JP2003004772A - 電流検出器 - Google Patents
電流検出器Info
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- JP2003004772A JP2003004772A JP2001184500A JP2001184500A JP2003004772A JP 2003004772 A JP2003004772 A JP 2003004772A JP 2001184500 A JP2001184500 A JP 2001184500A JP 2001184500 A JP2001184500 A JP 2001184500A JP 2003004772 A JP2003004772 A JP 2003004772A
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- Pending
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Abstract
化する事を目的とするものである。 【解決手段】 そしてこの目的を達成するために本発明
は、基板1に貫通孔1aを設け、この貫通孔1a内に磁
性体7の挿入部7aを挿入するとともに、この磁性体7
の磁電変換素子4の反対側に貫通孔1aの外方に広がる
鍔7bを設けたものである。
Description
れる電流を検出する電流検出器に関するものである。
様な構成となっていた。
磁電変換素子と、この磁電変換素子を挟んで基板の上下
にギャップ構成端面を設けた磁気コアと、この磁気コア
に巻きつけた電流線とを備えた構成となっていた。
電流がそのまま流れる様になっており、この巻線に流れ
る電流により磁気コアに磁束を発生させ、この発生させ
た磁束で磁電変換素子の出力電圧を変化させ、この変化
を増幅検出する事でモータに流れる電流の大きさを検出
する様な構成となっていた。
高めるために前記磁電変換素子に対応する基板部分に貫
通孔を設け、この貫通孔内に磁性体を挿入する事によっ
て磁気ギャップ部における磁束密度を高め、これによっ
て電流検出感度を高める様にしたものがある。
器における電流検出感度を高めるために、基板の磁電変
換素子に対応する部分に貫通孔を設け、そこに磁性体を
挿入する事が行われているが、従来の構成ではこの貫通
孔内における磁性体の位置が安定しない事によって調整
作業が必要となるものであった。
されているかどうかということによって磁束密度が変位
するので、それを考慮して今の電流値を検出するために
は制御回路側において調整作業が必要になるものであっ
た。そこで本発明はこの調整作業を軽減化することを目
的とするものである。
るために、本発明は磁性体の磁電変換素子とは反対側の
端面に貫通孔外に広がる鍔を設けたものである。すなわ
ちこのように鍔を設けたものにおいては鍔が貫通孔縁に
当接する事によって、貫通孔内における磁性体の位置が
安定し、つまりこの部分における磁束密度が安定化する
事によって制御回路側における調整作業が軽減化される
ものである。
面に従って説明する。
制御回路を構成する電子部品2、3などが実装されてい
る。またこの基板1上には磁電変換素子4が実装されて
おり、この磁電変換素子4の部分にギャップを構成する
ごとくその磁気ギャップ構成端面5a、5bを設けた磁
気コア5を設けている。
れている。この電流線6はたとえばモータに流れる電流
がそのまま流れてくるようになっており、その結果、図
1に示すごとく電流線6が磁気コア5に複数回巻きつけ
られていることから、磁気コア5に電流線6に流れる電
流に比例した磁束が発生することになり、その磁束が磁
気ギャップ構成端面5a、5b間を進行することにな
る。
てブリッジの出力電圧差が大きくなるものであり、この
出力電圧差を電子部品2、3などで構成する増幅回路で
検出し、現在モータに流れている電流を検出する事が出
来る様になっている。
度を高めるために本実施形態では、図1に示すごとく磁
電変換素子4に対応する基板1部分には貫通孔1aが設
けられており、この貫通孔1a内にパーマロイ(ニッケ
ルと鉄の合金)で出来た磁性体7が挿入されている。こ
の磁性体7は図2に示すごとく円柱状となった挿入部7
aとこの挿入部7aの端部に設けられた内板状の鍔7b
から構成されている。
変換素子4とは反対側の基板1面に当接した状態でその
挿入部7aが貫通孔1a内に挿されることになる。つま
りこの様に磁性体7の鍔7bを基板1の図1における下
面側に当接した状態でその挿入部7aを貫通孔1a内に
挿入させる事で貫通孔1a内における挿入部7aの挿入
寸法が一定となり、この結果として電子部品2、3など
で構成する増幅回路における調整作業が楽なもので済む
ことになる。
マロイ(ニッケルと鉄の合金)で作ったものであるの
で、基板1の図1における下面側の貫通孔1aの外周部
に図2に示すごとく半田ランド1bを4ヵ所設けてお
り、その後この鍔7bをこの部分に当接させた状態で鍔
7bとランド1b間で半田付けを行えば、この磁性体7
は基板1に容易に固定する事が出来る様になる。
構成した場合には、これをただちにランド1bに半田付
けすることが困難となるので、その場合には図2におい
て鍔7b部分及びその近傍に半田付けランド7cを別個
に設け、この半田付けランド7cと基板1のランド1b
を半田付けしてもよい。
にしてもよい。
図1に示すごとく磁性体7はその挿入部7aよりも外方
に延長された鍔7bを有していることから、その挿入体
としての体積が大きくなり、また見方によっては磁気ギ
ャップを構成する磁気コア5の磁気ギャップ構成端面5
a、5b間における占有体積も大きくなり、その事がよ
り磁束密度を高める事にもつながり、この結果としてそ
の検出感度を高める事が出来る事にもつながるものであ
る。
子に対応して設けた貫通孔内に磁性体を挿入させるとと
もに、磁性体の磁電変換素子とは反対部分に鍔を設けた
ので、この貫通孔内における磁性体の位置が安定し、そ
の結果として制御回路などによる後の調整作業が軽減さ
れるものである。
Claims (5)
- 【請求項1】 基板と、この基板上に実装された磁電変
換素子と、この磁電変換素子を挟んで基板の上下にギャ
ップ構成端面を設けた磁気コアと、この磁気コアに巻き
つけた電流線とを備え、前記磁電変換素子に対応する基
板部分に貫通孔を設け、この貫通孔内には磁性体を設
け、この磁性体の前記磁電変換素子とは反対側の端面に
はこの貫通孔外に広げた鍔を受けた電流検出器。 - 【請求項2】 鍔近傍の基板に、この鍔部分を固定した
請求項1に記載の電流検出器。 - 【請求項3】 鍔近傍の基板にはランドを設け、このラ
ンドに磁性体の鍔を半田付けした請求項1に記載の電流
検出器。 - 【請求項4】 磁性体はパーマロイ(ニッケルと鉄の合
金)で形成した請求項3に記載の電流検出器。 - 【請求項5】 磁性体はフェライトで形成し、このフェ
ライトの鍔部分に半田付けランドを設け、この半田付け
ランドを基板のランドに半田付けした請求項3に記載の
電流検出器。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2001184500A JP2003004772A (ja) | 2001-06-19 | 2001-06-19 | 電流検出器 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2001184500A JP2003004772A (ja) | 2001-06-19 | 2001-06-19 | 電流検出器 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2003004772A true JP2003004772A (ja) | 2003-01-08 |
Family
ID=19024251
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2001184500A Pending JP2003004772A (ja) | 2001-06-19 | 2001-06-19 | 電流検出器 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2003004772A (ja) |
Citations (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS633501A (ja) * | 1986-06-24 | 1988-01-08 | Matsushita Electric Ind Co Ltd | フエライトアンテナ取付装置 |
JPH0471176U (ja) * | 1990-11-01 | 1992-06-24 | ||
JPH10253665A (ja) * | 1997-03-14 | 1998-09-25 | Matsushita Electric Ind Co Ltd | 電流検出器 |
JP2000180830A (ja) * | 1998-10-05 | 2000-06-30 | Canon Inc | 表示パネルの固定構造 |
-
2001
- 2001-06-19 JP JP2001184500A patent/JP2003004772A/ja active Pending
Patent Citations (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS633501A (ja) * | 1986-06-24 | 1988-01-08 | Matsushita Electric Ind Co Ltd | フエライトアンテナ取付装置 |
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JPH10253665A (ja) * | 1997-03-14 | 1998-09-25 | Matsushita Electric Ind Co Ltd | 電流検出器 |
JP2000180830A (ja) * | 1998-10-05 | 2000-06-30 | Canon Inc | 表示パネルの固定構造 |
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