JP2003008743A - サービス提供方法および中継装置 - Google Patents

サービス提供方法および中継装置

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JP2003008743A
JP2003008743A JP2001183949A JP2001183949A JP2003008743A JP 2003008743 A JP2003008743 A JP 2003008743A JP 2001183949 A JP2001183949 A JP 2001183949A JP 2001183949 A JP2001183949 A JP 2001183949A JP 2003008743 A JP2003008743 A JP 2003008743A
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JP2001183949A
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Keisuke Suwa
敬祐 諏訪
Hiroshi Tsukahara
啓史 塚原
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NTT Docomo Inc
Original Assignee
NTT Docomo Inc
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 ユーザが所持する通信端末の位置情報を利用
して効率的にサービスを提供できるようにすること。 【解決手段】 コンテンツサーバ40には、各支店A,
B,C……の位置情報が予め登録されている。コンテン
ツサーバ40は、携帯電話機10から移動パケット通信
網20およびインターネット30を介して受信した注文
データに付加されている携帯電話機10の位置情報と、
各支店A,B,C……の位置情報とを比較して、注文者
である携帯電話機10のユーザに対してデリバリーサー
ビスを実施する最寄の支店を決定し、決定した支店に設
置されている通信端末に注文データを転送する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、例えば、商品の
配達サービスや荷物の集荷サービスなどに用いて好適な
通信システムに関する。
【0002】
【従来の技術】例えば、宅配ピザ屋や荷物の宅配サービ
スでは、地域毎に設けられた各サービス支店において、
電話やファクシミリなどの通信手段を用いてユーザから
のピザの注文や宅配荷物の引き取り依頼を受け付けてい
る。各サービス支店では、例えば、電話にてユーザから
聞き取ったユーザ宅(配達場所あるいは集荷場所)の住
所情報、あるいはファクシミリにて受信した注文票や依
頼票に書き込まれているユーザ宅の住所情報に従って、
ピザの配達作業や荷物の引き取り作業が行われている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上述し
たサービスを利用する場合、ユーザは、例えば、自宅に
対して最も近い場所にあるサービス支店など、自分に対
してサービスを提供してくれる担当支店の電話番号やF
AX番号を電話帳や各種の検索サービスを用いて検索し
なければならなかった。
【0004】また、このようにユーザ自らがサービス支
店を検索して注文や依頼を行うことから、ユーザから注
文や依頼を受けたサービス支店が当該ユーザに対してサ
ービスを提供する担当支店(例えば、ユーザ宅の最寄の
サービス支店)ではない場合も少なからずある。
【0005】このような場合、注文や依頼を受けたサー
ビス支店では、受け付けた注文や依頼内容を当該ユーザ
の担当支店に転送したり、あるいはユーザに対して担当
支店の電話番号やFAX番号を伝え、注文や依頼を再
度、担当支店に対して行うように依頼しなければならな
いなど、効率的にサービスを提供しているとは言い難い
現状があった。
【0006】本発明は、以上説明した事情に鑑みてなさ
れたものであり、ユーザが所持する通信端末の位置情報
を利用して効率的にサービスを提供することのできるサ
ービス提供方法および中継装置を提供することを目的と
している。
【0007】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
に、この発明のサービス提供方法は、通信端末がサービ
ス要求者を特定する情報を含んだサービス要求をネット
ワークを介してサーバへ送信するサービス要求過程と、
前記サーバが、前記サービス要求過程にてサービス要求
を送信した通信端末の位置情報と、予め登録されている
複数のサービス提供者の位置情報とを比較して、前記サ
ービス要求者に対してサービスを提供するサービス提供
者を決定する決定過程と、前記サーバが前記決定過程に
て決定されたサービス提供者に対して前記サービス要求
を通知する通知過程と、前記サービス提供者が、前記通
知過程にて通知されたサービス要求に従って、前記サー
ビス要求者に対してサービスを提供するサービス提供過
程とを有する。
【0008】したがって、この発明のサービス提供方法
によれば、ネットワークを介してサービス要求をサーバ
へ送信した通信端末の位置に応じてサービスを提供する
サービス提供者が決定され、当該決定されたサービス提
供者によりサービス要求者に対するサービスが提供され
る。
【0009】また、この発明のサービス提供方法は、通
信端末がサービス要求者を特定する情報を含んだサービ
ス要求をネットワークを介してサーバへ送信するサービ
ス要求過程と、前記サーバが、前記サービス要求過程に
てサービス要求を送信した通信端末の位置情報と、予め
登録されている各サービス提供者のサービスを提供する
地域であるサービス提供エリアを示すエリア情報とを比
較して、前記通信端末の位置を前記サービス提供エリア
に含むサービス提供者を特定する特定過程と、前記サー
バが前記特定過程にて特定されたサービス提供者に対し
て前記サービス要求を通知する通知過程と、前記サービ
ス提供者が、前記通知過程にて通知されたサービス要求
に従って、前記サービス要求者に対してサービスを提供
するサービス提供過程とを有する。
【0010】したがって、この発明のサービス提供方法
によれば、ネットワークを介してサービス要求をサーバ
へ送信した通信端末の位置に応じてサービスを提供する
サービス提供者が特定され、当該特定されたサービス提
供者によりサービス要求者に対するサービスが提供され
る。
【0011】また、この発明の中継装置は、サービス提
供者毎に当該サービス提供者の位置情報および通信アド
レスを記憶する記憶手段と、ネットワークを介して、通
信端末からサービス要求者を特定する情報を含んだサー
ビス要求と、前記通信端末の位置情報とを受信する受信
手段と、前記受信手段により受信された通信端末の位置
情報と前記記憶手段に記憶されている各サービス提供者
の位置情報とを比較して、前記サービス要求者に対して
サービスを提供するサービス提供者を決定する決定手段
と、前記決定手段により決定されたサービス提供者に対
して、当該サービス提供者の通信アドレスを用いて前記
サービス要求を送信する送信手段とを有する。
【0012】したがって、この発明の中継装置によれ
ば、ネットワークを介してサービス要求をサーバへ送信
した通信端末の位置に応じてサービスを提供するサービ
ス提供者が決定され、当該決定されたサービス提供者に
対してサービス要求が通知される。
【0013】また、この発明の中継装置は、サービス提
供者毎に当該サービス提供者のサービスを提供する地域
であるサービス提供エリアを示すエリア情報および通信
アドレスを記憶する記憶手段と、ネットワークを介し
て、通信端末からサービス要求者を特定する情報を含ん
だサービス要求と、前記通信端末の位置情報とを受信す
る受信手段と、前記受信手段により受信された通信端末
の位置情報と前記記憶手段に記憶されている各サービス
提供者のエリア情報とを比較して、前記通信端末の位置
を前記サービス提供エリアに含むサービス提供者を特定
する特定手段と、前記特定手段により特定されたサービ
ス提供者に対して、当該サービス提供者の通信アドレス
を用いて前記サービス要求を送信する送信手段とを有す
る。
【0014】したがって、この発明の中継装置によれ
ば、ネットワークを介してサービス要求をサーバへ送信
した通信端末の位置に応じてサービスを提供するサービ
ス提供者が特定され、当該特定されたサービス提供者に
対してサービス要求が通知される。
【0015】
【発明の実施の形態】以下、図面を参照して本発明の実
施形態について説明する。なお、各図において共通する
部分には、同一の符号が付されている。また、かかる実
施形態は本発明の一態様を示すものであり、この発明を
限定するものではなく、本発明の範囲で任意に変更可能
である。
【0016】[A.第1実施形態]第1実施形態では、
複数の支店を有する宅配ピザ屋のデリバリーサービスに
本発明を適用した場合について説明する。
【0017】[A−1.実施形態の構成] <1.通信システム全体の構成>図1は、この発明の第
1実施形態に係る通信システム1の構成を例示するブロ
ック図である。同図に示されるように、通信システム1
は、携帯電話機10と、移動パケット通信網20と、イ
ンターネット30と、コンテンツサーバ40と、通信端
末50a,50b,50c……とを有する。この通信シ
ステム1では、携帯電話機10からコンテンツサーバ4
0へ送信された注文データに従って、通信端末50a,
50b,50c……が設置されたいずれかの支店A,
B,C……から上記注文データに応じたピザやサラダ、
ジュースなどのデリバリーサービスが注文者である携帯
電話機10のユーザに対して実施される。
【0018】なお、図1においては、図面が煩雑になる
ことを防ぐために、移動パケット通信網20に収容され
る所定の携帯電話機10、当該移動パケット通信網20
を構成する所定の基地局21および所定のゲートウェイ
サーバ23、通信システム1を構成する所定のコンテン
ツサーバ40および所定の通信端末50a〜50cのみ
が示されている。
【0019】携帯電話機10は、自機10が在圏する無
線セルをカバーする基地局21と無線通信を行い、移動
パケット通信網20により提供されるパケット通信サー
ビスを受ける移動機である。この携帯電話機10は、位
置登録のために、自機10を配下に有する基地局21か
ら当該基地局21の識別情報(基地局ID)を間欠受信
し、受信した基地局IDを図示を省略したメモリに格納
している。
【0020】また、この携帯電話機10は、Web(Wo
rld Wide Web)ブラウザの機能を有し、移動パケット通
信網20およびインターネット30を介して注文受付セ
ンタに設置されたコンテンツサーバ40とパケット通信
を行うことができる。このパケット通信により携帯電話
機10は、ピザやサイドメニュー商品(ピザを除くサラ
ダやジュースなど)に関する注文データをコンテンツサ
ーバ40へ送信する。また、この注文データの送信に際
して携帯電話機10は、メモリに格納されている基地局
IDを自機10の位置情報として注文データに付加して
送信することができる。
【0021】なお、この携帯電話機10は、図示を省略
しているが、前述したメモリや、ユーザが各種指令を入
力するための操作入力部、画像や情報を表示する液晶表
示部などを有している。また、メモリには、基地局ID
の他に、当該携帯電話機10を一意に特定するための移
動機ID(例えば、携帯電話機10の電話番号やシリア
ルナンバーなど)が格納されている。
【0022】移動パケット通信網20は、当該移動パケ
ット通信網20に収容される携帯電話機10に対してパ
ケット通信サービスを提供する網であり、基地局21、
サービス制御局22およびゲートウェイサーバ23を有
している。なお、図面が煩雑となることを避けるために
図1では省略しているが、この移動パケット通信網20
は、基地局21、サービス制御局22およびゲートウェ
イサーバ23の他に、複数の交換局などを有している。
【0023】基地局21は、移動パケット通信網20の
通信サービスエリア内に多数設置されており、自局21
のカバーする無線セルに在圏している携帯電話機10と
無線通信を行う。
【0024】サービス制御局22は、パケット通信を行
う携帯電話機10に対してIPアドレスを動的に割り当
てる機能を有している。ここで、サービス制御局22に
は、移動パケット通信網20に収容される携帯電話機1
0に対して動的に割り当てることが可能なIPアドレス
が基地局毎に複数用意されており、パケット登録の際に
携帯電話機10に対してIPアドレスを割り当てる。ま
た、携帯電話機10が無線セルをまたいだ場合、すなわ
ち、携帯電話機10が基地局21のカバーする無線セル
から他の基地局がカバーする無線セルに移った場合、サ
ービス制御局22は、この携帯電話機10に対して、再
度パケット登録を行い、移動先の基地局用として用意さ
れている複数のIPアドレスの中から、使用可能ないず
れかのIPアドレスを割り当てる。
【0025】また、このサービス制御局22は、ホーム
メモリ22aを有している。このホームメモリ22a
は、携帯電話機10のパケット登録に応じてサービス制
御局22により更新される。図2に示されるように、こ
のホームメモリ22aには、パケット登録を行った携帯
電話機10の移動機IDと、当該携帯電話機10に対し
て割り当てたIPアドレスおよび当該携帯電話機10を
配下に有する基地局21の基地局IDとが対応付けられ
て登録される。
【0026】図1に戻り、ゲートウェイサーバ23は、
移動パケット通信網20とインターネット30とを相互
接続する図示を省略した移動パケット関門中継交換局に
設けられている。このゲートウェイサーバ23は、異な
る通信プロトコルを有するネットワーク間のデータの授
受を中継する機能を有する。より具体的に説明すると、
ゲートウェイサーバ23は、移動パケット通信網20用
の通信プロトコルと、インターネット30の標準通信プ
ロトコルであるTCP/IP(Transmission Control P
rotocol / Internet Protocol)との相互変換を行っ
て、移動パケット通信網20とインターネット30と間
で行われるデータの送受信を中継する。
【0027】また、このゲートウェイサーバ23は、携
帯電話機10からコンテンツサーバ40へ送信される注
文データに付加された基地局IDを当該基地局IDを有
する基地局の位置を示す緯度・経度情報に変換する機
能、すなわち、位置情報を基地局ID形式から緯度・経
度形式に変換する機能を有する。
【0028】さらに、このゲートウェイサーバ23は、
移動パケット通信網20に収容される各携帯電話機(携
帯電話機10を含む)のうち、予め携帯電話機の利用者
により自機の位置情報を移動パケット通信網20の外へ
出力してもよい旨が当該移動パケット通信網20に対し
て通知されている携帯電話機についてのみ、上述した位
置情報の変換処理および変換した位置情報を移動パケッ
ト通信網20の外へ出力する処理を行う構成となってい
る。
【0029】注文受付センタは、複数の支店A,B,C
……を有する宅配ピザの事業者により運営されている。
この注文受付センタに設置されたコンテンツサーバ40
は、インターネット30に接続されており、携帯電話機
10との間でパケット通信を行い、デリバリーサービス
を行うピザやサイドメニュー商品などのメニューデータ
を携帯電話機10へ送信することができる。
【0030】また、このコンテンツサーバ40には、各
支店A,B,C……とその位置情報とが予め登録されて
おり、コンテンツサーバ40は、携帯電話機10から受
信した注文データに付加されている位置情報に従って、
登録された各支店A,B,C……の中から携帯電話機1
0のユーザに対してデリバリーサービスを実施するサー
ビス担当支店を決定する。また、コンテンツサーバ40
は、決定したサービス担当支店に設置されている通信端
末に対し、携帯電話機10から受信した注文データをパ
ケット通信により送信する。
【0031】なお、以降、本実施形態においてコンテン
ツサーバ40は、配達場所に最も近い位置にある支店を
サービス担当支店として決定するものとするが、配達場
所に最寄の支店がサービス担当支店として決定される構
成でなくともよい。例えば、各支店A,B,C……が行
政管轄区域と同様のサービス管轄エリアを有している場
合、サービス担当支店は、配達場所との距離ではなく、
配達場所がどの支店のサービス管轄エリアに含まれるの
かで決定される。
【0032】通信端末50a,50b,50c……は、
コンテンツサーバ40との間でパケット通信を行うこと
が可能である。これらの通信端末50a,50b,50
c……が設置された各支店A,B,C……では、通信端
末50a,50b,50c……により受信された注文デ
ータに従って、注文者である携帯電話機10のユーザに
対してデリバリーサービスを実施する。より具体的に説
明すると、支店A,B,C……では、店員によって、注
文データに応じたピザの調理やサイドメニュー商品の調
理が行われ、調理されたピザやサイドメニュー商品がユ
ーザ宅などの指定された届け先まで配達される。
【0033】<2.コンテンツサーバの構成>図3は、
図1に示されたコンテンツサーバ40のハードウェア構
成を例示するブロック図である。同図に示されるよう
に、コンテンツサーバ40は、操作入力部401と、R
OM(Read Only Memory)402と、RAM(Random A
ccess Memory)403と、通信インタフェース404
と、表示部405と、HD(Hard Disk)406と、C
PU(Central Processing Unit)407とを有し、こ
れらの各部はバス408によって接続されている。
【0034】操作入力部401は、キーボードやマウス
などを備え、これらのキーボードやマウスの操作に応じ
た操作信号をCPU407に出力する。ROM402に
は、IPL(Initial Program Loader)などの装置各部
の基本制御を司るプログラムが格納されている。また、
RAM403は、CPU407のワークエリアとして用
いられ、CPU407により実行されるプログラムや、
各種データが一時的に格納される。
【0035】通信インタフェース404は、インターネ
ット30に接続されており、当該コンテンツサーバ40
とインターネット30を介した通信装置(例えば、携帯
電話機10や通信端末50a,50b,50c……な
ど)との間で行われるデータ通信を制御する。また、表
示部405は、CRT(Cathode-Ray Tube)またはLC
D(Liquid Crystal Display)などである。
【0036】HD406には、オペレーティングシステ
ムなどの当該コンテンツサーバ40を制御するための各
種ソフトウェアが格納されている。また、このHD40
6は、HP(Home Page)領域406aと、支店登録テ
ーブル406bと、顧客管理DB(Data Base)406
cとを有する。
【0037】HP領域406aは、宅配ピザ屋の社外向
けホームページ用の各種データが格納されている領域で
ある。このHP領域406aには、ホームページの注文
受付コーナーにおいて、デリバリーサービスの対象とな
るピザやサイドメニュー商品の一覧を携帯電話機10の
ユーザに対して提示するためのメニューデータや、ユー
ザが携帯電話機10を用いて注文を行う際に利用する注
文フォームデータなどが格納されている。
【0038】なお、注文フォームデータには、携帯電話
機10に対して自機10の位置情報(基地局ID)を注
文データに付加して送信する旨を指示するコマンドが含
まれている。
【0039】次に、HD406の支店登録テーブル40
6bには、宅配ピザの各支店A,B,C……に関する情
報が登録されている。この支店登録テーブル406b
は、例えば、図4に示されるデータ構成を有し、「支店
名」、「位置情報(緯度,経度)」、「住所」、「通信
アドレス」の各項目を有する。
【0040】ここで、「支店名」には、各支店A,B,
C……毎に支店の名称が格納される。「位置情報(緯
度,経度)」には、各支店A,B,C……毎に当該支店
の位置を示す緯度・経度情報が格納され、「住所」に
は、各支店A,B,C……毎に当該支店の住所が格納さ
れる。また、「通信アドレス」には、各支店A,B,C
……毎に当該支店に設置された通信端末50a,50
b,50c……の通信アドレスが格納される。
【0041】この支店登録テーブル406bは、新たな
支店がオープンした場合や支店が閉鎖された場合、ある
いは支店が転居した場合などに、操作入力部401から
の入力に応じてデータの更新が行われる。また、「位置
情報(緯度,経度)」には、各支店A,B,C……毎に
当該支店がサービスを提供するサービス管轄エリアの範
囲を示すデータが格納される構成であってもよい。
【0042】図3に戻り、HD406の顧客管理DB4
06cには、携帯電話機10から受信した注文データが
注文日時や担当支店名などと対応付けられて顧客毎に蓄
積される。
【0043】CPU407は、ROM402やHD40
6に格納されている各種プログラムを実行することによ
り、バス408を介して接続されている装置各部を制御
する。このCPU407は、本発明に特有な処理とし
て、通信インタフェース404を介して携帯電話機10
からの注文データを受信すると、まず、当該注文データ
に付加されている携帯電話機10の位置情報、あるいは
注文データ内の配達先住所に従って、支店登録テーブル
406bに登録されている各支店A,B,C……の中か
ら当該携帯電話機10のユーザに対してデリバリーサー
ビスを実施する最寄の支店を決定する。
【0044】次いで、CPU407は、支店登録テーブ
ル406bから、決定した支店に対応付けられている通
信アドレスを読み出して、当該通信アドレスを有する通
信端末に対し、携帯電話機10から受信した注文データ
を通信インタフェース404を介して送信する。以上が
本実施形態に係る通信システム1の構成である。
【0045】[A−2.第1実施形態の動作]次に、本
実施形態の動作について説明する。まず、ユーザが携帯
電話機10を用いてコンテンツサーバ40にデリバリー
サービスの注文を行う前提として、コンテンツサーバ4
0の支店登録テーブル406bには、各支店A,B,C
……に関する情報が宅配ピザの事業者により登録されて
いるものとする。
【0046】また、携帯電話機10のユーザは、移動パ
ケット通信網20の運営事業者との間で自機10の位置
情報を移動パケット通信網20の外へ出力してもよい旨
の契約を予め交わしているものとする。あるいは、携帯
電話機10のユーザは、自機10の位置情報を移動パケ
ット通信網20の外へ出力することを許可する指令を移
動パケット通信網20のサービス制御局22に予め通知
しているものとする。
【0047】また、携帯電話機10は、位置登録処理を
定期的に実行しているものとする。この位置登録処理に
おいて携帯電話機10は、現時点において自機10を配
下に有する基地局21から当該基地局21の基地局ID
を受信し、受信した基地局IDがメモリに格納されてい
る基地局IDと異なる場合、すなわち、他の基地局のカ
バーする無線セルに自機10が移動した場合は、メモリ
に格納されている基地局IDを受信した基地局IDに書
き替えるとともに、移動パケット通信網20に対して自
機10の位置登録要求を送信する。
【0048】図5は、携帯電話機10によりデリバリー
サービスの注文を行う場合の通信システム1各部の動作
を例示するシーケンスチャートである。まず、携帯電話
機10のユーザは、操作入力部を操作してWebブラウ
ザの起動を指示する。この操作に応じて携帯電話機10
は、メモリに格納されているWebブラウザのソフトウ
ェアを読み出して起動する。また、携帯電話機10は、
移動パケット通信網20のサービス制御局22に対して
パケット登録要求を送信し、パケット通信を行うための
IPアドレスを取得する。
【0049】なお、携帯電話機10からのパケット登録
要求を受信したサービス制御局22は、携帯電話機10
に対してIPアドレスを割り当てるとともに、ホームメ
モリ22aに携帯電話機10の移動機ID、当該携帯電
話機10に割り当てたIPアドレス、当該携帯電話機1
0を配下に有する基地局21の基地局IDを対応付けて
登録する。
【0050】次いで、携帯電話機10は、Webブラウ
ザ上においてユーザによりコンテンツサーバ40の通信
アドレス(ドメインアドレス)が入力され、アクセスす
る旨が指示されると、コンテンツサーバ40に対してア
クセス要求を送信する(ステップS101)。このアク
セス要求は、基地局21、ゲートウェイサーバ23およ
びインターネット30を介してコンテンツサーバ40へ
送信される。
【0051】コンテンツサーバ40のCPU407は、
携帯電話機10からのアクセス要求を通信インタフェー
ス404を介して受信すると、まず、HP領域406a
からホームページのトップ画面データを読み出して、当
該トップ画面データを携帯電話機10へ返信する(ステ
ップS102)。
【0052】なお、コンテンツサーバ40から携帯電話
機10へパケットが送信される場合、移動通信パケット
網20では、図示を省略した交換局がパケットに含まれ
ているIPアドレスにより一意に特定される基地局21
へ当該パケットを送信し、基地局21が無線通信により
パケットを携帯電話機10へ送信する。
【0053】携帯電話機10は、コンテンツサーバ40
からのトップ画面データを受信すると、Webブラウザ
の機能によりトップ画面データに基づく画像を液晶表示
部に表示する。このトップ画面の表示に応じてユーザに
より注文コーナーを閲覧する旨の指示が入力されると
(ステップS103)、携帯電話機10は、注文コーナ
ーの情報をダウンロードする旨のダウンロード要求をコ
ンテンツサーバ40へ送信する(ステップS104)。
【0054】コンテンツサーバ40のCPU407は、
携帯電話機10からのダウンロード要求を受信すると、
HP領域406aからデリバリーサービスのメニューデ
ータおよび注文フォームデータを読み出す(ステップS
105)。そして、CPU407は、読み出したメニュ
ーデータおよび注文フォームデータを携帯電話機10へ
返信する(ステップS106)。
【0055】携帯電話機10は、コンテンツサーバ40
からのメニューデータおよび注文フォームデータを受信
すると、まず、メニューデータに基づく画面表示を行
う。これにより携帯電話機10のユーザは、デリバリー
サービスの対象となるピザやサイドメニュー商品および
それらの価格情報などを閲覧することができる。このメ
ニュー画面においてユーザにより注文を行う旨の指示が
入力されると、携帯電話機10の液晶表示部には、コン
テンツサーバ40から受信した注文フォームが表示され
る。
【0056】図6は、携帯電話機10の液晶表示部に表
示される画面表示例について示す図である。同図(a)
に示されるように、注文フォームに従ってユーザにより
注文商品や配達先の住所、ユーザの氏名、携帯電話機1
0の電話番号または電子メールアドレスなどが入力さ
れ、送信が指示されると(ステップS107)、次い
で、携帯電話機10の液晶表示部には、図6(b)に示
される画面が表示される。なお、図6(a)に示される
画面表示例において破線で示される領域は、キー操作に
よって表示内容をスクロールさせることで画面内に表示
される。
【0057】図6(b)は、ユーザが携帯電話機10に
より注文を行っている現在位置と配達先が同じであるか
否かの確認を行うためのものである。この現在位置と配
達先とが同じ位置であるか否かの確認は、コンテンツサ
ーバ40において、携帯電話機10の位置情報を用いて
最寄の支店を決定するのか、それともユーザにより入力
された配達先の住所を用いて最寄の支店を決定するのか
を指定するためのものである。
【0058】例えば、会社から帰宅途中のサラリーマン
が帰路の電車の中から携帯電話機10を用いて宅配ピザ
の注文を行う場合、サラリーマンが注文を行っている現
在位置は電車の中であって配達先である自宅とは距離が
著しく離れている。この場合、コンテンツサーバ40
は、サラリーマンが注文を行っている現在位置ではな
く、注文データ内の配達先住所(自宅)に従って、自宅
に最も近い支店をデリバリーサービスを行う支店として
選択する必要がある。
【0059】一方、サラリーマンが帰宅後に自宅から宅
配ピザの注文を行う場合、サラリーマンが注文を行って
いる現在位置は配達先である自宅となる。この場合、コ
ンテンツサーバ40は、注文を行っている現在位置に従
ってデリバリーサービスを行う支店を選択することがで
きる。
【0060】以上説明したように、注文を行っている携
帯電話機10の現在位置に従って最寄の支店を特定する
のか、それとも配達先の住所に従って最寄の支店を特定
するのかを決定するために、図6(b)に示される確認
画面が携帯電話機10の液晶表示部に表示される。この
確認画面においてユーザは、注文を行っている現在位置
と配達先が同じである場合にテンキー「1」を、現在位
置と配達先が異なる場合にテンキー「9」を押下する。
ユーザによりテンキー「1」または「9」が押される
と、携帯電話機10は、現在位置と配達先が同じである
か否かを示す識別情報と自機10の位置情報とを注文デ
ータに付加する(ステップS108)。
【0061】前述したように、コンテンツサーバ40か
ら受信した注文フォームデータには、携帯電話機10に
対して自機10の位置情報を注文データに付加して送信
する旨を指示するコマンドが含まれている。また、携帯
電話機10のメモリには、位置登録用の基地局IDが自
機10の位置情報として格納されている。したがって、
携帯電話機10は、上記コマンドに従って、メモリに格
納されている基地局IDを現在位置と配達先が同じであ
るか否かを示す識別情報とともに注文データに付加し、
当該基地局IDおよび識別情報が付加された注文データ
をコンテンツサーバ40に対して送信する(ステップS
109)。
【0062】また、携帯電話機10から送信された注文
データをコンテンツサーバ40へ中継するゲートウェイ
サーバ23は、前述したように、位置情報を基地局ID
形式から緯度・経度形式に変換する機能を有している。
したがって、ゲートウェイサーバ23は、携帯電話機1
0からの注文データを受信すると、当該注文データに付
加されている基地局IDを緯度・経度情報に変換し(ス
テップS110)、当該変換した緯度・経度情報を注文
データに付加してコンテンツサーバ40へ送信する(ス
テップS111)。このゲートウェイサーバ23による
変換処理により、注文データに付加されている基地局I
Dが、例えば、当該基地局IDを有する基地局21の位
置を示す緯度・経度情報に変換される。
【0063】コンテンツサーバ40のCPU407は、
ゲートウェイサーバ23からの注文データを受信する
と、まず、当該注文データに付加されている識別情報に
従って、携帯電話機10の位置情報を用いてデリバリー
サービスの担当支店を決定するのか、それとも注文デー
タ内の配達先の住所を用いて担当支店を決定するのかを
判別する。
【0064】その結果、携帯電話機10の位置情報を用
いてデリバリーサービスの担当支店を決定すると判別し
た場合、コンテンツサーバ40のCPU407は、ま
ず、受信した注文データに付加されている携帯電話機1
0の緯度・経度情報と、支店登録テーブル406b(図
4参照)に格納されている各支店A,B,C……の緯度
・経度情報とを比較する。そして、CPU407は、支
店登録テーブル406bに登録されている支店A,B,
C……の中から、携帯電話機10の位置に対して最も近
い位置にある支店を特定する(ステップS112)。こ
こで特定された支店が、携帯電話機10のユーザに対し
てデリバリーサービスを行う支店となる。
【0065】なお、前述したように、支店登録テーブル
406bの「位置情報(緯度,経度)」に各支店A,
B,C……のサービス管轄エリアの範囲を示すデータが
格納されている場合は、携帯電話機10の位置をサービ
ス管轄エリアとして含む支店が、デリバリーサービスの
担当支店としてCPU407により特定される。
【0066】一方、コンテンツサーバ40のCPU40
7は、注文データ内の配達先の住所を用いてデリバリー
サービスの担当支店を決定すると判別した場合、受信し
た注文データ内の配達先の住所と、支店登録テーブル4
06bに格納されている各支店A,B,C……の住所情
報とを比較する。そして、CPU407は、支店登録テ
ーブル406bに登録されている支店A,B,C……の
中から、配達先の住所に対して最も近い位置にある支店
をデリバリーサービスを行う支店として特定する(ステ
ップS112)。
【0067】ここでは、上記ステップS112におい
て、図1に示される「支店B」がデリバリーサービスを
担当する支店に決定されたものとして以降の説明を行
う。ステップS112の後、コンテンツサーバ40のC
PU407は、支店登録テーブル406bから支店Bに
対応付けられている通信アドレスを読み出す。そして、
CPU407は、読み出した通信アドレスを用いて支店
Bに設置されている通信端末50bに対し、携帯電話機
10から受信した注文データを送信する(ステップS1
13)。
【0068】支店Bに設置された通信端末50bは、コ
ンテンツサーバ40から注文データを受信すると、当該
注文データを受付けたことを示す注文受付け通知をコン
テンツサーバ40へ返信する(ステップS114)。ま
た、通信端末50bからの注文受付け通知を受信したコ
ンテンツサーバ40は、注文元となる携帯電話機10に
対し、注文を受付けたことやデリバリーサービスを担当
する支店Bに関する情報(例えば、問い合わせ電話番号
や担当者名など)を含んだ注文受付け通知を送信する
(ステップS115)。
【0069】そして、携帯電話機10では、コンテンツ
サーバ40から受信した注文受付け通知に従って、注文
が受付けられたことやデリバリーサービスを担当する支
店Bに関する情報などが液晶表示部に表示される。
【0070】一方、コンテンツサーバ40のCPU40
7は、上記ステップS115において注文受付け通知を
携帯電話機10へ送信した後、携帯電話機10から受信
した注文データを、当該注文データに付加された位置情
報や注文日時、担当支店名などと対応付けて顧客管理D
B406cに格納する(ステップS116)。
【0071】また、支店Bでは、上記ステップS114
において注文受付け通知がコンテンツサーバ40へ送信
された後、店員により注文データに応じたデリバリーサ
ービスが実施される。すなわち、支店Bでは、注文デー
タに従って、店員によりピザの調理やサイドメニュー商
品の調理が行われ、これらのピザやサイドメニュー商品
が注文データにより指定された配達先まで届けられる。
【0072】そして、配達が終了すると、店員によりデ
リバリーサービスが完了した旨の入力が通信端末50b
に対して行われ、これに応じて通信端末50bは、デリ
バリーサービスが完了したことを示す完了通知をコンテ
ンツサーバ40へ送信する(ステップS117)。
【0073】以上説明したように本実施形態によれば、
コンテンツサーバ40は、携帯電話機10からの注文に
応じて配達場所に最寄の支店、あるいは配達場所をサー
ビス管轄エリアに含む支店をサービス担当支店として特
定し、当該特定した支店の通信端末に注文データを転送
する。特に、携帯電話機10を用いて注文を行った位置
と配達場所とが同じである場合には、注文データに付加
されている携帯電話機10の位置に対して最寄の支店、
あるいは携帯電話機10の位置をサービス管轄エリアと
して含む支店をデリバリーサービスの担当支店として決
定する。したがって、宅配ピザの事業者は、各支店を効
率的に運営することができる。また、宅配ピザのサービ
ス利用者は、自分に対してサービスを提供してくれる支
店を電話帳や各種の検索サービスを用いて検索する必要
がない。
【0074】さらに、コンテンツサーバ40の顧客管理
DB406bには、注文データや注文時の位置情報、配
達場所の位置情報、注文日時などが登録される。したが
って、宅配ピザの事業者は、これらの情報に従って顧客
の動向調査を行うことができる。これにより、宅配ピザ
の事業者は、どのような時間帯にどのような場所から顧
客が注文を行うのか、などといった情報を得ることがで
きるので、例えば、看板の設置場所やコマーシャルの放
映時間帯など広告戦略や販売戦略に顧客管理DB406
bの情報を活用することができる。
【0075】[A−3.第1実施形態の変形例]以上、
本発明の第1実施形態について説明したが、本実施形態
はあくまでも例示であり、本発明の趣旨から逸脱しない
範囲で様々な変形が可能である。変形例としては、例え
ば以下のようなものが考えられる。
【0076】<変形例1>上記第1実施形態では、携帯
電話機10の位置情報として基地局IDを用いた場合に
ついて説明した。しかしながら、携帯電話機10が自機
10の位置情報として利用可能な情報は、基地局IDに
限定されるものではない。
【0077】例えば、携帯電話機10に対して通信ケー
ブルを介して接続されるGPS(Global Positioning S
ystem)端末から、当該GPS端末により測位された緯
度・経度情報を受信し、この緯度・経度情報を自機10
の位置情報として用いる構成であってもよい。さらに、
携帯電話機10がGPS機能を有し、自機10の位置を
測位可能な構成であってもよい。また、移動パケット通
信網20が当該移動パケット通信網20に収容される携
帯電話機10の位置を測位する機能を有し、携帯電話機
10では、移動パケット通信網20により測位された自
機10の位置情報(緯度・経度情報)を受信し、これを
使用する構成であってもよい。
【0078】これらの場合、携帯電話機10から注文デ
ータに付加されて送信される自機10の位置情報は、緯
度・経度情報となる。したがって、ゲートウェイサーバ
23では、位置情報の変換処理を行う必要がない。
【0079】<変形例2>上記第1実施形態では、携帯
電話機10が自機10の位置情報を取得してコンテンツ
サーバ40へ送信する場合について説明した。しかしな
がら、コンテンツサーバ40が携帯電話機10の位置情
報を移動パケット通信網20から取得する構成であって
もよい。
【0080】この場合、携帯電話機10は、上記第1実
施形態のステップS108において、自機10の移動機
IDおよび現在位置と配達先が同じであるか否かを示す
識別情報を注文データに付加してコンテンツサーバ40
へ送信する。コンテンツサーバ40は、携帯電話機10
からの注文データを受信すると、注文データに付加され
ている携帯電話機10の移動機IDを取得し、当該移動
機IDを含んだ位置情報の問い合わせ要求を移動パケッ
ト通信網20のサービス制御局22へ送信する。
【0081】なお、携帯電話機10のユーザは、移動パ
ケット通信網20の運営事業者との間で自機10の位置
情報を第3者が取得してもよい旨の契約を予め交わして
いるものとする。あるいは、携帯電話機10のユーザ
は、自機10の位置情報を第3者が取得することを許可
する指令を移動パケット通信網20のサービス制御局2
2に予め通知しているものとする。
【0082】サービス制御局22は、コンテンツサーバ
40から位置情報の問い合わせ要求を受信すると、当該
問い合わせ要求に含まれている携帯電話機10の移動機
IDに従って、ホームメモリ22aから対応する基地局
IDを読み出してコンテンツサーバ40へ返信する。ま
た、ゲートウェイサーバ23は、サービス制御局22か
ら送信された基地局IDを緯度・経度情報に変換してコ
ンテンツサーバ40へ送信する。
【0083】そして、コンテンツサーバ40のCPU4
07は、ゲートウェイサーバ23からの緯度・経度情報
を受信すると、この緯度・経度情報を携帯電話機10の
位置情報として、上記第1実施形態のステップS112
以降に示された処理を行う。このような構成であって
も、上記第1実施形態と同様の効果を奏する。
【0084】また、移動パケット通信網20が当該移動
パケット通信網20に収容される携帯電話機10の位置
を測位する機能を有している場合、移動パケット通信網
20が、コンテンツサーバ40からの位置情報の問い合
わせ要求に応じて携帯電話機10の位置を測位し、測位
した位置情報をコンテンツサーバ40へ返信する構成で
あってもよい。
【0085】<変形例3>上記第1実施形態では、図5
に示されたシーケンスチャートのステップS112にお
いて、注文データのみをコンテンツサーバ40からデリ
バリーサービスの担当支店へ送信する構成とした。しか
しながら、上記ステップS112において注文データと
ともに当該注文データに付加された携帯電話機10の位
置情報を送信する構成としてもよい。
【0086】この場合、各支店A,B,C……の通信端
末50a,50b,50c……が地図表示機能を有し、
また、上記変形例1で説明したように、携帯電話機10
の位置がGPS機能などにより詳細に測位されおり、か
つ、この携帯電話機10の位置情報が配達先である場合
に、店員は、配達場所の正確な位置を通信端末50a,
50b,50c……の画面上で即座に確認することがで
きる。また、このような構成の場合、例えば、公園で花
見を行っているユーザや花火大会などを見学しているユ
ーザなど、ユーザ宅のみならず外出中のユーザに対して
デリバリーサービスを提供することが可能となる。
【0087】<変形例4>上記第1実施形態において、
コンテンツサーバ40は、いずれかの支店に対する注文
が集中している場合に、注文の集中を分散させるため、
本来、この支店に対して送信すべき注文データを当該支
店の近隣に位置する他の支店に送信する構成としてもよ
い。また、コンテンツサーバ40から各支店A,B,C
……の通信端末50a,50b,50c……に対する注
文データの送信は、例えば、ファクシミリなどにより行
われる構成であってもよい。さらに、コンテンツサーバ
40は、移動パケット通信網20内に設置されている構
成であってもよい。
【0088】<変形例5>上記第1実施形態では、注文
を送信する通信端末として携帯電話機10を用いた場合
について説明した。しかしながら、この通信端末は、携
帯電話機10に限定されるものではなく、例えば、移動
パケット通信網20を介してデータ通信を行うことが可
能なPDA(Personal Digital Assistant)やモバイル
コンピュータなどであってもよい。また、PHS(Pers
onal Handyphone System:登録商標)端末であってもよ
い。
【0089】<変形例6>上記第1実施形態では、デリ
バリーサービスの例として宅配ピザ屋の場合を説明した
が、例えば、デリバリーサービスにより配達される商品
は、寿司や弁当などの各種食品や、衣類、電子機器、書
籍、文房具、家具などであってもよいことは勿論であ
る。
【0090】<変形例7>上記第1実施形態では、複数
の支店を有する同一事業者により提供される配達サービ
スについて説明したが、地域毎に略同一のサービスを提
供する複数事業者が共同でコンテンツサーバ40を運営
して配達サービスを提供する構成であってもよい。さら
には、第三者がコンテンツサーバ40を運営し、注文者
とサービス事業者とを仲介する仲介サービスとして本発
明が実施されるものであってもよい。
【0091】[B.第2実施形態]上記第1実施形態で
は、宅配ピザ屋のデリバリーサービスに本発明を適用し
た場合について説明した。本実施形態では、荷物の宅配
サービスに本発明を適用した場合について説明する。な
お、本実施形態における荷物の宅配サービスは、ユーザ
からの通信端末による宅配依頼に応じて、ユーザ宅など
の指定された集荷場所に、最寄の支店から運送員が車両
にて荷物を引き取りに訪れ、当該引き取った荷物を依頼
された届け先まで配達するサービスである。
【0092】また、本実施形態において、上記第1実施
形態と共通する部分については同一の符号を使用するも
のとする。また、上記第1実施形態と共通する部分につ
いてはその説明を省略するものとする。
【0093】[B−1.実施形態の構成] <1.通信システム全体の構成>図7は、この発明の第
2実施形態に係る通信システム2の構成を例示するブロ
ック図である。同図に示されるように、通信システム2
は、上記第1実施形態において説明した携帯電話機1
0、移動パケット通信網20およびインターネット30
と、コンテンツサーバ60および通信端末70x,70
y,70z……とを有する。
【0094】携帯電話機10は、荷物の集荷依頼を含む
宅配依頼データを移動パケット通信網20およびインタ
ーネット30を介して宅配受付センタに設置されたコン
テンツサーバ60へ送信する。この宅配依頼データの送
信に際して携帯電話機10は、自機10の位置情報とし
て、上記第1実施形態において述べた基地局IDあるい
は緯度・経度情報を宅配依頼データに付加して送信する
ことができる。
【0095】なお、予め、コンテンツサーバ60に顧客
情報としてユーザ宅の住所情報が登録されており、か
つ、荷物の集荷場所がユーザ宅である場合、携帯電話機
10は、自機10の識別情報のみをコンテンツサーバ6
0へ送信すればよく、自機10の位置情報をコンテンツ
サーバ60へ送信する必要はない。
【0096】宅配受付センタは、複数の支店X,Y,Z
……を有する宅配事業者により運営されている。この宅
配受付センタに設置されたコンテンツサーバ60は、当
該コンテンツサーバ60に対して携帯電話機10のユー
ザが荷物の宅配依頼を行う際に利用する宅配依頼フォー
ムを携帯電話機10へ送信することができる。
【0097】また、このコンテンツサーバ60には、各
支店X,Y,Z……とその位置情報とが予め登録されて
おり、コンテンツサーバ60は、携帯電話機10から受
信した宅配依頼データに付加されている携帯電話機10
の位置情報、あるいは予め当該コンテンツサーバ60に
登録されているユーザ宅の住所情報に従って、各支店
X,Y,Z……の中からユーザ宅などの集荷場所に最寄
の支店を荷物の集荷担当支店として決定する。また、コ
ンテンツサーバ60は、決定した集荷担当支店に設置さ
れている通信端末に対し、携帯電話機10から受信した
宅配依頼データをパケット通信により送信する。
【0098】なお、以降、本実施形態においてコンテン
ツサーバ60は、集荷場所に最も近い位置にある支店を
集荷担当支店として決定するものとするが、集荷場所の
最寄の支店が集荷担当支店として決定される構成でなく
ともよい。例えば、各支店X,Y,Z……が行政管轄区
域と同様のサービス管轄エリアを有している場合、集荷
担当支店は、集荷場所との距離ではなく、集荷場所がど
の支店のサービス管轄エリアに含まれるのかで決定され
る。
【0099】通信端末70x,70y,70z……は、
コンテンツサーバ60並びに他の通信端末70x,70
y,70z……との間でパケット通信を行うことが可能
である。これらの通信端末70x,70y,70z……
が設置された各支店X,Y,Z……では、通信端末70
x,70y,70z……により受信された宅配依頼デー
タに従って、ユーザ宅などの集荷場所に対する荷物の集
荷サービスを実施する。より具体的に説明すると、支店
X,Y,Z……では、運送員が車両にて集荷場所まで荷
物を引き取りに訪れ、当該引き取った荷物を依頼された
届け先まで配達するために、一旦、自分の支店X,Y,
Z……まで持ち帰る。
【0100】この後、支店X,Y,Z……では、持ち帰
った荷物の配達先住所に最も近い位置にある支店を特定
する。そして、当該特定した支店に設置された通信端末
に対し、携帯電話機10から受信した宅配依頼データを
パケット通信により転送するとともに、上記特定した支
店に対し、集荷した荷物を発送する。そして、配達先住
所の最寄支店では、集荷元の支店から荷物が届けられる
と、運送員が車両にて届け先の家まで荷物を配達する。
【0101】<2.コンテンツサーバの構成>図8は、
図7に示されたコンテンツサーバ60のハードウェア構
成を例示するブロック図である。同図に示されるよう
に、コンテンツサーバ60は、上記第1実施形態におい
て説明したコンテンツサーバ40(図3参照)と同様
に、操作入力部601と、ROM602と、RAM60
3と、通信インタフェース604と、表示部605と、
HD606と、CPU607とを有し、これらの各部は
バス608によって接続されている。また、HD606
は、HP領域606aと、支店登録テーブル606b
と、顧客管理DB606cとを有する。
【0102】HP領域606aは、宅配事業者の社外向
けホームページ用の各種データが格納されている領域で
ある。このHP領域606aには、ホームページの宅配
受付コーナーにおいて、宅配サービスに関する料金や営
業時間帯などを携帯電話機10のユーザに対して提示す
るためのサービス案内データや、ユーザが携帯電話機1
0を用いて荷物の宅配を依頼する際に利用する宅配依頼
フォームデータなどが格納されている。
【0103】また、この宅配依頼フォームデータには、
携帯電話機10に対して自機10の位置情報(基地局I
Dあるいは緯度・経度情報)を宅配依頼データに付加し
て送信する旨を指示するコマンドが含まれている。
【0104】支店登録テーブル606bには、宅配サー
ビスの各支店X,Y,Z……に関する情報が登録されて
いる。この支店登録テーブル606bは、上記第1実施
形態において図4に示された支店登録テーブル406b
と同様に、「支店名」、「位置情報(緯度,経度)」、
「住所」、「通信アドレス」の各項目を有し、各支店
X,Y,Z……毎に、支店名と、支店の位置を示す緯度
・経度情報と、支店の住所と、支店に設置された通信端
末70x,70y,70z……の通信アドレスとが格納
されている。
【0105】なお、「位置情報(緯度,経度)」には、
各支店X,Y,Z……毎に当該支店がサービスを提供す
るサービス管轄エリアの範囲を示すデータが格納される
構成であってもよい。
【0106】顧客管理DB606cには、携帯電話機1
0から受信した配達依頼データが依頼日時、集荷担当支
店名、配達担当支店名などと対応付けられて顧客毎に蓄
積される。
【0107】CPU607は、本発明に特有な処理とし
て、通信インタフェース604を介して携帯電話機10
からの宅配依頼データを受信すると、まず、当該宅配依
頼データに付加されている携帯電話機10の位置情報、
あるいは宅配依頼データ内の集荷場所の住所に従って、
支店登録テーブル606bに登録されている各支店X,
Y,Z……の中から荷物の集荷を担当する最寄の支店を
決定する。以上が本実施形態に係る通信システム2の構
成である。
【0108】[B−2.第2実施形態の動作]次に、本
実施形態の動作について説明する。図9は、携帯電話機
10により荷物の宅配サービスの依頼を行う場合の通信
システム2各部の動作を例示するシーケンスチャートで
ある。まず、携帯電話機10は、操作入力部からの指示
に応じてWebブラウザを起動するとともに、移動パケ
ット通信網20のサービス制御局22に対してパケット
登録要求を送信し、自機10のIPアドレスを取得す
る。
【0109】次いで、携帯電話機10は、Webブラウ
ザ上においてユーザによりコンテンツサーバ60の通信
アドレスが入力され、アクセスする旨が指示されると、
コンテンツサーバ60に対してアクセス要求を送信する
(ステップS201)。コンテンツサーバ60のCPU
607は、携帯電話機10からのアクセス要求を通信イ
ンタフェース604を介して受信すると、まず、HP領
域606aからホームページのトップ画面データを読み
出して、当該トップ画面データを携帯電話機10へ返信
する(ステップS202)。
【0110】携帯電話機10は、コンテンツサーバ60
からのトップ画面データを受信すると、トップ画面デー
タに基づく画像を液晶表示部に表示する。このトップ画
面の表示に応じてユーザにより宅配受付コーナーを閲覧
する旨の指示が入力されると(ステップS203)、携
帯電話機10は、宅配受付コーナーの情報をダウンロー
ドする旨のダウンロード要求をコンテンツサーバ60へ
送信する(ステップS204)。
【0111】コンテンツサーバ60のCPU607は、
携帯電話機10からのダウンロード要求を受信すると、
HP領域606aからサービス案内データおよび宅配依
頼フォームデータを読み出す(ステップS205)。そ
して、CPU607は、読み出したサービス案内データ
および宅配依頼フォームデータを携帯電話機10へ返信
する(ステップS206)。
【0112】携帯電話機10は、コンテンツサーバ60
からのサービス案内データおよび宅配依頼フォームデー
タを受信すると、まず、サービス案内データに基づく画
面表示を行う。これにより携帯電話機10のユーザは、
宅配サービスに関する情報をを閲覧することができる。
このサービス案内画面においてユーザにより荷物の宅配
を依頼する旨の指示が入力されると、携帯電話機10の
液晶表示部には、コンテンツサーバ60から受信した宅
配依頼フォームが表示される。
【0113】図10は、携帯電話機10の液晶表示部に
表示される画面表示例について示す図である。同図
(a)に示されるように、宅配依頼フォームに従ってユ
ーザにより、集荷場所の住所、ユーザの氏名、携帯電話
機10の電話番号または電子メールアドレス、集荷希望
日時、配達先住所、配達相手の氏名、配達相手の電話番
号などが入力され、送信が指示されると(ステップS2
07)、次いで、携帯電話機10の液晶表示部には、図
10(b)に示される画面が表示される。なお、図10
(a)に示される画面表示例において破線で示される領
域は、キー操作によって表示内容をスクロールさせるこ
とで画面内に表示される。
【0114】図10(b)は、ユーザが携帯電話機10
により荷物の宅配依頼を行っている現在位置と集荷場所
が同じであるか否かの確認を行うためのものである。こ
の現在位置と集荷場所とが同じ位置であるか否かの確認
は、コンテンツサーバ60において、携帯電話機10の
位置情報を用いて集荷を担当する最寄の支店を決定する
のか、それともユーザにより入力された集荷場所の住所
を用いて集荷を担当する最寄の支店を決定するのかを指
定するためのものである。
【0115】例えば、サラリーマンが昼休みに会社から
携帯電話機10を用いて荷物の宅配を依頼する場合、サ
ラリーマンが依頼を行っている現在位置は会社であっ
て、集荷場所が自宅である場合、自宅とは距離が著しく
離れている。この場合、コンテンツサーバ60は、携帯
電話機10の現在位置ではなく、集荷場所である自宅の
住所に従って、当該自宅に最も近い支店を集荷担当支店
として選択する必要がある。
【0116】一方、サラリーマンが自宅から荷物の宅配
を依頼する場合、サラリーマンが依頼を行っている現在
位置は集荷場所である自宅となる。この場合、コンテン
ツサーバ60は、携帯電話機10の現在位置に従って集
荷担当支店を選択することができる。
【0117】以上説明したように、宅配の依頼を行って
いる携帯電話機10の現在位置に従って集荷担当支店を
特定するのか、それとも宅配依頼データ内の集荷場所の
住所に従って集荷担当支店を特定するのかを決定するた
めに、図10(b)に示される確認画面が携帯電話機1
0の液晶表示部に表示される。この確認画面においてユ
ーザは、宅配の依頼を行っている現在位置と集荷場所が
同じである場合にテンキー「1」を、現在位置と集荷場
所が異なる場合にテンキー「9」を押下する。ユーザに
よりテンキー「1」または「9」が押されると、携帯電
話機10は、現在位置と集荷場所が同じであるか否かを
示す識別情報と自機10の位置情報とを宅配依頼データ
に付加する(ステップS208)。
【0118】前述したように、コンテンツサーバ60か
ら受信した宅配依頼フォームデータには、携帯電話機1
0に対して自機10の位置情報を宅配依頼データに付加
して送信する旨を指示するコマンドが含まれている。し
たがって、携帯電話機10は、上記コマンドに従って、
メモリに格納されている位置登録用の基地局IDあるい
は自機10の緯度・経度情報を、現在位置と集荷場所が
同じであるか否かを示す識別情報とともに宅配依頼デー
タに付加し、当該自機10の位置情報および識別情報が
付加された宅配依頼データをコンテンツサーバ60に対
して送信する(ステップS209)。
【0119】また、携帯電話機10から送信された宅配
依頼データをコンテンツサーバ60へ中継するゲートウ
ェイサーバ23では、上記第1実施形態において述べた
ように、携帯電話機10の位置情報を基地局ID形式か
ら緯度・経度形式に変換する機能を有している。したが
って、ゲートウェイサーバ23は、携帯電話機10から
の宅配依頼データを受信すると、当該宅配依頼データに
付加されている位置情報が基地局IDである場合には、
当該基地局IDを緯度・経度情報に変換し(ステップS
210)、当該変換した緯度・経度情報を宅配依頼デー
タに付加してコンテンツサーバ60へ送信する(ステッ
プS211)。
【0120】コンテンツサーバ60のCPU607は、
ゲートウェイサーバ23からの宅配依頼データを受信す
ると、まず、当該宅配依頼データに付加されている識別
情報に従って、携帯電話機10の位置情報を用いて集荷
担当支店を決定するのか、それとも宅配依頼データ内の
集荷場所の住所を用いて集荷担当支店を決定するのかを
判別する。
【0121】その結果、携帯電話機10の位置情報を用
いて集荷担当支店を決定すると判別した場合、コンテン
ツサーバ60のCPU607は、まず、受信した宅配依
頼データに付加されている携帯電話機10の緯度・経度
情報と、支店登録テーブル606bに格納されている各
支店X,Y,Z……の緯度・経度情報とを比較する。そ
して、CPU607は、支店登録テーブル606bに登
録されている支店X,Y,Z……の中から、携帯電話機
10の位置に対して最も近い位置にある支店を特定する
(ステップS212)。ここで特定された支店が、集荷
担当支店となる。
【0122】なお、前述したように、支店登録テーブル
606bに各支店X,Y,Z……のサービス管轄エリア
の範囲を示すデータが格納されている場合は、携帯電話
機10の位置をサービス管轄エリアとして含む支店が、
集荷担当支店としてCPU607により特定される。
【0123】一方、コンテンツサーバ60のCPU60
7は、宅配依頼データ内の集荷場所の住所を用いて集荷
担当支店を決定すると判別した場合、受信した宅配依頼
データ内の集荷場所の住所と、支店登録テーブル606
bに格納されている各支店X,Y,Z……の住所情報と
を比較する。そして、CPU607は、支店登録テーブ
ル606bに登録されている支店X,Y,Z……の中か
ら、集荷場所の住所に対して最も近い位置にある支店を
集荷担当支店として特定する(ステップS212)。
【0124】ここでは、上記ステップS212におい
て、図7に示される「支店Y」が集荷担当支店に決定さ
れたものとして以降の説明を行う。ステップS212の
後、コンテンツサーバ60のCPU607は、支店登録
テーブル606bから支店Yに対応付けられている通信
アドレスを読み出す。そして、CPU607は、読み出
した通信アドレスを用いて支店Yに設置されている通信
端末70yに対し、携帯電話機10から受信した宅配依
頼データを送信する(ステップS213)。
【0125】支店Yに設置された通信端末70yは、コ
ンテンツサーバ60から宅配依頼データを受信すると、
当該宅配依頼データを受付けたことを示す依頼受付け通
知をコンテンツサーバ60へ返信する(ステップS21
4)。また、通信端末70yからの依頼受付け通知を受
信したコンテンツサーバ60は、依頼元となる携帯電話
機10に対し、宅配依頼を受付けたことや集荷を担当す
る支店Yに関する情報(例えば、問い合わせ電話番号や
担当者名など)を含んだ依頼受付け通知を送信する(ス
テップS215)。
【0126】そして、携帯電話機10では、コンテンツ
サーバ60から受信した依頼受付け通知に従って、宅配
依頼が受付けられたことや集荷担当支店Yに関する情報
などが液晶表示部に表示される。
【0127】一方、コンテンツサーバ60のCPU60
7は、上記ステップS215において依頼受付け通知を
携帯電話機10へ送信した後、携帯電話機10から受信
した宅配依頼データを、当該宅配依頼データに付加され
た位置情報や依頼日時、集荷担当支店名などと対応付け
て顧客管理DB606cに格納する(ステップS21
6)。
【0128】また、支店Yでは、上記ステップS214
において依頼受付け通知がコンテンツサーバ60へ送信
された後、運送員により荷物の集荷サービスが実施され
る。すなわち、支店Yでは、宅配依頼データに従って、
ユーザにより指定された集荷希望日時に運送員が車両に
て集荷場所まで荷物を引き取りに訪れ、当該引き取った
荷物を依頼された届け先まで配達するために、一旦、自
分の支店X,Y,Z……まで持ち帰る。そして、集荷が
終了すると、運送員あるいは支店員により集荷が完了し
た旨の入力が通信端末70yに対して行われ、これに応
じて通信端末70yは、集荷が完了したことを示す集荷
完了通知をコンテンツサーバ60へ送信する(ステップ
S217)。
【0129】次に、図11は、本実施形態における宅配
サービスの概要を説明するための模式図である。まず、
ユーザ(依頼人)は、携帯電話機10を用いて宅配依頼
データ(図10(a)参照)をコンテンツサーバ60へ
送信する(ステップA1)。コンテンツサーバ60は、
受信した宅配依頼データに付加されている携帯電話機1
0の位置情報あるいは宅配依頼データ内の集荷場所の住
所に従って、集荷担当支店を決定し、当該支店へ宅配依
頼データを転送する(ステップA2)。
【0130】集荷担当支店では、当該支店に設置された
通信端末によりコンテンツサーバ60からの宅配依頼デ
ータを受信すると、当該宅配依頼データに従って、ユー
ザにより指定された集荷希望日時に運送員が車両にて集
荷場所まで荷物を引き取りに訪れ(ステップA3)、当
該引き取った荷物を集荷担当支店まで持ち帰る(ステッ
プA4)。この後、集荷担当支店では、運送員あるいは
支店員により集荷が完了したことが通信端末に入力さ
れ、これに応じて通信端末は、集荷完了通知をコンテン
ツサーバ60へ送信する(ステップA5)。
【0131】また、集荷担当支店では、支店員により宅
配依頼データ内の配達先住所に従って配達を担当する配
達担当支店が決定され、当該支店へ通信端末により宅配
依頼データが転送されるとともに(ステップA6)、集
荷した荷物が配達担当支店へ配送される(ステップS
7)。
【0132】配達担当支店では、当該支店に設置された
通信端末により集荷担当支店からの宅配依頼データを受
信する。また、配達担当支店では、集荷担当支店から配
送された荷物を受け取る。この後、配達担当支店では、
まず、受信した宅配依頼データに記載されている配達相
手(受取人)に対して支店員が電話により受取の確認を
行い(ステップA8)、受取人から受取希望日時や受取
場所の変更有無などの回答を得る(ステップA9)。
【0133】ここで、受取人がパケット通信機能を有す
る携帯電話機などの携帯端末を所持しており、宅配依頼
データに受取人の電子メールアドレスが記載されている
場合、電子メールなどにより受取人への確認が行われる
構成であってもよい。
【0134】この後、配達担当支店では、受取人から得
た回答に従って、指定された配達希望日時に運送員が車
両にて受取人宅などの配達場所まで荷物を配達に行く
(ステップA10)。配達が完了すると、配達担当支店
では、運送員あるいは支店員により配達が完了したこと
が通信端末に入力され、これに応じて通信端末は、配達
完了通知をコンテンツサーバ60へ送信する(ステップ
A11)。そして、コンテンツサーバ60は、配達担当
支店からの配達完了通知を受信すると、ユーザ(依頼
主)の所持する携帯電話機10に対し、電子メールによ
り配達完了通知を送信する(ステップA12)。
【0135】以上説明したように本実施形態によれば、
コンテンツサーバ60は、携帯電話機10からの宅配依
頼に応じて集荷場所に最寄の支店、あるいは集荷場所を
サービス管轄エリアに含む支店を集荷担当支店として特
定し、当該特定した支店の通信端末に宅配依頼データを
転送する。特に、携帯電話機10を用いて依頼を行った
位置と集荷場所とが同じである場合には、宅配依頼デー
タに付加されている携帯電話機10の位置に対して最寄
の支店、あるいは携帯電話機10の位置をサービス管轄
エリアとして含む支店を集荷担当支店として決定する。
したがって、宅配サービスの事業者は、各支店を効率的
に運営することができる。また、宅配サービスの利用者
は、自分に対してサービスを提供してくれる支店を電話
帳や各種の検索サービスを用いて検索する必要がない。
【0136】[B−3.第2実施形態の変形例]以上、
本発明の第2実施形態について説明したが、本実施形態
はあくまでも例示であり、本発明の趣旨から逸脱しない
範囲で様々な変形が可能である。変形例としては、例え
ば、上記第1実施形態の変形例1〜5および変形例7に
加え、さらに以下のようなものが考えられる。
【0137】<変形例1>上記第2実施形態において、
コンテンツサーバ60は、携帯電話機10から受信した
宅配依頼データに従って、集荷担当支店に加え、配達担
当支店を決定する構成であってもよい。このような構成
とすれば、集荷担当支店において配達担当支店を特定す
る作業を行う必要がない。
【0138】<変形例2>上記第2実施形態では、本発
明を荷物の集荷サービスに適用した場合について説明し
たが、例えば、粗大ゴミ等の有料回収サービスや、訪問
介護サービス、電子機器の訪問修理サービスなどに対し
て本発明を適用してもよい。
【0139】
【発明の効果】以上説明したように本発明によれば、サ
ービス要求を行った通信端末の位置に応じてサービス提
供者を決定し、当該決定されたサービス提供者によりサ
ービス要求者に対するサービスが提供される。
【図面の簡単な説明】
【図1】 この発明の第1実施形態に係る通信システム
の構成を例示するブロック図である。
【図2】 同実施形態に係るサービス制御局において、
ホームメモリのデータ構成を例示する図である。
【図3】 同実施形態に係るコンテンツサーバのハード
ウェア構成を例示するブロック図である。
【図4】 同実施形態に係るコンテンツサーバにおい
て、HDに格納されている支店登録テーブルのデータ構
成を例示する図である。
【図5】 同実施形態に係る携帯電話機によりデリバリ
ーサービスの注文を行う場合の通信システム各部の動作
を例示するシーケンスチャートである。
【図6】 同実施形態に係る携帯電話機の液晶表示部に
表示される画面表示例を示す図である。
【図7】 本発明の第2実施形態に係る通信システムの
構成を例示するブロック図である。
【図8】 同実施形態に係るコンテンツサーバのハード
ウェア構成を例示するブロック図である。
【図9】 同実施形態に係る携帯電話機により荷物の宅
配サービスの依頼を行う場合の通信システム各部の動作
を例示するシーケンスチャートである。
【図10】 同実施形態に係る携帯電話機の液晶表示部
に表示される画面表示例を示す図である。
【図11】 同実施形態に係る宅配サービスの概要を説
明するための模式図である。
【符号の説明】
1,2……通信システム、10……携帯電話機、20…
…移動パケット通信網、21……基地局、22……サー
ビス制御局、22a……ホームメモリ、23……ゲート
ウェイサーバ、30……インターネット、40,60…
…コンテンツサーバ、50a〜50c,70x〜70
z,……通信端末、401,601……操作入力部、4
02,602……ROM、403,603……RAM、
404,604……通信インタフェース、405,60
5……表示部、406,606……HD、406a,6
06a……HP領域、406b,606b……支店登録
テーブル、406c,606c……顧客管理DB、40
7,607……CPU、408,608……バス。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) H04Q 7/20 H04B 7/26 106A 7/34 H04Q 7/04 Z Fターム(参考) 5K024 AA02 AA75 AA76 BB04 BB07 CC11 DD01 DD02 EE01 FF03 GG01 GG10 5K067 AA21 BB02 EE02 EE06 EE16 FF02 FF03 HH11 JJ51 5K101 KK17 LL12 MM05 MM07 NN02 NN18 NN22 NN25 PP03 RR22 TT02 UU18

Claims (21)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 通信端末がサービス要求者を特定する情
    報を含んだサービス要求をネットワークを介してサーバ
    へ送信するサービス要求過程と、 前記サーバが、前記サービス要求過程にてサービス要求
    を送信した通信端末の位置情報と、予め登録されている
    複数のサービス提供者の位置情報とを比較して、前記サ
    ービス要求者に対してサービスを提供するサービス提供
    者を決定する決定過程と、 前記サーバが前記決定過程にて決定されたサービス提供
    者に対して前記サービス要求を通知する通知過程と、 前記サービス提供者が、前記通知過程にて通知されたサ
    ービス要求に従って、前記サービス要求者に対してサー
    ビスを提供するサービス提供過程とを有することを特徴
    とするサービス提供方法。
  2. 【請求項2】 前記サービス要求過程に先立って行われ
    る過程であって、 前記通信端末が自端末の位置を示す位置情報を取得する
    取得過程をさらに有し、 前記サービス要求過程では、前記通信端末が前記取得過
    程にて取得された自端末の位置情報と前記サービス要求
    とをネットワークを介してサーバへ送信することを特徴
    とする請求項1記載のサービス提供方法。
  3. 【請求項3】 前記ネットワークは、前記通信端末との
    間で無線通信を行う基地局を複数有する移動通信網であ
    り、 前記取得過程では、前記通信端末が自端末を配下に有す
    る基地局から当該基地局の識別情報を自端末の位置情報
    として取得することを特徴とする請求項2記載のサービ
    ス提供方法。
  4. 【請求項4】 前記サービス要求過程と前記決定過程の
    間に行われる過程であって、 移動通信網内の中継サーバが、前記サービス要求過程に
    て送信された通信端末の位置情報を基地局の識別情報か
    ら緯度および経度を示す情報に変換して前記サーバへ送
    信する変換過程をさらに有することを特徴とする請求項
    3記載のサービス提供方法。
  5. 【請求項5】 前記取得過程にて前記通信端末により取
    得される位置情報は、緯度および経度を示す情報である
    ことを特徴とする請求項2記載のサービス提供方法。
  6. 【請求項6】 前記取得過程では、前記通信端末が自端
    末の位置を測位して緯度および経度を示す自端末の位置
    情報を取得することを特徴とする請求項2記載のサービ
    ス提供方法。
  7. 【請求項7】 前記ネットワークは前記通信端末を収容
    する移動通信網であって、当該移動通信網は前記通信端
    末の位置情報を保持しており、 前記サービス要求過程と前記決定過程との間に行われる
    過程であって、 前記サーバが、前記サービス要求過程にてサービス要求
    を送信した通信端末の位置情報を前記移動通信網から取
    得する取得過程をさらに有することを特徴とする請求項
    1記載のサービス提供方法。
  8. 【請求項8】 前記決定過程では、前記サーバが、前記
    通信端末の位置情報と、予め登録されている複数のサー
    ビス提供者の位置情報とを比較して、前記通信端末の位
    置に最も近いサービス提供者を前記サービス要求者に対
    してサービスを提供するサービス提供者に決定すること
    を特徴とする請求項1ないし7のいずれか1の請求項に
    記載のサービス提供方法。
  9. 【請求項9】 前記通知過程では、前記サーバが、前記
    決定過程にて決定されたサービス提供者に対してさらに
    前記通信端末の位置情報を通知することを特徴とする請
    求項1ないし8のいずれか1の請求項に記載のサービス
    提供方法。
  10. 【請求項10】 前記通知過程の後に行われる過程であ
    って、 前記サーバが、前記サービス要求と、当該サービス要求
    の受信日時情報と、前記通信端末の位置情報とを対応付
    けて記憶する記憶過程をさらに有することを特徴とする
    請求項1ないし9のいずれか1の請求項に記載のサービ
    ス提供方法。
  11. 【請求項11】 通信端末がサービス要求者を特定する
    情報を含んだサービス要求をネットワークを介してサー
    バへ送信するサービス要求過程と、 前記サーバが、前記サービス要求過程にてサービス要求
    を送信した通信端末の位置情報と、予め登録されている
    各サービス提供者のサービスを提供する地域であるサー
    ビス提供エリアを示すエリア情報とを比較して、前記通
    信端末の位置を前記サービス提供エリアに含むサービス
    提供者を特定する特定過程と、 前記サーバが前記特定過程にて特定されたサービス提供
    者に対して前記サービス要求を通知する通知過程と、 前記サービス提供者が、前記通知過程にて通知されたサ
    ービス要求に従って、前記サービス要求者に対してサー
    ビスを提供するサービス提供過程とを有することを特徴
    とするサービス提供方法。
  12. 【請求項12】 前記通信端末は、パケット通信機能を
    有する携帯電話機であることを特徴とする請求項1ない
    し11のいずれか1の請求項に記載のサービス提供方
    法。
  13. 【請求項13】 前記サービスは物品の配達サービスで
    あって、 前記サービス提供過程では、前記サービス提供者が、前
    記通知過程にて通知されたサービス要求に従って前記サ
    ービス要求者へ物品を配達することを特徴とする請求項
    1ないし12のいずれか1の請求項に記載のサービス提
    供方法。
  14. 【請求項14】 前記サービスは物品の集荷サービスで
    あって、 前記サービス提供過程では、前記サービス提供者が、前
    記通知過程にて通知されたサービス要求に従って前記サ
    ービス要求者から物品を集荷することを特徴とする請求
    項1ないし12のいずれか1の請求項に記載のサービス
    提供方法。
  15. 【請求項15】 サービス提供者毎に当該サービス提供
    者の位置情報および通信アドレスを記憶する記憶手段
    と、 ネットワークを介して、通信端末からサービス要求者を
    特定する情報を含んだサービス要求と、前記通信端末の
    位置情報とを受信する受信手段と、 前記受信手段により受信された通信端末の位置情報と前
    記記憶手段に記憶されている各サービス提供者の位置情
    報とを比較して、前記サービス要求者に対してサービス
    を提供するサービス提供者を決定する決定手段と、 前記決定手段により決定されたサービス提供者に対し
    て、当該サービス提供者の通信アドレスを用いて前記サ
    ービス要求を送信する送信手段とを有することを特徴と
    する中継装置。
  16. 【請求項16】 前記ネットワークは前記通信端末を収
    容する移動通信網であって、当該移動通信網は前記通信
    端末の位置情報を保持しており、 前記受信手段により受信されたサービス要求の送信元と
    なる通信端末の位置情報を前記移動通信網から取得する
    取得手段をさらに有することを特徴とする請求項15記
    載の中継装置。
  17. 【請求項17】 前記決定手段は、前記受信手段により
    受信された通信端末の位置情報と前記記憶手段に記憶さ
    れている各サービス提供者の位置情報とを比較して、前
    記通信端末の位置に最も近いサービス提供者を前記サー
    ビス要求者に対してサービスを提供するサービス提供者
    に決定することを特徴とする請求項15または16記載
    の中継装置。
  18. 【請求項18】 前記送信手段は、前記決定手段により
    決定されたサービス提供者に対してさらに前記通信端末
    の位置情報を送信することを特徴とする請求項15ない
    し17のいずれか1の請求項に記載の中継装置。
  19. 【請求項19】 前記受信手段により受信されたサービ
    ス要求と、当該サービス要求の受信日時情報と、前記通
    信端末の位置情報とを対応付けて登録する登録手段をさ
    らに有することを特徴とする請求項15ないし18のい
    ずれか1の請求項に記載の中継装置。
  20. 【請求項20】 サービス提供者毎に当該サービス提供
    者のサービスを提供する地域であるサービス提供エリア
    を示すエリア情報および通信アドレスを記憶する記憶手
    段と、 ネットワークを介して、通信端末からサービス要求者を
    特定する情報を含んだサービス要求と、前記通信端末の
    位置情報とを受信する受信手段と、 前記受信手段により受信された通信端末の位置情報と前
    記記憶手段に記憶されている各サービス提供者のエリア
    情報とを比較して、前記通信端末の位置を前記サービス
    提供エリアに含むサービス提供者を特定する特定手段
    と、 前記特定手段により特定されたサービス提供者に対し
    て、当該サービス提供者の通信アドレスを用いて前記サ
    ービス要求を送信する送信手段とを有することを特徴と
    する中継装置。
  21. 【請求項21】 前記通信端末は、パケット通信機能を
    有する携帯電話機であることを特徴とする請求項15な
    いし20のいずれか1の請求項に記載の中継装置。
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