JP2002251436A - 配達システム及び配達方法 - Google Patents

配達システム及び配達方法

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JP2002251436A
JP2002251436A JP2001050288A JP2001050288A JP2002251436A JP 2002251436 A JP2002251436 A JP 2002251436A JP 2001050288 A JP2001050288 A JP 2001050288A JP 2001050288 A JP2001050288 A JP 2001050288A JP 2002251436 A JP2002251436 A JP 2002251436A
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Application number
JP2001050288A
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English (en)
Inventor
Yuji Maruyama
祐二 丸山
Tatsuro Yamamoto
達郎 山本
Masaichi Kobayashi
昌市 小林
Kazuhiko Kawabata
和彦 川端
Hiroshi Takase
博士 高瀬
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Panasonic Holdings Corp
Original Assignee
Matsushita Electric Industrial Co Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 駅や各種施設等の受取人が希望する場所
で荷物を受け取ること。 【解決手段】 ネットワークを介して送り主から荷物の
配達依頼を受けると、ネットワークを介して荷物の受取
人に当該受取人宛ての荷物がある旨と当該荷物の識別情
報を通知し、ネットワークを介して受取人から荷物の受
取場所として所定地に設置された受取りボックスの指定
を受ける一方、指定を受けた受取ボックスに荷物を配送
し、受取人が荷物の識別情報を用いて認証を行い受取り
ボックスから当該荷物を引き取る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、配達システム及び
配達方法に関する。
【0002】
【従来の技術】従来の配達システムは、送り主から受取
人の住所を記入した依頼伝票と荷物を配達業者が受け取
り、依頼伝票と荷物を集配センターに持ち込んで仕分け
し、そこから伝票に記載された住所に荷物が届けられる
仕組みとなっている。
【0003】受取人が不在の場合は、不在連絡表を入れ
ておいて、受取人から都合のよい時間の連絡を受けてか
らその時間に配達するようにしている。また、集合住宅
などによっては配達ボックスを備えている場合があり、
このような場合には受取人が不在であれば配達ボックス
に配達荷物を入れている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、従来の
配達システムは、配達先として受取人の住所が指定され
るので、送り主の側からすれば便利であるが、受取人の
都合は一切考慮されていないのが実情である。配達され
る荷物の性質によっては自宅や会社の住所で受け取るよ
りも、所望の駅や各種施設で受け取った方が便利な場合
がある。また、受取人によっては在宅している時間帯と
配送時間帯とがずれているために、本人が希望する時間
に荷物を受け取ることができない等の不都合がある。
【0005】本発明は、以上のような実情に鑑みて為さ
れたものであり、配達先として受取人の住所を指定する
のではなく、所定の場所に設置されている受取りボック
スを指定できるようにすることにより、駅や各種施設等
の受取人が希望する場所で荷物を受け取ることができる
配達システム及び配達方法を提供することを目的とす
る。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明は、送り主から荷
物の配達依頼を受けると、荷物の受取人に当該受取人宛
ての荷物がある旨と当該荷物の識別情報を通知し、受取
人から受取場所として所定地に設置された受取りボック
スの指定を受ける一方、指定を受けた受取ボックスに荷
物を配送し、受取人が荷物の識別情報を用いて認証を行
い受取りボックスから当該荷物を受け取るようにしたも
のである。配達先として受取人の住所を指定するのでは
なく、所定地に設置された受取りボックスを指定できる
ようにすることにより、駅や各種施設等の受取人が希望
する場所で荷物を受け取ることができる。
【0007】
【発明の実施の形態】本発明の第1の態様に係る配達シ
ステムは、ネットワークを介して荷物の配達を依頼する
送り主端末と、前記荷物の配達依頼を受けるとその旨及
び前記荷物の識別情報を前記荷物の受取人に前記ネット
ワークを介して通知する配達業者サーバと、前記受取人
が前記荷物の配達先を前記ネットワークを介して指定す
る受取人端末と、前記受取人端末から前記荷物の配達先
として指定される一方、前記荷物を収納する受取りボッ
クスと、を具備し、前記受取人が前記荷物の識別情報を
用いて認証を行い前記受取りボックス内の荷物を引き取
る構成を採る。
【0008】この構成によれば、配達先として受取人の
住所を指定するのではなく、所定地に設置された受取り
ボックスを指定できるようにすることにより、駅や各種
施設等の受取人が希望する場所で荷物を受け取ることが
できる。
【0009】本発明の第2の態様は、第1の態様に係る
配達システムにおいて、前記受取人端末は、前記受取人
が携帯する携帯電話で構成され、前記受取りボックス内
の荷物を引き取る際、前記受取人が前記荷物の識別情報
と共に前記携帯電話の電話番号を用いて認証を行う構成
を採る。
【0010】この構成によれば、荷物の識別情報と共に
受取人の携帯電話番号で受取人の認証が行われるため、
確実に正規の受取人に対して荷物を受け渡すことができ
る。
【0011】本発明の第3の態様は、第1又は第2の態
様に係る配達システムにおいて、前記受取りボックス内
の荷物を引き取る際、前記受取人が前記ネットワークを
介して認証を行う構成を採る。
【0012】この構成によれば、荷物を受け取る際の認
証をネットワークを介して行うことができるので、より
利用性に優れた配達システムを提供することができる。
【0013】本発明の第4の態様に係る配達方法は、ネ
ットワークを介して送り主から荷物の配達依頼を受ける
と、前記ネットワークを介して前記荷物の受取人に当該
受取人宛ての荷物がある旨と当該荷物の識別情報を通知
する工程と、前記ネットワークを前記受取人から前記荷
物の受取場所として所定地に設置された受取りボックス
の指定を受ける工程と、前記受取人から指定を受けた前
記受取ボックスに前記荷物を配送する工程と、前記受取
人が前記荷物の識別情報を用いて認証を行い前記受取り
ボックスから当該荷物を引き取る工程と、を具備するよ
うにしたものである。
【0014】この方法によれば、配達先として受取人の
住所を指定するのではなく、所定地に設置された受取り
ボックスを指定できるようにすることにより、駅や各種
施設等の受取人が希望する場所で荷物を受け取ることが
できる。
【0015】本発明の第5の態様は、第4の態様に係る
配達方法において、前記受取ボックスの指定を受ける
際、前記受取人の携帯電話番号を登録する一方、前記受
取人が前記荷物を引き取る際、前記荷物の識別情報と共
に前記携帯電話番号を用いて前記受取人の認証を行うよ
うにしたものである。
【0016】この方法によれば、荷物の識別情報と共に
受取人の携帯電話番号で受取人の認証が行われるため、
確実に正規の受取人に対して荷物を受け渡すことができ
る。
【0017】本発明の第6の態様は、第4又は第5の態
様に係る配達方法において、前記受取りボックス内の荷
物を引き取る際、前記受取人が前記ネットワークを介し
て認証を行うようにしたものである。
【0018】この方法によれば、荷物を受け取る際の認
証をネットワークを介して行うことができるので、より
受取人における利用性をより向上することができる。
【0019】以下、本発明の実施の形態について図面を
参照にして説明する。
【0020】図1は、本発明の一実施の形態に係る配達
システムの概念図を示す。
【0021】図1に示す配達システムにおいて、送り主
101は、ネットワーク100を介して荷物の配達を配
達業者102に依頼する。荷物の配達を依頼する際、送
り主101は、受取人105の情報も含めて配達業者1
02に通知する。配達される荷物は、一時的に集配セン
ター103に持ち込まれ、保管される。
【0022】一方、受取人105は、配達業者102か
らネットワーク100を介して、受取人宛ての荷物があ
る旨の通知を受ける。この通知を受けた受取人105
は、自分の都合に合わせて所望の場所に設定された荷物
を収納可能な受取りボックス104を配達先として指定
する。指定された受取りボックス104の情報は、ネッ
トワーク100を介して配達業者102に通知される。
【0023】受取りボックス104の情報の通知を受け
ると、配達業者102は、集配センター103にあるそ
の受取人宛ての荷物を指定された受取りボックス104
に配送し、その受取りボックス104の中に収納する。
荷物を受取りボックス104に収納すると、配達業者1
02は、受取人105の認証のために用いるデータを受
取りボックス104に登録する一方、その認証のために
用いるデータを受取人105にも通知する。
【0024】受取人105が受取りボックス104の中
の荷物を取り出す場合には、その受取りボックス104
まで行き、配達業者102から通知されたデータを用い
て認証を行う。これにより、受取りボックス104内の
荷物を取り出すことができる。
【0025】図2は、本実施の形態に係る配達システム
の構成を示すブロック図である。
【0026】図2に示す配達システムにおいて、送り主
端末201は、WEB機能を搭載し、そのWEB機能を
用いて送り主101が荷物の配達依頼を行う端末であ
る。受取人端末202は、配達業者102から受取人宛
ての荷物がある旨の通知を受ける端末である。本実施の
形態では、この受取人端末202が携帯電話で構成され
るものとする。この携帯電話は、WEB機能を有すると
共に電子メール通信機能を有するものとする。配達業者
サーバ203は、WEBサーバ機能を搭載し、送り主端
末201や受取人端末202等にホームページ画面を提
供する。決済機構204は、送り主101から荷物の配
達依頼を受けた場合に送り主101の銀行口座から利用
料を引き落とす。受取りボックス104は、受取り人1
05から荷物の配達先として指定されるものであり、所
定の駅や各種施設に設けられている。これらの構成がネ
ットワーク100を介して接続され、本配達システムが
構築されている。
【0027】図3は、本実施の形態に係る配達システム
の受取りボックス104の構成を示すブロック図であ
る。
【0028】図3に示すように、受取りボックス104
は、ボックス部301とボックス管理部302とから構
成される。ボックス部301は、複数のボックスで構成
され、それぞれのボックスに番号が付されており、各ボ
ックスは、荷物が収納できるようになっている。なお、
収納される荷物の大きさに応じてボックスの大きさを複
数設けることは、実施の形態として望ましい。ボックス
管理部302は、ボックス部301の各ボックスの開閉
及び各ボックス内の荷物の管理を行う。
【0029】ボックス管理部302において、通信制御
部303は、ネットワーク100を介して配達業者サー
バ203とデータ通信を行う。ここで、配達業者サーバ
203と通信されるデータとしては、例えば、受取人の
認証に用いるためのデータ(以下、「認証データ」とい
う)である。
【0030】入力部304は、配達業者102の配送者
がボックス部301に荷物を収納する場合にその荷物の
識別番号(以下、「荷物ID番号」という)等を入力又
は確認する場合に用いられる。また、入力部304は、
受取人105がボックス部301内の荷物を取り出す場
合に直接、認証を行う場合にも用いられる。
【0031】出力部305は、例えば、ディスプレイ等
で構成され、受取りボックス104の操作案内等を表示
する場合に用いられる。なお、操作案内等を表示する場
合に音声データを出力することは実施の形態として望ま
しい。
【0032】ボックス開閉装置306は、後述するボッ
クス管理装置の制御の下、ボックス部301のうち、指
定されたボックスを開閉する。荷物センサ307は、ボ
ックス部301のいずれかのボックスにおける荷物の収
納及び取出しを検出するセンサである。
【0033】これらの通信制御部303〜荷物センサ3
07がボックス管理装置308に接続されている。ボッ
クス管理装置308は、受取りボックス104の全体の
制御を行う。具体的には、ボックス管理装置308は、
配送者からボックス部301に収納された荷物の管理を
行う。荷物の管理には、配送者によって入力部304か
ら入力された荷物ID番号及び受取人の携帯電話番号を
用いる。なお、いずれのボックスに荷物が収納されたか
は、荷物センサ307の検出結果に応じて判別される。
【0034】図4は、ボックス管理装置308がボック
ス内の荷物の有無を管理する荷物管理テーブルの一例を
示す。図4に示す荷物管理テーブルにおいては、ボック
ス番号1及びボックス番号2のボックスに荷物が収納さ
れている。ボックス番号1のボックスには、荷物ID番
号「AAA123」、受取人105の携帯電話番号「○
○○−○○○○−○○○○」と配送者から入力された荷
物が収納されている。同様に、ボックス番号2のボック
スには、荷物ID番号「BBB456」、受取人105
の携帯電話番号「×××−××××−××××」と入力
された荷物が収納されている。
【0035】また、ボックス管理装置308は、受取人
105の認証を行い、ボックス開閉装置306を介して
ボックス部301の開閉を制御する。受取人105の認
証には、通信制御部303を介して配達業者サーバ20
3から受信した受取人105の認証データと上述した荷
物管理テーブルで管理される荷物に関するデータとを比
較することで受取人105の認証を行う。すなわち、通
信制御部303を介して配達業者サーバ203から受信
した受取人105の認証データと荷物管理テーブルで管
理される荷物に関するデータとが一致する場合に受取人
が正規の受取人105であると判断し、該当するボック
スを開くように制御する。
【0036】なお、受取人105が直接、入力部304
を操作して認証を行う場合には、ボックス管理装置30
8は、受取人105によって入力部304から入力され
た認証データと上述した荷物管理テーブルで管理される
荷物に関するデータとを比較することで受取人105の
認証を行う。
【0037】次に、このような構成を有する本配達シス
テムにおける、荷物の受渡しについて、送り主101の
配達依頼手順と受取人105の受取手順と分けて説明す
る。まず、送り主101の配達依頼手順について説明す
る。図5は、本配達システムにおける、送り主101の
配達依頼手順を示すシーケンス図である。
【0038】配達依頼を行う場合、送り主101は、ま
ず、送り主端末201からURLを指定し配達業者10
2の提供するホームページにアクセスすることで(ST
501)、配達業者サーバ203から送られてくる、ホ
ームページ画面を取り込む(ST502)。さらに、そ
のホームページ画面上で配達依頼を要求することで(S
T503)、配達業者サーバ203から送られてくる、
配達依頼画面を取り込む(ST504)。
【0039】配達依頼画面から送り主101が所定の情
報の入力を行うことで荷物の集荷依頼が配達業者サーバ
203に対して出力される(ST505)。ここで、配
達依頼画面に入力する情報としては、例えば、送り主1
01の名称及び連絡先(電話番号)、受取人105の連
絡先(携帯電話番号又はメールアドレス)及び送り主1
01の認証番号である。送り主101の認証番号は、例
えば、上述した決済機構204が送り主の銀行口座から
本配達システムの利用料を引き落とすような電子決済に
用いられる。
【0040】送り主端末201から集荷依頼を受ける
と、配達業者サーバ203は、集配センター103に集
荷要請を行う(ST506)。集荷要請を行う際、配達
業者サーバ203は、送り主101の住所等の情報を含
める。この集荷要請を受けると、集配センター103
は、送り主101の元に行って荷物を引き取る。そし
て、荷物の引き取りを完了すると、集配センター103
から配達業者サーバ203に集荷完了通知が出力される
(ST507)。集荷された荷物は、集配センターに一
時的に保管される。このようにして、送り主101によ
る配達依頼の手順が完了する。
【0041】なお、ここで、集配センター103は、送
り主101の自宅等に行き荷物を引き取るようにしてい
るが、この場合には引取時間になるまで自宅で待機しな
ければならないという事態が生じるため、送り主101
に所定の場所に荷物を預けさせ、集配センター103が
送り主101から指定された場所から引き取るようにし
てもよい。例えば、送り主101は、本配達システムに
用いられる受取りボックス105に収納しておいてもよ
いし、本配達システムを運営する業者が契約したコンビ
ニエンスストア等に預けるようにしてもよい。この場合
には、荷物の引取時間に拘束されるという事態が回避さ
れ、送り主101にとってより利用性の高い配達システ
ムを提供することができる。
【0042】次に、受取人105の受取手順について説
明する。図6は、本配達システムにおける、受取人10
5の受取手順を示すシーケンス図である。
【0043】上述したように、集配センターから集荷完
了通知を受けて、送り主101の配達依頼が完了する
と、配達業者サーバ203から受取人端末202に荷物
情報が通知される(ST601)。ここで、荷物情報と
は、受取人宛ての荷物がある旨を通知する情報をいう。
【0044】荷物情報は、例えば、受取人端末202で
ある携帯電話に電子メールで通知される。この荷物情報
は、配達業者サーバ202から提供される受取り場所選
択画面にアクセスするためのURLを含んでいる。受取
り場所選択画面のURLを選択することで、受取人10
5は、容易に配達業者が提供する受取り場所選択画面に
アクセスすることができる。
【0045】図7は、配達業者サーバ202から提供さ
れる受取り場所選択画面を示す図である。
【0046】受取り場所選択画面には、図7(a)に示
すように、受取人宛ての荷物がある旨が示されると共
に、送り主101の名称が示されている。また、荷物の
受取り場所を指定すべき旨が示されている。具体的に
は、まず、受取り場所のエリアを選択すべき旨が示さ
れ、エリアを選択すると、図7(b)に示すように、そ
の選択されたエリアの具体的な受取り場所の一覧が受取
人端末202に表示される。
【0047】さらに、この受取り場所の一覧から具体的
な受取り場所が指定されると、荷物の受取りに必要な情
報の入力を行う受取情報入力画面が受取人端末202に
表示される。図8は、配達業者サーバ202から提供さ
れる受取情報入力画面を示す図である。
【0048】受取情報入力画面には、受取人105によ
って指定された受取り場所が示されると共に、受取り可
能日時及び受取人の携帯電話の電話番号(以下、「携帯
電話番号」という)を入力すべき欄が設けられている。
また、受取情報入力画面には、受取人宛ての荷物の荷物
ID番号が表示されている。この荷物ID番号及び受取
人が入力した携帯電話番号は、受取人105が荷物を引
き取る場合に必要となる認証データとして用いられる。
【0049】この受取情報入力画面に必要な情報を入力
した後、受取人105が受取情報入力画面上の完了ボタ
ンを選択することで、受取情報が受取人端末202から
配達業者サーバ203に通知される(ST602)。
【0050】受取情報の通知を受けると、配達業者サー
バ203から集配センター103に対して、荷物の配送
が要請される(ST603)。配達業者サーバ203か
らの配送要請には、受取人105が指定した受取りボッ
クス104が特定されている。
【0051】この配送要請を受けると、集配センター1
03は、指定された受取りボックス104に荷物の配送
を行う。指定された受取りボックス104に荷物を配送
し、受取りボックス104内に荷物を収納する際、配達
業者102の配送者は、その受取りボックス104の入
力部304からその荷物の荷物ID番号及び受取人の携
帯電話番号を入力する。入力された荷物ID番号と携帯
電話番号は、この受取りボックス104のボックス管理
装置308の荷物管理テーブルで登録される。これらの
情報が荷物管理テーブルに登録されると、受取りボック
ス104から配達業者サーバ203に荷物の配送完了が
通知される(ST604)。なお、受取りボックス10
4への収納の配達業者サーバ203への通知は、配達業
者の配送者が集配センター103の端末から配達業者サ
ーバ203に通知するようにしてもよい。
【0052】集配センター103から荷物の配送完了の
通知を受けると、配達業者サーバ203から受取人端末
202に荷物の配達完了が通知される(ST605)。
この配達完了の通知は、例えば、電子メールで通知され
る。この配達完了の通知は、受取人105が指定した受
取ボックス104、受取り日時、受取人が入力した携帯
電話番号及び荷物ID番号を確認することができるよう
に、その内容を含んでいる。
【0053】そして、指定した受取り日時に受取人10
5が指定した受取りボックス104まで行き、受取人端
末202から荷物の受取りを配達業者サーバ203に要
求する(ST606)。具体的には、受取人端末202
から荷物ID番号及び受取人の携帯電話番号(以下、こ
の2つの情報を「受取情報」という)を入力して荷物の
受取りを配達業者サーバ203に要求する。なお、配達
完了を通知する際に受信した電子メールを配達業者サー
バ203に転送するだけで、荷物の受取りを要求できる
ようにすることは、実施の形態として望ましい。
【0054】この受取り要求を受けると、配達業者サー
バ203は、その受取情報に含まれる荷物ID番号に対
応した受取りボックス104に対して、その受取情報を
通知する(ST607)。
【0055】この受取情報が通知されると、受取りボッ
クス104において、ボックス管理装置308は、この
受取情報である荷物ID番号及び受取人105の携帯電
話番号と、荷物管理テーブルに登録されたデータとを比
較する。一致した場合には、受取人105が正規の受取
人であると認証し、ボックス開閉装置306を制御して
該当するボックスを開く。そして、受取人105は、開
いたボックスから自分宛ての荷物を取り出す。
【0056】荷物が取り出されると、荷物センサ307
は、荷物の取出しを検出する一方、その旨をボックス管
理装置308に通知する。この通知を受けると、ボック
ス管理装置308は、通信制御部303を介して、受取
人105により荷物が受け取られた旨を示す受取り完了
を配達業者サーバ203に通知する(ST608)。こ
の受取り完了通知を受けて、配達業者サーバ203は、
荷物の受取り完了を認識する。荷物の受取り完了を認識
した後、送り主にその旨を通知することは、実施の形態
として望ましい。この場合には、送り主において荷物が
配達されたか否かを認識できるので、配達システムとし
ての使用性が向上する。このようにして、本配達システ
ムにおける受取人による荷物の受取りの手順が完了す
る。
【0057】このように本実施の形態に係る配達システ
ムは、配達業者102が送り主101から荷物の配達依
頼を受けて荷物を預かると、受取人105へその旨とそ
の荷物を識別する荷物ID番号を通知する。一方、受取
人105から受取りボックス104、受取り日時及び受
取人の携帯電話番号を指定してもらう。そして、指定さ
れた受取りボックス104に荷物を入れる一方、荷物の
受取りに必要な受取情報として荷物ID番号と携帯電話
番号を受取りボックス104に登録する。受取人105
は、自分で指定した受取りボックス104に直接又はネ
ットワーク経由で荷物ID番号と携帯電話番号を入力す
ることで荷物を受け取るようにしている。このように本
配達システムによれば、配達先として受取人105の住
所を指定するのではなく、所定の場所に設置されている
受取りボックス104を指定できるようにすることによ
り、駅や各種施設等の受取人が希望する場所で荷物を受
け取ることができる。
【0058】なお、本実施の形態では、荷物の配送者が
荷物を配達した際、受取りボックス104に受取人10
5が荷物の受取りに必要な情報を登録するようにしてい
る。しかし、これに限定されず、配達業者サーバ203
からネットワーク100を介して指定された受取りボッ
クス104に荷物の受取りに必要な情報を登録するよう
にしてもよい。このように変更した場合でも、本実施の
形態と同様に、駅や各種施設等の受取人が希望する場所
で荷物を受け取ることができる。
【0059】また、本実施の形態では、受取人105が
配達業者サーバ203に受取り要求を行い、受取りボッ
クス104内の荷物の受取りを要求している。しかし、
これに限定されず、携帯電話である受取人端末205か
ら受取りボックス104に直接、受取り要求を行うよう
にしても良い。このように変更した場合でも、本実施の
形態と同様に、駅や各種施設等の受取人が希望する場所
で荷物を受け取ることができる。
【0060】また、本実施の形態では、受取情報として
荷物ID番号と受取人105の携帯電話番号を使用する
場合について説明している。しかし、受取人105の携
帯電話番号に限らず、受取人105毎に特有の番号等で
あれば、どのようなものであってもよい。例えば、携帯
電話でなく通常の家庭に備え付けられた電話番号等であ
ってもよい。
【0061】さらに、本実施の形態では、荷物の受取人
105が受取り場所としての受取りボックス104を指
定する場合について説明している。しかし、これに限定
されず、送り主101が荷物の受取りボックス104を
指定するようにしても良い。この場合には、受取人10
5の都合に合わせた荷物の配達を送り主から指定するこ
とができる。
【0062】この場合には、送り主101と受取人10
5が同一人物である場合にも適用することができる。例
えば、出張の多いビジネスマン等の荷物をある出張先か
ら次の出張先に配達するような場合にも適用することが
できる。
【0063】さらに、受取りボックス104に冷凍・冷
蔵設備を備えるようにしてもよい。この場合には、生鮮
商品等も受取りボックス104で取り扱うことができ
る。
【0064】さらに、本実施の形態では、送り主101
による配達依頼手順及び受取人105による受取手順
を、ネットワーク100を経由して行う場合について説
明している。しかし、これに限定されず、その一部の手
順を従来のように帳票を用いて行うようにしてももちろ
ん良い。例えば、送り主101からの配達依頼や配達業
者から受取人105への連絡を従来通り、依頼伝票や電
話を用いて行い、荷物の受取手順のみネットワークを経
由して行うようにしても良い。このように変更した場合
でも、本実施の形態と同様に、駅や各種施設等の受取人
が希望する場所で荷物を受け取ることができる。
【0065】さらに、本配達システムをコンビニエンス
ストアやスーパーマーケット等に適用し、コンビニエン
スストア等で荷物の配送依頼を受注するようにしてもよ
い。コンビニエンスストア等で取り扱う商品の配送依頼
を受注することが考えられるが、この場合には荷物の引
き取り等を行う必要がない。また、コンビニエンススト
ア等で取り扱われる商品は、他の店舗でも同様の商品で
あることが想定されるため、指定された受取りボックス
104に最寄りのコンビニエンスストア等から配送する
ことができ、商品の配送効率を高めることもできる。
【0066】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
配達先として受取人の住所を指定するのではなく、所定
の場所に設置されている受取りボックスを指定できるよ
うにしたので、駅や各種施設等の受取人が希望する場所
で荷物を受け取ることができる配達システムを提供する
ことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施の形態に係る配達システムの概
念図
【図2】上記実施の形態に係る配達システムの構成を示
すブロック図
【図3】上記実施の形態に係る配達システムの受取りボ
ックスの構成を示すブロック図
【図4】上記実施の形態に係る受取りボックスのボック
ス管理装置がボックス内の荷物の有無を管理する荷物管
理テーブルの一例を示す図
【図5】上記実施の形態に係る配達システムにおける、
送り主の配達依頼手順を示すシーケンス図
【図6】上記実施の形態に係る配達システムにおける、
受取人の受取手順を示すシーケンス図
【図7】上記実施の形態に係る配達システムの配達業者
サーバから提供される受取り場所選択画面を示す図
【図8】上記実施の形態に係る配達システムの配達業者
サーバから提供される受取情報入力画面を示す図
【符号の説明】
100 ネットワーク 101 送り主 102 配達業者 103 集配センター 104 受取りボックス 105 受取人 201 送り主端末 202 受取人端末 203 配達業者サーバ 204 決済機構 301 ボックス部 302 ボックス管理部 303 通信制御部 304 入力部 305 出力部 306 ボックス開閉装置 307 荷物センサ 308 ボックス管理装置
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 小林 昌市 大阪府門真市大字門真1006番地 松下電器 産業株式会社内 (72)発明者 川端 和彦 大阪府門真市大字門真1006番地 松下電器 産業株式会社内 (72)発明者 高瀬 博士 大阪府門真市大字門真1006番地 松下電器 産業株式会社内

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ネットワークを介して荷物の配達を依頼
    する送り主端末と、前記荷物の配達依頼を受けるとその
    旨及び前記荷物の識別情報を前記荷物の受取人に前記ネ
    ットワークを介して通知する配達業者サーバと、前記受
    取人が前記荷物の配達先を前記ネットワークを介して指
    定する受取人端末と、前記受取人端末から前記荷物の配
    達先として指定される一方、前記荷物を収納する受取り
    ボックスと、を具備し、前記受取人が前記荷物の識別情
    報を用いて認証を行い前記受取りボックス内の荷物を引
    き取ることを特徴とする配達システム。
  2. 【請求項2】 前記受取人端末は、前記受取人が携帯す
    る携帯電話で構成され、前記受取りボックス内の荷物を
    引き取る際、前記受取人が前記荷物の識別情報と共に前
    記携帯電話の電話番号を用いて認証を行うことを特徴と
    する請求項1記載の配達システム。
  3. 【請求項3】 前記受取りボックス内の荷物を引き取る
    際、前記受取人が前記ネットワークを介して認証を行う
    ことを特徴とする請求項1又は請求項2記載の配達シス
    テム。
  4. 【請求項4】 ネットワークを介して送り主から荷物の
    配達依頼を受けると、前記ネットワークを介して前記荷
    物の受取人に当該受取人宛ての荷物がある旨と当該荷物
    の識別情報を通知する工程と、前記ネットワークを前記
    受取人から前記荷物の受取場所として所定地に設置され
    た受取りボックスの指定を受ける工程と、前記受取人か
    ら指定を受けた前記受取ボックスに前記荷物を配送する
    工程と、前記受取人が前記荷物の識別情報を用いて認証
    を行い前記受取りボックスから当該荷物を引き取る工程
    と、を具備することを特徴とする配達方法。
  5. 【請求項5】 前記受取ボックスの指定を受ける際、前
    記受取人の携帯電話番号を登録する一方、前記受取人が
    前記荷物を引き取る際、前記荷物の識別情報と共に前記
    携帯電話番号を用いて前記受取人の認証を行うことを特
    徴とする請求項4記載の配達方法。
  6. 【請求項6】 前記受取りボックス内の荷物を引き取る
    際、前記受取人が前記ネットワークを介して認証を行う
    ことを特徴とする請求項4又は請求項5記載の配達方
    法。
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