JP2002538966A - 据え込み加工装置 - Google Patents

据え込み加工装置

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JP2002538966A JP2000603866A JP2000603866A JP2002538966A JP 2002538966 A JP2002538966 A JP 2002538966A JP 2000603866 A JP2000603866 A JP 2000603866A JP 2000603866 A JP2000603866 A JP 2000603866A JP 2002538966 A JP2002538966 A JP 2002538966A
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  • Mounting, Exchange, And Manufacturing Of Dies (AREA)
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Abstract

(57)【要約】 特にプレス上で据え込み加工をする装置であって、フレーム(1)およびヘッド(14)を有し、それらの間にツールホルダー(16)および(15)が置かれている。装置は、ヘッドの動きをツールホルダーの据え込み加工をもたらす成型機に直角な動きに変換する、少なくとも二つのトグル(5)より成る平行四辺形のリンケージを備えている。本発明による装置はそれぞれのリンク(7)が、トグルジョイントの設定された軸間距離を維持するように二つの別個のピンで支持されており、平行四辺形のリンケージのトグルの間に配置されているという点で現在までに知られている解決法とは異なっている。この様な解決策は装置の操作を著しく容易にする。ピンの一つが調節可能であり、装置がツールホルダー(6)、(16)が合わさるときの衝撃を和らげるための緩衝体を装備しており、ツールホルダーが離開するのを防ぐためにツールホルダーの一つがコンソール(20)を備えていれば有利である。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は特にプレスにおいて据え込み加工を行うための装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
この種の構造に関しては、例えばポーランド特許第123785号にある如く既に知
られている。それらにおいては滑り・あるいは他の動作によってプレスの垂直な
動きを、プレス圧力の垂直方向の成分が分割ダイス中で工作対象物を自ら締め付
ける作用をもたらして工作対象物を水平方向の据え込む力に変換することを可能
にしている。これらの装置は次のような短所を露呈している。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】
1.鍛造する製品の寸法に比して全体の寸法が大きすぎる。この短所はトグルと
リンクを結合する方法によって生じた結果である。リンクはトグルジョイントの
軸に取りつけられているので、装置の幅が広くなっている。 2.たった一つのツールホルダーを取り外す際にもフレームのビームを取り外さ
なければならない。
【0004】 3.リンクの軸受けの遊びを調整することが出来ない。 4.ダイス中で材料を締め込む力はプレス力の半分に等しい。この様な締め込み
システムでは材料を締め込む力は据え込み加工抵抗の関数であって、そして作動
行程中にトグルの傾斜角の変化につれて据え込み加工抵抗に対する締め付け力の
比の値が減少するという短所を有する。ダイスを引き離そうとする最大の力はダ
イスの窪みの中で製品を成形する行程の最後に生じる。ダイスの窪みの中で変形
する金属の力の結果として、ダイスを広げる力がその締め付け力を上回る。この
様な場合には、工作対象物の横方向の寸法が増大し、ダイスの分割面に隙間が生
じる。
【0005】 5.据え込み加工中には、成形される材料はツールホルダーと共に動く。この動
きは弧状の経路に沿った複雑なものである。長い棒を鍛造するときは、このこと
は慣性力のために著しく困難となる。さらに、据え込み加工材料の早い動きのた
めに操作者はそれを金バサミなどで保持することが出来ない。このことは棒を次
のダイスに置くときにその取り扱いを困難にする。このことはより長い鍛造時間
や余分なツールの加熱、その結果としてツールの耐久性の低下をもたらす。
【0006】 6.作動行程において、ツールホルダーが合わさるときに、それらは互いに合わ
せ面で衝突して、騒音および装置の設計の節点に望ましくない応力が発生して装
置の損傷をもたらす。
【0007】
【課題を解決するための手段とその作用】
本発明に関してその目的は、それぞれのリンクが二つの別個の支持ピンを有し
、その一方が平行四辺形のリンケージ機構で保持されたツールホルダーに取りつ
けられ、他方は平行四辺形のリンケージ機構が支持されている強固な構造に取り
つけられ、そして両方のピンが平行四辺形のリンケージ機構のトグルの間に位置
し且つそれらのジョイントの軸線に平行であるという事実のおかげで達成された
【0008】 支持ピンの一方が調整可能であることが推奨される。 ある場合には、フレームの長手方向のビームに取りつけられている調節可能な
支持ピンが有利となる。 他の選択肢として、調節可能なピンを装置のヘッドに取りつけることも有利で
ある。 調節可能な支持ピンが位置決めブロックを備える偏心部材上に位置していると
有利である。 リンクのそれぞれがツールホルダーに設けられた別々の窪みに位置すると便利
である。
【0009】 望ましくない振動や騒音を除くために、斜面を有する緩衝体が強固な構造物上
に位置する弾力性のある緩衝体に対面しているような、ツールホルダーを用意す
ることが推奨される。 他の選択肢として、強固な構造物上に位置する斜面を有する緩衝体に対面する
ように、弾力性のある緩衝体をツールホルダーに取りつけることも出来る。
【0010】 作動行程中に分割ダイスが分離することを防ぐために、成型用の窪みを持つダ
イスインサートを収容し、平行四辺形のリンケージ機構で支えられたツールホル
ダーが、ヘッドの動きと直角であって据え込み加工の方向と平行なコンソール上
に、滑動可能に支えられ、コンソールは他の平行四辺形のリンケージ機構に支え
られて反対方向に動くツールホルダーに剛固に接続されることが有利である。
【0011】 他の可能な解決法として、分割ダイスが作動行程において分離することを防ぐ
ために、平行四辺形のリンケージ機構に支えられたツールホルダーが、ヘッドの
動きと直角であって据え込み加工の方向と平行な少なくとも一つのコンソールに
滑動可能に支持され、そのコンソールは、ヘッドの動きと平行なガイドに滑動可
能に支持されるポンチスライダーに剛固に接続される。
【0012】 平行四辺形のリンケージ機構に支えられたツールホルダーの少なくとも一つが
、ダイスインサートホルダースライダーを備え、ダイスインサートホルダースラ
イダーにヘッドの動きに対して直角方向であって据え込み加工の方向と平行な方
向に滑動可能に接続され、ダイスインサートホルダースライダーはヘッドの動き
と直角方向には不動であるれば有利である。他の可能な解決策としては、平行四
辺形のリンケージ機構に支えられたツールホルダーが、プレススライダーの動き
と直角方向に滑動できるポンチスライダーと連結するための突起を有するもので
ある。
【0013】 ダイス区分面の一方に位置する平行四辺形のリンケージ機構よって保持される
ツールホルダーが、当該面の反対側に位置するそれらとヘッドの動きと平行に置
かれた柱によって接続され、そして平行四辺形のリンケージ機構に保持されるツ
ールホルダーに引き戻し機構を備えるような、他の設計上の解決策もまた可能で
ある。
【0014】
【発明の実施の形態】
以下に四つの実施例が図によって説明される。図1は第1の実施例の装置にお
いて、プレスの開放位置に取り付けられた本装置(左側が側面図、右側が長手方
向の断面図)、図2は図1の装置のA−A線に沿った断面図、図3は斜面を有す
る緩衝体が接触した瞬間における装置の側面図、図4はプレスが最下位置におけ
るスライダーの側面図であって一部は断面図、図5は第2の実施例の装置におい
て、上昇位置にあるスライダーであって長手方向の断面図、図6は図5と同一装
置で、斜面を有する緩衝体が接触接触した時の側面図であって一部は断面図、図
7は図5と同一装置でプレスのスライダーが下降位置にある時の側面図であって
一部は断面図、図8は第3の実施例の装置において、プレスのスライダーが上昇
位置にある側面図であって一部は断面図。図9は図8と同一装置の底部であって
、ツールが取り外されている上面図、図10は図8と同一装置であって、プレス
のスライダーが最下降位置にある時の側面図であって一部は断面図、図11は第
4の実施例の装置において、プレスのスライダーが上昇位置にある長手方向の断
面図、図12は図11と同一装置において、作動行程前(ツールホルダーは閉鎖
)の側面図であって長手方向のビームは取り外されており一部は断面図、図13
は図11と同一装置であって、作動行程の終点、すなわち据え込み加工の終了時
の側面図であり一部は断面図。
【0015】 図1から図4に示される第1の実施例においては、本装置は下部と上部の二つ
のユニットから成り立っている。
【0016】 下部のユニットは、二つの長手方向のビーム1とその間に配置された横方向の
ビーム2から形成されているフレームを備えている。フレームはボルト3によっ
て互にネジ止めされている。横方向のビーム2上には支持シャフト4が取り付け
られていて、それにはトグル5が保持されている。トグルの下部および上部の表
面は円筒状に窪んでいる。トグルの上部の窪み表面は支持シャフト4aに接して
いて、それはさらにツール(ダイス)ホルダー6、6aに固定されている。トグ
ル5はそれぞれの支持シャフト4、ツールホルダーと共に二つの平行四辺形のリ
ンケージ機構を形成する。
【0017】 これら両方の機構のトグルは対をなして互いに向かい合う方向に傾斜している
ので、装置の作動中ツールホルダーは互いに向かって移動する。トグルの一方に
接続される支持シャフトは、たとえばポーランド特許第123785号に述べら
れているように、リンクによって結合されてはいない。本発明ではリンク7が取
り付けられていて、そのそれぞれが二本の別個のピン8および9で支えられてい
る。上方のピンはツールホルダー6に固定されており、下方のそれは調節可能で
ある(図2)。それは長手方向のビーム1に回転可能なように取り付けられてい
て、リンク7の回転軸線を形成する偏心した前面部品を有している。
【0018】 偏心部品の望ましい位置は、長手方向のビーム1の外面からアクセス可能なボ
ルト10を用いて確保されることが出来る。ツールホルダー6は弾性材料製の引
き戻し機構11に連結され、斜面を有する緩衝体12を備えている。
【0019】 装置の上部ユニットはヘッドプレート14で構成されていて、それには二つの
上部ツールホルダー15および15aが滑り結合されており、そのホルダーは下
部ツールホルダー6および6aに柱16で連結されている。柱はホルダー15お
よび15aに固定されているが、それらの下端は下部ホルダー6および6aに設
けられた穴に滑合されている。下部左側ツールホルダーの底面にはコンソール2
0が固定されていて、それは装置の垂直の対称面を超えて右側に突き出ていて下
部右側ツールホルダー6の底面を滑り支持している。
【0020】 本装置は以下のように機能する。 装置が開放されているときに、加熱された鍛造材料がホルダー6および6aの
中に位置するダイスインサート42aの底部上に置かれた後、プレスが起動する
。プレスの作動行程では、まず緩衝体12と17が接触する。それらはダイホル
ダー6と6a、そして15と15aの接触を和らげる。次いでダイスインサート
の上側部分を収容する上部ツールホルダー15および15aが、下部ツールホル
ダー6および6aを圧迫する。材料はダイス中に固定される。
【0021】 頂部が垂直から垂直対称面および滑り保持されているホルダー15および15
aの方に傾いているトグル5のおかげで、左右のダイスは水平方向に互に向き合
う方向に動いて、材料の両者の間にある部分を据え込む。材料の成形中に、ダイ
スを引き離す力が締め付け力を超えるほど増加したときには、中にダイスが装着
されたホルダーを支えるコンソール20がダイスの締め付け力を増大して、結果
として望ましからざるバリの過剰な発生を防ぐ。
【0022】 プレスのスライダーが引き戻されると、引き戻し機構が平行四辺形リンケージ
機構を、鍛造物をダイスから取り出せる原位置に戻す。
【0023】 図5から図7に示される第2の実施例においては、前記の場合と同様に平行四
辺形機構に支えられる、ヘッドに滑り結合された上部のツールホルダー15に柱
によって結合された、ただ一つの下部ツールホルダー6(図中の右側)のみが使
用される。平行四辺形のリンケージ機構のジョイントやトグルを保持するリンク
7の設計については、同様に解決されている。
【0024】 図1から図4までの装置と同様に、斜面を有する緩衝体12および17が使用
されている。装置の左側部分の異なった設計を有している。この場合では、クロ
スビームスライド21は、ポンチホルダー23aおよび23bと滑り結合されて
いるポンチスライダー22を備えている。
【0025】 本装置は以下のように機能する。 装置が開放されているときに、ポンチ43がポンチホルダー23aおよび23
bに装着される。加熱された鍛造材料が、ホルダー6中に保持されたダイスイン
サート42aの底部に置かれる。その後プレスが起動する。作動行程では、緩衝
体12および17がまず接触してツールホルダーの衝撃を和らげ、次いで上側ダ
イスインサート42を内蔵した上部ツールホルダー15が下部ツールホルダー6
を圧迫する。加工物はダイス中に固定される。
【0026】 頂部が垂直からポンチスライダー22の方向に傾斜しているトグル5のおかげ
で、ホルダー6とダイスはポンチスライダー22に水平方向に近寄る。そしてホ
ルダー23aおよび23b中に取りつけられたポンチ43がダイス中に締め付け
られた熱い材料の端部を成形する。コンソール20は本装置にも適用される。こ
の場合にはしかしながら、それはポンチスライダー22に固定されていて、作動
行程中にダイスが分離する動きを防止する。プレスのスライダーが引き戻される
と、引き戻し機構が平行四辺形リンケージ機構を、鍛造物をダイスから取り出せ
る原位置に戻す。
【0027】 図8から図10に示される第3の実施例においては、図1から図4までの設計
と同様に二つの平行四辺形機構が用いられる。この場合にはしかしながら、ポン
チホルダー23aおよび23bがツールホルダー6および6a中に位置している
【0028】 さらにダイスインサートホルダースライダー24が装置の中央部に取りつけら
れている。スライダーはツールホルダー6および6a上に滑り結合されていて、
フレームに固定されている。ガイド25によって、ツールホルダーは垂直方向に
滑動することが出来る。ホルダースライダー24にはダイスインサート42を取
りつけるための窪みが用意されている。同様な窪みがヘッドプレート14にも存
在する。
【0029】 本装置は下記のように機能する。 ポンチ43はダイスホルダー23aおよび23b中に取りつけられている。一
方分割ダイスインサート42はホルダースライダーおよびヘッドプレートに取り
つけられている。装置が開放されているときに、鍛造材料はホルダースライダー
24の窪みに取りつけられたダイスインサートの上に置かれる。プレスが起動さ
れると、緩衝体12および17が接触するようになり、ツールホルダー6および
6aのヘッドプレート14への衝撃を和らげる。
【0030】 次いで加熱された材料はヘッドプレート14およびホルダースライダー24の
窪みに置かれたダイス中に固定される。トグル5のおかげで、左右のツールホル
ダー6および6aは互に向かって移動する。ホルダー23aおよび23bに取り
つけられたポンチが工作物の両端を据え込む。プレスのスライダーが戻ると、引
き戻し機構がツールホルダーを、工作物を取り出すたり、装置に取り付けられた
次のダイス窪み中に置けるような原位置に戻す。
【0031】 図11から図13に示される第4の実施例においては、ただ一つの平行四辺形
リンケージシステムが使用されている。その設計は前に述べたものと同様である
が、装置のヘッド部に取り付けられたものは異なっている。ヘッド26には、フ
レームのクロスビーム28に滑り結合された垂直のガイド27が備えられている
。ヘッド26には、トグル5およびツールホルダー29よりなり、それらと結合
した平行四辺形のリンケージシステムが吊り下げられている。そしてツールホル
ダーは上部ダイス42の上部ホルダーへ滑り結合している。
【0032】 上部ホルダー30の右前面には、フレーム33のクロスビームに垂直な柱32
で結合されたシャックル31がおかれている。上部ホルダー29はポンチスライ
ダー35に垂直の柱34で接続されている。スライダーはフレーム上に固定され
たガイド36上を水平方向に滑動することが出来る。ポンチスライダー35中に
はポンチホルダー37が取りつけられている。下部ツールホルダー38は装置の
フレームに固定されている。本装置には、毎作動行程の後に部分ユニットを原位
置に戻すための引き戻し機構が備えられている。上部ツールホルダー29の下部
には傾斜した緩衝体12が取りつけられており、一方下部ツールホルダー38に
は弾性材料製の緩衝体17が取りつけられている。 本装置は特に機械式プレスに、その底部をプレステーブルに、そしてヘッドをプ
レススライダーに固定して設置するのに適している。
【0033】 本装置は下記のように機能する。 それが開放されているとき(すなわち図11に示されている状態)、ポンチ4
3はホルダー37中に取りつけられている。下側のダイスインサートは下部ツー
ルホルダー11に取りつけられている。上部ツールホルダー30には上部ダイス
インサート42が取りつけられている。加熱された鍛造材料が下部ダイスインサ
ート42aの窪みに置かれる。作動行程においては、まず緩衝体12および17
が接触し、ツールホルダー同士があたるときの衝撃を和らげる。
【0034】 次いで上部ツールホルダー29が下部ツールホルダー38を圧迫する。材料は
ダイス中に固定されるが、ダイスは作動行程中は移動しない。頂部がシャックル
31側に傾いているトグル5のおかげで、上部ツールホルダー29は下方および
右方向に押されて上部ホルダー30に沿って右方向に水平に滑動する。ポンチス
ライダー35の突起41に噛み合っている突起40のおかげでスライダーは右方
向へ移動して材料の左端を据え込む。プレススライダーが戻ると、引き戻し機構
39がポンチスライダー35を原位置に戻す。柱34の作用によって、これによ
って接続された上部ツールホルダーおよび平行四辺形のリンケージ機構も原位置
に引き戻される。鍛造物39を取り出すことも、次のダイスの窪みに移すことも
可能となる。
【0035】 この様な解決策は、二つの重要な利点を有している。 利点の一つは、プレスの容量を越える据え込み加工力を発生する可能性である
。もう一つは材料およびそれを締めつけるダイスは作動行程中は移動しないので
エネルギーを節約でき、また鍛造中の操作を著しく容易にする。
【図面の簡単な説明】
【図1】 第1の実施例の装置において、プレスの開放位置に取り付けられた本装置(左
側が側面図、右側が長手方向の断面図)。
【図2】 図1の装置のA−A線に沿った断面図。
【図3】 斜面を有する緩衝体が接触した瞬間における装置の側面図。
【図4】 プレスが最下位置におけるスライダーの側面図、一部は断面図。
【図5】 第2の実施例の装置において、上昇位置にあるスライダー。長手方向の断面図
【図6】 図5と同一装置で、斜面を有する緩衝体が接触接触した時の側面図。一部は断
面図。
【図7】 図5と同一装置でプレスのスライダーが下降位置にある時の側面図、一部は断
面図。
【図8】 第3の実施例の装置において、プレスのスライダーが上昇位置にある側面図。
一部は断面図。
【図9】 図8と同一装置の底部であって、ツールが取り外されている。上面図。
【図10】 図8と同一装置であって、プレスのスライダーが最下降位置にある時の側面図
。一部は断面図。
【図11】 第4の実施例の装置において、プレスのスライダーが上昇位置にある長手方向
の断面図。
【図12】 図11と同一装置において、作動行程前(ツールホルダーは閉鎖)の側面図。
長手方向のビームは取り外されている。一部は断面図。
【図13】 図11と同一装置であって、作動行程の終点、すなわち据え込み加工の終了時
の側面図。一部は断面図。
【符号の説明】
1 長手方向のビーム 2 直角方向のビーム 3 ボルト 4 支持シャフト 5 トグル 6 下部ツールホルダー 7 リンク 8 ピン 9 ピン 10 ボルト 11 引き戻し機構 12 緩衝体 14 ヘッドプレート 15 ツールホルダー 16 柱 17 緩衝体 20 コンソール 21 クロスビームスライド 22 ポンチスライダー 23 ポンチホルダー 24 ダイスインサートホルダースライダー 25 ガイド 26 ヘッド 27 垂直ガイド 28 クロスビーム 29 ツールホルダー 30 ホルダー 31 シャックル 32 柱 33 フレーム 34 柱 35 ポンチスライダー 36 ガイド 37 ポンチホルダー 38 ツールホルダー 39 鍛造物 40 突起 41 突起 42 ダイスインサート 43 ポンチ
───────────────────────────────────────────────────── 【要約の続き】

Claims (14)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 特にプレス上で、据え込み加工を行うための装置であり、装
    置は、二つの剛固な構造体と少なくても一つの分割ツールホルダーとよりなり、
    構造体の一方がフレームを形成し、構造体のもう一方が装置のヘッド部を形成し
    、分割ツールホルダーはダイスインサートを収容し、ダイスインサートは分割ダ
    イスの表面前方に存在する据え込み加工領域において工作物を固定し且つ据え込
    み加工を行い、分割ダイスホルダーの一つの側は分割ダイスの区分面と平行な面
    上で剛固な構造物の一方によって滑動支持され、分割ダイスホルダーのもう一つ
    の側は少なくとも二つのトグルで作られた平行四辺形のリンケージ機構で支持さ
    れ、さらにその機構は装置の剛固な構造物のもう一方により支持され、トグルは
    、リンクに運動学的に結合され、それぞれのトグルの二つのジョイントの軸線の
    想定された距離を維持しつつ両端で支持され、リンク(7)が二本の別個のピン
    (8,9)に支えられ、ピンのうちの一方(8)は平行四辺形のリンケージ機構
    上にあるツールホルダー(6,29)上に取り付けられ、ピンのうちの他方(9
    )は剛固な構造物(26)に取り付けられ、剛固な構造物(26)の上で、平行
    四辺形のリンケージ機構が支持され、更に両方のピン(6,9)は平行四辺形の
    リンケージ機構のトグル(5)の間に位置し且つそれらの軸線に平行であること
    を特徴とする、装置。
  2. 【請求項2】 ピン(8,9)の一方が調節可能なことを特徴とする、請求
    項1による装置。
  3. 【請求項3】 調節可能なピン(9)がフレームの長手方向のビームに取り
    つけられることを特徴とする、請求項2による装置。
  4. 【請求項4】 調節可能なピン(9)が装置のヘッド(14)に取りつけら
    れることを特徴とする、請求項2による装置。
  5. 【請求項5】 調節可能なピン(9)がブロッキングピン(10)を備えた
    偏心部材上に位置することを特徴とする、請求項1による装置。
  6. 【請求項6】 リンク(7)のそれぞれがツールホルダー(6、6a)に設
    けられた別個の窪みに位置することを特徴とする、請求項1による装置。
  7. 【請求項7】 傾斜した緩衝体(12)がツールホルダー(6)内に、剛固
    な構造物(14,38)の一方に位置する弾性緩衝体(17)に対面して取りつ
    けられることを特徴とする、請求項1による装置。
  8. 【請求項8】 弾性緩衝体(17)がツールホルダー(6)内に、剛固な構
    造物(14,38)の一方に位置する傾斜した緩衝体(12)に対面して取りつ
    けられることを特徴とする、請求項1による装置。
  9. 【請求項9】 ツールホルダー(6)が、平行四辺形のリンケージ上で支持
    され且つダイスインサートを収容し、ダイスインサートは、ヘッド(14)の動
    きに直角で据え込み加工方向に平行なコンソール(20)上に滑り支持される成
    型用の窪みを有し、コンソールがもう一方の平行四辺形のリンケージ上に位置す
    るツールホルダー(6a)に剛固に結合されることを特徴とする、請求項1によ
    る装置。
  10. 【請求項10】 平行四辺形のリンケージ機構上で支持されるツールホルダ
    ー(6)が、ヘッド(14)の動きに直角で据え込み加工方向に平行な少なくて
    も一つのコンソール(20)上で滑動可能に支持され、コンソールがヘッドの動
    きに平行なガイド(21)上で移動可能に支持されるポンチスライド22に剛固
    に結合されることを特徴とする、請求項1による装置。
  11. 【請求項11】 平行四辺形のリンケージ機構上で支持されるツールホルダ
    ー(6)内の少なくとも一つが、ダイスインサートホルダー(24,30)を備
    え、ダイスインサートホルダーにヘッド(14)の動きに直角で据え込み加工方
    向に平行な方向に滑動可能に接続され、これらのホルダー(24,30)はヘッ
    ドの動きに直角な方向に移動できない、請求項1による装置。
  12. 【請求項12】 平行四辺形のリンケージ機構上で支持される少なくとも一
    つのツールホルダー(6)が、ヘッドの動きに直角な方向に滑動可能なツールホ
    ルダー(15)に連結するための突起(13)を備えることを特徴とする、請求
    項1による装置。
  13. 【請求項13】 平行四辺形のリンケージ機構上で支持されるツールホルダ
    ー(29)が、プレススライドの動きと直角な方向に移動可能なポンチスライド
    に連結するための突起(40)を備えることを特徴とする、請求項1による装置
  14. 【請求項14】 ダイス区分面の一方の側で平行四辺形のリンケージ機構上
    に支持されるツールホルダー(6,6a)が、柱(16)によりダイス区分面の
    もう一方の側のツールホルダー(15,15a)に滑動可能に接続され、柱(1
    6)はヘッドの動きに平行に配置され、平行四辺形のリンケージ機構上で支持さ
    れるツールホルダー(6,6a)は引き戻し機構(11)を備えることを特徴と
    する請求項1による装置。
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