JP2003006633A - 画像生成方法、画像生成装置及びプログラム - Google Patents
画像生成方法、画像生成装置及びプログラムInfo
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Abstract
づけてなる元画像に基づいて、M種類の画素情報のいず
れかを各画素に対応づけてなる減色済み元画像を生成す
るとき、無駄な画素情報をM種類の画素情報に含めない
ようにして、画像品質を向上させる。 【解決手段】 元画像を透明領域画像と不透明領域画像
とに分割する工程(S103)と、透明領域画像の各画
素に対応づけられた画素情報をm種類(M>m)に減ら
して減色済み透明領域画像を生成する工程(S104)
と、不透明領域画像の各画素に対応づけられた画素情報
をn種類(n+m=M)に減らして減色済み不透明領域
画像を生成する工程(S105)と、減色済み不透明領
域画像と減色済み透明領域画像とに基づいて、M種類の
画素情報のいずれかを各画素に対応づけてなる減色済み
元画像を生成する工程(S106)と、を含む。
Description
作成装置及びプログラムに関し、特に、透明度を有する
画素を含む元画像から減色済み元画像を生成する場合
に、無駄な画素情報を画素情報テーブルに含めないよう
にする技術に関する。
各画素に32ビットの画素情報を対応づけるものであ
り、各画素の色が24ビットで指定されるとともに(例
えば3つの色成分(RGB)が各8ビットで指定され
る)、透明度が残りの8ビットで指定されるようになっ
たものが多い。この方式によれば、232種類の画素情
報を各画素に任意に対応づけることができ、232種類
の画素情報(224色且つ2 8段階の透明度)を同時表
示することができるので、画像品質を最高に保つことが
できる。
が膨大となり、実用上問題が多い。そこで、8ビットカ
ラーと呼ばれる画像表現方式では、例えば232種類の
画素情報の中から28種類を選択しておき、その限定さ
れた画素情報を各画素に対応づけることにより画像を表
現するようにしている。この方式によれば、同時表示可
能な画素情報が28種類に抑えられるものの、画像品質
をさほど落とさずに、データ量を大幅に削減することが
できる。
ー形式では、表現しようとする画像に透明度が部分的に
含まれている場合に、232種類の画素情報から効率よ
く28種類の画素情報を選択することが非常に困難であ
るという問題がある。例えば全ての色を同じ段階数の透
明度で表示可能なよう28種類の画素情報を選択する
と、通常、透明度を必要としない色も多いため、無駄な
(実際には表示されない)画素情報を多く選択してしま
うことになる。そこで、無駄な画素情報を選択しないよ
うにして、不透明の画素についてより多くの色が同時表
示されるようにすることが望ましい。
あって、その目的は、透明度を有する画素を含む元画像
から減色済み元画像を生成する場合に、透明度を必要と
しない色に透明度を設定してしまうことがないようにで
きる画像作成方法、画像作成装置及びプログラムを提供
することにある。
に、本発明に係る画像作成方法は、色情報及び透明度情
報をそれぞれが含む第1の種類数の画素情報のいずれか
を各画素に対応づけてなる元画像に基づいて、色情報及
び透明度情報をそれぞれが含む前記第1の種類数よりも
少ない第2の種類数の画素情報のいずれかを各画素に対
応づけてなる減色済み元画像を生成する画像生成方法に
おいて、前記元画像を、透明度を有する画素からなる透
明領域画像と、透明度を有しない画素からなる不透明領
域画像と、に分割する画像領域分割ステップと、前記不
透明領域画像の各画素に対応づけられた画素情報を前記
第2の種類数よりも少ない第3の種類数に減らして減色
済み不透明領域画像を生成する不透明領域画像減色ステ
ップと、前記透明領域画像の各画素に対応づけられた画
素情報を前記第2の種類数から前記第3の種類数を引い
た第4の種類数に減らして減色済み透明領域画像を生成
する透明領域画像減色ステップと、前記減色済み不透明
領域画像と前記減色済み透明領域画像とに基づいて前記
減色済み元画像を生成する合成ステップと、を含むこと
を特徴とする。
報及び透明度情報をそれぞれが含む第1の種類数の画素
情報のいずれかを各画素に対応づけてなる元画像に基づ
いて、色情報及び透明度情報をそれぞれが含む前記第1
の種類数よりも少ない第2の種類数の画素情報のいずれ
かを各画素に対応づけてなる減色済み元画像を生成する
画像生成装置において、前記元画像を、透明度を有する
画素からなる透明領域画像と、透明度を有しない画素か
らなる不透明領域画像と、に分割する手段と、前記不透
明領域画像の各画素に対応づけられた画素情報を前記第
2の種類数よりも少ない第3の種類数に減らして減色済
み不透明領域画像を生成する手段と、前記透明領域画像
の各画素に対応づけられた画素情報を前記第2の種類数
から前記第3の種類数を引いた第4の種類数に減らして
減色済み透明領域画像を生成する手段と、前記減色済み
不透明領域画像と前記減色済み透明領域画像とに基づい
て前記減色済み元画像を生成する手段と、を含むことを
特徴とする。
及び透明度情報をそれぞれが含む第1の種類数の画素情
報のいずれかを各画素に対応づけてなる元画像に基づい
て、色情報及び透明度情報をそれぞれが含む前記第1の
種類数よりも少ない第2の種類数の画素情報のいずれか
を各画素に対応づけてなる減色済み元画像を生成するた
めのプログラムであって、前記元画像を、透明度を有す
る画素からなる透明領域画像と、透明度を有しない画素
からなる不透明領域画像と、に分割する画像領域分割ス
テップと、前記不透明領域画像の各画素に対応づけられ
た画素情報を前記第2の種類数よりも少ない第3の種類
数に減らして減色済み不透明領域画像を生成する不透明
領域画像減色ステップと、前記透明領域画像の各画素に
対応づけられた画素情報を前記第2の種類数から前記第
3の種類数を引いた第4の種類数に減らして減色済み透
明領域画像を生成する透明領域画像減色ステップと、前
記減色済み不透明領域画像と前記減色済み透明領域画像
とに基づいて前記減色済み元画像を生成する合成ステッ
プと、をコンピュータに実行させるためのものである。
であり、例えば赤(R)、緑(G)、青(B)等の色の
成分量を表す情報を組み合わせて構成することができ
る。この場合、色情報は「RGB値」とも呼ばれ、例え
ば(R,G,B)=(0,0,0)で黒が表現され、
(R,G,B)=(255,0,0)で赤が表現され
る。また、透明度情報は、各画素の透明度を表す情報で
あり、例えば「アルファ」や「アルファチャンネル」と
呼ばれる。透明度情報は、例えば、ある画素部分に投射
した光の強さと、その画素部分を透過した光の強さの比
等によって表現される。
報のいずれかが各画素に対応づけられた元画像が用意さ
れる。そして、元画像が透明領域画像と不透明領域画像
に分割される。透明領域画像は、透明度が零よりも大き
いこと、すなわち不透明ではないことを表す透明度情報
を含む画素情報が対応づけられた画素からなる画像であ
る。また、不透明領域画像は、透明度が零であること、
すなわち不透明であることを表す透明度情報を含む画素
情報が対応づけられた画素からなる画像である。次に、
透明領域画像の各画素に対応づけられた画素情報が第3
の種類数に減らされるとともに、不透明領域画像の各画
素に対応づけられた画素情報が第4の種類数に減らされ
る。その後、こうして得られる減色済み透明領域画像と
減色済み不透明領域画像とに基づいて、減色済み元画像
が生成される。減色済み元画像は、第2の種類数の画素
情報のいずれかが各画素に対応づけられた画像である。
なお、第1の種類数は第2の種類数よりも多く、第3の
種類数と第4の種類数を足した数が第2の種類数に等し
い。
像とを別々に減色するようにしたので、透明度を必要と
しない色に透明度を設定してしまうことがないようにで
き、効率よく元画像の減色をすることができる。また、
減色済み透明領域画像の各画素に対応づけられる画素情
報の種類数と、減色済み不透明領域画像の各画素に対応
づけられる画素情報の種類数と、の割合を変えることに
より、例えば不透明領域の色数を重視するのか、透明領
域の透明度の段階数を重視するのか等を、ユーザが任意
に設定することができる。このため、減色済み元画像の
使用目的や元画像の内容に応じて、適切な減色処理を元
画像に施すことができる。
画像減色ステップ(減色済み透明領域画像を生成する手
段)は、所定色に対応する色情報を含む画素情報を全画
素に対応づけてなる背景画像に前記透明領域画像を半透
明合成して、背景付き透明領域画像を生成するステップ
(手段)と、前記背景付き透明領域画像の各画素に対応
づけられた画素情報を前記第4の種類数に減らして減色
済み背景付き透明領域画像を生成するステップ(手段)
と、前記減色済み背景付き透明領域画像の各画素の色と
前記所定色との差に対応する透明度を、前記減色済み背
景付き透明領域画像の各画素に対応づけられた画素情報
に含まれる透明度情報に設定することにより、前記減色
済み透明領域画像を生成するステップ(手段)と、を含
む。
において、各画素の色と背景画像の色との差が大きけれ
ば大きいほど(画素の色が当該画素の色に近いほど)、
元の透明領域画像における対応画素に低い透明度が設定
されていたと判断でき、逆に差が小さければ小さいほど
(画素の色が背景画像の色に近い色を有しているほ
ど)、元の透明領域画像における対応画素に高い透明度
が設定されていたと判断できることから、この態様で
は、減色済み背景付き透明領域画像の各画素の色と背景
画像の色との差に対応する透明度を、減色済み背景付き
透明領域画像の各画素の透明度情報に設定するようにし
ている。この態様によれば、特別の画像処理ソフトウェ
ア等を必要とせずに、減色済み透明領域画像を生成する
ことができる。
について図面に基づき詳細に説明する。
は、例えば図1に示すように、ディスプレイ10、CP
U(Central Processing Unit)12、マウス14及び
キーボード16を備えた公知のパーソナルコンピュータ
システムを用いて実施される。ここで、CPU12に
は、例えばCD−ROM(Compact Disk - Read Only M
emory;商標)等の情報記憶媒体により減色機能を備え
た公知の画像処理ソフトウェアがインストールされてい
る。同ソフトウェアにより、ユーザはマウス14及びキ
ーボード16を駆使して、予め用意した元画像に任意の
画像処理を施すことができる。ここでは、フルカラー形
式の元画像を8ビットカラー形式のテクスチャ画像に変
換する方法について説明する。
作成方法の手順を説明するフロー図であり、図3は、図
2のS104の処理を詳細に説明するフロー図である。
また、図4は、図2のS106の処理を詳細に説明する
フロー図である。
テクスチャ画像を作成する場合、まずユーザがフルカラ
ー形式の任意の元画像(フルカラー元画像)を作成する
(S101)。フルカラー形式の元画像では、各画素に
32ビットの画素情報が対応づけられている。画素情報
は、赤、緑、青の各色成分を指定する24ビットの色情
報と、透明度を指定する8ビットの透明度情報と、を含
んでいる。図5には、S101で作成されるフルカラー
元画像の一例が示されている。同図に示すフルカラー元
画像20には透明領域22と不透明領域24とが含まれ
ている。透明領域22は、(零よりも大きい)透明度を
有する、すなわち不透明でない画素からなる画像領域で
ある。また、不透明領域24は透明度を有しない、すな
わち不透明の画素からなる画像領域であり、透明領域2
2以外の部分である。
不透明領域画像の画素情報種類数mをユーザが任意に決
定する(S102)。ここで、画素情報種類数n及びm
は、その和が28(=256)となるように決定され
る。
領域画像と不透明領域画像に分割する(S103)。透
明領域画像は、元画像と同じサイズを有しており、元画
像に含まれる画素のうち透明度を有するもの、すなわち
不透明ではないことを表す透明度情報が対応づけられた
画素から構成される。また、不透明領域画像は、元画像
と同じサイズを有しており、元画像に含まれる画素のう
ち透明度を有しないもの、すなわち不透明であることを
表す透明度情報が対応づけられた画素から構成される。
領域画像と不透明領域画像の一例を示している。図6に
示される透明領域画像26はフルカラー元画像20から
分割(分離抽出)された画像であり、フルカラー形式を
有する。この透明領域画像26はフルカラー元画像20
と同じサイズを有しており、フルカラー元画像20に含
まれている透明領域22がそのまま表されている。そし
て、残余領域28の画素には、例えば白色不透明の画素
情報が付与されている。
もフルカラー元画像20から分割(分離抽出)された画
像であり、フルカラー形式を有する。この不透明領域画
像32もフルカラー元画像20と同じサイズを有してお
り、フルカラー元画像20に含まれている不透明領域2
4がそのまま表されている。そして、残余領域30の画
素には、例えば無色透明の画素情報が付与されている。
減色する(S104)。上述した公知の画像処理ソフト
ウェアの減色機能を用いる場合、具体的には、図3に示
すように、まず透明領域画像を背景画像に半透明合成す
る(S104a)。背景画像は、元画像と同一サイズで
あり、単色且つ不透明の画像である。背景画像の色とし
ては、透明領域画像の背景として実際に使用されるであ
ろう画像の色調を参考に決定することが望ましい。例え
ば、背景として黒っぽい画像が使用されることが想定さ
れる場合には、背景画像として黒色且つ不透明の画像を
採用することが望ましい。また、背景として白っぽい画
像が使用されることが想定される場合には、背景画像と
して白色且つ不透明の画像を採用することが望ましい。
こうして、全画素が不透明である背景付き透明領域画像
が得られる。この背景付き透明領域画像では、透明領域
画像において大きい透明度が対応づけられた画素ほど背
景画像の色に近い色を有している。
9は、背景付き透明領域画像の一例を示している。図9
に示される背景付き透明領域画像38はフルカラー形式
を有しており、図6に示す透明領域画像26を図8に示
す背景画像(フルカラー形式)34に半透明合成して得
られるものである。この背景付き透明領域画像38では
全ての画素が不透明になっている。ここで、背景付き透
明領域画像38の背景付き透明領域36は、透明領域画
像26における透明領域22に対応しており、同領域2
2に含まれる各画素の透明度に応じて、背景付き透明領
域36に含まれる各画素に背景画像34の色味が付加さ
れている。つまり、透明領域22に含まれる各画素の透
明度が大き(高)ければ、背景付き透明領域36に含ま
れる画素は背景画像34の色に近くなり、透明領域22
に含まれる各画素の透明度が小さ(低)ければ、画素に
設定されている画素情報の色に近くなる。
類数nに減色する(S104b)。ソフトウェアによる
減色処理としては多くの方式が既に公知であるが、いず
れの方式によって減色するようにしてもよい。この減色
処理により得られる画像、すなわち減色済み背景付き透
明領域画像には、n種類の画素情報が含まれることにな
る。図10には、この減色処理によって生成される画素
情報テーブル(CLUT;Color Look Up Table)の一
例が示されている。同図には、背景付き透明領域画像の
画素に対応づけられている画素情報を128種類に減ら
した場合に得られる画素情報テーブルが示されている。
背景付き透明領域画像を描画するとき、同図において斜
線を引いた部分は参照されず、同図において符号A(色
情報)及び符号B(透明度情報)を付した部分、すなわ
ち画素情報No.1〜128に係る画素情報だけが参照
される。
ーブルに含まれる画素情報を、そこに含まれる色情報が
表す色が背景画像の色に近いものから順に並べ替える
(S104c)。そして、並べ替えの順に従ってn段階
(すなわち背景付き透明領域画像の画素情報種類数nと
同数)の透明度を、画素情報テーブルの透明度情報の欄
に設定する。すなわち、画素情報に含まれる色情報が表
す色が背景画像の色に近ければ近いほど、その画素情報
に含まれている透明度情報に大きな透明度を設定する
(S104d)。これは、背景付き透明領域画像の各画
素に付された色が、背景画像の色に近ければ近いほど、
元々の透明領域画像において高い透明度(大きな値の透
明度)が与えられていたと判断できるからである。こう
して、得られる透明度設定及び減色済みの背景付き透明
領域画像が、後段の処理(具体的にはS106の処理)
において減色済み透明領域画像として利用される。
透明領域画像を画素情報種類数mに減色する(S10
5)。この減色処理にも、公知のあらゆる方式を採用す
ることができる。図11には、この減色処理によって生
成される画素情報テーブルの一例が示されている。同図
には、不透明領域画像の画素に対応づけられている画素
情報を128種類に減らした場合に得られる画素情報テ
ーブルが示されている。不透明領域画像を描画すると
き、同図において斜線を引いた部分は参照されず、同図
において符号C(色情報)及び符号D(透明度情報)を
付した部分、すなわち画素情報No.129〜256に
係る画素情報だけが参照される。
領域画像(透明度設定及び減色済み背景付き透明領域画
像)とS105で得られる減色済み不透明領域画像とを
合成することにより、減色済み元画像、すなわち8ビッ
トカラー形式のテクスチャ画像を生成する(S10
6)。具体的には、図4に示すように、まずS104で
得られる画素情報テーブルとS105で得られる画素情
報テーブルを合成する(S106a)。図12には、図
10に示される画素情報テーブル(S104で得られる
もの)と図11に示される画素情報テーブル(S105
で得られるもの)とを合成して得られる画素情報テーブ
ル(合成画素情報テーブル)が示されている。S106
aでは、S104で得られる画素情報テーブルの画素情
報No.129〜256に係る画素情報(図11におい
て斜線を引いた部分)に、S105で得られる画素情報
テーブルの画素情報No.129〜256を上書きする
ことにより、合成画素情報テーブルを得るようにしてい
る。
明度設定及び減色済みの背景付き透明領域画像)を減色
済み不透明領域画像に合成して、減色済み元画像を生成
する(S106b)。図13には、図7に示される不透
明領域画像32に減色処理を施した画像に対して、図9
に示される背景付き透明領域画像38を合成してなる減
色済み元画像、が示されている。同図に示される減色済
み元画像では、不透明領域画像32の残余領域30の画
素情報が、(透明度設定及び減色済み)背景付き透明領
域画像38のうち背景付き透明領域36の画素情報に置
きかえられている。
ると、元画像のうち透明領域と不透明領域とで別々に画
素情報の種類数を指定し、別々に減色処理をすることが
できるので、不透明領域の色数を増やしたり、透明領域
の透明段階数を増やしたりする等して、画像品質を透明
領域と不透明領域に任意に割り振ることができる。
用いてユーザが手作業で元画像を減色済み元画像に変換
したが、専用減色プログラムを例えば図1に示すパーソ
ナルコンピュータシステムで実行させることにより、元
画像から任意の画像品質の減色済み元画像を生成するこ
とができる画像作成装置として同システムを機能させる
ようにして、減色処理を自動化するようにしてもよい。
に示すパーソナルコンピュータシステムで実行した場合
に実現される機能を示す図である。同図に示すように、
パーソナルコンピュータで実現される機能には、元画像
入力部50と、領域分割部52と、透明領域画像減色部
54と、不透明領域画像減色部56と、画素情報種類数
設定部58と、画像合成部60と、が含まれる。
式の元画像(元画像データ)を入力するための機能ブロ
ックであり、例えば公知の画像処理ソフトウェアで作成
した画像ファイルや各種撮像装置で撮影された画像ファ
イルを、マウス14やキーボード16を用いてユーザが
任意に指定することにより、その画像ファイルを元画像
として領域分割部52に入力することができるようにな
っている。
入力される元画像を透明領域画像と不透明領域画像とに
分割する。このうち透明領域画像は透明領域画像減色部
54に入力され、不透明領域画像は不透明領域画像減色
部56に入力される。画素情報種類数設定部58は、例
えばマウス14やキーボード16を用いてユーザが透明
領域画像で用いられる画素情報の種類数n、及び不透明
領域画像で用いられる画素情報の種類数mを設定するた
めの機能ブロックである。種類数nは透明領域画像減色
部54に入力され、種類数mは不透明領域画像減色部5
6に入力されるようになっている。8ビットカラー形式
の減色済み元画像を生成する場合には、mとnの和が2
56となるよう、ユーザが各値を設定する。
2から入力される透明領域画像で用いられる画素情報を
n種類に減らすことにより、減色済み透明領域画像を生
成する。ここでの減色処理には、公知の減色アルゴリズ
ムを採用することができる。例えば、赤色成分、青色成
分、緑色成分、及び透明度に各々対応する4軸を備えた
4次元画素情報空間をパーソナルコンピュータのメモリ
上に用意し、透明領域画像で用いられる全ての画素情報
を同空間にプロットする。そして、各点を同空間におい
て距離が近いもの同士でn個のグループに分ける。さら
に、各グループに属する点の、例えば重心位置に対応す
る画素情報を、そのグループの代表画素情報とする。そ
して、各グループに属する点にそれぞれ対応する、減色
前の透明領域画像の画素情報を、そのグループの代表画
素情報に置きかえる。こうすることにより、領域分割部
52から入力される透明領域画像の画素情報をn種類に
減らすことができる。透明領域画像減色部54で生成さ
れる減色済み透明領域画像は画像合成部60に入力され
る。
52から入力される不透明領域画像の画素情報をm種類
に減らすことにより、減色済み不透明領域画像を生成す
る。ここでの減色処理にも、上述のものと同様、公知の
減色アルゴリズムを採用すればよい。不透明領域画像減
色部56で生成される減色済み不透明領域画像も画像合
成部60に入力される。
54から入力される減色済み透明領域画像と、不透明領
域画像減色部56から入力される減色済み不透明画像
と、を合成することにより、減色済み元画像を生成す
る。
自動化することができる。このとき、画素情報種類数設
定部58により、透明領域画像と不透明領域画像とで別
々に画素情報の種類数を指定することができるので、画
像品質を画像の用途や内容に応じて任意に調整すること
ができる。
元画像に基づいて減色済み元画像を生成するとき、元画
像を透明領域画像と不透明領域画像とに分割し、不透明
領域画像から減色済み不透明領域画像を生成するととも
に、透明領域画像から減色済み透明領域画像を生成し
て、それら減色済み不透明領域画像と減色済み透明領域
画像とに基づいて減色済み元画像を生成するようにした
ので、透明度を必要としない色に透明度を設定してしま
うことがないようにでき、画像品質を向上させることが
できる。
施するコンピュータシステムの外観を示す斜視図であ
る。
順を説明するフロー図である。
である。
画像との合成手順を説明するフロー図である。
る。
報テーブルの一例を示す図である。
情報テーブルの一例を示す図である。
示す画素情報テーブルとを合成して得られる合成画素情
報テーブルを示す図である。
機能ブロックを示す図である。
6 キーボード、20フルカラー元画像、22 透明領
域、24 不透明領域、28,30 残余領域、34
背景画像、36 背景付き透明領域、38 背景付き透
明領域画像、40 減色済み元画像、50 元画像入力
部、52 領域分割部、54 透明領域画像減色部、5
6 不透明領域画像減色部、58 画素情報種類数設定
部、60 画像合成部。
Claims (4)
- 【請求項1】 色情報及び透明度情報をそれぞれが含む
第1の種類数の画素情報のいずれかを各画素に対応づけ
てなる元画像に基づいて、色情報及び透明度情報をそれ
ぞれが含む前記第1の種類数よりも少ない第2の種類数
の画素情報のいずれかを各画素に対応づけてなる減色済
み元画像を生成する画像生成方法において、 前記元画像を、透明度を有する画素からなる透明領域画
像と、透明度を有しない画素からなる不透明領域画像
と、に分割する画像領域分割ステップと、 前記不透明領域画像の各画素に対応づけられた画素情報
を前記第2の種類数よりも少ない第3の種類数に減らし
て減色済み不透明領域画像を生成する不透明領域画像減
色ステップと、 前記透明領域画像の各画素に対応づけられた画素情報を
前記第2の種類数から前記第3の種類数を引いた第4の
種類数に減らして減色済み透明領域画像を生成する透明
領域画像減色ステップと、 前記減色済み不透明領域画像と前記減色済み透明領域画
像とに基づいて前記減色済み元画像を生成する合成ステ
ップと、 を含むことを特徴とする画像生成方法。 - 【請求項2】 請求項1に記載の画像生成方法におい
て、 前記透明領域画像減色ステップは、 所定色に対応する色情報を含む画素情報を全画素に対応
づけてなる背景画像に前記透明領域画像を半透明合成し
て、背景付き透明領域画像を生成するステップと、 前記背景付き透明領域画像の各画素に対応づけられた画
素情報を前記第4の種類数に減らして減色済み背景付き
透明領域画像を生成するステップと、 前記減色済み背景付き透明領域画像の各画素の色と前記
所定色との差に対応する透明度を、前記減色済み背景付
き透明領域画像の各画素に対応づけられた画素情報に含
まれる透明度情報に設定することにより、前記減色済み
透明領域画像を生成するステップと、 を含むことを特徴とする画像生成方法。 - 【請求項3】 色情報及び透明度情報をそれぞれが含む
第1の種類数の画素情報のいずれかを各画素に対応づけ
てなる元画像に基づいて、色情報及び透明度情報をそれ
ぞれが含む前記第1の種類数よりも少ない第2の種類数
の画素情報のいずれかを各画素に対応づけてなる減色済
み元画像を生成する画像生成装置において、 前記元画像を、透明度を有する画素からなる透明領域画
像と、透明度を有しない画素からなる不透明領域画像
と、に分割する手段と、 前記不透明領域画像の各画素に対応づけられた画素情報
を前記第2の種類数よりも少ない第3の種類数に減らし
て減色済み不透明領域画像を生成する手段と、 前記透明領域画像の各画素に対応づけられた画素情報を
前記第2の種類数から前記第3の種類数を引いた第4の
種類数に減らして減色済み透明領域画像を生成する手段
と、 前記減色済み不透明領域画像と前記減色済み透明領域画
像とに基づいて前記減色済み元画像を生成する手段と、 を含むことを特徴とする画像生成装置。 - 【請求項4】 色情報及び透明度情報をそれぞれが含む
第1の種類数の画素情報のいずれかを各画素に対応づけ
てなる元画像に基づいて、色情報及び透明度情報をそれ
ぞれが含む前記第1の種類数よりも少ない第2の種類数
の画素情報のいずれかを各画素に対応づけてなる減色済
み元画像を生成するためのプログラムであって、 前記元画像を、透明度を有する画素からなる透明領域画
像と、透明度を有しない画素からなる不透明領域画像
と、に分割する画像領域分割ステップと、 前記不透明領域画像の各画素に対応づけられた画素情報
を前記第2の種類数よりも少ない第3の種類数に減らし
て減色済み不透明領域画像を生成する不透明領域画像減
色ステップと、 前記透明領域画像の各画素に対応づけられた画素情報を
前記第2の種類数から前記第3の種類数を引いた第4の
種類数に減らして減色済み透明領域画像を生成する透明
領域画像減色ステップと、 前記減色済み不透明領域画像と前記減色済み透明領域画
像とに基づいて前記減色済み元画像を生成する合成ステ
ップと、 をコンピュータに実行させるためのプログラム。
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CN112308088A (zh) * | 2020-09-16 | 2021-02-02 | 广州忆游科技有限公司 | 一种智能筛选全透明图片的方法 |
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- 2001-06-22 JP JP2001189599A patent/JP3585036B2/ja not_active Expired - Fee Related
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