JP2002535583A - 連続可変トランスミッション - Google Patents

連続可変トランスミッション

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JP2002535583A
JP2002535583A JP2000596287A JP2000596287A JP2002535583A JP 2002535583 A JP2002535583 A JP 2002535583A JP 2000596287 A JP2000596287 A JP 2000596287A JP 2000596287 A JP2000596287 A JP 2000596287A JP 2002535583 A JP2002535583 A JP 2002535583A
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    • F16H33/10Gearings for conveying rotary motion with variable velocity ratio, in which self-regulation is sought based essentially on inertia with gyroscopic action, e.g. comprising wobble-plates, oblique cranks
    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F16ENGINEERING ELEMENTS AND UNITS; GENERAL MEASURES FOR PRODUCING AND MAINTAINING EFFECTIVE FUNCTIONING OF MACHINES OR INSTALLATIONS; THERMAL INSULATION IN GENERAL
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Abstract

(57)【要約】 固定ハウジングまたは支持体と、支持体に対して可動な入力手段と、自身の軸の周りで回転可能なトルクシャフトと、トルクシャフトによって自身の軸の周りで回転する被動シャフトと、トルクシャフトと被動シャフトとの間の第1のワンウェイクラッチと、リンケージ手段であって、リンケージ手段に取り付けられた入力手段と慣性ボディの影響下で、被動シャフトの回転軸の周りで回転可能であり、入力手段に応答して周期的に角度を持った状態に曲げられ、慣性ボディによって生成された作用力がトルクシャフトに与えられ、トルクシャフトは、第1のワンウェイクラッチに対向する第2のワンウェイクラッチを介して、支持体または被動シャフトに連結され、被動シャフトは、1方向のみにおいてトルクシャフトによって回転可能となる、トランスミッションが提供される。慣性ボディは回転子を含み、トルクシャフトにジャイロスコープ力が加えられる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】 (発明の分野) 本発明は連続可変トランスミッションに関し、より詳細には、適切に調整され
た質量分布上の主に慣性作用を結合力およびトルクとして利用して、入力から出
力へとエネルギーの正味の輸送を可能にする連続可変トランスミッションに関す
る。これらの慣性作用から得られる出力トルクおよび適用可能な場合には入力ト
ルクの時間積分が、これらの慣性作用から得られる作用トルクの時間積分によっ
て平衡に保たれる。固定された周囲を囲むものまたはトランスミッションハウジ
ングなどに作用トルクを加え、それによりトランスミッションプロセスが周期的
な様態で行われ得る。いくつかの場合では、トランスミッション機構の周期運動
時に、上記の慣性作用以外に力およびモーメントをさらに利用して、またはそれ
らの他も利用して、トランスミッションの入力から出力へとエネルギーを輸送さ
せることができる。上記の慣性作用以外によって入力から出力へとエネルギーの
輸送を生じさせるために必要とされる、トランスミッション機構のこれらの周期
運動自身でさえ、慣性作用以外の手段によって生じるか、またはそれによって助
けとなり得る。
【0002】 (背景技術) 固定の入力/出力速度比を有するトランスミッションは、広い多様な動作条件
には適さない。トランスミッション損失を減少させるように入力/出力変数(す
なわちトルクおよび速度)を一致させるため、入力/出力において最適動作条件
を可能にするため、そして過剰な応力が入力/出力において過渡条件下でのトラ
ンスミッションを生じないようにするために、可変トランスミッションが必要で
ある。
【0003】 不連続可変トランスミッションを用いると、速度比は限られたステップ数内で
変化する。可変トランスミッションの上記利点は、この方法によって部分的にの
み達成される。
【0004】 さらに、ステップ数は、経済上かつ実用上の理由によって制限される。
【0005】 多様な連続可変トランスミッションは公知である。主に、それら連続可変トラ
ンスミッションは、摩擦要素、液圧要素(モータまたはタービン/ポンプ)、ま
たは電磁気要素(モータ/発生器)を用いてパワーを輸送する。電磁気法を除い
ては、限られた応答能力により加速および減速の過渡条件下特に、入力/出力条
件が急激に変化する条件下では、スリップを生じるために、これらのトランスミ
ッションは非効率である。このような非効率さを避けるための電磁気システムは
、極めて高価であり、空間および重量の条件による多くの環境下では実用的でな
い。
【0006】 出願人は、ジャイロスコープ回転子を利用して、連続可変トランスミッション
を達成しようとする多くの従来からの提案を知っている。
【0007】 米国特許明細書第4169391号に開示される装置は、正味の出力トルクを
生成し、入力/出力条件を一致させるために、液圧手段による回転子の慣性モー
メントを変化させることに依存した装置であった。特に急激に変化する入力/出
力条件下で達成することは極めて困難である。さらに、記載される液圧システム
は複雑である。
【0008】 一方、米国特許明細書第3851545号に開示される装置は、外部パワー入
力による適切な回転の向きを維持することに依存した装置であった。このことは
、特に急激に変化する入力/出力条件下において、開示される発明をかなり複雑
にする。
【0009】 国際出願PCT/NZ92/00004の出願人は、ジャイロスコープ回転子
に基づく装置を開示した。この装置は、回転軸の周りのジャイロスコープ回転子
のクーロン減衰振動(「振動」)による動作をポンピングすることに依存した装
置であった。全パワートランスミッションの一部を受け入れる液圧システムが、
振動を生じさせるために必要とされ、高い減衰比ではその「振動」を予測するこ
とは不可能である。さらに、「振動」、従ってヒステリシス損を生じさせるため
に、ばね要素が必要とされる。有用な動作範囲を達成するために、さらなる速度
制御装置が必要とされた。
【0010】 出願人はまた、ジャイロスコープ回転子がジンバル支持体の内側フレーム上に
装着され、そのジンバルの外側フレームが、ジャイロスコープトルクが方向を交
互に変化させるように振動する、別の提案について知っている。ここで再度ばね
システムを用いると、この提案によれば、クーロン減衰振動を効果的に生じ、こ
の振動により、全パワートランスミッションは、液圧手段またはワンウェイクラ
ッチを通じて出力において抵抗から生じる合成クーロン減衰の等価物のいずれか
によって生じることになっていた。従って、このシステムにおいて提案された振
動の予測不可能性は極めて高く、輸送された全パワーが「振動」から直接得られ
るために、ばねシステムはさらに大きなヒステリシス損を有することになる。さ
らに、小さな振幅の振動のみが可能であり、従って所与のパワーを輸送させるた
めに大きな力を必要とする。
【0011】 (目的) 従って、本発明の目的は、このような不利益を減少する連続可変トランスミッ
ションを提供することである。
【0012】 (発明の主題) 本発明に従って、固定ハウジングまたは支持体、上記支持体に対して可動な入
力手段、長手軸の周りで回転可能なトルクシャフト、トルクシャフトによって長
手軸の周りで回転するように構成された被動シャフト、トルクシャフトと被動シ
ャフトとの間の第1のワンウェイクラッチ、上記入力手段の影響下で被動シャフ
トの回転軸の周りで回転可能なリンケージ手段、および入力手段に応答して周期
的に角度をもった状態に曲がるように、リンケージ手段に装着された慣性ボディ
を備えたトランスミッションを提供し、慣性ボディが周期的に曲がるので、慣性
ボディによって生成された作用力は、正負のトルクとしてトルクシャフトにかか
り、トルクシャフトは、第1のワンウェイクラッチに対して反対の第2のワンウ
ェイクラッチを介して、上記支持体または逆回転システムの被動シャフトのいず
れかに連結される。それにより、被動シャフトはトルクシャフトによって回転の
一方向のみに回転され得る。
【0013】 慣性ボディは好ましくは回転子を含む。
【0014】 本発明の1実施形態において、リンケージは、第1のフレーム軸の周りで回転
可能な外側フレーム、および第1のフレーム軸に垂直なフレーム軸の周りで、外
側フレームに対して回転可能な内側フレームを含み得、内側フレームは上記慣性
ボディを保持する。外側フレームは、外側フレーム自身とともに回転する入力手
段に固定され得る。慣性ボディは、第2のフレーム軸に直交する軸の周りで回転
する回転子であり得る。内側フレームの回転によって慣性ボディが曲がる場合に
、慣性ボディによって内側フレームにかかるトルクがトルクシャフトに伝えられ
るように、トルクシャフトを内側フレームに噛み合わせることによって連結し得
る。
【0015】 本発明の別の実施形態において、入力手段は、出力シャフトの軸にほぼ一致し
た軸、またはほぼ平行な軸に沿って往復運動が可能な駆動シャフトを備え得、慣
性ボディは、駆動シャフトが往復運動する場合に、被動シャフトの軸を含む面ま
たはその軸に平行な面で角度を持った状態に曲がるように、リンケージ手段上に
配置される。リンケージは、駆動シャフトの一端で回転可能に接続され、その他
端で後者の軸に沿った被動シャフトに対して固定であるエルボーリンケージであ
り得る。慣性ボディは、駆動シャフトが往復運動をする場合に角度を持った状態
に曲げられるように、エルボーリンケージの一方のアーム上に装着される。リン
ケージはジンバルを含み得、そのジンバルの外側フレームは、トルクシャフトに
対して固定であり、駆動シャフトに対して回転可能である。慣性ボディは、ジン
バルの内側フレーム上に装着され、駆動シャフトの往復運動に応答して、ジンバ
ルの内側フレームを回転させるために手段が設けられる。内側フレームは、駆動
シャフトが往復運動する場合に振動するように駆動シャフトに連結され得る。駆
動シャフトと内側フレームとの間の連結は、連結ロッド手段またはラックアンド
ピニオン式手段であり得る。この構成において、慣性ボディが回転子である場合
、内側フレームと回転子との間に手段が設けられて、入力もまた回転子を回転さ
せる。
【0016】 手段を設けることによって、回転子の回転速度は、入力に対して変化し得る。
【0017】 2つの噛み合った歯車が、第1のワンウェイクラッチと被動シャフトとの間に
挿入され得、3つの噛み合った歯車が、第2のワンウェイクラッチと被動シャフ
トとの間に挿入され得、それによりクラッチのいずれもが自由運動しなくとも、
回転の同じ方向に被動シャフトを駆動させる。
【0018】 第3のワンウェイクラッチが自由運動するうような他のあらゆる状況では、入
力手段はさらに、第3のワンウェイクラッチを介して出力手段に結合され得、そ
れにより後者の速度が入力手段の速度を越えた場合に、入力手段が出力手段によ
って駆動される。第3のワンウェイクラッチは、可変比歯車システムによって入
力手段に結合され得る。
【0019】 本発明のさらに別の実施形態において、出力手段は、固定支持体の周りで回転
可能なボディであり得、入力手段は上記固定支持体へ、および固定支持体から往
復運動可能な駆動シャフトであり得、リンケージは、その一端で駆動シャフトに
、そしてその他端で上記ボディと回転可能なフレームに回転可能に連結されたエ
ルボーリケージを含み得、トルクシャフトは、上記第1のワンウェイクラッチを
介して上記支持体と、そして上記第2のワンウェイクラッチを介してフレームと
連結され得る。
【0020】 (説明) 単に例示を目的として、添付の図面を参照して本発明の種々の実施形態を説明
する。
【0021】 まず、図1を参照すると、ジャイロスコープトルク生成に関する一般原則を以
下に説明する。
【0022】 Y軸の周りの回転子Aの回転は、角運動量M=Iw1を有しており、ここでI
は回転子の慣性モーメントであり、w1は角速度である。この回転子は、入力、
出力、または独立源によって駆動され得る。
【0023】 この回転子Aが、角速度w2でX軸の周りを回転する場合、Z軸の周りにジャ
イロスコープ歳差トルクTUMが生成する。トルクTは、次の関係式によって与え
られる。 T=M×w2=Iw12 以下の記載では、2つの可能なタイプのトランスミッション(タイプAおよび
タイプBと呼ぶ)を説明する。基本的に、トランスミッションの動作は、1サイ
クルの間に出力トルクおよび作用トルクを生成する周期的様態で行われる。
【0024】 タイプA:往復の入力運動のうち一方が、トルクシャフトをワンウェイクラッ
チを通して出力シャフトに結合し、他方、往復の入力動作のもう一方が、トルク
シャフトをグランドに、または別の反対のワンウェイクラッチを通して別の出力
シャフトに結合する。
【0025】 タイプB:いずれの方向の各入力動作も、実質的に、出力トルクが出力シャフ
トに加わり、作用トルクがグランドに加わる結果となる。この動作の形式は、平
滑運動をするために、入力周波数よりも速い速度での出力回転を必要とする。
【0026】 図14において、X、Y、Zは1組の固定された互いに垂直な軸であり、i
は、DQに取付けられた1組の互いに垂直なベクトルであり、ベクトル は常にベクトルと一致し、TNMは、方向においてTNM=M×Nによって与え
られる歳差Nによる作用トルクである。
【0027】 nは、PR軸周りのシャフトDQの回転速度であり、Sは自身の軸の周りのD
Qの回転速度である。
【0028】 図14を参照して、作用トルクTNMが、角運動量ベクトルMの回転Nにより、
シャフトDQの軸に沿って生成される。次に、DQによって示される円錐体の頂
角が減少するように回転Nを逆回転させると、作用TNMは、以前に生成されたト
ルクTNMを相殺するように生成され、ベクトルMが元の動的に等価な位置に戻さ
れる場合には、シャフトDQの正味のトルクは1サイクルの間ゼロとなる。
【0029】 図2に示されるタイプAのトランスミッションの一形式を参照する。
【0030】 クラッチDは、トルクTNMのみがシャフトPRに伝えられるように、シャフト
DQを回転の一方向ではシャフトDPに、別の方向ではフリーホイールに結合す
る。クラッチEは、TNMのみが支持体に伝えられるように、シャフトDQを回転
の別の方向では固定支持体に、回転の上記一方向ではフリーホイールに結合する
【0031】 従って、トルクTNMがシャフトPRに伝わり、作用トルクは往復歳差運動を適
用することによって固定フレームに伝えられる。このことは、本発明によって提
供されるタイプAのトランスミッションの動作に不可欠である。
【0032】 TSMは、TSM=M×Sによって与えられる歳差Sによる作用トルクであり、こ
の場合、タイプAのトランスミッションではS=0なのでTSM=0である。
【0033】 TnMは、TnM=M×nCosZPQによって与えられる歳差nによる方向
おける作用トルクである。
【0034】 n=0の場合、パワーがシャフトPRに伝えられることはないが、正味のトル
クがシャフトPRに伝わり、TnM=0である。従って、角ZPQを大きくするた
めにシャフトPQを回転させることによって入力作用力の必要がなくなる。
【0035】 しかしながら、nがゼロより大きくなると、TnMはゼロより大きくなり、従っ
て入力作用力はZPQ値を大きくするために必要とされ、正味のパワーがシャフ
トPRに伝えられる。
【0036】 トルクT’NMを加えている間、最初シャフトDQは自由に動き、シャフトDQ
が同期すると、T’NMは、ワンウェイクラッチEを通じてスイベルシャフト支持
体に伝えられる。同様にTNMを加えている間、最初シャフトDQは自由に動き、
シャフトDQが同期すると、TNMは出力シャフトPRに伝えられる。
【0037】 タイプBのトランスミッションにおいて、図6に示すように、そのサイクルの
パワートランスミッション段階の間のみS=0であり、そうでない場合にはS≠
0である。
【0038】 n>0の場合を考え、サイクルの開始時に、歳差Nを示されるように反対方向
にさせてS=0とする。
【0039】 入力歳差Nを加えるにつれて、シャフトDQは減速し、Sが正の値nCosZ
PQに等しくなるまで増加する。図14に示されるのと動的に等価であり反対方
向にベクトルMを振幅させる入力歳差運動の間の主要な出力回転によって、作用
トルクをワンウェイクラッチDを通じて現在固定されたシャフトPRに加える。
【0040】 この入力歳差運動を連続的に加えることによって、シャフトDQは出力と同期
するように加速して、その結果S=0およびワンウェイクラッチEからシャフト
支持体へと出力トルクが伝えられる。この入力歳差運動の終端でサイクルが完了
し、それによりシャフトDQは初期角ZPQの2倍の歳差運動をするので、ベク
トルMおよび歳差Nが図14に示されるように見える。歳差角が小さくなっても
、同様の事象シーケンスが生じる。
【0041】 上述したように、ベクトルMが反対方向(すなわちN<0)に歳差運動をする
のでサイクルが繰り返される。
【0042】 作用トルクより先に生じる自由運動時には、ベクトル方向に幾分の損失が生じ
、出力トルクより先に生じる自由運動時には、この損失が補正される。
【0043】 図2において、出力シャフト4はトランスミッションハウジング5に回転可能
に装着される。外側フレーム6は、同軸シャフト7によってハウジング5上で回
転可能に支持される。内側フレーム8は、同軸シャフト9によって外側フレーム
上で回転可能に支持される。調整不良継手の回転位置が、好適には、内側フレー
ムおよび外側フレームの回転軸の交点と一致するように、等速継手のような調整
不良継手10をシャフト4に結合する。比較的わずかな程度の線形および角度の
調整不良を許容可能なフレキシブル継手11が、シャフト4と調整不良継手10
との間に設けられて、交点間のどのようなずれでも許容することができる。シャ
フト12は、シャフト支持体3上で回転可能に支持される。
【0044】 シャフト12は、ピン継手を通して入力リンク17に連結される。その最も単
純な形式として、リンク17は、その端部にピン継手用の設備を備えたロッドで
ある。回転要素22を嵌め込ませるために、入力ロッド21には溝付きフランジ
19および20が取付けられ、回転要素22を嵌め込ませるために、フランジ1
8は19と20との間に回転可能に装着される。フランジ18は、フォーク23
のような伸張部を備えており、それにより図5に示されるようにピン継手を入力
リンク17で嵌め込む。
【0045】 入力ロッド21は、外側シャフト4と同軸であり、クランク/連結ロッドのよ
うな標準的な機構を用いて、外側シャフト4の軸に沿って直線往復運動を提供す
ることができる。
【0046】 入力リンク17の上端の往復運動は、実際には直線状である必要はない。例え
ば、その往復運動はわずかに弓状であってもよく、その場合入力は、長手水平方
向レバーによって提供される。この場合、リンク17は好適には、スイベル継手
によって両端で連結される。
【0047】 入力駆動の他の形式には、カム手段、液圧手段、または手動手段があり得る。
【0048】 第1のワンウェイクラッチ2はシャフト12と4とを連結させ、一方第2の反
対のワンウェイクラッチ1はシャフト12をシャフト支持体3に連結する。
【0049】 回転シャフト支持体14はシャフト12に取付けられ、回転子13は回転シャ
フト16によって14に回転可能に装着される。15は14上に装着されたモー
タであり、回転シャフト16に結合される。
【0050】 上述の実施形態は、「タイプA」のトランスミッションとして取り扱うことが
できる。
【0051】 図7は、調整不良継手を使用しないタイプAのトランスミッションの別の構成
を示す。
【0052】 この場合、トルクシャフト12は回転位置を越えて延びており、ワンウェイク
ラッチ2を通ってシャフト34の一端に連結される。中空ブロック35は内部ス
プラインを有しており、ピン継手によって要素33に連結される。シャフト34
はブロック35のスプラインに係合した外部スプラインを有する。プレート32
には、要素33が係合し、出力シャフト4の半径方向に沿って自由にスライドす
る溝を設けている。プレート32は出力シャフト4に取付けられる。
【0053】 動作中、シャフト12からのトルクは、2、34、35、33を通じて出力シ
ャフト4に伝えられ、一方シャフト12はその回転位置の周りで自由に回転する
【0054】 上述のタイプAのトランスミッションの変形例として、図6および図8に示す
タイプBのトランスミッションがある。出力ボディ24はトランスミッションハ
ウジング5に回転可能に装着される。固定シャフト25は、出力ボディ24と同
軸のトランスミッションハウジングに固定される。図8は、上記を満たすボディ
24がシャフト25上に装着された構成を示す。
【0055】 トラニオン支持体ブラケット26がボディ24に取付けられる。トラニオンピ
ン28がブラケット26に取付けられ得る。トラニオン27がトルクシャフト支
持体3aに取付けられる。
【0056】 調整不良継手の回転位置がトラニオンピン28の軸上にあるように、調整不良
継手がシャフト25に結合される。フレキシブル継手がシャフト25と調整不良
継手との間に設けられて、どのようなずれでも許容することができる。
【0057】 ワンウェイクラッチ1はシャフト12と調整不良継手のシャフト31とを連結
し、一方反対のワンウェイクラッチ2がシャフト12をシャフト支持体3aに連
結する。
【0058】 図4は、図2に関して回転マウンティングの細部を示す。
【0059】 図5は、図2に関して入力シャフト機構を示す。しかしながら、入力リンク1
7は3aに連結されているが、シャフト12には連結されていない。
【0060】 図2に示すように、入力シャフト21は、ボディ24およびシャフト25と同
軸であり、出力ボディの軸に沿って直線的に移動する。入力リンク17と支持体
3aとの間のピボットは、入力シャフト21および出力ボディ24の軸からオフ
セットしている。
【0061】 図10に示すようにジャイロスコープ回転子アセンブリを「デッド(dead
)」質量で適宜補うことにより、タイプBのトランスミッションに関連して上述
した実施形態の別の例を示す。
【0062】 図9は、「」方向に移動する質量「m」上に働く慣性作用(interti
al reaction)の原理を示す。「」は質量の加速を示し、「」は
質量の慣性作用を示す。
【0063】 図10において、N<0の場合、質量「M」上の慣性作用およびベクトルM上
のジャイロスコープトルクが一緒になって、タイプBのトランスミッションの出
力に作用する。ジャイロスコープベクトルMが必要なのは、タイプBのトランス
ミッションを周期的にプロセスをおこすためである。
【0064】 さらに、「入力段階」中に質量m上に働く引力に対向して行なわれる仕事も、
「反転段階」中に出力側に伝達され、これにより、タイプBのトランスミッショ
ンをさらに変化させ、慣性作用以外の力(例えば、重力)も利用して、エネルギ
ーをトランスミッションの入力側から出力側へと伝達させる。
【0065】 図11において、質量分布用のピボット点が、ヒンジ継手36により、トルク
シャフト支持体5よりも「上」になるように設けられている。この実施形態は、
タイプAのトランスミッションに適している。ワンウェイクラッチ1をハウジン
グにではなく別の出力に結合することにより、タイプAのトランスミッションの
変形例を示す。この出力は、図12に示す反転歯車構成を用いて、シャフト4へ
の出力に結合可能である。
【0066】 図12は、多くの興味深い機能を備えたタイプAのトランスミッションの別の
好適な実施形態を示す。フォーク43が、シャフト12に取り付けられる。回転
シャフト16が、回転可能な状態でフレーム47に取り付けられる。フレーム4
7は、フレーム47に同軸に取り付けられたシャフト48を用いて、回転可能な
状態でフォーク43に取り付けられる。シャフト12は、回転可能な状態でトラ
ンスミッションハウジング5に取り付けられる。
【0067】 入力ロッド21の端部に、フランジ37が取り付けられる。フランジ37の両
側に、スラスト軸受38が設けられる。スラスト軸受38は、39に収容される
。アーム41が、39と、ラック40およびピニオン42によって提供されるラ
ックアンドオピニオン構成のラック40とに取り付けられる。ピニオン42は、
シャフト48に取り付けられる。これにより、入力ロッド21の往復運動が、シ
ャフト48の軸周りの回転シャフト16の振動に変換され、これにより、シャフ
ト12上に出力トルクおよび作用トルクが発生する。
【0068】 図12において、入力運動を用いて回転子13を回転させる手段が示されてい
る。かさ歯車44が、シャフト48と同軸にフォーク43の1つに取り付けられ
る。複巻式(compound)歯車45が、回転可能な状態でフレーム47に
取り付けられる。複巻式歯車45のかさ歯車リングは、歯車44と噛み合い、一
方、複巻式歯車45の平歯車リングは、歯車46と噛み合う。歯車46は、ワン
ウェイクラッチを通じて回転シャフト16に結合される。従って、シャフト48
の軸周りの振動により、回転子13は、ワンウェイクラッチによって決定される
方向に回転する。
【0069】 歯車50および51は、出力シャフト55に取り付けられる。ワンウェイクラ
ッチ1からのトルクは、ワンウェイクラッチ1に取り付けられた歯車49により
、出力歯車50に伝達される。
【0070】 あそび歯車52は、もう一方のワンウェイクラッチ2からのトルクを反転させ
、反転させたトルクを、53および51を介して出力シャフト55に伝達する。
【0071】 回転子13の速度が入力振動数に依存しない変数であることが望まれる場合、
歯車44をフレーム43上で滑らせることを可能にすることにより、これを達成
することができる。
【0072】 本発明は、自動車のトランスミッションと、風および波などの変動するエネル
ギー源からの電力生成とにおいて、特定の用途を見出し得る。
【0073】 しかし、本発明はこれらの用途に限定されるものではなく、他の複数の可能な
用途も考えられる。
【0074】 出力回転が必ずしも入手できるわけではない自動車および他の用途の場合、タ
イプAのトランスミッションが容易に適用可能である。
【0075】 電力生成などのような出力回転が入手可能な用途の場合、タイプBのオペレー
ションが容易に適用可能である。ジャイロスコープ回転子は、小型であるという
利点を有し、広範囲の特性が可能である。しかし、他の用途において、デッド質
量とジャイロスコープ回転子との組み合わせを用いると、低コストな選択になる
場合があり得る。
【0076】 慣性作用以外の力およびモーメントを、これらの機構(特にタイプBのトラン
スミッションによる機構)と共に用いることができる。タイプBのオペレーショ
ンの場合のようなトルクシャフトの周期的運動を発生させ、入力段階中に位置エ
ネルギーを蓄積し、そして反転段階中にその蓄積エネルギーを開放させることに
より、慣性作用を用いることさえなく連続可変トランスミッションを得ることが
可能となる。
【0077】 以下において、改変例について説明する。
【0078】 図12に示す実施形態は、ラック40およびピニオン42の代わりにクランク
および接続ロッド機構を用いることにより、改変可能である。ピニオン42の代
わりにシャフト48に取りつけられたクランクを用い、ラック40の代わりに上
記クランクとアーム41との間の接続ロッドを用いる。
【0079】 タイプAのトランスミッションは、汎用可変ポンプに改変可能である。ワンウ
ェイクラッチ1および2を無くし、トルクシャフトの出力端部を、ポンプ(例え
ば、回転入力を受け取ることが可能な斜板ポンプまたはカム型のウォーブル板ポ
ンプ)に結合させる。このようなポンプの場合、ストローク長は、フィードバッ
ク制御を行なわなくても、背圧に応じて自動的に調節される。それでも、フィー
ドバック制御は、関連する変数(例えば、ジャイロスコープ回転子の速度)を変
更することによりトランスミッション特性を変更する場合に適用可能である。
【0080】 タイプBのトランスミッションにおいて引力を用いて、トランスミッションの
入力側から出力側にエネルギーを移動させることについて説明した。この場合、
シャフト24および25のいずれかが出力になり得、または、一方を出力に結合
させ、もう一方をハウジングに結合させる。以下において、ハウジングに結合さ
れたシャフト25による引力の用途について説明する。
【0081】 図10および図6においてデッド質量mのベクトルMがM=0である場合を考
える。質量mにかかる慣性力が自身の質量と比較してそれほど有意でなく、シャ
フト25の軸が実質的に垂直であると仮定する。
【0082】 アームQmの位置を、質量mにかかる重力がワンウェイクラッチ1を通じてシ
ャフト25に軸方向のトルクをかけるような位置にした場合を考える。等しくか
つ逆のトルクが、ハウジングによりシャフト25にかけられる。その結果、シャ
フト12および25が調整不良であるために、平衡トルクが出力ボディ24にか
けられる。出力ボディ24はこの平衡力の作用下で回転するため、質量mは、自
身の最低点まで降下し、自身の位置エネルギーを出力ボディ24に放出する。こ
の時点において、アームQmは、シャフト12および25の軸を含む面上にある
。出力ボディ24が引き続いて回転されると、質量mが上昇し、その結果、質量
mにかかる重力により、反対方向のトルクがトルクシャフト12にかけられる。
これにより、トルクシャフト12が加速され、この加速は、トルクシャフト12
がワンウェイクラッチ2を通じて出力ボディ24と同期されるまで継続する。こ
れにより、次の入力によるトランスミッションが行える状態となる。このトラン
スミッションにより、図10中の角ZPQを反転させることにより質量mが上昇
される。角ZPQが反転されると、アームQmは上を向き、シャフト12上のト
ルクは、mにかかる重力により反転し、その結果、シャフト12は減速し、ワン
ウェイクラッチ1を通じてシャフト25と同期する。上記プロセスは反復可能で
ある。このタイプBのトランスミッションの動作モードの典型的用途として、遊
戯機器がある。
【0083】 以下において、図13を参照してトランスミッションの別の形態について説明
する。この形態において、出力トルクおよび作用トルクを、差動駆動機構を通じ
てトルクシャフト12に与える。この形態の最も基本的な形態において、トラン
スミッションは、一対の同軸シャフト56および57からなる。これらの同軸シ
ャフト56および57のうち一方は、メインフレーム58に取り付けられ、もう
一方は、上記メインフレーム58に対して回転可能である。適切な質量分布を保
持するサブフレーム59を、自身の軸が上記同軸シャフト56および57の軸に
対して実質的に垂直になった状態で、回転可能な状態でメインフレーム58上に
取り付ける。直角の駆動列64、65、66、67は、サブフレーム59をシャ
フト57に結合させる。これらの駆動列は、上記同軸シャフト56と上記同軸シ
ャフト57との間の速度差がサブフレーム59に伝達されるような様式で、回転
可能な状態でメインフレーム58に取り付けられる。
【0084】 これらの同軸シャフト56、57のうち一方は、上述した実施形態のトルクシ
ャフト12に類似するトルクシャフトを構成し、もう一方は、入力シャフトに結
合される。上記実施例の場合と同様に、この実施例のトルクシャフト57は、ワ
ンウェイクラッチの一方を通じて被動シャフトに接続され、もう一方のワンウェ
イクラッチを通じて、図12に示すような回転反転機構に接続されるか、または
、トランスミッションの固定型ハウジング5に接続される。
【0085】 質量分布は、サブフレームの軸に対して実質的に垂直な回転軸63を備えるサ
ブフレーム59に回転可能な状態で取り付けられたジャイロスコープ回転子であ
り得る。あるいは、質量分布は、サブフレーム59の軸の周りで片寄った状態で
サブフレーム59に取り付けられたデッド質量からなり得、この場合、メインフ
レーム58を、入力シャフトに固定させなければならない。
【0086】 伝達されるトルクは、デッド質量の位置を変更するか、または、ジャイロスコ
ープ回転子の軸周りの回転速度を変更することにより、調整可能である。
【0087】 入力シャフト56が回転すると、慣性トルクがトルクシャフト57(12)に
交互に作用し、これにより、出力トルクおよび作用トルクが生成されることが容
易に理解される。この構成において、サイクル条件が理想的である場合、入力ト
ルク、出力トルクおよび作用トルクの時間積分の代数和はゼロに等しい。
【0088】 図13を参照して、同軸シャフト56または57のうち一方はトルクシャフト
12であり、もう一方は入力によって駆動される。メインフレーム58がシャフ
ト56に取り付けられ、シャフト57が、歯車64、65、66および67から
なる直角歯車列を通じてシャフト61に差動的に結合される。歯車ホイール64
はシャフト57に取り付けられ、シャフト57は、回転可能な状態でメインフレ
ーム58に取り付けられる。シャフト68は、回転可能な状態でメインフレーム
に取り付けられ、歯車ホイール65および66は、シャフト68に取り付けられ
る。図示のように、一対の同軸シャフト61および69は、サブフレーム59に
取り付けられ、回転可能な状態でメインフレームに取り付けられる。歯車ホイー
ル67は、シャフト61に取り付けられ、歯車ホイール66と噛み合い、歯車ホ
イール64は、歯車ホイール65と噛み合う。
【0089】 図示のように、ジャイロスコープ回転子60が、シャフト63に取り付けられ
、シャフト63は、回転可能な状態でサブフレームに取り付けられる。ジャイロ
スコープ回転子60は、モータ62によって駆動され得るか、または、上記のよ
うな入力/出力運動によって駆動され得る。従って、このトルクシャフト原理は
、主に慣性作用を用いるが重力等の他の力も有用に用いる連続可変トランスミッ
ション構成であれば、様々な構成に適用可能であるということが理解され得る。
【0090】 図13の実施形態において、は回転ベクトルである。θは、方向 においてベクトルがトランスミッションの中央線と為す角度である。
【0091】 ベクトルは、回転軸63と一致する。ベクトルは、歯車67の軸(すなわ
ち、内側フレーム70の回転軸)と一致する。ベクトルは、ベクトルおよび に直角であり、これにより、Λである。N1は入力速度であり、Ns
、内側フレーム70の方向における周囲の速度である。
【0092】 A、B、Cはそれぞれ、方向およびにおける回転子を除く、内側フレ
ーム70のアセンブリの慣性モーメントである。
【0093】 AR、BR、CRはそれぞれ、方向およびにおける回転子の慣性モーメ
ントである。
【0094】 NRは、方向における回転子の速度である。
【0095】 i jおよび kはそれぞれ、方向およびにおける作用トルクであ
る。定常状態において、
【0096】
【数1】 フリーホイール条件において、歯車列およびトルクシャフトの慣性を考慮して
、関連する要素(例えば、サイクル周期等)を判定する。1つのサイクルは、内
側フレーム70の一回転(すなわち、θ=0°〜360°)からなり、1サイク
ルの出力の間、作用およびフリーホイールが発生する。
【0097】 上述してきた本発明の実施形態において、出力から入力への電力のトランスミ
ッションを反転することは不可能である。図15は、出力シャフト112の回転
の方が入力シャフト101の回転よりも速い場合に出力シャフト112が入力シ
ャフト101を駆動させることを可能にする構成を示す。この構成は、例えば、
自動車用途においてブレーキに全面的に依存することなく車両を減速することが
望まれ得る場合に有利であり得る。
【0098】 図15において、前方方向における力のトランスミッションが、基本トランス
ミッション103を通じて、シャフト101からシャフト112に発生する。基
本的トランスミッション103は、上記において説明および図示したトランスミ
ッションならば任意のトランスミッションでよい(ただし、クランクおよび接続
ロッドシステムを挿入することにより往復入力を回転入力101から導出すると
仮定される場合を除く)。入力回転は典型的には、一連の歯車ホイール(例えば
、104、105、106)によって、シャフト101からシャフト107へと
伝達される。シャフト107の回転は、必要ならば、歯車ユニット108による
可変歯車比Gによって減速される。シャフト109は典型的には、一連の歯車ホ
イール(例えば、111、12、113)によって、ワンウェイクラッチ110
を通じて出力シャフト112に結合される。
【0099】 N9およびN11の回転速度がそれぞれ、シャフト109および歯車ホイール
111の回転速度である場合を考える。動作中N9がN11よりも大きい場合に
は、シャフト109は、歯車ホイール111から切り離されたままであり、従っ
てシャフト112から切り離されたままである。シャフト101からシャフト1
12への電力のトランスミッションは、基本トランスミッション103のみを通
じて発生する。しかし、N9がN11と等しい場合、歯車ホイール111は、ワ
ンウェイクラッチ110を通じてシャフト109に結合される。
【0100】 歯車ユニット108の構成を、動作中にその歯車比Gを変更することが可能な
様式で行うと有利であり得る。この構成を行うためには、N9がN11よりも大
きいことを確実にすることにより、歯車ホイール111をシャフト109上のフ
リーホイールとして便利に作成し、これにより、クラッチユニットを別々に設け
る必要を回避する。
【図面の簡単な説明】
【図1】 図1は、加えられた歳差運動による回転子上のジャイロスコープトルクに関す
る原理を模式的に示す図である。
【図2】 図2は、図1に示す原理を用いた本発明の好適な実施形態の図を示す。
【図3】 図3は、フレーム6および8が同一面上にある場合の、図2の矢印G方向から
の断片図である。
【図4】 図4は、図2の矢印Hの方向からの断片図である。
【図5】 図5は、図2の上部からの断面図である。
【図6】 図6は、本発明の動作の別のタイプに基づく実施形態の図を示す。
【図7】 図7は、図2の一部分に対して別の構成の図を示す。
【図8】 図8は、図6の下部から垂直面の断面図である。
【図9】 図9は、理論図である。
【図10】 図10は、理論図である。
【図11】 図11は、別の実施形態の図を示す。
【図12】 図12は、さらなる実施形態の図を示す。
【図13】 図13は、別の実施形態の一部分の図を示す。
【図14】 図14は、図2および図6に示す実施形態に図1を適用した図を示す。
【図15】 図15は、本発明のさらなる改変例の図を示す。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (81)指定国 EP(AT,BE,CH,CY, DE,DK,ES,FI,FR,GB,GR,IE,I T,LU,MC,NL,PT,SE),OA(BF,BJ ,CF,CG,CI,CM,GA,GN,GW,ML, MR,NE,SN,TD,TG),AP(GH,GM,K E,LS,MW,SD,SL,SZ,TZ,UG,ZW ),EA(AM,AZ,BY,KG,KZ,MD,RU, TJ,TM),AE,AL,AM,AT,AU,AZ, BA,BB,BG,BR,BY,CA,CH,CN,C U,CZ,DE,DK,EE,ES,FI,GB,GE ,GH,GM,HR,HU,ID,IL,IN,IS, JP,KE,KG,KP,KR,KZ,LC,LK,L R,LS,LT,LU,LV,MD,MG,MK,MN ,MW,MX,NO,NZ,PL,PT,RO,RU, SD,SE,SG,SI,SK,SL,TJ,TM,T R,TT,UA,UG,US,UZ,VN,YU,ZA ,ZW

Claims (18)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 固定されたハウジングまたは支持体(5)と、 該支持体(5)に対して移動可能な入力手段(21、56)と、 自身の長手の周りで回転可能なトルクシャフト(12)と、 該トルクシャフト(12)によって自身の長手の周りで回転されるように構成
    された被動シャフト(4、55)と、 を備えるトランスミッションであって、 該トルクシャフト(12)と該被動シャフト(4)との間の第1のワンウェイ
    クラッチ(2)と、 リンケージ手段(17、7、34、35、32、40、47、58、70)で
    あって、該リンケージ手段に取り付けられた該入力手段(21、56)および慣
    性ボディ(13、60)の影響下において、該被動シャフト(4)の回転軸の周
    りで回転可能であり、これにより、該入力手段に応答して周期的に角度を持った
    状態に曲げられる、リンケージ手段と、 を備え、 該リンケージ手段が周期的に曲げられ、該慣性ボディ(13、60)によって
    生成された作用力は、正負のトルクとして該トルクシャフト(12)に与えられ
    、該トルクシャフト(12)は、該第1のワンウェイクラッチ(1)に対向する
    第2のワンウェイクラッチ(1)を介して、回転反転システム(50、51、5
    2)を介する該支持体(5)または該被動シャフト(4)のいずれかに連結され
    、これにより、該被動シャフト(55)は、1方向のみにおいて該トルクシャフ
    ト(12)によって回転可能となる、 トランスミッション。
  2. 【請求項2】 前記慣性ボディは回転子(13)を備える、請求項1に記載
    のトランスミッション。
  3. 【請求項3】 前記リンケージ手段は、 第1のフレーム軸の周りで回転可能な外側フレーム(43、58)と、 該第1のフレーム軸に対して垂直なフレーム軸の周りで該外側フレームに対し
    て回転可能な内側フレーム(47、70)と、 を備え、 該内側フレーム(47、70)は、該慣性ボディ(13)を保持する、 請求項1または2のいずれかに記載のトランスミッション。
  4. 【請求項4】 前記外側フレーム(58)は、前記入力手段(56)に固定
    され、これにより、該入力手段(56)と共に回転する、請求項3に記載のトラ
    ンスミッション。
  5. 【請求項5】 前記慣性ボディは、前記第2のフレーム軸に対して直角な軸
    の周りで回転する回転子(13)である、請求項3または4に記載のトランスミ
    ッション。
  6. 【請求項6】 前記トルクシャフト(57、12)は、歯車(65、66、
    67)によって前記内側フレーム(70)に接続され、これにより、前記慣性ボ
    ディ(13)によって該内側フレーム(70)に与えられるトルクは、該内側フ
    レーム(70)の回転によって曲げられると、該トルクシャフト(57)に伝達
    される、請求項4または5に記載のトランスミッション。
  7. 【請求項7】 前記入力手段は、 前記出力シャフト(4)の軸と概して一致する軸または平行な軸に沿って往復
    運動が可能な駆動シャフト(21)を備え、 前記慣性ボディ(13)は、前記リンケージ手段(12、17)上で構成され
    、これにより、該駆動シャフト(21)が往復運動すると、該慣性ボディ(13
    )は、前記被動シャフト(4)の軸を含むまたは該軸と平行な面において角度を
    持った状態に曲げられる、請求項1または2に記載のトランスミッション。
  8. 【請求項8】 前記リンケージ手段はエルボーリンケージ(12、17)で
    あり、該エルボーリンケージ(12、17)は、一端で前記駆動シャフト(21
    )に回転可能に連結され、該駆動シャフト(21)に対するもう一方の端部にお
    いて、該もう一方の軸に沿った前記被動シャフト(4)に対して移動不可能であ
    り、前記慣性ボディ(13)は、該エルボーリンケージの一方のアーム(12)
    上に取り付けられ、これにより、該駆動シャフト(21)が往復運動すると、該
    慣性ボディ(13)は角度を持った状態に曲げられる、 請求項7に記載のトランスミッション。
  9. 【請求項9】 前記リンケージ手段はジンバルを備え、該ジンバルの外側フ
    レーム(43)は、前記トルクシャフト(12)に対して固定され、前記駆動シ
    ャフト(21)に対して回転可能であり、前記慣性ボディ(13)は、該ジンバ
    ルの内側フレーム(47)上に取り付けられ、該リンケージ手段(40、42)
    は、該駆動シャフト(21)の往復運動に応答して、該ジンバルの該内側フレー
    ム(47)を回転させるように提供される、請求項8に記載のトランスミッショ
    ン。
  10. 【請求項10】 前記内側フレーム(47)は、前記駆動シャフト(21)
    が往復運動したときに振動するように該駆動シャフト(21)に連結される、請
    求項9に記載のトランスミッション。
  11. 【請求項11】 前記駆動シャフト(21)と前記内側フレーム(47)と
    の間の前記連結は、ロッド手段によって行なわれる、請求項10に記載のトラン
    スミッション。
  12. 【請求項12】 前記駆動シャフト(21)と前記内側フレーム(47)と
    の間の前記連結は、ラックアンドピニオン手段によって行なわれる、請求項10
    に記載のトランスミッション。
  13. 【請求項13】 前記慣性ボディは回転子(13)であり、前記内側フレー
    ム(47)と該回転子(13)との間に歯車手段(45)が提供され、これによ
    り、前記入力は、該回転子(13)の回転をも生じさせる、請求項9〜12のい
    ずれかに記載のトランスミッション。
  14. 【請求項14】 前記入力に対して前記回転子の回転速度を変化させる手段
    が提供される、請求項13に記載のトランスミッション。
  15. 【請求項15】 2つの噛合い歯車(50)が、前記第1のワンウェイクラ
    ッチ(1)と前記被動シャフト(55)との間に挿入され、3つの噛合い歯車(
    51、52、53)が、前記第2のワンウェイクラッチ(2)と該被動シャフト
    (55)との間に挿入され、これにより、フリーホイールではないいずれかの該
    クラッチ(1、2)が、該被動シャフト(55)を同じ回転方向に駆動する、請
    求項1〜14のいずれかに記載のトランスミッション。
  16. 【請求項16】 前記入力手段(101)が、第3のワンウェイクラッチ(
    110)を介して前記出力手段(112)にさらに結合され、これにより、前記
    歯車(111)の速度が前記シャフト(109)の速度を越えた場合、該入力手
    段(101)が該出力手段(112)により駆動され、他の全ての条件において
    、該第3のワンウェイクラッチ(110)はフリーホイールする、請求項1〜1
    5のいずれかに記載のトランスミッション。
  17. 【請求項17】 前記第3のワンウェイクラッチ(110)は、可変比歯車
    システム(108)を介して前記入力手段(101)に結合される、請求項16
    に記載のトランスミッション。
  18. 【請求項18】 前記出力手段は、固定された支持体(25)の周りで回転
    可能なボディ(24)であり、前記入力手段は、該固定された支持体(25)に
    対する往復運動が可能な駆動シャフトであり、前記リンケージ手段は、エルボー
    リンケージ(17)を備え、該エルボーリンケージ(17)は、一端で該駆動シ
    ャフト(21)に回転可能に連結され、もう一方の端部において該ボディ(24
    )と共に回転可能なフレーム(27、3a)に回転可能に連結され、前記トルク
    シャフト(12)は、該支持体(25)を備える前記第1のワンウェイクラッチ
    (1)および該フレーム(27、3a)を備える前記第2のワンウェイクラッチ
    (2)を介して連結される、請求項1または2に記載のトランスミッション。
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