JP2002537857A - 遺伝子スクリーニング - Google Patents

遺伝子スクリーニング

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JP2002537857A
JP2002537857A JP2000603425A JP2000603425A JP2002537857A JP 2002537857 A JP2002537857 A JP 2002537857A JP 2000603425 A JP2000603425 A JP 2000603425A JP 2000603425 A JP2000603425 A JP 2000603425A JP 2002537857 A JP2002537857 A JP 2002537857A
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    • C12Q1/68Measuring or testing processes involving enzymes, nucleic acids or microorganisms; Compositions therefor; Processes of preparing such compositions involving nucleic acids
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Abstract

(57)【要約】 遺伝子材料試料(10)中の核酸配列コピー数についてスクリーニングする方法であって、該方法は、複数の異なる遺伝子プローブ(14)を導入して遺伝子試料(10)とハイブリダイズさせることを含む。これらのプローブ(14)は、同じ又は実質的に同じプライマー結合部位と隣接し、それにより、試料結合したプローブの単一プライマー対を用いる増幅を可能にし、従って、異なる配列コピー数を同時にスクリーニングすることを可能にする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】 本発明は、配列コピー数に関するスクリーニング、特に複数の核酸配列のコピ
ー数の変化についての実質的に同時のスクリーニングに関係する。
【0002】 遺伝子配列の正常なコピー数の喪失若しくは減少(欠失)又はコピー数の増加(
増幅)は、広く一般に重要である。かかる遺伝子変化は、特発性精神薄弱と新生
物程にも異なる病気を含む体細胞及び生殖細胞系列の両者に特徴的な表現型の基
礎となることが知られている。かかる遺伝子変化の部位及び性質の実証は、原因
遺伝子の同定及び適当且つ有効な治療法の開発に決定的に重要である。
【0003】 原則として、遺伝子欠失についてサザーンブロットハイブリダイゼーションを
用いてスクリーニングすることは可能である。しかしながら、この方法は、ヘテ
ロ接合性を必要とし、多形遺伝子座におけるヘテロ接合性の喪失を用いて、一つ
の対立遺伝子の存在しないことを体細胞又は生殖細胞系列において示すことがで
きるが、その有効性は、ヘテロ接合性の必要性及びゲノムの小さい画分をスクリ
ーニングする場合でさえ反復する試験を要することにより制限される。
【0004】 もし十分な注意を払って定量的収量を確実にするならば、ポリメラーゼ連鎖反
応(PCR)を用いて、コピー数についてスクリーニングすることができ、増幅が
進むにつれての産物の蓄積を追跡することにより、定量的PCRを確実にする特
殊化した系が開発された。しかしながら、かかる系は、複数の変化の実質的に同
時の満足な分析を与えない。
【0005】 本発明によって、遺伝子材料の試料中の標的核酸配列のコピー数についてのス
クリーニング方法を提供するが、該方法は、試料に、各標的配列とハイブリダイ
ズするのに適し且つ同じ又は実質的に同じプライマー結合部位と両端で隣接する
複数の異なる遺伝子プローブを導入し、その試料を、これらのプローブのそれら
の各配列へのハイブリダイゼーションに好適な条件にかけ、そして試料結合した
プローブのプライマー対を用いる増幅にかけることを含む(増幅されたプローブ
のそれぞれの量の分析は、各核酸配列の試料中のコピー数の定量的測定を与える
)。
【0006】 好ましくは、各プローブは、例えば、分離用ゲルによる特徴的な顕著な移動性
を有することにより、他のものから識別可能である。好ましくは、複数の異なる
プローブは、各々それぞれの標的核酸配列に特異的に選択した異なるプローブの
予め決めたセットを含む。このセットは、複数の異なる核酸配列の同時の又は実
質的に同時のスクリーニングに適したプローブを含むことができ、それで、生成
される各プローブ生成物の量の、好ましくはポリメラーゼ連鎖反応(PCR)を用
いる測定は、試料中の各配列のコピー数の定量的測定を可能にする。この方法を
用いて、異なる遺伝子の配列又は遺伝子内の異なる配列例えば真核生物遺伝子内
の異なるエキソンをスクリーニングすることができる。好ましくは、この方法を
用いて、遺伝子の変化例えば遺伝子の欠失(配列コピー数の減少)及び遺伝子増幅
(配列コピー数の増加)を検出する。
【0007】 好ましくは、遺伝子材料を、ハイブリダイズした隣接プライマーが同様に固定
化されるように、ハイブリダイゼーション前に固定化する。好ましくは、プロー
ブの過剰を用いる。
【0008】 迅速な同定のための標識(例えば、蛍光標識)したプローブが、好適に用いられ
る。1セットより多くのプローブを、同時に又は順次的に用いることができる。
隣接プライマー対は、各プローブ対につき、同じであっても異なってもよい。
【0009】 好ましくは、この方法は、プライマー結合配列間のハイブリダイゼーションを
回避し又は軽減する手段を含む。競争するオリゴヌクレオチドを、好ましくは、
ハイブリダイゼーション段階で、試料に導入して、各プローブに隣接するプライ
マー結合部位に解離可能に結合させることにより、プライマー結合部位の相互作
用を軽減させることができる。
【0010】 好ましくは、未結合のプローブ及びプライマーを、ハイブリダイゼーション段
階の後、分析の前に、結合したプローブから、徹底的に洗い去る。
【0011】 この方法を用いて、DNA、RNA及び/又はcDNAを、適当なプローブセ
ットを用いてスクリーニングすることができる。この方法を用いて、体細胞及び
/又は生殖細胞系列の配列をスクリーニングすることができる。この方法を用い
て、多形変化についてスクリーニングすることができる。
【0012】 この発明は、更に、前記の7つの段落の何れかに実質的に記載したプローブの
セットを提供する。
【0013】 この発明は、尚更に、かかる前記の8つの段落の何れかに記載した方法のため
のキットを含むことができ、かかるキットは、一般的に上記したプローブのセッ
ト、増幅用プライマー及び増幅及び増幅生成物の分析を可能にする手段を含む。
【0014】 本発明を、今から、添付の図面のみを参照して、実施例によって説明する。
【0015】 図1を参照して、遺伝子材料の試料中の標的核酸配列のコピー数についてスク
リーニングする方法を提供するが、この方法は、各標的配列とのハイブリダイズ
に適し且つ同じ又は実質的に同じプライマー結合部位と両端で隣接する複数の異
なる遺伝子プローブを試料に導入し、この試料を、これらのプローブの各配列へ
のハイブリダイゼーションに有利な条件にかけること及び隣接プライマー対を利
用する試料結合したプローブの増幅を含み、増幅されたプローブのそれぞれの量
の分析は、試料中のそれぞれの核酸配列のコピー数の定量的測定を与える。
【0016】 この方法を用いて、遺伝子変化について、特に、体細胞及び生殖細胞系列の両
方における遺伝子配列のコピー数の欠失及び増幅についてスクリーニングするこ
とができる。
【0017】 図1(10)に図式表示したスクリーニングすべき遺伝子材料の試料(DNA、
cDNA及び/又はRNAを含むことができる)を、ナイロンフィルター等の媒
体(12)上に可逆的に固定化する。
【0018】 複数のプローブ(14)を、特異的核酸配列を、もし試料中に存在するならば、
捜し出してハイブリダイズするためにデザインして調製する。これらのプローブ
(14)を、異なるそれぞれの核酸配列を捜し出すように操作可能な各種の異なる
プローブのセットを含むように選択する(該核酸配列は、例えばそれを採取した
生物の特定の病気に関与する疑いのある配列であってよい)。特定の遺伝子配列
のコピー数の変化は、癌及び精神薄弱等の病気に関与することが知られており、
例えば、ある症状がこれらの病気の関与を示唆する場合に、これらの配列に特異
的なプローブを調製して、本発明の方法論に従って用いるプローブセットに含ま
せることができる。
【0019】 適当なプローブセットを造るか又は同定した場合には、それを、それらのプロ
ーブのそれぞれの核酸配列(存在する場合)へのハイブリダイゼーションに好適な
条件下で、固定化遺伝子材料に化学量論的に過剰に導入する。
【0020】 一度ハイブリダイゼーションを与えるのに十分な時間が経過したならば、未結
合のプローブを徹底的に洗い去り、PCRを用いて結合プローブを増幅する。
【0021】 異なるプローブの両端に隣接する同じプライマー対結合部位の利用は、この方
法の上首尾の操作に重要であり、異なる結合プローブを単一プライマー対を一緒
に用いて増幅させ、それ故、複数の異なる遺伝子座を同時にスクリーニングする
ことを可能にする。
【0022】 異なるプローブに隣接するプライマー結合部位間の多少の相互作用が経験され
たが、この問題は、それぞれのプライマー結合部位に解離可能に結合しそれによ
りかかる望ましくない相互作用を阻止するがその後の増幅プロセスに悪影響を及
ぼさない過剰の競争的オリゴヌクレオチドのハイブリダイゼーション溶液の添加
によって扱われた。これらのオリゴヌクレオチドは、一度これらのプローブの試
料へのハイブリダイゼーションが完了したならば、はずされて、これらの結合部
位への増幅プライマーのハイブリダイゼーションを与える。
【0023】 プローブのそれぞれのセットは、オリゴヌクレオチドアダプターへの連結によ
り又は一層簡単には、それらのプローブをクローニングベクターの同じ部位に挿
入するように調製して、クローニング部位に隣接する増幅用のプライマーを利用
することにより作成することができる。図6は、ベクターpZero2のクロー
ニング部位を示しており(配列は、InVitrogenにより提供されている:http://ww
w.invitrogen.com/vecseq-gcg/pzero2.seq)、鈍端化断片をクローン化するのに
用いるEcoRV部位(小文字)に隣接するプライマーPZA及びPZBを示して
いる。それ故、これらのプライマーを用いて増幅した生成物は、クローン化イン
サートよりも59bp長い。このように、各々異なる遺伝子座を検出するが両端
で同じプライマー結合部位に隣接するプローブのセットを調製することが可能で
ある。
【0024】 プローブセットを、各々の寄与するプローブを例えば分離用ゲルにおける移動
度によって区別し得るように造ることは重要である。増幅後に、対応する移動度
の生成物の出現は、特定のヌクレオチド配列の存在を従って標的試料中のその配
列の存在を報告するように作用する。過剰のプローブを用いる場合、及び増幅を
定量的フェーズに限る場合、各生成物の絶対量は、試験した試料中のそのコピー
数を反映する。異なるプローブは、異なる効率で増幅することができるが、各プ
ローブからの比例する寄与は、その試料中の供与量を反映するであろうし、同じ
プローブセットを用いて試験した異なる試料間の比較から推論することができる
。増幅されるのは保持されたプローブであって試料ではないので、生成物のゲル
移動度は、(例えば)その遺伝子座の制限断片長多形(RFLP)の存在により影響
されない。
【0025】 下記の特徴的実験は、本発明の方法を用いて、複数の異なる遺伝子配列を同時
にスクリーニングすることを行った。43の増幅可能なプローブのセットを、鈍
端化断片をpZeroのEcoRV部位(図6)にクローン化してから、この部位
に隣接するベクタープライマーを用いて増幅し、異なる長さのプローブの混合物
を選択することにより生成した。この混合物は、7つの常染色体(1、5、11
、16、17、18及び22)並びにX及びY染色体に由来するプローブを含ん
だ。
【0026】 43のプローブの初期混合物を、配列決定及びハイブリダイゼーションにより
分散した反復エレメントを含まないことが公知のプラスミド及びプラスミド断片
からサブクローン化し;Yリンクしたプローブ(SRY)の一つの場合には、13
60bpの断片を、プライマーSRYA(5'GCAGTAGAGCAGTCAGGGAG3')及びSRY
B(5'GGGGAGAGAAAGAAACAAGTTTG3')を用いて増幅した。クローン化ゲノムDNA
の他の起源は、1番染色体、pJBT2(JALA、未公開);5番染色体、pM
S621(Armour等、1996);11番染色体、pEJ6.6(Goldfarb等、1982);
16番染色体、pRN6N6A(JALA及びR.M.Badge,未公開);17番染色体
、pYNZ22(Nakamura等、1988);18番染色体、pMS440(Armour等、1
990);22番染色体、pMS632c(Armour等、1995);X染色体、pMS61
3(Armour等、1990)であった。ゲノムインサートの単離及び鈍端を生成する頻繁
に切断する制限酵素での消化(一般に、AluIとHaeIIIを用いる二重消
化)の後に、生成した一層小さい断片を、pZero2(InVitrogen)のEcoR
V部位にクローン化し、大腸菌TOP10(InVitrogen)にて増殖させた。ミニサ
テライトを含むクローンに由来するDNA中の反復領域を回避するように注意し
た。
【0027】 図6に関して、一次クローンに由来する鈍端化制限断片をpZero2(InVit
rogen)のEcoRV部位にクローン化することにより調製したプローブを、直接
、細菌細胞(Sandhu等、1989)から、隣接ベクタープライマーPZA(5'AGTAACGGC
CGCCAGTGTGCTG3')及びPZB(5'CGAGCGGCCGCCAGTGTGATG3')を用いて増幅した。
これらのプライマーのpZero−2における位置は、図6に示してある。PC
Rを、アドバンストバイオテクノロジーズバッファーIV(75mMトリス−H
Cl pH8.8、20mM (NH4)2SO4、0.01%ツイーン)中で、各0
.2mMのdNTP、1mM MgCl2、0.2μMの各プライマー及び0.
05U/μlのTaqDNAポリメラーゼ(Advanced Biotechnologies)を用いて
行った。反応物(通常、10μl)を(95℃で1分間/70℃で1分間)の25サ
イクルにかけた。33Pで末端標識したPZAを用いて増幅した生成物を、変性6
%ポリアクリルアミド/50%尿素ゲル上で分離し、プローブ混合物は、すべて
の成分プローブの移動度が異なるようにアセンブルした。
【0028】 固定化のための試料DNAを、5μlより少ない初期容積で調製し、1μlの
1M NaOHの添加により変性させ、ナイロンフィルター(MSI MAGN
A、凡その寸法2mm×4mm)上にスポットして(一度に1μl)、適用の間に
溶液を乾燥させた。すべてのDNAを加えた時点で、そのDNAを、U.V.照
射を用いて、フィルター上に不可逆的に結合させた。多くのフィルターを同ハイ
ブリダイゼーションにおいて用いるべきなので、個々のマーカーを縁に切り込み
、角によって各フィルターの身元を明らかにした。
【0029】 フィルターを1mlの予備ハイブリダイゼーション溶液(0.5M リン酸ナ
トリウム、pH7.2、7%SDS、0.1mg/ml アルカリ変性したニシ
ン精子DNA)中で、一晩、65℃で、予備ハイブリダイズさせ、ハイブリダイ
ゼーション前に、これを200μlの予備ハイブリダイゼーション溶液に変性し
たヒトのCot−1DNA(Gibco BRL)を加えたものと交換して、終濃度を10
μg/mlとした。1μl中に約100pgの各配列を含むプローブ混合物を7
μgの大腸菌DNA(DH5αDNA、HaeIIIで消化したもの)及び1μg
のヒトCot−1DNA(Gibco BRL)と混合し、2μlの1M NaOHを加え
て変性させた。37℃で1分間経過した後に、このプローブ混合物を、氷上に置
き、3μlの1M NaH2PO4を加えることにより中和して、ハイブリダイゼ
ーション溶液に加えた。
【0030】 ハイブリダイゼーションを65℃で一晩行わせ、それらのフィルターを65℃
で、(a)1mlの予備ハイブリダイゼーション溶液の2交換液、(b)200ml
の1×SSC/1%SDS及び(c)500mlの0.1×SSC 0.1%SD
S中で徹底的に洗った。洗ったフィルターを、次いで、個々の50μlの増幅用
反応物(プローブ増幅に関する成分)にトランスファーし、結合DNAを95℃で
1分間/70℃で1分間の5サイクルで増幅した。
【0031】 次いで、この低レベル予備増幅した溶液を、33P5’末端標識したプライマー
PZAを用いる、更なる10μlの増幅用反応物に播種するのに用いた。標識し
たPCR生成物が、72℃20分間の最終インキュベーション(完了させるため
に、アンテンプレーテッドAを3’末端に添加)で与えられ、等容のホルムアミ
ド染料混合物(98%ホルムアミド、10mM EDTA、pH8.0、1mg
/mlキシレンシアノールFF、1mg/mlブロモフェノールブルー)を加え
、そしてこのDNAを100℃で2分間変性させてから氷上に置いた。この変性
した試料から、4μlを6%ポリアクリルアミド/50%尿素ゲル(0.5×T
BE中)のウェルに載せ、そのゲルを90Wで(約45℃のゲル温度を維持)、キ
シレンシアノール染料がゲルの端近くに来るまで泳動した。ゲルを10%メタノ
ール/10%酢酸中で固定し、放射能を標準的オートラジオグラフィーにより又
は(定量的分析には)ストレージホスホルイメージャースクリーン(Molecular Dyn
amics)により捕獲したデータに対してImageQuantソフトウェア分析を
用いて検出した。
【0032】 このプローブセットと、一人の男性及び3人の女性からのDNAとのハイブリ
ダイゼーションのスクリーニング結果を、図2に示す。常染色体遺伝子座は、す
べての個人間で同等のシグナルを与えているが;プローブ毎に絶対強度に変化が
あり、全体に対する各バンドの相対的寄与は、高度に再現性がある。対照してみ
ると、Y由来のプローブのみが、男性のDNAとのハイブリダイズにおいて強い
シグナルを与えている。Xリンクしたプローブからの相対的シグナルは、男性に
おいて約50%減少している(図3及び4)。
【0033】 図5は、各プローブからの標準化した相対的シグナルを、プローブの長さに対
してプロットして示しており;シグナル強度は、そのプローブについての常染色
体遺伝子座について試験したすべての個人間の(Xリンクしたプローブについて
は、すべての女性の間の)平均値に対して及びYリンクしたプローブについては
男性に対して標準化してある。四角く囲んだ点は、男性のXリンクした遺伝子座
についての点(約50%のシグナル強度)及び女性のYリンクしたプローブについ
ての点(ゼロに近い)である。この実験は、ホモ接合性欠失(女性におけるYリン
クした遺伝子座)又はヘミ接合性欠失(男性におけるXリンクした遺伝子座)の予
想された検出を表している。140〜600bpの大きさの範囲において、この
シグナルは、コピー数変化を一貫して反映しているようである。
【0034】 ハイブリダイゼーション後に見られる殆どすべての増幅されたバンドは、大き
さにおいて、予想されたプローブと一致した。しかしながら、公知の起源のプロ
ーブと一致しなかった3つのバンドがあり(図2でアスタリスクで印してある);
これらの内で一番大きいものは、明らかに、Yリンクしている。これらのバンド
の出現についての最も簡単な説明は、それらは、同時に作られた他のプローブに
よるプローブ混合物の汚染の結果であるというものである。標的DNAから回収
されるバンドの強度は(ハイブリダイゼーションが完了に近づいたならば)、その
標的DNA中のコピー数に依存し、プローブ混合物中の濃度に依存しないので、
たとえ比較的少量の付加的プローブの汚染でも、増幅生成物中に、予想されたバ
ンドと同じ強度で、予想外のバンドの出現を生じることができた。これらの付加
的バンドの2つに対応するプローブ断片は、初期プローブ混合物の成分として検
出可能である。付加的プローブのたとえ少量の汚染でも回避することの重要性は
、それらのプローブのクローンとしての(PCR生成物ではなく)単離及び貯蔵の
利点を表す(汚染されてないプローブ調製物を、コロニー精製されたクローンか
ら再構成することができるので)。
【0035】 この方法の効率は、多くの遺伝子座(この実験では、43プローブ)を同時に調
べるその能力に由来する。ここで用いる形式においては、放射性標識したプロー
ブを変性ポリアクリルアミドゲル電気泳動を用いて分離するが、同時に分析する
ことのできるプローブ数は、ゲルの分解能によってのみ制限される。140〜6
00bpに及ぶ大きさのプローブがこの実験では上首尾に用いられてきたので、
プローブの大きさでの注意深い選択は、百より多くのプローブを含むプローブセ
ットへと導くことができたが、これは(例えば)、染色体特異的なサブセットとし
て、メガベースの分離でのコピー数の分析に用いることができよう。
【0036】 その上、一層の高分離が、蛍光標識したプローブと自動化配列分析用にデザイ
ンされた装置及びソフトウェアを用いて達成され得る。これは、広範囲における
単一塩基の分離(それ故、レーン当たりの更なる探査の可能性)の利点を有するだ
けでなく、単一トラックで複数の蛍光体を用いることもできよう。従って、(例
えば)もし各セットのプローブが異なるプライマー結合部位と隣接する(一のセッ
ト内では同一)各100プローブの4セットをアセンブルしたならば、それらは
、同一の標的とハイブリダイズすることができ、結合プローブの最初の回収及び
すべてのプライマー対を用いる低レベルの予備増幅の後に、各セットを、それ自
身のプライマー対(一つは、蛍光性)を用いて選択的に増幅することができ、生成
した蛍光性生成物の4つのセットを混合して、同一のレーンで泳動することがで
きよう。同様に、同じプライマーが、異なる蛍光標識を利用できたならば、2つ
の試料(例えば、同一人物からの腫瘍と正常な試料)の間の直接的比較を、各々か
らの生成物を異なる蛍光体を用いて標識して、ゲルの同じレーンで泳動すること
により行うことができよう。
【0037】 本形式においては、ポリアクリルアミドゲル電気泳動の高分離が、生成物の多
くの異なる遺伝子座からの同時の区別を可能にするが、たとえすべての利用可能
な「スロット」をプローブセットの賢明なアセンブリにて用いても、この形式は
、おそらく、1レーンで分離し得る所定のプライマー対と隣接したプローブの数
を約500までに制限し、それ故、もし異なる隣接プライマーを有する4つのプ
ローブのセットを同時に用いることができれば、2000プローブ未満を同時に
この試験で調べることができる。この分析の分離能を、電気泳動に依存しない増
幅されたプローブの定量的検出のための形式を用いることによって増大させるこ
とは可能であろう。一つの別法は、プローブ自体を生成したクローンのアレイを
標識するために回収されたプローブを利用すること;アレイ−CGH(Pinkel等
、1998)に類似するが追加された効率を有する手順であろうが、本発明による方
法、MAPHは、既に、比例する量の関連する単一コピーのプローブをゲノム標
的から生成しており、その混合物の複雑度を低減し(増大されたハイブリダイゼ
ーション速度のために)、そして、多コピー配列を回避することにより、おそら
く、一層大きいシグナル:ノイズ比での定量を可能にする。
【0038】 ここに説明した実験は、ゲノムDNAを標的核酸として利用してきたが、この
方法の拡張は、遺伝子発現の高度に並行的な分析のために、RNA(又はcDN
A)を調べるためにプローブを利用することであろう。現在の遺伝子発現の定量
のためのRT−PCRベースの方法は、多くの遺伝子座の同時の単一の分析を可
能にしない。
【0039】 この方法を用いて、標的遺伝子内の異なる遺伝子及び/又は配列に関係する複
数の配列を、変更につき、スクリーニングする(例えば、真核生物遺伝子中のエ
キソンコピー数の変化についてスクリーニングする)ことができよう。
【0040】 (例えば)特発性精神薄弱(IMR)における欠失及び増幅を検出するための本発
明の方法の利用は、遺伝子座の不在が、多形から生じるよりも異常であるという
ことを仮定している。これは、(IMRの場合には)両親の分析により最も簡単に
調べることができるが、この技術の一層広い応用が、多形が存在する/存在しな
い遺伝子座を発見することはあり得ることである。もしこの種の十分な(十分に
情報を与える)遺伝子座が利用可能であれば、かかるプローブの相互に適合性の
「多形セット」へのアセンブリは、同時に、(凡そ)50〜100遺伝子座を、シ
ーケンシングゲルの単一レーンにおけるゲノタイピングを;混合DNA試料の分
析と合わせて可能にするであろう(かかるシステムは、非常に高スループットの
ゲノタイピングを、高価な又は複雑な装置への出資の必要なく、与えることがで
きよう)。
【0041】 前述の明細書中では、特に重要と思われるこの発明の特徴に注意を引くように
努力しているが、出願人は、上記の及び/又は図面に示した任意の特許可能な特
徴又は特徴の組合せに関して、特定の強調があってもなくても、保護を要求して
いるということは理解されるべきである。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の方法の概略図である。
【図2】 本発明の方法により、4つの無関係のヒト由来の試料から生成されたゲル泳動
を示す図である。
【図3】 図2のゲルの中央領域IIIの拡大図である。
【図4】 1人の男性の試料(上段のトレース)及び1人の女性(下段のトレース)に由来す
るゲルの領域IIIの定量的分析の結果を示す図である。
【図5】 プローブの大きさに対してプロットして示した種々のプローブからの相対的シ
グナルを示す図である。
【図6】 pZero2のEcoRVクローニング部位及びEcoRV部位にクローン化
された断片からプローブを生成するために用いられる対応するプライマーの組合
せ(PZA及びPZB)を示す図である。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (81)指定国 EP(AT,BE,CH,CY, DE,DK,ES,FI,FR,GB,GR,IE,I T,LU,MC,NL,PT,SE),OA(BF,BJ ,CF,CG,CI,CM,GA,GN,GW,ML, MR,NE,SN,TD,TG),AP(GH,GM,K E,LS,MW,SD,SL,SZ,TZ,UG,ZW ),EA(AM,AZ,BY,KG,KZ,MD,RU, TJ,TM),AE,AL,AM,AT,AU,AZ, BA,BB,BG,BR,BY,CA,CH,CN,C R,CU,CZ,DE,DK,DM,EE,ES,FI ,GB,GD,GE,GH,GM,HR,HU,ID, IL,IN,IS,JP,KE,KG,KP,KR,K Z,LC,LK,LR,LS,LT,LU,LV,MA ,MD,MG,MK,MN,MW,MX,NO,NZ, PL,PT,RO,RU,SD,SE,SG,SI,S K,SL,TJ,TM,TR,TT,TZ,UA,UG ,US,UZ,VN,YU,ZA,ZW

Claims (26)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 遺伝子材料の試料中の標的核酸配列(10)のコピー数につい
    てスクリーニングする方法であって、該方法は、その試料(10)に、それぞれの
    標的配列にハイブリダイズするのに適し且つ同じ又は実質的に同じプライマー結
    合部位と両端で隣接している複数の異なる遺伝子プローブ(14)を導入し、その
    試料(10)をこれらのプローブ(14)のそれぞれの配列へのハイブリダイゼーシ
    ョンに好適な条件にかけること及び試料結合したプローブ(14)のプライマーの
    対を利用する増幅を含み、増幅されたプローブ(14)のそれぞれの量の分析が、
    試料(10)中のそれぞれの核酸配列のコピー数の定量的測定を与える、上記の方
    法。
  2. 【請求項2】 各プローブ(14)が、他のものから、例えば、分離用ゲル中
    での顕著な移動度の特徴を有することにより区別され得る、請求項1に記載の方
    法。
  3. 【請求項3】 複数の異なるプローブ(14)が、各々がそれぞれの標的核酸
    配列に特異的であるように選択した異なるプローブの予め決めたセットを含む、
    請求項1又は2に記載の方法。
  4. 【請求項4】 セットが、複数の異なる核酸配列のスクリーニングに適した
    プローブ(14)を同時に又は実質的に同時に含み、それで、生成された各プロー
    ブ生成物の量の測定が、試料中のそれぞれの配列のコピー数の定量的測定を可能
    にする、請求項3に記載の方法。
  5. 【請求項5】 ポリメラーゼ連鎖反応を用いて、生成された各プローブ生成
    物の量を測定する、請求項4に記載の方法。
  6. 【請求項6】 異なる遺伝子の配列又は遺伝子中の異なる配列の例えば真核
    生物遺伝子中の異なるエキソンのスクリーニングに用いられる、前記の請求項の
    何れかに記載の方法。
  7. 【請求項7】 遺伝子の変化例えば遺伝子の欠失(配列コピー数の減少)及び
    遺伝子の増幅(配列コピー数の増加)を指示するために用いられる、前記の請求項
    の何れかに記載の方法。
  8. 【請求項8】 遺伝子材料(10)を、ハイブリダイゼーション前に固定化し
    、それで、ハイブリダイズした隣接プライマーが同様に固定化される、前記の請
    求項の何れかに記載の方法。
  9. 【請求項9】 過剰のプローブ(14)を用いる、前記の請求項の何れかに記
    載の方法。
  10. 【請求項10】 迅速なハイブリダイゼーションのために標識したプローブ
    (14)を用いる、前記の請求項の何れかに記載の方法。
  11. 【請求項11】 蛍光標識で標識したプローブを用いる、請求項10に記載
    の方法。
  12. 【請求項12】 1セットより多くのプローブ(14)を同時に又は順次的に
    用いる、請求項3〜11の何れかに記載の方法。
  13. 【請求項13】 隣接プライマー対が、プローブ(14)の各セットについて
    同じである、請求項12に記載の方法。
  14. 【請求項14】 隣接プライマー対が、プローブ(14)の各セットについて
    異なっている、請求項12に記載の方法。
  15. 【請求項15】 プライマー結合配列間のハイブリダイゼーションを回避し
    又は軽減する手段を含む、前記の請求項の何れかに記載の方法。
  16. 【請求項16】 競争的オリゴヌクレオチドを試料に、好ましくはハイブリ
    ダイゼーション段階で導入して、各プローブに隣接するプライマー結合部位に解
    離可能に結合させ、それにより、プライマー結合部位の相互作用を軽減する、請
    求項15に記載の方法。
  17. 【請求項17】 未結合のプローブ(14)とプライマーを、ハイブリダイゼ
    ーション後、分析の前に、徹底的に洗って、結合したプローブ(14)から除去す
    る、前記の請求項の何れかに記載の方法。
  18. 【請求項18】 適当なプローブセットを用いてDNA、RNA及び/又は
    cDNAをスクリーニングするために用いられる、請求項3〜17の何れかに記
    載の方法。
  19. 【請求項19】 体細胞及び/又は生殖細胞系列の配列をスクリーニングす
    るために用いられる、請求項18に記載の方法。
  20. 【請求項20】 多形性の変化についてスクリーニングするために用いられ
    る、請求項18又は19に記載の方法。
  21. 【請求項21】 前記の請求項の何れかに実質的に記載されたプローブ(1
    4)のセット。
  22. 【請求項22】 前記の請求項の何れかに記載した方法のためのキットであ
    って、一般に上で規定したプローブセット(14)、増幅用プライマー並びに増幅
    及び増幅生成物の分析を可能にする手段を含む、当該キット。
  23. 【請求項23】 実施例及び図面に関して実質的に上に記載した遺伝子材料
    の試料中の標的核酸配列のコピー数についてスクリーニングする方法。
  24. 【請求項24】 実施例及び図面に関して実質的に上に記載したプローブの
    セット。
  25. 【請求項25】 実施例及び図面に関して実質的に上に記載した遺伝子材料
    の試料中の標的核酸配列のコピー数についてスクリーニングする方法のためのキ
    ット。
  26. 【請求項26】 ここに開示した任意の新規な主題事項又は新規な主題事項
    の組合せであって、前記の請求項の何れかと同じ発明の範囲内にあるか若しくは
    ないか又は前記の請求項の何れかと同じ発明と関連するか若しくは関連しない、
    上記の新規な主題事項又は新規な主題事項の組合せ。
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