JP2003002448A - 荷物管理装置 - Google Patents
荷物管理装置Info
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- JP2003002448A JP2003002448A JP2001192216A JP2001192216A JP2003002448A JP 2003002448 A JP2003002448 A JP 2003002448A JP 2001192216 A JP2001192216 A JP 2001192216A JP 2001192216 A JP2001192216 A JP 2001192216A JP 2003002448 A JP2003002448 A JP 2003002448A
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- 238000001816 cooling Methods 0.000 claims description 7
- 238000010438 heat treatment Methods 0.000 claims description 7
- 230000007423 decrease Effects 0.000 claims description 2
- 238000000034 method Methods 0.000 description 7
- 238000010586 diagram Methods 0.000 description 3
- 238000000151 deposition Methods 0.000 description 2
- 230000006870 function Effects 0.000 description 1
- 230000003287 optical effect Effects 0.000 description 1
- 238000009423 ventilation Methods 0.000 description 1
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- Management, Administration, Business Operations System, And Electronic Commerce (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】 荷物を保管するとともにこれを集中管理して
配送することができる装置を提供する。 【解決手段】 荷物を保管するための複数の荷物保管手
段1と、この各荷物保管手段1における荷物保管に関す
るデータを管理する荷物集中管理手段8と、個人登録番
号に関するデータおよび荷物集中管理手段8のデータを
記録するデータ処理手段9と、前記データ処理手段9を
参照して荷物を配送する荷物配送手段10を備えたもの
で、これにより、使用者が荷物を荷物保管手段1に保管
するとともに都合のよいときに自分の配送先に配送でき
るものである。
配送することができる装置を提供する。 【解決手段】 荷物を保管するための複数の荷物保管手
段1と、この各荷物保管手段1における荷物保管に関す
るデータを管理する荷物集中管理手段8と、個人登録番
号に関するデータおよび荷物集中管理手段8のデータを
記録するデータ処理手段9と、前記データ処理手段9を
参照して荷物を配送する荷物配送手段10を備えたもの
で、これにより、使用者が荷物を荷物保管手段1に保管
するとともに都合のよいときに自分の配送先に配送でき
るものである。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は荷物を保管するとと
もにこれを集中管理して配送することができる荷物管理
装置に関するものである。
もにこれを集中管理して配送することができる荷物管理
装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、荷物を保管する装置としては駅の
コインロッカーがある。これは、使用者が荷物を一時的
に保管し、用事が済めば、またその場所に戻り荷物を取
り出して持ち運んだり、配送などの業務を行う場所に出
向き、配送を頼むというものである。
コインロッカーがある。これは、使用者が荷物を一時的
に保管し、用事が済めば、またその場所に戻り荷物を取
り出して持ち運んだり、配送などの業務を行う場所に出
向き、配送を頼むというものである。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、この従
来の装置では、使用者は一時的に荷物を保管できるの
で、荷物を持つことなく用を済ませることができるが、
その後、またその場所に戻り、その荷物を運ばなくては
ならなかった。小物ならよいが重たいものやかさばる荷
物の場合であれば、使用者には負担が大きかった。荷物
を保管している間は料金も加算されており、使用者は時
間も気にしなければならない。そして配送を頼むにして
も手続きなどの手間を要しわずらわしかった。また、人
の手によるものなのでミスが起きる可能性もあった。
来の装置では、使用者は一時的に荷物を保管できるの
で、荷物を持つことなく用を済ませることができるが、
その後、またその場所に戻り、その荷物を運ばなくては
ならなかった。小物ならよいが重たいものやかさばる荷
物の場合であれば、使用者には負担が大きかった。荷物
を保管している間は料金も加算されており、使用者は時
間も気にしなければならない。そして配送を頼むにして
も手続きなどの手間を要しわずらわしかった。また、人
の手によるものなのでミスが起きる可能性もあった。
【0004】本発明は、上記従来の課題を解決するもの
で、荷物の保管を集中管理し必要により配送も自動的に
行える荷物管理装置を提供することを目的とするもので
ある。
で、荷物の保管を集中管理し必要により配送も自動的に
行える荷物管理装置を提供することを目的とするもので
ある。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、本発明の荷物管理装置は、荷物を保管するための複
数の荷物保管手段と、この各荷物保管手段に関するデー
タを管理する荷物集中管理手段と、この荷物集中管理手
段の管理データおよび使用者の個人登録番号に関するデ
ータを管理するデータ処理手段と、このデータ処理手段
を参照して荷物を配送指示する荷物配送手段とを備えた
ものである。
に、本発明の荷物管理装置は、荷物を保管するための複
数の荷物保管手段と、この各荷物保管手段に関するデー
タを管理する荷物集中管理手段と、この荷物集中管理手
段の管理データおよび使用者の個人登録番号に関するデ
ータを管理するデータ処理手段と、このデータ処理手段
を参照して荷物を配送指示する荷物配送手段とを備えた
ものである。
【0006】これによって、荷物保管装置で荷物の保管
をするとともに、必要により荷物配送手段にから、例え
ば希望する時間、場所に荷物の配送指示をすることがで
きるものである。
をするとともに、必要により荷物配送手段にから、例え
ば希望する時間、場所に荷物の配送指示をすることがで
きるものである。
【0007】
【発明の実施の形態】請求項1に記載した発明は、複数
の荷物保管手段と、荷物集中管理手段と、データ処理手
段と、荷物を配送指示する荷物配送手段とを備えた荷物
管理装置としたものであり、荷物保管装置での荷物保管
と必要により荷物配送手段から荷物の配送を指示するこ
とができるものである。
の荷物保管手段と、荷物集中管理手段と、データ処理手
段と、荷物を配送指示する荷物配送手段とを備えた荷物
管理装置としたものであり、荷物保管装置での荷物保管
と必要により荷物配送手段から荷物の配送を指示するこ
とができるものである。
【0008】請求項2に記載した発明は、使用者は端末
機で荷物保管手段から荷物が配送されたかどうかの確認
をすることができる荷物管理装置とするものである。こ
れにより、使用者は荷物の配送の有無を容易に確認する
ことができる。
機で荷物保管手段から荷物が配送されたかどうかの確認
をすることができる荷物管理装置とするものである。こ
れにより、使用者は荷物の配送の有無を容易に確認する
ことができる。
【0009】請求項3に記載した発明は、使用者は端末
機で荷物保管手段の使用料金の確認をすることができる
荷物管理装置とするものである。これにより、使用者は
使用料金の確認を容易にすることができる。
機で荷物保管手段の使用料金の確認をすることができる
荷物管理装置とするものである。これにより、使用者は
使用料金の確認を容易にすることができる。
【0010】請求項4に記載した発明は、使用者の荷物
保管手段の使用回数が増えると使用料金が安くなるよう
データ処理手段が設定されている荷物管理装置とするも
のである。これにより、使用料金で使用者の便宜をはか
ることができる。
保管手段の使用回数が増えると使用料金が安くなるよう
データ処理手段が設定されている荷物管理装置とするも
のである。これにより、使用料金で使用者の便宜をはか
ることができる。
【0011】請求項5に記載した発明は、配送先が同じ
区域にある複数の荷物の場合、料金が安くなるようデー
タ処理手段が設定されている荷物管理装置とするもので
ある。これにより、料金面で使用者の便宜をさらに増や
すことができる。
区域にある複数の荷物の場合、料金が安くなるようデー
タ処理手段が設定されている荷物管理装置とするもので
ある。これにより、料金面で使用者の便宜をさらに増や
すことができる。
【0012】請求項6に記載した発明は、荷物保管手段
が、保管する物により冷房設定可能である冷房手段を備
えた荷物管理装置とするものである。これにより、保管
温度を低く保つ必要がある荷物も安心して保管すること
ができる。
が、保管する物により冷房設定可能である冷房手段を備
えた荷物管理装置とするものである。これにより、保管
温度を低く保つ必要がある荷物も安心して保管すること
ができる。
【0013】請求項7に記載した発明は、荷物保管手段
が、保管する物により暖房設定可能である暖房手段を備
えた荷物管理装置とするものである。これにより、保温
が必要な荷物も安心して保管することができる。
が、保管する物により暖房設定可能である暖房手段を備
えた荷物管理装置とするものである。これにより、保温
が必要な荷物も安心して保管することができる。
【0014】請求項8に記載した発明は、荷物保管手段
が、保管する物により外気取り込み設定可能である外気
取り込み手段を備えた荷物管理装置とするものである。
これにより、例えばペットなどを一時的に預けることも
できる。
が、保管する物により外気取り込み設定可能である外気
取り込み手段を備えた荷物管理装置とするものである。
これにより、例えばペットなどを一時的に預けることも
できる。
【0015】
【実施例】(実施例1)以下本発明の実施例について説
明する。
明する。
【0016】図1において、1は使用者の荷物を保管す
るための荷物保管手段であり、図2に示すように、扉付
のロッカーのような形態をしていて複数個設置されてい
る。
るための荷物保管手段であり、図2に示すように、扉付
のロッカーのような形態をしていて複数個設置されてい
る。
【0017】2は荷物保管手段1の中の荷物の有無を判
別する荷物有無判別手段であり、荷物保管手段1の内底
部に設置している重量センサ、あるいは内壁に設けた光
センサーなどで荷物の有無を判別している。3は使用者
が荷物を入れた時刻や取り出した時刻、荷物を保管して
いる時間、使用者が配送を希望する時間などを記録する
ための時刻記録手段である。4は使用者が荷物の配送を
申し込んでいるのか荷物を受け取るのかを判別する荷物
状態判別手段である。5は予め使用者が登録した番号に
より使用者を識別する個人認識手段である。6は使用者
個人の登録番号や自宅などの配送先に配送してほしい時
間を入力するための入力手段である。これは図3に一例
を示しているように、登録番号そのものを打ち込むテン
キー6aや記録媒体を差し込むIDカード入力部6bお
よび入力に当たって事前に操作するID番号入力ボタン
6cを備えている。7は入力された番号や時刻、荷物状
態を表示するための表示手段で、図3に示すように入力
手段6と併設してある。8は複数の荷物保管手段1にお
ける保管手段番号、荷物有無判別手段2、時刻記録手段
3、荷物状態判別手段4、個人識別手段5、入力手段6
のデータを集中管理する荷物集中管理手段である。
別する荷物有無判別手段であり、荷物保管手段1の内底
部に設置している重量センサ、あるいは内壁に設けた光
センサーなどで荷物の有無を判別している。3は使用者
が荷物を入れた時刻や取り出した時刻、荷物を保管して
いる時間、使用者が配送を希望する時間などを記録する
ための時刻記録手段である。4は使用者が荷物の配送を
申し込んでいるのか荷物を受け取るのかを判別する荷物
状態判別手段である。5は予め使用者が登録した番号に
より使用者を識別する個人認識手段である。6は使用者
個人の登録番号や自宅などの配送先に配送してほしい時
間を入力するための入力手段である。これは図3に一例
を示しているように、登録番号そのものを打ち込むテン
キー6aや記録媒体を差し込むIDカード入力部6bお
よび入力に当たって事前に操作するID番号入力ボタン
6cを備えている。7は入力された番号や時刻、荷物状
態を表示するための表示手段で、図3に示すように入力
手段6と併設してある。8は複数の荷物保管手段1にお
ける保管手段番号、荷物有無判別手段2、時刻記録手段
3、荷物状態判別手段4、個人識別手段5、入力手段6
のデータを集中管理する荷物集中管理手段である。
【0018】9は荷物集中管理手段8の管理データや個
人登録番号に関するデータ、例えば、登録者氏名、住
所、電話番号、配送先などのデータを管理するデータ処
理手段である。そしてこのデータ処理手段9は、ネット
ワークなどの通信手段を用いて常に荷物集中管理手段8
をモニタしている。
人登録番号に関するデータ、例えば、登録者氏名、住
所、電話番号、配送先などのデータを管理するデータ処
理手段である。そしてこのデータ処理手段9は、ネット
ワークなどの通信手段を用いて常に荷物集中管理手段8
をモニタしている。
【0019】10はデータ処理手段9を参照して個人の
住所等を把握しておき、荷物の配送申込みがあった場
合、ただちに配送手続き処理に入り、配送業者に配送指
示を出す荷物配送手段である。
住所等を把握しておき、荷物の配送申込みがあった場
合、ただちに配送手続き処理に入り、配送業者に配送指
示を出す荷物配送手段である。
【0020】そして、上記した荷物管理装置は、現行の
コインロッカーと同様に、各駅など、全国的に設置され
ているものであり、それらはネットワークで繋がってい
るものである。
コインロッカーと同様に、各駅など、全国的に設置され
ているものであり、それらはネットワークで繋がってい
るものである。
【0021】次に実際の使用について述べる。まず、使
用者は予めデータ処理手段9において個人登録をして個
人識別用の番号をもらう。この際、登録料をデータ処理
手段9を所有する業者に対して支払う。識別用番号はI
Dカードに記録されたようなものでもよい。データ処理
手段9はコンピュータなどを用いて荷物集中管理手段8
のデータを常にネットワークなどの通信手段を通してモ
ニタしている。登録の際は、使用者はデータ処理手段9
に登録者氏名、住所、電話番号、配送先などの個人デー
タを知らせる。
用者は予めデータ処理手段9において個人登録をして個
人識別用の番号をもらう。この際、登録料をデータ処理
手段9を所有する業者に対して支払う。識別用番号はI
Dカードに記録されたようなものでもよい。データ処理
手段9はコンピュータなどを用いて荷物集中管理手段8
のデータを常にネットワークなどの通信手段を通してモ
ニタしている。登録の際は、使用者はデータ処理手段9
に登録者氏名、住所、電話番号、配送先などの個人デー
タを知らせる。
【0022】ここで、使用者が荷物を配送してもらいた
い場合、都合のよい荷物保管手段1の空き状態を探す。
この際、荷物集中管理手段8において、ID番号入力ボ
タン6cを押し、IDカードをIDカード入力部6bに
入力すると(テンキー入力でもよい)、空き状態の荷物
保管手段1の番号が表示手段7に表示され、荷物保管手
段1のロックが解除される。使用者はその番号の荷物保
管手段1に荷物を入れて扉を閉めると自動ロックされ
る。すると、荷物保管手段1の内底部に設けられた重量
センサなどの荷物有無判別手段2により荷物が入れられ
たことを検知し、表示手段7でそのことを表示する。
い場合、都合のよい荷物保管手段1の空き状態を探す。
この際、荷物集中管理手段8において、ID番号入力ボ
タン6cを押し、IDカードをIDカード入力部6bに
入力すると(テンキー入力でもよい)、空き状態の荷物
保管手段1の番号が表示手段7に表示され、荷物保管手
段1のロックが解除される。使用者はその番号の荷物保
管手段1に荷物を入れて扉を閉めると自動ロックされ
る。すると、荷物保管手段1の内底部に設けられた重量
センサなどの荷物有無判別手段2により荷物が入れられ
たことを検知し、表示手段7でそのことを表示する。
【0023】次に、入力手段6により、配送申込み入力
を行うと(具体的な入力方法については省略)、表示手
段7は希望配送時間入力の表示に切り替わるので、希望
する配送時間をテンキー6aで入力する。それらのデー
タ(個人情報、荷物保管手段の番号、荷物の有無、配送
希望など)は荷物集中管理手段8の中に時刻記録手段3
の時刻データと共に記憶される。時刻記録手段3はマイ
クロコンピュータとメモリを用いる。データ処理手段9
は定期的に荷物集中管理手段8のデータをモニタしてい
るので、配送申込みを確認すると、個人識別番号により
名前、住所(配送先)がわかるので、荷物配送手段10
に配送先、配送時間などのデータを送り配送指示を出
す。前記荷物配送手段10は配送指示を受けると、配送
業者がトラックなどの運搬手段を用いて配送申込みのあ
った荷物保管手段1まで集配に行き、配送希望者の識別
番号を入力手段6に入力する。すると表示手段7に荷物
保管手段1の番号が表示されロックが解除される。その
後、荷物を取り出し配送先(自宅)まで運搬し使用者に
届ける。
を行うと(具体的な入力方法については省略)、表示手
段7は希望配送時間入力の表示に切り替わるので、希望
する配送時間をテンキー6aで入力する。それらのデー
タ(個人情報、荷物保管手段の番号、荷物の有無、配送
希望など)は荷物集中管理手段8の中に時刻記録手段3
の時刻データと共に記憶される。時刻記録手段3はマイ
クロコンピュータとメモリを用いる。データ処理手段9
は定期的に荷物集中管理手段8のデータをモニタしてい
るので、配送申込みを確認すると、個人識別番号により
名前、住所(配送先)がわかるので、荷物配送手段10
に配送先、配送時間などのデータを送り配送指示を出
す。前記荷物配送手段10は配送指示を受けると、配送
業者がトラックなどの運搬手段を用いて配送申込みのあ
った荷物保管手段1まで集配に行き、配送希望者の識別
番号を入力手段6に入力する。すると表示手段7に荷物
保管手段1の番号が表示されロックが解除される。その
後、荷物を取り出し配送先(自宅)まで運搬し使用者に
届ける。
【0024】次に、自宅へ直接配送せずに最寄りの荷物
保管手段1において荷物を受取る場合を百貨店での買い
物を例にとって図4を基に説明する。ここでは、使用者
は個人登録時に自宅の最寄りの荷物保管手段1を登録し
ておく必要がある。使用者は百貨店Aで買い物をした
際、その荷物を百貨店に預けるとともに、ID番号を知
らせる(ステップ)。百貨店Aは荷物預かり情報とお
客様のID番号を管理センターAaに連絡する(ステッ
プ)。管理センターAaは配送業者Abにそのことを
連絡する(ステップ)。配送業者Abは百貨店Aに荷
物を引き取りに行き、所定の荷物保管手段1に荷物を配
送する(ステップ)。配送が完了すればその状況を
荷物集中管理手段8が管理センターAaに送り(ステッ
プ)、これを使用者の携帯端末機11に送信する(ス
テップ)。なお、使用者は百貨店で荷物を預けたとき
に希望配送時間を指定しておいてもよい。使用者は最寄
の荷物保管手段1において、登録番号を入力すると、表
示手段7に荷物が保管されている荷物保管手段1の番号
が表示され、ロック解除されるので、荷物を取り出すこ
とができる。
保管手段1において荷物を受取る場合を百貨店での買い
物を例にとって図4を基に説明する。ここでは、使用者
は個人登録時に自宅の最寄りの荷物保管手段1を登録し
ておく必要がある。使用者は百貨店Aで買い物をした
際、その荷物を百貨店に預けるとともに、ID番号を知
らせる(ステップ)。百貨店Aは荷物預かり情報とお
客様のID番号を管理センターAaに連絡する(ステッ
プ)。管理センターAaは配送業者Abにそのことを
連絡する(ステップ)。配送業者Abは百貨店Aに荷
物を引き取りに行き、所定の荷物保管手段1に荷物を配
送する(ステップ)。配送が完了すればその状況を
荷物集中管理手段8が管理センターAaに送り(ステッ
プ)、これを使用者の携帯端末機11に送信する(ス
テップ)。なお、使用者は百貨店で荷物を預けたとき
に希望配送時間を指定しておいてもよい。使用者は最寄
の荷物保管手段1において、登録番号を入力すると、表
示手段7に荷物が保管されている荷物保管手段1の番号
が表示され、ロック解除されるので、荷物を取り出すこ
とができる。
【0025】なお、この実施例においては、荷物の預け
先を百貨店にしているが、外出先で購入した荷物を近く
の荷物保管手段1に預け、これを自宅配送のケースと同
様、荷物配送手段10からの配送指示で自宅の最寄の荷
物保管手段1に配送するというケースであってもよい。
先を百貨店にしているが、外出先で購入した荷物を近く
の荷物保管手段1に預け、これを自宅配送のケースと同
様、荷物配送手段10からの配送指示で自宅の最寄の荷
物保管手段1に配送するというケースであってもよい。
【0026】このように本実施例によると、使用者が自
分の都合のよいときに都合のよい場所の荷物保管手段1
に荷物を保管し、希望配達時間を入力するだけで自分の
配送先に自動的に配送され、また外出先でも手軽に荷物
を配送手配することができ、自宅近くで荷物を受け取る
ことができるので、拘束される必要がなく使用者の負担
を減らすことができる。なお、荷物の保管料金、配送料
金の支払い方法は、荷物の預け入れ時に合算して支払う
か、荷物受け取り時に支払うか、あるいはその他の方法
によるかは適宜なしうるものであり、特に限定されるも
のではない。 (実施例2)この実施例においては、荷物保管手段1内の
荷物の有無を荷物有無判別手段2で判別しているので、
配送作業に入っているのか否かを、荷物有無判別手段2
の出力を使用者の端末機、例えば携帯端末に送信するこ
とにより、使用者は確認をすることができるようにして
いる。さらに、荷物受取りの際は端末機に荷物が最寄の
荷物保管手段1に保管されたことを送信し、使用者は確
認することができる。
分の都合のよいときに都合のよい場所の荷物保管手段1
に荷物を保管し、希望配達時間を入力するだけで自分の
配送先に自動的に配送され、また外出先でも手軽に荷物
を配送手配することができ、自宅近くで荷物を受け取る
ことができるので、拘束される必要がなく使用者の負担
を減らすことができる。なお、荷物の保管料金、配送料
金の支払い方法は、荷物の預け入れ時に合算して支払う
か、荷物受け取り時に支払うか、あるいはその他の方法
によるかは適宜なしうるものであり、特に限定されるも
のではない。 (実施例2)この実施例においては、荷物保管手段1内の
荷物の有無を荷物有無判別手段2で判別しているので、
配送作業に入っているのか否かを、荷物有無判別手段2
の出力を使用者の端末機、例えば携帯端末に送信するこ
とにより、使用者は確認をすることができるようにして
いる。さらに、荷物受取りの際は端末機に荷物が最寄の
荷物保管手段1に保管されたことを送信し、使用者は確
認することができる。
【0027】このように本実施例によると、使用者は端
末機で、荷物保管手段1から荷物が配送されたかどうか
の確認をすることができるので、集配ミスを防ぐことが
でき信頼性の向上を図ることができる。 (実施例3)この実施例においては、荷物集中管理手段
8の時刻記録手段3において荷物保管時間をカウント
し、データ処理手段9において保管時間に応じた使用料
金を算出するようにしている。使用者が端末機、例えば
携帯端末を用いて使用料金の確認をデータ処理手段9に
要求すると使用者の端末機に送信することにより、使用
者は確認をすることができる。
末機で、荷物保管手段1から荷物が配送されたかどうか
の確認をすることができるので、集配ミスを防ぐことが
でき信頼性の向上を図ることができる。 (実施例3)この実施例においては、荷物集中管理手段
8の時刻記録手段3において荷物保管時間をカウント
し、データ処理手段9において保管時間に応じた使用料
金を算出するようにしている。使用者が端末機、例えば
携帯端末を用いて使用料金の確認をデータ処理手段9に
要求すると使用者の端末機に送信することにより、使用
者は確認をすることができる。
【0028】このように本実施例によると、使用者は端
末機で、荷物保管手段1の使用料金の確認をすることが
できるので、使用者は安心して保管することができ、荷
物保管手段1の回転も早め、使用者の使用頻度を増やす
ことができる。 (実施例4)この実施例においては、荷物集中管理手段
8から送られてくるデータに基づき、データ処理手段9
はどの登録番号が何回使用しているかを管理するので、
使用回数により料金が安くなるように設定されている。
したがって、使用回数に応じた使用料金を算出する。
末機で、荷物保管手段1の使用料金の確認をすることが
できるので、使用者は安心して保管することができ、荷
物保管手段1の回転も早め、使用者の使用頻度を増やす
ことができる。 (実施例4)この実施例においては、荷物集中管理手段
8から送られてくるデータに基づき、データ処理手段9
はどの登録番号が何回使用しているかを管理するので、
使用回数により料金が安くなるように設定されている。
したがって、使用回数に応じた使用料金を算出する。
【0029】このように本実施例によると、使用者の荷
物保管手段1の使用回数が増えると使用料金が安くなる
ので、使用者にも使いやすく、また使用頻度も増やすこ
とができる。 (実施例5)この実施例においては、荷物集中管理手段
8から送られてくるデータに基づき、データ処理手段9
は荷物保管手段1にある荷物がどの地域の住所に配送す
るのか管理できるので、同じ方面に配送がある場合は割
安にするように設定されている。
物保管手段1の使用回数が増えると使用料金が安くなる
ので、使用者にも使いやすく、また使用頻度も増やすこ
とができる。 (実施例5)この実施例においては、荷物集中管理手段
8から送られてくるデータに基づき、データ処理手段9
は荷物保管手段1にある荷物がどの地域の住所に配送す
るのか管理できるので、同じ方面に配送がある場合は割
安にするように設定されている。
【0030】このように本実施例によると、配送先が同
じ区域にある複数の荷物の場合、料金が安くなるので、
使用者に特典がつき使用頻度も増やすことができる。 (実施例6)この実施例においては、使用者が冷蔵して
保管したいものの場合、荷物集中管理手段8において冷
房設定すると、図5に示すように、荷物保管手段1内の
冷房手段12、例えばペルチェ素子や小型コンプレッサ
ーが動作し、内部温度を低くすることができるようにし
ている。荷物を取り出すと自動的に冷房手段11が動作
を停止するように荷物集中管理手段8から信号が送られ
る。
じ区域にある複数の荷物の場合、料金が安くなるので、
使用者に特典がつき使用頻度も増やすことができる。 (実施例6)この実施例においては、使用者が冷蔵して
保管したいものの場合、荷物集中管理手段8において冷
房設定すると、図5に示すように、荷物保管手段1内の
冷房手段12、例えばペルチェ素子や小型コンプレッサ
ーが動作し、内部温度を低くすることができるようにし
ている。荷物を取り出すと自動的に冷房手段11が動作
を停止するように荷物集中管理手段8から信号が送られ
る。
【0031】このように本実施例によると、荷物保管手
段1は、保管する物により冷房設定可能であるので、保
存温度の低いものでも安心して保管することができ使用
者の使用範囲が広がり、使用頻度を増やすことができ
る。 (実施例7)この実施例においては、使用者が温蔵して
保管したいものの場合、集中管理手段8において暖房設
定すると、図6に示すように、荷物保管手段1内の暖房
手段13、例えば内底部に設けられたヒーターが加熱
し、内部温度を高くすることができる。荷物を取り出す
と自動的に暖房手段13が動作を停止するように荷物集
中管理手段8から信号が送られる。
段1は、保管する物により冷房設定可能であるので、保
存温度の低いものでも安心して保管することができ使用
者の使用範囲が広がり、使用頻度を増やすことができ
る。 (実施例7)この実施例においては、使用者が温蔵して
保管したいものの場合、集中管理手段8において暖房設
定すると、図6に示すように、荷物保管手段1内の暖房
手段13、例えば内底部に設けられたヒーターが加熱
し、内部温度を高くすることができる。荷物を取り出す
と自動的に暖房手段13が動作を停止するように荷物集
中管理手段8から信号が送られる。
【0032】このように本実施例によると、荷物保管手
段1は保管する物により暖房設定可能であるので、保管
するものを冷めさせることがなく、安心して保管するこ
とができ、使用者の使用範囲が広がり、使用頻度を増や
すことができる。 (実施例8)この実施例においては、使用者がペットな
どを一時的に預けたい場合、荷物集中管理手段8におい
て外気取り込み設定すると、図7に示すように、荷物保
管手段1内の空気取り込み手段14、例えば内壁面に設
けられた小型換気扇が作動し、内部に外気を取り込むこ
とができる。ペットなどを取り出すと自動的に外気取り
込み手段14が動作を停止するように荷物集中管理手段
8から信号が送られる。
段1は保管する物により暖房設定可能であるので、保管
するものを冷めさせることがなく、安心して保管するこ
とができ、使用者の使用範囲が広がり、使用頻度を増や
すことができる。 (実施例8)この実施例においては、使用者がペットな
どを一時的に預けたい場合、荷物集中管理手段8におい
て外気取り込み設定すると、図7に示すように、荷物保
管手段1内の空気取り込み手段14、例えば内壁面に設
けられた小型換気扇が作動し、内部に外気を取り込むこ
とができる。ペットなどを取り出すと自動的に外気取り
込み手段14が動作を停止するように荷物集中管理手段
8から信号が送られる。
【0033】このように本実施例によると、荷物保管手
段1は、保管する物により外気取り込み設定可能である
ので、例えばペットなどを安心して預けることができ、
使用者の使用範囲が広がり、使用頻度を増やすことがで
きる。
段1は、保管する物により外気取り込み設定可能である
ので、例えばペットなどを安心して預けることができ、
使用者の使用範囲が広がり、使用頻度を増やすことがで
きる。
【0034】上記した実施例6〜8の各構成は、それぞ
れ単独であってもよいが適宜組み合わせて一つの荷物保
管手段に複数の機能をもたせ、切り替え使用あるいは併
用可能なものとしてもよい。
れ単独であってもよいが適宜組み合わせて一つの荷物保
管手段に複数の機能をもたせ、切り替え使用あるいは併
用可能なものとしてもよい。
【0035】
【発明の効果】以上のように、本発明の荷物管理装置に
よれば、荷物を保管するための複数の荷物保管手段と、
この各荷物保管手段に関するデータを管理する荷物集中
管理手段と、この荷物集中管理手段の管理データおよび
使用者の個人登録番号に関するデータを管理するデータ
処理手段と、このデータ処理手段を参照して荷物を配送
指示する荷物配送手段とを備えたことにより、使用者が
自分の都合のよいときに都合のよい場所の荷物保管手段
に荷物を保管するとともに、必要に応じて入力するだけ
で自分の配送先に保管荷物を配送することができ、使用
者の負担を減らすことができるものである。
よれば、荷物を保管するための複数の荷物保管手段と、
この各荷物保管手段に関するデータを管理する荷物集中
管理手段と、この荷物集中管理手段の管理データおよび
使用者の個人登録番号に関するデータを管理するデータ
処理手段と、このデータ処理手段を参照して荷物を配送
指示する荷物配送手段とを備えたことにより、使用者が
自分の都合のよいときに都合のよい場所の荷物保管手段
に荷物を保管するとともに、必要に応じて入力するだけ
で自分の配送先に保管荷物を配送することができ、使用
者の負担を減らすことができるものである。
【図1】本発明の実施例である荷物管理装置の構成を説
明するブロック図
明するブロック図
【図2】同装置における荷物保管手段および荷物集中管
理手段の概略構成を示す斜視図
理手段の概略構成を示す斜視図
【図3】同装置における入力手段および表示手段の概略
構成図
構成図
【図4】同装置を用いたシステムの一例を示す構成図
【図5】本発明の第6の実施例である荷物保管手段の構
成を示す斜視図
成を示す斜視図
【図6】本発明の第7の実施例である荷物保管手段の構
成を示す斜視図
成を示す斜視図
【図7】本発明の第8の実施例である荷物保管手段の構
成を示す斜視図
成を示す斜視図
1 荷物保管手段
8 荷物集中管理手段
9 データ処理手段
10 荷物配送手段
12 冷房手段
13 暖房手段
14 外気取り込み手段
─────────────────────────────────────────────────────
フロントページの続き
(72)発明者 市原 増夫
大阪府門真市大字門真1006番地 松下電器
産業株式会社内
(72)発明者 山浦 泉
大阪府門真市大字門真1006番地 松下電器
産業株式会社内
Claims (8)
- 【請求項1】 荷物を保管するための複数の荷物保管手
段と、この各荷物保管手段に関するデータを管理する荷
物集中管理手段と、この荷物集中管理手段の管理データ
および使用者の個人登録番号に関するデータを管理する
データ処理手段と、このデータ処理手段を参照して荷物
を配送指示する荷物配送手段とを備えた荷物管理装置。 - 【請求項2】 使用者は端末機で、荷物保管手段から荷
物が配送されたかどうかの確認をすることができる請求
項1に記載の荷物管理装置。 - 【請求項3】 使用者は端末機で、荷物保管手段の使用
料金の確認をすることができる請求項1または2記載の
荷物管理装置。 - 【請求項4】 データ処理手段は、使用者の荷物保管手
段の使用回数が増えると使用料金が安くなるように設定
されている請求項1〜3のいずれか1項に記載の荷物管
理装置。 - 【請求項5】 データ処理手段は、配送先が同じ区域に
ある複数の荷物の場合は料金が安くなるように設定され
ている請求項1〜4のいずれか1項に記載の荷物管理装
置。 - 【請求項6】 荷物保管手段は冷房設定可能な冷房手段
を備えた請求項1〜5のいずれか1項に記載の荷物管理
装置。 - 【請求項7】 荷物保管手段は暖房設定可能な暖房手段
を備えた請求項1〜6のいずれか1項に記載の荷物管理
装置。 - 【請求項8】 荷物保管手段は外気取り込み設定可能な
外気取り込み手段を備えた請求項1〜7のいずれか1項
に記載の荷物管理装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2001192216A JP2003002448A (ja) | 2001-06-26 | 2001-06-26 | 荷物管理装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2001192216A JP2003002448A (ja) | 2001-06-26 | 2001-06-26 | 荷物管理装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2003002448A true JP2003002448A (ja) | 2003-01-08 |
Family
ID=19030701
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2001192216A Pending JP2003002448A (ja) | 2001-06-26 | 2001-06-26 | 荷物管理装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2003002448A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO2005121913A1 (ja) * | 2004-06-09 | 2005-12-22 | Hino Motors, Ltd. | 製造管理装置 |
-
2001
- 2001-06-26 JP JP2001192216A patent/JP2003002448A/ja active Pending
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO2005121913A1 (ja) * | 2004-06-09 | 2005-12-22 | Hino Motors, Ltd. | 製造管理装置 |
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