JP2002540130A - 小出しを改善するためにローションを有するあらかじめ濡れたワイプ - Google Patents

小出しを改善するためにローションを有するあらかじめ濡れたワイプ

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Abstract

(57)【要約】 使い捨てワイプ製品における使用にとって適切なローションが開示される。ローションは、あらかじめ濡れた濡れワイプを濡らすために用いられえ、ベビーワイプのような使い捨て濡れワイプのポップ・アップ式小出しシステムにおける使用にとって特に適している。ローションは、適切な濡れの感触を維持しながら、ポップ・アップ式小出しの向上した信頼性を提供する。ローションは、ホスフェート−第4級アミン化合物とノニオン性界面活性剤とからなる群より選択される界面活性剤、および非セルロース性有機水溶性ポリマーとアルコキシル化アルコールとからなる群より選択される有効量の第2成分を含む水溶液である。防腐剤および香料のような他の成分もまたローションに含まれ得る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】 発明の分野 本発明は、使い捨てワイプ製品に関し、特に、ポップ・アップ式の小出しにと
って適切なあらかじめ濡れたワイプに関する。
【0002】 発明の背景 あらかじめ濡れたクレンジングワイプは周知であり、濡れワイプ、タオレット
などと称される。あらかじめ濡れたワイプは、ローションであらかじめ濡れた不
織ウエブのような基材を含む。ローションは水性ローションでありえ、典型的に
は、1種類以上の表面活性物質(界面活性剤)を含む。ローションはまた、防腐
剤および香料成分も含み得る。
【0003】 あらかじめ濡れたワイプは屋内または屋外で用途を見出し、特に、子供および
幼児のクレンジングについて用途を見出す。例えば、ワイプは、しばしば、おむ
つの交換の間の幼児の皮膚の清浄化のために用いられる。同様に、あらかじめ濡
れたワイプは、典型的には失禁製品の使用と結びついて成人の間でも用途を見出
す。あらかじめ濡れたワイプの他の用途には、石鹸、布および水道水が特定の仕
事について入手不可能であるか、不適切であるか、または不便であるかもしれな
い一般的な清浄化の仕事が含まれる。ほとんどすべての例において、あらかじめ
濡れたワイプは使い捨てワイプの折りたたまれたスタックとされたシートとして
提供され、それぞれのワイプは、1回の使用が意味される。したがって、あらか
じめ濡れたワイプは、しばしば、使い捨て濡れワイプと称される。
【0004】 使用者にあらかじめ濡れたワイプのスタックとされたシートを提供するための
2つの基本的なタイプの容器が存在する。1つの容器タイプにおいては、しばし
ば「リーチ・イン(reach in)」容器と称され、あらかじめ濡れたワイ
プは、別々のシートの折りたたまれたスタックとされた構成で存在する。この形
態は、1回に1枚のタオルが使用者に対して露出することが可能であり、使用者
は、容器から1番上のワイプに「手が届き」、それを取り出す。残りのワイプは
、そのスタックとされ、折りたたまれた形態にとどまる。リーチ・イン容器はし
ばしば、タブ様の形態(硬質容器)または柔軟で一般的に長方形のパッケージ形
状を有し、通常、早期の完全乾燥から残りのワイプを守るための最閉鎖可能なふ
たまたはカバーを有する。
【0005】 「リーチ・イン」容器についての1つの欠点は、他方の頂部上に単に折りたた
まれてスタックとされているワイプが、取り出しのためにつかむための端部また
は他の部分を使用者に便利に付与するための手段を提供しないということである
。使用者は、最も上のワイプの前端縁を見つけてつかまねばならず、そのことは
しばしばすることが困難である。したがって、消費者は、一番上のワイプの自由
端を見つけて、ワイプの残りのスタックからワイプを遊離させて取り出すように
試みなければならない。このことは、しばしば、時間を消費し、不満を起こす手
順であり、そのうち作業から気を散らせ得る。もう1つの欠点は、リーチ・イン
小出し配列は、連続したシートの単純で単独の小出しを提供しないことである。
例えば、1枚のシートが取り出されるとき、次のシートは折りたたまれてスタッ
クとされた形態にとどまり、使用者が次のシートを取り出すためにタブまたは容
器に手を伸ばすことを必要とする。このことは、ワイプのスタックがより小さく
なるとき不便となり得るものであり、それにより使用者がタブまたは容器にさら
に手を伸ばすことを必要とする。
【0006】 第2の容器タイプは一般的に「ポップ・アップ」ディスペンサーと称され、そ
こでは、パッケージから取り出されるワイプの後端縁がまず開孔または開口を通
って次のワイプの前端縁を引き出す。第1のワイプが容器を出て行くとき、次の
ワイプの前端縁から引き離され、開孔の端部により、容易に取り出し可能な位置
に保持された次のワイプの前端縁を残していく。1つのポップ・アップ構成にお
いて、別々の、折りたたまれたワイプは、スタックとされた形態に差し込まれる
。ワイプは、それが互いに付着する重なる端部を有するように、差し込まれる(
折り込まれる)。重なる領域の付着力は、それぞれの重なる領域の分離が起こる
前に容器の開口を通して1枚のワイプが次のワイプの前端縁を引くことを可能と
するのに必要な力を与える。
【0007】 ポップ・アップ式の小出しは、用いられるそれぞれのワイプについて、適切に
機能するとき、次のワイプの前端縁が容易な把握を提示するために消費者にとっ
て好ましい。次のワイプの前端縁は、そのワイプの前端縁が乾ききらないように
カバーを閉じる前に容器の頂部内の適切な離間に便利に挟み込まれ得る。使用の
場合に、使用者は単純にカバーを開け、ワイプの前端縁をつかみ、小出しの開口
を通してワイプを引き、そのことが今度は、開口を通して続く連続するワイプの
前端縁を引く。
【0008】 消費者は好むけれども、ポップ・アップ小出しには欠点が存在する。主要な欠
点は、小出しの信頼性である、すなわち、次のワイプの前端縁の一部を取り出し
可能に残したまま、1回引く場合に1枚のシートを信頼性を持って小出しする小
出しシステムの能力である。ポップ・アップ小出しに関連するさまざまの問題は
、折りたたみパターンの設計、容器の形態、開口のサイズと形態、ならびにワイ
プ全体の設計に影響を与える。ポップ・アップ小出しの信頼性に関連する問題に
は、連鎖、落ち戻り、持ち上がり、および長い端部(long edge)が含
まれる。
【0009】 連鎖は、1枚のシートが取り出されるとき製品の分離が起こらないとき起こり
、したがって、多数のシートが製品の連続する「チェーン」として引き出される
。たとえたった2枚のワイプの「チェーン」であっても、結果は、容器から引き
出される望ましからぬワイプである。
【0010】 次のシートが小出し開口に引き出される前にワイプのシートが早期に分離する
とき落ち戻りが起こる。したがって、次のシートが容器の中に落ち戻り、使用者
はつかむために有用な次のワイプの部分を持たない。
【0011】 次のワイプを引き出す試みの際に、タブまたは容器全体が空気中に持ち上がる
とき持ち上がりが起こる。そのとき使用者は、所望のワイプを取り出すために2
つの手を用いなければならない。もし一方の手のみが使用可能であれば、使用者
は、引っ張り、すばやく動かし、または容器から所望のワイプを遊離させるよう
に試みなければならない。もちろん、このことは、そのときに幼児のおむつを交
換する不快な作業にしばしばかかわる消費者に不必要な立腹を引き起こす。
【0012】 長い端部は、次のワイプの前端縁のあまりに多くが前のワイプを取り出した後
小出し開口を通して露出されるときに起こる。もし長い端部が露出されるならば
、それは、小出し開口上のカバーを閉じる問題を引き起こし得る。というのは、
指定された面積に押し込むあまりに多くのワイプが存在するからである。また、
小出し開口から伸びる長い端部を有することは、ワイプの多くの部分が早期に乾
ききる傾向をより大きなものとし、それにより消費者に対して濡れワイプとして
の価値を小さくする。
【0013】 ポップ・アップ小出しの信頼性、すなわち、上記欠点の最小化は、製品の湿分
の負荷、小出しオリフィスのサイズおよび/または形態、製品の重なりの程度、
製造の間の圧縮、および基材特性の複雑な相互作用により影響を受け得る。ポッ
プ・アップ小出しを改善することについての努力は、容器、小出し開口、ワイプ
の端部の改良、および挟み込み形態に対する改良について主に焦点を当てられて
きた。しかしながら、さまざまの設計パラメーターの複雑な相互作用により、あ
らかじめ濡れたワイプの信頼性のあるポップ・アップ小出しを提供する必要は存
在するままである。
【0014】 したがって、信頼性のある小出し特性を有するポップ・アップ容器における使
用にとって適切なあらかじめ濡れたワイプを提供することが望ましいであろう。
【0015】 加えて、信頼性のあるポップ・アップ小出し性を示し、また、消費者の受容に
とって十分な濡れ性の知覚レベルをも示すあらかじめ濡れたワイプを提供するこ
とが望ましいであろう。
【0016】 さらに、信頼性のあるポップ・アップ小出しにとって適切なあらかじめ濡れた
ワイプの折りたたまれた、スタックとされた、差し込まれたシートを提供するこ
とが望ましいであろう。
【0017】 さらに、濡れワイプのスタックからの1枚のワイプの小出しと分離の容易さの
改善をもたらし、位置の容易な確認とそれぞれの続くワイプの前端縁の容易な把
握をもたらす濡れワイプのためのポップ・アップ小出しシステムを提供すること
が望ましいであろう。
【0018】 明細書は、本発明を特定して指摘し、明確に特許請求する特許請求の範囲を含
むけれども、本発明は、同様の参照番号が同様の要素を認定する添付の図面とと
もに以下の記載からよりよく理解されるであろうと思われる。
【0019】 発明の概要 使い捨てワイプ製品における使用にとって適切なローションが開示される。ロ
ーションは、あらかじめ濡れた濡れワイプを濡らすために用いられえ、特に、ベ
ビーワイプのような使い捨て濡れワイプのポップ・アップ小出しシステムにおけ
る使用に適している。ローションは、適切な濡れの印象を維持しながらポップ・
アップ小出しの向上した信頼性を提供する。ローションは、ホスフェート−第4
級アミン化合物およびノニオン性界面活性剤からなる群より選択される界面活性
剤および非セルロース性有機水溶性ポリマーおよびアルコキシル化アルコールか
らなる群より選択される有効量の第2成分を含む水溶液である。防腐剤および香
料のような他の成分もまたローションに含まれ得る。
【0020】 発明の詳細な説明 本発明のあらかじめ濡れたワイプは、ローションで濡れた基材を含む。基材は
、濡れワイプのようなあらかじめ濡れたワイプとしての使用にとって適切な天然
繊維、合成繊維、またはそれらの組み合わせで作られた製織または不織ウエブを
含み得る。ローションは水溶液を含み、界面活性剤および/または共界面活性剤
/発泡発生剤/乳化剤および/または非セルロース性水溶性有機ポリマーを含み
得る。
【0021】 本明細書で用いられる「水溶液」という用語は、少なくとも50重量パーセン
トが水である溶液を称する。
【0022】 本明細書で用いられる「あらかじめ濡れたワイプ」という用語は、消費者によ
る使用の前に基材を液体組成物で濡らすことによるような濡れている基材を含む
ワイプを称する。特に「あらかじめ濡れたワイプ」とは、一般的に水分不透過性
容器またはラップにおけるような包装の前に濡れている基材を有するワイプを称
する。
【0023】 「濡れワイプ」および「タオレット」ともまた称され得るそのようなあらかじ
め濡れたワイプは、男児および女児の乳児ならびにすべての年齢の成人を清浄化
するための使用にとって適切である。そのようなワイプにはまた、限定されない
が、メーキャップ、スキンコンディショナー、軟膏および医薬の適用を含む身体
への物質の適用のために用いられる製品も含まれる。そのようなワイプにはまた
、ペットの清浄化または手入れのために用いられる製品、および家庭のキッチン
および浴室の表面、めがね、身体訓練および体操設備、自動車の表面などのよう
な表面および目的物の一般的な汚れ取りのために用いられる製品も含まれる。
【0024】 本明細書で用いられる「重量パーセント」または「重量によるパーセント」と
いう用語は、ローションの全重量のパーセンテージとしてのワイプのローション
における成分の重量による量を称することが意味される。
【0025】 本明細書で用いられる「水溶性」という用語は、成分が摂氏25度で少なくと
も約0.25重量パーセントのレベルで水に溶解性であるかまたは(ミセル性溶
液を提供するように)分散性であることを意味する。
【0026】 本明細書で用いられる「界面活性剤」という用語は、好ましくは界面に向かっ
て配向する物質で、ノニオン性界面活性剤、アニオン性界面活性剤、カチオン性
界面活性剤、両性界面活性剤、双極性界面活性剤およびそれらの混合物を含む界
面活性剤のクラスを称する。
【0027】 本明細書で用いられる「乳化剤」または「可溶化剤」という用語は、ローショ
ン組成物中の1以上の他の成分がローションから相分離する傾向を減少させる成
分を称する。
【0028】 本明細書で用いられる「共界面活性剤」という用語は、界面活性剤または乳化
剤/可溶化剤のいずれかとして機能し得る成分を意味する。
【0029】 本明細書で用いられる「有機水溶性ポリマー」という用語は、モノマーと称さ
れるより小さな分子の結合により形成される有機化合物を意味する。その用語は
、一般的に、例えば、ポリペプチド、核酸、多糖、およびプラスチックのような
共有結合により結合した多数のモノマーで作られている高分子かまたは例えばヘ
モグロビンもしくはIgM免疫グロブリンのような共有もしくは非共有結合によ
り結合するいくつかのサブユニットで作られているたんぱく質かのいずれかを称
するために用いられる。
【0030】 本明細書で開示されるが、ポップ・アップ式小出しの信頼性は、あらかじめ濡
れたワイプに適用されるローションにより有意に影響を受けることが見出されて
いる。基材のタイプ、小出しの開口、スタックの形状、およびワイプの端部の改
良のような他の要因も重要な役割を果たし得るし、果たすけれども、本発明のロ
ーションはポップ・アップ式小出しの信頼性を決定する上で重要な要因であるこ
とが見いだされている。所定の形態のあらかじめ濡れたワイプと容器の構成にお
いてよりすぐれた信頼性を提供することに加えて、ローション成分は、消費者に
より適切に知覚される濡れを示すように調節され得る。
【0031】 本発明のローションならびに本発明の好ましい基材、小出し開口、およびスタ
ック構成は、その特徴と利点を例示する目的のために図面を参照して以下に開示
される。本発明は、有利なローションの好ましい態様と例に関して以下に詳細に
記載される。
【0032】 図1は、本発明の1枚の折りたたまれたあらかじめ濡れたワイプ1の斜視図を
提供する。ワイプ1は、C字形折りのようなさまざまの公知の折りたたみパター
ンのいずれでも折りたたまれ得るが、しかし、好ましくは、図1および3におい
て示されるようにZ字型折りである。Z字折り形状は、ワイプの折りたたまれた
スタックが図2において示されるように重なった部分で差し込まれることを可能
とする。
【0033】 図1において示されるように、それぞれの折りたたまれたワイプ1は、第1の
前端縁2から第2の後端縁3に縦に伸びる。したがって、好ましい態様において
、それぞれのワイプ1は、少なくとも2つの折り目を有し、それにより3つのパ
ネルを提供する。本明細書で用いられる、パネルとは、2つの折り目または折り
目と端部との間に伸びるワイプの部分である。
【0034】 第1のパネルの折り目6は、一般的に、前端縁2に対して平行であり、一般的
に、側縁4および5に対して垂直であり得る。第1のパネルの折り目6は、第1
のパネルの折り目6と前端縁2との間に伸びる前端縁パネル9を提供するように
前端縁2から縦に離間する。第2のパネルの折り目7は、一般的に、第1のパネ
ルの折り目6に平行であり、それから縦に離間し、それにより第1のパネルの折
り目6で前端縁パネル9に結合し、第1のパネルの折り目6と第2のパネルの折
り目7との間に伸びる中央パネル8を提供する。後端縁パネル10は第2のパネ
ルの折り目7で中央パネル8に結合し、第2のパネルの折り目7と後端縁3との
間に伸びる。
【0035】 本発明の小出しシステムの好ましい態様によれば、ワイプは、対応する前端縁
パネル、中央パネル、および後端縁パネル8、9、および10を提供するように
第1および第2のパネルの折り目6および7で折られる。したがって、ワイプは
、差込の前に多数の形状に折られ得る。このことは、図3において示されるパネ
ルのそれぞれの、それぞれの表面を参照して明らかに例証される。
【0036】 図3のAにおいて、それぞれのワイプは、第1の上方表面前端縁パネル30、
第2の下方表面前端縁パネル31、第1の上方表面後端縁パネル32、第2の下
方表面後端縁パネル33、第1の上方表面中央パネル34および第2の下方表面
中央パネル35を有する。したがって、前端縁パネルと後端縁パネルは、そのパ
ネルが中央パネルの上方に面する表面または中央パネルの下方に面する表面に載
るように第1のパネルの折り目および第2のパネルの折り目のそれぞれにより提
供され得る。
【0037】 図1および3のAにおいて示されるように、前端縁パネル9は中央パネル8の
上方に面する表面の一部に隣接してそれに載り、後端縁パネルは中央パネル8の
下方に面する表面の一部に隣接してその下にあり、それによりいわゆる「逆方向
Z字折り」ワイプを提供する。代わりに、ワイプは、Z字折り形状を提供するよ
うに折られ得る。
【0038】 さらに別の態様において、それぞれのワイプの前端縁パネルと後端縁パネルの
両方は、それらがいわゆる「C字折り」形態に折られる中央パネルの上方表面の
一部に隣接し、かつ上に載るように折られ得る。
【0039】 さらに、本明細書で上記される前端縁パネル、中央パネルおよび後端縁パネル
に加えて、それぞれのワイプは、またさらに付加的なパネルも有しうる。特に、
前端縁パネルおよび/または後端縁パネルはまた、図3のbにおいて例示される
前端縁パネルリップ36または後端縁パネルリップを提供するように付加的な折
り目も備え得る。そのようなリップは、パネルのリップ折り目と末端との間に伸
びるリップを提供するように折りたたまれた基材の前端縁または後端縁に隣接し
、離間するパネルリップ折り目を前端縁パネルまたは後端縁パネルに付与するこ
とにより形成される。パネルリップ折り目は、前端縁が前端縁パネルの下にある
ように前端縁パネルの下方表面上に折りたたまれ得る。この形態は、端部をつか
むことを容易にする上で特に有益である。代わりに、前端縁パネルは、前端縁が
前端縁パネルの上方表面上に載るように折りたたまれ得る。リップはまた、後端
縁パネルの上方または下方表面上にも位置し得る。リップは、典型的には、4c
mないし0.1cm、好ましくは2cmないし0.25cm前端縁または後端縁
から前端縁パネルリップ折り目または後端縁パネルリップ折り目に伸びる。
【0040】 本発明によれば、基材材料およびそのパネルの寸法全体は、ワイプの意図され
る用途に依存し、それにしたがって選択され得る。好ましくは、前端縁パネル対
中央パネル対後端縁パネルの長さの比は、1:2:1から1:5:1であり、最
も好ましくは比は、1:3:1である。より好ましくは、ワイプの第1と第2の
アセンブリのワイプのパネルの長さの比は、同一であり、最も好ましくは、前端
縁および後端縁パネルはともに、ワイプの全長のほぼ4分の1である。ワイプが
ベビーワイプとして利用され得る1つの発明を限定しない例示において、それぞ
れの折りたたまれたワイプ1は、前端縁2から後端縁3に縦に測定して10cm
から30cmの折りたたまれていない長さを有しうる。それぞれの折りたたまれ
たワイプ1について、第1のパネルの折り目6と第2のパネルの折り目7との間
の離間は、2cmから7cmでありえ、一方、前端縁パネル9と後端縁パネル1
0の長さは2cmから7cmでありうる。好ましい態様において、第1のパネル
の折り目6と前端縁2との間の離間は、より好ましくは3cmから6cmであり
、さらにより好ましくは、約3cmないし5cmである。第1のパネルの折り目
6と第2のパネルの折り目との間の離間は、より好ましくは3cmから12cm
であり、さらにより好ましくは約10cmないし12cmである。第2のパネル
の折り目7と後端縁との間の離間は、より好ましくは、3cmから6cmであり
、さらにより好ましくは、約3cmないし5cmである。
【0041】 本発明によれば、そして、図4のA、B、C、D、において例示されている態
様を参照すれば、スタック形状の本質的な特徴は、折りたたまれたワイプの第1
のアセンブリ40のそれぞれが折りたたまれたワイプの第2のアセンブリ50の
それぞれに差し込まれていることである。
【0042】 例えば、ワイプの第2のアセンブリのワイプxはZ字型折りに折りたたまれ、
ワイプの第1のアセンブリの逆方向Z字型折りワイプxの間に差し込まれる。同
様に、ワイプの第1のアセンブリのワイプyがワイプの第2のアセンブリのワイ
プxの間に差し込まれ、ワイプの第1のアセンブリのワイプyがワイプの第2の
アセンブリのワイプyに差し込まれ、それが続く。この方式で、第2のアセンブ
リワイプxで始まって、ワイプの前記第2のアセンブリ50のそれぞれの前記中
央パネル52xの少なくとも一部と前記前端縁パネル51xの少なくとも一部は
、ワイプの前記第1のアセンブリ40のそれぞれの前記後端縁パネル43xの少
なくとも一部と前記中央パネル42xの少なくとも一部との間でワイプの第1の
アセンブリのワイプxが差し込まれる。同様に、ワイプの前記第1のアセンブリ
40のそれぞれの前期中央パネル42yの少なくとも一部と前記前端縁パネル4
1yの少なくとも一部とは、ワイプの前記第2のアセンブリ50のそれぞれの前
記後端縁パネル53xの少なくとも一部と前記中央パネル52xの少なくとも一
部との間に差し込まれる。
【0043】 本発明によれば、スタック形状のもう1つの本質的な特徴は、第1および第2
のアセンブリのワイプのそれぞれのパネルの相対的な長さに関する。したがって
、それぞれのワイプ、例えば、ワイプの前記第1のアセンブリのワイプxの前端
縁パネルまたは後端縁パネルの長さは、対応する中央パネルの長さの50%を超
えないことが見出された。同様に、ワイプの前記第2のアセンブリのそれぞれの
ワイプの前端縁パネルまたは前記後端縁パネルの長さは、対応する中央パネルの
50%を超えない長さである。したがって、いずれのワイプの前端縁パネルの長
さと後端縁パネルの長さの和が、ワイプの対応する中央パネルの長さを超えない
ならば、ワイプの第1のアセンブリおよび第2のアセンブリのそれぞれの前端縁
パネルおよび後端縁パネルは、いずれの長さのものでもあり得る。しかしながら
、好ましくは、それぞれのアセンブリにおけるすべてのワイプのパネルの長さ、
より好ましくは、第1と第2のアセンブリの両方における対応するパネルは、実
質的に同一の寸法である。
【0044】 本明細書で上記のようにスタックとされた濡れワイプは、先行技術によりスタ
ックとされたワイプより優れた小出し作用をもたらす。理論により拘束されるこ
とを望まないけれども、向上した小出し性は、ワイプの第1と第2のアセンブリ
の間の具体的な差し込まれた折りたたみ形状およびワイプのパネルの間の重なり
の具体的面積の組み合わせに関係することが見出された。
【0045】 本明細書で上記の差込形状の利用により、差し込まれたスタックから一番上の
ワイプ、例えば、第1のアセンブリのワイプxの取り出しは、スタックから第2
のアセンブリの隣接するワイプxの前端縁パネルおよび中央パネルの不安定(a
gitation)を引き起こし得る。それによりこのことは消費者にとって隣
接するワイプの前端縁の位置の確認を容易にし、特に、不安定化されてはいても
隣接するワイプの前端縁が中央パネルについて位置しつづける傾向があるとき、
それにより消費者がつかむための厚くなった部分を提供する。さらに、隣接する
ワイプ(すなわち、ワイプの第2のアセンブリのワイプx)の前端縁と一番上の
ワイプ(すなわち、ワイプの第1のアセンブリのワイプx)の中央パネルまたは
後端縁パネルとの間の重なりの面積が、第2のアセンブリのワイプxの基材材料
の必要とされる長さがスタックから持ち上がり、分離することを保証することが
見出された。隣接するワイプ(第2のアセンブリのx)の中央パネルと最も上の
ワイプ(第1のアセンブリのx)の後端縁パネルまたは中央パネルとの間の重な
りの面積は、あまり重要でないように思われる。したがって、第1と第2のパネ
ルの折り目の配置および中央パネルに対する前端縁パネルおよび後端縁パネルの
相対的な長さはきわめて重要である。しかしながら、本発明により提供されるよ
り優れた小出し性はまた、上記仮説に加えて、または代わりに他の効果および相
互作用も関連し、したがって、信頼性をそこに置くべきではない。
【0046】 さらに、小出しの改善に加えて、本発明の差込形状、特に図4のAにおいて例
示される態様もまたスタックの中のそれぞれのワイプの基材材料の大半が水平面
に位置することを保証する。このことは、スタックが基材材料の隆起と溝を作り
出す傾向を減少させる。さらに、スタック形状はまた、液体組成物がスタック全
体に不均一に分布するようになる傾向も減少させる。
【0047】 これから、本発明の更なる詳細は、今度は、態様4のA、B、CおよびDのそ
れぞれを参照して記載される。
【0048】 図4のAは、本発明の最も好ましいスタック形状を描写する。その形状は、逆
方向Z字折り形状に折られた第2のアセンブリのワイプにはさまれた逆方向Z字
折り形状に折られたワイプの第1のアセンブリ40を含む。それにより、第2の
アセンブリ50のワイプのそれぞれの前端縁パネル51x(51y)の表面の1
つの実質的にすべてが、第1のアセンブリ40のワイプのそれぞれの中央パネル
42x(42y)の一部と接触するように、第1のアセンブリ40のそれぞれの
ワイプの中央パネル42x(42y)の一部が第2のアセンブリ50のそれぞれ
のワイプの前端縁パネル51x(51y)の一部と接触する。この態様において
、ワイプの前記第1のアセンブリ40のそれぞれの前端縁パネル41yおよび後
端縁パネル43x(43y)は、ともに前記対応する中央パネル42x(42y
)の長さの50%未満であり、長さとして実質的に等しい。対応して、前記ワイ
プの前記第2のアセンブリ50のそれぞれの前端縁パネル51x(51y)およ
び後端縁パネル53x(53y)はともに、前記対応する中央パネル52x(5
2y)の長さの50%未満であり、長さとして実質的に等しい。さらに、第1の
アセンブリ40のワイプのそれぞれの前端縁パネル41x(41y)、後端縁パ
ネル43x(43y)および中央パネル42x(42y)の長さは、ワイプの第
2のアセンブリ50の対応する前端縁パネル51x(51y)、後端縁パネル5
3x(53y)および中央パネル52x(52y)の長さに対して長さとして実
質的に等しい。特に、4のAにおいて描写されている態様において、ワイプの前
記第1のアセンブリのそれぞれおよびワイプの前記第2のアセンブリのそれぞれ
の前端縁は、前記ワイプのそれぞれの全長のほぼ4分の1である。
【0049】 図4のBにおいて描写されている態様は、それぞれのパネルの長さの点で4の
Aのそれと同一である。しかしながらこの態様において、第1と第2のアセンブ
リの両方のワイプは、差込の前に、ワイプの前端縁パネルと後端縁パネルが対応
するワイプの中央パネルの下方表面に隣接するように折られる。したがって、本
発明による折込の後、第1のアセンブリ40のそれぞれのワイプの中央パネル4
2x(42y)の一部は、第2のアセンブリ50のワイプのそれぞれの中央パネ
ル52x(52y)の一部と接触し、第2のアセンブリのワイプの後端縁パネル
53x(53y)の一部は、第1のアセンブリ40のワイプの前端縁パネル41
yと接触する。同様に、第2のアセンブリのそれぞれのワイプの後端縁パネル5
3xの一部は、第1のアセンブリのそれぞれのワイプの前端縁パネル41yの一
部と接触し、第2のアセンブリのそれぞれのワイプの中央パネル52xの一部は
、ワイプの第1のアセンブリのそれぞれのワイプの中央パネル42yの一部と接
触する。
【0050】 図4のCおよびDによる態様は、第1のアセンブリ40のワイプが逆方向Z字
形状に折られ、Z字折りに折られたワイプの第2のアセンブリ50を差し込まれ
ているスタック形状を描写する。しかしながら、それらの態様において、それぞ
れのアセンブリのそれぞれのワイプの前端縁パネルおよび後端縁パネルの長さは
等しくない。4のCにおいて描写されている態様において、第1と第2のアセン
ブリの両方のワイプの前端縁パネルの長さは中央パネルの長さの50%を超え、
実際、第1と第2のアセンブリの両方のワイプのそれぞれの中央パネルの約60
%の長さである。したがって、第1と第2のアセンブリの両方のワイプのそれぞ
れの後端縁パネルの長さは中央パネルの長さの50%未満であり、約30%であ
る。4のDにおいて描写されている態様において、第1と第2のアセンブリの両
方のワイプのそれぞれの後端縁パネルの長さは50%を超え、第1と第2のアセ
ンブリの両方のワイプのそれぞれの中央パネルの長さの約60%である。対応し
て、ワイプのそれぞれの前端縁パネルの長さは50%未満であり、中央パネルの
長さの約30%である。
【0051】 例えば図4のAにおいて描写されているように、本発明による特に好ましい態
様において、第1のアセンブリのワイプのそれぞれの第2のパネルの折り目45
xは、ワイプの第2のアセンブリの隣接するワイプのそれぞれの第1のパネルの
折り目54xと直接接触すべきではない。同様に、第2のアセンブリのワイプの
それぞれの第2のパネルの折り目55xは、第1のアセンブリの隣接するワイプ
の第1のパネルの折り目44yと接触すべきではない。好ましくは、少なくとも
1mm、好ましくは1mmから5mm、そして最も好ましくは1mmないし3m
mの折り目の線の間の距離が存在すべきである。このことは、2つの隣接するワ
イプの2つの隣接する折り目(第2のアセンブリのxおよび第1のアセンブリの
y)の間の接触が最も上のワイプが隣接するワイプから分離する能力を妨げ、隣
接するワイプの基材材料のあまりに多くがスタックから分離することを引き起こ
すと思われるからである。
【0052】 本発明のもう1つの好ましい態様において、視覚的および/または触覚的指標
としての前端縁またはパネルを提供することもまた好ましい。そのような指標は
さらに、消費者により前端縁それ自体の配置をするのに役に立つ。視覚的指標は
、例えば、端部それ自体の近辺に前端縁パネルの表面上にプリントされた薄い着
色ストリップまたはバンドの形態で提供され得る。
【0053】 もちろん、本明細書で用いられる「上方」および「下方」のような用語は、図
面を参照して上記記載において用いられる相対的用語であり、「上方」とは、起
立位置で読まれるときページの頂部に向かって配向するワイプの部分を表す。し
かしながら、同様の様式において、差し込まれたワイプのスタックは、差し込ま
れたスタックの「底部」が「頂部」となるように逆さにされうるであろう。図4
のA〜Dの注意深い試験により理解されうるように、そのような形状は、スタッ
クの形状を変化させる。例えば、単純に1つ(図4のAにおいて示される41x
)ではなく、2つのパネル(43yおよび53y)がスタックの最も上の表面上
に露出する。ある種の基材については、そのようなスタックとされた形状は、信
頼性のあるワイプの小出しを提供する上でより有益であり得る。
【0054】 好ましい態様において、本発明の小出しシステムは、図2において示される容
器20を備え、その容器は、タブ部分21およびそのタブ部分に回動自在に結合
するふた22を含む。ふた22は、除去可能に付着し得るし、ヒンジ機構により
付着し得る。ふたにおいて、またはより好ましくは、下にあるパネルすなわちカ
バー25において、容器は、小出しオリフィスすなわち開口24を備える。好ま
しい態様において、カバーまたはふたはシーリング部材27を有し、それは、露
出しているワイプの前端の乾燥が遅くなるようにふたが閉じているとき容器の一
部の密封を助ける役割をする。シーリング部材27は、容器の製造の間に射出成
形プロセスで形成されうるものであり、図2および5において示されるふた22
またはカバー25上に存在し得る。
【0055】 ふた、カバー、およびさまざまの小出し開口の1態様が図5において示される
。図5において示されるように、ふた22は、タブカバー25にヒンジにより取
り付けられうる。小出しオリフィス24は、開口の輪郭線端部上に形成されるウ
イング27および入り口26を有しうる。WO98/19946は、本発明にお
いて有益であり得るさまざまの他の開口形態の記載について参照により本明細書
に組み込まれる。
【0056】 図6は、本発明の小出しシステムにとって適切な容器のさらに別の態様を示す
。特に、図6において示される容器20は、カバー25において開口24を覆う
スライド式のふた22を利用する。また、図6において示されているものは、オ
リフィス24の形態の好ましい態様である。S字型開口と称される示されている
形態は、図2および5において示されるより普通のポップ・アップタブ設計を含
むすべてのポップ・アップ小出しシステムにおいてきわめて信頼性の高いポップ
・アップ小出しを提供し得る。本発明の好ましいポップ・アップ小出しシステム
において、S字型開口が用いられ、約54mmの主寸法Dを有する。開孔の寸法
全体は、小出しの信頼性における有益な結果について必要とされるように変化し
得る。
【0057】 基材: 本発明のあらかじめ濡れたワイプ1は、天然繊維、合成繊維、または天然繊維
と合成繊維の混合物の製織または不織ウエブを含む基材を含む。適切な天然繊維
には、限定されないが、木材パルプ繊維、綿、およびレーヨンのようなセルロー
ス性繊維が含まれる。適切な合成繊維には、限定されないが、ポリエステルおよ
びポリプロピレン繊維を含む繊維製品において通常用いられる繊維が含まれる。
【0058】 さまざまの形成方法が、本発明における使用にとって適切な繊維質ウエブを形
成するために用いられ得る。例えば、ウエブは、エアレイのような不織布乾燥形
成技術または代わりに、抄紙機上でのようなウエットレイにより作られうる。限
定されないが、接着剤結合、溶融ブロー、スパンボンド、ニードルパンチ、およ
び水力交絡と積層方法のような技術を含む他の不織布製造技術もまた用いられ得
る。
【0059】 1つの態様において、乾燥繊維質ウエブは、天然繊維、ステープル長の合成繊
維およびラテックスバインダーの組み合わせを含むエアレイ不織ウエブであり得
る。乾燥繊維質ウエブは、約20〜80重量パーセントの木材パルプ繊維、10
〜60重量パーセントのステープル長のポリエステル繊維、および約10〜25
重量パーセントのバインダーでありうる。
【0060】 乾燥繊維質ウエブは、平方メートル当たり約40ないし約80グラムの坪量を
有しうる。乾燥ウエブの密度はあらかじめ濡れたワイプから液体を蒸発させた後
に測定され得るし、密度は、立法センチメートル当たり約0.12グラム未満で
あり得る。密度は、一定単位で測定された乾燥ウエブの厚さにより除算された乾
燥ウエブの坪量であり、乾燥ウエブの厚さは、約2平方インチの面積を有し、平
方インチ当たり約95グラムの閉じ込め圧力を提供する円形荷重フットを用いて
測定される。1つの態様において、乾燥ウエブは、平方メートル当たり約64グ
ラムの坪量、約0.06cmの厚さ、および立法センチメートル当たり約0.1
1グラムの密度を有しうる。
【0061】 1つの態様において、乾燥繊維質ウエブは、少なくとも50重量パーセントの
木材パルプ繊維、より好ましくは、少なくとも約70重量パーセントの木材パル
プ繊維を含み得る。本発明における使用にとって適切である1つの特定のエアレ
イ不織ウエブは、約73.5重量パーセントのセルロース繊維(約2.6mmの
平均繊維長を有する南方柔軟木材クラフト)、約1.35グラム/9000メー
トルの繊維長のデニールおよび約0.85インチのステープル長を有する約10
.5重量パーセントのポリエステル繊維、およびスチレンブタジエンコポリマー
を含む約16重量パーセントのバインダー組成物を含む。バインダー組成物は、
ノースカロライナ州、シャーロットのマラード・クリーク・ポリマーズから入手
可能なローベン5550(49パーセント固形分スチレンブタジエン)として商
業的に入手可能なラテックス接着剤を用いて作られ得る。
【0062】 本発明における使用にとって1つの適切なエアレイ不織ウエブは、オハイオ州
シンシナチのザ・プロクター&ギャンブルCo.により販売されるPAMPER
S BABY FRESHブランドのベビーワイプにおいて用いられるエアレイ
不織ウエブである。
【0063】 あらかじめ濡れたワイプは、乾燥繊維質ウエブのグラム当たり少なくとも1グ
ラムの液体ローションで乾燥基材を濡らすことにより作られる。好ましくは、乾
燥基材は、乾燥繊維質ウエブのグラム当たり少なくとも約2.0、より好ましく
は少なくとも約2.5グラムの液体ローションで濡らされる。
【0064】 以下の特許がウエブに関するその開示について参照により本明細書に組み込ま
れる:1975年1月28日に発行された米国特許第3,862,472号;1
976年9月28日に発行された米国特許第3,982,302号;1977年
1月25日に発行された米国特許第4,004,323号、1977年11月8
日に発行された米国特許第4,057,669号、1978年7月4日に発行さ
れた米国特許第4,097,965号、1979年12月4日に発行された米国
特許第4,176,427号、1978年12月26日に発行された米国特許第
4,130,915号、1979年1月16日に発行された米国特許第4,13
5,024号、1980年2月26日に発行された米国特許第4,189,89
6号、1980年6月10日に発行された米国特許第4,207,367号、1
981年10月20日に発行された米国特許第4,296,161号、1982
年1月25日に発行された米国特許第4,309,469号、1987年7月2
8日に発行された米国特許第4,682,942号、および米国特許第4,63
7,859号、第5,223,096号、第5,240,562号、第5,55
6,509号および第5,580,423号。
【0065】 1つの別態様において、基材は、平方メートル当たり約62グラムの坪量を有
し、約50重量パーセントのレーヨン繊維および約50重量パーセントのポリエ
ステル繊維、ポリプロピレン繊維またはそれらの組み合わせを含む水力交絡ウエ
ブを含み得る。もう1つの別態様において、基材は、外側層に表面テキスチャー
を提供するために加熱の際に収縮する網様スクリムまたは連続プラスチックフィ
ルム材料の形態で存在し得る内部拘束層に結合する平方メートル当たり約30グ
ラムの坪量を有するポリエステル繊維の不織ウエブのような2つの外側水力交絡
ウエブの積層体を含み得る。
【0066】 ローション: 本発明のあらかじめ濡れたワイプは水溶液を含む。ローションは、好ましくは
、少なくとも約85重量パーセント水分であり、より好ましくは、少なくとも約
90重量パーセント水分であり、そしてさらにより好ましくは、少なくとも約9
5重量パーセント水分である。
【0067】 リン脂質界面活性剤のようなホスフェート−第4級アミン化合物は、ポップ・
アップ式のあらかじめ濡れたワイプの小出しの信頼性を有意に向上させることが
見出された。理論により拘束されないが、リン脂質界面活性剤は、隣接する濡れ
ワイプの間の粘着性の濡れを減少させると信じる。リン脂質含有界面活性剤は、
洗浄溶液として、および他のワイプ成分のための担体として適切な結果を示した
。しかしながら、界面活性剤としてリン脂質のみを含むローションは、商業的に
入手可能な濡れワイプと比較して相対的に貧弱な濡れの知覚により、好まれない
消費者の対応を示した。
【0068】 本発明のローションは、信頼性のあるポップ・アップ小出しにとって適切なあ
らかじめ濡れたワイプにおける小出しの信頼性と濡れの知覚との間の技術的な矛
盾を解決する成功した試みの結果を表す。考慮される界面活性剤には、ローショ
ンの中の1成分としてのリン脂質含有界面活性剤が含まれる。一般的に、ほとん
どの試みについて、発泡発生剤のような付加的成分の添加により濡れの知覚が増
加するとき、小出しの信頼性は許容不可能なレベルまで減少した。同様に、小出
し信頼性が増加したとき、濡れの知覚が許容不可能なレベルまで減少した。本発
明のローションは、2つの競合する特性の間で許容可能な均衡を提供することが
示された。
【0069】 例として、17人の消費者のパネルに、商業的に入手可能なパンパース・ベビ
ー・フレッシュ(登録商標)のあらかじめ濡れたワイプを提示し、以下の基準に
基づいて本発明のあらかじめ濡れたワイプのさまざまの態様とそのワイプの濡れ
の知覚を比較するようにたずねた: +2=パンパース・ベビー・フレッシュ(登録商標)のあらかじめ濡れたワイ
プよりはるかに濡れている +1=パンパース・ベビー・フレッシュ(登録商標)のあらかじめ濡れたワイ
プより少し濡れている 0=パンパース・ベビー・フレッシュ(登録商標)のあらかじめ濡れたワイプ
とほぼ同じ −1=パンパース・ベビー・フレッシュ(登録商標)のあらかじめ濡れたワイ
プより少し乾いている −2=パンパース・ベビー・フレッシュ(登録商標)のあらかじめ濡れたワイ
プよりはるかに乾いている。
【0070】 パンパース・ベビー・フレッシュ(登録商標)ブランドのあらかじめ濡れたワ
イプは、その商業的成功と消費者の受容により濡れの知覚についての比較用のワ
イプとして選ばれた。試験されたローションのサンプルのそれぞれについて、ロ
ーションは折りたたまれた、差し込まれたワイプのスタックに通常の方式で本明
細書で開示されたレベルで適用され、そのワイプは、ついで、本明細書で開示さ
れたS字型の小出しオリフィスを有する小出し容器として試験パネリストに提供
された。用いられたワイプ基材材料は、パンパース・ベビー・フレッシュ(登録
商標)ブランドのあらかじめ濡れたワイプについて用いられた基材と同じであっ
た。ワイプのそれぞれのスタックは、試験の前にほぼ1週間熟成させられた。小
出しの結果は、時間の経過とともに、特にワイプの小出し容器への包装後最初の
数日間にわずかに変化することが見出された。パネリストの濡れ知覚試験の結果
は平均化され、以下の表1において示される。表1のローション組成は、本発明
のローションにとって重要とみなされる成分のみを示し、防腐剤および香料のよ
うな他のローション成分を示さない。
【0071】
【表1】 表1でわかるように、リン脂質のみを含むローションを有するワイプの濡れの
知覚は、濡れの知覚について有意に負の評点を示した。−1.7の評点は、あら
かじめ濡れた濡れワイプの商業的に実用的な実施にとって許容不可能であるとみ
なされる。しかしながら、本発明のさまざまの態様は、有意により優れた濡れ性
の知覚の結果を示した。それらのおよび他のさまざまの態様は、以下に詳細に記
載されている。
【0072】 有意に優れた濡れ性の知覚の表示に加えて、有益な小出し特性のある種の界面
活性剤のみ(例えば、リン脂質界面活性剤)が許容可能なレベルに維持されたこ
とが見出された。したがって、小出しの信頼性が維持され、一方同時に、消費者
に許容可能な濡れ性の知覚を有するワイプを提供する。小出し信頼性により、連
鎖、落ち戻り、持ち上がり、および長い端部のポップ・アップ式小出しの欠点が
個別に、そしてまとめて本発明のローションの使用により有意に減少したことが
意味される。
【0073】 向上した信頼性を例示する例として、信頼性試験において、現在のパンパース
・ベビー・フレッシュ(登録商標)のあらかじめ濡れたワイプを用いる80枚の
Z字折りの差し挟まれたワイプが、本明細書で開示されるS字型の開口を有する
容器から引き出された。80枚のワイプから、引かれたワイプの分離の後に開口
から100mmを超えて伸びる端部として定義された47の長い端部、およびタ
ブの37の持ち上がりが存在した。対照として、すべての他の変数を同じままに
して、ホスフェート−第4級アミン化合物とエチレンオキシドのポリマーを含む
非セルロース性水溶性有機ポリマーを含む本発明のローションの1態様に対する
変更は、(80枚のワイプから)ほんの23の長い端部および18の持ち上がり
をもたらした。このことは、小出し信頼性において有意な向上を表す。
【0074】 ポップ・アップ小出しの欠陥における更なる減少(およびそれゆえ、向上する
ポップ・アップ小出しの信頼性)は、本発明として本明細書に開示されるローシ
ョンの相乗効果のある適用および本明細書で開示される折りたたみと差込のパタ
ーンにより実現する。例えば、上記信頼性試験において、上記本発明の基材とロ
ーションは、本明細書で開示された非対称的にスタックとされ、差し込まれたZ
字折りパターンに組み込まれる。試験したとき、ほんの1つの長い端部とほんの
14の持ち上がりが存在した。このことは、小出し信頼性において極めて有意な
向上を表す。
【0075】 特に、図4のCにおいて実質的に示される非対称形折りたたみパターンを有す
ること(しかし、逆転した位置において、示される「底部」がディスペンサーの
中のスタックの頂部であろうように)は、本発明のローションを用いたとき、小
出し信頼性に有益な影響を与えることが見出された。理論により拘束されないが
、たとえば、図4のDにおけるパネル41yおよび43yのようなパネルの非対
称的な折りたたみは、ワイプからワイプへの接着力を制御する助けをすると信じ
る。したがって、それぞれのワイプについて他方のパネルより長い長さを有する
あるパネルを有する(すなわち、非対称的パネル寸法)ことにより、ワイプから
ワイプへの界面がよりすぐれた小出し信頼性を提供するのに有益に影響を与える
【0076】 本発明のローションは、ホスフェート−第4級アミン化合物およびノニオン性
界面活性剤からなる群より選択される界面活性剤および非セルロース性有機水溶
性ポリマーおよびアルコキシル化アルコールからなる群より選択される有効量の
第2成分を含む水溶液を含む。それらの成分の量は、信頼性のある濡れワイプの
小出しを提供するためのさまざまの折りたたみパターンおよび小出し開口をもた
らすように粘着性の濡れのレベルの変化を与えるように有効量に調節され得る。
【0077】 アルコキシル化アルコールは、ローション製造の加工処理を促進するように水
溶性または水分散性であるべきであると思われる。上記言及された成分のすべて
の組み合わせは、適切な濡れの感触とともに信頼性のあるポップ・アップ小出し
の利益を提供すると信じる。具体的な発明を限定しない態様は以下に開示される
【0078】 1態様において、ローションは、ホスフェート−第4級アミン化合物を含む界
面活性剤を含む。好ましいホスフェート−第4級アミン化合物には、ココホスフ
ァチジルPG−ジモニウムクロリド、コカミドプロピルホスファチジルPG−ジ
モニウムクロリド、およびステアラミドプロピルホスファチジルPG−ジモニウ
ムクロリドが含まれる。
【0079】 適切なココホスファチジルPG−ジモニウムクロリドは、ニュージャージー州
パターソンのユニケマ(以前は、モナ・インダストリーズ,Inc.)から入手
可能なホスホリピッドCDMブランドのホスフェート−第4級アミン界面活性剤
として商業的に入手可能である。適切なコカミドプロピルホスファチジルPG−
ジモニウムクロリドは、同じ供給者からホスホリピッドPTCとして商業的に入
手可能である。適切なステアラミドプロピルホスファチジルPG−ジモニウムク
ロリドは、同じ供給者からホスホリピッドSVとして商業的に入手可能である。
【0080】 1態様において、ローションは、エチレンオキシドのポリマーを含む非セルロ
ース性水溶性有機ポリマーを含む。好ましいポリマーは、PEG−7Mであり、
式H(OCH2 CH2 n OHでn=150から160000を有するエチレン
オキシドである。適切なPEG−7Mは、コネチカット州ダンバリー06817
−0001のユニオン・カーバイド・コーポレーション由来のポリオックスWS
R N−750として商業的に入手可能である。
【0081】 1つの好ましい態様において、本発明のローションは、約3重量パーセント未
満のホスフェート−第4級アミン化合物および約0.1重量パーセント未満のエ
チレンオキシドポリマーを含む。より好ましい態様において、ローションは、約
1重量パーセント未満のホスフェート−第4級アミン化合物および約0.5重量
パーセント未満のエチレンオキシドポリマーを含み得る。最も好ましくは、ロー
ションは、約0.28ないし約0.36重量パーセントのホスフェート−第4級
アミン化合物および約0.09ないし約0.11重量パーセントのエチレンオキ
シドポリマーを含む。
【0082】 もう1つの好ましい態様において、ローションは、界面活性剤としてホスフェ
ート−第4級アミン化合物および共界面活性剤としてアルコキシル化アルコール
を含む。上記のように、界面活性剤は、上記開示された供給源からそれぞれ入手
可能なココホスファチジルPG−ジモニウムクロリド、コカミドプロピルホスフ
ァチジルPG−ジモニウムクロリド、およびステアラミドプロピルホスファチジ
ルPG−ジモニウムクロリドからなる群より選択され得る。適切なアルコキシル
化アルコールは、デラウエア州ウィルミントン、コンコード・プラザのユニケマ
由来のアーラソルブ200として商業的に入手可能であるイソセテス(Isoc
eteth)20である。
【0083】 ローションは、好ましくは、3重量パーセント未満のホスフェート−第4級ア
ミン化合物および1重量パーセント未満のアルコキシル化アルコールを含む。よ
り好ましくは、ローションは、約1重量パーセント未満のホスフェート−第4級
アミン化合物および約0.7重量パーセント未満のアルコキシル化アルコールを
含み得る。さらにより好ましくは、ローションは、約0.28ないし約0.36
重量パーセントのホスフェート−第4級アミン化合物および約0.3ないし約0
.5重量パーセントのアルコキシル化アルコールを含む。
【0084】 もう1つの好ましい態様において、ローションは、プロピレンオキシドとエチ
レンオキシドのブロックコポリマーであるノニオン性界面活性剤を含む。プロピ
レンオキシドブロックは、ポロキサマー101〜ポロキサマー407からなる群
より選択される2つのエチレンオキシドブロックの間にサンドイッチ状にはさま
れる。適切なノニオン性界面活性剤は、ニュージャージー州マウント・オリーブ
のBASFコーポレーションから入手可能なプルロニック62ブランドとして商
業的に入手可能である。
【0085】 ローションは、好ましくは、約3重量パーセント未満のノニオン性界面活性剤
を含む。より好ましくは、ローションは、約1重量パーセント未満のノニオン性
界面活性剤を含み得る。さらにより好ましくは、ローションは、約0.2ないし
約0.3重量パーセントのノニオン性界面活性剤を含む。
【0086】 もう1つの好ましい態様において、ローションは、界面活性剤として脂肪第4
級アミンの内部塩および共界面活性剤として脂肪第4級アミンのスルホネートを
含む。界面活性剤は、イリノイ州ユニバーシティ・パークのガバナーズ・ハイウ
エイのマッキンタイヤ・グループLtd.からマッカム:OAB、35、L、J
、DZ、LMBおよびISAとして商業的に入手可能なカプリルアミドプロピル
ベタイン、ココアミドプロピルベタイン、ラウラミドプロピルベタイン、オレア
ミドプロピルベタイン、またはイソステラミドプロピルベタインからなる群より
選択され得る。適切な共界面活性剤は、イリノイ州ユニバーシティ・パークのガ
バナーズ・ハイウエイのマッキンタイヤ・グループLtd.からマッカムCBS
−50Gとして商業的に入手可能なコカミドプロピルヒドロキシスルタインであ
る。
【0087】 ローションは、好ましくは、約3重量パーセント未満の脂肪第4級アミンの内
部塩および約1重量パーセント未満の脂肪第4級アミンのスルホネートを含む。
より好ましくは、ローションは、約1重量パーセント未満の脂肪第4級アミン化
合物の内部塩および約0.7重量パーセント未満の脂肪第4級アミンのスルホネ
ートを含み得る。さらにより好ましくは、ローションは、約0.15ないし約0
.36重量パーセントの脂肪第4級アミン化合物の内部塩および約0.1ないし
約0.36重量パーセントの脂肪第4級アンモニウム塩のスルホネートを含む。
【0088】 ローションは、好ましくはまた、1以上の以下のものも含む:有効量の防腐剤
、有効量の保湿剤、有効量のエモリエント剤、有効量の香料、および有効量の香
料可溶化剤。
【0089】 本明細書で用いられるエモリエント剤は、皮膚を軟化させ、鎮静させ、滑らか
にし、被覆し、潤滑化し、または保湿する物体である。エモリエント剤という用
語には、限定されないが、通常の脂質材料(例えば、脂肪、ワックス)、極性脂
質(脂質をより水溶性にするために親水性に修飾された脂質)、シリコーン、炭
化水素、および他の溶剤材料が含まれる。本発明において有用なエモリエント剤
は、石油系、脂肪酸エステルタイプ、アルキルエトキシレートタイプ、脂肪酸エ
ステルエトキシレート、脂肪アルコールタイプ、ポリシロキサンタイプ、ムコ多
糖、またはそれらの混合物であり得る。
【0090】 保湿剤は、皮膚を水和させるために角質層に水を引き付けるように機能する吸
湿性材料である。水は、真皮または大気に由来し得る。保湿剤の例には、グリセ
リン、プロピレングリコール、およびリン脂質が含まれる。
【0091】 香料のような芳香成分には、限定されないが、精油を含む水に不溶性のオイル
が含まれる。
【0092】 香料可溶化剤は、水に不溶性の芳香成分がローションから沈殿する傾向を減少
させる成分である。香料可溶化剤の例には、エタノール、イソプロパノール、ベ
ンジルアルコール、およびフェノキシエタノールのようなアルコール、限定され
ないが、ポリソルベートを含むいずれか高HLB(13を超えるHLB)の乳化
剤、および高エトキシル化酸およびアルコールが含まれる。
【0093】 防腐剤は、液体ローションおよび/または基材の中の微生物の生長を妨げる。
一般的に、そのような防腐剤は、疎水性または親水性有機分子である。適切な防
腐剤には、限定されないが、メチルパラベン、プロピルパラベンのようなパラベ
ンおよびそれらの組み合わせが含まれる。
【0094】 ローションはまた、皮膚の治癒を高める機能を提供する有効量のケロトリティ
ック(kerotolytic)も含み得る。特に好ましいケロトリティックは
、アラントイン((2,5−ジオキソ−4−イミダゾリジニル)尿素)、経験式
4 6 4 3 を有するヘテロ環有機化合物である。アラントインは、ニュー
ジャージー州エマーソンのトリ−Kインダストリーズから商業的に入手可能であ
る。使い捨ておむつのような使い捨て吸収構造の長い期間の着用は、過剰な水和
の点で弱体化する皮膚に導き得ることがよくわかっている。過剰に水和した皮膚
は、熱によるかぶれ、擦り傷、圧力による刻印、および皮膚の障壁の消失を含む
皮膚の疾病をより受けやすいことが一般的に知られている。例えば、21 CF
R 333.503は、おむつかぶれを以下の要因:湿分、閉塞、摩擦、尿もし
くは便との連続した接触、または機械的もしくは化学的刺激の1以上により引き
起こされるおむつ領域(会陰、でん部、下腹部、および内腿)における炎症性の
皮膚の状態として定義する。本発明によるあらかじめ濡れたワイプは、過剰に水
和した皮膚のような皮膚の治癒を高めるための有効量のアラントインを含み得る
【0095】 1996年7月9日に発行された米国特許第5,534,265号、1991
年8月27日に発行された米国特許第5,043,155号、および1997年
7月15日に発行された米国特許第5,648,083号は、付加的なローショ
ン成分を開示する目的のために参照により本明細書に組み込まれる。
【0096】 本発明の1つの適切なローションは、少なくとも95重量パーセントの水、界
面活性剤として機能し得る約0.12ないし約0.6重量パーセントのココホス
ファチジルPG−ジモニウムクロリドまたは0.15重量パーセントから0.5
重量パーセントのポロキサマー182、保湿剤として機能し得る約0.5ないし
約5重量パーセントのプロピレングリコール、香料成分を可溶化するための乳化
剤として機能しうる約0.1ないし約1重量パーセントのイソセテス−20また
はポリソルベート20、防腐剤として機能しうる約0.01ないし約0.5重量
パーセントのメチルパラベン、防腐剤として機能し得る約0.01ないし約0.
1重量パーセントのプロピルパラベン、防腐剤として機能し得る約0.01ない
し約0.1重量パーセントの2−ブロモ−2−ニトロプロパン−1,3−ジオー
ル、発泡ビルダーとして機能し得る0.05%ないし0.3%のPEG−7m、
および約0.01ないし約1重量パーセントの1以上の香料成分を含む。
【0097】 ローションはさらに、約0.1ないし約3重量パーセントのアラントインおよ
びエモリエント剤として機能し得るアロエベラのような約0.1重量パーセント
から約10重量パーセントのアロエ抽出物を含み得る。アロエベラエクストラク
トは、イリノイ州ウッドストックのリタ・コーポレーションから濃縮粉末の形態
で入手可能である。
【0098】 ホスフェート−第4級アミン化合物またはノニオン性界面活性剤は、有効でさ
らに穏やかな洗浄性を提供する。アルコキシル化アルコールまたはホスフェート
−第4級アミン化合物は、水性ローション中の香油の2次的な可溶化を提供する
ともまた思われる。
【0099】 本発明のローションは、以下に続く例により作られ得るものであり、それらの
例は、例示であり、発明を限定することを意味しない。
【0100】 例1: あらかじめ濡れたベビーワイプにおける使用にとって適切なローションが、5
00グラムのバッチを与えるために、以下の工程にしたがって作られ得る。
【0101】 1.攪拌しながら、0.5グラムのポリオックスWSR N−750を、25
0グラムの脱イオン水に加える。
【0102】 2.第1のプレミックス(プレミックスA)を、以下を互いに混合することに
より調製する。
【0103】 A.溶剤/保湿剤として機能する7.50グラムのプロピレングリコール(液
体)、および B.防腐剤として機能する1.15グラムのメチル/プロピルパラベン(粉末
)。
【0104】 3.第2のプレミックス(プレミックスB)を、以下を互いに混合することに
より調製する。
【0105】 A.香料可溶化剤として機能する1.00グラムのポリソルベート20(液体
)、および B.0.19グラムの香油(液体)。
【0106】 4.ついで、プレミックスBを、攪拌しながらポリオックスWSR N−75
0と250グラムの脱イオン水に加える。
【0107】 5.ついで、0.25グラムのブロノポールを工程4の混合物に加える。ブロ
ノポール(2−ブロモ−2−ニトロプロパン−1,3−ジオール)(粉末)が防
腐剤として機能する。
【0108】 6.ついで、4.5グラムのホスホリピッドCDM液体(40重量パーセント
ホスフェート−第4級アミン化合物)を工程5の混合物に加える。
【0109】 7.ついで、2.5グラムのアラントイン固体(粉末)を工程6の混合物に加
える。
【0110】 8.ついで、十分な脱イオン水を、100パーセントまで十分に、工程7の混
合物に加える。
【0111】 9.ついで、プレミックスAを、攪拌とともに工程8の混合物に加える。
【0112】 上記例により作られたローションは、約0.1重量パーセントのノニオン性ポ
リマー、0.36%のホスフェート−第4級アミン化合物、および約0.5重量
パーセントのアラントインを含む。
【0113】 例2: この例によるローションは、以下の変更とともに例1について上記記載された
ように作られる。100パーセントまで十分に十分な脱イオン水を加える前に、
0.0125グラムの濃縮されたアロエベラ抽出物粉末(200対1濃度)を混
合物に加える。得られるローションは、約0.5重量パーセントアロエベラ抽出
物を含む。
【0114】 例3: あらかじめ濡れたワイプにおける使用にとって適切なローションは、500グ
ラムのバッチを与えるために以下の例により作られ得る。
【0115】 1.第1のプレミックス(プレミックスA)を、以下を互いに混合することに
より調製する。
【0116】 A.溶剤/保湿剤として機能する7.50グラムのプロピレングリコール(液
体)、および B.防腐剤として機能する1.15グラムのメチル/プロピルパラベン(粉末
)。
【0117】 2.第2のプレミックス(プレミックスB)を以下を互いに混合することによ
り調製する。
【0118】 A.1.50グラムのホスホリピッドCDM(液体−40重量パーセントホス
フェート−第4級アミン化合物固形分)、および B.0.19グラムの香油(液体)。
【0119】 3.ついで、攪拌とともに、プレミックスBを250グラムの脱イオン水に加
える。
【0120】 4.ついで、0.25グラムのブロノポールを、工程3の混合物に加える。ブ
ロノポール(2−ブロモ−2−ニトロプロパン−1,3−ジオール)(粉末)は
防腐剤として機能する。
【0121】 5.ついで、3.0グラムのホスホリピッドCDM液体(40重量パーセント
ホスフェート−第4級アミン化合物)を工程4の混合物に加える。
【0122】 6.ついで、2.0グラムのアーラソルブ200を工程5の混合物に加える。
【0123】 7.ついで、2.5グラムのアラントイン固体(粉末)を工程6の混合物に加
える。
【0124】 8.ついで、十分な脱イオン水を100パーセントまで十分に工程7の混合物
に加える。
【0125】 9.ついで、プレミックスAを攪拌とともに、工程8の混合物に加える。
【0126】 上記例により作られたローションは、約0.4重量パーセントのイソセテス−
20、0.32%のホスフェート−第4級アミン化合物、および約0.5重量パ
ーセントアラントインを含む。
【0127】 例4: プロピレンオキシドとエチレンオキシドのブロックコポリマーであるノニオン
性界面活性剤を含むあらかじめ濡れたワイプにとって適切なローションは、50
0グラムのバッチを与えるように以下の例にしたがって作られ得る。
【0128】 1.第1のプレミックス(プレミックスA)を、以下を互いに混合することに
より調製する。
【0129】 A.溶剤/保湿剤として機能する7.50グラムのプロピレングリコール(液
体)、および B.防腐剤として機能する1.15グラムのメチル/プロピルパラベン(粉末
)。
【0130】 2.第2のプレミックス(プレミックスB)を、以下を互いに混合することに
より調製する。
【0131】 A.香料可溶化剤として機能する1.0グラムのポリソルベート20、 B.0.19グラムの香油(液体)。
【0132】 3.ついで、プレミックスBを、攪拌とともに、250グラムの脱イオン水に
加える。
【0133】 4.ついで、0.25グラムのブロノポールを工程3の混合物に加える。ブロ
ノポール(2−ブロモ−2−ニトロプロパン−1,3−ジオール)(粉末)は、
防腐剤として機能する。
【0134】 5.ついで、2.5グラムのプルロニック62液体(プロピレンオキシドとエ
チレンオキシドのブロックコポリマー−固形分である50重量パーセントノニオ
ン性界面活性剤)を工程4の混合物に加える。
【0135】 6.ついで、2.5グラムのアラントイン固体(粉末)を、工程5の混合物に
加える。
【0136】 7.ついで、十分な脱イオン水を100パーセントまで十分に工程6の混合物
に加える。
【0137】 8.ついで、攪拌とともに、プレミックスAを工程7の混合物に加える。
【0138】 上記例により作られたローションは、プロピレンオキシドとエチレンオキシド
のブロックコポリマーである約0.125重量パーセントプルロニック62ノニ
オン性界面活性剤、および約0.5重量パーセントアラントインを含む。
【0139】 例5: プロピレンオキシドとエチレンオキシドのブロックコポリマーであるノニオン
性界面活性剤を含むあらかじめ濡れたワイプにとって適切なローションが、50
0グラムバッチを与える以下の例にしたがって作られ得る。
【0140】 1.第1のプレミックス(プレミックスA)を以下を互いに混合することによ
り調製する。
【0141】 A.溶剤/保湿剤として機能する7.5グラムのプロピレングリコール(液体
)、および B.防腐剤として機能する1.15グラムのメチル/プロピルパラベン(粉末
)。
【0142】 2.第2のプレミックス(プレミックスB)を、以下を互いに混合することに
より調製する。
【0143】 A.香料可溶化剤および界面活性剤として機能する2.0グラムのコカミドプ
ロピルベタイン(液体)、 B.0.19グラムの香油(液体)。
【0144】 3.ついで、攪拌しながら、プレミックスBを、250グラムの脱イオン水に
加える。
【0145】 4.第3のプレミックス(プレミックスc)を以下を互いに混合することによ
り調製する。
【0146】 A.可溶化剤および共界面活性剤として機能する1.5グラムのコカミドプロ
ピルヒドロキシスルタイン、 B.0.25グラムのジメチコーンコポリオール(液体)。
【0147】 5.ついで、攪拌しながら、プレミックスBを250グラムの脱イオン水に加
える。
【0148】 6.ついで、0.25グラムのプロノポールを工程3の混合物に加える。ブロ
ノポール(2−ブロモ−2−ニトロプロパン−1,3−ジオール)(粉末)は、
防腐剤として機能する。
【0149】 7.ついで、2.5グラムのアラントイン固体(粉末)を工程5の混合物に加
える。
【0150】 8.ついで、十分な脱イオン水を100パーセントまで十分に工程6の混合物
に加える。
【0151】 9.ついで、攪拌とともに、プレミックスAを工程7の混合物に加える。
【0152】 上記例により作られたローションは、約0.16重量パーセントの脂肪第4級
アミンの内部塩であるマッカムLMB界面活性剤、0.12%の脂肪第4級アミ
ンのスルホネートであるマッカムCBS50−G、および約0.5重量パーセン
トのアラントインを含む。
【0153】 したがって、本発明の特定の態様が例示され、記載されてきたけれども、さま
ざまの他の変更および修正が発明の精神および範囲から逸脱することなくなされ
得ることが当業者にとって明らかであろう。それゆえ、本発明の範囲の中にある
開示された特徴の組み合わせを含むすべてのそのような変更および修正を特許請
求の範囲の中でカバーすることが意図される。
【図面の簡単な説明】
【図1】 図1は、本発明のZ字型に折りたたまれたあらかじめ濡れたワイプの斜視図で
ある。
【図2】 図2は、小出し容器の中の折りたたまれ差し挟まれた濡れワイプのスタックの
断面の模式的例示である。
【図3】 図3のAは、前端縁パネル、中央パネルおよび後端縁パネルを有し、Z字型の
折りたたみ形態に折りたたまれたワイプを示す図1における線X−Xに沿って取
られた断面の模式的例示であり、図3のBは、前端縁パネル上にリップを有する
折りたたまれたワイプの断面の模式的例示である。
【図4】 図4のA〜Dは、本発明の小出しシステムによるあらかじめ濡れた濡れワイプ
についての折りたたみと挟み込みの断面の模式的例示である。
【図5】 図5は、本発明の小出しシステムによる容器のためのカバーの1態様の斜視図
である。
【図6】 図6は、本発明の小出しシステムによる容器の1態様の斜視図である。
【符号の説明】
1…ワイプ、20…容器、21…タブ部分、22…ふた
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) B65D 25/52 B65D 25/52 B 83/08 83/08 G (81)指定国 EP(AT,BE,CH,CY, DE,DK,ES,FI,FR,GB,GR,IE,I T,LU,MC,NL,PT,SE),OA(BF,BJ ,CF,CG,CI,CM,GA,GN,GW,ML, MR,NE,SN,TD,TG),AP(GH,GM,K E,LS,MW,SD,SL,SZ,TZ,UG,ZW ),EA(AM,AZ,BY,KG,KZ,MD,RU, TJ,TM),AE,AL,AM,AT,AU,AZ, BA,BB,BG,BR,BY,CA,CH,CN,C R,CU,CZ,DE,DK,DM,EE,ES,FI ,GB,GD,GE,GH,GM,HR,HU,ID, IL,IN,IS,JP,KE,KG,KP,KR,K Z,LC,LK,LR,LS,LT,LU,LV,MA ,MD,MG,MK,MN,MW,MX,NO,NZ, PL,PT,RO,RU,SD,SE,SG,SI,S K,SL,TJ,TM,TR,TT,TZ,UA,UG ,UZ,VN,YU,ZA,ZW (72)発明者 シャンツ、バリー・スタンリー アメリカ合衆国、オハイオ州 45241 シ ンシナティ、ラーチウッド・ドライブ 7157 (72)発明者 ベイブリー、ジェーン・ルイス アメリカ合衆国、オハイオ州 45243 シ ンシナティ、ドーソン・ロード 6510 (72)発明者 リチャーズ、マーク・エフ アメリカ合衆国、ケンタッキー州 41010 コリンス、キーファー・ロード 1040 (72)発明者 デックナー、ジョージ アメリカ合衆国、オハイオ州 45249 シ ンシナティ、タネージャー・ヒルズ・ドラ イブ 10572 Fターム(参考) 3E014 MC07 3E062 AA01 AB12 AC02 LA11 4C083 AC171 AC691 AC901 AD261 BB04 CC22 DD23 DD27 DD47 EE05

Claims (10)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 使い捨てワイプ製品における使用にとって適切なローション
    であって、ホスフェート−第4級アミン化合物とノニオン性界面活性剤からなる
    群より選択される界面活性剤、および非セルロース性有機水溶性ポリマーとアル
    コキシル化アルコールとからなる群より選択される有効量の第2成分を含む水溶
    液であるローション。
  2. 【請求項2】 ホスフェート−第4級アミン化合物が、ココホスファチジル
    PG−ジモニウムクロリド、コカミドプロピルホスファチジルPG−ジモニウム
    クロリド、およびステアラミドプロピルホスファチジルPG−ジモニウムクロリ
    ドからなる群より選択される請求項1記載のローション。
  3. 【請求項3】 ローションが、約3重量パーセント未満のホスフェート−第
    4級アミン化合物を含む請求項2記載のローション。
  4. 【請求項4】 非セルロース性有機水溶性ポリマーが合成ポリマーからなる
    群より選択される請求項1記載のローション。
  5. 【請求項5】 ローションであらかじめ濡らされた不織布基材を具備するワ
    イプ製品であって、ローションが、ホスフェート−第4級アミン化合物とノニオ
    ン性界面活性剤とからなる群より選択される界面活性剤および非セルロース性有
    機水溶性ポリマーとアルコキシル化アルコールとからなる群より選択される有効
    量の第2成分であることを特徴とする水溶液であるワイプ製品。
  6. 【請求項6】 基材が乾燥基材重量のグラム当たり少なくとも1.0グラム
    のローションで濡れている請求項14記載の製品。
  7. 【請求項7】 連続した順序で別々のあらかじめ濡れたワイプの信頼性のあ
    る単独の小出しのためのポップ・アップ式小出しシステムであって、 (a)内部および連続した順序であらかじめ濡れた濡れワイプを引き出すための
    開孔を有する容器、 (b)複数のあらかじめ濡れたワイプであって、スタックとされ、折りたたまれ
    て差し込まれ、そして容器の内部に差し込まれているワイプ を特徴とし、 あらかじめ濡れたワイプがローションで濡れており、ローションがホスフェート
    −第4級アミン化合物とノニオン性界面活性剤とからなる群より選択される界面
    活性剤および非セルロース性有機水溶性ポリマーとアルコキシル化アルコールか
    らなる群より選択される有効量の第2の成分を含む水溶液である ポップ・アップ式小出しシステム。
  8. 【請求項8】 あらかじめ濡れたワイプが不織基材を含む請求項18記載の
    ポップ・アップ式小出しシステム。
  9. 【請求項9】 開孔が実質的にS字型である請求項18記載のポップ・アッ
    プ式小出しシステム。
  10. 【請求項10】 折りたたみパターンが実質的に折りこまれたZ字折りであ
    る請求項18記載のポップ・アップ式小出しシステム。
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