JP2002544081A - 弛み止め螺旋状閉鎖システム - Google Patents

弛み止め螺旋状閉鎖システム

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JP2002544081A
JP2002544081A JP2000618172A JP2000618172A JP2002544081A JP 2002544081 A JP2002544081 A JP 2002544081A JP 2000618172 A JP2000618172 A JP 2000618172A JP 2000618172 A JP2000618172 A JP 2000618172A JP 2002544081 A JP2002544081 A JP 2002544081A
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JP
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sleeve
neck
cap
container
closure
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Withdrawn
Application number
JP2000618172A
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English (en)
Inventor
ズィーリンスキー、ピーター・エム
Original Assignee
コマー・インコーポレイテッド
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Filing date
Publication date
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    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B65CONVEYING; PACKING; STORING; HANDLING THIN OR FILAMENTARY MATERIAL
    • B65DCONTAINERS FOR STORAGE OR TRANSPORT OF ARTICLES OR MATERIALS, e.g. BAGS, BARRELS, BOTTLES, BOXES, CANS, CARTONS, CRATES, DRUMS, JARS, TANKS, HOPPERS, FORWARDING CONTAINERS; ACCESSORIES, CLOSURES, OR FITTINGS THEREFOR; PACKAGING ELEMENTS; PACKAGES
    • B65D41/00Caps, e.g. crown caps or crown seals, i.e. members having parts arranged for engagement with the external periphery of a neck or wall defining a pouring opening or discharge aperture; Protective cap-like covers for closure members, e.g. decorative covers of metal foil or paper
    • B65D41/02Caps or cap-like covers without lines of weakness, tearing strips, tags, or like opening or removal devices
    • B65D41/04Threaded or like caps or cap-like covers secured by rotation
    • B65D41/08Threaded or like caps or cap-like covers secured by rotation engaging a threaded ring clamped on the external periphery of the neck or wall

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  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Mechanical Engineering (AREA)
  • Closures For Containers (AREA)

Abstract

(57)【要約】 3つの要素からなる容器の弛み止めの螺旋状の閉鎖システム(10)である。その3つの要素とは、閉鎖キャップ(13)、首部の仕上部(11)、及び弾性材料で作られたライナ又はストッパ(12)である。この閉鎖システムは、螺旋状の溝(15)と係合する係合ラグ(14)と、首部の仕上部にポケットを有し、殺菌工程の間、閉鎖キャップが弛まないように防ぐ。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】
この出願は、1999年5月13日出願の米国仮出願第60/133,910号の利益を
主張するものである。
【0002】
【発明の背景】
この発明は、オートクレーブ殺菌処理を必要とする製品に使用される容器閉鎖
システムにおける改良に関する。これらのアプリケーションにおいては、スリー
ブの不変性(integrity)が維持されることが重要である。従来のシステムにおい
ては、プロセスの熱的変動に起因してオートクレーブ殺菌処理中に、材料に熱的
クリープが発生し、そのため、いくつかの例では、弛み現象が発生し、シールが
破壊されてしまうことがあるということが判明した。オートクレーブ殺菌処理中
に、製品の不変性を維持するために、密閉状態のシールを維持することは重要な
ことである。この発明は、オートクレーブ処理中に密閉されたシールを確実に維
持すべく、新規な構造によって特徴付けられる閉鎖システムを提供する。
【0003】
【発明の概要】
この発明は、オートクレーブ処理において、特に有用である特徴によって特徴
付けられる閉鎖システムを提供する。この目的のため、この閉鎖システムは、ス
リーブ状の挿入体(insert)を有し、これが容器の首部に圧入される。容器の首部
の仕上部は弛み止め部で終わる螺旋状の溝を有している。一方、キャップはラグ
を具え、これが前記スロットに係合し、ライナを所定の位置にロックするように
なっている。
【0004】
【発明の実施の形態】
次に、図面、特に、図1、2を参照すると、弛み止めの螺旋状の閉鎖システム
(10)が、図1の容器(30)に取付けられた状態で示されており、オートクレーブ殺
菌工程の間に、「ねじが弛むこと」に抵抗するように設計されている。関係する
材料の熱的クリープのため、従来の閉鎖体は弛んでしまい、その結果、ねじ込ま
れた閉鎖体の弛みを発生させ、そのため、容器の内容物が使用不可能になるよう
に、シールが破壊されてしまうことがある。
【0005】 図1を参照すると、この発明の閉鎖システム(10)は3つの要素からなる。すな
わち、筒状に形成された首部の仕上部(finish)スリーブ(11)、全体として弾性材
料で作られ容器の内容物をシールするライナディスク又はストッパ(12)、そして
、図1では、破断されているカップ形状の閉鎖キャップ(13)である。図1におい
て係合位置で示されている首部の仕上部のスリーブ(11)と閉鎖キャップ(13)は、
閉鎖システム(10)が殺菌工程の間に弛むのを防ぐように、協力して相互に作用し
、その間、閉鎖キャップ(13)は、同時に、下向きの力をライナディスク又はスト
ッパ(12)に作用させる。
【0006】 挿入スリーブ(11)の展開図に最も良く示されているように、挿入スリーブ(11)
の外表面には3つの螺旋状の溝(15)が形成されており、それらは、ラグ(14)を受
け入れるサイズである入り口の開口(15a)と、挿入スリーブの軸に直角な横平面(
P-P)上にある弛み止めスロット(16)で終わっている。
【0007】 この弛み止めシステムの部品は、以下のようにして組立てられる。まず最初に
、スリーブ(11)が、容器の仕上部と容器の本体とを分離して周辺方向に延びてい
るリブ(R)にスリーブ(11)の下部縁(11a)が突き当たるまで、容器の首部に圧入さ
れる。それから、ライナシール(12)が、図1で示される位置に、容器の放出端部
の上に置かれる。ライナ(12)は、スリーブ(11)の直径よりも小さい直径のもので
あるから、キャップがライナの上に置かれたとき、ラグ(14)は螺旋状のスロット
(15)の入り口端部に整列して係合することができる。時計回りの方向へのキャッ
プの回転はキャップを着座させ、ラグ(14)が保持用隆起(17)を通り過ぎて、弛み
止めスロット(16)に係合したとき、所定の位置でキャップをロック(弛み止め)
することになる。
【0008】 図2では、首部の仕上部(11)は、容器(30)の首部(31)に取付け状態にある。首
部の仕上部(11)は、首部の仕上部(11)が閉鎖キャップ(13)が取付けられている間
、回転するのを防ぐように容器(30)の首部(31)に圧入されている。図3では、閉
鎖キャップ(13)は単独で図示されており、より明確にその顕著な特徴を示してい
る。閉鎖キャップ(13)の開放端部にある係合ラグ(14)と、閉鎖キャップ(13)の閉
鎖端部にある力の集中手段(18)は、協働して、ライナ又はストッパ(12)を容器(3
0)にしっかり固定する。図4は、首部の仕上部(11)の単独の図であり、下向きに
螺旋形になっている螺旋状のスロット(15)、係合ラグ(14)を保持し閉鎖キャップ
(13)が容器(30)に完全に固定されていることを示すポケット(16)、及び殺菌工程
の間、閉鎖キャップ(13)の逆回転を防ぐ保持用隆起(17)を示している。
【0009】 容器(30)の内容物を保証するために、首部の仕上部(11)は容器(30)の首部(31)
に圧入されている。ライナ又はストッパ(12)が容器(30)の上に置かれているが、
その替わりに、閉鎖キャップ(13)の中に置かれてもよく、それから、閉鎖キャッ
プ(13)が首部の仕上部(11)の上に置かれ、係合ラグ(14)が螺旋状のスロット(15)
に整列させられてもよい。容器(30)にライナ又はストッパ(12)を固定するには、
閉鎖キャップ(13)が螺旋状のスロット(15)に沿って下向きに引かれながら回転さ
せられ、同時に、力の集中手段(18)でライナ又はストッパ(12)を圧縮する。保持
用隆起(17)を越えてポケット(16)の中に係合ラグ(14)を動かすのには、閉鎖キャ
ップ(13)の僅かに増加した力による強制回転が必要となる。
【0010】 ライナ又はストッパ(12)を取外して容器(30)を開けるには、係合ラグ(14)が保
持用隆起(17)に打ち克つように、十分な力が逆回転方向で閉鎖キャップ(13)に作
用されなければならない。係合ラグ(14)が保持用隆起(17)を越えると、螺旋状の
スロット(15)に沿って戻り、閉鎖キャップ(13)、及びライナ又はストッパ(12)が
解除され、容器(30)の内容物は利用可能となる。
【0011】 本発明の特定の実施形態が例示され、説明されたが、発明を限定する意図はな
く、特許請求の範囲内において、変更や変形がなされ得るものである。
【図面の簡単な説明】
【図1】 閉鎖キャップが容器に取付けられている状態の本発明の弛み止め
の螺旋状の閉鎖システムの一部断面の正面図。
【図1a】 弛み止めの螺旋状の閉鎖システムのキャップの一部が破断され
た状態にある、首部の仕上部スリーブの上面図。
【図2】 容器の首部に取付けられた仕上部をより明確に示す正面図。
【図3】 係合ラグと力の集中手段を示す閉鎖キャップの単独の断面図。
【図3a】閉鎖システムのキャップの底面図。
【図4】 螺旋状のスロット、保持用隆起、及びポケットを示す、首部の仕
上部の単独の正面図。
【図4a】 首部の仕上部スリーブの上面図。
【図5】 キャップと首部の仕上部のスリーブの両方の展開図。
【図6】 キャップが首部の仕上部スリーブと係合している状態を示す展開
図。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (81)指定国 EP(AT,BE,CH,CY, DE,DK,ES,FI,FR,GB,GR,IE,I T,LU,MC,NL,PT,SE),OA(BF,BJ ,CF,CG,CI,CM,GA,GN,GW,ML, MR,NE,SN,TD,TG),AP(GH,GM,K E,LS,MW,SD,SL,SZ,TZ,UG,ZW ),EA(AM,AZ,BY,KG,KZ,MD,RU, TJ,TM),AE,AL,AM,AT,AU,AZ, BA,BB,BG,BR,BY,CA,CH,CN,C U,CZ,DE,DK,EE,ES,FI,GB,GD ,GE,GH,GM,HR,HU,ID,IL,IN, IS,JP,KE,KG,KP,KR,KZ,LC,L K,LR,LS,LT,LU,LV,MD,MG,MK ,MN,MW,MX,NO,NZ,PL,PT,RO, RU,SD,SE,SG,SI,SK,SL,TJ,T M,TR,TT,UA,UG,UZ,VN,YU,ZA ,ZW

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 全体として筒状をなす首部を有する容器の閉鎖集合体であっ
    て、全体として筒状をなし前記容器の首部に圧入される首部仕上げスリーブと、
    前記スリーブの外面に画定され周方向に間隔を置かれた一連の螺旋状の溝を画定
    する手段であって、前記各溝は前記スリーブの下端部に隣合って細長い弛み止め
    用のスロットで終わっている手段と、頂部と垂れ下るスカートを有するカップ形
    状のキャップと、前記スカートの下端部から内方向に突出し周方向に間隔を置か
    れて径方向内側に向き、前記スリーブの螺旋溝と整列するように周方向に等間隔
    にあるラグとを有し、かくして、前記キャップが前記スリーブに相対的に回転さ
    せられたとき、前記ラグが前記溝に沿って進み、前記弛み止めスロットの底に係
    合して、前記キャップを前記スリーブに対して保持するようになっている、容器
    の閉鎖集合体。
JP2000618172A 1999-05-13 2000-05-11 弛み止め螺旋状閉鎖システム Withdrawn JP2002544081A (ja)

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US13391099P 1999-05-13 1999-05-13
US60/133910 1999-05-13
PCT/US2000/012861 WO2000069740A1 (en) 1999-05-13 2000-05-11 Locking helical closure system

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