JP2002537920A - 布帛のクリーニングおよびリフレッシング方法 - Google Patents

布帛のクリーニングおよびリフレッシング方法

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Abstract

(57)【要約】 以下のステップで布帛品を処理するための方法:開口部および内部空間を形成する少くとも1つの壁を有した容器に布帛品を入れる。次いで、容器の内部空間内における空気の温度および相対湿度を既定の第一温度および既定の第一相対湿度まで既定の第一期間にわたり上昇させる。最後に、容器の内部空間内における空気の温度または相対湿度のうち少くとも一方を、第一期間の最後に、既定の第二温度および既定の第二相対湿度まで既定の第二期間にわたり変化させる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【技術分野】
本発明は、非浸漬クリーニングプロセスで布帛をクリーニングおよびリフレッ
シングするために有用な方法に関する。温度および相対湿度は本発明の多段階プ
ロセスでコントロールされる。
【0002】
【発明の背景】
あるデリケートな布帛は、慣用的な家庭内浸漬クリーニングプロセスに適さな
い。今日の社会で用いられている布帛の大部分で優れたクリーニング結果を出す
家庭洗濯機は、ある条件下で、シルク、リネン、ウールおよび他のデリケートな
布帛を縮ませるか、またはそれにダメージを与えることがある。消費者は、典型
的には、それらのデリケートな布帛品を“ドライクリーニング”する。残念なが
ら、ドライクリーニングでは、特別な取り扱いを要する様々な炭化水素およびハ
ロカーボン溶媒へ布帛を通常浸漬しており、その溶媒は再利用されねばならない
ため、そのプロセスを家庭向けに適さなくしている。そのため、ドライクリーニ
ングは伝統的に商業施設に限定されており、家庭内洗濯プロセスよりも不便でコ
スト高にしている。
【0003】 家庭内浸漬洗濯プロセスの布帛クリーニングおよびリフレッシングをドライク
リーニングプロセスの布帛ケア効果と組み合わせた家庭内ドライクリーニングシ
ステムを提供する試みが行われた。衣類をクリーニングおよびリフレッシュする
ための1つのこのような家庭内システムは、様々な液体またはゲル化クリーニン
グ剤を含有した担体シート、およびプラスチックバッグからなる。衣類はそのシ
ートと一緒にバッグへ入れられ、その後慣用的な衣類乾燥機でタンブルされる。
現在の商業態様では、クリーニング/リフレッシング剤を含有した多数個の1回
用フラットシート、および1個の多数回用プラスチックバッグが、パッケージで
供給されている。
【0004】 残念ながら、これら従来のプロセスは温度および相対湿度に関しては通常1ス
テップのみであった。即ち、タンブル乾燥機は特定の温度および時間に設定され
ていた。バッグ内の湿度はバッグ内の水分と温度設定との相関関係であった。時
間および温度が選択されると、1つのステッププロセスが設定された。更に、慣
用的なタンブル乾燥機を用いるとき、衣類をクリーニングおよびリフレッシュす
るためではなく、それらを乾燥するために設定された製造業者のプレセット温度
条件に消費者は多々制限されている。多くが、これら製造業者の条件はしわ取り
、脱臭および場合により香料づけのうち1種以上に関して最適状態におよばない
【0005】 更に、このような家庭内プロセスは慣用的な衣類乾燥機などの装置向けにデザ
インされている。このような装置はいつも簡単に利用しうるわけではなく、それ
らはしばしば不経済であり、多くの国では衣類乾燥機が全く不要である。例えば
、衣類を日光下で外に掛けておくことにより1年中乾燥させておけるため、多く
の温暖な熱帯地域の人々は典型的には衣類乾燥機を所有していない。人々が典型
的には衣類乾燥機を所有していない地域では、衣類乾燥機のような加熱装置を要
する製品はほとんどまたは全く価値がない。
【0006】 スチーマーキャビネットも、布帛品を多量のスチームで処理して、当業界で利
用されてきた。残念ながら、これらの高い温度、高い相対湿度プロセスは布帛品
でネガティブな効果を有することがある。布帛へざらつき作用があることに加え
て、布帛へ更に張りをもたせる乾燥ステップが多々必要とされる。乾燥ステップ
は追加の時間およびエネルギーも要して、しばしば望ましくない縮みを生じる。
最後に、スチームが水のみであることから、スチーマーキャビネットは典型的な
スチームの浪費である。
【0007】 そのため、タンブル乾燥機の必要性なしに許容しうるクリーニングを行える、
家庭内非浸漬クリーニングおよびリフレッシングプロセス、そこで有用なクリー
ニングおよびリフレッシング組成物を開発する必要性がある。 家庭内非浸漬クリーニングおよびリフレッシュメントプロセスに際して容器内
で温度および相対湿度を調整することにより、ドライクリーンのみの布帛がクリ
ーニング、しわ取りおよびリフレッシュされることも、意外なことにわかった。
本発明は、布帛をクリーニングおよびリフレッシングするためのこのような方法
を提供する。
【0008】
【発明の要旨】
本発明の一面において、a)開口部および内部空間を形成する少くとも1つの
壁を有した容器に布帛品を入れ;b)容器の内部空間内における空気の温度およ
び相対湿度を既定の第一温度および既定の第一相対湿度まで既定の第一期間にわ
たり上昇させ;およびc)第一期間の最後における容器の内部空間内における空
気の温度または相対湿度のうち少くとも一方を既定の第二温度および既定の第二
相対湿度まで既定の第二期間にわたり変化させるステップを含んでなる、少くと
も一つの布帛品を処理するための方法が提供される。
【0009】 本発明の好ましい面において、布帛は下記ステップa)に従い容器へ入れる前
に水性組成物と接触させる。 本発明のもう1つの好ましい面において、容器の内部空間内における空気の温
度および相対湿度を上昇させるために蒸気が用いられ、更に好ましくはベントは
常時開けたままにしておく。本発明のもう1つの面において、容器の内部空間中
へ導入される蒸気は水および香料を含んでなる。
【0010】 本発明の更にもう1つの面において、a)開口部および内部空間を形成する少
くとも1つの壁を有した容器に布帛品を入れ;b)既定の第一期間にわたり内部
空間中へオゾンを導入し;c)第一期間の最後における容器の内部空間内におけ
る空気の温度または相対湿度のうち少くとも一方を既定の第二温度および既定の
第二湿度まで既定の第二期間にわたり変化させるステップを含んでなる、布帛品
を処理するための方法が提供される。オゾンは、容器の内部空間内で、紫外線ラ
ンプまたは高電圧源のようなオゾン源から発生させることができる。好ましくは
、容器内で供給されるオゾンのレベルは0.5〜200ppm、好ましくは0.
5〜50ppm、更に好ましくは0.5〜20ppmである。十分な漂白性能を
発揮せず、ひいてはブリーチ性質に関連した有益な性能を十分に発揮しないこと
から、0.5ppmより低いレベルは好ましくない。
【0011】 本発明は、家庭内非浸漬クリーニングプロセスでデリケートな布帛品をクリー
ニングおよびリフレッシングするために最適のプロセスステップを定めることに
より、先行技術にはない効果を発揮する。本発明の方法は、プラスチックバッグ
、ワードローブ、キャビネットまたはタンブル乾燥機のようないずれか適切な容
器で行える。
【0012】 多くの従来プロセスとは異なり、本発明の方法は少くとも2つの異なるステッ
プ、好ましくは3つのステップからなる。布帛品を脱臭する上で最適の条件はし
わ取りに最良の条件とは異なることが、意外にもわかった。同様に、布帛品への
香料づけには最良の性能のために第三の条件を要する。本発明の多段階プロセス
では、温度、相対湿度または双方が操作およびコントロールしうる。一方、その
プロセスの1ステップでは、クリーニングおよびリフレッシュされる布帛品で臭
気発生化合物を中和するために容器中へオゾンを導入してもよい。
【0013】 更に、本発明では処理される布帛へ活性成分、例えば香料をデリバリーする方
法を提供する。同時に、本方法では活性剤が浪費されないようにデリバリーされ
る蒸気の量を最少に抑える。最後に、本方法は、追加の機械乾燥の必要性なしに
、布帛処理プロセスを行う上で十分な蒸気のみをデリバリーするようにデザイン
される。
【0014】
【発明の具体的な説明】
本発明は、家庭内非浸漬プロセスで布帛品をクリーニングおよびリフレッシン
グするための方法を提供する。その方法では少くとも2つ、好ましくは3つのス
テップを要する。その方法は、温度および相対湿度が操作およびコントロールし
うる適切な装置で行える。本発明のもう1つの面において、その方法ステップの
1つでは、クリーニングおよびリフレッシュされる布帛品で臭気発生化合物を中
和するために容器中へオゾンを導入する。
【0015】 容器内部の暖かくて湿った環境は“スチーム蒸留”プロセスの手法で悪臭成分
を揮発させ、布帛とそこに付いた汚れを湿らせる。布帛のこの湿潤化は既に付い
たしわを除き、しかも布帛品が容器内で掛けられていることから、新たなしわは
形成されない。そのプロセスで用いられる蒸気の量、特に水の量の適正な選択、
および重要なことには本手法で容器の適正な排気があれば、布帛の縮みを最少に
抑えられる。更に、容器が排気されないならば、布帛から除去されて揮発した悪
臭物質が、フィルターが存在してもそれに捕捉されずに、望ましくないことにそ
こへ再付着されることがある。
【0016】 相対湿度は布帛ケア業者に周知の概念である。ここで用いられている“相対湿
度”とは空気中水蒸気の現実量対同温で可能なその最大量の比率を意味する。 温度および相対湿度コントローラーは、パッシブおよびアクティブコントロー
ラーとして当業者に周知である。ここで用いられている“アクティブ(active)”
コントローラーとは、コントロールされる装置へのインプットを読取ってフィー
ドバックし、受け取ったフィードバックに基づいて装置を調整するコントローラ
ーである。ここで用いられている“パッシブ(passive)”コントローラーとは、
時間のような既定セッティングに基づき、装置をオンもしくはオフにするか、ま
たは装置を開けるもしくは閉じるコントローラーである。例えば、パッシブ温度
コントローラーは所定の環境下で温度を高めるために発熱体をつけるかまたはベ
ントを閉じ、ある時間後に発熱体が止められるかまたはベントが開けられる。逆
に、アクティブ温度コントローラーは温度を読取り、例えば温度が低すぎるなら
ば、温度を高めるために発熱体へのパワーが高められるかまたはベントが閉じら
れる。
【0017】方 法 布帛品を適正にクリーニングおよびリフレッシングするためには、物品の外観
の多くの面に取り組まなければならない。特に、布帛品はクリーニングおよびリ
フレッシング操作後に少くとも臭気およびしわを実質的に有しないようにすべき
である。物品は快い香りを呈するように香りづけすることが多々好ましく、局所
的しみもなくすべきである。本発明の方法では、布帛品を脱臭、しわ取りおよび
/または香料づけするようにデザインされた少くとも2つのステップを要する。
加えて、局所的しみをとるため手作業でのしみ抜きプロセスが行われるが、しみ
抜きプロセスは装置外で行われる。これらの方法ステップの各々に関する条件は
以下で更に詳細に記載されている。
【0018】 本発明の方法ステップはいかなる適切な順序で行ってもよいが、脱臭ステップ
が最初に説明される。脱臭は、布帛で臭気を遮蔽または隠すために布帛へ快い香
りを付すことを要する臭気遮蔽とは区別されねばならない。ここで用いられてい
る脱臭では、悪臭発生化合物の事実的除去または中和を行う。悪臭発生成分が除
去または中和されるとき、布帛品は残留臭気をほとんどまたは全く有しないよう
にすべきである。そのプロセスのこのステップは、臭気を中和するオゾンで、ま
たは高温および排気で、および/または悪臭発生成分を除去するフィルター捕捉
により行える。漂白系としてオゾンを用いる利点は、この成分が特にセルロース
布帛で全体的に満足しうるカラーセーフティ、悪臭減少、しみ抜きおよびそれで
処理された物品の衛生処理を行えることである。
【0019】 脱臭ステップは便宜上第一ステップとしてここでは記載されている。脱臭およ
びしわ取りステップはいかなる順序で行ってもよい、と解されている。香料づけ
ステップが用いられるならば、香料がついた直後に布帛から落ちないように、必
ず脱臭ステップの後にすべきである。 そのため、脱臭が第一ステップであるとき、第一温度は少くとも約45℃、好
ましくは少くとも約60℃、最も好ましくは少くとも約70℃にすべきであり、
第一相対湿度は少くとも約20%にすべきである。これらの比較的高い温度のと
き、臭気発生化合物は布帛から除かれて、その後好ましくはベントを介して容器
から除去される。更に一層好ましくは、臭気発散物が容器外の環境へ入らないよ
うに、ベントはフィルターを備えている。第一温度および第一相対湿度に達した
とき、プロセス時間、即ち第一時間は約2〜約20分間、好ましくは約5〜約1
5分間、更に一層好ましくは約8〜約12分間である。
【0020】 上記の脱臭ステップは、好ましくは室温で導入されたオゾンで布帛品を処理す
ることにより補完しても、またはそれに代えてもよい。臭気発生化合物を中和し
て衣類、例えば医療用ガウンを衛生処理するためにオゾンの使用は、当業界で周
知である。特に、公開特許出願DE2433909およびFR2,059,84
1参照;双方とも参考のためここに組み込まれる。ここで開示された方法の目的
のために、オゾンは紫外線ランプのようにいずれか適切な発生源から容器中へ導
入される。1以上のオゾン源を用いてもよく、それらは容器の外側またはその近
くでいずれか都合よい場所に置くことができる。オゾン源は、クリーニングおよ
びリフレッシングされる布帛品の表面積を考慮して、容器の容量に応じてサイズ
決めされねばならない。当業者であれば、所定容器に向いた装置のタイプおよび
サイズがわかるであろう。
【0021】 本発明の第二ステップは、比較的高い温度および相対湿度を要するしわ取りに
関する。良い空気循環がしわ取りステップには有益であるが、必ずというわけで
はない。第二ステップ、即ちしわ取りステップでは、第二温度が式:T=60−
(0.17RH)で規定される“T”よりも高くなければならず、ここでR
は第二相対湿度%である。RHは、好ましくは、少くとも50%、好まし
くは少くとも75%、更に好ましくは少くとも約85%、更に一層好ましくは少
くとも約90%である。好ましくは、第二温度は約90℃以下、更に好ましくは
約80℃以下、最も好ましくは約70℃以下である。第二温度および第二相対湿
度に達したとき、プロセス時間、即ち第二時間は約2〜約20分間、好ましくは
約5〜約15分間、更に一層好ましくは約8〜約12分間である。
【0022】 最後に、好ましくは、内部空間を徐々に冷却させる第三ステップがある。温度
が下がると、空気中に留まる蒸気量が減り、空気が飽和するようになったとき、
蒸気は凝縮しはじめる。もちろん、蒸気はバッグの内側で布帛品上に凝縮して、
これらの物品が乾燥すると、香料のような活性成分が後に残される。先に簡単に
記載されたように、本発明の方法ステップは、過度の浪費なしに、および追加の
乾燥を要するところまで布帛をびしょぬれさせることなく、活性剤をデリバリー
しうるようにデザインされる。好ましくは、プロセスで第三ステップに際して内
部空間内の温度は第三温度まで下がり、その第三温度は約45℃以下、好ましく
は約40℃以下、更に好ましくは約35℃以下である。この第三ステップは第三
期間にわたり続けられ、その期間は約2〜約20分間、好ましくは約3〜約10
分間、更に一層好ましくは約3〜約5分間である。
【0023】 以下で更に詳細に記載されているように、容器内の蒸気は好ましくはクリーニ
ングおよびリフレッシュメント組成物である。クリーニングリフレッシュメント
組成物は、当業者に知られたカートリッジまたはいずれか他の手段で、シート/
基材から直接容器へ加えることができる。好ましくは、クリーニングおよびリフ
レッシュメント組成物は容器の内部空間中へ導入されたカートリッジに存在し、
クリーニングおよびリフレッシュメント組成物は容器の内部空間中へカートリッ
ジから放出される。
【0024】装 置 本発明の方法はいずれか適切な装置で行うことができる。このような装置では
クリーニングおよびリフレッシュされる布帛品を実質的に封入する容器を要する
。“実質的に封入する”とは、布帛品が容器中に封入されるが、容器が1以上の
ベントを含むことができる、好ましくは含むことを意味する。容器は布帛品を入
れる開口部を有していなければならず、好ましくは布帛品を掛けるバー、フック
または他の装置が存在する。処理装置に掛けられた衣類は、しわの減り具合を改
善するために加重してもまたは引き伸ばしてもよい。加重および伸長装置は当業
者に知られている。好ましくは、処理される衣類は、それらを容器中へ入れた後
で、プロセスを始める前に機械的に引き伸ばされる。衣類のこの引き伸ばしまた
はいわゆる引張りは、そのプロセスに際してしわのゆるみを助ける。好ましい引
き伸ばしシステムには、加重クランプおよび軽重量圧縮または伸縮自在な引き伸
ばしシステムがあり、そのシステムはスプリング様の引張り装置からなる。後者
のシステムは、必要とされる引張力および方向を調整しうる可能性と共に、クリ
ーニングおよびリフレッシング装置に余計な重量を加えないという利点を有して
いる。好ましくは、これらのシステムは容器内の底部へ設置される。このような
システムの一例は、車のサンフィルターとして常用されて、Halfordsから市販さ
れているローラーブラインドである。このシステムは、巻上げスプリングメカニ
ズムで引き伸ばしまたはコンパクト化しうるローラーブラインドである。衣類の
引張りに適合させるためには、このシステムのわずかな改良のみで済む。1つの
好ましい改良では、装置で衣類をクランプして引き伸ばせるまたは引張れるよう
に、このシステムのハウジングを装置の底に取り付けて、1以上のクランプを他
の側へ設ける。スプリングの引張りも所定衣類向けに望ましい引き伸ばし力に調
整することができる。クランプのサイズは、2以上のクランプがこのシステムに
取り付けられるように変えてもよい。更に、もう1つのバリエーションでは、シ
ステムのハウジングの反対側に位置するブラインド引張システムに沿ってまたは
それに一部沿って動かせるクランプを1つだけもたせる。
【0025】 容器は、卵殻のように形成された壁を1つだけ有することが好ましい。蒸気、
その後で活性成分は、コーナーで、およびよくある長方形キャビネットの鋭利な
端部に沿って優先的に凝縮することがわかった。これは、本発明の方法が長方形
キャビネットでは行えない、と言っているのではない;キャビネットで鋭利な端
部およびコーナーを少なくするほどそれは効率的になる、と言っているのである
。そのため、キャビネット、ワードローブおよび衣類バッグはすべて本発明で使
用に適している。更に、ありふれたタンブル乾燥機が適切な容器であるが、これ
らの装置は湿度コントローラーを通常有さず、しかもそれらは温度および湿度双
方に関して多段階プロセスをプログラムする能力を有していない。そのため、一
部の追加プログラミングおよびコントローラーを装備させると、ありふれたタン
ブル乾燥機も本発明の方法で用いうる。
【0026】 内部空間を定める少くとも1つの壁に加えて、本発明の容器は、好ましくは、
ベントおよび/またはフィルター;液体を加熱して蒸気を発生させ、空気を加熱
して乾燥させうる発熱体;給湿機;および循環装置、例えばファンを備えている
。更に好ましくは、その容器は、容器の内部空間内で空気温度を変更および維持
しうるアクティブ温度コントローラー;容器の内部空間内で空気の相対湿度を変
更および維持しうるパッシブ湿度コントローラー;および/またはコンデンザー
のような加湿シンクを更に備えている。更に一層好ましくは、空気循環装置はフ
ァンであって、容器の空間内の少くとも一部の空気が再循環されるように、ファ
ン口が容器の内部空間内にある。好ましくは、最良の脱臭のためには、衣類周辺
で0.05〜10m/s、更に好ましくは0.1〜5m/s、最も好ましくは0
.5〜2m/sの空気速度を有することが好ましい。しかも、容器の外側または
その近くにフィルターを取り付けることが好ましい。
【0027】 水および活性剤、即ち“クリーニングおよびリフレッシュメント組成物”はい
ずれか適切な手法で容器へ加えることができる。その組成物はバッグ中へ注がれ
、発熱体/給湿器中へ供給するリザーバー中へ注がれ、キャニスターが組成物を
注入するために用いられ、または組成物で飽和された吸収基材がバッグへ置かれ
る。本発明の方法で使用に適した基材および組成物は以下で更に詳細に記載され
ている。当業者であれば、容器へ活性剤を加える他の方法について知っており、
それらの方法も本発明の範囲内に属する、と解されている。
【0028】クリーニング/リフレッシュメント組成物 クリーニング/リフレッシュメント組成物は、好ましくは、水、および場合に
より界面活性剤、香料、保存剤、ブリーチ、補助クリーニング剤、縮み減少組成
物、有機溶媒およびそれらの混合物からなる群より選択されるメンバーを含有し
ている。好ましい有機溶媒は、グリコールエーテル、特にメトキシプロポキシプ
ロパノール、エトキシプロポキシプロパノール、プロポキシプロポキシプロパノ
ール、ブトキシプロポキシプロパノール、ブトキシプロパノール、エタノール、
イソプロパノールおよびそれらの混合物である。本発明で使用に適した布帛縮み
減少組成物は、エチレングリコール、プロパンジオールの全異性体、ブタンジオ
ール、ペンタンジオール、ヘキサンジオールおよびそれらの混合物からなる群よ
り選択される。更に好ましくは、布帛縮み減少組成物はネオペンチルグリコール
、ポリエチレングリコール、1,2‐プロパンジオール、1,3‐ブタンジオー
ル、1‐オクタノールおよびそれらの混合物からなる群より選択される。界面活
性剤は、好ましくはエトキシル化アルコールまたはエトキシル化アルキルフェノ
ールのようなノニオン性界面活性剤であり、クリーニング/リフレッシュメント
組成物の約2重量%以内で存在する。ここで典型的な布帛クリーニング/リフレ
ッシュメント組成物は、少くとも約80重量%、好ましくは少くとも約90%、
更に好ましくは少くとも約95%の水を含有している。
【0029】 以下の例は、ここで使用向けの好ましいクリーニング/リフレッシュメント組
成物の個別成分に関する具体的範囲を示している。クリーニング/リフレッシュ
メント組成物の個別成分、即ち有機溶媒、界面活性剤、香料、保存剤、ブリーチ
および補助クリーニング剤の更に詳細な説明は、1998年8月4日付で発行さ
れたYouらのUS特許5,789,368でみられる。Youらの特許の全開示は参
考のためここに組み込まれる。加えて、クリーニング/リフレッシュメント組成
物はTrinhらの名で1997年1月24日付で出願された同時係属US特許出願
08/789,171で記載されている。Trinhらの出願の全開示は参考のため
ここに組み込まれる。本発明向けの縮み減少組成物は、1998年8月24日付
でStrangおよびSiklosiにより出願された“布帛縮みを減少させるクリーニング
組成物”と題する同時係属US仮出願60/097,596でみられる。Strang
およびSiklosi出願の全開示が参考のためここに組み込まれる。
【0030】前処理組成物 本発明の一態様において、クリーニング/リフレッシュメント組成物は、本発
明のステップa)で示された容器中へ入れる前に、布帛を前処理するために用い
られる。実際に、布帛の前処理は、ホースマッド(horse mud)のような粘土、並
びに布帛品の局所、例えば布帛腋窩に付着したクリームまたはペースト状脱臭剤
しみの除去に高度に有益とわかった。更に、この前処理ステップも処理布帛で装
置の脱臭およびしわ取り性能を改善するために有益とわかった。したがって、ス
テップa)で示された容器へ入れる前に、布帛がここで示されたようなクリーニ
ング/リフレッシング組成物と接触される、布帛を処理するための方法が提供さ
れる。好ましくは、接触はVELから1000ml用のレファレンス72924
58および500ml用の7292457で市販されているハンドスプレーボト
ル、またはAlgroup WheatonのBoxal事業部から市販されているような、ポリエチ
レングリコールコーティングで18バール圧力抵抗性を有したアルミニウムエア
ゾール缶のようなエアゾールスプレーで布帛をスプレーすることにより行う。缶
に適したバルブは、Seaquist製のアルミニウムキャップスプレーバルブである。
好ましくは、噴射剤による缶の充填は初期圧力充填向けに10バールで窒素によ
り行われ、缶は缶全容量の60%以内で前処理組成物で満たされる。このような
スプレーディスペンサーの典型的開示は、WO96/04940の第19頁21
行目〜第22頁27行目でみられる。場合により、更に改善された脱臭性能のた
めにはシクロデキストリン、特にβ‐ヒドロキシプロピルシクロデキストリンま
たはβ‐メチル化シクロデキストリンのようなβ‐シクロデキストリン、改善さ
れたしわ取りのためにはDow Corning製のD5シクロメチコンのような潤滑剤ま
たはジ(タローイルオキシエチル)ジメチルアンモニウムのようなジエステル四
級アンモニウム化合物がクリーニング/リフレッシュメント組成物で用いられる
。このようなシクロデキストリンの典型的レベルは0.01重量%以上、好まし
くは0.1〜5%である。
【0031】基 材 本発明の一態様において、クリーニング/リフレッシュメント組成物は、以下
で“基材”と称されている吸収基材へ放出可能に吸収させることができる。基材
はその組成物を放出可能に含有している。“放出可能に含有している”とは、組
成物がここでクリーニングおよび布帛リフレッシュメントプロセスの一部として
基材から汚れた布帛上へ有効に放出されることを意味する。この放出は補助熱源
からの熱で組成物の揮発により主に生じる。
【0032】 基材は粉末、フレーク、細片などのようにいかなる望ましい形態をとってもよ
い。しかしながら、基材はプロセス中ずっとその構造一体性を実質的に維持する
一体型パッドまたは“シート”の形態をとることが高度に好ましい。本発明の基
材およびシートは“キャリア”または“吸収材キャリアシート”として文献では
時々称されている;これらすべての名称は液体を簡便に運ぶために用いうる液体
吸収物質に関すると解されている。このような基材はYouらのUS特許5,78
9,368で詳細に記載されており、それは参考のためここに組み込まれる。こ
れらシートの製法は本発明の一部を構成せず、文献で既に開示されている。例え
ば、1991年4月23日付ViazmenskyらのUS特許5,009,747および
1994年3月8日付Viazmenskyらの5,292,581参照;参考のためここ
に組み込まれる。
【0033】 基材は、意図した目的に有効となる十分量のクリーニング/リフレッシュメン
ト組成物を含有するように考えられている。このような組成物向け基材の能力は
意図した用途に従い変わる。基材のサイズはユーザーに不便となるほど大きくす
べきではない。典型的には、基材の寸法は少くとも約360cm、好ましくは
約360〜約3000cm範囲の肉眼で見える表面積(基材の両側)となるよ
う十分なものにする。例えば、通常の長方形基材は約10〜約35cm(X方向
)および約18〜約45cm(Y方向)の寸法を有する。
【0034】 本発明の1つの好ましい態様において、基材は暗色物質であるか、または黒色
布帛のような暗色物質でカバーされる。暗色物質は白っぽい物質よりも良く熱を
吸収することが周知である。そのため、例えば日光が補助熱源として用いられる
ならば、暗色基材はより多く熱を吸収して、より多くのクリーニングおよびリフ
レッシング組成物を揮発させやすい。
【0035】 前記のように、基材は、参考のためここに組み込まれるYouらのUS特許5,
789,368で詳細に記載されているように、繊維状、好ましくは耐熱性、最
も好ましくは疎水性のカバーシートで場合によりカバーされる。加えて、Wiseら
の名で1998年3月11日付で出願された同時係属US仮出願60/077,
556は、本発明のカバーシートに対するある改善について記載している。Wise
らの出願の全開示は参考のためここに組み込まれる。Youらで記載されたカバー
シートとWiseらで記載された改善との適切な組合せは、本発明の精神および範囲
から逸脱することなく、製造業者の希望に従い用いられる。
【0036】しみ抜きクリーニング組成物 本プロセスのユーザーには、本発明の任意な前しみ抜き操作で用いる様々なし
み抜きクリーニング組成物が提供される。これらの組成物は、ここで記載された
クリーニングおよびリフレッシングプロセスの前または後に、処理される布帛か
ら局所的しみを除去するために用いられる。しみ抜きクリーニング組成物は処理
される布帛と必ず適合しなければならない。即ち、有意量の染料がしみ抜き処理
中に布帛から除去されてはならず、しみ抜きクリーニング組成物が布帛で目に見
えるしみを残してはならない。したがって、本発明の好ましい面では、処理され
た布帛で目に見える残留物を残すような物質を実質的に含まないしみ抜きクリー
ニング組成物が提供される。これは必然的に、好ましい組成物が、典型的には約
95%、好ましくは約97.7%のできるだけ最高レベルの揮発性物質、好まし
くは水、および約0.1〜約0.7%のレベルで界面活性剤を含有するように処
方されることを意味している。好ましいしみ抜きクリーニング組成物は、低いが
有効なレベル、典型的には約1〜約4%、好ましくは約2%で、ブトキシプロポ
キシプロパノール(BPP)のようなクリーニング溶媒も含有する。
【0037】 好ましいしみ抜きクリーニング方法および組成物は、参考のためここに組み込
まれたYouらのUS特許5,789,368で記載されている。加えて、しみ抜
きクリーニング方法および組成物はRoetkerに1997年5月20日付で発行さ
れたUS特許5,630,847で記載されている。Roetker特許の全開示は参
考のためここに組み込まれる。
【0038】処理部材 一態様において、処理部材は布帛からの局所しみ抜きを助けるために用意され
る。本発明の好ましい面において、しみ抜きクリーニング組成物はボトルのよう
なディスペンサーで用意され、そのディスペンサーは処理部材として機能しうる
先端部を有している。加えて、処理部材は吸収材ベース物質から作製してもよく
、これには例えば天然または合成スポンジ、吸収材セルロースシートまたはパッ
ドなどがある。このベース物質と接触してそこから外側に伸びている多数の突出
部があってもよい。処理部材の具体例は、参考のためここに組み込まれたYouら
のUS特許5,789,368でみられる。
【0039】吸収材しみ受け用品 時にはここでしみ受けと称される吸収材しみ受け用品が、任意の前しみ抜き操
作で場合により用いられる。このようなしみ受けは、前しみ抜き操作で用いられ
た液体組成物を吸収しうる、いかなる吸収剤物質であってもよい。使い捨てペー
パータオル、クロスタオル、例えばBOUNTYTMブランドタオル、きれいなラグなど
が用いられる。しかしながら、好ましい態様において、しみ受けは汚れ部分から
液体組成物を“出す”または“抜く”ように特にデザインされている。1つの好
ましいタイプのしみ受けは、熱形成空気混入布帛(“TBAL”)のような不織
パッドからなる。ここで使用上もう1つの高度に好ましいタイプのしみ受けはポ
リマーフォームであって、そのポリマーフォームは時には“ポリHIPE”と称
される重合油中水型エマルジョンから形成される。ポリマーフォームの製法は特
許文献でかなり詳しく記載されている。例えば、1993年11月9日付で発行
されたDesMarais,Stone,Thompson,Young,LaVonおよびDyerのUS特許5,260
,345;1996年8月27日付で発行されたDesMaraisのUS特許5,55
0,167;および1997年7月22日付で発行されたDesMaraisのUS5,
650,222参照;すべて参考のためここに組み込まれる。本発明のポリマー
フォームを形成するために典型的な条件は、“水性液体を分配するための吸収材
物質”と題されたT.A.DesMaraisらにより1998年3月13日付で出願された
同時係属US特許出願09/042,418で記載されており、その開示は参考
のためここに組み込まれる。本発明向けポリマーフォームを形成するための条件
の追加開示は、“耐磨耗性ポリマーフォームおよびそれから作製されたしみ受け
”と題されたT.A.DesMaraisらにより1998年3月13日付で出願された同時
係属US仮特許出願60/077,955で記載されており、その開示は参考の
ためここに組み込まれる。
【0040】 ここで記載された、および参考のためここに組み込まれた文献で記載された様
々なしみ受けは、好ましくは液体不透過性バックシートを有している。そのバッ
クシートは、例えばポリプロピレン、ポリエチレンなどの薄層から作製すること
ができる。バックシートは、しみ受けがおかれる表面をしみ抜きクリーニング組
成物から保護する。例えば、しみ抜きクリーニングプロセスは、典型的にはテー
ブルトップのような硬質表面上で行われる。しみ受けはテーブル上におかれて、
処理される布帛がしみ受けにおかれる。しみ抜きクリーニング組成物は布帛の汚
れ部分に適用されてから、しみ受け中に流れ落ちる。バックシートの不在下では
、しみ抜きクリーニング組成物はテーブルトップ上に漏れて、それにダメージを
もたらすおそれがある。 下記例は本発明を更に説明するためであって、その制限となるものではない。
【0041】例I 標準法を用いてタバコの煙に曝してしわをつけた2枚の特大メンズジャケット
を衣類ハンガーに掛ける。次いでこれらのジャケットを、側壁が円筒状で、中央
近くでやや外側に湾曲した、2つの共面フラット末端(上および下)を有するプ
ラスチックバッグの内側に掛ける。説明のみの目的で、バッグは上下がカットさ
れた卵殻のような形状と考えられる。容器は内部へ入るためのドアを有して、そ
のドアはジッパーで閉められる。バッグの底近くの小さなスリットはベントとし
て働き、そのベントはこのプロセス中に常時開いている。 バッグの内側には、ファン、発熱体、熱電対、および発熱体と流体連絡してい
るリザーバーがある。水約99重量%および香料1重量%からなる組成物約10
0〜125mlをリザーバー中へ注いで、ドアを閉める。 外部の“オン/オフ”スイッチを入れて、布帛リフレッシュメントプロセスを
始める。多段階プロセスをコントロールするプログラム可能なマイクロプロセッ
サーへスイッチをつなぐ。最初に、温度を相対湿度約50%で約70℃へ上げる
。これはファンおよび発熱体を作働させて行うが、クリーニングおよびリフレッ
シュメント組成物は発熱体とほとんどまたは全く接触していない。この第一ステ
ップは約10〜15分間続ける。第二ステップでは、温度を約50℃へ下げ、相
対湿度を約95%以上に高める。これは蒸発させたクリーニングおよびリフレッ
シュメント組成物の導入により行う。ファンはこの第二ステップ中回し続け、約
7〜9分間続ける。 最後に、ファンを回しながら、発熱体を止めておくと、バッグの内側は約10
分間以内で約45℃まで自然に冷えてくる。ファンは自動的に止まり、プロセス
が完了したことをインジケーターのライトが知らせる。ジャケットを取り出すと
、それらは実質的にしわがなくて脱臭されており、すぐに着られる。
【0042】例II 標準法を用いてタバコの煙に曝してしわをつけた2枚の特大メンズジャケット
を衣類ハンガーに掛ける。次いで大部分のしわがついた部分を、Velからレファ
レンス7292457で市販されている、脱塩水を含有した把持式スプレーで、
しわ部分をわずかに湿らせながら浸さないように前処理した。次いでこれらのジ
ャケットを、側壁が円筒状で、中央近くでやや外側に湾曲した、2つの共面フラ
ット末端(上および下)を有するプラスチックバッグの内側に掛ける。説明のみ
の目的で、バッグは上下がカットされた卵殻のような形状と考えられる。容器は
内部へ入るためのドアを有して、そのドアはジッパーで閉められる。ベントがバ
ッグの底近くに設けられているが、オゾンがバッグ中に存在しているときそのベ
ントは閉じたままである。 バッグの内側には、ファン、紫外線ランプ、発熱体、熱電対、およびクリーニ
ングおよびリフレッシュメント組成物を含有したカートリッジを収容するための
入れ物がある。その入れ物は発熱体と流体連絡している。クリーニングおよびリ
フレッシュメント組成物は水約99重量%および香料1%からなる組成物約10
0〜125mlである。カートリッジを入れ物へ取り付けた後、ドアを閉める。 外部の“オン/オフ”スイッチを入れて、布帛リフレッシュメントプロセスを
始める。多段階プロセスをコントロールするプログラム可能なマイクロプロセッ
サーへスイッチをつなぐ。最初に、紫外線ランプを作働させてオゾンを発生させ
る。ランプは約10分間つけたままにする。ファンは場合によりこの第一ステッ
プ中回しておく。第二ステップでは、温度を約50℃へ上げ、相対湿度を約95
%以上に高める。これは蒸発させたクリーニングおよびリフレッシュメント組成
物の導入により行う。ファンはこの第二ステップ中回し続け、約7〜12分間続
ける。 最後に、ファンを回しながら、発熱体を止めておくと、バッグの内側は約10
分間以内で約45℃まで自然に冷えてくる。ファンは自動的に止まり、プロセス
が完了したことをインジケーターのライトが知らせる。ジャケットを取り出すと
、それらは実質的にしわがなくて脱臭されており、すぐに着られる。
【0043】例III クリーニングおよびリフレッシング組成物 本発明のクリーニングおよびリフレッシュメント組成物は水および香料のみか
らなるが、追加の布帛処理成分も含有させうる。例えば、本発明による布帛クリ
ーニング/リフレッシュメント組成物を、ここで記載された方法向けに、次のよ
うに調製する: 成 分 %(wt) シート カートリッジ 乳化剤(TWEEN20)* 0.5 0 香料 0.5 0.5 KATHONR 0.0003 0 安息香酸ナトリウム 0.1 0水 残 部 残 部 * ICI Surfactantsから市販されているポリオキシエチレン(20)ソルビタ
ンモノラウレート
【0044】 加えて、本発明の方法で使用上好ましい組成物は次のとおりである。 成 分 %(wt) レンジ(%wt) 水 99.0 95.1-99.9 香料 0.5 0.05-1.5 界面活性剤* 0.5 0.05-2.0 エタノールまたはイソプロパノール 0 4%まで任意 溶媒(例えば、BPP) 0 4%まで任意過酸化水素 0 4%まで任意 約6〜約8のpH範囲
【0045】例IV しみ抜きクリーニング組成物 好ましくは前記のようなディスペンサーと、TBALまたはポリHIPEフォ
ームしみ受けを使う、本発明向けのしみ抜きクリーニング組成物を次のように調
製する: 成 分 アニオン性組成物(%) 過酸化水素 1.000 アミノトリス(メチレンホスホン酸)* 0.0400 ブトキシプロポキシプロパノール(BPP) 2.000 NH4ココナツE1S 0.285 ドデシルジメチルアミンオキシド 0.031 塩化マグネシウム 0.018 硫酸マグネシウム 0.019 ヒドロトロープ、香料、その他 0.101 Kathon保存剤 0.0003 水(脱イオンまたは蒸留) 96.5目標pH 6.0 過酸化水素用の安定剤 好ましくは、前記のような染料ダメージの可能性を最少に抑えるために、H含有の前しみ抜き組成物はHの量よりも少ない量(組成物の重量)で
アニオン性またはノニオン性界面活性剤を含有している。好ましくは、界面活性
剤:Hの重量比は約1:10〜約1:1.5、最も好ましくは約1:4〜
約1:3の範囲である。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (81)指定国 EP(AT,BE,CH,CY, DE,DK,ES,FI,FR,GB,GR,IE,I T,LU,MC,NL,PT,SE),OA(BF,BJ ,CF,CG,CI,CM,GA,GN,GW,ML, MR,NE,SN,TD,TG),AP(GH,GM,K E,LS,MW,SD,SL,SZ,TZ,UG,ZW ),EA(AM,AZ,BY,KG,KZ,MD,RU, TJ,TM),AE,AL,AM,AT,AU,AZ, BA,BB,BG,BR,BY,CA,CH,CN,C R,CU,CZ,DE,DK,DM,EE,ES,FI ,GB,GD,GE,GH,GM,HR,HU,ID, IL,IN,IS,JP,KE,KG,KP,KR,K Z,LC,LK,LR,LS,LT,LU,LV,MA ,MD,MG,MK,MN,MW,MX,NO,NZ, PL,PT,RO,RU,SD,SE,SG,SI,S K,SL,TJ,TM,TR,TT,TZ,UA,UG ,US,UZ,VN,YU,ZA,ZW (72)発明者 マリアンヌ、メイ、アン、ブベット ベルギー国ベー‐1853、ストロンベーク- ビーバー、ウエメルスストラート、60、バ ス、3 (72)発明者 ジョスト、イグナス、デバエル ベルギー国ベー‐8570、ベクト、ワレゲム ストラート、29 (72)発明者 メリ、パシン ベルギー国ベー‐1180、ブリュッセル、ア ブニュ、ウーゾー、110 (72)発明者 エディー、ボス ベルギー国ベー‐3210、リンデン、ケスツ ィエルウェーク、15 Fターム(参考) 3B155 AA13 AA14 AA15 AB09 CA08 CB49 CB59 CB60 FE01 KA27 KA29 LA16

Claims (36)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 a)開口部および内部空間を形成する少くとも1つの壁を有した容器に布帛品
    を入れ; b)容器の内部空間内における空気の温度および相対湿度を既定の第一温度お
    よび既定の第一相対湿度まで既定の第一期間にわたり上昇させ;および c)第一期間の最後における容器の内部空間内における空気の温度または相対
    湿度のうち少くとも一方を既定の第二温度および既定の第二相対湿度まで既定の
    第二期間にわたり変化させる; ステップを含んでなる、布帛品を処理するための方法.
  2. 【請求項2】 布帛が、ステップa)の容器内へおかれる前に、前処理組成物と接触させられ
    る、請求項1に記載の方法。
  3. 【請求項3】 接触がスプレーで生じる、請求項1に記載の方法。
  4. 【請求項4】 蒸気が、容器の内部空間内における空気の温度および相対湿度を上げるために
    用いられる、請求項1に記載の方法。
  5. 【請求項5】 内部空間内の温度を第三温度まで下げるステップを更に含み、その第三温度が
    約45℃以下、好ましくは約40℃以下、更に好ましくは約35℃以下である、
    請求項1に記載の方法。
  6. 【請求項6】 容器が: a)発熱体 b)容器の内部空間内における空気の相対湿度を変更および維持しうる給湿機
    、好ましくはパッシブ湿度コントローラー c)ベントおよび/またはフィルター、および d)空気循環装置; を更に備えている、請求項1に記載の方法。
  7. 【請求項7】 容器が、容器の内部空間内における空気温度を変更および維持しうるアクティ
    ブ温度コントローラーを更に備えている、請求項6に記載の方法。
  8. 【請求項8】 容器が、容器の内部空間内における空気の相対湿度を変更および維持しうるパ
    ッシブ湿度コントローラーを更に備えている、請求項6に記載の方法。
  9. 【請求項9】 ベントが常時開いている、請求項6に記載の方法。
  10. 【請求項10】 蒸気が容器の内部空間内中へ導入され、該蒸気が水および香料を含んでなる、
    請求項1に記載の方法。
  11. 【請求項11】 空気循環装置がファンであって、容器の空間内における少くとも一部の空気が
    再循環されるように、ファン口が容器の内部空間内にある、請求項6に記載の方
    法。
  12. 【請求項12】 第一温度が少くとも約45℃、好ましくは少くとも約60℃、最も好ましくは
    少くとも約70℃であり、第一相対湿度が少くとも約20%、好ましくは少くと
    も約50%である、請求項1に記載の方法。
  13. 【請求項13】 第二温度が式:T=60−(0.17RH)で規定されるTよりも高く、
    ここでRHは第二相対湿度%である、請求項1に記載の方法。
  14. 【請求項14】 RHが、少くとも50%、好ましくは少くとも75%、更に好ましくは少く
    とも約85%、最も好ましくは少くとも約90%である、請求項13に記載の方
    法。
  15. 【請求項15】 第二温度が約90℃以下、更に好ましくは約80℃以下、最も好ましくは約7
    0℃以下である、請求項13に記載の方法。
  16. 【請求項16】 a)開口部および内部空間を形成する少くとも1つの壁を有した容器に布帛品
    を入れ; b)既定の第一期間にわたり内部空間中へオゾンを導入し;および c)第一期間の最後における容器の内部空間内における空気の温度または相対
    湿度のうち少くとも一方を既定の第二温度および既定の第二湿度まで既定の第二
    期間にわたり変化させる; ステップを含んでなる、布帛品を処理するための方法。
  17. 【請求項17】 第一温度が少くとも約45℃、好ましくは少くとも約60℃、最も好ましくは
    約70℃である、請求項16に記載の方法。
  18. 【請求項18】 オゾンが容器の内部空間内におけるオゾン源から生成される、請求項16また
    は17に記載の方法。
  19. 【請求項19】 オゾン源が紫外線ランプまたは高電圧源である、請求項18に記載の方法。
  20. 【請求項20】 オゾンが悪臭減少または除去、しみ抜き、衛生処理およびそれらの組合せから
    選択される効果を処理布帛へもたらす、請求項18に記載の方法。
  21. 【請求項21】 蒸気が、容器の内部空間内における空気の温度および相対湿度を変えるために
    用いられる、請求項16に記載の方法。
  22. 【請求項22】 第二期間後の冷却ステップを更に含み、内部空間内における温度が約45℃以
    下、好ましくは約40℃以下、更に好ましくは約35℃以下まで下げられる、請
    求項16に記載の方法。
  23. 【請求項23】 容器が: a)発熱体 b)容器の内部空間内における空気の相対湿度を変更および維持しうる給湿機
    、好ましくはパッシブ湿度コントローラー c)ベントおよび/またはフィルター、および d)空気循環装置 を更に備えている、請求項16に記載の方法。
  24. 【請求項24】 容器が、容器の内部空間内における空気温度を変更および維持しうるアクティ
    ブ温度コントローラーを更に備えている、請求項23に記載の方法。
  25. 【請求項25】 容器が、容器の内部空間内における空気の相対湿度を変更および維持しうるパ
    ッシブ湿度コントローラーを更に備えている、請求項23に記載の方法。
  26. 【請求項26】 ベントが常時閉じられている、請求項23に記載の方法。
  27. 【請求項27】 容器の内部空間内中へ導入される蒸気が、水および場合により香料を含む、請
    求項21に記載の方法。
  28. 【請求項28】 空気循環装置がファンであって、容器の空間内における少くとも一部の空気が
    再循環されるように、ファン口が容器の内部空間内にある、請求項23に記載の
    方法。
  29. 【請求項29】 空気循環装置が、0.05〜10m/s、更に好ましくは0.1〜5m/s、
    最も好ましくは0.5〜2m/sの空気速度を衣類周辺で供する、請求項28に
    記載の方法。
  30. 【請求項30】 第二温度が式:T=60−(0.17RH)で規定されるTよりも高く、
    ここでRHは第二相対湿度%である、請求項16に記載の方法。
  31. 【請求項31】 RHが、少くとも50%、好ましくは少くとも75%、更に好ましくは少く
    とも約85%、最も好ましくは少くとも約90%である、請求項30に記載の方
    法。
  32. 【請求項32】 第二温度が約90℃以下、更に好ましくは約80℃以下、最も好ましくは約7
    0℃以下である、請求項16に記載の方法。
  33. 【請求項33】 クリーニングおよびリフレッシング組成物を含有したカートリッジが容器の内
    部空間内中へ導入され、クリーニングおよびリフレッシュメント組成物が容器の
    内部空間内中へカートリッジから放出される、請求項1または16に記載の方法
  34. 【請求項34】 容器がフィルターを更に備えている、請求項16に記載の方法。
  35. 【請求項35】 フィルターがファンのすぐ近くにある、請求項34に記載の方法。
  36. 【請求項36】 衣類が、好ましくは1以上の引き伸ばし装置により、サイクルの開始前に引き
    伸ばされまたは引張られる、請求項1〜35のいずれか一項に記載の方法。
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