JP2003008534A - 多重分離処理回路 - Google Patents

多重分離処理回路

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JP2003008534A
JP2003008534A JP2001183853A JP2001183853A JP2003008534A JP 2003008534 A JP2003008534 A JP 2003008534A JP 2001183853 A JP2001183853 A JP 2001183853A JP 2001183853 A JP2001183853 A JP 2001183853A JP 2003008534 A JP2003008534 A JP 2003008534A
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packet
circuit
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Application number
JP2001183853A
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English (en)
Inventor
Koichi Tsutsumi
浩一 堤
Kazuhisa Tanaka
和久 田中
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Panasonic Holdings Corp
Original Assignee
Matsushita Electric Industrial Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 入力系統の異なる複数のデータパケットを所
望のタイミングで同一のバッファ格納領域に割り当て、
同一バッファ格納領域に入力系統の異なるビデオデータ
を多重化して同時表示を行うことが可能な多重分離処理
回路を提供する。 【解決手段】 入力線識別情報及びパケットデータ識別
情報とバッファメモリ9の格納領域との対応関係を保持
するパケット格納領域参照テーブル6と、このテーブル
6を参照し、入力されたパケットデータを格納すべきバ
ッファメモリ9の格納領域を決定するパケット格納領域
決定回路5と、を設け、同時表示すべき複数のビデオデ
ータパケットを同一の格納領域に割り当て、複数のビデ
オデータパケットを入力順に多重化してバッファメモリ
9に格納するようにした。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、デジタル放送受信
装置、特に複数の入力ストリームを同時処理する多重分
離処理回路に関するものである。
【0002】
【従来の技術】一般的なデジタル放送用の受信機につい
て図8及び図9を用いて説明する。図8は、従来のデジ
タル放送用受信機の構成を示す図である。図8におい
て、デジタル放送用受信機80は、受信データを復調し
てMPEG2(Moving Picture Expert Group 2)トラン
スポートストリーム(Transport Stream:以下、TS)を
出力する復調回路81と、MPEG2TSから多重符号
化されたデータをパケットデータ単位に分離し、該分離
した各パケットデータに含まれるパケット識別情報(以
下、PID)によってパケットデータを分離選択する多
重分離処理回路82と、パケットデータが暗号化されて
いる場合はそのデータを復号するデスクランブル回路8
3と、入力されたデータのデコード処理を行うAVデコ
ーダ回路84と、からなるものである。
【0003】図9は多重分離処理回路に入力されるMP
EG2TSの構成を示す図である。MPEG2TSは複
数のMPEG2トランスポートストリームパケット(Tra
nsport Stream Packet:以下、TSP)によって構成さ
れ、TSPはデータ部とヘッダ部から構成される。パケ
ットを識別するためのPIDはTSPヘッダに含まれ
る。
【0004】以上のように構成されたテレビ放送用受信
機80の動作について説明する。復調部81は、受信し
た受信データを復調し、MPEG2TSを多重分離回路
82へ出力する。多重分離回路82は、入力されたMP
EG2TSから多重符号化されたビデオ、オーディオ等
のデータをパケットデータ単位に分離し、各パケットデ
ータに含まれるPIDによってパケットデータを分離選
択し、デスクランブル回路83に出力する。デスクラン
ブル回路83は、入力されたパケットデータが暗号化さ
れている場合はそのデータを復号し、AVデコーダ84
へ出力する。AVデコーダ84は、MPEG2ビデオ、
オーディオデータをそれぞれデコードする。
【0005】近年、デジタル放送用の受信機は、上述し
たように単にデジタル放送を受信してそのまま再生する
といった目的以外にも利用価値が高まってきている。ホ
ームネットワークの中心的な位置付けとしてユーザに多
様なサービスを提供するために、D−VHSビデオやD
VDプレーヤー、ハードディスクなど様々なデジタル機
器と相互接続可能な受信機が求められている。このよう
なデジタル機器との相互接続を利用したサービスの一例
として、DVDを再生しながら放送局から送られてくる
スポーツ中継の状況を同時に表示することを可能にする
サービスが考えられる。この場合、入力系統の異なる複
数の入力ストリームを多重分離処理回路によって同時処
理し、更に同時表示すべき複数のビデオデータパケット
を多重化して後段のAVデコーダに送らなければならな
い。
【0006】このような複数種のビデオデータパケット
を同時に処理する技術について図7を用いて説明する。
図7は、複数の入力ストリームを同時に分離選別する多
重分離処理回路の構成を示す図である。
【0007】図7において、1はTSID付加回路であ
り、複数の入力線から入力されたストリームデータの各
データパケットにそれぞれ入力線識別情報(以下、TS
ID)を付加する。2はマルチプレクサであり、複数の
ストリームデータを多重化する。3はフィルタであり、
フィルタリングテーブル4を参照することによってパケ
ットデータを分離選別する。4はフィルタリングテーブ
ルであり、TSIDとPIDに対するフィルタリング情
報を設定する。9はバッファメモリであり、フィルタ3
による分離選別の結果を基に各格納領域にパケットデー
タを格納する。10はAVデコーダであり、バッファメ
モリ9の任意の格納領域からパケットデータを読み出し
て、デコードする。また、AVデコーダ10は、PID
の異なる複数のビデオデータパケットを含むビデオデー
タストリームが入力された場合、それらを同時処理し同
時に表示することが可能である。
【0008】以上のように構成された従来の多重分離処
理回路の動作について説明する。まず、複数のTSID
付加回路1(No.1〜No.n)にそれぞれストリーム
データを入力し、各ストリームデータに含まれるパケッ
トデータにそれぞれTSIDを付加する。次に、マルチ
プレクサ2によって、複数のストリームデータを多重化
し、フィルタ3へ出力する。フィルタ3は、フィルタリ
ングテーブル4を参照することによってパケットデータ
を分離選別する。次に、フィルタ3を通過したパケット
データは、フィルタ3による分離選別の結果に基づいて
バッファメモリ9の各格納領域に格納される。次に、A
Vデコーダ10は、バッファメモリ9の任意の格納領域
からパケットデータを読み出し、該読み出したパケット
データをデコードして出力する。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記従
来の多重分離処理回路では、複数の入力ストリームを同
時処理することは可能であるが、TSIDとPIDに対
するバッファメモリの格納領域割り当てを一対一にしか
設定できないため、各格納領域には同じTSIDとPI
Dを持つデータパケットしか格納できない。従って、入
力系統の異なるビデオデータパケットが時系列に連続し
たビデオデータストリームをバッファメモリ上に構築す
ることができない。その結果、AVデコーダはPIDの
異なる複数のビデオデータパケットが多重化されたビデ
オストリームデータを得ることができないため同時表示
を行うことはできない。
【0010】本発明は、かかる問題点を解消するために
なされたものであり、TSIDとPIDに対してバッフ
ァメモリの格納領域を柔軟に割り当て、入力系統の異な
る複数のデータを多重化して同時表示を行うことが可能
な多重分離処理回路を提供することを目的とするもので
ある。
【0011】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
に、本発明の請求項1にかかる多重分離処理回路では、
複数の入力線から入力された各ストリームデータのパケ
ットデータに、上記各入力線に固有の入力線識別情報を
付加する入力線識別情報付加回路と、上記入力線識別情
報付加回路から出力された上記複数のストリームデータ
をパケットデータ単位に分割して多重化するパケットデ
ータ多重化回路と、上記各パケットデータに含まれる上
記入力線識別情報及び上記パケットデータ識別情報を基
に、上記パケットデータ多重化回路から出力されたパケ
ットデータを分離選別するパケットデータ選別回路と、
各パケットデータに含まれる入力線識別情報及びパケッ
トデータ識別情報を各格納領域に対応付けて記憶するパ
ケット格納領域参照テーブルと、上記パケットデータ選
別回路から出力されたパケットデータに含まれる入力線
識別情報及びパケットデータ識別情報を基に上記パケッ
ト格納領域参照テーブルを参照し、上記パケットデータ
を格納すべき格納領域を決定するパケット格納領域決定
回路と、上記パケット格納領域決定回路から出力された
パケットデータから上記入力線識別情報を除去する入力
線識別情報除去回路と、複数の格納領域を有し、上記入
力線識別情が除去されたパケットデータを上記パケット
格納領域決定回路により決定された格納領域へ格納する
パケットデータ格納部と、上記複数の格納領域のうち、
任意の格納領域を選択し、該選択した格納領域から順次
パケットデータを取り出し、デコード処理して出力する
デコーダと、を備えた、ことを特徴とするものである。
これにより、複数のストリームデータにそれぞれ入力線
識別情報を付加し、入力線識別情報とパケットデータ識
別情報に関連付けられた随時書き換え可能な参照テーブ
ルを用いて、複数系統から入力されるストリームデータ
の分離選別、格納領域の選択を柔軟に制御することがで
きる。
【0012】本発明の請求項2にかかる多重分離処理回
路では、請求項1に記載の多重分離処理回路において、
上記パケットデータ格納部は、異なる入力線識別情報と
同じパケットデータ識別情報とを有する複数のパケット
データを同一の格納領域に割り当てるよう上記パケット
格納領域参照テーブルを設定した場合、上記異なる入力
線識別情報と同じパケットデータ識別情報とを有する複
数のパケットデータを入力順に多重化して上記同一の格
納領域に格納する、ことを特徴とするものである。これ
により、同時表示すべき複数のビデオデータパケットを
同一のバッファ格納領域に割り当て、複数のビデオデー
タパケットが入力順に多重化されて格納されるため、複
数のストリームデータの同時表示を行うことができる。
【0013】本発明の請求項3にかかる多重分離処理回
路では、請求項2に記載の多重分離処理回路において、
上記異なる入力線識別情報と同じパケットデータ識別情
報とを有する複数のパケットデータが重複しないよう、
該パケットデータに含まれるパケットデータ識別情報を
変換するパケットデータ識別情報変換回路を備えた、こ
とを特徴とするものである。これにより、入力系統の異
なる複数のパケットデータ間で重複しないようにパケッ
トデータ識別情報を変換し、異なる入力系統から入力さ
れた同じパケットデータ識別情報を持つデータパケット
を同時に表示することができる。
【0014】本発明の請求項4にかかる多重分離処理回
路では、パケットデータ識別情報の変換パターンを記憶
するパケットデータ識別情報変換テーブルと、複数の入
力線から入力された各ストリームデータに含まれるパケ
ットデータ識別情報を、上記パケットデータ識別情報変
換テーブルを参照して変換するパケットデータ識別情報
変換回路と、上記パケットデータ識別情報変換回路から
出力された上記複数のストリームデータをパケットデー
タ単位に分割して多重化するパケットデータ多重化回路
と、上記各パケットデータに含まれる上記パケットデー
タ識別情報を基に、上記パケットデータ多重化回路から
出力されたパケットデータを分離選別するパケットデー
タ選別回路と、各パケットデータに含まれるパケットデ
ータ識別情報を各格納領域に対応付けて記憶するパケッ
ト格納領域参照テーブルと、上記パケットデータ選別回
路から出力されたパケットデータに含まれるパケットデ
ータ識別情報を基に上記パケット格納領域参照テーブル
を参照し、上記パケットデータを格納すべき格納領域を
決定するパケット格納領域決定回路と、複数の格納領域
を有し、上記パケット格納領域決定回路から出力された
パケットデータを上記パケット格納領域決定回路により
決定された格納領域へ格納するパケットデータ格納部
と、上記複数の格納領域のうち、任意の格納領域を選択
し、該選択した格納領域から順次パケットデータを取り
出し、デコード処理して出力するデコーダと、を備え
た、ことを特徴とするものである。これにより、入力さ
れたデータパケットを処理前にパケットデータ識別情報
を変換して、入力線識別情報を用いずにデータパケット
を識別して処理することが可能であり、回路規模を縮小
することができる。
【0015】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態につい
て図面を参照しながら説明する。なお、ここで示す実施
の形態はあくまでも一例であって、必ずしもこの実施の
形態に限定されるものではない。
【0016】(実施の形態1)以下、本発明の請求項1及
び請求項2に対応する実施形態1による多重分離処理回
路について図1及び図2を用いて説明する。図1は、実
施の形態1における多重分離処理回路の構成を示すブロ
ック図である。
【0017】図1において、1は、入力識別情報(TS
ID)付加回路であり、複数の入力線から入力された各
ストリームデータのデータパケットに、上記各入力線に
対して固有の入力線識別情報(TSID)を付加する。
なお、TSIDとは、後段のマルチプレクサ2による複
数の入力ストリームの多重化後も入力ストリームを識別
するための識別子であり、例えば、入力線が4本である
場合は、TSIDは2ビット以上必要である。2は、パ
ケットデータ多重化回路(マルチプレクサ)であり、T
SID回路から出力された複数のストリームデータをパ
ケットデータ単位に分割して多重化する。なお、マルチ
プレクサ2は、内部に入力線の数だけFIFO領域を備
えており、TSID回路1から出力された複数のストリ
ームデータをそれぞれのFIFO領域に一時的に格納
し、その後、フィルタ3からのリクエストに応じて一本
の共通線に出力するものである。3は、パケットデータ
選別回路(フィルタ)であり、各パケットデータに含ま
れるTSID及びPIDを基に、フィルタリングテーブ
ル4を参照することによってマルチプレクサ2から出力
されたパケットデータを分離選別する。4は、フィルタ
リングテーブルであり、TSIDとPIDに対応するパ
ケット選別条件を格納したメモリなどの記憶素子よりな
るものであり、必要に応じてソフトウェアなどから随時
書き換えが可能である。5は、パケット格納領域決定回
路であり、フィルタ3から出力されたパケットデータに
含まれるTSID及びPIDを取りだし、パケット格納
領域参照テーブル6を参照して上記パケットデータを格
納すべき格納領域を決定する。このとき、上記決定され
た格納領域を選択するための制御信号をセレクタ8に出
力する。6は、パケット格納領域参照テーブルであり、
メモリなどの記憶素子からなり、各パケットデータに含
まれるTSID及びPIDをバッファメモリ9の格納領
域に対応付けて記憶するものであり、必要に応じてソフ
トウェアなどから随時書き換えが可能である。なお、パ
ケット格納領域参照テーブル6は、図2に示すように、
TSIDは2ビット、PIDは4ビット、バッファメモ
リ9の格納領域数は8つであると仮定し、TSIDとP
IDに対して格納領域を自由に割り当てることができ
る。7は、TSID除去回路であり、後段のAVデコー
ダ10では処理できないTSIDをパケット格納領域決
定回路5から出力されたパケットデータから除去する。
8は、セレクタであり、パケット格納領域決定回路5か
ら出力された制御信号に従って、バッファメモリ9の複
数の格納領域のうち、パケットデータを格納すべき格納
領域を選択する。9は、パケットデータ格納部(バッフ
ァメモリ)であり、複数の格納領域を有するメモリなど
の記憶素子からなり、セレクタ8により選択された格納
領域にパケットデータを格納する。10は、AVデコー
ダであり、バッファメモリ9における任意の格納領域の
データを取り出し、デコード処理して出力する。なお、
PIDの異なる複数のビデオデータパケットを含むビデ
オデータストリームが入力された場合、それらを同時処
理し同時表示を行うことが可能である。
【0018】以上のように構成された多重分離処理回路
の、MPEG2TS入力時の動作について詳しく説明す
る。複数のTSID付加回路1(No.1〜No.n)の各
々に、複数の各入力線からストリームデータ(MPEG
2TS)が入力されると、該各ストリームデータに含ま
れるパケットデータに、各入力線に固有のTSIDが付
加され、マルチプレクサ2へ出力される。マルチプレク
サ2は、入力された複数のストリームデータをマルチプ
レクサ2内の各TSID付加回路1(No.1〜No.n)
の各々に対応するFIFO領域に一時的に格納し、その
後、フィルタ3からのリクエストに応じてパケットデー
タ単位に多重化したストリームデータを一本の共通線に
出力し、フィルタ3へ入力する。なお、パケットデータ
がフィルタ3へ入力される以前にフィルタリングテーブ
ル4にフィルタリング条件を書き込んでおく。
【0019】次に、フィルタ3は、入力されたパケット
データに含まれるTSIDとPIDを取り出して、フィ
ルタリングテーブル4を参照することによって、上記入
力されたパケットデータを分離選別し、選別されたパケ
ットデータをパケット格納領域決定回路5へ出力する。
なお、パケットデータがパケット格納領域決定回路5へ
入力される以前に、パケット格納領域参照テーブル6を
ソフトウェアなどから設定することによって、パケット
データを格納すべきバッファメモリ9の格納領域を割り
当てることができる。
【0020】次に、パケット格納領域決定回路5は、入
力されたパケットデータに含まれるTSIDとPIDを
取り出して、パケット格納領域参照テーブル6を参照す
ることによって、上記入力されたパケットデータを格納
すべきバッファメモリ9の格納領域を判断し、格納領域
を選択するための制御信号を後段のセレクタ8に出力
し、かつ、パケットデータをTSID除去回路7へ出力
する。
【0021】次に、TSID除去回路7は、入力された
パケットデータに含まれるTSIDを除去して、セレク
タ8へ出力する。セレクタ8は、パケット格納領域決定
回路5から出力された制御信号に従ってバッファメモリ
9の格納領域を選択し、該選択した格納領域に、パケッ
ト格納領域5から出力されたパケットデータを格納す
る。
【0022】次に、AVデコーダ10は、出力すべきビ
デオ、オーディオデータが格納されているバッファメモ
リ9の格納領域を選択し、その格納領域から順次データ
を取り出し、デコードした後に出力する。
【0023】以下に、複数の入力線から入力されたスト
リームを同時に表示する場合の動作について詳しく説明
する。フィルタ3から出力されるまでの動作は、上記通
常動作の動作と同様であるが、パケットデータがパケッ
ト格納領域決定回路5に入力される以前に同時表示すべ
き複数のビデオデータパケットのTSIDとPIDを単
一のパケット格納領域に割り当てるようにパケット格納
領域参照テーブル6を設定する。例えば、図2における
格納領域‘001’のように入力系統の異なる二つのデ
ータパケットに同じ格納領域を割り当てる。
【0024】次に、パケット格納領域決定回路5は、同
一のパケット格納領域を割り当てたビデオデータパケッ
トが入力された場合、それらを同一のパケット格納領域
に格納するように後段のセレクタ8へ制御信号を出力
し、かつ、ビデオデータパケットをTSID除去回路7
へ出力する。
【0025】次に、バッファメモリ9は、制御信号にし
たがってセレクタ8が選択した同一の格納領域へ同時表
示すべきビデオデータパットを順次格納する。次に、A
Vデコーダ10は、この複数のビデオデータパケットが
格納された格納領域のデータを読み出して同時にデコー
ドし、同時に表示する。
【0026】このような本実施の形態1による多重分離
処理回路では、TSID、PIDとバッファメモリ9の
格納領域の対応関係を保持するパケット格納領域参照テ
ーブル6と、このテーブルを参照することによってバッ
ファメモリの格納領域を決定するパケット格納領域決定
回路5を設けたことより、パケットデータを格納すべき
格納領域の割り当てをソフトウェアなどから必要に応じ
て随時設定、変更することができる。また、従来のよう
にフィルタ3と格納領域が直接的に結び付けられていな
いため、パケット格納領域の割り当てを柔軟に行うこと
ができる。
【0027】また、同時表示すべき複数のビデオデータ
パケットを同一の格納領域に割り当て、複数のビデオデ
ータパケットを入力順に多重化してバッファメモリ9に
格納するようにしたので、複数のビデオデータパケット
を同時にAVデコーダ10に出力でき、その結果、複数
のデータの同時表示を行うことが可能となる。
【0028】(実施の形態2)以下、本発明の請求項1
から請求項3に対応する実施の形態2による多重分離処
理回路について図3及び図4を用いて説明する。なお、
実施の形態1との違いは、TSIDは異なるがPIDは
等しい複数のデータパケットに対して同一の格納領域を
割り当てるようにパケット格納領域参照テーブル6を設
定した場合、実施の形態1では、TSID除去後に複数
のデータパケットが識別できなくなるが、本実施の形態
2では、異なる入力線から入力された同じPIDを持つ
パケットデータのPIDを変換して、TSID除去後に
識別できるようにした点である。
【0029】図3は、本実施の形態2による多重分離処
理回路を示す図であり、図において、図1と同一または
相当する構成要素については同じ符号を用い、その説明
を省略する。図3において、PID変換回路11は、P
ID変換テーブル12を参照することによって、入力さ
れたデータパケットのPIDを変換する。PID変換テ
ーブル12は、PIDの変換情報を格納したメモリ等の
記憶素子であり、必要に応じてソフトウェアなどから随
時書き換え可能である。
【0030】図4は、PID変換テーブル12の構成例
を示す図である。図において、PID変換テーブル12
は、後段のTSID除去回路7によるTSIDの除去後
に入力系統の異なるデータパケットのPIDが重複する
ことを避けるために、PID’0000’のようにPI
Dが重複しないように設定する。
【0031】以上のように構成された多重分離処理回路
の動作について説明する。複数のTSID付加回路1
(No.1〜No.n)の各々に、複数の各入力線からスト
リームデータ(MPEG2TS)が入力されると、該各
ストリームデータに含まれるパケットデータに各入力線
に固有のTSIDが付加され、マルチプレクサ2へ出力
される。マルチプレクサ2は、入力された複数のストリ
ームデータをマルチプレクサ2内の各TSID付加回路
1(No.1〜No.n)の各々に対応するFIFO領域に
一時的に格納し、その後、フィルタ3からのリクエスト
に応じてパケットデータ単位に多重化したストリームデ
ータを一本の共通線に出力し、フィルタ3へ入力する。
なお、パケットデータがフィルタ3へ入力される以前に
フィルタリングテーブル4にフィルタリング条件を書き
込んでおく。
【0032】次に、フィルタ3は、入力されたパケット
データに含まれるTSIDとPIDを取り出して、フィ
ルタリングテーブル4を参照することによって、上記入
力されたパケットデータを分離選別し、選別されたパケ
ットデータをパケット格納領域決定回路5へ出力する。
なお、パケットデータがパケット格納領域決定回路5へ
入力される以前に、パケット格納領域参照テーブル6を
ソフトウェアなどから設定することによって、パケット
データを格納すべきバッファメモリ9の格納領域を割り
当てることができる。
【0033】次に、パケット格納領域決定回路5は、パ
ケット格納領域参照テーブル6を参照することによっ
て、上記入力されたパケットデータを格納すべきバッフ
ァメモリ9の格納領域を決定し、格納領域を選択するた
めの制御信号を後段のセレクタ8に出力し、かつ、パケ
ットデータをPID変換回路11へ出力する。
【0034】次に、PID変換回路11は、PID変換
テーブル12を参照することによってPIDを変換し、
TSID除去回路7へ出力する。
【0035】次に、TSID除去回路7は、入力された
パケットデータに含まれるTSIDを除去して、セレク
タ8へ出力する。セレクタ8は、パケット格納領域決定
回路5から出力された制御信号に従ってバッファメモリ
9の格納領域を選択し、該選択した格納領域に、セレク
タ8から出力されたパケットデータを格納する。
【0036】次に、AVデコーダ10は、出力すべきビ
デオ、オーディオデータが格納されているバッファメモ
リ9の格納領域を選択し、その格納領域から順次データ
を取り出し、デコードした後に出力する。
【0037】このような本実施の形態2による多重分離
処理回路では、TSID、PIDとバッファメモリ9の
格納領域の対応関係を保持するパケット格納領域参照テ
ーブル6と、このテーブルを参照することによってバッ
ファメモリの格納領域を決定するパケット格納領域決定
回路5と、PID変換テーブル12と、この変換テーブ
ル12を参照することによってPIDを変換するPID
変換回路11を設けたことより、パケットデータを格納
すべき格納領域の割り当てをソフトウェアなどから必要
に応じて随時設定、変更することができる。また、従来
のようにフィルタ3と格納領域が直接的に結び付けられ
ていないためパケット格納領域の割り当てを柔軟に行う
ことができる。また、PIDを変換することが可能であ
るため、あらゆるTSID、PIDに対して自由にパケ
ット格納領域参照テーブル6を設定することができ、そ
の結果、異なる入力線から入力された同じPIDを持つ
パケットを同時にAVデコーダ10に出力し、同時表示
を行うことが可能である。
【0038】(実施の形態3)以下に、本発明の請求項
4に対応する実施の形態3による多重分離処理回路につ
いて図5及び図6を用いて説明する。なお、実施の形態
1との違いは、TSID付加回路1及びTSID除去回
路7を設けずに、マルチプレクサ2の前段にPID変換
回路11及びPID変換テーブルを設けた点である。
【0039】図5は、本実施の形態3による多重分離処
理回路を示す図であり、図において図3と同一または相
当する構成要素については同じ符号を用い、その説明を
省略する。図5において、PID変換テーブル12は、
PIDの変換パターンを記憶するものであり、図6(a)
に構成例を示す。フィルタリングテーブル4は、PID
に対するパケット選別情報を格納する。
【0040】パケット格納領域参照テーブル7は、PI
Dに対するバッファメモリ9の格納領域割り当て情報を
格納するものであり、図6(b)に構成例を示す。
【0041】以上のように構成された多重分離処理回路
の動作について説明する。まず、ソフトウェアなどから
PID変換テーブル12のPID変換パターンを設定す
る。この際、PID変換後にPIDが重複しないように
設定する。次に、PID変換回路11にストリームデー
タを入力すると、PID変換回路11は、複数の入力線
から入力された各ストリームデータに含まれるPID
を、PID変換テーブル12を参照して新たに書き換え
て、マルチプレクサ2へ出力する。
【0042】次に、マルチプレクサ2は、入力された複
数のストリームデータを多重化し、フィルタ3へ出力す
る。次に、フィルタ3は、入力されたパケットデータに
含まれるPIDを取り出して、フィルタリングテーブル
4を参照することによって、上記入力されたパケットデ
ータを分離選別し、選別されたパケットデータをパケッ
ト格納領域決定回路5へ出力する。なお、パケットデー
タがパケット格納領域決定回路5へ入力される以前に、
パケット格納領域参照テーブル6をソフトウェアなどか
ら設定することによって、パケットデータを格納すべき
バッファメモリ9の格納領域を割り当てる。
【0043】次に、パケット格納領域決定回路5は、入
力されたパケットデータに含まれるTSIDとPIDを
取り出し、パケット格納領域参照テーブル6を参照する
ことによって、上記入力されたパケットデータを格納す
べきバッファメモリ9の格納領域を判断し、格納領域を
選択するための制御信号を後段のセレクタ8に出力し、
かつ、パケットデータをセレクタ8へ出力する。
【0044】次に、セレクタ8は、パケット格納領域決
定回路5から出力された制御信号に従ってバッファメモ
リ9の格納領域を選択し、該選択した格納領域に、パケ
ット格納領域決定回路5から出力されたデータパケット
を格納する。次に、AVデコーダ10は、データを取り
出すべきバッファメモリ9の格納領域を選択し、その格
納領域の先頭から順次データを取り出し、デコードした
後に出力する。
【0045】このような実施の形態3による多重分離処
理回路では、PID変換テーブル12と、該PID変換
テーブル12を参照することによってPIDを変換する
PID変換回路11を設けたことより、ソフトウェアな
どから最適なPIDを自由に割り当てることができる。
この際、PIDが重複しないように新規PIDを割り当
てることによって、TSIDを付加しなくても入力線を
識別することができる。また、PID変換テーブル12
の設定に対応してフィルタリングテーブル4とパケット
格納領域参照テーブル6も設定すればよいので、TSI
Dを使用する必要がなくなり、TSIDの処理に関連し
た回路を省くことができる。
【0046】
【発明の効果】本発明の請求項1に記載の多重分離処理
回路によれば、複数の入力線から入力された各ストリー
ムデータのパケットデータに、上記各入力線に固有の入
力線識別情報を付加する入力線識別情報付加回路と、上
記入力線識別情報付加回路から出力された上記複数のス
トリームデータをパケットデータ単位に分割して多重化
するパケットデータ多重化回路と、上記各パケットデー
タに含まれる上記入力線識別情報及び上記パケットデー
タ識別情報を基に、上記パケットデータ多重化回路から
出力されたパケットデータを分離選別するパケットデー
タ選別回路と、各パケットデータに含まれる入力線識別
情報及びパケットデータ識別情報を各格納領域に対応付
けて記憶するパケット格納領域参照テーブルと、上記パ
ケットデータ選別回路から出力されたパケットデータに
含まれる入力線識別情報及びパケットデータ識別情報を
基に上記パケット格納領域参照テーブルを参照し、上記
パケットデータを格納すべき格納領域を決定するパケッ
ト格納領域決定回路と、上記パケット格納領域決定回路
から出力されたパケットデータから上記入力線識別情報
を除去する入力線識別情報除去回路と、複数の格納領域
を有し、上記入力線識別情報が除去されたパケットデー
タを上記パケット格納領域決定回路により決定された格
納領域へ格納するパケットデータ格納部と、上記複数の
格納領域のうち、任意の格納領域を選択し、該選択した
格納領域から順次パケットデータを取り出し、デコード
処理して出力するデコーダと、を備えたことより、複数
の入力ストリームにそれぞれ入力線識別情報を付加し、
入力線識別情報とパケットデータ識別情報に関連付けら
れた随時書き換え可能な参照テーブルを用いて、複数系
統から入力されるストリームデータの分離選別、格納領
域の選択を柔軟に制御することができる。
【0047】本発明の請求項2に記載の多重分離処理回
路によれば、請求項1に記載の多重分離処理回路におい
て、上記パケットデータ格納部は、異なる入力線識別情
報と同じパケットデータ識別情報とを有する複数のパケ
ットデータを同一の格納領域に割り当てるよう上記パケ
ット格納領域参照テーブルを設定した場合、上記異なる
入力線識別情報と同じパケットデータ識別情報とを有す
る複数のパケットデータを入力順に多重化して上記同一
の格納領域に格納するようにしたので、同時表示すべき
複数のビデオデータパケットを同一のバッファ格納領域
に割り当て、複数のビデオデータパケットが入力順に多
重化されて格納されるため、複数入力ストリームの同時
表示を行うことができる。
【0048】本発明の請求項3に記載の多重分離処理回
路によれば、請求項2に記載の多重分離処理回路におい
て、上記異なる入力線識別情報と同じパケットデータ識
別情報とを有する複数のパケットデータが重複しないよ
う、該パケットデータに含まれるパケットデータ識別情
報を変換するパケットデータ識別情報変換回路を備え
た、ことより、入力系統の異なる複数のパケットデータ
間で重複しないようにパケットデータ識別情報を変換
し、異なる入力系統から入力された同じパケットデータ
識別情報を持つデータパケットを同時に表示することが
できる。
【0049】本発明の請求項4に記載の多重分離処理回
路によれば、パケットデータ識別情報の変換パターンを
記憶するパケットデータ識別情報変換テーブルと、複数
の入力線から入力された各ストリームデータに含まれる
パケットデータ識別情報を、上記パケットデータ識別情
報変換テーブルを参照して変換するパケットデータ識別
情報変換回路と、上記パケットデータ識別情報変換回路
から出力された上記複数のストリームデータをパケット
データ単位に分割して多重化するパケットデータ多重化
回路と、上記各パケットデータに含まれる上記パケット
データ識別情報を基に、上記パケットデータ多重化回路
から出力されたパケットデータを分離選別するパケット
データ選別回路と、各パケットデータに含まれるパケッ
トデータ識別情報を各格納領域に対応付けて記憶するパ
ケット格納領域参照テーブルと、上記パケットデータ選
別回路から出力されたパケットデータに含まれるパケッ
トデータ識別情報を基に上記パケット格納領域参照テー
ブルを参照し、上記パケットデータを格納すべき格納領
域を決定するパケット格納領域決定回路と、複数の格納
領域を有し、上記パケット格納領域決定回路から出力さ
れたパケットデータを上記パケット格納領域決定回路に
より決定された格納領域へ格納するパケットデータ格納
部と、上記複数の格納領域のうち、任意の格納領域を選
択し、該選択した格納領域から順次パケットデータを取
り出し、デコード処理して出力するデコーダと、を備え
たことより、入力されたデータパケットを処理前にパケ
ットデータ識別情報変換して、入力線識別情報を用いず
にデータパケットを識別処理することが可能であり、回
路規模を縮小することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態1における多重分離処理回
路を示すブロック図である。
【図2】本発明の実施の形態1におけるパケット格納領
域参照テーブルの構成例を示す図である。
【図3】本発明の実施の形態2における多重分離処理回
路を示すブロック図である。
【図4】本発明の実施の形態2におけるPID変換テー
ブルの構成例を示す図である。
【図5】本発明の実施の形態3における多重分離処理回
路を示すブロック図である。
【図6】本発明の実施の形態3におけるPID変換テー
ブルとパケット格納領域参照テーブルの構成例を示す図
である。
【図7】従来の多重分離処理回路を示すブロック図であ
る。
【図8】一般的なデジタル放送用受信機を示すブロック
図である。
【図9】MPEG2トランスポートストリームの構成を
示す図である。
【符号の説明】
1 TSID付加回路 2 マルチプレクサ 3 フィルタ 4 フィルタリングテーブル 5 パケット格納領域決定回路 6 パケット格納領域参照テーブル 7 TSID除去回路 8 セレクタ 9 バッファメモリ 10 AVデコーダ 11 PID変換回路 12 PID変換テーブル 80 デジタル放送用受信機 81 復調部 82 多重分離回路 83 デスクランブル回路 84 AVデコーダ
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き Fターム(参考) 5C025 AA30 BA25 BA27 BA30 CA06 DA01 5C063 AA01 AB03 AB07 AB11 AC01 AC05 AC10 CA23 CA36 DA07 DA13 DB10 5K028 AA00 CC05 DD01 DD02 EE03 EE12 KK01 KK03 KK32 MM08

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 複数の入力線から入力された各ストリー
    ムデータのパケットデータに、上記各入力線に固有の入
    力線識別情報を付加する入力線識別情報付加回路と、 上記入力線識別情報付加回路から出力された上記複数の
    ストリームデータをパケットデータ単位に分割して多重
    化するパケットデータ多重化回路と、 上記各パケットデータに含まれる上記入力線識別情報及
    び上記パケットデータ識別情報を基に、上記パケットデ
    ータ多重化回路から出力されたパケットデータを分離選
    別するパケットデータ選別回路と、 各パケットデータに含まれる入力線識別情報及びパケッ
    トデータ識別情報を各格納領域に対応付けて記憶するパ
    ケット格納領域参照テーブルと、 上記パケットデータ選別回路から出力されたパケットデ
    ータに含まれる入力線識別情報及びパケットデータ識別
    情報を基に上記パケット格納領域参照テーブルを参照
    し、上記パケットデータを格納すべき格納領域を決定す
    るパケット格納領域決定回路と、 上記パケット格納領域決定回路から出力されたパケット
    データから上記入力線識別情報を除去する入力線識別情
    報除去回路と、 複数の格納領域を有し、上記入力線識別情報が除去され
    たパケットデータを上記パケット格納領域決定回路によ
    り決定された格納領域へ格納するパケットデータ格納部
    と、 上記複数の格納領域のうち、任意の格納領域を選択し、
    該選択した格納領域から順次パケットデータを取り出
    し、デコード処理して出力するデコーダと、を備えた、 ことを特徴とする多重分離処理回路。
  2. 【請求項2】 請求項1に記載の多重分離処理回路にお
    いて、 上記パケットデータ格納部は、異なる入力線識別情報と
    同じパケットデータ識別情報とを有する複数のパケット
    データを同一の格納領域に割り当てるよう上記パケット
    格納領域参照テーブルを設定した場合、上記異なる入力
    線識別情報と同じパケットデータ識別情報とを有する複
    数のパケットデータを入力順に多重化して上記同一の格
    納領域に格納する、 ことを特徴とする多重分離処理回路。
  3. 【請求項3】 請求項2に記載の多重分離処理回路にお
    いて、 上記異なる入力線識別情報と同じパケットデータ識別情
    報とを有する複数のパケットデータが重複しないよう、
    該パケットデータに含まれるパケットデータ識別情報を
    変換するパケットデータ識別情報変換回路を備えた、 ことを特徴とする多重分離処理回路。
  4. 【請求項4】 パケットデータ識別情報の変換パターン
    を記憶するパケットデータ識別情報変換テーブルと、 複数の入力線から入力された各ストリームデータに含ま
    れるパケットデータ識別情報を、上記パケットデータ識
    別情報変換テーブルを参照して変換するパケットデータ
    識別情報変換回路と、 上記パケットデータ識別情報変換回路から出力された上
    記複数のストリームデータをパケットデータ単位に分割
    して多重化するパケットデータ多重化回路と、 上記各パケットデータに含まれる上記パケットデータ識
    別情報を基に、上記パケットデータ多重化回路から出力
    されたパケットデータを分離選別するパケットデータ選
    別回路と、 各パケットデータに含まれるパケットデータ識別情報を
    各格納領域に対応付けて記憶するパケット格納領域参照
    テーブルと、 上記パケットデータ選別回路から出力されたパケットデ
    ータに含まれるパケットデータ識別情報を基に上記パケ
    ット格納領域参照テーブルを参照し、上記パケットデー
    タを格納すべき格納領域を決定するパケット格納領域決
    定回路と、 複数の格納領域を有し、上記パケット格納領域決定回路
    から出力されたパケットデータを上記パケット格納領域
    決定回路により決定された格納領域へ格納するパケット
    データ格納部と、 上記複数の格納領域のうち、任意の格納領域を選択し、
    該選択した格納領域から順次パケットデータを取り出
    し、デコード処理して出力するデコーダと、を備えた、
    ことを特徴とする多重分離処理回路。
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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2013138426A (ja) * 2011-12-27 2013-07-11 Samsung Electronics Co Ltd 放送受信用のディスプレイ装置及び信号処理モジュール、並びに放送受信装置及び放送受信方法

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