JP2003006753A - マイクロ波侵入検出装置 - Google Patents

マイクロ波侵入検出装置

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JP2003006753A
JP2003006753A JP2001185206A JP2001185206A JP2003006753A JP 2003006753 A JP2003006753 A JP 2003006753A JP 2001185206 A JP2001185206 A JP 2001185206A JP 2001185206 A JP2001185206 A JP 2001185206A JP 2003006753 A JP2003006753 A JP 2003006753A
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intrusion detection
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Akio Sakai
秋雄 酒井
Shizunori Fujita
静憲 藤田
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Hitachi Kokusai Electric Inc
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Hitachi Kokusai Electric Inc
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Abstract

(57)【要約】 【課題】監視領域内への侵入者を識別してセキュリティ
上問題がある場合に侵入検出信号を出力するマイクロ波
侵入検出装置を提供する。 【解決手段】質問器10と主応答器30の各アンテナを
最大識別可能距離の間隔を保って配置する。質問器10
は、返送要求データを主応答器30に送信し、主応答器
30から固有の識別データが返送されてくると復調して
ホスト機器20へ出力する。ホスト機器20は、データ
判定部21及び識別データ登録部22を備え、識別デー
タ登録部22には監視領域への侵入を許可する応答器の
識別データを登録する。データ判定部21は、主応答器
30との間の通信が遮断あるいはレベル低下した場合、
その他の応答器から送られてくる識別データの有無を判
別し、識別データが送られてきていれば、更に、識別デ
ータ登録部22に登録されているか否かを判定し、登録
されていない場合に侵入検出信号を出力する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、マイクロ波帯近傍
(波長数mm〜数十cm)の電波を使用して侵入者を検
出するマイクロ波侵入検出装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、侵入者を検出する侵入検出装置と
しては、例えば赤外線、超音波、マイクロ波等の種々の
方式を用いたものが考えられている。しかし、従来の侵
入検出装置は、何れの方式を用いたものであっても、監
視領域内に何者かが侵入すると、侵入者を識別すること
なく侵入検出信号を出力するようになっている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】上記のように従来の侵
入検出装置は、何れの方式を用いたものであっても、監
視領域内に侵入した者があれば、侵入者が誰であっても
侵入検出信号を出力するようになっている。すなわち、
従来の侵入検出装置では、侵入者がセキュリティ上、問
題のない人であっても、侵入検出信号を出力してしま
う。このため侵入検出信号の発生頻度が高く、また、侵
入検出信号が出力されると、監視者は、その都度、異常
の有無をチェックしなければならないので非常に煩わし
いという問題があった。
【0004】本発明は上記の課題を解決するためになさ
れたもので、監視領域内への侵入者を識別してセキュリ
ティ上問題がある場合に侵入検出信号を出力するマイク
ロ波侵入検出装置を提供することを目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明に係るマイクロ波
侵入検出装置は、マイクロ波による返送要求データを送
信するアンテナを備えた質問器と、前記質問器のアンテ
ナに対して最大識別可能距離近傍に応答器アンテナが配
置され、前記質問器のアンテナから送信される返送要求
データを受信し、回路を駆動をする電力を取出して識別
データを返送する主応答器と、前記主応答器から質問器
へ返送される識別データの遮断あるいはレベル低下を検
出して侵入検出信号を出力する侵入検出手段とを具備し
たことを特徴とする。
【0006】上記のように質問器のアンテナと主応答器
のアンテナとを最大識別可能距離の間隔で配置した場
合、定常状態では質問器と主応答器との間で正常に通信
が行なわれ、質問器は主応答器の存在を確認することが
できる。この状態で質問器と主応答器との間に形成され
る識別可能領域に人が侵入するなど何らかの外乱要素が
介在した場合、マイクロ波帯の電波が外乱要素によって
乱れ、質問器と主応答器との間の通信が遮断され、ある
いは質問器に返送されるデータのレベルが低下する。質
問器は、上記返送データの遮断あるいはレベル低下を検
出して侵入検出信号を出力する。
【0007】また、本発明に係るマイクロ波侵入検出装
置は、マイクロ波による返送要求データを送信するアン
テナを備えた質問器と、前記質問器のアンテナに対して
最大識別可能距離近傍に応答器アンテナが配置され、前
記質問器のアンテナから送信される返送要求データを受
信し、回路を駆動をする電力を取出して識別データを返
送する主応答器と、前記主応答器から質問器へ返送され
る識別データの遮断あるいはレベル低下を検出するデー
タ検出手段と、複数の応答器の識別データが登録される
識別データ登録部と、前記主応答器及び他の応答器から
前記質問器に返送される識別データが前記識別データ登
録部に登録されているか否かを判定する登録判定手段
と、前記データ検出手段により識別データの遮断あるい
はレベル低下が検出され、且つ前記主応答器以外の応答
器から返送データが送られてきていない場合に侵入検出
信号を出力する第1の侵入判定手段と、前記データ検出
手段により識別データの遮断が検出され、且つ前記登録
判定手段により質問器で受信した識別データが前記識別
データ登録部に登録されていないと判定された場合に侵
入検出信号を出力する第2の侵入判定手段とを具備した
ことを特徴とする。
【0008】上記の構成によれば、質問器と主応答器と
の間における通信の遮断あるいは質問器に返送されるデ
ータのレベル低下が検出され、且つ他の応答器から返送
データが送られてきていない場合に第1の侵入判定手段
によって侵入検出信号が出力される。また、データ検出
手段により識別データの遮断が検出され、且つ登録判定
手段により質問器で受信した識別データが識別データ登
録部に登録されていないと判定された場合に第2の侵入
判定手段によって侵入検出信号が出力される。従って、
監視領域内への侵入者を識別データによって識別でき、
セキュリティ上問題がある場合に侵入検出信号を出力す
ることができる。
【0009】
【発明の実施の形態】以下、図面を参照して本発明の一
実施形態を説明する。図1は本発明一実施形態に係るマ
イクロ波侵入検出装置の全体の構成を示すブロック図、
図2は同実施形態における主応答器の詳細を示す構成
図、図3は同実施形態における質問器と主応答器との配
置関係を示す図である。
【0010】図1において、10はマイクロ波帯の電波
を送信する質問器、20は上記質問器10に接続される
ホスト機器、30は質問器10からの電波に応答する主
応答器である。この場合、質問器10と主応答器30
は、質問器アンテナ15と応答器アンテナ31とを図3
に示すように最大識別可能距離Dの間隔を保って配置す
る。
【0011】上記質問器10は、送信データを発生する
送信データ発生部11を備え、この送信データ発生部1
1で発生したデータを変調・送信部12に入力する。変
調・送信部12は、マイクロ波を所定の返送要求データ
で例えばASK(AmplitudeShift Keying:振幅偏移変
調)変調し、方向性結合器13及びサーキュレータ14
を介して質問器アンテナ15に入力し、この質問器アン
テナ15からマイクロ波帯の電波、すなわち返送要求デ
ータを主応答器30に送信する。上記質問器アンテナ1
5は、平面アンテナ等を用いて構成され、例えば絶対利
得が14dBi〜20dBi程度の高利得のものが使用
される。
【0012】上記主応答器30は、質問器アンテナ15
から送信される返送要求データを応答器アンテナ31で
受信すると、返送データ、すなわち固有の識別データを
質問器10に返送する。また、上記主応答器30以外の
応答器が応答可能領域内に存在した場合、例えば応答器
を所持した人が応答可能領域内に侵入した場合、その応
答器は質問器アンテナ15から送信される返送要求デー
タを受信すると、主応答器30と同様に固有の識別デー
タを質問器10に返送する。
【0013】上記質問器アンテナ15は、主応答器30
あるいはその他の応答器から返送される識別データを受
信し、サーキュレータ14を介して受信・復調部16に
入力する。更に、この受信・復調部16には、上記変調
・送信部12から出力される信号の一部が方向性結合器
13により分岐されて入力される。上記受信・復調部1
6は、変調・送信部12で変調された信号から例えば1
00kHzのクロック信号を抽出し、主応答器30ある
いはその他の応答器から送られてきた識別データを復調
してホスト機器20へ出力する。また、受信・復調部1
6は、主応答器30から送られてきた識別データを受信
すると、その入力レベル(信号強度)をホスト機器20
へ出力する。
【0014】ホスト機器20は、データ判定部21、識
別データ登録部22、受信識別データ記憶部23、及び
警報出力部24からなり、例えばパーソナルコンピュー
タにより構成される。上記識別データ登録部22には、
予め監視領域への侵入を許可する主応答器30及びその
他の応答器の識別データを登録しておく。受信識別デー
タ記憶部23には、受信した識別データを例えば受信し
た日付及び時刻と共に記憶するが、連続して受信してい
る場合には最初の受信時刻を記憶する。従って、連続し
て受信している識別データが遮断された場合には、その
後、再受信した場合にその受信時刻を記憶する。
【0015】データ判定部21は、主応答器30あるい
はその他の応答器から送られてくる識別データを受信識
別データ記憶部23に記憶し、識別データ登録部22に
登録されているか否かの判定処理を実行する。
【0016】データ判定部21は、主応答器30から送
られてきていた識別データが遮断され、且つ、その他の
応答器からも識別データが送られてきていない場合に
は、侵入検出信号を警報出力部24へ出力する。また、
データ判定部21は、主応答器30以外の応答器から識
別データが送られてきた場合、この識別データが識別デ
ータ登録部22に登録されているか否かを判定し、登録
されていなければ侵入検出信号を警報出力部24に出力
すると共に、受信識別データ記憶部23に記憶した識別
データに対して侵入フラグを書込む。また、受信した識
別データが識別データ登録部22に登録されていれば、
侵入検出信号は出力しない。上記のように識別データ登
録部22に登録されていない識別データに対して侵入フ
ラグを書込むことにより、この識別データが監視領域へ
の侵入を許可されていないことが分かるようにする。ま
た、データ判定部21は、主応答器30から送られてく
る識別データの受信レベルが予め設定した値より低下し
た場合においても、侵入検出信号を警報出力部24へ出
力する。
【0017】上記警報出力部24は、データ判定部21
から侵入検出信号が送られてくると、監視領域への侵入
者が居る旨のメッセージを表示装置に表示したり、ある
いは警報音を出力したりする。
【0018】一方、主応答器30は、例えば平面アンテ
ナ等により構成した応答器アンテナ31を備えており、
具体的にはICチップにより図2に示すように構成され
る。図2は、主応答器30の一般的な構成例を示したも
のである。
【0019】主応答器30は、応答器アンテナ31に接
続される信号入力端子32a、32bを備えており、一
方の信号入力端子32aは、変調回路(MOD)33、
復調回路(DEMOD)34及び電源回路35に接続さ
れ、他方の信号入力端子32bは接地ライン36に接続
される。変調回路33及び電源回路35の接地端子は、
接地ライン36に接続される。電源回路35は、質問器
10からの送信電波が応答器アンテナ31で受信され、
信号入力端子32a、32bを介して入力されると、こ
の電波を整流して直流電圧VDDに変換して出力する。こ
の電源回路35から出力される直流電圧VDDは、リミッ
タ37で所定の電圧値に抑えられ、例えばROM等によ
って構成される論理回路38に供給される。また、復調
回路34は、信号入力端子32a、32bに入力され質
問器からの信号を復調し、例えば100kHzのクロッ
ク信号CLKを抽出し、論理回路38のクロック入力端
子に供給する。
【0020】上記論理回路38は、電源回路35から直
流電圧VDDが与えられると動作を開始し、復調回路34
で抽出されたクロック信号CLKに同期して固有の識別
データ(コードデータ)を出力する。この論理回路38
から出力される識別データは、変調回路33に送られて
変調され、信号入力端子32a、32bに接続される応
答器アンテナ31の給電点の負荷インピーダンスを変化
させる。これにより、応答器アンテナ31に入射した質
問器10からの電波は変調された反射波となって再放射
され、質問器10のアンテナ15で受信される。質問器
10は、応答器アンテナ31からの再放射電波を受信
し、上記したように主応答器30の識別データを読み取
る。
【0021】図3は、質問器10のアンテナ15と主応
答器30のアンテナ31との配置関係を示したものであ
る。質問器アンテナ15と応答器アンテナ31とは、最
大識別可能距離Dの間隔で、相対向して配置する。ま
た、符号41は質問器10が応答器の存在(識別コー
ド)を確認できる識別可能領域である。上記質問器アン
テナ15は、識別可能領域41を実用範囲に拡大するた
めに例えば14dBi〜20dBi程度の絶対利得を有
することが望ましい。この場合の最大識別可能距離Dと
しては、応答器アンテナ31の利得にもよるが、およそ
1.5m〜2mの間隔が得られる。
【0022】上記のように質問器アンテナ15に対し応
答器アンテナ31を最大識別可能距離Dあるいはその近
傍に配置した場合、定常状態では質問器10と主応答器
30との間で正常に通信が行なわれ、質問器10は主応
答器30の存在を確認することができる。この状態で識
別可能領域41に人が侵入するなど何らかの外乱要素が
介在した場合、マイクロ波帯の電波が外乱要素によって
乱れ、応答器アンテナ31における電波の受信レベルが
低下する。このため主応答器30では、電源回路35の
出力電圧が低下して応答不能になる。従って、質問器1
0は、主応答器30の存在を確認できなくなるので、こ
れを侵入状態と判断する。
【0023】また、上記識別可能領域41の近傍におい
ても、何らかの外乱要素が介在した場合、マイクロ波帯
の電波が外乱要素によって乱れ、応答器アンテナ31へ
の多重反射によって質問器10における受信信号レベル
が低下する。データ判定部21は、主応答器30から受
信していた識別信号の受信信号レベルが予め設定した値
より低下すると、これを侵入状態と判断し、侵入検出信
号を警報出力部24に出力する。上記のように質問器1
0における受信信号のレベルの低下によっても、侵入検
出を行なうことができるので、図3に示すように識別可
能領域41より広い領域(侵入検出可能領域)42にお
いて侵入を検出することができる。この領域を侵入検出
可能領域42とする。
【0024】上記のように識別可能領域41だけでなく
侵入検出可能領域42に何者かが侵入した場合、質問器
10は主応答器30から送られてきている返送データの
遮断、あるいはレベル低下によって侵入を検出すること
ができる。この場合、応答器を所持した人が識別可能領
域41に侵入した場合には、質問器10からの電波に対
して応答器から識別データが返送されるので、その識別
データによって侵入者か否かの判断が行なわれる。
【0025】上記実施形態で示したマイクロ波侵入検出
装置は、質問器アンテナ15及び応答器アンテナ31を
平面アンテナにより構成できる。従って、質問器アンテ
ナ15及び応答器アンテナ31を監視する建物の壁面の
中にはめ込むことが可能であり、検出装置の存在を目立
たない状態で配置することができる。
【0026】上記マイクロ波侵入検出装置は、高いセキ
ュリティが要求される室の入口あるいは室内等に設置さ
れる。そして、その室への出入りを許可する人に対して
は、予め識別コードを識別データ登録部22に登録した
応答器を配布する。応答器が配布された人は、その応答
器を常に携帯し、マイクロ波侵入検出装置の識別可能領
域41内に入った場合に速やかに応答器をかざす事によ
って、識別コードにより正当性が確認されるので、室内
への出入りを自由に行なうことができる。
【0027】応答器を所持していない人は、識別可能領
域41あるいは侵入検出可能領域42内に入ると、固定
配置されている主応答器30から質問器10への返送デ
ータが遮断され、あるいは信号レベルが低下することに
よって侵入が検出される。
【0028】また、応答器を所持している人であって
も、各マイクロ波侵入検出装置毎に識別データ登録部2
2への登録内容を変えることにより、室への出入り許可
を自由に設定することができる。例えばその人の身分や
配属先等に応じて室への出入り許可を任意に設定するこ
とができる。
【0029】また、警報器を検出装置の近くに配置し、
データ判定部21から侵入検出信号が出力された場合に
警報器を駆動することにより、通行しようとしている人
に対してその領域がセキュリティ領域であることを知ら
せることができる。
【0030】なお、上記実施形態では、質問器アンテナ
15を1つ設けた場合について示したが、複数設けるこ
とも可能である。すなわち、応答器を所持した人が識別
可能領域41内に入った場合でも、その人の向いている
方向によって応答できない場合が考えられるので、質問
器アンテナ15を複数個所に配置することにより、質問
器アンテナ15への応答を確実に行なうことが可能とな
る。また、質問器アンテナ15を複数配置することによ
って、識別可能領域41を拡張することができる。
【0031】上記のように質問器アンテナ15を複数設
ける場合には、質問器10を複数の質問器アンテナ15
に対して自動的に順次切替接続することにより、安定し
た動作を行なわせることができる。この場合、通常は質
問器10をメインとなる質問器アンテナ15に接続した
状態とし、侵入を検知した場合に自動的に他の質問器ア
ンテナ15に順次切替えて応答器からの応答の有無を確
認するようにしてもよい。このような構成とすることに
より、識別可能領域41内に入った人の向きによって応
答器がメインの質問器アンテナ15に対して応答できな
い状態であっても、その後、他の質問器アンテナ15へ
の切替えによって応答可能な状態となる。また、他の質
問器アンテナ15へ切替えても応答がない場合は、応答
器を所持していない侵入者がいるものと判断することが
できる。
【0032】また、主応答器30の識別データが特定の
ID(Identification)を有する場合には、互いに干渉
エリア外であれば、同時に複数のマイクロ波侵入検出装
置を運用することが可能となり、広い領域に亘って侵入
を検出することができ、信頼性の高いセキュリティシス
テムを構築することができる。
【0033】
【発明の効果】以上詳記したように本発明によれば、質
問器のアンテナと主応答器のアンテナとを最大識別可能
距離に配置して質問器と主応答器との間で通信状態に保
持し、質問器と主応答器との間における通信の遮断ある
いは質問器に入力される応答信号のレベル低下を検出す
ると共に、他の応答器から識別データが返送された場合
に、この識別データが予め登録されている否か等を判定
して侵入検出信号を出力するようにしたので、監視領域
内への侵入者を識別してセキュリティ上問題がある場合
に侵入検出信号を出力することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施形態に係るマイクロ波侵入検出
装置の構成を示すブロック図。
【図2】同実施形態における応答器の一般的な構成を示
すブロック図。
【図3】同実施形態における質問器と主応答器との配置
関係を示す図。
【符号の説明】
10…質問器 11…送信データ発生部 12…変調・送信部 13…方向性結合器 14…サーキュレータ 15…質問器アンテナ 16…受信・復調部 20…ホスト機器 21…データ判定部 22…識別データ登録部 23…受信識別データ記憶部 24…警報出力部 30…主応答器 31…応答器アンテナ 32a、32b…信号入力端子 33…変調回路(MOD) 34…復調回路(DEMOD) 35…電源回路 36…接地ライン 37…リミッタ 38…論理回路 41…識別可能領域 42…侵入検出可能領域
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き Fターム(参考) 5C084 AA02 AA07 AA14 AA19 BB02 BB33 CC17 DD08 DD89 EE01 EE02 EE03 EE05 FF02 FF26 GG07 GG09 GG12 GG19 GG52 GG57 HH01 HH10 HH12 HH13 5J047 AA01 AA02 AA07 AB13 FD01

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 マイクロ波による返送要求データを送信
    するアンテナを備えた質問器と、前記質問器のアンテナ
    に対して最大識別可能距離近傍に応答器アンテナが配置
    され、前記質問器のアンテナから送信される返送要求デ
    ータを受信し、回路を駆動をする電力を取出して識別デ
    ータを返送する主応答器と、前記主応答器から質問器へ
    返送される識別データの遮断あるいはレベル低下を検出
    して侵入検出信号を出力する侵入検出手段とを具備した
    ことを特徴とするマイクロ波侵入検出装置。
  2. 【請求項2】 マイクロ波による返送要求データを送信
    するアンテナを備えた質問器と、前記質問器のアンテナ
    に対して最大識別可能距離近傍に応答器アンテナが配置
    され、前記質問器のアンテナから送信される返送要求デ
    ータを受信し、回路を駆動をする電力を取出して識別デ
    ータを返送する主応答器と、前記主応答器から質問器へ
    返送される識別データの遮断あるいはレベル低下を検出
    するデータ検出手段と、前記主応答器及び他の応答器か
    ら前記質問器に返送される識別データを検出するデータ
    識別手段と、前記データ検出手段により識別データの遮
    断あるいはレベル低下が検出され、且つデータ識別手段
    により応答器からの識別データを検出できない場合に侵
    入検出信号を出力する侵入判定手段とを具備したことを
    特徴とするマイクロ波侵入検出装置。
  3. 【請求項3】 マイクロ波による返送要求データを送信
    するアンテナを備えた質問器と、前記質問器のアンテナ
    に対して最大識別可能距離近傍に応答器アンテナが配置
    され、前記質問器のアンテナから送信される返送要求デ
    ータを受信し、回路を駆動をする電力を取出して識別デ
    ータを返送する主応答器と、前記主応答器から質問器へ
    返送される識別データの遮断あるいはレベル低下を検出
    するデータ検出手段と、複数の応答器の識別データが登
    録される識別データ登録部と、前記主応答器以外の応答
    器から前記質問器に返送される識別データが前記識別デ
    ータ登録部に登録されているか否かを判定する登録判定
    手段と、前記データ検出手段により識別データの遮断あ
    るいはレベル低下が検出され、且つ前記主応答器以外の
    応答器から返送データが送られてきていない場合に侵入
    検出信号を出力する第1の侵入判定手段と、前記データ
    検出手段により識別データの遮断が検出され、且つ前記
    登録判定手段により質問器で受信した識別データが前記
    識別データ登録部に登録されていないと判定された場合
    に侵入検出信号を出力する第2の侵入判定手段とを具備
    したことを特徴とするマイクロ波侵入検出装置。
  4. 【請求項4】 前記質問器のアンテナを複数設けたこと
    を特徴とする請求項1、2又は3記載のマイクロ波侵入
    検出装置。
  5. 【請求項5】 前記質問器のアンテナを複数設け、順次
    切替えて質問器に接続することを特徴とする請求項1、
    2又は3記載のマイクロ波侵入検出装置。
  6. 【請求項6】 前記質問器のアンテナ及び主応答器のア
    ンテナを平面アンテナにより構成したことを特徴とする
    請求項1ないし5何れか記載のマイクロ波侵入検出装
    置。
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