JP2002537499A - 吸収紙製品を処理するための組成物 - Google Patents

吸収紙製品を処理するための組成物

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シュテファン アイヒホルン,
アンドレア ウルバン,
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エスシーエー ハイジーン プロダクツ ゲゼルシャフト ミト ベシュレンクテル ハフツング
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    • D21PAPER-MAKING; PRODUCTION OF CELLULOSE
    • D21HPULP COMPOSITIONS; PREPARATION THEREOF NOT COVERED BY SUBCLASSES D21C OR D21D; IMPREGNATING OR COATING OF PAPER; TREATMENT OF FINISHED PAPER NOT COVERED BY CLASS B31 OR SUBCLASS D21G; PAPER NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
    • D21H21/00Non-fibrous material added to the pulp, characterised by its function, form or properties; Paper-impregnating or coating material, characterised by its function, form or properties
    • D21H21/14Non-fibrous material added to the pulp, characterised by its function, form or properties; Paper-impregnating or coating material, characterised by its function, form or properties characterised by function or properties in or on the paper
    • D21H21/22Agents rendering paper porous, absorbent or bulky

Abstract

(57)【要約】 吸収紙製品を処理するための組成物が開示されている。組成物は周囲温度で固体又は半固体であり、クリーム状で高い粘稠度を有する。組成物は約30〜90重量%の油、約1〜40重量%のワックス、約1〜30重量%の乳化剤及び約5〜35重量%の水を含む。ローション組成物は溶融された形でティッシュ紙ウェブの外側表面に適用される。組成物は処理された製品の滑らかさ及び本体柔らかさの両方を実質的に改良し、製品の表面を実質的にグリース状でない触感でありながら知覚できるローション状感触を残す。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】 1.発明の分野 本発明は吸収紙製品を処理するための、特に皮膚と長く又は繰り返し接触させ
られる運命にあるティッシュ紙製品のため及び製品に柔らかく滑らかな触感を付
与するための組成物に関する。さらに本発明はかかる組成物で処理された吸収紙
製品に関する。
【0002】 2.背景技術 紙ハンカチ、トイレットティッシュ、使い捨て紙タオルなどの吸収紙製品は一
般に体液を吸収することによって皮膚を清浄及び乾燥するために使用される。し
かしながら、風邪又はアレルギーを患う人による鼻をかむなどのかかる製品の頻
繁な使用は皮膚をすりむき、高い感受性、赤色化、刺激に導き、ある場合には炎
症及び痛みに至る。かかる製品の摩耗効果を軽減するために、固体、半固体又は
ローションの形の添加剤がティッシュ紙に適用されることができる。これらの添
加剤は製品の表面に滑らかさを付与する作用をし、ティッシュ紙をより容易に皮
膚に滑らせることを可能にする。添加剤の幾らかはさらに皮膚に移され、冷却又
は鎮静効果を与える如き他の幾つかの機能を実施する。
【0003】 ティッシュ紙に適用されるように適応されたかかる添加剤の例はWO 95/
356412,US 5525345及びWO 96/24723に記載されて
いる。WO 95/356412は実質的に水を含まない可塑性又は流体皮膚軟
化薬(例えばペトロラタム)及び固定剤(immobilising agent)(脂肪酸又は脂
肪アルコール)を含有するローションを記載する。US 5525345に記載
された配合は皮膚軟化薬及び固定剤を含む。この後者の場合には皮膚軟化薬は石
油ベース皮膚軟化薬、脂肪酸エステル皮膚軟化薬、アルキルエトキシレート皮膚
軟化薬、又はこれらの混合物の一つを含む。固定剤はポリヒドロキシ脂肪エステ
ル、ポリヒドロキシ脂肪酸アミド、例えばソルビタンステアレート又はこれらの
混合物を含有する。ローションは所望により親水性界面活性剤を含んでもよい。
WO 96/24723に記載されたティッシュ紙を処理するための配合は油及
びワックスを含有する組成物である。
【0004】 これらの文献に記載された全ての組成物はワックス材料に基づく。結果として
、これらの組成物で処理された紙製品は皮膚に対してかなり剛く、脂状又は油状
で不快である。
【0005】 WO 97/30217は紙の感触を改良するために設計された吸収紙製品の
処理のためのさらなる配合物を記載する。記載された配合物は周囲温度で液体で
あり、加熱の必要なしで紙キャリヤへのその適用が可能である。その配合物は水
性皮膚軟化薬、4級アンモニウム化合物及びポリオール、鉱物油又はそれら二つ
の混合物である溶媒を含む。水性皮膚軟化薬はC16以上を有する脂肪アルコー
ル、少なくともC24を有するワックス状エステル、非イオン性又は両性乳化剤
、油及び水を含む水中油乳剤である。その組成物に利用される水の量は全体とし
て約3重量%〜約85重量%で変化するかもしれない。しかしながら、鉱物油又
はワックスは水の部分に対して置換されてもよい。4級アンモニウム化合物は吸
収紙製品の処理におけるそれらの軟化特性のために長く知られている。従って、
この従来技術のローションで処理されたティッシュ紙は未処理製品より柔らかい
のはもっともである。しかしながら、その組成物は全体としてティッシュ紙の表
面を実質的に乾いた触感にする。従って、処理されたティッシュ紙は使用時にロ
ーション状の感覚を生み出さず、この理由のため心地良さより皮膚をすりむくか
もしれない。
【0006】 周囲温度で液体である他の配合物は一般にそれらの紙への適用後、ティッシュ
紙キャリヤの表面繊維の下に長く浸透する。実際、かかるローションは皮膚軟化
薬が到達するまで、即ちティッシュ紙を構成する全ての層が同じ量のローション
を含有するまでティッシュ紙キャリヤ中に移行する傾向がある。これは紙に適用
されるローションの量を減らすことによってある程度までとどめられるかもしれ
ないが、表面上に存在するローションの割合はティッシュ紙バルク中に吸収され
る量と比較して常に少ない。従って、これらの組成物は紙製品の軟らかさを改良
するが、表面はローション状の感触を持たないだろう。
【0007】 本発明の目的は従来技術の配合物の欠点を緩和する紙製品、好ましくは吸収紙
製品を処理するための組成物を提供することである。
【0008】 特に、本発明の目的は紙の表面に知覚できるローション状感触を有する滑らか
でシルキーな触感を与え、さらに製品の柔らかさ及び本体の柔らかさを実質的に
改良し、一方処理した紙製品の引張強度及び厚さに実質的に影響を与えない紙製
品を処理するための組成物を提供することである。
【0009】 好ましくは、その組成物は処理された製品が使用されるとき皮膚上の皮膜に付
着される湿潤剤、抗炎症剤、アストリンゼン、清浄剤などの種々のスキンケア添
加剤のためのキャリヤとして好適である。その組成物は安定であるべきである。
【0010】 発明の概要 本発明は30℃で固体又は半固体である、即ち30℃以下の温度で固体又は半
固体であり、かつ約30〜90重量%の油、約1〜40重量%のワックス、約1
〜30重量%の乳化剤及び約5〜35重量%の水を含む吸収紙製品を処理するた
めに好適なクリームローション組成物に関する。
【0011】 その組成物は本質的に油中水乳剤であり、それは皮膚上に付着されると、ワッ
クス状ローションと比較するとより快適な感覚を生み出すように一般に知覚され
る。また、かかるクリームローションで処理されたティッシュ紙はワックス状ロ
ーションで処理されたティッシュ紙より心地良い触感であることが発見されてい
る。ローション組成物は周囲温度で固体又は半固体であり、溶融された形で紙キ
ャリヤに適用される。ローション組成物が溶融された形で吸収紙ウェブに適用さ
れるとき、少ないがかなりの部分の乳剤が紙中に浸透するだろう。ローションの
残りの部分は紙の外側層上で“動かなくなり(freeze)”、所望の増大した滑ら
かさ及びローション状感触を処理された製品に与えるだろう。紙本体中に浸透す
るローション組成物の部分は最終製品の柔らかさ及び本体柔らかさの顕著な増大
に寄与する。
【0012】 その組成物は植物抽出物などの疎水性及び親水性の両方のスキンケア添加剤が
組成物中に混入されてもよいというさらなる利点を有する。さらにティッシュ紙
又は他の吸収紙製品に適用されたローション組成物の効果がワックス状ローショ
ンより少ない適用量で知覚される利点がある。その組成物は滑らかさ及び本体柔
らかさにおける同じ知覚される改良が従来技術の配合物と比較するとより少ない
量の本発明による組成物を使用して得られうるので極めて経済的である。加えて
、本発明による組成物で処理された紙製品は使用時に知覚可能なローション状感
触を有する。
【0013】 組成物における水の量は35重量%以下で低く、処理された吸収紙製品が湿っ
た外観を有することを防止し、しかも処理された紙製品の引張強度の損失を防止
又は最小にする。好ましくは組成物は10〜30重量%の水、最も好ましくは1
5〜25重量%の水を含む。この量の水は処理された紙製品の構造的一体性及び
吸収能力を実質的に保護しながら顕著に改良された知覚される柔らかさを与える
ことが見出された。湿潤成分は水相に添加されることができる。これらはグリセ
リン、尿素など及び全てのタイプのグリコール、例えばプロピレングリコール、
ブチレングリコール、ソルビトールなどを含む。
【0014】 本発明の好ましい例では油成分の割合は組成物全体の約40〜80重量%、最
も好ましくは約50〜70重量%である。
【0015】 本発明のさらなる例では、組成物中のワックス成分の重量百分率は約1〜30
重量%、最も好ましくは約5〜20重量%である。
【0016】 組成物に存在する乳化剤の割合は好ましくは約1〜30重量%、最も好ましく
は約5〜20重量%である。乳化剤は組成物の油相又は水相のいずれかに溶解さ
れてもよい。これらの乳化剤は処理された吸収紙製品に高められた本体柔らかさ
を与えるために重要である。
【0017】 油成分は植物油、鉱物又は合成油、又はこれらの組合せの如き天然に存在する
油の一つから選択されることが好ましい。合成油の例はHenkelからCetiol J600
の名称の下で入手可能なオレイルエルケートの如き液体ワックスエステルである
。好適な天然に存在する油としては、ホホバ油、オリーブ油及びマカダミアナッ
ツ油が挙げられる。シリコーン油又はシラン油を単独又は他の油と組合せて使用
してもよい。
【0018】 好適なワックス成分は植物ワックスの如き天然に存在するワックス、合成ワッ
クス又はミネラルワックスから選択されてもよく、あるいはこれらの混合物を含
んでもよい。好ましくはワックス成分は蜜蝋及び/又はカンデリラ蝋を含むこと
が好ましい。さらに、シリコーンワックス及びシランワックスを単独又は他のワ
ックスと組合せて使用することができる。
【0019】 乳化剤はイオン性又は非イオン性乳化剤であってもよく、好ましくは非イオン
性であり、より好ましくは非イオン性油中水(W/O)乳化剤であり、これらの
混合物であってもよい。これらの例としては、ソルビタンステアレート(ソルビ
タンモノステアレート)及びポリグリセリル−2−ジポリヒドロキシステアレー
トがある。これらの二つの化合物はそれぞれDehymuls SMS及びDehymuls PGPHの
名称の下でHenkel KgaAから入手可能である。
【0020】 組成物はさらなる添加剤を含んでもよい。特に界面活性剤は乳剤の安定性を改
良するために組成物中に混入されてもよい。好適な界面活性剤の一例はStepanと
いう会社からLathanol LALの名称の下で入手可能なナトリウムラウリルスルホア
セテートである。
【0021】 本発明のさらなる例によれば組成物は皮膚鎮静及び/又は抗炎症特性などを有
する活性スキンケア成分をさらに含んでもよい。これらは次の天然に存在する及
び合成の活性成分を含むが、これらに限定されるものではない:ビタミン又は植
物抽出物、例えばトチノキ抽出物、カバノキ抽出物、キンセンカ、アルニカ抽出
物、カモミール抽出物又はビサボロール、全てのタイプのアズレン、イチョウ葉
の抽出物、St. Johnの草又はSharonのバラの抽出物、チャノキ油、キュウリ、バ
ルバトスアロエ、ホップ、アラントイン又はマンサク及びリンデン(それはその
収斂性及び治癒作用のために知られる)に基づいたスキンケア配合物。ほとんど
の植物抽出物はフラボノイドを含有し、それらはそれらの抗炎症及び抗水腫作用
のために知られる。フラボノイドの例としては、クエルセチン、ルチン、及び下
記の2−フェニル−ベンゾ[b]ピランのコア構造を有するアントシアニジンが
ある:
【化1】 式中、Ar=芳香族基、X=ハロゲンアニオン。
【0022】 もしアントシアニジンがビタミンC及び/又はビタミンEとともに使用される
なら、相乗効果が観察可能である。プロ−ビタミンB5(D−パンテノール)は
湿潤剤として作用するので添加剤として特に良く適している。ビサボロール及び
アズレンは全組成物の0.5重量%〜1重量%の量で知覚できる効果を与える。
組成物中に混入されることができる他の活性剤としては、海洋資源から導かれる
ことができかつ湿潤及び創傷治癒活性を有するアセチル化キチン、キトサン(例
えばMedical and veterinary applications of chitin and chitosan, Riccardo
A. A. Muzzarelli et al., Adv. Chitin Sci. (1997), 2, 580-589及びMechani
sm of wound healing acceleration by chitin and chitosan, Saburo Minamiら
, Abstract of Papers American Chemical Society, (1997) Vol.213, No.1-3,
pp. CARB 1参照)、細菌発育阻止及び抗炎症(鎮痛)特性を有するカンゾウから
の活性剤、グリシルレチン酸及びその塩及び大豆油から作られかつ抗炎症作用を
有し、Henkel KGaAからGenerolの名称の下で入手可能な(エトキシル化を含む)
フィトステロール(Parfumerie und Kosmethik 75(1994) 775, R. Wachter, B.
Salka及びA. Magnet, “Phytosterole-pflanzliche Wirkstoffe in der Kosmeti
k”)がある。フィトステロールは特にトイレットペーパについて使用するため
に重要な特性である抗掻痒性である。これらの添加物質は全組成物の約1重量%
〜約20重量%の量で組成物に存在させることが好ましい。
【0023】 もし必要なら、保存剤を組成物に添加することができる。
【0024】 さらに本発明は吸収紙を処理するときのこの組成物の使用にあり、そこでは組
成物は乾燥紙製品の約0.1〜約30重量%の量で紙の少なくとも一つの表面に
適用される。好ましくは組成物は乾燥紙の約0.5〜約25重量%、最も好まし
くは乾燥紙の約1〜約20重量%の量で適用される。
【0025】 本発明によるローション組成物で処理される例えばティッシュ紙の如き吸収紙
製品は固化したフィルムの形でその外側表面上に組成物のほとんどを担持するだ
ろう。しかしながら、組成物は約30〜約80℃、好ましくは約35〜約75℃
、最も好ましくは約40〜約70℃の融点を有し、従って溶融されたローション
組成物は紙の表面上ですぐには固定されないだろう。むしろかなりの割合のロー
ションが紙製品の内側層中に浸透し、ティッシュ紙の柔軟性を実質的に増大する
だろう。
【0026】 本発明のさらなる側面では上記目的は乾燥紙製品の約0.1〜約30重量%の
その少なくとも一つの表面上に付着された組成物の量で有する吸収紙製品で達成
される。好ましくは、処理された吸収紙製品は紙製品の乾燥重量に対して存在す
る組成物の約0.5〜約25重量%、最も好ましくは組成物の約1〜約20重量
%を有する。
【0027】 好適な吸収紙材料としては、一般にティッシュ紙がある。ティッシュ紙は一つ
、二つ又はそれ以上の層を含んでもよい。層は層状にされても均質にされてもよ
く、クレープ処理されてもされなくてもよく、ウェットプレス又はブロードライ
されてもよい。本発明のために有用なティッシュ紙タイプは限定されないが、フ
ェルトプレスティッシュ紙、パターン緻密化ティッシュ紙、非圧縮ティッシュ紙
及び圧縮ティッシュ紙が挙げられる。これらのティッシュ紙の様々な特性及びそ
れらの製造方法はWO 95/35412に詳細に記載されており、その文献は
参考としてここに組入れられる。
【0028】 ティッシュ紙を作るために使用される完成紙料は木材パルプ繊維の如き天然セ
ルロース繊維、及び合成繊維の両方を含んでもよい。添加剤は完成したティッシ
ュ紙の湿潤強度及び乾燥強度又は他の特性を改良するために完成紙料に含まれて
もよい。
【0029】 組成物はティッシュ紙ウェブの一つの表面、好ましくは両方の表面に適用され
てもよい。適用は紙ウェブが乾燥された後に行われることが典型的であり、いか
なる続く工程、例えばウェブを乾燥した直後、ウェブを結合して多数の層を形成
する直前、又は多層ウェブを形成して最終吸収紙製品を形成する前に適用されて
もよい。2以上の層を有するティッシュ紙に対しては、組成物は各層に又は一つ
又は両方の外側層だけに適用されてもよい。個々の層又は多層構造体は本発明に
よるローション組成物の適用前又は後のいずれかにパターン化されてもよい。好
適な適用技術としては、スプレー、グラビア印刷、フレキソ印刷、押出又は紙ウ
ェブにローションのフィルムを適用することができるいずれかの方法が挙げられ
る。
【0030】 発明の詳細な記述 本発明のために好適な吸収紙製品は様々な形であることができるが、好ましく
はティッシュ紙の形をとる。この点に関して、最終製品の望ましい使用は使用さ
れた吸収紙製品の個々のタイプを決定する。ティッシュ紙の基本重量は約10g
/m〜約65g/mで変化し、フェイシャルティッシュ紙は一般にこの範囲
の下の端の方の値であり、紙ハンカチはこの範囲の上の端の方の値である。
【0031】 前の記載では、ティッシュ紙の処理にだけ言及したが、それは使い捨て紙タオ
ル、紙ハンカチ、フェイシャルティッシュ及びトイレットティッシュを含む様々
な製品のために使用されてもよい。
【0032】 吸収紙を処理するためのローションは油成分及びワックス成分を含む油相、乳
化剤及び水を含む。界面活性剤及び活性スキンケア成分を含むさらなる添加剤は
組成物中に混入されてもよい。
【0033】 ローションは全ての成分が溶融され均質な液体が得られるまで油相のワックス
及び液体油を一緒に乳化剤及び油相に相溶可能な任意の活性物質とともに加熱す
ることによって作られる。水及び所望により1以上の追加の界面活性剤及びさら
なる親水性活性物質を含む水相は油相と同じ温度まで加熱される。安定した乳剤
を得るために、加熱された油相はディスペンサー又は乳化機で高スピードで撹拌
されなければならず、一方加熱された水相はゆっくりと添加される。好適なディ
スペンサーはUltra Thurrax(商標)である。2相を結合した後、混合物は安定
した乳剤が形成されるまで撹拌される。混合物は30℃未満の温度に冷却される
まで遅いスピードで連続的に撹拌される。この温度において乳剤はクリーム状の
粘稠性を有する半固体又は固体であるだろう。
【0034】 かくして得られた組成物はティッシュ紙ウェブの少なくとも一つの表面上に均
一に溶融された組成物を分配することができるあらゆる適用方法を使用してティ
ッシュ紙に適用されることができる。好適な技術としては、スプレー、フレキソ
印刷又はグラビア印刷の如き印刷、押出、又はこれらの組合せがある。グラビア
印刷及び押出法の例はWO 95/35412及びWO 96/24723に記
載され、それらの両方が参考としてここに組入れられる。
【0035】 本発明によるローション組成物はティッシュ紙を飽和する量でティッシュ紙ウ
ェブに適用されるべきではない。紙ウェブの飽和は完成した製品の引張強度の極
度の減少に導き、消費者による製品の否定的な知覚を生じるかもしれない。さら
に、柔らかさ、滑らかさ及びローション状感触に関するローション組成物の利益
は飽和量より十分下の適用量で感じられることができる。従って、紙ウェブの表
面だけに組成物を適用する適用技術が使用されることが好ましい。本体柔らかさ
の増加は乳剤の一部がその固体又は半固体状態に冷却する前にウェブ中に浸透す
るにつれて得られるだろう。
【0036】 組成物はティッシュ紙ウェブの一つの側だけに適用されてもよいが、両側に適
用されることが好ましい。後者の場合には、ローション組成物は片側に適用され
てから残りの側に適用されてもよく、あるいは両側を同時に処理してもよい。組
成物は液体の形でティッシュ紙ウェブに適用される。組成物は約30〜約80℃
、好ましくは約35〜約75℃、最も好ましくは約40〜約70℃の融点を有し
、周囲温度で固体又は半固体であるので、ティッシュ紙ウェブへの適用前に加熱
されなければならない。あるいは、組成物は中間冷却工程のない製造直後に溶融
された状態でティッシュ紙に適用されてもよい。組成物の様々な成分が異なる温
度で溶融することが認識されるだろう。従って、融点という言葉は組成物の全て
又は実質的に全ての成分が液体である温度を意味するものとして広く使用される
【0037】 ローションは典型的にはウェブが乾燥されてからティッシュ紙ウエブに適用さ
れる。組成物は乾燥紙の0.1〜30重量%、好ましくは乾燥紙の0.5〜25
重量%、最も好ましくは1〜20重量%の量でウェブに適用される。
【0038】 ティッシュ紙の柔らかさ及び滑らかさにおける知覚できる改良及びローション
状感触はこれらの低い量の適用された組成物で達成されることができる。なぜな
らばそれは5〜35重量%、好ましくは10〜30重量%、最も好ましくは15
〜25重量%の特定の水含有量を有する水含有乳剤であるからである。加えて、
ローション組成物の水成分が適用時にティッシュ紙の本体中に乳剤を浸透するこ
とを助け、完成した製品の湿潤又は乾燥強度に悪影響を与えない適用されたロー
ションの量で顕著に改良された本体柔らかさを生じることが考えられる。ローシ
ョンはさらに組成物全体の30〜90重量%、好ましくは40〜80重量%、最
も好ましくは50〜70重量%の割合で油を、組成物の1〜40重量%、好まし
くは1〜30重量%、最も好ましくは5〜20重量%の割合でワックスを、組成
物の1〜30重量%、好ましくは1〜30重量%、最も好ましくは5〜20重量
%の割合で乳化剤を含む。追加のスキンケア剤を全組成物の1〜20重量%の量
で組成物に存在させてもよい。
【0039】 発明の実施例 実施例1−ローションA
【表1】
【0040】 合成油Cetiol J600(オレイルエルケート)はHenkelから入手可能な化粧品用
途のための液体ワックスエステルである。Dehymuls SMS(ソルビタンステアレー
ト)はHenkelから入手可能である。
【0041】 オレイルエルケート、ソルビタンステアレート及びカンデリラワックスからな
る油相は全ての成分が均質に溶融されるまで約80℃の温度まで加熱される。水
は同じ温度に別個に加熱される。両相が同じ温度を有するとき、水はゆっくりと
油相中に注がれ、一方油相はディスペンサー、例えばUltra Thurrax(登録商標
)を使用して迅速に撹拌される。いったん全ての水が添加されると、乳剤はさら
に2分間撹拌される。ローション組成物はそのときティッシュ紙に適用される準
備にある。あるいは、もしローションがすぐに使用されないなら、それはたえず
ゆっくりと撹拌されながら室温まで冷却されるべきである。ローションAは室温
でクリーム状でかつ高粘度であり、55℃〜70℃の範囲の融点を有する。
【0042】 ローションAはティッシュ紙乾燥重量に対して2重量%〜20重量%の量でス
プレーすることによってティッシュ紙に溶融された状態で適用された。
【0043】 実施例2−ローションB
【表2】
【0044】 ローションBは実施例1に対してと同じ方法で製造される。それは75℃〜9
0℃の融点を有する。
【0045】 マカダミアナッツ油はホホバ油より安価で容易に入手可能な代替物として使用
された。マカダミアナッツ油及びホホバ油は植物油である。ローションの稠度は
両タイプの油に対して同じであることが期待されるが、ホホバ油は耐酸化性であ
り、それゆえ貯蔵寿命が長い。従って、ホホバ油は好ましい選択肢であるだろう
【0046】 ローションBはティッシュ紙乾燥重量に対して2重量%〜20重量%の量でテ
ィッシュ紙に溶融された状態で適用された。
【0047】 実施例3−ローションC
【表3】
【0048】 Generol 122 E25(フィトステロール)はHenkel KGaAから入手可能である。
【0049】 ローションCは実施例1と同じようにして製造された。それは65℃〜85℃
の融点を有する。
【0050】 ローションCはティッシュ紙乾燥重量に対して2重量%〜20重量%の量でテ
ィッシュ紙に溶融された状態で適用された。
【0051】 実施例4−ローションD
【表4】
【0052】 Lathanol LAL(ナトリウムラウリルスルホアセテート)はStepanから入手可能
な界面活性剤である。それはこの実施例では油中水乳剤の安定性を改良するため
に使用された。Cetiol OE(ジカプリリルエーテル)はHenkelから入手可能な合
成油である。
【0053】 ローションDは実施例1と同じようにして製造された。それは65℃〜80℃
の融点を有する。
【0054】 ローションDはティッシュ紙乾燥重量に対して2重量%〜20重量%の量で溶
融された状態でティッシュ紙にスプレーすることによって適用された。
【0055】 実施例5−ローションE
【表5】
【0056】 ローションEは実施例1と同じようにして製造された。そのローションは65
℃〜80℃の融点を有する。
【0057】 ローションEはティッシュ紙乾燥重量に対して2重量%〜20重量%の量で溶
融された状態でティッシュ紙にスプレーすることによって適用された。
【0058】 実施例6−ローションF
【表6】
【0059】 Dehymuls PGPH(ポリグリセリル−2−ジポリヒドロキシステアレート)はHen
kelから入手可能な非イオン性乳化剤である。
【0060】 ローションFは実施例1と同じようにして製造された。そのローションはティ
ッシュ紙乾燥重量に対して2重量%〜20重量%の量で溶融された状態でティッ
シュ紙にスプレーすることによって適用された。
【0061】 予備試験では組成物A及びF(実施例1及び6)で処理されたティッシュ紙は
知覚可能なローション状感触及び改良された滑らかさ及び柔らかさについて他の
ものより好ましかった。ローションF(実施例6)の乳剤組成物は最良の安定性
を有することも見出された。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) D21H 21/22 D21H 21/22 (81)指定国 EP(AT,BE,CH,CY, DE,DK,ES,FI,FR,GB,GR,IE,I T,LU,MC,NL,PT,SE),OA(BF,BJ ,CF,CG,CI,CM,GA,GN,GW,ML, MR,NE,SN,TD,TG),AP(GH,GM,K E,LS,MW,SD,SL,SZ,TZ,UG,ZW ),EA(AM,AZ,BY,KG,KZ,MD,RU, TJ,TM),AE,AL,AM,AT,AU,AZ, BA,BB,BG,BR,BY,CA,CH,CN,C R,CU,CZ,DE,DK,DM,EE,ES,FI ,GB,GD,GE,GH,GM,HR,HU,ID, IL,IN,IS,JP,KE,KG,KP,KR,K Z,LC,LK,LR,LS,LT,LU,LV,MA ,MD,MG,MK,MN,MW,MX,NO,NZ, PL,PT,RO,RU,SD,SE,SG,SI,S K,SL,TJ,TM,TR,TT,TZ,UA,UG ,US,UZ,VN,YU,ZA,ZW Fターム(参考) 4J002 AE032 AE051 DE027 EH046 FD200 FD316 GK04 HA06 4L055 AG34 AG38 AG42 AG43 AG51 AG53 AH29 AH50 BE08 BE10 EA32 FA16 FA30 GA29

Claims (20)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 約30〜90重量%の油、約1〜40重量%のワックス、約
    1〜30重量%の乳化剤及び約5〜35重量%の水を含む、30℃において固体
    又は半固体である紙製品を処理するための組成物。
  2. 【請求項2】 水の割合が約10〜30重量%、好ましくは約15〜25重
    量%である請求項1に記載の組成物。
  3. 【請求項3】 油の割合が約40〜80重量%、好ましくは約50〜70重
    量%である請求項1又は2に記載の組成物。
  4. 【請求項4】 ワックスの割合が約1〜30重量%、好ましくは約5〜20
    重量%である請求項1〜3のいずれかに記載の組成物。
  5. 【請求項5】 乳化剤の割合が約2〜20重量%、好ましくは約4〜15重
    量%である請求項1〜4のいずれかに記載の組成物。
  6. 【請求項6】 組成物を安定化するための界面活性剤をさらに含む請求項1
    〜5のいずれかに記載の組成物。
  7. 【請求項7】 全組成物の約1重量%〜20重量%の量で皮膚鎮静、皮膚湿
    潤及び抗炎症薬剤の少なくとも一つをさらに含む請求項1〜6のいずれかに記載
    の組成物。
  8. 【請求項8】 前記薬剤がクエルセチン、アントシアニジン及び/又はキト
    サンを含む請求項7に記載の組成物。
  9. 【請求項9】 前記薬剤がビタミンC及び/又はビタミンEと組合せてアン
    トシアニジンを含む請求項7又は8に記載の組成物。
  10. 【請求項10】 前記油が合成油、天然油、鉱物油、シリコーン油、シラン
    油又はそれらの混合物を含む請求項1〜9のいずれかに記載の組成物。
  11. 【請求項11】 前記ワックスが天然ワックス、合成ワックス、ミネラルワ
    ックス、シリコーンワックス、シランワックス又はそれらの混合物を含む請求項
    1〜10のいずれかに記載の組成物。
  12. 【請求項12】 前記乳化剤が非イオン性乳化剤を含む請求項1〜11のい
    ずれかに記載の組成物。
  13. 【請求項13】 前記乳化剤が非イオン性油中水(W/O)乳化剤を含む請
    求項1〜12のいずれかに記載の組成物。
  14. 【請求項14】 前記乳化剤がソルビタンステアレートを含む請求項1〜1
    3のいずれかに記載の組成物。
  15. 【請求項15】 前記乳化剤がポリグリセリル−2−ジポリヒドロキシステ
    アレートを含む請求項1〜14のいずれかに記載の組成物。
  16. 【請求項16】 前記組成物が約30〜約80℃、好ましくは約35〜約7
    5℃、最も好ましくは約40〜約70℃の融点を有する請求項1〜15のいずれ
    かに記載の組成物。
  17. 【請求項17】 請求項1〜16のいずれかに記載の組成物が乾燥紙の約0
    .1〜約30重量%の量で吸収紙の少なくとも一つの表面に適用される、吸収紙
    を処理する際の請求項1〜16のいずれかに記載の組成物の使用。
  18. 【請求項18】 前記組成物が乾燥紙の約0.5〜約25重量%、好ましく
    は約1〜約20重量%の量で前記吸収紙の少なくとも一つの表面に適用される請
    求項17に記載の組成物の使用。
  19. 【請求項19】 請求項1〜16のいずれかに記載の組成物を乾燥紙の約0
    .1〜約30重量%の量で少なくとも一つの表面上に付着させられた吸収紙製品
  20. 【請求項20】 前記組成物が乾燥紙の約0.5〜約25重量%、好ましく
    は約1〜約20重量%の量で前記吸収紙の前記少なくとも一つの表面上に存在す
    る請求項19に記載の吸収紙製品。
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