JP2003005759A - 試聴システム及び販売方法 - Google Patents

試聴システム及び販売方法

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JP2003005759A
JP2003005759A JP2001184031A JP2001184031A JP2003005759A JP 2003005759 A JP2003005759 A JP 2003005759A JP 2001184031 A JP2001184031 A JP 2001184031A JP 2001184031 A JP2001184031 A JP 2001184031A JP 2003005759 A JP2003005759 A JP 2003005759A
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Japan
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audio data
data
audition
terminal
relay device
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JP2001184031A
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English (en)
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Eiko Okumura
瑛子 奥村
Tomoko Okumura
知子 奥村
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GONSHICHI SHOTEN KK
Original Assignee
GONSHICHI SHOTEN KK
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Abstract

(57)【要約】 【課題】視覚と聴覚の双方を通じて購入意欲をそそり、
放送聞取も可能にする。 【解決手段】試聴対象品に付された識別情報を読取手段
43で読み取って無線で送信するとともに無線でオーデ
ィオデータを受信して再生しそれをヘッドホン42から
出力する複数の試聴端末40を各売場で貸し出し、その
オーディオデータ及び識別情報の送受を中継する中継装
置20を売場対応で分散設置し、通信回線網10を介し
て配信装置11,12から識別情報に応じてオーディオ
データを配信するとともに、放送データを放送装置70
にてオーディオデータ同様に符号化してから中継装置2
0にて各試聴端末40に送る。これにより、売場に陳列
されている商品を見ながらどれでも簡単に試聴できるう
え、試聴中でも確実に一斉放送が聞こえる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、商品の記録内容
を試聴可能とする試聴システム、及びそれを用いて提供
される試聴サービスを伴う記録媒体の販売方法に関す
る。また、この発明は、試聴に加えて対応プロモーショ
ンビデオ等を試し見ることも可能とする試聴システムや
販売方法にも関する。
【0002】
【従来の技術】音楽等のオーディオデータを記録したC
D等の記録媒体は、それが商品である場合、ケース等に
収納したうえで封止されているのが通例であり、それを
破ると商品価値が失われてしまう。そのため、従来の試
聴装置は、試聴専用の記録媒体を幾つか商品とは別に用
意し、それらを試聴に供しうるようケースから出した状
態で格納しておき、メニュー等に基づいて選択されたも
のを再生するようになっている。一方、売場では、商品
であるCD等を陳列棚に多数並べて、CDジャケットや
CD自体に印刷された文字や絵等の視覚情報を見易く提
供することで、消費者の購買意欲を惹起するようになっ
ている。さらに、売場や建屋では、防災アナウンスや迷
子のお知らせ等が、その範囲をカバーする場内放送・構
内放送にて、多数の来店者にも一斉に連絡されるように
なっている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、このよ
うな従来の試聴システム及び販売方法では、聴覚情報の
提供と視覚情報の提供とが別個に行われていたため、売
場に試聴サービスを導入してもコストが掛かる割には販
売成果が得られなかった。また、従来の試聴システムで
は、一部とは言え貴重な売場面積が占有されるうえ、試
聴対象が限定されがちである。そこで、試聴サービスの
導入によって売場の販売量が増進するよう、売場に陳列
されている商品を見ながらどれでも簡単に試聴を行える
ようにすることが技術的な課題となる。また、商品の宣
伝・広告は視覚に訴えると特に良いことから、流行歌等
の販売促進用にしばしばプロモーションビデオも作成さ
れているので、その有効利用を図るのも重要であり、そ
れを簡便に低コストで具体化することも課題となる。
【0004】さらに、試聴サービスの利用が増進する
と、それが試聴のみであっても試視まで可能なものであ
っても、来店者が試聴に気を取られて場内放送を聞き逃
すということも増えてくるが、非常時の連絡などは試聴
サービスの享楽中であっても確実に聞き取られるように
することが必要であり、それを簡便に低コストで具体化
することが更なる課題となる。この発明は、このような
課題を解決するためになされたものであり、視覚と聴覚
の双方を通じて購入意欲をそそるうえ放送の聞き取りも
確実な試聴システム及び販売方法を実現することを目的
とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】このような課題を解決す
るために発明された第1乃至第6の解決手段について、
その構成および作用効果を以下に説明する。
【0006】[第1の解決手段]第1の解決手段の試聴
システムは、出願当初の請求項1に記載の如く、下記の
試聴端末を複数と、下記の中継装置および放送装置を一
台以上と、下記の配信装置とを備えたものである。すな
わち、試聴端末は、それぞれ、試聴対象品に対して直に
又は間接的に付されている識別情報を読み取る読取手段
と、その情報の送信およびオーディオデータの受信を行
う無線の通信手段と、前記オーディオデータに基づいて
音響出力の処理を行う再生手段とを具えたものである。
また、中継装置は、それらの試聴端末から前記識別情報
を受信するとともに前記オーディオデータの送信を行う
無線の通信基地的手段と、通信回線網を介して前記識別
情報に基づくオーディオデータの配信要求を送出すると
ともに配信されたオーディオデータを前記通信基地的手
段の送信に供する中継処理手段とを具えたものである。
さらに、配信装置は、多数のオーディオデータを保持す
る記憶手段と、前記通信回線網を介して前記配信要求を
受け付ける配信管理手段と、その要求に対応するものを
前記多数のオーディオデータから選出して配信する配信
実行手段とを具えたものである。また、中継装置に対応
して放送装置が設けられており、その放送装置には前記
オーディオデータの符号化と同じ符号化を行う符号化処
理手段が具わっていて、その放送装置は放送データに対
し常に又は選択的に前記符号化処理手段による処理を施
してからそれを前記中継装置に送るようになっている。
しかも、前記中継装置は、上述の手段に加えて、その放
送データを受けるとそれを前記通信基地的手段の送信に
て前記複数の試聴端末へ一斉に送る放送処理手段も具え
ている。
【0007】このような第1の解決手段の試聴システム
にあっては、オーディオデータの記録媒体を販売するに
際し、その商品を陳列している売場で、試聴端末が来店
者に貸し出される。そして、それらの商品がそのまま試
聴対象品にもなる。そこで、商品を見て興味を引かれた
来店者は、その商品すなわち試聴対象品に付されている
識別情報を試聴端末の読取手段にて読み取らせる。そう
すると、その識別情報がその試聴端末からその売場の中
継装置や内外の通信回線網を介して配信装置に送られ、
それに応じて、対応するオーディオデータが逆順に試聴
端末へ配信され、試聴端末から再生音が出力される。
【0008】これにより、売場に陳列されている商品を
見ながらどれでも簡単に試聴を行えることとなる。しか
も、中継装置は、売場に対応していれば良いので、すな
わち売場が無線通信可能範囲に入ってさえいれば足りる
ので、売場の一部占有の不都合が解消・緩和される。ま
た、試聴端末は、無線通信方式で携帯容易なので、売場
を歩き回るときでも負担にならない。そのため、この試
聴システムは、視覚と聴覚の双方を通じて購入意欲をそ
そるものとなる。
【0009】さらに、売場で試聴中の来店者に向けて一
斉連絡等の放送を行うときや、売場やその周りに向けて
非常事態の場内放送等を行う際には、その放送内容がそ
のまま手動で又は自動で転送等されて放送データとな
り、あるいは同じ内容のものが放送データとして再入力
等され、その放送データが放送装置に授けられる。する
と、その放送データは、配信用オーディオデータと同じ
符号化処理が放送装置によって施され、それから中継装
置を経て複数の試聴端末へ一斉に送られる。
【0010】これにより、各試聴端末で試聴に割り込ん
で放送が優先実行されるので、試聴中の者にも一斉放送
が確実に聞き取られることとなる。しかも、試聴システ
ムを利用して具体化したので、すなわち中継装置の少々
の機能アップとそれに対応させて放送装置を設置するこ
とで具体化しているので、実現が容易で追加コストも余
り掛からないで済む。したがって、この発明によれば、
視覚と聴覚の双方を通じて購入意欲をそそるうえ放送の
聞き取りも確実な試聴システムを実現することができ
る。
【0011】[第2の解決手段]第2の解決手段の試聴
システムは、出願当初の請求項2に記載の如く、下記の
試聴端末を複数と、下記の中継装置および放送装置を一
台以上と、下記の配信装置とを備えたものである。すな
わち、試聴端末は、それぞれ、試聴対象品に対して直に
又は間接的に付されている識別情報を読み取る読取手段
と、その情報の送信を行うとともにオーディオデータ及
びビデオデータの受信を行う有線で活線挿抜の可能な又
は無線の通信手段と、前記オーディオデータに基づいて
音響出力の処理を行うとともに前記ビデオデータに基づ
いて映像出力の処理を行う再生手段とを具えたものであ
る。また、中継装置は、それらの試聴端末から前記識別
情報を受信するとともに前記オーディオデータ及び前記
ビデオデータの送信を行う通信基地的手段と、通信回線
網を介して前記識別情報に基づくオーディオデータ及び
ビデオデータの配信要求を送出するとともに配信された
オーディオデータ及びビデオデータを前記通信基地的手
段の送信に供する中継処理手段とを具えたものである。
さらに、配信装置は、多数のオーディオデータ及びビデ
オデータを保持する記憶手段と、前記通信回線網を介し
て前記配信要求を受け付ける配信管理手段と、その要求
に対応するものを前記多数のオーディオデータ及びビデ
オデータから選出して配信する配信実行手段とを具えた
ものである。また、中継装置に対応して放送装置が設け
られており、その放送装置には前記オーディオデータの
符号化と同じ符号化を行う符号化処理手段が具わってい
て、その放送装置は放送データに対し常に又は選択的に
前記符号化処理手段による処理を施してからそれを前記
中継装置に送るようになっている。しかも、前記中継装
置は、上述の手段に加えて、その放送データを受けると
それを前記通信基地的手段の送信にて前記複数の試聴端
末へ一斉に送る放送処理手段も具えている。
【0012】このような第2の解決手段の試聴システム
は、上述した第1解決手段の試聴システムを拡張したも
のであり、オーディオデータに加えてそれに対応するビ
デオデータが有ればそれも配信されて試聴端末で見るこ
とができる、というものである。これにより、売場に陳
列されている商品を見ながらどれでも簡単に試聴および
試視を行えることとなる。また、試聴端末も、無線通信
方式で或いは有線であっても活線挿抜の可能なものの採
用によって、携帯容易性が維持されている。しかも、そ
のような商品又は商品見本の視認および録音内容の試聴
に加えて関連ビデオの試視までも簡単に行えるシステム
が試聴システムの拡張にて簡便に低コストで具体化され
る。したがって、この発明によれば、試聴に加えて試視
までも簡単に行えて視覚と聴覚の双方を通じて一層強く
購入意欲をそそるうえ放送の聞き取りも確実な試聴シス
テムを実現することができる。
【0013】[第3の解決手段]第3の解決手段の試聴
システムは、出願当初の請求項3に記載の如く、上記の
第1,第2の解決手段の試聴システムであって、前記中
継装置に対応して販売端末が設けられ、前記試聴端末
が、前記読取手段を用いて又は他の入力手段を用いて購
入指示を入力可能なものであり且つその指示も前記通信
手段にて送信するものであり、前記中継装置および前記
配信装置の何れか一方または双方が、前記購入指示を前
記販売端末に通知するものであり、前記販売端末が、前
記購入指示に基づいて受注品名提示等の受注管理処理を
行うようになっている、というものである。
【0014】このような第3の解決手段の試聴システム
にあっては、商品の試聴や試視を行ってその購入を決め
た来店者が試聴端末にて購入指示を出すと、その指示が
販売端末に通知されて受注管理処理に供される。そし
て、その受注管理処理に基づき自動で或いは店員の手作
業で、購入品が取り揃えられる。これにより、来店者
は、購入品を持ち歩かなくても、試聴しながら又は試聴
および試視を行いながら買い物を継続しうることとな
る。そして、試聴端末の返却や代金の支払い等に応じて
速やかに購入品を受け取ることができる。したがって、
この発明によれば、視覚と聴覚の双方を通じて購入意欲
をそそるうえ放送の聞き取りも確実であって購入もスム
ーズな試聴システムを実現することができる。
【0015】[第4の解決手段]第4の解決手段の試聴
システムは、出願当初の請求項4に記載の如く、上記の
第3の解決手段の試聴システムであって、前記配信装置
が、前記多数のオーディオデータに加えてそれぞれに対
応したプリントデータも保持しており、前記中継装置お
よび前記配信装置の何れか一方または双方が、前記販売
端末への購入指示の通知に際して、その指示に対応する
オーディオデータ及びプリントデータも引き渡すもので
あり、前記販売端末が、その引き渡されたオーディオデ
ータを記録媒体に書き込むとともに、その引き渡された
プリントデータに基づいて前記記録媒体の印刷面に対し
又はその付属物の印刷面に対し印刷を行うようになって
いる、というものである。
【0016】あるいは、出願当初の請求項5に記載の如
く、上記の第2,第3,第4の解決手段の総てに記載さ
れていることに加えて、前記中継装置および前記配信装
置の何れか一方または双方が、前記販売端末への購入指
示の通知に際して、その指示に対応するビデオデータを
引き渡すものであり、前記販売端末が、その引き渡され
たビデオデータを前記記録媒体に追記する又は他の記録
媒体に書き込むようになっている、というものである。
【0017】このような第4の解決手段の試聴システム
にあっては、売り切れてしまった商品や元々在庫してい
なかった商品について購入指示があると、その売場で、
記憶媒体へのデータの書き込みに加えてラベル面やジャ
ケット等への印刷までも動的に行われる。そして、それ
らを組み上げれば、対応する商品が出来上がる。さらに
は、その商品に対応したプロモーションビデオ等の関連
商品または添付サービス品まで出来上がる。これによ
り、売場で必要な商品や関連品が売場で必要な時に製造
される。したがって、この発明によれば、視覚と聴覚の
双方を通じて購入意欲をそそるうえ放送の聞き取りも確
実であって購入もスムーズで更に在庫も不要な又は少な
くて済む試聴システムを実現することができる。
【0018】[第5の解決手段]第5の解決手段の販売
方法は、出願当初の請求項6に記載の如く、上記の第1
〜第4の解決手段の試聴システムを用いて提供される試
聴サービスを伴う又は試聴サービス及び試視サービスを
伴う記録媒体の販売方法であって、その試聴システムに
おける中継装置と放送装置とを複数組にして売場対応で
分散設置するとともに、各売場でオーディオデータの記
録媒体を販売するに際して前記試聴端末の貸出を行う、
というものである。
【0019】このような第5の解決手段の販売方法にあ
っては、それぞれの売場で独自に商品を揃えたときで
も、幾つかの売場で品揃えを統一したときでも、何れに
しても、識別情報を付して試聴対象品を商品棚等に陳列
しさえすれば、それらの試聴や試視に必要なオーディオ
データやビデオデータの配信を受けることができる。こ
れにより、従来は売場毎に必要であった試聴専用記録媒
体の追加や入換の作業が不要となり、商品の品揃えに試
聴対象品の品揃えが追い付かないといった不都合も無く
なる。それぞれの売場で行われる一斉放送も、試聴の有
無に拘わらず、確実に聞き取られる。したがって、この
発明によれば、視覚と聴覚の双方を通じて購入意欲をそ
そるうえ放送の聞き取りも確実であって更に試聴対象が
どの売場でも豊富になる販売方法を実現することができ
る。
【0020】
【発明の実施の形態】このような解決手段で達成された
本発明の試聴システム及び販売方法について、これを実
施するための具体的な形態を、以下の第1〜第9実施例
により説明する。図1〜図3に示した第1実施例は、上
述した第1,第3,第5の解決手段を具現化したもので
あり、図4に示した第2実施例や、図5に示した第3実
施例、図6に示した第4実施例は、その変形例である。
また、図7に示した第5実施例は、上述した第4の解決
手段も具現化したものである。これら第1実施例〜第5
実施例は、試聴のみのシステム等に関する。
【0021】さらに、図8及び図9に示した第6実施例
は、上述した第2,第3,第5の解決手段を具現化した
ものであり、図10に示した第7実施例は、その変形例
である。また、図示を割愛した第8実施例、図11に示
した第9実施例は、上述した第4の解決手段も具現化し
たものである。これら第6実施例〜第9実施例は、試聴
に加えて試視も可能なものに関する。なお、それらの図
示に際しては、簡明化等のため、装置の外観や電子回路
構造などは図示を割愛して、ブロック図を多用し、発明
の説明に必要なものや関連するものを中心に示した。
【0022】
【第1実施例】本発明の試聴システムの第1実施例につ
いて、その具体的な構成を、図面を引用して説明する。
図1は、そのシステム全体のブロック図であり、図2
は、そのうちの放送装置のブロック構成図である。
【0023】このシステムは(図1参照)、CDショッ
プ等の売場で販売を促進する等のために、商品やその見
本として陳列されている陳列品50を対象にしてその中
身すなわちメディア51(オーディオデータの記録媒
体)に記録されている音楽等を来店者に試聴させるサー
ビスの提供を可能とするものであり、その際に、多くの
売場で共通の提供者から試聴用オーディオデータのオン
ライン配信が受けられるようにもすべく、それぞれの売
場に対応させて中継装置20が分散設置されるととも
に、それらと提供側の配信装置11〜13とがインター
ネット10(通信回線網)を介して交信可能にされる。
さらに、それぞれの売場には、中継装置20に対応して
販売端末30及び放送装置70が設けられるとともに、
多数の試聴端末40も備え付けられる。
【0024】配信装置は、それぞれがコンピュータシス
テムからなる複数のサーバ11〜13に分散して具体化
されており、そのうち配信管理サーバ11(配信管理手
段)は、各中継装置20が配信要求を出す宛先になって
いる。そのため、配信管理サーバ11は、他のサーバ1
2,13に関する管理データを保持しており、インター
ネット10を介して配信要求が送られてくると、それを
受け付けてそれに含まれている識別情報や配信先が適切
か否かのチェック等を行ってから又はそれを行いなが
ら、識別情報を管理データに照らして適切なサーバを他
のサーバ12,13から選出し、それに配信実行を委託
するようになっている。
【0025】配信装置のうちA社サーバ12は、A社が
配信権を持っている音楽等のオーディオデータをハード
ディスク等に記憶保持するとともに、配信管理サーバ1
1から転送されてきた配信要求に応じてそれに対応する
ものを自己の保持する多数のオーディオデータから選出
してインターネット10経由で配信するようになってい
る。B社サーバ13も、オーディオデータはB社に配信
権のあるものになっているが、同様のものである。各オ
ーディオデータは、メディア51に記録されている符号
化データと同じでも良く、他の符号化方式に変換したも
のでも良く、試聴用に一部が抜粋されたものでも良い。
【0026】中継装置20は、通信機能を付加したコン
ピュータシステムからなり、具体的には、インターネッ
ト10経由での交信を可能とするゲートウェイ21と、
プログラム処理にて中継処理や受注処理を行う情報処理
装置22と、対応する売場に導入された多数の試聴端末
40を相手に無線通信を行う基地局23とが、例えば、
イントラネットで疎に結合されたものや、バスラインで
密に結合されたものとなっている。基地局23は、それ
ぞれの試聴端末40を周波数チャネルや端末番号など適
宜手法で識別しながら通信を行って、それらの試聴端末
40から識別情報を受信すると端末番号などの必要情報
も付加して情報処理装置22に引き渡すようになってい
る。
【0027】情報処理装置22には、この例では識別情
報のうち特定のものが購入指示に割り当てられているこ
とに基づき、基地局23から受け取った識別情報が購入
指示を意味するのか試聴対象メディア51の識別用なの
かを判別する判定処理ルーチンと、判別結果が購入指示
のときにはそれを販売端末30に通知する受注処理ルー
チンと、判別結果が試聴指示のときにはそれに基づいて
オーディオデータの配信要求のメッセージを作成する中
継処理ルーチンとがインストールされている。また、放
送装置70から送られてくる放送データが配信用オーデ
ィオデータと同じ方式で符号化されていることを前提と
して、放送処理ルーチンもインストールされている。そ
して、放送データが放送装置70から送られてくると、
それを受け取って一旦バッファリングし、それから、そ
れを基地局23に送ってその送信に供する。そのとき、
中継処理ルーチンの処理を続行可能な適宜タイミングで
中断させて、放送処理を優先割込させるとともに、該当
売場の総ての試聴端末40又は少なくとも試聴中の総て
の試聴端末40に対して同時に又は送信可能なものから
次々に放送データを送信するようになっている。
【0028】ゲートウェイ21は、情報処理装置22か
ら出されたオーディオデータの配信要求をインターネッ
ト10経由で配信管理サーバ11へ送信するようになっ
ている。その際、配信要求に配信アドレス等の必要情報
が付加されるようにもなっている。また、ゲートウェイ
21は、その配信要求に応じてインターネット10経由
で配信されて来たオーディオデータを情報処理装置22
に引き渡すようになってる。情報処理装置22はそれを
基地局23に引き渡すようになっており、基地局23は
それを要求元の試聴端末40に送信するようになってい
る。
【0029】販売端末30は、受注管理ルーチンのイン
ストールされたマイクロプロセッサシステム等からな
り、そのプログラム処理によって、購入指示に基づいて
該当商品の品名や在庫情報を検索等にて求めてリストア
ップしたり、そのリストから販売済みのものを落とした
りするようになっている。販売端末30には、中継装置
20から購入指示を受け取るための通信ユニットに加え
て、受注した商品名等のリスト表示を行うためのディス
プレイや、リスト更新の指示等を入力するためのキーボ
ード等も付設されている。
【0030】試聴端末40は、それぞれが、携帯容易な
ように小形軽量に纏められた端末本体41と、それにフ
レキシブルなケーブル等で信号送受可能に接続されたヘ
ッドホン42及びバーコードリーダ43とを具えてい
る。バーコードリーダ43は試聴対象品の識別情報を読
み取る読取手段として用いられ、ヘッドホン42は試聴
のために再生された音を発するオーディオ出力手段とし
て用いられるものである。端末本体41は、バッテリ駆
動のマイクロプロセッサシステムからなり、基地局23
を相手にして識別情報を送信するとともにオーディオデ
ータを受信するための無線通信回路も内蔵している。端
末本体41には、受信したオーディオデータをバッファ
リングするのに十分な記憶容量をもったメモリが装備さ
れるとともに、そのオーディオデータに基づいてアナロ
グ音響信号を再生しそれをヘッドホン42に出力するオ
ーディオ再生ルーチンやアンプ回路など(再生手段)も
具わっている。
【0031】さらに、端末本体41には、バーコードリ
ーダ43で読み取ったコードデータを入力するコード読
取ルーチンがインストールされており、そのコードが各
メディア51の識別情報なのか特定の購入指示なのかを
この段階では区別することなく、そのコードデータを無
線通信回路に引き渡して送信させるようになっている。
また、この端末本体41は、来店者等が許可無く持ち去
るのを防止する等のために、常態では可能な無線通信が
出来なくなったり、常態では受けないはずの盗難防止電
波や不可視光に感応したりすると、アラームを発するよ
うにもなっている。
【0032】放送装置70は(図2参照)、売場で試聴
中の来店者を対象にして店員等の音声案内等を放送する
のに便利なものであり、通信ケーブル等を介して情報処
理装置22と送信可能に結ばれるとともに放送データ処
理用のMPU72(マイクロプロセッサ)を内蔵した本
体71と、放送したい音声等を入力するため本体71に
着脱可能に又は固定的に装備されたマイク73と、放送
を行うか否か等の動作モードを手動操作で切り替えるた
めマイク73とは別個に又はマイク73に付随して設け
られたスイッチ74とを具えている。
【0033】放送装置70は、マイク73から本体71
に送られた音信号をA/D変換回路にてデジタルの放送
データにしてからMPU72に取り込むようになってお
り、MPU72は、プログラム処理によって、サーバ1
2,13に保持されている配信用オーディオデータに施
されているのと同じ符号化処理を、取り込んだ放送デー
タに施すようになっている。また、MPU72は、動作
モードの判別を行って、放送すべきモード下では、符号
化した放送データを情報処理装置22へ送信するように
なっている。
【0034】この第1実施例の試聴システムを使用した
販売方法およびそのときのシステム動作を、図面を引用
して説明する。図3は、売場における商品の陳列状況を
示し、(a)が陳列品の外観図、(b)が陳列棚の正面
図である。
【0035】この試聴システムの導入に際し、サーバ1
1〜13は国内または国外で通信事情の良いところに設
置され、中継装置20はそれぞれ対応する売場のサービ
スカウンタの内側や売場裏の倉庫の中などに設置され、
販売端末30及び放送装置70はそれぞれ対応する売場
のレジのところに設置され、試聴端末40は、対応する
売場の入口のところに置かれた箱や棚などに入れられ
る。そして、各売場で、CD等のメディア51を陳列し
て販売するとともに、その試聴を希望する来店者には試
聴端末40が貸し出される。各売場の出口等には、その
返却箱なども置かれる。
【0036】メディア51は(図3(a)参照)一般に
透明ケース等に納められて陳列・販売されるが、その陳
列品50にはメディア51に加えてジャケット52や歌
詞カード等も収納されており、しばしばメディア51や
ジャケット52等にはそれに割り振られたバーコード5
3(識別情報)が印刷されている。それが無い場合や、
それが有っても別に識別情報を付した方が良い場合に
は、陳列品50の透明な包装フィルム等にバーコード5
3が貼付される。例えば陳列品50がメディア51を抜
き取られたりダミーで置き換えられた見本である場合
や、売場ごとに異なる情報を付加したい場合など、陳列
品50を陳列するときにバーコード53を貼付する方が
便利である。
【0037】バーコード53の付された陳列品50は、
次々と売場の陳列棚60に並べられるが(図3(b)参
照)、その陳列棚60には、購入指示に割り当てられた
特定のバーコード61も何カ所かに貼り付けられる。そ
のバーコード61には、「試聴中のCDを購入希望の方
はこのバーコードをお手持ちの試聴端末のリーダで読み
取って下さい」といった説明文も案内のため提示され
る。こうして、来店者に陳列品50の試聴サービスを提
供する準備が調う。なお、放送装置70は、電源を切っ
ておくか、電源を投入するとともにスイッチ74を操作
して動作モードを放送しないモードにしておく。
【0038】そして、そのような売場を訪れた来店者
は、試聴を希望しない場合は一般の売場のときと同様に
陳列品50を見て購入するか否かを決めれば良いが、試
聴を希望する場合、先ず入口で試聴端末40を借り受
け、それを持ちながら陳列棚60の陳列品50を見て歩
く。それから、見て気に入った陳列品50が有り、それ
を試聴したいと思ったときには、その陳列品50を手に
取ってそのバーコード53を試聴端末40付属のバーコ
ードリーダ43に読み取らせる。
【0039】そうすると、そのバーコード53の読取情
報すなわち陳列品50の識別情報が、試聴端末40から
中継装置20へ無線で送られ、さらに中継装置20から
インターネット10経由で配信管理サーバ11へ送ら
れ、そこでA社サーバ12かB社サーバ13の何れか該
当する方に振り分けられる。それから、そのサーバでは
当該識別情報に対応するオーディオデータが検索され、
そのオーディオデータが、インターネット10及び当該
売場の中継装置20を介して、当該試聴端末40にダウ
ンロードされ再生される。こうして、簡単に、陳列品5
0を目で見るとともにその内容を耳で聞くことができ
る。
【0040】そのうえでそれを購入したいと思えば、試
聴中でも試聴後でも良いから、同じ試聴端末40を用い
てバーコード61も読み取らせる。そうすると、そのバ
ーコード61の情報は、試聴端末40から中継装置20
へ無線で送られた後、中継装置20によって購入指示と
判別されて受注処理に回される。そして、それによって
試聴中の又は試聴直後の陳列品50のバーコード53の
情報と共に販売端末30へ通知のために送られる。販売
端末30では、該当する陳列品50の品名等が受注リス
トに加えられディスプレイに表示される。
【0041】この表示を見て、店員は、裏の倉庫等から
陳列品50に対応する商品を売場のレジのところに運び
込んで取り揃えておく。そこで、購入指示を出した来店
者は、陳列品50を持ち歩かなくても、レジのところへ
来て料金を支払えば、速やかに目的の商品を受け取るこ
とができる。その後、来店者は借りた試聴端末40を返
却し、店員はキーボードの操作等にて受注リストを更新
する。こうして、この試聴システムを導入した売場で
は、陳列品50にバーコード53を貼付するといった準
備作業を行うことで気軽に、ほぼ総ての商品についてそ
れを見ながら試聴するという試聴サービスを提供するこ
とができる。しかも、オンライン配信を利用してコスト
アップを抑えつつサービス提供がなされる。
【0042】また、かかる試聴サービスの提供中にそれ
を享受している来店者に向けて一斉に緊急連絡を行う必
要が生じたとき、店員は、放送装置70に必要であれば
電源を投入したうえでスイッチ74を操作してその動作
モードを放送するモードに切り替える。それから、マイ
ク73を持って連絡事項を言う。そうすると、その連絡
事項の放送データが、放送装置70によって符号化処理
を施されて中継装置20に渡され、中継装置20によっ
て各試聴端末40に配布され、それら多数の試聴端末4
0から試聴中の者に音声で伝えられる。その間は陳列品
50の試聴が中断されるが、その中断は一時的であり、
割り込んだ放送の終了後は試聴端末40の出力内容が元
に戻り試聴も続行される。こうして、試聴のためにヘッ
ドホン42で耳を塞いでいる者に対しても、売場からの
連絡が確実かつ一斉に届く。しかも、試聴システムを利
用してコストアップを抑えつつ売場毎の放送提供がなさ
れる。
【0043】
【第2実施例】図4に放送装置のブロック構成図を示し
た本発明の試聴システム及び販売方法が上述した第1実
施例のものと相違するのは、放送装置70の機能が拡張
されている点である。具体的には、売場だけでなくその
周りにまで一斉放送を行う場内放送装置75と信号ケー
ブル等で接続されていて、それから場内放送用の放送デ
ータが送られてくると、それをマイク73からの音声入
力と同様にA/D変換してMPU72に取り込むように
なっている。また、符号化済みの又は符号化していない
オーディオデータ76をメモリやハードディスク等に予
めダウンロードしておく手段や、オーディオデータ76
をCDプレーヤ等から逐次デジタルデータで取り込む手
段なども付加されている。さらに、MPU72は、マイ
ク73からの放送データと、場内放送装置75からの放
送データと、オーディオデータ76とのうちから、何れ
か適宜なものを動作モードに応じて選択し、それを符号
化して情報処理装置22へ送信するようになっている。
その際、符号化処理も送信も必要なときだけ行われるよ
うになっている。
【0044】この場合もマイク73による放送が上述の
場合と同様に行われる他、この場合は、場内放送装置7
5から防災アナウンス等の場内放送が自動転送されて来
ると、それも同様にして符号化され情報処理装置22に
送信される。そして、オーディオデータの配信に優先し
て放送される。また、それぞれの売場で推薦している曲
は、オーディオデータ76として放送装置70に取り込
まれて、マイク73や場内放送装置75からの放送が無
ければ情報処理装置22へ送られる。その際それには優
先フラグが付されないので、そのオーディオデータは、
中継装置20から総ての試聴端末40に配布放送される
訳で無く、配信装置12,13から配信を受けている試
聴端末40を除いた他の試聴端末40に配布放送され
る。配信装置12,13からオーディオデータの配信が
あればそれがオーディオデータ76に優先して試聴端末
40に送られるので、オーディオデータ76は、バック
グラウンドで放送される。こうして、試聴端末40を利
用した幾種類かの一斉放送が行われるが、それらの放送
の実行停止や優先順位などはモード設定にて適宜セット
される。
【0045】
【第3実施例】図5に試聴端末のブロック図を示した本
発明の試聴システムが上述した第1,第2実施例のもの
と相違するのは、バーコードリーダ43が端末本体41
に固定されている点と、購入指示を入力するためのキー
44が付設されるとともにその操作に応じて購入指示を
中継装置20に送る購入指示ルーチンがインストールさ
れている点と、ヘッドホン42がコネクタ45にて自在
に着脱しうるようになっている点である。
【0046】この場合、キー44を操作することによ
り、バーコード61が有っても無くても、明確かつ簡単
に購入指示を出すことができる。また、ヘッドホン42
が交換可能になっているので、自分のヘッドホン42を
使いたい者は、ヘッドホン42を持参するとともに、ヘ
ッドホン無しの端末本体41を借りて、試聴することも
できる。
【0047】
【第4実施例】図6に中継装置と販売端末との関係をブ
ロック図で示した本発明の試聴システムが上述した第1
〜第3実施例のものと相違するのは、中継装置20と販
売端末30との交信もインターネット10を介して行わ
れるようになっている点である。この場合、中継装置2
0と販売端末30との間に専用の通信手段を設ける必要
が無い。また、中継装置20が購入指示を販売端末30
へ直接に通知するのでなく一旦インターネット10経由
で配信装置へ上げ、それに応じて配信装置が適切な販売
端末30へ購入指示を転送するようにしても良い。
【0048】
【第5実施例】図7に販売端末等のブロック図を示した
本発明の試聴システムが上述した第1〜第4実施例のも
のと相違するのは、店頭で動的に商品を製造する手段が
付加された点である。
【0049】具体的には、サーバ12,13が、それぞ
れ、多数のオーディオデータに加えてそれぞれのオーデ
ィオデータに対応したプリントデータも保持していて、
中継装置20から購入指示を受け付けると、それを販売
端末30に通知するとともに、その際に、その指示に対
応するオーディオデータに加えて対応プリントデータも
引き渡すようになっている。プリントデータには、ジャ
ケット52への印刷に必要なデータと、メディア51へ
の印刷に必要なデータとが、適宜な圧縮を施したうえ
で、含められている。
【0050】また、販売端末30には、上述した受注管
理用のディスプレイ31やキーボード32に加えて、ダ
ウンロードしたオーディオデータをメディア51に書き
込むためのCD−Rドライブ等のレコーダ33と、やは
りダウンロードしたプリントデータに基づいてメディア
51の印刷面に対して印刷を行うメディアプリンタ34
と、それに付属するジャケット52の印刷面に対して印
刷を行うジャケットプリンタ35とが、付設されてい
る。そのための書込ルーチンや印刷ルーチンもインスト
ールされている。
【0051】この場合、購入指示が出されると、対応す
るオーディオデータ及びプリントデータが該当売場の販
売端末30に配信され、そこでメディア51への書込お
よび印刷とジャケット52の印刷とが行われるので、そ
れらをケースに納めて封をすれば、受注した商品が売場
で作り上げられる。こうして、来店者が試聴を終えて商
品を受け取りにレジへ来たときには、その商品が恰も在
庫されていたかのように速やかに購入者・来店者に渡さ
れる。そのため、商品が売り切れてしまったときは勿
論、そもそも商品を在庫しておかなくても、所望の商品
を販売することができる。しかも、それに必要なシステ
ムは、基本の試聴システムを一部改造することで安価に
構築される。
【0052】
【第6実施例】図8に全体ブロック図を示した本発明の
試聴システムは、陳列品50に関する音楽等の試聴サー
ビスを可能にするとともに更にその音楽等に関連するプ
ロモーションビデオ等を試し見ることまでも可能とする
ものであり、そのために、試聴端末40がヘッドホン4
2に代えてヘッドマウントディスプレイ(HMD)47
を装備したものとなっている。また、オーディオデータ
よりデータ量の多いビデオデータをリアルタイムで配信
するために中継装置20と試聴端末40との通信には有
線で活線挿抜の可能なものが採用されている。
【0053】これらの相違点について詳述すると、サー
バ12,13には、オーディオデータに加えてビデオデ
ータも記憶保持されており、サーバ12,13は、配信
要求に応じてオーディオデータを配信する際に、そのオ
ーディオデータと関連するビデオデータも有れば一緒に
又は後続して配信するようになっている。ビデオデータ
が作られていない場合はその配信は省略される又は不存
在を詫びるビデオデータが配信される。ビデオデータ
は、MPEG等の一般的な動画用規格で符号化・圧縮し
たものでも他の方式で符号化・圧縮したものでも良く、
試視用に一部が抜粋されたものでも良い。
【0054】中継装置20のうち基地局23は、複数・
多数のジャック25が接続されている通信ケーブル24
を介して、任意のジャック25にプラグ46を挿着され
た試聴端末40と通信を行い、それらの試聴端末40か
ら識別情報を受信すると端末番号などの必要情報も付加
して情報処理装置22に引き渡すようになっている。通
信ケーブル24等を利用した通信には、ジャック25へ
のプラグ46の挿抜に電源の入れ直しやその他の再初期
化が不要で、気軽にコネクタ着脱の行える活線挿抜が可
能な方式が採用される。例えば、活線挿抜可能で高速な
IEEE1394が好適であるが、USBやその他の方
式でも良い。
【0055】試聴端末40に導入されたHMD47は、
端末本体41にフレキシブルなケーブル等で信号送受可
能に接続されて、試聴のために再生された音を発するオ
ーディオ出力手段として用いられると共に試視のために
再生された動画を映すビデオ出力手段として用いられる
ものである。端末本体41に内蔵された通信回路から延
びて出たフレキシブルなケーブルの先端にはプラグ46
が接続されており、このプラグ46のジャック25への
挿着に応じて端末本体41は通信可能になるとともにバ
ッテリの充電も行うようになっている。また、端末本体
41には、オーディオデータに加えて受信したビデオデ
ータをもバッファリングするのに十分な記憶容量をもっ
たメモリが装備されている。さらに、オーディオ再生ル
ーチンとともにビデオデータに基づいてアナログ映像信
号を再生するビデオ再生ルーチン又は再生回路やそれら
の信号をHMD47に出力するアンプ回路など(再生手
段)も具わっている。
【0056】この第6実施例の試聴システムを使用した
販売方法およびそのときのシステム動作を、図面を引用
して説明するが、上述した第1〜第5実施例との相違点
を中心に述べる。図9は、陳列棚の正面図であり、売場
における商品の陳列状況とともにジャック25の配置状
態を示している。
【0057】バーコード53の付された陳列品50を並
べた売場の陳列棚60には、中継装置20から通信ケー
ブル24が延びて来ており、その通信ケーブル24に接
続されたジャック25は、プラグ46挿入口を露出させ
た状態で陳列棚60の正面側・陳列側に分散して装着さ
れる(図9参照)。そして、そのような売場を訪れて試
聴端末40を借り受けた来店者は、陳列棚60の陳列品
50を試聴および試視したいと思ったときには、その陳
列品50を手に取るとともに、試聴端末40のプラグ4
6を近くのジャック25に射し込んでから、手にした陳
列品50のバーコード53を試聴端末40付属のバーコ
ードリーダ43に読み取らせるとともに、試聴端末40
付属のHMD47を頭部に装着する。
【0058】そうすると、そのバーコード53の読取情
報すなわち陳列品50の識別情報が、試聴端末40から
中継装置20へ送信され、さらに中継装置20からイン
ターネット10経由で配信管理サーバ11へ送られ、そ
こでA社サーバ12かB社サーバ13の何れか該当する
方に振り分けられる。それから、そのサーバでは当該識
別情報に対応するオーディオデータ及びビデオデータが
検索され、そのオーディオデータ等が、インターネット
10及び当該売場の中継装置20を介して、当該試聴端
末40にダウンロードされ再生される。
【0059】こうして、簡単に、陳列品50を目で見た
うえでその内容を耳で聞くことができるとともに関連の
プロモーションビデオ等まで見ることができる。また、
この試聴システムを導入した売場では、陳列品50にバ
ーコード53を貼付するといった準備作業を行うことで
気軽に、ほぼ総ての商品についてそれを見ながら試聴す
るという試聴サービスに加えて映像にて更に購買意欲を
駆り立てる試視サービスまでも提供することができる。
しかも、オンライン配信を利用してコストアップを抑え
つつサービス提供がなされる。
【0060】
【第7実施例】図10に試聴端末のブロック図を示した
本発明の試聴システムが上述した第6実施例のものと相
違するのは、バーコードリーダ43が端末本体41に固
定されている点と、購入指示やビデオ要求を入力するた
めのキー44が付設されるとともに購入指示キーの操作
に応じて購入指示を中継装置20に送る購入指示ルーチ
ンがインストールされている点と、ビデオデータの配信
をオーディオデータの配信要求から独立させてビデオ要
求キーの操作に応じて要求するビデオ要求ルーチンもイ
ンストールされている点と、HMD47がコネクタ48
にて自在に着脱しうるようになった点と、ヘッドホン4
2もコネクタ45にて自在に着脱しうるようになってい
る点である。
【0061】この場合、キー44を操作することによ
り、バーコード61が有っても無くても、明確かつ簡単
に購入指示を出すことができる。また、ビデオ要求もキ
ー44の操作にて選択的・追加的に出せるので、取り敢
えず幾つか試聴したうえで特に気に入ったものだけ試視
も行う、といったことも簡単にできる。さらに、HMD
47を持ち歩きたくない者は、端末本体41にHMD4
7を装着する代わりにヘッドホン42を装着すること
で、手軽に試聴サービスを享受することができる。ま
た、ヘッドホン42やHMD47が交換可能になってい
るので、自分のヘッドホン42等を使いたい者は、ヘッ
ドホン42等を持参するとともに、ヘッドホン42等の
付いていない端末本体41を借りて、試聴等することも
できる。
【0062】
【第8実施例】図示は割愛したがこの試聴システムが上
述した図7の第5実施例のもの等と相違するのは、購入
指示に応じてオーディオデータやプリントデータが販売
端末30へ配信される際に対応するビデオデータも配信
されるようにサーバ11〜13や中継装置20が改造さ
れている点と、販売端末30にビデオ書込ルーチンが追
加インストールされている点である。
【0063】この場合、配信されたビデオデータは、レ
コーダ33を利用して、オーディオデータの書込の済ん
だ記憶媒体に追記される。そのビデオデータも、売場か
ら配布された試視サービス専用プログラムを自宅のパソ
コン等にインストールしておけば、所望の度に繰り返し
見ることができる。
【0064】
【第9実施例】図11に販売端末等のブロック図を示し
た本発明の試聴システムが上述した第8実施例のものと
相違するのは、販売端末30にVTR36が追加接続さ
れている点と、ビデオ書込ルーチンの書込先がそれにな
った点と、配信されたビデオデータをVTR36対応の
ビデオ信号に変換するビデオデータ変換ルーチン又は回
路が販売端末30に追加されている点である。
【0065】この場合、ビデオデータは、オーディオデ
ータの書き込まれたCD等の記録媒体に追記されるので
なく、他の記録媒体であるビデオテープに書き込まれ
る。そのため、その映像は一般的なビデオ機器で再生し
て見ることができる。
【0066】
【その他】なお、上記の各実施例で、図1や図8等に示
したものは、サーバ11〜13が3台、中継装置20と
販売端末30と放送装置70も3組、試聴端末40も売
場毎に3台であったが、それらの台数や組数は、それに
限られるものでなく任意であり、売場毎に異なっていて
も良い。また、販売端末30への購入指示の通知は、上
述したように中継装置20だけ又はサーバ11〜13だ
けが行うようにしても良いが、それに限らず、符合確認
等にて二重発注防止措置がなされていれば双方が発注す
るようにしても良い。さらに、試視も可能な上記第6〜
第9実施例にあっては、販売端末30と試聴端末40と
の通信が有線によるものであったが、その通信は、それ
に限られる訳でなく、通信容量が足りれば、無線でも良
く、その方が使い易い。
【0067】
【発明の効果】以上の説明から明らかなように、本発明
の第1の解決手段の試聴システムにあっては、携帯容易
な試聴端末を使用して来店者が売場に陳列されている商
品を見ながらどれでも簡単に試聴を行えるとともに、そ
の試聴端末にて一斉放送まで聞けるようにもしたことに
より、視覚と聴覚の双方を通じて購入意欲をそそるうえ
放送の聞き取りも確実な試聴システムを実現することが
できたという有利な効果が有る。
【0068】また、本発明の第2の解決手段の試聴シス
テムにあっては、試聴端末の携帯容易性を損なうことな
く試聴に加えて試視までも行えるようにしたことによ
り、視覚と聴覚の双方を通じて一層購入意欲をそそるう
え放送の聞き取りも確実な試聴システムを実現すること
ができたという有利な効果を奏する。
【0069】さらに、本発明の第3の解決手段の試聴シ
ステムにあっては、試聴端末を用いて購入指示も出せる
ようにしたことにより、視覚と聴覚の双方を通じて購入
意欲をそそるうえ放送の聞き取りも確実であって購入も
スムーズな試聴システムを実現することができたという
有利な効果が有る。
【0070】また、本発明の第4の解決手段の試聴シス
テムにあっては、試聴端末を用いた購入指示に応じて売
場で必要な商品等が売場で必要な時に製造されるように
もしたことにより、視覚と聴覚の双方を通じて購入意欲
をそそるうえ放送の聞き取りも確実であって購入もスム
ーズで更に在庫も不要な又は少なくて済む試聴システム
を実現することができたという有利な効果を奏する。
【0071】また、本発明の第5の解決手段の販売方法
にあっては、中継装置および放送装置を分散設置して各
売場で識別情報付きの試聴対象品を陳列すればその試聴
や試視が行えるようにしたことにより、視覚と聴覚の双
方を通じて購入意欲をそそるうえ放送の聞き取りも確実
であって更に試聴対象がどの売場でも豊富になる販売方
法を実現することができたという有利な効果が有る。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の試聴システム及び販売方法の第1実
施例について、そのシステム構成を示すブロック図であ
る。
【図2】 その放送装置の構成を示すブロック図で
ある。
【図3】 売場における商品の陳列状況を示し、
(a)が陳列品の外観図、(b)が陳列棚の正面図であ
る。
【図4】 本発明の試聴システム及び販売方法の第2実
施例について、放送装置の構成を示すブロック図であ
る。
【図5】 本発明の試聴システム及び販売方法の第3実
施例について、試聴端末のブロック構成図である。
【図6】 本発明の試聴システム及び販売方法の第4実
施例について、中継装置と販売端末との関係を示す部分
のブロック図である。
【図7】 本発明の試聴システム及び販売方法の第5実
施例について、販売端末等のブロック構成図である。
【図8】 本発明の試聴システム及び販売方法の第6実
施例について、そのシステム構成を示すブロック図であ
る。
【図9】 商品陳列棚の正面図である。
【図10】 本発明の試聴システム及び販売方法の第7
実施例について、試聴端末のブロック構成図である。
【図11】 本発明の試聴システム及び販売方法の第9
実施例について、販売端末等のブロック構成図である。
【符号の説明】
10 インターネット(通信回線網) 11 配信管理サーバ(配信管理手段、配信装置) 12 A社サーバ(配信実行手段、配信装置) 13 B社サーバ(配信実行手段、配信装置) 20 中継装置 21 ゲートウェイ(通信回線網アクセス手段) 22 情報処理装置(演算装置、中継処理・受注処
理・放送処理手段) 23 基地局(有線で活線挿抜の可能な又は無線の
通信基地的手段) 24 通信ケーブル(電気・光ケーブル) 25 ジャック(活線挿抜用コネクタ) 30 販売端末 31 ディスプレイ(受注品名提示手段、受注管理
手段) 32 キーボード(操作入力部材、受注管理手段) 33 レコーダ(書込手段、動的に店頭で商品を製
造する手段) 34 メディアプリンタ(印刷手段、動的な店頭で
の商品製造手段) 35 ジャケットプリンタ(印刷手段、動的な店頭
での商品製造手段) 36 VTR(ビデオテープレコーダ、書込手段、
動的商品製造手段) 40 試聴端末 41 端末本体(通信手段、読取手段、オーディオ
再生手段) 42 ヘッドホン(イヤホン、小形スピーカ、オー
ディオ出力手段) 43 バーコードリーダ(読取手段) 44 キー(操作部材、購入指示入力手段) 45 コネクタ(着脱自在化手段) 46 プラグ(活線挿抜用コネクタ) 47 HMD(ヘッドマウントディスプレイ、音響
映像出力手段) 48 コネクタ(着脱自在化手段) 50 陳列品(収納ケース、記録媒体の付属物、商品・
見本、試聴対象品) 51 メディア(CD、DVD、オーディオデータ
の記録媒体) 52 ジャケット(同封・同梱の印刷物、記録媒体
の付属物) 53 バーコード(記号、文字、印刷や貼付等され
た識別情報) 60 陳列棚(売場) 61 バーコード(購入指示) 70 放送装置 71 本体(電子回路格納部) 72 MPU(マイクロプロセッサ、デジタルシグ
ナルプロセッサ) 73 マイク(音声等入力手段) 74 スイッチ(手動操作部材) 75 場内放送装置 76 オーディオデータ(メモリ、プレーヤ)

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】試聴対象品に付された識別情報を読み取る
    読取手段と、その情報の送信およびオーディオデータの
    受信を行う無線の通信手段と、前記オーディオデータに
    基づいて音響出力の処理を行う再生手段とを各々が具え
    ている複数の試聴端末と、 それらの試聴端末から前記識別情報を受信するとともに
    前記オーディオデータの送信を行う無線の通信基地的手
    段と、通信回線網を介して前記識別情報に基づくオーデ
    ィオデータの配信要求を送出するとともに配信されたオ
    ーディオデータを前記通信基地的手段の送信に供する中
    継処理手段とを具えた中継装置と、 多数のオーディオデータを保持する記憶手段と、前記通
    信回線網を介して前記配信要求を受け付ける配信管理手
    段と、その要求に対応するものを前記多数のオーディオ
    データから選出して配信する配信実行手段とを具えた配
    信装置とを備えた試聴システムであって、 放送データに前記オーディオデータと同じ符号化処理を
    施して前記中継装置に送る放送装置が前記中継装置に対
    応して設けられ、且つ、前記中継装置がその放送データ
    を受けるとそれを前記通信基地的手段の送信にて前記複
    数の試聴端末へ一斉に送るものであることを特徴とする
    試聴システム。
  2. 【請求項2】試聴対象品に付された識別情報を読み取る
    読取手段と、その情報の送信を行うとともにオーディオ
    データ及びビデオデータの受信を行う有線で活線挿抜の
    可能な又は無線の通信手段と、前記オーディオデータに
    基づいて音響出力の処理を行うとともに前記ビデオデー
    タに基づいて映像出力の処理を行う再生手段とを各々が
    具えている複数の試聴端末と、 それらの試聴端末から前記識別情報を受信するとともに
    前記オーディオデータ及び前記ビデオデータの送信を行
    う通信基地的手段と、通信回線網を介して前記識別情報
    に基づくオーディオデータ及びビデオデータの配信要求
    を送出するとともに配信されたオーディオデータ及びビ
    デオデータを前記通信基地的手段の送信に供する中継処
    理手段とを具えた中継装置と、 多数のオーディオデータ及びビデオデータを保持する記
    憶手段と、前記通信回線網を介して前記配信要求を受け
    付ける配信管理手段と、その要求に対応するものを前記
    多数のオーディオデータ及びビデオデータから選出して
    配信する配信実行手段とを具えた配信装置とを備えた試
    聴システムであって、 放送データに前記オーディオデータと同じ符号化処理を
    施して前記中継装置に送る放送装置が前記中継装置に対
    応して設けられ、且つ、前記中継装置がその放送データ
    を受けるとそれを前記通信基地的手段の送信にて前記複
    数の試聴端末へ一斉に送るものであることを特徴とする
    試聴システム。
  3. 【請求項3】前記中継装置に対応して販売端末が設けら
    れ、前記試聴端末が、前記読取手段を用いて又は他の入
    力手段を用いて購入指示を入力可能なものであり且つそ
    の指示も前記通信手段にて送信するものであり、前記中
    継装置および前記配信装置の何れか一方または双方が、
    前記購入指示を前記販売端末に通知するものであり、前
    記販売端末が、前記購入指示に基づいて受注品名提示等
    の受注管理処理を行うものであることを特徴とする請求
    項1又は請求項2に記載された試聴システム。
  4. 【請求項4】前記配信装置が、前記多数のオーディオデ
    ータに加えてそれぞれに対応したプリントデータも保持
    しており、前記中継装置および前記配信装置の何れか一
    方または双方が、前記販売端末への購入指示の通知に際
    して、その指示に対応するオーディオデータ及びプリン
    トデータも引き渡すものであり、前記販売端末が、その
    引き渡されたオーディオデータを記録媒体に書き込むと
    ともに、その引き渡されたプリントデータに基づいて前
    記記録媒体の印刷面に対し又はその付属物の印刷面に対
    し印刷を行うものであることを特徴とする請求項3記載
    の試聴システム。
  5. 【請求項5】請求項4記載のもののうち請求項3及び請
    求項2にも記載されている試聴システムであって、前記
    中継装置および前記配信装置の何れか一方または双方
    が、前記販売端末への購入指示の通知に際して、その指
    示に対応するビデオデータを引き渡すものであり、前記
    販売端末が、その引き渡されたビデオデータを前記記録
    媒体に追記する又は他の記録媒体に書き込むものである
    ことを特徴とする試聴システム。
  6. 【請求項6】請求項1乃至請求項5の何れかに記載され
    た試聴システムにおける中継装置を複数台にして売場対
    応で分散設置するとともに、各売場でオーディオデータ
    の記録媒体を販売するに際して前記試聴端末の貸出を行
    う、試聴サービスを伴う記録媒体の販売方法。
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