JP2002535067A - 流体ジェットによる組織の処理方法及び装置 - Google Patents

流体ジェットによる組織の処理方法及び装置

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JP2002535067A
JP2002535067A JP2000595598A JP2000595598A JP2002535067A JP 2002535067 A JP2002535067 A JP 2002535067A JP 2000595598 A JP2000595598 A JP 2000595598A JP 2000595598 A JP2000595598 A JP 2000595598A JP 2002535067 A JP2002535067 A JP 2002535067A
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モハメド エイ ハシッシュ
スティーヴン ジェイ クレイグン
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フロー インターナショナル コーポレイション
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    • A61MEDICAL OR VETERINARY SCIENCE; HYGIENE
    • A61BDIAGNOSIS; SURGERY; IDENTIFICATION
    • A61B17/00Surgical instruments, devices or methods, e.g. tourniquets
    • A61B17/32Surgical cutting instruments
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    • A61B17/00Surgical instruments, devices or methods, e.g. tourniquets
    • A61B2017/00743Type of operation; Specification of treatment sites
    • A61B2017/00747Dermatology
    • A61B2017/00761Removing layer of skin tissue, e.g. wrinkles, scars or cancerous tissue

Abstract

(57)【要約】 高圧流体ジェットによる組織の除去方法及び装置。一実施形態では、高圧一次流体を二次流体と混合して凝集レベルの減少した流体ジェットを生じさせる。二次流体を周囲環境又はリザーバ、或いは圧力源からの同伴作用か、真空ポンプかの何れかにより導入するのがよい。一次流体と二次流体の両方又は何れか一方の質量流量及び(又は)圧力を制御すると、組織の選択された部分を除去できる。この組織は、人の組織又は動物の組織、例えば皮膚又は骨組織、野菜の組織、又は他の種類の組織であるように選択できる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】 〔技術分野〕 本発明は、高圧流体ジェットで組織、例えば皮膚を処理する方法及び装置に関
する。
【0002】 〔発明の背景〕 形成外科術は一般に、組織の転移により、欠損し、損傷し又は変形した身体部
分の外科的修復術又は置換術のことである。形成外科術の一面では、生理学的又
は美観上の目的で望ましくない組織の層を除去する。
【0003】 皮膚を外科的に除去する幾つかの従来方法が知られている。かかる方法では、
組織をレーザで焼き、或いは皮膚を機械式グラインダで削り取る。従来型レーザ
法の欠点は、これにより除去部位が高温状態になる場合があり、その結果、組織
の損傷が生じ、これが治癒するのに長い期間を要するということである。機械式
グラインダの欠点の一つは、かかる機械式グラインダが騒々しく、これは患者を
落ち着かなくさせる場合があるということである。機械式グラインダのもう一つ
の欠点は、ユーザがグラインダによって作られる切開部の深さ及び横方向範囲を
制御することが困難な場合があるということである。これにより、外科手術を行
う上での正確さが低くなる場合がある。
【0004】 したがって、当該技術分野において、皮膚を、その周囲の組織を過剰に熱する
ことなく正確に除去する改良型装置及び方法が要望されている。本発明は、これ
ら要望に応え、関連した利点を更にもたらす。
【0005】 〔発明の概要〕 概要を述べると、本発明は、高圧流体ジェットで組織の一部を除去する方法及
び装置を提供する。一実施形態では、この装置は、第1の流体源に結合されたノ
ズルオリフィスを備えるノズル本体を有するのがよい。この装置は、ノズルオリ
フィスと流体連通状態にある流路を備えた導管を更に有するのがよい。流路は、
第1の流体を差し向ける出口開口部を有し、ノズル本体と導管のうち少なくとも
一方は、ノズルオリフィスの下流側に且つ導管の出口開口部の上流側に位置した
孔を有するのがよい。この孔は、第2の流体源と流体連通状態にあるのがよく、
それにより第2の流体を導管内に導入する。一実施形態では、導管の流路の長さ
と導管の出口開口部の平均直径の比は、第2の流体と第1の流体を混合させるた
めに少なくとも約10であるのがよく、それにより導管から出る流体ジェットの
凝集度を制御する。別の実施形態では、ノズル本体は、第1の流体の静圧が最高
5,000psiの場合、第1の流体によって生じる力に耐えるよう構成された
ものであるのがよい。
【0006】 一実施形態では、孔は、加圧された第2の流体源に結合され、第2の流体を導
管に送り出すようになっている。別の実施形態では、孔を、これとは別個の孔又
は導管の出口開口部を通って第2の流体を導管内に引き込むために真空源に結合
してもよい。この実施形態の別の特徴では、第2の流体を別個の流体源から又は
この装置の周りの環境から引き込んでもよい。
【0007】 本発明の一実施形態としての方法では、導管を出た流体ジェットを任意の動物
又は野菜の組織に差し向けて組織の一部を除去するのがよい。この実施形態の一
特徴では、流体ジェットを通過させるノズル本体を手で支持するのがよい。第2
の流体を第1の流体に制御自在に同伴させて組織に対して所望の効果を有する流
体ジェットを生じさせるのがよい。例えば、本発明の方法は、第1の流体及び第
2の流体の圧力を制御して流体ジェットの凝集度を減少させて、流体ジェット中
の別個独立の流体粒子の数を増大させるのがよい。この実施形態の別の特徴では
、第2の流体の流れを第1の流体の流れに先立って開始させ、第1の流体だけが
組織に当たることがないようにするのがよい。
【0008】 〔発明の詳細な説明〕 本発明の実施形態としての装置10が図1に示されている。装置10は、一次
流体をノズル30に送り出す供給導管40を有している。一次流体は、ノズル3
0から出て、二次流体流通孔22を通る二次流体を同伴することができる。一次
流体と二次流体は一緒になって軸方向に細長い送出し導管50内へ流れ、流体ジ
ェット90の形態で送出し導管50から出ることができ、この流体ジェット90
は、組織80に下向きに当たって組織の一部を除去する。器具10を手で、或い
は図1に概略的に示すガントリ(gantry)95又は他の遠隔位置決め装置により
遠隔的に操作することができる。
【0009】 具体的に説明すると、装置10は、供給導管40に結合された一次流体供給源
41を有するのがよい。一次流体供給源41は、組織80の一部の制御された除
去に適した液相流体から成るのがよい。例えば、一実施形態では、一次流体は、
組織80のアレルギー反応の恐れを減少させる抗アレルゲン及び(又は)組織8
0の感染の恐れを減少させる抗生物質を含むのがよい。
【0010】 一次流体供給源41は、一次流体を最高約5,000psi又はこれを越える
レベルまで加圧することができる加圧手段、例えば増圧器又はポンプを更に有す
るのがよい。好ましい実施形態では、一次流体供給源41は、一次流体を500
〜2,500psiに加圧することができる。選択された特定の圧力は、組織8
0の性状及び組織80に対する流体ジェット90の所期の効果で決まる場合があ
る。例えば、この圧力は、組織80に深い切れ目をいれ、或いは比較的硬い組織
、例えば骨組織に切れ目を入れるためには比較的高いレベルであるのがよい。変
形例として、圧力は、組織80に浅い切れ目を入れると共に(或いは)軟らかい
組織、例えば人の皮膚に切れ目を入れるためには比較的低いレベルであるのがよ
い。
【0011】 供給導管40を介して一次流体供給源41とノズル30が互いに連結されてい
る。ノズル30は、入口開口部31から出口開口部32までノズル30を貫通し
て延びるノズルオリフィス33を有するのがよい。一実施形態では、ノズルオリ
フィス33は、入口開口部31から出口開口部32まで延びる概ね軸対称の断面
形状をしているのがよく、別の実施形態では、ノズルオリフィス33の1又は2
以上の部分が、非軸対称断面形状を持つ流体ジェットを生じさせる概ね楕円形又
は他の断面形状をしていてもよい。
【0012】 一実施形態では、同伴領域34がノズル30の下流側に設けられている。この
実施形態の好ましい特徴では、同伴領域34は、二次流体流通孔22を通る二次
流体を同伴させるようノズルオリフィス33の流れ面積よりも大きな流れ面積を
有している。図1に示す実施形態では、4つの円形の二次流体流通孔22(図1
ではこれらのうち3つが見える)が、ノズル30に対してほぼ同一の軸方向位置
のところに互いに間隔を置いて設けられている。変形実施形態では、断面形状が
同一又は異なるこれよりも数が多く又は少ない二次流体流通孔22を、出口開口
部32の下流側に延びる流れ通路に沿う場所であればどこにでも設けることがで
きる。一実施形態では、二次流体流通孔22の直径は約0.01インチ〜0.0
3インチ(約0.254mm〜約0.0762mm)である。別の実施形態では、二
次流体流通孔22は、他の形状及び寸法を有していてもよい。二次流体流通孔2
2を同伴領域34を通る流れ方向に対して概ね垂直に(図1に示すように)又は
図3Aと関連して以下に詳細に説明するように流れ方向に対して鋭角又は鈍角を
なして差し向けることができる。
【0013】 図1に示す実施形態では、二次流体流通孔22は、供給導管40の外部の周囲
環境に直に通じている。したがって、空気(又は、二次流体流通孔に隣接して存
在する任意他のガス)を周囲環境から同伴領域34内へ直接引き込むことができ
る。図2〜図5Bと関連して以下に詳細に説明する他の実施形態では、二次流体
流通孔22を制御された二次流体源に結合してもよい。いずれの場合においても
、二次流体が流体ジェット90に作用することにより流体ジェットを少なくとも
部分的にばらばらにすることができ、したがって流体ジェットが二次流体の領域
によって分離された一次流体の別々の流体粒子又は小滴を有するようになる。こ
の作用効果は、流体ジェット90の凝集度(coherence)又は集束度を減少させ
て流体ジェットが、組織80の一部を選択された深さまで制御自在に除去するよ
う使用できるようになることが観察されており、これは、組織80に差し向けら
れた場合に単に組織に切れ目を直接入れるに過ぎない幾つかの従来型流体ジェッ
トとは対照的である。
【0014】 二次流体流通孔22の下流側に設けられた送出し導管50は、一次流体と二次
流体を受け入れて流体ジェット90を差し向けることができる。したがって、送
出し導管50は、二次流体流通孔22の下流側に設けられた上流側開口部54及
び流体ジェット90を放出させる下流側開口部55を有するのがよい。流路又は
チャネル53が、上流側開口部54と下流側開口部55との間に延びている。図
1に示す実施形態では、送出し導管50を供給導管40と一体に形成するのがよ
く、図3A〜図5Bを参照して以下に詳細に説明する他の実施形態では、送出し
導管50を供給導管40に着脱自在に結合することができる。
【0015】 一実施形態では、流路53の最小流れ面積又は平均直径は、二次流体を一次流
体で同伴させることができるようノズルオリフィス33の最小流れ面積又は平均
直径よりも大きい。本明細書で用いる「平均直径」という用語は、2乗してπを
掛け、そして4で割ると流れ面積に等しくなる直線的寸法を意味している。例え
ば、一実施形態では、流路53の最小平均直径は、ノズルオリフィス33の最小
平均直径の3倍〜5倍であるのがよい。別の実施形態では、ノズルオリフィス3
3の最小直径は、約0.004インチ(約0.1016mm)、送出し導管50の
流路53の最小直径は、約0.080インチ(約2.032mm)であるのがよい
。また、送出し導管50は、二次流体と一次流体を十分に混合させることができ
るよう下流側開口部55の平均直径の10倍〜200倍の全長(上流側開口部5
4と下流側開口部55との間の長さ)を有するのがよい。一実施形態では、例え
ば、送出し導管50の長さは、下流側開口部55の直径が0.080インチの場
合、約4インチ(約10.16cm)であるのがよい。
【0016】 作用を説明すると、装置10を組織80の近くに配置して送出し導管50の下
流側開口部55が組織から選択されたオフセット距離60、離隔したところに位
置するようにする。装置10を、手で又はガントリ95又は他の機械的位置決め
装置を介して遠隔的に位置決めすることができる。一次流体を約500psi〜
約2,500psi(好ましくは、組織80が人の皮膚である場合には約1,5
00psi)まで加圧する。次に、一次流体を一次流体供給源41から供給導管
40を通って同伴領域34に圧送し、ここで一次流体は二次流体流通孔22を通
る二次流体を同伴する。一次流体及び二次流体は、同伴領域34及び送出し導管
50を通って流れ、流体ジェット90として導管50から出て組織80に当たる
【0017】 次に、装置10を組織80に対して横送りして(又は、その逆の関係で)組織
80の一部を選択された経路に沿って選択された深さまで除去する。たとえば、
組織80が皮膚である場合、装置10を、流体ジェット90の圧力及び組成並び
に皮膚の性状と考え合わせて皮膚の1又は2以上の層をその下に位置する層から
分離する選択された速度で横送りするのがよい。変形例として、装置10は、流
体ジェット90をパルス化し又は組織に向かって間欠的に差し向けている間、組
織80に対して静止状態であってもよい。したがって、ユーザは、組織10を流
体ジェット90のパルス適用相互間で調べて組織の選択された量が除去された時
期を確認することができる。次に、ユーザは装置10を組織に対して別の位置ま
で移動させて上記段階を繰り返すことができる。
【0018】 図1を参照して上述した装置10の利点は、この装置が周囲の組織を焼くこと
なく、組織80の一部を効果的に除去できることにある。もう一つの利点は、ユ
ーザが一次流体の圧力及び(又は)質量流量並びに装置10の横送り速度を制御
して、幾つかの従来型流体ジェット装置の場合のように組織に単に完全に切れ目
を入れるというわけではなく、組織の除去量を制御できるということにある。さ
らにもう一つの利点は、ユーザが一次流体の圧力を制御して種々の組織を部分的
に除去できるということである。たとえば、ユーザは、外皮や内部の軟らかい器
官から組織を除去し、或いは骨組織の外層を除去して骨髄に接近し、移植片を得
ることができる。さらにもう一つの利点は、装置10が人の組織、動物の組織又
は任意の器官組織を処理する上で十分応用がきくことにある。たとえば、一変形
実施形態では、装置10を用いて果物、たとえば桃又はトマトから皮を取り除く
ことができる。
【0019】 装置10の実施形態のさらにもう一つの特徴は、凝集度(したがって、流体ジ
ェットの切断有効性)が離隔距離60の関数である従来型流体ジェットとは異な
り、流体ジェット90が離隔距離60の範囲全体にわたってほぼ同一の凝集レベ
ルをもち得ることである。これが有利である理由は、ユーザが、離隔距離60の
制御を正確に維持する必要なく、次第に変わる局所解剖学的特徴が漸変する組織
80を処理するよう装置10を一層容易に使用できるからである。
【0020】 図2は、送出し導管150に隣接して設けられた2つのマニホルド152(上
流側マニホルド152a及び下流側マニホルド152bとして示されている)を
有する本発明の別の実施形態としての装置110の部分概略部分断面側面図であ
る。マニホルド152a,152bを、上流側の二次流体供給源151a及び下
流側の二次流体供給源151bとして図2に対応関係をなして示す二次流体供給
源151に結合するのがよい。一実施形態では、上流側及び下流側二次流体供給
源151は、互いに異なる二次流体を供給することができ、変形実施形態では、
上流側及び下流側二次流体供給源は、同一の二次流体を供給してもよい。この変
形実施形態の別の特徴では、上流側二次流体供給源151a及び下流側二次流体
供給源151bを互いに結合して単一の二次流体供給源が形成されるようにして
もよい。いずれの場合においても、二次流体は、任意適当なガス、たとえば、空
気、CO2 又は酸素を含むのがよい。二次流体として酸素を選択した場合の利
点は、流体ジェット90が組織に当たった領域の周りに位置する組織80の治癒
が酸素により早められるということにある。二次流体の圧力は、約5psi〜約
30psi(好ましくは、約20psi)の範囲にあるのがよく、変形例として
、流体ジェット90の凝集度を組織80の制御された除去を可能にするレベルま
で減少させる値であれば任意でよい。
【0021】 上流側マニホルド152aは、二次流体を上流側同伴領域134aに導入する
上流側流通孔122aを有するのがよく、下流側マニホルド152bは、二次流
体を下流側同伴領域134bに導入する下流側流通孔122bを有するのがよい
。一実施形態では、上流側流通孔122a及び下流側流通孔122bは直径が同
一であるのがよい。別の実施形態では、上流側流通孔122aは、下流側同伴領
域134bにおいて同伴される二次流体の量とは異なる量の二次流体を上流側同
伴領域134aにおいて同伴するよう下流側流通孔122bの直径とは異なる直
径を有していてもよい。
【0022】 図2に示す実施形態では、送出し導管150の流れ面積は、上流側同伴領域1
34aの下流側で僅かに減少している。変形実施形態では、送出し導管150の
流れ面積は、上流側同伴領域134aと下流側同伴領域134bとの間で一定の
ままであってよく、或いは、これら2つの同伴領域相互間で増大していてもよい
【0023】 図2に示す装置110の利点は、二次流体をノズル30の下流側の2つの(又
はそれ以上の)軸方向位置に供給することにより流体ジェット90の性状の制御
が容易になっていることである。さらに、上流側マニホルド152a及び下流側
マニホルド152bを互いに異なる二次流体供給源151a,151bに結合し
て選択された組成及び選択された凝集レベルを持つ流体ジェット90を生じさせ
ることができる。変形例として、二次流体供給源151a,151bは、同種の
流体を供給するが、かかる流体を互いに異なる圧力及び(又は)質量流量で供給
して流体ジェット90の凝集度に対する所望の制御レベルを達成するようにして
もよい。
【0024】 変形実施形態では、上流側二次流体供給源151aを逆に(即ち、ポンプとし
てではなく、真空源として)動作させて真空を送出し導管150及び上流側流通
孔121aに引くことができる。この実施形態の一特徴では、下流側二次流体供
給源151bは、送出し導管150を通って上流側二次流体供給源151aに吸
い上げられる二次流体を供給することができる。この実施形態の別の特徴では、
下流側二次流体供給源151b、下流側流通孔122b及び下流側マニホルド1
52bを不要にすることができ、二次流体を周囲環境から送出し導管150の下
流側開口部155を通って吸い込み、そして送出し導管150を通って上方に吸
い上げることができる。いずれの場合においても、真空を送出し導管150に引
いて得られる作用効果は、選択された圧力範囲にわたり、二次流体を送出し導管
50内へ圧送した場合に得られる作用効果と類似しており、即ち、結果的に得ら
れる流体ジェット90の凝集度を減少させることが観察されている。
【0025】 二次流体を送出し導管150の下流側開口部155を通って周囲環境から直接
引き込むことにより得られる利点は、下流側二次流体供給源151b、下流側流
通孔122b及び下流側マニホルド152bを不要にできるということであり、
結果的に装置の構造が簡単になる。逆に、二次流体を下流側流体供給源151か
ら引き込むことにより得られる利点は、下流側二次流体供給源151bによって
得られる流体を選択することにより二次流体の性状を一層容易に制御できるとい
うことである。さらに、下流側導管開口部155を通るのではなく、下流側流通
孔122bを通る流体を同伴させることにより、組織80への流体ジェット90
の衝突により生じるデブリ(debris)を同伴させる恐れを減少させることができ
る。
【0026】 図3Aは、着脱自在なカートリッジ277に収納されたノズル230及び送出
し導管部分250を備えた本発明の別の実施形態としての装置210の部分断面
側面図である。カートリッジ277は、マニホルド252内に環状に配置された
供給導管240に着脱自在に取り付けられている。マニホルド252は、二次流
体供給源151a(図2)に結合されたマニホルド入口256を有するのがよく
、供給導管240を一次流体供給源41(図2)に結合するのがよい。供給導管
240は、カートリッジ277のねじ山278に螺合するねじ山242を備えた
下流側端部244を有するのがよい。一実施形態では、カートリッジ277は、
カートリッジ277を弛めたり締めつけるレンチを受け入れるレンチ用スロット
262を有するのがよい。別の実施形態では、装置210は、カートリッジ27
7を着脱自在に取り付ける他の手段を有していてもよい。
【0027】 カートリッジ277は、その上流側端部に、ノズル230を支持するノズル支
持部分220を有するのがよい。図3Bに詳細に示すように、ノズル支持部分2
20は、ノズル230が嵌め込まれるノズル開口部221を有している。シール
224が、ノズル230とノズル支持部分220との間のインタフェース又は境
界面を封止する。したがって、ノズル230を所望ならば支持部分220から取
り外して交換することができる。図1と関連して上述したように、ノズル230
は、上流側入口開口部231及び下流側出口開口部232を備えたノズルオリフ
ィス233を有するのがよい。一実施形態では、入口開口部231は、直径が0
.003インチ〜0.005インチ(0.0762mm〜0.127mm)であるよ
うに選択されたものであるのがよく、別の実施形態では、入口開口部231(又
は、ノズルオリフィス233の最小直径)は、これとは別の寸法を有していても
よい。一実施形態では、ノズル230は、サファイア、ダイヤモンド又は別の極
めて硬い材料から成るものであるのがよい。別の実施形態では、一次流体供給源
41(図1)によって得られる圧力が十分低い場合には、ノズル230は、それ
よりも軟質の材料、例えばステンレス鋼から成っていてもよい。
【0028】 図3Aを再び参照すると、カートリッジ277は、ノズル支持部分220の下
流側に設けられた二次流体流通孔222を更に有するのがよい。図3Aに示すよ
うに、二次流体流通孔222を傾斜させてカートリッジ277を通る流れ方向と
鋭角をなすようにするのがよい。別の実施形態では、二次流体流通孔222は流
れ方向に概ね垂直であってもよく(図1及び図2に示されている)、或いは、二
次流体流通孔は、流れ方向と鈍角をなしていてもよい。いずれの場合においても
、装置210は、マニホルド252と二次流体流通孔222の下流側のカートリ
ッジ277の送出し導管部分250との間のインタフェース又は境界面を封止し
て二次流体がこれらの間から流れ出ないようにする導管シール261を有するの
がよい。
【0029】 図3A及び図3Bに示す装置の利点は、マニホルド252及び供給導管240
が環状に配置されていることの結果として、ユーザが使用中、一層容易に操作し
て制御できる一層コンパクトなユニットが得られていることにある。別の利点は
、カートリッジ277を装置210から容易に取り外せることにある。したがっ
て、ユーザは、或る一つのカートリッジ277を異なる寸法の別のカートリッジ
に交換することにより二次流体流通孔222及び送出し導管部分250の寸法及
び向きを変えることができる。さらに、ユーザは、ノズル230に接近するため
にカートリッジ277を容易に取り外すことができる。したがって、ユーザは、
ノズル230を異なる寸法のオリフィス233を備えたノズルに容易に交換する
ことができると共に(或いは)ユーザはノズルが通常の使用中、摩耗状態になる
と、ノズル230を容易に交換することができる。
【0030】 図4は、2つの着脱自在なカートリッジ組立体377(上流側カートリッジ3
77a及び下流側カートリッジ377bとして示されている)を備えた本発明の
さらに別の実施形態としての装置310の部分断面側面図である。装置310は
、供給導管340を有し、この供給導管は、マニホルド352内に環状に配置さ
れた一次流体供給源41(図2)に結合でき、マニホルド352は、二次流体供
給源151a(図2)に結合できる。
【0031】 上流側カートリッジ377bを供給導管340の端に取り付けるのがよい。し
たがって、上流側カートリッジ377aは、供給導管340の雌ねじ付き部分と
螺合する雄ねじ付き部分378aを有するのがよい。上流側カートリッジ377
aは、ノズル330を収納しており、このノズルは、図3Bを参照して上述した
方法と類似の方法でシール324を備えた上流側カートリッジ377aの環状開
口部321に密着する。
【0032】 下流側カートリッジ377bは、マニホルド352の下流側に延びる送出し導
管部分350を有している。下流側カートリッジ377bはしたがって、マニホ
ルド352の端に位置した雌ねじ付き部分と螺合する雄ねじ付き部分378bを
有するのがよい。下流側カートリッジ377bは、供給導管340の端部の周り
に環状に延びるのがよく、この下流側カートリッジは、供給導管340の外面に
密着する導管シール361を有するのがよい。下流側カートリッジ377bはこ
の場合も又、供給導管340の下流側に設けられていて、マニホルド352から
の二次流体を図2〜図3Bを参照して上述した仕方とほぼ同じ仕方で同伴させる
複数の二次流体流通孔322を更に有するのがよい。
【0033】 図5Aは、本発明の別の実施形態のモジュール式装置410の分解部分断面側
面図である。図5Bは、図5Aに示す組立て状態の装置410の部分断面側面図
である。図5Aを参照すると、装置410は、供給導管440の周りに環状に設
けられた二次流体マニホルド452を有している。マニホルド452と供給導管
440は両方共、導管ハウジング470に連結されており、この導管ハウジング
内では、一次流体と二次流体を合流させて流体ジェット90(図1)を生じさせ
る。
【0034】 マニホルド452は、二次流体供給源151a(図2)に結合できる供給ライ
ン454を有している。マニホルド452は、導管ハウジング470の雄ねじ4
59bと螺合する雌ねじ459aを更に有するのがよい。マニホルド452内に
設けられたマニホルド通路458aが、以下に詳細に説明するように二次流体を
導管ハウジング470に送り出す。マニホルド452は、孔466を更に有する
のがよく、供給導管440の一部はこの孔を通って突出する。
【0035】 供給導管440は、一次流体供給源41(図2)に結合可能にマニホルド45
2の孔466を通って延びるねじ込み継手443を有している。供給導管440
は、孔466の壁に密着する環状シール457を更に有している。環状シール4
57の下流側には雄ねじ442aが設けられ、この雄ねじ442aは、供給導管
440を導管ハウジング470に取り付けるよう導管ハウジング470の雌ねじ
442bと螺合する。
【0036】 導管ハウジング470は、これを貫通して延びていて、一次流体と二次流体を
受け入れてこれらを混合させる通路473を有するのがよい。通路473は、供
給導管440を受け入れる雌ねじ442bを備えた上流側部分473aを有する
のがよい。通路473は、ノズル支持体420及び孔ハウジング464を着脱自
在に受け入れるように寸法決めされた中央部分473b(上流側部分473aの
下流側に位置する)を更に有するのがよい。ノズル支持体420は、図3A及び
図3Bを参照して上述した方法とほぼ類似した方法でノズル430を収納する。
ノズル支持体420は、一次流体をノズル支持体420を通ってノズル430か
ら孔ハウジング464に差し向ける流路425を更に有している。
【0037】 孔ハウジング464は、ノズル支持体420の流路425と整列した流路42
5aを有している。孔ハウジング464は、二次流体をマニホルド452から流
路425aに差し向ける4つの孔422(これらのうち3つが図5Aに見える)
を更に有している。したがって、孔422は、通路458b(導管ハウジング4
70内の通路)と整列し、この通路458bは、マニホルド通路458a(マニ
ホルド452内の通路)と整列する。孔ハウジング464及びノズル支持体42
0は、供給導管440を導管ハウジング470にねじ込むと、通路473の中央
部分473b内の定位置に押し込まれる。
【0038】 導管ハウジング470の通路473は、送出し導管450を受け入れるように
寸法決めされた下流側部分473c(これは、中央部分473bの下流側に位置
する)を更に有している。したがって、送出し導管450の上流側端部454が
導管ハウジング470の導管シール471に当接するまで送出し導管450を通
路473の下流側部分473c内へ挿入することができる。導管ハウジング47
0のシール着座部472に当接した状態で送出し導管450の周りに設けられる
導管シール461は、送出し導管450と導管ハウジング470との間のインタ
フェース又は境界面を封止する。導管シール461及び送出し導管450は、リ
テーナ463によって定位置に保持され、このリテーナは、送出し導管の周りに
配置されると共に導管ハウジング470に螺着される。
【0039】 装置410の作用は、図1〜図4を参照して上述した作用とほぼ同じであり、
図5Bを参照すると最もよく理解される。二次流体の流れをマニホルド452内
へ導入し、一次流体の流れを供給導管440内へ導入する。二次流体の流れは、
孔422を通り、ここで一次流体の流れと混ざり合って流体ジェット90を生じ
させ、この流体ジェットは、送出し導管450から流出して組織80の一部を処
理する。好ましい使用方法では、二次流体の流れを、一次流体の流れを開始させ
る前に開始させる。このようにすると、組織80は、一次流体の高圧流だけを含
む流体ジェットの作用を受けることはない。この方法の別の特徴では、装置41
0は、機械式、電気式及び(又は)他形式の連動装置を有するのがよく、この連
動装置は、もし二次流体がマニホルド452内へ流れ、そしてこれを通って流れ
ていなければ、供給導管440を通る一次流体の流れを阻止する。
【0040】 上記のことから、本発明の特定の実施形態を例示の目的で説明したが、本発明
の精神及び範囲から逸脱することなく種々の設計変更例を想到できることは理解
されよう。したがって、本発明の範囲は、特許請求の範囲の記載に基づいて定め
られる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の実施形態としての装置の部分概略部分断面側面図である。
【図2】 複数の軸方向に間隔を置いた同伴孔を備える本発明の別の実施形態としての装
置の部分概略部分断面側面図である。
【図3A】 着脱自在なカートリッジを備えた本発明のさらに別の実施形態としての装置の
部分断面側面図である。
【図3B】 図3Aに示す装置の一部の詳細側面図である。
【図4】 2つの着脱自在なカートリッジ組立体を備えた本発明のさらに別の実施形態と
しての装置の部分断面側面図である。
【図5A】 着脱自在な孔ハウジングを備えた本発明のさらに別の実施形態としての装置の
分解部分断面側面図である。
【図5B】 図5Aに示す組立て状態の装置の部分断面側面図である。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (81)指定国 EP(AT,BE,CH,CY, DE,DK,ES,FI,FR,GB,GR,IE,I T,LU,MC,NL,PT,SE),OA(BF,BJ ,CF,CG,CI,CM,GA,GN,GW,ML, MR,NE,SN,TD,TG),AP(GH,GM,K E,LS,MW,SD,SL,SZ,TZ,UG,ZW ),EA(AM,AZ,BY,KG,KZ,MD,RU, TJ,TM),AE,AL,AM,AT,AU,AZ, BA,BB,BG,BR,BY,CA,CH,CN,C R,CU,CZ,DE,DK,DM,EE,ES,FI ,GB,GD,GE,GH,GM,HR,HU,ID, IL,IN,IS,JP,KE,KG,KP,KR,K Z,LC,LK,LR,LS,LT,LU,LV,MA ,MD,MG,MK,MN,MW,MX,NO,NZ, PL,PT,RO,RU,SD,SE,SG,SI,S K,SL,TJ,TM,TR,TT,TZ,UA,UG ,US,UZ,VN,YU,ZA,ZW (72)発明者 クレイグン スティーヴン ジェイ アメリカ合衆国 ワシントン州 98001 オーバーン サウス スリーハンドレッス プレイス 5526 Fターム(参考) 4C060 FF10 FF17 MM22

Claims (72)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 組織の第1の部分を組織の第2の部分から分離するための流
    体ジェットを生じさせる装置であって、 第1の流体源に結合されるよう構成されていて、第1の流体源と流体連通状態
    にある第1の開口部及び第1の開口部の下流側に位置する第2の開口部を備えた
    ノズルオリフィスを有するノズル本体と、 ノズルオリフィスの第2の開口部と流体連通状態にある第1の導管開口部、第
    1の導管開口部の下流側に設けられていて、流体ジェットを差し向ける第2の導
    管開口部及び第1の導管開口部と第2の導管開口部との間に延びる流路を有する
    導管とから成り、前記導管は、組織の第1の部分から選択された距離のところに
    配置されるよう構成されており、ノズル本体と導管のうち少なくとも一方は、ノ
    ズルオリフィスの第1の開口部の下流側に且つ第2の導管開口部の上流側に位置
    した少なくとも1つの孔を有し、前記孔と第2の導管開口部のうち少なくとも一
    方は、第2の流体源と流体連通して、第2の流体を前記導管内へ導入するよう構
    成されており、第1の導管開口部と第2の導管開口部との間の流路の長さと第2
    の導管開口部の平均直径の比は、前記流路内で第2の流体と第1の流体を混合さ
    せるために少なくとも約10であることを特徴とする装置。
  2. 【請求項2】 ノズルオリフィスは、最小流れ面積を有し、導管の流路は、
    ノズルオリフィスの最小流れ面積よりも大きな最小流れ面積を有していることを
    特徴とする請求項1記載の装置。
  3. 【請求項3】 第2の流体源を更に有し、前記孔は、第2の流体源に結合さ
    れていることを特徴とする請求項1記載の装置。
  4. 【請求項4】 ノズル本体と導管のうち少なくとも一方は、手持ち式に構成
    されていることを特徴とする請求項1記載の装置。
  5. 【請求項5】 真空源を更に有し、第2の流体を第2の導管開口部から導管
    内に引き込むために前記孔は真空源に結合されることを特徴とする請求項1記載
    の装置。
  6. 【請求項6】 第2の流体は、前記導管に隣接して存在する周囲ガスを含み
    、第2の導管開口部は、周囲ガスと流体連通していることを特徴とする請求項5
    記載の装置。
  7. 【請求項7】 第1の導管開口部と第2の導管開口部との間の流路の長さと
    ノズルオリフィスの第2の導管開口部の平均直径の比は、約25であることを特
    徴とする請求項1記載の装置。
  8. 【請求項8】 ノズル及び導管は、約500psi〜約2,500psiの
    内圧に耐えるよう構成されていることを特徴とする請求項1記載の装置。
  9. 【請求項9】 ノズルオリフィスの最少平均直径は、約0.003インチ〜
    約0.005インチ(約0.0762mm〜0.127mm)であることを特徴とす
    る請求項1記載の装置。
  10. 【請求項10】 ノズルオリフィスの第2の開口部は、概ね丸形であること
    を特徴とする請求項1記載の装置。
  11. 【請求項11】 前記孔は、第1の孔であり、少なくとも第2の孔が、ノズ
    ルオリフィスの第1の開口部と第2の導管開口部との間に設けられていることを
    特徴とする請求項1記載の装置。
  12. 【請求項12】 第2の孔は、第1の孔の下流側に位置していることを特徴
    とする請求項11記載の装置。
  13. 【請求項13】 第1の孔は、ノズルオリフィスの第1の開口部から選択さ
    れた距離のところに位置し、第2の孔は、ノズルオリフィスの第1の開口部から
    ほぼ同一の選択された距離のところで第1の孔から間隔を置いて位置しているこ
    とを特徴とする請求項11記載の装置。
  14. 【請求項14】 孔の直径は、約0.01インチ〜約0.03インチ(約0
    .254mm〜0.762mm)の範囲にあることを特徴とする請求項1記載の装置
  15. 【請求項15】 前記流路の長さは、約4.0インチ(約10.16cm)で
    あることを特徴とする請求項1記載の装置。
  16. 【請求項16】 第2の導管開口部の平均直径は、ノズルオリフィスの最小
    平均直径の約3倍〜約5倍であることを特徴とする請求項1記載の装置。
  17. 【請求項17】 ノズルオリフィスは、オリフィス軸線と整列し、孔は、孔
    軸線と整列し、孔軸線とオリフィス軸線とのなす角度は、少なくとも約90°で
    あることを特徴とする請求項1記載の装置。
  18. 【請求項18】 ノズルオリフィスは、オリフィス軸線と整列し、孔は、孔
    軸線と整列し、孔軸線とオリフィス軸線とのなす角度は、約90°よりも小さい
    ことを特徴とする請求項1記載の装置。
  19. 【請求項19】 ノズル本体と導管は、第1の流体源とノズル本体とを結合
    する供給導管からユニットとして取外し可能であることを特徴とする請求項1記
    載の装置。
  20. 【請求項20】 ノズル本体に係合してノズル本体を前記導管に対して支持
    する少なくとも1つの支持面を備えたノズル本体支持体を更に有していることを
    特徴とする請求項1記載の装置。
  21. 【請求項21】 ノズル本体、ノズル本体支持体及び導管は、第1の流体源
    とノズル本体とを結合する供給導管からユニットとして取外し可能であることを
    特徴とする請求項20記載の装置。
  22. 【請求項22】 組織の第1の部分を組織の第2の部分から分離するための
    流体ジェットを生じさせる装置であって、 第1の流体源と、 第1の流体源に結合された供給導管と、 供給導管に結合されるよう構成されていて、第1の流体源と流体連通状態にあ
    る第1の開口部及び第1の開口部の下流側に位置する第2の開口部を備えたノズ
    ルオリフィスを有するノズル本体と、 第2の流体源と、 ノズルオリフィスの第2の開口部と流体連通状態にある第1の導管開口部を備
    えた送出し導管とから成り、送出し導管は、第1の導管開口部の下流側に設けら
    れていて、流体ジェットを差し向ける第2の導管開口部と、第1の導管開口部と
    第2の導管開口部との間に延びる流路とを更に有し、送出し導管は、組織の第1
    の部分から選択された距離のところに配置されるよう構成されており、ノズル本
    体と送出し導管のうち少なくとも一方は、第2の流体源に結合された少なくとも
    1つの孔を有し、前記孔は、ノズルオリフィスの第1の開口部の下流側に且つ第
    2の導管開口部の上流側に位置し、第1の導管開口部と第2の導管開口部との間
    の流路の長さは、ノズルオリフィスの最小平均直径の少なくとも10倍であるこ
    とを特徴とする装置。
  23. 【請求項23】 流路の最小流れ面積は、ノズルオリフィスの最小流れ面積
    よりも大きいことを特徴とする請求項22記載の装置。
  24. 【請求項24】 第1の流体を更に有し、第1の流体は、水及び食塩水から
    選択されていることを特徴とする請求項22記載の装置。
  25. 【請求項25】 第1の流体を更に有し、第1の流体は、抗生物質及び抗ア
    レルゲンのうち少なくとも一方を含むことを特徴とする請求項22記載の装置。
  26. 【請求項26】 第2の流体を更に有し、第2の流体は、ガスから成ること
    を特徴とする請求項22記載の装置。
  27. 【請求項27】 第2の流体を更に有し、第2の流体は、空気、酸素及び窒
    素から選択されていることを特徴とする請求項22記載の装置。
  28. 【請求項28】 ノズル本体及び送出し導管は、供給導管にユニットとして
    着脱自在に結合できることを特徴とする請求項22記載の装置。
  29. 【請求項29】 ノズル本体と送出し導管は、別々に供給導管に結合できる
    ことを特徴とする請求項22記載の装置。
  30. 【請求項30】 ノズル本体に係合するノズル支持面を備えたノズル本体支
    持部材を更に有し、ノズル本体、ノズル本体支持部材及び導管は、ユニットとし
    て供給導管に着脱自在に結合できることを特徴とする請求項22記載の装置。
  31. 【請求項31】 組織の第1の部分を組織の第2の部分から分離するための
    流体ジェットを生じさせる装置であって、 第1の流体源に結合されるよう構成されていて、第1の流体源と流体連通状態
    にある第1の開口部及び第1の開口部の下流側に位置する第2の開口部を備えた
    ノズルオリフィスを有するノズル本体と、 ノズルオリフィスの第2の開口部と流体連通状態にある第1の導管開口部を備
    えた送出し導管とから成り、送出し導管は、第1の導管開口部の下流側に設けら
    れていて、流体ジェットを差し向ける第2の導管開口部と、第1の導管開口部と
    第2の導管開口部との間に延びる流路とを更に有し、送出し導管は、組織の第1
    の部分から選択された距離のところに配置されるよう構成されており、ノズル本
    体と導管のうち少なくとも一方は、第2の流体を導管内に引き込むために真空源
    に結合されるよう構成された少なくとも1つの孔を有し、前記孔は、ノズルオリ
    フィスの第1の開口部の下流側に且つ第2の導管開口部の上流側に位置している
    ことを特徴とする装置。
  32. 【請求項32】 流路の最小流れ面積は、ノズルオリフィスの最小流れ面積
    よりも大きいことを特徴とする請求項31記載の装置。
  33. 【請求項33】 第2の導管開口部の流れ面積は、ノズルオリフィスの最小
    流れ面積よりも大きいことを特徴とする請求項31記載の装置。
  34. 【請求項34】 前記孔は、第1の孔であり、ノズル本体と導管のうち少な
    くとも一方は、第1の孔の下流側に且つ第2の導管開口部の上流側に位置した第
    2の孔を有し、第2の孔は、真空が第1の孔に引かれると、第2の流体の選択さ
    れた流れを導管内に引き込むように寸法決めされていることを特徴とする請求項
    31記載の装置。
  35. 【請求項35】 第2の孔は、第2の流体源に結合され、第2の流体は、前
    記導管に隣接して存在する周囲流体とは異なることを特徴とする請求項31記載
    の装置。
  36. 【請求項36】 前記孔は、第1の孔であり、導管とノズル本体のうち少な
    くとも一方は、第1の孔から間隔を置いて位置する第2の孔を有し、第1の孔と
    第2の孔は、ノズルオリフィスからほぼ同一距離のところに位置していることを
    特徴とする請求項31記載の装置。
  37. 【請求項37】 組織の第1の部分を組織の第2の部分から分離するための
    流体ジェットを生じさせる装置であって、 静圧が最高5,000psiの第1の流体源に結合されるよう構成されていて
    、第1の流体源と連通状態にある第1の開口部及び第1の開口部の下流側に位置
    する第2の開口部を備えたノズルオリフィスを有し、さらに、第1の流体がノズ
    ルオリフィスを通過することにより生じる力に耐えるよう構成されているノズル
    本体と、 ノズルオリフィスの第2の開口部と流体連通状態にある第1の導管開口部、第
    1の導管開口部の下流側に設けられていて、流体ジェットを差し向ける第2の導
    管開口部及び第1の導管開口部と第2の導管開口部との間に延びる流路を有する
    導管とから成り、前記導管は、組織の第1の部分から選択された距離のところに
    配置されるよう構成されており、ノズル本体と導管のうち少なくとも一方は、ノ
    ズルオリフィスの第1の開口部の下流側に且つ第2の導管開口部の上流側に位置
    した少なくとも1つの孔を有し、前記孔と第2の導管開口部のうち少なくとも一
    方は、第2の流体源と流体連通して、第2の流体を前記導管内へ導入するよう構
    成されており、第1の導管開口部と第2の導管開口部との間の流路の長さと第2
    の導管開口部の平均直径の比は、前記流路内で第2の流体と第1の流体を混合さ
    せるために少なくとも約10であることを特徴とする装置。
  38. 【請求項38】 真空源を更に有し、第2の流体を第2の導管開口部から導
    管内に引き込むために前記孔は真空源に結合されることを特徴とする請求項37
    記載の装置。
  39. 【請求項39】 第1の導管開口部と第2の導管開口部との間の流路の長さ
    とノズルオリフィスの第2の導管開口部の平均直径の比は、約25であることを
    特徴とする請求項37記載の装置。
  40. 【請求項40】 ノズル及び導管は、約500psi〜約2,500psi
    の内圧に耐えるよう構成されていることを特徴とする請求項37記載の装置。
  41. 【請求項41】 ノズルオリフィスの最少平均直径は、約0.003インチ
    〜約0.005インチ(約0.0762mm〜0.127mm)であることを特徴と
    する請求項1記載の装置。
  42. 【請求項42】 前記孔は、第1の孔であり、少なくとも第2の孔が、ノズ
    ルオリフィスの第1の開口部と第2の導管開口部との間に設けられていることを
    特徴とする請求項37記載の装置。
  43. 【請求項43】 第2の導管開口部の平均直径は、ノズルオリフィスの最小
    平均直径の約3倍〜約5倍であることを特徴とする請求項37記載の装置。
  44. 【請求項44】 ノズルオリフィスは、オリフィス軸線と整列し、孔は、孔
    軸線と整列し、孔軸線とオリフィス軸線とのなす角度は、少なくとも約90°で
    あることを特徴とする請求項37記載の装置。
  45. 【請求項45】 ノズルオリフィスは、オリフィス軸線と整列し、孔は、孔
    軸線と整列し、孔軸線とオリフィス軸線とのなす角度は、約90°以下であるこ
    とを特徴とする請求項37記載の装置。
  46. 【請求項46】 ノズル本体と導管は、第1の流体源とノズル本体とを結合
    する供給導管からユニットとして取外し可能であることを特徴とする請求項37
    記載の装置。
  47. 【請求項47】 組織の第1の部分を組織の第2の部分から分離する方法で
    あって、第1の流体をノズルオリフィス中に差し向ける段階と、ノズルオリフィ
    スの下流側で第1の流体内に第2の流体を制御自在に同伴させて流体ジェットを
    形成する段階と、流体ジェットを組織に差し向けて組織の第1の部分を分離する
    段階とから成ることを特徴とする方法。
  48. 【請求項48】 第1の流体にはノズルオリフィスを出る際の凝集度があり
    、第2の流体を制御自在に同伴させる段階では、第1の流体及び流体ジェットの
    凝集度を制御することを特徴とする請求項47記載の方法。
  49. 【請求項49】 第2の流体を制御自在に同伴させる段階では、流体ジェッ
    トの凝集度を減少させて流体ジェット中の別個独立の流体粒子(droplets)の数
    を増大させることを特徴とする請求項47記載の方法。
  50. 【請求項50】 動物の組織を含むよう組織を選択する段階を更に有するこ
    とを特徴とする請求項47記載の方法。
  51. 【請求項51】 組織を選択する段階では、皮膚を含むよう組織を選択する
    ことを特徴とする請求項47記載の方法。
  52. 【請求項52】 組織の少なくとも一部を分離する段階では、皮膚の第1の
    層をその下に位置した皮膚の第2の層から除去することを特徴とする請求項51
    記載の方法。
  53. 【請求項53】 人の皮膚を含むよう組織を選択する段階を更に有すること
    を特徴とする請求項52記載の方法。
  54. 【請求項54】 第1の流体の圧力を約500psi〜約2,500psi
    であるように選択する段階を更に有することを特徴とする請求項47記載の方法
  55. 【請求項55】 第2の流体の圧力を約5psi〜約30psiであるよう
    に選択する段階を更に有することを特徴とする請求項47記載の方法。
  56. 【請求項56】 ノズルオリフィスの直径を約0.003インチ〜約0.0
    05インチ(約0.0762mm〜0.127mm)であるように選択する段階を更
    に有することを特徴とする請求項47記載の方法。
  57. 【請求項57】 ノズルオリフィスを通る第1の流体の流れを開始させる前
    に、ノズルオリフィスの下流側で第2の流体の流れを開始させる段階を更に有す
    ることを特徴とする請求項47記載の方法。
  58. 【請求項58】 第2の流体がノズルオリフィスの下流側に流れるようにな
    った後まで、第1の流体がノズルオリフィスを通って流れることがないようにす
    る段階を更に有することを特徴とする請求項47記載の方法。
  59. 【請求項59】 第1の流体を水及び食塩水から選択する段階を更に有する
    ことを特徴とする請求項47記載の方法。
  60. 【請求項60】 第2の流体をガスから成るよう選択する段階を更に有する
    ことを特徴とする請求項47記載の方法。
  61. 【請求項61】 第2の流体を選択する段階では、空気、酸素及び窒素から
    選択することを特徴とする請求項47記載の方法。
  62. 【請求項62】 ノズルオリフィスは、ノズル本体を貫通しており、ノズル
    本体は、ノズルオリフィスの下流側で送出し導管に着脱自在に結合され、前記方
    法は、ノズル本体と送出し導管のうち一方を他方から取り外す段階を更に有する
    ことを特徴とする請求項47記載の方法。
  63. 【請求項63】 第1の流体は、ノズルオリフィスから送出し導管内へ流れ
    、出口孔を通って送出し導管から流出し、第2の流体を同伴させる段階では、第
    2の流体を、ノズルオリフィスと出口孔との間に設けられた同伴孔のところで送
    出し導管に供給することを特徴とする請求項47記載の方法。
  64. 【請求項64】 第1の流体は、ノズルオリフィスから送出し導管内へ流れ
    、出口孔を通って送出し導管から流出し、第2の流体を同伴させる段階では、出
    口孔を通って第2の流体を送出し導管内に引き込み、ノズルオリフィスと出口孔
    との間に設けられた同伴孔を介して第2の流体の少なくとも一部を送出し導管か
    ら取り出すことを特徴とする請求項47記載の方法。
  65. 【請求項65】 第1の流体の圧力、第2の流体の圧力、第1の流体の流量
    、第2の流体の流量及び組織の第1の部分に対する流体ジェットの横移動速度の
    うち少なくとも1つを制御することにより、組織の第1の部分の除去量を制御す
    る段階を更に有することを特徴とする請求項47記載の方法。
  66. 【請求項66】 流体ジェットを組織に差し向ける段階では、ノズルオリフ
    ィスを通る第1の流体の流れを遮ることによって流体ジェットをパルス化するこ
    とを特徴とする請求項47記載の方法。
  67. 【請求項67】 ノズルオリフィスは、ノズル本体を貫通しており、ノズル
    本体を手で支持する段階を更に有することを特徴とする請求項47記載の方法。
  68. 【請求項68】 組織の第1の部分を組織の第2の部分から分離する方法で
    あって、 第1の流体をノズルオリフィス中へ差し向けて流体ジェットを形成する段階と
    、 流体ジェットを送出し導管内に流入させ、そして送出し導管の出口開口部を通
    過させる段階と、 第2の流体をノズルオリフィスの下流側に位置した箇所で送出し導管内に引き
    込み、ノズルオリフィスと送出し導管の出口開口部との間に設けられた孔を介し
    て第2の流体の少なくとも一部を送出し導管から取り出すことにより、第2の流
    体を流体ジェット中に制御自在に同伴させる段階と、 流体ジェット及びこれに同伴された第2の流体を組織に差し向けて組織の第1
    の部分を除去する段階とから成ることを特徴とする方法。
  69. 【請求項69】 第2の流体を制御自在に同伴させる段階では、送出し導管
    の出口開口部を通って第2の流体を送出し導管内に引き込み、そして前記孔を通
    って送出し導管から引き出すことを特徴とする請求項68記載の方法。
  70. 【請求項70】 前記孔は、第1の孔であり、第2の流体を制御自在に同伴
    させる段階では、第1の孔とノズルオリフィスとの間に設けられた第2の孔を通
    って第2の流体を送出し導管内に引き込み、第1の孔を介して第2の流体を送出
    し導管から取り出すことを特徴とする請求項68記載の方法。
  71. 【請求項71】 第1の流体の圧力、第2の流体の圧力、第1の流体の流量
    、第2の流体の流量及び組織の第1の部分に対する流体ジェットの横移動速度の
    うち少なくとも1つを制御することにより、組織の第1の部分の除去量を制御す
    る段階を更に有することを特徴とする請求項68記載の方法。
  72. 【請求項72】 第1の流体の圧力を約500psi〜約2,500psi
    であるように選択する段階を更に有することを特徴とする請求項68記載の方法
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