JP2901586B1 - 特定区域通報装置 - Google Patents
特定区域通報装置Info
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Abstract
場者などが誤って特定区域に進入した際に、進入した区
域がどのような種類の区域であるかを通報する。 【解決手段】 固定無線送信装置1〜3は、それぞれI
D信号S1〜S3を含む無線信号を管理区域10〜30
内において送信している。無線移動機4にはID信号S
2が示すIDを進入禁止区域IDとして、ID信号S3
が示すIDを危険区域IDとして記憶している。このた
め、無線移動機4が管理区域20内に進入すると進入禁
止を示す警報音を発し、管理区域30内に進入すると危
険区域を示す警報音を発生させる。無線移動機4が管理
区域10内に進入した場合は、ID信号S1が示すID
は進入禁止区域IDまたは危険区域IDとしては記憶さ
れていないので警報音は発しない。
Description
に来訪した入場者が、進入が禁止されている区域内に入
った場合に、その入場者に対して警報を発する特定区域
通報装置に関する。
訪した場合に、案内人が付き添えずにその入場者のみで
目的地まで移動してもらう場合がある。しかし、大型の
ビル内には、外部の入場者には進入が禁止されている区
域がある場合があり、工場内には入場者が進入すると危
険であるため進入が禁止されている区域がある場合があ
る。(このように外部の入場者には進入が禁止されてい
る区域を以下進入禁止区域と称する。) また、入場者の進入を禁止するほと危険ではないが、何
らかの危険があるため進入する際には他の場所よりは注
意を必要とする区域(以下、危険区域と称する。)を入
場者に通報しなければならない場合もある。
場者が進入した場合には何らかの警報が必要となる区域
(以下特定区域と称する。)は、外部からの来訪者であ
る入場者には容易に判別することができない。また、入
場者はそのビルや工場の構造には詳しくないため、指示
されたルートからはずれて特定区域に間違って進入して
しまう可能性がある。
定区域警報装置は、特定区域に配置されるとともに警報
無線信号を送信している固定無線送信装置と、固定無線
送信装置からの警報無線信号を受信すると警報音を発す
る無線移動機とから構成されていた。
には、入場者に無線移動機を携帯してもらい、無線移動
機が固定無線送信装置からの警報無線信号を受信すると
入場者に対して警報音等を発することにより入場者に対
して特定区域内に進入していることを通報していた。
保するために進入が禁止されている場合、企業秘密保護
のために進入が禁止されている場合等の様々な理由によ
り入場者の進入が禁止されている区域があり、進入を禁
止する理由の重要性には大きな差がある。また、入場者
の進入は禁止されないが、進入する際には他の場所より
は注意を必要とする危険区域等を入場者に通報しなけれ
ばならない場合もある。
報音は一種類しかないため、このような特定区域の種類
を入場者に通報することができない。また、注意をすれ
ば進入が可能である危険区域までも一律に進入禁止区域
として設定しなければならない。
域警報装置では、入場者などが誤って特定区域に進入
し、無線移動機により警報音が発せられた時、警報音が
一種類しかないため、入場者は進入した区域がどのよう
な区域なのか判別することができないという問題点があ
った。
区域に進入した際に、入場者に対して進入した区域がど
のような種類の区域であるかを通報することができる特
定区域警報装置を提供することにある。
に、本発明の特定区域警報装置は、入場者が進入した場
合には何らかの警報が必要となる区域である特定区域
に、入場者が進入した際に該入場者に対して警報音を発
するための特定区域通報装置であって、異なるエリア識
別信号を含んだ無線信号を管理区域内にそれぞれ送信し
ている複数の固定無線送信装置と、前記固定無線送信装
置から送信された無線信号を受信し、該無線信号に含ま
れているエリア識別信号により示されるエリア識別符号
が、予め登録されている複数の種類の特定区域のうちの
どれか1つの特定区域のエリア識別符号と一致した場合
に、該特定区域の種類に応じた警報音を発する無線移動
機とから構成されている。
固定無線送信装置から送信された無線信号を復調するこ
とにより含まれているエリア識別信号を取り出し出力し
ている受信部と、前記各固定無線送信装置が送信してい
るそれぞれのエリア識別信号のうち、進入が禁止されて
いる管理区域に設けられている固定無線送信装置から送
信されているエリア識別信号により示されるエリア識別
符号を、入場者が進入した場合には何らかの警報が必要
となる区域である特定区域のそれぞれの種類毎に記憶し
ている記憶部と、前記受信部から出力されたエリア識別
信号が示すエリア識別符号と、前記記憶部により記憶さ
れている各エリア識別符号とを比較し、それらのエリア
識別符号が一致した場合にはエリア識別符号が一致した
特定区域の種類を示す信号を出力する比較部と、前記比
較部から出力された信号により示される特定区域の種類
に応じた警報音を選択し、選択した警報音を発するため
の制御を行う比較部と、前記比較部により選択された警
報を発するための警報部とを有している。
信装置から送信される無線信号に含まれるエリア識別信
号を受信し、そのエリア識別信号から管理区域がどのよ
うな種類の区域であるかを検出し、その区域が特定区域
の場合にはその特定区域に応じた種類の警報音を選択し
て発するようにしたものである。
られる警報音の種類によって進入した区域がどのような
区域であるか判別することができる。
図面を参照して詳細に説明する。
装置の構成を示したシステム図である。
警報装置は、管理区域10、20、30のそれぞれのエ
リアに対して無線信号を送信している固定無線送信装置
1、2、3と、ビルや工場に立入を許可された者が携帯
する無線移動機4とから構成されている。
信される無線信号には、それぞれ個別のエリア識別信号
(以下ID信号という。)S1、S2、S3が含まれて
いる。
ク図を用いて説明する。
部23と、比較部22と、記憶部25と、受信部21
と、空中線26とから構成されている。
3から送信された無線信号を受信している。
た無線信号を復調することにより含まれているID信号
を取り出して出力している。
固定無線送信装置1、2、3が送信しているID信号の
うち、進入が禁止されている進入禁止区域を管理区域と
している固定無線送信装置から送信されているID信号
により示されるID(エリア識別符号)を進入禁止区域
IDとして記憶し、入場者に対しての警報が必要となる
危険区域を管理区域としている固定無線送信装置から送
信されているID信号により示されるIDを危険区域I
Dとして記憶している。本実施形態では、固定無線送信
装置1が送信しているID信号S2により示されるID
を進入禁止区域IDとして記憶し、固定無線送信装置3
が送信しているID信号S3により示されるIDを危険
区域IDとして記憶ているものとする。
ID信号が示すIDと、記憶部25により記憶されてい
る進入禁止区域IDまたは危険区域IDとを比較し、そ
れらのIDが一致した場合にはIDが一致した特定区域
の種類を選択部23に対して出力する。
特定区域の種類に応じた警報音を選択し、警報部24を
制御して、選択した警報音を発する制御を行う。
び図2を参照して説明する。
進入した場合の動作について説明する。
を介して固定無線送信装置1から送信されている無線信
号を受信し復調することにより含まれているID信号S
1を取り出し、比較部22に対して出力する。
たID信号S1が示すIDと記憶部25により記憶され
ている進入禁止区域IDおよび危険区域IDとを比較す
る。しかし、危険区域IDとして記憶されているIDは
ID信号S3により示されるIDであり、進入禁止区域
IDとして記憶されているIDはID信号S2により示
されるIDであるため、この場合は一致しない。そのた
め、比較部22は選択部23に対して何も出力せず、警
報部24からは警報音は発しない。
は、管理区域10は特定区域ではないと認識してそのエ
リア内を自由に移動することができる。
進入した場合の動作について説明する。
を介して固定無線送信装置2から送信されている無線信
号を受信し復調することにより含まれているID信号S
2を取り出し、比較部22に対して出力する。
たID信号S2が示すIDと記憶部25により記憶され
ている進入禁止区域IDおよび危険区域IDとを比較す
る。そして、進入禁止区域IDとして記憶されているI
DとID信号S2により示されるIDとが一致するた
め、比較部22からは進入禁止区域を示す信号が選択部
23に対して出力される。そして、選択部23では、進
入禁止区域に対応した警報音を選択し、警報部24を制
御して、進入禁止の警報音を発する制御が行なわれる。
場者は、管理区域20が進入してはいけない進入禁止区
域であると認識し、管理区域20の外に退出する。
進入した場合には、比較部22では、受信部21から出
力されたID信号S3が示すIDと記憶部25により記
憶されている危険区域IDとが一致することが検出され
る。そのため、比較部22からは危険区域を示す信号を
選択部23に対して出力され、選択部23では、危険区
域に対応した警報音を選択し、警報部24を制御して、
危険区域の警報音を発する制御が行われる。
場者は、管理区域30が何らかの危険が存在する危険区
域であると認識し、管理区域30を通過する際には特別
に注意を払うことになる。
動機4を携帯していることにより、管理区域10は特定
区域でないこと、管理区域20が進入禁止区域であるこ
と、管理区域30が危険区域であることを、警報音がな
らないことおよび複数の種類の警報音により認識するこ
とができる。
て危険区域と進入禁止区域の2種類が存在する場合を用
いて説明したが、本発明はこの場合に限定されるもので
はなく、特定区域の種類がこれ以上存在する場合にも適
用することができるものである。
は、例えば、周波数が異なる複数の警報音、出力レベル
の異なる複数の音、連続音と間隔の異なる複数の断続音
からなる音またはこれらの組み合わせた音等の様々な警
報音を用いることができる。
などが誤って特定区域に進入した際に、入場者に対して
進入した区域がどのような種類の区域であるかを通報す
ることができるという効果を有する。
を示したシステム図である。
図である。
Claims (6)
- 【請求項1】 入場者が進入した場合には何らかの警報
が必要となる区域である特定区域に、入場者が進入した
際に該入場者に対して警報音を発するための特定区域通
報装置であって、 異なるエリア識別信号を含んだ無線信号を管理区域内に
それぞれ送信している複数の固定無線送信装置と、 前記固定無線送信装置から送信された無線信号を受信
し、該無線信号に含まれているエリア識別信号により示
されるエリア識別符号が、予め登録されている複数の種
類の特定区域のうちのどれか1つの特定区域のエリア識
別符号と一致した場合に、該特定区域の種類に応じた警
報音を発する無線移動機とから構成されている特定区域
通報装置。 - 【請求項2】 前記無線移動機が、 前記固定無線送信装置から送信された無線信号を復調す
ることにより含まれているエリア識別信号を取り出し出
力している受信部と、 前記各固定無線送信装置が送信しているそれぞれのエリ
ア識別信号のうち、進入が禁止されている管理区域に設
けられている固定無線送信装置から送信されているエリ
ア識別信号により示されるエリア識別符号を、入場者が
進入した場合には何らかの警報が必要となる区域である
特定区域のそれぞれの種類毎に記憶している記憶部と、 前記受信部から出力されたエリア識別信号が示すエリア
識別符号と、前記記憶部により記憶されている各エリア
識別符号とを比較し、それらのエリア識別符号が一致し
た場合にはエリア識別符号が一致した特定区域の種類を
示す信号を出力する比較部と、 前記比較部から出力された信号により示される特定区域
の種類に応じた警報音を選択し、選択した警報音を発す
るための制御を行う比較部と、 前記比較部により選択された警報を発するための警報部
とを有している請求項1記載の特定区域警報装置。 - 【請求項3】 前記警報音は、周波数が異なる複数の警
報音からなる請求項1または2記載の特定区域通報装
置。 - 【請求項4】 前記警報音は、出力レベルの異なる複数
の警報音からなる請求項1または2記載の特定区域通報
装置。 - 【請求項5】 前記警報音は、連続音と間隔の異なる複
数の断続音からなる請求項1または2記載の特定区域通
報装置。 - 【請求項6】 前記警報音は、周波数と出力レベルの組
合わせが異なる複数の警報音からなる請求項1または2
記載の特定区域通報装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP10097702A JP2901586B1 (ja) | 1998-04-09 | 1998-04-09 | 特定区域通報装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP10097702A JP2901586B1 (ja) | 1998-04-09 | 1998-04-09 | 特定区域通報装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2901586B1 true JP2901586B1 (ja) | 1999-06-07 |
JPH11296761A JPH11296761A (ja) | 1999-10-29 |
Family
ID=14199267
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP10097702A Expired - Fee Related JP2901586B1 (ja) | 1998-04-09 | 1998-04-09 | 特定区域通報装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2901586B1 (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CN104077882A (zh) * | 2014-07-03 | 2014-10-01 | 安庆市鸿裕工业产品设计有限公司 | 旅游危险区域的动态提示装置 |
Families Citing this family (4)
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US7123126B2 (en) | 2002-03-26 | 2006-10-17 | Kabushiki Kaisha Toshiba | Method of and computer program product for monitoring person's movements |
JP6495001B2 (ja) * | 2014-12-26 | 2019-04-03 | セコム株式会社 | 作業支援端末 |
JP6325601B2 (ja) * | 2016-05-25 | 2018-05-16 | 京セラ株式会社 | 電子機器、制御方法、及び制御プログラム |
JP6619046B2 (ja) * | 2018-04-11 | 2019-12-11 | 京セラ株式会社 | 電子機器および電子機器の制御方法 |
-
1998
- 1998-04-09 JP JP10097702A patent/JP2901586B1/ja not_active Expired - Fee Related
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JPH11296761A (ja) | 1999-10-29 |
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