JP2003002281A - 錨の根がかり解消装置 - Google Patents

錨の根がかり解消装置

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JP2003002281A JP2001189546A JP2001189546A JP2003002281A JP 2003002281 A JP2003002281 A JP 2003002281A JP 2001189546 A JP2001189546 A JP 2001189546A JP 2001189546 A JP2001189546 A JP 2001189546A JP 2003002281 A JP2003002281 A JP 2003002281A
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顕司 高橋
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秀一 岩城
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 小型船舶用錨の根がかりを容易に解消できる
ようにする。 【解決手段】 シャンク(22)に於けるアンカーヘッド側
端部の近傍と海上の船体を繋ぐ鎖(20)の途中に連結され
る鎖側連結具(3)と、前記シャンク(22)に於ける前記ア
ンカーヘッド側端部と反対側に位置するシャンク先端部
(24)に連結されるシャンク側連結具(5)と、前記鎖側連
結具(3) と前記シャンク側連結具(5)とを結合・分離自
在に結合する結合機構とを具備し、前記結合機構は前記
鎖側連結具(3) とシャンク側連結具(5)との間に大気中
での錨の重量より大きな分離力が作用したときに前記結
合を解除する構成であること。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、小型船舶用の錨が
岩礁等の障害物に引っ掛かって引き上げ困難な状態(以
下、「根がかり」という。)に陥った場合でも、容易に
根がかりを解消させることができる錨の根がかり解消装
置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】図8に示すように、ヨット等の小型船舶
(1)を停泊させる為に海中に投入される錨(2)は、鎖(20)
を係合させる為のアンカーリング(21)が上端に設けられ
たシャンク(22)と、該シャンク(22)の下端から屈曲突出
し且つ海底面に対して移動抵抗を発揮する係合ブレード
(23)を備えている。
【0003】このものでは、海底の岩礁や漁礁等の障害
物(11)に上記係合ブレード(23)が係合して根がかりした
場合、船体(10)に備えられたウインチ(図示せず)を用
いて強制的に錨(2)を引き上げると、該引き上げ力が、
係合ブレード(23)を障害物(11)の下方に一層食い込ませ
る方向に作用して前記根がかりを解消できないことがあ
る。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】本発明は係る点に鑑み
て成されたもので、前記根がかりを容易に解消できるよ
うにすることをその課題とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】[1項]上記課題を解決す
る為の本発明の技術的手段は、『シャンク(22)に於ける
アンカーヘッド側端部(25)の近傍と海上の船体(10)を繋
ぐ鎖(20)の途中に連結される鎖側連結具(3)と、前記シ
ャンク(22)に於ける前記アンカーヘッド側端部(25)と反
対側に位置するシャンク先端部(24)に連結されるシャン
ク側連結具(5)と、前記鎖側連結具(3) と前記シャンク
側連結具(5)とを結合・分離自在に結合する結合機構と
を具備し、前記結合機構は、前記鎖側連結具(3) と前記
シャンク側連結具(5)との間に大気中での錨(2)の重量よ
り大きな分離力が作用したときに前記結合を解除する構
成である』ことである。
【0006】上記技術的手段は次のように作用する。錨
(2)のシャンク先端部(24)にはシャンク側連結具(5)が取
り付けられていると共に、該シャンク側連結具(5)に対
して結合機構を介して結合された鎖側連結具(3) は鎖(2
0)の途中に連結されている。従って、船体(10)のウイン
チ等で鎖(20)を引き上げると、該引き上げ力は、前記結
合機構を介して互いに結合された鎖側連結具(3)とシャ
ンク側連結具(5)から錨(2)に伝達されて該錨(2)が引き
上げられる。そして、前記結合機構は、大気中に於ける
錨(2)の重量より大きな分離力(大気中に於ける錨(2)の
重量を超える大きさであれば、該重量の数倍,数十倍
等、その大きさは問わない。)が作用した場合にのみ鎖
側連結具(3) とシャンク側連結具(5)の結合を解除する
構成を有しているから、錨(2)が海中から大気中に脱出
しても上記鎖側連結具(3) とシャンク側連結具(5)の結
合が解除されることがない。これにより、錨(2)が鎖(2
0)で船体(10)上に引き上げられる。
【0007】次に、錨(2)の係合ブレード(23)の先端部
が海底の岩礁等の障害物(11)に係合した根がかり状態に
あるときに上記鎖(20)を引き上げると、大気中に於ける
錨(2)の重量より大きな引き上げ力が鎖(20)に作用した
ときに鎖側連結具(3) とシャンク側連結具(5)の結合が
解除される。即ち、鎖側連結具(3) とシャンク側連結具
(5)を結合・分離自在に結合している結合機構が上記分
離力で結合解除状態になり、これにより、鎖側連結具
(3) とシャンク側連結具(5)が分離するのである。
【0008】すると、上記障害物(11)に係合している上
記係合ブレード(23)の先端部と反対側に位置する基端部
側近傍、即ち、シャンク(22)のアンカーヘッド側端部(2
5)の近傍が鎖(20)で引っ張られる。その結果、係合ブレ
ード(23)の前記先端部が、障害物との係合部から引き抜
かれ、これにより、根がかりが解除される。
【0009】[2項]前記1項に於いて、『前記結合機構
は、前記鎖側連結具(3) に設けられ且つ表面に係合凹部
(32) が形成された差込板(33)と、前記鎖側連結具(3)
の前記差込板(33)が挿抜可能に差し込まれるようにシャ
ンク側連結具(5)に形成された差込部(52)と、前記差し
込まれた差込板(33) の前記係合凹部(32) に対して先端
部が嵌入するように前記シャンク側連結具(5)に設けら
れた係合部材(54)と、前記先端部を前記係合凹部(32)
に嵌入させる方向に付勢するバネ(55)とを具備してい
る』ものとすれば、バネ(55)の付勢力で係合部材(54)の
先端部が係合凹部(32) に弾性的に嵌入しており、これ
により、係合部材(54)と係合凹部(32)とが係合した状態
になる。従って、該係合力が、シャンク側連結具(5)の
差込部(52)から差込板(33)を引き抜くことに対する抵抗
力として作用し、これにより、鎖側連結具(3) とシャン
ク側連結具(5)が結合・分離自在に結合される。
【0010】[3項]前記1項又は2項に於いて、『前記
係合凹部(32) と、前記係合部材(54)と、前記バネ(55)
の集合体が、複数設けられている』ものとすれば、鎖側
連結具(3) とシャンク側連結具(5)を分離させる為に必
要な分離力を、上記集合体の配設数によって種々設定す
ることができる。
【0011】
【発明の効果】本発明は、上記構成であるから次の特有
の効果を有する。鎖(20)を所定の力で引き上げるだけで
錨(2)と海底の障害物(11)との係合が解除されるから、
錨(2)の根がかりを容易に解消することができる。
【0012】
【発明の実施の形態】次に、上記した本発明の実施の形
態を図面に従って詳述する。図1に示すように、小型船
舶(1)の船体(10)から海中に降ろされた鎖(20)の下端
は、錨(2)に於けるシャンク(22)のアンカーヘッド側端
部(25)に連結されていると共に、本発明の実施の形態に
係る錨の根がかり解消装置(B)は上記鎖(20)の途中とシ
ャンク(22)との間に介装されている。
【0013】図1〜図4に示すように、上記錨の根がか
り解消装置(B)は互いに結合・分離自在に結合される鎖
側連結具(3) とシャンク側連結具(5)とから構成されて
おり、鎖側連結具(3) はシャンク(22)に於けるアンカー
ヘッド側端部(25)の近傍と船体(10)側を繋ぐ鎖(20)の途
中に連結されている。一方、シャンク側連結具(5)は、
シャンク先端部(24)に揺動自在に取り付けられたアンカ
ーリング(26)に連結されている。以下、各部の詳細を説
明する。
【0014】[鎖側連結具(3) について]鎖側連結具(3)
は、長手方向に間隔を置いて形成された係合凹部(32)(3
2)(本実施の形態では貫通孔になっている)を具備する
帯板状の差込板(33)と、その上端に回動自在に取り付け
られた鎖結合部(31)から構成されている。そして、該鎖
結合部(31)は、上記差込板(33)に枢軸(34)で回動自在に
取り付けられた平行板(35)(35)と、該平行板(35)(35)の
自由端相互に挿抜可能に挿通された鎖係合ピン(36)を備
えている。そして、該鎖係合ピン(36)は、該鎖係合ピン
(36)の両端近傍の側壁に貫通装着させた脱落防止ピン(3
7)(37)によって上記平行板(35)(35)の差込孔(350)(350)
に挿抜可能に保持されている。従って、鎖係合ピン(36)
の一端の脱落防止ピン(37)を取り除くことによって該鎖
係合ピン(36)を平行板(35)(35)の差込孔(350)(350)から
抜き取ると共に、平行板(35)(35)の相互間に鎖(20)を構
成する単位リング(200)(図2参照)を挿入し、その後
再び鎖係合ピン(36)を差込孔(350)(350)に差し込むと、
鎖側連結具(3) が鎖(20)に取り付けられる。
【0015】[シャンク側連結具(5)について]シャンク
側連結具(5)は、両端が開放した矩形筒(56)と、該矩形
筒(56)の細幅側板(57)に対してボルト(61)とナット(62)
で固定される抜け止め装置(71)から構成されている。
【0016】抜け止め装置(71)には、上記矩形筒(56)の
細幅側板(57)に開設された差込孔(58)(58)に挿入される
ボール装填筒(72)(72)が既述差込板(33)の係合凹部(32)
(32)と同一ピッチで突出している。そして、該ボール装
填筒(72)(72)には、鋼球で形成された係合部材(54)(54)
がバネ(55)(55)で突出方向に付勢された状態で装填され
ていると共に、該係合部材(54)(54)はボール装填筒(72)
(72)の先端を細くした絞り部(73)(73)で脱出防止が図ら
れている。
【0017】一方、矩形筒(56)の広幅側板(59)(59)には
補強ボルト(64)(64)が架設されており、該補強ボルト(6
4)(64)は上記ボール装填筒(72)(72)の外周面に当接する
ようになっている。これにより、シャンク側連結具(5)
から鎖側連結具(3) が引き抜かれる際にボール装填筒(7
2)の先端が鎖側連結具(3) 側に変形するのを防止してい
る。
【0018】又、シャンク側連結具(5)の矩形筒(56)に
は、最終位置まで差し込まれた鎖側連結具(3) の差込板
(33)に当接する位置決めピン(65)が設けられていると共
に、広幅側板(59)(59)の下端に形成された差込孔(67)(6
7)にはシャンク結合ピン(68)が架設状態に差し込まれて
いる。そして、該シャンク結合ピン(68)は、その両端側
壁に貫通装着された抜け止めピン(69)(69)によって上記
差込孔(67)(67)に対して抜け止め状態に装着されてい
る。従って、一方の抜け止めピン(69)を除去したシャン
ク結合ピン(68)を上記差込孔(67)(67)から抜き取った
後、矩形筒(56)の広幅側板(59)(59)の下端相互間にシャ
ンク(22)上端のアンカーリング(26)を挿入し、その後、
シャンク結合ピン(68)をアンカーリング(26)内に貫通さ
せるようにして差込孔(67)(67)に差し込むと、アンカー
リング(26)にシャンク側連結具(5)が取り付けられた状
態になる。尚、本実施の形態では、鎖側連結具(3) に具
備させた差込板(33)に穿設されている係合凹部(32)(32)
とこれに嵌入する係合部材(54)(54)とバネ(55)(55)の
組み合わせが既述発明特定事項として記載した結合機構
に対応している。従って、図2の状態で鎖側連結具(3)
を上方に引き上げた際には、大気中での錨(2)の重量よ
り大きな引き上げ力(例えば大気中での錨(2)の数倍
等)が鎖側連結具(3) に作用した場合に、鎖側連結具
(3) の差込板(33)がバネ(55)(55)の付勢力に抗してその
差込部から抜き取られる。
【0019】[使用の実際]上記実施の形態に係る錨の根
がかり解消装置(B)が取り付けられた錨(2)を海底から
引き上げるべく船体(10)に据え付けられたウインチ等で
鎖(20)を巻き上げると、その巻き上げ力は、鎖側連結具
(3) とシャンク側連結具(5)から成る錨の根がかり解消
装置(B)を介して錨(2)に伝達されて該錨(2)が引き上げ
られる。そして、本実施の形態では大気中に於ける錨
(2)の重量より大きな分離力が作用した場合にのみ鎖側
連結具(3) とシャンク側連結具(5)とが分離する構成、
即ち、鎖側連結具(3) の差込板(33)に形成された係合凹
部(32)(32) に対する係合部材(54)(54)の係合が解除さ
れる構成になっているから、錨(2)が海中から大気中に
脱出しても上記鎖側連結具(3) とシャンク側連結具(5)
が結合状態に維持され、これにより、錨(2)が鎖(20)で
船体(10)上に引き上げられる。
【0020】次に、海底の障害物(11)に錨(2)が根がか
りした状態(図1の状態)で上記鎖(20)がウインチで巻
き上げられると、該鎖(20)には大きな力が作用するか
ら、該鎖(20)とシャンク(22)を繋ぐ鎖側連結具(3) とシ
ャンク側連結具(5)が互いに分離する。即ち、鎖側連結
具(3) の差込板(33)に大きな引き上げ力が鎖(20)から作
用すると、該差込板(33)に形成された係合凹部(32)(32)
に嵌入係合している係合部材(54)(54)がバネ(55)(55)
の付勢力に抗して上記係合凹部(32)(32) から脱出し、
これにより、鎖側連結具(3) の差込板(33)がシャンク側
連結具(5)から強制的に抜き取られる。すると、上記障
害物(11)に係合している上記係合ブレード(23)の先端部
と反対側に位置する基端部側近傍、即ち、シャンク(22)
のアンカーヘッド側端部(25)の近傍が鎖(20)で引っ張ら
れ、これにより、係合ブレード(23)の前記先端部が障害
物(11)との係合部から引き抜かれる。これにより、上記
根がかりが解消される。
【0021】尚、分離した鎖側連結具(3) をシャンク側
連結具(5)に再度結合させるときは、図4の状態に於い
て、ナット(62)を緩めて抜け止め装置(71)(71)をシャン
ク側連結具(5)の差込孔(58)(58)から若干引き抜き方向
に移動させ、この状態で鎖側連結具(3) の差込板(33)を
シャンク側連結具(5)の補強ボルト(64)(64)の前方に位
置する差込部(52)に差込み、その後、再びナット(62)を
締め付ければよい。
【0022】次に、図5に示す第2実施形態のもので
は、鎖側連結具(3) の差込板(33)に四個の係合凹部(32)
(32) を形成すると共に、二組の抜け止め装置(71)(71)
をシャンク側連結具(5)に装着することによって、該抜
け止め装置(71)(71)に設けられた合計四個の係合部材(5
4)(54)を上記係合凹部(32)(32) に嵌入させるようにし
たものである。
【0023】このものでは、既述第1実施形態の錨の根
がかり解消装置(B)に比べて二倍の抜け止め装置(71)を
装着したから、上記第1実施形態に比べて鎖側連結具
(3) とシャンク側連結具(5)を二倍の結合力で結合する
ことができる。
【0024】図6に示す第3実施形態のものは、鎖側連
結具(3) の差込板(33)に貫通形成した係合凹部(32)(32)
に対して表裏から係合部材(54)(54)を嵌入係合させる
ようにしたものであり、抜け止め装置(71)(71)を同図の
ように二組だけ設けても良いが、該抜け止め装置(71)(7
1)を同図の紙面に対して前後方向にも間隔を置いて配設
することにより、合計四組の抜け止め装置(71)(71)を設
ければ、鎖側連結具(3) とシャンク側連結具(5)の結合
力を一層大きくすることができる。
【0025】図7に示す第4実施形態のものは、シャン
ク側連結具(5)を構成する矩形筒(56)にボール装填筒(7
2)(72)を貫通状態で配設すると共に、該ボール装填筒(7
2)(72)の両端開口部に向けてバネ(55)で離反方向に付勢
される係合部材(54)(54)を具備させたものである。そし
て、鎖側連結具(3) の鎖結合部(31)には、上記シャンク
側連結具(5)に外嵌する外筒(38)を連結すると共に、該
外筒(38)の側壁には、上記係合部材(54)(54)が嵌入係合
する係合孔(39)(39)を形成している。このものでは、四
個の係合部材(54)(54)を二本のバネ(55)(55)で付勢でき
るから、係合部材(54)(54)と同数のバネ(55)(55)が必要
となる既述各実施形態のものに比べてバネ(55)(55)の数
を少なくすることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1実施形態に係る錨の根がかり解消
装置(B)の使用状態の説明図
【図2】本発明の第1実施形態に係る錨の根がかり解消
装置(B)の縦断面図
【図3】図2のIII−III線断面図
【図4】本発明の第1実施形態に係る錨の根がかり解消
装置(B)の鎖側連結具(3) とシャンク側連結具(5)を分離
した状態の断面図
【図5】本発明の第2実施形態に係る錨の根がかり解消
装置(B)の説明図
【図6】本発明の第3実施形態に係る錨の根がかり解消
装置(B)の説明図
【図7】本発明の第4実施形態に係る錨の根がかり解消
装置(B)の説明図
【図8】従来例の説明図
【符号の説明】
(3) ・・・鎖側連結具 (5)・・・シャンク側連結具 (10)・・・船体 (20)・・・鎖 (22)・・・シャンク (25)・・・アンカーヘッド側端部 (32) ・・・係合凹部 (33)・・・差込板 (52)・・・差込部 (54)・・・係合部材 (55)・・・バネ

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 シャンク(22)に於けるアンカーヘッド側
    端部(25)の近傍と海上の船体(10)を繋ぐ鎖(20)の途中に
    連結される鎖側連結具(3)と、 前記シャンク(22)に於ける前記アンカーヘッド側端部(2
    5)と反対側に位置するシャンク先端部(24)に連結される
    シャンク側連結具(5)と、 前記鎖側連結具(3) と前記シャンク側連結具(5)とを結
    合・分離自在に結合する結合機構とを具備し、 前記結合機構は、前記鎖側連結具(3) と前記シャンク側
    連結具(5)との間に大気中での錨(2)の重量より大きな分
    離力が作用したときに前記結合を解除する構成である、
    錨の根がかり解消装置。
  2. 【請求項2】 請求項1に記載の錨の根がかり解消装置
    に於いて、 前記結合機構は、 前記鎖側連結具(3) に設けられ且つ表面に係合凹部(32)
    が形成された差込板(33)と、 前記鎖側連結具(3) の前記差込板(33)が挿抜可能に差し
    込まれるようにシャンク側連結具(5)に形成された差込
    部(52)と、 前記差し込まれた差込板(33) の前記係合凹部(32) に対
    して先端部が嵌入するように前記シャンク側連結具(5)
    に設けられた係合部材(54)と、 前記先端部を前記係合凹部(32) に嵌入させる方向に付
    勢するバネ(55)とを具備している、錨の根がかり解消装
    置。
  3. 【請求項3】 請求項1又は請求項2に記載の錨の根が
    かり解消装置に於いて、 前記係合凹部(32) と、前記
    係合部材(54)と、前記バネ(55)の集合体が、複数設けら
    れている、錨の根がかり解消装置。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2011056998A (ja) * 2009-09-07 2011-03-24 Sanpuku Seisakusho:Kk
GB2516302B (en) * 2012-10-25 2017-05-24 Cambium Networks Ltd Reflector arrangement for attachment to a wireless communications terminal

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