JP2002541200A - 癌の処置のための方法および組成物 - Google Patents
癌の処置のための方法および組成物Info
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Abstract
Description
の特性を共有する一方、各々の特定の癌は、それ自体の特定の性質を有する。遺
伝的因子および環境的因子は、重篤度および処置の予後において複雑な相互作用
を有する。従って、処置は注意深く適応させなければならない。
ないことが判明した(HolladおよびFreiら、Cancer Medi
cine,第4版、Publisher Williams & Wilken
s)。他の処置(例えば、放射線治療)は、一定の範囲の癌については部分的に
有用であるが、代表的には完全な治癒を生じない。確かに、多くの癌の重篤度お
よび死亡率が与えられると、薬物は、例えば、腫瘍の増殖を遅延させること、ま
たは寿命を延長すること(実際に症状を治癒することなく)によって、それが生
活の質を改善する場合には、成功したと見なされ得る。従って、多くの状況にお
いて、90〜95%の悪性細胞を除去し得る化合物または処置の組み合わせを用
いて、個体は処置されるが、残存している細胞は再増殖および転移し得、究極的
には死をもたらす。癌の中で特に乏しい最終的な予後を有するものは、卵巣癌で
ある。
には、依存性ではない。多くの場合において、交差効果および処置の負荷は、処
置のいずれか単独の場合よりも、組み合わせについてより低い有効性を生じ得る
。直面する問題には、多剤耐性(MDR)が含まれ、ここでは悪性細胞は、本質
的に、細胞毒性化合物および他の化合物を細胞外にくみ出し、それによって有用
な癌の処置の継続を妨害する。
多数の細胞毒性因子が存在する。これらのうちの1つであるパクリタキセル(T
AXOL(登録商標)ともまた呼ばれる)は、米国癌学会の植物抽出物のスクリ
ーニングプログラムの後で、Waniおよび共同研究者によって1971年に最
初に同定された(Wani MCら、1971 J.Am.Chem.Soc.
,98:2325−2327)。この複合体ジテルペンは、いくつかの型の腫瘍
に対して細胞毒性活性を示し、そしていくつかの癌(例えば、卵巣癌および乳癌
)において現在使用されている。臨床的研究は、TAXOL(登録商標)が、最
終的に、ヒトの癌の70%を超える処置において使用され得ることを示唆する。
っている。これは、細胞周期の分子的調節を操作することによって細胞分裂を妨
害する。パクリタキセルは、すべての真核細胞に存在する微小管の主要な構造成
分であるチューブリンに結合する。他の抗有糸分裂薬剤(例えば、ビンカアルカ
ロイドおよびコルヒチン(colcichine)(これらは、チューブリンの
重合を阻害する))と異なって、パクリタキセルは、チューブリンのこのアセン
ブリを促進し、そして得られる微小管を安定化する。この事象は、細胞分裂の中
断をもたらし、そして究極的には細胞死をもたらす。
もたらした。タキソテールTM(Rhone−Poulene Rorerにより
市販されている)は、10−deacetylbaccatin IIIから産
生され、これは、卵巣癌および乳癌の処置において現在使用されている。
巣細胞および転移性乳癌の進行の処置がなされる一方、これらの大部分は、なお
これらの疾患に究極的には屈服する。
トキノン)に由来し、これは、キササゲ科(Bignoniaceae)のメン
バーである、ラパコの木(Tabebuia avellanedae)から単
離され得る。カンプトテシンおよびトポテカン(topotecan)と同様に
、β−ラパコンは、DNAトポイソメラーゼIを阻害する(Li,C.J.ら、
J.Biol.Chem.1993)。この化合物は、いくつかの型の癌細胞(
肺癌、乳癌、結腸癌、および前立腺癌ならびに悪性メラノーマを含む)に対して
、インビトロで有効であることが見出されてきた(Li,C.J.ら、Canc
er Research 55:3712−3715(1995)および未公開
データ)。
ーゼIは、染色体を構成するDNAをほどく酵素である。この染色体は、細胞が
遺伝的情報を使用して、タンパク質を合成するためにほどかれていなければなら
ないが;β−ラパコンは、染色体を堅く巻いた状態に保ち、それゆえに、細胞は
タンパク質を作ることができない。結果として、細胞は増殖を停止する。癌細胞
は定常的に複製を行っており、そして複製を制限する多くの機構を回避するので
、正常細胞と同様に、癌細胞はトポイソメラーゼ阻害に対して、正常細胞よりも
より脆弱である。しかし、これらの化合物を用いる処置はまた、悪性細胞の増殖
を阻害および遅延して、部分的にのみ成功する。
がなく、患者は、代表的には、数年間で癌に対して屈服する。従って、腫瘍負荷
をさらに減少することによって、生命を脅かす腫瘍の発症を延長し得、そして/
または生活の質を改善する新規な薬物および組み合わせが非常に重要である。
化合物(例えば、トポイソメラーゼIインヒビター(例えば、β−ラパコン))
を、G2/M期でこのような細胞を標的化する化合物(例えば、タキサン誘導体
(例えば、パクリタキセル))と組み合わせる投与が、これらの薬剤単独の投与
と比較して、腫瘍の数(および転移性の腫瘍を有する哺乳動物における腫瘍の体
積)の相加的な(すなわち、相乗作用的な)減少よりも予想外に大きな減少を生
じることを発見した。さらに、腫瘍は、数ヶ月間の観察において、再び増殖する
ことはなかった。さらに、そのように処置された哺乳動物中では、毒性の徴候ま
たは体重の減少は観察されなかった。
キサン、その誘導体およびアナログ、より好ましくはパクリタキセル)と、G1
および/またはS期薬物(好ましくは、β−ラパコンまたはその誘導体またはア
ナログ)との組み合わせを使用する、哺乳動物腫瘍を処置するための方法に関す
る。
わせは、化学療法的に屈折した転移性の癌を有する患者の処置において、特に有
利である。本発明の方法は、哺乳動物に、G1期およびS期の薬物、G1期の薬
物、S期の薬物の有効量を、G2/Mの薬物と組み合わせて投与する工程を包含
する。好ましくは、その組み合わせは、(1)トポイソメラーゼインヒビター(
例えば、β−ラパコールまたはその誘導体、その誘導体もしくはアナログ;およ
び(2)タキサン、その誘導体またはアナログおよびその薬学的に受容可能な塩
。
起因して、癌の化学療法において使用されるか、または使用され得る任意のタキ
サンを意味する。TAXOL(登録商標)は、好ましいタキサン誘導体である。
4−ジヒドロ−s,3−ジメチル−2H−ナフトール[1,3−b]ピラン−5
,6−クローン)ならびにその誘導体およびアナログを意味する。好ましい誘導
体およびアナログは以下に議論される。
わせる投与を利用する方法を使用する、癌(乳癌、卵巣癌、および前立腺癌を含
むがこれらに限定されない)の治療のための有利な組み合わせを提供する。
ントで悪性細胞を標的化する化合物を、G2/Mのチェックポイントで作用する
薬物を使用することと同時に、またはそれに先だって使用することによって、こ
のような悪性細胞を有する被験体を処置するため、またはこのような悪性細胞の
さらなる増殖を阻害するための方法に関する。この判断基準を満たす個々の化合
物は、当該分野で公知である。例えば、β−ラパコンおよびその誘導体は、G1
およびS期薬物である。ところが、タキソール(taxol)およびその誘導体
は、G2/M薬物である。代表的な化合物のリストを、以下の表1に示す:
場合に特に有用であり、ここで相乗作用効果が得られた。複数のチェックポイン
ト(例えばGIおよび/またはS期およびG2/M期)での細胞周期の遅れ基づ
く分子変化は、例えば、悪性細胞のアポトーシスの相乗作用誘導の結果であり得
る。理論に束縛されることを望まないが、相乗作用効果は、cdc2キナーゼの
阻害およびp2lの上方制御によって媒介されると考えられる。p2lは、GI
およびS期のチェックポイントを制御し(Elledge,S.J.(1996
)Science 274,1664−1672)、そしてG2/Mチェックポ
イントの制御に関連する(Hartwell L.H.ら、M.B.(1994
)Science,266,1821−1828)。細胞周期のチェックポイン
トはまた、cdc2キナーゼおよびそのインヒビターによって制御される(El
ledge,S.J.(1996)Science 274,1664−167
2およびNurse,P.(1997)Cell 91,865−867). 好ましくは、GIおよび/またはS期の化合物は、G2/M期のチェックポイ
ントにおいて、細胞を標的化する化合物より前、またはそれと同時に投与される
。より好ましくは、この化合物は、G2/M期のチェックポイントにおいて、細
胞を標的化する化合物より前に、投与される。
ng)化合物としては、GIおよび/またはS期の薬物(例えばβ−ラパコン)
、GI期の薬物(例えば、ロバスタチン、ミモシン、タモキシフェンなど)なら
びにS期の薬物(例えば、ゲムシタビン、5−FU、MTXなど)が挙げられる
。β−ラパコン、その誘導体およびアナログが、より好ましい。
元型β−ラパコンの誘導体が挙げられる。β−ラパコンの還元は、β−ラパコン
活性の必須の成分であることが示された(J.J.Pinkら(2000)J
Biol.Chem.275:5416−5424を参照のこと)。好ましくは
、GIおよび/またはS期のチェックポイントの標的化薬物としては、さらに、
還元型β−ラパコン(すなわち還元型β−ラパコン誘導体もしくはアナログ)お
よび/またはβ−ラパコン誘導体もしくはアナログ(キニーネ形態)と還元型β
−ラパコン誘導体またはアナログ(ヒドロキニーネ形態)との組み合わせが挙げ
られ得る。最も好ましくは、還元型β−ラパコン、その誘導体またはアナログと
しては、以下の式Iaに示される還元型β−ラパコンの修飾ヒドロキニーネ基が
挙げられ、ここでR’および/またはR”基は、例えば、スクシネート、アミノ
酸などに変換される。
化薬物(例えば、タキソール、ドセタキセル(docetaxel)、ビンクリ
スチン、ビンブラスチン、ノコダゾール、エポチロン(epothilones
)、ナベルビン(navelvine)など)ならびにトポイソメラーゼ毒素(
例えば、テニポシド、エトポシド、アドリアマイシン(adriamycin)
、カンプトセシン(camptothecin)、ダウノルビシン、ダクチノマ
イシン、ミトキサントロン、アムサクリン、エピルビシン、イダルビシンなど)
が挙げられる。
を安定化する、微小管標的化薬物である(Litangら(2000) Sci
ence 287, 640−642を参照のこと)。エポチロンは、タキソー
ル−耐性腫瘍に対して有効である場合および十分に水溶性である場合に利点があ
る。エポチロンAおよびBは、天然において最も豊富であり、そして12,13
−デオキシ−エポチロンB(エポチロンD)は、最も高い治療インデックスを有
する。エポチロン(A、B、C、Dまたはその混合物)は、β−ラパコンと組み
合わせて使用され、これは、前記のようなβ−ラパコンとタキソールとの組み合
わせに類似した、悪性細胞のアポトーシスの相乗作用誘導において使用され得る
。本発明の目的ために、エポチロンは、エポチロンA、B、CまたはD(デオキ
シ−エポチロン)を参照する。
ンクリスチン;β−ラパコンとビンブラスチン;β−ラパコンとノコダゾール;
β−ラパコンとテニポシド;β−ラパコンとエトポシド;β−ラパコンとアドリ
アマイシン;β−ラパコンとエポチロン;β−ラパコンとナベルビン;β−ラパ
コンとカンプトセシン;β−ラパコンとダウノルビシン;β−ラパコンとダクチ
ノマイシン;β−ラパコンとミトキサントロン;β−ラパコンとアムサクリン;
β−ラパコンとエピルビシン;またはβ−ラパコンとイダルビシン。
型β−ラパコンとビンクリスチン;還元型β−ラパコンとビンブラスチン;還元
型β−ラパコンとノコダゾール;還元型β−ラパコンとテニポジド;還元型β−
ラパコンとエトポシド;還元型β−ラパコンとアドリアマイシン;還元型β−ラ
パコンとエポチロン;還元型β−ラパコンとナベルビン;還元型β−ラパコンと
カンプトセシン;還元型β−ラパコンとダウノルビシン;還元型β−ラパコンと
ダクチノマイシン;還元型β−ラパコンとミトザントロン;還元型β−ラパコン
とアムサクリン;還元型β−ラパコンとエピルビシン;または還元型β−ラパコ
ンとイダルビシン。
ンクリスチン;ロバスタチンとビンブラスチン;ロバスタチンとノコダゾール;
ロバスタチンとテニポシド;ロバスタチンとエトポシド;ロバスタチンとアドリ
アマイシン;ロバスタチンとエポチロン;ロバスタチンとナベルビン;ロバスタ
チンとカンプトセシン;ロバスタチンとダウノルビシン;ロバスタチンとダクチ
ノマイシン;ロバスタチンとミトキサントロン;ロバスタチンとアムサクリン;
ロバスタチンとエピルビシン;またはロバスタチンとイダルビシン。
;ミモシンとビンブラスチン;ミモシンとノコダゾール;ミモシンとテニポシド
;ミモシンとエトポシド;ミモシンとアドリアマイシン;ミモシンとエポチロン
;ミモシンとナベルビン;ミモシンとカンプトセシン;ミモシンとダウノルビシ
ン;ミモシンとダクチノマイシン;ミモシンとミトキサントロン;ミモシンとア
ムサクリン;ミモシンとエピルビシン;またはミモシンとイダルビシン。
ンとビンクリスチン;タモキシフェンとビンブラスチン;タモキシフェンとノコ
ダゾール;タモキシフェンとテニポシド;タモキシフェンとエトポシド;タモキ
シフェンとアドリアマイシン;タモキシフェンとエポチロン;タモキシフェンと
ナベルビン;タモキシフェンとカンプトセシン;タモキシフェンとダウノルビシ
ン;タモキシフェンとダクチノマイシン;タモキシフェンとミトキサントロン;
タモキシフェンとアムサクリン;タモキシフェンとエピルビシン;またはタモキ
シフェンとイダルビシン。
ンクリスチン;ゲムシタビンとビンブラスチン;ゲムシタビンとノコダゾール;
ゲムシタビンとテニポシド;ゲムシタビンとエトポシド;ゲムシタビンとアドリ
アマイシン;ゲムシタビンとエポチロン;ゲムシタビンとナベルビン;ゲムシタ
ビンとカンプトセシン;ゲムシタビンとダウノルビシン;ゲムシタビンとダクチ
ノマイシン;ゲムシタビンとミトキサントロン;ゲムシタビンとアムサクリン;
ゲムシタビンとエピルビシン;またはゲムシタビンとイダルビシン。
;5−FUとビンブラスチン;5−FUとノコダゾール;5−FUとテニポシド
;5−FUとエトポシド;5−FUとアドリアマイシン;5−FUとエポチロン
;5−FUとナベルビン;5−FUとカンプトセシン;5−FUとダウノルビシ
ン;5−FUとダクチノマイシン;5−FUとミトキサントロン;5−FUとア
ムサクリン;5−FUとエピルビシン;または5−FUとイダルビシン。
Xとビンブラスチン;MTXとノコダゾール;MTXとテニポシド;MTXとエ
トポシド;MTXとアドリアマイシン;MTXとエポチロン;MTXとナベルビ
ン;MTXとカンプトセシン;MTXとダウノルビシン;MTXとダクチノマイ
シン;MTXとミトキサントロン;MTXとアムサクリン;MTXとエピルビシ
ン;またはMTXとイダルビシン。
い負荷を減少させそして/または腫瘍の増殖(特に、患者の転移性疾患)を退行
させる利点がある。
び黒色腫である。より好ましくは、この癌は、卵巣癌である。
な型としては、経口、直腸、経鼻、局所(頬および舌下を含む)または非経口(
皮下、筋肉内、動脈内、および皮内を含む)投与が挙げられる。
与は、静脈内投与よりも高い用量を必要とする。従って、状況に応じて(当業者
は、どの投与形態が特定の場合において最適かを決定しなければならない)、1
ヶ月当たりの投与回数に対して必要とされる、バランスのとれた用量が必要であ
る。
好ましくは、低レベル(代表的に、75%以下の個々の量、より好ましくは50
%以下、さらにより好ましくは40%以下)を使用する。
このタキサンは、テルペンのファミリーであり、パクリタキセルおよびドセタキ
セル(Taxatere)を含むが、これらに限定されない。これは、Paci
fic常緑針葉樹(Taxus brevifollia(これは、特定の癌(
特に乳癌および卵巣癌)に対して活性を有する))から主に誘導された。パクリ
タキセルが、好ましいタキサンである。これは、チューブリンダイマーからの微
小管の構築を促進し、そして脱重合化を防ぐことによって微小管を安定にする、
抗微小管(antimicrotubule)剤と考えられる。この安定性は、
重要な静止期および有糸分裂細胞機能に必要不可欠な微小管のネットワークの通
常の動的再構築の阻害を生じる。用語”パクリタキセル”は、天然から誘導され
る形態および関連した形態、ならびに抗腫瘍性特性を有する化学的に合成された
化合物またはその誘導体の両方を含み、これには、脱酸素化したパクリタキセル
化合物(例えば、米国特許第5,440,056号(本明細書中で参考として援
用さる)に記載される化合物)が挙げられ、TAXOL(登録商標)としてBr
istol−Myers Oncologyにより市販されている。パクリタキ
セル用の化学処方物は、公知であり、米国特許第5,440,056号に開示さ
れる。TAXOL(登録商標)に加えて、他の誘導体が周知であり、例えば、こ
れらは、”Synthesis and Anticancer Activi
ty of TAXOL(登録商標) other Derivatives,
”D.G.I.Kingstonら、Studies in Organic
Chemistry,26巻、表題”New Trends in Natur
al Products Chemistry”(1986),Atta−ur
−Rahman,P.W.le Queene編(Elvesier,Amst
erdam 1986),219頁に記載される。さらに別のタキサン誘導体が
、当該分野で公知であり、例えば、米国特許第5,773,461号;同5,7
60,072号;同5,807,888号;および同第5,854,278号に
開示されるタキサンが挙げられる。
と認められた任意の様式で、一般的に受け入れられた有効な用量範囲(例えば、
パクリタキセルについてPhysician Desk Reference,
第53版(1999),Publisher Edward R.Barnha
rt,New Jersey(「PDR」)に記載される)で投与され得る。
約300mg/m2、好ましくは約135〜約175mg/m2、そして最も好ま
しくは約175mg/m2の用量で投与される。用量が、約1〜約24時間、代
表的には約3時間にわたる期間にわたって投与されることが好ましい。用量は、
1〜約4週間以上、好ましくは約2〜約3週間繰り返され得る。
、リポソーム処方物が記載される。例えば、本明細書中に参考として援用される
米国特許第5,424,073号を参照のこと。
キセル)は、G1および/またはSフェーズの薬物(例えば、β−ラパコンまた
はその誘導体)と同様のレジメンで投与されるが、量は、好ましくは通常与えら
れる量より減らされる。例えばタキサンが、例えばβ−ラパコンと同時に投与さ
れるか、またはβ−ラパコンが患者に投与された後、代表的にはβ−ラパコンが
患者に投与された約24時間後に投与されることは、好ましい。
もしくはアナログである。
,3−b]ピラン−5,6−クローン)は、現在使用される抗癌剤と異なる化学
構造を有する単純な植物産物である。これは、天然に存在するラパコールの硫酸
処理により得られ、このラパコールは、主にブラジルで生長するTabebui
a avellanedaeから容易に単離されるか、またはオーストラリアで
生長したロマチア(lomatia)の種子から単離されるロマチオール(lo
matiol)から容易に合成される。(Hooker,S.ら, J. Am
.Chem.Soc.,58:1181−1190(1936);Goncal
ves de Lima, O.ら,Rev.Inst.Antibiot.U
niv.Recife.,4:3−17(1962))。
ンは、トポイソメラーゼIインヒビターであるが、カンプトセシンと異なる機構
で作用する(Li,C.J.ら,J.Biol.Chem.,268: 22463−22468(1993))。多くのβ−ラパコン誘導体は、抗ウイ
ルス剤および抗寄生生物剤として合成および試験されてきた。(Goncalv
es,A.M.ら,Mol.Biochem.Parasitology,1:
167−176(1980);Schaffner−Sabba,K.ら,J.
Med.Chem.,27:990−994(1984);Li,C.,ら,P
roc.Natl.Acad.Sci.USA,90:1842(1993))
。β−ラパコンおよびその誘導体(例えば、3−アリル−β−ラパコン)は、抗
トリパノソーマ効果を示し(Goncalves,A.M.ら,前述)、その機
構は明白でない。β−ラパコンはまた、細胞をDNA損傷因子に対して敏感にす
るDNA修復インヒビターであることが示された(Boorstein,R.J
.ら,Biochem.Biophys.Res.Commun.,118:8
28−834,(1984);Boothman,D.A.,ら,J.Canc
er Res.,49:605−612(1989))。β−ラパコンは、イヌ
、ラット、マウス、およびニワトリにおいて充分耐性である。1ヶ月間手術後(
p.o.)毎日与えられる場合、最大の耐性用量は、ラットにおいて200mg
/kg、およびイヌにおいて100mg/kgである。より高い用量は、胃潰瘍
および赤血球の損失を引き起こすが、骨髄抑制(bone marrow su
pression)の徴候は引き起こさない(Chiba−Geigy、個人的
な情報)。
、米国特許第5,828,700号;WO97/08162;および米国特許第
5,703,625号に開示される。好ましい誘導体およびアナログとしては、
以下の式IおよびII
フルオロ、クロロおよびブロモ)、置換アリールおよび無置換のアリール、置換
および無置換のアルケニル、置換および無置換のアルキル、ならびに置換および
無置換のアルコキシからなる群から各々独立して選択され、ここでRおよびR1
が結合される環炭素の間の点線の二重結合は、任意の環二重結合を表す。アルキ
ル基は、好ましくは1〜15個の炭素原子を有し、より好ましくは1〜10個の
炭素原子を有し、なおより好ましくは1〜6個の炭素原子を有する。本明細書中
で使用される場合、用語アルキルは、他で変更されない限り、環式基および非環
式基の両方をいうが、当然のことながら環式基は少なくとも3つの炭素環員を含
む。直鎖または分岐鎖の非環式アルキル基は、一般的には環式基より好ましい。
直鎖アルキル基は、一般的には分岐鎖より好ましい。アルケニル基は、好ましく
は2〜15個の炭素原子を有し、より好ましくは2〜約10個の炭素原子を有し
、なおより好ましくは2〜約6個の炭素原子を有する。特に好ましいアルケニル
基は、3個の炭素原子を有し(すなわち、1−プロペニルまたは2−プロペニル
)、アリル部分は特に好ましい。フェニルおよびナフチルは、一般的に好ましい
アリール基である。アルコキシ基は、1つ以上の酸素連結を有するアルコキシ基
を含み、そして好ましくは1〜15個の炭素原子を有し、より好ましくは1〜約
6個の炭素原子を有する。前述の置換されたRおよびR1基は、1つ以上の適切
な基(例えば、アルキル基(例えば、1〜10個の炭素原子または1〜6個の炭
素原子を有するアルキル基)、アルケニル基(例えば、2〜10個の炭素原子ま
たは2〜6個の炭素原子を有するアルケニル基)、6〜10個の炭素原子を有す
るアリール基、ハロゲン(例えば、フルオロ、クロロおよびブロモ))、ならび
にN、OおよびSによって1つ以上の利用可能な位置で置換され得、ヘテロアル
キル(例えば、1つ以上の前述のヘテロ原子連結(従ってアルコキシ、アミノア
ルキルおよびチオアルキルを含む)ならびに1〜10個の炭素原子または1〜6
個の炭素原子を有するヘテロアルキル)を含む。
rdee,A.ら,Cancer Research,49,1−8(1989
);Schaffner−Sabba,K.ら,Journal of Med
icinal Chemistry,27,第8号990−994(1984)
;S.Hooker,58,1181−1197(1936)。
3−ブロモ−β−ラパコンおよび3−OH−β−ラパコンが挙げられる。3−ア
リル−β−ラパコンおよび3−ブロモ−β−ラパコンがより好ましい。
び方法において使用され得る。
、複素芳香族、複素環式、脂肪族、アルコキシ、ヒドロキシ、アミン、チオール
、アミド、またはハロゲンの側基である。
ラパコン、3−(2’−ヒドロキシエチル)−β−ラパコン、3−メチル−β−
ラパコン、3−(2’−アミノエチル)−β−ラパコン、3−メトキシ−β−ラ
パコン、3−ベンジルオキシ−β−ラパコン、3−エトキシカルボニルメトキシ
−β−ラパコンおよび3−アリルオキシ−β−ラパコンが挙げられる。
より生成され得る。
および方法においてさらに使用され得る。
ニル、C1〜C6アルコキシ、C1〜C6アルコキシカルボニル、−−(CH2)n−
アリール、−−(CH2)n−ヘテロアリール、−−(CH2)n−複素環式、およ
び−−(CH2)n−フェニルからなる群から各々独立して選択されるか;または
組み合わされたR1およびR2が上記の基から選択される単一の置換基であり、か
つまたは組み合わされたR3およびR4が上記の基から選択される単一の置換基で
あり、この場合−−が二重結合であり;そしてR7は、H、OH、C1〜C6アル
ケニル、C1〜C6アルコキシ、C1〜C6アルコキシカルボニル、−−(CH2)n −アミノ、−−(CH2)n−アリール、(CH2)n−ヘテロアリール、−−(C
H2)n−複素環式、または−−(CH2)n−フェニルであり、ここでnは、0〜
10の整数である。
パコンおよび3−マロニル−β−ラパコンが挙げられる。
方法により生成され得る。
はアナログは、患者に少なくとも1回の用量で、1日あたりレシピエントの体重
1キログラムあたり10〜500,000μgの範囲、より好ましくは1日あた
り体重1キログラムあたり1000〜50,000μgの範囲、最も好ましくは
1日あたり体重1キログラムあたり5000〜25,000μgの範囲で投与さ
れる。所望の用量は、適切に1度に投与されるか、もしくは1日を通して適切な
間隔で数回より多くの副用量(sub−dose)で投与されるか、または他の
適切なスケジュールで投与される。これらの副用量は、例えば、単位用量形態あ
たり1〜20,000μg、好ましくは10〜10,000μgを含む単位用量
形態として投与され得る。
ると考えられる様式でモニターされる。代表的には、例えば、患者の好中球数が
少なくとも1500細胞/mm2になるまで、さらなる薬物処置は行わない。投
薬量はまた、国立癌研究所(National Cancer Institu
te)の共通毒性基準(Common Toxicity Criteria)
を使用して、重篤な好中球減少または重篤な末梢神経障害が生じる場合、あるい
はムコシティス(mucositis)のグレードIIまたはそれより高いレベ
ルが観察される場合に減少されうる。
剤または他の治療薬剤とともに薬剤のうちの1つを含有するカクテル(cock
tail)において投与されうる。これらの治療薬剤としては、以下が挙げられ
るが、これらに限定されない:免疫抑制剤、増強剤および副作用軽減剤(sid
e effect relieving agent)。上述のように、逐次的
に投与されれば、この治療組合わせは、β−ラパコン成分がタキサン誘導体の前
に投与される場合により効率的である。治療薬剤は、好ましくは。静脈内または
他の方法では筋肉内、皮下、髄腔内(intrathecally)、または腹
腔内の注射により全身的に投与される。
例えば、懸濁液、エアロゾルなど)の投薬形態であり得る。好ましくは、この組
成物は、正確な投与量の1回の投与に適切な単位投薬形態で投与される。この組
成物はまた、所望の処方に依存して、薬学的に受容可能な非毒性キャリアもしく
は希釈剤を含みうる。これは、動物またはヒトの投与のための薬学的組成物を処
方するために一般に使用されるビヒクルとして規定される。この希釈剤は、生物
学的活性の組み合わせに影響を及ぼさないように選択される。このような希釈剤
の例は、蒸留水、生理食塩水、リンゲル溶液、デキストロース溶液、およびハン
クス溶液である。さらに、薬学的組成物または処方物はまた、以下を含み得る:
他のキャリア、アジュバント、または非毒性の、非治療的、非免疫原性安定化剤
など。このような希釈剤またはキャリアの有効量は、成分の溶解性または生物学
的活性などの点において、薬学的に受容可能な処方物を得るために有効な量であ
る。
誘導体もしくはアナログ、ならびにG2/M化合物、誘導体もしくはアナログは
、以下を含みうる:その薬学的に受容可能な塩(好ましくはナトリウム);ハロ
ゲン置換を含むアナログ(好ましくは、塩素またはフッ素);アンモニウムまた
は置換されたアンモニウム塩を含むアナログ(好ましくは二級アンモニウム塩も
しくは三級アンモニウム塩);アルキル、アルケニル、アリールもしくはそれら
のアルキル、アルケニル、アリール、ハロ、アルコキシ、アルケニルオキシで置
換された誘導体を含むアナログ(好ましくは、メチル、メトキシ、エトキシ、ま
たはフェニルアセテート);ならびに天然のアナログ(例えば、ナフチルアセテ
ート)。さらに、本明細書中に記載のGおよび/またはS期化合物、誘導体もし
くはアナログならびにG2/M化合物、誘導体もしくはアナログは、水溶性ポリ
マーに結合体化され得るか、あるいは水溶性キレート化剤もしくは放射性核種で
誘導体化されうる。水溶性ポリマーの例は、以下であるが、これらに限定されな
い:ポリグルタミン酸ポリマー、ポリカプロラクトンとのコポリマー、ポリグリ
コール酸、ポリ酢酸(polyactic acid)、ポリアクリル酸、ポリ
(2−ヒドロキシエチル1−グルタミン)、カルボキシメチルデキストラン、ヒ
アルロン酸、ヒト血清アルブミン、ポリアルギン酸またはそれらの組合わせ。水
溶性キレート化剤の例は、以下であるが、これらに限定されない:DTPA(ジ
エチレントリアミン五酢酸)、EDTA、DTTP、DOTAまたはそれらの水
溶性塩など。放射性核種の例は、以下であるが、これらに限定されない。111I
n、90Y、166Ho、68Ga、99mTcなど。
投薬量に影響を及ぼす他の因子のうち、薬剤、レシピエント患者の年齢、体重、
および臨床状態、ならびに治療を施す臨床医もしくは開業医の経験および判断に
依存して変化する。一般に、投薬は、腫瘍増殖の遅延、および好ましくは退行、
そしてまた、好ましくは、癌の完全な退行を生じるに充分であるべきである。薬
剤の有効量は、臨床医または他の資格がある観察者により注目される客観的に識
別可能な改善を提供する量である。患者における腫瘍の退行は、代表的には、腫
瘍の直径を参照して測定される。腫瘍の直径の減少は、退行を示す。退行はまた
、腫瘍が処置をやめた後に再発しないことにより示される。
β−ラパコンまたはその誘導体もしくはアナログを含む薬学的組成物、ならびに
タキサン誘導体のバイアルおよびβ−ラパコンまたはその誘導体もしくはアナロ
グのバイアルを、上記に提供された用量で含む癌患者を処置するためのキットを
含む。好ましくは、このキットは、組合わせでのそれらの使用を記載する説明書
を含む。
範囲に対する限定として見なされるべきでないことが理解される。開示された実
施形態に対する種々の変更および改変は、当業者に明らかであり、本発明の趣旨
および範囲を逸脱することなく行われうる。さらに、本明細書中に引用される全
ての特許、特許出願および刊行物は、本明細書中に参考として援用される。
,Cancer Res.,57:1228−1232(1997))−卵巣癌
は、非常に致死的な疾患である。腹腔全体の広範な着床(implantati
on)により、顕著に転移が生じる。β−ラパコン単独およびタキソール(登録
商標)との組合わせでの効果を試験するために、本発明者らは、そもそも悪性腹
水を有する患者に由来するヒト卵巣癌細胞(36M2)を使用した。これらの細
胞の雌性ヌードマウスへの接種は、患者において観察されたように転移プロセス
を再現する。これは、高度に転移性かつ悪性の癌細胞モデルである。一般に、腹
膜上の腫瘍小節および悪性腹水は、10×106細胞を接種して4〜5週間後に
発生する。転移性病巣は、接種して1週間後から認められ得る。
。 (薬物)−β−ラパコンを臨床で使用した媒体薬剤であるリピドール(li
pidol)を用いて溶液に処方した。この処方薬剤(リピドール)での本発明
者らの成功は、β−ラパコンが不溶性であるという長年の問題を解決した。
r)+エタノール[2(クレムフォア):1(エタノール)]中に処方されうる
ことを見出す。20mg/mlの溶液は、室温で調製されうる。
標準)を、薬局から購入し、そしてリピドール(Sumitome Pharm
aceuticals,Osaka)を用いてマウス実験のために希釈した。
内のいずれかで投与し得る。両方の薬物について腹腔内経路を使用した。β−ラ
パコンのリピドール処方物を使用した。
タキソールで次の日に処置。2日後にこのサイクルを繰り返す。
渡り処置した。そして薬物処置を停止して2週間後(50日目)に腫瘍小節を係
数するために屠殺した。
量を測定し、そして腫瘍が誘導した血管新生の程度の指標として腹腔壁の色を定
性的に観察することにより、各群における抗腫瘍活性を評価した。
に種々の期間でそれらの体重を測定することにより毒性を評価した。
ンとタキソール(登録商標)の組合わせは、未処置コントロール群および各薬剤
単独で処置した群と比較すると、腫瘍着床の数を劇的に減少させた。毒性は観察
されなかった。
各群に使用した。実験設計は、以下を改変した:1)タキソール(登録商標)用
量を10倍まで増加した;2)マウスを薬物処置を中止した後4週間観察した。
ソールで次の日に処置。2日後にこのサイクルを繰り返す。
渡り処置した。そして62日目に腫瘍を係数するために屠殺した。この実験の結
果を図2Aおよび2Bに示す。実験1のように、β−ラパコンおよびタキソール
の組合わせは、未処置コントロール群および各薬剤単独で処置した群と比較する
と、腫瘍着床の数を劇的に減少した。毒性は観察されなかった。
、腹膜内層は、腫瘍で刺激された血管増殖または血管新生を示す赤色(色は示さ
れていない)である。
緒に融合して、そして大きい腫瘍塊を形成した(図3)。
いた処置は、腫瘍の減少を生じた。しかし、両方の領域において、肉はまだ赤色
であり、腫瘍に関連する実質的な新管形成がまだ続くことを示した。いくつかの
腫瘍小結節は、単一の治療的セグメントを用いて処置された両方の群においてま
だ存在した。
が、健康なマウスに見られる赤色と類似している(図6)。これは、腫瘍が、単
一の処置群において見られる新管形成を誘導する腫瘍が、実質的に阻害されるか
または存在しないことを示す。1つまたは2つの小結節を、視覚的に観察したが
、写真では可視化されない。
阻害)雄のSCID(ICR)マウスに、アンドロゲン独立ヒト前立腺癌細胞(
DU145;8×106s.c.)を接種した。薬物の投与を、腫瘍小結節が直
径〜0.5cmに届く場合、開始した。1群あたり4個体のマウスを、この実験
において用いた。このコントロールの群(図7)を、ビヒクル単独で処理した。
β−ラパコン単独の群を、50mg/kg(腹腔内に(i.p.))で処理し、
そしてタキソール単独の群を、1mg/kg(腹腔内に)を用いて処理し、引き
続き24時間後にビヒクルの(腹腔内に)注射をした。この組み合わせた群にお
いて(図7B)、マウスを、β−ラパコン単独で処理し、引き続き24時間後に
、1mg/kgのタキソールで処理した。各サイクルの間には、1日の休止が存
在した。マウスを、総計6サイクルの間処理した。写真を、処理の6サイクル後
、3週間撮った。
45前立腺癌細胞を、免疫無防備状態のマウス中に異種移植した(図7A)。再
び、ストリジェンシーを増大するため、そしてほとんどの抗腫瘍実験とは異なり
、処置は、腫瘍が直径〜0.5cmに届くまで遅らせた。β−ラパコンまたはタ
キソール単独いずれかが、腫瘍増殖の阻害の緩和を示した(データは、示さない
)。タキソールを加えたβ−ラパコンは、劇的な抗腫瘍活性を示した(図7B)
。さらに、処置されたマウスにおける腫瘍は、処置後6週間の追跡で、もとに戻
らなかった。
り、American Type Culture Collectionから
得た。細胞を、完全湿度において5%CO2中37℃で維持した。ヒト乳癌細胞
株、MCF−7、21 MT、21 PT、および21 NT(R.Sager
によりご好意で提供された、DanaFarber Cancer Insti
tute)を、MEM−α(Liffe Technologies,Gran
d Island,NY)において培養し、10%(vol/vol)FCS、
2mM L−グルタミン、および1mg/mlインスリンを補充した。ヒト卵巣
癌腫細胞株AD2780およびAD2780DDP(K.J.Scanlonか
らの寛大な贈り物)(City of Hope Medical Cente
r,Duarte,CA);ヒト結腸腺癌細胞株(SW1116、HT−29、
およびDLD;ヒト肺癌腫細胞株G480;G.Dranoffによりご好意で
提供された、ヒトメラノーマ細胞株Skmel−28(Dana−Farber
Cancer Institute);およびヒト前立腺腫瘍細胞株PC−3
、DU145、およびLNCaPを、10%(vol/vol)FCSおよび2
mMのL−グルタミンで補充されたDMEM(Life Technologi
es)中で培養した。ヒト膵臓癌細胞株ASPC−1を、20%(vol/vo
l)FCSを補充したRPMI培地1640中で培養した。
て1ウェルあたり1,000細胞で播種し、そして48時間の付着を可能にした
。薬物を、5μlに満たない(less that 5μl)濃縮した溶液で、
皿に直接添加した(0.1%に満たない、最終のDMSO濃度に対応)。コント
ロールプレートは、DMSO単独の同じ容量を受けた。1〜4時間後、細胞をリ
ンスして、そしてフレッシュ培地に添加した。培養物を、10〜20日間毎日観
察して、次いで固定し、そして修飾されたWright−Giemsa sta
in(Sigma)を用いて染色した。30細胞より大きいコロニーを、生存細
胞として記録した。
blue)アッセイによりまたはトリパンブルーの独占(exclusion
)により決定した。簡潔には、細胞を、1ウェルあたり10,000細胞で96
ウェルプレートにプレーティングし、完全増殖培地で48時間培養し、次いで4
時間β−ラパコンを用いて処理し、そして24時間薬物無添加培地で培養した。
MTT溶液を、培養培地に添加し、そして2時間後に光学濃度を、ELISAリ
ーダーを用いて読み取った。トリパンブルー独占アッセイのために、細胞を培養
し、そして同じ方法で処理した。それらを回収し、そしてトリパンブルー色素溶
液を細胞懸濁液に添加した。総細胞数および生存可能な細胞数を、血球計を用い
て決定した。
定した。記載されるように、プロピジウムヨウ化物染色核のサブG1画分を決定
した[Li,Y.−Zら、Mol.Med.5:232−239(1999);
Li,C.J.ら、Science 268:429−431(1995);L
i,CJ.ら、Cancer Res.55:3712−3715(1995)
]。アネキシンアッセイが、ホスファチジルエリン(phosphatidyl
erine)の具体化(externalization)により決定される膜
の変化を測定した(Fadok,V.A.ら、J.Immunol.148:2
207−2216(1992))。第3のアッセイ、DNAのラダリング(la
ddering)の分析を、Li,Y.−Z(前出)により記載されるように実
行した。
上記のように実行した。代表的な実験で、ウェル1においてコントロールDU1
45細胞を、1日目および2日目に、溶媒を用いて処理した。ウェル2において
細胞を、1日目4時間、4μMのβ−ラパコンを用いて処理し、薬物無添加培地
で20時間インキュベートし、次いで2日目にコントロール溶媒で処理した。ウ
ェル3のタキソール単独(taxol−along)を、1日目4時間コントロ
ール溶媒を用いて処理し、そして2日目に4時間、0.02μMのタキソールで
処理した。ウェル4において細胞を、1日目β−ラパコンを用いて処理し、そし
て2日目タキソールを用いて処理した。ウェル5において、細胞を1日目タキソ
ールを用いて、そして2日目β−ラパコンを用いて処理した。ウェル6において
、細胞を、2日目にβ−ラパコンおよびタキソールを用いて処理した。
45細胞のコロニー形成は、タキソールおよびβ−ラパコンの両方を適用した場
合、消滅した。タキソール単独(ウェル2)またはβ−ラパコン単独(ウェル3
)を適用した場合、部分的にだけ減少した。薬物添加の順序が、この観察された
、細胞殺傷の強力な相乗作用に影響するか否かを決定するために、本発明者らは
、処理計画を変更した。細胞を、タキソールおよびβ−ラパコンを用いて同時に
処理した場合(ウェル6)、またβ−ラパコンに続いてタキソール(ウェル4)
を用いて処理した場合、類似の相乗作用を観察した。タキソールを、β−ラパコ
ン処理前に添加した場合(ウェル5)、相乗作用を観察しなかった。この計画の
依存性を、すべての細胞株において観察した。これらの結果は、人為的なチェッ
クポイントを課す順序が、相乗作用の機構にとって重要であることを示唆する。
のインビトロコロニーの切除)異なる組織型のヒト癌腫細胞株が、コロニー形成
アッセイにおける細胞生存を決定するために使用された(表2)。β−ラパコン
およびタキソールの組み合わせは、種々のヒト癌細胞(卵巣癌細胞株、乳癌細胞
株、前立腺癌細胞株、メラノーマ癌細胞株、肺癌細胞株、および膵臓癌細胞株を
含む)における細胞生存を劇的に減少させた。用いられた濃度で、β−ラパコン
単独またはタキソール単独は、癌細胞のコロニー形成を減少させるのに、ほとん
ど有効ではなかった。この減少した細胞生存を、MTT(Thiazolyl
blue)およびトリパンブルーアッセイにより決定されるように、細胞死の誘
導により達成した。細胞死は、DANラダリング形成により、およびアネキシン
染色により決定されるので、アポトーシスによるものであった(データは示され
ていない)。タキソールは、IC50で測定されるように、β−ラパコンの存在に
おいて少なくとも10倍以上強力であった(データは示されていない)。
理した:A2780DDP、2μMのβ−ラパコンおよび/または0.2μMの
タキソール;MCF−7および21−MT、4μMのβ−ラパコンおよび/また
は0.1μMのタキソール;4μMのHT−29、β−ラパコン;4μMのG4
80、β−ラパコンおよび/または0.2μMのタキソール;4μMのDU14
5、β−ラパコンおよび/または0.2μMのタキソール。コントロールウェル
におけるコロニーの数を、100%生存として見なした。処理されたウェルを、
コントロールの百分率として表した。データを、3つの独立した実験から平均(
+SEM)として与えた。
か詳細に記載されているが、当業者は、特定の変更および修飾を、係属する請求
の範囲の精神および範囲から離れることなく実施し得る。
いくつかは、共に融合して、大きな腫瘍塊を形成している(例えば、矢印2)。
置群の写真である(例えば、矢印2)。
えば、矢印2)。
注目することもまた重要である。図3〜5で見られる裏層と異なり、併用群の裏
層の色は明るい赤ではなく、むしろ健康なマウスに見られる色に近い。このこと
は、腫瘍増殖および腫瘍誘導新脈管形成が生じないことを示す。
は、コントロールである。図7Bは、併用である。
Claims (14)
- 【請求項1】 固体腫瘍(または腫瘍)を有する哺乳動物を処置するための
方法であって、該方法は、以下: a)活性成分として、β−ラパコンまたはその誘導体を含む、有効量の第1の
化合物を該哺乳動物に投与する工程;および b)有効量のG2/M期薬物を該哺乳動物に投与する工程、 を包含する、方法。 - 【請求項2】 前記G2/M薬物が、微小管標的化薬物およびトポイソメラ
ーゼ毒性薬物からなる群より選択される、請求項1に記載の方法。 - 【請求項3】 前記微小管標的化薬物が、タキソール、ドセタキセル、ビン
クリスチン、ビンブラスチン、ノコダゾール、エポチロンおよびナベルビンから
なる群より選択される、請求項2に記載の方法。 - 【請求項4】 請求項2に記載の方法であって、前記トポイソメラーゼ毒性
薬物が、テニポシド、エトポシド、アドリアマイシン、カンプトセシン、ダウノ
ルビシン、ダクチノマイシン、ミトキサントロン、アムサクリン、エピルビシン
およびイダルビシンからなる群より選択される、方法。 - 【請求項5】 前記G2/M薬物が、タキソールおよびタキサン誘導体であ
る、請求項1または2に記載の方法。 - 【請求項6】 さらに、前記G2/M薬物が、前記β−ラパコンが投与され
た後、24時間以内に投与される、請求項1または2に記載の方法。 - 【請求項7】 前記G2/M薬物が前記第1の化合物の後に投与される、請
求項1または2に記載の方法。 - 【請求項8】 前記タキサン誘導体が、パクリタキセルである、請求項5に
記載の方法。 - 【請求項9】 前記タキサン誘導体が、パクリタキセルであり、そして静脈
内に投与される、請求項5に記載の方法。 - 【請求項10】 前記タキサン誘導体が、パクリタキセルであり、そして前
記β−ラパコンの投与後に静脈内に投与される、請求項5に記載の方法。 - 【請求項11】 哺乳動物の腫瘍を処置するためのキットであって、該キッ
トは、β−ラパコンの最初の投与のための使用説明書と共に、β−ラパコンまた
はその誘導体もしくはアナログおよびタキサン誘導体を含む、別個のバイアルを
備える、キット。 - 【請求項12】 前記タキサン誘導体が、パクリタキセルである、請求項1
1に記載のキット。 - 【請求項13】 β−ラパコンまたはその誘導体もしくはアナログおよびタ
キサン誘導体および薬学的に受容可能なキャリアを含む、薬学的組成物。 - 【請求項14】 前記タキサン誘導体がパクリタキセルである、請求項13
に記載の薬学的組成物。
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