JP2003006795A - 駐車場誘導装置 - Google Patents

駐車場誘導装置

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JP2003006795A
JP2003006795A JP2001185730A JP2001185730A JP2003006795A JP 2003006795 A JP2003006795 A JP 2003006795A JP 2001185730 A JP2001185730 A JP 2001185730A JP 2001185730 A JP2001185730 A JP 2001185730A JP 2003006795 A JP2003006795 A JP 2003006795A
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Japan
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parking
parking lot
vehicle
radio
space
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JP2001185730A
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English (en)
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Masao Niki
将雄 仁木
Mikio Rouyama
幹雄 蝋山
Taketoshi Takano
武寿 高野
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IHI Corp
Original Assignee
IHI Corp
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 運転手が簡単に駐車ますを見つけて容易に駐
車することのできる駐車場誘導装置を備えた駐車場を提
供しようとする。 【解決手段】従来の駐車場誘導手段にかえて、前記車載
無線機と通信可能な通信可能領域が前記走行路に沿って
点在する複数の駐車場無線機と、駐車空間毎に設けられ
た複数の表示灯とを備え、予め駐車場無線機と当該駐車
場無線機の通信可能領域の近傍にある一群の駐車空間と
を関連づけ、駐車場に入った車両に対応して該車両を駐
車させる所定駐車空間を決定し、駐車場側無線機が車載
無線機からの応答を受信したときに当該駐車場無線機に
関連づけられた所定駐車空間に設けられた表示灯を点灯
させるものとした。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、駐車場誘導装置に
係る。特に車両の誘導手段と誘導方法に特徴の有る駐車
場誘導装置に関する。
【0002】
【従来の技術】自走式駐車場では、混雑時に空き駐車ま
すをさがすのに時間がかかる。特に、多層の駐車場で
は、入口や各階に空車や満車の表示があるものもあり、
運転者は空車の表示のある階で空き駐車ますを探し、駐
車する。特に混雑する駐車場では、誘導員が空き駐車ま
すに誘導することも行われている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】従来の駐車場では、入
庫する各車両毎に空き駐車ますや空きスペースを表示す
る設備がないため、運転手は空き駐車ますを求めて駐車
場内を運転しなければならなかった。
【0004】本発明は、以上に述べた問題点に鑑み案出
されたもので、従来の駐車場誘導装置にかわって運転手
が簡単に駐車ますを見つけて容易に駐車することのでき
る駐車場誘導装置を備えた駐車場を提供することを目的
とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するた
め、本発明に係る 車両を駐車させる複数の駐車空間と
車両を駐車場の入口から駐車空間まで走行させる走行路
とを有する駐車場の中で無線による通信に応答する車載
無線機をそなえた車両を当該駐車空間に誘導する駐車場
誘導装置は、前記車載無線機と通信可能な通信可能領域
が前記走行路に沿って点在する複数の駐車場無線機と、
駐車空間毎に設けられた複数の表示灯とを備え、予め駐
車場無線機と当該駐車場無線機の通信可能領域の近傍に
ある一群の駐車空間とを関連づけ、駐車場に入った車両
に対応して該車両を駐車させる所定駐車空間を決定し、
駐車場無線機が車載無線機からの応答を受信したときに
当該駐車場無線機に関連づけられた所定駐車空間に設け
られた表示灯を点灯させるものとした。
【0006】上記本発明の構成により、複数の駐車場無
線機の通信可能領域が前記走行路に沿って点在し、表示
灯が駐車空間毎に設けられているので、駐車場に入った
車両の所定駐車空間を決定して、駐車場無線機が応答を
受信したときに所定駐車空間に設けられた表示灯を点灯
させると、車両の運転手は通信可能領域から所定駐車空
間までの走行路を点灯した表示灯を目標に車両を運転で
き、車両を空いた駐車空間までスムースに誘導できる。
【0007】また、本発明に係る車両を駐車させる複数
の駐車空間と車両を駐車場の入口から駐車空間まで走行
させる走行路とを有する駐車場の中で無線による通信に
応答する車載無線機をそなえた車両を当該駐車空間に誘
導する駐車場誘導装置は、前記車載無線機と通信可能な
通信可能領域が前記走行路に沿って点在する複数の駐車
場無線機と、前記走行路に沿って所定の間隔で埋設され
た複数の発光体と、を備え、予め駐車場無線機と当該駐
車場無線機の通信可能領域の近傍にある一群の駐車空間
とを関連づけ、駐車場に入った車両に対応して該車両を
駐車させる所定駐車空間を決定し、駐車場無線機が車載
無線機からの応答を受信したときに当該駐車場無線機の
通信可能領域から当該駐車場無線機に関連づけられた前
記所定駐車空間までの経路にあたる走行路に埋設された
発光体を発光させるものとした。
【0008】上記本発明の構成により、駐車場無線機の
通信可能領域が前記走行路に沿って点在し、複数の発光
体が前記走行路に沿って埋設されているので、駐車場に
入った車両の所定駐車空間を決定して、駐車場無線機の
通信可能領域から所定駐車空間までの経路にあたる走行
路に埋設された発光体を発光させると、車両の運転手は
通信可能領域から所定駐車空間までの走行路に沿って発
光した発光体を目標に車両を運転でき、車両を空いた駐
車空間までスムースに誘導できる。
【0009】また、本発明に係る車両を駐車させる複数
の駐車空間と車両を駐車場の入口から駐車空間まで走行
させる走行路とを有する駐車場の中で無線による通信に
応答する車載無線機をそなえた車両を当該駐車空間に誘
導する駐車場誘導装置は、前記車載無線機と通信可能な
通信可能領域が前記走行路に沿って点在する複数の駐車
場無線機と、前記走行路の分岐点に設けられた文字、数
字または記号を表示する表示機を備え、駐車場無線機と
当該駐車場無線機の通信可能領域の近傍にある一群の駐
車装置とを関連づけ、駐車場に入ってきた車両に対応し
て該車両を駐車させる所定駐車空間を決定し、駐車場無
線機が車載無線機からの応答を受信したときに前記駐車
場無線機の通信可能領域から当該駐車場無線機に関連づ
けられた前記所定駐車空間までの分岐点にある表示機に
進路を示す情報を表示させるものとした。
【0010】上記本発明の構成により、複数の駐車場無
線機の通信可能領域が前記走行路に沿って点在し、表示
機が前記走行路の分岐点に設けられているので、駐車場
に入った車両の所定駐車空間を決定して、駐車場無線機
の通信可能領域から所定駐車空間までの分岐点にある表
示機に進路を示す情報を表示させると、車両の運転手は
通信可能領域から所定駐車空間までの走行路の分岐点で
進路を表示した表示機を見ながら車両を運転でき、車両
を空いた駐車空間までスムースに誘導できる。
【0011】さらに、本発明に係る駐車場誘導装置は、
前記複数の駐車場無線機毎の通信可能領域の少なくとも
一部が前記走行路の分岐点または分岐点の手前の一つに
あるものとした。上記本発明の構成により、前記複数の
駐車場無線機毎の通信可能領域が分岐点にあるので、車
両の運転手は分岐点または分岐点の手前で進路を決定す
るための情報を得ることができて分岐点での進路を誤る
ことなく車両を運転でき、車両を空いた駐車空間までス
ムースに誘導できる。
【0012】
【発明の実施の形態】以下、本発明の好ましい第一の実
施形態を、図面を参照して説明する。なお、各図におい
て、共通する部分には同一の符号を付し、重複した説明
を省略する。
【0013】本発明の第一の実施形態に係る駐車場誘導
装置の構造を説明する。図1は、本発明の第一の実施形
態の概念図である。図2は、本発明の第一の実施形態を
採用した駐車場の平面図である。
【0014】駐車場1は、複数の駐車空間2と走行路3
と駐車場誘導装置100とを有する。駐車空間2は、車
両を駐車させる空間であり、一個または複数の駐車ます
からなる。複数の駐車空間2が、駐車場1に整然と整列
して設けられる。駐車ますは、一台の車両が駐車できる
平面空間である。走行路3は、車両4を駐車場の入口か
ら駐車空間2まで走行させる通路である。一般に、走行
路は一方通行に走行する様に管理される。車両4は、無
線による通信に応答して識別コードを返信する車載無線
機10をそなえる。
【0015】駐車場誘導装置100は、駐車場1に入っ
た車両4を駐車空間2まで誘導する装置である。駐車場
誘導装置100は、管理装置110と複数の駐車場無線
機120と複数の表示灯130と複数の在席センサ14
0と駐車券発行機150と駐車料精算機160とを備え
る。
【0016】管理装置110は、駐車場誘導装置100
の全体を管理する装置である。管理装置は、予め駐車場
無線機120と当該駐車場無線機の通信可能領域の近傍
にある一群の駐車空間2とを関連づけたデータテーブル
を有している。管理装置110は、駐車場1に入った車
両4の前記識別コードに対応して該車両4を駐車させる
駐車空間を決定する。さらに、管理装置110は、駐車
場無線機120が車載無線機10から識別コードを受信
したときに駐車場無線機120に関連づけられた所定駐
車空間2に設けられた表示灯130を点灯させ、在席セ
ンサ140が駐車空間2に入庫した車両4を検知したと
き前記表示灯130を消灯させる。管理装置110は、
駐車場無線機120a、120b、120cのいずれか
が車載無線機10から識別コードを受信することによ
り、駐車場1のどの区画に車両が存在するかを検知し管
理する。
【0017】駐車場無線機120は、狭い通信可能領域
でのみ車載無線機10と通信可能な無線機である。駐車
場無線機120は、狭指向性で短距離レンジの無線アン
テナを有しており、例えば、DSRC等が用いられる。
駐車場無線機120の通信可能領域は、駐車場1の走行
路3を走行中の車両4に搭載された車載無線装置10と
のみ通信を出来るように、調整される。駐車場無線機1
20と車載無線装置10とは相互に通信を行う。駐車場
無線機120の問い合わせに応答して、車載無線装置1
0が駐車場無線機120に識別コードを送信する。識別
コードは、車載無線装置に固有の識別コード、またはそ
の車載無線装置に挿入されたICカード等に固有の識別
コードである。複数の駐車場無線機の少なくとも一部
は、その通信可能領域が走行路の分岐点または分岐点の
手前の一つにある様に設けられるのが好ましい。
【0018】表示灯130は、駐車空間2の存在を示す
ための灯であり、駐車空間2に設けられる。表示灯13
0が、駐車空間毎に設けられる。表示灯130は、走行
路3を走行中の車両の運転手から視認容易な様に設けら
れる。在席センサ140は、駐車空間2に入庫した車両
4を検知するための装置であり、駐車空間2に設けられ
る。在席センサ140が、駐車空間毎に設けられる。在
席センサ140は、駐車空間2に設けられた光電センサ
または誘電コイル等である。駐車券発行機150は、駐
車場1に入る車両4の運転手に駐車券を発行する装置で
あり、通常駐車場1の入口に設けられる。駐車料精算機
160は、駐車場1から出る車両4の駐車料を精算する
装置であって、通常駐車場1の出口に設けられる。
【0019】以下に、本発明の第一の実施形態に係る駐
車場誘導装置の作用を説明する。説明の便宜のために、
駐車場1が一つのフロアで構成され、一つの駐車空間が
一つの駐車ますで構成されているものとする。駐車場無
線機120の通信可能領域121が走行路の分岐点の手
前になるように、一つの駐車場無線機120が設けられ
ている。その駐車場無線機120は図中12個の駐車空
間2と関連づけられている。
【0020】車両4が駐車場1に入ってきて、駐車券発
行機150(図示せず)で駐車券を発行される。車両4
が走行路3を走行する。走行中の車両4が通信可能領域
121を通過すると、その車両4に設けられた車載無線
機10が、駐車場無線機120の問い掛けに応答して、
識別コードを返信する。管理装置110が、駐車場無線
機120を介して識別コードを受信する。管理装置は、
予め設定されたデータテーブルから、駐車場無線機12
0に関連づけられた駐車空間2を抽出する。管理装置1
10は、在席センサ140を介して、その駐車空間2の
在席状況を確認する。管理装置110は、その駐車空間
2に空きがあることを確認すると、その空いている駐車
空間2(以下、所定駐車空間2xと呼ぶ)にその車両4
を駐車させることを決定する。
【0021】管理装置110は、所定駐車空間に設けら
れた表示灯130xを点灯させる。車両4の運転手は、
点灯した表示灯130xを目印として所定駐車空間2x
に進み、駐車する。管理装置110が、在席センサ14
0xを介して車両4が所定駐車空間2xに入庫したこと
を確認すると、表示灯130xを消灯する。
【0022】出庫時は、車両4が駐車空間2から出て、
駐車場の出口へ行き、駐車料精算機160で駐車料を精
算し、駐車場1から出る。
【0023】次に、本発明の第二の実施形態に係る駐車
場誘導装置の構造を説明する。図3は、本発明の第二の
実施形態の概念図である。図4は、本発明の第二の実施
形態を採用した駐車場の平面図である。
【0024】駐車場1は、複数の駐車空間2と走行路3
と駐車場誘導装置200とを有する。駐車空間2は、車
両を駐車させる空間であり、一個または複数の駐車ます
からなる。複数の駐車空間2が、駐車場1に整列して設
けられる。駐車ますは、一台の車両が駐車できる平面空
間である。走行路3は、車両4を駐車場の入口から駐車
空間2まで走行させる通路である。一般に、走行路は一
方通行に走行する様に管理される。車両4は、無線によ
る通信に応答して識別コードを返信する車載無線機10
をそなえる。
【0025】駐車場誘導装置200は、駐車場1に入っ
た車両4を駐車空間2まで誘導する装置である。駐車場
誘導装置200は、管理装置210と複数の駐車場無線
機220と複数の発光体230と複数の在席センサ24
0と駐車券発行機250と駐車料精算機260とを備え
る。
【0026】管理装置210は、駐車場誘導装置200
の全体を管理する装置である。管理装置は、予め駐車場
無線機220と当該駐車場無線機の通信可能領域の近傍
にある駐車空間2と一群の発光体230とを関連づけた
データテーブルを有している。データテーブル内では、
通信可能領域から駐車空間での走行路にある一組の発光
体を駐車空間毎にデータとして持っている。一組の発光
体とは、通信可能領域から関連づけられた駐車空間まで
の走行路に埋設された複数の発光体である。管理装置2
10は、駐車場1に入った車両4の前記識別コードに対
応して該車両4を駐車させる駐車空間2(以下、所定駐
車空間2xという)を決定する。さらに、管理装置21
0は、駐車場無線機220が車載無線機10から識別コ
ードを受信したときに、データテーブルを参照して、駐
車場無線機220の通信可能領域から所定駐車空間2x
までの経路にあたる走行路に埋設された発光体230を
発光させ、在席センサ240が駐車空間2に入庫した車
両4を検知したとき発光体230を消灯させる。管理装
置210は、駐車場無線機220a、220b、220
cのいずれかが車載無線機10から識別コードを受信す
ることにより、駐車場1のどの区画に車両が存在するか
を検知し管理する。
【0027】駐車場無線機220は、狭い通信可能領域
でのみ車載無線機10と通信可能な無線機である。駐車
場無線機220は、狭指向性で短距離レンジの無線アン
テナを有しており、例えば、DSRC等が用いられる。
駐車場無線機220の通信可能領域は、駐車場の走行路
を走行中の車両4に搭載された車載無線装置10とのみ
通信を出来るように、調整される。駐車場無線機220
と車載無線装置10とは相互に通信を行う。駐車場無線
機220の問い合わせに応答して、車載無線装置10が
駐車場無線機220に識別コードを送信する。識別コー
ドは、車載無線装置10に固有の識別コード、またはそ
の車載無線装置に挿入されたICカード等に固有の識別
コードである。複数の駐車場無線機220の少なくとも
一部は、その通信可能領域が走行路の分岐点または分岐
点の手前の一つにある様に設けられるのが好ましい。
【0028】発光体230は、車両4の運転手に駐車空
間2までの走行経路をしめすための灯であり、走行路に
埋設される。複数の発光体23が、走行路に沿って所定
の間隔で埋設される。発光体230は、走行路3を走行
中の車両4の運転手から視認容易な様に設けられる。在
席センサ240は、駐車空間2に入庫した車両4を検知
するための装置であり、駐車空間に設けられる。在席セ
ンサ240が、駐車空間毎に設けられる。在席センサ2
40は、駐車空間2に設けられた光電センサまたは誘電
コイル等である。駐車券発行機250は、駐車場に入る
車両の運転手に駐車券を発行する装置であり、通常駐車
場の入口に設けられる。駐車料精算機260は、駐車場
から出る車両の駐車料を精算する装置であって、通常駐
車場の出口に設けられる。
【0029】以下に、本発明の第二の実施形態に係る駐
車場誘導装置の作用を説明する。説明の便宜のために、
駐車場が一つのフロアで構成され、一つの駐車空間が一
つの駐車ますで構成されているものとする。駐車場無線
機220の通信可能領域221が走行路の分岐点の手前
になるように、一つの駐車場無線機220が設けられて
いる。その駐車場無線機220は図中12個の駐車空間
2と関連づけられている。
【0030】車両4が駐車場1に入ってきて、駐車券発
行機250(図示せず)で駐車券を発行される。車両4
が走行路3を走行する。走行中の車両4が通信可能領域
221を通過すると、その車両4に設けられた車載無線
機10が、駐車場無線機220の問い掛けに応答して、
識別コードを返信する。管理装置210が、駐車場無線
機220を介して識別コードを受信する。管理装置21
0は、予め設定されたデータテーブルから、駐車場無線
機120に関連づけられた駐車空間2を抽出する。管理
装置110は、在席センサ240を介して、その駐車空
間2の在席状況を確認する。管理装置210は、その駐
車空間に空きがあることを確認すると、その空いている
駐車空間2(以下、所定駐車空間2xと呼ぶ)にその車
両を駐車させることを決定する。
【0031】管理装置210は、データテーブルを参照
し、通信可能領域221から所定駐車空間までの走行路
に埋設されている一組の発光体230を発光させる。車
両4の運転手は、発光した発光体230xを目印として
所定駐車空間2xに進み、駐車する。管理装置210
が、在席センサ240xを介して車両4が所定駐車空間
2xに入庫したことを確認すると、発光体230xを消
灯する。
【0032】出庫時は、車両4が駐車空間2から出て、
駐車場の出口へ行き、駐車料精算機260で駐車料を精
算し、駐車場1から出る。
【0033】次に、本発明の第三の実施形態に係る駐車
場誘導装置の構造を説明する。図5は、本発明の第三の
実施形態の概念図である。図6は、本発明の第三の実施
形態を採用した駐車場の平面図である。
【0034】駐車場1は、複数の駐車空間2と走行路3
と駐車場誘導装置300とを有する。駐車空間2は、車
両4を駐車させる空間であり、一個または複数の駐車ま
すからなる。複数の駐車空間2が、駐車場1に整然と整
列して設けられる。駐車ますは、一台の車両が駐車でき
る平面空間である。走行路3は、車両4を駐車場の入口
から駐車空間2まで走行させる通路である。一般に、走
行路3は一方通行に走行する様に管理される。車両4
は、無線による通信に応答して識別コードを返信する車
載無線機10をそなえる。
【0035】駐車場誘導装置300は、駐車場1に入っ
た車両4を駐車空間2まで誘導する装置である。駐車場
誘導装置300は、管理装置310と複数の駐車場無線
機320と複数の表示機330と複数の在席センサ34
0と駐車券発行機350と駐車料精算機360とを備え
る。
【0036】管理装置310は、駐車場誘導装置300
の全体を管理する装置である。管理装置310は、予め
駐車場無線機320と当該駐車場無線機の通信可能領域
の近傍にある駐車空間2と一群の表示機330とを関連
づけたデータテーブルを有している。データテーブル内
では、通信可能領域から駐車空間2までの走行路上の分
岐点にある一組の表示機330とその表示器に表示すべ
き文字、数字または記号のコードデータを駐車空間毎に
データとして持っている。管理装置310は、駐車場1
に入った車両4の前記識別コードに対応して該車両4を
駐車させる駐車空間2(以下、所定駐車空間2xとい
う)を決定する。さらに、管理装置310は、駐車場無
線機320が車載無線機10から識別コードを受信した
ときに、データテーブルを参照して、駐車場無線機32
0の通信可能領域から所定駐車空間2xまでの経路にあ
たる走行路の分岐点にある表示機330に走行方向を指
示する信号を表示させ、在席センサ340が駐車空間2
に入庫した車両4を検知したときその表示を消去させ
る。管理装置310は、駐車場無線機320a、320
b、320cのいずれかが車載無線機10から識別コー
ドを受信することにより、駐車場1のどの区画に車両が
存在するかを検知し管理する。
【0037】駐車場無線機320は、狭い通信可能領域
でのみ車載無線機10と通信可能な無線機である。駐車
場無線機320は、狭指向性で短距離レンジの無線アン
テナを有しており、例えば、DSRC等が用いられる。
駐車場無線機320の通信可能領域は、駐車場の走行路
を走行中の車両4に搭載された車載無線装置10とのみ
通信を出来るように、調整される。駐車場無線機320
と車載無線装置10とは相互に通信を行う。駐車場無線
機320の問い合わせに応答して、車載無線装置10が
駐車場無線機320に識別コードを送信する。識別コー
ドは、車載無線装置10に固有の識別コード、またはそ
の車載無線装置に挿入されたICカード等に固有の識別
コードである。複数の駐車場無線機320の少なくとも
一部は、その通信可能領域が走行路の分岐点または分岐
点の手前の一つにある様に設けられるのが好ましい。
【0038】表示機330は、車両4の運転手に駐車空
間までの分岐点での進行方向を指示する表示を行うため
の表示装置であり、走行路の分岐点に設けられる。表示
機330は、走行路3を走行中の車両4の運転手から視
認容易な様に設けられる。表示機330は、車両の運転
手に「直進」「左折」「右折」等の指示を表す表示をす
る。在席センサ340は、駐車空間2に入庫した車両4
を検知するための装置であり、駐車空間2に設けられ
る。在席センサ340が、駐車空間毎に設けられる。在
席センサ340は、駐車空間2に設けられた光電センサ
または誘電コイル等である。駐車券発行機350は、駐
車場に入る車両の運転手に駐車券を発行する装置であ
り、通常駐車場の入口に設けられる。駐車料精算機36
0は、駐車場から出る車両の駐車料を精算する装置であ
って、通常駐車場の出口に設けられる。
【0039】以下に、本発明の第三の実施形態に係る駐
車場誘導装置の作用を説明する。説明の便宜のために、
駐車場が一つのフロアで構成され、一つの駐車空間が一
つの駐車ますで構成されているものとする。駐車場無線
機320の通信可能領域321が走行路の分岐点の手前
になるように、一つの駐車場無線機320が設けられて
いる。その駐車場無線機320は図中12個の駐車空間
2と関連づけられている。
【0040】車両4が駐車場所に入ってきて、駐車券発
行機350(図示せず)で駐車券を発行される。車両4
が走行路3を走行する。走行中の車両4が通信可能領域
321を通過すると、その車両4に設けられた車載無線
機10が、駐車場無線機320の問い掛けに応答して、
識別コードを返信する。管理装置310が、駐車場無線
機320を介して識別コードを受信する。管理装置31
0は、予め設定されたデータテーブルから、駐車空間2
を抽出する。管理装置310は、在席センサ340を介
して、その駐車空間2の在席状況を確認する。管理装置
310は、その駐車空間に空きがあることを確認する
と、その空いている駐車空間2(以下、所定駐車空間2
xと呼ぶ)にその車両を駐車させることを決定する。
【0041】管理装置310は、データテーブルを参照
し、通信可能領域から所定駐車空間2xまでの走行路上
の分岐点にある表示機330に文字、数字または記号を
表示する。車両の運転手は、その表示を見て分岐点を進
行、左折または右折し、所定駐車空間2xに進み、駐車
する。管理装置310が、在席センサ340xを介して
車両4が所定駐車空間2xに入庫したことを確認する
と、表示機330を消灯する。
【0042】出庫時は、車両4が駐車空間2から出て、
駐車場の出口へ行き、駐車料精算機360で駐車料を精
算し、駐車場1から出る。
【0043】上述の実施形態の駐車場誘導装置を用いれ
ば、車両の運転手はスムースに駐車場の空いている駐車
空間に運転でき、車両を空いている駐車空間に誘導でき
る。また、管理装置が、在席センサを用いて空いている
駐車空間を判別し、車両を誘導するので、短時間に車両
を駐車空間に誘導できる。また、点灯した表示灯が空い
ている駐車空間の近傍にあり、車両の運転手が直接視認
してから車両を運転するので、無駄な経路を取らずに車
両を駐車空間まで運転できる。また、走行路に埋設され
た発光体が発光し、運転手に目視で走行経路を示すの
で、運転手は迷わずに駐車空間に車両を導くことができ
る。また、走行路の分岐点に設けられた表示機が、分岐
点での進路を表示するので、運転手は分岐点で迷うこと
なく駐車空間に車両を運転することができる。
【0044】本発明は以上に述べた実施形態に限られる
ものではなく、発明の要旨を逸脱しない範囲で各種の変
更が可能である。表示灯を用いた装置と、発光体を用い
た装置と表示機を用いた装置を個別に説明したがこれに
限定されず、例えばこの3つの形態の任意の装置を組み
合わせても良い。また、駐車場無線機が車載無線機から
の応答をうけたときに、その車両を駐車させる駐車空間
を決定すると説明したがこれに限定されず、例えば、駐
車券発行機が駐車券を発行した時に駐車させる駐車空間
を決定しても良い。また、在席センサが車両を検出した
ときに、表示灯の消灯、発光体の消灯または表示機の表
示の消去をおこなったがこれに限定されず、例えば点灯
または表示から所定タイミング後に消灯または消去をお
こなってもよい。
【0045】
【発明の効果】以上説明したように本発明の車両を駐車
させる複数の駐車空間と車両を駐車場の入口から駐車空
間まで走行させる走行路とを有する駐車場の中で無線に
よる通信に応答する車載無線機をそなえた車両を当該駐
車空間に誘導する駐車場誘導装置は、その構成により、
以下の効果を有する。車両の運転手は通信可能領域から
所定駐車空間までの走行路を空いた駐車空間の近傍で点
灯した表示灯を目標に車両を運転でき、車両を空いた駐
車空間までスムースに誘導できる。また、車両の運転手
は通信可能領域から所定駐車空間までの走行路に沿って
発光した発光体を目標に車両を運転でき、車両を空いた
駐車空間までスムースに誘導できる。また、車両の運転
手は通信可能領域から所定駐車空間までの走行路の分岐
点で進路を表示した表示機を見ながら車両を運転でき、
車両を空いた駐車空間までスムースに誘導できる。ま
た、車両の運転手は分岐点または分岐点の手前で進路を
決定するための情報を得ることができて分岐点での進路
を誤ることなく車両を運転でき、車両を空いた駐車空間
までスムースに誘導できる。従って、運転手が簡単に駐
車ますを見つけて容易に駐車することのできる駐車場誘
導装置を備えた駐車場を提供できる。
【0046】
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第一の実施形態の概念図である。
【図2】本発明の第一の実施形態を採用した駐車場の平
面図である。
【図3】本発明の第二の実施形態の概念図である。
【図4】本発明の第二の実施形態を採用した駐車場の平
面図である。
【図5】本発明の第三の実施形態の概念図である。
【図6】本発明の第三の実施形態を採用した駐車場の平
面図である。
【符号の説明】 1 駐車場 2 駐車空間 3 走行路 4 車両 10 車載無線機 100 第一の実施形態に係る駐車場誘導装置 110 管理装置 120 駐車場無線機 130 表示灯 140 在席センサ 200 第二の実施形態に係る駐車場誘導装置 210 管理装置 220 駐車場無線機 230 発光体 240 在席センサ 300 第三の実施形態に係る駐車場誘導装置 310 管理装置 320 駐車場無線機 330 表示機 340 在席センサ
フロントページの続き (72)発明者 高野 武寿 東京都江東区豊洲三丁目2番16号 石川島 播磨重工業株式会社東京エンジニアリング センター内 Fターム(参考) 3E027 EA03 EC05 5H180 BB04 EE10 FF13 KK01 KK07

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 車両を駐車させる複数の駐車空間と車両
    を駐車場の入口から駐車空間まで走行させる走行路とを
    有する駐車場の中で無線による通信に応答する車載無線
    機をそなえた車両を当該駐車空間に誘導する駐車場誘導
    装置であって、前記車載無線機と通信可能な通信可能領
    域が前記走行路に沿って点在する複数の駐車場無線機
    と、駐車空間毎に設けられた複数の表示灯とを備え、予
    め駐車場無線機と当該駐車場無線機の通信可能領域の近
    傍にある一群の駐車空間とを関連づけ、駐車場に入った
    車両に対応して該車両を駐車させる所定駐車空間を決定
    し、駐車場無線機が車載無線機からの応答を受信したと
    きに当該駐車場無線機に関連づけられた所定駐車空間に
    設けられた表示灯を点灯させることを特徴とする駐車場
    誘導装置
  2. 【請求項2】 車両を駐車させる複数の駐車空間と車両
    を駐車場の入口から駐車空間まで走行させる走行路とを
    有する駐車場の中で無線による通信に応答する車載無線
    機をそなえた車両を当該駐車空間に誘導する駐車場誘導
    装置であって、前記車載無線機と通信可能な通信可能領
    域が前記走行路に沿って点在する複数の駐車場無線機
    と、前記走行路に沿って所定の間隔で埋設された複数の
    発光体と、を備え、予め駐車場無線機と当該駐車場無線
    機の通信可能領域の近傍にある一群の駐車空間とを関連
    づけ、駐車場に入った車両に対応して該車両を駐車させ
    る所定駐車空間を決定し、駐車場無線機が車載無線機か
    らの応答を受信したときに当該駐車場無線機の通信可能
    領域から当該駐車場無線機に関連づけられた前記所定駐
    車空間までの経路にあたる走行路に埋設された発光体を
    発光させることを特徴とする駐車場誘導装置
  3. 【請求項3】 車両を駐車させる複数の駐車空間と車両
    を駐車場の入口から駐車空間まで走行させる走行路とを
    有する駐車場の中で無線による通信に応答する車載無線
    機をそなえた車両を当該駐車空間に誘導する駐車場誘導
    装置であって、前記車載無線機と通信可能な通信可能領
    域が前記走行路に沿って点在する複数の駐車場無線機
    と、前記走行路の分岐点に文字、数字または記号を表示
    する表示機を備え、駐車場無線機と当該駐車場無線機の
    通信可能領域の近傍にある一群の駐車空間とを関連づ
    け、駐車場に入ってきた車両に対応して該車両を駐車さ
    せる所定駐車空間を決定し、駐車場無線機が車載無線機
    からの応答を受信したときに前記駐車場無線機の通信可
    能領域から当該駐車場無線機に関連づけられた前記所定
    駐車空間までの分岐点にある表示機に進路を示す情報を
    表示させることを特徴とする駐車場誘導装置
  4. 【請求項4】前記複数の駐車場無線機毎の通信可能領域
    の少なくとも一部が前記走行路の分岐点または分岐点の
    手前の一つにあることを特徴とする請求項1乃至請求項
    3に記載の駐車場誘導装置
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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2015116012A (ja) * 2013-12-10 2015-06-22 矢崎総業株式会社 駐車支援システム及びワイヤレス給電システム
WO2016152133A1 (ja) * 2015-03-26 2016-09-29 日本電気株式会社 車両誘導システム及び車両誘導方法
JPWO2016103560A1 (ja) * 2014-12-25 2017-10-12 パナソニックIpマネジメント株式会社 投影装置

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