JP2002536092A - ランドリーバッグ - Google Patents

ランドリーバッグ

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JP2002536092A
JP2002536092A JP2000597404A JP2000597404A JP2002536092A JP 2002536092 A JP2002536092 A JP 2002536092A JP 2000597404 A JP2000597404 A JP 2000597404A JP 2000597404 A JP2000597404 A JP 2000597404A JP 2002536092 A JP2002536092 A JP 2002536092A
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bag
laundry
washing
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detergent
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オリベ、ギュスターブ、ウペール
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Procter and Gamble Co
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    • C11DDETERGENT COMPOSITIONS; USE OF SINGLE SUBSTANCES AS DETERGENTS; SOAP OR SOAP-MAKING; RESIN SOAPS; RECOVERY OF GLYCEROL
    • C11D3/00Other compounding ingredients of detergent compositions covered in group C11D1/00
    • C11D3/0005Other compounding ingredients characterised by their effect
    • C11D3/0021Dye-stain or dye-transfer inhibiting compositions
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    • D06TREATMENT OF TEXTILES OR THE LIKE; LAUNDERING; FLEXIBLE MATERIALS NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
    • D06FLAUNDERING, DRYING, IRONING, PRESSING OR FOLDING TEXTILE ARTICLES
    • D06F39/00Details of washing machines not specific to a single type of machines covered by groups D06F9/00 - D06F27/00 
    • D06F39/02Devices for adding soap or other washing agents
    • D06F39/024Devices for adding soap or other washing agents mounted on the agitator or the rotating drum; Free body dispensers
    • DTEXTILES; PAPER
    • D06TREATMENT OF TEXTILES OR THE LIKE; LAUNDERING; FLEXIBLE MATERIALS NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
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Abstract

(57)【要約】 本発明は洗剤組成物を含有した透水性ランドリーバッグを提供する。本発明は洗剤組成物を含有したランドリーバッグを用いて洗濯物を洗浄するプロセスも提供するが、その場合に、洗濯物は第一ステップで少くとも1つのランドリーバッグ内へ収納され、洗濯物を入れたランドリーバッグが第二ステップで洗濯機へ投入されて、洗浄が第三ステップで行われる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【技術分野】
本発明は洗濯物の洗浄向け製品に関する。
【0002】
【発明の背景】
洗濯製品は広く用いられており、様々な形態で存在している。これらの形態に
は伝統的に洗剤顆粒または液体がある。これらの製品は、ランドリーバスケット
へ入れた洗濯物を仕分けし、選別された洗濯物を洗濯機へ移し、適切な洗濯製品
を洗濯機へ入れて、選別された洗濯物を洗浄することから通常なる洗濯プロセス
で典型的に用いられている。この標準的な洗濯プロセスは利点および欠点を双方
とも有している。以前は、製品の取扱いおよび投入を容易にすることで、これら
の伝統的な製品形態を改善する試みが行われてきた。こうして、洗剤錠剤または
洗剤粉末を含浸させたシートのような他の製品形態を導入してきた。
【0003】 錠剤または含浸シートのような製品形態の利点として投入のしやすさがあり、
顆粒、液体または均質ゲルのような流体製品の場合に起こりうる過剰投入または
過少投入の可能性を減らせる。更に、錠剤または含浸シートのような製品形態は
、流体製品をこぼすことによる散らかりを抑えられる。 これらおよび他の利点を有する一方で、洗濯プロセスで錠剤または含浸シート
のような製品形態の使用は欠点を有している。例えば、このような製品形態の使
用には、仕分け中、洗浄前における汚れ物の運搬中または洗浄後におけるきれい
な洗濯物の運搬に際して、汚れ物の取扱いを要する。 本発明は、投入の容易さ、散らかりの減少および汚れ物の取扱い減少をもたら
す洗濯製品を提供しようとするものである。
【0004】
【発明の要旨】
本発明によると、この目的は洗剤組成物を含有した透水性ランドリーバッグで
かなえられる。 もう1つの面において、本発明は、洗濯物が第一ステップで少くとも1つのラ
ンドリーバッグ内へ収納され、洗濯物を入れたランドリーバッグが第二ステップ
で洗濯機へ投入されて、洗浄が第三ステップで行われる、洗剤組成物を含有した
ランドリーバッグを用いて洗濯物を洗浄するプロセスを提供する。
【0005】
【発明の具体的な説明】
本発明はランドリーバッグに関する。ランドリーバッグとは、例えば衣類、ベ
ッドシーツ、タオルなどのような洗濯物を収納する上で適したバッグと解するべ
きである。このようなバッグは、求められる具体的な用途に応じて、典型的には
5〜60リットル程度の内容量をもつ。例えば、病院またはホテルなどのような
専門分野に適したランドリーバッグは大きな内容量を有するが、ウール製ジャン
パーなどのようなデリケートな洗濯物の洗浄に適したランドリーバッグは小さな
内容量を有する。典型的には、ランドリーバッグは洗浄前に衣類を保管しておく
ために用いてもよい。それは例えば伝統的なランドリーバスケットに合わせても
よい。 ランドリーバッグは洗剤組成物を含有している。洗剤組成物とは、少くとも界
面活性剤を含んだ組成物と解するべきである。下記の他成分も洗剤組成物中へ含
有させてよい。
【0006】 ランドリーバッグのサイズが重要な特徴であることもわかった。実際に、洗濯
機のドラムで用いられて、洗濯機のドラムの場合よりも小さなサイズを有したラ
ンドリーバッグは、ドラムが回転したときに安定性問題を生じて、特に安定性検
出器を備えた機械の場合には、ときには洗浄サイクルを妨げることがわかった。
したがって、最も好ましい態様において、バッグは、いっぱい収納したときに、
典型的な洗濯機のドラムの容量にできるだけ近い容量を有している。典型的な洗
濯機のドラムの内容量を満たす最大容量を有したバッグを用いることが特に適切
であるとわかった。典型的なヨーロッパ式洗濯機の場合には、ドラムは典型的に
は約240mmから約300mm以内の長さを有して、約400mmから約50
0mm以内の直径を有したシリンダーであることがわかった。ドラムについて更
に一層典型的な寸法は、約251mmから約290mm以内の長さを有して、約
438mmから約478mm以内の直径を有したシリンダーである。ドラムにつ
いて最も典型的な寸法は、約261mmの長さを有して、約465mmの直径を
有したシリンダーである。そのため、本発明によるバッグは、特に洗濯機のドラ
ムが高速で回転されたときに、不安定性を減らすようにこのようなドラムの容量
をいっぱいに満たせる寸法を有していることが好ましい。もちろん、その数値は
典型的なヨーロッパ式洗濯機向けに示されたものであり、寸法が異なる他のタイ
プの洗濯機には他の数値もあてはまる。
【0007】 更に、バッグは洗濯機中へ投入することが比較的容易であることが好ましい。
したがって、バッグは、洗濯機中へ投入される前に、洗濯機のドラム開口内また
はポートホール内へ容易に投入しうる寸法を有するべきである。したがって、洗
濯機中へ投入される前のバッグは洗濯機のポートホールの最大寸法を超えないセ
クションを有していることが好ましい。典型的なヨーロッパ式洗濯機は、約20
0mmから約300mm以内の直径、更に一層典型的には約235mmから約2
83mm以内の直径、最も典型的には約248mmの直径のポートホールを有し
ていることがわかった。したがって、本発明によるバッグは洗濯機中へ投入され
る前にこのような寸法よりも小さなセクションを有していることが好ましい。も
ちろん、その数値は典型的なヨーロッパ式洗濯機向けに示されたものであり、寸
法が異なる他のタイプの洗濯機には他の数値もあてはまる。
【0008】 上記のように、バッグはポートホールを容易に通ることが好ましく、しかも最
大バッグ容量のときドラム全体を満たすことが好ましい。これら2つの要件は一
部の場合に矛盾することがある。この見掛け上の矛盾を解消するために、本発明
によるバッグの次のような好ましい態様が提案される:バッグは少くともプリー
ツ部分を有しており、プリーツ部分は非永続的プリーツ手段でプリーツ状態にさ
れる。実際に、このようなプリーツ部分を設けることにより、バッグはプリーツ
部分がプリーツ状態にされたときに小さなほうの最大容量を有し、バッグはプリ
ーツ部分がプリーツ状態にないときに大きなほうの最大容量を有する。こうして
、典型的には、プリーツ部分は洗濯機中へ容易に投入しうる形態をバッグが有す
るように洗濯機への投入前にはプリーツ状態にされ、その一方でバッグが洗浄に
際して洗濯機のドラム中にあるとき、特にドラムが高速で回転するときには、プ
リーツ部分はプリーツ状態にないようにすべきである。非永続的プリーツ手段は
様々なタイプをとれる。第一の簡単な例はボタンを用いることであり、ボタンは
ユーザーにより外されるか、または洗浄サイクル中にバッグに働く機械力のせい
で外される。このような場合に、ユーザーは再度使用しうるようにボタンを取り
替えることで再使用を可能にしてもよい。他の非永続的プリーツ手段には、例え
ば洗浄サイクル中に除去される、例えば水溶性シールまたは糸がある。
【0009】 洗浄に際してバッグ内へ入れられた洗濯物の動きを制限するバッグも、特にド
ラムの中心軸を中心とした洗濯物重量の均等な分布を妨げて、ドラムが高速回転
中にアンバランスとなることにより、安定性問題を生じることがわかった。した
がって、バッグの好ましい態様では、バッグ内で洗濯物の動きを可能にし、こう
して回転中にドラム内で洗濯物重量のより均一な分布をもたらしている。これは
、洗濯機中への投入前に満たしておくときバッグの大きさを制限して、洗浄サイ
クルに際して洗濯機中へ投入した後でバッグの大きさを増すように、ドラム内に
おける洗濯物の動きおよび均等な分布を容易にしうるバッグ内の空隙容量を増や
すことにより行える。これは少くともプリーツ部分を有するバッグで得られ、プ
リーツ部分は非永続的プリーツ手段でプリーツ状態にされている。 1つの可能性はそのバッグで液体、ペースト、ゲルまたは錠剤を利用すること
であり、洗剤組成物は例えばバッグへ取り付けられたポケットへ入れる。
【0010】洗浄界面活性剤 典型的には洗剤組成物の約1〜約55重量%のレベルでここで有用な界面活性
剤の非制限例には、慣用的なC11‐C18アルキルベンゼンスルホネート(“
LAS”)、一級、分岐鎖およびランダムC10‐C20アルキルサルフェート
(“AS”)、式CH(CH(CHOSO )CHおよびCH (CH(CHOSO )CHCHのC10‐C18二級(2
,3)アルキルサルフェート(xおよび(y+1)は少くとも約7、好ましくは
少くとも約9の整数であり、Mは水溶性カチオン、特にナトリウムである)、不
飽和サルフェート、例えばオレイルサルフェート、C10‐C18アルキルアル
コキシサルフェート(“AExS”;特にEO1‐7エトキシサルフェート)、
10‐C18アルキルアルコキシカルボキシレート(特にEO1‐5エトキシ
カルボキシレート)、C10‐C18グリセロールエーテル、C10‐C18
ルキルポリグリコシドおよびそれらの対応サルフェート化ポリグリコシド、およ
びC12‐C18α‐スルホン化脂肪酸エステルがある。所望であれば、慣用的
なノニオン性および両性界面活性剤、例えば、いわゆる狭いピークのアルキルエ
トキシレートを含めたC12‐C18アルキルエトキシレート(“AE”)、C ‐C12アルキルフェノールアルコキシレート(特にエトキシレートおよび混
合エトキシ/プロポキシ)、C12‐C18ベタインおよびスルホベタイン(“
スルタイン”)、C10‐C18アミンオキシドなども、洗剤組成物中に含有さ
せてよい。C10‐C18N‐アルキルポリヒドロキシ脂肪酸アミドも用いるこ
とができる。典型例にはC12‐C18N‐メチルグルカミドがある。WO9,
206,154参照。他の糖誘導界面活性剤には、C10‐C18N‐(3‐メ
トキシプロピル)グルカミドのようなN‐アルコキシポリヒドロキシ脂肪酸アミ
ドがある。N‐プロピル〜N‐ヘキシルC12‐C18グルカミドは低起泡性向
けに用いることができる。C10‐C20慣用石鹸も用いてよい。高起泡性が望
まれるならば、分岐鎖C10‐C16石鹸も用いてよい。アニオン性およびノニ
オン性界面活性剤の混合物が特に有用である。他の慣用的な有用界面活性剤は標
準テキストに掲載されている。
【0011】ビルダー 洗剤ビルダーは、ミネラル硬度のコントロールに役立てるため、本洗剤組成物
中に場合により含有させることができる。無機および有機ビルダーが用いうる。
ビルダーは、粒状汚れの除去に役立てるために布帛洗濯組成物中で典型的に用い
られる。ビルダーのレベルは、組成物の最終用途に応じて広く変わる。
【0012】 無機またはP含有洗剤ビルダーには、ポリホスフェート(トリポリホスフェー
ト、ピロホスフェートおよびガラス質ポリマーメタホスフェートで例示される)
、ホスホネート、フィチン酸、シリケート、カーボネート(ビカーボネートおよ
びセスキカーボネートを含む)、サルフェートおよびアルミノシリケートのアル
カリ金属、アンモニウムおよびアルカノールアンモニウム塩があるが、それらに
限定されない。しかしながら、非リン酸ビルダーが一部の地方で必要とされてい
る。本組成物は、シトレートのような(ホスフェートと比較して)いわゆる“弱
い”ビルダーの存在下、あるいはゼオライトまたは積層シリケートビルダーで生
じるいわゆる“アンダービルト”状況下であっても機能する。
【0013】 シリケートビルダーの例は、アルカリ金属シリケート、特に1.6:1〜3.
2:1範囲のSiO:NaO比を有するもの、および1987年5月12日
付でH.P.Rieckに発行されたUS特許4,664,839で記載された積層ナト
リウムシリケートのような積層シリケートである。NaSKS‐6はHoechstか
ら販売されている結晶積層シリケートの商標名である(一般的にここでは“SK
S‐6”と略記される)。ゼオライトビルダーと異なり、NaSKS‐6シリケ
ートビルダーはアルミニウムを含んでいない。NaSKS‐6はδ‐NaSi
形態の積層シリケートである。それはドイツDE‐A‐3,417,649
およびDE‐A‐3,742,043で記載されたような方法により製造しうる
。SKS‐6がここで使用上高度に好ましい積層シリケートであるが、他のこの
ような積層シリケート、例えば一般式NaMSi2x+1・yHOを有したも
の(Mはナトリウムまたは水素であり、xは1.9〜4、好ましくは2の数であ
り、yは0〜20、好ましくは0の数である)もここでは用いうる。Hoechstに
よる様々な他の積層シリケートには、α、βおよびγ形としてNaSKS‐5、
NaSKS‐7およびNaSKS‐11がある。上記のようなδ‐NaSiO (NaSKS‐6形)がここでは使用上最も好ましい。例えばマグネシウムシ
リケートのような他のシリケートも、酸素ブリーチ用の安定剤として、および起
泡コントロール系の成分として有用である。
【0014】 カーボネートビルダーの例は、1973年11月15日付で公開されたドイツ
特許出願2,321,001で開示されているようなアルカリ土類およびアルカ
リ金属カーボネートである。
【0015】 アルミノシリケートビルダーも洗剤組成物で有用である。アルミノシリケート
ビルダーには下記実験式を有するものがある: M(zAlO・xHO 上記式中zおよびyは少くとも6の整数であり、z対yのモル比は1.0〜約0
.5の範囲であり、xは約15〜約264の整数である。
【0016】 有用なアルミノシリケートイオン交換物質が市販されている。これらのアルミ
ノシリケートは構造上結晶でもまたは非晶質でもよく、天然アルミノシリケート
でもまたは合成で誘導してもよい。アルミノシリケートイオン交換物質の製造方
法は1976年10月12日付で発行されたKrummelらのUS特許3,985,
669で開示されている。ここで有用な好ましい合成結晶アルミノシリケートイ
オン交換物質は、ゼオライトA、ゼオライトP(B)、ゼオライトMAPおよび
ゼオライトXという名称で市販されている。特に好ましい態様において、結晶ア
ルミノシリケートイオン交換物質は下記式を有している: Na12〔(AlO12(SiO12〕・xHO 上記式中xは約20〜約30、特に約27である。この物質はゼオライトAとし
て知られている。脱水ゼオライト(x=0〜10)もここで用いてよい。好まし
くは、アルミノシリケートは直径約0.1〜10ミクロンの粒径を有している。
【0017】 有機洗剤ビルダーには様々なポリカルボキシレート化合物がある。ここで用い
られている“ポリカルボキシレート”とは、多数のカルボキシレート基、好まし
くは少くとも3つのカルボキシレートを有した化合物に関する。ポリカルボキシ
レートビルダーは通常酸形で組成物に加えられるが、中和塩の形で加えてもよい
。塩形で利用される場合には、ナトリウム、カリウムおよびリチウムのようなア
ルカリ金属、またはアルカノールアンモニウム塩が好ましい。
【0018】 ポリカルボキシレートビルダーの中には、様々なカテゴリーの有用な物質が含
まれている。ポリカルボキシレートビルダーの1つの重要なカテゴリーには、1
964年4月7日付で発行されたBergのUS特許3,128,287、1972
年1月18日付で発行されたLambertiらのUS特許3,635,830で開示さ
れているような、オキシジサクシネートを含めた、エーテルポリカルボキシレー
トがある。1987年5月5日付でBushらに発行されたUS特許4,663,0
71の“TMS/TDS”ビルダーも参照。適切なエーテルポリカルボキシレー
トには、US特許3,923,679、3,835,163、4,158,63
5、4,120,874および4,102,903で記載されたような環式化合
物、特に脂環式化合物もある。
【0019】 他の有用な洗浄ビルダーには、エーテルヒドロキシポリカルボキシレート、無
水マレイン酸とエチレンまたはビニルメチルエーテルとのコポリマー、1,3,
5‐トリヒドロキシベンゼン‐2,4,6‐トリスルホン酸およびカルボキシメ
チルオキシコハク酸、エチレンジアミン四酢酸およびニトリロ三酢酸のようなポ
リ酢酸の様々なアルカリ金属、アンモニウムおよび置換アンモニウム塩、並びに
メリット酸、コハク酸、オキシジコハク酸、ポリマレイン酸、ベンゼン‐1,3
,5‐トリカルボン酸、カルボキシメチルオキシコハク酸およびそれらの可溶性
塩のようなポリカルボキシレートがある。
【0020】 シトレートビルダー、例えばクエン酸およびその可溶性塩(特にナトリウム塩
)は、再生源からのそれらの利用性およびそれらの生分解性のために特に重要な
ポリカルボキシレートビルダーである。シトレートは、特にゼオライトおよび/
または積層シリケートビルダーと組合せて、洗剤組成物で用いてもよい。オキシ
ジサクシネートもこのような組成物および組合せで特に有用である。
【0021】 1986年1月28日付で発行されたBushのUS特許4,566,984で開
示されている3,3‐ジカルボキシ‐4‐オキサ‐1,6‐ヘキサンジオエート
類および関連化合物も、洗剤組成物には適している。有用なコハク酸ビルダーに
は、C‐C20アルキルおよびアルケニルコハク酸、およびそれらの塩がある
。このタイプの特に好ましい化合物はドデセニルコハク酸である。サクシネート
ビルダーの具体例には、ラウリルサクシネート、ミリスチルサクシネート、パル
ミチルサクシネート、2‐ドデセニルサクシネート(好ましい)、2‐ペンタデ
セニルサクシネート等がある。ラウリルサクシネートがこのグループの好ましい
ビルダーであり、1986年11月5日付で公開された欧州特許出願86200
690.5/0,200,263で記載されている。
【0022】 他の適切なポリカルボキシレートは、1979年3月13日付で発行されたCr
utchfieldらのUS特許4,144,226および1967年3月7日付で発行
されたDiehlのUS特許3,308,067で開示されている。DiehlのUS特許
3,723,322も参照。 脂肪酸、例えばC12‐C18モノカルボン酸も、単独で、あるいは追加ビル
ダー活性を与えるために前記ビルダー、特にシトレートおよび/またはサクシネ
ートビルダーと組合せて、組成物中へ配合できる。脂肪酸のこのような使用は泡
立ちの減少を通常もたらすため、これは業者により考慮されるべきである。
【0023】 リンベースビルダーが使用しうる状況下では、周知のナトリウムトリポリホス
フェート、ナトリウムピロホスフェートおよびナトリウムオルトホスフェートの
ような様々なアルカリ金属ホスフェートが用いうる。エタン‐1‐ヒドロキシ‐
1,1‐ジホスホネートおよび他の公知ホスホネートのようなホスホネートビル
ダー(例えば、US特許3,159,581、3,213,030、3,422
,021、3,400,148および3,422,137参照)も用いうる。
【0024】ブリーチ 本洗剤組成物は、場合により、漂白剤、あるいは漂白剤および1種以上のブリ
ーチアクチベーターを含む漂白組成物を含有してもよい。存在するとき、漂白剤
は、特に布帛洗濯向けで、典型的には洗剤組成物の約1〜約30%、更に典型的
には約5〜約20%のレベルである。存在するならば、ブリーチアクチベーター
の量は、典型的には漂白剤+ブリーチアクチベーターからなる漂白組成物の約0
.1〜約60%、更に典型的には約0.5〜約40%である。
【0025】 ここで用いられる漂白剤は、現在知られているかまたは知られるようになる、
テクスタイルクリーニング、硬質表面クリーニングまたは他のクリーニング目的
の洗剤組成物に有用な、いかなる漂白剤であってもよい。これらには酸素ブリー
チおよび他の漂白剤がある。ペルボレートブリーチ、例えばナトリウムペルボレ
ート(例えば、一または四水物)がここでは用いうる。 制限なしに用いうる漂白剤のもう1つのカテゴリーは、過カルボン酸漂白剤お
よびその塩からなる。この種類の剤の適切な例には、マグネシウムモノペルオキ
シフタレート六水物、m‐クロロ過安息香酸のマグネシウム塩、4‐ノニルアミ
ノ‐4‐オキソペルオキシ酪酸およびジペルオキシドデカン二酸がある。このよ
うな漂白剤は、1984年11月20日付で発行されたHartmanのUS特許4,
483,781、1985年6月3日付で出願されたBurnsらのUS特許出願7
40,446、1985年2月20日付で公開されたBanksらの欧州特許出願0
,133,354および1983年11月1日付で発行されたChungらのUS特
許4,412,934で開示されている。高度に好ましい漂白剤には、1987
年1月6日付で発行されたBurnsらのUS特許4,634,551で記載された
ような6‐ノニルアミノ‐6‐オキソペルオキシカプロン酸もある。
【0026】 ペルオキシゲン漂白剤も用いることができる。適切なペルオキシゲン漂白化合
物には、炭酸ナトリウムペルオキシヒドレートおよび相当する“ペルカーボネー
ト”ブリーチ、ピロリン酸ナトリウムペルオキシヒドレート、尿素ペルオキシヒ
ドレートおよび過酸化ナトリウムがある。ペルサルフェートブリーチ(例えば、
OXONE、DuPont製)も用いてよい。
【0027】 好ましいペルカーボネートブリーチは約500〜約1000μm範囲の平均粒
径を有した乾燥粒子からなり、その粒子のうち約10重量%以下が約200μm
より小さく、上記粒子のうち約10重量%以下が約1250μmより大きい。場
合により、ペルカーボネートはシリケート、ボレートまたは水溶性界面活性剤で
コートしてもよい。ペルカーボネートはFMC、SolvayおよびTokai Denkaのよ
うな様々な市販元から入手できる。 漂白剤の混合物も用いてよい。
【0028】 ペルオキシゲン漂白剤、ペルボレート、ペルカーボネート等は好ましくはブリ
ーチアクチベーターと組み合わされるが、これはブリーチアクチベーターに相当
するペルオキシ酸を水溶液中において(即ち、洗浄プロセス中に)その場で生成
する。アクチベーターの様々な非制限例は、1990年4月10日付でMaoらに
発行されたUS特許4,915,854およびUS特許4,412,934で開
示されている。ノナノイルオキシベンゼンスルホネート(NOBS)およびテト
ラアセチルエチレンジアミン(TAED)アクチベーターが典型的であり、それ
らの混合物も用いうる。更にここで有用な他の典型的なブリーチおよびアクチベ
ーターについてはUS4,634,551も参照。
【0029】 高度に好ましいアミド誘導ブリーチアクチベーターは下記式のものである: RN(R)C(O)RC(O)LまたはRC(O)N(R)RC(
O)L 上記式中Rは約6〜約12の炭素原子を有するアルキル基であり、Rは1〜
約6の炭素原子を有するアルキレンであり、RはH、あるいは約1〜約10の
炭素原子を有するアルキル、アリールまたはアルカリールであり、Lはいずれか
適切な脱離基である。脱離基は、ペルヒドロライシス(perhydrolysis)アニオ
ンによるブリーチアクチベーターへの求核攻撃の結果として、ブリーチアクチベ
ーターから出される基である。好ましい脱離基はフェニルスルホネートである。 上記式のブリーチアクチベーターの好ましい例には、参考のためここに組み込
まれるUS特許4,634,551で記載されているような、(6‐オクタンア
ミドカプロイル)オキシベンゼンスルホネート、(6‐ノナンアミドカプロイル
)オキシベンゼンスルホネート、(6‐デカンアミドカプロイル)オキシベンゼ
ンスルホネートおよびそれらの混合物がある。
【0030】 もう1つの種類のブリーチアクチベーターは、参考のためここに組み込まれる
1990年10月30日付で発行されたHodgeらのUS特許4,966,723
で開示されたベンゾオキサジンタイプアクチベーターからなる。ベンゾオキサジ
ンタイプの高度に好ましいアクチベーターは以下である:
【化1】
【0031】 更に他の種類の好ましいブリーチアクチベーターには、アシルラクタムアクチ
ベーター、特に下記式のアシルカプロラクタムおよびアシルバレロラクタムがあ
る:
【化2】 上記式中RはH、あるいは1〜約12の炭素原子を有するアルキル、アリール
、アルコキシアリールまたはアルカリール基である。高度に好ましいラクタムア
クチベーターには、ベンゾイルカプロラクタム、オクタノイルカプロラクタム、
3,5,5‐トリメチルヘキサノイルカプロラクタム、ノナノイルカプロラクタ
ム、デカノイルカプロラクタム、ウンデセノイルカプロラクタム、ベンゾイルバ
レロラクタム、オクタノイルバレロラクタム、デカノイルバレロラクタム、ウン
デセノイルバレロラクタム、ノナノイルバレロラクタム、3,5,5‐トリメチ
ルヘキサノイルバレロラクタムおよびそれらの混合物がある。過ホウ酸ナトリウ
ム中へ吸着された、ベンゾイルカプロラクタムを含むアシルカプロラクタムにつ
いて開示した、参考のためここに組み込まれる1985年10月8日付でSander
sonに発行されたUS特許4,545,784も参照。
【0032】 酸素漂白剤以外の漂白剤も当業界で知られており、ここで利用しうる。特に関
心のもたれる非酸素漂白剤の1タイプには、スルホン化亜鉛および/またはアル
ミニウムフタロシアニンのような光活性化漂白剤がある。1977年7月5日付
でHolcombeらに発行されたUS特許4,033,718参照。洗剤組成物はこの
ようなブリーチ、特にスルホン化亜鉛フタロシアニンを典型的には約0.025
〜約1.25重量%で含有してよい。
【0033】 所望であれば、漂白化合物はマンガン化合物により触媒できる。このような化
合物は当業界で周知であり、例えばUS特許5,246,621、US特許5,
244,594、US特許5,194,416、US特許5,114,606、
欧州特許出願公開549,271A1、549,272A1、544,440A
2および544,490A1で開示されたマンガンベース触媒がある。これら触
媒の好ましい例には、MnIV (u‐O)(1,4,7‐トリメチル‐1,4
,7‐トリアザシクロノナン)(PF、MnIII (u‐O)(u‐
OAc)(1,4,7‐トリメチル‐1,4,7‐トリアザシクロノナン) (ClO、MnIV (u‐O)(1,4,7‐トリアザシクロノナン) (ClO、MnIIIMnIV (u‐O)(u‐OAc)(1,4,
7‐トリメチル‐1,4,7‐トリアザシクロノナン)(ClO、Mn IV (1,4,7‐トリメチル‐1,4,7‐トリアザシクロノナン)(OCH(PF)およびそれらの混合物がある。他の金属ベースブリーチ触媒には
、US特許4,430,243およびUS特許5,114,611で開示された
ものがある。漂白性を高める上でマンガンと様々な錯体リガンドとの併用も下記
US特許明細書で報告されている:4,728,455;5,284,944;
5,246,612;5,256,779;5,280,117;5,274,
147;5,153,161および5,227,084
【0034】 実際問題として、限定ではなく、本組成物およびプロセスは水性洗浄液中で少
くとも0.1ppm程度の活性ブリーチ触媒種を供するように調整でき、好まし
くは洗濯液中で約0.1〜約700ppm、更に好ましくは約1〜約500pp
mの触媒種を供する。
【0035】酵素 酵素は、例えば、タンパク質ベース、炭水化物ベースまたはトリグリセリドベ
ース汚れの除去、遊離染料移動の防止、および布帛再生を含めた、様々な布帛洗
濯目的のために、本組成物中へ含有させることができる。配合しうる酵素には、
プロテアーゼ、アミラーゼ、リパーゼ、セルラーゼ、ペルオキシダーゼおよびそ
れらの混合物がある。他のタイプの酵素も含有させてよい。それらは、植物、動
物、細菌、真菌および酵母起源のように、いかなる適切な起源であってもよい。
しかしながら、それらの選択は、pH活性および/または至適安定性、熱安定性
、および活性洗剤、ビルダーなどに対する安定性のような、いくつかのファクタ
ーにより決められる。この点において、細菌アミラーゼおよびプロテアーゼ、お
よび真菌セルラーゼのような細菌または真菌酵素が好ましい。
【0036】 酵素は、組成物1g当たり重量で約5mg以内、更に典型的には約0.01〜
約3mgの活性酵素を供するために十分なレベルで通常配合される。換言すれば
、本組成物は典型的には約0.001〜約5重量%、好ましくは0.01〜1%
の市販酵素製品を含む。プロテアーゼ酵素は、組成物1g当たり0.005〜0
.1Anson単位(AU)の活性を供するために十分なレベルで、このような製品
中に通常存在する。
【0037】 プロテアーゼの適切な例は、B.subtilisおよびB.licheniformisの特定株から
得られるズブチリシンである。もう1つの適切なプロテアーゼはBacillusの株か
ら得られ、8〜12のpH範囲で最大活性を有し、Novo Industries A/Sから開
発されて、登録商品名ESPERASEで販売されている。この酵素および類似酵素の製
品はNovoの英国特許明細書第1,243,784号で記載されている。市販され
ている、タンパク質ベース汚れを除去するために適したタンパク質分解酵素には
、Novo Industries A/S(デンマーク)から商品名ALCALASEおよびSAVINASE、Int
ernational Bio-Synthetics,Inc.(オランダ)からMAXATASEで販売されているも
のがある。他のプロテアーゼには、プロテアーゼA(1985年1月9日付で公
開された欧州特許出願130,756参照)およびプロテアーゼB(1987年
4月28日付で出願された欧州特許出願87303761.8および1985年
1月9日付で公開されたBottらの欧州特許出願130,756参照)がある。
【0038】 アミラーゼには、例えば、英国特許明細書第1,296,839号(Novo)で
記載されたα‐アミラーゼ、RAPIDASE、International Bio-Synthetics,Inc.お
よびTERMAMYL、Novo Industriesがある。
【0039】 洗剤組成物で使用しうるセルラーゼには細菌または真菌双方のセルラーゼがあ
る。好ましくは、それらは5〜9.5の至適pHを有している。適切なセルラー
ゼは、1984年3月6日付で発行されたBarbesgoardらのUS特許4,435
,307で開示されており、そこではHumicola insolensおよびHumicola株DS
M1800、またはAeromonas属に属するセルラーゼ212産生真菌から産生さ
れる真菌セルラーゼ、および海洋軟体動物(Dolabella Auricula Solander)の肝
膵から抽出されるセルラーゼについて開示している。適切なセルラーゼは、GB
‐A‐2,075,028、GB‐A‐2,095,275およびDE‐OS‐
2,247,832でも開示されている。CAREZYME(Novo)が特に有用である。
【0040】 洗剤用に適したリパーゼ酵素には、英国特許1,372,034で開示された
、Pseudomonas stutzeri ATCC19.154のようなPseudomonas属の微生物
により産生されるものがある。1978年2月24日付で公開された日本特許出
願53/20487のリパーゼも参照。このリパーゼは、商品名Lipase P“Ama
no”として、日本、名古屋のAmano Pharmaceutical Co.Ltd.から市販されており
、以下“amano-P”と称される。他の市販リパーゼには、Chromobacter viscosu
m、例えば日本、田方の東洋醸造社から市販されているChromobacter viscosum v
ar.lipolyticum NRRLB 3673由来のリパーゼ、Amano-CES;USAのU.S.Biochemi
cal Corp.およびオランダのDisoynth Co.からのChromobacter viscosumリパーゼ
;Pseudomonas gladioli由来のリパーゼがある。Humicola lanuginosaに由来し
てNovoから市販されているLIPOLASE酵素(EPO 341,947も参照)がこ
こで使用上好ましいリパーゼである。
【0041】 ペルオキシダーゼ酵素は、酸素源、例えばペルカーボネート、ペルボレート、
ペルサルフェート、過酸化水素などと組合せて用いられる。それらは“溶液漂白
”のために、即ち洗浄操作中に基材から落ちた染料または顔料が洗浄液中で他の
基材へ移ることを防ぐために用いられる。ペルオキシダーゼ酵素は当業界で知ら
れており、それには例えばホースラディッシュペルオキシダーゼ、リグニナーゼ
、並びにクロロおよびブロモペルオキシダーゼのようなハロペルオキシダーゼが
ある。ペルオキシダーゼ含有洗剤組成物は、例えば、O.Kirkにより1989年1
0月19日付で公開され、Novo Industries A/Sへ譲渡された、PCT国際出願
WO89/099813で開示されている。
【0042】 様々な酵素物質、および合成洗剤組成物中へのそれらの配合手段も、1971
年1月5日付でMcCartyらに発行されたUS特許3,553,139で開示され
ている。酵素は、1978年7月18日付で発行されたPlaceらのUS特許4,
101,457および1985年3月26日付で発行されたHughesのUS特許4
,507,219でも更に開示されている。酵素物質は1981年4月14日付
で発行されたHoraらのUS特許4,261,868で開示されている。洗剤組成
物で有用な酵素は様々な技術で安定化させることができる。酵素安定化技術は、
1971年8月17日付でGedgeらに発行されたUS特許3,600,319、
および1986年10月29日付で公開されたVenegasの欧州特許出願公開19
9,405、出願86200586.5で開示および例示されている。酵素安定
化系も、例えばUS特許3,519,570で記載されている。
【0043】 洗剤組成物に常用されて、洗剤組成物中へ配合しうる他の成分には、キレート
化剤、汚れ放出剤、汚れ再付着防止剤、分散剤、増白剤、起泡抑制剤、布帛柔軟
剤、転染阻止剤および香料がある。
【0044】 好ましい態様において、ランドリーバッグは洗剤組成物を含浸させた物質から
作製される。ランドリーバッグを形成するために用いうる物質に含浸させるため
の方法は、例えばWilliam D.LloydによりUS5,053,157で記載されて
いる。もう1つの方法では少くとも2つの層を有する物質からバッグを作製して
、洗剤組成物を例えば両面接着テープでこれら2層間に存在させる。こうして、
例えば保管中に洗剤と洗濯物との直接接触を避けながら、バッグ中に組成物を含
有させることができる。このような洗剤“層”の別な利点は、洗剤が例えば塊状
で用意されたときよりも洗剤の界面活性が高くなることである。実際に、このよ
うな態様において、洗剤は薄層で提供され、そのため改善された溶解特性を有す
るようになる。
【0045】 もう1つの好ましい態様において、洗剤組成物は少くとも2種の不適合成分を
隔離して形成されている。適合する成分を隔離するように選択してもよいことに
留意すべきである。不適合成分とは、それらのうち少くとも1種が非機能的にな
るか、またはそれらのうち少くとも1種の活性が減少するように互いに反応しあ
う成分として解するべきである。バッグが多層物質から構成されるならば別層と
して不適合成分を入れるか、同層の異なる部分へ不適合成分を入れるか、あるい
はバッグの表面で形成された別のポケットまたはバッグ物質へ取り付けられた不
透過性セルに不適合成分を入れることを含めて、様々な手段により隔離が行われ
る。これは低い複雑さを維持しながら洗浄を有効にさせており、例えば伝統的洗
濯プロセスでは、洗剤組成物中に存在するブリーチと他成分との不適合性のため
に、ブリーチが洗剤組成物の残部と別にして保管および添加されるが、その一方
で本発明の好ましい態様の使用では別々な保管および別々な添加をしなくともブ
リーチから効果を得ることができる。最も好ましい態様において、洗剤組成物の
異なる成分の放出は、例えば多層バッグを用いるときには、バッグへ入れる洗濯
物に近い方の層へ最初に溶解される成分を入れることにより、またはバッグ物質
へ取り付けられたポケットもしくは不透過性セルを用いて諸成分の放出の速度お
よび時間をコントロールするときには、例えば異なる透水性物質または選択的可
溶性物質を利用することにより、洗浄に際して異なる段階で行えることにも留意
すべきである。
【0046】 本発明のランドリーバッグは透水性である。透水性とは、ランドリーバッグ中
へまたはそこからの液体水の流入または流出が可能となるように、バッグが孔質
構造を有するかまたは1以上の開口部を有していることである、と解するべきで
ある。洗濯物の良好な洗浄および/またはすすぎを行えるように、洗浄水が容易
にバッグへ流入してきて、洗浄液が調製される。バッグ自体は、水へ浸されたと
きに、少くとも1L/min、更に好ましくは5L/min、更に一層好ましくは10L
/min、最も好ましくは15L/minの液体水を流入または流出させうることが好ま
しい。こうして洗剤組成物を形成する諸成分の速やかな溶解を得られ、バッグ内
で洗剤または汚れの残留を回避して、機械洗浄サイクルのすすぎ段階でバッグ内
洗濯物の効率的なすすぎを行える。バッグの透過度は、物質の孔度または穿孔度
を変えるか、物質で穴の大きさまたは物質の表面で穴の密度を変えることにより
コントロールできる。こうして洗剤組成物の溶解速度、バッグ中における汚れま
たは不溶性洗剤組成物の残留の回避、および洗濯機による洗濯物の効率的すすぎ
をコントロールしうる。
【0047】 もう1つの好ましい態様では、バッグはポケットを有している。そのポケット
は透水性物質または水溶性物質から作製することができる。顆粒、錠剤、ゲルま
たは液体形態の洗剤組成物はポケット中へ入れることができる。こうすると、機
械洗浄プロセスの開始時に洗濯物の周りで直接的な洗剤の局所的放出、および特
別な洗濯物組合せ(白物、色物、デリケート品)に適した異なる洗剤の選択を行
える。
【0048】 もう1つの好ましい態様では、バッグは洗剤組成物を含有した破壊性不透過セ
ルを有している。不透過性セルは、洗剤組成物を放出させるために、破壊、はぎ
取り、引裂きまたは折曲げにより、洗浄前に壊すことができる。そのセルは、バ
ッグ内または外に1つでもまたは多数のセルでもよい。破壊メカニズムは、洗濯
機中へ投入する前にバッグが閉じられたときにセルが破壊されるような引締めひ
もなどのクロージャー装置とリンクさせてもよい。こうして、洗剤の投入および
局所的放出を容易にする。
【0049】 もう1つの好ましい態様では、バッグは、熱、機械的攪拌、溶液pHの変化、
熱または水のような機械洗浄液の条件に応じたメカニズムで開封される、バッグ
物質におけるポケットまたはプリーツのようなバッグのコンパートメント内に洗
剤組成物を含有している。例として、バッグ物質の折り目を水溶性結合剤でシー
ルして形成される、洗剤組成物を含有したプリーツがあり、水溶性結合剤が洗浄
水に溶解したときにプリーツが開いて洗剤を放出する。
【0050】 もう1つの好ましい態様では、バッグは、好ましくは接着剤、液体ポリマー、
有機溶媒または水性キャリアに懸濁された、洗剤の懸濁液のスプレーを吸着する
ために適した物質から作製される。 もう1つの好ましい態様では、バッグは、異なる洗濯物容量の投入を簡単にし
て、ランドリーバスケットまたは他のホルダー中へのバッグの投入および確保を
簡単にしうるほどその大きさが容易に変えられるような、弾性的または伸長的な
、または弾性的で伸長的な物質から作製される。 追加の好ましい態様では、バッグは例えばポリビニルアルコールのような水に
溶解しうる物質から作製される。こうすると、バッグが洗浄中に溶解することか
ら残留を避けられる。
【0051】 更に別の好ましい態様では、バッグは洗剤組成物を含有したポケットを備えて
いる。これは含浸物質からバッグを作製する代わりとなる。ポケットは水溶性物
質から作製しても、または洗浄前に穿孔もしくは開封してもよいことに留意すべ
きである。ポケットは部分的または完全に孔質で、例えば顆粒を含有してもよい
。別の最も好ましい態様では、いくつかのポケットを用意して、洗浄のタイプま
たは洗う洗濯物の量に応じて一部または全部用いてもよい。US5,053,1
57で開示されたようなランドリーシートも、ポケットの代わりにバッグへ同じ
ように取り付けてよいことに留意すべきである。
【0052】 別な態様では、複数のこのようなバッグが例えばビニール袋と同様な手法でロ
ールで提供される。こうして複数のランドリーバッグを容易に用意することがで
きる。 別な態様では、複数のこのようなバッグが例えばビニール袋と同様な手法でロ
ールで提供され、2つのバッグが同時に並べて供給される。バッグはランドリー
バスケットへぴったりと一緒に並べて、白物、色物またはデリケート品へ別々に
用いることができる。それらは洗濯機で洗浄に際して別々にしてもまたは一緒に
してもよい。こうして混じりあった洗濯物の容易な仕分けおよび洗濯を行える。
【0053】 洗濯物が第一ステップで少くとも1つのランドリーバッグ内へ収納され、洗濯
物を入れたランドリーバッグが第二ステップで洗濯機へ投入されて、洗浄が第三
ステップで行われる、洗剤組成物を含有したランドリーバッグを用いて洗濯物を
洗浄するプロセスも提供される。 好ましくは、洗濯物が2以上の部分へ分けられ、第一ステップで2以上のラン
ドリーバッグ内へ収納され、洗濯物を入れた複数のランドリーバッグが第二ステ
ップで洗濯機へ一緒に投入されて、洗浄が第三ステップで行われる。複数のバッ
グを用いるこの最後のプロセスは、転染阻止剤を含有したランドリーバッグの好
ましい態様との併用に特に向いている。実際に、こうして転染を避けながら不適
合布帛を同時に洗浄しうる。伝統的に行われている、転染を伴いやすい物を別々
に洗浄する代わりに、このような物は転染阻止剤を含有した別なバッグへ入れて
もよい。異なるタイプの洗剤組成物を要する異なるタイプの洗濯物が同一洗濯機
において異なるバッグで同時に洗浄しうるように、複数のバッグの使用で複数の
洗剤組合せ、即ちバッグ毎に1種の使用も可能にしうる。これは洗浄回数を有意
に減らせるため、水消費および水加熱によるエネルギー消費を減らして、環境へ
有益な効果をもたらすようになる。
【0054】 本発明によるバッグは、洗剤組成物の均一な溶解および分布を得るために用い
られる。実際に、例えばバッグが洗剤組成物を含浸させた物質から作製されてい
るとき、洗剤組成物は洗浄に際して洗濯物の周りにすべて存在しうるため、洗浄
の最中に洗剤組成物を均一に分布させうる。実際に、洗剤組成物はこの場合にま
さに洗濯物を包囲している。 本発明によるバッグは、洗濯機の各所と直接接触しているおかげで、機械的す
り減りからも洗濯物を防げる。これはタンブルを備えた洗濯機を用いたときに特
にあてはまる。それは、例えばシルクまたはウールのようなデリケートな洗濯物
の洗浄にも特に向いている。
【0055】 好ましい態様において、バッグ中へ含有させる洗剤組成物はカスタマイズして
もよい。これは、例えば、多量でまたは少量で洗剤組成物が用いられるように、
バッグへ取り付けられた複数のポケットまたはバッグへ取り付けられた複数のシ
ートに洗剤組成物を入れておくことにより、あるいは洗剤組成物の一部成分が洗
う布帛のタイプに応じて除かれるように、バッグへ取り付けられて洗剤組成物を
入れておいた1以上のポケットまたはシートを場合により取り除くことにより行
われる。
【0056】 もう1つのカスタマイズ法は、各バッグが特定の洗濯物に特に適した異なるバ
ッグ、例えば、高温に耐える物質から作製されて、漂白剤を含む洗剤組成物を含
有した、白物の高温洗浄に向いた第一タイプのバッグ、または漂白剤を含まない
洗剤組成物を入れた、デリケートな着色布帛に向いた第二タイプのバッグをユー
ザーに用意することである。他のタイプの適切なバッグも洗浄する具体的な洗濯
物に応じて用意してよい。異なるバッグは、容易に識別しうるように、異なる色
を付して提供してよい。好ましい態様において、バッグを形成する物質の層は、
洗濯物への機械的作用を増やしてクリーニング効果に寄与するように、滑らかで
ない粗い層である。
【0057】 もう1つの好ましい態様では、例えばひも、ジッパーまたはVelcroラップのよ
うな、閉鎖または再閉鎖するための手段を有したバッグを提供する。請求項8に
よるプロセスの好ましい態様において、バッグは第三ステップ前に閉じられる。
これはバッグが転染阻止剤または汚れ再付着防止剤を含有しているときに特に有
用であり、バッグへ収納された洗濯物からの染料または汚れがバッグ自体に留め
られるため、バッグ外への汚染を回避または減少することができる。この効果は
バッグが閉じられていないときにも部分的に得られるであろう。実際に、開封し
てバッグへ水を速やかに流入させるためには、バッグは閉じない方が好ましい。
【0058】 別な好ましい態様では、洗剤組成物と皮膚との直接接触を避けながらユーザー
がバッグをつかむかまたは手で扱えるように、バッグは洗剤組成物を含まない部
分を有している。これは取っ手により用意でき、それはバッグを閉じるための手
段としても役立つ。洗濯機のメカニズムに付随しがちな手で扱うメカニズムの使
用は避ける方が好ましいことに留意すべきである。
【0059】 本発明によるバッグは、乾燥を持続するために100℃のような高温へ付す上
で適していることが好ましい。これはポリプロピレンフィルムまたはポリエチレ
ンフィルムのようなポリオレフィンを用いて行える。乾燥段階で施される高残留
性香料、柔軟剤またはアイロンがけ仕上げ剤のような熱放出成分をバッグへ入れ
ておくことも可能である。バッグによりもたらされるすり減り防止機能が洗濯物
のタンブル乾燥に特に適していることにもすべきである。
【0060】 本発明によるランドリーバッグは洗剤組成物を含有しており、洗濯物は通常バ
ッグへ収納されているため、洗剤組成物の濃度はバッグ外よりもバッグ内の方が
通常高く、バッグは洗濯物を包囲しているため、同様の結果を得る上で伝統的洗
浄法の場合よりも少ない量の洗剤組成物で済み、より多量の洗剤組成物g/Lが
そのバッグを用いたときに洗濯物の周囲で得られる。
【0061】 本発明によるバッグは、洗浄で柔軟性をもたらすか、またはすすぎ中に施され
る柔軟剤も含有してよい。含有させてよい他の剤には、洗濯物の保管中に作用し
えてバッグの内側に存在させてよい前処理組成物、あるいは典型的にはタンブル
乾燥機でデリバリーされるしわ防止剤、縮み防止剤または静電気防止剤がある。
他の剤として、洗浄前に汚れた洗濯物の保管に際して悪臭抑制を行える剤がある
【0062】 本発明によるバッグは好ましくは多層物質から作製して、例えば洗浄前に洗剤
組成物と洗濯物との直接接触を避けるか、または皮膚と洗剤組成物との直接接触
を避けることも留意すべきであり、これは洗剤組成物を含有した1以上の層を、
それを含有していない層の間にはさむことにより得られる。多層構造では、異な
る層に不適合成分を入れても、または異なる層に異なる成分を入れて異なる洗浄
段階でこれら異なる成分の各々を拡散させもよい。
【0063】 バッグが水溶性でなく、洗浄後のように洗剤組成物をもはや含有していないな
らば、そのバッグは不要使い捨てバッグとしてまたは他の目的のために用いても
よい。例えば使用済みバッグと未使用バッグとの混同を避けるために、部分的水
溶性バッグを用いることも好ましい(即ち、例えば洗浄後にギャップを残す水溶
性ストライプまたは非水溶性ネットを覆う水溶層を設ける)。洗浄後に変色する
ストライプまたは他の視覚的インジケーターの使用を含めた他の手段も、この目
的のために用いてよい。これらのタイプのインジケーターは、例えばバッグが再
使用可能であるときに、何回かの洗浄後に徐々に変色するものでもよい。これは
破壊性セルに例えば5回分の洗剤を含有させたバッグで特にあてはまり、そのバ
ッグは5回以内で再使用しうる。
【0064】 本発明のバッグは洗浄前に汚れた衣類の運搬を容易にして、洗浄前の保管中に
悪臭を減少させるか、または例えば病院内洗濯物の洗浄に向くように汚染から防
げるような活性剤を含有してもよい。 好ましい態様では、洗濯物の洗浄を行うべき時期をユーザーが判断できるよう
に、バッグに満載レベルをつける。これは、例えば半積載または全積載を示す1
以上のラインをバッグへつけることで、簡単に行える。 ランドリーバッグは、美的により許容しうるものにするため、プリントをつけ
ても、または着色してもよい。 バッグで満載レベルまたは洗濯物のタイプをチェックしうるように透明または
半透明バッグを用いることも好ましい。これは、例えば、透明な窓またはストリ
ップにより、またはバッグに半透明/半不透明物質を用いることにより、または
例えばバッグの全面を透明物質から作製することにより行える。 洗浄前に汚れた洗濯物の保管に際してバッグを携帯できるように、ランドリー
バッグに専用ホールダーを取り付けてもよい。チューブ状構造も例えばこの目的
向けに用いてよい。
【0065】例: いくつかのタイプ(タイプA、BおよびC)を下記のように製造した:タイプA: バッグAは、低密度ポリエチレン(LDPE)製で厚さ500μmの成形フィ
ルムの孔質外部強固層から作製するが、孔度は穴により得られ、穴サイズは直径
約1000ミクロンであり、穴の数は335/sq.inである。バッグの内側は、厚
さ0.2mm、坪量18g/sq.mの軟質親水性ポリプロピレンスパンボンデッド不
織布の層から作製する。洗剤は0.4m×0.15mの3つの長方形積載面で上
記層間にはさんだが、そのうち2面は洗剤組成物20gを含有しており、第三面
は洗剤組成物50gを含有している。洗剤を適所へ留めるために、各積載面と同
寸法の両面Transfer接着3Mテープを用いて、上記各層へ適用する。
【0066】タイプB: バッグBは、厚さ0.2mm、坪量18g/sq.mの軟質親水性ポリプロピレンス
パンボンデッド不織布の二重層から作製する(バッグの内および外側)。洗剤を
0.24m×0.24mの正方形で上記2層間へ入れる。洗剤を適所へ留めるた
めに、両面Transfer接着3Mテープを用いる。
【0067】タイプC: バッグCは、厚さ20ミクロン(約20g/sq.m)の穿孔(平均で直径0.7m
mの39穴/sq.in)ポリプロピレン物質の1つの透明層のみから形成した。洗剤
は、両面Transfer接着3Mテープでバッグの内側に取り付けた小さなポーチ(4
列で各5ポーチ)へ封入した。各ポーチは、バッグが濡れたときのみ洗剤を利用
しうるように、20g/sq.mの水溶性フィルム(PVOHまたはポリビニルアルコ
ール)から作製した。20ポーチの各々は洗剤組成物2.5gを含有している。
【0068】 バッグA、BおよびCでは、上記各層を1.72m×0.6mの長方形で作製
した。“W”の二重中心部分が高さ0.16mで、“W”の右側および左側部分
が各々長さ0.7mとなるように、これら長方形の各々を“W”形に折りたたむ
が(=〔1.72−2×0.16〕/2)、3本の折れ線は長さ方向に0.6m
である。“W”の二重中心部分は、広げたときに、バッグへ底部を形成する目的
である。更に、0.1mの外部フラップも“W”の右側および左側部分の各端部
で“W”折りたたみと同じ折りたたみ方向に折って、内側に折り返してから、バ
ッグを折れ線と垂直方向で各側部をホットシールして、バッグを得る。バッグを
閉じれるように、外部フラップに開口部をもうけた後で、外部フラップの周辺に
ひもを通してもよい。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (81)指定国 EP(AT,BE,CH,CY, DE,DK,ES,FI,FR,GB,GR,IE,I T,LU,MC,NL,PT,SE),OA(BF,BJ ,CF,CG,CI,CM,GA,GN,GW,ML, MR,NE,SN,TD,TG),AP(GH,GM,K E,LS,MW,SD,SL,SZ,TZ,UG,ZW ),EA(AM,AZ,BY,KG,KZ,MD,RU, TJ,TM),AE,AL,AM,AT,AU,AZ, BA,BB,BG,BR,BY,CA,CH,CN,C R,CU,CZ,DE,DK,DM,EE,ES,FI ,GB,GD,GE,GH,GM,HR,HU,ID, IL,IN,IS,JP,KE,KG,KP,KR,K Z,LC,LK,LR,LS,LT,LU,LV,MA ,MD,MG,MK,MN,MW,MX,NO,NZ, PL,PT,RO,RU,SD,SE,SG,SI,S K,SL,TJ,TM,TR,TT,UA,UG,US ,UZ,VN,YU,ZA,ZW (72)発明者 オリベ、ギュスターブ、ウペール ベルギー国ベ−‐1640、ロード、サン、ジ ュネス、アブニュ、デ、シャテニエ、48 Fターム(参考) 3B155 CD06 4H003 BA08 BA18 DA01 FA06 FA32

Claims (10)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 洗剤組成物を含有する、透水性ランドリーバッグ。
  2. 【請求項2】 バッグが、洗剤組成物を含浸させた物質から作製されたものである、請求項1
    に記載のランドリーバッグ。
  3. 【請求項3】 洗剤組成物が、隔離されてなる少くとも2種の不適合成分で形成されている、
    請求項1または2に記載のランドリーバッグ。
  4. 【請求項4】 バッグがポケットを有してなり、そのポケットが洗剤組成物を含有している、
    請求項1または2に記載のランドリーバッグ。
  5. 【請求項5】 複数の前記バッグがロールで供されてなる、請求項1〜4のいずれか一項に記
    載のランドリーバッグ。
  6. 【請求項6】 第一ステップで洗濯物を少くとも1つのランドリーバッグ内に収納し、第二ス
    テップで洗濯物が入ったランドリーバッグを洗濯機に投入して、第三ステップで
    洗浄を行なう、洗剤組成物を含有したランドリーバッグを用いて洗濯物を洗浄す
    る方法。
  7. 【請求項7】 第一ステップで洗濯物を1より多くのランドリーバッグ内に収納し、第二ステ
    ップで洗濯物が入った複数のランドリーバッグを洗濯機に一緒に投入して、第三
    ステップで洗浄を行なう、請求項6に記載の方法。
  8. 【請求項8】 ランドリーバッグが転染阻止剤を含有している、請求項7に記載の方法。
  9. 【請求項9】 ランドリーバッグが、請求項1〜6のいずれか一項に記載されているランドリ
    ーバックである、請求項8に記載の方法。
  10. 【請求項10】 ランドリーバッグが少くともプリーツ部分を有しており、そのプリーツ部分が
    非永続的プリーツ手段でプリーツ状態にされてなる、請求項1〜6のいずれか一
    項に記載のランドリーバッグ。
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