JP2002536326A - 冠状動脈インターベンションに伴う心臓血管事象の予防または軽減方法 - Google Patents

冠状動脈インターベンションに伴う心臓血管事象の予防または軽減方法

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Abstract

(57)【要約】 本発明は、哺乳動物、特にヒトにおける冠状動脈インタ−ベンションに伴う心臓血管事象を予防または軽減する方法であって、N−(3',4'−ジメトキシシンナモイル)アントラニル酸(N−5’)またはその医薬上許容される塩を約300mgないし約1100mgの日用量にて冠状動脈インターベンションに関連して対象に投与することを特徴とする方法を提供する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】 (技術分野) 本発明は冠状動脈インターベンションに付随する心臓血管事象の予防または軽
減方法に関する。 より詳細には、当該方法は、冠状動脈インターベンションの後、哺乳動物、特
にヒト患者に、活性成分として次式(I)で示されるN−(3',4'−ジメトキシ
シンナモイル)アントラニル酸(N−5’)(トラニラスト(Tranilast))また
はその医薬上許容される塩を経口または非経口用量にて投与することからなる。
【0002】
【化1】
【0003】 (背景技術) 1.発明の技術分野 冠状動脈インターベンションは狭心症および心筋梗塞などのうっ血性心臓疾患
を治療するための経皮的操作方法である。冠状動脈インターベンションは、技術
的には、バルーンカテーテル、ステントプレースメント、アテローマ切除カテー
テルなどの方法により冠状動脈中の狭窄性病変を機械的に血管再生するものであ
る。結果として、冠状動脈インターベンションは、内膜および中膜細胞に損傷を
及ぼすことにより再狭窄を生じさせることも多い。再狭窄を経験した患者はその
状態を正常にするために血管再生術を必要とする可能性がある。冠状動脈インタ
ーベンションに伴う心臓血管事象として、心筋梗塞および死亡が挙げられる。 今までのところ、冠状動脈インターベンションに付随する心臓血管事象を予防
または軽減するための有効な薬物は存在しない。
【0004】 2.関連分野の記載 トラニラストは、アレルギー性疾患、例えば、アレルギー性炎症、アレルギー
性喘息、アトピー性皮膚炎などの治療用薬物として市販されており、その活性は
該薬物が化学伝達物質の放出を阻害することに基づくものである[The Journal
of Allergy and Clinical Immunology、第57巻、No. 5、396−407頁(
1976)]。 最近になって、Biochemical Pharmacology、第36巻、No. 4、469−47
4頁(1987)において、トラニラストは繊維芽細胞増殖およびコラーゲン蓄
積を阻害すると報告された。
【0005】 米国特許第5385935号(’935)は、トラニラストの、冠状動脈イン
ターベンションに伴う再狭窄の阻害における使用を特許請求しており、効力を得
るには治療期間として少なくとも連続して3ヶ月使用する必要があるとしている
。’935特許に引用されている、Japanese College of Cardiology(1988
)の刊行物では、すべてではないが、治療期間が3ヶ月以上であるという条件が
前提であった。この刊行物には、PCTA術に付した患者を、PTCA術の後、
連続して30日間300mgの一日経口用量にてトラニラストを用いて治療した
ことが開示されている。この実験から得られた臨床データは、その試験用量およ
び期間では、PCTA術に伴う再狭窄作用を阻害するのに有意な効能を示さなか
った。
【0006】 ’935特許は、長期間にわたるトラニラスト処置がPTCAに付随する術後
再狭窄の発生率を低下させるのに効果的であることを明らかにした。少なくとも
約3ヶ月の期間(すなわち、少なくとも連続して約90日の治療期間、本明細書
にて用いる「連続して少なくとも3ヶ月」なる語は少なくとも90日を意味する
)、トラニラストを投与した患者は、PTCA術に付随する再狭窄の発生率を減
少させることが判明した。一の臨床実験において、一日の経口用量を600mg
でPTCA術後に連続して3ヶ月、患者にトラニラストを投与した場合、再狭窄
の発生率は約20%よりも低い。’935特許にて報告されているように、PT
CA術に付随する再狭窄の発生率は約40%である。’935特許は本明細書に
記載されるように心臓血管事象に作用するトラニラストの能力について何ら開示
していない。
【0007】 加えて、Nobuyoshi M.ら、J Am Coll. Cardiol. 1988:12:616ない
し623頁によれば、冠状動脈血管形成術が成功した後に生じる再狭窄の大部分
はその術後6ヶ月以内に、特に冠状動脈血管形成術後の1ないし3ヶ月に発生す
ることが観察された。
【0008】 にもかかわらず、測定される狭窄径のパーセントは、病変の生理学的有意性と
の相関関係に乏しいと報告されている(Harrison D.G.ら、Circulation 198
4;69:1111−9)。さらには、冠状動脈形成術後にその隣接する正常な
冠状動脈セグメントにて有意な変化が時々起こるため(Brayden G.P.ら、Clin.R
es. 1983;31:702A)、再狭窄実験において狭窄のパーセントを使用
することは問題がある。再狭窄の防止または軽減において効能を示す治療それ自
体は、その治療が冠状動脈インターベンションに付随する心臓血管事象の予防ま
たは軽減に有利なまたは治療上有意な効果を有するという確実な事項に対応する
ものでも、導くものでもなく、その程度を予測することもできない。
【0009】 冠状動脈インターベンションに伴う心臓血管事象を予防または軽減させるのに
、トラニラストを効能的に投与することができたならば、多くの利点があると考
えられる。 この度、意外にも、冠状動脈インターベンションに付随する心臓血管事象の予
防または軽減において、トラニラストが適宜投与され得ることが見出された。
【0010】 (発明の開示) 本発明は、哺乳動物、特にヒトにおける冠状動脈インターベンションに伴う心
臓血管事象を予防または軽減させる方法であって、N−(3',4'−ジメトキシシ
ンナモイル)アントラニル酸(N−5’)またはその医薬上許容される塩を約3
00mgないし約1100mgの日用量にて冠状動脈インターベンションに関連
して対象に投与することを特徴とする方法に関する。 本発明は、さらには、哺乳動物、特にヒトにおける冠状動脈インターベンショ
ンに伴う心臓血管事象を予防または軽減させる方法であって、N−(3',4'−ジ
メトキシシンナモイル)アントラニル酸(N−5’)またはその医薬上許容され
る塩を約300mgないし約1100mgの日用量にて、連続して少なくとも3
ヶ月の治療期間の間、冠状動脈インターベンションに関連して対象に投与するこ
とを特徴とする方法に関する。 本発明の他の目的、特徴および利点は、以下の記載および実施例から明らかに
なるであろう。
【0011】 (発明を実施するための最良の形態) 本明細書に引用されている、特許および特許出願を含め、これらに限定されな
い、すべての刊行物を、たとえ十分に開示されているとしても、出典を明示する
ことで本明細書の一部とする。 本明細書において使用が許容される塩は、例えば、無機塩、例えば、ナトリウ
ムまたはカリウム塩であるか、またはモルホリン、ピペリジン、アルギニンなど
のアミンとで形成される有機塩である。 本発明の冠状動脈インターベンションとして、例えば、経皮経管冠状動脈形成
(Percutaneous Transluminal Coronary Angioplasty(PTCA)、方向性冠状
動脈アテローマ切除(Directional Coronary)およびステントプレースメント(
Stent Placement)を挙げることができる。 本明細書で使用される「心臓血管事象」なる語は、好ましくは、冠状動脈イン
ターベンションに付随する心筋梗塞および死亡を意味する。また、心臓血管事象
なる語は、冠状動脈インターベンションに付随する血管移植術を必要とするもの
を包含する。
【0012】 本明細書で使用される心臓血管事象の「予防または軽減」なる語は、トラニラ
スト処理した患者における冠状動脈インターベンションに付随する心筋梗塞およ
び/または死亡および/または血管移植術を必要とする事象の発生率が、未処理
患者と比較して妨げられ、あるいは低減されていることを意味する。 本明細書で使用される「冠状動脈インターベンションと関連して」なる語は、
トラニラストでの治療を、冠状動脈インターベンションの直後に、例えば、4な
いし8時間以内に、冠状動脈インターベンションの後で2、3日以内に、例えば
、2日以内に、または冠状動脈インターベンションの前の数日間、例えば、約7
日間の間に開始することができることを意味する。さらに、「冠状動脈インター
ベンションに関連して」なる語には、例えば、冠状動脈インターベンションの日
の朝のまたはその日の一回の投与または数回の投与を省く投与方法も含まれる。 本明細書で使用される「観察期間にわたって収集される」なる語は、12ヶ月
までの期間を意味する。
【0013】 本発明は、哺乳動物、特にヒトにおける冠状動脈インターベンションに伴う心
臓血管事象を予防または軽減する方法であって、N−(3',4'−ジメトキシシン
ナモイル)アントラニル酸(N−5’)(トラニラスト)またはその医薬上許容
される塩を約300mgないし約1100mgの日用量にて冠状動脈インターベ
ンションに関連して対象に投与することを特徴とする方法に関する。 本発明は、さらに、哺乳動物、特にヒトにおける冠状動脈インターベンション
に伴う心臓血管事象を予防または軽減する方法であって、N−(3',4'−ジメト
キシシンナモイル)アントラニル酸(N−5’)(トラニラスト)またはその医
薬上許容される塩を約300mgないし約1100mgの日用量にて連続して少
なくとも3ヶ月の治療期間の間、冠状動脈インターベンションに関連して対象に
投与することを特徴とする方法に関する。
【0014】 本発明において使用するトラニラストの好ましい日用量は約400mgないし
約1000mgである。本発明において使用するトラニラストのより好ましい日
用量は約500mgないし約900mgである。本発明において使用するトラニ
ラストの最も好ましい日用量は約600mgないし約900mgである。本発明
において使用するトラニラストの特に好ましい日用量は約600mgである。本
発明において使用するトラニラストの好ましい日用量は約900mgである。
【0015】 本発明において使用を意図とする治療期間は冠状動脈インターベンションに関
連して約60日である。本発明において使用を意図とするさらなる治療期間は冠
状動脈インターベンションに関連して約45日である。本発明において使用する
好ましい治療期間は冠状動脈インターベンションに関連して約30日である。本
発明において使用を意図とするさらなる治療期間は冠状動脈インターベンション
に関連して14日である。
【0016】 本発明において使用する好ましい方法は、冠状動脈インターベンションに付随
する心筋梗塞を予防または軽減する方法である。 本発明において使用する好ましい方法は、冠状動脈インターベンションに付随
する死亡を予防または軽減する方法である。 本発明において使用する好ましい方法は、冠状動脈インターベンションに付随
する血管移植術を必要とする事象を予防または軽減する方法である。
【0017】 本発明の方法の効力を以下の実施例に示す。 したがって、本発明は、哺乳動物、特にヒトにおける冠状動脈インターベンシ
ョンに伴う心臓血管事象を予防または軽減する方法であって、N−(3',4'−ジ
メトキシシンナモイル)アントラニル酸(N−5’)(トラニラスト)またはそ
の医薬上許容される塩を約300mgないし約1100mgの日用量にて冠状動
脈インターベンションに関連して対象に投与することを特徴とする方法を提供す
る。 本発明は、さらには、哺乳動物、特にヒトにおける冠状動脈インターベンショ
ンに伴う心臓血管事象を予防または軽減する方法であって、N−(3',4'−ジメ
トキシシンナモイル)アントラニル酸(N−5’)(トラニラスト)またはその
医薬上許容される塩を約300mgないし約1100mgの日用量にて連続して
少なくとも3ヶ月の治療期間の間、冠状動脈インターベンションに関連して対象
に投与することを特徴とする方法を提供する。
【0018】 本発明はまた、哺乳動物、特にヒトにおける冠状動脈インターベンションに伴
う心臓血管事象の予防または軽減におけるトラニラストまたはその医薬上許容さ
れる塩の使用であって、約300mgないし約1100mgの日用量にて冠状動
脈インターベンションに関連して投与するためのトラニラストの使用を提供する
。 本発明は、さらには、哺乳動物、特にヒトにおける冠状動脈インターベンショ
ンに伴う心臓血管事象の予防または軽減におけるトラニラストまたはその医薬上
許容される塩の使用であって、約300mgないし約1100mgの日用量にて
冠状動脈インターベンションに関連して連続して少なくとも3ヶ月の間、投与す
るためのトラニラストの使用を提供する。
【0019】 本発明はまた、哺乳動物、特にヒトにおける冠状動脈インターベンションに伴
う心臓血管事象の予防または軽減にて用いる医薬組成物であって、トラニラスト
またはその医薬上許容される塩を含む、約300mgないし約1100mgの日
用量にて冠状動脈インターベンションに関連して投与するための医薬組成物を提
供する。 本発明は、さらには、哺乳動物、特にヒトにおける冠状動脈インターベンショ
ンに伴う心臓血管事象の予防または軽減にて用いる医薬組成物であって、トラニ
ラストまたはその医薬上許容される塩を含む、約300mgないし約1100m
gの日用量にて冠状動脈インターベンションに関連して連続して少なくとも3ヶ
月の間投与するための医薬組成物を提供する。
【0020】 トラニラストは、一般に、米国特許第3940422号に記載されている。ト
ラニラストならびにその医薬上許容される塩および組成物は、既知の方法、例え
ば、米国特許第3940422号に記載されている方法により容易に製造するこ
とができる。 トラニラストまたはその医薬上許容される塩を治療薬として用いる場合、それ
は適当な剤形、例えば、散剤、顆粒、錠剤、カプセル剤、注射溶液などで経口ま
たは非経口投与することができる。
【0021】 トラニラスト医薬組成物は、適当な担体、例えば賦形剤、崩壊剤、結合剤、増
白剤などと混合し、通常の成型方法に従って剤形を調製することで処方すること
ができる。 例えば、粉末化剤形は、トラニラストまたはその医薬上許容される塩を、適当
な賦形剤、結合剤、増白剤などと混合することで処方することができる。 錠剤は、トラニラストまたはその医薬上許容される塩を、適当な賦形剤、崩壊
剤、結合剤、増白剤などと混合し、その混合物を一般的な成型器を用いて圧縮す
ることで処方することができる。錠剤はまた被覆してフィルム被覆剤、糖衣錠、
腸溶錠などを得ることもできる。 カプセル剤は、トラニラストまたはその医薬上許容される塩を適当な賦形剤、
増白剤などと混合し、その混合物をカプセルに充填するか、トラニラストまたは
その医薬上許容される塩を含有する顆粒を通常の成型器を用いて形成させ、その
形成された顆粒をカプセルに充填することにより処方することができる。
【0022】 本発明の医薬組成物を治療薬として利用する場合、トラニラストまたはその医
薬上許容される塩の活性成分としての日用量は、成人患者一人当たり、好ましく
は経口投与で、冠状動脈インターベンションに関連して、活性化合物が約300
mgないし約1100mgの、好ましくは約500mgないし約900mgの範
囲より選択される有効かつ非毒性量である。連続して少なくとも3ヶ月の治療期
間もまた本明細書において意図するところである。投与量および投与期間は患者
の体重、年齢、治療すべき症状の重篤度などに応じて変化しうる。
【0023】 冠状動脈インターベンションに付随する心臓血管事象を処理する必要のあるヒ
ト患者を治療する場合、上記した用量を分割し、好ましくは一日に1ないし6回
、好ましくは一日に約2回、経口または非経口投与することができる。非経口投
与の好ましい形態としては、局所的、経直腸的、経皮的、注射により、および点
滴により連続的に投与することが挙げられる。経口投与が好ましい。 投与する最適用量は当業者であれば容易に決定することができ、それは製剤の
強度、投与方法、症状の進行状況で変化するであろう。治療すべき個々の患者に
依存する付加的な因子は、患者の年齢、体重、ダイエット、投与期間を含め、投
与量を調整する必要を生じさせるであろう。 本発明の化合物を本発明の記載にしたがって投与する場合、許容されない毒物
学的作用は考えられない。 当業者は、さらに工夫することなく、上記した記載に従い、本発明を最大限利
用することができる。従って、以下の実施例は単なる例示であり、本発明の範囲
を何ら限定するものではないと、考えるべきである。
【0024】 (実施例) 実施例1 PCTA術に伴う心筋梗塞の発生を防止または減少させる本発明の方法の効能
を以下の記載に従って測定する。 部分的に閉塞した状態の149の病変を実験のために選択し、ゆっくりと膨張
させる成功するPTCA術に付す。これらの病変を2つの群に分け、その両方の
群は性別、冠状動脈の分布、またはPTCA後の再狭窄した病変の発生率で有意
に異なるものではない;一群(約49の病変)に、トラニラストを日用量で60
0mg、好ましくは300mg錠を2回、12時間間隔で投与し(以下、群Iと
いう)、他の群(約100の病変)にはトラニラストを投与しない(以下、群I
Iという)。加えて、患者にはカルシウムアンタゴニスト、ナイトレートおよび
/または抗血小板剤も投与する。これらの薬物を、PTCAの後、連続して3ヶ
月間投与する。 その観察期間にわたって収集された臨床比較データは、3ヶ月のトラニラスト
治療の効能を、PTCA術後の患者における心筋梗塞の発生の予防または軽減に
ついて明らかにする。
【0025】 実施例2 PCTA術に伴う死亡の発生を防止または減少させる本発明の方法の効能を以
下の記載に従って測定する。 部分的に閉塞した状態の149の病変を実験のために選択し、ゆっくりと膨張
させる成功するPTCA術に付す。これらの病変を2つの群に分け、その両方の
群は性別、冠状動脈の分布、またはPTCA後の再狭窄した病変の発生率で有意
に異なるものではない;一群(約49の病変)に、トラニラストを日用量で90
0mg、好ましくは450mg錠を2回、12時間間隔で投与し(以下、群II
Iという)、他の群(約100の病変)にはトラニラストを投与しない(以下、
群IVという)。加えて、患者にはカルシウムアンタゴニスト、ナイトレートお
よび/または抗血小板剤も投与する。これらの薬物を、PTCAの後、連続して
3ヶ月間投与する。 その観察期間にわたって収集された臨床比較データは、3ヶ月のトラニラスト
治療の効能を、PTCA術後の患者における死亡の発生の予防または軽減につい
て明らかにする。
【0026】 実施例3 PCTA術に伴う血管移植術を必要とすることを防止または減少させる本発明
の方法の効能を以下の記載に従って測定する。 部分的に閉塞した状態の149の病変を実験のために選択し、ゆっくりと膨張
させる成功するPTCA術に付す。これらの病変を2つの群に分け、その両方の
群は性別、冠状動脈の分布、またはPTCA後の再狭窄した病変の発生率で有意
に異なるものではない;一群(約49の病変)に、トラニラストを日用量で60
0mg、好ましくは300mg錠を2回、12時間間隔で投与し(以下、群Vと
いう)、他の群(約100の病変)にはトラニラストを投与しない(以下、群V
Iという)。加えて、患者にはカルシウムアンタゴニスト、ナイトレートおよび
/または抗血小板剤も投与する。これらの薬物を、PTCAの後、連続して3ヶ
月間投与する。 その観察期間にわたって収集された臨床比較データは、3ヶ月のトラニラスト
治療の効能を、PTCA術後の患者における血管移植術を必要とすることの防止
または軽減について明らかにする。
【0027】 実施例4 PCTA術に伴う心筋梗塞の発生を防止または減少させる本発明の方法の効能
を以下の記載に従って測定する。 部分的に閉塞した状態の149の病変を実験のために選択し、ゆっくりと膨張
させる成功するPTCA術に付す。これらの病変を2つの群に分け、その両方の
群は性別、冠状動脈の分布、またはPTCA後の再狭窄した病変の発生率で有意
に異なるものではない;一群(約49の病変)に、トラニラストを日用量で90
0mg、好ましくは450mg錠を2回、12時間間隔で投与し(以下、群VI
Iという)、他の群(約100の病変)にはトラニラストを投与しない(以下、
群VIIIという)。加えて、患者にはカルシウムアンタゴニスト、ナイトレー
トおよび/または抗血小板剤も投与する。これらの薬物を、PTCAの後、連続
して30日間投与する。 その観察期間にわたって収集された臨床比較データは、30日のトラニラスト
治療の効能を、PTCA術後の患者における心筋梗塞の発生の予防または軽減に
ついて明らかにする。
【0028】 実施例5 PCTA術に伴う死亡の発生を防止または減少させる本発明の方法の効能を以
下の記載に従って測定する。 部分的に閉塞した状態の149の病変を実験のために選択し、ゆっくりと膨張
させる成功するPTCA術に付す。これらの病変を2つの群に分け、その両方の
群は性別、冠状動脈の分布、またはPTCA後の再狭窄した病変の発生率で有意
に異なるものではない;一群(約49の病変)に、トラニラストを日用量で60
0mg、好ましくは300mg錠を2回、12時間間隔で投与し(以下、群IX
という)、他の群(約100の病変)にはトラニラストを投与しない(以下、群
Xという)。加えて、患者にはカルシウムアンタゴニスト、ナイトレートおよび
/または抗血小板剤も投与する。これらの薬物を、PTCAの後、連続して30
日間投与する。 その観察期間にわたって収集された臨床比較データは、30日のトラニラスト
治療の効能を、PTCA術後の患者における死亡の発生の予防または軽減につい
て明らかにする。
【0029】 実施例6 PCTA術に伴う血管移植術の必要性を防止または減少させる本発明の方法の
効能を以下の記載に従って測定する。 部分的に閉塞した状態の149の病変を実験のために選択し、ゆっくりと膨張
させる成功するPTCA術に付す。これらの病変を2つの群に分け、その両方の
群は性別、冠状動脈の分布、またはPTCA後の再狭窄した病変の発生率で有意
に異なるものではない;一群(約49の病変)に、トラニラストを日用量で90
0mg、好ましくは450mg錠を2回、12時間間隔で投与し(以下、群XI
という)、他の群(約100の病変)にはトラニラストを投与しない(以下、群
XIIという)。加えて、患者にはカルシウムアンタゴニスト、ナイトレートお
よび/または抗血小板剤も投与する。これらの薬物を、PTCAの後、連続して
30日間投与する。 その観察期間にわたって収集された臨床比較データは、30日のトラニラスト
治療の効能を、PTCA術後の患者における血管移植術の必要性の予防または軽
減について明らかにする。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (81)指定国 EP(AT,BE,CH,CY, DE,DK,ES,FI,FR,GB,GR,IE,I T,LU,MC,NL,PT,SE),OA(BF,BJ ,CF,CG,CI,CM,GA,GN,GW,ML, MR,NE,SN,TD,TG),AP(GH,GM,K E,LS,MW,SD,SL,SZ,TZ,UG,ZW ),EA(AM,AZ,BY,KG,KZ,MD,RU, TJ,TM),AE,AL,AU,BA,BB,BG, BR,CA,CN,CZ,EE,GE,GH,GM,H R,HU,ID,IL,IN,IS,JP,KP,KR ,LC,LK,LR,LT,LV,MA,MG,MK, MN,MX,NO,NZ,PL,RO,SG,SI,S K,SL,TR,TT,TZ,UA,US,UZ,VN ,YU,ZA (72)発明者 ニール・エイチ・シュスターマン アメリカ合衆国19096ペンシルベニア州ウ ィンウッド、バリートア・ロード451番 (72)発明者 デイビッド・シー・アップリチャード アメリカ合衆国19106ペンシルベニア州フ ィラデルフィア、パイン・ストリート121 番 Fターム(参考) 4C206 AA01 AA02 GA07 GA33 KA01 MA01 MA04 MA72 NA14 ZA36 ZA40 ZB13 ZC01 ZC75

Claims (42)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 哺乳動物、特にヒトにおける冠状動脈インターベンションに
    伴う心臓血管事象を予防または軽減する方法であって、N−(3',4'−ジメトキ
    シシンナモイル)アントラニル酸(N−5’)またはその医薬上許容される塩を
    約300mgないし約1100mgの日用量にて冠状動脈インターベンションに
    関連して対象に投与することを特徴とする方法。
  2. 【請求項2】 哺乳動物がヒトである請求項1記載の方法。
  3. 【請求項3】 N−(3',4'−ジメトキシシンナモイル)アントラニル酸(
    N−5’)またはその医薬上許容される塩の投与量が約500−900mgであ
    る請求項2記載の方法。
  4. 【請求項4】 N−(3',4'−ジメトキシシンナモイル)アントラニル酸(
    N−5’)またはその医薬上許容される塩の投与量が約600−900mgであ
    る請求項2記載の方法。
  5. 【請求項5】 N−(3',4'−ジメトキシシンナモイル)アントラニル酸(
    N−5’)またはその医薬上許容される塩の投与量が約600mgである請求項
    2記載の方法。
  6. 【請求項6】 N−(3',4'−ジメトキシシンナモイル)アントラニル酸(
    N−5’)またはその医薬上許容される塩の投与量が約900mgである請求項
    2記載の方法。
  7. 【請求項7】 治療期間が冠状動脈インターベンションの約7日前から開始
    される請求項2記載の方法。
  8. 【請求項8】 心臓血管事象が心筋梗塞である請求項2記載の方法。
  9. 【請求項9】 心臓血管事象が死亡である請求項2記載の方法。
  10. 【請求項10】 心臓血管事象が血管移植術を要するものである請求項2記
    載の方法。
  11. 【請求項11】 投与量を経口投与する請求項2記載の方法。
  12. 【請求項12】 冠状動脈インターベンションが経皮経管冠状動脈形成であ
    る請求項2記載の方法。
  13. 【請求項13】 冠状動脈インターベンションが方向性冠状動脈アテローマ
    切除である請求項2記載の方法。
  14. 【請求項14】 冠状動脈インターベンションがステントプレースメントで
    ある請求項2記載の方法。
  15. 【請求項15】 冠状動脈インターベンションに関連して約300mgない
    し約1100mgの日用量で投与した場合に、哺乳動物、特にヒトにおける冠状
    動脈インターベンションに伴う心臓血管事象を予防または軽減するのに用いられ
    る医薬の製造におけるN−(3',4'−ジメトキシシンナモイル)アントラニル酸
    (N−5’)またはその医薬上許容される塩の使用。
  16. 【請求項16】 哺乳動物がヒトである請求項15記載の使用。
  17. 【請求項17】 N−(3',4'−ジメトキシシンナモイル)アントラニル酸
    (N−5’)またはその医薬上許容される塩の投与量が約500−900mgで
    ある請求項16記載の使用。
  18. 【請求項18】 N−(3',4'−ジメトキシシンナモイル)アントラニル酸
    (N−5’)またはその医薬上許容される塩の投与量が約600−900mgで
    ある請求項16記載の使用。
  19. 【請求項19】 N−(3',4'−ジメトキシシンナモイル)アントラニル酸
    (N−5’)またはその医薬上許容される塩の投与量が約600mgである請求
    項16記載の使用。
  20. 【請求項20】 N−(3',4'−ジメトキシシンナモイル)アントラニル酸
    (N−5’)またはその医薬上許容される塩の投与量が約900mgである請求
    項16記載の使用。
  21. 【請求項21】 治療期間が冠状動脈インターベンションの約7日前から開
    始される請求項16記載の使用。
  22. 【請求項22】 心臓血管事象が心筋梗塞である請求項16記載の使用。
  23. 【請求項23】 心臓血管事象が死亡である請求項16記載の使用。
  24. 【請求項24】 心臓血管事象が血管移植術を要するものである請求項16
    記載の使用。
  25. 【請求項25】 投与量を経口投与する請求項16記載の使用。
  26. 【請求項26】 冠状動脈インターベンションが経皮経管冠状動脈形成であ
    る請求項16記載の使用。
  27. 【請求項27】 冠状動脈インターベンションが方向性冠状動脈アテローマ
    切除である請求項16記載の使用。
  28. 【請求項28】 冠状動脈インターベンションがステントプレースメントで
    ある請求項16記載の使用。
  29. 【請求項29】 冠状動脈インターベンションに関連して約300mgない
    し約1100mgの日用量で投与した場合に、哺乳動物、特にヒトにおける冠状
    動脈インターベンションに伴う心臓血管事象を予防または軽減するのに用いられ
    る医薬組成物であって、上記した使用に用いるための医薬の製造においてN−(
    3',4'−ジメトキシシンナモイル)アントラニル酸(N−5’)またはその医薬
    上許容される塩を含む医薬組成物。
  30. 【請求項30】 哺乳動物がヒトである請求項29記載の組成物。
  31. 【請求項31】 N−(3',4'−ジメトキシシンナモイル)アントラニル酸
    (N−5’)またはその医薬上許容される塩の投与量が約500−900mgで
    ある請求項30記載の組成物。
  32. 【請求項32】 N−(3',4'−ジメトキシシンナモイル)アントラニル酸
    (N−5’)またはその医薬上許容される塩の投与量が約600−900mgで
    ある請求項30記載の組成物。
  33. 【請求項33】 N−(3',4'−ジメトキシシンナモイル)アントラニル酸
    (N−5’)またはその医薬上許容される塩の投与量が約600mgである請求
    項30記載の組成物。
  34. 【請求項34】 N−(3',4'−ジメトキシシンナモイル)アントラニル酸
    (N−5’)またはその医薬上許容される塩の投与量が約900mgである請求
    項30記載の組成物。
  35. 【請求項35】 治療期間が冠状動脈インターベンションの約7日前から開
    始される請求項30記載の組成物。
  36. 【請求項36】 心臓血管事象が心筋梗塞である請求項30記載の組成物。
  37. 【請求項37】 心臓血管事象が死亡である請求項30記載の組成物。
  38. 【請求項38】 心臓血管事象が血管移植術を要するものである請求項30
    記載の組成物。
  39. 【請求項39】 投与量を経口投与する請求項30記載の組成物。
  40. 【請求項40】 冠状動脈インターベンションが経皮経管冠状動脈形成であ
    る請求項30記載の組成物。
  41. 【請求項41】 冠状動脈インターベンションが方向性冠状動脈アテローマ
    切除である請求項30記載の組成物。
  42. 【請求項42】 冠状動脈インターベンションがステントプレースメントで
    ある請求項30記載の組成物。
JP2000596930A 1999-02-03 2000-02-02 冠状動脈インターベンションに伴う心臓血管事象の予防または軽減方法 Withdrawn JP2002536326A (ja)

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