JP2002540750A - 圧電アクチュエーター - Google Patents

圧電アクチュエーター

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JP2002540750A
JP2002540750A JP2000607286A JP2000607286A JP2002540750A JP 2002540750 A JP2002540750 A JP 2002540750A JP 2000607286 A JP2000607286 A JP 2000607286A JP 2000607286 A JP2000607286 A JP 2000607286A JP 2002540750 A JP2002540750 A JP 2002540750A
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elastic polymer
conductive elastic
piezoelectric
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ヘンネケン ロタール
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Abstract

(57)【要約】 本発明は、成層(25)に対して積層方向に対応配置されている圧電材料からなる多数のディスク(2)、圧電材料からなるディスク(2)と交互に対応配置されている多数の平らな内部電極(5、6)及び成層の外面における積層方向に沿って載置された少なくとも2つの外部電極(3、4)を有するが、その際、内部電極(5、6)が、それぞれ、外部電極(3、4)の1つと交互に接触領域を介して接続されている圧電アクチュエーター(1)に関するものである。外部電極(3、4)は、本発明によれば、導電性の弾性ポリマー材料(15)からなる被覆の形で成層(25)の外面の上に載置されている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】 公知技術 本発明は、請求項1の種類の圧電アクチュエーターから出発している。超高速
バルブの調節のための圧電アクチュエーターは、例えばドイツ連邦共和国雄37
13697号明細書から公知である。
【0002】 図1には、公知技術巣水準で知られる圧電アクチュエーターの断面図である。
この場合、圧電アクチュエーターは、成層25の形で重なり合って対応配置され
ている圧電材料からなるディスク2からなっている。圧電材料からなり、制御電
圧源10の重なり合って連続するディスク2の間に、それぞれ内部電極5もしく
は6が対応配置されている。この内部電極5もしくは6は、圧電材料からなるデ
ィスク2の成層25の外側に交互に対応配置された外部電極3もしくは4が接触
している。外部電極3もしくは4は、それぞれ、接続接点11aもしくは11b
と電的に接続している。内部電極5もしくは6は、従って、外部電極3もしくは
4を介して交互に制御電圧源10の接続接点11aもしくは11bと接続してい
る。
【0003】 図2Aもしくは図2Bには、圧電アクチュエーター1の縁部領域の図1に記入
した円形の部分を拡大図で再現してある。拡大して記載した縁部領域には、領域
7と領域8との間で区別される。領域7では、内部電極5が、外部電極4にまで
到達して接続していないし、圧電性材料からなるディスク2は、領域7において
完全に焼結させられている。領域8では、内部電極6は、外部電極4と接続して
いる。圧電材料からなるディスク2と内部電極6との間の領域8における付着は
、圧電材料からなる完全に焼結させられたディスク2の間の領域7における付着
よりも3〜5倍も小さい。
【0004】 図2Aは、この場合、電界Eが印加されていない圧電アクチュエーター1の状
態を示している。図2Bには、制御電圧の印加の後に、圧電効果に基づきアクチ
ュエーター1の中心領域で延伸している。反対に接続された内部電極が互いに反
対方向に対応配置されているのではなく、圧電材料からなるディスク2が完全に
焼結させられている縁部領域7においては、圧電性の延伸は生じない。圧電アク
チュエーター1の中心領域における延伸の結果、縁部領域における引っ張り応力
が生じるが、この場合、領域8中での、内部電極6と、圧電材料からなるディス
ク2との間の接触領域における剥離9につながることが多い。
【0005】 図2Bに示されているように、この剥離9は、外部電極4の領域にまで続いて
いる。外部電極4の中に続くこの種の亀裂9′は、内部電極6の接触を著しく妨
げている。亀裂9′が、外部電極4を通って完全に続いている限り、外部電極4
における接触は中断され、内部電極8の一部には、もはや電圧は印加されない。
これによって、アクチュエーター1の全延伸もしくは引き上げは、著しく少なく
なる。
【0006】 亀裂9′が生じた場合アクチュエーター1の作用能力を更に保証するために、
公知技術水準では種々の提案がなされている。
【0007】 本発明の利点 請求項1の特徴を有する圧電アクチュエーターには、公知技術水準とは異なり
、成層の外側に導電性のポリマー材料からなる被覆の形で施与された外部電極が
弾性であるという利点がある。電圧印加の結果として外部電極の縁部領域に生じ
る引っ張り応力は、本発明によるアクチュエーターの場合に弾性の外部電極によ
り吸収され、外部電極中の裂け目又は破壊に至ることはない。従って、内部電極
と、圧電材料からなるディスクとの間に場合により生じる亀裂は、弾性の外部電
極により阻止される。弾性の外部電極を備えた圧電アクチュエーターは、簡単か
つ信頼できる方法で、圧電アクチュエーターの場合に外部電極中に生じる亀裂の
問題を解決する。
【0008】 極めて有利なことに、更に、従来のアクチュエーター1の製造の際に必要とさ
れたエッチング及びアクチュエーター外面の成長が不要であるが、これは、例え
ばニッケル外部電極の載置の際に必要とされている。公知技術水準で必要とされ
るエッチングの場合には、常に、過剰エッチング及び後に続くアクチュエーター
の作動状態での外部電極の剥離の危険が存在している。
【0009】 従属請求項において記載した手段によって、請求項1で記載した圧電アクチュ
エーターの有利な別の態様が可能である。
【0010】 図面 本発明の実施例は、図面に簡単に記載されており、以下の記載で詳細に説明す
る。
【0011】 実施例の説明 図3には、本発明による断面図中の圧電アクチュエーターの電極縁部領域の部
分が記載されている。内部電極5もしくは6は、交互に対応配置されており、そ
れぞれ、圧電材料からなるディスク2によって分離されている。内部電極6は、
図3による実施例の場合、導電性の弾性ポリマー材料からなる外部電極と接続さ
れている。
【0012】 ディスク2のための圧電材料としては、例えば石英、電気石、チタン酸バリウ
ム(BaTiO)あるいはまた特殊な圧電セラミック、例えばジルコン酸鉛−
チタン酸鉛系(PZT系(PbZrO−PbTiO)を使用することができ
る。本発明によれば、それぞれの圧電材料、例えば有機塩、例えば酒石酸カリウ
ム(ナトリウム)、酒石酸エチレンジアミン又はPVDF、PVF等のポリマー
を使用することもできる。
【0013】 導電性の弾性ポリマーとしては、導電性充填材の混入によって導電性になる全
てのポリマーを使用することができる。
【0014】 この場合、該ポリマーは、所望の度合いの導電性を得るために、導電性充填材
、例えばカーボンブラック、炭素繊維、ニッケル被覆された雲母、鋼繊維、アル
ミニウムチップ、銀粉、銀箔、金粉又は金被覆したポリマー球を添加されていて
もよい。
【0015】 該ポリマーは、あるいはまたは固有導電性を有するポリマー、例えばシス−ポ
リアセチレン又はトランスポリアセチレン、ポリ(p−フェニレン)、ポリチオ
フェン、ポリピロール等を含有していてもよい。これらの固有導電性ポリマーは
、次に、強力な酸化剤又は還元剤、例えば臭素、ヨウ素、過塩素酸銀、三フッ化
ホウ素、ナフタリンナトリウム、五フッ化ヒ素等を用いる処理によって得る(ド
ープする)ことができる。
【0016】 本発明の範囲内では、有利に、金属性充填材、例えば銀をドープされているシ
リコーンエラストマーが使用される。更に、熱可塑性コポリマーをドープすべき
ポリマー材料として外部電極に使用することが有利である。
【0017】 内部電極5、6は、規則的に、使用した圧電材料の焼結温度を上回る融点を有
する金属、例えば白金、銀、銅、銀パラジウム合金等から仕上げられている。更
に、従来公知の方法、例えばスクリーン印刷技術、スパッタリング、蒸着等によ
って、圧電材料からなるディスク2の上に施与することができる。
【0018】 図3には、更に導電性の弾性ポリマー中で内部電極6へ向かう流線形の流れが
流線16によって記載されている。この場合、制御電圧源10への外部電極4の
接続は記載されていない。
【0019】 図3中で、導電性の弾性ポリマー15の中にアーチ状に突出している内部電極
6に基づいて示してあるようなアーチ状の内部電極の使用の場合、流線16によ
って具体的に示されている電流密度が、内部電極6で低くなっている。これによ
って、内部電極6と、導電性の弾性ポリマー材料15との間の接触領域における
局所的昇温が軽減される。前記の接触領域における高い温度の回避は、ポリマー
材料15での予定よりも早い老化現象が回避されるので、アクチュエーターの寿
命が延長される。
【0020】 図4には、本発明のもう1つの有利な実施態様が示されている。図4によれば
、導電性の弾性ポリマー材料15中には、篩電極14が設けられている。内部電
極6と、圧電材料からなるディスク2との間の亀裂の形成9′につながり、その
亀裂9′が、導電性の弾性材料15からなる外部電極4の中にまで続いていなけ
ればならない限り、篩電極14において亀裂9′の継続が停止する。更に、図4
による本発明による実施態様は、流線16のより有利な誘導を可能にする。既に
図3において記載した実施態様につき説明したように、ポリマー材料15の中に
突出したアーチ電極6との接続における、ポリマー材料15中の局所的な昇温は
回避されるが、これは、最終的に圧電アクチュエーター1の寿命の延長につなが
る。
【0021】 図5には、本発明のもう1つの有利な実施態様が示されている。導電性の弾性
ポリマー材料15の中に突出した内部電極6は、ポリマー材料15との接触領域
において、円筒状の接点17を備えている。この円筒状の接点17は、表面積の
拡大によって制限されるが、単位面積当たりの内部電極6における電流の流れを
更に低下させることができるようにする(電流密度の低下)。図5中に例示的に
示した波形電極12のような金属性導線の付加的な配置によって、流線の誘導を
更に良好にすることができる。しかしながら、球接点17の代わりに、導電性の
弾性ポリマー材料15の中に突出した、ボタン状、球状、キノコ状又はディスク
状の部材のような円筒状ではない内部電極6における表面積拡大のための他の手
段を採用することもできる。
【0022】 図4中に記載したアーチ状もしくは図5中の円筒状又はボタン状の、導電性の
弾性ポリマー材料15の中に突出した内部電極6は、例えば意図された電気化学
的構成によって製造することができる。この場合、圧電材料からなるディスクと
、それぞれ隣接するディスク2の間に載置された内部電極6とからなる成層25
はホルダー中で固定されており、構成すべき内部電極6を、例えば構成すべきア
クチュエーター1の面に向き合った面の上に電気的に接続され、電気分解浴液中
で金属の析出下に意図的に構成される。
【0023】 内部電極6の突出した末端を公知のフォトリソグラフィー法の使用下に製造す
ることも勿論可能である。この場合、まず、内部電極が突出することになるアク
チュエーター1の側面の上に、相応するラスターを有するマスクを載置する。内
部電極6を構成する金属の意図的な析出により、マスクを構成する薄膜を、従来
の方法で熔解させる。こうして製造された内部電極6の突出した末端の上に、次
に、導電性の弾性ポリマー材料15を載置するが、これは、選択的に別の金属性
導電部材を含んでいてもよい。
【0024】 図6には、本発明による別のアクチュエーター1の電極縁部領域の部分が示さ
れている。導電性の弾性ポリマー材料15は、アクチュエーター外側面において
横側に突出する内部電極6と接触している。該導電性の弾性ポリマー材料15の
上には、波形電極12が載置されている。次に、外側電極4は、制御電圧源10
との接続接点24を介して電気的に接続しているが、これは、図示されていない
【0025】 導電性の弾性ポリマー材料15中の金属性導電部材のもう1つの例示的配置は
、図7に示されている。
【0026】 図7は、圧電アクチュエーター1の成層外側面に沿って載置された外側電極の
上の展望図を示しているが、この場合、導電性の弾性ポリマー材料15中には、
1つ又はそれ以上のワイヤー電極23が埋設されている。
【0027】 勿論、導電性の弾性ポリマー材料15中に埋設された金属性導電部材は、種々
の形状寸法の鋳造形、例えば波形板、ワイヤー又は波形ワイヤー、エキスパンド
メタル、渦巻きばね等を有していてもよい。
【0028】 導電性の弾性ポリマー材料15中での金属性導電部材の付加的な配置の場合に
、金属性導電部材が、例えば導電性の弾性ポリマー材料15の中へアーチ状に突
出する内部電極5、6との直接的な接触を有していないことが重要である。その
限りで、金属性導電部材と内部電極5、6との間の電気的接触は、導電性の弾性
ポリマー材料15を介してのみ生じている。
【0029】 導電性の弾性ポリマー材料15中への金属性導電部材の埋設は、就中、前記の
ように、例えば図4及び図5に例示されているような流線の誘導が一層有用であ
り、その限りで、内部電極6と、導電性の弾性ポリマー材料15との間の接触部
位における局所的な過熱が回避されることになる。その限りで、予定よりも早い
老化現象が、導電性の弾性ポリマー材料15の場合に回避される。更に、金属性
導電部材の埋設は、載置された導電性の弾性ポリマー材料15の厚さを少なくで
きるようにする。最終的に、極めて有利に、場合により該ポリマー材料15の中
に続いている亀裂9′が、金属性導電部材において停止させられる。
【0030】 図8には、積層方向に沿って成層25の外面に載置された外部電極4上の展望
図が示されているが、この場合、導電性の弾性ポリマー材料15中に、篩電極1
4が埋設されている。この篩電極14は、アクチュエーター1の成層外面に沿っ
て、一定の幅を有している。制御電圧源10との電気的接続は、電気的接続接点
24を介して行われる。
【0031】 図9中には、図8の外部電極に相応する外部電極上の展望図が示されている。
図8とは異なり、導電性の弾性ポリマー材料15中に埋設された導電部材は、篩
電極14の形で、圧電材料からなるディスク2の成層25の外面における積層方
向に沿って狭くなる幅を有している。制御電圧源10との電気的接続は、篩電極
14の幅広の末端19において電気的接続接点24を介して行われる。篩電極1
4の形のこの台形状の形態は、電気的接続接点24から離れた、篩電極14の狭
い末端18における電流密度が小さくなっていてもよいという状況を考慮に入れ
ている。図9に記載した例示的な金属性導電部材の台形状の形態は、極めて有利
に、場合によりコスト大きな金属性電極材料の節約を可能にする。勿論、図9中
に例示的に示された金属性導電部材は、中実で、例えば波形板からなる波形電極
の形で形成されていてもよい。
【0032】 図10は、圧電材料からなるディスク2の成層25の外面における積層方向に
沿って載置された、導電性の弾性ポリマー材料15からなる外部電極4の俯瞰図
を示している。この場合、導電性の弾性ポリマー材料15は、長さ及び幅全体に
わたって、一定の厚さ20を有している。導電性の弾性ポリマー材料15は、電
気的接続接点24を介して制御電圧源10と接続している。
【0033】 図11は、図10の外部電極に十分に対応している外部電極の俯瞰図を示して
いるが、しかし、導電性の弾性ポリマー材料15の厚さ20は、積層方向に沿っ
て小さくなっている。この場合、制御電圧源10は、電気的接続接点24を介し
て、導電性の弾性ポリマー材料15の厚い末端21と接続している。既に図9に
ついて記載したように、電流密度は、電気的接続接点24から離れた側、即ち、
導電性の弾性ポリマー材料15の薄い末端22において小さくなっている。図1
1により形成された外部電極は、有利に、導電性の弾性ポリマー材料15の節約
、ひいては本発明によるアクチュエーター1のより安価な製造を可能にする。
【0034】 勿論、例えば図9及び11に記載した本発明の例示的実施態様を互いに組み合
わせることもできるので、導電性の弾性ポリマー材料15の厚さは、圧電材料か
らなるディスク2の成層の外面における積層方向に沿って小さくなるし、導電性
の弾性ポリマー材料15中に対応配置された金属性導電部材の幅も小さくなる。
こうして、制御電圧源10は、導電性の弾性ポリマー材料15の厚い末端21並
びに例えば埋設された篩電極14の幅広の末端19と電気的に接続される。この
極めて有利な組合せによって、電極材料並びにポリマー材料15を節約すること
も可能である。更に勿論、図8から11に記載した実施態様の他の組合せも可能
である。
【0035】 更に、本発明には、成層外面に、導電性の弾性ポリマー材料15からなる外部
電極4が、埋設されたか又は載置された金属性導電体を有するか又は有していな
いで対応配置されている別の形状寸法の基本形、例えば六角形又は八角形の底面
等を有するアクチュエーターも含まれる。
【0036】 本発明による圧電アクチュエーター1は、有利に操作部として使用することが
できる。殊に本発明による圧電アクチュエーターは、ガソリン直噴システム及び
ディーゼル噴射システム、例えばコモン・レール噴射システム又はユニット・イ
ンジェクションシステム(ポンプノズルユニット)において使用することができ
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】 図1は、公知技術水準で知られる圧電アクチュエーターの断面図である。
【図2】 図2Aは、図1中のIIA部分の拡大した断面図であり、この場合、アクチュ
エーターには、電界Eは印加されていない。図2Bは、図1中のIIB部分の拡
大した断面図であり、この場合、アクチュエーターには、電界E(E>0)が印
加されている。
【図3】 図3は、導電性の弾性ポリマー材料からなる外部電極を有する本発明による圧
電アクチュエーターの縁部領域の断面図である。
【図4】 図4は、導電性の弾性ポリマー材料中に篩電極が対応配置されている本発明に
よる圧電アクチュエーターの1つの実施態様の縁部領域の断面図である。
【図5】 内部電極が導電性の弾性ポリマー材料との接触領域において円筒状の接点を有
する、本発明による圧電アクチュエーターの1つの実施態様の縁部領域の断面図
である。
【図6】 導電性の弾性ポリマー材料の上に波形電極が載置されている本発明による圧電
アクチュエーターの1つの実施態様の縁部領域の断面図である。
【図7】 導電性の弾性ポリマー材料中に複数の波形にされたワイヤー電極が対応配置さ
れている本発明による圧電アクチュエーターの外部電極上の展望図である。
【図8】 導電性の弾性ポリマー材料中に一定の幅を有する篩電極が対応配置されている
本発明による圧電アクチュエーターの外部電極上の展望図である。
【図9】 導電性の弾性ポリマー材料中に積層方向に狭くなる幅を有する篩電極が対応配
置されている本発明による圧電アクチュエーターの外部電極上の展望図である。
【図10】 導電性の弾性ポリマー材料が、全面積にわたって一定の厚さを有する本発明に
よる圧電アクチュエーターの外部電極の俯瞰図である。
【図11】 導電性の弾性ポリマー材料が、積層方向に沿って小さくなる厚さを有する本発
明による圧電アクチュエーターの外部電極の俯瞰図である。
【符号の説明】
1 圧電アクチュエーター、 2 ディスク、 3 外部電極、 4 外部電
極、 5 内部電極、 6 内部電極、 7 領域、 8 領域、 9 剥離、
9′ 亀裂、 10 制御電圧源、 11a、11b 接続接点、 12 波
形電極、 14 篩電極、 15 導電性の弾性ポリマー材料、 16 流線、
17 球接点、 18 狭い末端、 19 幅広の末端、 20 厚さ、 2
1 厚い末端、 22 薄い末端、 23 ワイヤー電極、 24 電気的接続
接点、 25 成層
【手続補正書】特許協力条約第34条補正の翻訳文提出書
【提出日】平成13年7月5日(2001.7.5)
【手続補正1】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】特許請求の範囲
【補正方法】変更
【補正の内容】
【特許請求の範囲】

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 成層(25)に対して積層方向に対応配置されている圧電材
    料からなる多数のディスク(2)、 圧電材料からなるディスク(2)と交互に対応配置されている多数の平らな内部
    電極(5、6)、 成層(25)の外側に積層方向に沿って載置された少なくとも2個の外部電極(
    3、4) を有するが、その際、内部電極(5、6)が、それぞれ、外部電極(3、4)の
    1つと交互に接触領域を介して接続されている圧電アクチュエーター(1)にお
    いて、 外部電極(3、4)が、導電性の弾性ポリマー材料(15)からなる被覆の形で
    成層(25)の外側に載置されていることを特徴とする、圧電アクチュエーター
  2. 【請求項2】 圧電材料が、ジルコン酸鉛−チタン酸鉛系(PZT−系)で
    ある、請求項1に記載の圧電アクチュエーター。
  3. 【請求項3】 導電性の弾性ポリマー材料(15)が金属性充填材をドープ
    されている、請求項1又は2に記載の圧電アクチュエーター。
  4. 【請求項4】 導電性の弾性ポリマー材料(15)からなる被覆が、積層方
    向に沿って、厚さが増しており、その際、制御電圧源(10)は、被覆の厚い末
    端(21)と接続可能である、請求項1から3までのいずれか1項に記載の圧電
    アクチュエーター。
  5. 【請求項5】 被覆として載置された導電性の弾性ポリマー材料(15)の
    中又はこれに接して、少なくとも1つの金属性導電部材(12、14、23)が
    設けられている、請求項1から4までのいずれか1項に記載の圧電アクチュエー
    ター。
  6. 【請求項6】 金属性導電部材(14)は、積層方向に沿って、細くなる幅
    を有しており、その際、制御電圧源(10)は、金属性導電部材(14)の幅広
    の末端(19)と接続可能である、請求項5に記載の圧電アクチュエーター。
  7. 【請求項7】 内部電極(5、6)と外部電極(3、4)との間の接触領域
    の面積が、表面積拡大のための手段(17)の配置によって拡大されている、請
    求項1から6までのいずれか1項に記載の圧電アクチュエーター。
JP2000607286A 1999-03-24 1999-10-13 圧電アクチュエーター Pending JP2002540750A (ja)

Applications Claiming Priority (3)

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DE19913271.2 1999-03-24
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