JP2000126222A - 人間医学及び獣医学の病巣を除去する装置 - Google Patents
人間医学及び獣医学の病巣を除去する装置Info
- Publication number
- JP2000126222A JP2000126222A JP11301300A JP30130099A JP2000126222A JP 2000126222 A JP2000126222 A JP 2000126222A JP 11301300 A JP11301300 A JP 11301300A JP 30130099 A JP30130099 A JP 30130099A JP 2000126222 A JP2000126222 A JP 2000126222A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- capillary
- supply
- discharge
- passage
- ring gap
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
Links
Classifications
-
- A—HUMAN NECESSITIES
- A61—MEDICAL OR VETERINARY SCIENCE; HYGIENE
- A61B—DIAGNOSIS; SURGERY; IDENTIFICATION
- A61B17/00—Surgical instruments, devices or methods, e.g. tourniquets
- A61B17/32—Surgical cutting instruments
- A61B17/3203—Fluid jet cutting instruments
-
- A—HUMAN NECESSITIES
- A61—MEDICAL OR VETERINARY SCIENCE; HYGIENE
- A61B—DIAGNOSIS; SURGERY; IDENTIFICATION
- A61B17/00—Surgical instruments, devices or methods, e.g. tourniquets
-
- A—HUMAN NECESSITIES
- A61—MEDICAL OR VETERINARY SCIENCE; HYGIENE
- A61M—DEVICES FOR INTRODUCING MEDIA INTO, OR ONTO, THE BODY; DEVICES FOR TRANSDUCING BODY MEDIA OR FOR TAKING MEDIA FROM THE BODY; DEVICES FOR PRODUCING OR ENDING SLEEP OR STUPOR
- A61M1/00—Suction or pumping devices for medical purposes; Devices for carrying-off, for treatment of, or for carrying-over, body-liquids; Drainage systems
- A61M1/71—Suction drainage systems
- A61M1/77—Suction-irrigation systems
- A61M1/774—Handpieces specially adapted for providing suction as well as irrigation, either simultaneously or independently
-
- A—HUMAN NECESSITIES
- A61—MEDICAL OR VETERINARY SCIENCE; HYGIENE
- A61B—DIAGNOSIS; SURGERY; IDENTIFICATION
- A61B17/00—Surgical instruments, devices or methods, e.g. tourniquets
- A61B17/30—Surgical pincettes without pivotal connections
- A61B2017/306—Surgical pincettes without pivotal connections holding by means of suction
-
- A—HUMAN NECESSITIES
- A61—MEDICAL OR VETERINARY SCIENCE; HYGIENE
- A61F—FILTERS IMPLANTABLE INTO BLOOD VESSELS; PROSTHESES; DEVICES PROVIDING PATENCY TO, OR PREVENTING COLLAPSING OF, TUBULAR STRUCTURES OF THE BODY, e.g. STENTS; ORTHOPAEDIC, NURSING OR CONTRACEPTIVE DEVICES; FOMENTATION; TREATMENT OR PROTECTION OF EYES OR EARS; BANDAGES, DRESSINGS OR ABSORBENT PADS; FIRST-AID KITS
- A61F9/00—Methods or devices for treatment of the eyes; Devices for putting-in contact lenses; Devices to correct squinting; Apparatus to guide the blind; Protective devices for the eyes, carried on the body or in the hand
- A61F9/007—Methods or devices for eye surgery
- A61F9/00736—Instruments for removal of intra-ocular material or intra-ocular injection, e.g. cataract instruments
Landscapes
- Health & Medical Sciences (AREA)
- Life Sciences & Earth Sciences (AREA)
- Heart & Thoracic Surgery (AREA)
- Veterinary Medicine (AREA)
- Surgery (AREA)
- Engineering & Computer Science (AREA)
- Biomedical Technology (AREA)
- Public Health (AREA)
- General Health & Medical Sciences (AREA)
- Animal Behavior & Ethology (AREA)
- Molecular Biology (AREA)
- Vascular Medicine (AREA)
- Pulmonology (AREA)
- Nuclear Medicine, Radiotherapy & Molecular Imaging (AREA)
- Anesthesiology (AREA)
- Medical Informatics (AREA)
- Hematology (AREA)
- Surgical Instruments (AREA)
- Laser Surgery Devices (AREA)
- Electrotherapy Devices (AREA)
- Organic Low-Molecular-Weight Compounds And Preparation Thereof (AREA)
- External Artificial Organs (AREA)
- Water Treatment By Electricity Or Magnetism (AREA)
- Ultra Sonic Daignosis Equipment (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】 外科医の高度の能力を必要とせず、短時間で
実施することができ、健康な組織を損傷させることのな
い手術方法のための多機能の装置を提供する。 【解決手段】 圧力流のための供給通路(14)を有す
る供給毛細管(11)と、病巣に向かって開いている吸
引流のための排出通路(13)を有している排出毛細管
(12)とから成る人間医学及び獣医学の病巣を除去す
る装置である。供給毛細管(11)の供給通路(14)
はその近位端部において絞りを有していて、排出毛細管
(12)の排出通路(13)と機能的に接続されてい
る。
実施することができ、健康な組織を損傷させることのな
い手術方法のための多機能の装置を提供する。 【解決手段】 圧力流のための供給通路(14)を有す
る供給毛細管(11)と、病巣に向かって開いている吸
引流のための排出通路(13)を有している排出毛細管
(12)とから成る人間医学及び獣医学の病巣を除去す
る装置である。供給毛細管(11)の供給通路(14)
はその近位端部において絞りを有していて、排出毛細管
(12)の排出通路(13)と機能的に接続されてい
る。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、圧力流のための供
給通路を有する供給毛細管と、病巣に向かって開いてい
る吸引流のための排出通路を有している排出毛細管とか
ら成る人間医学及び獣医学の病巣を除去する装置に関す
る。
給通路を有する供給毛細管と、病巣に向かって開いてい
る吸引流のための排出通路を有している排出毛細管とか
ら成る人間医学及び獣医学の病巣を除去する装置に関す
る。
【0002】このような装置は人間医学及び獣医学にお
いて使用され、その際広い意味で身体の損傷及び欠陥を
病巣として見なすことができる。
いて使用され、その際広い意味で身体の損傷及び欠陥を
病巣として見なすことができる。
【0003】
【従来の技術】このような病巣は脳内に、及び眼を含め
た中央神経系内に、並びに血管などを損なわないように
細心の手術処理を必要とする身体組織内にある。従来の
専門医学的な認識によれば、このような病巣は外科的な
あるいはマイクロ外科的な手段によって処理され、ある
いは摘出される。このような手段は完全にあるいは主と
して前方に向いた力作用によって特徴付けられるもの
で、例えば任意の形式の外科用メス、任意の形式の凝血
器及びレーザ、超音波吸引器などを使用する。病巣ある
いは変性の損傷は例えば灰白内障によって損傷した眼の
水晶体であり、これは取り除いて、人工の水晶体と交換
しなければならない。
た中央神経系内に、並びに血管などを損なわないように
細心の手術処理を必要とする身体組織内にある。従来の
専門医学的な認識によれば、このような病巣は外科的な
あるいはマイクロ外科的な手段によって処理され、ある
いは摘出される。このような手段は完全にあるいは主と
して前方に向いた力作用によって特徴付けられるもの
で、例えば任意の形式の外科用メス、任意の形式の凝血
器及びレーザ、超音波吸引器などを使用する。病巣ある
いは変性の損傷は例えば灰白内障によって損傷した眼の
水晶体であり、これは取り除いて、人工の水晶体と交換
しなければならない。
【0004】このために、まず眼をトンネル切断で離断
し、次いで前嚢を可及的に円形の完全な水晶体嚢切断に
よって開く。この開口を通して手術器具を病気の水晶体
内に差し込む。次いで特に超音波によって水晶体をまず
小さな部分に粉砕し、次いで吸出する。水晶体の全ての
部分を取り除いて、眼房をきれいにした後に、人工の水
晶体を特殊器具の通路を通して眼房内に差し込む。器具
を取り出した後に、水晶体は弛緩し、再び水晶体の最初
の形になる。最後に人工水晶体を整向して固定する。
し、次いで前嚢を可及的に円形の完全な水晶体嚢切断に
よって開く。この開口を通して手術器具を病気の水晶体
内に差し込む。次いで特に超音波によって水晶体をまず
小さな部分に粉砕し、次いで吸出する。水晶体の全ての
部分を取り除いて、眼房をきれいにした後に、人工の水
晶体を特殊器具の通路を通して眼房内に差し込む。器具
を取り出した後に、水晶体は弛緩し、再び水晶体の最初
の形になる。最後に人工水晶体を整向して固定する。
【0005】この手術法は現在では確立したものになっ
ているけれども、相変わらず合併症が生じている。例え
ば眼房から病気の水晶体の残りの部分を完全に取り除く
ことに常に成功するとは限らない。それは、病気の水晶
体の残り部分の若干の外縁部が外科医に隠されたままに
なり、眼房内に残されてしまうからである。これによっ
て灰白内障が再生する危険がある。液体を手動で注入す
ることによって残存細胞を動かすことは部分的にしか可
能でない。
ているけれども、相変わらず合併症が生じている。例え
ば眼房から病気の水晶体の残りの部分を完全に取り除く
ことに常に成功するとは限らない。それは、病気の水晶
体の残り部分の若干の外縁部が外科医に隠されたままに
なり、眼房内に残されてしまうからである。これによっ
て灰白内障が再生する危険がある。液体を手動で注入す
ることによって残存細胞を動かすことは部分的にしか可
能でない。
【0006】他面において超音波エネルギによって過剰
の熱が生じ、これによって角膜組織が加熱され、ひいて
は内皮細胞の損失が生ずる。
の熱が生じ、これによって角膜組織が加熱され、ひいて
は内皮細胞の損失が生ずる。
【0007】またこの手術法は多数の種々の手術工具を
必要とする。このために多数の個々の、したがって時間
のかかる操作も行わなければならない。これらすべての
ことはこの手術法を高価なものにする。また多数の手術
段階及び多数の手術工具は外科医の高度の技術を必要と
する。これによってこのような手術法の成功は外科医の
能力によって著しく左右される。
必要とする。このために多数の個々の、したがって時間
のかかる操作も行わなければならない。これらすべての
ことはこの手術法を高価なものにする。また多数の手術
段階及び多数の手術工具は外科医の高度の技術を必要と
する。これによってこのような手術法の成功は外科医の
能力によって著しく左右される。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】本発明の根底をなす課
題は、外科医の高度の能力を必要とせず、短時間で実施
することができ、健康な組織を損傷させることのない手
術方法のための多機能の装置を提供することである。
題は、外科医の高度の能力を必要とせず、短時間で実施
することができ、健康な組織を損傷させることのない手
術方法のための多機能の装置を提供することである。
【0009】
【課題を解決するための手段】この課題を解決するため
に、本発明の構成では、最初に述べた形式の装置におい
て、供給毛細管の供給通路がその近位端部において絞り
を有していて、排出毛細管の排出通路と機能的に接続さ
れているようにした。
に、本発明の構成では、最初に述べた形式の装置におい
て、供給毛細管の供給通路がその近位端部において絞り
を有していて、排出毛細管の排出通路と機能的に接続さ
れているようにした。
【0010】
【発明の実施の形態】本発明の有利な実施の形態は、請
求項2から6までに記載したとおりである。
求項2から6までに記載したとおりである。
【0011】
【発明の効果】本発明は前述の欠点を取り除くものであ
る。
る。
【0012】更に、本発明による装置は、手術を身体を
開いて行うか、体腔内で行うかに無関係に、組織を交換
のためあるいは検査のために取り出さなければならない
全ての場合に、広範囲に使用することができる。この場
合特別な利点は、特に、手術を高度の質で、健康な組織
を損傷させることなしに、実施することができることで
ある。このことは、とりわけ前方に向いたハイドロ噴流
ひいては体腔内での圧力及び乱流が回避されることに帰
することができる。ハイドロ噴流の後退する作用方向は
健康な組織を特別な形式で保護する。また、例えば神経
外科あるいは眼科におけるように、体腔が極めて小さい
場合に、取り出された組織に対する体積補償が行われる
と、有利である。
開いて行うか、体腔内で行うかに無関係に、組織を交換
のためあるいは検査のために取り出さなければならない
全ての場合に、広範囲に使用することができる。この場
合特別な利点は、特に、手術を高度の質で、健康な組織
を損傷させることなしに、実施することができることで
ある。このことは、とりわけ前方に向いたハイドロ噴流
ひいては体腔内での圧力及び乱流が回避されることに帰
することができる。ハイドロ噴流の後退する作用方向は
健康な組織を特別な形式で保護する。また、例えば神経
外科あるいは眼科におけるように、体腔が極めて小さい
場合に、取り出された組織に対する体積補償が行われる
と、有利である。
【0013】更に、装置が多機能を有するように構成さ
れていて、複数の機能エレメントをまとめていること
は、有利である。このことは健康な組織を保護し、手術
を簡単かつ短時間で行い得るようにする。
れていて、複数の機能エレメントをまとめていること
は、有利である。このことは健康な組織を保護し、手術
を簡単かつ短時間で行い得るようにする。
【0014】
【実施例】以下においては、実施例によって本発明を詳
細に説明する。
細に説明する。
【0015】図1によれば、ハイドロジェット装置は主
として、供給導管2を介して圧力流発生器3に接続され
かつ排出導管4を介して負圧流発生器5と接続されてい
る本発明による病巣を除去する装置1を有している。こ
の場合圧力流発生器3に所属して、接続可能な脈動発生
器6が設けられている。更に装置1は第2の供給導管7
を備えており、この第2の供給導管はハイドロポンプ8
及び、例えばハイドロ圧力システムあるいはハイドロジ
ェットシステムあるいはレーザシステムのような選択的
に接続可能な付加ユニット9に接続されている。供給導
管2,7及び排出導管4は外科医が手動で操作する制御
ユニット10を貫通している。
として、供給導管2を介して圧力流発生器3に接続され
かつ排出導管4を介して負圧流発生器5と接続されてい
る本発明による病巣を除去する装置1を有している。こ
の場合圧力流発生器3に所属して、接続可能な脈動発生
器6が設けられている。更に装置1は第2の供給導管7
を備えており、この第2の供給導管はハイドロポンプ8
及び、例えばハイドロ圧力システムあるいはハイドロジ
ェットシステムあるいはレーザシステムのような選択的
に接続可能な付加ユニット9に接続されている。供給導
管2,7及び排出導管4は外科医が手動で操作する制御
ユニット10を貫通している。
【0016】病巣を除去する本来の装置1は、特に図2
から分かるように、有利には外側の供給毛細管11から
成り、この供給毛細管は内側の排出毛細管12によって
貫通されている。内側の排出毛細管12は排出通路13
を有していて、負圧流発生器5の排出導管4と接続され
ている。両方の毛細管11及び12は共通の軸線上に位
置している。供給毛細管11の内径及び排出毛細管12
の外径を適当に選択することによって、規定された内法
寸法を有するリングすき間形の供給通路14が構成さ
れ、この供給通路は圧力流発生器3の供給導管2と接続
されている。この場合、規定された内法寸法は、リング
すき間形の供給通路14の横断面と排出毛細管12の排
出通路13の横断面との所望の比によって決定される。
装置1の近位端部において、供給毛細管11及び排出毛
細管12は特別なハイドロダイヤフラムノズル15構成
されている。このために、外側の供給毛細管11の端面
がフロントリング16によって被われており、かつ内側
の排出毛細管12は長さを所定の寸法だけ外側の供給毛
細管11に対して引き込められている。供給毛細管11
と排出毛細管12との間の長さの差は、フロントリング
16の壁厚よりも大きく、したがって供給毛細管11と
排出毛細管12との間には半径方向の絞りリングすき間
17が生じている。この場合所望の絞り作用のために、
半径方向の絞りリングすき間17はリングすき間形の供
給通路14の横断面よりも小さな横断面を有している。
フロントリング16は中央のノズル向8を有しており、
このノズル孔の直径は、特定の公差範囲をもって、排出
毛細管12の内径に合わされている。
から分かるように、有利には外側の供給毛細管11から
成り、この供給毛細管は内側の排出毛細管12によって
貫通されている。内側の排出毛細管12は排出通路13
を有していて、負圧流発生器5の排出導管4と接続され
ている。両方の毛細管11及び12は共通の軸線上に位
置している。供給毛細管11の内径及び排出毛細管12
の外径を適当に選択することによって、規定された内法
寸法を有するリングすき間形の供給通路14が構成さ
れ、この供給通路は圧力流発生器3の供給導管2と接続
されている。この場合、規定された内法寸法は、リング
すき間形の供給通路14の横断面と排出毛細管12の排
出通路13の横断面との所望の比によって決定される。
装置1の近位端部において、供給毛細管11及び排出毛
細管12は特別なハイドロダイヤフラムノズル15構成
されている。このために、外側の供給毛細管11の端面
がフロントリング16によって被われており、かつ内側
の排出毛細管12は長さを所定の寸法だけ外側の供給毛
細管11に対して引き込められている。供給毛細管11
と排出毛細管12との間の長さの差は、フロントリング
16の壁厚よりも大きく、したがって供給毛細管11と
排出毛細管12との間には半径方向の絞りリングすき間
17が生じている。この場合所望の絞り作用のために、
半径方向の絞りリングすき間17はリングすき間形の供
給通路14の横断面よりも小さな横断面を有している。
フロントリング16は中央のノズル向8を有しており、
このノズル孔の直径は、特定の公差範囲をもって、排出
毛細管12の内径に合わされている。
【0017】更に病巣を除去する装置は別個の供給毛細
管19を有しており、この別個の供給毛細管内には圧力
センサ20が配置されており、この供給毛細管19はハ
イドロポンプ8の供給導管7あるいは付加ユニット9と
接続されている。この供給毛細管19は有利には外側の
供給毛細管11と剛性的に結合されているか、あるいは
別個の体積補償毛細管として構成されている。この場合
この供給毛細管19は供給毛細管11と同じ長さを有し
ている。
管19を有しており、この別個の供給毛細管内には圧力
センサ20が配置されており、この供給毛細管19はハ
イドロポンプ8の供給導管7あるいは付加ユニット9と
接続されている。この供給毛細管19は有利には外側の
供給毛細管11と剛性的に結合されているか、あるいは
別個の体積補償毛細管として構成されている。この場合
この供給毛細管19は供給毛細管11と同じ長さを有し
ている。
【0018】眼の濁った水晶体を除去して、人工の水晶
体と交換するために、まず従来の形式で眼がトンネル切
断によって離断され、次いで前嚢が可及的に円形の完全
な水晶体嚢切断によって開かれる。この開口を通して、
装置1の圧力流発生器3のための供給毛細管11及び体
積補償のための供給毛細管19が病気の水晶体内に差し
込まれる。次いで外科医は圧力流発生器3を作動させる
ことによって供給水流を装置1に向かって生ぜしめる。
この供給水流の流動量及び圧力は制御ユニット10によ
ってあらかじめ調整されている。同時に外科医は負圧流
発生器5を作動させて、所定の流量及び圧力の排出流を
負圧流発生器5の方向に生ぜしめる。これによって圧力
下のハイドロ流が圧力流発生器3から供給導管2を通っ
てリングすき間形の供給通路14内に流れ、半径方向の
絞りリングすき間17を通って、供給通路から出る。こ
こでハイドロ流は負圧流発生器5の排出流によって捕ら
えられ、排出毛細管12の排出通路12及び排出導管4
を通って後退方向で負圧流発生器5に送られる。両方の
流れの流動量及び圧力を制御ユニット10において正し
く選択することによって、供給流と排出流との間、ひい
てはハイドロダイヤフラムノズル15のところに負圧範
囲が生じ、この負圧範囲は排出毛細管12の開口部のと
ころに円すい形のハイドロダイヤフラムを、ひいてはハ
イドロダイヤフラムノズル15の直接的な周辺に対する
引き付け力を生ぜしめる。この引き付け力の大きさは制
御ユニット10のところで変化させることができ、調整
可能である。
体と交換するために、まず従来の形式で眼がトンネル切
断によって離断され、次いで前嚢が可及的に円形の完全
な水晶体嚢切断によって開かれる。この開口を通して、
装置1の圧力流発生器3のための供給毛細管11及び体
積補償のための供給毛細管19が病気の水晶体内に差し
込まれる。次いで外科医は圧力流発生器3を作動させる
ことによって供給水流を装置1に向かって生ぜしめる。
この供給水流の流動量及び圧力は制御ユニット10によ
ってあらかじめ調整されている。同時に外科医は負圧流
発生器5を作動させて、所定の流量及び圧力の排出流を
負圧流発生器5の方向に生ぜしめる。これによって圧力
下のハイドロ流が圧力流発生器3から供給導管2を通っ
てリングすき間形の供給通路14内に流れ、半径方向の
絞りリングすき間17を通って、供給通路から出る。こ
こでハイドロ流は負圧流発生器5の排出流によって捕ら
えられ、排出毛細管12の排出通路12及び排出導管4
を通って後退方向で負圧流発生器5に送られる。両方の
流れの流動量及び圧力を制御ユニット10において正し
く選択することによって、供給流と排出流との間、ひい
てはハイドロダイヤフラムノズル15のところに負圧範
囲が生じ、この負圧範囲は排出毛細管12の開口部のと
ころに円すい形のハイドロダイヤフラムを、ひいてはハ
イドロダイヤフラムノズル15の直接的な周辺に対する
引き付け力を生ぜしめる。この引き付け力の大きさは制
御ユニット10のところで変化させることができ、調整
可能である。
【0019】この引き付け力は眼の水晶体の病気の組織
を隣接の眼の構造エレメントの健康な組織からはがし、
かつ同時にはがされた水晶体部分を粉砕して、これをハ
イドロタイヤフラムノズル15の開口部に搬送する。小
さな水晶体部分は支障なく排出通路13内に入り、大き
な水晶体部分は外側の供給毛細管11のフロントリング
16に衝突し、そこで更に搬送できる大きさに粉砕され
る。引き付け力のはがし作用は、供給流が脈動発生器6
の作動によって脈動せしめられることによって、増強さ
せることができる。
を隣接の眼の構造エレメントの健康な組織からはがし、
かつ同時にはがされた水晶体部分を粉砕して、これをハ
イドロタイヤフラムノズル15の開口部に搬送する。小
さな水晶体部分は支障なく排出通路13内に入り、大き
な水晶体部分は外側の供給毛細管11のフロントリング
16に衝突し、そこで更に搬送できる大きさに粉砕され
る。引き付け力のはがし作用は、供給流が脈動発生器6
の作動によって脈動せしめられることによって、増強さ
せることができる。
【0020】後眼房の内部における体積損失を補償する
ために、ハイドロポンプ8が操作され、病気の水晶体組
織が排出された量に相応する量の液体が眼房内に供給さ
れる。この体積補償は連続的に、圧力センサ20又は手
動で制御して、行うことができる。代替的な体積補償で
は、例えば水ジェット装置の形の付加ユニット9が使用
され、供給毛細管19を介して、水噴流あるいは手術に
伴う別の手段のためのレーザが生ぜしめられる。
ために、ハイドロポンプ8が操作され、病気の水晶体組
織が排出された量に相応する量の液体が眼房内に供給さ
れる。この体積補償は連続的に、圧力センサ20又は手
動で制御して、行うことができる。代替的な体積補償で
は、例えば水ジェット装置の形の付加ユニット9が使用
され、供給毛細管19を介して、水噴流あるいは手術に
伴う別の手段のためのレーザが生ぜしめられる。
【0021】有利には、供給導管2内に加熱装置が設け
られ、所望の温度のハイドロ流が生ぜしめられる。
られ、所望の温度のハイドロ流が生ぜしめられる。
【図1】ハイドロジェット装置の概略図である。
【図2】本発明による装置を示した図である。
1 装置、 2 供給導管、 3 圧力流発生器、 4
排出導管、 5 負圧流発生器、 6 脈動発生器、
7 第2の供給導管、 8 ハイドロポンプ、 9
付加ユニット、 10 制御ユニット、 11 供給毛
細管、 12排出毛細管、 13 排出通路、 14
供給通路、 15 ハイドロダイヤフラムノズル、 1
6 フロントリング、 17 絞りリングすき間、 1
8 ノズル孔、 19 供給毛細管、 20 圧力セン
サ
排出導管、 5 負圧流発生器、 6 脈動発生器、
7 第2の供給導管、 8 ハイドロポンプ、 9
付加ユニット、 10 制御ユニット、 11 供給毛
細管、 12排出毛細管、 13 排出通路、 14
供給通路、 15 ハイドロダイヤフラムノズル、 1
6 フロントリング、 17 絞りリングすき間、 1
8 ノズル孔、 19 供給毛細管、 20 圧力セン
サ
Claims (6)
- 【請求項1】 圧力流のための供給通路(14)を有す
る供給毛細管(11)と、病巣に向かって開いている吸
引流のための排出通路(13)を有している排出毛細管
(12)とから成る人間医学及び獣医学の病巣を除去す
る装置において、供給毛細管(11)の供給通路(1
4)がその近位端部において絞りを有していて、排出毛
細管(12)の排出通路(13)と機能的に接続されて
いることを特徴とする、人間医学及び獣医学の病巣を除
去する装置。 - 【請求項2】 供給毛細管(11)が外側の毛細管とし
て構成され、かつ排出毛細管(12)が内側の毛細管と
して構成されており、両方の毛細管は共通の軸線上に位
置して互いに内外に差し込まれていて、それらの間にリ
ングすき間を構成しており、その際このリングすき間は
供給通路として形成されており、絞りは、装置(1)の
近位端部において半径方向の絞りリングすき間(17)
として構成されており、リングすき間は、この絞りリン
グすき間を介して排出毛細管(12)の排出通路(1
3)内に開口していることを特徴とする、請求項1記載
の装置。 - 【請求項3】 半径方向の絞りリングすき間(17)
が、内側の排出毛細管(12)の長さを引き込められた
端部と、外側の供給毛細管(11)上に取り付けられた
フロントリング(16)とによって形成されていること
を特徴とする、請求項2記載の装置。 - 【請求項4】 フロントリング(16)がノズル孔(1
8)を有しており、このノズル孔の直径は、排出通路
(13)の直径に適合せしめられていることを特徴とす
る、請求項3記載の装置。 - 【請求項5】 外側の供給毛細管(11)が、体腔内で
必要な体積補償のため、あるいは交代の手術段階のため
の、別の平行に延びる供給毛細管(19)と結合されて
いることを特徴とする、請求項1記載の装置。 - 【請求項6】 第2の供給毛細管(19)内に圧力セン
サ(20)が配置されていることを特徴とする、請求項
5記載の装置。
Applications Claiming Priority (2)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
EP98120232A EP0997105B1 (de) | 1998-10-26 | 1998-10-26 | Vorrichtung zum Entfernen von Krankheitsherden in der Human- und Veterinärmedizin |
EP98120232.8 | 1998-10-26 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2000126222A true JP2000126222A (ja) | 2000-05-09 |
Family
ID=8232861
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP11301300A Pending JP2000126222A (ja) | 1998-10-26 | 1999-10-22 | 人間医学及び獣医学の病巣を除去する装置 |
Country Status (12)
Country | Link |
---|---|
US (1) | US6290670B1 (ja) |
EP (1) | EP0997105B1 (ja) |
JP (1) | JP2000126222A (ja) |
KR (1) | KR20000029328A (ja) |
AT (1) | ATE296579T1 (ja) |
CA (1) | CA2287107C (ja) |
DE (1) | DE59812834D1 (ja) |
DK (1) | DK0997105T3 (ja) |
ES (1) | ES2244028T3 (ja) |
HU (1) | HU220310B (ja) |
PL (1) | PL189899B1 (ja) |
RU (1) | RU2240832C2 (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2013081821A (ja) * | 2005-01-10 | 2013-05-09 | Optimedica Corp | 眼組織治療用眼科手術システム |
Families Citing this family (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US7650142B2 (en) * | 2004-07-08 | 2010-01-19 | Nortel Networks Limited | Method for setting up a conference call |
US20060156875A1 (en) * | 2005-01-19 | 2006-07-20 | Depuy Mitek, Inc. | Fluid cutting device and method of use |
DE202006018986U1 (de) * | 2006-12-16 | 2008-04-17 | Human Med Ag | Applikator für eine Wasserstrahleinrichtung, insbesondere zur Behandlung von Wunden und Geschwüren |
DE202007008972U1 (de) | 2007-06-27 | 2008-11-06 | Human Med Ag | Vorrichtung zur chirurgischen Behandlung biologischer Strukturen |
Family Cites Families (11)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US3882872A (en) * | 1970-01-05 | 1975-05-13 | Nicholas G Douvas | Method and apparatus for cataract surgery |
US4024866A (en) * | 1974-12-02 | 1977-05-24 | Hydro Pulse Corporation | Surgical apparatus for removal of tissue |
US4014333A (en) * | 1975-09-22 | 1977-03-29 | Mcintyre David J | Instrument for aspirating and irrigating during ophthalmic surgery |
US4573979A (en) * | 1984-08-23 | 1986-03-04 | Innovative Surgical Products, Inc. | Irrigation/aspiration tip |
EP0411170A1 (en) * | 1988-03-02 | 1991-02-06 | Marui Ika Company Limited | Water jet cutter and aspirator for brain surgery |
DE4018736A1 (de) * | 1990-06-12 | 1992-01-02 | Wigbert S Prof Dr Med Rau | Hochdruck-aspirationskatheter zur wiedereroeffnung von krankhaft verschlossenen gefaessen |
JPH08504106A (ja) * | 1992-01-29 | 1996-05-07 | スミス,スチユワート・グレゴリー | 水晶体乳化のための方法および装置 |
US5322504A (en) * | 1992-05-07 | 1994-06-21 | United States Surgical Corporation | Method and apparatus for tissue excision and removal by fluid jet |
US5788667A (en) * | 1996-07-19 | 1998-08-04 | Stoller; Glenn | Fluid jet vitrectomy device and method for use |
AUPO178796A0 (en) * | 1996-08-22 | 1996-09-12 | Oversby Pty Ltd | Intraocular irrigation/aspiration device |
US5733256A (en) * | 1996-09-26 | 1998-03-31 | Micro Medical Devices | Integrated phacoemulsification system |
-
1998
- 1998-10-26 EP EP98120232A patent/EP0997105B1/de not_active Expired - Lifetime
- 1998-10-26 DK DK98120232T patent/DK0997105T3/da active
- 1998-10-26 ES ES98120232T patent/ES2244028T3/es not_active Expired - Lifetime
- 1998-10-26 AT AT98120232T patent/ATE296579T1/de not_active IP Right Cessation
- 1998-10-26 DE DE59812834T patent/DE59812834D1/de not_active Expired - Fee Related
-
1999
- 1999-10-18 US US09/420,199 patent/US6290670B1/en not_active Expired - Fee Related
- 1999-10-22 JP JP11301300A patent/JP2000126222A/ja active Pending
- 1999-10-25 PL PL99336202A patent/PL189899B1/pl not_active IP Right Cessation
- 1999-10-25 CA CA002287107A patent/CA2287107C/en not_active Expired - Fee Related
- 1999-10-25 RU RU99122358/14A patent/RU2240832C2/ru not_active IP Right Cessation
- 1999-10-26 KR KR1019990046642A patent/KR20000029328A/ko not_active Application Discontinuation
- 1999-10-26 HU HU9903849A patent/HU220310B/hu not_active IP Right Cessation
Cited By (5)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2013081821A (ja) * | 2005-01-10 | 2013-05-09 | Optimedica Corp | 眼組織治療用眼科手術システム |
US10874553B2 (en) | 2005-01-10 | 2020-12-29 | Amo Development, Llc | Apparatus for patterned plasma-mediated laser ophthalmic surgery |
US11364147B2 (en) | 2005-01-10 | 2022-06-21 | Amo Development, Llc | Apparatus for patterned plasma-mediated laser ophthalmic surgery |
US11998486B2 (en) | 2005-01-10 | 2024-06-04 | Amo Development, Llc | Apparatus for patterned plasma-mediated laser ophthalmic surgery |
US12102565B2 (en) | 2005-01-10 | 2024-10-01 | Amo Development, Llc | Apparatus for patterned plasma-mediated laser ophthalmic surgery |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
ATE296579T1 (de) | 2005-06-15 |
CA2287107A1 (en) | 2000-04-26 |
CA2287107C (en) | 2004-08-24 |
ES2244028T3 (es) | 2005-12-01 |
HUP9903849A3 (en) | 2000-08-28 |
EP0997105A1 (de) | 2000-05-03 |
EP0997105B1 (de) | 2005-06-01 |
HU9903849D0 (en) | 1999-12-28 |
KR20000029328A (ko) | 2000-05-25 |
HU220310B (hu) | 2001-11-28 |
PL189899B1 (pl) | 2005-10-31 |
US6290670B1 (en) | 2001-09-18 |
HUP9903849A2 (hu) | 2000-06-28 |
DK0997105T3 (da) | 2005-09-26 |
DE59812834D1 (de) | 2005-07-07 |
RU2240832C2 (ru) | 2004-11-27 |
PL336202A1 (en) | 2000-05-08 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
US5322504A (en) | Method and apparatus for tissue excision and removal by fluid jet | |
US5674226A (en) | Method and apparatus for tissue excision and removal by fluid jet | |
AU759246B2 (en) | Surgical handpiece tip | |
AU766987B2 (en) | Liquefracture handpiece | |
US6579270B2 (en) | Liquefracture handpiece tip | |
EP0293458B1 (en) | Apparatus for ablating and removing cataract lenses | |
JPS6136255Y2 (ja) | ||
AU767867B2 (en) | Liquefracture handpiece tip | |
US5154696A (en) | Phacoemulsification, irrigation and aspiration method and apparatus | |
EP1568339A1 (en) | Surgical handpiece tip | |
EP1199054A1 (en) | Liquefracture handpiece tip | |
CA2509296C (en) | Surgical method and apparatus | |
JP2006000647A (ja) | ハンドピース用先端部 | |
JP2002515774A (ja) | 外科手術器具用の光ファイバスリーブ | |
US7704244B2 (en) | Surgical method | |
US5695461A (en) | Ophthalmic instrument for fracturing and removing a cataract and a method for using the same | |
US6852093B1 (en) | Surgical method and apparatus | |
US9867636B2 (en) | Method, apparatus, and a system for a water jet | |
JP2000126222A (ja) | 人間医学及び獣医学の病巣を除去する装置 | |
JP2000005219A (ja) | 液化ハンドピ―ス用の制御システム | |
JP3265012B2 (ja) | 手術用液体吸出装置 | |
CZ377399A3 (cs) | Zařízení pro odstranění ohnisek nemoci v humánním a veterinárním lékařství | |
WO2007008437A1 (en) | Surgical system | |
JPH03139347A (ja) | 眼科用超音波手術器 | |
JPH07313517A (ja) | 流体ジェットによる組織の摘出及び除去装置及び方法 |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A711 | Notification of change in applicant |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A711 Effective date: 20050311 |
|
A521 | Request for written amendment filed |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A821 Effective date: 20050311 |