JP2003000048A - 刈取草集積装置 - Google Patents

刈取草集積装置

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JP2003000048A
JP2003000048A JP2001186201A JP2001186201A JP2003000048A JP 2003000048 A JP2003000048 A JP 2003000048A JP 2001186201 A JP2001186201 A JP 2001186201A JP 2001186201 A JP2001186201 A JP 2001186201A JP 2003000048 A JP2003000048 A JP 2003000048A
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Hiroaki Yasui
宏昭 安井
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 地面の土砂や砂利をあまり混入させることな
く、地上に放置された刈取草群を能率的に人力に頼らず
に集める装置を提供しようとする。 【解決手段】 自走車の進行側の面に取り付けられ、自
走車の進行により、草群を地面に沿って該自走車の進行
方向に押しやってと成する押し部材と、挟み込み部材を
有して草塊を開閉自在に挟み込む挟み込み手段とを備
え、草塊を挟み込み部材で挟持して目的の場所に運んだ
後挟み込みを開放して放出するようになした刈取草集合
装置である。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、自走車に取り付け
て地上に放置された刈取草群を集めるための刈取草集積
装置及びその装置を取り付けた刈取草集積車に関する。
【0002】
【従来の技術】河川敷、土手、護岸壁、公園、空き地等
の雑草を刈り取ったあとでは、その刈取草群を放置して
おくわけにはいかず、所定の場所に集積して処分する必
要がある。土砂を集める作業と違いこの集積作業はブル
トーザ等による機械化が困難であり、人力に頼らざるを
えなかった。ブルトーザ等の使用方法を工夫しても、地
面の土砂や砂利をあまり混入させることなく刈取草を集
めることは困難であった。
【0003】又、特に河川敷、土手、護岸壁等では、低
地で集めた刈取草を集積場所である土手の上や護岸壁の
上方まで急斜面を登って運搬する場合が多く、このよう
な急斜面の運搬は従来の土木工事用の機械を使用するこ
とが出来ず人力に頼らざるを得なかった。河川敷、土
手、護岸壁におけるこのような人力による運搬は労力的
にも負担が大きく、且つこのような斜面には無断廃棄物
が散乱していることが多く、危険であり、不衛生でもあ
る。よって、このような場所における刈取草の集積の機
械化が望まれている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】本発明は、地面の土砂
や砂利をあまり混入させることなく、地上に放置された
刈取草群を能率的に人力に頼らずに集積する装置を提供
しようとする。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明の要旨とするとこ
ろは、自走車に取り付け、地上に放置された刈取草群を
集めるためのものであって、自走車の進行側の面に取り
付けられ、該自走車の進行により、該草群を地面に沿っ
て該自走車の進行方向に押しやって草塊と成する押し部
材と、挟み込み部材を有して該草塊を開閉自在に挟み込
む挟み込み手段とを備え、該草塊を該挟み込み部材で挟
持して目的の場所に運んだ後、挟み込みを開放して放出
するようになした刈取草集積装置であることにある。
【0006】前記刈取草集積装置は、前記挟み込み部材
を昇降自在に移動させる昇降手段を含み得、挟持された
前記草塊を持ち上げて前記目的の場所に放出するように
なし得る。
【0007】前記挟み込み部材は、前記自走車の少なく
とも幅方向に移動して草塊を挟み込み得る。
【0008】前記刈取草集積装置は、前記押し部材の下
端部に、歯先を下向きにして前記自走車の幅方向に配さ
れた櫛状部材を備え得、前記草群を掻き集めるようにな
し得る。
【0009】又、本発明の要旨とするところは、前記刈
取草集積装置を備え、地上に放置された刈取草群を集め
るようになされた刈取草集積車であることにある。
【0010】
【発明の実施の形態】本発明に係る刈取草集積装置の態
様を図面に基づいて詳しく説明する。図1は刈取草集積
装置2の要部斜視図である。刈取草集積装置2は、自走
車4の前面に取り付けられ、草群を地面に沿って自走車
4の進行方向に押しやって草群と成す押し部材6と、草
塊を挟み込む一対の挟み込み部材8を有する挟み込み手
段10と、挟み込み部材8を昇降自在に移動させる昇降
手段12とを備える。
【0011】押し部材6は、自走車4の幅とほぼ同じ長
さの押し板14と、櫛状部材16から成る。押し板14
は、横にして自走車4の前面の作業体20に固定されて
いる。押し板14の下端部に櫛状部材16が、歯先を下
向きにして歯列が自走車4の幅方向に並ぶように押し板
14の下端部に取り付けられている。櫛状部材16は押
し板14とほぼ同じ長さであり、基板15とそれに列状
に取り付けられた櫛歯22から成る。刈り払い機で刈り
取られ地面にそのまま置かれた草群が、自走車4の前進
により、櫛歯22に掛かって自走車4の進行方向に掻き
押され押し縮められて草塊となる。押し板14も草群を
押し縮めて草塊を形成させる。
【0012】図4は、押し部材6を構成する櫛状部材1
6の構成を示す断面模式図である。櫛状部材16は、基
板15と、その基板15に櫛状に固定された櫛歯22か
ら成る。櫛歯22は、太い番線から成り、中央部でルー
プ40が形成されている。ループ40は櫛歯22に可撓
性を付与する。櫛歯22の根元は基板15に溶接されて
いる。櫛歯22の歯先は熊手状にカールして草を掻き集
めやすくされていてもよい。
【0013】なお、押し板14あるいは櫛状部材16
は、自走車4の幅より短い長さのものであってもよい。
自走車4の幅より長いものであってもよい。
【0014】挟み込み手段10は、草塊を挟み込む一対
の挟み込み部材8と、挟み込み部材8と軸着する横桁2
4と、挟み込み部材8のそれぞれの最上部に連結する油
圧シリンダ装置29から構成されている。挟み込み部材
8は横桁24の左右にそれぞれ配され、その上部が、横
桁24の両端部とそれぞれ軸着し、軸26のまわりに自
走車4の幅方向に回動自在とされている。左右の挟み込
み部材8の最上部は、油圧シリンダ装置29の両端にそ
れぞれ連結され、シリンダロッドの往復により挟み込み
部材8の下部の挟み込み部30が開閉して、草塊を挟み
込む。
【0015】昇降手段12は、振りアーム32と、油圧
シリンダ装置36と、作業体20の上面中央部から立設
する主柱34とから構成される。横桁24は中央部で振
りアーム32の一端部42に固定されている。振りアー
ム32の他端部は、主柱34の上端部に軸38を介して
軸着されている。この軸着部40と一端部42の中間で
軸着部40の近傍の位置で、振りアーム32と油圧シリ
ンダ装置36のロッド44の先端部とが振りアーム32
に軸着され、油圧シリンダ装置36の他端部48が連結
部材50を介して主柱34の下端部に固定して配された
ステーション部材54に軸着されている。これにより、
油圧シリンダ装置36のロッド44の往復で、振りアー
ム32が軸38を中心に回動し、横桁24と、それに連
結している挟み込み部材8が振り上げられ、振り下げら
れる。
【0016】図2に、挟み込み手段10の正面模式図を
示す。一対の挟み込み部材8が、上部60で横桁24の
各端部と軸26を介して軸着している。挟み込み部材8
は最上部62で油圧シリンダ装置29の両端にそれぞれ
連結され、シリンダロッドの往復により挟み込み部材8
の下部の挟み込み部30が開閉して、図中点線で示すよ
うに閉じてゆくとき、押し部材6により草群が押し縮め
られて形成された草塊66を挟み込む。
【0017】押し挟み部材6が実線で示す開かれた状態
で、自走車4を走行させて、草群を押し部材6により押
しやって草塊を形成させ、次いで、挟み込み部30を点
線で示す位置まで閉じることにより、その草塊を挟み込
み部30で挟み込み、草塊を挟み込んだ状態で自走車4
を所定の位置まで走行させ、挟み込みを解除して草塊を
放出する。
【0018】本発明においては、左右の挟み込み部材8
のそれぞれに挟み込み部30を開閉するための油圧シリ
ンダ装置が1個ずつ備えられていてもよい。
【0019】図3は、昇降手段12による挟み込み部材
8の昇降の態様を示す側面模式図である。振りアーム3
2の端部68が、作業体20の上面中央部から立設する
主柱34の上端部に軸38を介して軸着されている。油
圧シリンダ装置36のロッド44の往復で、振りアーム
32が軸38を中心に回動し、横桁24と、それに連結
している挟み込み部材8が点線で示す位置まで振り上げ
られ、実線の位置まで振り下げられる。なお、図1に示
す本発明の刈取草集積装置2の構成にあるように、挟み
込み部材8は、上昇した位置でも、開閉自在である。
【0020】主柱34にはストッパー70が備えられて
いる。振りアーム32にもストッパー72が備えられ、
振りアーム32が最下降した位置で、ストッパー72が
ストッパー70により衝止される。
【0021】又、図1において、作業体20は軸70を
介して自走車4の不図示のフレームに軸着しており、不
図示の駆動手段により軸70を中心に回動することが出
来る。これにより、押し部材6と、挟み込み部材8を同
時に地面から僅かの距離昇降させ、作業に応じて地面
と、押し部材6や挟み込み部材の距離を調節することが
出来る。
【0022】本発明においては、挟み込み手段や昇降手
段12は、油圧シリンダによらずとも、他の駆動方式で
駆動されてもよい。モータとチェーンを用いたチェーン
駆動方式が用いられてもよい。リニアモータにより駆動
されてもよい。ラックとピニオンによる直線的な駆動方
式が用いられてもよい。それぞれの駆動方式に従って挟
み込み手段や昇降手段12における挟み込み部材8を駆
動する機構をかえてもよい。
【0023】本発明においては、昇降手段が、例えば、
主柱34が伸縮することにより挟み込み部材を昇降させ
る構成であってもよい。振りアーム32が伸縮すること
によりさらに挟み込み部材8の可動範囲を広げたもので
あってもよい。
【0024】本発明においては、挟み込み部材は草群を
挟めるものであれば形状は問わない。板状であってもよ
い。曲板状であっても良い。網状部材が用いられてもよ
い。フォーク状部材を備えていてもよい。格子状であっ
てもよい。草塊が掻かりやすいように突起や針状部材を
備えていてもよい。
【0025】一対の挟み込み部材は片方の挟み込み部材
が固定され、他の片方の挟み込み部材が可動であっても
よい。
【0026】挟み込み手段は挟み込み部材を搖動させて
挟み込む機構のものでなくともよい。挟み込み部材をレ
ールに沿って往復動させる機構のものでもよい。挟み込
み部材をリンク機構を介して往復動させる機構のもので
もよい。挟み込み部材を直接油圧ピストンに取り付けて
往復動させる機構のものでもよい。
【0027】挟み込み手段は自走車の幅方向に挟み込む
挟み込み部材だけでなく、更に前後から草塊を挟みこむ
ための部材を備えていてもよい。
【0028】このような本発明の自走車に取り付けられ
た刈取草集積装置2を用いることにより、刈り払い機で
刈り取られ地面にそのまま置かれた草群が、先ず自走車
4の前進により櫛歯22に掛かって自走車4の進行方向
に掻き押され押し縮められて草塊となる。押し板14も
草群を押し縮めて草塊を形成させる。自走車4を前進さ
せて所定の草塊が形成されたら、挟み込み手段10を駆
動してにより草塊を左右から挟んでから地面から持ち上
げる。この持ち上げは、作業体20を軸70の回りに若
干回転させて行うことが出来る。又、振りアーム32を
油圧シリンダ装置36を作動させて持ち上げることによ
って行うことが出来る。
【0029】次いで草を集積すべき場所まで自走車4を
走らせ、挟み込み部材8を開放して草塊を放出する。草
を集積すべき場所が草を掻き押して集める場所と平地で
続いている場合には挟み込み部材を8地面から持ち上げ
ずに草を集積すべき場所まで自走車4を走らせることも
出来る場合がある。
【0030】草を集積すべき場所が、草を掻き押して集
める場所からみて急斜面を登った高所にある場合には、
挟み込み部材で草塊を挟んで、その高所の麓まで自走車
で運んだ後、振りアーム32を油圧シリンダ装置36を
作動させて持ち上げることによって挟み込み部材8をそ
の集積すべき場所まで持ち上げ、次いで挟み込み部材8
を開放して草塊を放出する。
【0031】図5は本発明の刈取草集積装置の他の態様
を示す要部斜視図である。図5において、刈取草集積装
置2aは自走車4に取り付けられ、一対の押し挟み部材
6aを備える。押し挟み部材6aは、押し部材6cであ
る方形の前面板7と、挟み込み部材8cである方形の側
面板9から成り、前面板7と側面板9とが互いに直角に
配されてそれぞれの1辺で連接して断面L字型の板部材
を形成している。押し挟み部材6aは、自走車4の前面
に取り付けられた作業体20aに装着されている。作業
体20aは、地面に略垂直且つ自走車4の幅方向に平行
な作業面21を有する。作業面21は自走車4の車幅の
略一杯にわたって延長されている。一対の押し挟み部材
6aはそれぞれ前面板7が作業面21に面して作業面2
1に平行に配され、このとき側面板9は地面に略垂直に
且つ前面板7を間にして外側に位置するように配され
る。それぞれの押し挟み部材6aは、作業面21の自走
車4の幅方向に関する中央部23で互いに1辺部25を
平行に相対させている。各押し挟み部材6aの1辺部2
5の上端31は、それぞれ、作業体20aの上面35に
設けられた連結子37に固定された軸39を介して、作
業体20aの上面35に軸着している。各押し挟み部材
6aの1辺部25の不図示の下端も、それぞれ、作業体
20aの不図示の下面に設けられた、連結子37に固定
された軸39と同様の、不図示の連結子及び軸を介し
て、作業体20aの不図示の下面に軸着している。即
ち、各押し挟み部材6aは、軸39を通り地面と略垂直
方向の線を軸芯として、回動自在とされている。
【0032】一方、作業体20aの後方には、作業体2
0aから延長されてステーション41が設けられてい
る。ステーション41の上端部は、油圧シリンダ43及
び連結部材45を介して、押し挟み部材6aの一部分を
構成する前面板7の上辺中央部と連結されている。連結
部材45は前面板7の上辺中央部に固定されている。油
圧シリンダ43のロッドの先端は、連結部材45に軸着
されている。これにより、油圧シリンダ43のロッドの
往復で押し挟み部材6aが回動する。即ち、押し挟み部
材6aと油圧シリンダ43とが挟み込み手段10aの主
要な構成要素である。
【0033】又、作業体20aには、支持板81が後方
に突設されている。支持板81の先端は、本体フレーム
83に固定して設けられた連結子85と軸87を介し
て、本体フレーム83に軸着している。一方、作業体2
0aの上端中央部には連結子95が固定されている。
又、本体フレーム83には連結子98が固定されてい
る。作業体20aの上端中央部と本体フレーム83と
は、連結子95、油圧シリンダ99、連結子98を介し
て連結されていて、油圧シリンダ99のシリンダロッド
の往復により、作業体20aが軸87の回りに回動し、
これにより、押し挟み部材6aを地面から僅かの距離昇
降させ、作業に応じて地面と押し挟み部材6aの距離を
調節することが出来る。
【0034】本発明の更に他の態様を図6に示す。図6
の刈取草集積装置2bは、図5に示す刈取草集積装置2
aと基本的には同じ構成を有しているが、押し挟み部材
6bが櫛状部材16bを備える。櫛状部材16bは前面
板7bの下端部に自走車4の幅方向に沿って配されてい
る。前面板7bの下端部と、地面との間には地面に沿っ
た隙間104が設けられている。
【0035】図6の態様により、自走車4の前進時に櫛
状部材16bで草群を掻き押して集めることが出来る。
【0036】本発明の刈取草集積装置2aにおいては、
押し挟み部材6aが実線で示す開かれた状態で、自走車
4を走行させて、草群を押しやって草塊を形成させ、次
いで、押し挟み部材6aを点線で示す位置まで閉じるこ
とにより、その草塊を押し挟み部材6aで挟み込み、草
塊を挟み込んだ状態で自走車4を所定の位置まで走行さ
せ、挟み込みを解除して草塊を放出する。本発明の刈取
草集積装置2bにおいても押し挟み部材6bの作用は刈
取草集積装置2aにおける押し挟み部材6aの作用と同
様である。
【0037】草塊を挟み込んだ状態で自走車4を所定の
位置まで走行させるときには、油圧シリンダ99を作動
させて、作業体20aを軸87の回りに若干回転させ、
押し挟み部材6a又は、押し挟み部材6bを地面から浮
かせておくことが出来る。
【0038】本発明の刈取草集積装置においては、櫛歯
を前進させて熊手で掻くように地上に放置された草群を
掻き押すので、地上の土砂や砂利をあまり混入させるこ
となく草群を掻き集めることが出来る。
【0039】更に又、本発明の刈取草集積装置2、2
a、2bにおいては、押し集められた草群から成る草塊
を挟み込み機能を有する一対の挟み込み部材や、押し挟
み部材で挟み込んで持ち上げることにより、草塊が持ち
上げられたときに、土砂や砂利が草塊から分離して落下
するので、地上の土砂や砂利をあまり混入させることな
く草群を掻き集めることが出来る。
【0040】以上本発明の刈取草集積装置の態様を説明
したが、本発明はその趣旨を逸脱しない範囲で、当業者
の知識に基づき種々の改良、修正、変形を加えた態様で
実施し得るものであり、これらの態様はいずれも本発明
の範囲に属するものである。
【0041】
【発明の効果】本発明の刈取草集積装置は、自走車に取
り付けて、地上に放置された刈取草群を、能率的に、且
つ土砂や砂利をあまり混入させることなく、定められた
場所に集めることが出来る。
【0042】本発明の刈取草集積装置は、自走車に取り
付けて、押し集められた草群から成る草塊を、挟み込み
機能を有する一対の挟み込み部材や、押し挟み部材で挟
み込んで持ち上げて、定められた場所まで運ぶことが出
来るので、草塊が運搬の途中で脱落することが殆どな
い。
【0043】更に、本発明の刈取草集積装置は、自走車
に取り付けて、押し集められた草群から成る草塊を、挟
み込み機能を有する一対の挟み込み部材や、押し挟み部
材で挟み込んで、急峻な斜面の上まで高く持ち上げるこ
とが出来るので、刈取草集積装置で集めた草塊を直接そ
の斜面の上の所定の場所に集積することが出来る。これ
により刈取草を刈り取った場所から急峻な斜面の上まで
人力によらず運搬し集積することが出来る。
【0044】更に、本発明の刈取草集積装置は、自走車
に取り付けて、押し集められた草群から成る草塊を、挟
み込み機能を有する一対の挟み込み部材や、押し挟み部
材で挟み込んで、トラックの荷台の高さより高く持ち上
げることが出来るので、刈取草集積装置で集めた草塊
を、直接その荷台に積み込むことが出来る。これにより
刈取草を刈り取った場所から離れた遠隔地で集積する場
合の作業が大幅に効率化される。
【0045】本発明の刈取草集積装置は既存の工事用自
走車に取り付けて、その自走車を刈取草集積車として利
用出来る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る刈取草集積装置の構成を示す要部
斜視図である。
【図2】図1の刈取草集積装置の挟み込み手段の構成を
示す要部正面模式図である。
【図3】図1の刈取草集積装置の昇降手段による挟み込
み部材の昇降の態様を示す側面模式図である。
【図4】本発明に用いられる櫛状部材の構成を示す断面
模式図である。
【図5】本発明の刈取草集積装置の他の態様を示す要部
斜視図である。
【図6】本発明の刈取草集積装置の更に他の態様を示す
要部斜視図である。
【符号の説明】
2、2a、2b:刈取草集積装置 4:自走車 6、6c:押し部材 8、8c:挟み込み部材 10、10a:挟み込み手段 12:昇降手段 16、16b:櫛状部材 22:櫛歯 66:草塊

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 自走車に取り付け、地上に放置された刈
    取草群を集めるためのものであって、自走車の進行側の
    面に取り付けられ、該自走車の進行により、該草群を地
    面に沿って該自走車の進行方向に押しやって草塊と成す
    る押し部材と、挟み込み部材を有して該草塊を開閉自在
    に挟み込む挟み込み手段とを備え、該草塊を該挟み込み
    部材で挟持して目的の場所に運んだ後、挟み込みを開放
    して放出するようになした刈取草集積装置。
  2. 【請求項2】 前記挟み込み部材を昇降自在に移動させ
    る昇降手段を含み、挟持された前記草塊を持ち上げて前
    記目的の場所に放出するようになした請求項1に記載の
    刈取草集積装置。
  3. 【請求項3】 前記挟み込み部材が、前記自走車の少な
    くとも幅方向に移動して草塊を挟み込む、請求項1又は
    2に記載の刈取草集積装置。
  4. 【請求項4】 前記押し部材の下端部に、歯先を下向き
    にして前記自走車の幅方向に配された櫛状部材を備え、
    前記草群を掻き集めるようになした請求項1乃至3のい
    ずれかに記載の刈取草集積装置。
  5. 【請求項5】 請求項1乃至4のいずれかに記載の前記
    刈取草集積装置を備え、地上に放置された刈取草群を集
    めるようになされた刈取草集積車。
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Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
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