JP2002538118A - 組成物 - Google Patents

組成物

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JP2002538118A
JP2002538118A JP2000602071A JP2000602071A JP2002538118A JP 2002538118 A JP2002538118 A JP 2002538118A JP 2000602071 A JP2000602071 A JP 2000602071A JP 2000602071 A JP2000602071 A JP 2000602071A JP 2002538118 A JP2002538118 A JP 2002538118A
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remifentanil
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JP2000602071A
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レオナード、ジョン、ギャラント
シャーリー、アン、ハイマン
デイビッド、エイチ.アイゴー
ニャク‐アン、ティー.ヌイエン
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Glaxo Group Ltd
Original Assignee
Glaxo Group Ltd
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Abstract

(57)【要約】 本発明は一般医が用いるのに好適な安定製剤の形で低容量のレミフェンタニルを提供する。特に本発明は、レミフェンタニル(またはその医薬上許容される塩もしくは溶媒和物)、塩化ナトリウムおよび塩酸を含んでなる、凍結乾燥のために製造された水性組成物を提供する。本発明はさらに、レミフェンタニル(またはその医薬上許容される塩もしくは溶媒和物)および塩化ナトリウムを含んでなる、凍結乾燥固形組成物を提供する。本発明はさらにまた、レミフェンタニル(またはその医薬上許容される塩もしくは溶媒和物)および塩化ナトリウムを含んでなる、静脈投与に好適な溶液で再構成される凍結乾燥固形組成物を提供する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】 本発明は、N−フェニル−N−(4−ピペリジニル)アミドを含有する組成物
に関する。詳しくは本発明は、3−[4−メトキシカルボニル]−4−[(1−
オキソプロピル)フェニルアミノ]−1−ピペリジン]プロパン酸、メチルエス
テル(レミフェンタニル:remifentanil)を含有する組成物に関する。
【0002】 レミフェンタニルの塩酸塩は、注射用の商品名ULTIVA(登録商標)(レ
ミフェンタニル塩酸塩)としてGlaxo Wellcome Inc.から市販されている。米国
特許第5,866,591号はグリシンを含有する種々の注射用ULTIVA(
登録商標)製剤に及び、米国特許第5,599,938号はレミフェンタニルの
中間体の合成方法に及んでいる。なおこれらは双方とも引用することにより本明
細書の一部とされる。鎮痛をもたらすためにレミフェンタニルを使用することは
、米国特許第5,019,583号、およびFeldman PL, James MK, Brackeen M
F, Bilotta JM, Schuster SV, Lahey AP, Lutz MW, Johnson MR, Leighton HJ
”Design, Synthesis and Pharmacological Evaluation of Ultrashort to Long
-Acting Opioid Analgesics” J Med Chem 34:2202-2208 (1991)に記載されてお
り、これらは引用することにより本明細書の一部とされる。麻酔をもたらして意
識鎮静を誘導するためにレミフェンタニルを使用することは、米国特許第5,4
66,700号に記載されており、これも引用することにより本明細書の一部と
される。
【0003】 ULTIVA(登録商標)は、(1)入院患者および外来患者の処置用の全身
麻酔を誘導および維持する際に用いる鎮痛剤として、(2)術後の麻酔管理装置
または集中治療状態において麻酔医の直接介入下で手術直後の期間に継続させる
鎮痛剤として、また(3)麻酔管理をモニタリングする鎮痛成分として、静脈投
与に必要とされるμ−オピオイドアゴニストである。ULTIVA(登録商標)
は化学的には、3−[4−メトキシカルボニル]−4−[(1−オキソプロピル
)フェニルアミノ]−1−ピペリジン]プロパン酸メチルエステル、塩酸塩、C 202825−HClとして表され、分子量は412.91であり、以下の化学
構造:
【化1】 を有する。
【0004】 ULTIVA(登録商標)は、再構成および希釈後に静脈内(IV)投与用に
、滅菌した、非発熱性、防腐剤を含まない、白から灰白色の凍結乾燥粉末として
処方する。1、2、または5mgの塩酸塩の形態のレミフェンタニル塩基、15
mgのグリシン、および再構成後に見かけのpHが3となるように溶液を緩衝さ
せる塩酸を含んだものをバイアルに充填する。指定通りに再構成した場合、UL
TIVA(登録商標)の溶液は無色透明であり、1mg/mLのレミフェンタニ
ル塩基に相当するレミフェンタニル塩酸塩(HCl)を含有する。再構成したU
LTIVA(登録商標)溶液のpHは、2.5〜3.5の範囲にある。 レミフェンタニルは2種類のアルキルエステルを含有しており、一方は立体障
害があるが、他方は立体障害がないものである。立体障害のないエステルは、水
による加水分解ならびに血液および組織中のエステラーゼによる加水分解を受け
やすいと考えられている。加水分解の主生成物はレミフェンタニルより著しく効
力が劣るモノカルボン酸である。従って、レミフェンタニルの速やかな不活性化
は、立体障害のないエステルの加水分解によるものである。速やかな不活性化は
、麻酔剤/鎮痛剤の適用にレミフェンタニルを用いる際に、(1)作用が超短時
間であること、(2)肝機能に差があったとしても回復速度の違いが少ないこと
、(3)ボーラス投与または点滴を繰り返しても薬剤が蓄積しないこと、および
(4)回復がさらに速いことといった利点を与える。
【0005】 この有利なプロフィールにもかかわらず、一般医(麻酔に対して)は、外来患
者を基準とする痛みの短い処置にさらに好適な麻酔剤を必要としている。レミフ
ェンタニルの作用の兆候が速いため、副作用を避けるには、正確な投与および管
理をモニタリングすることが重要である。これは一般医によって行われる外来患
者の処置に必ずしも適しているとは言えない。外来患者を基準とする痛みの短い
処置にレミフェンタニルを投与するためには、現在市販されているものよりも低
用量の製剤が必要である。しかしながら、現在入手できる製剤の強度を単に下げ
るだけでは製品の所望の安定性は得られない。さらに、レミフェンタニルが迅速
に加水分解を受けやすいことによってその利点の多くがもたらされるという一方
で、そのことはまた安定化した製剤に到達することを非常に難しくしている。低
用量製剤は、現在市販されている製剤よりもさらに加水分解を受けやすいであろ
う。
【0006】 本発明は、一般医が用いるのに好適な安定な製剤に形で低用量のレミフェンタ
ニルを提供する。特に、本発明は、レミフェンタニル(またはその医薬上許容さ
れる塩もしくは溶媒和物)、塩化ナトリウムおよび塩酸を含んでなる、凍結乾燥
のために調製される水性組成物を提供する。本発明はさらに、レミフェンタニル
(またはその医薬上許容される塩もしくは溶媒和物)および塩化ナトリウムを含
んでなる凍結乾燥固形組成物を提供する。本発明はさらにまた、レミフェンタニ
ル(またはその医薬上許容される塩もしくは溶媒和物)および塩化ナトリウムを
含んでなり、静脈投与に好適な溶液で再構成される凍結乾燥固形組成物を提供す
る。
【0007】 本発明の第1の態様は、レミフェンタニル(またはその医薬上許容される塩も
しくは溶媒和物)、塩化ナトリウムおよび塩酸を含んでなる、凍結乾燥のために
調製された水性組成物である。
【0008】 本発明の第1の態様の特定の具体例は、レミフェンタニル(またはその医薬上
許容される塩もしくは溶媒和物)、塩化ナトリウムおよび塩酸を含んでなる、凍
結乾燥のために調製された水性組成物であり、ここで該組成物は約1〜5のpH
を有する。
【0009】 本発明の第1の態様の別の特定の具体例は、レミフェンタニル(またはその医
薬上許容される塩もしくは溶媒和物)、塩化ナトリウムおよび塩酸を含んでなる
、凍結乾燥のために調製された水性組成物であり、ここで該組成物は約2〜4の
pHを有する。
【0010】 本発明の第1の態様のもう1つの特定の具体例は、レミフェンタニル(または
その医薬上許容される塩もしくは溶媒和物)、塩化ナトリウムおよび塩酸を含ん
でなる、凍結乾燥のために調製された水性組成物であり、ここで該組成物は約2
.75〜3.25のpHを有する。
【0011】 本発明の第1の態様のもう1つの特定の具体例は、約0.01mg/ml〜0
.5mg/mlのレミフェンタニル(またはその医薬上許容される塩もしくは溶
媒和物)、約9mg/ml〜81mg/mlの塩化ナトリウムおよび約0.00
01〜0.01Nの塩酸を含んでなる、凍結乾燥のために調製された水性組成物
である(pH2〜4)。
【0012】 本発明の第1の態様のもう1つの特定の具体例は、約0.025mg/ml〜
0.2mg/mlのレミフェンタニル(またはその医薬上許容される塩もしくは
溶媒和物)、ならびに約36mg/ml〜72mg/mlの塩化ナトリウムおよ
び約0.001〜0.01Nの塩酸を含んでなる、凍結乾燥のために調製された
水性組成物である(pH2〜3)。
【0013】 本発明の第1の態様のもう1つの特定の具体例は、0.1mg/mlのレミフ
ェンタニル(またはその医薬上許容される塩もしくは溶媒和物)、ならびに72
mg/mlの塩化ナトリウムおよび0.001Nの塩酸を含んでなる、凍結乾燥
のために調製された水性組成物である(pH3)。
【0014】 本発明の第2の態様は、レミフェンタニル(またはその医薬上許容される塩も
しくは溶媒和物)および塩化ナトリウムを含んでなる、凍結乾燥固形組成物であ
る。本発明の第2の態様の以下の具体例において、塩酸の濃度を痕跡量まで減ら
す。痕跡量とは、本発明の第1の態様の対応する具体例(レミフェンタニル(ま
たはその医薬上許容される塩もしくは溶媒和物)、塩化ナトリウムおよび塩酸を
含んでなる、凍結乾燥で製造された水性組成物)の塩酸濃度が約1%以下である
ことである。
【0015】 本発明の第2の態様の特定の具体例は、約0.01mg〜0.5mgのレミフ
ェンタニル(またはその医薬上許容される塩もしくは溶媒和物)および塩化ナト
リウムを含んでなる、凍結乾燥固形組成物である。
【0016】 本発明の第2の態様のもう1つの特定の具体例は、約0.025mg〜0.2
mgのレミフェンタニル(またはその医薬上許容される塩もしくは溶媒和物)お
よび塩化ナトリウムを含んでなる、凍結乾燥固形組成物である。
【0017】 本発明の第2の態様のもう1つの特定の具体例は、約0.1mgのレミフェン
タニル(またはその医薬上許容される塩もしくは溶媒和物)および塩化ナトリウ
ムを含んでなる、凍結乾燥固形組成物である。
【0018】 本発明の第2の態様のもう1つの特定の具体例は、約0.01mg〜0.5m
gのレミフェンタニル(またはその医薬上許容される塩もしくは溶媒和物)およ
び約9mg〜81mgの塩化ナトリウムを含んでなる、凍結乾燥固形組成物であ
る。
【0019】 本発明の第2の態様のもう1つの特定の具体例は、約0.025mg〜0.2
mgのレミフェンタニル(またはその医薬上許容される塩もしくは溶媒和物)お
よび約36mg〜72mgの塩化ナトリウムを含んでなる、凍結乾燥固形組成物
である。
【0020】 本発明の第2の態様のもう1つの特定の具体例は、約0.1mgのレミフェン
タニル(またはその医薬上許容される塩もしくは溶媒和物)および約72mgの
塩化ナトリウムを含んでなる、凍結乾燥固形組成物である。
【0021】 本発明の第2の態様のもう1つの特定の具体例は、約0.1mgのレミフェン
タニル(またはその医薬上許容される塩もしくは溶媒和物)および約72mgの
塩化ナトリウムを含んでなり、25℃以下で18ヶ月にわたって分解約10%以
下の貯蔵期間安定性を有する、凍結乾燥固形組成物である。
【0022】 本発明の第2の態様のもう1つの特定の具体例は、約0.1mgのレミフェン
タニル(またはその医薬上許容される塩もしくは溶媒和物)および約72mgの
塩化ナトリウムを含んでなり、25℃以下で2年にわたって分解約10%以下の
貯蔵期間安定性を有する、凍結乾燥固形組成物である。
【0023】 本発明の第3の態様は、レミフェンタニル(またはその医薬上許容される塩も
しくは溶媒和物)および塩化ナトリウムを含んでなり、静脈投与に好適な溶液で
再構成された凍結乾燥固形組成物である。
【0024】 本発明の凍結乾燥組成物は、静脈投与に先立って以下の流体(希釈剤)で再構
成してレミフェンタニル(またはその医薬上許容される塩もしくは溶媒和物)の
所望濃度を達成してもよい。注射用滅菌水(USP)、5%デキストロース・インジ
ェクション(USP)、5%デキストロンおよび0.9%塩化ナトリウム・インジェ
クション(USP)、0.9%塩化ナトリウム・インジェクション(USP)または0.4
5%塩化ナトリウム・インジェクション(USP)。希釈剤の容量は変更してもよい
【0025】 静脈投与に好適な溶液で再構成された凍結乾燥固形組成物は、迅速な静脈ボー
ラスを用いて約2秒のオーダーで投与してもよい。
【0026】 本発明の第3番の態様の特定の具体例は、約0.01mg〜0.5mgの量の
レミフェンタニル(またはその医薬上許容される塩もしくは溶媒和物)および約
9mg〜81mgの量の塩化ナトリウムを含んでなり、静脈投与に好適な溶液で
再構成された凍結乾燥固形組成物である。
【0027】 本発明の第3の態様のもう1つの特定の具体例は、約0.025mg〜0.2
mgの量のレミフェンタニル(またはその医薬上許容される塩もしくは溶媒和物
)および約36mg〜72mgの量の塩化ナトリウムを含んでなり、静脈投与に
好適な溶液で再構成された凍結乾燥固形組成物である。
【0028】 本発明の第3の態様のもう1つの特定の具体例は、約0.1mgの量のレミフ
ェンタニル(またはその医薬上許容される塩もしくは溶媒和物)および約72m
gの量の塩化ナトリウムを含んでなり、静脈投与に好適な溶液で再構成された凍
結乾燥固形組成物である。
【0029】 本発明の第3の態様のもう1つの特定の具体例は、約0.01mg〜0.5m
gの量のレミフェンタニル(またはその医薬上許容される塩もしくは溶媒和物)
および約9mg〜81mgの量の塩化ナトリウムを含んでなり、約1ml〜9m
lの注射用滅菌水で再構成された凍結乾燥固形組成物である。
【0030】 本発明の第3の態様のもう1つの特定の具体例は、約0.025mg〜0.2
mgの量のレミフェンタニル(またはその医薬上許容される塩もしくは溶媒和物
)および約36mg〜72mgの量の塩化ナトリウムを含んでなり、約4ml〜
8mlの注射用滅菌水で再構成された凍結乾燥固形組成物である。
【0031】 本発明の第3の態様のもう1つの特定の具体例は、約0.1mgの量のレミフ
ェンタニル(またはその医薬上許容される塩もしくは溶媒和物)および約72m
gの量の塩化ナトリウムを含んでなり、約8mlの注射用滅菌水で再構成された
凍結乾燥固形組成物である。
【0032】 本発明の第3の態様のもう1つの特定の具体例は、第3の態様の上記具体例の
いずれかに記載され、該溶液のpHが約4〜6である、静脈投与に好適な溶液で
再構成された凍結乾燥固形組成物である。
【0033】 本発明の第3の態様のもぅ1つの特定の具体例は、第3の態様の上記具体例の
いずれかに記載され、該溶液のpHが約5である、静脈投与に好適な溶液で再構
成された凍結乾燥固形組成物である。
【0034】 本発明の第4の態様は、以下の具体例を独立でまたは共同で用いる最初の3つ
の態様に記載された製剤を含んでなる。
【0035】 本発明の第4の態様の最初の特定の具体例は、該製剤が実質的にグリシンを含
まない、最初の3つの態様に記載された製剤を含んでなる。
【0036】 本発明の第4の態様のもう1つの特定の具体例は、該製剤が実質的にリン酸を
含まない、最初の3つの態様に記載された製剤を含んでなる。
【0037】 上記において「実質的に含まない」とは、5%未満、好ましくは1%未満であ
ることを意味する。
【0038】 本発明の第4の態様のもう1つの特定の具体例は、レミフェンタニルがその塩
酸塩として与えられる、最初の3つの態様に記載された製剤からなる。
【0039】 本発明の第5の態様は、鎮痛には有効であるが麻酔を誘導するには十分でない
量で、静脈投与に好適な溶液で再構成させる、レミフェンタニル(またはその医
薬上許容される塩もしくは溶媒和物)および塩化ナトリウムを含んでなる凍結乾
燥固形組成物を用いて鎮痛をもたらす方法を含んでなる。当業者ならば、その他
の鎮痛誘導薬をそれらの臨床適用の過程で本発明の化合物と同時に投与してもよ
いことが分かる。従って、「鎮痛には有効であるが麻酔を誘導するには十分でな
い量」とは、麻酔を誘導し得る他の薬剤の不在下で投与した場合に、鎮痛には有
効であるが麻酔を誘導するには十分でないレミフェンタニル(またはその医薬上
許容される塩もしくは溶媒和物)の量をいう。
【0040】 鎮痛には有効であるが麻酔を誘導するには十分でないレミフェンタニル(また
はその医薬上許容される塩もしくは溶媒和物)の量は、約0.01mg〜0.5
mg、好ましくは約0.025mg〜0.2mg、さらに特には約0.1mgの
範囲にある。
【0041】 静脈投与に好適な溶液で再構成される凍結乾燥固形組成物は、迅速な静脈ボー
ラスを用いて約2秒のオーダーで投与してもよい。
【0042】 本明細書でいうレミフェンタニル(またはその医薬上許容される塩もしくは溶
媒和物)の量または濃度は、レミフェンタニル遊離塩基の分子量に基づいて計算
される。
【0043】実施例 希塩酸USPで適当に希釈することで、0.001N塩酸(pH3)を調製する
。適当な容積の0.001N塩酸で製造容器をある程度満たす(最終容積の約2
/3)。塩化ナトリウムを72mg秤量して溶かす。100mgのレミフェンタ
ニル遊離塩基に相当するレミフェンタニル塩酸塩を秤量して溶かす。0.001
N塩酸で1.000mlの容量または重量に希釈する。ミリポアの.22ミクロ
ンフィルターでバルク溶液を濾過する。各バイアルを1mLの溶液で満たし、あ
る程度の栓をする。各バイアル中の製剤は0.1mgのレミフェンタニル、72
mgの塩化ナトリウムを含有し、適当な容積の0.001N塩酸(pH3)を加
えて最終容積を1mLとする。
【0044】 以下は、用いる凍結乾燥方法の概略の説明である。本発明の組成物を製造する
のはいくつかの凍結乾燥機が使用できる(FTSシステム(チャンバー/マイクロ
プロセッサー#0052449、コンデンサー#0052450)フリーズドライヤーまたはBiola
fitte (#92636)フリーズドライヤー)。凍結乾燥棚を5℃に冷却する。上記の1
mlバイアルを棚に置き、次いで約−45℃に冷却する。約1.5時間棚を−4
5℃に保つ。チャンバーは125ミクロンに減圧する。約1時間で棚を−10℃
に温める。約6時間棚を−10℃に維持する。約1.5時間で棚を25℃に温め
る。約4時間棚の温度を25℃に保つ。チャンバーを窒素で排気して常圧にする
。バイアルに栓をする。貯蔵期間安定性のために製剤は凍結乾燥形態で提供する
。この凍結乾燥製剤は60℃で1ヶ月安定である(例えば、分解10%未満)こ
とが分かった。60℃で1ヶ月の安定性は25℃で24ヶ月の安定性であること
が推定できる。
【0045】
【表1】
【0046】 8mLの注射水で再構成すると、静脈投与に好適な0.0125mg/mLの
レミフェンタニルを含む等張溶液(0.9%塩化ナトリウム)が得られる。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (81)指定国 EP(AT,BE,CH,CY, DE,DK,ES,FI,FR,GB,GR,IE,I T,LU,MC,NL,PT,SE),OA(BF,BJ ,CF,CG,CI,CM,GA,GN,GW,ML, MR,NE,SN,TD,TG),AP(GH,GM,K E,LS,MW,SD,SL,SZ,TZ,UG,ZW ),EA(AM,AZ,BY,KG,KZ,MD,RU, TJ,TM),AE,AL,AM,AT,AU,AZ, BA,BB,BG,BR,BY,CA,CH,CN,C R,CU,CZ,DE,DK,DM,EE,ES,FI ,GB,GD,GE,GH,GM,HR,HU,ID, IL,IN,IS,JP,KE,KG,KP,KR,K Z,LC,LK,LR,LS,LT,LU,LV,MA ,MD,MG,MK,MN,MW,MX,NO,NZ, PL,PT,RO,RU,SD,SE,SG,SI,S K,SL,TJ,TM,TR,TT,TZ,UA,UG ,UZ,VN,YU,ZA,ZW (72)発明者 レオナード、ジョン、ギャラント アメリカ合衆国ノースカロライナ州、リサ ーチ、トライアングル、パーク、ファイ ブ、ムーア、ドライブ、グラクソスミスク ライン内 (72)発明者 シャーリー、アン、ハイマン アメリカ合衆国ノースカロライナ州、リサ ーチ、トライアングル、パーク、ファイ ブ、ムーア、ドライブ、グラクソスミスク ライン内 (72)発明者 デイビッド、エイチ.アイゴー アメリカ合衆国ノースカロライナ州、リサ ーチ、トライアングル、パーク、ファイ ブ、ムーア、ドライブ、グラクソスミスク ライン内 (72)発明者 ニャク‐アン、ティー.ヌイエン アメリカ合衆国ノースカロライナ州、リサ ーチ、トライアングル、パーク、ファイ ブ、ムーア、ドライブ、グラクソスミスク ライン内 Fターム(参考) 4C076 AA29 BB13 CC01 DD22Q DD23Q FF36 FF63 GG47 4C086 AA01 AA02 BC21 MA03 MA05 MA44 MA66 ZA08

Claims (25)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 レミフェンタニル(またはその医薬上許容される塩もしくは溶媒和物)、塩化
    ナトリウムおよび塩酸を含んでなる、凍結乾燥用に調製された水性組成物であっ
    て、実質的にグリシンを含まない水性組成物。
  2. 【請求項2】 約0.01mg/ml〜0.5mg/mlのレミフェンタニル(またはその医
    薬上許容される塩もしくは溶媒和物)、約9mg/ml〜81mg/mlの塩化
    ナトリウムおよび約0.0001〜0.01Nの塩酸を含んでなる、凍結乾燥用
    に調製された水性組成物。
  3. 【請求項3】 約0.025mg/ml〜0.2mg/mlのレミフェンタニル(またはその
    医薬上許容される塩もしくは溶媒和物)、ならびに約36mg/ml〜72mg
    /mlの塩化ナトリウムおよび約0.001〜0.01Nの塩酸を含んでなる、
    凍結乾燥用に調製された水性組成物。
  4. 【請求項4】 0.1mg/mlのレミフェンタニル(またはその医薬上許容される塩もしく
    は溶媒和物)、ならびに72mg/mlの塩化ナトリウムおよび0.001Nの
    塩酸を含んでなる、凍結乾燥用に調製された水性組成物。
  5. 【請求項5】 実質的にグリシンを含まない、請求項2に記載の組成物。
  6. 【請求項6】 実質的にグリシンを含まない、請求項3に記載の組成物。
  7. 【請求項7】 実質的にグリシンを含まない、請求項4に記載の組成物。
  8. 【請求項8】 医薬上許容されるレミフェンタニルの塩がレミフェンタニル塩酸塩であって、
    組成物が実質的にグリシンおよびリン酸を含まない、請求項3に記載の組成物。
  9. 【請求項9】 約0.01mg〜0.5mgのレミフェンタニル(またはその医薬上許容され
    る塩もしくは溶媒和物)、ならびに約9mg〜81mgの塩化ナトリウムを含ん
    でなる、凍結乾燥固形組成物。
  10. 【請求項10】 約0.025mg〜0.2mgのレミフェンタニル(またはその医薬上許容さ
    れる塩もしくは溶媒和物)および約36mg〜72mgの塩化ナトリウムを含ん
    でなる、凍結乾燥固形組成物。
  11. 【請求項11】 約0.1mgのレミフェンタニル(またはその医薬上許容される塩もしくは溶
    媒和物)および約72mgの塩化ナトリウムを含んでなる、凍結乾燥固形組成物
  12. 【請求項12】 約0.1mgのレミフェンタニル(またはその医薬上許容される塩もしくは溶
    媒和物)および約72mgの塩化ナトリウムを含んでなり、25℃以下で18ヶ
    月にわたって分解約10%以下の貯蔵期間安定性を有する、凍結乾燥固形組成物
  13. 【請求項13】 実質的にグリシンを含まない、請求項9に記載の組成物。
  14. 【請求項14】 実質的にグリシンを含まない、請求項11に記載の組成物。
  15. 【請求項15】 実質的にグリシンを含まない、請求項12に記載の組成物。
  16. 【請求項16】 約0.01mg〜0.5mgの量のレミフェンタニル(またはその医薬上許容
    される塩もしくは溶媒和物)および約9mg〜81mgの量の塩化ナトリウムを
    含んでなり、静脈投与に好適な溶液で再構成された凍結乾燥固形組成物。
  17. 【請求項17】 約0.025mg〜0.2mgの量のレミフェンタニル(またはその医薬上許
    容される塩もしくは溶媒和物)および約36mg〜72mgの量の塩化ナトリウ
    ムを含んでなり、静脈投与に好適な溶液で再構成された凍結乾燥固形組成物。
  18. 【請求項18】 約0.1mgの量のレミフェンタニル(またはその医薬上許容される塩もしく
    は溶媒和物)および約72mgの量の塩化ナトリウムを含んでなり、静脈投与に
    好適な溶液で再構成された凍結乾燥固形組成物。
  19. 【請求項19】 請求項16に記載の組成物を用い、鎮痛には有効であるが麻酔を誘導するには
    十分でない量で、静脈投与に好適な溶液で再構成された凍結乾燥固形組成物を用
    いて鎮痛をもたらす方法。
  20. 【請求項20】 請求項18に記載の組成物を用い、鎮痛には有効であるが麻酔を誘導するには
    十分でない量で、静脈投与に好適な溶液で再構成された凍結乾燥固形組成物を用
    いて鎮痛をもたらす方法。
  21. 【請求項21】 レミフェンタニル(またはその医薬上許容される塩もしくは溶媒和物)および
    塩化ナトリウムを含んでなり、実質的にグリシンを含まない、凍結乾燥固形組成
    物。
  22. 【請求項22】 レミフェンタニル(またはその医薬上許容される塩もしくは溶媒和物)と塩化
    ナトリウムとの比が1:18〜1:8100重量部の範囲内である、請求項21
    に記載の凍結乾燥固形組成物。
  23. 【請求項23】 レミフェンタニル(またはその医薬上許容される塩もしくは溶媒和物)と塩化
    ナトリウムとの比が1:18〜1:3000重量部の範囲内である、請求項22
    に記載の組成物。
  24. 【請求項24】 レミフェンタニル(またはその医薬上許容される塩もしくは溶媒和物)と塩化
    ナトリウムとの比が約1:720重量部である、請求項23に記載の組成物。
  25. 【請求項25】 鎮痛には有効であるが麻酔を誘導するには十分でない量で、静脈投与に好適な
    溶液で再構成される、請求項21〜24のいずれか1項に記載の凍結乾燥固形組
    成物を用いて鎮痛をもたらす方法。
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