtZ=ΔCtX*(HtY´Z/HtY´X) CtZ´=CtZ+ΔCtZ 但し、 ΔCtZ:特定非代表色の目標C成分値の
変化量 ΔCtX:所望の代表色の目標C成分値の変化量 CtZ´:特定非代表色の目標C成分値(変更後) CtZ:特定非代表色の目標C成分値(変更前) ステップS347またはS351の処理を終えると、ス
テップS353で目標値番号が“1”の目標H成分値を
特定非代表色の目標H成分値として新たに検出し、続く
ステップS355で第3カーソルC3の指向先を判別す
る。指向先が目標H成分値であれば、ステップS357
で特定非代表色(目標値番号=1)の目標H成分値を数
11に従って変更し、指向先が目標C成分値であれば、
ステップS359で特定非代表色(目標値番号=1)の
目標C成分値を数12に従って変更する。
【0104】ステップS357の演算には、ステップS
337およびS339で検出済みの目標H成分値とステ
ップS345で検出済みの変化量とステップS353で
新たに検出された目標H成分値とが用いられる。ステッ
プS359の演算には、ステップS337およびS33
9で検出済みの目標H成分値とステップS349で検出
済みの変化量とステップS353で新たに検出された目
標H成分値とが用いられる。
【0105】こうして、所望の代表色(目標値番号=
2)の色相と特定代表色(目標値番号=11)の色相と
によって挟まれる色相を持つ特定非代表色(目標値番号
=0または1)について、目標H成分値または目標C成
分値が補正される。ステップS357またはS359の
処理を終えると、上階層のルーチンに復帰する。
【0106】以上の説明から分かるように、CCDイメ
ージャ14によって撮影された被写体の画像データは、
原色系および補色系の複数の代表色に個別に対応する複
数の第1色調整値といずれの代表色とも異なる複数の非
代表色に個別に対応する複数の第2色調整値とに基づい
て、信号処理回路22によって色調整を施される。
【0107】設定変更モードにおいて所望の代表色が選
択されると、図16に示す設定変更画面がモニタ30に
表示される。設定変更画面は、第1色調整値および第2
色調整値のうち第1色調整値のみの変更を受け付けるた
めの画面であり、当該設定変更画面には、所望の代表色
の正規化された第1色調整値と色見本とが含まれる。な
お、設定変更画面の背景は、被写体のスルー画像であ
る。
【0108】ここで、ダイヤルキー48が操作される
と、所望の代表色の第1色調整値が変更される。さら
に、色相方向において所望の第1色調整値に隣接する特
定の第1色調整値と、色相に関して所望の第1色調整値
および特定の第1色調整値によって挟まれる特定の第2
色調整値と、ダイヤルキー48の操作による所望の第1
色調整値の変更量(第1変更量)とが検出され、直線近
似によって特定の第2色調整値の変更量(第2変更量)
が算出される。特定の第2色調整値は、算出された第2
変更量に従って変更される。
【0109】このように、キー操作によって所望の第1
色調整値を変更すると、特定の第2色調整値も変更され
るため、モニタのサイズや操作キーの数に制限があった
り、オペレータが十分な知識を持っていなかったりして
も、適切な色調整が可能となる。また、原色系や補色系
の代表色はこれ以外の非代表色よりも親しみ易いため、
このような代表色に対応する第1色調整値の変更指示の
入力を可能とすることで、操作性がさらに向上する。さ
らに、設定変更画面には色見本が含まれ、キー操作に応
じて色見本の色調(色あい)が変化するため、視覚によ
る色調整が可能となる。設定画面には正規化された第1
色調整値も含まれるため、簡単かつ正確な色調整が可能
となる。さらにまた、モニタには被写体のスルー画像が
表示され、このスルー画像の色調もまたキー操作に応じ
て変化するため、操作性がより一層向上する。
【0110】なお、この実施例では、目標値を形成する
目標H成分値,目標C成分値および目標L成分値のう
ち、目標H成分値および目標C成分値のみを任意に変更
できるようにしているが、目標H成分値および目標C成
分値に加えて、あるいは目標H成分値および目標C成分
値の少なくとも一方に代えて、目標L成分値を任意に変
更できるようにしてもよいことは、言うまでもない。
【0111】また、この実施例では、特定の第2色調整
値の変化量を直線近似によって算出するようにしたが、
スプライン曲線またはベジエ曲線による近似によって当
該変化量を算出するようにしてもよい。
【0112】さらに、この実施例では、モード1〜3に
個別に対応する3つの目標値テーブルをメモリに準備す
るようにしているが、これに加えて、デフォルトの目標
値が設定された目標値テーブルをメモリに格納するよう
にしてもよい。こうすることで、いずれかのモードが未
設定のときは、デフォルトの目標値を基準として設定操
作を行うことができる。
【0113】さらにまた、この実施例では、イメージセ
ンサとしてCCDイメージャを用いているが、CCDイ
メージャに代えてCMOSイメージャを用いるようにし
てもよい。また、この実施例では記録媒体として不揮発
性の半導体メモリを用いているが、これに代えて光磁気
ディスクを用いてもよい。
【0114】さらに、この実施例では、原色(R,G,
B)および補色(Ye,Cy,Mg)を代表色と定義
し、原色および補色のいずれにも該当しない色を非代表
色と定義している。しかし、原色および補色のいずれか
一方のみを代表色として定義したときは、原色および補
色の他方と原色および補色のいずれにも該当しない色と
を非代表色と定義してもよい。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の一実施例を示すブロック図である。
【図2】信号処理回路の一例を示すブロック図である。
【図3】基準値テーブルを示す図解図である。
【図4】目標値テーブルを示す図解図である。
【図5】基準値および目標値の分布状態の一例を示す図
解図である。
【図6】基準値および目標値の分布状態の一例を示す図
解図である。
【図7】領域判別回路の動作の一部を示すフロー図であ
る。
【図8】図1実施例の動作の一部を示す図解図である。
【図9】図1実施例の動作の他の一部を示す図解図であ
る。
【図10】図1実施例の動作のその他の一部を示す図解
図である。
【図11】設定変更モードにおけるCPUの動作の一部
を示すフロー図である。
【図12】設定変更モードにおけるCPUの動作の他の
一部を示すフロー図である。
【図13】設定変更モードにおけるCPUの動作のその
他の一部を示すフロー図である。
【図14】設定変更画面の一例を示す図解図である。
【図15】設定変更画面の他の一例を示す図解図であ
る。
【図16】設定変更画面のその他の一例を示す図解図で
ある。
【図17】色調補正時のCPUの動作の一部を示すフロ
ー図である。
【図18】色調補正時のCPUの動作の他の一部を示す
フロー図である。
【図19】色調補正時のCPUの動作のその他の一部を
示すフロー図である。
【図20】色調補正時のCPUの動作のさらにその他の
一部を示すフロー図である。
【図21】色調補正時のCPUの動作の他の一部を示す
フロー図である。
【図22】色調補正時のCPUの動作のその他の一部を
示すフロー図である。
【図23】色調補正時のCPUの動作のさらにその他の
一部を示すフロー図である。
【図24】色調補正時のCPUの動作の他の一部を示す
フロー図である。
【図25】基準値および目標値の分布状態の一例を示す
図解図である。
【図26】色調補正時の動作の一例を示す図解図であ
る。
【符号の説明】
10…ディジタルカメラ 14…CCDイメージャ 22…信号処理回路 26…SDRAM 28…ビデオエンコーダ 32…JPEGコーデック 40…メモリカード 52…CPU
フロントページの続き Fターム(参考) 5B057 BA02 CA01 CA08 CA12 CA16 CB01 CB08 CB12 CB16 CC01 CE17 CH07 CH08 5C065 AA03 BB01 CC01 CC08 DD02 EE06 GG18 GG30 GG32 5C066 AA01 CA11 DC06 DD07 EA14 EB01 HA02 KD06 KE09 KM02 5C077 LL19 MM27 MP08 PP32 PP35 PP37 PQ08 PQ12 PQ23 SS06 TT09 5C079 HB01 HB06 LB02 MA04 MA10 MA11 NA03 PA05

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】撮影手段によって撮影された被写体の画像
    信号に複数の第1色調整値と少なくとも1つの第2色調
    整値とに基づく色調整を施す色調整手段を備えるディジ
    タルカメラにおいて、 前記複数の第1色調整値のうち所望の第1色調整値の変
    更指示を入力する入力手段、 前記変更指示に応答して前記所望の第1色調整値を変更
    する第1変更手段、および前記所望の第1色調整値の第
    1変更量に基づいて前記第2色調整値を変更する第2変
    更手段をさらに備えることを特徴とする、ディジタルカ
    メラ。
  2. 【請求項2】前記複数の第1色調整値は原色系および補
    色系の少なくとも一方の代表色に個別に対応する、請求
    項1記載のディジタルカメラ。
  3. 【請求項3】前記複数の第1色調整値および前記第2色
    調整値のうち前記複数の第1色調整値のみの変更を受け
    付ける受付画面を表示する受付画面表示手段をさらに備
    える、請求項1または2記載のディジタルカメラ。
  4. 【請求項4】前記受付画面は少なくとも前記所望の第1
    色調整値に従う色見本を含む、請求項3記載のディジタ
    ルカメラ。
  5. 【請求項5】前記受付画面は正規化された第1色調整値
    を含む、請求項3または4記載のディジタルカメラ。
  6. 【請求項6】前記色調整手段は前記撮影手段から出力さ
    れた画像信号に対してリアルタイムで前記色調整を施
    し、 前記色調整が施された画像信号に基づく画像をリアルタ
    イムで表示する画像表示手段をさらに備える、請求項1
    ないし5のいずれかに記載のディジタルカメラ。
  7. 【請求項7】前記第1色調整値および前記第2色調整値
    の各々はパラメータの1つに色相を含み、 前記第2変更手段は、色相方向において前記所望の第1
    色調整値に隣接する特定の第1色調整値を検出する第1
    検出手段、色相に関して前記所望の第1色調整値および
    前記特定の第1色調整値によって挟まれる特定の第2色
    調整値を検出する第2検出手段、および前記所望の第1
    色調整値と前記特定の第1色調整値と前記特定の第2色
    調整値と前記第1変更量とに基づいて前記特定の第2色
    調整値の第2変更量を算出する算出手段を含む、請求項
    1ないし6のいずれかに記載のディジタルカメラ。
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