JP2003000495A - 掃除機用吸込具の回転ロータ - Google Patents

掃除機用吸込具の回転ロータ

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JP2003000495A
JP2003000495A JP2001228698A JP2001228698A JP2003000495A JP 2003000495 A JP2003000495 A JP 2003000495A JP 2001228698 A JP2001228698 A JP 2001228698A JP 2001228698 A JP2001228698 A JP 2001228698A JP 2003000495 A JP2003000495 A JP 2003000495A
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JP
Japan
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rotor
vacuum cleaner
rotary rotor
floor nozzle
rotary
Prior art date
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JP2001228698A
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English (en)
Inventor
Shinji Ishiguro
伸次 石黒
Ken Mitsufuji
憲 三藤
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Kowa Co Ltd
Original Assignee
Kowa Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 掃除機のアタッチメントとして使用される吸
込具において、内蔵する回転ロータを構成するロータの
外径が小さくても、軽量かつ剛性が十分で、回転時の心
振れ等の精度が高く、安価で耐久寿命の長い金型を使用
した、回転ロータを提供する。 【解決手段】 底面に塵埃を吸引するための横長の開口
を有する本体ケースに、回転ロータを前記開口の近傍に
備えた掃除機用吸込具において、前記回転ロータを構成
するロータを、前記ロータの外周に一条ないし複数条の
溝あるいは突起が軸芯の周りに捩りが加わり螺旋状に形
成されると共に、外径が14ミリ以下に形成され、タル
ク、マイカ、ガラス繊維、カーボン繊維、チタン酸カリ
ウム、金属繊維、炭酸カルシウム、クレー、シリカ、水
酸化マグネシウム、水酸化アルミニウム、ウオラスナイ
ト等の内、少なくとも1種類以上の添加剤を含有した熱
可塑性樹脂を捩りながら押出し成形する。

Description

【発明の詳細な説明】 【0001】 【発明の属する技術分野】本発明は、掃除機のアタッチ
メントとして使用される吸込具に内蔵される回転ロータ
に関するものである。 【0002】 【従来の技術】従来の回転ロータは、特公平2−125
67号にて、電気掃除機の床吸込口用回転ローラの製造
方法として、公開されてある。特公平2−12567号
によれば、回転ローラは、外型押出成形ダイとして、内
周囲に複数の凹部を有する異形金型を用い、該異形金型
を回転させながら軟化したプラスチックを押し出して、
外周面に螺旋状の多条の突起部を有する回転ローラの基
体を一体成形し、その後、上記突起部の間に刷毛を螺旋
状に植毛して形成されてある。 【0003】しかし、上記の製造方法を使用した従来の
回転ロータは、軟化したプラスチックを押し出して一体
成形している為、回転ロータの回転バランス性能を満足
する成形後の剛性及び捩り精度を確保するためには、外
径20ミリ程度までの大きなロータしか製作できなかっ
た。 【0004】その為、上記の課題を改善すべく、ロータ
の素材にアルミニウム等の軽合金を使用し、内周囲に複
数の凹部を有する異形金型を用いて押出し、その後、軸
芯の周りに捩りを加えて、外周面に螺旋状の多条の突起
部を形成する製造方法が考案された。 【0005】上記の方法によれば、回転ロータの回転バ
ランス性能を満足する押出し後の剛性及び捩り精度を確
保しつつ、外径約12ミリ程度までのロータが製作出来
るようになった。 【0006】しかしながら、上記の方法による回転ロー
タによれば、ロータの素材にアルミニウム等の軽合金を
使用している為、樹脂に比較して比重が高い。その為、
より小径かつ、軽いロータの製作が求められていた。 【0007】また、従来の回転ロータとして、ABS樹
脂にガラス繊維を添加した材料を使用して、ロータの外
周に一条ないし複数条の溝あるいは突起が軸芯の周りに
捩りが加わった螺旋状に、インジェクション成形したも
のがある。 【0008】しかしながら、上記の方法による回転ロー
タによれば、インジェクション成形では、金型キャビテ
ィーの内圧が300kgから1500kgの高圧で金型
キャビティー内に樹脂が充填、固化されたものを捩りな
がら突出する為、金型の製作費用が高く、かつ耐久寿命
が短いという欠点を有していた。その為、製作費用が安
価で、かつ耐久寿命の長い金型を使用したロータの製作
が求められていた。 【0009】 【発明が解決しようとする課題】本発明は、上記のよう
な問題を解決するためになされたもので、外径の小さな
ロータにおいても、軽量かつ剛性が十分で、回転時の心
振れ等の精度が高く、安価で耐久寿命の長い金型を使用
した、回転ロータを提供することを目的としている。 【0010】 【課題を解決するための手段】本発明にかかる掃除機用
床ノズルの回転ロータは、次のように構成したものであ
る。 (1)底面に塵埃を吸引するための横長の開口を有する
本体ケースに、回転ロータを前記開口の近傍に備えた掃
除機用吸込具において、前記回転ロータを構成するロー
タを、前記ロータの外周に一条ないし複数条の溝あるい
は突起が軸芯の周りに捩りが加わり螺旋状に形成される
と共に、外径が14ミリ以下に形成され、タルク、マイ
カ、ガラス繊維、カーボン繊維、チタン酸カリウム、金
属繊維、炭酸カルシウム、クレー、シリカ、水酸化マグ
ネシウム、水酸化アルミニウム、ウオラスナイト等の
内、少なくとも1種類以上の添加剤を含有した熱可塑性
樹脂を捩りながら押出し成形したものである。 【0011】 【発明の実施の形態】実施の形態1 図1から図2に実施の形態1を示す。図1は本発明の回
転ロータを構成するロータの斜視図である。図1におい
て、1はロータ、2は溝である。図2は他の実施例のロ
ータの斜視図である。図2において、11はロータ、1
2は突起でああ。本発明の回転ロータを構成するロータ
は図1の如く、ロータ1の外周に4条の溝2が軸芯の周
りに捩りが加わり螺旋状に形成されてある。また、外径
は14ミリ以下に形成されてある。さらにまた、ロータ
1の素材には、タルク、マイカ、ガラス繊維、カーボン
繊維、チタン酸カリウム、金属繊維、炭酸カルシウム、
クレー、シリカ、水酸化マグネシウム、水酸化アルミニ
ウム、ウオラスナイト等の内、少なくとも1種類以上の
添加剤を含有した熱可塑性樹脂が使用されてあり、捩り
ながら押出し成形されてある。 【0012】また、図2において、本発明の回転ロータ
の他の実施例を示す。本発明の回転ロータを構成するロ
ータは図2の如く、ロータ11の外周に4条の突起12
が軸芯の周りに捩りが加わり螺旋状に形成されてある。
また、外径は14ミリ以下に形成されてある。さらにま
た、ロータ11の素材には、タルク、マイカ、ガラス繊
維、カーボン繊維、チタン酸カリウム、金属繊維、炭酸
カルシウム、クレー、シリカ、水酸化マグネシウム、水
酸化アルミニウム、ウオラスナイト等の内、少なくとも
1種類以上の添加剤を含有した熱可塑性樹脂が使用され
てあり、捩りながら押出し成形されてある。 【0013】上記の実施例において、ロータ1及びロー
タ11の素材には、タルク、マイカ、ガラス繊維、カー
ボン繊維、チタン酸カリウム、金属繊維、炭酸カルシウ
ム、クレー、シリカ、水酸化マグネシウム、水酸化アル
ミニウム、ウオラスナイト等の内、少なくとも1種類以
上の添加剤を含有した熱可塑性樹脂が使用されてあり、
使用する熱可塑性樹脂の剛性については、目的に応じて
適時、設定すれば良いが、曲げ弾性率が30000kg
/cm以上のものを使用すれば、回転時の心振れ等に
たいして、より高い剛性を有するロータを製作できる。 【0014】なお、熱可塑性樹脂としては、ABS樹
脂、AS樹脂、AAS樹脂、ポリスチレン樹脂、ハイイ
ンパクトポリスチレン樹脂等のスチレン系樹脂、ポリメ
チルメタクリレート樹脂、メチルメタクリレート−ブチ
ルアクリレート共重合体などのアクリル系樹脂、ポリプ
ロピレン樹脂、ポリエチレン樹脂などのオレフィン系樹
脂、6−ナイロン樹脂、66−ナイロン樹脂、46−ナ
イロン樹脂などのポリアミド系樹脂、ポリカーボネイト
系樹脂、ポリエチレテレフタレート系樹脂、ポリブチレ
ンテレフタレート系樹脂などがあるが、好ましくは、ス
チレン系樹脂、アクリル系樹脂などの非結晶性樹脂が、
押し出し成形性と剛性面よりバランスがとれており好ま
しい。 【0015】 【発明の効果】本発明の回転ロータを構成するロータ
は、タルク、マイカ、ガラス繊維、カーボン繊維、チタ
ン酸カリウム、金属繊維、炭酸カルシウム、クレー、シ
リカ、水酸化マグネシウム、水酸化アルミニウム、ウオ
ラスナイト等の内、少なくとも1種類以上の添加剤を含
有した熱可塑性樹脂を使用し、14ミリ以下の外周に、
複数条の溝が軸芯の周りに捩りが加わり螺旋状に形成さ
れてある。その為、小さな外径のロータであっても、軽
量、かつ剛性が高く、回転時の心振れ等の精度の高いロ
ータを製作できる。 【0016】また、本発明の回転ロータを構成するロー
タは、外周に一条ないし複数条の溝あるいは突起が軸芯
の周りに捩りが加わり螺旋状に形成されるように、熱可
塑性樹脂を捩りながら押出し成形されてある。その為、
製作費用が安価で、かつ耐久寿命の長い金型を使用する
事ができる。
【図面の簡単な説明】 【図1】 本発明の回転ロータを構成するロータの斜視
図である。 【図2】 本発明の回転ロータを構成するロータの他の
実施例を示す斜視図である。 【符号の説明】 1、11 ロータ 2 溝 12 突起
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き Fターム(参考) 3B061 AD00 AD12 4F207 AA13 AA21 AA24 AA28 AA29 AB16 AB25 AG21 AH04 AH51 KA01 KA17 KL63 KL74

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 【請求項1】 底面に塵埃を吸引するための横長の開口
    を有する本体ケースに、回転ロータを前記開口の近傍に
    備えた掃除機用吸込具において、前記回転ロータを構成
    するロータを、前記ロータの外周に一条ないし複数条の
    溝あるいは突起が軸芯の周りに捩りが加わり螺旋状に形
    成されると共に、外径が14ミリ以下に形成され、タル
    ク、マイカ、ガラス繊維、カーボン繊維、チタン酸カリ
    ウム、金属繊維、炭酸カルシウム、クレー、シリカ、水
    酸化マグネシウム、水酸化アルミニウム、ウオラスナイ
    ト等の内、少なくとも1種類以上の添加剤を含有した熱
    可塑性樹脂を捩りながら押出し成形したことを特徴とす
    る掃除機用吸込具の回転ロータ。
JP2001228698A 2001-06-25 2001-06-25 掃除機用吸込具の回転ロータ Pending JP2003000495A (ja)

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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2012223282A (ja) * 2011-04-18 2012-11-15 Hitachi Appliances Inc 吸込具および電気掃除機
US20140139066A1 (en) * 2012-11-22 2014-05-22 Kabushiki Kaisha Yaskawa Denki Rotary electric apparatus and rotor
DE102015102610A1 (de) 2015-02-24 2016-08-25 Vorwerk & Co. Interholding Gmbh Bürstenwalze für ein Bodenreinigungsgerät

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