JP2002537740A - 移動体通信における複数の多重アクセスタイプの利用 - Google Patents

移動体通信における複数の多重アクセスタイプの利用

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Abstract

(57)【要約】 第1の通信システムは、第2の通信システムと、少なくとも部分的な地理的重複カバーエリアを有し、時間分割多重アクセス(TDMA)のコンポーネントを伴う符号分割多重アクセス(CDMA)を利用する第1の通信システムにおける無線送信アクセスを伴う。第1の通信システムの基地局は、エアーインターフェースを介して加入者端末と通信し、共通ブロードキャスト物理チャネルを少なくとも動的キャリア/タイムスロットのコンビネーション上でブロードキャストする。共通ブロードキャスト物理チャネルは、ブロードキャストシステム識別情報を含む。加入者端末は、ブロードキャストシステム識別情報を利用し、第1の通信システムの伝送と第2の通信システムの伝送を区別する。さらに、加入者端末は、ブロードキャストシステム識別情報を、第1の通信システムにおけるフレーミング送信のために利用する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、多重アクセス型技術を利用する無線若しくは移動通信システムに関
連し、さらに詳細には、CDMA/TDMAシステムのような、多重アクセス型
技術システムにおけるチャネル選択方法に関連する。
【従来の技術】
無線若しくは、移動通信システムにおいて、移動端末(例えば、移動体通信電
話)の形態を取るユーザー装置は、典型的には、基地局とエアーインターフェー
スを介して無線通信を行う。多数のユーザー、例えば、多数の移動端末が移動体
通信システムにアクセするための数多くの技術が存在する。一般的な技術の一つ
(周波数分割多重アクセス[FDMA])は、複数の搬送無線周波数を採用し、各
ユーザーを異なる無線周波数に割り当てる。しかし、無線周波数の同時転送は、
1の無線を必要とするので、コストを削減し、提供されるサービスの柔軟性を向
上するために他の技術がしばしば利用される。そのような他の技術の一つが、時
間分割多重アクセス[TDMA]である。ここでは、各搬送周波数が情報のフレー
ムを搬送するように概念付けられ、各フレームはタイムスロット若しくはチャネ
ルに分割され、異なるユーザーは異なるタイムスロットを利用する。典型的は、
トラヒックを移動端末から基地局へ送信するための“アップリンク”タイムスロ
ット若しくはチャネルと、トラヒックを基地局から移動端末へ送信するための“
ダウンリンク”タイムスロットが必要となる。
【0002】 FDMAとTDMAを結合する技術の一例(マルチキャリアTDMA[MC/
TDMA])は、ヨーロッパで、DECTという名で1880から1900MH
zのスベクトルにおいて動作している。DECTの側面は、ETR310(19
96年8月 Annex E: DECT Instant Dynamic Channel Selection (DCS)Procedu
res, pp.69-74)に記載されている。DECTは、まず地理的範囲において極め
て制限的な企業内移動通信システムに導入された。DECTにおいては、移動端
末は、常に最も近い(最強)基地局にロックされている。最強基地局に自身をロ
ックさせた後、移動端末は、定期的に更新される最少干渉チャネルのリストを生
成する。移動端末のユーザーが電話をかけようとすると、移動端末は最良チャネ
ルを選択し、アクセス要求(RACH)メッセージを最強基地局へ送信する。こ
の要求は、基地局受信RFキャリアスキャニング順序と同期して送信される。も
し、応答が適切な2重応答スロットで受信されると、2重チャネルが確立される
。DECTにおいては、ハンドオーバーは移動端末によって制御される。自動若
しくはシームレス(“通信が途切れる前の”)ハンドオーバーは、別の基地局が
最強になると同時に行われる。DECTは、ページング及びシステム情報を全て
のダウンリンクチャネル上で提供する。
【0003】 移動体通信サービスは、符号分割多重アクセス(CDMA)という名で知られ
る、他の多重アクセス技術を利用しても提供することができる。CDMA移動体
通信システムでは、基地局と特定の移動端末の間で伝送される情報は、同一無線
周波数を利用している他の移動端末かへの情報と区別するために、数学的符号(
例えば、拡散符号)によって変調される。このようにCDMAでは、個別の無線
リンクが符号に基づいて識別される。さらに、CDMA移動通信では、典型的に
適切に拡散される同一ベースバンド信号はいくつかの基地局から送信されるが、
重複するカバーエリアを有している。移動端末はこのように、いくつかの基地局
から同時に送信される信号を受信し利用する。さらに、無線環境は急速に変化す
るので、移動端末は恐らく同時にいくつかの基地局への無線チャネルを有するが
、それは、例えば、移動端末が最良チャネルを選択し、必要であれば、無線干渉
を低く、キャパシティを高く維持するために様々な基地局から移動端末への信号
を利用することができるようにするためである。移動端末による、多数の基地局
からの/への無線チャネルの利用は、例えばCDMAシステムにおいて発生する
が、“ソフトハンドオーバー”又は“マクロダイバーシチ”と呼ばれる。ある地
理的エリアでは、FDMA/CDMA若しくはMC/CDMAは、1920MH
zから始まる周波数スペクトルにおいて利用される。CDMAの様々な側面は、
Garg,Vijay K.et al.,Applications of CDMA in Wireless/Personal Communicat
ions, Prentice Hall (1997)に記載されている。
【0004】 伝統的なダイレクトシーケンスCDMA(DS−CDMA)移動無線システム
は、共通スペクトルを利用した全システムの慎重な協調が必要とされる。DS−
CDMAシステムは、セル内における全ての移動端末の、高速で正確なアップリ
ンクパワー制御を必要とする。従って、地理的にオーバーラップするDS−CD
MAシステムの動作は、問題が多い。このように、典型的にDS−CDMAは、
所定のセル及び同一スペクトル内における移動端末のパワーを伝送するシステム
を1以上有しない。
【0005】 前記の考え方に従えば、もしオーバーラップするDS−CDMAシステムが拡
散符号に基づいて構成され区別されるとすると、システムは十分なキャパシティ
を有しないであろう。この点では、第1のDS−CDMAシステムは、第1の拡
散符号のサブセットに割り当てられ、第2のDS−CDMAシステムは第2の拡
散符号のサブセットに割り当てられる。一般に、利用可能な符号は比較的小さい
(例えば50から100のオーダー)ことは、心に留めておくべきであろう。さ
らに、もし、2以上のDSーCDMAシステムがオーバーラップしようとする場
合、若しくは更なるDS=CDMAシステムが同一地理的範囲に入ってくる場合
には、この束縛は特に重荷になる。従来のDS−CDMA移動無線システムは、
共通スペクトルを利用した慎重な協調を必要とするが、異なるシステム(それら
の間でハンドオーバーは行われない)は、同一地理的エリアでは動作できない。
この理由は、DS−CDMAシステムの鍵となる機能は、全ての接続について等
価なダウンリンクパワー及び、セル内の全てのハンドセットについての高速で正
確なアップリンクパワー制御に基づいているからである。それゆえに、システム
のセル内において、当該システムが制御できない伝送パワーを有する1以上のハ
ンドセットを有することは(同一周波数上では)許されない。これは、一般的用
語ではnear/far問題と呼ばれる。ゆえに、例えば、広い地理的エリアにおいて、
多数の移動端末を格納するためには、システム識別を単に拡散符号に基づいて行
うのは適切ではない。
【0006】 例えば、ヨーロッパにおける1900から1920MHzのような、周波数ス
ペクトラムの他のセグメントを発展させるための機会が存在する。特に期待され
るのは、オーバーラップ型で、即ち、従来のDECTの地理的範囲よりも広い範
囲において動作する複数の非協調型のDECTのようなシステムである。将来は
、TDMA、FDMA、CDMAの3つの技術が結合されるであろうと考えられ
る。MC/TDMAシステムと比較した場合のDS−CDMAシステムの1の主
要な利点は、レンジとトラヒックのキャパシティ間におけるトレードオフを実現
できることである。しかし、特に、同一の地理的エリアに導入された非協調シス
テム間におけるスペクトルリソースの分配は、周波数と時間ドメインにおいての
み可能であるので(しかし、上述のnear/far問題のために符号ドメインでは不可
能)、これらの3つの技術を如何にして効果的に相互作動させるかは明確ではな
い。
【0007】 従来のダイレクトシーケンスDS−CDMA移動無線システムは、共通スペク
トルを利用する全てのシステムの慎重な協調を必要とするが、これは、異なるシ
ステム(システム間でハンドオーバーができないもの)は同一の地理的エリアに
おいて動作できないからである。この理由は、DS−CDMAシステムの鍵とな
る機能は、全ての接続について等価なダウンリンクパワー及び、セル内の全ての
ハンドセットについての高速で正確なアップリンクパワー制御に基づいているか
らである。それゆえに、システムのセル内において、当該システムが制御できな
い伝送パワーを有する1以上のハンドセットを有することは(同一スペクトル上
では)許されない。
【0008】 様々な種類の瞬時の動的チャネル選択手続(ここでは、チャネル選択は、各呼
ベースで行われる)の適用は、例えば、DECTのようなMC/TDMAシステ
ムにおけるものが知られており、ここでは、共通スペクトル上における非協調シ
ステムを導入できる。DC−CDMAのためのIDCSは、しかしながら、CD
MAの追加に伴う新たな問題に対応した、特定の解決策を必要とする。MC/T
DMAシステムと比較した場合のDS−CDMAシステムの1の主要な利点は、
レンジとトラヒックのキャパシティ間におけるトレードオフを実現できることで
ある。
【0009】 それゆえに必要とされ、本発明の目的となるのは、多重アクセス技術を利用す
る同一地理的範囲における非協調システムのためのチャネル選択手法である。
【0010】 本発明の大きな利点の一つは、処理ゲインが低すぎて、典型的な再利用ファク
ター1を利用できないCDMAシステムに適用できるということである。この場
合、異なるセルについて必要とされる煩わしいチャネルプラニングは自動的に行
われる。
【0011】 [発明の概要] 第1の通信システムは、第2の通信システムと、少なくとも部分的な地理的重
複カバーエリアを有し、時間分割多重アクセス(TDMA)のコンポーネントを
伴う符号分割多重アクセス(CDMA)を利用する第1の通信システムにおける
無線送信アクセスを伴う。第1の通信システムの基地局は、エアーインターフェ
ースを介して加入者端末と通信士、共通ブロードキャスト物理チャネルを少なく
とも動的キャリア/タイムスロットのコンビネーション上でブロードキャストす
る。共通ブロードキャスト物理チャネルは、ブロードキャストシステム識別情報
を含む。加入者端末は、ブロードキャストシステム識別情報を利用し、第1の通
信システムの伝送と第2の通信システムの伝送を区別する。さらに、加入者端末
は、ブロードキャストシステム識別情報を、第1の通信システムにおけるフレー
ミング送信のために利用する。
【0012】 第1のシステムにおける基地局は、異なるタイムスロット上でアクティブな少
なくとも2つのブロードキャスト物理チャネルをブロードキャストする。好まし
くは、固定ダイレクトシーケンスCDMA符号が、共通ブロードキャスト物理チ
ャネルに採用される。
【0013】 本発明の瞬時の動的チャネル選択手続によれば、加入者端末は、アクセス要求
を第1のシステム基地局に送信するためにキャリア/タイムスロットを選択する
。第1のシステム基地局へアクセス要求を送信するために、第1のシステム加入
者端末によって選択されるキャリア/タイムスロットはまた、トラヒックチャネ
ルとして利用される。好ましくは、第1のシステム加入者端末は、最少干渉キャ
リア/タイムスロットを第1のシステム基地局へアクセス要求を送信するための
キャリア/タイムスロットとして選択する。アクセス要求に応答して、第1のシ
ステム基地局は、第1のシステム加入者端末が第1のシステム基地局へアクセス
要求を送信するために選択したキャリア/タイムスロットを伴う2重ペアに含ま
れる、次のダウンリンクキャリア/タイムスロットで回答する。
【0014】 第1のシステム基地局と加入者端末間の接続は、ある時、第1の通信システム
の物理チャネルにおいて発生し、当該物理チャネル符号、タイムスロット及び周
波数によって定義される。
【0015】 本発明の前述及びその他の目的、特徴及び利点は、添付図面に記載された好適
な実施形態についてのより詳細な説明において明らかになるであろう。図面にお
ける共通する引用番号は、それぞれの図における対応箇所を示すものである。当
該図面は、本発明の原理を図示するためにのみ利用されるものであり、
【発明の実施の形態】
以下の記載において、特定の詳細は、特定のの構成、インターフェース、技術
などとして記載されるが、これらは説明であって限定の目的ではなく、本発明全
体の理解を提供するものである。しかしながら、本発明がこれらの詳細から逸脱
することなく他の実施態様において実施できることは、当業者には明らかであろ
う。また、周知の装置、回路及び方法の詳細な記載は、不要な詳細により本発明
の記載があいまいになることを避けるために排除される。
【0016】 図1は、移動体通信システム20を示す。これは、複数の基地局BS1.1 からBS1.5を備え、基地局のそれぞれは、セルC1.1からC1.5までに
サービスする。各基地局BSは、1以上のアンテナを有しており、例えば無線チ
ャネルなどのインターフェースを介して、それぞれのセルCに存在する1以上の
加入者端末と通信する。従って、核基地局BSは、少なくとも1の無線周波数送
信器及び、少なくとも1の無線周波数受信器を有する。
【0017】 移動体通信システム20の基地局BS1.1からBS1.5は、地上線若し
くは、例えばマイクロ波リンクによって基地局制御装置とも呼ばれる無線ネット
ワーク制御装置(RNC)22と接続されている。無線ネットワーク制御装置
(RNC)22は、当業者には既知のさまざまな機能を実行する。その機能に
は、例えば、移動加入者端末があるセルから別のセルに移動する際に必要とされ
るハンドオーバー機能も含まれる。図1に例として示す移動体通信システム20 は、無線ネットワーク制御装置(RNC)22によって制御される5つのセ
ルCを有するものとして記載されているが、本発明に対応した移動体通信システ
ムは、より少ない若しくは、より多くのセルを有することができることは、明ら
かである。さらに、1以上の無線ネットワーク制御装置(RNCs)が、本発明
の1の無線通信システムに含まれていても良い。そこでは、いずれかの無線ネッ
トワーク制御装置(RNC)によって制御される基地局の数の制約はなく、また
、全ての無線ネットワーク制御装置(RNCs)は、同一の数の基地局を制御し
なくてもよい。
【0018】 無線ネットワーク制御装置(RNC)22は、例えば無線によって移動交換
局(MSC)24に接続されている。移動通信交換局(MSC)24を介して
、移動体通信システム20は、他の移動体通信システム及び固定若しくは無線
通信システムへ接続する。移動体通信システムの基地局、無線ネットワーク制御
装置(RNC)、及び移動通信交換局(MSC)ノードの構造、動作の例示記載
は、一般に、引用により内容とするところの以下の米国特許出願において提供さ
れる。米国特許出願SN09/188,102『Asynchronous Transfer Mode S
ystem』、SN09/035,821の『Telecommunications Inter-Exchange M
easurement Transfer』、SN09/035,788『Telecommunications Inte
r-Exchange Congestion Control』、SN09/071,886『Inter-Exchang
e Paging』。
【0019】 本発明は、特に、複数の移動体通信システムが、少なくとも部分的にオーバー
ラップする地理的エリアにおいて非協調方式で動作している場合を考慮したもの
である。この観点から、図2は、移動体通信システム20の基地局BS1.1 からBS1.5及び、対応するC1.1からC1.5(実線で記載)を、移動体
通信システム20及び移動体通信システム20の基地局及びセルと共に示す
【0020】 移動体通信システム20は、BS2.1からBS2.5及び対応するセルC 2.1 からC2.5(図2においては、点線で示されている。)を備える。 移
動体通信システム20は、BS3.1からBS3.5及び対応するセルC3. からC3.5(図2においては、一点鎖線で示されている。)を備える。この
ように、ある基地局若しくはセルに対する第1の添字は、その移動体通信システ
ムを識別する一方で、ある基地局若しくはセルに対する第2の添字は、当該シス
テム内の特定の基地局若しくはセルを識別することが、添字の振り方から分かる
【0021】 少なくともある程度の範囲において、移動体通信システム20、移動体通信
システム20及び移動体通信システム20のそれぞれによってサービスされ
るカバーエリアにおける地理的オーバーラップの範囲が存在する。例えば、加入
者端末SS1a及びSS1bは、移動体通信システム20に属し、図2のよう
な状況に置かれる。加入者端末SS1aは、移動体通信システムの3つ全ての地
理的範囲内にある。これに関しては、加入者端末SS1aは、移動体通信システ
ム20のセルC1.1、移動体通信システム20のセルC2.3及び移動体
通信システム20のセルC3.2内に位置することが図2から分かる。加入者
端末SS1bは、基地局BS1.3の範囲限界にあり、パワー最大限で動作する
。これは、もし、同一キャリア同時に利用されればBS3.3をブロックするで
あろう。本発明は、どの送信が加入者端末SS1aに対するものなのかを確認し
、加入者端末SS1aを含む無線通信において利用するチャネルを動的に選択す
るために、加入者端末SS1aに、それがさらされる3つの移動体通信システム
の送信を識別する方法を提供する。これ以降の記載では簡単のため、加入者端末
SSの引用は、すべて例示的加入者端末SS1aに対するものとして理解された
い。
【0022】 上述のように、本発明は、システムのセル間においてチャネル再利用1が可能
でない場合の、単一システムに関する問題に対応するものでもある。この場合、
適当なキャリア/タイムスロットチャネル(以下を参照)は、自動的に選択され
、隣接セルの接続は互いに干渉し合わない。現代のCDMAシステムは、ユーザ
ーの瞬時のビットレートに対して処理ゲインをトレードする能力を有する。この
ように、ある範囲では、ユーザービットレートが増加した場合、再利用1はもは
や可能ではなく、他のセルへの煩わしい手動チャネルプラニングを突然行わなけ
ればならなくなる。本発明は、このプラニングの必要性をも排除する。
【0023】 図2に示す移動体通信システムのそれぞれは、多くの無線周波数キャリアを有
し、図3に示すように時間分割多重アクセス(TDMA)コンポーネントを伴う
符号分割多重アクセス(CDMA)を利用する。例えば、各移動体通信システム
は、同一の4つの無線周波数キャリアFからFを利用する。各無線周波数キ
ャリアFは、複数のタイムスロットに分割される。図3に示す例では、各無線周
波数キャリアFは、16のタイムスロットに分割されている。キャリアとタイム
スロットの結合のそれぞれは、ここでは、キャリア/タイムスロットチャネルと
して引用され、“C/TS”及び“CH”と略される。例えば、移動体通信シス
テム20は、キャリア/タイムスロットチャネルCH1.1.1からCH1. 1.16 を無線周波数キャリアFについて備え、移動体通信システム20
、キャリア/タイムスロットチャネルCH1.2.1からCH1.2.16を無
線周波数キャリアFについて備える。同様に、ある無線周波数キャリアF
ついて、移動体通信システム20は、キャリア/タイムスロットチャネルCH 2.x.1 からCH2.x.16を備え、移動体通信システム20は、キャリ
ア/タイムスロットチャネルCH3.x.1からCH3.x.16を備える。こ
のように、キャリア/タイムロットチャネルの添字定義において、第1の要素は
、移動体通信システム(例えば、移動体通信システム20、20若しくは2
)を示し、第2の要素は、無線周波数キャリア(即ち、F、F、F
しくはF)を示し、第3の要素は、タイムスロット(即ち、1から16のタイ
ムスロットのうちの1つ)を示す。
【0024】 2重キャリア/タイムスロットチャネルの一例は、図7a及び図7bにおいて
提供される。ここで使用するように、同一フレーム内及び同一キャリア上におけ
る“2重(duplex)”の語は、アップリンクのキャリア/タイムスロットチャネ
ルとダウンリンクのキャリア/タイムスロットチャネルのペアを意味する。図7
aと図7bのフレームのそれぞれは、時間間隔が10ミリ秒であり、16スロッ
トを有する(各スロットは625マイクロ秒)。図7aは、多重交換ポイントの
構成を示す図であり、ダウンリンクのキャリア/タイムスロットチャネルは直ち
に、そのペアであるアップリンクのキャリア/タイムスロットチャネルによって
フォローされる。例として、網掛け表示されたダウンリンクのキャリア/タイム
スロットチャネルCH1.1.3は、直ちに、ダウンリンクのキャリア/タイム
スロットチャネルCH1.1.3とペアの、網掛け表示されたアップリンクキャ
リア/タイムスロットチャネルCH1.1.4によってフォローされる。一方図
7bは、単一交換ポイント構成を示す。最初の8キャリア/タイムスロットチャ
ネルがダウンリンク用であり、フレームの最後の8キャリア/タイムスロットc
hなえるがアップリンク用である。図7bにおいては、例えば、網掛け表示され
たダウンリンクキャリア/タイムスロットチャネルCH1.1.2は、網掛け表
示されたアップリンクキャリア/タイムスロットチャネルCH1.1.10とペ
アになる。
【0025】 図3に戻ると、本発明のFDMAアクセスコンポーネントは、このように、多
数の無線周波数の採用に起因する。また、TDMAアクセスコンポーネントは、
各無線周波数キャリアのタイムスロットに起因する。本発明のCDMAアクセス
のコンポーネントは、各キャリア/タイムスロットチャネルが複数の物理チャネ
ルPCHを格納するという事実に起因する。ここで使用されるように、各キャリ
ア/タイムスロットチャネル(C/TS)の物理チャネル(PCH)は、ダイレ
クトシーケンス(DS)CDMA拡散符号に基づいて識別される。そのことは図
3aに図示されており、ここでは、あるキャリア/タイムスロットチャネルCH 1.1.6 が、物理チャネルPCH1.1.6.1からPCH1.1.6.n
でを有することが示されている。物理チャネルPCHの最初の3つの添字要素は
、そのキャリア/タイムスロットチャネルの添え字の最初の3つの要素に対応し
ている。物理チャネルPCHの添字の第4の要素は、通信接続(即ち呼)のため
に利用可能な特定のDS−CDMA拡散符号を識別する。このように、各キャリ
ア/タイムスロットチャネルにおいて、n番目までの物理チャネルPCHが存在
することができ、それぞれはDS−CDMA符号で分割される。同一キャリア上
の同一キャリア/タイムスロットチャネル上の全ての物理チャネルPCHへの送
信方向は同一である。1の無線送受信器を備える基地局は、あるキャリア上の1
のタイムスロットを同時に運用することができるだけである。簡単のため、他の
キャリア/タイムスロットチャネルの物理チャネルPCHは図3に示していない
が、各キャリア/タイムスロットチャネルCHは、図3aに示すのと同様に多数
の物理チャネルPCHを有している。
【0026】 通常のDCーCDMA方式同様、加入者端末SSは、アイドル状態であろうと
、通信状態であろうと、そのシステム内の最も近接する(最強の)基地局に常に
固定される。自動ハンドオーバーは、同一システム内の他の基地局がより強くな
った場合には直ちに行われる。最強の基地局にロックされていることは、効果的
なアクセスチャネル再利用及びリンクのロバスト性において重要であり、高キャ
パシティにつながる。ハンドオーバーは、“シームレス”に行われるべきである
が、これは、“通信が途切れる前”を意味するものであるが、高品質サービスの
ためには重要である。
【0027】 図5は、L1(物理レイヤー)、L2(データリンクレイヤー)及びL3(ネ
ットワークレイヤー)の3つのプロトコルレイヤーを有する無線インターフェー
スの一般的構造を示す図である。データリンクレイヤー(L2)は、無線リンク
制御(RLC)及び媒体アクセス制御(MAC)を含む。ネットワークレイヤー
(L3)は、制御プレーン(C−plane)と、ユーザープレーン(U-plane)に分
割される。レイヤー1は、TDD及びFDDについては非常に異なる。というの
も、本発明は、レイヤー2及びレイヤー3はTDD及びFDDについては可能な
限り同一であるためである。物理レイヤー(PHL)は、トランスポートチャネ
ルで識別される媒体アクセス制御(MAC)にサービスする。トランスポートチ
ャネルのいくつかは共通チャネルであり、複数の移動加入者端末において利用さ
れるとともに、ランダムアクセスチャネル(RACH)、順方向アクセスチャネ
ル(FACH)、ブロードキャストチャネル(BCH)及びページングチャネル
(PaCH)を含む。その他のトランスポートチャネルは、専用チャネル(DC
H)、即ち、基地局と移動加入者端末間でのユーザーデータ及び制御情報のため
の接続に利用されるチャネルである。
【0028】 本発明は、4種類の物理チャネルを利用する。それらは共通ブロードキャスト
物理チャネル(BPCH)、専用物理チャネル(DPCH)、ランダムアクセス
物理チャネル(RAPCH)及び、順方向アクセス物理チャネル(FAPCH)
である。図4は、各物理チャネルタイプを示す。(1)1以上のトランスポート
チャネルが、物理チャネルに含まれる。(2)物理チャネルの方向(即ち、ダウ
ンリンク、アップリンク)。(3)物理チャネルで採用する拡散タイプ。
【0029】 図4に示すように、専用物理チャネル(DPCH)は、専用トランスポートチ
ャネル(DCH)を含んでおり、アップリンク及びダウンリンクの両方で発生す
る。固定及び可変拡散の両方は、専用物理チャネル(DPCH)において許可さ
れる。
【0030】 ランダムアクセス物理チャネル(RAPCH)は、加入者端末が無線アクセス
、即ち、発呼のような通信接続を希望する場合に利用される。ランダムアクセス
物理チャネル(RAPCH)は、このようにアップリンク方向であり、RACH
トランスポートチャネルを含む。実施形態に示すように、ランダムアクセス物理
チャネル(RAPCH)は、固定拡散符号を有する。以下にさらに説明するよう
に、本発明においてランダムアクセス物理チャネル(RAPCH)は、全ての潜
在的アップリンクキャリア/タイムスロットチャネルにおいて利用可能である。
さらに、加入者端末SSは、ランダムアクセス物理チャネル(RAPCH)に利
用するためのキャリア/タイムスロットチャネルを動的に選択し、基地局による
受領の後に、同一キャリア/タイムスロットチャネルが専用物理チャネル(DP
CH)として接続のために採用される。
【0031】 順方向アクセス物理チャネル(FAPCH)は、ダウンリンク方向チャネルで
あり、ランダムアクセス要求若しくはパケット通信要求に応じて基地局により利
用される。順方向アクセス物理チャネル(FAPCH)は、このように、順方向
アクセストランスポートチャネル(FACH)を含む。実施形態に示すように、
順方向アクセス物理チャネル(FAPCH)は、固定拡散符号を有する。
【0032】 図4に示すように、共通ブロードキャストチャネル(BPCH)は、ブロード
キャスト(BCH)及びページング(PaCH)共通トランスポートチャネルを
含む。このように、共通ブロードキャストチャネル(BPCH)は、ブロードキ
ャストシステム識別子及びケイパビリティを、ダウンリンク同期情報と同様に、
加入者端末へ搬送し、さらには、ダウンリンクページングチャネル(PaCH)
を加入者端末へ送信する。実施形態において、共通ブロードキャスト物理チャネ
ル(BPCH)は、固定拡散符号を有する。
【0033】 図4aは、共通ブロードキャスト物理チャネル(BPCH)、ランダムアクセ
ス物理チャネル(RAPCH)及び、順方向アクセス物理チャネル(FAPCH
)で専用物理チャネル(DPCH)の構成の一例を示す図である。タイムスロッ
トは、512チップのミッドアンブルと、1024データチップを各側に備える
。また、次のスロット開始前に、96チップのガードスペースGSが存在する。
ミッドアンブルは、スロット及びビット同期を導き出すために利用され、必ずし
もシステム識別子でなくても良い。当然に、スロットの開始におけるプリアンブ
ルを、ミッドアンブルの代わりに利用することができる。ミッドアンブルは、す
べてのシステムに共通であってもよいが、かならずしもそうである必要はない。
他の実施形態では、ミッドアンブルは、システム内の基地局のそれぞれについて
、地理的に固有のものであっても良い。又は、C/TS上の同時PCHのそれぞ
れについて固有のものであっても良い。この後者は、ジョイント・ディテクショ
ンと呼ばれる固有の復号技術が実装される場合には有効である。このように、異
なる物理チャネル(PCH)を区別する、図4の特定の拡散符号は、物理チャネ
ルの情報内容を搬送するであろう、残りの1024+1024=2048チップ
にのみ適用される。可変拡散ファクター(SF)1から32を利用して、64か
ら2048ビットが情報伝送のために各物理チャネルにおいて利用可能である。
フレームレートが100Hz(フレーム長が10ms)となるようにサポートす
るために、ロービットレートは、SF=32について6.4kbpsであり、S
F=1について204.8kbpsである。もし16タイムスロット有るならば
、トータルチップレートは、毎秒16×(512+2048+96)×100=
4,249,600チップである。この場合、変調方式次第で5MHz広帯域周
波数キャリア上で実装されることができる。
【0034】 好適な実施形態では、RAPCH,FAPCH及びDPCHについてSF=1
6である。これは、12.8kbps(128ビット/スロット)である。これ
は、DPCH音声サービス及び、高速なRACH及びFACH転送にも好ましい
。RACH若しくはFACHメッセージをどのように作成するかは既知であり、
ここでさらに記載する必要はない。例えば、BPCH上のBCH及びPaCH情
報のマッピングである。
【0035】 好適な実施形態では、BPCHについてSF=32またはそれ以上である。何
故なら、BPCH情報が、すべてのアイドル状態にある加入者端末SSによって
受信されることが重要だからである。FS=32は、6.4kbps若しくは6
4ビット/スロットを与える。すべてのBPCH情報が1のスロットにおいてフ
ィットしないのではなく、そのことは必要とされない。それゆえに、マルチフレ
ームが図6において定義されている。そこでは、16フレームを備え、各フレー
ムは16キャリア/タイムスロットチャネル(図7b参照)CHx.x.1から
CHx.x.16を備える。図6において、16キャリア/タイムスロットチャ
ネルは、第1のフレームにおいてのみ示されているが、全ての16フレームが1
6キャリア/タイムスロットチャネルを有することは理解されよう。2以上のマ
ルチフレームにおける異なるフレーム内の全ての異なるタイプのBPCH情報に
フィットすることが可能である。このため、及び、有効なBPCH情報を受信す
るために、どのフレームが来ているかが正確に把握できないとしても、1フレー
ムの64データビットのうち、4ビットは情報タイプを示すものとして、残りの
60ビットはコーディング及び所望の情報を示すものとして分割される(図4b
参照)。
【0036】 移動通信システムのために、BCH及びPaCHにおいて要求される情報タイ
プは既知であるが、表1は、要求される情報タイプの例を示すと共に、どのよう
に識別され、マルチフレーム内の異なるフレームにマッピングされるのかを示す
。表1における異なる情報タイプは、異なる優先度を有するマルチフレーム上に
マッピングされる。ページングは最高優先度であり、すべての奇数フレーム上で
送信される。セーブモードでアイドル状態に有る加入者端末は、フレーム1を聞
くだけでよい。全てのページングフレームは、マルチフレーム内の次の奇数フレ
ームが何らかのページング内容を有しているか否かを示すビットを有している。
このようにフレーム1は、ページング情報が現在のマルチフレームにおける後続
のいずれかの奇数フレーム内に存在するかどうかを知らせるものである。もし、
奇数フレームで送信べきページング情報がない場合は、加入者端末は、フレーム
が発生するまでスリープ状態に戻る。
【0037】
【表1】
【0038】 あるCDMAシステムは、特定の同期チャネルを定義する。ここには、あるシ
ステムの識別情報が含まれてもよいし、含まれなくても良い。本発明ではそのよ
うな情報は要求されない。何故なら、チップ、ビット及びスロット同期は、共通
ブロードキャスト物理チャネル(BPCH)(及び他のPCHのすべて)のミッ
ドアンブルを伴う共通構成において提供され(図4a参照)、残りの同期及びシ
ステム識別情報は、BCHによって与えられるからである(表1参照)。
【0039】 共通ブロードキャスト物理チャネル(BPCH)は、各動的ダウンリンクキャ
リア/タイムスロットチャネルCH、即ち、動的専用物理チャネル(DPCH)
を伴うキャリア/タイムスロットチャネル上で分配される。図8aは、移動体通
信システム20における周波数キャリアFについての2重チャネルのための
単一交換ポイント構成を示す。ここで、キャリア/タイムスロットチャネルCH 1.1.1 、CH1.1.4、CH1.1.5及びCH1.1.8は、アクティ
ブトラヒックを有する(網掛け表示で示されているように)。それゆえに、キャ
リアタイムスロットCH1.1.1、CH1.1.4、CH1.1.5及びCH 1.1.8 は、共通ブロードキャスト物理チャネル(BPCH)を搬送する。
【0040】 もし、2以下の動的ダウンリンク専用物理チャネル(DPCH)があった場合
、基地局は、1もしくは2のダミー共通ブロードキャスト物理チャネル(BPC
H)を異なるキャリア/タイムスロットチャネル上に必要に応じて生成する。基
地局がBPCHによって利用される特定のキャリア/タイムスロットチャネル上
に他の物理チャネルを有しないときに、BPCHは、ダミーBPCHと呼ばれる
。図8bに示す状況では、基地局からの動的ダウンリンク専用物理チャネル(D
PCH)が存在しない。このことは、基地局がCH1.1.4及びCH1.1.
のような異なるキャリア/タイムスロットチャネル上で二つのダミー共通ブロ
ードキャスト物理チャネル(BPCH)を生成しなければならないことを意味する
。CH1.1.4及びCH1.1.8のような、二つのダミー共通ブロードキャ
スト物理チャネル(BPCH)は、それぞれ共通ブロードキャスト物理チャネル(
BPCH)を搬送する。もし、基地局からの、1のみの動的ダウンリンク専用物
理チャネル(DPCH)が存在した場合は、当該基地局は、1のダミー共通ブロー
ドキャスト物理チャネル(BPCH)を生成しなければならないだろう。1の無線
送受信器を備える加入者端末は、同時に1キャリア上の1タイムスロットでしか
運用できない(しかし、マルチキャリア状況では、異なるタイムスロット上の異
なるキャリア上で運用可能である。)。少なくとも二つの異なるタイムスロット
上でアクティブなBPCHを常に有することにより、加入者端末は、1タイムス
ロット上で通信が可能であり、同一システムの周囲のセルを検出して、(加入者
端末の移動性により)それらが現在の基地局より強くなった場合には直ちに、迅
速なハンドオーバーを実行することが出来る。
【0041】 ダミー共通ブロードキャスト物理チャネル(BPCH)は基地局によりセット
アップされ、最少干渉キャリア/タイムスロットチャネル上で維持される。そう
するためには、基地局は、周期的に(例えば、毎秒)各キャリア/タイムスロッ
トチャネルについて干渉電力を検査し、もし、必要となれば、ダミー共通ブロー
ドキャスト物理チャネル(BPCH)から、新しい最良のキャリア/タイムスロッ
トチャネルへ移動する。そうすることにおいて、アイドル状態にあるロックされ
たハンドセットがスリープ状態の場合に、フレーム間で短いポーズができる。共
通ブロードキャスト物理チャネル(BPCH)が、トラヒックによりすべてのダウ
ンリンクキャリア/タイムスロットチャネル上でアクティブになっているので、
ダミー共通ブロードキャスト物理チャネル(BPCH)は、二つのキャリア/タイ
ムスロットチャネルがトラヒックを伝達するときにリリースされる。必要な場合
は、ダミー共通ブロードキャスト物理チャネル(BPCH)は再びアクティブとな
り、同一キャリア上の少なくとも二つのダウンリンクキャリア/タイムスロット
チャネルは、常にダミー共通ブロードキャスト物理チャネル(BPCH)を有する
。基地局は、例えば、シームレスハンドオーバーにおけるブラインドスロットの
排除を目的として、少なくとも一つのスロットセパレーションを有するべく異な
るタイムスロットを選択しても良い。図12は、セル1からセル2へシームレス
ハンドオーバーを行う際に、どのようにしてブラインドスロットが排除されるか
の一例を示す図である。もし、セル2にトラヒックが無かった場合、キャリア2
上で伝送されるトラヒックは、第2のダミーBPCHであろう。
【0042】 このように、本発明によれば、各基地局からの少なくとも二つのキャリア/タ
イムスロットチャネルが、共通ブロードキャスト物理チャネル(BPCH)を有す
る。アクティブダウンリンク専用物理チャネル(DPCH)を有する全てのキャ
リア/タイムスロットチャネルはまた、共通ブロードキャスト物理チャネル(B
PCH)を図8aに示す手法により伝送する。
【0043】 図9は、加入者端末SSの構成例を示す図である。加入者端末SSは、ここで
記載される加入者端末SSは、いかなるタイプの移動体通信ユニットであっても
良く、例えば、移動体もしくはポータブルコンピュータを含む。加入者端末SS
は、レシーバー及び復調器9−12と、トランスミッタ及び変調器9−14にス
イッチ9−13によってに適切に接続されたアンテナ9−10を備える。加入者
端末SSの全体の制御及び、加入者端末SSのためのアプリケーションロジック
は、プロセッサ及び制御/アプリケーションロジック9−15に位置する。これ
以降は簡単のため、プロセッサ及び制御/アプリケーションロジック9−15を
、単にプロセッサ9ー15と呼ぶ。
【0044】 加入者端末SSの受信側では、レシーバー及び復調器9−12によって復調さ
れた情報が、フレーマー及びスロット同期ユニット9−16、及び、DSー符号
除去ユニット9−18に適用される。レシーバー及び復調器9−12とフレーマ
ー及びスロット同期ユニット9−1は、プロセッサ9−15からの制御線で示さ
れるように、プロセッサ9−15によって制御される。加入者端末SSは、所定
の、又は、元々のダイレクトシーケンス(DS)拡散符号を含む、1以上の拡散
符号及び、図4を引用して上述した特定の物理チャネルのために採用される(実
施形態においては)固定拡散符号を利用して動作する。加入者端末SSによって
採用される拡散符号は、プロセッサ9−15に格納される。プロセッサ9−15
は、DS符号除去ユニット9−18に、ライン9−20を介して拡散符号のパラ
メータを与える。プロセッサ9−15にから供給された符号パラメータを利用し
て、DS符号除去ユニット9−18は、入来送信が、加入者端末SSに元々ある
符号と同一の拡散符号を有するのか、もしくは、加入者端末SSが属する移動体
通信システム20の共通物理チャネルのために利用される固定拡散符号を有す
るのかを決定する。もし、DS符号除去ユニット9−18が、元々のもしくは、
固定の拡散符号を検出すると、入来送信を復号する。入来送信からえられた復号
データは、マルチプレクサ及びデマルチプレクサユニット(mux & demux9−2
2)に適用される。データは、マルチプレクサ及びデマルチプレクサ9−22と
プロセッサ9−15との間でデータバス9−24上で双方向通信される。制御情
報は、マルチプレクサ及びデマルチプレクサ9−22とプロセッサ9−15との
間でデータバス9−26上で双方向通信される。
【0045】 加入者端末SSのプロセッサ9−15内に含まれる制御及びアプリケーションロ
ジックは、さまざまなタイプが存在しえる。プロセッサ9−15によって実行さ
れる典型的な制御及びアプリケーションロジックの内容の一例を、以下にさらに
詳細に説明する。さらに、プロセッサ9−15は、インターフェースバス9−3
2を介してユーザーインターフェース9−30と通信する。典型的な移動通信電
話の場合、ユーザーインターフェース9−30は、例えば電話キーパッドを含む
ことが出来る。
【0046】 その送信側では、プロセッサ9−15からmux&demux9−22へゲー
トされたデータは、DS符号不可ユニット9−40へ適用される。DS符号不可
ユニット9−40は、ライン9−42を介してプロセッサ9−15から受信した
元来のもしくは固定のDS符号パラメータを利用して、データを符号化する。符
号化されたデータは、トランスミッタ及び変調器9−14によって、変調され、
フレーマー及びスロット同期ユニット9−16によって、正確なフレーム及びキ
ャリア/タイムスロットチャネルに入れられる。フレーム化された情報は、トラ
ンスミッタ及び変調器9−14を解してアンテナ9−10へ送信される。トラン
スミッタ及び変調器9−14は、制御の目的でプロセッサ9−15に接続されて
いる。スイッチ9−13は、フレーマー及びスロット同期ユニット9−16から
制御され、アンテナ9−10を、送信スロット間はトランスミッタ9−14へ、
受信スロット間はレシーバー9−12へ接続する。
【0047】 上述の物理チャネル及び加入者端末SSにより、図2に示すような状況にある
加入者端末SSが、どのように(移動体通信システム20、移動体通信システ
ム20の外部送信の中で)移動体通信システム20と通信するかが理解でき
るであろう。例えば、もし加入者端末SSが、図10のステップ10−1におい
てパワーオンされたとする。スタートアップの後、加入者端末SSのレシーバー
及び復調器9−12は、ステップ10−1で例えば、所定の1以上の無線周波数
キャリアF−Fのような、元来の周波数を監視する。ステップ10−2では
、元来の周波数上で受信した情報が、DS符号除去ユニット9−18によって復
号される。ここでは、移動体通信システム20の共通ブロードキャスト物理チ
ャネル(BPCH)に利用される拡散符号の検出を試みる。実施の形態では、共
通ブロードキャスト物理チャネル(BPCH)に採用される拡散符号は、固定拡散
符号である。このことは、共通ブロードキャスト物理チャネル(BPCH)の拡散
符号が共通ブロードキャスト物理チャネル(BPCH)を検出するために全ての
(或いは、少なくとも複数の)加入者端末によって利用されることを意味する。
DS符号除去ユニット9−18は、移動体通信システム20の共通ブロードキ
ャスト物理チャネル(BPCH)に採用される拡散符号を検出すると、mux&
demux9−22は、BPCH情報をプロセッサ9−15に送信する。プロセ
ッサ9−15は、ステップ10−3において、共通ブロードキャスト物理チャネ
ル(BPCH)の情報内容を検証する。特に、ステップ10−3では、共通ブロー
ドキャスト物理チャネル(BPCH)に含まれるシステム識別子(表1を参照)が
検証される。ステップ10−4では、プロセッサ9−15が、共通ブロードキャ
スト物理チャネル(BPCH)内のシステム識別子が、加入者端末SSのプロセッ
サ9−15のアプリケーションロジック内のシステム識別子と同一かどうかを調
べる。これに関して、他の移動体通信システムは、同一拡散符号を共通ブロード
キャスト物理チャネル(BPCH)に利用することができるので、チェックステッ
プ10−3及び10−4は、必要であることに注意すべきである。
【0048】 他の実施形態では、DS符号除去ユニット9−18は、システム識別子と共に
プロセッサ9−15からロードされる。ステップ10−3及び10−4は、DS
符号除去ユニット9−18内のハードウェア符号である。これは、もしプロセッ
サ9−15がシステム認証を十分迅速に実行できるほど高速でない場合に有効で
ある。
【0049】 復号された共通ブロードキャスト物理チャネル(BPCH)が、実際、加入者端
末SSが加入する移動体通信システム20のためのものであることが決定され
ると、ステップ10−5において、加入者端末SSは、フレームシーケンス番号
、キャリア/タイムスロットチャネル番号、及び、同期情報を共通ブロードキャ
スト物理チャネル(BPCH)から取得し(表1参照)、プロセッサ9−15内に
格納する。このように、共通ブロードキャスト物理チャネル(BPCH)から取得
したフレームシーケンス番号、キャリア/タイムスロットチャネル番号、及び、
同期情報により、加入者端末SSは、その移動体システム20のフレーミング
にロックすることが出来る。それにより、移動体システム20からの送信と、
他の移動体システムからの送信を識別する。
【0050】 図10のステップの上述の記載は、共通ブロードキャスト物理チャネル(BP
CH)を検出するための元来の周波数の監視、及び、それにより加入者端末SS
が属する移動通信電話システムにロックすることに関するものである。本発明は
、また、図11に示す基本的ステップと共に以下に記載するような動的なチャネ
ル選択処理を提供する。
【0051】 図11におけるステップ11−0は、ユーザーインターフェース9−30から
のユーザーの無線アクセス要求を受信する加入者端末SSのプロセッサ9−15
を示す。そのようなユーザーのアクセス要求は、被呼者番号をダイヤルし、ユー
ザーインターフェース9−30上の送信キーをアクティブにする形式をとる。ユ
ーザー要求はまた、ページングされる加入者端末からのリング信号に応答して、
送信キーをアクティブにすることであっても良い。このとき、加入者端末SSは
、図10と関連して記載した手順に従って、移動体システム20と同期してい
る。そのような場合、ステップ11−1において、加入者端末SSのプロセッサ
9−15は、フレームの各タイムスロットを監視する。ステップ11−2でフレ
ームがダミー共通ブロードキャスト物理チャネル(BPCH)(図8b参照)を搬
送するタイムスロットを有することが決定されると、ステップ11−3では、加
入者端末SSは、ステップ11−2で選択されたタイムスロットが、加入者端末
SSで要求される所定の最少閾値TSSを超える信号対混信比(SIR)を有す
るかどうかを決定する。信号対混信比(SIR)は、レシーバー及び復調器9−
12で計測される。最少閾値TSSを超えていない場合は、ステップ11ー2に
戻り、ダミー共通ブロードキャスト物理チャネル(BPCH)を搬送する他のキャ
リア/タイムスロットチャネルを探す。もしそれがあれば、11−3のチェック
ステップを繰り返す。ダミー共通ブロードキャスト物理チャネル(BPCH)を搬
送するキャリア/タイムスロットチャネルが最少閾値TSSを超えるとステップ
11−3で決定されれば、ステップ11−4で、加入者端末SSは基地局に対し
無線アクセス要求を出す。無線アクセス要求は、ダミー共通ブロードキャスト物
理チャネル(BPCH)を搬送するキャリア/タイムスロットチャネルの2重ペア
内の、ランダムアクセス物理チャネル(RAPCH)を介して実行される。例え
ば、もし加入者端末SSが、ダミー共通ブロードキャスト物理チャネル(BPC
H)を搬送する図8bのキャリア/タイムスロットチャネルCH1.1.4を選
択した場合、ステップ11−4におけるアクセス要求は、キャリア/タイムスロ
ットチャネルCH1.1.12で搬送されるランダムアクセス物理チャネル(R
APCH)で送信される(図8b参照)。
【0052】 ステップ11−4におけるアクセス要求が送信された後、ステップ11−5に
おいて加入者端末SSのプロセッサ9−15は、2重チャネルペアの第1の利用
可能なダウンリンクキャリア/タイムスロットチャネルにおける順方向アクセス
物理チャネル(FAPCH)において、アクセス要求に対する肯定的な応答を受
信したかどうかをチェックする。図8bを含む前述の図において、ステップ11
−4において、アクセス要求はキャリアタイムスロットチャネルCH1.1.1 内に発生し、ステップ11−5において、順方向アクセス物理チャネル(FA
PCH)が、次のフレームのキャリア/タイムスロットチャネルCH1.1.4 内に存在することが期待される。もし、アクセス要求に対する基地局からの肯定
的な応答が、ステップ11−5において決定された適切なキャリア/タイムスロ
ットチャネルで提供された場合、ステップ11−6では、加入者端末SSは、2
重キャリア/タイムスロットチャネル利用をセットアップする。
【0053】 ステップ11−6における2重利用セットアップにおいて、アクセス要求を搬
送するアップリンクキャリア/タイムスロットチャネル(例えば図8bのキャリ
ア/タイムスロットチャネルCH1.1.12)は、接続のためのアップリンク
専用物理チャネル(BPCH)のために採用される。その一方で、ダミー共通ブ
ロードキャスト物理チャネル(BPCH)及び、順方向アクセス物理チャネル(
FAPCH)を搬送するダウンリンクキャリア/タイムスロットチャネルは、接
続のためにダウンリンク専用物理チャネル(DPCH)として利用される。実施
径庭において、ステップ11ー6より前(即ち、2重キャリア/タイムスロット
チャネル利用を確立する前)に送信されるメッセージは、固定拡散符号で符号化
され、接続が図3に示すような物理チャネルPCHの一つを取得するように、加
入者端末SS本来の拡散符号は利用される。例えば、アップリンク上で接続に物
理チャネルPCH1.1.12.1(即ち、キャリア/タイムスロットチャネル
CH1.1.12.1の第1の拡散符号を利用した物理チャネルPCH)を利用
しても良いし、ダウンリンク上で、接続に物理チャネルPCH1.1.4.1
即ち、キャリア/タイムスロットチャネルCH1.1.4.1の第1の拡散符号
を利用した物理チャネルPCH)を利用しても良い。
【0054】 ステップ11−5との接続において、基地局がステップ11−4のアクセス要
求に対する肯定的応答送信する前に、基地局は、最初に、要求に含まれるアップ
リンクキャリア/タイムスロットチャネルについて基地局が測定した信号対混信
比(SIR)が、最少閾値TBSを超えるかどうかを決定しなければならない。
もし、最少閾値TBSを超える場合、基地局は肯定的応答を順方向アクセス物理
チャネル(FAPCH)上で加入者端末SSへ送信することができる。もし、最
少閾値TBSを超えない場合は、基地局はアクセス要求に対して応答しない。ス
テップ11−5において、加入者端末SSが応答を受信しない場合、加入者端末
SSは、ステップ11−2に戻り、別のダミー共通ブロードキャスト物理チャネ
ル(BPCH)を探す。
【0055】 ダミー共通ブロードキャスト物理チャネル(BPCH)が存在しないか、既存
のダミー共通ブロードキャスト物理チャネル(BPCH)のキャリア/タイムス
ロットチャネルが利用不可能である場合、ステップ11−10において、加入者
端末SSは、現在加入者端末SSを扱う基地局からのもので、関連するキャリア
/タイムスロットチャネルのSIRが加入者端末SSの最少閾値TSSを超える
アクティブな専用物理チャネル(DPCH)が有るかどうかを決定する。もしそ
のようなキャリア/タイムスロットチャネルが存在する場合は、ステップ11−
11で、加入者端末SSのプロセッサ9−15は、最大SIRを有するキャリア
/タイムスロットチャネルを選択する。その後、加入者端末SSは、そのアクセ
ス要求を送信する(ステップ11−12)と共に、最大SIRを有するキャリア
/タイムスロットチャネルを利用して2重DPCHをセットアップする(ステッ
プ11−14)前に応答をチェックする(ステップ11−13)。ステップ11
−12、ステップ11−13及びステップ11−14は、本質的に、上記の11
−4、11−5及び11−6のそれぞれと同一であると言えるが、ダミー共通ブ
ロードキャスト物理チャネル(BPCH)を有するキャリア/タイムスロットチ
ャネルではなく、SIR最大の専用物理チャネル(DPCH)を有するキャリア
/タイムスロットチャネルを含むものである。
【0056】 加入者端末SSは、ステップ11−13においてアクセス要求に対する基地局
からの回答が得られない場合は、加入者端末SSは、ステップ11−10に戻り
、 加入者端末SSの最少閾値TSSを超える専用物理チャネル(DPCH)を有す
る他のキャリア/タイムスロットチャネルが、基地局にあるかどうかを決定する
。そのような他のキャリア/タイムスロットチャネルが存在する場合は、ステッ
プ11−12、ステップ11−13、及びステップ11−14を、SIRが次に
最大の専用キャリア/タイムスロットチャネルを有するキャリア/タイムスロッ
トチャネルに関して実行する。
【0057】 ステップ11−10において決定されるような、加入者端末SSの基地局にと
ってクオリファイされた専用物理チャネル(DPCH)を有するキャリア/タイ
ムスロットチャネルが存在しない場合、ステップ11−20において加入者端末
SSは、近隣の基地局からの、検出可能な専用物理チャネル(DPCH)を有す
る別のキャリア/タイムスロットチャネルが、加入者端末SSの最少閾値TSS を超えるかどうかを決定する。もし、1以上のそのような専用物理チャネル(D
PCH)が近隣の基地局に存在する場合は、その専用物理チャネル(DPCH)
を備えるキャリア/タイムスロットチャネルに関して、ステップ11−21から
ステップ11−24を実行する。ステップ11−21からステップ11−24は
、本質的に、ステップ11−12、ステップ11−13及びステップ11−14
と同一であり、ステップ11−21からステップ11−24は、加入者端末SS
の基地局(加入者端末SSが同期しロックされている基地局)ではなく、隣接す
る基地局からの専用物理チャネル(DPCH)を備えるキャリア/タイムスロッ
トチャネルに付随する。
【0058】 ステップ11−10において決定されるような、加入者端末SSの隣接基地局
にとってクオリファイされた専用物理チャネル(DPCH)を有するキャリア/
タイムスロットチャネルが存在しない場合、もし、1以上のキャリアが、加入者
端末SSがロックされる基地局によってサポートされているなら、ステップ11
−30において加入者端末SSは、任意に選択されたキャリア(FからF
上の最低干渉度のキャリア/タイムスロットチャネルを利用して、新たな2重D
PCH接続を確立する。新たな2重DPCH接続の確立は、上述の対比可能なス
テップ11−21から11−24から理解される。
【0059】 加入者端末SSにおける最少閾値TSS及び、基地局における最少閾値TBS は、いくつかのファクターに依存している。これらのファクターは、処理ゲイン
量、キャリア/タイムスロットチャネルをすでに利用する接続数及び特定の符号
検出方法のパフォーマンス及び同一キャリア/タイムスロットチャネル上の符号
の識別能力を含むものである。最適閾値は、サービスによって異なり、呼のタイ
プに応じて呼から呼へ適応されてもよい。
【0060】 このように、発呼もしくはハンドオーバーのために、加入者端末SSは、最低
干渉度2重キャリア/タイムスロットチャネルを選択し、最強基地局への2重キ
ャリア/タイムスロットチャネル上のランダムアクセス物理チャネル(RAPC
H)及び順方向アクセス物理チャネル(FAPCH)を介して、ダイレクトDP
CHをセットアップ(20ms)する。これは、迅速なDPCHアクセスを提供
する。ハンドオーバーは、加入者端末SSによって分散され、制御される。これ
は、固定的なインフラにおける、複雑な協調若しくは、変則的なチャネル選択の
要請を排除する。DPCH選択が基本的に加入者端末SSによって実行されると
いう事実は、ブラインドスポット情報又はシステム側からの制御のような補足情
報を排除するものではない。
【0061】 本発明は、このように、TDMAコンポーネント及び又は多数キャリア(例え
ばFDMA)を有するダイレクトシーケンスCDMA移動無線システムに対し、
瞬時の動的チャネル選択処理を提供する。“瞬時に”とは、例えば、呼ごと、も
しくは、接続ベースで、基地局の必要に応じてチャネル選択が行われることを意
味する。当該選択は、ハンドセット、即ち加入者端末SSによって行われるので
便利である。
【0062】 本発明の瞬時の動的チャネル選択は、最低干渉度チャネル(LIC)を定義す
ることに基づいている。2重トラヒックチャネルについて、最低干渉度チャネル
(LIC)は、2重キャリア/タイムスロットチャネルペアであり、ここでは、
ダウンリンクは、加入者端末SSにおいて計測された全てのキャリア/タイムス
ロットチャネルペアにのうち最低無線信号強度表示(RSSI)である。共通ブ
ロードキャスト物理チャネル(BPCH)、若しくはダウンリンク単一トラヒッ
クチャネル、最低干渉度チャネル(LIC)は、2重キャリア/タイムスロット
チャネルペアのダウンリンクであり、キャリア/タイムスロットチャネルペアの
二つのスロットのどれかの最高RSSIは、全てのキャリア/タイムスロットチ
ャネルペアの基地局において計測された最低値を有する。2重(若しくは、アッ
プリンク単一)トラヒックチャネルの代わりとして、2重キャリア/タイムスロ
ットチャネルペアに属するスロットとして、最低干渉度C/TSチャネルを定義
することは可能である。ここで、RSSIが最高のキャリア/タイムスロットチ
ャネルペアの二つのスロットは、何れも、全てのキャリア/タイムスロットチャ
ネルペアの加入者端末における最低値を有する。
【0063】 効果的な瞬時の動的チャネル選択は、統計的大数の法則に基づく。これは、良
好なチャネルを選択するための選択肢が可能なかぎり多くあることを意味する。
良好なチャネルとは、良好な信号対混信比(SIR)を有する確立が高く、同一
システム若しくは他のシステムにおける既存の接続と干渉する確立が低いチャネ
ルをいう。瞬時の動的チャネル選択の効果的な適用は、新しい呼のセットアップ
において、時に既存の呼との干渉を起こしてしまう。その場合は、別のキャリア
/タイムスロットチャネルへ逃げなければならない(例えば、ハンドオーバーを
行う)であろう。これは、トラヒックチャネルだけではなく、ブロードキャスト
、同期、ページング及びアクセスチャネルが、動的に選択される限り(本発明に
おいてはこれが起こる)は問題ない。
【0064】 このように、本発明において、BPCH若しくは、RAPCH若しくはFAP
CHのための、特定のキャリア若しくはキャリア/タイムスロットチャネルは存
在しない。この場合、干渉するようなものは、全体の基地局が実施できないであ
ろう。これらのチャネルの固定的な位置は、すべてのシステム間におけるコスト
がかかり、現実的ではない時間同期と同様に、プラニングを強制するであろう。 好ましくは、本発明は、瞬時の動的チャネル選択処理を、DS−CDMA符号
化処理によって適用される処理ゲイン量とは独立に行うことができる。更なる処
理ゲインは、同一タイムスロット上により多くの呼が存在することを意味する。
本発明は、このように、異なるチャネル及び接続上で実装された異なる可変の処
理ゲインに関連する。この特徴を、非常に低い処理ゲイン(例えば、1まで)ま
で落とすためには、共通ブロードキャスト物理チャネル(BPCH)の一部が、
専用物理チャネル(DPCH)と時間マルチプレックスされることが必要である
。この時間マルチプレックスは、各スロット若しくは、適当ないくつかのスロッ
トに渡って実行することができる。1の物理チャネル(BPCH)のみが供され
るために、いくつかの若しくは、全てのキャリア/タイムスロットチャネルの処
理ゲインが低い場合、全部の共通ブロードキャスト物理チャネル(BPCH)は
、これらのキャリア/タイムスロットチャネル上で、専用物理チャネル(DPC
H)と時間マルチプレックスされなければならない。これによりは、共通ブロー
ドキャスト物理チャネル(BPCH)は、すべてのアクティブなキャリア/タイ
ムスロットチャネル上で利用可能となる。このような状況では、図11の処理は
ステップ11−10及びステップ11−20のチェックがバイパスされることに
より能率化される。これに関して、順方向アクセス物理チャネル(FAPCH)
は、同様に時間マルチプレックスされなければならないであろう。
【0065】 本発明はまた、共通スペクトル割当上に、非協調DS−CDMA移動無線シス
テムを導入することができる。本発明は、まず同一地理的エリアにおける多数の
居住システムやオフィスシステムに適用されることを意図するが、それに限定さ
れるものではない。例えば、図2の移動体通信システム20から20は、オ
フィスパークや技術地域に全て位置する、異なる企業若しくは施設が運用するこ
とができる。本発明は、スペクトルが、ある公共オペレーターに排他的に割当て
られているものに適用しても、複数オペレーターが利用可能な共通(ライセンス
不要な)割当のものに適用しても良い。
【0066】 本発明は、異なるシステム接続に、異なるキャリア/タイムスロットチャネル
を利用させることにより、地理的にオーバーラップした異なるDS−CDMAシ
ステムの効果的な採用を可能とする。適切なキャリア/タイムスロットチャネル
を選択するために利用される本発明の瞬時の動的チャネル選択処理により、異な
るキャリア/タイムスロットチャネルは、異なるシステム間の無線接続に必要な
隔離をもたらす。
【0067】 本発明のさらなる利点は、瞬時の動的チャネル選択を行うマルチキャリア(M
C)TDMAシステムの適切なクラスと共存することができることである。
【0068】 特定の実施形態において、4つの無線周波数キャリアFからFは、周波数
レンジ1900から1920MHzにおいて提供される。本発明は、4つの周波
数キャリアに限定されること無く、また、1無線周波数キャリアについて16タ
イムスロットに限定されるものでもない。より多く、若しくはより少ない無線周
波数キャリアを利用することもできるし、それと同様により多く若しくは、より
少ないタイムスロットを1無線周波数について利用することができることが理解
されよう。実際、本発明は、1の無線周波数キャリアのみを利用する移動体通信
システムでも実施可能である。
【0069】 ここに記載される実施形態は、固定拡散符号を、共通ブロードキャスト物理チ
ャネル(BPCH)、ランダムアクセス物理チャネル(RAPCH)、及び順方
向アクセス物理チャネル(FAPCH)について有する。固定拡散符号は、所定
のDS−CDMA符号であり、復号化及び符号化のために、直ちにこれらの物理
チャネルに適用してことができ、これにより利益をもたらす。しかしながら、本
発明には、これらの物理チャネルについて可変拡散符号が利用可能な実施形態も
含まれることは理解されるべきである。
【0070】 図9は、加入者端末SSの構成を示す。本発明の目的からすれば、基地局の実
施形態においても同様のコンポーネントが存在することは理解されるべきである
。そのようなき地局の実施形態では、プロセッサは、基地局を制御し、アプリケ
ーションロジックを適切に実行すると共に、基地局ユーザーインターフェースに
接続される。
【0071】 ここで記載される実施形態は、TDMAコンポーネントを伴うCDMA移動体
通信システムである。しかしながら、TDMAコンポーネントは、必ずしも必要
無く、かつ、本発明の原理はFDMAコンポーネントのみを有するCDMAにも
適用可能であることは理解されるべきである。従って、ここで記載する瞬時の動
的チャネル選択は、一般に周波数及び時間ドメインの両方に適用され、本発明は
、これらのドメインの一方のみが利用可能な場合でも同様に適用可能である。
【0072】 上述のように、瞬時の動的チャネル選択は、本発明の有益な特徴である。本発
明における瞬時の動的チャネル選択は、平均的に、固定チャネル割当(FCA)
が同一の所定の阻止確立において提供するものより、短い地理的距離におけるチ
ャネル再利用を可能とし、局地的に利用可能な干渉制限トラヒック容量は、固定
チャネル配置(FCA)に比べて増加する。しかしながら、本発明の側面は、固
定チャネル割当(FCA)を代わりに利用することよっても実施できることは理
解されるべきである。このように、本発明の特徴は、瞬時の動的チャネル選択を
かならずしも必要と得ず、瞬時の動的チャネル選択を要求するものとして解釈さ
れるべきではない。
【0073】 様々な2重方式が示されているが、本発明によればキャリア(例えば、キャリ
ア/タイムスロットチャネル)上の各タイムスロットは、ダウンリンク若しくは
アップリンクのどちらでも割り当てることができる。このような柔軟性により、
TDDモードを、異なる環境及び異なる開発計画に対し適用することができる。
どのような構成でも、少なくとも1キャリア上の1タイムスロットは、ダウンリ
ンクに割り当てられなければならず、かつ、少なくとも1キャリア上の1タイム
スロットは、アップリンクに割り当てられなければならない。
【0074】 本発明は、現在最も実践的で、最適な実施形態を考慮して説明されているが、
本発明は当該開示された実施形態に限定されるものではなく、逆に、特許請求の
範囲の精神及び範囲内に含まれる様々な修正、均等な置換をカバーすることを意
図するものであることは、理解されるべきである。
【図面の簡単な説明】
【図1】 移動体通信システムの概念図である。
【図2】 少なくとも部分的に地理的重複カバーエリアを有する複数の移動体通信システ
ムの概念図である。
【図3】 本発明の実施形態に対応した、複数の移動体通信システムの概念図である。
【図3a】 DS=CDMA装置を示すためのキャリア/タイムスロットチャネルの概念図
である。
【図4】 本発明に対応して利用されるチャネルの概念図である。
【図4a】 物理チャネルBPCH、DPCH、RAPCH及びFAPCHのビット構造の
一例を示す図である。
【図4b】 各BPCHフレームの64データビット上における情報タイプのマッピングを
示す図である
【図5】 3つのプロトコルレイヤーを有する無線インターフェースの一般的構成を示す
図である。
【図6】 本発明に対応して利用される共通ブロードキャスト物理チャネル(BPCH)
のマルチフレーム形式の一例を示す図である。
【図7a】 2重キャリアのための多重交換ポイント構成と、2重キャリアのための単一交
換ポイント構成とを示す図である。
【図7b】 2重キャリアのための多重交換ポイント構成と、2重キャリアのための単一交
換ポイント構成とを示す図である。
【図8a】 共通ブロードキャスト物理チャネル(BPCH)を送信するための動的ダウン
リンク(DPCH)専用物理チャネルの利用を示した図である。
【図8b】 動的ダウンリンク専用物理チャネル(DPCH)が存在しない場合の、ダミー
共通ブロードキャスト物理チャネル(BPCH)の生成を示した図である。
【図9】 本発明の実施形態における、加入者端末の構成図である。
【図10】 本発明の実施形態における、加入者端末チャネル識別処理に含まれる一般的な
ステップを示すフローチャートである。
【図11】 本発明の実施形態における、加入者端末チャネル選択処理に含まれる一般的な
ステップを示すフローチャートである。
【図12】 シームレスなハンドオーバーを行う際に、如何にしてブラインドスポットを排
除するかの一例を示す図である。
【手続補正書】特許協力条約第34条補正の翻訳文提出書
【提出日】平成13年3月23日(2001.3.23)
【手続補正1】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】特許請求の範囲
【補正方法】変更
【補正の内容】
【特許請求の範囲】
【手続補正2】
【補正対象書類名】図面
【補正対象項目名】図11
【補正方法】変更
【補正の内容】
【図11】
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (81)指定国 EP(AT,BE,CH,CY, DE,DK,ES,FI,FR,GB,GR,IE,I T,LU,MC,NL,PT,SE),OA(BF,BJ ,CF,CG,CI,CM,GA,GN,GW,ML, MR,NE,SN,TD,TG),AP(GH,GM,K E,LS,MW,SD,SL,SZ,TZ,UG,ZW ),EA(AM,AZ,BY,KG,KZ,MD,RU, TJ,TM),AE,AL,AM,AT,AU,AZ, BA,BB,BG,BR,BY,CA,CH,CN,C R,CU,CZ,DE,DK,DM,EE,ES,FI ,GB,GD,GE,GH,GM,HR,HU,ID, IL,IN,IS,JP,KE,KG,KP,KR,K Z,LC,LK,LR,LS,LT,LU,LV,MA ,MD,MG,MK,MN,MW,MX,NO,NZ, PL,PT,RO,RU,SD,SE,SG,SI,S K,SL,TJ,TM,TR,TT,TZ,UA,UG ,UZ,VN,YU,ZA,ZW

Claims (56)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 加入者端末とエアーインターフェースを介して通信する少なく
    とも1の基地局を備える通信システムであって、 前記通信システムにおける無線送信アクセスが、時間分割多重アクセス(TD
    MA)コンポーネントを伴う符号分割多重アクセス(CDMA)を利用し、共通
    ブロードキャスト物理チャネルが、前記基地局から少なくともそれぞれのアクテ
    ィブなキャリア/タイムスロット結合上でブロードキャストされ、前記共通ブロ
    ードキャスト物理チャネルは、(1)ブロードキャストシステム識別情報及び(
    2)ページング情報を含むことを特徴とするシステム。
  2. 【請求項2】 前記基地局のために、異なるタイムスロット上でアクティブな
    、少なくとも2つの前記共通ブロードキャスト物理チャネルが常に存在すること
    を特徴とする請求項1に記載のシステム。
  3. 【請求項3】 前記基地局は、前記二つの共通ブロードキャスト物理チャネル
    をアクティブなトラヒックタイムスロット上に配置し、もし、2未満のアクティ
    ブトラヒックチャネルしかない場合は、前記基地局がダミー共通ブロードキャス
    ト物理チャネルを最低干渉度の非トラヒックタイムスロット上に生成することを
    特徴とする請求項1に記載のシステム。
  4. 【請求項4】 前記基地局は、ダミー共通ブロードキャスト物理チャネルが、
    最低干渉度タイムスロット上に残っているかどうかを確認するために監視し、も
    し、そうでないならば、ダミー共通ブロードキャスト物理チャネルを最低干渉度
    タイムスロットに再配置することを特徴とする請求項3に記載のシステム。
  5. 【請求項5】 前記基地局は、ダミー共通ブロードキャスト物理チャネルを最
    低干渉度タイムスロット上に生成することを特徴とする請求項2に記載のシステ
    ム。
  6. 【請求項6】 固定ダイレクトシーケンスCDMA符号は、共通ブロードキャ
    スト物理チャネルとして利用されることを特徴とする請求項1に記載のシステム
  7. 【請求項7】 前記加入者端末は、前記基地局へアクセス要求を送信するため
    にキャリア/タイムスロットを選択することを特徴とする請求項1に記載のシス
    テム。
  8. 【請求項8】 前記基地局へアクセス要求を送信するために前記加入者端末に
    よって選択されたキャリア/タイムスロットは、トラヒックチャネルとしても利
    用されることを特徴とする請求項7に記載のシステム。
  9. 【請求項9】 前記加入者端末は、少なくとも最低干渉度キャリア/タイムス
    ロットを、前記基地局へ前記アクセス要求を送信するためのキャリア/タイムス
    ロットとして選択することを特徴とする請求項7に記載のシステム。
  10. 【請求項10】 前記アクセス要求の受信に応じて、受領されたアクセス要求
    のために、前記基地局は、前記加入者端末が前記基地局へのアクセス要求を送信
    するために選択した前記キャリア/タイムスロットの2重ペアに含まれる次のダ
    ウンリンクキャリア/タイムスロットで、回答を送信することを特徴とする請求
    項7に記載のシステム。
  11. 【請求項11】 前記加入者端末は、第1の所定の閾値を超えるものでなけれ
    ばならない最低干渉度アップリンクキャリア/タイムスロットを、前記基地局に
    対するアクセス要求を送信するための前記キャリア/タイムスロットとして選択
    し、選択されたアップリンクキャリア/タイムスロットについての2重ペアのダ
    ウンリンクキャリア/タイムスロットは、基地局において第2の所定の閾値を超
    えるものでなければならないことを特徴とする請求項7に記載のシステム。
  12. 【請求項12】 最低干渉度アップリンクキャリア/タイムスロットの、前記
    基地局に対するアクセス要求を送信するための前記キャリア/タイムスロットと
    しての選択において、前記加入者端末は、 (1)ダミー共通ブロードキャスト物理チャネルを有する2重キャリア/タイ
    ムスロットチャネル、 (2)前記加入者端末に最も近い前記基地局のアクティブなトラヒックチャネ
    ルを有する2重キャリア/タイムスロットチャネル、 (3)隣接基地局のアクティブなトラヒックチャネルを有する2重キャリア/
    タイムスロットチャネルと、ランダムキャリア上の最低干渉度2重キャリア/タ
    イムスロットチャネル の優先順位を利用することを特徴とする請求項11に記載のシステム。
  13. 【請求項13】 ある瞬間において、前記基地局と前記加入者端末間の接続が
    、前記システムの物理チャネル上で発生し、前記物理チャネルが符号、タイムス
    ロット及び周波数によって定義されることを特徴とする請求項1に記載のシステ
    ム。
  14. 【請求項14】 前記ブロードキャストシステム識別情報により、加入者端末
    は、前記加入者が属する前記通信システムと、それ以外の同一地理的範囲に存在
    する他の通信システムとを区別することが可能となり、前記加入者端末は、前記
    ブロードキャストシステム識別子を前記加入者が属する通信システムからのフレ
    ーミング送信に利用することを特徴とする請求項1に記載のシステム。
  15. 【請求項15】 前記ブロードキャストシステム識別情報は、さらに、前記加
    入者が属する通信システムの前記基地局の識別情報を含むことを特徴とする請求
    項9に記載のシステム。
  16. 【請求項16】 加入者端末とエアーインターフェースを介して通信する少な
    くとも1の基地局を備える通信システムの制御方法であって、 前記通信システムにおける無線送信アクセスについて、時間分割多重アクセス
    (TDMA)コンポーネントを伴う符号分割多重アクセス(CDMA)を利用す
    る工程と、 共通ブロードキャスト物理チャネルを、前記基地局から少なくともそれぞれの
    アクティブなキャリア/タイムスロット結合上でブロードキャストする工程とを
    備え、 前記共通ブロードキャスト物理チャネルは、(1)ブロードキャストシステム
    識別情報及び(2)ページング情報を含むことを特徴とする方法。
  17. 【請求項17】 前記基地局のために、異なるタイムスロット上でアクティブ
    な、少なくとも2つの前記共通ブロードキャスト物理チャネルを維持する工程さ
    らに備えることを特徴とする請求項16に記載の方法。
  18. 【請求項18】 前記二つの共通ブロードキャスト物理チャネルを、前記基地
    局がアクティブなトラヒックタイムスロット上に配置する工程と、もし、2未満
    のアクティブトラヒックチャネルしかない場合は、前記基地局がダミー共通ブロ
    ードキャスト物理チャネルを最低干渉度の非トラヒックタイムスロット上に生成
    する工程とを更に備えることを特徴とする請求項17に記載の方法。
  19. 【請求項19】 前記基地局がダミー共通ブロードキャスト物理チャネルが、
    最低干渉度タイムスロット上に残っているかどうかを確認するために監視する工
    程と、もし、そうでないならば、ダミー共通ブロードキャスト物理チャネルを最
    低干渉度タイムスロットに再配置する工程とを更に備えることを特徴とする請求
    項18に記載の方法。
  20. 【請求項20】 前記基地局がダミー共通ブロードキャスト物理チャネルを最
    低干渉度タイムスロット上に生成する工程を更に備えることを特徴とする請求項
    16に記載の方法。
  21. 【請求項21】 固定ダイレクトシーケンスCDMA符号を、共通ブロードキ
    ャスト物理チャネルとして利用する工程を更に備えることを特徴とする請求項1
    6に記載の方法。
  22. 【請求項22】 前記基地局へアクセス要求を送信するためにキャリア/タイ
    ムスロットを選択する前記加入者端末を備えること特徴とする請求項16に記載
    の方法。
  23. 【請求項23】 前記基地局へアクセス要求を送信するために前記加入者端末
    によって選択されたキャリア/タイムスロットを、トラヒックチャネルとしても
    利用する工程を備えることを特徴とする請求項22に記載の方法。
  24. 【請求項24】 少なくとも最低干渉度キャリア/タイムスロットを、前記基
    地局へ前記アクセス要求を送信するためのキャリア/タイムスロットとして選択
    する前記加入者端末を更に備えることを特徴とする請求項22に記載の方法。
  25. 【請求項25】 前記アクセス要求の受信に応じて、受領されたアクセス要求
    のために、前記基地局は、前記加入者端末が前記基地局へのアクセス要求を送信
    するために選択した前記キャリア/タイムスロットの2重ペアに含まれる次のダ
    ウンリンクキャリア/タイムスロットで、回答を送信する工程を更に備えること
    を特徴とする請求項22に記載の方法。
  26. 【請求項26】 前記加入者端末が第1の所定の閾値を超えるものでなければ
    ならない最低干渉度アップリンクキャリア/タイムスロットを、前記基地局に対
    するアクセス要求を送信するための前記キャリア/タイムスロットとして選択す
    る工程を備え、選択されたアップリンクキャリア/タイムスロットについての2
    重ペアのダウンリンクキャリア/タイムスロットは、基地局において第2の所定
    の閾値を超えるものでなければならないことを特徴とする請求項24に記載の方
    法。
  27. 【請求項27】 最低干渉度アップリンクキャリア/タイムスロットの、前記
    基地局に対するアクセス要求を送信するための前記キャリア/タイムスロットと
    して選択する工程において、前記加入者端末は、 (1)ダミー共通ブロードキャスト物理チャネルを有する2重キャリア/タイ
    ムスロットチャネル、 (2)前記加入者端末に最も近い前記基地局のアクティブなトラヒックチャネ
    ルを有する2重キャリア/タイムスロットチャネル、 (3)隣接基地局のアクティブなトラヒックチャネルを有する2重キャリア/
    タイムスロットチャネルと、ランダムキャリア上の最低干渉度2重キャリア/タ
    イムスロットチャネル の優先順位を利用することを特徴とする請求項26に記載の方法。
  28. 【請求項28】 ある瞬間において、前記基地局と前記加入者端末間の接続が
    、前記システムの物理チャネル上で発生し、前記物理チャネルが符号、タイムス
    ロット及び周波数によって定義されることを特徴とする請求項16に記載の方法
  29. 【請求項29】 前記加入者が属する前記通信システムと、それ以外の同一地
    理的範囲に存在する他の通信システムとを区別するために前記ブロードキャスト
    システム識別情報を利用する前記加入者端末をさらに備えることを特徴とする請
    求項16に記載の方法。
  30. 【請求項30】 前記ブロードキャストシステム識別情報を前記加入者が属す
    る通信システムからのフレーミング送信に利用する前記加入者端末をさらに備え
    ることを特徴とする請求項29に記載の方法。
  31. 【請求項31】 第2の通信システムと少なくとも部分的に地理的重複範囲を
    有する第1の通信システムの制御方法であって、前記第1の通信システムが、少
    なくとも第1のシステム加入者端末とエアーインターフェースを介して通信する
    1の第1のシステム基地局を備え、前記第1の通信システムにおける無線送信ア
    クセスについて、時間分割多重アクセス(TDMA)コンポーネントを伴う符号
    分割多重アクセス(CDMA)を利用する方法は、 共通ブロードキャスト物理チャネルを、前記第1のシステム基地局から少なく
    ともそれぞれのアクティブなキャリア/タイムスロット結合上でブロードキャス
    トする工程であって、前記共通ブロードキャスト物理チャネルは、ブロードキャ
    ストシステム識別情報を含む工程と、 前記第1のシステム加入者端末において、前記ブロードキャストシステム識別
    情報を、前記第1の通信システムからの送信と、前記第2の通信システムからの
    送信とを区別するために利用する工程とを 備えることを特徴とする方法。
  32. 【請求項32】 前記第1のシステム加入者端末の前記ブロードキャストシス
    テム識別情報を、第1の通信システムにおけるフレーミング送信に利用する工程
    をさらに備えることを特徴とする請求項31に記載の方法。
  33. 【請求項33】 前記共通ブロードキャスト物理チャネルにページング情報が
    更に含まれることを特徴とする請求項31に記載の方法。
  34. 【請求項34】 前記第1のシステム基地局のために、異なるタイムスロット
    上でアクティブな、少なくとも2つの前記共通ブロードキャスト物理チャネルを
    維持する工程をさらに備えることを特徴とする請求項31に記載の方法。
  35. 【請求項35】 前記二つの共通ブロードキャスト物理チャネルを、前記第1
    のシステム基地局がアクティブなトラヒックタイムスロット上に配置する工程と
    、もし、2未満のアクティブトラヒックチャネルしかない場合は、前記基地局が
    ダミー共通ブロードキャスト物理チャネルを最低干渉度の非トラヒックタイムス
    ロット上に生成する工程とを更に備えることを特徴とする請求項34に記載の方
    法。
  36. 【請求項36】 前記第1のシステム基地局がダミー共通ブロードキャスト物
    理チャネルが、最低干渉度タイムスロット上に残っているかどうかを確認するた
    めに監視する工程と、もし、そうでないならば、ダミー共通ブロードキャスト物
    理チャネルを最低干渉度タイムスロットに再配置する工程とを更に備えることを
    特徴とする請求項35に記載の方法。
  37. 【請求項37】 前記第1のシステム基地局がダミー共通ブロードキャスト物
    理チャネルを最低干渉度タイムスロット上に生成する工程を更に備えることを特
    徴とする請求項33に記載の方法。
  38. 【請求項38】 固定ダイレクトシーケンスCDMA符号を、共通ブロードキ
    ャスト物理チャネルとして利用する工程を更に備えることを特徴とする請求項3
    1に記載の方法。
  39. 【請求項39】 前記第1のシステム基地局へアクセス要求を送信するために
    キャリア/タイムスロットを選択する前記第1のシステム加入者端末を備えるこ
    と特徴とする請求項31に記載の方法。
  40. 【請求項40】 前記第1のシステム基地局へアクセス要求を送信するために
    前記加入者端末によって選択されたキャリア/タイムスロットを、トラヒックチ
    ャネルとしても利用する工程を備えることを特徴とする請求項31に記載の方法
  41. 【請求項41】 少なくとも最低干渉度キャリア/タイムスロットを、前記第
    1のシステム基地局へ前記アクセス要求を送信するためのキャリア/タイムスロ
    ットとして選択する前記第1のシステム加入者端末を更に備えることを特徴とす
    る請求項40に記載の方法。
  42. 【請求項42】 前記アクセス要求の受信に応じて、受領されたアクセス要求
    のために、前記第1のシステム基地局は、前記第1のシステム加入者端末が前記
    第1のシステム基地局へのアクセス要求を送信するために選択した前記キャリア
    /タイムスロットの2重ペアに含まれる次のダウンリンクキャリア/タイムスロ
    ットで、回答を送信する工程を更に備えることを特徴とする請求項40に記載の
    方法。
  43. 【請求項43】 ある瞬間において、前記第1のシステム基地局と前記第1の
    システム加入者端末間の接続が、前記第1の通信システムの物理チャネル上で発
    生し、前記物理チャネルが符号、タイムスロット及び周波数によって定義される
    ことを特徴とする請求項31に記載の方法。
  44. 【請求項44】 第2の通信システムと少なくとも部分的に地理的重複範囲を
    有する第1の通信システムであって、前記第1の通信システムにおける無線送信
    アクセスについて、時間分割多重アクセス(TDMA)コンポーネントを伴う符
    号分割多重アクセス(CDMA)を利用する前記第1の通信システムは、 少なくとも第1のシステム加入者端末とエアーインターフェースを介して第1
    のシステム加入者端末と通信する1の第1のシステム基地局を備える前記第1の
    通信システムと、 共通ブロードキャスト物理チャネルを、少なくともそれぞれのアクティブなキ
    ャリア/タイムスロット結合上でブロードキャストする前記第1のシステム基地
    局と、 ブロードキャストシステム識別情報を含む前記共通ブロードキャスト物理チャ
    ネルと、 前記ブロードキャストシステム識別情報を、前記第1の通信システムからの送
    信と、前記第2の通信システムからの送信とを区別するために利用する前記第1
    のシステム加入者端末と 備えることを特徴とするシステム。
  45. 【請求項45】 前記第1のシステム加入者端末が、前記ブロードキャストシ
    ステム識別情報を、第1の通信システムにおけるフレーミング送信に利用するこ
    とを特徴とする請求項46に記載の装置。
  46. 【請求項46】 前記第1のシステム基地局は、前記共通ブロードキャスト物
    理チャネルに更にページング情報を含むことを特徴とする請求項44に記載の装
    置。
  47. 【請求項47】 前記第1のシステム基地局は、異なるタイムスロット上でア
    クティブな、少なくとも2つの前記共通ブロードキャスト物理チャネルをブロー
    ドキャストすることを特徴とする請求項44に記載の装置。
  48. 【請求項48】 前記第1のシステム基地局は、前記2つの共通ブロードキャ
    スト物理チャネルを、アクティブなトラヒックタイムスロット上に配置し、もし
    、2未満のアクティブトラヒックチャネルしかない場合は、前記基地局がダミー
    共通ブロードキャスト物理チャネルを最低干渉度の非トラヒックタイムスロット
    上に生成することを特徴とする請求項47に記載の装置。
  49. 【請求項49】 前記第1のシステム基地局がダミー共通ブロードキャスト物
    理チャネルが、最低干渉度タイムスロット上に残っているかどうかを確認するた
    めに監視し、もし、そうでないならば、ダミー共通ブロードキャスト物理チャネ
    ルを最低干渉度タイムスロットに再配置することを特徴とする請求項48に記載
    の装置。
  50. 【請求項50】 前記第1のシステム基地局がダミー共通ブロードキャスト物
    理チャネルを最低干渉度タイムスロット上に生成することを特徴とする請求項4
    4に記載の装置。
  51. 【請求項51】 固定ダイレクトシーケンスCDMA符号が、共通ブロードキ
    ャスト物理チャネルとして利用されることを特徴とする請求項44に記載の装置
  52. 【請求項52】 前記第1のシステム加入者端末が、前記第1のシステム基地
    局へアクセス要求を送信するためにキャリア/タイムスロットを選択すること特
    徴とする請求項44に記載の装置。
  53. 【請求項53】 前記第1のシステム基地局へアクセス要求を送信するために
    前記加入者端末によって選択されたキャリア/タイムスロットが、トラヒックチ
    ャネルとしても利用されることを特徴とする請求項52に記載の装置。
  54. 【請求項54】 前記第1のシステム加入者端末が、少なくとも最低干渉度キ
    ャリア/タイムスロットを、前記第1のシステム基地局へ前記アクセス要求を送
    信するためのキャリア/タイムスロットとして選択することを特徴とする請求項
    52に記載の装置。
  55. 【請求項55】 前記第1のシステム基地局が、前記アクセス要求の受信に応
    じて、受領されたアクセス要求のために、前記第1のシステム加入者端末が前記
    第1のシステム基地局へのアクセス要求を送信するために選択した前記キャリア
    /タイムスロットの2重ペアに含まれる次のダウンリンクキャリア/タイムスロ
    ットで、回答を送信することを特徴とする請求項52に記載の装置。
  56. 【請求項56】 ある瞬間において、前記第1のシステム基地局と前記第1の
    システム加入者端末間の接続が、前記第1の通信システムの物理チャネル上で発
    生し、前記物理チャネルが符号、タイムスロット及び周波数によって定義される
    ことを特徴とする請求項52に記載の装置。
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